JP2003509286A - ガスバッグ用制御ガス抜き装置 - Google Patents

ガスバッグ用制御ガス抜き装置

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JP2003509286A
JP2003509286A JP2001524844A JP2001524844A JP2003509286A JP 2003509286 A JP2003509286 A JP 2003509286A JP 2001524844 A JP2001524844 A JP 2001524844A JP 2001524844 A JP2001524844 A JP 2001524844A JP 2003509286 A JP2003509286 A JP 2003509286A
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gas
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セルバン、ボグダン
ヴィッテ、ミッヒェル
ペトリ、フォルカー
メイヤー、ミヒャエル
ルドルフ、ハラルド
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DaimlerChrysler AG
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Abstract

(57)【要約】 繊維材料製のガスバッグ、特にエアバッグをガス抜きするための装置は、爆発性装入物の解放時に該爆発性装入物の領域の少なくとも1本の繊維材料の糸が破壊されるような領域にガスバッグで配置された少なくとも1つの通電している爆発性装入物を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガスバッグをガス抜きするための、特に車両の能動的乗客拘束装置
においてエアバッグをガス抜きするための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
道路事故の場合に車両内の乗客に対する負傷の危険を軽減するために、現在の
車両には能動的乗客拘束装置が装備されることが益々多くなってきている。その
ような能動的乗客拘束装置は、車両が衝撃を受けた場合に一瞬に膨らみ、衝撃時
に乗客が解放したエネルギーを吸収する1つあるいは2つ以上のエアバッグを装
備しているのが一般的である。 前方のエアバッグのようなエアバッグが、非常に高速(時速200〜300k
m)でダッシュボード又はハンドル搭載モジュールから出るが、その解放された
エアバッグで乗客が負傷を回避するために、乗客がエアバッグに十分に突っ込み
、適切な圧力がエアバッグ内で増大して乗客のエネルギーを確実に吸収すること
ができるや否や、エアバッグの完全な膨張あるいは展開を中断しあるいは制御す
ることが有利である。乗客がエアバッグに十分に突っ込んだ時間は、事故の時に
乗客の座席位置のような幾つかのパラメータに非常に強く依存しているため、エ
アバッグの膨張プロセスの中断が、その解放動作のどの段階でも必要になる場合
がある。
【0003】 花火技術に基づいて機能する膨張装置、所謂、インフレータはシステム上その
機能がいつでも中断できるわけではないので、乗客拘束装置は、制御されたやり
方で解放動作を中断するためにエアバッグのガス抜き装置を備えなければならな
い。そのような装置は、エアバッグにインフレータで吹き入れられたガスの抜き
出しが可能で、エアバッグのそれ以上の膨張が回避可能でなければならない。
【0004】 WO−A−98/01323から、ガスバッグが、破断し易い線又は所定の破
断線で閉鎖されるガス抜き開口を備える装置が公知である。この破断線は、エア
バッグ内で所定の公称圧力以下でそのままであり、公称圧力以上ではその圧力の
影響を受けて自動的に破れて開くように設計されている。そのような所定の破断
線は、使用される材料を、入念に技術的に正確に寸法を決めて弱くすることで一
般的に達成される。この材料の弱体化は、例えば、小さな切り込みが所定の破断
線に沿って配置された切取り線で行なうことができる。他の実施形態においては
、所定の破断線は、縫合で作られた継目によりエアバッグを閉鎖した時に作られ
、縫合に使用された糸及び継目間の距離がエアバッグの解放要求に正確に適合さ
れる。また、エアバッグ外皮材は、密閉により、例えば超音波密閉により、正確
