JP2003511130A - フレームによって支持されたシートおよびバックレストの組合せ - Google Patents

フレームによって支持されたシートおよびバックレストの組合せ

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JP2003511130A
JP2003511130A JP2001529306A JP2001529306A JP2003511130A JP 2003511130 A JP2003511130 A JP 2003511130A JP 2001529306 A JP2001529306 A JP 2001529306A JP 2001529306 A JP2001529306 A JP 2001529306A JP 2003511130 A JP2003511130 A JP 2003511130A
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JP2001529306A
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デェォールセン ディルク ラウレンス ヴァン
デェォールセン レオナルダス ラウレンシス ヨセフ マリア ヴァン
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エルゴダイナミックス ホールディング ベー ヴェー
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/02Seat parts
    • A47C7/024Seat parts with double seats
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/36Support for the head or the back
    • A47C7/40Support for the head or the back for the back
    • A47C7/405Support for the head or the back for the back with double backrests
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C9/00Stools for specified purposes
    • A47C9/002Stools for specified purposes with exercising means or having special therapeutic or ergonomic effects

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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Special Chairs (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 相対的にシンプルで安価な構造とする。また、大荷重にも耐えられる構造とする。 【解決手段】 フレーム(2)によって支持されたシート(3)およびバックレスト(6)の組合せである。シート(3)は、2つの部分(4,5)を備えている。これらの部分(4,5)は、バックレスト(6)に対し少なくとも実質的に横断するように拡がる垂直面のそれぞれの側に配置されている。組合せは、バックレストに関しシートの2つの部分に運動を与える手段と、同2つの部分を、同垂直面と実質的に平行に互いに反対方向に駆動する手段(13)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、フレームに支持されたシートおよびバックレストの組合せに関し
、その組合せは、バックレストに対しシートに運動を与える手段を含み、シート
に座っている人が実質的に垂直軸回りの往復揺動運動を作用させられる組合せに
関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の組合せは、ヨーロッパ特許No.0 574 073から既知である。
【0003】 この従来技術の組合せにおいて、一体化されたシートは、シートを揺動させる
軸を形成しているシャフトによって支持されている。
【0004】 この組合せは、本質的には満足すべきものであるが、あるケース、とくに、シ
ートに非常に大きい荷重がかかるケースまたはシートを移動するためのスペース
が不十分であるケースにおいては、EP-B-0 574 073による構造は、実現が困難で
