JPH11173872A - リニアレゾルバ信号発生方法及びリニアレゾルバ - Google Patents

リニアレゾルバ信号発生方法及びリニアレゾルバ

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JPH11173872A
JPH11173872A JP34116897A JP34116897A JPH11173872A JP H11173872 A JPH11173872 A JP H11173872A JP 34116897 A JP34116897 A JP 34116897A JP 34116897 A JP34116897 A JP 34116897A JP H11173872 A JPH11173872 A JP H11173872A
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JP
Japan
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coil
linear
detection
linear resolver
scale coil
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Application number
JP34116897A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Wakiwaka
弘之 脇若
Kazumi Tsuchimichi
和美 土道
Koichi Masaki
耕一 正木
Takeshi Suganuma
毅 菅沼
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Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のリニアレゾルバとしては、コアとコイ
ルを用いたため、厚さが厚くなり、小型化及び薄型化が
困難であった。 【解決手段】 本発明によるリニアレゾルバ信号発生方
法及びリニアレゾルバは、スケールコイル(1)上に検出
コイル(A,B)を非接触状態で相対移動させ、検出コイル
(A,B)のインピーダンス変化をブリッジ回路(10,11)にて
電圧変化として取り出し、この電圧変化を位置検出部
(4)により直線位置検出パルス(7)として得る構成であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアレゾルバ信
号発生方法及びリニアレゾルバに関し、特に、偏平なス
ケールコイルと検出コイルを用い、検出コイルのインピ
ーダンス変化を利用して直線位置検出パルスを得るため
の新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のリニアレ
ゾルバとしては、周知のロータリー型のレゾルバを直線
型に展開した構成が用いられ、ステータ側には多数の歯
部にコイルを巻回した鉄芯を用い、この鉄芯に対して、
コイルを有する可動子又はコイルを持たないコアを相対
移動させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のリニアレゾルバ
は、以上のように構成されていたため、次のような課題
が存在していた。すなわち、ステータ及び可動子とも、
鉄芯又はコアを必要とし、形状も大形化すると共に、重
量も軽量化が困難であった。また、励磁信号の周波数が
数100Hzから10kHz程度でステータと可動子側
の各コイル間の電圧変化を直接取り出していたため、応
答速度には限界があり、高速応答は困難であった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、偏平なスケールコイルと検
出コイルを用い、検出コイルのインピーダンス変化を利
用して直線位置検出パルスを得るようにしたリニアレゾ
ルバ信号発生方法及びリニアレゾルバを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるリニアレゾ
ルバ信号発生方法は、多数のつづら折れ形状の導体パタ
ーン部を有し全体がつづら折れ状に形成されたスケール
コイル上に、前記つづら折れ状に形成され励磁信号が印
加されると共に抵抗でブリッジ回路をなす検出コイルを