に適用された密閉パターンで閉鎖することもできる。この場合、密閉継目が所定
の破断線である。 エアバッグ圧力下で自動的に破れて開けられるそのような所定の破断線に関す
る問題は、所定の破断線が破れて開くのに必要な公称圧力を正確に調節すること
が製造精度のために殆ど不可能であるということである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、ガスバッグのガス抜き用の別の装置を提供すること
である。
【0006】
【解題を解決するための手段】
この目的は、本発明によれば、少なくとも1つの点火可能な火工品装入物を点
火したときに、少なくとも1本の繊維材料の糸が該火工品装入物のある領域で破
壊されるようにその領域のガスバッグに連携する該火工品装入物を備えた繊維材
料製ガスバッグ、特にエアバッグをガス抜きするための装置によって解決される
。繊維材料、一般には織物繊維又はメリヤス繊維の少なくとも一本の糸の破壊に
より、その繊維材料がそれぞれの部位で亀裂が入り開けられる。ガスバッグの内
のガス圧の影響で、繊維材料の亀裂は各側において更に進み、ガスバッグに流れ
込むガスが逃げ込めるかなり大きなガス抜き開口が形成される。それによりエア
バッグの更なる膨張が有効に抑制される。なお、爆発により破壊される糸は、繊
維材料の「普通の」糸、例えばエアバッグの織物用又はメリヤス用糸、及びガス
バッグの材料で適切な製造技術で形成される締結用シームのシーム糸であり、特
にこの目的のために提供されるシーム系である。シーム繊維が少なくとも1カ所
で破断するや否や、締結用シームは、そのシームが特殊な織物又は繊維技術でそ
れぞれ適切に設計されていれば、何ら力をかけずに開けることができ、それによ
りガス抜き開口が開けられる。さらに、対応する火工品装入物の爆発の場合には
、ガス抜き開口が素早く所望のサイズになるように数本の繊維材料の糸を同時に
破壊することができることを注目する必要がある。
【0007】 現在の公知の装置と異なり、本発明に係る装置は火工品装入物を点火すること
により積極的に作動される。これはガス抜き操作が正確に制御されたやり方でど
んな時でも作動可能であることを意味している。このガス抜き装置の始動は、例
えば、エアバッグと乗客との間で十分な力あるいは圧力レベルを超えたとセンサ
ー手段が検出した後、エアバッグ制御モジュールで行なうことができる。火工品
装入物の点火は、電気的に、すなわち制御装置、例えばエアバッグ制御装置によ
り接続線を介して火工品装入物に流され、火工品装入物の点火温度以上の温度ま
で該火工品装入物を加熱する点火パルス又は点火電流により好適に行なわれる。 本発明に係る装置の別の利点は、エアバッグ材料では、所定の破壊点、すなわ
ち目的の弱体部位を設ける必要がない。従って、エアバッグ材料の機械的強度は
本装置の作動前には損なわれない。これは、折り畳まれたエアバッグが、衝撃の
場合の膨張を保証するために確実に密閉されていなければならないので特に重要
である。特に、損傷によりその本来の機能が必要な使用寿命内で低下することが
あるため、エアバッグの製造、そのエアバッグの車両内への搭載時に、エアバッ
グは損傷を受けずに変形やそれに伴う負荷に耐えなければならない。
【0008】 本発明の第一の可能な態様では、火工品装入物が、ガスバッグの繊維材料内に
導入され、該繊維材料に使用される爆発性糸として形成される。そのような爆発
性糸は、例えば、爆発性ケースで包囲され、及び/又はその織り合わせに爆発物
が導入される導電性撚り線からなる。また、その爆発性糸が導電性爆発材料製の
糸からなることができる。 爆発性糸は、例えば、エアバッグ材料を製造するときに、その繊維材料内に直
接組み合わされ又は加工することができる。 このように、爆発性糸は繊維材料の一体部分である。糸の導入は、繊維材料の
製造後にその繊維材料内に爆発性糸を縫い込めることによっても可能である。糸
をガスバッグの繊維材料内に導入することとは別に、爆発性糸を、例えば繊維材
料にその糸を縫い付けることにより繊維材料に適用することも可能である。
【0009】 別の態様においては、火工品装入物はフィラメント及び爆発被覆からなり、該
フィラメントはガスバッグに導入されるか、ガスバッグに適用され、該爆発被覆
はフィラメントの領域のガスバッグに塗布される。このフィラメントは上記技術
の中の1つにより繊維材料内に導入又はその繊維材料に適用することができるか
、又は例えば公知スクリーン法により繊維材料に印刷される。その後、爆発物が
