JP2003505113A - 便座及び蓋のアセンブリ - Google Patents

便座及び蓋のアセンブリ

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JP2003505113A JP2000551657A JP2000551657A JP2003505113A JP 2003505113 A JP2003505113 A JP 2003505113A JP 2000551657 A JP2000551657 A JP 2000551657A JP 2000551657 A JP2000551657 A JP 2000551657A JP 2003505113 A JP2003505113 A JP 2003505113A
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ホウグ、アーロン・ジー
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ホウグ、アーロン・ジー
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    • A47K13/00Seats or covers for all kinds of closets
    • A47K13/02Seats or covers for all kinds of closets of plastic materials
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14778Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the article consisting of a material with particular properties, e.g. porous, brittle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
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    • B29K2221/003Thermoplastic elastomers

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Abstract

(57)【要約】 便座(2b)及び蓋であって、それぞれが補強熱可塑性樹脂材料で射出成型された剛性のインサート(1a)を含む。各インサート(1a)は次に、便座(2b)と蓋の外面を与える熱可塑性エラストマー材料によって重ね成型される。インサート(1a)は、その重ね成型面(10)に関して仕上げられたシート(2b)と蓋よりも小さな寸法とされ、便座(2b)と蓋に最大強度を与えるように設計されている。各インサート(1a)は、重ね成型材料の流れを促進させかつインサートの収縮、腫れ又は捻れを最小にする形状とされている。エラストマー材料は、好ましくは、インサートに対して機械的な結合のみならず化学的な結合をなすように化学的融和性を有する。重ね成型された材料は、触れたときに所望の柔らかくて滑らず、暖かな便座(2b)と蓋の表面特性を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、トイレに使用する便座及び蓋のアセンブリに関し、より詳しくは、
射出成形された補強プラスチックインサートの上に、便座及び蓋の所望の外面特
性を与える材料であってプラスチックインサートに対して化学的融和性を有する
材料を重ね射出成形した便座及び蓋のアセンブリに関する。
【0002】
【背景技術】
本発明はトイレ用の便座及び蓋の使い心地を改善するものであり、心地良くか
つ温かく、すべることのない座面を与えるものである。このことは、近代的な熱
可塑性材料と、高圧射出成形技術を用いることによって達成される。本発明は、
トイレ用の便座と蓋に関して説明されるが、それに限定されるものではない。本
発明の基本的な開示は蓋のないトイレ用便座やその他のシートに適用できる。
【0003】 従来技術に関し先人は、トイレ用便座及び蓋の心地よさ、見栄え及び利便を改
善するために多くの便座及び蓋を発明してきた。これまでトイレ用便座と蓋は、
木又はプラスチックのような硬い材料で構成され、あるいは、気泡入りパッド及
び/又はビニールカバーで覆われた硬い芯から作られていた。典型的な硬いプラ
