JP2003503245A - 担体材料に印刷しかつ印刷ローラの清浄のための方法および印刷装置 - Google Patents

担体材料に印刷しかつ印刷ローラの清浄のための方法および印刷装置

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JP2003503245A
JP2003503245A JP2001507638A JP2001507638A JP2003503245A JP 2003503245 A JP2003503245 A JP 2003503245A JP 2001507638 A JP2001507638 A JP 2001507638A JP 2001507638 A JP2001507638 A JP 2001507638A JP 2003503245 A JP2003503245 A JP 2003503245A
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ベルク マルティン
ヴィーデマー マンフレート
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オーセ プリンティング システムズ ゲゼルシャフト ミットベシュレンクテル ハフツング
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Abstract

(57)【要約】 担体材料(96)に印刷するための方法であって、印刷液を収容するための凹所をその表面に有している印刷ローラ(10a)は、印刷工程中にその縦軸線を中心に回動している。清浄ステーション(100)とインキ着けステーション(54)が、印刷工程中に同時に作動されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、印刷液を収容するための凹所をその表面に有している印刷ローラが
、印刷工程中にその縦軸線を中心に回動する、担体材料に印刷するための方法に
関する。インキ着けステーションにより、印刷工程中に、印刷液が,インキ着け
ステーションを通過する全ての凹所内へ入れられる。転写位置において、転写位
置を通過する凹所の一部に含まれる印刷液が、担体材料に印刷するために使用さ
れる。転写位置を通過するその他の凹所の印刷液は、これら凹所内に残留してい
る。
【0002】
【従来技術】
ヨーロッパ特許EP0756544B1号明細書から記録担体上のインキを伝
達するための熱電式印刷装置は公知である。インキを受容するための多数の凹所
を有する印刷ローラの周りに、インキ着けステーション、転写ステーションおよ
び清浄ステーションとが配置されている。印刷工程中には、インキ着けステーシ
ョンおよび転写ステーションだけが作動中である。凹所が、印刷ステーションを
通過した後で、凹所は、インキ着けステーションに達する。インキ着けステーシ
ョンにおいて、空になった凹所内に新たに印刷液が入れられる。清浄ステーショ
ンは、印刷工程の終了後に初めて作動する。
【0003】 ドイツ国29507416U1から、凹版版胴は、画像箇所において色を収容
する凹所と、非画像部分の位置においては凹所を有していない凹版印刷装置が公
知である。凹所は、インキ着けステーションにおいてインキで充填されている。
このインキは、紙へ伝達するためのゴム胴へ伝達される。続いて、インキ残部は
、凹版版胴上の画像箇所の凹所から、水噴射により洗浄して除去されている。
【0004】 ドイツ国特許公開19544099A1号明細書から、ガラスシリンダがその
円筒面に鉢形構造を有するサーモグラフ式印刷装置が公知である。鉢形構造の鉢
形部にはインキが充填されている。冷却装置により、インキは、鉢形部内で硬化
している。印刷区域において、選択された鉢形部内のインキは、印刷されること
になる画像構造と関連して、レーザ光により溶融して紙に伝達される。ドクタは
、インキの残りを、インキシリンダの表面から掻き落す。インキシリンダの鉢形
部は続いて新たにインキで充填される。
【0005】 ドイツ国特許公開19503951A1号明細書には、担体材料に直接印刷さ
れる凹版版胴には、任意の位置において凹所内にインキが充填されている凹版印
刷方法が記載されている。印刷工程後に、インキ残部の特別な凹所が洗浄されて
、続いて別の印刷工程のために新たにインキが充填される。
【0006】 ドイツ国特許1611272C2号明細書から、さらにオフセット輪転印刷機
が公知である。このオフセット輪転印刷機は、その円筒面に平版板が緊張されて
いる版胴を有している。平版板は、インキ着けされる画像個所に対応する凹所内
に、インキ塗布ローラを介して供給されるインキを収容している。版胴により受
容されていないインキは、インキ塗布ローラから除去されて、インキサイクルに
供給される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、簡単でかつ高品質の印刷を可能にする担体材料に印刷する方
