JP2003511428A - 無水マレイン酸およびその水素化誘導体の同時生成方法 - Google Patents
無水マレイン酸およびその水素化誘導体の同時生成方法Info
- Publication number
- JP2003511428A JP2003511428A JP2001530080A JP2001530080A JP2003511428A JP 2003511428 A JP2003511428 A JP 2003511428A JP 2001530080 A JP2001530080 A JP 2001530080A JP 2001530080 A JP2001530080 A JP 2001530080A JP 2003511428 A JP2003511428 A JP 2003511428A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- maleic anhydride
- hydrogenation
- feedstock
- stream
- maleic acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C27/00—Processes involving the simultaneous production of more than one class of oxygen-containing compounds
- C07C27/10—Processes involving the simultaneous production of more than one class of oxygen-containing compounds by oxidation of hydrocarbons
- C07C27/12—Processes involving the simultaneous production of more than one class of oxygen-containing compounds by oxidation of hydrocarbons with oxygen
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D315/00—Heterocyclic compounds containing rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom according to more than one of groups C07D303/00 - C07D313/00
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C29/00—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
- C07C29/132—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group
- C07C29/136—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group of >C=O containing groups, e.g. —COOH
- C07C29/147—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group of >C=O containing groups, e.g. —COOH of carboxylic acids or derivatives thereof
- C07C29/149—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group of >C=O containing groups, e.g. —COOH of carboxylic acids or derivatives thereof with hydrogen or hydrogen-containing gases
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
- C07C51/16—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation
- C07C51/21—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation with molecular oxygen
- C07C51/215—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation with molecular oxygen of saturated hydrocarbyl groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
- C07C51/16—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation
- C07C51/31—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation of cyclic compounds with ring-splitting
- C07C51/313—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation of cyclic compounds with ring-splitting with molecular oxygen
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
- C07C51/54—Preparation of carboxylic acid anhydrides
- C07C51/573—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D307/00—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
- C07D307/02—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
- C07D307/04—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D307/06—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hydrogen atoms or radicals containing only hydrogen and carbon atoms, directly attached to ring carbon atoms
- C07D307/08—Preparation of tetrahydrofuran
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Emergency Medicine (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Furan Compounds (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Pyrrole Compounds (AREA)
Abstract
Description
化水素およびベンゼンから選択される原料から無水マレイン酸、ブタン−1,4
−ジオール、γ−ブチロラクトン、およびテトラヒドロフランを同時生成する方
法に関する。
炭化水素の原料を部分酸化触媒の存在下、蒸気相で酸化することにより生成する
ことができる。
用され、反応温度は通常は約350℃から約500℃であり、反応圧力は約10 5 Paから約3×105Paである。爆発範囲の外に保つため、実質的に過剰量の
空気を使用することができる。接触時間は約0.1秒である。あるいは、さらに
現代的な慣行に従って、空気と炭化水素原料の混合原料が燃焼限界内であるにも
かかわらず充分に安全な操作が実施可能となるようなプラントを設計することが
可能である。
るために溶融塩を循環させるジャケットに囲まれた縦型のチューブを含むチュー
ブ状の反応器が含まれる。しかしながら、固定床反応器、流動床反応器、または
移動床反応器を含めた他の反応器設計も代わりに使用することができる。
化炭素、酸素、窒素、およびその他の不活性ガス、それに加えて酢酸、アクリル
酸、未変換の炭化水素原料などの有機不純物を含む反応器の出口端部から回収さ
れる。
製することが普通である。まず第1に、任意選択のステップで、一部の従来法で
は、反応器の流出流を、蒸気生成熱交換器を使用して通常は約150℃まで冷却