スチック又は木製のシート(座)は触れたときに比較的冷たくかつ滑りやすい。
パッドの有無に関わらず、外面が被覆された便座と蓋は特に耐久性がなく、傷や
破断が生じやすかった。更に、人によってはパッド付きのビニールシートと蓋は
望ましくないと感じている。先人たちは、ウレタンのような触媒作用の材料を用
いる複雑でコスト高の成形方法を用いてパッド付きの復元性のあるシートを製造
することを試みてきた。触媒作用の低圧材料を用いてシートを成型することは時
間のかかる攪拌及び注入を必要とするので、満足のいく結果とならず、コスト高
の製品となっていた。
【0004】 本発明は、適当な気泡剤の有無に関わらず、補強熱可塑性樹脂材料のインサー
トの上にシートと蓋の外面の特性を決定する熱可塑性樹脂材料を重ね成型したシ
ート及び蓋のアセンブリが上記の問題点を克服することができるという発見に基
づくものである。熱可塑性エラストマー(TPE)を重ね成型する材料として使
用すると、シートと蓋は、裂けることのなく、滑らない特性を有し、しかもシー
ト使用するときに適当に動くことができる柔らかで、心地良く耐久性のある表面
を備える。エラストマーは、従来のシート又はパッド付きのシートと比べて完全
に異なり、優れた感触を与える。本発明のシートにはパッドが付いておらず、上
に座ったときに変形しない。表面はまた、簡単に清掃でき、多くの色が使用でき
る審美的に心地良い仕上げを与える。
【0005】 本発明の目的は、触れたときの感触が柔らかく、従来の硬いシートと蓋と比較
して暖かで滑らない射出成型した便座と蓋を提供することにある。
【0006】 本発明の目的は、また、上記特質を備え、かつ、丈夫で耐久性のある便座と蓋
を提供することにある。
【0007】 本発明の目的は、また、上記特質を備え、かつ、清掃が容易な便座と蓋を提供
することにある。
【0008】 本発明の目的は、また、既存の設計及び従来の製造技術を用いて達成されるも
のよりもさらに心地の良い、滑らない便座と蓋のアセンブリを提供することにあ
る。
【0009】 本発明の目的は、また、抗菌性の便座と蓋を提供することにある。
【0010】 最後に、本発明の目的は、また、ユーザーに心地よくフィットするように成形
した柔らかい感じの射出成形便座を提供することにある。
【0011】
【発明の開示】 本発明によれば、丈夫で耐久性があり使い心地も良く、滑らずに清掃が容易な
便座と蓋のアセンブリが提供される。アセンブリは、発泡剤の有無にかかわらず
、補強熱可塑性材料で成形された複数の剛性インサートを含む。これらのインサ
ートの上に、所望の表面特性を与える熱可塑性材料が重ね成型される。
【0012】 インサートは、重ね成型材を受けるそれらの面積が仕上げられたシートよりも
小さくなるように正確に寸法決めされる。インサートは、以下に説明するように
、シートと蓋に最大強度を与えるように設計され、かつ、重ね成型する材料の流
れを促進してフロージョイントやフロー溶接問題を最小にするように成形される
。各インサートは、その収縮、膨張又はねじりが最小となるように設計され、こ
の目的のため、適当な位置にリブを設け、また適当なコア領域が設けられる。
【0013】 インサートの熱可塑性材料と重ね成型材料のエラストマーが共に同じ化学ベー
スである場合、重ね成型材料は機械的かつ化学的にインサートに結合してシート
と蓋に柔らかくて心地の良い滑らない表面を与える。表面はシートの感覚と見栄
えを良くするように滑らかにされ、あるいは感覚と見栄えを良くするようなテク
スチャーとされる。
【0014】
【発明の実施形態】
当業者であれば、本発明が適用される各タイプのシート及び蓋に関して、仕上
げされたシートと蓋、インサート及び型は本発明の開示に従い適当に設計されな
ければならないことを理解できるであろう。
【0015】 例示のシート及び蓋はそれぞれ、2ステップから成型される2つの主要部分(
インサート部分と重ね成型部分)からなる。いくつかの実施態様において、以下
に説明するように、インサートのパーツとして埋め込まれ又は成型されたヒンジ
のような追加のパーツを使用することもできる。例示的な実施態様において、第
1ステップはインサートの射出成型である。インサートは図1と2に最もよく示
されており、参照番号1aと1bで示される。インサート1a,1bは仕上げら
れたシートと蓋のほぼ全嵩を構成し、図3及び5に示す重ね成型シート2b及び
蓋2aの骨組みをなしている。図2のシート部分インサート1bはシートの形状