法を提供することにある。その他、本方法の実施に適した印刷装置を提供してい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
方法に関する課題は、請求項1に記載の工程を有する方法により解決されてい
る。その他の実施態様は、従属請求項に記載されている。
【0009】
【発明の効果】
本発明は、高品質の印刷が、凹所がインキ着けステーションを通過する前に、
全ての凹所を完全に空にして、インキ着けステーションにより新たに印刷液で充
填した場合だけに達成できるという認識から出発している。このことはそれぞれ
凹所の容積を、画素に塗布されることになる印刷液の容積に設定されている印刷
方法の場合に特に重要である。印刷液が印刷の際に使用される凹所の場合ですら
、印刷液の全てが、担体材料へ塗布できることは確かでない。これは、印刷液が
、印刷液と担体材料との間の接着力に基いて、担体材料に向って吸引された場合
に特に当てはまる。この場合に、凹所から印刷液を、例えばガス送風機によりお
こなわれる排出が避けられている。
【0010】 従って、本発明の方法の場合に、清浄ステーションが使用されている。清浄ス
テーションは、印刷液を、清浄ステーションを通過する凹所から除去している。
清浄ステーションとインキ着けステーションとは、印刷工程中に同時に作動して
いる。従って、本発明の方法の場合では、凹所を新たに印刷工程で使用する前に
全ての凹所から印刷液が除去されている。清浄ステーションにおいて、印刷液の
除去により、印刷工程中にも、印刷液は、凹所の側壁において乾燥するのを防止
されている。凹所の収容容積は、本発明の場合には全印刷工程中に変化しない。
その他、印刷液は、印刷ローラの複数回の回動が生じると、凹所内に存在してか
つこの時期の間に、例えば、揮発性の界面活性剤が印刷液内に含有している場合
の粘度または組成において、物理的または化学的に変化することが防止される。
【0011】 本発明の方法の使用により、連続運転の場合でも、各画素のために、所定の組
成と所定の物理的なパラメータを有する、所定量の印刷液が使用されることにな
る。その結果、高品質の印刷像が得られる。
【0012】
【実施態様】
本発明の方法の実施態様では、清浄ステーションは、印刷ローラに対して平行
に位置する清浄ローラを有しており、清浄ローラの表面は、印刷ローラの表面に
、清浄範囲における清浄中に接触している。清浄ローラの表面は、凹所内へ押し
付けられる弾性的または吸収性の材料から製作されている。清浄ローラの使用は
、凹所内に残留する印刷液を除去するための1つの簡単な可能性である。清浄ロ
ーラの弾性的な表面は、拡大した清浄範囲内において印刷ローラに圧着されてい
る。凹所に残留した印刷液は、従って、清浄ローラの表面に定着するために、比
較的多くの時間を必要とする。その表面にブラシが配置されている清浄ローラも
使用されている。ブラシをかけた際に飛び散った印刷液により印刷装置の汚染を
避けるために、清浄装置を印刷ローラに密接しなければならない。
【0013】 別の実施態様では、清浄ローラには、印刷ローラの表面上の電位とは相違する
電位を導入している。この構成により、凹所からの印刷液の分離が簡単になる、
なぜなら、印刷液と、清浄ローラの表面との間の接着力に加えて、静電力が、凹
所からの印刷液を取り出しているからである。異なる表示を有する電位も使用さ
れている。
【0014】 別の実施態様では、清浄ステーションは、清浄ローラに対して平行に位置する
掻取ローラを有しており、掻取ローラの表面は、掻取範囲内における清浄ローラ
の表面へ圧力を及ぼしている。掻取ローラの表面は硬質の材料、例えば金属から
製作されている。吸収性の材料が、押圧された際に、ドクタにより損傷している
間でも、掻取ローラによる印刷液の掻き落しが、損傷しないで可能になる。掻取
ローラは、ドクタが良好に載置する平らな表面を有している。
【0015】 本発明の方法の別の実施態様では、清浄ステーションを通過する凹所から印刷
液の除去後でかつインキ着けステーションを通過する凹所に印刷液を入れる前に
、空になった凹所を清浄液により洗浄している。洗浄は、凹所を根本的に空にし
かつ清浄することになり、インキ着けステーションにおいて、印刷液を常に、同
一の条件で凹所内に充填することを保証する。洗浄の際に、例えば、担体材料の
磨耗によりまたは凹所の縁部における磨耗により生じる汚染粒子も凹所の縁部か
ら除去される。
【0016】 別の実施態様では、清浄液は、印刷ローラの下側に配置された清浄容器内に含
まれている。清浄容器を通過する凹所は、清浄液内へ浸漬している。浸漬は、清
浄液が所定の圧力で凹所内へ押圧されることを保証する。その他、清浄液は、浸
漬により運動する。高められた圧力と清浄液の運動とは、凹所の側壁に付着して
いる汚染粒子をより良好に解離することにつながる。さらに別の実施態様では、
清浄液として印刷液が使用されているので、付加的な清浄液を避けることができ
る。しかしながら、徹底的に清浄をする場合には、清浄液として溶剤が使用され
る。
