JP2003508326A - リンスズ酸塩またはホウスズ酸塩熱分解層、及びこの層を含む窓ガラス - Google Patents

リンスズ酸塩またはホウスズ酸塩熱分解層、及びこの層を含む窓ガラス

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Abstract

(57)【要約】 この発明は薄層の干渉集成体を含むガラス板に関する。この発明のガラス板はリンスズ酸塩またはホウスズ酸塩層により被覆されたガラス基板を含み、リンまたはホウ素含有量は6%より小さくなく、この層は熱分解により付着される。リンスズ酸塩またはホウスズ酸塩層は特に低輻射率、太陽保護またはまぶしさ防止性を持つ窓ガラスを提供する層により反射された色を減衰するための、下層として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 この発明は透明な基板、特にガラス基板上に付着された層に関し、それは薄層
の干渉集成体(interferential assembly)の一部を形成する。一般に、この発
明は層、及び層の集成体に関し、その層の集成体中には層がそれらの特性、特に
屈折率、さらにまた透明度、抵抗性等の長所のために一体化されそれらの特性を
改良する。
【0002】 以下においてかかる層の下層(sub-layers)に特に言及され、前記下層は特に
これらの集成体の存在により窓ガラス(glazing)ユニット上に作られる反射色
を修正する機能を持つ。特に関連するのは低輻射率、太陽保護性またはまぶしさ
防止性を持つ透明な基板を提供する薄層の集成体である。事実、これらの下層が
最も研究され開発されたのはこれらの性質のためである。これは他の用途を除外
しない。
【0003】 これらの層の集成体の存在と関連する既知の困難性は干渉因子の出現であり、
これは通常の厚さの場合、特に寄生着色の形で表れる。これらの着色は関連ガラ
スが非常に透明であるのでかえって望ましくない。これらの寄生着色を除去する
ために、または少なくともそれらを容認できるレベルに減少するために、良く規
定された屈折率と厚さを持つ透明な下層を、ガラスと低輻射率または太陽保護層
またはまぶしさ防止層の集成体との間に挿入することは知られている。理論はこ
れらのパラメーターのための適正値を正確に決定することを可能とする。しかし
、実際にはかかる層の工業的製造が直面せねばならない多くの技術的制約のため
に幾つかの困難が実施において発生する。
【0004】 最も顕著な制約のなかで、層の組成と関連するものもあれば、用いられる前駆
体と関連するものもあり、更なる問題はそれらの製造のために用いられる手段と
関連する。
【0005】 この最後の範疇では、効率的かつ経済的な態様で操作する必要性が述べられね
ばならない。熱分解は好ましい方法である。それは容認できる厚さの層を迅速に
もたらす利点を持ち、これらの層は更に、好都合な均質性と良好な抵抗性、特に
機械的のみならず化学的抵抗性を示す。用いられる熱分解技術の中で、化学蒸着
(CVD)がガラスのリボンの製造ラインで直接実施されるときに最も適してい
ると立証されるものであることが多い。
【0006】 前駆体の選択は複雑である。それらは安価で、要求される層を明らかにもたら
すものでなければならないが、適切な反応性、非毒性等も持たねばならない。
【0007】 下層の選択はまずその性能機能である。この点で、下層はガラス基板の屈折率
と低輻射率、太陽保護またはまぶしさ防止層の屈折率との間の屈折率を持たねば
ならない。情報として、最も普通のタイプのソーダ石灰ガラス板と機能的低輻射
率酸化スズ層の場合、下層は約1.5と1.9の間の屈折率を持たねばならない
【0008】 これらの中間屈折率に到達するために、酸化スズに基づく低輻射率層の場合、
文献に最も多く提案されている解決策は酸化ケイ素SiOと酸化スズSnO の混合層を形成することである。特にガラスの屈折率から低輻射率または太陽保
護層の屈折率まで次第に変わる屈折率を持つ層を形成することが提案されている
