JP2003501622A - ガスセンサ機構 - Google Patents

ガスセンサ機構

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、放射を放出する放射装置と、ガス測定室と、検出器ユニットと、評価装置とを備えるガスセンサ機構に関する。ガス測定室の中には、少なくとも1つのガス成分を含む測定ガスが存在する。評価装置は、検出器ユニットの出力信号によりガス成分および/またはその濃度を検出する。放射放出装置は、測定する放射を放出する少なくとも1つの放射源と、少なくとも1つの参照放射源を有しており、参照放射源は周期的にスイッチ投入されて測定する放射を放出する放射源の消耗状態を測定する。評価装置は、参照放射源と測定する放射を放出する放射源をスイッチ投入すると、検出器の出力信号に対する差異に基づき測定する放射を放出する放射源の消耗を検出し、必要ならば、消耗を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、主請求項の上位概念に基づくガスセンサ機構に関する。
【0002】 (背景技術) 多くのガスは、特に赤外線の波長領域で放射を吸収することが知られており、
こうした吸収は、たとえばCOについては4.24μmという具合に、該当す
るガスについて特徴的な波長で起こる。したがって赤外線ガスセンサを使えば、
ガス成分の存在ないしガス成分の濃度を確立することが可能である。
【0003】 公知の赤外線ガスセンサは、たとえば広帯域の放射源と、吸収区間ないし測定
室と、波長選択素子、たとえば干渉フィルタと、ファブリー・ペロ・フィルタま
たは格子と、放射検出器、たとえば焦電検出器、PbSe検出器、または熱親和
性検出器を有している。放射検出器によって測定される放射強度が、所定の波長
で吸収をするガスの濃度を表す目安になる。広帯域の放射源、および波長選択素
子の代わりに、たとえばLEDやレーザなどの選択性の放射源と、波長選択性で
ない放射受信機とを組み合わせて利用することも公知である。
【0004】 光音響ガスセンサも公知である。光音響ガスセンサの機能原理は、ガス分子の
加熱によって測定室内で起こる圧力変化を、たとえばマイクロフォンなどの音響
検出器によって検出することを基礎としている。加熱は、検出されるべき測定ガ
ス分子によって、放射源の放射エネルギーが吸収されることで引き起こされる。
従来技術に対応する光音響センサの実施形態は、たとえばドイツ特許19525
703に記載されている。
【0005】 このような種類の赤外線ガスセンサや光音響ガスセンサの長期安定性は、主に
、放射源の消耗と、光学系全体の汚れとによって左右される。現在のところ汚れ
は、汚れた粒子を排除する適切なガス透過性フィルタによって防止されている。
【0006】 放射源の消耗を監視するため、1つないし複数のガスセンサが零点ドリフトお
よび感度ドリフトに関して定期的に点検される。そのために、測定されるべきガ
ス成分を含まないガスないし混合ガスをガスセンサに噴霧して、零点の位置を決
定する。零点点検の後、測定されるべきガス成分の濃度がわかっている混合ガス
をガスセンサに噴霧し、このとき得られた測定値を設定値と比較する。このよう
な較正作業は、通例、訓練を受けた人員によって行われなくてはならず、したが
って非常にコストが高くなる。
【0007】 赤外線ガスセンサの放射源の消耗を監視する別の方法は、測定ガスのどのガス
成分もさほど吸収をしない波長で、光学フィルタを備える第2の放射検出器を、
放射強度の検出のために利用することである(US5341214参照)。得ら
れた2つの信号の比率を求めることで、すなわち測定信号と参照信号の比率を求
めることで、放射源の消耗が補正される。検出器はガスセンサの主なコスト要因
であることや、2倍の信号処理が必要となることから、このようなガスセンサは
比較的高価である。そのうえ、温度変化があると検出器の異なるドリフトが生じ
てしまう可能性がある。
【0008】 さらに、2つの放射源を備える赤外線ガスセンサもあり、この場合、一方の放
射源の光路はガス測定室を通過せず、それによって光学系の汚れや他方の放射源
の消耗を調べようとするものである。しかしこれは原理的に、測定されるべきガ
ス成分を含まない参照ガスを使わなければ不可能である。
【0009】 同様に、ガス室内にある2つの光源が、放射検出器から異なる間隔をおいて配
置される機構が公知である。両方の放射源は異なる周波数で変調され、検出器信
号が復調される。異なる周波数の出力信号が入り乱れて配分されるので、両方の
放射源のあいだの間隔から有効光路が得られる。しかしこれらの放射源は均等に
消耗するのではないため(図10参照)、放射源の消耗によってセンサのドリフ
トが強まるという結果になりかねない。
【0010】 (発明の開示) 本発明の課題は、独立請求項の上位概念に基づくガスセンサ機構をさらに改良
して、構成部品に大きな追加のコストをかけたり較正用ガスを必要とすることな
く、放射源の消耗を高い信頼性で監視できるようにすることである。
【0011】 この課題は本発明によれば、上位概念の構成要件と関連する、独立請求項の特
徴部に記載の構成要件によって解決される。
【0012】 追加の放射源、すなわち時間的な間隔をおいてスイッチ投入される参照放射源
によって、参照放射源を作動させたときの検出器の出力信号と、測定放射源を作
動させたときの検出器の出力信号とを比較することで、測定放射源の消耗を発見
することができる。このとき参照放射源は通常の測定の役目をするのではなく、
測定放射源の消耗を調べるために大きな監視間隔をあけて作動させられる。参照
放射源は測定放射源よりはるかに稀にしか作動させられず、すなわち大きな時間
間隔をあけて作動させられ、そのためセンサの耐用期間中にさして消耗しないの
