JP2003513898A - ケラチン含有繊維染色製剤 - Google Patents

ケラチン含有繊維染色製剤

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JP2003513898A JP2001536107A JP2001536107A JP2003513898A JP 2003513898 A JP2003513898 A JP 2003513898A JP 2001536107 A JP2001536107 A JP 2001536107A JP 2001536107 A JP2001536107 A JP 2001536107A JP 2003513898 A JP2003513898 A JP 2003513898A
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Abstract

(57)【要約】 ケラチン含有繊維、とりわけ人毛を染色するための組成物であって、式Iで示される芳香族アルデヒドまたはケトンと、式IIおよび/または式IIIで示されるCH−活性化合物との組み合わせ、および/またはそれら化合物の反応生成物を少なくとも1種含有する組成物を開示する:式I: 【化1】 式II: 【化3】 式III: 【化2】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、ケラチン含有繊維(とりわけ、人毛)を染色するための芳香族アル
デヒドまたはケトンとCH−活性化合物との組み合わせを含有する組成物、染毛
組成物中の染色成分としての該組み合わせの使用、並びにケラチン含有繊維(と
りわけ、人毛)を染色する方法に関する。
【0002】 (背景技術) ケラチン含有繊維、例えば毛髪、羊毛または毛皮は通例、直接染料または酸化
染料によって染色される。酸化染料は、1種もしくはそれ以上の第一中間体(E
ntwicklerkomponenten)どうし、または第一中間体と1種もしくはそれ以上の第
二中間体(Kupplerkomponenten)とが、酸化カップリングして生成する。第一
および第二中間体は、酸化染料前駆物質としても知られる。
【0003】 通常用いられる第一中間体は、遊離または置換ヒドロキシまたはアミノ基をパ
ラまたはオルト位に更に有する第一級芳香族アミン、ジアミノピリジン誘導体、
複素環ヒドラゾン、4−アミノピラゾロン誘導体、並びに2,4,5,6−テトラ
アミノピリミジンおよびその誘導体である。
【0004】 その例は、p−フェニレンジアミン、p−トルイレンジアミン、2,4,5,6−
テトラアミノピリミジン、p−アミノフェノール、N,N−ビス−(2−ヒドロキ
シエチル)−p−フェニレンジアミン、2−(2,5−ジアミノフェニル)−エタノ
ール、2−(2,5−ジアミノフェノキシ)−エタノール、1−フェニル−3−カ
ルボキシアミド−4−アミノ−5−ピラゾロン、4−アミノ−3−メチルフェノ
ール、2−アミノメチル−4−アミノフェノール、2−ヒドロキシメチル−4−
アミノフェノール、2−ヒドロキシ−4,5,6−トリアミノピリミジン、2,4
−ジヒドロキシ−5,6−ジアミノピリミジン、および2,5,6−トリアミノ−
4−ヒドロキシピリミジンである。
【0005】 第二中間体は、通例、m−フェニレンジアミン誘導体、ナフトール類、レゾル
シノールおよびレゾルシノール誘導体、ピラゾロン類、m−アミノフェノール類
、並びに置換ピリジン誘導体である。特に適当な第二中間体は、α−ナフトール
、1,5−、2,7−および1,7−ジヒドロキシナフタレン、5−アミノ−2−
メチルフェノール、m−アミノフェノール、レゾルシノール、レゾルシノールモ
ノメチルエーテル、m−フェニレンジアミン、2,4−ジアミノフェノキシエタノ
ール、2−アミノ−4−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−アニソール(Lehmanns
Blue)、1−フェニル−3−メチル−5−ピラゾロン、2,4−ジクロロ−3−
アミノフェノール、1,3−ビス−(2,4−ジアミノフェノキシ)−プロパン、2
−クロロレゾルシノール、4−クロロレゾルシノール、2−クロロ−6−メチル
−3−アミノフェノール、2−メチルレゾルシノール、5−メチルレゾルシノー
ル、3−アミノ−6−メトキシ−2−メチルアミノピリジン、および3,5−ジ
アミノ−2,6−ジメトキシピリジンである。
【0006】 他の通常の染料成分に関しては、下記も特に参照されたい:“Dermatology”
シリーズ(Ch.CulnanおよびH.Maibach編)、Marcel Dekker Inc.、
ニューヨーク/バーゼル、1986、第7巻、Ch.Zviak、The Science of
Hair Care、第7章(第248〜250頁;直接染料)および第8章(第26
4〜267頁;酸化染料)、並びに“Europaeische Inventar der Kosmetik
−Rohstoffe”(European Commissionから刊行され、フロッピーディスク形
態でBundesverband Deutscher Industrie- und Handelsunternehmen fuer
Arzneimittel,Reformwaren und Koerperpflegemittel e.V.、マンハイム
、ドイツから入手し得るもの)。
【0007】 酸化染料によって、良好な耐久性を有する高純度の色が得られるが、そのよう
な色の発色は通例、酸化剤(例えばH22)の作用下に行われ、そのような酸化
剤は繊維に損傷を与えることがある。更に、ある種の酸化染料前駆物質または酸
化染料前駆物質混合物は、皮膚の敏感な人に刺激を与えることがしばしばある。
直接染料は、より穏やかな条件下に適用されるが、得られる色の耐久性が多くの
場合不充分であるという欠点がある。
【0008】 (発明の開示) 芳香族アルデヒドまたはケトンおよびCH−活性化合物の組み合わせの、ケラ
チン含有繊維を染色するための使用を以下説明するが、これは今までに知られて
いない。
【0009】 本発明の課題は、ケラチン繊維(とりわけ、人毛)用の染料であって、色の濃
さ、白髪隠蔽性、および堅牢性に関して従来の酸化染毛料に優るとも劣らない性
能を有し、酸化剤(例えばH22)は必ずしも含有する必要のない染料を提供す
ることであった。更に、本発明の染料は、刺激性を有するとしても、それが非常
に低い。
【0010】 驚くべきことに、式Iで示される芳香族アルデヒドまたはケトンと、式IIおよ
び/または式IIIで示されるCH−活性化合物との組み合わせは、酸化剤不存在
下にもケラチン含有繊維の染色に非常に適することがわかった。そのような化合
物は、非常に鮮明で濃い色をもたらし、広範な色調を導く。ただし、原則的に、
酸化剤が存在してもよい。
【0011】 本発明は、ケラチン含有繊維(とりわけ、人毛)染色組成物に関し、該組成物
は、式Iで示される芳香族アルデヒドまたはケトンと、式IIおよび/または式II
Iで示されるCH−活性化合物との組み合わせ、および/または式Iと式IIおよ
び/または式IIIで示される化合物の反応生成物を含有する:
【0012】 式I:
【化10】 [式中、Rは水素原子、C1−4アルキル基またはアリール基であり、 R、RおよびRは、互いに独立して水素原子、C1-4アルキル基、ハロ
ゲン原子、ヒドロキシ、C1−4アルコキシもしくはニトロ基であるか、または
それらの基のうちの2個が共同で縮合芳香環を形成し得、 Rは、水素原子、C1−4アルキル、C2−4ヒドロキシアルキル、C1− アルケニルもしくはアリール基であるか、またはR、RもしくはRと共
同で5〜7員縮合複素環を形成するか、または酸素原子と共同でオラート基を形
成し、該オラート基の負電荷はアルカリ金属イオンもしくはアンモニウムイオン
によって補われ、 nは0、1または2である。];
【0013】 式II:
【化11】 [式中、 RはC1−10アルキル、C2−4アルケニル、C2−4ヒドロキシアルキ
ル、C2−4カルボキシアルキル、C2−4スルホアルキルまたはアラルキル基
であり、 RおよびRは、互いに独立して水素原子、C1−4アルキル基、ハロゲン
原子、ヒドロキシ、C1−4アルコキシもしくはニトロ基であるか、または共同
で縮合芳香環を形成し、 Rは水素原子、C1−4アルキルまたはアリール基であり、 Xは酸素またはイオウ原子、基−CH=CH−または>N−R12であり、こ
こでR12はC1−4アルキル、C2−4カルボキシアルキル、C2−4スルホ
アルキル、C2−4スルホキシアルキル、C2−4ヒドロキシアルキルまたはア
ラルキル基であり、 Yはハライド、C1−4アルキルスルフェート、C1−4アルカンスルホネ
ート、アレーンスルホネート、C1−4パーフルオロアルカンスルホネート、テ
トラフルオロボレート、パーハロゲネート、スルフェート、水素スルフェートま
たはカルボキシレートから選択するアニオンである。];
【0014】 式III:
【化12】 [式中、 R10はC1−4アシル基、アロイル、C1−4アルキルスルホニル、C1− アルキルスルフィニル、C1−4アルキルアミノ、ジ−C1−4−アルキルア
ミノ、ビニルカルボニル、メチンイミノ、ニトリル、エステルまたはカルボン酸
アミド基(場合により、C1−4アルキル、C2−4ヒドロキシアルキルまたは
アリール基で置換されていてもよい)であり、 R11はC1−4アシル、C1−4アルコキシ、C1−4アルキルアミノ、C 1−4 アシルアミノまたはジ−C1−4−アルキルアミノ基であり、 置換基R10およびR11は分子の他の部分と共同で、チアゾリジン−2,5
−ジオン類、チアゾリジン−2−チオン−5−オン類、パーヒドロピリミジン−
2,4,6−トリオン類、パーヒドロピリミジン−2−チオン−4,6−ジオン
類、シクロペンタン−1,3−ジオン類、シクロヘキサン−1,3−ジオン類、
インダン−1,3−ジオン類、2−ピラゾリン−5−オン類、1,2−ジヒドロ
−6−ヒドロキシ−2−ヒドロキシピリジン類、ベンゾチアジン−3−オン類ま
たはそれらのエノールエステルのシリーズから選択する5、6または7員複素環
を形成し、 Zは酸素、イオウまたはジシアノメチレン基である。]。
【0015】 本発明において、ケラチン含有繊維は、羊毛、毛皮、羽毛、および特に人毛を
包含すると理解される。しかし基本的に、本発明の染料は、他の天然繊維(例え
ば綿、ジュート、サイザル、リネンまたは絹)、改質天然繊維(例えば再生セル
ロース、ニトロ、アルキルもしくはヒドロキシアルキルまたはアセタールセルロ
ース)、および合成繊維(例えばポリアミド、ポリアクリロニトリル、ポリウレ
タンおよびポリエステル繊維)の染色に使用してもよい。
【0016】 式Iで示される好ましい化合物を以下例示する:サリチルアルデヒド、3−ヒ
ドロキシベンズアルデヒド、4−ヒドロキシベンズアルデヒド、o−アニスアル
デヒド、m−アニスアルデヒド、p−アニスアルデヒド、4−ヒドロキシ−3−
メチルベンズアルデヒド、2−ヒドロキシ−3−メチルベンズアルデヒド、2−
ヒドロキシ−5−メチルベンズアルデヒド、2−ヒドロキシ−4−メチルベンズ
アルデヒド、2,3−ジヒドロキシベンズアルデヒド、2,5−ジヒドロキシベン
ズアルデヒド、3,4−ジヒドロキシベンズアルデヒド、2,4−ジヒドロキシベ
ンズアルデヒド、3,5−ジヒドロキシベンズアルデヒド、2,3−ジヒドロキシ
ベンゾ[b]フラン−5−カルボキサルデヒド、ピペロナール、4−エトキシベ
ンズアルデヒド、3,5−ジメチル−4−ヒドロキシベンズアルデヒド、バニリ
ン、イソバニリン、2,3,4−トリヒドロキシベンズアルデヒド、2,4,5−ト
リヒドロキシベンズアルデヒド、2,4,6−トリヒドロキシベンズアルデヒド、
3,4,5−トリヒドロキシベンズアルデヒド、3−クロロ−4−ヒドロキシベン
ズアルデヒド、2,4−ジメトキシベンズアルデヒド、2,5−ジメトキシベンズ
アルデヒド、2,6−ジメトキシベンズアルデヒド、3,4−ジメトキシベンズア
ルデヒド、3,4−ジヒドロキシ−5−メトキシベンズアルデヒド、
【0017】 2−ヒドロキシ−1−ナフトアルデヒド、4−ヒドロキシ−1−ナフトアルデヒ
ド、1−ヒドロキシ−2−ナフトアルデヒド、2−メトキシ−1−ナフトアルデ
ヒド、4−メトキシ−1−ナフトアルデヒド、2−ヒドロキシアセトフェノン、
4−ヒドロキシアセトフェノン、2,4−ジヒドロキシアセトフェノン、2−ヒ
ドロキシシンナムアルデヒド、4−ヒドロキシシンナムアルデヒド、2,4−ジ
ヒドロキシシンナムアルデヒド、4−ヒドロキシベンジリデンアセトン、4−ヒ
ドロキシ−3−メトキシベンジリデンアセトン、4−ヒドロキシ−3−メトキシ
シンナムアルデヒド(コニフェリルアルデヒド)、3,5−ジメトキシ−4−ヒ
ドロキシシンナムアルデヒド、4−ヒドロキシシンナミリデンアセトアルデヒド
、4−メトキシシンナミリデンアセトアルデヒド、およびそれらの混合物。
【0018】 式IIで示される好ましい化合物を以下例示する:1,4−ジメチルキノリニウ
ム、1,2−ジメチルキノリニウム、1,4−ジメチルピリジニウム、1,2−
ジメチルピリジニウム、2,4,6−トリメチルピリリウム、2−メチル−1−
エチルキノリニウム、2,3−ジメチルイソキノリニウム、1,2,3,3−テ
トラメチル−3H−インドリニウム、2,3−ジメチルベンゾチアゾリウム、2
,3−ジメチル−6−ニトロベンゾチアゾリウム、3−ベンジル−2−ベンゾチ
アゾリウム、2−メチル−3−プロピルベンゾチアゾリウム、2,4−ジメチル
−3−エチルチアゾリウム、3−(2−カルボキシエチル)−2,5−ジメチル
ベンゾチアゾリウム、1,2,3−トリメチルベンゾイミダゾリウム、5,6−
ジクロロ−1,3−ジエチル−2−メチルベンゾイミダゾリウム、3−エチル−
2−メチルベンゾチアゾリウム、3−エチル−2−メチルナフト[1,2−d]
チアゾリウム、5−クロロ−3−エチル−2−メチルベンゾチアゾリウム、3−
エチル−2−メチルベンゾキサゾリウム塩(例えば塩化物、臭化物、ヨウ化物、
メタンスルホネート、ベンゼンスルホネート、p−トルエンスルホネート、トリ
フルオロメタンスルホネート、メチルスルフェート、テトラフルオロボレートと
して存在し得る)、および
【0019】 2−メチル−3−(3−スルホプロピル)−ベンゾチアゾリウムヒドロキシド、
分子内塩、4−メチル−1−(3−スルホプロピル)−ピリジニウムヒドロキシ
ド、分子内塩、4−メチル−1−(3−スルホプロピル)−キノリニウムヒドロ
キシド、分子内塩、5−メトキシ−2−メチル−3−(3−スルホプロピル)−
ベンゾチアゾリウムヒドロキシド、分子内塩、並びにそれらの混合物。
【0020】 式IIIで示される化合物を以下例示する:ローダニン、ローダニン−3−酢酸
、バルビツール酸、チオバルビツール酸、1,3−ジメチルおよび1,3−ジエ
チルチオバルビツール酸、オキシンドール、3−インドキシルアセテート、クマ
ラノン、1−メチル−3−フェニルピラゾリノン、インダン−1,3−ジオン、
シクロペンタン−1,3−ジオン、1,2−ジヒドロ−1−エチル−6−ヒドロ
キシ−4−メチル−2−オキソ−3−ピリジンカルボニトリル、1−ジシアノメ
チレンインダン、1−ジシアノメチレンインダン−3−オン、並びにそれらの混
合物。
【0021】 式Iと式IIおよび/または式IIIで示される化合物の反応生成物を以下例示す
る:4-[(1-メチル-4(1H)-ピリジニリデン)-エチリデン]-2,5-シクロヘキサジエ
ン-1-オン、4-(4-ヒドロキシスチリル)-1-ピリジニウム-3-プロピル スルホネー
ト、2-(4-ヒドロキシスチリル)-1-メチルピリジニウム ヨーダイド、4-(4-メト
キシスチリル)-1-メチルピリジニウム ヨーダイド、2-(4-メトキシスチリル)-1-
メチルピリジニウム ヨーダイド、1-エチル-2-(4-ヒドロキシスチリル)-ピリジ
ニウム ヨーダイド、1-メチル-4-(3,4-メチレンジオキシスチリル)-ピリジニウ
ム ヨーダイド、2-(4-エトキシスチリル)-1-メチルピリジニウム ヨーダイド、1
-エチル-2-(4-メトキシスチリル)-ピリジニウム ヨーダイド、1-メチル-2-(4-ヒ
ドロキシ-3-メトキシスチリル)-ピリジニウム ヨーダイド、1-エチル-2-(3,4-メ
チレンジオキシスチリル)-ピリジニウム ヨーダイド、1-エチル-4-(3,4-メチレ
ンジオキシスチリル)-キノリニウム ヨーダイド、4-(3,4-ジメチルスチリル)-1-
メチルキノリニウム ヨーダイド、1-エチル-4-(4-ヒドロキシスチリル)-キノリ
ニウム ヨーダイド、1-エチル-2-(4-ヒドロキシスチリル)-キノリニウム ヨーダ
イド、およびそれらの混合物。
【0022】 上記のような化合物は、多くが文献により知られているか、または市販されて
いるか、または既知の合成法によって得ることができる。 上記式I、式IIおよび式IIIで示される化合物は、本発明の組成物中で、染料
組成物全体100g当たり、好ましくは0.03〜65ミリモル、より好ましく
は1〜40ミリモルの量で使用する。本発明の特に好ましい態様においては、式
Iで示される化合物と、式IIおよび/または式IIIで示されるCH−活性化合物
とを、2:1ないし1:2のモル量比で、とりわけ実質的に等モル量使用し得る
【0023】 それら化合物は、直接染料として、または通常の酸化染料前駆物質の存在下に
使用し得る。 染色成分として本発明の組み合わせのみを含有する染料組成物は、黄、橙、赤
および紫色域の染色に使用することが好ましい。
【0024】 他の色およびより純度の高い色を得るためには、本発明の染料組成物は更に色
改善剤を含有し得る。色改善剤は、ピペリジン、ピペリジン−2−カルボン酸、
ピペリジン−3−カルボン酸、ピペリジン−4−カルボン酸、ピリジン、2−ヒ
ドロキシピリジン、3−ヒドロキシピリジン、4−ヒドロキシピリジン、イミダ
ゾール、1−メチルイミダゾール、ヒスチジン、ピロリジン、プロリン、ピロリ
ドン、ピロリドン−5−カルボン酸、ピラゾール、1,2,4−トリアゾール、
ピペラジン、それらの誘導体および生理学的適合性塩から成る群から選択するこ
とが好ましい。
【0025】 上記色改善剤は、染料組成物全体100g当たり、0.03〜65ミリモル、
とりわけ1〜40ミリモルの量で使用し得る。 式I、IIおよび/またはIIIで示される化合物の種々の組み合わせを、任意の
染料組成物中に合わせて使用してもよい。同様に、種々の色改善剤を合わせて使
用してもよい。
【0026】 酸化剤(例えばH22)は存在する必要はない。しかし、場合によっては、染
色するケラチン含有繊維よりも薄い色を得るために、過酸化水素または他の酸化
剤を本発明の組成物に加えることが望ましいこともある。酸化剤は通例、適用す
る溶液に対して0.01〜6重量%の量で使用する。人毛に対し好ましい酸化剤
は、H22である。
【0027】 好ましい一態様においては、本発明の染料組成物は、更に色調を調整するため
に、本発明に従って使用する化合物に加えて、通常の直接染料を含有する。直接
染料は例えば、ニトロフェニレンジアミン類、ニトロアミノフェノール類、アン
トラキノン類またはインドフェノール類から選択する。適当な直接染料の例は下
記国際名または商品名で知られる化合物である:HC Yellow 2、HC Yello
w 4、HC Yellow 6、Basic Yellow 57、Disperse Orange 3、HC
Red 3、HC Red BN、Basic Red 76、HC Blue 2、Disperse Blu
e 3、Basic Blue 99、HC Violet 1、Disperse Violet 1、Dispers
e Violet 4、Disperse Black 9、Basic Brown 16、およびBasic Bro
wn 17、並びにピクラミン酸、2−アミノ−6−クロロ−4−ニトロフェノー
ル、4−アミノ−2−ニトロジフェニルアミン−2'−カルボン酸、6−ニトロ
−1,2,3,4−テトラヒドロキノキサリン、4−N−エチル−1,4−ビス−(
2'−ヒドロキシエチルアミノ)−2−ニトロベンゼン・ヒドロクロリド、および
1−メチル−3−ニトロ−4−(2'−ヒドロキシエチル)−アミノベンゼン。本
発明のこの態様の組成物は直接染料を、染料組成物全体に対して好ましくは0.
01〜20重量%の量で含有する。
【0028】 更に本発明の組成物は、天然に生成する染料、例えばヘンナ・レッド、ヘンナ
・ニュートラル、ヘンナ・ブラック、カモミール花、ビャクダン、紅茶、モチノ
キ樹皮、セージ、蘇方樹、アカネ根、カテキュ、Sedreおよびアルカネットを含
有してもよい。
【0029】 本発明に従って使用する化合物I、化合物IIおよび化合物III、または場合に
より使用する色改善剤および直接染料は、単一の化合物である必要はない。本発
明の染毛組成物は、各染料の製造方法に起因する少量の他の成分を、それが染色
結果に悪影響を及ぼすこと、または他の理由(例えば毒物学的理由)によって排除
する必要の無い限り、含有してよい。
【0030】 本発明の染料は、生理学的に許容し得る45℃未満の温度でも、高純度の色を
生成する。従って、本発明の染料は、人毛の染色に特に適当である。人毛に適用
するには、染料を通例、水含有化粧品担体中に組み合わせる。適当な水含有化粧
品担体は、例えば、クリーム、エマルジョン、ゲル、もしくは界面活性剤含有発
泡性溶液(例えばシャンプー)、またはケラチン含有繊維に適用するのに適当な他
の製剤である。水不含有担体中に染料を組み合わせてもよい。
【0031】 本発明の染料組成物は、そのような製剤中に通常存在する既知の活性物質、添
加剤および助剤をも含有し得る。染料組成物は多くの場合、少なくとも1種の界
面活性剤を含有する。原則として、アニオン性、双性イオン性、両性、ノニオン
性およびカチオン性界面活性剤のいずれも適当である。しかし、多くの場合、ア
ニオン性、双性イオン性またはノニオン性界面活性剤から選択することが有利で
あるとわかった。
【0032】 本発明の組成物に適当なアニオン性界面活性剤は、人体に対する使用に適した
アニオン性界面活性物質である。そのような物質は、水可溶化アニオン基、例え
ばカルボキシレート、スルフェート、スルホネートまたはホスフェート基と、炭
素数約10〜22の親油性アルキル基とを有する。更に、グリコールまたはポリ
グリコールエーテル基、エステル、エーテル、アミドおよびヒドロキシル基も、
分子中に存在し得る。ナトリウム、カリウムおよびアンモニウム塩並びにモノ−
、ジ−およびトリアルカノールアンモニウム塩(アルカノール基の炭素数2また
は3)の形態の、適当なアニオン性界面活性剤の例を次に挙げる:
【0033】 ・炭素数10〜22の直鎖脂肪酸(石鹸)、 ・式: R−O−(CH2−CH2O)x−CH2−COOH[式中、Rは炭素数10
〜22の直鎖アルキル基であり、x=0または1〜16である。]で示されるエ
ーテルカルボン酸、 ・アシル基の炭素数10〜18のアシルサルコシド、 ・アシル基の炭素数10〜18のアシルタウリド、 ・アシル基の炭素数10〜18のアシルイセチオネート、 ・アルキル基の炭素数8〜18のスルホコハク酸モノ−およびジアルキルエス
テル、およびアルキル基の炭素数8〜18/オキシエチル基数1〜6のスルホコ
ハク酸モノアルキルポリオキシエチルエステル、 ・炭素数12〜18の直鎖アルカンスルホネート、 ・炭素数12〜18の直鎖α−オレフィンスルホネート、 ・炭素数12〜18の脂肪酸のα−スルホ脂肪酸メチルエステル、 ・式: R−O−(CH2−CH2O)x−SO3H[式中、Rは好ましくは直鎖の炭
素数10〜18のアルキル基であり、x=0または1〜12である。]で示され
るアルキルスルフェートおよびアルキルポリグリコールエーテルスルフェート、 ・DE−A−3725030による界面活性ヒドロキシスルホネートの混合物
、 ・DE−A−3723354による硫酸化ヒドロキシアルキルポリエチレンお
よび/またはヒドロキシアルキレンプロピレングリコールエーテル、 ・DE−A−3926344による炭素数12〜24/二重結合数1〜6の不
飽和脂肪酸のスルホネート、 ・炭素数8〜22の脂肪アルコールにエチレンオキシドおよび/またはプロピ
レンオキシド約2〜15分子が付加した生成物の形態のアルコールと酒石酸およ
びクエン酸とのエステル。
【0034】 好ましいアニオン性界面活性剤は、アルキルスルフェート、アルキルポリグリ
コールエーテルスルフェートおよびエーテルカルボン酸(アルキル基の炭素数1
0〜18、分子中のグリコールエーテル基数12までのもの)、並びにとりわけ
、飽和および特に不飽和のC8-22カルボン酸(例えばオレイン酸、ステアリン酸
、イソステアリン酸およびパルミチン酸)の塩である。
【0035】 本発明において、双性イオン性界面活性剤は、少なくとも1個の第四級アンモ
ニウム基および少なくとも1個の−COO-または−SO3 -基を分子中に有する
界面活性化合物である。特に適当な双性イオン性界面活性剤は、いわゆるベタイ
ン、例えばN−アルキル−N,N−ジメチルアンモニウムグリシネート(例えばヤ
シ油アルキルジメチルアンモニウムグリシネート)、N−アシルアミノプロピル
−N,N−ジメチルアンモニウムグリシネート(例えばヤシ油アシルアミノプロピ
ルジメチルアンモニウムグリシネート)、および2−アルキル−3−カルボキシ
メチル−3−ヒドロキシエチルイミダゾリンであって、アルキルまたはアシル基
の炭素数8〜18のもの、並びにヤシ油アシルアミノエチルヒドロキシエチルカ
ルボキシメチルグリシネートである。好ましい双性イオン性界面活性剤は、CT
FA名Cocamidopropyl Betaineとして知られる脂肪酸アミド誘導体である。
【0036】 両性界面活性剤は、C8-18アルキルまたはアシル基に加えて、少なくとも1個
の遊離アミノ基および少なくとも1個の−COOHまたは−SO3H基を分子中
に有し、分子内塩を形成し得る界面活性化合物である。適当な両性界面活性剤の
例は、N−アルキルグリシン、N−アルキルプロピオン酸、N−アルキルアミノ
酪酸、N−アルキルイミノジプロピオン酸、N−ヒドロキシエチル−N−アルキ
ルアミドプロピルグリシン、N−アルキルタウリン、N−アルキルサルコシン、
2−アルキルアミノプロピオン酸およびアルキルアミノ酢酸(アルキル基の炭素
数約8〜18のもの)である。特に好ましい両性界面活性剤は、N−ヤシ油アル
キルアミノプロピオネート、ヤシ油アシルアミノエチルアミノプロピオネート、
およびC12-18アシルサルコシンである。
【0037】 ノニオン性界面活性剤は、例えば、ポリオール基、ポリアルキレングリコール
エーテル基、またはポリオール/ポリグリコールエーテル基組み合わせを、親水
性基として有する。そのような化合物の例を、次に挙げる: ・炭素数8〜22の直鎖脂肪アルコール、炭素数12〜22の脂肪酸、および
アルキル基の炭素数8〜15のアルキルフェノールの、エチレンオキシド2〜3
0モルおよび/またはプロピレンオキシド0〜5モル付加物、 ・グリセロールのエチレンオキシド1〜30モル付加物の、C12-22脂肪酸モ
ノエステルおよびジエステル、 ・C8-22アルキルモノ−およびオリゴグリコシド並びにそれらのエトキシル化
類似体、 ・ヒマシ油および水素化ヒマシ油のエチレンオキシド5〜60モル付加物、 ・ソルビタン脂肪酸エステルのエチレンオキシド付加物、 ・脂肪酸アルカノールアミドのエチレンオキシド付加物。
【0038】 本発明の毛髪処理製剤中に使用するのに適当なカチオン性界面活性剤の例は、
とりわけ、第四級アンモニウム化合物である。好ましい第四級アンモニウム化合
物は、次のようなハロゲン化アンモニウムである: アルキルトリメチルアンモニ
ウムクロリド、ジアルキルジメチルアンモニウムクロリドおよびトリアルキルメ
チルアンモニウムクロリド、例えばセチルトリメチルアンモニウムクロリド、ス
テアリルトリメチルアンモニウムクロリド、ジステアリルジメチルアンモニウム
クロリド、ラウリルジメチルアンモニウムクロリド、ラウリルジメチルベンジル
アンモニウムクロリドおよびトリセチルメチルアンモニウムクロリド。本発明に
従って使用するのに適当な他のカチオン性界面活性剤は、第四級化タンパク質加
水分解物である。
【0039】 また、次に例示するカチオン性シリコーン油も、本発明に従って使用するのに
適当である: 市販品であるQ2−7224(製造者: Dow Corning; 安定化し
たトリメチルシリルアモジメチコン)、Dow Corning 929 Emulsion(A
modimethiconeとしても知られるヒドロキシアミノ修飾シリコーンを含有)、S
M−2059(製造者: General Electric)、SLM−55067(製造者:
Wacker)、並びにAbil(商標)−Quat3270および3272(製造者: Th.
Goldschmidt; ジ第四級ポリジメチルシロキサン、Quaternium−80)。
【0040】 アルキルアミドアミン、とりわけ脂肪酸アミドアミン、例えばTego Amid(
商標)S18として入手し得るステアリルアミドプロピルジメチルアミンは、好
ましいコンディショニング効果を示し、しかも、とりわけ易生分解性である。 第四級エステル化合物、いわゆる「エステルクォート(esterquat)」、例えば
メチルヒドロキシアルキルジアルコイルオキシアルキルアンモニウムメトスルフ
ェート[Stepantex(商標)の商品名で市販されている]も、易生分解性である。
【0041】 カチオン性界面活性剤として使用するのに適当な第四級糖誘導体の一例は、市
販生成物であるGlucquat(商標)100(CTFA名:Lauryl Methyl Gluceth
−10 Hydroxypropyl Dimonium Chloride)である。 界面活性剤として使用するアルキル基を有する化合物は、単一の化合物であっ
てよい。しかし、通例、そのような化合物は天然の植物性または動物性原料から
製造するので、原料に応じてアルキル鎖長の異なる化合物の混合物として得られ
る。
【0042】 脂肪アルコールのエチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシド付加物
、またはそのような付加物の誘導体である界面活性剤は、「通常の」同族体分布を
有する生成物、および狭い同族体分布を有する生成物のいずれであってもよい。
「通常の」同族体分布を有する生成物は、触媒としてアルカリ金属、アルカリ金属
水酸化物またはアルカリ金属アルコラートを使用して、脂肪アルコールとアルキ
レンオキシドとの反応によって得る同族体混合物である。一方、狭い同族体分布
は、例えばヒドロタルサイト、エーテルカルボン酸のアルカリ土類金属塩、アル
カリ土類金属酸化物、水酸化物またはアルコラートを触媒として使用した場合に
得られる。同族体分布の狭い生成物を使用することが有利であり得る。
【0043】 他の活性物質、助剤および添加剤を、次に例示する: ・ノニオン性ポリマー、例えばビニルピロリドン/ビニルアクリレートコポリ
マー、ポリビニルピロリドン、およびビニルピロリドン/ビニルアセテートコポ
リマー、並びにポリシロキサン、 ・カチオン性ポリマー、例えば第四級化セルロースエーテル、第四級基含有ポ
リシロキサン、ジメチルジアリルアンモニウムクロリドポリマー、アクリルアミ
ド/ジメチルジアリルアンモニウムクロリドコポリマー、ジエチルスルフェート
で第四級化したジメチルアミノエチルメタクリレート/ビニルピロリドンコポリ
マー、ビニルピロリドン/イミダゾリニウムメトクロリドコポリマー、および第
四級化ポリビニルアルコール、 ・双性イオン性および両性ポリマー、例えばアクリルアミドプロピル−トリメ
チルアンモニウムクロリド/アクリレートコポリマー、およびオクチルアクリル
アミド/メチルメタクリレート/t−ブチルアミノエチルメタクリレート/2−
ヒドロキシプロピルメタクリレートコポリマー、 ・アニオン性ポリマー、例えばポリアクリル酸、架橋ポリアクリル酸、ビニル
アセテート/クロトン酸コポリマー、ビニルピロリドン/ビニルアクリレートコ
ポリマー、ビニルアセテート/ブチルマレエート/イソボルニルアクリレートコ
ポリマー、メチルビニルエーテル/無水マレイン酸コポリマー、およびアクリル
酸/エチルアクリレート/N−t−ブチルアクリルアミドターポリマー、
【0044】 ・増粘剤、例えば寒天、グアーガム、アルギネート、キサンタンガム、アラビ
アガム、インドガム、イナゴマメ粉、アマニガム、デキストラン、セルロース誘
導体(例えばメチルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロースおよびカルボキ
シメチルセルロース)、デンプンフラクションおよび誘導体(例えばアミロース、
アミロペクチンおよびデキストリン)、クレー(例えばベントナイト)、または純
合成ヒドロコロイド(例えばポリビニルアルコール)、 ・構造剤、例えばグルコース、およびマレイン酸、 ・ヘアコンディショニング化合物、例えばリン脂質(例えば大豆レシチン、卵
レシチンおよびケファリン)、およびシリコーン油、 ・タンパク質加水分解物、とりわけエラスチン、コラーゲン、ケラチン、乳タ
ンパク質、大豆タンパク質および小麦タンパク質加水分解物、それらと脂肪酸と
の縮合生成物、並びに第四級化タンパク質加水分解物、
【0045】 ・香油、ジメチルイソソルビドおよびシクロデキストリン、 ・可溶化剤、例えばエタノール、イソプロパノール、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、グリセロールおよびジエチレングリコール、 ・フケ防止剤、例えばPiroctone OlamineおよびZinc Omadine、 ・pH値調節のための他の物質、 ・活性物質、例えばパンテノール、パントテン酸、アラントイン、ピロリドン
カルボン酸およびその塩、植物抽出物、並びにビタミン、 ・コレステロール、 ・UVフィルター、
【0046】 ・コンシステンシー因子、例えば糖エステル、ポリオールエステルまたはポリ
オールアルキルエーテル、 ・脂肪および蝋、例えば鯨蝋、蜜蝋、モンタン蝋、パラフィン、脂肪アルコー
ルおよび脂肪酸エステル、 ・脂肪酸アルカノールアミド、 ・錯化剤、例えばEDTA、NTAおよびホスホン酸、 ・膨潤および浸透剤、例えばグリセロール、プロピレングリコールモノエチル
エーテル、カーボネート、水素カーボネート、グアニジン類、尿素類、第一、第
二および第三ホスフェート、イミダゾール類、タンニン類、ピロール、 ・乳濁剤、例えばラテックス、 ・真珠光沢剤、例えばエチレングリコールモノ−およびジステアレート、 ・プロペラント、例えばプロパン/ブタン混合物、N2O、ジメチルエーテル
、CO2および空気、並びに ・抗酸化剤。
【0047】 本発明の染料組成物を調製するには、水含有担体の成分は、その目的のための
通常の量で使用する。例えば、染料組成物全体に対して、乳化剤を0.5〜30
重量%の濃度で使用し、増粘剤を0.1〜25重量%の濃度で使用する。
【0048】 染料組成物にアンモニウムまたは金属塩を加えることは、染色結果に有利であ
り得る。適当な金属塩の例は、アルカリ金属(例えばカリウム、ナトリウムまた
はリチウム)、アルカリ土類金属(例えばマグネシウム、カルシウム、ストロン
チウムまたはバリウム)、またはアルミニウム、マンガン、鉄、コバルト、銅も
しくは亜鉛の、ギ酸塩、炭酸塩、ハロゲン化物、硫酸塩、酪酸塩、吉草酸塩、カ
プロン酸塩、酢酸塩、乳酸塩、グリコール酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、グルコ
ン酸塩、プロピオン酸塩、リン酸塩およびホスホン酸塩である。酢酸ナトリウム
、臭化リチウム、臭化カルシウム、グルコン酸カルシウム、塩化亜鉛、硫酸亜鉛
、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、炭酸アンモニウム、塩化アンモニウム
および酢酸アンモニウムが好ましい。このような塩は、染料組成物全体100g
当たり、好ましくは0.03〜65ミリモル、より好ましくは1〜40ミリモル
の量で存在する。 即用染色組成物のpH値は通例、2〜12、好ましくは4〜10の範囲である
【0049】 本発明は、式Iで示される芳香族アルデヒドまたはケトンと、式IIおよび/ま
たは式IIIで示されるCH−活性化合物との組み合わせ、および/または上記化
合物の反応生成物の、酸化染毛組成物中の染色成分としての使用にも関する:
【0050】 式I:
【化13】 [式中、R、R、R、R、R、Qおよびnは前記と同意義である。]
; 式IIおよび/または式III:
【化14】
【化15】 [式中、R、R、R、R、X、Y、R10、R11およびZは前記と同
意義である。]。
【0051】 本発明は、ケラチン含有繊維(とりわけ、人毛)の染色方法であって、式Iで
示される芳香族アルデヒドまたはケトンと、式IIおよび/または式IIIで示され
るCH−活性化合物との組み合わせ、並びに通常の化粧品成分を含有する染料組
成物をケラチン含有繊維に適用し、しばらくの間(通例約30分間)放置した後
、濯ぎ落とすか、またはシャンプーで洗い落とすことを含んで成る方法にも関す
る:
【0052】 式I:
【化16】 [式中、R、R、R、R、R、Qおよびnは前記と同意義である。]
; 式IIおよび/または式III:
【化17】
【化18】 [式中、R、R、R、R、X、Y、R10、R11およびZは前記と同
意義である。]。
【0053】 式Iで示される芳香族アルデヒドまたはケトンと、式IIおよび/または式III
で示されるCH−活性化合物とは、毛髪に同時に適用しても、順次適用してもよ
い。後者の場合、二成分のいずれを先に適用してもよい。場合により使用するア
ンモニウムまたは金属塩は、第1の成分と第2の成分のどちらに添加してもよい
。第1の成分の適用と第2成分との適用との間に、30分間までの間隔をおいて
よい。繊維を塩溶液で前処理してもよい。
【0054】 式Iで示される芳香族アルデヒドまたはケトンと、式IIおよび/または式III
で示されるCH−活性化合物とは、別々に、または合わせて貯蔵してよく、液体
もしくはペースト状製剤(水性もしくは水不含有)として、または乾燥粉末とし
て貯蔵し得る。成分を別々に貯蔵する場合は、適用直前によく混ぜ合わせる。乾
燥貯蔵する場合は、通例、適用前にある量の温水(30〜80℃)を加えて均質
混合物を調製する。
【0055】 実施例 染色溶液の調製 水25ml中の、式Iで示される芳香族アルデヒドまたはケトン5ミリモルの
懸濁液および、式IIまたは式IIIで示されるCH−活性化合物5ミリモルの懸濁
液を、50℃で調製した。30℃に冷却後、それら懸濁液を混ぜ合わせ、酢酸ナ
トリウム5ミリモル、場合によりピペリジン5ミリモル、および20%脂肪アル
キルエーテルスルフェート溶液1滴を加え、希NaOHまたは塩酸でpHを調節
した。特記しない限り、pH6.00で染色を行った。 式Iで示される化合物と式IIまたは式IIIで示される化合物との反応生成物を
使用する場合は、反応生成物5ミリモルを水50mlに懸濁または溶解した。
【0056】 前処理していない90%灰色の人毛房を、上記染色溶液に30℃で30分間入
れた。その後、人毛房を微温水で30秒間濯ぎ、温空気で乾燥し、次いで櫛を通
した。 色および色の濃さを次表に示す。 色の濃さは、下記基準で評価した: − : 色があっても非常に薄い (+) : 低純度 + : 中純度 +(+): 中ないし高純度 ++ : 高純度 ++(+): 高ないし極高純度 +++ : 極高純度
【0057】
【表1】 1 等モル量のピペリジンを色改善剤として添加後、pH 9.00 で染色
【0058】
【表2】
【0059】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドリス・オーバーコブッシュ ドイツ連邦共和国デー−40591デュッセル ドルフ、アウフム・ロット81番 (72)発明者 ホルスト・ヘフケス ドイツ連邦共和国デー−40595デュッセル ドルフ、カルロ−シュミット−シュトラー セ113番 Fターム(参考) 4C083 AB032 AB102 AB211 AB221 AB231 AB281 AB291 AB311 AB321 AB331 AB341 AB351 AB361 AB411 AC211 AC212 AC231 AC232 AC301 AC511 AC512 AC581 AC691 AC692 AC782 AC841 AC851 AC852 AC861 AC862 AC891 BB04 BB05 BB07 BB53 CC36 DD27 EE26 4H057 AA01 BA03 BA04 CA07 CA12 CB16 CB34 CB35 CB36 CB38 CB41 CB43 CB58 CC02 DA01 DA21

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケラチン含有繊維、とりわけ人毛を染色するための組成物で
    あって、染色成分として、式Iで示される芳香族アルデヒドまたはケトンと、式
    IIおよび/または式IIIで示されるCH−活性化合物との組み合わせ、および/
    またはそれら化合物の反応生成物を含有する組成物: 式I: 【化1】 [式中、Rは水素原子、C1−4アルキル基またはアリール基であり、 R、RおよびRは、互いに独立して水素原子、C1-4アルキル基、ハロ
    ゲン原子、ヒドロキシ、C1−4アルコキシもしくはニトロ基であるか、または
    それらの基のうちの2個が共同で縮合芳香環を形成し得、 Rは、水素原子、C1−4アルキル、C2−4ヒドロキシアルキル、C1− アルケニルもしくはアリール基であるか、またはR、RもしくはRと共
    同で5〜7員縮合複素環を形成するか、または酸素原子と共同でオラート基を形
    成し、該オラート基の負電荷はアルカリ金属イオンもしくはアンモニウムイオン
    によって補われ、 nは0、1または2である。]; 式II: 【化2】 [式中、 RはC1−10アルキル、C2−4アルケニル、C2−4ヒドロキシアルキ
    ル、C2−4カルボキシアルキル、C2−4スルホアルキルまたはアラルキル基
    であり、 RおよびRは、互いに独立して水素原子、C1−4アルキル基、ハロゲン
    原子、ヒドロキシ、C1−4アルコキシもしくはニトロ基であるか、または共同
    で縮合芳香環を形成し、 Rは水素原子、C1−4アルキルまたはアリール基であり、 Xは酸素またはイオウ原子、基−CH=CH−または>N−R12であり、こ
    こでR12はC1−4アルキル、C2−4カルボキシアルキル、C2−4スルホ
    アルキル、C2−4スルホキシアルキル、C2−4ヒドロキシアルキルまたはア
    ラルキル基であり、 Yはハライド、C1−4アルキルスルフェート、C1−4アルカンスルホネ
    ート、アレーンスルホネート、C1−4パーフルオロアルカンスルホネート、テ
    トラフルオロボレート、パーハロゲネート、スルフェート、水素スルフェートま
    たはカルボキシレートから選択するアニオンである。]; 式III: 【化3】 [式中、 R10はC1−4アシル基、アロイル、C1−4アルキルスルホニル、C1− アルキルスルフィニル、C1−4アルキルアミノ、ジ−C1−4−アルキルア
    ミノ、ビニルカルボニル、メチンイミノ、ニトリル、エステルまたはカルボン酸
    アミド基(場合により、C1−4アルキル、C2−4ヒドロキシアルキルまたは
    アリール基で置換されていてもよい)であり、 R11はC1−4アシル、C1−4アルコキシ、C1−4アルキルアミノ、C 1−4 アシルアミノまたはジ−C1−4−アルキルアミノ基であり、 置換基R10およびR11は分子の他の部分と共同で、チアゾリジン−2,5
    −ジオン類、チアゾリジン−2−チオン−5−オン類、パーヒドロピリミジン−
    2,4,6−トリオン類、パーヒドロピリミジン−2−チオン−4,6−ジオン
    類、シクロペンタン−1,3−ジオン類、シクロヘキサン−1,3−ジオン類、
    インダン−1,3−ジオン類、2−ピラゾリン−5−オン類、1,2−ジヒドロ
    −6−ヒドロキシ−2−ヒドロキシピリジン類、ベンゾチアジン−3−オン類ま
    たはそれらのエノールエステルのシリーズから選択する5、6または7員複素環
    を形成し、 Zは酸素、イオウまたはジシアノメチレン基である。]。
  2. 【請求項2】 式Iで示される化合物として、下記化合物およびそれらの混
    合物を使用する請求項1に記載の組成物:サリチルアルデヒド、3−ヒドロキシ
    ベンズアルデヒド、4−ヒドロキシベンズアルデヒド、o−アニスアルデヒド、
    m−アニスアルデヒド、p−アニスアルデヒド、4−ヒドロキシ−3−メチルベ
    ンズアルデヒド、2−ヒドロキシ−3−メチルベンズアルデヒド、2−ヒドロキ
    シ−5−メチルベンズアルデヒド、2−ヒドロキシ−4−メチルベンズアルデヒ
    ド、2,3−ジヒドロキシベンズアルデヒド、2,5−ジヒドロキシベンズアルデ
    ヒド、3,4−ジヒドロキシベンズアルデヒド、2,4−ジヒドロキシベンズアル
    デヒド、3,5−ジヒドロキシベンズアルデヒド、2,3−ジヒドロキシベンゾ[
    b]フラン−5−カルボキサルデヒド、ピペロナール、4−エトキシベンズアル
    デヒド、3,5−ジメチル−4−ヒドロキシベンズアルデヒド、バニリン、イソ
    バニリン、2,3,4−トリヒドロキシベンズアルデヒド、2,4,5−トリヒドロ
    キシベンズアルデヒド、2,4,6−トリヒドロキシベンズアルデヒド、3,4,5
    −トリヒドロキシベンズアルデヒド、3−クロロ−4−ヒドロキシベンズアルデ
    ヒド、2,4−ジメトキシベンズアルデヒド、2,5−ジメトキシベンズアルデヒ
    ド、2,6−ジメトキシベンズアルデヒド、3,4−ジメトキシベンズアルデヒド
    、3,4−ジヒドロキシ−5−メトキシベンズアルデヒド、2−ヒドロキシ−1
    −ナフトアルデヒド、4−ヒドロキシ−1−ナフトアルデヒド、1−ヒドロキシ
    −2−ナフトアルデヒド、2−メトキシ−1−ナフトアルデヒド、4−メトキシ
    −1−ナフトアルデヒド、2−ヒドロキシアセトフェノン、4−ヒドロキシアセ
    トフェノン、2,4−ジヒドロキシアセトフェノン、2−ヒドロキシシンナムア
    ルデヒド、4−ヒドロキシシンナムアルデヒド、2,4−ジヒドロキシシンナム
    アルデヒド、4−ヒドロキシベンジリデンアセトン、4−ヒドロキシ−3−メト
    キシベンジリデンアセトン、4−ヒドロキシ−3−メトキシシンナムアルデヒド
    (コニフェリルアルデヒド)、3,5−ジメトキシ−4−ヒドロキシシンナムア
    ルデヒド、4−ヒドロキシシンナミリデンアセトアルデヒド、4−メトキシシン
    ナミリデンアセトアルデヒド。
  3. 【請求項3】 式IIで示されるCH−活性化合物として、下記化合物および
    それらの混合物を使用する請求項1または2に記載の組成物:1,4−ジメチル
    キノリニウム、1,2−ジメチルキノリニウム、1,4−ジメチルピリジニウム
    、1,2−ジメチルピリジニウム、2,4,6−トリメチルピリリウム、2−メ
    チル−1−エチルキノリニウム、2,3−ジメチルイソキノリニウム、1,2,
    3,3−テトラメチル−3H−インドリニウム、2,3−ジメチルベンゾチアゾ
    リウム、2,3−ジメチル−6−ニトロベンゾチアゾリウム、3−ベンジル−2
    −ベンゾチアゾリウム、2−メチル−3−プロピルベンゾチアゾリウム、2,4
    −ジメチル−3−エチルチアゾリウム、3−(2−カルボキシエチル)−2,5
    −ジメチルベンゾチアゾリウム、1,2,3−トリメチルベンゾイミダゾリウム
    、5,6−ジクロロ−1,3−ジエチル−2−メチルベンゾイミダゾリウム、3
    −エチル−2−メチルベンゾチアゾリウム、3−エチル−2−メチルナフト[1
    ,2−d]チアゾリウム、5−クロロ−3−エチル−2−メチルベンゾチアゾリ
    ウム、3−エチル−2−メチルベンゾキサゾリウム塩(例えば塩化物、臭化物、
    ヨウ化物、メタンスルホネート、ベンゼンスルホネート、p−トルエンスルホネ
    ート、トリフルオロメタンスルホネート、メチルスルフェート、テトラフルオロ
    ボレートとして存在し得る)、および2−メチル−3−(3−スルホプロピル)
    −ベンゾチアゾリウムヒドロキシド、分子内塩、4−メチル−1−(3−スルホ
    プロピル)−ピリジニウムヒドロキシド、分子内塩、4−メチル−1−(3−ス
    ルホプロピル)−キノリニウムヒドロキシド、分子内塩、5−メトキシ−2−メ
    チル−3−(3−スルホプロピル)−ベンゾチアゾリウムヒドロキシド、分子内
    塩。
  4. 【請求項4】 式IIIで示されるCH−活性化合物として、下記化合物およ
    びそれらの混合物を使用する請求項1〜3のいずれかに記載の組成物:ローダニ
    ン、ローダニン−3−酢酸、バルビツール酸、チオバルビツール酸、1,3−ジ
    メチルおよび1,3−ジエチルチオバルビツール酸、オキシンドール、3−イン
    ドキシルアセテート、クマラノン、1−メチル−3−フェニルピラゾリノン、イ
    ンダン−1,3−ジオン、シクロペンタン−1,3−ジオン、1,2−ジヒドロ
    −1−エチル−6−ヒドロキシ−4−メチル−2−オキソ−3−ピリジンカルボ
    ニトリル、1−ジシアノメチレンインダン、1−ジシアノメチレンインダン−3
    −オン。
  5. 【請求項5】 式Iと式IIおよび/または式IIIで示される化合物の反応生
    成物は下記化合物およびそれらの混合物から選択する請求項1〜4のいずれかに
    記載の組成物:4-[(1-メチル-4(1H)-ピリジニリデン)-エチリデン]-2,5-シクロ
    ヘキサジエン-1-オン、4-(4-ヒドロキシスチリル)-1-ピリジニウム-3-プロピル
    スルホネート、2-(4-ヒドロキシスチリル)-1-メチルピリジニウム ヨーダイド、
    4-(4-メトキシスチリル)-1-メチルピリジニウム ヨーダイド、2-(4-メトキシス
    チリル)-1-メチルピリジニウム ヨーダイド、1-エチル-2-(4-ヒドロキシスチリ
    ル)-ピリジニウム ヨーダイド、1-メチル-4-(3,4-メチレンジオキシスチリル)-
    ピリジニウム ヨーダイド、2-(4-エトキシスチリル)-1-メチルピリジニウム ヨ
    ーダイド、1-エチル-2-(4-メトキシスチリル)-ピリジニウム ヨーダイド、1-メ
    チル-2-(4-ヒドロキシ-3-メトキシスチリル)-ピリジニウム ヨーダイド、1-エチ
    ル-2-(3,4-メチレンジオキシスチリル)-ピリジニウム ヨーダイド、1-エチル-4-
    (3,4-メチレンジオキシスチリル)-キノリニウム ヨーダイド、4-(3,4-ジメチル
    スチリル)-1-メチルキノリニウム ヨーダイド、1-エチル-4-(4-ヒドロキシスチ
    リル)-キノリニウム ヨーダイド、1-エチル-2-(4-ヒドロキシスチリル)-キノリ
    ニウム ヨーダイド。
  6. 【請求項6】 式Iで示される芳香族アルデヒドまたはケトン、および式II
    で示される第四級複素環化合物、および式IIIで示されるCH−活性化合物を、
    染料組成物全体100g当たり、0.03〜65ミリモル、とりわけ1〜40ミ
    リモルの量で使用する請求項1〜5のいずれかに記載の組成物。
  7. 【請求項7】 ピペリジン、ピペリジン−2−カルボン酸、ピペリジン−3
    −カルボン酸、ピペリジン−4−カルボン酸、ピリジン、2−ヒドロキシピリジ
    ン、3−ヒドロキシピリジン、4−ヒドロキシピリジン、イミダゾール、1−メ
    チルイミダゾール、ヒスチジン、ピロリジン、プロリン、ピロリドン、ピロリド
    ン−5−カルボン酸、ピラゾール、1,2,4−トリアゾール、ピペラジンまた
    はそれらの混合物から成る群から選択する色改善剤を含有する請求項1〜6のい
    ずれかに記載の組成物。
  8. 【請求項8】 ニトロフェニレンジアミン類、ニトロアミノフェノール類、
    アントラキノン類またはインドフェノール類から成る群から選択する直接染料を
    、好ましくは染料組成物全体に対して0.01〜20重量%の量で含有する請求
    項1〜7のいずれかに記載の組成物。
  9. 【請求項9】 アルカリ金属(例えばカリウム、ナトリウムまたはリチウム
    )、アルカリ土類金属(例えばマグネシウム、カルシウム、ストロンチウムまた
    はバリウム)、またはアルミニウム、マンガン、鉄、コバルト、銅もしくは亜鉛
    の、ギ酸塩、炭酸塩、ハロゲン化物、硫酸塩、酪酸塩、吉草酸塩、カプロン酸塩
    、酢酸塩、乳酸塩、グリコール酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、グルコン酸塩、プ
    ロピオン酸塩、リン酸塩およびホスホン酸塩から成る群から選択する金属塩また
    はアンモニウム塩を更に含有する請求項1〜8のいずれかに記載の組成物。
  10. 【請求項10】 酸化剤、とりわけH22を、適用する溶液に対して0.0
    1〜6重量%の量で含有する請求項1〜9のいずれかに記載の組成物。
  11. 【請求項11】 アニオン性、双性イオン性またはノニオン性の界面活性剤
    を含有する請求項1〜10のいずれかに記載の組成物。
  12. 【請求項12】 式Iで示される芳香族アルデヒドまたはケトンと、式IIお
    よび/または式IIIで示されるCH−活性化合物との組み合わせ、および/また
    はそれら化合物の反応生成物の、酸化染毛組成物中の染色成分としての使用: 式I: 【化4】 [式中、Rは水素原子、C1−4アルキル基またはアリール基であり、 R、RおよびRは、互いに独立して水素原子、C1-4アルキル基、ハロ
    ゲン原子、ヒドロキシ、C1−4アルコキシもしくはニトロ基であるか、または
    それらの基のうちの2個が共同で縮合芳香環を形成し得、 Rは、水素原子、C1−4アルキル、C2−4ヒドロキシアルキル、C1− アルケニルもしくはアリール基であるか、またはR、RもしくはRと共
    同で5〜7員縮合複素環を形成するか、または酸素原子と共同でオラート基を形
    成し、該オラート基の負電荷はアルカリ金属イオンもしくはアンモニウムイオン
    によって補われ、 nは0、1または2である。]; 式II: 【化5】 [式中、 RはC1−10アルキル、C2−4アルケニル、C2−4ヒドロキシアルキ
    ル、C2−4カルボキシアルキル、C2−4スルホアルキルまたはアラルキル基
    であり、 RおよびRは、互いに独立して水素原子、C1−4アルキル基、ハロゲン
    原子、ヒドロキシ、C1−4アルコキシもしくはニトロ基であるか、または共同
    で縮合芳香環を形成し、 Rは水素原子、C1−4アルキルまたはアリール基であり、 Xは酸素またはイオウ原子、基−CH=CH−または>N−R12であり、こ
    こでR12はC1−4アルキル、C2−4カルボキシアルキル、C2−4スルホ
    アルキル、C2−4スルホキシアルキル、C2−4ヒドロキシアルキルまたはア
    ラルキル基であり、 Yはハライド、C1−4アルキルスルフェート、C1−4アルカンスルホネ
    ート、アレーンスルホネート、C1−4パーフルオロアルカンスルホネート、テ
    トラフルオロボレート、パーハロゲネート、スルフェート、水素スルフェートま
    たはカルボキシレートから選択するアニオンである。]; 式III: 【化6】 [式中、 R10はC1−4アシル基、アロイル、C1−4アルキルスルホニル、C1− アルキルスルフィニル、C1−4アルキルアミノ、ジ−C1−4−アルキルア
    ミノ、ビニルカルボニル、メチンイミノ、ニトリル、エステルまたはカルボン酸
    アミド基(場合により、C1−4アルキル、C2−4ヒドロキシアルキルまたは
    アリール基で置換されていてもよい)であり、 R11はC1−4アシル、C1−4アルコキシ、C1−4アルキルアミノ、C 1−4 アシルアミノまたはジ−C1−4−アルキルアミノ基であり、 置換基R10およびR11は分子の他の部分と共同で、チアゾリジン−2,5
    −ジオン類、チアゾリジン−2−チオン−5−オン類、パーヒドロピリミジン−
    2,4,6−トリオン類、パーヒドロピリミジン−2−チオン−4,6−ジオン
    類、シクロペンタン−1,3−ジオン類、シクロヘキサン−1,3−ジオン類、
    インダン−1,3−ジオン類、2−ピラゾリン−5−オン類、1,2−ジヒドロ
    −6−ヒドロキシ−2−ヒドロキシピリジン類、ベンゾチアジン−3−オン類ま
    たはそれらのエノールエステルのシリーズから選択する5、6または7員複素環
    を形成し、 Zは酸素、イオウまたはジシアノメチレン基である。]。
  13. 【請求項13】 ケラチン含有繊維、とりわけ人毛の染色方法であって、式
    Iで示される芳香族アルデヒドまたはケトンと、式IIおよび/または式IIIで示
    されるCH−活性化合物との組み合わせ、および/またはそれら化合物の反応生
    成物、並びに通常の化粧品成分を含有する染料組成物をケラチン含有繊維に適用
    し、しばらくの間(通例約30分間)放置した後、濯ぎ落とすか、またはシャン
    プーで洗い落とすことを含んで成る方法: 式I: 【化7】 [式中、Rは水素原子、C1−4アルキル基またはアリール基であり、 R、RおよびRは、互いに独立して水素原子、C1-4アルキル基、ハロ
    ゲン原子、ヒドロキシ、C1−4アルコキシもしくはニトロ基であるか、または
    それらの基のうちの2個が共同で縮合芳香環を形成し得、 Rは、水素原子、C1−4アルキル、C2−4ヒドロキシアルキル、C1− アルケニルもしくはアリール基であるか、またはR、RもしくはRと共
    同で5〜7員縮合複素環を形成するか、または酸素原子と共同でオラート基を形
    成し、該オラート基の負電荷はアルカリ金属イオンもしくはアンモニウムイオン
    によって補われ、 nは0、1または2である。]; 式II: 【化8】 [式中、 RはC1−10アルキル、C2−4アルケニル、C2−4ヒドロキシアルキ
    ル、C2−4カルボキシアルキル、C2−4スルホアルキルまたはアラルキル基
    であり、 RおよびRは、互いに独立して水素原子、C1−4アルキル基、ハロゲン
    原子、ヒドロキシ、C1−4アルコキシもしくはニトロ基であるか、または共同
    で縮合芳香環を形成し、 Rは水素原子、C1−4アルキルまたはアリール基であり、 Xは酸素またはイオウ原子、基−CH=CH−または>N−R12であり、こ
    こでR12はC1−4アルキル、C2−4カルボキシアルキル、C2−4スルホ
    アルキル、C2−4スルホキシアルキル、C2−4ヒドロキシアルキルまたはア
    ラルキル基であり、 Yはハライド、C1−4アルキルスルフェート、C1−4アルカンスルホネ
    ート、アレーンスルホネート、C1−4パーフルオロアルカンスルホネート、テ
    トラフルオロボレート、パーハロゲネート、スルフェート、水素スルフェートま
    たはカルボキシレートから選択するアニオンである。]; 式III: 【化9】 [式中、 R10はC1−4アシル基、アロイル、C1−4アルキルスルホニル、C1− アルキルスルフィニル、C1−4アルキルアミノ、ジ−C1−4−アルキルア
    ミノ、ビニルカルボニル、メチンイミノ、ニトリル、エステルまたはカルボン酸
    アミド基(場合により、C1−4アルキル、C2−4ヒドロキシアルキルまたは
    アリール基で置換されていてもよい)であり、 R11はC1−4アシル、C1−4アルコキシ、C1−4アルキルアミノ、C 1−4 アシルアミノまたはジ−C1−4−アルキルアミノ基であり、 置換基R10およびR11は分子の他の部分と共同で、チアゾリジン−2,5
    −ジオン類、チアゾリジン−2−チオン−5−オン類、パーヒドロピリミジン−
    2,4,6−トリオン類、パーヒドロピリミジン−2−チオン−4,6−ジオン
    類、シクロペンタン−1,3−ジオン類、シクロヘキサン−1,3−ジオン類、
    インダン−1,3−ジオン類、2−ピラゾリン−5−オン類、1,2−ジヒドロ
    −6−ヒドロキシ−2−ヒドロキシピリジン類、ベンゾチアジン−3−オン類ま
    たはそれらのエノールエステルのシリーズから選択する5、6または7員複素環
    を形成し、 Zは酸素、イオウまたはジシアノメチレン基である。]。
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