。酸化スズ層の例では、例えば、ガラスと接触する実際的に純粋なシリカの付着
、及び上部層と接触する酸化スズのみになるまでの酸化スズ含有量の増加が参考
として考えられる。
【0009】 混合酸化物の層の形成は種々の問題を持つ。これらの一つは特に勾配を得なけ
ればならないときに、付着を容易に形成するのに用いられる手段にある。例えば
シリカと組み合わされた酸化物の前駆体の反応性の差を使用することが提案され
ている。特許US 5356718はこれを指向している。他の解決策は基板が
前駆体の割合が変わる組成物に連続的に露出されるというような態様で熱分解プ
ラントを構成することを含む。
【0010】 しかし、これらの層を製造する実行手段は幾つかの問題を発生する。特に混合
層の形成は完全に克服されていない再現性に関し疑問を提起する。この理由のた
め次第に変化する屈折率を持つ多重層の使用を屈折率勾配を持つ層と置き換える
ことが提案された。これは例えば特許US 5395698の主題である。この
特許によれば、異なる屈折率を持つ少なくとも二つの層が連続して付着される。
第一層はガラスの屈折率に最も近い中間屈折率を持ち、第二層はそれと接触する
低輻射率または太陽保護層の屈折率に近い屈折率を持つ。
【0011】 混合酸化物のこれらの層の形成に関して、文献に強調される一つの困難性は特
にCVD技術で使用可能なSiOの前駆体の低反応性である。熱分解を改良す
るために、種々の解決策が、特に“促進剤”と呼ばれる製品の使用が提案された
。これらの製品はシリカの前駆体に添加され被覆される表面と接触させられる。
【0012】 上記は実行の工業的条件下でこの形式の層の製造を制御する際のある困難性を
示す。この発明は容易に実現されすぐに再現される条件を満足のいくようにもた
らすことを保証する層及びその形成手段を提供することを提案する。
【0013】 本発明者らはこれらの目的に合致する層がシリカの混合酸化物にたよることな
く、言いかえればその組成のためにガラスとその上に重ねられる機能層との間の
遷移層を構成する層を形成することなく得られることができることを示した。
【0014】 この発明によれば、層はスズのリン酸塩またはホウ酸塩から構成される。
【0015】 この発明による下層の組成は特にそれが如何なるシリカも含まないという点で
顕著である。
【0016】 リンを封入する層を持つ窓ガラスユニットを文献中に見出すことはできる。こ
の元素はこれらの層のベースを形成する酸化物のためのドーピング剤として用い
られている。これらのドープされた層に比べて、機能の差にかかわりなく、この
発明による層はそれらのリン含有量により区別される。ドープ層のためには、リ
ンは他の構成成分に比べて非常に低い割合である。実際に、この元素は4%の原
子割合を越えない含有量で、最も多くは1から1.5%のオーダーで層中に存在
するだけである。
【0017】 この発明によれば、リンとホウ素は層の構造の構成元素であり、従ってかなり
顕著な割合で存在する。この発明によれば、リンまたはホウ素の原子割合は6%
より小さくなく、10%より大きいことが最も多い。
【0018】 この発明による層は本質的に無定形構造を持つ。
【0019】 本発明者らはリンまたはホウ素の含有量を変えることにより形成された層の屈
折率を調整することができることを示した。この発明による層に対しては、屈折
率はSn/P(またはSn/B)比の関数である。より適当な屈折率、すなわち
約1.6〜1.8の範囲の屈折率を得るには、特に低輻射率、太陽保護またはま
ぶしさ防止層から発生する寄生着色を減衰するにはSn/P(またはSn/B)
比は有利には1と4の間、好ましくは1.5と2.5の間の範囲にある。更に、
酸化スズ(恐らくドープされた)に基づく典型的な低輻射率層により起こる寄生
着色を減少するための本発明による層の使用の場合には、その屈折率は約1.9
であり、特に適当な屈折率値は1.7付近、1.65から1.75の範囲内にあ
り、例えばSn/P(またはSn/B)比はそのとき有利には1.85から2.