任意の追加プロセスでフィラメント上の繊維材料に適用される。フィラメントに
接続線を介して制御モジュールで点火電流が供給されれば、フィラメントはその
上に配置された爆発物と共に点火温度以上の温度に加熱され、それにより火工品
装入物が点火され、エアバッグがガス抜きされる。 繊維材料上に適用される予定の爆発物が導電性であれば、フィラメントは場合
により不要にすることができる。この場合、火工品装入物は、爆発性被覆が2本
の接続線に接触するように該火工品装入物用の2本の接続線間でガスバッグに適
用される導電性爆発物から作られた爆発物からなる。この火工品装入物に点火電
流が供給されると、爆発物を加熱するための必要な熱が爆発性被覆それ自体に生
成される。
【0010】 火工品装入物の上記実施形態全てが、制御モジュールに接続される連続導電路
を備えることに注目する必要がある。それにより火工品装入物のそれぞれの実施
形態とは無関係に、車両の通常の運転時に、すなわちエアバッグが解放されない
時にその操作性に対して該火工品装入物をチェックすることが可能になる。実際
、連続導電路の電気抵抗を定期的に測定することにより制御モジュールは導体の
一体性をチェックすることができる。測定された抵抗値が、所定の参考値から大
きくずれていれば、例えば危険信号により、車両の運転手にエアバッグ装置を作
業場で不良かどうか点検を受ける必要があることを示すことができる。 本発明の好ましい態様においては、該火工品装入物はガスバッグの内側でガス
バッグに連携される。この場合、火工品装入物用の接続線はエアバッグの内部に
延びているから、この装置の外部からの損傷が排除される。この場合、火工品装
入物は、形成されたガス抜き開口から出るガスが乗客に吹き付けないように、乗
客から離れて面するガスバッグの領域に有利に配置される。このようにしてガス
と共に吹き出る粒子による乗客の負傷を避けることができる。
【0011】 なお、エアバッグのガス抜き装置は、該装置の始動により制御されたエアバッ
グのガス抜き開口の全体面積が、エアバッグを完全に広げた後にガスを出すため
のエアバッグの出口開口の全体面積より大きい。つまりエアバッグに設けられた
出口開口は、エアバッグが完全に膨張した後、その折りたたみを可能にするため
にエアバッグ内のガス圧をゆっくり逃がすためにのものでしかないということで
ある。従って、これらの出口開口の全体面積は、ガス発生装置がなお作動してい
るときにエアバッグ内に流入するガス量を空にするには不十分である。その出口
開口より大きくなるようにそれらの機能に対応するガス抜き開口を設計すること
により、エアバッグ内に流入するガスがガス抜き装置の始動後に迅速に逃げられ
るので、ガス発生装置がなお作動していてもエアバッグの更なる膨張を確実に回
避することができる。 このシステムの冗長性を達成するために、幾つかの点火可能な火工品装入物が
共通の接続線に平行に接続して配置されることが好ましい。この火工品装入物は
例えば織り糸の方向に平行に配置することができる。それにより、一本の装入物
の故障又は点火ミスが全体のシステムの故障につながることが防止される。さら
に、この実施形態においては、このように配置された火工品装入物の点火の場合
において繊維材料が幾つかの部位で同時に破壊されるので、ガス抜き開口をより
迅速に開けることが可能になる。
【0012】 なお、エアバッグの種々の部位に数個の個別のガス抜き手段を設けることも有
利である。そのため、このように調整された冗長度であっても、このような実施
形態でも指向性ガス抜きも、例えば乗客から離れて面する領域にあるエアバッグ
だけをガス抜きすることも可能である。 火工品装入物用接続線は、上述した技術の内の一つで例えばガスバッグ内に導
入され、及び/又はガスバッグに適用される。可能な製造方法は、繊維材料に接
続線を印刷することである。これは、例えばスクリーン印刷あるいは他の全ての
適当な印刷プロセスで行なうことができる。 規定のガス抜き開口を設計するために、火工品装入物がガスバッグに連携され
るガスバッグの領域は、少なくとも1つの継目で好適に制限される。火工品装入
物の点火後、ガスバッグの内部のガス圧の影響を受けて開始された繊維材料の亀
裂解放が周囲継目で停止し、それにより形成されたガス抜き開口が規定の寸法と
なる。それにより、形成される開口が制御を受けずに広がり、その結果としてエ
アバッグが非常に急激な圧力低下を受けることが防止できる。
【0013】 ガスバッグをガス抜きするための上記装置は、車両用の所謂「インテリジェン