非接触状態で相対移動させ、前記検出コイルのインピー
ダンス変化を前記ブリッジ回路にて電圧変化として取り
出し、前記電圧変化を位置検出部により直線位置検出パ
ルスとして得る方法であり、また、前記励磁信号の周波
数は2MHzから3MHzを用い、さらに、前記スケー
ルコイルは2軸構成を用い、前記検出コイルは2軸構成
を用い、2軸の直線位置検出を同時に行う方法である。
また、リニアレゾルバは、多数のつづら折れ形状の導体
パターン部を有し全体がつづら折れ状に形成されたスケ
ールコイルと、前記スケールコイルと対向して相対移動
する検出器と、前記検出器に設けられ前記つづら折れ状
に形成されると共に励磁信号が印加される検出コイル
と、前記検出コイルと抵抗により形成されたブリッジ回
路と、前記ブリッジ回路に接続された位置検出部と、前
記位置検出部に接続されたカウンタとよりなり、前記検
出コイルのインピーダンス変化を前記ブリッジ回路にて
電圧変化として取り出し、前記電圧変化を前記位置検出
部により直線位置検出パルスとして得る構成であり、ま
た、前記スケールコイル及び検出コイルは、2軸よりな
り、前記検出コイルは、前記スケールコイルを挟むよう
に配設されており、前記検出コイルは、前記スケールコ
イルの一面側のみに配設され、前記励磁信号の周波数は
2MHz〜3MHzであり、前記スケールコイルの両端
は、開放、短絡及びコンデンサ接続の何れかよりなる構
成である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるリ
ニアレゾルバ信号発生方法及びリニアレゾルバの好適な
実施の形態について説明する。図1において符号1で示
されるものは多数のつつら折れ形状の導体パターン部1
aを有するつつら折れ状の偏平なスケールコイルであ
り、図1の場合には1軸用を原理的に示しているが、図
11には、X,Y2軸用のコイル1x,1yを基板20
0に重合積層させた構成を示している。なお、このスケ
ールコイル1の両端は、図11のようにコンデンサC接
続か、開放か、短絡の何れかで構成されている。前記ス
ケールコイル1には、このスケールコイル1に対向して
非接触の状態で矢印Xの方向に相対移動可能に検出器2
が配設されており、前記検出器2には、例えば、2MH
zから3MHzの周波数を有する励磁信号fが発振器3
から印加されている。
【0007】前記検出器2から得られた2相の直線レゾ
ルバ出力信号ec,esは、位置検出部4の混合部5及び
周知のレゾルバ/デジタル変換(以下R/D変換と云
う)部6を介して直線位置検出パルス7に変換されてカ
ウンタ8に入力されてカウントされる。前記検出器2
は、図2のように構成されており、前記励磁信号fは、
互いにピッチの1/4ずれて配設された第1、第2検出
部3A,3Bに各アンプ9を介して供給されている。
【0008】前記第1検出部3Aは、前記スケールコイ
ル1と同様につづら折れ状のパターンで構成された1対
の検出コイルA,Bと1対の抵抗Rbで第1ブリッジ回
路10を構成し、第2検出部3Bは、前記スケールコイ
ル1と同様につづら折れ状のパターンで構成された1対
の検出コイルC,Dと1対の抵抗Rbで第2ブリッジ回
路11を構成し、各ブリッジ回路10,11には周知の
第1、第2差動アンプ12,13を介して第1、第2位
相検波回路14,15が接続され、前記各位相検波回路
14,15からは互いに位相の異なる2相の直線レゾル
バ出力信号ec,esが得られるように構成されている。
【0009】また、前記検出器2の各検出コイルA,B
は、図12のように2軸を1個の検出器2として図1及
び図5のようにスケールコイル1の片側(一面)のみに
配設して2軸検出する場合、図13のようにXまたはY
の1軸のみとし、図4のようにスケールコイル1の両側
(両面)に配設して2軸検出する場合、あるいは、1軸
のみ検出も行うことができる。なお、各コイル1,A,
Bは周知の印刷、エッチング等により得ている。
【0010】次に、動作について説明する。まず、発振
器3から2MHz又は3MHzの高周波電流からなる励
磁信号fを各検出コイルA,Bに印加し、スケールコイ
ル1上を図1の矢印Xに沿って検出器2を移動させるこ
とにより、スケールコイル1が反射部材の作用を有し、
検出コイルA,Bから発生する高周波磁束により渦電流
がこのスケールコイル1に発生し、前記渦電流による磁