25である。
【0020】 一般に、この発明による層は有利には1.6と1.9の間の範囲の屈折率を持
つ。
【0021】 ソーダ石灰ガラスから構成された基板上に付着された、この発明による層はS
Na及びSnNaタイプのものである。これらの式
において、w,x,y及びzは構成成分のそれぞれの原子割合を表す。
【0022】 達成される好適屈折率を可能とする条件はまたこの発明による層を形成する元
素の原子割合によって直接に表されることができる。これらの割合は有利には: Sn 15から35% P(B) 6から20% であり、他の成分はこの場合通常: O 42から58% Na 6から23% の割合にある。
【0023】 特に好ましくは、構成元素は次の割合: Sn 18から26% P(B) 9から13% であり、他の元素の割合は: O 48から52% Na 14から20% である。
【0024】 屈折率及び層またはその効果を補正する層の集成体の厚さを考慮に入れると、
この発明による層は有利には50と110ナノメートルの間、好ましくは60と
100ナノメートルの間の範囲の厚さをもつ。
【0025】 熱分解技術、特に化学蒸着によりこれらの層を製造するのに使用されるリンま
たはホウ素の前駆体は、有利には以下のそれぞれの一般式に合致する: (RO)P及び(RO)B ここでRは1から6の炭素原子を含むアルキルまたはアルケニル基である。
【0026】 好適前駆体はそれぞれ亜リン酸トリエチル(TEP)及びホウ酸トリエチル(
TEB)である。
【0027】 この発明による層の形成のために、有利に使用されるスズの前駆体はモノブチ
ルスズトリクロライド(MBTC)、テトラメチルスズ(TME)、スズテトラ
クロライド、スズエチルヘキサノエートである。MBTCが好ましい。なぜなら
それはガラス“フロート”製造ラインでの熱分解のために、特にCVDに適した
温度で容易に反応するからである。この反応は付着の形成に困難を導くであろう
程遅すぎもせず、逆に装置の詰まり及び層のダスト汚染を導くガラスとの接触前
にそれを分解させるであろう程早すぎもしない。
【0028】 熱分解反応は有利には少量の水の存在で実施される。水の影響は低い割合でさ
え明らかである。これは水が酸素の主要源として層の形成に役を果たさないこと
を示す。反応機構は分析されていないが、水はまずこの反応で触媒としての役割
を果たすと考えるのが妥当である。水の不存在では、この反応は工業的条件下で
実行できる製造を可能としない程に極めて遅い。
【0029】 水はヒドロキシル基を含む化合物、または熱分解の条件でかかる基にたぶん導
かれる化合物により置き換えられることができる。情報として、酢酸、エタノー
ルまたは酢酸エチルのような対応するエステルのように、低分子量の酸及び有機
アルコールが用いられることができる。
【0030】 水含有量の変化は反応速度に影響する。この含有量は熱分解層の形成に有害な
効果を持つガス相での分解反応を防ぐように故意に制限される。有利には、ガス
形態では水は用いられるスズの前駆体に関して10容量%以上を構成しない。好
ましくは、ガス形態では常に水はスズの前駆体の容積に関して3から7容量%で
ある。
【0031】 前駆体と一緒に、特にガス熱分解技術の場合に、ある割合の空気を導入するこ
ともまた可能である。反応は例に示されるように、空気の完全不存在下で実施さ
れることができる。この方法は層の形成が非酸化性環境で必然的に起こらねばな
らない場合に選ばれることができる。もしこの条件が要求されなければ、ある量
の空気を前駆体と一緒に存在させて反応性を改善するのが有利である。
【0032】 CVD技術において、水で見出されたのと対照的に、空気の含有量は他の前駆
体の含有量の大きさのオーダーであるか、またはリンスズ酸塩またはホウスズ酸
塩の形成に導く化学量論的割合までのずっと高い割合でさえも有利である。
【0033】 酸素源として供給される空気は部分的にまたは完全に、熱分解技術でのこの要
求に合致することが知られている他の化合物により置き換えられることができる
。空気と置き換えられる適当な化合物は例えばCOまたはNOである。
【0034】 熱分解の温度は有利には反応が板ガラス製造ライン上で直接実施されるような
態様で選ばれる。最も好都合な条件では、すなわち前駆体と一緒に用いられる空
気からのありうる汚染に対して大気を保護するために、必要な予防措置が取られ
るという条件で、ガラスがアニーリングレア(徐冷窯)に入る前の“フロート”
内部の出口で、またはその内部でさえ、好適温度は550と670℃の間にある
【0035】 この発明が工業的製造ラインで実施された以下の試験例で詳細に述べられる。
下層の付着は“フロート”浴から出るガラスのリボン上へのフロート浴とアニー
リングレアとの間での化学蒸着により実施される。この位置ではガラスは610
℃の温度を持つ。
【0036】 この層はスズの前駆体としてモノブチルスズトリクロライド(MBTC)と、
亜リン酸トリエチル(TEP)から形成される。前駆体はキャリヤーガスとして
の窒素により運ばれる。MBTCと一緒に少量の水蒸気が導入される(MBTC