することによって無水マレイン酸の一部を凝縮し、その後、水冷によって約60
℃にさらに冷却して、通常は無水マレイン酸の約30%から約60%となるマレ
イン酸の部分を凝縮している。反応器の流出流の無水マレイン酸と反応して、フ
マル酸への異性化が可能なマレイン酸を形成する水が存在するため、凝縮は部分
的にしか実施されない。マレイン酸は130℃の融点を有し、一方、フマル酸は
287℃の融点を有し、共に無水マレイン酸のそれ(52.85℃)よりもはる
かに高い。その結果、固体のマレイン酸およびフマル酸が熱交換器表面に堆積し
易くなり、通常はフマル酸とマレイン酸またはそれらのナトリウム塩を含む水溶
液を生成する水および/または水酸化ナトリウム溶液を使用して定期的に除去す
る必要、および出液流の処理の必要が生じる。
をすべて吸収することである。その後、おそらく一酸化炭素、未変換炭化水素、
およびその他の含有有機化合物を燃焼させた後、残りのガス状の流出物を大気中
に排出することができる。この吸収ステップで、有機溶剤を使用することができ
る。あるいは水溶液を吸収剤として使用することも可能であり、その場合には無
水マレイン酸は主として加水分解されてマレイン酸を形成する。
638,481号に記載されている。しかしながら、そのような手順の欠点は、
マレイン酸の一部が不可避的にフマル酸へと異性化されることである。副産物の
フマル酸は価値のある無水マレイン酸の損失を表し、しかも処理を詰まらせる問
題を生じる結晶を形成し易いので処理システムから回収困難である。
ための他の様々な無水有機溶剤、たとえばフタル酸ジブチル(英国特許明細書第
727,828号、763,339号、および768,551号)、最大10重
量%の無水フタル酸を含むフタル酸ジブチル(米国特許明細書第4,118,4
03号)、側鎖C12-15−アルケニル置換の無水コハク酸など通常は液状の分子
内無水カルボン酸(米国特許明細書第3,818,680号)、リン酸トリクレ
シル(フランス特許明細書第1,125,014号)、テレフタル酸ジメチル(
日本特許公告32−8408号)、マレイン酸ジブチル(日本特許公告35−7
460号)、高分子量ワックス(米国特許明細書第3,040,059号)、ジ
フェニルペンタクロリド(米国特許明細書第2,893,924号)、ジベンジ
ルベンゼンなどの高沸点芳香族炭化水素溶剤(フランス特許明細書第2,285
,386号)、ジメチルベンゾフェノン(米国特許明細書第3,850,758
号)、少なくとも一部分が少なくとも3つのメチル基を含むポリメチルベンゾフ
ェノン(米国特許明細書第4,071,540号)、非水溶性第三級アミン(米
国特許明細書第4,571,426号)、C4〜C8のアルキル基を有し、両方の
アルキル基中に合計で10〜14炭素原子を有するフタル酸ジアルキルエステル
(米国特許明細書第3,891,680号)、および環式脂肪酸のエステル、例
えばヘキサヒドロフタル酸ジブチル(南アフリカ特許明細書第80/1247号
)が提案されている。
たはマレイン酸の溶液を回収することである。吸収剤が有機溶剤であるとき、バ
ッチ式または連続式の蒸留が無水マレイン酸を回収するために使用できる。一方
、吸収剤が水または水溶液であるときは、この回収ステップはマレイン酸を無水
マレイン酸に再変換して戻すために脱水ステップを含む必要がある。使用される
1つの手順はキシレンの存在下でマレイン酸溶液を蒸留することである。これは
水分を除去するばかりでなく、無水マレイン酸の再形成という結果をもたらす。
どちらの場合にも、使用される高い温度はフマル酸の形成を誘発する傾向があり
、それが潜在的生成物無水マレイン酸のさらなる損失となる。
によって無水マレイン酸を回収し、それに続いて富化した吸収剤から吸水剤また
は低水分のストリッピングガスとの接触によって水分を除去することを提案して
いる。その後、無水マレイン酸が乾燥した富化吸収剤から回収される。
の副産物、すなわちγ−ブチロラクトン、およびテトラヒドロフランの生成であ
る。無水マレイン酸またはマレイン酸のこれらC4化合物への直接的な水素化は
米国特許明細書第3,948,805号、4,001,282号、4,048,
196号、4,083,809号、4,096,156号、4,550,185
号、4,609,636号、4,659,686号、4,777,303号、4
,985,572号、5,149,680号、5,347,021号、5,47
3,086号、および5,698,749号、および欧州特許明細書第0373
947A号で提案されている。
びテトラヒドロフランを生成するために、無水マレイン酸をアルキルアルコール
でエステル化してマレイン酸ジアルキルを生成し、得られたマレイン酸ジアルキ
ルを続いて水素化することも提案された。液相での水素化は、英国特許明細書第
1,454,440号で提案されている。蒸気相での水素化は国際特許公告WO
82/03854に教示されている。2段階でのマレイン酸ジアルキルの水素
化は米国特許明細書第4,584,419号および4,751,334号に記載
されているように実行することができる。
酸をC2〜C10のアルコールでエステル化させ、得られたマレイン酸ジアルキル
を続いて亜クロム酸銅触媒のスラリーを使用して2段階で水素化し、その後、蒸
留することを提案している。
めに水溶液中で使用可能であり、炭素上でのルテニウムとレニウムの混合物から
なる水素化触媒を提案している。
トは、例えば米国特許第4,795,824号および国際特許公告WO 90/
08127号に記載されている。この最後に述べた文書は、各々が所定の液体ホ
ールドアップを有する複数のエステル化トレイを含み、ペンダントスルホン酸基
を含むイオン交換樹脂などの固体エステル化触媒装填物を含むカラム反応器を記
載している。
国特許明細書第4,584,419号および4,751,334号、および国際
特許公告WO 88/00937号でさらに論じられている。
水マレイン酸の沸点よりも少なくとも30℃高い沸点を有する高沸点溶剤、例え
ばフタル酸ジメチル中に吸収する方法が記載されている。その後、得られた溶液
中の無水マレイン酸をエステル化して相当するマレイン酸ジ−(C1〜C4アルキ
ル)を形成し、引き続いて水素含有ガス流を使用してそれを溶液からストリッピ
ング処理して蒸気混合物を得、その後、それを蒸気相の水素化に供する。エステ
ル化のステップを省略して無水マレイン酸を高沸点溶剤中で溶液からストリッピ
ング処理し、蒸気相での水素化に供する、類似の手順が国際特許公告WO 97
/43234号に記載されている。吸収溶剤として使用するさらなる材料が国際
特許公告WO 99/25675号およびWO 99/25678号に教示され
ている。
に提案されており、この発展形態では、フタル酸ジメチルなどの第1の高沸点溶
剤中で無水マレイン酸プラントから出る粗製の蒸気無水マレイン酸から無水マレ
イン酸が吸収される吸収ステップでのオフガスを洗浄するために、フタル酸ジブ
チルなどの第2の高沸点溶剤を使用している。
法では、低分子の酸(例えば酢酸およびアクリル酸)、フマル酸およびマレイン
酸の各々をせいぜい微量含む実質的に純粋な無水マレイン酸を利用するのが通常
の手順である。
トン、およびテトラヒドロフランを同時生成するための改良された方法を提供す
ることが本発明の一目的である。所定の量の炭化水素原料からのそのようなC4
化合物の生成を改善し、それによりこれらの化合物をさらに容易に利用可能に、
生成する廃棄産物の量を低減することも本発明の目的である。炭化水素原料から
C4化合物、無水マレイン酸、ブタン−1,4−ジオール、γ−ブチロラクトン
、およびテトラヒドロフランを生成する方法であって従来のプラントよりも建設
と運転がより経済的なプラントで稼動できる方法を提供することもまた本発明の
目的である。
ラクトン、およびテトラヒドロフランから選択される少なくとも1つのC4化合
物とを同時生成するための方法が提供される。この方法は、 (i)ガス状酸素源と、C4炭化水素とベンゼンのうちから選択される炭化水素
原料とを、無水マレイン酸を生成するために炭化水素原料の部分酸化が実施可能
な部分酸化触媒装填物を含み、かつ触媒の部分酸化条件下に維持される触媒部分
酸化ゾーンに供給するステップと、 (ii)無水マレイン酸、水、未変換炭化水素原料、および炭素酸化物を含む蒸
気状の反応流出流を部分酸化ゾーンから回収するステップと、 (iii)蒸気状の反応流出流中に存在する無水マレイン酸の一部を凝縮ゾーン
で凝縮して、粗製無水マレイン酸流を形成するステップと、 (iv)無水マレイン酸の残量を含む残りの蒸気流を凝縮ステップ(iii)か
ら回収するステップと、 (v)有機溶剤、水、および水溶液から選択される液体吸収媒体中での吸収によ
ってステップ(iv)の残りの蒸気流からさらなる無水マレイン酸を吸収するス
テップと、 (vi)負荷された液体吸収媒体を吸収ステップ(v)から回収するステップと