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明によれば、シートは、2つの部分を備えており、これらの部分は、バ
ックレストに対し少なくとも実質的に横断するように拡がる垂直面のそれぞれの
側に配置されており、それらのシート部分を互いに反対方向に移動させる手段が
備えられている。
【0006】 シートに座っている人は、シート部分が移動させられると、従来技術構造のケ
ースと同様に、上向きにのびた揺動軸の回りに揺動させられる。直線上を移動す
るシートは、シンプルで堅固に支持され得て、側方に向かう付加的スペースも不
要であり、一方、相対的にシンプルで安価な組合せ構造を用いて、組合せは大荷
重に耐え得るものである。
【0007】 発明の他の方面は、上向きにのびた揺動軸の回りを揺動しうるフレームによつ
て支持されたシートおよびバックレストの組合せについて述べており、組合せは
、バックレストに関しシートを移動させる手段を含んでおり、その手段によって
、シートに座っている人は、ヨーロッパ特許No.0 574 073から既知のように、
実質的に垂直方向にのびた揺動軸の回りに往復揺動運動を与えられる。
【0008】 この発明によれば、手段は、シートに座っている人に力を与えるためにバック
レストの下部近くに備えられており、シートに座っている人は、上向きにのびた
揺動軸の回りにシートとともに揺動させられる。
【0009】 この種の解決手段は、例えば、シート全体の高さが小さいことが重要である場
合に、最適である。
【0010】
【発明の実施の形態】
この発明を、添付図面に図式的に描かれたこの発明に係わる組合せの具体例に
よって詳細に説明する。
【0011】 図1に示されている組合せは、伝統的な椅子1として構成されている。これに
は、車輪で支持されたフレーム2が備えられている。フレームは、互いにそばに
位置させられた2つの部分4および5を備えたシート3を支持している。さらに
、フレーム2には、アーム6’手段によってバックレスト6が取付られている。
【0012】 2つのシート部分4および5は、垂直かつ少なくとも横断するように拡がる対
称面、換言すれば、平面より見て、バックレスト6に対して、少なくとも実質的
に直交する面のそれぞれの側に配置されている。
【0013】 図2〜図5により詳細に示されているように、2つのシート部分4および5は
、フレーム部分2の上端に取付られた支持部材7によって支持されうる。2つの
シート部分4および5は、それぞれの側部に装備されたボール軌道8またはロー
ラベアリングまたはそのようなものの支持部材によって支持されており、それで
もって、二重矢印AおよびBで示されているように、2つのシート部分4および
5が長さ方向に移動しうるようになっている。
【0014】 さらに図面に詳細に示されているように、2つのシート部分4および5は、連
結ロッド9によって互いに連結されている。連結ロッド9は、2つのシート部分
4および5間の分割線近くに配置された垂直軸10によって支持部材7に支持され
ている。連結ロッド9の両端部は、軸10と平行にのびたピン11によってシート部
分4および5のそれぞれに揺動自在に連結されている。ピン11は、シート部分に
形成された長孔12にはめ入れられている。
【0015】 シート部分5の下方には、支持部材7によって支持されている電気モータ13が
装備されている。モータは、チェーンまたはベルト伝達要素14によって、支持部
材7に支持されている垂直軸のまわりを回転しうるスプロケットまたはプーリ15
に連結されている。スプロケットまたはプーリ15には、上向きにのびたロッド16
が取付られている。ロッド中心軸は、輪15の中心軸または回転軸に関して偏心さ
せられている。ロッド16の上端は、ベアリング17によって取囲まれている。ベア
リングは、シート部分5に形成された溝18にはめ入れられている。溝はシート部
分の長さ方向を横断する方向にのびている。
【0016】 チェーンまたはベルト伝達要素に代えて、歯車伝達要素を用いることも可能で
ある。
【0017】 椅子が使用される時に、電気モータ13が起動させられ、スプロケット、プーリ
または歯車15が回転させられると、スプロケット、プーリまたは歯車15に連結さ
れたロッド16は、スプロケット、プーリまたは歯車15の軸の回りに円運動をする
。ロッド16の上部がシート部分5の溝18にはめ入れられているので、ロッド16の
円運動は、矢印Bで示されているように、シート部分5の往復直線運動に変換さ
れ、それでもって、ロッド16の上端は、シート部分の長手方向を横断する方向に
溝18内を行き来する。