【0017】 別の実施態様では、清浄液は、印刷ローラの浸漬による清浄液の運動に勝る付
加的な措置により運動される。超音波の使用は、側壁にひどくこびりついた汚染
粒子でも解離できることが保証される。その他、比較的大きな汚染粒子も、超音
波により細かく破砕することができる。
【0018】 本発明の方法の別の実施態様において、清浄ステーションは、送風機ユニット
を有しており、送風機ユニットにより、空気が、清浄ステーションを通過する凹
所内へ吹き込まれている。凹所内へ空気を吹き込む際に、同時に印刷液が吹き出
される。空気の吹き込みは、清浄ローラによる清浄の代わりにあるいは清浄ロー
ラによる清浄との組み合わせで実施することができる。
【0019】 更に別の実施態様では、清浄ステーションにおいて、吸込ポンプが使用されて
おり、吸込ポンプにより、空気が、清浄ステーションを通過する凹所から吸込ま
れている。空気と同時に、凹所内に残留している印刷液は除去される。吸込の際
に、印刷液の飛散は生じないので、飛散する印刷液に対する措置は講ずる必要が
ない。
【0020】 別の実施態様では、清浄ステーションにより除去された印刷液は集められて、
集められた印刷液がインキ着けステーションへ導かれので、印刷液のために、印
刷液を完全に使いきることを保証するサイクルが形成される。
【0021】 別の実施態様では、印刷液を、印刷液サイクルのある個所において清浄および
/または再使用されている。ろ過により、異物及び既に乾燥したインキ粒子を、
印刷液から除去することが可能になる。印刷液の再使用の際に、例えば、水また
は溶剤のような添加物を、印刷液に入れられる。
【0022】 本発明は、その他、本発明の方法を実施するために使用される印刷装置に関す
る。従って、上記記載の技術的な作用は、本発明の印刷装置とその実施態様のた
めにも有効である。
【0023】
【実施例】
以下に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
【0024】 図1は、印刷ローラ10の表面8に沿った縦断面図である。印刷ローラ10の
表面8には、多数の凹所がマトリックス形状に配置されている。図1には、凹所
のうちの2つの凹所12、14が示されている。凹所は、矢印16の方向で行方
向に並んで配置されている。隣接の凹所12、14は、互いに印刷機の解像度を
規定する間隔Aを有している。間隙方向18には、凹所の複数の行が前後に配置
されている。この場合、間隙内で隣接する凹所も間隔Aに相当する間隔を有して
いる。全ての凹所は、同様に構成されているので、以下に凹所12の構成だけを
説明する。
【0025】 凹所12は、円錐台形状の切欠として構成されている(輪郭20参照)。従っ
て、凹所12は、円形の横断面を有している。円錐台の軸線は、表面18の法線
の方向に位置している。円錐台形状の輪郭20は、印刷ローラ10の表面8から
の間隔が増大するにつれ先細りになっている。凹所12の底面24は、凹所12
の、印刷ローラ10の表面上に位置する開口26よりも小さな直径を有している
。開口26の円周は、円上に位置して、印刷することになる画素の形状を規定し
ている。
【0026】 凹所12の環状の側壁28は、印刷ローラ10の表面8に対して斜めに配置さ
れている。凹所12の円錐台形状の構成により、色インキ30の充填が容易にな
る。インキ30は、凹所12内の毛管作用により保持される。毛管作用は、イン
キ30におよぼされる重力よりも大きいので、インク30は、開口26が下方、
即ち地球の中心へ向いた場合にも、凹所12内に残っている。インキ30の充填
およびドクタによる印刷ローラ10のインキ掻き落し後に、インキ30の表面3
2は、凹状湾曲が生じる表面張力を有する。即ち、インキ30の表面32は、内
側へ湾曲する。表面32は、接触角R1が約45°を有する状態Iにある。接触
角R1は、表面30上の表面張力のベクトルVIと側壁28により取囲まれてい
る。ベクトルVIは凹所12の縁部、即ち液体30が側壁28若しくは表面8に
制限される個所において開始される。凹所12の収容容積は、各画素を印刷する
ための必要なインキ30の量を正確に収容できるように選ばれている。
【0027】 次に、インキ34の表面36の状態IIが印刷工程にどのように作用するかを
、凹所14内に印刷液に基づいて説明する。インキ34も、凹所14内へ充填後
に、内側へ湾曲する、即ち凹状の表面を有している。界面活性剤の気化と図2の
下方に示した露光装置とにより、インキ34の表面張力が高まることにより、表
面36は外側へ湾曲する。表面張力ベクトルVIIと凹所14の側壁との間の接
触角RIIは、約90°以上の値を有している。表面張力ベクトルVIIは、凹
所14の側壁において始まり、表面36の表面張力の方向に延びている。表面張
力ベクトルVIIの開始点は、印刷液34と凹所14の側壁との境界に位置して
いる。表面36の中央の範囲38は、印刷ローラ10の表面8から間隔Bだけ突
出している。凹所14が印刷されることになる紙を、間隔Bより小さい間隔をお
いて通過案内されると、紙にインキが塗布される。紙と印刷液34との間の接着