の量の3容量%)。
【0037】 プラントの構造のおかげと通過するガラスの流速を考慮すると、ガラスが前駆
体と接触する時間量は全ての試験に対し5秒に達する。
【0038】 これらの試験では、空気もまた前駆体と一緒に可変量で導入される。
【0039】 付着速度における及び形成された層の屈折率における、言い換えればその組成
における前駆体の含有量の影響が立証される。層の品質は更に“曇り度”の測定
により明白にされる。これは層を通過する拡散光の測定を含む(規格ASTM
1003−61)。
【0040】 前駆体の流速はリットル/分で、窒素及び空気の流速はNm/時間で表され
、厚さはナノメートルで、付着速度はナノメートル/秒で表される。
【表1】
【0041】 この表は特に他の条件を維持して、ガス状フラックスTEPの量の増加(例5
から8)が付着速度の増加を導くことを示す。速度は9nm/sからTEPの流
速を2倍とすると14.6nm/sに達する。同じ条件下で、形成された層の屈
折率は1.77から1.68に減少することが見出される。
【0042】 これらの発見は低輻射率層により作られる寄生着色を減らすのに適した屈折率
を持つ下層は工業的条件下で適当な厚さにより得られることができることを示す
。更に形成された層は好都合な透明度を持つ。それらの吸収は入射光に対し3%
より少ない。更に層の存在は妨害曇りの形成に寄与しない。この曇り度に対する
測定値は非常に低いまま残り、全ての場合で層で被覆されたガラス板に対して課
された0.6%の限度のかなり下である。層のみではこの値の形成に0.4%以
上寄与しないに相違ない。
【0043】 修正された唯一のパラメーターが空気の含有量である例1から4は付着速度が
この含有量と共に増加するが、これは屈折率の値に顕著に影響を表さないことを
示す。ある域値を越えると、空気の流れの増加は付着速度に更なる影響を持たな
い。
【0044】 付着速度はまた前駆体の濃度に敏感であることを示す(例1から4を例5から
8に比較すると)。この理由のため、窒素の流れは工業プラントでの試験の第二
シリーズでは減らされる。これらの試験の条件と結果が以下の表に与えられる。
上記のように、処理時間は5秒である。
【表2】
【0045】 付着速度はキャリヤーガスの流速の減少のためにかなり増える。
【0046】 屈折率はMBTC/TEP比と共に減少する。これは明らかに層中のリン含有
量が付着速度から独立してある範囲で屈折率が制御されることができることを示
す。
【0047】 上記のように、付着物のこのシリーズは適当な層の工業的実行可能性を示す。
屈折率、付着速度及び層の光学的品質は要求される条件に合致する。
【0048】 上記の結果を確認するためにかつ種々のパラメーター、特に前駆体中の水含有
量の効果並びに酸素の含有量の効果を研究するために、実験室で補足試験が実施
された。
【0049】 これらの試験の結果は以下の表に与えられる。
【0050】 窒素の流速は15リットル/分で一定である。MBTCとTEPの流速はミリ
メートル/分で空気と置き換えるOのそれはリットル/分で与えられる。付着
時間は秒である。水含有量はMBTCに関して容量%で表されている。
【表3】
【0051】 亜リン酸エステルが前駆体に導入されていない例19と22は1.9の屈折率
を持つ酸化スズ層をもたらす。
【0052】 例23,24,25及び26は導入されたTEP濃度に関して互いに異なるだ
けである。それらは一方では層の形成速度がTEPの濃度と共に増加すること、
及び他方では形成された層の屈折率が同時に最も目に見えて減少することを非常
に明確に示す。この最後の記述に基づきかつ最も通常の太陽保護または低輻射率
層のにじ色を減少するためには中間屈折率が約1.7に位置するという事実を考
慮すると、TEPの適切濃度、従って付着速度は他を考慮することなく増やされ
ることはできない。ある域値を越えるTEPの増加はもしそれが付着速度の更な
る増加を可能とするとしても、事実いっそう低い屈折率をもたらすであろう。し
かし、この屈折率減少の傾向はもしTEPとMBTCの含有量が同時に増やされ
るなら克服されることができる。試験18は従って同時に特に高い付着速度と最
適範囲の屈折率を示す。しかし、この例で得られた付着速度の増加は用いられた
前駆体の量の増加に比例しないことは注目されねばならない。従って反応性と操
作効率間の最良の妥協は全ての場合に決定されねばならない。
【0053】 水の濃度の影響は例17,21及び24から観察されることができる。付着速
度は前駆体と共に導入された水の量の変化に対し最も敏感な要素であるように見
える。水含有量の増加はより強力な反応性に置き換えられる。
【0054】 ソーダ石灰ガラス上に形成された多数の層は構成元素の定量分析の主題であっ
た。結果は以下の表に示されている。示された値は種々の構成成分の原子割合で
ある。念のために、層の屈折率もまたこの表に与えられている。
【表4】
【0055】 定量分析で、先ず炭素の不存在(1%より小)が注目され、これは順調に完了
した熱分解の指標である。当然のことに層はシリカを含有しない。