、 (vii)負荷された液体吸収媒体から無水マレイン酸を回収するステップと、
を含むステップ系によって無水マレイン酸が生成され、 ブタン−1,4−ジオール、γ−ブチロラクトン、およびテトラヒドロフラン
から選択される前記少なくとも1つのC4化合物が、 (viii)無水マレイン酸、マレイン酸、マレイン酸ジアルキル、およびそれ
らの2種以上の混合物から選択されるC4+水素化原料を供給するステップと、 (ix)前記C4+水素化原料と水素を、前記少なくとも1つのC4生成物を生成
するためにC4+水素化原料の触媒による水素化を実施する水素化触媒装填物を含
み触媒水素化条件下に維持される水素化ゾーンに供給するステップと、 (x)前記少なくとも1つのC4生成物を含む水素化生成物流を水素化ゾーンか
ら回収するステップと、 を含むステップ系によって生成され、 ステップ(iii)の粗製無水マレイン酸流の物質がステップ(viii)のC 4+ 水素化原料として使用されるかまたはステップ(viii)のC4+水素化原料
を調製するために使用されることを特徴とする。
空気は本発明の方法で使用するのに好都合なガス状酸素源である。したがってス
テップ(ii)の蒸気状反応流出流は、前述したその他の成分に加えて、窒素と
酸素を含むことができる。ステップ(iii)の凝縮を実施しようと試みる前に
ステップ(ii)の蒸気状反応流出流を冷却するのがしばしば好都合となるであ
ろう。
応生成物のすべてがステップ(viii)のC4+水素化原料として使用されまた
はステップ(viii)のC4+水素化原料を調製するために使用される。
も一部がステップ(viii)で使用するためのさらなるC4+水素化原料として
またはC4+水素化原料を調製するために使用できる。
り、そのため負荷吸収される溶液がマレイン酸を含む場合、負荷された吸収媒体
中に存在するマレイン酸の少なくとも一部はステップ(viii)で使用するた
めのさらなるC4+水素化原料としてまたはC4+水素化原料を調製するために使用
できる。この場合、前記の得られたマレイン酸の少なくとも一部は、ステップ(
viii)で使用する前に最初に余剰の水を除去することによって濃縮すること
もできる。さらに、負荷吸収される媒体中に存在するマレイン酸は、濃縮の目的
で余剰の水が除去されてもそうでなくても、ステップ(viii)のC4+水素化
原料としてまたはC4+水素化原料を調製するために使用すべく粗製無水マレイン
酸と混合することができる。
が、水および処理液(process fluid)のうちから選択される冷却
媒体に対して間接冷却することによって実施される。好ましい代替方法では、ス
テップ(iii)で無水マレイン酸の凝縮が、凝縮器表面の汚染を低減するため
に無水マレイン酸、マレイン酸モノエステル、マレイン酸ジエステル、およびそ
れらのうちの2種以上の混合物から選択される液体を含む液体凝縮媒体の存在下
で実施される。したがって液体凝縮媒体を蒸気状反応流出流中にスプレー噴霧し
て粗製無水マレイン酸と前記液体凝縮媒体との混合物を形成することによって直
接冷却を実施することができ、この混合物がステップ(viii)のC4+水素化
原料としてまたはC4+水素化原料を調製するために使用される。そのようなモノ
エステルまたはジエステルは、例えば、メタノールやエタノールなどのC1〜C4 アルキルアルコールから誘導することができる。さらに、液体凝縮媒体は少量の
、例えば5モル%までの相当するモノアルキルおよびジアルキルフマル酸を含む
こともできる。
れは無水マレイン酸をアルキルアルコールと反応させてマレイン酸モノアルキル
を形成し、次いでそれをさらにアルキルアルコールでエステル化してマレイン酸
ジアルキルを形成することによって調製される。この場合、アルキルアルコール
はメタノールまたはエタノールでもよく、マレイン酸ジアルキルはマレイン酸ジ
メチルまたはマレイン酸ジエチルでもよい。この場合、ステップ(ix)の水素
化触媒は、亜クロム酸銅およびマンガン励起した銅触媒などの励起型銅触媒から
選択することが好ましい。
の場合、触媒は従来技術でこの目的のために提案されるもののうちのどれでも、
例えば前述した米国特許明細書第3,948,805号、4,001,282号
、4,048,196号、4,083,809号、4,096,156号、4,
550,185号、4,609,636号、4,659,686号、4,777
,303号、4,985,572号、5,149,680号、5,473,08
6号、5,478,952号、および5,698,749号のうちの1つに開示
された触媒の1つでもよい。
オフガスと空気の混合物、オフガスと酸素の混合物、純酸素、および酸素リッチ
な空気もまた酸素源として挙げることができる。オフガスはステップ(v)にお
ける液体吸収媒体中でのさらなる無水マレイン酸吸収の後に残る残留蒸気状ガス
の一部を含むこともできる。ガス状酸素源は炭化水素原料とガス状酸素源、例え
ば空気の混合物を燃焼範囲を外して維持するように過剰に使用してもよい。ある
いは、この方法を混合物が燃焼範囲に入るように操作することもできる。
のような触媒はしばしばバナジルピロリン酸塩として記述される。触媒活性を維
持するために、揮発性の有機リン化合物を触媒部分酸化ゾーンに向けて原料混合
物中に流すこともできる。本発明の方法のステップ(ii)の蒸気状反応流出流
中にステップ(ix)の水素化触媒を不活性化し得る何らかのリン化合物が存在
する可能性があるので、この場合に、冷却の後、リン含有物質を除去するために
、バナジウム含有材料、好都合には部分的に費消された酸化触媒装填物などのリ
ン吸収保護床をステップ(ii)の蒸気状反応物流の径路に設置することができ
る。
ブデンで修飾されることもあり得る五酸化バナジウム担持触媒であってもよい。
定床反応器、管状反応器、流動床反応器、または移動床反応器であってもよい。
タル酸ジアルキル、例えばフタル酸ジメチル、フタル酸ジブチル、ヘキサヒドロ
フタル酸ジメチル、ヘキサヒドロフタル酸ジブチルなどの有機溶剤中で流出流か
ら蒸気状の無水マレイン酸を吸収するステップを含むこともできる。あるいは、
水またはマレイン酸水溶液を使用してステップ(v)の流出流から蒸気状の無水
マレイン酸を吸収することもできる。
テップ(viii)の追加のC4+水素化原料として使用しまたはC4+水素化原料
の調製に使用することができる。
れた溶液をC4+水素化原料と組み合わせるための洗浄液としてアルキルアルコー
ルを使用することがしばしば好ましい。この手順は水酸化ナトリウムの使用、お
よび汚れとして堆積するマレイン酸およびフマル酸を凝縮器表面から除去するた
めの水および/または水酸化ナトリウムを使用する洗浄工程の特徴であるマレイ
ン酸またはマレイン酸ナトリウムを含む水性副産物流の生成を回避または低減す
るという利点を有する。
C4生成物のブタン−1,4−ジオール、γ−ブチロラクトン、およびテトラヒ
ドロフランを同時生成するための従来のプラントおよび本発明の技術による同じ
目的のプラントをここで、添付の図面を参照しながら単なる例として説明する。
実際のプラントに必要であろうことは当業者には理解されるであろう。装置のそ
のような追加の品目は通常の性質のものであり、(それだけには限定されないが
)蒸留カラム、反応器、凝縮器、ポンプ、保持タンク、バルブ、圧力センサ、温
度センサ、圧力コントローラ、温度コントローラ、レベルセンサ、加熱器、冷却
器、サージタンク、凝縮器、カラム再沸騰器などを含む。装置のそのような追加
品目はすべて従来の技術慣行に従って装備されるであろうもので、本発明の一部
を構成するものではない。
バナジウム−リン−酸化物(触媒活性相がバナジルピロリン酸、(VO)2P2O 7 であることが報告されている)などのバナジウム含有触媒の装填物を入れた部
分酸化反応器を含む。ユニット1は固定床または流動床の設計でよく、ライン2
の手段によって過度に加熱されたブタンなどのC4炭化水素原料、およびライン
3の手段によって空気が供給される。ブタン:空気の体積比は通常は約20:1
からである。部分酸化ユニット1の触媒装填物は約100kPaから約200k
Paの圧力下に維持される。
れる。主な副産物は一酸化炭素、二酸化炭素、および水である。
いては、Kirk−Othmer Encyclopedia of Chem
ical Technology,Fourth Edition,Volum
e 15,pages 893〜928を参照されたい。
る。これは約390℃から約430℃の温度であり、窒素、酸素、未反応ブタン
、水、炭素酸化物、無水マレイン酸、マレイン酸、フマル酸、および微量の酢酸
およびアクリル酸を含む。その後、反応生成物流は、ライン4に存在する無水マ
レイン酸の約20%から約60%、好ましくは約40%から約60%を凝縮する
ために、冷却してから凝縮ステージ5に供給して、部分酸化生成物流の露点より
も低い温度に維持する。通常は、凝縮ステージ5は2つの冷却器を含み、第1の