ト」乗客拘束装置で使用されるのに特に適していることに注目する必要がある。
そのような乗客拘束装置は、ガス抜き装置はさておいて制御装置を備えた少なく
とも1つのエアバッグと該エアバッグで乗客にかかる局部的圧力を検出するセン
サー手段とを備えている。ここで制御装置は、所定の閾電圧を超え、該装置を作
動したときに、該センサー手段で検出された圧力信号に基づいてガスバッグをガ
ス抜きする装置を作動する。そのようにするために、制御手段は、例えば圧力及
び/又は時間により、すなわちエアバッグが乗客にかける局部的圧力あるいはこ
の圧力が乗客に作用する時間によりセンサー手段の位置信号を測定する。 特に有利な実施形態においては、本乗客拘束装置は、幾つかの領域でエアバッ
グに割り当てられるガスバッグをガス抜きするための装置を備え、センサー手段
は、エアバッグが乗客に対し局部的な圧力をかけるエアバッグに対する衝撃領域
の位置をさらに検出する。この場合、制御装置は、該センサー手段により好まし
くは検出される位置信号によって、エアバッグに対して衝撃領域と基本的に反対
側にあるガスバッグをガス抜きするための装置の1つを作動させる。そのような
設計により、例えば、乗客から離れて面する領域のエアバッグのみをガス抜きす
ることによって指向性ガス抜きが可能となる。
【0014】 有利な実施形態においては、該センサー手段が、エアバッグを解放したときに
乗客に面する領域のエアバッグに配置される少なくとも1つのセンサーを備えて
いる。該センサーは、エアバッグで乗客にかかる圧力を感知し、その圧力を対応
する電気信号に変える、エアバッグに配置された力センサーとすることができる
。そのような力センサーは、ある相互距離で繊維基板上に使用される少なくとも
2つの電極構造物と、該電極構造物と直接接触しているセンサーの動作領域で該
電極構造物上に適用される1層の半導体とから構成される。該半導体層はその層
の変形に応じて変えられる内部抵抗を有する。繊維基板は任意の軟質繊維材料か
らなることができる。特に単純なため有利な変形例にいては、繊維材料が実際の
エアバッグ材料からなり、該電極構造物がエアバッグに直接適用される。 そのようなセンサーは、板状圧力センサーでは通常用いられるところの剛性基
板を不要にすることができる。それによって該センサーは、エアバッグと共に容
易に折り畳むことができるように非常に高いしなやかさを有する。その上、乗客
がセンサーで負傷する危険が該センサーの軟らかさによりかなり除かれる。
【0015】 なお、力センサーの代わりに、エアバッグに配置された少なくとも1つの電極
構造物を備えた容量性距離センサー、又はエアバッグに配置され交流電圧に接続
された少なくとも1つの誘導コイルを備えた誘導距離センサーを使用することが
できる。 本発明の以下の種々の態様を添付図面を参照してここで説明する。
【0016】
【発明の実施形態】
図1には、ガス抜き装置12の第1実施形態を備えたエアバッグ材料10の一
部が示されている。このガス抜き装置12は、共通の接続線16によって平行に
相互に連結された数個の電気点火可能な火工品装入物14を備えている。この装
置を始動するために接続線16に点火電流を供給する制御モジュール(図示され
ていない)、好ましくはエアバッグ制御モジュール、を有する個々の火工品装入
物が接続線16を介して接続されている。 この火工品装入物14は、該装入物を点火したときに、少なくとも1本の繊維
エアバッグ材料の糸が破壊されるように、エアバッグ上に適用される。そのため
、繊維材料の織物又はメリヤス繊維は、エアバッグ内のガス圧の影響を受けて亀
裂が入りさらに解放し、そして開口を開くことになる。繊維材料の亀裂解放は、
破壊糸の延長方向に行なわれるから、適切な織物又はメリヤス技術により、ある
形状のガス抜き開口がもたらされる。
【0017】 特定寸法にガス抜き開口を制限するために、すなわち、エアバッグ材料の亀裂
解放をある長さに制限するため、火工品装入物14をエアバッグ材料10に適用
する領域が補強継目18で好ましくは制限される。この補強継目18では、エア
バッグ材料で構成する亀裂がその更なる延長部で停止され、従って、ガス抜き開
口のサイズが制限される。制御されない亀裂開口に対する保証をさらに増大する
ために、周囲継目18を他の補強要素に対する締結継目としても使える。 エアバッグ材料10に形成された亀裂が広がる方向が明確に定まれば、危険な
領域は基本的に完全に縫合される必要はない。この場合、亀裂が広がる方向に互
