JP2003510516A - 内燃機関に用いられる燃料噴射システムおよび内燃機関の燃焼室内に燃料を噴射するための方法 - Google Patents

内燃機関に用いられる燃料噴射システムおよび内燃機関の燃焼室内に燃料を噴射するための方法

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JP2003510516A JP2001527111A JP2001527111A JP2003510516A JP 2003510516 A JP2003510516 A JP 2003510516A JP 2001527111 A JP2001527111 A JP 2001527111A JP 2001527111 A JP2001527111 A JP 2001527111A JP 2003510516 A JP2003510516 A JP 2003510516A
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ボンゼ ベルンハルト
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ベーラント ペーター
ヴォールレーバー クラウス
シュミット ヨエルク
ホフマン カール
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    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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Abstract

(57)【要約】 燃料が低圧供給部(7)から圧送管路(21)を介して噴射ノズル(1)内へ圧送されて、制御管路(9)を介して噴射ポンプ(3)の高圧部分(5)によって時間的にかつ量的に適宜に調量される、増圧器(11)を備えた内燃機関に用いられる燃料噴射システムが提案される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 背景技術 本発明は、請求項1の上位概念部に記載の形式の、内燃機関に用いられる燃料
噴射システムならびに請求項17に記載の、内燃機関の燃焼室内に燃料を噴射す
るための方法に関する。
【0002】 排ガス規制の厳格化により、混合気形成および燃焼を改善するため目的で、ま
すます高い噴射圧が要求されている。このことから、燃料噴射システムの機械的
負荷や熱的負荷もますます高くなりつつある。さらに、所要駆動出力は超比例的
に増大している。なぜならば、噴射圧増大と共に燃料噴射システムにおける損失
も増大しているからである。
【0003】 ドイツ連邦共和国特許出願公開第19738804号明細書に基づき公知の燃
料噴射システムでは、噴射ポンプと噴射ノズルとの間に圧力変換器もしくは増圧
器が接続されている。これにより、噴射ノズル周辺の範囲においてしか、十分な
噴射圧が存在しなくなる。燃料供給はバイパスを通じて噴射ポンプの高圧範囲か
ら直接に行われる。噴射ポンプ内での圧力増大時に、あるいはまたバイパス通流
時にも、燃料は著しく加熱される。このことは燃料の圧縮性や密度に対して不都
合な影響を与えてしまう。
【0004】 本発明の課題は、噴射ポンプの熱的な負荷が減じられ、しかも燃料噴射システ
ムにおいて可能となる圧力増大速度もしくは圧力増大率(Drucksteig
erungsrate)が改善されるような燃料噴射システムを提供することで
ある。さらに、より高い噴射圧が可能となると同時に、噴射ポンプの負荷および
所要駆動出力も減じられることが望ましい。
【0005】 発明の利点 上記課題を解決するために、本発明による内燃機関に用いられる燃料噴射シス
テムの構成では、噴射ノズルと、高圧部分を有する噴射ポンプとが設けられてい
て、該噴射ポンプの高圧部分が、増圧器の低圧側に接続された制御管路と、増圧
器の高圧側に接続された高圧経路とを介して噴射ノズルに作用接続されており、