【0018】 シート部分5は、上記したように、連結ロッド9によってシート部分4に連結
されているので、シート部分4もまた矢印Aで示されているように行き来し、そ
れでもって、シート部分4は、シート部分5の移動方向とは逆の方向に移動させ
られる。
【0019】 2つのシート部分4および5の往復直線運動の結果、2つのシート部分4およ
び5に座っている人は、上記したヨーロッパ特許No. 0 574 071 の開示と同じ様
に、垂直軸回りの小さい揺動を与えられる。2つのシート部分のどちらの方向へ
もそのストロークは、数ミリメートルにすぎない。
【0020】 勿論、この発明に関わる構成の上記例に対する付加および/または変形は、考
えられる。
【0021】 シート部分およびバックレストは、フレーム2とは異なる方法で支持されてい
ても良く、例えば、自動車、飛行機またはそのようなものに組付けられていも良
い。
【0022】 さらに、シート部分の駆動は、他の方法、例えば、シリンダ、電磁石またはそ
のようなものによっても良い。
【0023】 さらには、可動シート部分は、シートの幅および/または長さの全体に拡がっ
ている必要は無く、シートの通常の使用において、使用者の体を主として支持す
る部分に可動シート部分を制限しても良い。
【0024】 図6および図7は、この発明による組合せのさらなる変形例を示している。
【0025】 図1〜図5について述べられている組合せの部分と対応する部分は、図1〜図
5と同一の符号によって示されている。それらの部分については再述しない。
【0026】 しかしながら、図6および図7による変形例において、シート3は、伝統的に
一体的に作られている。図6および図7による変形例において、シートは、上向
きにのびた軸、とくに、垂直軸20の回りにフレーム2に関して揺動自在である。
【0027】 図6に示す変形例において、エアーバッグ、枕またはそのような形に作られ、
互いにそばに配置された膨らみ要素21および゛22は、バックレスト2の下部に配
置されている。
【0028】 膨らみ要素21および゛22は、それらの圧力流体が供給されたときには、膨らみ
要素21および゛22のシートに面する境界壁がシートに向かって移動させられるよ
うに膨らみ、流体が膨らみ要素21および゛22から排出されたときは、膨らみ要素2
1および゛22のシートに面する境界壁がシートから離れる方向に向かって移動させ
られる。これは、どちらの場合も、それ自身の抵抗、または組み込まれたばね手
段、または要素21および゛22内に生じる大気の結果に基づく影響下においてであ
る。
【0029】 図6に示す組合せを使用するときに、圧力流体、液体を用いることも可能では
あるが、一般的には空気のような気体は、要素21および゛22の一方に選択的に供
給され、同時に、他方の要素からは流体が排出される。矢印Pで示される方向の
力および矢印Qで示される方向の力は、シート3に座っている人の背中の下部に
選択的に作用し、その結果シート3は、矢印Rで示されているように、軸20の回
り揺動さらせれる。上記した通りの同様の効果が達成される。
【0030】 図7において示されている具体例の変形例としては、バックレスト6の下部6
’は、矢印Sで示すように、上向きにのびた軸23の回りに移動させられうる(図
示しない手段によって)。
【0031】 この変形例においては、押す力が、シート3に座っている人の背中の下部に、
使用者の左側からと、右側からと交互に作用させられ、それで、上向きにのびた
軸20の回りの往復揺動運動が使用者およびシートに分かれて作用させられる。
【0032】 さらに、ここで述べたさまざま実施例について、バックレストおよびシート部
分の間の開き角度を、例えば、シート部分の近くの軸の回りにバックレストを前
および/または後向きに揺動させることにより、変更することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による椅子の形態をした組合せの図式的斜視図である。
【図2】 2つのシート部分の配列を示す図式的斜視図である。
【図3】 図2のシート部分の平面図である。
【図4】 図3のとくに断面を含む側面図である。
【図5】 互いにそばに配列された、とくに断面を含む正面図である。
【図6】 この発明による組合せの変形例を示す斜視図である。
【図7】 この発明による組合せの他の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 フレーム 3 シート 4 シート部分 5 シート部分 6 バックレスト 7 支持部材 8 ベアリング 9 連結ロッド