ものは約150℃で動作し、第2のものは約60℃で動作する。得られた凝縮物
はライン6で回収される。
ニット8、例えばガススクラバーユニットへと移り、それを通って蒸気流は、ラ
イン9から供給されるフタル酸ジブチルなどの有機溶剤が下流に流れるのに逆流
して上流へと通過する。残りのガスはライン10から吸収ユニット8を出て通常
はオフガス燃焼路を経由して排気できるが、得られた無水マレイン酸溶液はライ
ン11から回収され、溶剤回収ユニット12へと送られる。回収ユニット12で
、常圧または減圧下で好都合には蒸留によって溶剤が無水マレイン酸から分離さ
れる。回収された溶剤はライン9から再循環されるが、分離された無水マレイン
酸はさらに精製するために、例えばバッチ式で蒸留するために、ライン13から
精製ユニット14へと送られる。得られた生成無水マレイン酸の一部はライン1
5から回収されるが、残りはライン16によってブタン−1,4−ジオールプラ
ント17へと送られる。
ためのラインを表す。
のアルキルアルコールと反応してマレイン酸モノメチルなどのマレイン酸モノア
ルキルを形成し、これをその後さらに欧州特許公報0454719Aに記載のタ
イプの逆流反応器カラム内で反応させて実質的に完全にマレイン酸ジメチルに変
換する。
ホン酸基を含むイオン交換樹脂などの酸性エステル化触媒の存在下で行うことが
好ましい。さらに詳細について読者の関心は欧州特許公報0454719Aであ
る。マレイン酸ジアルキルの生成を述べたその他の明細書は欧州特許明細書02
55399Aおよび0255401Aである。得られたマレイン酸ジメチルはそ
の後、亜クロム酸銅または欧州特許公報0656336Aに開示されたタイプの
マンガン励起型触媒などの励起型銅触媒を使用して蒸気相で水素化され、ブタン
−1,4−ジオール、および同時生成物としてγ−ブチロラクトンおよびテトラ
ヒドロフランを生じる。
タノール、水、環状アセタールすなわち次の構造式の2−(4’−ヒドロキシブ
トキシ)−テトラヒドロフランを少量含むであろう。
いない。しかしながら、それらの生成は以下の反応図式から構成され、
タン−1,4−ジオール、γ−ブチロラクトン、テトラヒドロフラン、水および
n−ブタノールを含めた副産物を含む他の凝縮可能成分から分離および凝縮され
る。水素化反応の凝縮可能成分を分離する方法に関するさらなる情報は、例えば
国際特許公告WO 91/01981およびWO 97/36846に参考資料
が作成されている。回収したメタノールはさらにマレイン酸ジメチルを生成する
ために再循環することができる。代表的な水素化条件は約100:1から約40
0:1、例えば約320:1のH2:マレイン酸ジメチルのモル比であり、約1
50℃から約240℃の温度、および約5bar(5×105Pa)から約10
0bar(107Pa)の圧力であり、所望のブタン−1,4−ジオール:γ−
ブチロラクトン生成比に依存する。
るための供給ラインを示すが、ライン21はマレイン酸ジメチルの水素化に必要
な水素を供給するための水素供給ラインである。パージガス流はライン22に取
り込まれるが水および、n−ブタノールと高分子量副産物を含めたその他の副産
物はライン23の手段によって回収される。参照番号24、25、および26は
それぞれブタン−1,4−ジオール、γ−ブチロラクトン、およびテトラヒドロ
フランの回収のためのラインを表す。
ントで同様の部品を表すために示したものと同様の参照番号を使用している。
それと同じである。ただし、ライン16でブタン−1,4−ジオールプラント1
7に実質的に純粋の無水マレイン酸を供給する代わりに、これは粗製の無水マレ
イン酸凝縮物をライン27によって凝縮ユニット5から供給される。加えて、必
要なとき、部分的に精製されたまたは純粋の無水マレイン酸もまた吸収ユニット
12からライン28で供給可能である。したがって、ブタン−1,4−ジオール
、γ−ブチロラクトン、および/またはテトラヒドロフランの必要量がライン2
7の無水マレイン酸の流速で決定される出量以上に高まると、溶剤回収ユニット
12からの無水マレイン酸の一部がブタン−1,4−ジオールプラント17に転
用されて不足量を補完することが可能となる。
マレイン酸水溶液などの水性吸収剤を使用することができる。このケースではラ
イン11中の流れはマレイン酸水溶液となるであろうが、回収ユニット12は脱
水ユニットとなり、そこではマレイン酸水溶液はマレイン酸を再生するためにキ
シレンの存在下で加熱または蒸留することによって脱水処理にかけられ、マレイ
ン酸の脱水により放出される水分ならびに溶剤の水分はオーバヘッド産物として
回収され、ライン9から吸収ユニット8に戻って再循環される。
水マレイン酸の部分凝縮を、無水マレイン酸またはマレイン酸モノアルキル(例
えばマレイン酸モノメチル)、マレイン酸ジアルキル(例えばマレイン酸ジメチ
ル)などのその他のC4+水素化可能物質、またはそれらの2種以上の混合物の冷
却された流れの存在下で実施することも可能である。この流れの少なくとも一部
は、その後、ブタン−1,4−ジオールプラント17へと送ることが可能である
。残りは冷却して再び凝縮のために使用することができる。あるいは、流れ全体
をブタン−1,4−ジオールプラント17に送ってそこに存在する無水マレイン
酸をマレイン酸ジメチルに変換し、その後、その一部をさらなる無水マレイン酸
の凝縮のために再循環することが可能である。そのような手順の利点は、凝縮ス
テージでの表面汚染が低減可能となることである。
,4−ジオールプラントに供給することが可能である。ライン27またはライン
29の流れの粗製のマレイン酸または無水マレイン酸に存在する不純物はすべて
ブタン−1,4−ジオールプラント17で使用される処理ステップの過程で分離
される。回収された溶剤はライン30でライン9に戻される。
は、図1のプラントのライン16にある純粋無水マレイン酸原料には普通存在し
ないものを不純物として含んでいる。そのような不純物には(酢酸およびアクリ
ル酸などの)低沸点不純物、高分子量不純物、および(マレイン酸およびフマル
酸を含めた)無水マレイン酸誘導体が含まれる。粗製の無水マレイン酸が水素化
の前にエステル化されると、酸性の低沸点不純物もまた無水マレイン酸と同じく
エステル化される。結果として得られる酢酸メチルないし酢酸エチル、およびア
クリル酸メチルないしアクリル酸エチルなどの低沸点エステルは、例えば欧州特
許公報0454719Aに述べられた処理を使用すると、得られたマレイン酸ジ
アルキル(例えばマレイン酸ジメチルまたはマレイン酸ジエチル)からエステル
化の水と共にオーバーヘッドとしてストリッピングできる。無水マレイン酸誘導
体のエステル化は対応するマレイン酸ジアルキルを対応する追加量で生成する。
高沸点不純物はマレイン酸ジアルキルと共にエステル化反応器を通過し、蒸気相
の水素化を使用するときには、水素化霧化器へと供給される。この水素化霧化器
はマレイン酸ジアルキルを部分的にのみ霧化し、霧化されていない材料を霧化器
に戻して再循環するように操作することが可能であり、それによって霧化されな
い材料中で高沸点の不純物を濃縮し、高沸点不純物をパージ流中で除外すること
が可能になる。
また水素化ステップで水素化され、エタノールおよびプロパノールも含めた低分
子量水素化生成物となり、これはオーバヘッド産物として蒸留によって水素化生
成物から除去可能である。高分子量不純物および高分子量不純物の水素化生成物
は従来の蒸留技術によってボトムプロダクトとして粗製水素化生成物から分離す
ることができる。マレイン酸およびフマル酸などの無水マレイン酸誘導体は水素
化されて相応の追加量のブタン−1,4−ジオール、γ−ブチロラクトン、およ
びテトラヒドロフランを形成する。
)の無水マレイン酸しか回収する必要がないのでプラントの資本コストを有意に
低減できるという重要な利点を有する。したがってそれに続く溶剤回収ユニット
12および精製区域14がサイズにおいて相応に小さくでき、低減された運転コ
ストで運転することができる。
なるので、無水マレイン酸の利用効率がより高くなる結果をもたらす。その代わ
りにそのようなフマル酸はライン27の粗製凝縮物中に主に含まれ、ブタン−1
,4−ジオールプラント17内でブタン−1,4−ジオール、γ−ブチロラクト
ン、および/またはテトラヒドロフランに変換される。
リンを失い易いという点で不安定であり、このリンの消失は固定床反応器でホッ
トスポットが展開する場合、加速する傾向を有する。したがって、触媒活性の安
定化を供給する点から、揮発性の有機リン化合物を部分酸化触媒に添加すること
がしばしば好都合となることがある。時間の経過と共に揮発性のリン化合物は触
媒から脱離し、部分酸化ユニットから出る蒸気状の反応流出流中に現れる。リン
は図2のプラントのブタン−1,4−ジオールプラント17で使用される水素化
触媒にとって潜在的に触媒毒または阻害剤であるので、このケースではブタン−
1,4−ジオールユニット17の水素化触媒に有害な影響を有する微量のリン含