力は、印刷液34と凹所14との間の毛管作用よりも大きい。従って、印刷液3
4は全て凹所14から吸引されて、画素のために設けられた紙上の範囲にインキ
着けをする。
【0028】 図2は、600dpi(dots per inch)の解像度を有する印刷
機の印刷装置50が示されている。印刷ローラ10aは、矢印52で示すように
反時計に回動する。印刷ローラ10aの回動方向に沿って、以下に説明する装置
が並列して配置されている。
【0029】 印刷ローラ10aの回動開始時に、印刷ローラ10aの長手方向に延びる、行
を印刷するための凹所が、位置P1で示すように印刷液からフリーになっている
。インキ着けステーション54において、行の凹所内へ、インキ56が充填され
る。インキ着けステーション54は、インキ出しローラ58を有している。イン
キ出しローラ58の軸線は、印刷ローラ10aの軸線に対して平行に延びている
。位置P2において、インキ出しローラ58の表面は、印刷ローラ10aの表面
に接触している。インキ出しローラ58は、矢印60で示すように印刷ローラ1
0aとは反対方向に回動する。インキ出しローラ58の下側部分は、貯蔵容器6
2により収容されたインキ56内に浸漬しているので、インキ出しローラ58の
表面が位置P2に達すると、インキ出しローラ58の表面にインキが塗布される
。毛管作用に基づいて、インキ56は、インキ出しローラ58の表面から、印刷
ローラ10aの、位置P2に位置する凹所12、14内へ吸込まれる。
【0030】 位置P3には、ドクタ64が位置している。ドクタ64が、印刷ローラ10a
の表面を擦過するので、印刷ローラ10aの表面上の凹所の外側のインキが残留
しない。ドクタ64の擦過後に、全ての凹所内のインキは、それぞれ1つの内側
へ湾曲した表面を有している。
【0031】 行のためのインク56で充填された凹所は、続いて、印刷ローラ10aの回動
により、位置P4に送られる。位置P4において、露光装置70が、選択された
凹所内の表面張力を変更する。露光装置70は、管状のフラッシュランプ72を
有している。フラッシュランプ72の縦軸線は、印刷ローラ10aの縦軸線に対
して平行に配置されている。フラッシュランプ72の、印刷ローラ10aとは反
対側に、反射器74が位置している。反射器74は、フラッシュランプ72に沿
って延びていてかつ弓形の横断面を有している。フラッシュランプ72は、ほぼ
反射器74の焦点に位置している。露光装置70は、その他、並んで配置された
セラミックセル76からなる行を有している。セラミックセル76の透明度は、
制御装置により変更することができる。位置P4における1行の凹所の露光の際
には、各凹所に対して正確に1つのセラミックセル76が位置している。セラミ
ックセル76は、透明な強誘電性のセラミック薄板である。このようなセラミッ
ク薄板は、光学電気技術で公知である。例えば、このようなセラミック薄板は、
ヨーロッパ特許EP0253300B1号明細書において、PLZT−要素とし
て記載されている。しかしながら、カー原理により作動する光学電気要素であれ
ば使用できる。露光装置70は、制御装置78により、印刷されることになる画
像の画素を決定する印刷データ80の関連で制御される。制御装置78の第1の
出力導線82に、フラッシュランプ72を印刷ローラ10aの回動と同期するタ
イミングパルス信号84が発生するので、位置P4を通過する各行の凹所が、正
確に1度、フラッシュランプ72により放射される。
【0032】 出力導線86は、制御装置78から、セラミックセル76からなる行の個々の
セラミックセル76へ通じている。制御装置78はセラミックセル76を、観察
したセラミックセル76に対向する凹所が、位置P5を通過する際に印刷のため
に使用されることになるインクを含有している場合に、当該のセラミックセル7
6に光が通過するように制御されている。フラッシュランプ72からきた光は、
それから当該のセラミックセル76を通ってインキに達する。光エネルギにより
、インキの表面にある界面活性剤が気化される。それに続いて、インキの表面張
力が上昇して、接触角が増大する。それに対して、所定の凹所にあるインキが、
画素の印刷のために使用されていない場合、対向するセラミックセル76は、制
御装置78により暗くなるので、フラッシュランプ72からの光は、凹所にはこ
なくなる。インキの表面張力と接触角はこの場合変化しない。
【0033】 図1に基づいて上記で説明したように、1行の凹所が位置P5を通過後に、印
刷液の表面が状態Iを有している凹所になる。別の凹所においては、インキの表
面は状態IIを有している。
【0034】 位置P5において、印刷ローラ10aと搬送ローラ90との間に、転写区域9
2がある。搬送ローラ90の縦軸線は、印刷ローラ10aの軸線に対して平行に
位置している。図示されていない搬送装置により、搬送ローラ90は、矢印94
で示すように、印刷ローラ10aに対して逆方向に回動する。印刷ローラ10a
と搬送ローラ90との間に、無端紙96が搬送方向98へ搬送されている。無端