さらに、燃料を噴射ノズルへ圧送する圧送管路が設けられており、該圧送管路に
第1の逆止弁が配置されており、該第1の逆止弁が、噴射ノズルから前記圧送管
路内への燃料の逆流を阻止しており、前記圧送管路が低圧供給部に接続されてい
るようにした。
【0006】 本発明による燃料噴射システムは、噴射圧が増圧器の高圧側と噴射ノズルとの
間にしか存在しないという利点を有している。それと同時に、噴射ポンプに作用
する加圧力も減じられる。これにより、漏れ損失および絞り損失も減じられ、こ
のことは所要駆動出力の減少をもたらして、燃料噴射システムのハイドロリック
効率(液圧効率)を改善する。さらに、燃料噴射システムの高圧範囲における燃
料は比較的冷たいままとなる。なぜならば、この燃料は噴射ポンプの低圧部分か
ら直接に供給されるからである。これにより、燃料の圧縮性が小さくなり、その
結果、燃料噴射システムにおける改善された圧力増大速度が得られる。噴射ノズ
ルによって、より大きな質量流を圧送することができる。付加的に、燃料噴射シ
ステムの熱的およびハイドロリック的な改善により、噴射ノズルの噴射孔直径を
一層小さくすることが可能となり、このことは全ての運転点における混合気形成
を改善する。
【0007】 本発明による燃料噴射システムの有利な構成では、増圧器が、孔内で摺動可能
な増圧ピストンを有しており、該増圧ピストンの大小異なる2つの端面が、それ
ぞれ1つの圧力室を仕切っており、増圧ピストンの、大きい方の第1の端面が、
前記制御管路に接続された第1の圧力室を仕切っており、増圧ピストンの、前記
第1の端面とは反対の側に位置する小さい方の第2の端面が、前記高圧経路に接
続された第2の圧力室を仕切っている。これにより、増圧器は簡単に製造可能と
なり、かつ良好なハイドロリック効率を有するようになり、しかも種々の使用条
件に問題なく適合され得るようになる。
【0008】 本発明の別の有利な構成では、前記圧送管路が第2の圧力室に接続されている
ので、燃料は高圧範囲の、噴射ノズルから最も大きく遠ざけられた部分に導入さ
れ、そしてこの部分から噴射ノズルにまで圧送される。このことには、燃料噴射
システムの高圧範囲において燃料が、比較的冷たい燃料により連続的に代えられ
るという利点がある。
【0009】 本発明のさらに別の有利な構成では、前記圧送管路に第1の逆止弁が配置され
ており、該第1の逆止弁が、噴射ノズルから前記圧送管路への燃料の逆流を阻止
している。これにより、噴射ポンプの低圧供給部が噴射圧で負荷されなくなる。
【0010】 本発明のさらに別の有利な構成では、第1の逆止弁がばね負荷されているので
、あらゆる運転条件において、噴射ノズルから圧送管路への燃料の逆流が極めて
信頼性良く遮断される。
【0011】 本発明のさらに別の有利な構成では、増圧ピストンの横断面変化部と、増圧器
のハウジングに設けられた段部とが、1つの放圧室を仕切っている。これにより
、場合によっては生じる増圧器の漏れ損失量を捕集して、導出することができる
【0012】 本発明のさらに別の有利な構成では、前記放圧室が、前記圧送管路の、低圧供
給部と第1の逆止弁との間に位置する部分に接続されている。これにより、増圧
器の漏れ量は燃料噴射システムに回収される。
【0013】 本発明のさらに別の有利な構成では、前記放圧室内に戻しばねが緊締されてお
り、該戻しばねが、位置固定の当付け部に支持されていて、増圧ピストンの放圧
室側の横断面変化部を負荷しており、しかも該戻しばねが、前記制御管路内の待
機圧と、増圧ピストンの端面の有効面積と、第1の逆止弁の開放圧とに関連して
、各噴射の間に増圧ピストンをポンプ側のストッパに押圧するようになっている
。これにより、制御管路が放圧されると、増圧ピストンは圧送管路内の圧力とは
無関係に迅速に出発位置もしくは初期位置にまでもたらされる。さらに、戻しば
ねは極めて僅かな組込みスペースしか必要としない。
【0014】 本発明のさらに別の有利な構成では、放圧室と前記圧送管路との間の接続管路
に第2の逆止弁が配置されており、該第2の逆止弁が、前記圧送管路から放圧室
へ向かう方向で接続を遮断している。これにより、圧送管路は放圧室内の圧力振