有物質をすべて吸収するためにライン4にリン吸収材の保護床を含ませることが
好ましい。好都合には、そのような保護床は消耗したバナジウム含有部分酸化触
媒の床でもよい。リン吸収を最大化するためにそのような保護床の温度はできる
限り低くすべきであるが、ライン4の流れにある無水マレイン酸の凝結点よりも
高くなければならない。
能性がある。これらはメタノールで洗浄することが好ましい。フマル酸、マレイ
ン酸、および無水マレイン酸を含み、さらにエステル化により形成されるマレイ
ン酸モノメチルおよびマレイン酸ジメチルをも含む、得られたメタノール溶液は
原料の一部としてブタン−1,4−ジオールユニット17に供給することができ
る。水および/または水酸化ナトリウム溶液を使用する潜在的に危険な従来の水
系洗浄工程と比較すると、このことはマレイン酸とフマル酸、またはマレイン酸
ナトリウムとフマル酸ナトリウムの水溶液の生成を回避するという利点を有する
。
レイン酸ジアルキルに代わって無水マレイン酸またはマレイン酸である。このケ
ースではブタン−1,4−ジオールプラント17は水素化触媒、例えば前述した
米国特許明細書第3,948,805号、4,001,282号、4,048,
196号、4,083,809号、4,096,156号、4,550,185
号、4,609,636号、4,659,686号、4,777,303号、4
,985,572号、5,149,680号、5,473,086号、5,47
8,952号、および5,698,749号で代表される従来技術に開示された
触媒を入れた水素化ユニットを含む。そのような触媒はそれら従来技術の明細書
に開示された通りの適切な反応条件下で使用されることが好ましい。前述した明
細書すべての開示をここに参考資料として取り入れている。
ン、およびテトラヒドロフランを同時生成するための従来法で設計されたプラン
トの流れ図である。
である。
ラクトン、およびテトラヒドロフランから選択される少なくとも1つのC4化合
物とを同時生成するための方法が提供される。この方法は、 (i)ガス状酸素源と、C4炭化水素とベンゼンのうちから選択される炭化水素
原料とを、無水マレイン酸を生成するために炭化水素原料の部分酸化が実施可能
な部分酸化触媒装填物を含み、かつ触媒の部分酸化条件下に維持される触媒部分
酸化ゾーンに供給するステップと、 (ii)無水マレイン酸、水、未変換炭化水素原料、および炭素酸化物を含む蒸
気状の反応流出流を部分酸化ゾーンから回収するステップと、 (iii)蒸気状の反応流出流中に存在する無水マレイン酸の一部を凝縮ゾーン
で凝縮して、粗製無水マレイン酸流を形成するステップと、 (iv)無水マレイン酸の残量を含む残りの蒸気流を凝縮ステップ(iii)か
ら回収するステップと、 (v)有機溶剤、水、および水溶液から選択される液体吸収媒体中での吸収によ
ってステップ(iv)の残りの蒸気流からさらなる無水マレイン酸を吸収するス
テップと、 (vi)負荷された液体吸収媒体を吸収ステップ(v)から回収するステップと
、 (vii)負荷された液体吸収媒体から無水マレイン酸を回収するステップと、
を含むステップ系によって無水マレイン酸が生成され、 ブタン−1,4−ジオール、γ−ブチロラクトン、およびテトラヒドロフラン
から選択される前記少なくとも1つのC4化合物が、 (viii)無水マレイン酸、マレイン酸、マレイン酸ジアルキル、およびそれ
らの2種以上の混合物から選択されるC4+水素化原料を供給するステップと、 (ix)前記C4+水素化原料と水素を、前記少なくとも1つのC4生成物を生成
するためにC4+水素化原料の触媒による水素化を実施する水素化触媒装填物を含
み触媒水素化条件下に維持される水素化ゾーンに供給するステップと、 (x)前記少なくとも1つのC4生成物を含む水素化生成物流を水素化ゾーンか
ら回収するステップと、 を含むステップ系によって生成され、 ステップ(iii)の粗製無水マレイン酸流の粗製無水マレイン酸濃縮物がステ
ップ(viii)のC4+水素化原料として使用されるかまたはステップ(vii
i)のC4+水素化原料を調製するために使用されることを特徴とする。
それと同じである。ただし、ライン16でブタン−1,4−ジオールプラント1
7に実質的に純粋の無水マレイン酸を供給する代わりに、これは粗製の無水マレ
イン酸凝縮物をライン27によって凝縮ユニット5から供給される。加えて、必
要なとき、部分的に精製されたまたは純粋の無水マレイン酸もまた溶剤回収ユニ ット12 からライン28で供給可能である。したがって、ブタン−1,4−ジオ
ール、γ−ブチロラクトン、および/またはテトラヒドロフランの必要量がライ
ン27の無水マレイン酸の流速で決定される出量以上に高まると、溶剤回収ユニ
ット12からの無水マレイン酸の一部がブタン−1,4−ジオールプラント17
に転用されて不足量を補完することが可能となる。
Claims (21)
- 【請求項1】 無水マレイン酸と、ブタン−1,4−ジオール、γ−ブチロ
ラクトン、およびテトラヒドロフランから選択される少なくとも1つとを同時生
成する方法であって、 (i)ガス状酸素源と、C4炭化水素とベンゼンのうちから選択される炭化水素
原料とを、無水マレイン酸を生成するために炭化水素原料の部分酸化が実施可能
な部分酸化触媒装填物を含み、かつ触媒の部分酸化条件下に維持される触媒部分
酸化ゾーンに供給するステップと、 (ii)無水マレイン酸、水、未変換炭化水素原料、および炭素酸化物を含む蒸
気状の反応流出流を部分酸化ゾーンから回収するステップと、 (iii)蒸気状の反応流出流中に存在する無水マレイン酸の一部を凝縮ゾーン
で凝縮して、粗製の無水マレイン酸流を形成するステップと、 (iv)無水マレイン酸の残量を含む残りの蒸気流を凝縮ステップ(iii)か
ら回収するステップと、 (v)有機溶剤、水、および水溶液から選択される液体吸収媒体中での吸収によ
ってステップ(iv)の残りの蒸気流からさらなる無水マレイン酸を吸収するス
テップと、 (vi)負荷された液体吸収媒体を吸収ステップ(v)から回収するステップと
、 (vii)負荷された液体吸収媒体から無水マレイン酸を回収するステップとを
含むステップ系によって無水マレイン酸が生成され、 ブタン−1,4−ジオール、γ−ブチロラクトン、およびテトラヒドロフラン
から選択される前記少なくとも1つのC4化合物が、 (viii)無水マレイン酸、マレイン酸、マレイン酸ジアルキル、およびそれ
らの2種以上の混合物から選択されるC4+水素化原料を供給するステップと、 (ix)前記C4+水素化原料と水素を、前記少なくとも1つのC4生成物を生成
するためにC4+水素化原料の触媒による水素化を実施する水素化触媒装填物を含
みかつ触媒水素化条件下に維持される水素化ゾーンに供給するステップと、 (x)前記少なくとも1つのC4生成物を含む水素化生成物流を水素化ゾーンか
ら回収するステップとを含むステップ系によって生成され、 ステップ(iii)の粗製無水マレイン酸流の物質がステップ(viii)の
C4+水素化原料として使用されるかまたはステップ(viii)のC4+水素化原
料を調製するために使用されることを特徴とする方法。 - 【請求項2】 ステップ(iii)の粗製無水マレイン酸流のすべてがステ
ップ(viii)のC4+水素化原料として使用されるかまたはステップ(vii
i)のC4+水素化原料を調製するために使用されることを特徴とする、請求項1
に記載の方法。 - 【請求項3】 ステップ(vii)で回収される無水マレイン酸のうちの少
なくとも一部がステップ(viii)で使用するためのさらなるC4+水素化原料
として、またはC4+水素化原料を調製するのに使用されることを特徴とする、請
求項1または2に記載の方法。 - 【請求項4】 ステップ(v)で使用される液体吸収媒体が、負荷吸収され
る液体がマレイン酸を含むように水および水溶液のうちから選択されること、お
よび負荷された媒体中に存在するマレイン酸のうちの少なくとも一部がステップ
(viii)で使用するためのさらなるC4+水素化原料として、またはC4+水素
化原料を調製するのに使用されることを特徴とする、請求項1から3のいずれか
一項に記載の方法。 - 【請求項5】 前記得られたマレイン酸のうちの少なくとも一部がステップ
(viii)で使用する前にまず最初に余剰の水分を除去することによって濃縮
されることを特徴とする、請求項4に記載の方法。 - 【請求項6】 負荷された媒体中に存在するマレイン酸が、ステップ(vi
ii)のC4+水素化原料として使用するかまたはC4+水素化原料の調製に使用す
るためにステップ(iii)の粗製無水マレイン酸と混合されることを特徴とす
る、請求項4または5に記載の方法。 - 【請求項7】 ステップ(v)が有機溶剤中で流出流から蒸気状の無水マレ
イン酸を吸収することを含むことを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項