をなす一般的な卵形形状を有し、特定のトイレのために設計されて適合するよう
な寸法とされる。シートは、良く知られた形状である前方が開いた「C」型の形
状を含み、いかなる適当な形状とされる。蓋インサート1aは、一般的に、仕上
げられた蓋2aの形状に近似する卵形に形成される。蓋インサート1aとシート
インサート1bの後方部分はそれぞれ、図1及び2に示すようにインサートの部
分として成型されたヒンジ3,3a、あるいは、図15に示すようにインサート
に埋め込まれ又は適当に取り付けられたヒンジのいずれかを有する。
【0016】 蓋インサート1aの内面は、インサート1aの一体部分を構成し、それぞれ番
号1c,1d,1e,1fで示す4つの一体的なスタンド用の脚を備える。同様
に、シートインサート1bの底面は、インサート1bの一体部分を構成し、それ
ぞれ番号1g,1h,1i,1jで示す4つの一体的なスタンド用の脚を備える
【0017】 インサート1a,1bは好ましくは、堅固な補強された合成材料から成型され
る。重ね成型材料と化学的融和性を有するものである限り、適当ないかなる合成
材料を使用することができる。以下に説明するように、好ましい熱可塑性エラス
トマーが重ね成型材料として用いられるとき、オレフィンベースの熱可塑性材料
がインサートのために必要である。なぜなら、これらの状況において、重ね成型
材料はインサート材料と化学的に結合するからである。例えば、インサートがフ
ァイバーグラス補強ポリプロピレンから成型されるとき、優れた結果が達成され
る。そういった材料は、一例として、アメリカ合衆国インディアナ州エバンスビ
ルのDMS Engineering Plastics, Inc.によって製造され、商標FIBERFIL、製品番
号J-60/30/Eの下に販売されている。
【0018】 補強合成材料は好ましくは吸熱発泡剤と組み合わせられる。発泡剤は、目に見
える「沈み」領域、全体のゆがみ等のないインサートの厚くて軽量な部分の成型
を可能にする。更に、発泡剤は「ジョイント」及び「溶接」問題を最小にし又は
取り除くことを助ける。例えば、溶接は、異なる方向に流れる溶融プラスチック
部分が鋳型内で出会って固化する際にできるものである。インサートの鋳型は、
シート上に人が座り又は立ったときにシートが崩壊しないように、この問題を克
服するような方法で設計されなければならない。流れジョイント又は流れ溶接を
克服又は最小にする好ましい方法は、可能であるならば、1つの供給源から1つ
のゲートを介して材料を鋳型内に流し込むことである。一方、従来の成型技術に
よれば、シートの大きさくらいのものには、充填を完全にするために、成型材料
の多数の供給源と多数のゲートが要求されたであろう。しかしながら、多数の供
給源とゲートは潜在的に溶接とジョイントを生じさせる。図1及び2に示すイン
サートの実施形態において、ジョイント及び溶接問題は、上記吸熱発泡剤を用い
ることによって克服された。吸熱発泡剤は、活性化すると溶剤のようになり、そ
のためインサート1a,1bの射出成型の間にポリマーの粘性を下げる。溶融粘
性が下がるため、蓋インサートとシートインサート用のそれぞれが単一のゲート
を有する鋳型を作ることができ、ポリマー溶接のない蓋及びシートインサートの
製造が可能になる。その他のシート設計及び構成に関しては多数のゲートが望ま
れあるいは必要となることがある。
【0019】 発泡剤はまた、基本的にインサート内に「ハニカム」構造を生成することによ
りインサートの全体強度を高める。商標SAFOAM、製品番号PE-50の下に、アメリ
カ合衆国ニュージャージー州キーポートのReedy Internationalによって販売さ
れている発泡剤を用いて優れた効果が達成された。
【0020】 インサートは、仕上げられたシート及び蓋アセンブリに最大強度を与えるよう
に設計される。加うるに、インサートのゆがみ、過度の膨張又はその他の変形を
減少させるためにクリティカルな厚み領域のコアを設けることができる。
【0021】 上述したように、それぞれのインサート全体は、重ね成型を受けるその面積が
仕上げされたシートより小さくなるように正確に寸法決めされる。インサートの
寸法は、インサートのゆがみを最小にし、かつ、重ね成型材料が流れてそれに結
合するように選択される。
【0022】 一旦インサート1a,1bが成型されると、次のステップは、これらのインサ
ートを最終鋳型内に設置してその上に熱可塑性エラストマーを射出成型(加熱及