動によって励振されなくなる。
【0015】 本発明のさらに別の有利な構成では、前記制御管路と前記圧送管路との間に、
制御管路から圧送管路へ向かう遮断方向を有する逆止弁として設計された、フラ
ッシングのための洗浄弁が配置されている。これにより、制御管路内の圧力が圧
送管路内の圧力よりも下にまで低下するやいなや、洗浄弁によって制御管路の充
填が達成される。このことは、この範囲においても温度レベルの低下をもたらし
、ひいては燃料噴射システムのハイドロリック特性を改善し、かつ噴射ポンプ内
での「シージング(Fressern)」(焼付き)の危険を減少させる。
【0016】 本発明のさらに別の有利な構成では、制御管路と圧送管路との間の調節可能な
圧力差が達成された後でしか、前記洗浄弁が開かないようになっているので、出
発位置への増圧ピストンの運動が、このような構成の場合にも圧送管路内の圧力
によって助成され、噴射ポンプと増圧器との間の範囲における制御管路の、とり
わけ高い回転数において困難となる充填が保証されている。なぜならば、高い回
転数ではフィードポンプ内の圧力も高くなるからである。
【0017】 本発明のさらに別の有利な構成では、増圧ピストンがポンプ側のストッパに接
触している場合に前記制御管路の圧力の作用を受ける、増圧ピストンの大きい方
の端面の部分が、増圧ピストンの小さい方の端面よりも大きく形成されており、
前記圧送管路に第1の逆止弁と噴射ポンプとの間で、第1の逆止弁と同じ遮断方
向を有する第3の逆止弁が配置されており、前記制御管路と、第1の逆止弁およ
び第3の逆止弁との間に、圧送管路から制御管路に向かう遮断方向を有する第4
の逆止弁を備えた接続管路が配置されている。これにより、噴射開始時では、増
圧器を迂回して燃料が噴射ポンプの高圧部分から直接に噴射ノズルへ圧送される
。これにより、噴射開始時における圧力増大速度が変化し、これによって燃焼ノ
イズを改善することができる。さらに、ポンプ側の手段による小さなパイロット
噴射量の調量も容易になる。
【0018】 本発明のさらに別の有利な構成では、第3の逆止弁と第4の逆止弁とが、1つ
のバイパス弁にまとめられているので、構成部分の点数が減じられ、ひいてはコ
ストが減じられる。
【0019】 本発明の別の変化形では、低圧供給部が噴射ポンプの一部である。これにより
、構成ユニット数が減じられ、噴射ポンプの高圧部分と低圧供給部とのために1
つの駆動装置しか必要とされなくなる。
【0020】 本発明のさらに別の有利な構成では、2つの部分から形成された増圧ピストン
が設けられているので、燃料噴射システムの製造、組立ておよびハイドロリック
特性が改善される。
【0021】 本発明のさらに別の有利な構成では、少なくとも2つの噴射ノズルが設けられ
ており、各噴射ノズルと噴射ポンプとの間に各1つの制御管路と各1つの増圧器
とが配置されており、全ての噴射ノズルが、複数の圧送管路を介して低圧供給部
に接続されている。
【0022】 冒頭で挙げた課題は、請求項1から16までのいずれか1項記載の、増圧器を
備えた燃料噴射システムを用いて内燃機関の燃焼室内に燃料を噴射するための方
法において、 −各噴射の間に前記制御管路の放圧を行い、 −燃料を低圧供給部から前記圧送管路を介して噴射ノズルにまで圧送し、 −増圧ピストンをポンプ側のストッパにまで運動させ、 −噴射ポンプの高圧部分によって燃料噴射を制御する ことを特徴とする、内燃機関の燃焼室内に燃料を噴射するための方法によっても
解決される。
【0023】 本発明による方法では、十分な噴射圧が噴射ノズルのすぐ手前にしか存在せず
、最大噴射圧が増大されると同時に、加圧力および熱による噴射ポンプの負荷も
減じられる。さらに、減じられた漏れ損失量および絞り損失量に基づき、燃料噴
射システムのハイドロリック効率が改善され、ひいては所要の駆動出力が一層減
じられる。低い温度は燃料の弾性減少に基づく急峻な圧力増大を可能にし、同じ
圧送量において、ノズルを通る質量流を増大させることを可能にする。燃料噴射