に記載の方法。 - 【請求項8】 有機溶剤がフタル酸ジアルキルまたはヘキサヒドロフタル酸
ジアルキルであることを特徴とする、請求項7に記載の方法。 - 【請求項9】 ステップ(iii)で無水マレイン酸の凝縮が、水および処
理流体のうちから選択される冷却媒体に対して間接冷却することによって実施さ
れる、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項10】 ステップ(iii)で無水マレイン酸の凝縮が、無水マレ
イン酸、マレイン酸のモノエステル、およびマレイン酸のジエステルのうちから
選択される液体凝縮媒体の存在下で実施され、前記液体凝縮媒体は、粗製の無水
マレイン酸と前記液体凝縮媒体との混合物を形成するように蒸気状の反応流出流
中にスプレー噴霧され、この混合物がステップ(viii)のC4+水素化原料と
して使用されるかまたはC4+水素化原料を調製するために使用されることを特徴
とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項11】 C4+水素化原料がマレイン酸ジアルキルであり、それが、
無水マレイン酸をアルキルアルコールと反応させてマレイン酸モノアルキルを形
成し、次いで、それをさらなるアルキルアルコールでエステル化して、マレイン
酸ジエステルを形成することによって調製されることを特徴とする、請求項1か
ら10のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項12】 アルキルアルコールがメタノールであり、マレイン酸ジア
ルキルがマレイン酸ジメチルであることを特徴とする、請求項11に記載の方法
。 - 【請求項13】 ステップ(ix)の水素化触媒が亜クロム酸銅および励起
型銅触媒のうちから選択されることを特徴とする、請求項11または12に記載
の方法。 - 【請求項14】 C4+水素化原料が無水マレイン酸であることを特徴とする
、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項15】 ガス状酸素源が空気または酸素と再循環オフガスとの混合
物であることを特徴とする、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項16】 炭化水素原料がブタン原料であることを特徴とする、請求
項1から15のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項17】 部分酸化触媒がバナジウム−リン−酸化物を含むことを特
徴とする、請求項16に記載の方法。 - 【請求項18】 蒸気状の反応流出流がステップ(iii)の前に冷却され
ること、およびリン吸収材の保護床がステップ(iii)の前に蒸気状の冷却さ
れた反応流出流の経路に設置され、それによってリンを含有する物質を前記流出
流から除去することを特徴とする、請求項17に記載の方法。 - 【請求項19】 リン吸収材が消耗したバナジウム含有部分酸化触媒の装填
物を含むことを特徴とする、請求項18に記載の方法。 - 【請求項20】 触媒による部分酸化ゾーンが、固定床反応器、管状反応器
、流動床反応器、または移動床反応器を含むことを特徴とする、請求項1から1
9のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項21】 アルキルアルコールが凝縮ゾーンの凝縮表面を洗浄してそ
こに堆積したマレイン酸およびフマル酸堆積物を除去するための洗浄液として使
用されること、およびその結果得られる溶液がC4+水素化原料と合わされること
を特徴とする、請求項1から20のいずれか一項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP99308020.9 | 1999-10-12 | ||
EP99308020 | 1999-10-12 | ||
PCT/GB2000/003805 WO2001027058A1 (en) | 1999-10-12 | 2000-10-04 | Process for the simultaneous production of maleic anhydride and its hydrogenated derivatives |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004221745A Division JP4933037B2 (ja) | 1999-10-12 | 2004-07-29 | 無水マレイン酸およびその水素化誘導体の同時生成方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003511428A true JP2003511428A (ja) | 2003-03-25 |
JP2003511428A5 JP2003511428A5 (ja) | 2007-11-29 |
JP4933011B2 JP4933011B2 (ja) | 2012-05-16 |
Family
ID=8241667
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001530080A Expired - Fee Related JP4933011B2 (ja) | 1999-10-12 | 2000-10-04 | 無水マレイン酸およびその水素化誘導体の同時生成方法 |
JP2004221745A Expired - Fee Related JP4933037B2 (ja) | 1999-10-12 | 2004-07-29 | 無水マレイン酸およびその水素化誘導体の同時生成方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004221745A Expired - Fee Related JP4933037B2 (ja) | 1999-10-12 | 2004-07-29 | 無水マレイン酸およびその水素化誘導体の同時生成方法 |
Country Status (19)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6620949B1 (ja) |
EP (2) | EP1220822B1 (ja) |
JP (2) | JP4933011B2 (ja) |
KR (2) | KR100578997B1 (ja) |
CN (2) | CN100355741C (ja) |
AR (2) | AR025798A1 (ja) |
AT (2) | ATE300511T1 (ja) |
AU (1) | AU775354C (ja) |
BR (2) | BR0014696A (ja) |
CA (1) | CA2387268C (ja) |
DE (2) | DE60013311T2 (ja) |
ES (2) | ES2226920T3 (ja) |
MX (1) | MXPA02003676A (ja) |
MY (2) | MY122525A (ja) |
NO (2) | NO327782B1 (ja) |
SG (1) | SG144711A1 (ja) |
TW (2) | TWI232213B (ja) |
WO (1) | WO2001027058A1 (ja) |
ZA (1) | ZA200202572B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005002128A (ja) * | 1999-10-12 | 2005-01-06 | Davy Process Technology Ltd | 無水マレイン酸およびその水素化誘導体の同時生成方法 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0325526D0 (en) | 2003-10-31 | 2003-12-03 | Davy Process Techn Ltd | Process |
GB0421928D0 (en) | 2004-10-01 | 2004-11-03 | Davy Process Techn Ltd | Process |
JP2006321995A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-30 | Mitsubishi Chemicals Corp | ポリエステルの製造方法 |
DE102006024903A1 (de) * | 2006-05-24 | 2007-11-29 | Basf Ag | Verfahren zur Vermeidung von Fumarsäureablagerungen bei der Herstellung von Maleinsäureanhydrid |