び加圧下で重ね成型)することである。上述したように、熱可塑性エラストマー
は好ましくは、インサートの補強合成材料と重ね成型される熱可塑性エラストマ
ーとの間に化学的結合が生じるように、インサート成型材と化学的融和性を有す
るべきである。例えば、アメリカ合衆国ミズリー州セントルイスのAdvanced Ela
stomer Systemsによって商標名SANTOPRENEの下に提供されている熱可塑性エラス
トマーを用いて優れた効果を得ることができた。
【0023】 SANTOPRENEに抗菌剤を添加して、シートの表面に抗菌作用を組み込むことがで
きる。アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンのMorton Internationalによ
って製品番号SB-30で提供されている抗菌剤を用いて優れた効果を得ることがで
きた。
【0024】 図3の内側側面図は、重ね成型された蓋インサートを番号2aで示す。図5は
重ね成型されたシートインサートを番号2bで示す。図4は、図3の4−4線に
沿って見た重ね成型された蓋2aの部分水平断面図である。図6は、図5の6−
6線に沿って見た部分水平断面図である。図7は側面図であり、図8は重ね成型
された蓋2aと重ね成型されたシート2bの組立図であり、重ね成型された蓋2
aの上面と重ね成型されたシート2bの底面を示すものである。これらの図にお
いて、熱可塑性ゴムの重ね成型部を番号10で示す。蓋インサート及びシートイ
ンサートの最後方部分は、図3,5,10に明らかに示されるようにヒンジ接点
を除き、重ね成型されている。一般的に、インサート1a,1bの全外面は重ね
成型されるが、あるデザインにおいてはインサートの表面は露出される。例えば
、好ましい実施態様において、シートのリブ11a,11b,11c,11dは
重ね成型されない(図8参照)。加うるに、蓋のスタンド用の各脚1c,1d,
1e,1fと、シートのスタンド用の各脚1g,1h,1i,1jは、そこに位
置する重ね材料に形成された孔12を有する。このことは図3及び図8に明白に
示されている。孔12は、蓋2aとシート2bのスタンド用脚を型要素のために
接点(これはインサート1a,1bを重ね成型内で支持する)として使用する重
ね成型プロセスのための型によって形成される。図9は、図8の9−9線に沿っ
て見た断面図である。破断線はステーションスタンド用脚1gを横切り、孔12
を明確に示している。図10は図8の10−10線に沿って見た断面図であり、
ヒンジ接点は重ね成型されていないことを明確に示している。
【0025】 図10及び11に言及する。これらの図はシート2bのヒンジ要素3aを示す
。図はまた、各ヒンジ要素3aのための追加のヒンジ要素3bを示し、これらの
ヒンジ要素3bによってシート及び蓋が便器に取り付けられる。2つのヒンジ要
素3bはそれぞれ基部3cと、その中に形成した孔3eであって、基部を便器に
ボルト止めするための孔を有する。ヒンジ要素3bは、ヒンジ接触面を除き、重
ね成型された要素を含むことができる。ヒンジ要素3bはまた単に金属またはプ
ラスチックの成型部材を含むことができる。図11において、シート2bのヒン
ジ要素3aはヒンジ要素3dのすぐ内側に位置することが明白である。蓋2a及
びそのヒンジ要素3は図11には示されないが、蓋のヒンジ要素3はヒンジ要素
3dのすぐ外側に位置することは図5より明らかである。各グループの3つのヒ
ンジ要素3,3d,3aは1本のヒンジピンを受けるための同軸の孔を有する。
【0026】 収縮、歪み、外力等に因るねじりの考慮は、各重ね成型されたシートに関して
独特なものであると理解される。インサート1a,1bは最初に成型され、その
時点において最小の収縮又は歪みが生じるかもしれないが、その後はインサート
の構成要素は安定する。次に、重ね成型により新たな熱可塑性材料を既に安定し
たインサートの上に載せるので、インサートは単一段階の成型パーツには見られ
ない応力を生じる。適当な加熱及び加圧状体の下で重ね成型材料をインサートに
重ね、冷却して安定化させると、熱可塑性ゴムの収縮は蓋とシートのある領域を
歪ませる傾向がある。
【0027】 図12に示すように、リブ11b,11c,11d,11eを計画的に配設し
て使用することにより捻れを最小にし又は取り除くことができる。インサートの
熱可塑性材料と熱可塑性ゴムは融和性を有するので、両材料は射出成型の際の熱
及び圧力下で化学的に結合する。
【0028】 ここでも、好ましくない溶接及びジョイント線を重ね成型材料内に作らないよ