システムの熱的およびハイドロリック的な改善に基づき、噴射ノズルの噴射孔直
径を一層小さくすることが可能となり、ひいては全ての運転点における混合気形
成の改善が可能となる。
【0024】 本発明による方法の変化形では、前記制御管路と、増圧器の高圧側との間の調
節可能な圧力差が達成されるまで、増圧器を迂回して噴射ポンプの高圧部分によ
る燃料噴射を制御し、前記制御管路と、増圧器の高圧側との間の調節可能な圧力
差が超えられると、噴射ポンプの高圧部分による燃料噴射を、増圧器を用いて制
御する。この方法には、噴射開始時における別の噴射速度もしくは噴射率によっ
て燃焼ノイズが改善され、ポンプ側の手段による小さなパイロット噴射量の調量
が容易となる。
【0025】 本発明の別の利点および有利な構成は、以下に行なう実施例の説明、図面およ
び請求の範囲に記載されている。
【0026】 実施例の説明 図1には、噴射ノズル1と噴射ポンプ3とを備えた燃料噴射システムが図示さ
れている。噴射ポンプ3は高圧部分5と低圧供給部7とを有している。低圧供給
部7は噴射ポンプ3とは別個のポンプとして形成されていてもよい。以下に説明
する実施例においては、低圧供給部7と噴射ポンプ3の高圧部分5とが常に1つ
のユニットとして図示されているが、しかし上で述べたように低圧供給部7と噴
射ポンプ3とが分離されているような構成も常に考えられる。
【0027】 高圧部分5は制御管路9と高圧経路10とを介して噴射ノズル1に作用接続さ
れている。制御管路9と高圧経路10との間には、圧力増幅器もしくは増圧器1
1が配置されている。増圧器11はハウジング12内に第1の圧力室13と、第
2の圧力室15と、孔18内に案内される単一部分または複数部分から成る増圧
ピストン17と、放圧室19とを有している。増圧ピストン17は単一の部分ま
たは2つの部分から形成され得る。2つの部分から形成された増圧ピストン17
は、増圧器11の第1の圧力室13の直径に相当する直径を有する第1のピスト
ンと、増圧器11の第2の圧力室15の直径に相当する直径を有する第2のピス
トンとを有している。第1のピストンに作用するハイドロリック力(液圧力)は
、間接的または直接的に第2のピストンへ伝達される。2つの部分から成る増圧
ピストン17の方が、単一の部分から成る増圧ピストン17に比べて製造、組立
ておよびハイドロリック的もしくは液圧的な特性の点で有利である。
【0028】 第1の圧力室13と、増圧ピストン17の、第1の圧力室13内に突入した端
面とは、増圧器11の低圧側を形成している。第2の圧力室15と、増圧ピスト
ン17の、第2の圧力室15内に突入した端面とは、増圧器11の高圧側を形成
している。
【0029】 増圧ピストン17の、噴射ポンプ3の高圧部分5にハイドロリック的に接続さ
れた方の端面は、増圧ピストン17の、第2の圧力室15内に突入した方の端面
よりも大きく形成されているので、第2の圧力室15内の圧力は増圧ピストン1
7の両端面の面積比に相応して、噴射ポンプ3の高圧部分5の圧力よりも高く形
成される。
【0030】 放圧室19は、増圧ピストン17の横断面変化部20と、増圧器11のハウジ
ング12に設けられた段部とによって仕切られる。
【0031】 第2の圧力室15は各噴射の間に圧送管路21を介して、噴射ポンプ3の低圧
供給部7からの燃料で充填される。第2の圧力室15と高圧経路10とが燃料で
充填されている状態で、噴射ポンプ3の高圧部分5が燃料圧送を開始することに
より、噴射過程を行うことができる。増圧器11では、圧力が高められ、この高
められた圧力を用いて、燃焼室内への燃料噴射が噴射ノズル1によって行われる
【0032】 圧送管路21と噴射ポンプ3の低圧供給部7とが、第2の圧力室15の圧力で
負荷されないようにするために、圧送管路21には第1の逆止弁23が配置され
ている。この第1の逆止弁23は図1に示したようにばね負荷されているか、ま
たは図2に示したようにばねなしに形成されていてもよい。
【0033】 したがって、本発明による燃料噴射システムの高圧範囲は図1において、増圧
ピストン17の右側でかつ第1の逆止弁23の上方の範囲(破線で区画した)に