US20080009652A1 (en) * | 2006-07-05 | 2008-01-10 | Huntsman Petrochemical Corporation | Process of Making Butyric Acid |
WO2013076747A1 (en) | 2011-11-25 | 2013-05-30 | Conser Spa | Process for producing 1,4- butanediol by hydrogenating dialkyl maleate in mixed liquid/vapor phase |
CN104096376B (zh) * | 2014-06-27 | 2016-03-09 | 常州瑞华化工工程技术有限公司 | 一种防止顺酐装置氧化产物冷凝器堵塞的方法和装置 |
US20200071286A1 (en) * | 2016-12-20 | 2020-03-05 | Sabic Global Technologies B.V. | Utilization of normal carbon 4 (nc4) recycle stream for secondary and tertiary products |
CA3144222C (en) * | 2019-07-16 | 2024-01-23 | Thirumalai Chemicals Limited | Production of malic acid |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4981314A (ja) * | 1972-11-16 | 1974-08-06 | ||
JPS4933929B1 (ja) * | 1970-02-03 | 1974-09-11 | ||
WO1997043242A1 (en) * | 1996-05-14 | 1997-11-20 | Kvaerner Process Technology Limited | Process for the production of 1,4-butanediol, gamma-butyrolactone and tetrahydrofuran |
WO1997043234A1 (en) * | 1996-05-15 | 1997-11-20 | Kvaerner Process Technology Limited | Process for preparing gamma-butyrolactone, butane-1,4-diol and tetrahydrofuran |
JPH1192473A (ja) * | 1997-07-22 | 1999-04-06 | Mitsubishi Chemical Corp | 無水マレイン酸の製造方法 |
JP2005002128A (ja) * | 1999-10-12 | 2005-01-06 | Davy Process Technology Ltd | 無水マレイン酸およびその水素化誘導体の同時生成方法 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2574644A (en) * | 1948-07-06 | 1951-11-13 | Chempatents Inc | Recovery of polycarboxylic acid anhydrides |
GB2207914A (en) * | 1987-07-30 | 1989-02-15 | Davy Mckee | Process for the production of a mixture of butane 1,4-diol gamma-butyrolactone and tetrahydrofuran |
TW341568B (en) * | 1995-12-27 | 1998-10-01 | Akzo Nobel Nv | Process for manufacturing Gamma-butyrolactone and its use |
CA2243402A1 (en) * | 1997-07-22 | 1999-01-22 | Hideo Suwa | Process for producing maleic anhydride |
IT1297120B1 (it) * | 1997-12-16 | 1999-08-03 | Sigma Tau Ind Farmaceuti | Procedimento per la produzione di (r)-3-idrossi-4-butirrolattone utile nella preparazione della (r)-carnitina |
BE1012342A6 (fr) * | 1998-01-08 | 2000-10-03 | Pantochim Sa | Procede de production de butanediol par hydrogenation en phase liquide. |
US5972174A (en) * | 1998-01-13 | 1999-10-26 | Huntsman Petrochemical Corporation | Process for the purification of maleic anhydride |
IT1298535B1 (it) * | 1998-02-02 | 2000-01-12 | Lonza Spa | Procedimento per la produzione di gamma-butirrolattone |
DE69800886T2 (de) * | 1998-03-23 | 2001-10-11 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von 1,4-Butandiol, Butyrolacton und Tetrahydrofuran |
BE1012274A7 (fr) * | 1998-11-10 | 2000-08-01 | Pantochim Sa | Procede a haute productivite pour la preparation de gamma butyrolactone et de tetrahydrofurane. |
KR100344962B1 (ko) * | 2000-04-10 | 2002-07-20 | 한국에너지기술연구원 | 무수말레인산을 원료로 한 감마 부티로락톤 제조방법 |
EP1167361A3 (en) * | 2000-06-19 | 2002-01-23 | Haldor Topsoe A/S | Process and catalyst for the production of y-butyrolactones |
-
2000
- 2000-09-15 MY MYPI20004305A patent/MY122525A/en unknown
- 2000-09-15 MY MYPI20041088A patent/MY139259A/en unknown
- 2000-09-27 AR ARP000105077A patent/AR025798A1/es active IP Right Grant
- 2000-10-04 SG SG200402002-0A patent/SG144711A1/en unknown
- 2000-10-04 EP EP00964500A patent/EP1220822B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-10-04 DE DE60013311T patent/DE60013311T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-10-04 JP JP2001530080A patent/JP4933011B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2000-10-04 EP EP04006321A patent/EP1428812B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-10-04 CN CNB2004100325955A patent/CN100355741C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2000-10-04 US US10/110,444 patent/US6620949B1/en not_active Ceased
- 2000-10-04 KR KR1020047004807A patent/KR100578997B1/ko active IP Right Grant