【0056】 層の形成は顕著な割合のナトリウムの包含を系統的に同伴する。この元は必然
的にガラスの表面からの拡散である。同様の条件で付着された他の層と反対に、
ナトリウムの存在はこれらの層が低輻射率またはまぶしさ防止層により覆われる
ときこれらの層に特別なもろさも作り出すようには見えない。
【0057】 この表からまた層の屈折率が明確にSn/P比に依存すること及び同じ方向に
発現することが明らかである。層がより多くのリンを含むなら屈折率はより低く
、逆もまた同様である。
【0058】 この発明による層は有利には窓ガラスユニットの下層として用いられ、そこで
は低輻射率または太陽保護層は酸化スズ、酸化インジウム等の酸化物層である。
この分野の慣行によれば、これらの酸化物はまた有利にはドープされる。酸化ス
ズは従ってフッ素でドープされることができ、酸化インジウムはスズでドープさ
れることができる。アンチモン含有スズの層がまた公開BE−A 101032
1及び1010322の指針により用いられることができる。
【0059】 アンチモン含有スズの層を含む窓ガラスユニットのためには、原子割合Sb/
Snは有利には0.02と0.15%の間、好ましくは0.05と0.12%の
間の範囲にある。
【0060】 機能層の付着は有利にはガス熱分解技術により実施される。この場合、下層の
付着後直ちに機能層の付着が行われることが好ましい。下層がフロートの内部で
作られるとき、層の付着はフロートの内部内でまたはそこからの出口でのいずれ
かで、直ちに行われることができる。温度及び環境条件がこれらの二つの方法を
可能とする。
【0061】 集成体の製造試験が行われた。そこではリンスズ酸塩の下層がアンチモン含有
酸化スズの層で覆われる。下層と層はガス熱分解により付着される。系統的にア
ンチモン含有酸化スズ層は10%のアンチモンを含み、320ナノメートルの厚
さを持つ。
【0062】 下層は一連の厚さのためにかつそれぞれ屈折率1.7と1.67に対応する二
つのタイプの組成のために生成される。これら下層のリンの原子割合はそれぞれ
11.2と12.1%である。
【0063】 測色反射特性が調製された試料について決定された。測定はR.S. Hunter(Food
Technolgy, vol. 21, pages 100-105,1967, and The Measurement of Appearan
ce, Wiley and Sons, New York, 1975)により実施される。測色値は二つの指数
により表される。これらの指数が0に近い程、反射光はより無彩色であり
、言い換えれば、より“着色”が少ないように見える。更に、もしわずかな着色
が避けられないなら、使用者はむしろ負の値及び好ましくはまた負の値に対
応する青または緑色相を好む。着色はまた時には第三の値により文献中に表示
されており、この値は式 c=(a+b1/2 により規定される。
【0064】 反射光で無彩色と考えられるガラスのためにの値が12以下好ましくは8以
下であるものが特許US 4206252に提案された。
【0065】 反射にじ色の不存在を確実とするために、指数の測定がガラス板の表面
で垂直に対して種々の入射角度で実施される。実際、入射に依存する着色の変化
は望ましくないにじ色の源である。
【0066】 測定の結果は以下の表に集められている。厚さはこの表でナノメートルで表さ
れている。
【0067】 試験30は参照試料に相当する。この試料はソーダ石灰ガラス板から形成され
、その上にアンチモンを含む酸化スズが下層なしに付着される。全角度からの観
察は比較的高い指数値を示す。40及び50°でも、指数は限界値12よりな
お高い。この参照試料は最も厳格でない基準によってさえ反射光で無彩色ではな
い。
【0068】 他の試験の全ては同じソーダ石灰透明ガラス上に、この発明による下層と、参
照として用いた層とを重ねて実施される。
【0069】 下層はガラス板の屈折率とアンチモン含有酸化スズ層の屈折率との間の中間の
屈折率を持つように選ばれた。
【0070】 試験34は色の減衰を達成するための下層の厚さの重要性を示す。110ナノ
メートルの厚さは典型的な選ばれた構造に対し反射光の望ましくない着色の修正
のために示された好ましいより高い値に相当する。表面で垂直に近い入射角度で
の観察で、この厚さにより最高の値が達成される(0°で9.18、10°で
7.60)。
【0071】 上記と逆に比較的低い厚さで実施された試験35は厚さが最良に適合している
それらの例よりかなり高い値を示す。考慮される集成体のためには、これらの
値は75と85ナノメートルの間にあるべきであろう。対応する試料は上に示し
た限界よりかなり下の値を持ち、実情はそれを越えると減衰はもはや容易に保
証されないであろう。
【0072】 上の結果はこの発明による下層は好都合に探求目的に合致することを十分に示
す。更に、下層と層を含む集成体は機械的、化学的及び耐熱試験で安定であり、
光学的欠点を示さない。特に、この層は都合良く透明である。
【0073】 同様な結果がこの発明によるリンスズ酸塩またはホウスズ酸塩の層がまぶしさ