限定される。
【0034】 増圧ピストン17と増圧器11のハウジングとの間に生じる漏れ量は放圧室1
9に溜まり、各噴射過程と共に接続管路25を介して圧送管路21へ引き渡され
る。
【0035】 噴射が行われた後に、増圧ピストン17は再びその出発位置もしくは初期位置
にまで戻る。このことは、制御管路9がたとえば噴射ポンプ3の高圧部分5を介
して放圧され、かつ増圧ピストン17が第2の圧力室15と放圧室19とにおい
て圧送管路21を介して噴射ポンプ3の低圧供給部7の圧力で負荷されることに
よって行われる。圧送管路21内の圧力は放圧された制御管路9内の圧力よりも
高いので、増圧ピストン17は図1で見て左側へ向かって、ポンプ側のストッパ
にまで運動する。圧力が周辺圧にまで低下するまで放圧を行う必要はなく、放圧
の間でも、周辺圧よりも高い待機圧(Standdruck)を維持することが
できる。また、放圧室19内になお付加的に戻しばねを設けることもできる。
【0036】 図2には、本発明による燃料噴射システムの第2実施例が示されている。燃料
噴射システムの同一の構成ユニットまたはコンポーネントに関しては、図1に示
した第1実施例の場合と同じ符号が使用されている。図2に示した第2実施例に
よる燃料噴射システムは、放圧室19内に戻しばね27を有している。この戻し
ばね27は噴射運動に抗して増圧ピストン17に作用している。戻しばね27は
増圧ピストン17の横断面変化部20と、孔18またはハウジング12に設けら
れた段部との間に緊締されている。戻しばね27は、たとえば増圧ピストン17
を同軸的に取り囲んでいてよい。
【0037】 第2実施例では、接続管路25に第2の逆止弁29が配置されている。この第
2の逆止弁29は、燃料が圧送管路21から放圧室19へ流入することを阻止し
ている。噴射の終了後に、増圧ピストン17は第2の圧力室15の範囲における
圧送管路21の圧力と戻しばね27とによって、ポンプ側のストッパにまで運動
させられる。第2の逆止弁29の遮断作用に基づき、放圧室19内には増圧ピス
トン17のこのような運動時に蒸気圧が生ぜしめられる。第1の圧力室13また
は第2の圧力室15から放圧室19内へ流入した漏れ量は、噴射時に第2の逆止
弁29を介して排出される。
【0038】 第2実施例の利点は、圧送管路21が、増圧ピストン17の振動運動から生ぜ
しめられる圧力変動で負荷されなくなることにある。さらに、圧送管路21内の
圧力の助成作用に基づき、戻しばね27を、小さなプレロードをかけるだけで、
かつ小さなばね率もしくはばね定数で、ひいてはスペース節約的に設計すること
ができる。
【0039】 図3には、本発明による燃料噴射システムの第3実施例が示されている。第3
実施例では、図1および図2につき説明した燃料噴射システムの各構成エレメン
トおよび構成ユニットに対して付加的に、制御管路9と圧送管路21との間に、
フラッシングのための洗浄弁31が配置されている。洗浄弁31はばね負荷され
ているので、圧送管路21と制御管路9との間の、洗浄弁31のばねにより規定
された圧力差、たとえば15バールの圧力差が達成されると、この洗浄弁31が
開くようになっている。この圧力差が達成されると、圧送管路21から制御管路
9へ燃料が圧送される。これによって改善される制御管路9の充填および洗浄(
フラッシング)は、図1および図2に示した実施例に比べて次のような利点を有
している。すなわち、燃料噴射システムのこの範囲で、比較的冷たい燃料の供給
によって温度レベルが低下させられ、ひいてはハイドロリック特性が改善される
。さらに、噴射ポンプ3の高圧部分5における「シージング(Fressern
)」の危険も減じられる。なぜならば、燃料噴射システムのこの部分も一層良好
に洗浄され得るからである。さらに、他ならぬ、内燃機関の高い回転数において
困難となる制御管路9の充填も確保される。
【0040】 図4には、本発明による燃料噴射システムの第4実施例が示されている。増圧
器11は第1の圧力室13内に圧力段コンポーネント33を有している。この圧
