JP2003519634A - 植物及び花の水分蒸散率を制御する花瓶添加用組成物 - Google Patents

植物及び花の水分蒸散率を制御する花瓶添加用組成物

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JP2003519634A
JP2003519634A JP2001551290A JP2001551290A JP2003519634A JP 2003519634 A JP2003519634 A JP 2003519634A JP 2001551290 A JP2001551290 A JP 2001551290A JP 2001551290 A JP2001551290 A JP 2001551290A JP 2003519634 A JP2003519634 A JP 2003519634A
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N3/00Preservation of plants or parts thereof, e.g. inhibiting evaporation, improvement of the appearance of leaves or protection against physical influences such as UV radiation using chemical compositions; Grafting wax
    • A01N3/02Keeping cut flowers fresh chemically

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、植物及び花の水分蒸散を制御し、それによって切花が老化してその美的価値を損なうまで切花を飾ることができる期間を延ばす組成物に関する。本発明の組成物は、(a)重量で約0.1%以上のエネルギー源と、(b)重量で約5ppm以上の1種以上の抗菌剤と、(c)重量で約1ppm以上の緩衝液と(d)残余のキャリア及び添加成分とを含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本出願は2000年1月14日出願の米国仮特許出願番号(United States Pr
ovisional Patent Application Serial Number)60/176,090号の優先
権を請求するものである。
【0002】 (産業上の利用分野) 本発明は、植物及び花の水分蒸散率を制御し、それによって植物及び切花を美
しい展示品又は生け花として使用できる期間を延ばす手段を提供する組成物に関
する。
【0003】 (発明が解決しようとする課題) 花は古来から人類の文化に深く結びついてきた。花は生活の様々な側面を表現
し、人々の状況のあらゆる面を表現するようになってきた。人間の社会の象徴と
して、花は直接語りかけるものである。花は、とりわけ、誕生日、葬儀、結婚式
、記念行事など、状況の如何を問わないものであり、その場に欠くことがない。
【0004】 ほとんどの花は食用には不適であり、その美的価値のためだけに人間は花を育
て、増やしてきた。古代にも、花を切り、保存する様々な方法が記述されている
。とりわけ東洋の花に樹脂を塗る方法、ろう又はろう状溶液に花を浸す方法が記
述されている。現代では、ポリマーをはじめとする合成材料で造花を作る方法も
ある。しかし、こうした花を保存する方法又は造花を作る試みはすべて、切りた
ての花の新鮮さを再現したり、これに取って代われるものではない。
【0005】 従来技術では、切花を新鮮な状態に保つ方法を提供しようとしてきた。しかし
、これらの手段では、使用期間を(例えば、予想使用期間の2〜5倍に)延長し
た場合、花を元の状態に近い状態に保つには不十分であった。
【0006】 そのため、切花が元の外観を保つ期間を著しく延長できるシステムを、消費者
又は装飾目的の切花の生産者に提供することが長く求められてきた。
【0007】 (課題を解決するための手段) 本発明は前記の要望を満たすものであり、驚くべきことに本発明において使用
期間を延長した時、つまり場合によっては花の美的有用性が失われる期間におい
ても、切花を元の状態に近い状態で保つことができることがわかっている。驚く
べきことに切花又は植物に好適なエネルギー源及び水分を与え、同時に微生物の
成長及びイオン濃度勾配によって生じる栄養接種の抑制を効果的に減らすことに