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年12月10日(2001.12.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の名称】 フレームによって支持されたシートおよびバックレストの組合
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 この発明は、フレームによって支持されたシートおよびバックレストの組合せ
に関し、シートは、2つの部分を備えており、それらの部分は、バックレストに 対し少なくとも実質的に横断する垂直面のそれぞれの側に配置されており、組合 せは、バックレストに関しシートの2つの部分に運動を与える手段を備えている 組合せに関する。
【0002】
【従来の技術】 この種の組合せは、US-A-5,713,632から既知である。既知の組合せにおいて、 2つの部分は、垂直面に直交する方向に調節可能であり、それでもって、組合せ の通常の使用時は、シートの2つの部分は、バックレストに関し固定された位置 にある。 EP-A-0574073による従来技術の組合せにおいて、一体化されたシートは、シー
トを揺動させうる軸を形成しているシャフトによって支持されている。
【0003】 この組合せは、本質的には満足すべきものであるが、あるケース、とくに、シ
ートに非常に大きい荷重がかかるケースまたはシートを移動するためのスペース
が不十分であるケースにおいては、EP-B-0 574 073による構造は、実現が困難で
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 この発明によれば、上記シートの2つの部分を、上記垂直面と実質的に平行に 互いに反対方向に往復移動させる手段 が備えられている。
【0005】 シートに座っている人は、シート部分が移動させられると、EP-A-0574073によ 従来技術構造のケースと同様に、上向きにのびた仮想揺動軸の回りに駆動され 。直線上を移動するシートは、シンプルで堅固に支持され得て、側方に向かう
付加的スペースも不要であり、一方、相対的にシンプルで安価な組合せ構造を用
いて、組合せは大荷重に耐え得るものである。
【0006】 US-A-6,139,095(出願日31.12.1998 ,公開日31.10.2000)において、シート
およびバックレストの組合せが開示されており、ここでは、2つのシート部分が バックレストに実質的に横断するように拡がる垂直面のそれぞれの側に配置され かつ同垂直面に直交するようにのびた軸の回りを揺動しうるようになっている。 発明の他の方面は、上向きにのびた揺動軸の回りを揺動しうるフレームによつ
て支持されたシートおよびバックレストの組合せについて述べており、組合せは
、バックレストに関しシートを移動させる手段を含んでおり、その手段によって
、シートに座っている人は、ヨーロッパ特許No.0 574 073から既知のように、
実質的に垂直方向にのびた揺動軸の回りに往復揺動運動を与えられる。
【0007】 この発明によれば、シートに座っている人に力を与えるためにバックレストの
下部近くに手段が備えられており、シートに座っている人は、上向きにのびた揺
動軸の回りにシートとともに揺動させられる。
【0008】 この種の解決手段は、例えば、シート全体の高さが小さいことが重要である場
合に、最適である。
【0009】
【発明の実施の形態】 この発明を、添付図面に図式的に描かれたこの発明に係わる組合せの具体例に
よって詳細に説明する。
【0010】 図1に示されている組合せは、伝統的な椅子1として構成されている。これに
は、車輪で支持されたフレーム2が備えられている。フレームは、互いにそばに
位置させられた2つの部分4および5を備えたシート3を支持している。さらに
、フレーム2には、アーム6’手段によってバックレスト6が取付られている。
【0011】 2つのシート部分4および5は、垂直かつ少なくとも横断するように拡がる対
称面、換言すれば、平面より見て、バックレスト6に対して、少なくとも実質的
に直交する面のそれぞれの側に配置されている。
【0012】 図2〜図5により詳細に示されているように、2つのシート部分4および5は
、フレーム部分2の上端に取付られた支持部材7によって支持されうる。2つの
シート部分4および5は、それぞれの側部に装備されたボール軌道8またはロー
ラベアリングまたはそのようなものの支持部材によって支持されており、それで
もって、二重矢印AおよびBで示されているように、2つのシート部分4および
5が長さ方向に移動しうるようになっている。
【0013】 さらに図面に詳細に示されているように、2つのシート部分4および5は、連