力段コンポーネント33は、制御管路9と第2の圧力室15との間の規定の差圧
が達成された場合にしか増圧ピストン17がポンプ側のストッパから離れないよ
うにするという役目を持っている。この機能は、たとえば増圧ピストン17がそ
の出発位置に位置している場合に、圧力段コンポーネント33が増圧ピストン1
7の、第1の圧力室13内に突入した方の端面の一部をカバーすることによって
達成することができる。ただしこの場合、増圧ピストン17の残りの面は、増圧
ピストン17の、第2の圧力室15内に突入した方の端面よりも大きく形成され
ている。このような面積比の設定と戻しばね27のプレロードとに基づき、上記
圧力差が規定され、この圧力差が達成されるまでは、増圧ピストン17の、圧送
管路21の圧力で負荷された高圧側と、戻しばね27とが、制御管路9内の圧力
に抗して増圧ピストン17をその出発位置に保持する。
【0041】 さらに、図4には第3の逆止弁35と第4の逆止弁37とが図示されている。
第3の逆止弁35は第1の逆止弁23と噴射ポンプ3との間で圧送管路21に配
置されていて、第1の逆止弁23と同じ遮断方向を有している。第4の逆止弁3
7は制御管路9と圧送管路21との間の接続管路39に配置されている。第4の
逆止弁37の遮断方向は、接続管路39を通じて燃料が圧送管路21から制御管
路9へ圧送され得ないように設定されている。接続管路25は低圧供給部7と第
3の逆止弁35との間で圧送管路21から分岐している。
【0042】 圧力段コンポーネント33と、第3の逆止弁35と、第4の逆止弁37とが協
働し合うことに基づき、噴射の開始時に制御管路9内の圧力が増大すると、まず
制御管路9内の圧力下にある燃料が、増圧器11を迂回して接続管路39と圧送
管路21の一部とを通って第2の圧力室15内へ圧送され、そしてこの第2の圧
力室15から噴射ノズル1へ圧送される。圧力段コンポーネント33の有効面と
、増圧ピストン17の、第2の圧力室15内に突入した方の端面との差と、戻し
ばね27のプレロードもしくは予荷重とから合成された力が、戻しばね27のプ
レロードを克服するために十分となるやいなや、増圧ピストン17はその出発位
置から運動する。これによって、増圧ピストン17の、第1の圧力室13内に突
入した方の端面全体が制御管路9の圧力で負荷される。その結果、増圧器11が
作動する。なぜならば、第1の逆止弁23により、燃料が圧送管路21を介して
引き続き第2の圧力室15内に流入することが阻止されるからである。噴射サイ
クルの開始時に増圧器11が迂回されることにより、第2の圧力室15内の燃料
の圧力増大速度が変化させられ、ひいては噴射ノズル1内の燃料の圧力増大速度
も変化させられる。これにより、小さなパイロット噴射量の調量がポンプ側の手
段によって容易になり、燃焼ノイズも改善され得る。
【0043】 図5に示した本発明による燃料噴射システムの第5実施例は、図2、図3およ
び図4に示した各実施例の組み合わせである。これによって明らかとなるように
、これらの実施例は自由に互いに組み合わせることができる。このことは、図1
に示した第1実施例についても云える。
【0044】 発明の詳細な説明、特許請求の範囲および図面に記載された全ての特徴は、単
独の形でも、互いに任意に組み合わされた形でも、本発明にとって重要となり得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による燃料噴射システムの第1実施例を示す概略図である。
【図2】 本発明による燃料噴射システムの第2実施例を示す概略図である。
【図3】 本発明による燃料噴射システムの第3実施例を示す概略図である。
【図4】 本発明による燃料噴射システムの第4実施例を示す概略図である。
【図5】 本発明による燃料噴射システムの第5実施例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 噴射ノズル、 3 噴射ポンプ、 5 高圧部分、 7 低圧供給部、
9 制御管路、 10 高圧経路、 11 増圧器、 12 ハウジング、 1