より、花は自然死(老化)という悪影響を受けることなく、切り取って飾ること
ができることがわかっている。この自然死の悪影響とはとりわけ、しおれたり(
上偏生長)、花弁が失われたり、あるいは花の部分が黒ずんだり退色することで
ある。栄養物質の減少は栄養の種類及び使用する抗菌剤の種類を制御することに
より好適に得ることができる。
【0008】 花はどこにでも存在し、環境又は生態的ストレスに適応することができる。例
えば、干ばつ期又はその他の水不足の状況では、花はその成長を調節し、水分の
欠乏ストレスが花の生存能力に与える影響を和らげる。この成長サイクルを自己
調節する能力により、花は生き残る上で水不足がもたらす多くの悪影響を緩和す
る。花は一端収穫されて切り取られると、自然調節システム、とりわけ、呼吸及
び水分調節機能が弱まる。驚くべきことに、植物の水分接種及び蒸発のサイクル
を制御するシステムによって、人為的に生存能力レベルを保つことができること
が、わかっている。このシステムは、生殖的な生存能力(つまり、花粉や種子な
どの生産)を誘発したり維持するには不十分であるが、それにもかかわらず期間
を延長した場合に、退色、しおれ、花弁の喪失を引き起こすことなく切花を自然
な状態に保つ。
【0009】 本発明の第1の観点は植物及び花の水分蒸散を制御する組成物に関し、この組
成物は次の(a)〜(d)の成分を含む。 (a)重量で約0.1%以上のエネルギー源。 (b)重量で約5ppm以上の1種以上の抗菌剤。 (c)重量で約10ppm以上の緩衝液。 (d)残余のキャリア及び添加成分。
【0010】 本発明の第2の観点は植物及び花の水分蒸散を制御する組成物に関し、この組
成物は次の(a)〜(d)の成分を含む。 (a)重量で約0.1%以上のエネルギー源。 (b)重量で約5ppm以上の1種以上の抗菌剤。これらの抗菌剤の少なくとも
1つはイソチアゾロンである。 (c)重量で約10ppm以上の緩衝液。 (d)残余のキャリア及び添加成分。
【0011】 本発明の別の観点は植物及び花の水分蒸散を制御する組成物に関し、この組成
物は次の(a)〜(d)の成分を含む。 (a)重量で約0.1%以上のエネルギー源。 (b)重量で約5ppm以上の1種以上の抗菌剤。これらの抗菌剤の少なくとも
1つは次の式を有する。
【0012】
【化5】
【0013】 式中、R1及びR2はそれぞれ独立にC8〜C20の直鎖又は分枝鎖アルキル、ベ
ンジル、及びこれらの混合物であり、R3及びR4はそれぞれ独立にC1〜C4のア
ルキル、及びこれらの混合物であり、Xが電気的中性を提供するのに十分な電荷
を有する陰イオンである。 (c)重量で約10ppm以上の緩衝液。 (d)残余のキャリア及び添加成分。
【0014】 本発明の更に別の観点は植物及び花の水分蒸散を制御する組成物に関し、この
組成物は次の(a)〜(d)の成分を含む。 (a)重量で約0.1%以上のエネルギー源。 (b)重量で1〜200ppmの抗菌システム。この抗菌システムは次の(i)
(ii)の成分を含む。
【0015】 (i)前記抗菌システムの重量に基づき1〜99%の1種以上のイソチアゾロ
ン抗菌剤。
【0016】 (ii)前記抗菌システムの重量に基づき1〜99%の1種以上の次式の抗菌
剤。
【0017】
【化6】
【0018】 式中、R1及びR2はそれぞれ独立にC8〜C20の直鎖又は分枝鎖アルキル、ベ
ンジル、及びこれらの混合物であり、R3及びR4はそれぞれ独立にC1〜C4のア
ルキル、及びこれらの混合物であり、Xが電気的中性を提供するのに十分な電荷
を有する陰イオンである。 (c)重量で約10ppm以上の緩衝液。 (d)残余のキャリア及び添加成分。
【0019】 また、本発明は切花又は植物を花瓶に挿したときの寿命を延ばす方法にも関す
る。
【0020】 既述のあるいはそれ以外の目的、特長、及び利点については、以下の詳細な記
述及び付属する請求項を読むことにより当業者には明白になると考えられる。こ
こでのすべての割合、比率および部数は特に指定のない限り重量による。特に記
述がない限り、温度はすべて摂氏温度(℃)で表わす。全ての引用文献は、関連
部分において引用する事により、本明細書中に組み込まれる。
【0021】 本発明は、切花を挿す水又はその他の好適なキャリアの中に添加することがで
きる水性組成物又は粒状組成物に関する。これらの組成物は植物及び花の水分蒸
散率を制御する効果があり、それにより植物及び切花を装飾的展示又は生け花と