結ロッド9によって互いに連結されている。連結ロッド9は、2つのシート部分
4および5間の分割線近くに配置された垂直軸10によって支持部材7に支持され
ている。連結ロッド9の両端部は、軸10と平行にのびたピン11によってシート部
分4および5のそれぞれに揺動自在に連結されている。ピン11は、シート部分に
形成された長孔12にはめ入れられている。
【0014】 シート部分5の下方には、支持部材7によって支持されている電気モータ13が
装備されている。モータは、チェーンまたはベルト伝達要素14によって、支持部
材7に支持されている垂直軸のまわりを回転しうるスプロケットまたはプーリ15
に連結されている。スプロケットまたはプーリ15には、上向きにのびたロッド16
が取付られている。ロッド中心軸は、輪15の中心軸または回転軸に関して偏心さ
せられている。ロッド16の上端は、ベアリング17によって取囲まれている。ベア
リングは、シート部分5に形成された溝18にはめ入れられている。溝はシート部
分の長さ方向を横断する方向にのびている。
【0015】 チェーンまたはベルト伝達要素に代えて、歯車伝達要素を用いることも可能で
ある。
【0016】 椅子が使用される時に、電気モータ13が起動させられ、スプロケット、プーリ
または歯車15が回転させられると、スプロケット、プーリまたは歯車15に連結さ
れたロッド16は、スプロケット、プーリまたは歯車15の軸の回りに円運動をする
。ロッド16の上部がシート部分5の溝18にはめ入れられているので、ロッド16の
円運動は、矢印Bで示されているように、シート部分5の往復直線運動に変換さ
れ、それでもって、ロッド16の上端は、シート部分の長手方向を横断する方向に
溝18内を行き来する。
【0017】 シート部分5は、上記したように、連結ロッド9によってシート部分4に連結
されているので、シート部分4もまた矢印Aで示されているように行き来し、そ
れでもって、シート部分4は、シート部分5の移動方向とは逆の方向に移動させ
られる。
【0018】 2つのシート部分4および5の往復直線運動の結果、2つのシート部分4およ
び5に座っている人は、上記したヨーロッパ特許No. 0 574 071 の開示と同じ様
に、垂直軸回りの小さい揺動を与えられる。2つのシート部分のどちらの方向へ
もそのストロークは、数ミリメートルにすぎない。
【0019】 勿論、この発明に関わる構成の上記例に対する付加および/または変形は、考
えられる。
【0020】 シート部分およびバックレストは、フレーム2とは異なる方法で支持されてい
ても良く、例えば、自動車、飛行機またはそのようなものに組付けられていも良
い。
【0021】 さらに、シート部分の駆動は、他の方法、例えば、シリンダ、電磁石またはそ
のようなものによっても良い。
【0022】 さらには、可動シート部分は、シートの幅および/または長さの全体に拡がっ
ている必要は無く、シートの通常の使用において、使用者の体を主として支持す
る部分に可動シート部分を制限しても良い。
【0023】 図6および図7は、この発明による組合せのさらなる変形例を示している。
【0024】 図1〜図5について述べられている組合せの部分と対応する部分は、図1〜図
5と同一の符号によって示されている。それらの部分については再述しない。
【0025】 しかしながら、図6および図7による変形例において、シート3は、伝統的に
一体的に作られている。図6および図7による変形例において、シートは、上向
きにのびた軸、とくに、垂直軸20の回りにフレーム2に関して揺動自在である。
【0026】 図6に示す変形例において、エアーバッグ、枕またはそのような形に作られ、
互いにそばに配置された膨らみ要素21および゛22は、バックレスト2の下部に配
置されている。
【0027】 膨らみ要素21および゛22は、それらの圧力流体が供給されたときには、膨らみ
要素21および゛22のシートに面する境界壁がシートに向かって移動させられるよ
うに膨らみ、流体が膨らみ要素21および゛22から排出されたときは、膨らみ要素2
1および゛22のシートに面する境界壁がシートから離れる方向に向かって移動させ
られる。これは、どちらの場合も、それ自身の抵抗、または組み込まれたばね手
段、または要素21および゛22内に生じる大気の結果に基づく影響下においてであ
る。
【0028】 図6に示す組合せを使用するときに、圧力流体、液体を用いることも可能では
あるが、一般的には空気のような気体は、要素21および゛22の一方に選択的に供
給され、同時に、他方の要素からは流体が排出される。矢印Pで示される方向の
力および矢印Qで示される方向の力は、シート3に座っている人の背中の下部に