3 第1の圧力室、 15 第2の圧力室、 17 増圧ピストン、 18 孔
、 19 放圧室、 20 横断面変化部、 21 圧送管路、 23 第1の
逆止弁、 25 接続管路、 27 戻しばね、 29 第2の逆止弁、 31
洗浄弁、 33 圧力段コンポーネント、 35 第3の逆止弁、 37 第
4の逆止弁、 39 接続管路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペーター ベーラント ドイツ連邦共和国 シュタインハイム フ ォレレンヴェーク 3 (72)発明者 クラウス ヴォールレーバー ドイツ連邦共和国 エスリンゲン フィヒ テンシュトラーセ 13 (72)発明者 ヨエルク シュミット ドイツ連邦共和国 シユツツトガルト フ ァーリオンシュトラーセ 29 (72)発明者 カール ホフマン ドイツ連邦共和国 レムゼック アムゼル ヴェーク 22 Fターム(参考) 3G066 AD04 AD12 BA05 BA46 CB09 CB13T CB16 CE13 DA06

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関に用いられる燃料噴射システムであって、噴射ノズ
    ル(1)と、高圧部分(5)を有する噴射ポンプ(3)とが設けられていて、該
    噴射ポンプ(3)の高圧部分(5)が、増圧器(11)の低圧側に接続された制
    御管路(9)と、増圧器(11)の高圧側に接続された高圧経路(10)とを介
    して噴射ノズル(1)に作用接続されており、さらに、燃料を噴射ノズル(1)
    へ圧送する圧送管路(21)が設けられている形式のものにおいて、前記圧送管
    路(21)が低圧供給部(7)に接続されていることを特徴とする、内燃機関に
    用いられる燃料噴射システム。
  2. 【請求項2】 増圧器(11)が、孔(18)内で摺動可能な増圧ピストン
    (17)を有しており、該増圧ピストン(17)の大小異なる2つの端面が、そ
    れぞれ1つの圧力室を仕切っており、増圧ピストン(17)の、大きい方の第1
    の端面が、前記制御管路(9)に接続された第1の圧力室(13)を仕切ってお
    り、増圧ピストン(17)の、前記第1の端面とは反対の側に位置する小さい方
    の第2の端面が、前記高圧経路(10)に接続された第2の圧力室(15)を仕
    切っている、請求項1記載の燃料噴射システム。
  3. 【請求項3】 前記圧送管路(21)が第2の圧力室(15)に接続されて
    いる、請求項2記載の燃料噴射システム。
  4. 【請求項4】 前記圧送管路(21)に第1の逆止弁(23)が配置されて
    おり、該第1の逆止弁(23)が、噴射ノズル(1)から前記圧送管路(21)
    への燃料の逆流を阻止している、請求項1から3までのいずれか1項記載の燃料
    噴射システム。
  5. 【請求項5】 第1の逆止弁(23)がばね負荷されている、請求項4記載
    の燃料噴射システム。
  6. 【請求項6】 増圧ピストン(17)の横断面変化部と、増圧器(11)の
    ハウジング(12)に設けられた段部とが、放圧室(19)を仕切っている、請
    求項2から5までのいずれか1項記載の燃料噴射システム。
  7. 【請求項7】 前記放圧室(19)が、接続管路(25)を通じて、前記圧
    送管路(21)の、低圧供給部(7)と第1の逆止弁(23)との間に位置する
    部分に接続されている、請求項6記載の燃料噴射システム。
  8. 【請求項8】 前記放圧室(19)内に戻しばね(27)が緊締されており
    、該戻しばね(27)が、位置固定の当付け部に支持されていて、増圧ピストン
    (17)の放圧室側の横断面変化部を負荷しており、しかも該戻しばね(27)
    が、前記制御管路(9)内の待機圧と、増圧ピストン(17)の端面と、第1の
    逆止弁(23)の開放圧とに関連して、各噴射の間に増圧ピストン(17)をポ