して使用できる期間を延ばす手段を提供する。本発明は、切花の水分及び栄養の
摂取を制御することにより達成する。本発明の組成物は、切花にエネルギー源及
び水分を与えると同時に、微生物の成長を制御し、また好ましくは植物が生み出
すカルシウムイオンの流れを制御する。
【0022】 理論により限定するつもりはないが、切花からの水分蒸散を制御することは、
花が収穫前の状態に見える期間を延長することに役立つことがわかっている。ま
た、驚くべきことに、ある種の抗菌化合物又は抗菌システムは、切花の生存能力
を低下させるように働く微生物の成長を抑制すると考えられることがわかってい
る。理論により限定するつもりはないが、驚くべきことに、ある従来技術の抗菌
剤、とりわけ8−クエン酸ヒドロキシキノリンは、実際に微生物のレベルが最初
に減少した後に微生物の成長を高めることがわかっている。展示用の水(つまり
、花瓶の水)の中で微生物が成長することによって生じる悪影響は、単に花を挿
す溶液のきれいさ(濁った外観、沈殿の形成など)に関するだけでなく、微生物
が花の茎の木部をふさぎ、それによって水分及び栄養の摂取が減少することが挙
げられる。
【0023】 また、驚くべきことに、切花又は植物は一端好適な栄養摂取が確立すると、植
物細胞と細胞間水の間のカルシウムイオン濃度の平衡を確立し始めることがわか
っている。この平衡を調節することが好ましい。適切な平衡は、水浄化剤を使う
ことによって保つことができる。従って、第2の成分(粒状組成物)の溶液を調
製するために使用する原料水の成分に応じて、カルシウムイオン封鎖量を組成物
の好ましい添加成分と同様に変更することが考えられる。
【0024】 本発明の意図する「美的有用性」という用語は、本明細書において「花がその
美的外観を保つ期間」として定義する。美的外観の終わりは植物又は花の種類に
よって異なることがあるが、美的外観が失われることに全面的あるいは単独に関
与することがある特性の例には、植物組織の崩壊と共に、花弁の黒ずみ、花弁の
喪失、花の垂れ下がり、しおれ、植物のかさの収縮が含まれるが、これらに限定
されない。場合によっては、1つの老化の現れが花の有用性を減らすことがある
。例えば、切花の美的品質を落としがちな条件が他にないにもかかわらず、花弁
が「黒ずむ」と花はそれ以上利用されなくなることがある。
【0025】 本発明の粒状組成物を水に添加して、植物又は花の茎を挿すための溶液を調製
する。組成物を添加する水は家庭用の水(つまり水道水)であってもよいが、好
ましくはこれらの水はカルシウム含有量が3グレイン未満であり、更に好ましく
はこれらの水は蒸留水であり、最も好ましくはいずれの外因性微生物も除去処理
された蒸留水である。あるいは、本発明の組成物は調製済溶液として又は調製者
又は消費者が使用前に更に希釈する濃縮液として使われることがある。
【0026】エネルギー源 本発明の組成物は切花又は植物が展示期間中にその生存能力を維持するための
エネルギー源又は栄養素を含む。本発明の組成物は、水、その他の好適なキャリ
ア又はキャリアと水との混合物に溶解して溶液を形成する前は、重量で約75%
以上のエネルギー源を含む。本発明の別の実施例では重量で約90%以上のエネ
ルギー源を含み、更に別の実施例では重量で約99%以上のエネルギー源を含む
。また、本明細書に記述した組成物は重量で約99.95%までのエネルギー源
を含む。好適なエネルギー源には、形状にかかわらず単糖類、オリゴ糖類、多糖
類など、及びこれらの混合物が含まれ、これらのエネルギー源は十分な水に対す
る溶解度を有する。本発明の意図する「糖」という用語は、単糖類、オリゴ糖類
、多糖類、及び「還元糖、非還元糖など」と同等であることを意味すると考えら
れる。本発明の多数の実施例にとって好適なエネルギー源である糖の例にはアル
ドペントース(例えば、リボース、アラビノース、及びキシロース)、アルドヘ
キソース(例えば、アロース、アルトロース、グルコース、マンノース、グロー
ス、イドース、ガラクトース、及びタロース)、ケトヘキソース(例えば、フル
クトース)、単糖類誘導体(例えば、アルキル−α−、アルキル−β−、アリー
ル−α−、アリール−β−グリコシド(例えば、メチル−α−D−グルコピラノ
シド、及びフェニル−α−D−グルコピラノシド)、及びサリシン)、二糖類(
例えば、ラクトース、マルトース、セロビオース、ゲンチオビオース、ツラノー
ス、イソマルトース、ラミナリボース、メリビオース、スクロース、及びトレハ