いに横方向に所望の距離で延びる2つの補強継目を設ければ全く十分である。し
かしながら、実際には問題の領域を完全に縫合することが安全性の理由から好ま
しい。
【0018】 図2及び図3は、種々の火工品装入物14の平行連結の種々の実施形態を図1
の拡大図で示している。各火工品装入物14は、代表的な実施形態では、2本の
接続線16間で相互接続され該接続線に接触するフィラメント20を備えている
。図示されたようにフィラメント20を、エアバッグ材料10内に、あるいは該
材料10上へ適用することができる。次に、爆発性被覆22をエアバッグ材料1
0及びフィラメント20上で該フィラメント20に適用する。爆発性被覆22は
ここではフィラメントの対応寸法より広い横方向寸法を備えることができる。そ
れによりこの装置が点火したら、破壊予定のエアバッグ材料の糸は長い距離にわ
たり破壊される。フィラメント20の延長の方向でも、エアバッグ外皮の亀裂の
延長は爆発性被覆22を適当な寸法することによって影響を与えることができる
。この方向(図3参照)において爆発性被覆の拡大寸法により爆発予定の領域の
幅に直接影響させることができる。
【0019】 図4及び図5は、エアバッグ材料10上の火工品装入物の種々の要素の可能な
配置を示す。フィラメント20は、例えば該エアバッグ材料上に直接導電性銀で
印刷することができる。その後、付加的なプロセスで爆発材料22が所望の寸法
でこのフィラメント20に適用される。 導電性爆発物を使用する火工品装入物14の別の実施形態を図6に示す。この
実施形態において、火工品装入物14は、爆発性被覆22が2つの接続線16に
電気的に接触するように、該火工品装入物14用の2つの接続線16間に適用さ
れた導電性爆発物製の爆発性被覆22からなる。この火工品装入物14に点火電
流が流された場合、該爆発性被覆22を加熱するための必要な熱をその爆発性被
覆それ自体が発生する。
【0020】 完全に異なる火工品装入物の実施形態を図7及び図8に示す。この変形例にお
いては、火工品装入物14が、ガスバッグの繊維材料に導入されるか、あるいは
繊維材料上に適用される爆発性糸として形成される。そのような爆発性糸は、例
えば爆発性被覆26で囲まれる導電性撚り線24から構成される。また、この爆
発性糸は、爆発物又は導電性爆発材料製の糸がその織り合わせに導入された撚り
線であることができる。 爆発性糸は、エアバッグ材料を製造したときに、例えば直接繊維材料内に織り
交ぜるか挿入することができる。このようにして、爆発性糸は、繊維材料の一体
部分になる。またこの爆発性糸を導入する可能性の1つに該繊維材料の製造後、
爆発性糸を繊維材料に縫合する方法がある。この爆発性糸は、例えば、規定のガ
ス抜き開口を縫合する継目糸として使用できる。そのような爆発性糸の導入を図
9に示す。従って、図9はエアバッグの2つの部分112及び114が縫合され
る領域におけるエアバッグ10の一部を示している。この2つの部分112及び
114は図示領域で重なり、1列あるいは多数列の継目116で互いに縫合され
るのが普通である。
【0021】 適切なガス抜き開口118を作るために、本実施例では通常の継目116があ
る長さLにわたり中断される。この継目116の中断長さLがここではガス抜き
開口の所望の長さに相当する。 エアバッグを密閉するために、その後、エアバッグの2つの部分112及び1
14が、上記いずれかの爆発性糸120によって通常の継目116の中断領域で
互いに縫合される。爆発性糸120を通して適切な電流を流せば、その爆発性糸
120は爆発性糸の点火温度以上の温度まで加熱されて該爆発物が点火され、継
目116が破壊される。 図10に、エアバッグ10へのガス抜き開口12の配置が概略的に示されてい
る。ガス抜き開口12は、図示したように、形成されたガス抜き開口から逃げる
ガスが乗客28に吹き付けないように乗客28に離れて面するガスバッグの領域
に好適に配置されている。このように、ガス流と共に吹き出る粒子による乗客の
負傷が回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ガス抜き装置を有するエアバッグ材料の一部である。
【図2】 種々の火工品装入物の平行接続を図1の拡大図で示す。
【図3】 平行接続の別の実施形態を示す。
【図4】 上に適用された火工品装入物を有するエアバッグ材料の断面図を示す。
【図5】 上に適用された火工品装入物を有するエアバッグ材料の部分断面図を示す。