    ンプ側のストッパに押圧するようになっている、請求項7記載の燃料噴射システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記放圧室(19)と前記圧送管路(21)との間の接続管
    路(25)に第2の逆止弁(29)が配置されており、該第2の逆止弁(29)
    が、前記圧送管路(21)から前記放圧室(19)へ向かう方向で接続を遮断し
    ている、請求項7または8記載の燃料噴射システム。
  10. 【請求項10】 前記制御管路(9)と前記圧送管路(21)との間に、前
    記制御管路(9)から前記圧送管路(21)へ向かう遮断方向を有する逆止弁と
    して設計された洗浄弁(31)が配置されている、請求項1から9までのいずれ
    か1項記載の燃料噴射システム。
  11. 【請求項11】 前記制御管路(9)と前記圧送管路(21)との間の調節
    可能な圧力差が達成された後でしか前記洗浄弁(31)が開かないようになって
    いる、請求項10記載の燃料噴射システム。
  12. 【請求項12】 増圧ピストン(17)がポンプ側のストッパに接触してい
    るときに前記制御管路(9)の圧力の作用を受ける、増圧ピストン(17)の大
    きい方の端面の部分が、増圧ピストン(17)の小さい方の端面よりも大きく形
    成されており、前記圧送管路(21)に第1の逆止弁(23)と噴射ポンプ(3
    )との間で、第1の逆止弁(23)と同じ遮断方向を有する第3の逆止弁(35
    )が配置されており、前記制御管路(9)と、第1の逆止弁(23)および第3
    の逆止弁(35)との間に、前記圧送管路(21)から前記制御管路(9)に向
    かう遮断方向を有する第4の逆止弁(37)を備えた接続管路(39)が配置さ
    れている、請求項1から11までのいずれか1項記載の燃料噴射システム。
  13. 【請求項13】 第3の逆止弁と第4の逆止弁とが、1つのバイパス弁にま
    とめられている、請求項12記載の燃料噴射システム。
  14. 【請求項14】 低圧供給部(7)が噴射ポンプ(3)の一部である、請求
    項1から13までのいずれか1項記載の燃料噴射システム。
  15. 【請求項15】 増圧ピストン(17)が2つの部分から形成されている、
    請求項1から14までのいずれか1項記載の燃料噴射システム。
  16. 【請求項16】 少なくとも2つの噴射ノズル(1)が設けられており、各
    噴射ノズル(1)と噴射ポンプ(3)との間に各1つの制御管路(9)と各1つ
    の増圧器(11)とが配置されており、全ての噴射ノズル(1)が、前記圧送管
    路(21)を介して低圧供給部(7)に接続されている、請求項1から15まで
    のいずれか1項記載の燃料噴射システム。
  17. 【請求項17】 請求項1から16までのいずれか1項記載の燃料噴射シス
    テムを用いて内燃機関の燃焼室内に燃料を噴射するための方法において、以下の
    方法ステップ: −各噴射の間に前記制御管路(9)を放圧し、 −燃料を低圧供給部(7)から前記圧送管路(21)を介して噴射ノズル(1)
    にまで圧送し、 −増圧ピストン(17)をポンプ側のストッパにまで運動させ、 −噴射ポンプ(3)の高圧部分(5)によって燃料噴射を制御する、 を実施することを特徴とする、内燃機関の燃焼室内に燃料を噴射するための方法
  18. 【請求項18】 −前記制御管路(9)と、増圧器(11)の高圧側との間
    の調節可能な圧力差が達成されるまで、増圧器(11)を迂回して噴射ポンプ(
    3)の高圧部分(5)による燃料噴射を制御し、 −前記制御管路(9)と、増圧器(11)の高圧側との間の調節可能な圧力差が
    超えられると、噴射ポンプ(3)の高圧部分(5)による燃料噴射を、増圧器(
    11)を用いて制御する、 請求項17記載の、内燃機関の燃焼室内に燃料を噴射するための方法。
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