ロース)、及び三糖類(例えば、ラフィノース、及びゲンチアノース)が含まれ
るが、これらに限定されない。入手が容易で高価でないエネルギー源の例にはグ
ルコース及びスクロースが挙げられる。グルコースは本明細書に記述する多くの
実施例にエネルギー源の例として使用しているがこれに限定されない。
【0027】 複合糖は植物に取り込まれるとその構成単位に分かれる。例えば、スクロース
はグルコースとフルクトースに分かれる。その結果水分の摂取を更に高める濃度
勾配を引き起こす。
【0028】抗菌剤 微生物が切花又は植物を挿した花瓶の水の中で成長すると、微生物は植物の茎
の木部をふさぎ、花又は植物の葉及び花弁が水分及び栄養を摂取するのを減少さ
せると考えられる。本発明は1種以上の抗菌化合物を含み、これらの抗菌化合物
は切花又は植物が接種する流体及びエネルギー源の障害物を減少させるように働
く。本発明の組成物は抗菌剤又は抗菌システムの「有効量」を含む。抗菌システ
ムは本明細書において、2種以上の抗菌化合物として定義する。「有効量」とい
う用語は本明細書において、切花又は植物の栄養摂取を邪魔するように働く微生
物の成長を抑制するのに十分な抗菌剤又は抗菌システムの量として定義される。
【0029】 本発明の実施例には、重量で約1ppm(0.0001%)以上、上限が10
0ppm(0.01%)〜200ppm(0.02%)を有する最終の水溶液が
含まれる。実際に別の実施例では重量で約5ppm(0.0005%)以上、上
限が約50ppm(0.005%)〜約100ppm(0.01%)の抗菌剤を
含む。水性ではない粒状の組成物として又は液体キャリアに溶解する前の組成物
として表されるとき、乾燥重量において約0.1%以上の1種以上の抗菌化合物
を含む。また別の実施例では、乾燥重量において約1%以上の1種以上の抗菌化
合物を含む。
【0030】 本発明の実施例には、重量で約100ppm(0.01%)以上、上限が10
,000ppm(1%)〜20,000ppm(2%)を有する粒状組成物が含
まれる。実際に別の実施例では、重量で約500ppm(0.05%)以上、上
限が約5000ppm(0.5%)〜約10,000ppm(1%)の抗菌剤を
含む。水性ではない粒状の組成物として、又は液体キャリアに溶解する前の組成
物として表されるとき、乾燥重量において約0.01%以上の1種以上の抗菌化
合物を含む。また別の実施例では、乾燥重量において約0.05〜約0.1%の
1種以上の抗菌化合物を含む。
【0031】 また、本発明の組成物は2種以上の抗菌剤の組み合せである抗菌システムも含
むことがある。この抗菌システムでは、抗菌剤の処方者は特定の植物種に特有な
特定の微生物種を対象とすることができると考えられる。
【0032】 一例として、重量で1%のエネルギー源及び250ppm(0.025%)の
1種以上の抗菌化合物を含む最終の水溶液を、次の成分を有する乾燥(粒状)組
成物から調製するが、これに限定されない。 (i)重量で約97.6%のエネルギー源、及び (ii)重量で約2.4%の抗菌システム。
【0033】 抗菌化合物の1つの種類は、次の式を有する第四級アンモニウム化合物である
【0034】
【化7】
【0035】 式中、R1及びR2はそれぞれ独立にC8〜C20の直鎖又は分枝鎖アルキル、ベ
ンジル、及びこれらの混合物であり、好ましくはR1及びR2はそれぞれC12のア
ルキルであるか、あるいはR1及びR2の一方がn−アルキル単位(とりわけ、C 12 、C14、及びC16)の混合物であり、R1及びR2のもう一方がベンジルである
。R3及びR4はそれぞれ独立にC1〜C4のアルキル、及びこれらの混合物であり
、好ましくはR3及びR4はそれぞれメチルである。Xは電子を中性にするための
十分な電荷を有する陰イオンであり、好ましくはハロゲンであり、更に好ましく
は塩素である。好ましい抗菌剤の例には、塩化ジドデシルジメチルアンモニウム
、及びC12、C14、及びC16のn−アルキル、ベンジルジメチルアンモニウム塩
化物の混合物(供給元 Lonza)が挙げられるが、これらに限定されない。
【0036】 別の種類の抗菌剤には次の式を有するイソチアゾロンが含まれる。
【0037】
【化8】
【0038】 式中、R1及びR2はそれぞれ独立した水素、アルキル、アルケニル、ハロゲン
、シアノ及びこれらの混合物であるか、あるいはR1及びR2は結合して芳香族又
は非芳香族、複素環又は非複素環を形成することができる。R3は水素、アルキ
ル、及びこれらの混合物である。好ましくはR3はメチルである。