【図6】 導電性爆発物を使用する火工品装入物の別の実施形態を示す。
【図7】 火工品装入物の他の実施形態を示す。
【図8】 図7の実施形態の断面図である。
【図9】 エアバッグにガス抜き装置を配置するための図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年1月3日(2002.1.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0004】 WO−A−98/01323から、ガスバッグが、破断し易い線又は所定の破
断線で閉鎖されるガス抜き開口を備える装置が公知である。この破断線は、エア
バッグ内で所定の公称圧力以下でそのままであり、公称圧力以上ではその圧力の
影響を受けて自動的に破れて開くように設計されている。そのような所定の破断
線は、使用される材料を、入念に技術的に正確に寸法を決めて弱くすることで一
般的に達成される。この材料の弱体化は、例えば、小さな切り込みが所定の破断
線に沿って配置された切取り線で行なうことができる。他の実施形態においては
、所定の破断線は、縫合で作られた継目によりエアバッグを閉鎖した時に作られ
、縫合に使用された糸及び継目間の距離がエアバッグの解放要求に正確に適合さ
れる。また、エアバッグ外皮材は、密閉により、例えば超音波密閉により、正確
に適用された密閉パターンで閉鎖することもできる。この場合、密閉継目が所定
の破断線である。 EP−A−638466から、エアバッグ材料のある領域が、該材料の目的の 弱体化のために通常の作動圧力で僅かにガスが透過できるエアバッグが公知であ る。これらの領域、所謂動的ガス抜き孔が、例えばレーザーによりあるいはニー ドルパンチによりエアバッグに孔開けすることにより形成される。通常の作動圧 力より高い臨界ガス圧で、動的ガス抜き孔から逃げるガスがエアバッグ材料の溶 融と焼き付けを引き起こす。 そのような所定の破断線あるいは動的ガス抜き孔に関する、それぞれエアバッ
グ圧力下で自動的に破れて開けられる問題は、所定の破断線あるいは動的ガス抜 き孔がそれぞれ 破れて開く必要な公称圧力を正確に調節することが製造精度のた
めに殆ど不可能であるということである。 この問題の解決は制御されたガス抜き装置で見出される。 例えば、文書US−A−5,899,494は膨張装置がディストリビュータ によりエアバッグに接続されるエアバッグ装置を記載している。このディストリ ビュータとハウジングには、電気パルスによる始動後、非常に短時間内にガス抜 き孔をそれぞれそのディストリビュータ又はハウジングに焼き付けることができ る爆燃装置が設けられている。 制御ガス抜き装置も文書GB−A−2306409に記載されている。この装 置においては、ガスバッグが、電気信号による制御と同時に開く弁を備えている 。第1実施形態においては、この弁は、溶融可能な材料製の封止ディスクで密閉 されるエアバッグ材料において膨張開口を有する。このディスクは火工品装入物 をある距離で割り当てられる、厚さを薄くした所定の破壊点を有する。火工品装 入物が電気信号で点火されると、該火工品装入物は所定の破壊点の領域でディス ク材料により燃焼させる火炎を発生する。続いて、封止ディスクは、かなり長い ガス抜き孔が形成されるように所定の破壊点に沿ってさらに亀裂が入り、開けら れる。 上記GB−A−2306409に記載された装置の他の実施形態において、エ アバッグが二層設計を有する。弁の領域では、その二層のうちの一層が第二層で 形成される膜で密閉される開口を備えている。エアバッグに設けられたハウジン グは、点火可能な火工品装入物と、該火工品装入物と該膜との間に配置されたピ ストンとを収納し、切断刃が設けられている。火工品装入物を点火することによ ってこのピストンは膜の方向に駆動され、切断刃がガス抜き孔をエアバッグに切 り込むように膜を切る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
【解題を解決するための手段】 この目的は、本発明によれば、少なくとも1つの点火可能な火工品装入物を点
火したときに、少なくとも1本の繊維材料の糸が該火工品装入物のある領域で破
壊されるようにその領域のガスバッグに連携する該火工品装入物を備えた繊維材
料製ガスバッグ、特にエアバッグをガス抜きするための装置によって解決される
この火工品装入物は、この場合、該装入物を点火したときに、少なくとも1本 の繊維材料の糸が該火工品装入物の爆発により直接破壊されるように、繊維材料 にあるいは繊維材料内に直接配置される。 繊維材料、一般には織物繊維又はメリヤス繊維の少なくとも一本の糸の破壊に