選択的に作用し、その結果シート3は、矢印Rで示されているように、軸20の回
り揺動さらせれる。上記した通りの同様の効果が達成される。
【0029】 図7において示されている具体例の変形例としては、バックレスト6の下部6
’は、矢印Sで示すように、上向きにのびた軸23の回りに移動させられうる(図
示しない手段によって)。
【0030】 この変形例においては、押す力が、シート3に座っている人の背中の下部に、
使用者の左側からと、右側からと交互に作用させられ、それで、上向きにのびた
軸20の回りの往復揺動運動が使用者およびシートに分かれて作用させられる。
【0031】 さらに、ここで述べたさまざま実施例について、バックレストおよびシート部
分の間の開き角度を、例えば、シート部分の近くの軸の回りにバックレストを前
および/または後向きに揺動させることにより、変更することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による椅子の形態をした組合せの図式的斜視図である。
【図2】 2つのシート部分の配列を示す図式的斜視図である。
【図3】 図2のシート部分の平面図である。
【図4】 図3のとくに断面を含む側面図である。
【図5】 互いにそばに配列された、とくに断面を含む正面図である。
【図6】 この発明による組合せの変形例を示す斜視図である。
【図7】 この発明による組合せの他の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】 2 フレーム 3 シート 4 シート部分 5 シート部分 6 バックレスト 7 支持部材 8 ベアリング 9 連結ロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームによって支持されたシートおよびバックレストの組
    合せであって、シートに座っている人が実質的に垂直な軸の回りに往復揺動運動
    を与えられるようにバックレストに関しシートに運動を与える手段を含んでいる
    組合せにおいて、シートが2つの部分を備えており、これらの部分は、バックレ
    ストに対し少なくとも実質的に横断するように拡がった垂直面のそれぞれの側に
    配置されており、同シート部分を互いに反対方向に移動させるための手段が備え
    られていることを特徴とする組合せ。
  2. 【請求項2】 両シート部分が、両シート部分の間を分割する直線の近くで
    垂直軸の回りに揺動しうる連結ロッドによって互いに連結されており、一方、連
    結ロッドは、同垂直軸と平行にのびた軸によって両シート部分に連結されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の組合せ。
  3. 【請求項3】 双方のシート部分が、ボールベアリングまたはローラベアリ
    ングによって支持部材に支持されていることを特徴とする請求項1または2に記
    載の組合せ。
  4. 【請求項4】 1つのシート部分が、偏心機構を通してモータによって駆動
    されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の組合せ。
  5. 【請求項5】 上向きにのびた揺動軸の回りに揺動しうるフレームに支持さ
    れたシートおよびバックレストの組合せであって、シートに座っている人が実質
    的に垂直にのびた揺動軸の回りに往復揺動運動を与えられるようにバックレスト
    に関しシートに運動を与える手段を含んでいる組合せにおいて、シートに座って
    いる人が上向きにのびた揺動軸の回りにシートとともに揺動しうるようにシート
    に座っている人に力を与えるための手段がバックレストの下端近くに備えられて
    いることを特徴とする組合せ。
  6. 【請求項6】 互いに近接して並べられかつ圧力流体を供給しうる2つの要
    素が、バックレストの下端近くに備えられており、シートに面する要素の境界壁
    が、圧力流体が供給されたときに可動境界壁がシートに向かって移動し、圧力が
    解放された時に可動境界壁が元に戻るように移動するように移動可能であり、一
    方の要素と他方の要素に圧力流体を交互に供給する手段が備えられている請求項
    5に記載の組合せ。
  7. 【請求項7】 バックレストの下端部が、上向きにのびた軸の回りに揺動可
    能であり、バックレストの下端部に往復揺動運動を与える手段が備えられている
    請求項5に記載の組合せ。
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