防止層の集成体に使用されるとき観察された。
【表5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AE ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,D E,DK,DM,EE,ES,FI,GB,GD,GE ,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS, JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,L R,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK ,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,T M,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN ,YU,ZA,ZW

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リンまたはホウ素を少なくとも6%の原子割合で含む、リン
    スズ酸塩またはホウスズ酸塩熱分解層で被覆したガラス基板を含むことを特徴と
    する窓ガラス。
  2. 【請求項2】 元素SnとP(B)が1から4の原子比Sn/P(Sn/B
    )であることを特徴とする請求項1に記載の窓ガラス。
  3. 【請求項3】 元素SnとP(B)が1.85から2.25の原子比Sn/
    P(Sn/B)であることを特徴とする請求項2に記載の窓ガラス。
  4. 【請求項4】 リンスズ酸塩またはホウスズ酸塩層の屈折率が1.6から1
    .9の範囲にあることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の窓ガ
    ラス。
  5. 【請求項5】 リンスズ酸塩またはホウスズ酸塩層の構成元素がそれぞれ次
    の原子割合: Sn 15から35% P(B) 6から20% O 42から58% Na 6から23% であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の窓ガラス。
  6. 【請求項6】 リンスズ酸塩またはホウスズ酸塩層の構成元素がそれぞれ次
    の原子割合: Sn 18から26% P(B) 9から13% O 48から52% Na 14から20% であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の窓ガラス。
  7. 【請求項7】 リンスズ酸塩またはホウスズ酸塩層の厚さが50と110ナ
    ノメートルの間の範囲の厚さを持つことを特徴とする請求項1から6のいずれか
    一つに記載の窓ガラス。
  8. 【請求項8】 リンスズ酸塩またはホウスズ酸塩層が低輻射率及び/または
    太陽保護性を持つ窓ガラスを提供する酸化物層の下層として付着されることを特
    徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載の窓ガラス。
  9. 【請求項9】 低輻射率及び/または太陽保護性を提供する酸化物層がフッ
    素をドープされた酸化スズに基づく層であることを特徴とする請求項8に記載の
    窓ガラス。
  10. 【請求項10】 低輻射率及び/または太陽保護性を提供する酸化物層が原
    子比Sb/Snが0.02と0.15の間の範囲である酸化アンチモンを含む酸
    化スズ層であることを特徴とする請求項8に記載の窓ガラス。
  11. 【請求項11】 リンスズ酸塩またはホウスズ酸塩層がまぶしさ防止層の集
    成体の下層として付着されることを特徴とする請求項1から7のいずれか一つに
    記載の窓ガラス。
  12. 【請求項12】 リンスズ酸塩層が亜リン酸トリエチル(TEP)及びモノ
    ブチルスズトリクロライド(MBTC)を含むガス状前駆体を用いる熱分解によ
    り形成されることを特徴とする請求項1から11の一つに記載の窓ガラスの製造
    方法。
  13. 【請求項13】 ガス状前駆体がさらに水/MBTCの容積比が10%より
    小さい水蒸気を含むことを特徴とする請求項12に記載の窓ガラスの製造方法。
  14. 【請求項14】 前駆体がさらに付着反応を促進する空気を含むことを特徴
    とする請求項12または13に記載の窓ガラスの製造方法。
  15. 【請求項15】 熱分解が550と670℃の間の範囲の温度で実施される
    ことを特徴とする請求項12から14のいずれか一つに記載の窓ガラスの製造方
    法。
JP2001519614A 1999-09-01 2000-08-31 リンスズ酸塩またはホウスズ酸塩熱分解層、及びこの層を含む窓ガラス Withdrawn JP2003508326A (ja)

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