より、その繊維材料がそれぞれの部位で亀裂が入り開けられる。ガスバッグの内
のガス圧の影響で、繊維材料の亀裂は各側において更に進み、ガスバッグに流れ
込むガスが逃げ込めるかなり大きなガス抜き開口が形成される。それによりエア
バッグの更なる膨張が有効に抑制される。なお、爆発により破壊される糸は、繊
維材料の「普通の」糸、例えばエアバッグの織物用又はメリヤス用糸、及びガス
バッグの材料で適切な製造技術で形成される締結用シームのシーム糸であり、特
にこの目的のために提供されるシーム系である。シーム繊維が少なくとも1カ所
で破断するや否や、締結用シームは、そのシームが特殊な織物又は繊維技術でそ
れぞれ適切に設計されていれば、何ら力をかけずに開けることができ、それによ
りガス抜き開口が開けられる。さらに、対応する火工品装入物の爆発の場合には
、ガス抜き開口が素早く所望のサイズになるように数本の繊維材料の糸を同時に
破壊することができることを注目する必要がある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】追加
【補正の内容】
【符号の説明】 10…エアバッグ材料製エアバッグ、12…ガス抜き装置、14…火工品装入
物、16…接続線、18…補強継目、20…フィラメント、22…爆発性被覆、
24…導電性撚り線、26…爆発性ケース、28…乗客、112,114…エア
バッグの部分、116…多数列継目、118…ガス抜き開口、120…爆発性糸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 ダイムラークライスラー アーゲー DaimlerChrysler AG ドイツ国 シュトゥットガルト エップレ シュトラーセ 225 Epplestrasse 225 Stu ttgart Germany (72)発明者 セルバン、ボグダン ルクセンブルグ、エル−4610 ニーダーコ ーン、リュ ド ロングィ、4 (72)発明者 ヴィッテ、ミッヒェル ルクセンブルグ、エル−1420 ルクセンブ ルグ、ガストン ディーデリッヒ アヴェ ニュ 129 (72)発明者 ペトリ、フォルカー ドイツ、デー−71134 アイドリンゲン、 カルヴェル シュトラーセ 16 (72)発明者 メイヤー、ミヒャエル ドイツ、デー−71155 アルフドルフ、ユ ーランドシュトラーセ 2 (72)発明者 ルドルフ、ハラルド ドイツ、デー−72072 チュービンゲン、 マリエンシュトラーセ 34 Fターム(参考) 3D054 AA02 AA03 AA13 AA14 CC19 CC26 CC45 DD28 EE09 EE29

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維材料製のガスバッグ、特にエアバッグをガス抜きするた
    めの装置において、少なくとも1つの点火可能な火工品装入物が点火されたとき
    に、前記火工品装入物のある領域の前記繊維材料の少なくとも1本の糸が破壊さ
    れるように該領域で該ガスバッグに連携している該火工品装入物を特徴とする装
    置。
  2. 【請求項2】 前記火工品装入物が、該ガスバッグの繊維材料内に導入され
    、あるいは該ガスバッグの繊維材料上に適用される爆発性糸として形成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記爆発性糸が、爆発性ケースにより囲まれ及び/又はその
    織り合わせ内に爆発物が導入される導電性撚り糸からなることを特徴とする請求
    項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記爆発性糸が、導電性爆発材料製糸からなることを特徴と
    する請求項2記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記爆発性糸が、フィラメントと爆発性被覆からなり、前記
    フィラメントは前記ガスバッグ内に導入されるか該ガスバッグ上に適用され、前
    記爆発性被覆は該フィラメントの領域の該ガスバッグ上に適用されることを特徴
    とする請求項1記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記火工品装入物は、該火工品装入物の2つの接続線間に適