うに防止することが望ましい。図3及び5の例示的な実施例において、重ね成型
材料を番号17で示す位置に近い位置の単一のゲートを介して型内に導入するこ
とができた。図12に示すリブ11b,11c,11d,11e及び13a,1
3b,13cと、図2に示すリブ14a,14b,14c,14d(これらのリ
ブは各シート及び蓋にユニークなものである)は熱可塑性ゴムの流れに対する妨
げを最小にするように設計されかつ位置される。同時に、型内でのゴムの流路は
ゴムとインサートの結合を最も効果的にするように注意深く設計されなければな
らない。
【0029】 インサート1bはまた、可能であるならば、熱可塑性ゴムとインサートの間に
機械的結合を与えるように設計される。インサートの薄いエッジのように層間剥
離が最も生じやすいところでは、熱可塑性ゴムがインサートに引っかかるように
インサートの形状が構成され、本設溶融シールが形成される。そういった本設溶
融シールは図6において番号15で示す。
【0030】 本発明は2ステップの射出成型プロセスであるため、2つのプロセス間の融和
性を確認するため、かつ、シートアセンブリの構造的強度、収縮及び歪みに関す
る発泡剤の影響はもちろんのこと、線形横収縮比のような臨界データを与えるた
めに特別な流動分析がなされた。
【0031】 インサート1aの射出成型の間に発泡剤と組み合わされた補強合成材料が図1
に番号16で示す点において型内に導入された。もちろん、これはスプルーを創
成し、このスプルーは取り除かなければならなかった。重ね成型プロセスの間に
インサート1aは、図3に番号12で示す開口内に主としてピンを入れることに
より第2の型内で支持され、またシートはリブ11b,11c,11eによって
支持された。ここでも単一のゲートが用いられ、ゲートは図3に番号17で示す
点に位置された。ここでもスプルーが創成されかつ取り除かれた。
【0032】 重ね成型された熱可塑性エラストマーの表面の選択した部分に外観を良くする
テクスチャーを与えることは本発明の範囲内である。テクスチャーはいかなる適
当なものとすることができ、良く知られたタイプのものとすることができる。図
13及び14に示すように、シートの上部座部分と蓋全体は、それぞれテクスチ
ャーを設けた領域18,19を備える。テクスチャー面は外観の見栄えを良くす
る微細なタイプのものである。同時に、テクスチャーを施した面の部分18,1
9は、ユーザーが座ったときに適度に動けるようにかつ清掃が容易なものとする
ことが好ましい。テクスチャーを設けた領域を全シート及び全蓋面に設けること
としてもよく、あるいは、所望の部分に選択的に設けることとしてもよい。装飾
のために、シートと蓋に彫刻を施した面を備えるように成型してもよい。彫刻を
施した面はいかなる適当なデザインとすることができる。図15に示すように、
蓋2aの上面は番号20で示す彫刻された領域を備える。
【0033】 上述したように、インサートの一部として成型されたヒンジを備えるシートと
蓋を作ることができ、また、シートと蓋は例えば金属又はプラスチックからなる
装飾的なヒンジを使用することもできる。例示的な金属製のヒンジを図16と1
7に番号20で示す。
【0034】 本発明のシートアセンブリと協働するヒンジ要素20a,20b(図16参照
)のような金属製のヒンジを用いるとき、ヒンジ要素はインサートに成型された
孔空きフランジ21a,21bを備え、各ヒンジ要素とそのシートインサート又
は蓋インサートとの間の堅固な機械的結合を与える。重ね成型はまたヒンジのパ
ーツを組み入れることができる。図16は、ヒンジ要素20a,20bが別個に
組み込まれた本発明のシートアセンブリ22a,22bを示す。ヒンジ要素20
a,20bは、金属、剛性プラスチック又はその他の適当な剛性材料から作るこ
とができる。
【0035】 特別なシートを製造する融通自在性を高め、かつ、ユニークな成型プロセスの
利点を利用するために、図17及び18は、低消費電力の1つ又は複数の加熱要
素24を設置するため補強熱可塑性シートインサート1bに組み込むことができ
る溝23を示す。加熱要素を備えるインサートは次にその上に、全体的に加熱要
素を囲い込む熱可塑性エラストマーによる重ね成型を受ける。成型プロセスの間
に電気コードが型から出るようにするために重ね成型に関して準備がなされる。
仕上げられたシート上でコードはシートの背面から出てコンセントに差し込まれ
るようになっている。
【0036】 発明の原理から逸脱することなく、本発明に変更を施すことができる。例えば
、本発明の開示は蓋のない便座にもまた適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の蓋インサートの上面図。
【図2】 本発明のシートインサートの上面図。
【図3】 本発明の重ね成型された蓋の内部側面図。
【図4】 図3の4−4線に沿って見た部分断面図。
【図5】 本発明の重ね成型されたシートの上面図。
【図6】 図5の6−6線に沿って見た部分断面図。
【図7】 図3及び5の蓋とシートの側面図。
【図8】 図7の蓋の上面と図7のシートの底面の側面図。
【図9】 図8の9−9線に沿って見た断面図。
【図10】 図8の10−10線に沿って見た断面図。
【図11】 本発明の重ね成型したシートと、該シートを便器に枢動自在に取り付けるヒン
ジを示す斜視図。
【図12】 本発明の蓋の外表面と、本発明シートの底面を示す展開図。
【図13】 テクスチャー領域又は帯域を備える本発明のシートの上面図。
【図14】 テクスチャー領域又は帯域を備える本発明の蓋の上面図。
【図15】 重ね成型によって形成された彫刻を有する蓋の上面図。
【図16】 インサートに埋め込まれたヒンジ要素を備える本発明の蓋とシートの展開図。
【図17】 加熱要素を受ける溝を備える本発明のシートの底面図。
【図18】 溝と、該溝内に設けた加熱要素を備え、重ね成型材料によって囲まれた本発明
のシートの断面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,UZ,VN,YU,ZW

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便座及び蓋のアセンブリであって、堅固で剛性かつ軽量の、
    補強合成材料と発泡剤とで射出成型したシートインサートと蓋インサートを含ん
    でなり、前記シートインサート及び前記蓋インサートは前記便座と前記蓋の外面
    を含む重ね射出成型部を含むアセンブリ。
  2. 【請求項2】 堅固で剛性かつ軽量の、補強合成材料と発泡剤とで射出成型
    したシートインサートを含む便座であって、前記シートインサートは前記便座の
    外面を含む重ね射出成型部を含む便座。
  3. 【請求項3】 請求項1の便座及び蓋のアセンブリであって、前記補強合成
    材料は、ファイバーグラスで補強したオレフィンベースの熱可塑性樹脂材料を含
    んでなるアセンブリ。
  4. 【請求項4】 請求項1の便座及び蓋のアセンブリであって、前記補強合成
    材料は、ファイバーグラスで補強したポリプロピレンを含んでなるアセンブリ。
  5. 【請求項5】 請求項1の便座及び蓋のアセンブリであって、前記重ね成型
    部は、熱可塑性エラストマーを含んでなるアセンブリ。
  6. 【請求項6】 請求項1の便座及び蓋のアセンブリであって、前記重ね成型
    部は、前記インサートに結合する熱可塑性エラストマーを含んでなるアセンブリ
  7. 【請求項7】 請求項1の便座及び蓋のアセンブリであって、前記重ね成型
    部は、オレフィンベースの熱可塑性エラストマーを含んでなるアセンブリ。
  8. 【請求項8】 請求項1の便座及び蓋のアセンブリであって、前記重ね成型
    部は抗菌剤を含んでなるアセンブリ。
  9. 【請求項9】 請求項1の便座及び蓋のアセンブリであって、前記補強合成
    材料は約1%から約2%の発泡剤を含むファイバーグラスで補強したポリプロピ
    レンを含み、前記重ね成型部は前記インサートに結合するオレフィンベースの熱
    可塑性エラストマーを含み、前記重ね成型材料は抗菌剤を含んでなるアセンブリ
  10. 【請求項10】 請求項1の便座及び蓋のアセンブリであって、前記便座と
    前記蓋の少なくとも選択された領域に外観を良くするためのテクスチャーを施し
    たアセンブリ。
  11. 【請求項11】 請求項1の便座及び蓋のアセンブリであって、前記便座及
    び前記蓋のためのヒンジ要素を含んでなり、前記ヒンジ要素は前記インサートと
    一体をなす部分を含んでなるアセンブリ。
  12. 【請求項12】 請求項1の便座及び蓋のアセンブリであって、前記便座及
    び前記蓋のためのヒンジ要素を含んでなり、前記ヒンジ要素は前記シートインサ
    ート及び前記蓋インサートに埋め込まれているアセンブリ。
  13. 【請求項13】 請求項1の便座及び蓋のアセンブリであって、前記シート
    インサートの溝に配設されかつ前記重ね成型部によって包囲された少なくとも1
    つの加熱要素を含んでなるアセンブリ。
  14. 【請求項14】 請求項1の便座及び蓋のアセンブリであって、前記インサ
    ートの前記補強合成材料はファイバクラスで補強されたオレフィンベースの熱可
    塑性樹脂を含み、前記重ね成型部は前記インサートに化学的に結合するオレフィ
    ンベースの熱可塑性エラストマーを含んでなるアセンブリ。
  15. 【請求項15】 請求項1の便座及び蓋のアセンブリであって、前記補強合
    成材料はファイバクラスで補強されたポリプロピレンを含み、前記重ね成型部は
    前記インサートに化学的に結合するオレフィンベースの熱可塑性エラストマーを
    含んでなるアセンブリ。
  16. 【請求項16】 請求項2の便座アセンブリであって、前記重ね成型部は前
    記シートインサートに化学的に結合するアセンブリ。
  17. 【請求項17】 請求項2の便座アセンブリであって、前記インサートの前
    記補強合成材料はファイバクラスで補強されたオレフィンベースの熱可塑性樹脂
    を含み、前記重ね成型部は前記インサートに化学的に結合するオレフィンベース
    の熱可塑性エラストマーを含んでなるアセンブリ。
  18. 【請求項18】 請求項2の便座アセンブリであって、前記補強合成材料は
    ファイバクラスで補強されたポリプロピレンを含み、前記重ね成型部は前記イン
    サートに化学的に結合するオレフィンベースの熱可塑性エラストマーを含んでな
    るアセンブリ。
  19. 【請求項19】 請求項2の便座アセンブリであって、前記重ね成型部は抗
    菌剤を含んでなるアセンブリ。
  20. 【請求項20】 請求項2の便座アセンブリであって、前記補強合成材料は
    約1%から約2%の発泡剤を含むファイバーグラスで補強したポリプロピレンを
    含み、前記重ね成型部は前記インサートに結合するオレフィンベースの熱可塑性
    エラストマーを含み、前記重ね成型材料は抗菌剤を含んでなるアセンブリ。
  21. 【請求項21】 請求項2の便座アセンブリであって、前記便座の少なくと
    も選択された領域に外観を良くするためのテクスチャーを施したアセンブリ。
  22. 【請求項22】 請求項2の便座アセンブリであって、前記シートインサー
    トの溝に配設されかつ前記重ね成型部によって包囲された少なくとも1つの加熱
    要素を含んでなるアセンブリ。
  23. 【請求項23】 発泡剤を含む補強合成材料の剛性インサートを射出成型し
    、柔らかさ、耐久性、優れた感触、容易な清掃及び滑らないといった特性を含む
    シートの表面特性を与える材料を用いて前記インサートの上に重ね射出成型する
    ステップとを含んでなるシートアセンブリを製造する方法。
  24. 【請求項24】 前記重ね成型材料は熱可塑性イラストマーを含んでなる請
    求項23の方法。
  25. 【請求項25】 前記重ね成型材料は前記インサートに結合する熱可塑性イ
    ラストマーを含んでなる請求項23の方法。
  26. 【請求項26】 前記補強合成材料はファイバクラスで補強されたオレフィ
    ンベースの熱可塑性樹脂材料を含み、前記重ね成型材料は前記インサートに化学
    的に結合するオレフィンベースの熱可塑性エラストマーを含んでなる請求項23
    の方法。
  27. 【請求項27】 請求項23の方法であって、前記補強合成材料はファイバ
    クラスで補強されたポリプロピレンを含み、前記重ね成型材料はオレフィンベー
    スのエラストマーを含み、前記重ね成型材料が前記インサートに化学的に結合す
    るような温度及び圧力下の前記重ね成型材料を前記インサート上に重ね射出成型
    するステップを含んでなる方法。
  28. 【請求項28】 請求項1の便座及び蓋のアセンブリであって、前記インサ
    ートは前記重ね成型部に結合するアセンブリ。
  29. 【請求項29】 請求項2の方法であって、前記インサートは前記重ね成型
    部に結合する方法。
  30. 【請求項30】 請求項23の方法であって、前記インサートは前記重ね成
    型材料に結合する方法。
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