【0039】 好適なイソチアゾロンの例には次のものが含まれるがこれらに限定されない。
【0040】
【化9】
【0041】 これらの化合物は組み合わせることができる。例えば、Kathon(登録商標)C
G/ICPII(供給元 Rohm and Haas)(実施例で使用している)は、2−メ
チルイソチアゾール−3−オン及び2−メチル−5−クロロチアゾール−3−オ
ンの組み合せである。1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンは別の好ましい
抗菌剤であり、商品名 Proxel(登録商標)GXLとして Zeneca が市販してい
る。この種類の抗菌剤は約0.1ppm(0.00001%)以上のレベルで使
用することができ、別の実施例では約1ppm(0.0001%)以上で使用し
ている。抗菌剤の上限範囲は、花瓶の溶液として使用する最終の水溶液の重量に
おいて、約20ppm(0.002%)未満であることができ、更に別の実施例
では、この上限範囲を約10ppm(0.001%)以下に限定することがある
【0042】緩衝液及び緩衝液系 本発明の組成物は使用されるとき酸性のpHを有する。本明細書における酸性
pHとは、7より低いpH又は相当量の水素イオンの存在を有するpHを意味す
る。特に有用な実施例では2〜約5のpHを有する。ある実施例では約3〜約4
又は約2〜約3.5の更に狭い範囲を有する。最終のpH範囲は緩衝液又は緩衝
液系の選択、実施例の種類及び組成物の処方の目的を含む複数の要因により決ま
ると考えられる。
【0043】 1つの実施例において、本発明の水性組成物は重量で約0.0001%(1p
pm)以上の緩衝液を含む。別の実施例では重量で0.001%(10ppm)
〜約0.1%(1000ppm)の緩衝液を含む。特定の実施例では重量で約0
.01%(100ppm)〜約0.016%(160ppm)の緩衝液系を含む
【0044】 好適なキャリアに溶解する乾燥粒状組成物のある実施例では重量で約0.98
%以上の緩衝液を含む。別の実施例では重量で2〜約10%の緩衝液を含む。特
定の実施例では重量で1.5〜2%の緩衝液を含む。
【0045】 処方者は有機酸緩衝液及び緩衝液系を無機酸に由来する緩衝液及び緩衝液系と
同様に使用することができる。例えば、クエン酸は緩衝液としてそのまま使用す
ることができるが、別の実施例ではクエン酸/クエン酸ナトリウムの混合物を特
定の系を作り出すために使用することがある。リン酸水素ナトリウム/リン酸水
素二ナトリウム緩衝液系も本発明において好適である。
【0046】 好適な酸の例にはクエン酸、イタコン酸、マロン酸、マレイン酸、コーヒー酸
、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸及びこれらの塩から成る群から選択される
ものが含まれるがこれらに限定されない。当然のことながら、遊離酸及び塩は混
合物として加えることができ、いずれの酸及び酸性塩の混合物も使用することが
できる。
【0047】添加成分 本発明の組成物は任意に1種以上の添加成分を含むことができる。本発明によ
る好ましい添加成分はカルシウムキレート剤又はカルシウムイオン封鎖剤である
。カルシウムイオン封鎖剤の例には、トリポリリン酸ナトリウム、超微粒子状ゼ
オライト(ゼオライトA、ゼオライトX、及びゼオライトYを含む)、エチレン
ジアミン及びこれらの混合物が含まれるがこれらに限定されない。その他の好ま
しい添加成分の例は界面活性剤、香料原料、プロフラグランス、プロアコード、
色素、着色剤及びこれらの混合物から成る群から選択される。好適なプロフラグ
ランス及びプロアコードは、米国特許第5,919,752号(Morelli ら、1
999年7月6日発行)、米国特許第5,756,827号(Sivik、1998
年5月26日発行)、米国特許第5,744,435号(Hartman ら、1998
年4月25日発行)、及び米国特許第5,965,767号(Sivik ら、199
9年10月12日発行)に記述されている。これらの特許は参照として本明細書
に組み込まれている。
【0048】 本発明の1つの観点では、組成物は乾燥粉末混合物として調製し、その形態で
保存、発送し、切花防腐剤溶液として使用する直前に水に溶解する。本発明の製
剤は乾燥粉末の形態であるとき、スクリューキャップ又はスナップキャップ容器
のような密閉蓋を有する容器に末端消費者用の容量を詰める。あるいは、好まし