紙96は、搬送ローラ90の表面に接している。
【0035】 転写区域92の範囲において、無端紙96と、印刷ローラ10aの表面とは、
同一の速度を有しているので、両者は、互いに相対的には静止状態にある。無端
紙96の、印刷ローラ10aに面した表面は、転写区域92において、印刷ロー
ラ10aの表面に対して、図1に示す間隔Bよりも小さな間隔を有している。
転写区域の範囲では、無端紙96は凹所に対向する個所において印刷される。こ
の場合、凹所のインキは、大きな表面張力ひいては表面において大きな曲率を有
している状態IIの状態である。
【0036】 位置P5における凹所の通過後に、まだインキ56がある凹所が存在する。別
の凹所から、インキ56は、転写区域72での印刷の際に取り除かれる。位置P
6には、清浄ステーション100が位置している。清浄ステーション100は、
清浄ローラ102を有している。清浄ローラ102の縦軸線は、印刷ローラ10
aの縦軸線に対して平行に位置している。清浄ローラ102は、矢印104で示
すように印刷ローラ10aとは反対方向に回動する。位置P6において、清浄ロ
ーラ102の表面と印刷ローラ10aの表面とは、清浄範囲105において接触
している。清浄ローラ102の表面は、インキ56を、まだインキが残っている
凹所から吸収する吸収性の材料から製作されている。ドクタ106により、清浄
ローラ102から、印刷ローラ10aの凹所内に残っていたインキが掻き落され
る。掻き落されたインキは、ドクタ106の下方に配置された捕集容器108内
に捕集される。位置P6を通過後に、印刷ローラ10aの凹所は、再び、位置P
1で説明した凹所の本来の状態を有する。
【0037】 清浄ステーション100の捕集容器108とインキ着けステーション54の貯
蔵容器62との間に、補償導管110がある。補償導管110を介して、ドクタ
106により掻き落されたインキは再び貯蔵容器62に達する。従って、インキ
循環路は、補償導管110を介して閉じられることになる。
【0038】 図3には、印刷装置50bに使用される清浄装置100bが示されている。印
刷装置50bに使用される露光装置と担体材料を通過させる転写ステーションと
は、図3に示されていない。なぜなら、露光装置と転写ステーションの構造は、
露光装置70の構造若しくは転写ステーション90乃至98の構造と同一である
からである。印刷装置50bの印刷ローラ10bは、印刷ローラ10aと同一の
構造を有していてかつ逆時計方向である矢印52bの方向に回動する。清浄ステ
ーション100bは、印刷ローラ10aにおいて清浄ステーション100とほぼ
同じ位置に位置している。清浄ステーション100bは、印刷ローラ10aの軸
線の斜め下方に位置している。清浄ステーション100bに配置されている清浄
ローラ102bは、印刷ローラ10bに対して平行に配置されている。清浄ロー
ラ102bの表面は、弾性的な被覆部200によって形成されている。被覆部2
00の表面は、清浄範囲202に沿って印刷ローラ10bに接触している。清浄
ローラ102bは、矢印204に示すように印刷ローラ10bに対して同一方向
に回動する。
【0039】 清浄ローラ102bの、清浄範囲202とは反対側に、掻取ローラ206が清
浄ローラ102bに対して平行に位置している。掻取ローラ206は、矢印20
8で示すように清浄ローラ102bに対して逆方向に回動している。掻取ローラ
206の下側に、ドクタ210が位置している。ドクタ210の下方へ向いた下
縁は、捕集容器108bの上方に配置されている。
【0040】 清浄ローラ102bは、印刷ローラ10bの凹所内に残ったインキを凹所から
除去する。除去されたインキは、清浄ローラ102bの回動運動により、掻取ロ
ーラ206へ送られて、掻取範囲212において掻取ローラ206に達する。掻
取ローラ206の円周方向に沿って、掻き取られたインキは、掻取ローラ206
により、ドクタ210に送られる。ドクタ210は、インキを掻取ローラ206
から掻き取る。ドクタ210からインキは捕集容器108内へ落下する。捕集容
器108bは、補償同感110bを介してインキ着けステーション54bの貯蔵
容器62bと接続されている。補償導管110bは、フィルタユニット213を
通って延びている。フィルタユニット213は、紙繊維及び乾燥したインキを捕
集する微孔フィルタを有している。別の実施例では、フィルタユニットにおいて
、インキ内の異物を分解する触媒物質が使用されている。
【0041】 清浄ステーション100bとインキ着けステーション54bとの間に、超音波
バス214が印刷ローラ10bの軸線の下方に配置されている。超音波バス21
4は、容器216を有している。容器216の上側の縁部は、印刷ローラ10b
に接している。容器216は、溶剤を含有した清浄液218で完全に充たされて
いる。容器216の底部範囲内の超音波送信器220は、超音波を、清浄液21
8を通って印刷ローラ10bの表面に送る。印刷ローラ10bの凹所が、超音波
バス214を通過すると、凹所は、清浄液218内に浸漬して、清浄液218で