- 2000-10-04 CN CNB008142076A patent/CN1241887C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2000-10-04 MX MXPA02003676A patent/MXPA02003676A/es active IP Right Grant
- 2000-10-04 BR BR0014696-0A patent/BR0014696A/pt not_active Application Discontinuation
- 2000-10-04 CA CA002387268A patent/CA2387268C/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-10-04 KR KR1020027004658A patent/KR100549732B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2000-10-04 ES ES00964500T patent/ES2226920T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2000-10-04 AU AU75431/00A patent/AU775354C/en not_active Ceased
- 2000-10-04 AT AT04006321T patent/ATE300511T1/de not_active IP Right Cessation
- 2000-10-04 WO PCT/GB2000/003805 patent/WO2001027058A1/en active IP Right Grant
- 2000-10-04 ES ES04006321T patent/ES2245773T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2000-10-04 DE DE60021632T patent/DE60021632T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-10-04 US US11/229,446 patent/USRE39794E1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-10-04 AT AT00964500T patent/ATE274487T1/de not_active IP Right Cessation
- 2000-10-04 BR BRPI0017431-9A patent/BR0017431B1/pt not_active IP Right Cessation
- 2000-11-02 TW TW093114988A patent/TWI232213B/zh not_active IP Right Cessation
- 2000-11-02 TW TW089123115A patent/TWI228502B/zh not_active IP Right Cessation
-
2002
- 2002-04-02 ZA ZA200202572A patent/ZA200202572B/en unknown
- 2002-04-11 NO NO20021715A patent/NO327782B1/no not_active IP Right Cessation
-
2004
- 2004-04-23 AR ARP040101386A patent/AR044073A2/es active IP Right Grant
- 2004-04-26 NO NO20041707A patent/NO329594B1/no not_active IP Right Cessation
- 2004-07-29 JP JP2004221745A patent/JP4933037B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4933929B1 (ja) * | 1970-02-03 | 1974-09-11 | ||
JPS4981314A (ja) * | 1972-11-16 | 1974-08-06 | ||
WO1997043242A1 (en) * | 1996-05-14 | 1997-11-20 | Kvaerner Process Technology Limited | Process for the production of 1,4-butanediol, gamma-butyrolactone and tetrahydrofuran |
WO1997043234A1 (en) * | 1996-05-15 | 1997-11-20 | Kvaerner Process Technology Limited | Process for preparing gamma-butyrolactone, butane-1,4-diol and tetrahydrofuran |
JPH1192473A (ja) * | 1997-07-22 | 1999-04-06 | Mitsubishi Chemical Corp | 無水マレイン酸の製造方法 |
JP2005002128A (ja) * | 1999-10-12 | 2005-01-06 | Davy Process Technology Ltd | 無水マレイン酸およびその水素化誘導体の同時生成方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005002128A (ja) * | 1999-10-12 | 2005-01-06 | Davy Process Technology Ltd | 無水マレイン酸およびその水素化誘導体の同時生成方法 |
Also Published As
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2255912C (en) | Process for preparing gamma-butyrolactone, butane-1,4-diol and tetrahydrofuran | |
JP4933011B2 (ja) | 無水マレイン酸およびその水素化誘導体の同時生成方法 | |
TW460444B (en) | Hydrogenation process for production of at least one C4 compound selected from butane-1,4-diol, γ-butyrolactone and tetrahydrofuran | |
JP2003511428A5 (ja) | ||
AU2004201511B2 (en) | Process for the simultaneous production of maleic anhydride and its hydrogenated derivatives | |
KR20110083501A (ko) | 테트라히드로푸란의 제조 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071004 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071004 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20071004 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100804 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20101104 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20101111 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110204 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110810 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111209 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20111219 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120207 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120216 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150224 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |