JP2003516397A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2003516397A5
JP2003516397A5 JP2001543527A JP2001543527A JP2003516397A5 JP 2003516397 A5 JP2003516397 A5 JP 2003516397A5 JP 2001543527 A JP2001543527 A JP 2001543527A JP 2001543527 A JP2001543527 A JP 2001543527A JP 2003516397 A5 JP2003516397 A5 JP 2003516397A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
compound
embedded image
reacting
unsubstituted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001543527A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4536987B2 (ja
JP2003516397A (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/EP2000/011501 external-priority patent/WO2001042226A1/en
Publication of JP2003516397A publication Critical patent/JP2003516397A/ja
Publication of JP2003516397A5 publication Critical patent/JP2003516397A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4536987B2 publication Critical patent/JP4536987B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【特許請求の範囲】
【請求項1】 式(I)
【化1】
Figure 2003516397
(式中、
R1は合計1から10個の炭素原子を有する非置換であるか、または置換されている炭化水素ラジカルであり;
R2は合計1から10個の炭素原子を有する非置換であるか、または置換された炭化水素ラジカルであるか、或いは、
NR1R2基は、非置換であるかまたは置換されており、そして環ヘテロ原子としてNR1R2基の窒素原子を含む、3から8個の環原子を有する複素環であり;そして、
QはHまたはカチオンである)
で表される化合物。
【請求項2】 式中、
R1がC1-C6アルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニルまたはC5-C6シクロアルキルであり(後の4個のラジカルの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、C1-C4アルコキシ、C1-C4ハロアルコキシ、C1-C4アルキルチオ、モノ-およびジ-(C1-C4アルキル)-アミノ、シアノ、アジド、ホルミル、(C1-C4アルキル)-カルボニル、(C1-C4アルコキシ)-カルボニル、C1-C4アルキルスルフィニルおよびC1-C4アルキルスルホニルからなる群からの1個またはそれ以上のラジカルによって置換されている)、或いは、非置換であるか、またはハロゲン、C1-C4アルキル、C1-C4アルコキシ、C1-C4ハロアルキル、C1-C4ハロアルコキシおよびニトロからなる群からのラジカルで置換されているフェニルであり;
R2がC1-C6アルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニルまたはC5-C6シクロアルキルであり(後の4個のラジカルの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、C1-C4アルコキシ、C1-C4ハロアルコキシ、C1-C4アルキルチオ、モノ−およびジ-(C1-C4アルキル)-アミノ、シアノ、アジド、ホルミル、(C1-C4アルキル)-カルボニル、(C1-C4アルコキシ)-カルボニル、C1-C4アルキルスルフィニルおよびC1-C4アルキルスルホニルからなる群からの1
個またはそれ以上のラジカルによって置換されている);或いは、
NR1R2基が環においてNとOからなる群からのさらに2個までの環ヘテロ原子を含んでもよく、そして、非置換であるか、または1個またはそれ以上のC1-C4アルキルラジカルによって置換されている4個、5個若しくは6個の環原子の複素環であり;そして、
QがH、アルカリ金属カチオン若しくはアルカリ土類金属カチオン、アンモニウムカチオン、またはホスホニウムカチオンである、
式(I)で表される請求項1記載の化合物。
【請求項3】 R1がC1-C4アルキル、特にメチルまたはエチルであり、R2がC1-C4アルキル、特にメチルまたはエチルであり、そして、Qが、H、NaまたはKである、請求項1または2記載の式(I)の化合物。
【請求項4】 式NHR1R2(式中、R1とR2は、請求項1から3の式(I)で定義された通りである)で表されるアミンまたはその塩を、式(II)
【化2】
Figure 2003516397
の酸無水物と反応させることを含む、請求項1から3のいずれかに記載の式(I)の化合物を調製する方法。
【請求項5】 式NHR1R2(式中、R1とR2は、請求項1から3の式(I)で定義された通りである)で表されるアミンまたはその塩を、式(III)
【化3】
Figure 2003516397
(式中、Q1とQ2は、同一であるか、または異なっており、Hまたはカチオンである)
の二酸またはその塩と反応させることを含む、請求項1から3のいずれかに記載の式(I)の化合物を調製する方法。
【請求項6】 式(III)
【化4】
Figure 2003516397
(式中、Q1とQ2は、同一であるか、または異なっており、Hまたはカチオンである)
の二酸を溶媒中、活性化試薬と反応させることを含む、式(II)
【化5】
Figure 2003516397
の化合物を調製する方法。
【請求項7】 式(IV)
【化6】
Figure 2003516397
の二塩化物を、式(III)
【化7】
Figure 2003516397
(式中、Q1とQ2は、同一であるか、または異なっており、Hまたはカチオンである)
の二酸と反応させることを含む、式(II)
【化8】
Figure 2003516397
の化合物を調製する方法。
【請求項8】 請求項1から3のいずれかに記載の式(I)の化合物を金属触媒存在下、水素または水素供給原と反応させることを含む、式(V)
【化9】
Figure 2003516397
(式中、Q、R1、およびR2は、請求項1から3の式(I)で定義した通りである)
で表される化合物を調製する方法。
【請求項9】 請求項1から3のいずれかに記載の式(I)の化合物を金属触媒存在下、水素または水素供給原と、さらにアシル化試薬と反応させることを含む、式(VI)
【化10】
Figure 2003516397
(式中、Q、R1、およびR2は、請求項1から3の式(I)で定義した通りであり、Aはアシルラジカルである)
の化合物を調製する方法。
【請求項10】 請求項1から3のいずれかに記載の式(I)の化合物をアミド触媒存在下、活性化試薬と反応させることを含む、式(VII)
【化11】
Figure 2003516397
(式中、R1とR2は、請求項1から3の式(I)で定義した通りである)
の化合物を調製する方法。
【請求項11】 a)続けて、請求項6、4、および10、または請求項7、4、および10、または請求項4および10、または請求項6、5、および10、または請求項7、5、および10、または請求項5および10、または請求項10で定義した反応ステップを実施し、その後、
b)a)で得られた式(VII)
【化12】
Figure 2003516397
(式中、R1とR2は、請求項1から3の式(I)で定義した通りである)
の化合物を、化合物NHR4R5(式中、R4とR5は、水素またはC1-C12炭化水素ラジカルである)と反応させることを含む、式(VIII)
【化13】
Figure 2003516397
(式中、R1とR2は、請求項1から3の式(I)で定義した通りであり、R4とR5は、水素またはC1-C12炭化水素ラジカルである)
の化合物を調製する方法。
【請求項12】 請求項6、4、および10、または請求項7、4、および10、または請求項4および10、または請求項6、5および10、または請求項7、5および10、または請求項5および10で定義した反応ステップを続けて実施することを含む、式(VII)
【化14】
Figure 2003516397
(式中、R1とR2は、請求項1から3の式(I)で定義した通りである)
の化合物を調製する方法。
【請求項13】 式(VII)
【化15】
Figure 2003516397
(式中、R1とR2は、請求項1から3の式(I)で定義した通りである)
の化合物を、シアネート塩と反応させることを含む、式(IX-A)または式(IX-B)
【化16】
Figure 2003516397
(式中、R1とR2は、請求項1から3の式(I)で定義した通りであり、式(IX-B)のZは、第3級アンモニウムラジカルである)
の化合物を調製する方法。
【請求項14】 式(VIII)
【化17】
Figure 2003516397
(式中、R1とR2は、請求項1から3の式(I)で定義した通りであり、R4とR5は、水素またはC1-C12炭化水素ラジカルである)
の化合物を、ホスゲンと反応させることを含む、式(IX-A)または式(IX-B)
【化18】
Figure 2003516397
(式中、R1とR2は、請求項1から3の式(I)で定義した通りであり、式(IX-B)のZは、第3級アンモニウムラジカルである)
の化合物を調製する方法。
【請求項15】 式(VIII)
【化19】
Figure 2003516397
(式中、R1とR2は、請求項1から3の式(I)で定義した通りであり、R4とR5は、水素またはC1-C12炭化水素ラジカルである)
の化合物を、金属触媒存在下、水素または水素供給原と、さらにアシル化試薬と反応させることを含む、式(VI*
【化20】
Figure 2003516397
(式中、R1とR2は、請求項1から3の式(I)で定義した通りであり、R4とR5は、水素またはC1-C12炭化水素ラジカルであり、Aはアシルラジカルである)
の化合物を調製する方法。
【請求項16】 式(XIV)
【化21】
Figure 2003516397
(式中、R1とR2は、請求項1から3の式(I)で定義した通りであり;R4は、水素またはC1-C12炭化水素ラジカルであり;A*は水素またはアシル基であり;
Mは、H、C1-C4アルキルまたは金属カチオンであり;
XとYは、互いに独立して、ハロゲン、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、C1-C6アルキルチオ(後の3個のラジカルの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、C1-C4アルコキシおよびC1-C4アルキルチオからなる群からの1個またはそれ以上のラジカルによって置換されている)であるか、または、C3-C6シクロアルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C3-C6-アルケニルオキシ、またはC3-C6アルキニルオキシであり;そして、
Zは、CHまたはNである)
のスルホニルウレア化合物またはその塩を調製する方法であって、以下の工程
a)式NHR1R2(式中、R1とR2は、請求項1から3の式(I)で定義した通りである)のアミンまたはその塩を、(α)式(II)
【化22】
Figure 2003516397
で表される酸無水物と反応させるか;或いは(β)式(III)
【化23】
Figure 2003516397
(式中、Q1とQ2は、同一であるか、または異なっており、Hまたはカチオンである)
の二酸またはその塩と反応させて、式(I)
【化24】
Figure 2003516397
(式中、
R1は合計1から10個の炭素原子を有する非置換であるか、または置換されている炭化水素ラジカルであり;
R2は合計1から10個の炭素原子を有する非置換であるか、または置換された炭化水素ラジカルであるか、或いは、
NR1R2基は、非置換であるかまたは置換されており、そして環ヘテロ原子としてNR1R2基の窒素原子を含み、N、OおよびSからなる群からのさらに1個または2個の環ヘテロ原子をも含んでもよい3から8個の環原子を有する複素環であり;そして、
QはHまたはカチオンである)
の化合物を生成させ;
b)工程a)で得られた式(I)の化合物をアミド触媒存在下、活性化試薬と反応させて、式(VII)
【化25】
Figure 2003516397
(式中、R1とR2は、請求項1から3の式(I)で定義した通りである)
の化合物を生成させ;
c)工程b)で得られた式(VII)
【化26】
Figure 2003516397
(式中、R1とR2は、請求項1から3の式(I)で定義した通りである)
の化合物を、化合物NHR4R5(式中、R4とR5は、水素またはC1-C12炭化水素ラジカルである)と反応させて、式(VIII)
【化27】
Figure 2003516397
(式中、R1とR2は、請求項1から3の式(I)で定義した通りであり、R4とR5は、水素またはC1-C12炭化水素ラジカルである)
の化合物を生成させ;
d)工程c)で得られた式(VIII)の化合物を、
α)金属触媒存在下、水素または水素供給原と、そして場合により、アシル化試薬と反応させて、式(A)
【化28】
Figure 2003516397
(式中、R1とR2は、請求項1から3の式(I)で定義した通りであり、R4とR5は、水素またはC1-C12炭化水素ラジカルであり、A*は水素またはアシルラジカルである)
の化合物を生成させ、その後得られた式(A)の化合物を、
i)式(X)
【化29】
Figure 2003516397
(式中、
Arは、非置換であるか、または置換されているフェニルであり;
Mは、H、C1-C4アルキルまたは金属カチオンであり;
XとYは、互いに独立して、ハロゲン、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、C1-C6アルキルチオ(後の3個のラジカルの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、C1-C4アルコキシおよびC1-C4アルキルチオからなる群からの1個またはそれ以上のラジカルによって置換されている)であるか、またはC3-C6シクロアルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C3-C6-アルケニルオキシ、またはC3-C6アルキニルオキシであり;そして、
Zは、CHまたはNである)
の化合物と反応させるか、或いは、
ii)式(XI)
【化30】
Figure 2003516397
(式中、
XとYは、互いに独立して、ハロゲン、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、C1-C6アルキルチオ(後の3個のラジカルの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、C1-C4アルコキシおよびC1-C4アルキルチオからなる群からの1個またはそれ以上のラジカルによって置換されている)であるか、またはC3-C6シクロアルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C3-C6-アルケニルオキシ、またはC3-C6アルキニルオキシであり、そして、
Zは、CHまたはNである)
の化合物と反応させて、式(XIV)(式中、A*は水素またはアシル基である)の化合物またはその塩を生成させるか;或いは、
β)式(X)
【化31】
Figure 2003516397
(式中、
Arは、非置換であるか、または置換されているフェニルであり;
Mは、H、C1-C4アルキルまたは金属カチオンであり;
XとYは、互いに独立して、ハロゲン、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、C1-C6アルキルチオ(後の3個のラジカルの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、C1-C4アルコキシおよびC1-C4アルキルチオからなる群からの1個またはそれ以上のラジカルによって置換されている)であるか、またはC3-C6シクロアルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C3-C6-アルケニルオキシ、またはC3-C6アルキニルオキシであり;そして、
Zは、CHまたはNである)
で表される化合物と反応させ、式(XII)
【化32】
Figure 2003516397
(式中、R1、R2およびR4は、式(VIII)で定義した通りであり、そして、M、X、YおよびZは、式(X)で定義した通りである)
のニトロフェニル−スルホニルウレア化合物またはその塩を生成させるか、或いは
γ)式(XI)
【化33】
Figure 2003516397
(式中、XとYは、互いに独立して、ハロゲン、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、C1-C6アルキルチオ(後の3個のラジカルの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、C1-C4アルコキシおよびC1-C4アルキルチオからなる群からの1個またはそれ以上のラジカルによって置換されている)であるか、またはC3-C6シクロアルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C3-C6-アルケニルオキシ、またはC3-C6アルキニルオキシであり、そして、
Zは、CHまたはNである)
の化合物と反応させて、式(XII)
【化34】
Figure 2003516397
(式中、R1、R2およびR4は、式(VIII)で定義した通りであり、そして、M、X、YおよびZは、式(X)で定義した通りである)
のニトロフェニル−スルホニルウレア化合物またはその塩を生成させるか、或いは、
δ)ホスゲンと反応させて、式(IX-A)または式(IX-B)
【化35】
Figure 2003516397
(式中、R1とR2は、請求項1から3の式(I)で定義した通りであり、式(IX-B)のZは、第3級アンモニウムラジカルである)
の化合物を生成させ、その後、得られた式(IX-A)または式(IX-B)の化合物を式(XI*)
【化36】
Figure 2003516397
(式中、
Mは、H、C1-C4アルキルまたは金属カチオンであり;
XとYは、互いに独立して、ハロゲン、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、C1-C6アルキルチオ(後の3個のラジカルの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、C1-C4アルコキシおよびC1-C4アルキルチオからなる群からの1個またはそれ以上のラジカルによって置換されている)であるか、またはC3-C6シクロアルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C3-C6-アルケニルオキシ、またはC3-C6アルキニルオキシであり;そして、
Zは、CHまたはNである)
の化合物と反応させて、式(XII)
【化37】
Figure 2003516397
(式中、R1、R2およびR4は、式(VIII)で定義した通りであり、そして、M、X、YおよびZは、式(X)で定義した通りである)
のニトロフェニル−スルホニルウレア化合物またはその塩を生成させ、その後、
e)α)工程d)、β、γまたはδで得られた式(XII)の化合物を水素添加して、式(XIV)(式中、A*はHである)の化合物またはその塩を生成させるか、或いは
β)工程d)、β、γまたはδで得られた式(XII)の化合物を水素添加およびアシル化して、式(XIV)(式中、A*はアシル基である)で表される化合物またはその塩を生成させる、
を含む上記調整方法。
【請求項17】 工程a)α)で用いた式(II)の酸無水物が、式(III)
【化38】
Figure 2003516397
(式中、Q1とQ2は、同一であるか、または異なっており、Hまたはカチオンである)
の二酸を、活性化試薬と反応させることによって得られる、請求項4または16記載の方法。
【請求項18】 工程a)α)で用いた式(II)の酸無水物が、式(IV)
【化39】
Figure 2003516397
の二塩化物を、式(III)
【化40】
Figure 2003516397
(式中、Q1とQ2は、同一であるか、または異なっており、Hまたはカチオンである)
の二酸と反応させることによって得られる、請求項4または16記載の方法。
【請求項19】 式(XII)
【化41】
Figure 2003516397
(式中、R1、R2およびR4は、式(VIII)で定義した通りであり、そして、M、X、YおよびZは、式(X)で定義した通りである)
で表されるニトロフェニル−スルホニルウレア化合物またはその塩を調製する方法であって、以下の工程、
a)式NHR1R2(式中、R1とR2は、請求項1から3の式(I)に定義した通りである)のアミンまたはその塩を、(α)式(II)
【化42】
Figure 2003516397
の酸無水物と反応させるか;或いは、
(β)式(III)
【化43】
Figure 2003516397
(式中、Q1とQ2は、同一であるか、または異なっており、Hまたはカチオンである)
の二酸またはその塩と反応させて、式(I)
【化44】
Figure 2003516397
(式中、
R1は合計1から10個の炭素原子を有する非置換であるか、または置換されている炭化水素ラジカルであり;
R2は合計1から10個の炭素原子を有する非置換であるか、または置換された炭化水素ラジカルであるか、或いは、
NR1R2基は、非置換であるか、または置換されており、そして環ヘテロ原子としてNR1R2基の窒素原子を含み、N、OおよびSからなる群からのさらに1個または2個の環ヘテロ原子をも含んでもよい、3から8個の環原子を有する複素環であり;そして、
QはHまたはカチオンである)
の化合物を生成させ、
b)工程a)で得られた式(I)の化合物を活性化試薬と反応させて、式(VII)
【化45】
Figure 2003516397
(式中、R1とR2は、請求項1から3の式(I)で定義した通りである)
の化合物を生成させ、
c)工程b)で得られた式(VII)
【化46】
Figure 2003516397
(式中、R1とR2は、請求項1から3の式(I)で定義した通りである)
の化合物を、化合物NHR4R5(式中、R4とR5は、水素またはC1-C12炭化水素ラジカルである)と反応させて、式(VIII)
【化47】
Figure 2003516397
(式中、R1とR2は、請求項1から3の式(I)で定義した通りであり、R4とR5は、水素またはC1-C12炭化水素ラジカルである)
の化合物を生成させ、
d)工程c)で得られた式(VIII)で表される化合物を、
α)式(X)
【化48】
Figure 2003516397
(式中、
Arは、非置換であるか、または置換されているフェニルであり;
Mは、H、C1-C4アルキルまたは金属カチオンであり、
XとYは、互いに独立して、ハロゲン、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、C1-C6アルキルチオ(後の3個のラジカルの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、C1-C4アルコキシおよびC1-C4アルキルチオからなる群からの1個またはそれ以上のラジカルによって置換されている)であるか、またはC3-C6シクロアルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C3-C6-アルケニルオキシ、またはC3-C6アルキニルオキシであり;そして、
Zは、CHまたはNである)
で表される化合物と反応させて、式(XII)
【化49】
Figure 2003516397
(式中、R1、R2およびR4は、式(VIII)で定義されている通りであり、そして、M、X、YおよびZは、式(X)で定義されている通りである)
のニトロフェニル−スルホニルウレア化合物またはその塩を生成させるか、或いは、
β)式(XI)
【化50】
Figure 2003516397
(式中、
XとYは、互いに独立して、ハロゲン、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、C1-C6アルキルチオ(後の3個のラジカルの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、C1-C4アルコキシおよびC1-C4アルキルチオからなる群からの1個またはそれ以上のラジカルによって置換されている)であるか、またはC3-C6シクロアルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C3-C6-アルケニルオキシ、またはC3-C6アルキニルオキシであり;そして、
Zは、CHまたはNである)
の化合物と反応させて、式(XII)
【化51】
Figure 2003516397
(式中、R1、R2およびR4は、式(VIII)で定義されている通りであり、そして、M、X、YおよびZは、式(X)で定義されている通りである)
で表されるニトロフェニル−スルホニルウレア化合物またはその塩を生成させ、或いは、
γ)ホスゲンと反応させて、式(IX-A)または式(IX-B)
【化52】
Figure 2003516397
(式中、R1とR2は、請求項1から3の式(I)に定義した通りであり、式(IX-B)のZは、第3級アンモニウムラジカルである)
の化合物を生成させ、その後得られた式(IX-A)または式(IX-B)の化合物を式(XI*)
【化53】
Figure 2003516397
(式中、
Mは、H、C1-C4アルキルまたは金属カチオンであり;
XとYは、互いに独立して、ハロゲン、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、C1-C6アルキルチオ(後の3個のラジカルの各々は、非置換であるか、またはハロゲン、C1-C4アルコキシおよびC1-C4アルキルチオからなる群からの1個またはそれ以上のラジカルによって置換されている)であるか、またはC3-C6シクロアルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C3-C6-アルケニルオキシ、またはC3-C6アルキニルオキシであり;そして、
Zは、CHまたはNである)
の化合物と反応させて、式(XII)
【化54】
Figure 2003516397
(式中、R1、R2およびR4は、式(VIII)で定義した通りであり、そして、M、X、YおよびZは、式(X)で定義した通りである)
で表されるニトロフェニル−スルホニルウレア化合物またはその塩を生成させることを含む上記調整方法。
【請求項20】 工程a)α)で用いた式(II)の酸無水物が、式(III)
【化55】
Figure 2003516397
(式中、Q1とQ2は、同一であるか、または異なっており、Hまたはカチオンである)
の二酸を、活性化試薬と反応させることによって得られる、請求項19記載の方法。
【請求項21】 工程a)α)で用いた式(II)の酸無水物が、式(IV)
【化56】
Figure 2003516397
の二塩化物を、式(III)
【化57】
Figure 2003516397
(式中、Q1とQ2は、同一であるか、または異なっており、Hまたはカチオンである)
の二酸と反応させることによって得られる、請求項19記載の方法。
【請求項22】 請求項16に定義された式(XIV)のスルホニルウレアまたはその塩、或いは請求項19に定義された式(XII)で表されるスルホニルウレアまたはその塩の調製における請求項1から3のいずれかに記載の式(I)の化合物の使用。
JP2001543527A 1999-12-09 2000-11-18 ニトロスルホベンズアミド類 Expired - Lifetime JP4536987B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19959291.8 1999-12-09
DE19959291 1999-12-09
PCT/EP2000/011501 WO2001042226A1 (en) 1999-12-09 2000-11-18 Nitro-sulfobenzamides

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003516397A JP2003516397A (ja) 2003-05-13
JP2003516397A5 true JP2003516397A5 (ja) 2007-12-20
JP4536987B2 JP4536987B2 (ja) 2010-09-01

Family

ID=7931941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001543527A Expired - Lifetime JP4536987B2 (ja) 1999-12-09 2000-11-18 ニトロスルホベンズアミド類

Country Status (26)

Country Link
US (1) US7781611B2 (ja)
EP (1) EP1242386B1 (ja)
JP (1) JP4536987B2 (ja)
KR (1) KR20020064339A (ja)
CN (1) CN1213034C (ja)
AR (1) AR035022A1 (ja)
AT (1) ATE440824T1 (ja)
AU (1) AU780969B2 (ja)
BR (1) BR0016739A (ja)
CA (1) CA2390669A1 (ja)
CZ (1) CZ20022003A3 (ja)
DE (1) DE60042839D1 (ja)
DK (1) DK1242386T3 (ja)
ES (1) ES2332208T3 (ja)
HR (1) HRP20020498A2 (ja)
HU (1) HUP0203678A3 (ja)
IL (3) IL150057A0 (ja)
MX (1) MXPA02005803A (ja)
PL (1) PL357573A1 (ja)
RU (1) RU2359963C2 (ja)
SK (1) SK8122002A3 (ja)
TW (1) TWI221151B (ja)
UA (1) UA81596C2 (ja)
WO (1) WO2001042226A1 (ja)
YU (1) YU41702A (ja)
ZA (1) ZA200204581B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105399687B (zh) * 2015-10-29 2019-01-15 江苏省农用激素工程技术研究中心有限公司 甲酰胺磺隆的制备方法
CN106349168A (zh) * 2016-08-12 2017-01-25 淮安国瑞化工有限公司 磺酰脲类除草剂甲酰胺磺隆中间体的制备方法
CN110437112B (zh) * 2019-09-19 2021-08-17 河北兴柏农业科技有限公司 一种甲酰氨基嘧磺隆或其衍生物中间体的制备方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3055928A (en) * 1960-03-28 1962-09-25 Smith Kline French Lab Esters of 2-carbamoylbenzenesulfonic acids
DE4018245A1 (de) * 1990-06-07 1991-12-12 Basf Ag Verfahren zur herstellung von sulfonierten anthranilsaeuren
DE4334949A1 (de) * 1992-10-14 1994-05-19 Bard Inc C R Aminosubstituiertes Phenolrot als pH-Indikator und Verfahren zu seiner Herstellung
DE4411682A1 (de) * 1994-04-05 1995-10-12 Hoechst Schering Agrevo Gmbh Verfahren zur Herstellung von Carboxy-arensulfonsäuren und deren Carbonsäurederivaten
DE4415049A1 (de) * 1994-04-29 1995-11-02 Hoechst Schering Agrevo Gmbh Acylierte Aminophenylsulfonylharnstoffe, Verfahren zu deren Herstellung und Verwendung als Herbizide und Wachstumsregulatoren
DE19521668A1 (de) 1995-06-14 1996-12-19 Hoechst Schering Agrevo Gmbh Substituierte Hydrazinophenylsulfonylharnstoffe, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung als Herbizide und Pflanzenwachstumsregulatoren
DE19540701A1 (de) * 1995-11-02 1997-05-07 Hoechst Schering Agrevo Gmbh Verfahren zur Herstellung von Aminophenylsulfonylharnstoffen und Zwischenprodukte zu den Verfahren
DE19735879A1 (de) * 1997-08-19 1999-02-25 Hoechst Schering Agrevo Gmbh Verfahren zur Herstellung von 2-Carboxy-5-nitro-benzolsulfonsäure und deren Salzen durch Oxidation
DE19749723A1 (de) * 1997-11-11 1999-05-12 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von 4-Nitro-2-sulfo-benzoesäure

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Atwal et al. Substituted 1, 4-dihydropyrimidines. 3. Synthesis of selectively functionalized 2-hetero-1, 4-dihydropyrimidines
JP2005514398A5 (ja)
ATE154016T1 (de) Verfahren zur herstellung von chlorothiazolderivaten
KR930007949A (ko) 치환된 피리미딘, 이의 제조 방법, 이를 함유하는 약제학적 조성물 및 이의 용도
ATE410412T1 (de) Oxopyrrolidin verbindungen, verfahren zur herstellung dieser verbindungen und deren verwendung zur herstellung von levetiracetam und analogen
JP4115546B2 (ja) 農薬用1−(ハロアリール)複素環化合物の製造方法
JP4268871B2 (ja) ピリミジノン化合物及びその薬剤として許容される塩の製造方法
JPH05247045A (ja) ピロロ[2,3−dピリミジン類の製造方法
HUT47211A (en) Insecticide, acaricide and nematocide composition containing cyclopropane-carboxylic acid esters as active component, and process for producing the active components
JP2003516397A5 (ja)
RU2007106927A (ru) Синтез амидов 6,7,-дигидро-5н-имидазо [1.2-а] имидазол-3-сульфоновой кислоты
JPH05509335A (ja) ベンゾオキサイオール誘導体
KR940018363A (ko) 2-시아노-3-히드록시-프로펜아미드, 그의 제조방법, 그를 함유한 제약 조성물 및 의약으로서의 그의 용도
ATE208378T1 (de) Verfahren zur herstellung von nicotinsäuren
HUP0203315A2 (hu) Eljárás pikonavírus ellenes hatású izoxazolkarboxamid-származékok előállítására és intermedier vegyületeik
IE48763B1 (en) N,n'-bis((n-cyano-n'-alkynyl)methanimidamididyl)cystamines
ATE202350T1 (de) Verfahren zur herstellung von sulfonylharnstoffderivaten
ATE363460T1 (de) Verfahren zur herstellung von fluorhalogenalkanen
JPH1192453A (ja) ピリジルメチルイソチオシアネートの製造法
RU2002118605A (ru) Нитросульфобензамиды
Kim et al. A convenient approach to the synthesis of 6-substituted 1, 5-dialkyluracils and-2-thiouracils
JP4838146B2 (ja) トリアゾロピリミジンの調製方法
JP3252484B2 (ja) 4,5−ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]キノキサリン誘導体の製造方法
JP2002520385A5 (ja)
ATE139767T1 (de) Verfahren zur herstellung 5-pyrazolomerkaptan- derivate und dessen zwischenprodukte