充たされる。清浄液218は、超音波の伝達媒体を形成するので、超音波は、凹
所の側壁まで達して、側壁に付着した異物を分離する。凹所が、超音波バス21
4を去ると、清浄液は、重力により流れ出して容器216内に残ることになる。
【0042】 清浄ステーション100bにおいて空になり、超音波バス214内で清浄され
た凹所は、印刷ローラ10bの回動運動により、インキ着けステーション54b
に送られる。インキ着けステーション54bは、インキ出しローラ58bを有し
ている。インキ出しローラ58bは、矢印60bで示すように印刷ローラ10b
に対して平行に配置されていてかつ印刷ローラ10bの回動方向とは逆方向に回
動している。インキ出しローラ58bは、貯蔵容器62bにあるインキ56b内
に浸漬している。インキ出しローラ58bの回動運動により、インキは、貯蔵容
器62bから印刷ローラ10bに送られる。インキ着け範囲222内では、イン
キ着けステーション54bを通過した凹所がインキ56bで充たされている。図
示されていないドクタは、凹所内部にないインキを印刷ローラ10bから掻き落
すのに役だっている。その他、ドクタの使用により、凹所内の印刷液が内側に湾
曲することになる。
【0043】 図4は、清浄範囲202の拡大図である。印刷ローラ10bの表面の凹所23
0乃至242は、図4に誇張して大きく示されている。凹所232,236,2
40若しくは242内には、図2に示す転写位置92を通過後に、印刷液252
,256,260若しくは262がある。被覆部200は、弾性的な材料からな
り清浄範囲202では、凹所(凹所236参照)内に圧入されている。印刷液2
56と被覆部200との間の接着力により、印刷液256は凹所236から引き
出される。凹所240若しくは242内にある印刷液260若しくは262は、
既に、清浄範囲202において被覆部200に伝達される。
【0044】 図5は、清浄ステーション100bとほぼ同じに構成されている清浄ステーシ
ョン100cの切り抜き図である。清浄ローラ102bの代わりに、清浄ステー
ション100cには清浄ローラ102cが使用されている。清浄ローラ102c
は、その表面において同様に弾性的な被覆部200cを有している。清浄範囲2
02において、清浄ローラ102cと印刷ローラ10cとは対向している。両ロ
ーラは金属材料から製作されている。印刷ローラ10cには、電位が、電圧U1
により発生する。電圧U2は、清浄ローラ102cの表面上に、印刷ローラ10
cの表面上の電位よりも小さい電位を発生する。電位差は、矢印52及び204
cにより示すように、印刷ローラ10cと清浄ローラ102cとが互いに逆方向
に回動すると、印刷液252c,256c,260c若しくは262cが凹所2
32c、236c,240若しくは242cから簡単に分離することにつながる
。別の実施例の場合では、電圧U1若しくはU2の一方が転極しているので、印
刷ローラ10cの電位が、清浄ローラ102cの電位とは別の極性表示を有して
いる。
【0045】 図6には、清浄ステーション100の代わりに使用される清浄ステーション1
00dが示されている。印刷ローラ10dは、矢印52dにより示すように、反
時計方向に回動している。送風機ユニット260は、印刷ローラ10dの軸線の
下側に配置されている。排気ノズル262は、印刷ローラ10dの長手方向に沿
って印刷ローラ10dの表面へ向いている。送風機ユニット216は、大気圧p
atmより大きい圧力pを発生する。これは、排気ノズル262により、空気を
印刷ローラ10dの表面上の凹所内へ吹き込むことを生じる。空気流は、凹所内
に残留している印刷液を、凹所から捕集容器108dに押出す。清浄ステーショ
ン100dは、印刷液が、清浄装置100dから飛散するのを防止する、図示さ
れていないケーシングにより取囲まれている。
【0046】 図7には、清浄ステーション100の代わりに使用される清浄ステーション1
00eが示されている。印刷ローラ10eは、矢印52eにより示すように、反
時計方向に回動している。清浄ステーション100eは、印刷ローラ10eの軸
線の下側に配置された吸込ユニット270を有している。吸込ノズル272は、
吸込開口が印刷ローラ10eの長手方向に沿って延びていてかつ清浄ステーショ
ン100eに沿って通過する凹所に僅かの間隔をおいて対向するように向いてい
る。
【0047】 吸込ユニット270内には、大気圧patmよりも小さい圧力pが支配してい
る。従って、空気が吸込ノズル272により吸込ユニット270内に吸込まれる
。空気と一緒に、印刷ローラ10eから、転写位置92を通過後に凹所内に残留
している印刷液も吸引される。吸込ユニット270の排出通路274は、捕集容
器108eに開口している。排出通路274により、印刷ローラ10eの表面か
ら吸引された印刷液は、吸込ユニット270の内部から、捕集容器108eへ達
する。捕集容器108eと貯蔵容器62との間の接続は図7に図示されていない
【図面の簡単な説明】
【図1】 印刷ローラの部分図である。