くは1回の使用に必要な量をプラスチック又は金属箔の小袋に詰める。
【0049】 重量で99.5%のグルコース及び残余として抗菌剤を含む乾燥組成物におい
てこの乾燥組成物1gを蒸留水1lに溶解するとき、重量で約0.1%のエネル
ギー源及び約5ppmの抗菌剤を提供すると考えられる。組成物の処方は成分の
相対レベルに応じて約20g/l以下の濃度で使用直前に水に溶解する。別の実
施例では1〜約15g/lの範囲に溶解することがある。更に別の実施例では約
5g/l又は約7〜約10g/lの範囲に溶解する。切花を花瓶に挿すとき典型
的には花瓶の水は約0.5〜1lである。従って、本発明の第2の成分(粒状組
成物)の好ましい包装は約2.5〜3gの製剤を有する金属箔又はプラスチック
の小袋である。
【0050】 水又は水とその他のキャリアの混合物で希釈する粒状組成物は一例として次の
成分を含む。 (a)1000ppm(0.1%)のエネルギー源、 (b)5ppm(0.0005%)の抗菌剤、 (c)1ppm(0.0001%)の緩衝液、及び (d)残余のキャリア。
【0051】 溶液に溶解する前の粒状組成物は次の成分を含む。 (a)重量で99.94%のエネルギー源、 (b)重量で0.05%の抗菌剤、及び (c)重量で0.01%の緩衝液。
【0052】 本発明の別の実施例では水源も重要であることがある。例えばある地域では高
レベルのカルシウムを含む地元の水、家庭用水又はその他の水がある。この場合
、組成物を脱イオン化蒸留水に溶解した濃縮液として供給することがある。この
濃縮液を地元の水に加えるとカルシウム濃度が十分に低い溶液が得られ、植物の
収穫前の生存能力を確立することができる。あるいは、組成物をカルシウムを含
んでいない水に溶解した最終の溶液として供給することがある。
【0053】 以下に本発明を含む組成物の例を示す。ただし、これらに限定する必要はない
【0054】
【表1】
【0055】 1. スクロース 2. グルコース 3. イソマルトース 4. 塩化ジドデシルジメチルアンモニウム 5. C12、C14、及びC16のn−アルキル、ベンジルジメチルアンモニウム塩
化物の混合物(供給元 Lonza) 6. 1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン(商品名 Proxel(登録商標)
GXL、供給元 Zeneca) 7. トリポリリン酸ナトリウム 8. 蒸留水
【0056】
【表2】
【0057】 1. スクロース 2. グルコース 3. イソマルトース 4. Kathon ICP/CGII(Rohm & Haas) 5. トリポリリン酸ナトリウム 6. 蒸留水
【0058】
【表3】
【0059】 1. グルコース 2. Kathon(登録商標)ICP/CGII(Rohm & Haas) 3. Bartac(登録商標)2250(Lonza) 4. 蒸留した脱イオン水
【0060】
【表4】
【0061】 1. グルコース 2. Niolone(登録商標)M−50(Rohm & Haas) 3. Bartac(登録商標)2250(Lonza) 4. 蒸留した脱イオン水
【0062】
【表5】
【0063】 1. グルコース 2. Kathon(登録商標)ICP/CGII(Rohm & Haas) 3. Bartac(登録商標)2050(Lonza) 4. Bartac(登録商標)LF−80(Lonza) 5. 蒸留した脱イオン水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4H011 AA01 AA02 BA01 BB10 BC08 BC18 CA03 CB11 CD02 CD10 DA13 DF06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植物及び花の水分蒸散を制御するための組成物であって、 (a)重量で0.5%以上のエネルギー源と (b)重量で0.05%以上の1種以上の抗菌剤と、 (c)残余のキャリア及び添加成分と を含むことを特徴とする組成物。
  2. 【請求項2】 植物及び花の水分蒸散を制御するための水性組成物であって
    、 (a)重量で0.1%以上のエネルギー源と (b)重量で5ppm以上の1種以上の抗菌剤と、 (c)重量で1ppm以上の緩衝液と、 (d)残余のキャリア及び添加成分と を含むことを特徴とする組成物。
  3. 【請求項3】 前記エネルギー源が、単糖類、オリゴ糖類、多糖類、又はこ
    れらの混合物を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 前記エネルギー源がグルコースであることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載の組成物。
  5. 【請求項5】 前記抗菌剤が、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン
    、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、及びこれらの混合
    物から成る群から選択されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
    組成物。
  6. 【請求項6】 前記抗菌剤が次の式を有し、 【化1】 式中、R1及びR2はそれぞれ独立にC8〜C20の直鎖又は分枝鎖アルキル、ベン
    ジル、及びこれらの混合物であり、R3及びR4はそれぞれ独立にC1〜C4のアル
    キル、及びこれらの混合物であり、Xが電気的中性を提供するのに十分な電荷を
    有する陰イオンであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の組成物
  7. 【請求項7】 pH2〜5を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれ
    かに記載の組成物。
  8. 【請求項8】 植物及び花の水分蒸散を制御するための水性組成物であって
    、 (a)重量で0.1%以上のエネルギー源と (b)重量で1ppm以上の抗菌システムであって、 前記システムが、 (i)前記システムの重量に基づき1〜99%の1種以上のイソチアゾ
    ロン抗菌剤、 (ii)前記システムの重量に基づき1〜99%の1種以上の次式の抗
    菌剤を含み、 【化2】 式中、R1及びR2はそれぞれ独立にC8〜C20の直鎖又は分枝鎖アルキル、ベン
    ジル、及びこれらの混合物であり、R3及びR4はそれぞれ独立にC1〜C4のアル
    キル、及びこれらの混合物であり、Xが電気的中性を提供するのに十分な電荷を
    有する陰イオンである抗菌システムと、 (c)重量で10ppm以上の緩衝液と (d)残余のキャリア及び添加成分と を含み、前記溶液の前記pHが3〜4であることを特徴とする組成物。
  9. 【請求項9】 植物及び花の水分蒸散を制御するための、キャリアで希釈す
    る粒状組成物であって、 (a)重量で75%以上のエネルギー源と (b)重量で0.01%以上の抗菌システムであって、 前記システムが、 (i)前記システムの重量に基づき1〜99%の1種以上のイソチアゾ
    ロン抗菌剤、 (ii)前記システムの重量に基づき1〜99%の1種以上の次式の抗
    菌剤を含み、 【化3】 式中、R1及びR2はそれぞれ独立にC8〜C20の直鎖又は分枝鎖アルキル、ベン
    ジル、及びこれらの混合物であり、R3及びR4はそれぞれ独立にC1〜C4のアル
    キル、及びこれらの混合物であり、Xが電気的中性を提供するのに十分な電荷を
    有する陰イオンである抗菌システムと、 (c)重量で0.98%以上の緩衝液と (d)残余の添加成分と を含むことを特徴とする組成物。
  10. 【請求項10】 切花の寿命を延ばす方法であって、前記切花の切断末端部
    を花瓶添加溶液に接触させる過程を含み、前記花瓶添加溶液が、 (a)重量で75%以上のエネルギー源と (b)重量で0.01%以上の抗菌システムであって、 前記システムが、 (i)前記システムの重量に基づき1〜99%の1種以上のイソチアゾ
    ロン抗菌剤、 (ii)前記システムの重量に基づき1〜99%の1種以上の次式の抗
    菌剤を含み、 【化4】 式中、R1及びR2はそれぞれ独立にC8〜C20の直鎖又は分枝鎖アルキル、ベン
    ジル、及びこれらの混合物であり、R3及びR4はそれぞれ独立にC1〜C4のアル
    キル、及びこれらの混合物であり、Xが電気的中性を提供するのに十分な電荷を
    有する陰イオンである抗菌システムと、 (c)重量で0.98%以上の緩衝液と、 (d)残余の添加成分と を含むことを特徴とする方法。
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