束が検出コイルA,Bに返り、各検出コイルA,Bのイ
ンピーダンスが各コイル1,A,Bのパターンの変位に
よって変化し、この変化によって各ブリッジ回路10,
11の周知の不平衡電圧も変化する。この変化電圧を各
位相検波回路14,15により直流電圧に変換すること
によって、2相の直線レゾルバ出力信号es,ecが出力
され、この各直線レゾルバ出力信号es,ecが位置検出
部4にてR/D変換され、直線位置情報である直線位置
検出パルス7がカウンタ8に入力されてカウントされ
る。このR/D変換部6では、前記各直線レゾルバ出力
信号es,ecを128進倍することにより、例えば、つ
づら折れコイルのピッチが1.6[mm]のとき、1
2.5[μm]に対応した前記パルス7を出力してい
る。従って、次の関係が成立する。 es =Esinλ [V] (1) ec =Ecosλ [V] (2) em =escosωt+ec sinωt =Esin(ωt+λ) [V] (3) ここに、es,ec:出力電圧 [V],E:出力電圧の
振幅[V],λ=2π x/τ [rad],x:変位
[m],τ:つづら折れコイルのピッチ[m]
【0011】前記各直線レゾルバ出力信号es,ecの出
力電圧波形が理想的な sin 波及びcos 波となれば精度
の高いリニアレゾルバを構成することができ、この出力
電圧波形の振幅が大きければギャップ許容量の大きいレ
ゾルバを構成することができるため、図3で示す構成に
おいて、出力電圧及び変位誤差特性の測定を行なった。
なお、スケールコイル1の接続条件は、開放、短絡及び
コンデンサ接続とし、検出コイルA,Bには常に10
[nF]のコンデンサを接続し、この場合にはスケール
コイル1に1830[pF]のコンデンサを接続した。
この検出コイルA,Bの仕様は次の第1表に示す通りで
ある。
【0012】
【表1】
【0013】図7に、検出器2の出力電圧の振幅−周波
数特性を示した。スケールコイル1を開放、短絡した場
合は、共に2.4[MHz]で最大値をとり、それぞれ
3.65[V],2.02[V]となった。一方、コンデ
ンサを接続した場合は周波数によって出力電圧に大きな
変化が見られ、周波数2.7[MHz]で最大値9.13
[V]となった。最大値どうしで比較すると、コンデン
サを接続した場合は開放に比べて2.5倍、短絡に比べ
て4.5倍の出力電圧が得られた。この出力電圧−周波
数特性の傾向はインピーダンスの変化分−周波数特性と
類似している。このことからコイルを共振させ、インピ
ーダンスの変化分を増加させることにより、高出力電圧
化が図れることが分かる。
【0014】図8に、検出器2の出力電圧波形のひずみ
率−周波数特性を示した。いずれの接続条件において
も、出力電圧の振幅が落ち込む周波数において、ひずみ
率は大きくなった。スケールコイルを開放した場合、周
波数が2.0〜2.4また2.8〜3.0[MHz]におい
てひずみ率は1%以下となり、低ひずみ率となった。次
に、図6につづら折れ状の前記各コイル1,A,Bのイ
ンピーダンス−変位特性測定ブロック図を示した。検出
コイルA,Bには共振用コンデンサ10[nF]を接続
し、スケールコイル1を開放、短絡、共振用コンデンサ
430[pF]を接続させたときのインピーダンスの変
化分を測定した。このとき検出コイルA,Bとのギャッ
プを0.1[mm]としてスケールコイル1を位置決め
テーブル100に固定し、ドライバ101によってテー
ブルを0.1[mm]毎1.6[mm]まで移動させたと
きの検出コイルA,Bのインピーダンスをインピーダン
スアナライザで測定した。ここで、変位0[mm]は検
出コイルA,Bとスケールコイル1が対向した位置と
し、測定周波数は共振周波数である2.6[MHz]と
した。また、進行方向をx軸、進行方向と垂直な方向を
y軸とした。また、表2の第2表にインピーダンスの測
定に使用した各コイルA,Bの仕様を示した。
【0015】
【表2】
【0016】図9に接続条件の違いによる進行方向の変
位に対するインピーダンスの変化分特性を示した。ここ
で、図9におけるインピーダンスの変化分は原点より進
行方向に変位x[mm]移動させたところから、1ピッ
チ(1.6[mm])変化させたときのインピーダンス
の変化分を式(4)で定義したものである。 △Z=│Z(0.8)−Z(0)│ [Ω] (4) ここに、Z(0.8):変位x=0.8[mm](検出コイル