【図2】 印刷機の印刷装置を示す図である。
【図3】 清浄ローラと超音波バスとを有する清浄ステーションを示す図である。
【図4】 清浄範囲の拡大図である。
【図5】 電位を案内する清浄ローラを有する清浄ステーションを示す図である。
【図6】 送風機を有する清浄ステーションを示す図である。
【図7】 吸込ユニットを有する清浄ステーションを示す図である。
【符号の説明】
8 表面 10、10a乃至10e 印刷ローラ10 12、14 凹所 16 行方向 A,B 間隔 18 間隙方向 20 輪郭 22 軸線 24 底面 26 開口 28 側壁 30 インキ I、II 状態 RI、RII 接触角 VI、VII 表面張力ベクトル 34 インキ 36 表面 40 印刷ローラ10の表面 50、50a乃至50e 印刷装置 P1乃至P6 位置 54 インキ着けステーション 56 インキ 58、58b インキ出しローラ 60 矢印 62、62b 貯蔵容器 64 ドクタ 70 露光装置 72 フラッシュランプ 74 反射器 78 制御装置 80 印刷データ 82 排気導管 84 タイミング信号 86 導管 90 搬送ローラ 92 印刷区域 94 矢印 96 無端紙 98 搬送方向 100、100b乃至100d 清浄ステーション 102、102b、102c 清浄ローラ 104 矢印 105 清浄範囲 106 ドクタ 108、108b乃至100e 捕集容器 110、110b 補償導管 120 自動焦点レンズ 200 被覆部 202、202c 清浄範囲 204、204c 矢印 206 掻取ローラ 208 矢印 210 ドクタ 212 掻取範囲 213 フィルタユニット 214 超音波バス 216 容器 218 清浄液 220 超音波送信器 230乃至242 凹所 252、252c 印刷液 254、254c 印刷液 260、260c 印刷液 262、262c 印刷液 232c、236c 凹所 240c、242c 凹所 260 送風機ユニット 262 排気ノズル p 圧力 patm 大気圧 270 吸込ユニット 272 吸込ノズル 274 排出通路

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 担体材料(96)に印刷するための方法であって、印刷液(
    30、34)を収容するための凹所(12、14)をその表面に有している印刷
    ローラ(10a)は、印刷工程中にその縦軸線を中心に回動し、インキ着けステ
    ーション(54)により、印刷液(30、34)は、インキ着けステーション(
    54)を通過する凹所(12,14)内に入れられ、 転写位置(92)において、転写位置(92)を通過する凹所(14)の一部の
    印刷液(34)が担体材料(96)に印刷するために使用され、その他の凹所(
    12)の印刷液(30)は残留しており、 清浄ステーション(100)により、印刷液(30)は、清浄ステーション(1
    00)を通過する凹所(12、14)から除去されていて、 かつ清浄ステーション(100)とインキ着けステーション(54)が、印刷工
    程中に同時に作動されている担体材料(96)に印刷するための方法。
  2. 【請求項2】 清浄ステーション(100)は、印刷ローラ(10a)に対
    して平行に位置する清浄ローラ(102)を有しており、清浄ローラ(102)
    の表面は、印刷ローラ(10a)の表面に、清浄範囲(202)における清浄中
    に接触していて、清浄ローラ(102)の表面は、弾性的または吸収性の材料か
    ら製作されていることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 清浄ローラ(102a)には、印刷ローラ(10a)の表面
    上の電位(U1)とは相違する電位(U2)を導くことを特徴とする請求項2記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 清浄ステーション(100b)は、清浄ローラ(102b)
    に対して平行に位置する掻取ローラ(206)を有しており、掻取ローラ(20
    6)の表面は、掻取範囲(212)内における清浄ローラ(102b)の表面へ
    圧力を及ぼしていて、掻取ローラの表面は硬質の材料(200)から製作されて
    いることを特徴とする請求項2または3記載の方法。
  5. 【請求項5】 清浄ステーション(100b)を通過する凹所から印刷液を
    除去後でかつインキ着けステーション(54b)を通過する凹所に印刷液を入れ
    る前に、空になった凹所を清浄液(216)により洗浄することを特徴とする前
    記請求項のいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 清浄ステーション(214)は、清浄液(218)を有する
    、有利には印刷ローラ(10b)の下側に配置された清浄容器(216)を備え
    ていて、清浄容器(216)を通過する凹所は、清浄液(218)内へ浸漬する