    用されて爆発性被覆が前記2つの接続線に電気的に接触するように導電性爆発物
    製の爆発性被覆からなることを特徴とする請求項1記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記火工品装入物が前記ガスバッグの内側で該ガスバッグに
    連携することを特徴とする前記請求項のいずれか1項記載の装置。
  8. 【請求項8】 幾つかの点火可能な火工品装入物が共通の接続線と平行接続
    で配置されることを特徴とする前記請求項のいずれか1項記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記点火可能な火工品装入物の接続線が前記ガスバッグに適
    用され及び/又は前記ガスバッグ内に導入されることを特徴とする前記請求項の
    いずれか1項記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記火工品装入物が前記ガスバッグに連携する該ガスバッ
    グの領域が少なくとも1つの継目で制限されることを特徴とする前記請求項のい
    ずれか1項記載の装置。
  11. 【請求項11】 制御装置を備えた少なくとも1つのエアバッグと、前記エ
    アバッグで乗客にかかる圧力を検出するためのセンサー手段と、請求項1ないし
    請求項10のいずれか1項に記載のガスバッグをガス抜きするための装置とから
    なり、前記制御装置が、所定の閾電圧を超えたとき前記センサー手段により検出
    された圧力信号に基づいて前記ガスバッグをガス抜きするための装置を始動させ
    る車両用乗客拘束装置。
  12. 【請求項12】 前記制御装置が圧力及び/又は時間により該センサー手段
    の圧力信号を評価することを特徴とする請求項11記載の乗客拘束装置。
  13. 【請求項13】 前記ガスバッグをガス抜きするための装置が、エアバッグ
    を解放したときに乗客から離れて面する領域のエアバッグに配置されることを特
    徴とする請求項11又は12記載の乗客拘束装置。
  14. 【請求項14】 前記ガスバッグをガス抜きするための装置は、該装置の始
    動により制御される前記エアバッグのガス抜き開口の全体の面積が該エアバッグ
    を完全に広げた後、ガスを逃がせるエアバッグの出口開口の全体の面積より広い
    ように、設計されることを特徴とする請求項11ないし請求項13のいずれか1
    項記載の乗客拘束装置。
  15. 【請求項15】 種々の領域で前記エアバッグに連携するガスバッグをガス
    抜きするための幾つかの装置が設けられ、さらに、該エアバッグが乗客に局部的
    圧力をかけるエアバッグの衝撃領域の位置を前記センサー手段が検出し、前記エ
    アバッグに関して前記衝撃領域と基本的に反対側の、該センサー手段で検出され
    る位置信号に基づいて前記ガスバッグをガス抜きするための装置の1つを始動さ
    せることを特徴とする請求項11ないし請求項14のいずれか1項記載の乗客拘
    束装置。
  16. 【請求項16】 前記センサー手段が、前記エアバッグを解放したときに、
    乗客に面する領域のエアバッグに配置される少なくとも1つのセンサーからなる
    ことを特徴とする請求項11ないし請求項15のいずれか1項記載の乗客拘束装
    置。
  17. 【請求項17】 前記センサーが前記エアバッグに配置された力センサーで
    あることを特徴とする請求項16記載の乗客拘束装置。
  18. 【請求項18】 前記力センサーが、ある相互距離で繊維基板上に適用され
    る少なくとも2つの電極構造物と、前記電極構造物と直接接触している前記力セ
    ンサーの動作領域で該電極構造物上に適用される半導体層であって、該半導体製
    層が該層の変形に応じて変化する内部抵抗を備える半導体層とからなることを特
    徴とする請求項17記載の乗客拘束装置。
  19. 【請求項19】 前記繊維物質がエアバッグ材料からなり、前記電極構造物
    が該エアバッグ上に直接適用されることを特徴とする請求項18記載の乗客拘束
    装置。
JP2001524844A 1999-09-20 2000-09-12 ガスバッグ用制御ガス抜き装置 Pending JP2003509286A (ja)

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