線とスケールコイル線が対向した場合)におけるインピ
ーダンス [Ω]、 Z(0) :変位x=0[mm](検出コイル線とスケー
ルコイル線間が対向した場合)におけるインピーダンス
[Ω] また、変位x=51.2[mm](32ピッチ)のとき
検出コイルA,Bの端とスケールコイル1の端が対向す
るときであり、変位x=51.2[mm]以上になると
検出コイルA,Bがスケールコイル1の外に出ていく。
図9より接続条件に関係なく変位x=0〜51.2[m
m](0〜32ピッチ)まで、つまり検出コイルがスケ
ールコイル上にある時はインピーダンスの変化分はほぼ
一定の値となった。しかし、変位x=51.2[mm]
以上、つまり検出コイルA,Bがスケールコイル1の外
に出ていくに従い、開放、短絡、コンデンサ接続のとき
のインピーダンスの変化分は、1ピッチあたりそれぞれ
0.30、0.35、0.42[Ω]減少することが分か
った。これは、検出コイルがスケールコイルの外に出て
いくに従い両コイル間の結合が小さくなったためであ
る。
【0017】図10に接続条件の違いによる進行方向と
垂直な方向の変位に対するインピーダンスの変化分特性
を示した。ここで、図10におけるインピーダンスの変
化分は原点より進行方向と垂直な方向に変位y[mm]
移動させたところから、進行方向に1ピッチ(1.6
[mm])変化させたときのインピーダンスの変化分を
式(4)で定義したものである。また、変位y=61[m
m]のとき検出コイル線の端とスケールコイル線の端が
対向するときであり、変位y=61[mm]以上になる
と検出コイルA,Bがスケールコイル1の外に出てい
く。図10より接続条件に関係なく変位y=0〜61
[mm]まで、つまり検出コイルがスケールコイル上に
ある時はインピーダンスの変化分はほぼ一定の値となっ
た。しかし、変位y=61[mm]以上、つまり検出コ
イルA,Bがスケールコイル1の外に出ていくに従い、
急激にインピーダンスの変化分が小さくなった。ここ
で、変位y=61[mm]以上を直線近似すると、開
放、短絡、コンデンサ接続のときのインピーダンスの変
化分は変位1[mm]あたりそれぞれ0.076、0.1
05、0.130[Ω]減少することが分かった。これ
は、図7のときと同様に、検出コイルがスケールコイル
の外に出ていくに従い両コイル間の結合が小さくなった
ためである。
【0018】本出願人は、以上の実験を行なった結果、
次の知見を得ることができた。正方形状のスケールコイ
ル1を用いてXY平面の位置センサを実現するための基
礎検討結果について述べた。 1) スケールコイルを開放した場合、周波数が2.0
〜2.4[MHz]、また2.8〜3.0[MHz]にお
いて出力電圧波形のひずみ率は1%以下、基本波との位
相差も90[°]に近い値を示した。 2) 検出コイル線幅0.5[mm]、スケールコイル
線幅0.8[mm]、両コイル間のギャップ1.0[m
m]で、検出コイルには共振用コンデンサ10[nF]
を接続し、スケールコイルを開放させたときの実測によ
る最大変位誤差は31[μm]である。 3) スケールコイル上でのインピーダンスの変化分
は、検出コイルがスケールコイルの外に出ていくに従
い、開放、短絡、コンデンサ接続のときのインピーダン
スの変化分は、進行方向に対しては1ピッチあたりそれ
ぞれ0.30、0.35、0.42[Ω]、垂直方向に対
しては1[mm]あたりそれぞれ0.076、0.10
5、0.130[Ω]減少することが分かった。 なお、前述においては検出器2を移動させたが、スケー
ルコイル1側を移動させることもできる。
【0019】
【発明の効果】本発明によるリニアレゾルバ信号発生方
法及びリニアレゾルバは、以上のように構成されている
ため、次のような効果を得ることができる。すなわち、
偏平状に印刷又はエッチング等で形成されたスケールコ
イルに対して、同様に偏平状に形成された検出コイルを
用いて相対移動させ、インピーダンス変化を電圧変化と
して取り出しているため、従来のコアを用いたレゾルバ
に比較すると、その厚さ及び形状が大幅に小型かつ偏平
化され、各種小型電子機器等の小型化に貢献することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリニアレゾルバを示す構成図であ
る。
【図2】図1の検出器を具体的に示す構成図である。
【図3】図1の実際の構成図である。
【図4】図1の検出器を示す構成図である。
【図5】図4の他例を示す構成図である。
【図6】インピーダンス測定を示す構成図である。
【図7】出力電圧の振幅特性を示す図である。
【図8】ひずみ率特性を示す図である。
【図9】x方向のインピーダンス変化を示す図である。
【図10】y方向のインピーダンス変化を示す図であ
る。
【図11】スケールコイルを示す拡大構成図である。
【図12】2軸の検出コイルを示す構成図である。
【図13】1軸の検出コイルを示す構成図である。
【符号の説明】
1 スケールコイル 1a つづら折れ形状の導体パターン部 2 検出器 Rb 抵抗 A,B 検出コイル 4 位置検出部 f 励磁信号 7 直線位置検出パルス 8 カウンタ 10,11 ブリッジ回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のつづら折れ形状の導体パターン部
    (1a)を有し全体がつづら折れ状に形成されたスケールコ
    イル(1)上に、つづら折れ状に形成され励磁信号(f)が印
    加されると共に抵抗(Rb)でブリッジ回路(10,11)をなす
    検出コイル(A,B)を非接触状態で相対移動させ、前記検
    出コイル(A,B)のインピーダンス変化を前記ブリッジ回
    路(10,11)にて電圧変化として取り出し、前記電圧変化
    を位置検出部(4)により直線位置検出パルス(7)として得
    ることを特徴とするリニアレゾルバ信号発生方法。
  2. 【請求項2】 前記励磁信号(f)の周波数は2MHzか
    ら3MHzを用いることを特徴とする請求項1記載のリ
    ニアレゾルバ信号発生方法。
  3. 【請求項3】 前記スケールコイル(1)は2軸構成を用
    い、前記検出コイル(A,B)は2軸構成を用い、2軸の直
    線位置検出を同時に行うことを特徴とする請求項1記載
    のリニアレゾルバ信号発生方法。
  4. 【請求項4】 多数のつづら折れ形状の導体パターン部
    (1a)を有し全体がつづら折れ状に形成されたスケールコ
    イル(1)と、前記スケールコイル(1)と対向して相対移動
    する検出器(2)と、前記検出器(2)に設けられ前記つづら
    折れ状に形成されると共に励磁信号(f)が印加される検
    出コイル(A,B)と、前記検出コイル(A,B)と抵抗(Rb)に
    より形成されたブリッジ回路(10,11)と、前記ブリッジ
    回路(10,11)に接続された位置検出部(4)と、前記位置検
    出部(4)に接続されたカウンタ(8)とよりなり、前記検出
    コイル(A,B)のインピーダンス変化を前記ブリッジ回路
    (10,11)にて電圧変化として取り出し、前記電圧変化を
    前記位置検出部(4)により直線位置検出パルス(7)として
    得る構成としたことを特徴とするリニアレゾルバ。
  5. 【請求項5】 前記スケールコイル(1)及び検出コイル
    (A,B)は、2軸よりなることを特徴とする請求項4記載
    のリニアレゾルバ。
  6. 【請求項6】 前記検出コイル(A,B)は、前記スケール
    コイル(1)を挟むように配設されていることを特徴とす
    る請求項5記載のリニアレゾルバ。
  7. 【請求項7】 前記検出コイル(A,B)は、前記スケール
    コイル(1)の一面側のみに配設されていることを特徴と
    する請求項5記載のリニアレゾルバ。
  8. 【請求項8】 前記励磁信号(f)の周波数は2MHz〜
    3MHzであり、前記スケールコイル(1)の両端は、開
    放、短絡及びコンデンサ接続の何れかよりなることを特
    徴とする請求項4ないし7の何れかに記載のリニアレゾ
    ルバ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012098057A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Sinfonia Technology Co Ltd 平面位置検出装置及びこれを適用した平面モータ
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