    ことを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 清浄液として印刷液が使用されていることを特徴とする請求
    項5または6記載の方法。
  8. 【請求項8】 清浄液は、付加的な措置、有利には、超音波(220)を導
    入することにより運動することを特徴とする請求項6または7記載の方法。
  9. 【請求項9】 清浄ステーション(100d)は、送風機ユニット(206
    )を有しており、送風機ユニット(206)は、空気により、清浄ステーション
    (100d)を通過する凹所(12、14)から、印刷液を追い出すことを特徴
    とする前記請求項のいずれか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 清浄ステーション(100e)は、吸込ユニット(270
    )を有しており、吸込ユニット(270)により、印刷液を、清浄ステーション
    (100e)を通過する凹所(12,14)から連行する空気が吸込まれること
    を特徴とする前記請求項のいずれか1項記載の方法。
  11. 【請求項11】 清浄ステーション(100)により除去された印刷液は集
    められて、集められた印刷液が、インキ着けステーション(54)へ導かれ吸込
    まれることを特徴とする前記請求項のいずれか1項記載の方法。
  12. 【請求項12】 印刷液(56)を清浄および/または再使用されることを
    ことを特徴とする請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 担体材料(96)に印刷するための印刷装置(50)にお
    いて、 印刷ローラ(10a)であって、印刷工程中に、印刷ローラ(10a)の縦軸線
    を中心に回動する印刷ローラ(10a)の表面には、印刷液(30、34)を収
    容するための多数の凹所(12、14)が配置されている印刷ローラ(10a)
    と、 印刷液(30,34)を、インク着けステーション(54)を通過する凹所(1
    2、14)内へ入れるインク着けステーション(54)と、 転写ステーション(94)であって、転写ステーション(94)においては、転
    写ステーション(94)を通過する凹所の一部の印刷液(34)が担体材料(9
    6)に印刷するために使用されていてかつ、転写ステーション(94)を通過す
    るその他の凹所(12)の印刷液(30)は残留している転写ステーション(9
    4)と、 清浄ステーション(100)であって、清浄ステーション(100)を通過する
    凹所(12)から印刷液(100)を除去する清浄ステーション(100)と、
    清浄ステーション(100)とインク着けステーション(54)とを作動する制
    御ユニットとを有する形式の印刷装置(50)において、 制御装置は、清浄ステーション(100)とインク着けステーション(54)と
    を印刷工程中に同時に作動させることを特徴とする担体材料(96)に印刷する
    ための印刷装置(50)。
  14. 【請求項14】 清浄ステーション(100b)において空になった凹所を
    、清浄液(216)により洗浄するための洗浄ステーション(214)が設けら
    れていることを特徴とする請求項13記載に印刷装置(50)。
  15. 【請求項15】 清浄ステーション(100)は、印刷ロール(10a、1
    0b、10c)に対して平行に位置する清浄ロール(102、102a)を有し
    ており、清浄ロール(102、102a)の表面は、清浄範囲(202)内にお
    いて印刷ロール(10a)の表面に接していて、有利には、清浄ロール(102
    a)の表面は、印刷ロール(10c)の表面とは別の電位(U2)を導くことを
    特徴とする請求項13または14記載に印刷装置(50)。
  16. 【請求項16】 清浄ステーション(100b)は、清浄ロール(102b
    )に対して平行に位置する掻取ローラ(206)を有しており、掻取ローラ(2
    06)の表面は、掻取範囲(212)内において清浄ローラ(102b)の表面
    に押圧されることを特徴とする請求項15記載に印刷装置(50)。
  17. 【請求項17】 清浄装置(100d)は、送風機ユニット(260)を有
    しており、送風機ユニット(260)により、空気が、清浄ステーション(10
    0d)を通過する凹所(12,14)内へ吹き込まれており、 および/または清浄ステーション(100e)は、吸込ユニット(270)を有
    していて、吸込ユニット(270)により空気が、清浄ステーション(100e
    )を通過する凹所(12,14)から吸込んでいることを特徴とする請求項13
    乃至16のいずれか1項記載に印刷装置(50)。
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