で、参照放射源の消耗は無視することができる。本発明の実施形態により、較正
用ガスを用いることなく、測定放射源の消耗の低コストかつ確実な発見が可能で
ある。
【0013】 従属請求項に記載の方策によって、有利な発展と改良が可能である。
【0014】 好適には、各放射源と検出器の間の有効光路は等しい長さである。この条件の
もとでは、参照源と測定源についてのセンサ較正曲線は等しい。
【0015】 2つ以上の放射源を備えるガスセンサの別の利点は故障に対する安全性が高い
ことであり、すなわち、測定源が故障したときには、追加源でセンサを引き続き
作動させる。この場合に有利な実施形態は、測定源と、参照源と、追加測定源な
いし追加参照源という3つの放射源を備えるガスセンサである。それによって、
このセンサの耐用寿命を何倍にも伸ばすことができる。それに加えて参照放射源
の最低限の消耗を、1つまたは複数の別の放射源によって補正することができる
【0016】 参照測定の回数、およびこれに伴う参照放射源の消耗は、追加のローコスト放
射検出器(たとえばSiフォトダイオード)を単に組み込むことによって、所要
の最低限度まで抑えることができる。このとき追加の放射検出器によって、1つ
のスペクトル領域(たとえば850nm)における測定放射源の消耗が監視され
、参照放射源は、ローコスト検出器で測定したときの測定源の放射強度が一定の
値だけ変化した場合にのみ使用される。
【0017】 (発明を実施するための最良の形態) 本発明の実施例が図面に示されており、以下において詳しく説明する。 図1に示すガスセンサ機構は赤外線ガスセンサ機構として構成されており、評
価・制御装置14とたとえばプラグ機構によって接続された、通常は1つのユニ
ットとして構成される赤外線ガスセンサ1を有している。
【0018】 図1に示す赤外線ガスセンサ1の概略構造図では、符号7で測定放射源、符号
8で参照放射源がそれぞれ示されている。放射源7,8は好適には各々のパラメ
ータの点で同一であり、広帯域の放射スペクトルで放射を行う。ガスセンサの作
動時には、測定ガス濃度を測定するために測定放射源7が使用され、そのために
測定放射源を連続的に、またはパルス動作で作動させることができる。それに対
して参照放射源8は、測定放射源7の消耗を調べるために大きな時間間隔でしか
スイッチ投入されない。放射源7,8は、検出されるべきガスまたは複数のガス
成分が混ざった混合ガスが測定室11を通して、赤外線放射を送る。ガスセンサ
は流動式のセンサ機構として、すなわち流動測定セルとして、または拡散に依拠
するセンサとして構成されていてよい。前者の場合、ガスは測定室11を通って
流れるのに対し、後者の場合にはガスがダイヤフラムを介して、他の部位は閉じ
られている測定室11に拡散していく。
【0019】 放射源7,8と間隔をおいて、測定室11を通過した後に放射が検出器13に
当たるように、放射検出器13が配置されている。干渉フィルタ12がガス測定
室11と検出器13の間に介在しており、好適には、測定されるべきガスの吸収
波長に相当する放射だけを透過させる。干渉フィルタ12は放射検出器ハウジン
グに直接内蔵されていてもよい。異なるガスについての吸収波長は、たとえばC
については4.24μm、CHについては3.46μm、COについては
4.64μm、NOについては5.3μm、フレオンについては10.9μmで
ある。当然ながら、干渉フィルタの代わりに別の光学帯域通過フィルタや波長選
択素子を用いることもできる。
【0020】 放射検出器13と放射源7および8は、放射検出器13からの出力信号を処理
し、放射源7,8を発動させ、測定放射源7の消耗に関するデータを検出して考
慮し、測定ガスの濃度に関する情報を供給する評価・制御装置14と接続されて
いる。放射源7,8は、それぞれ放射検出器までの光路9,10の異なる光路長
を有している。
【0021】 図2には別の実施例が図示されており、ここでは放射源7,8は好適には互い
に密着して、かつ放射検出器13に対して左右対称に配置されて、各々の放射が
ほぼ等しい強度で放射検出器13に当たるとともに、測定室13を通る各々の光
路9および10の有効長が等しくなるようになっている。この場合、両方の放射
源は同一のハウジングの中に格納されていてもよい(たとえば1つのガラス球の
中の2つまたはそれ以上の渦巻フィラメント)。
【0022】 一方では、赤外線ガスセンサ1は、放射検出器13が干渉フィルタ12ととも
に放射源7,8に直接対向するように配置され、放射源7,8によって直接放射
されるように構成されていてよい。他方では、放射源7,8から送出された光が
光路9,10に沿って、測定室11の内部でも外部でも1つまたは複数の反射表
面によって導かれ、放射検出器13に転送されてもよい。
【0023】 測定放射源7ないし参照放射源8から送出される光は、測定室11と光学フィ
ルタ12を通過して、最終的に放射検出器13に当たる。検出されるべきガスが
測定室11の中に存在していれば、測定室を通って放射された光の一部が、測定
ガスの吸収領域に相当する波長領域で測定ガス分子によって吸収される。それに
よって引き起こされる、放射検出器13に記録される光強度の低下は、次のラン
バート・ベールの法則に従う。 aは、光学フィルタ12の透過領域における、測定されるべきガスの吸収率であ
る。 Cは、測定室11における、測定されるべきガスの濃度である。 Lは、光路9ないし10の有効長である。 Iは、測定ガス分子による減少がないときの、放射検出器13に当たる放射の
強度である。 Iは、測定室11の中に検出されるべきガスが存在するときの、放射検出器1
3に当たる放射の強度である。
【0024】 本来の測定をする前にセンサを較正し、このときにはパラメータ、たとえばガ
スの種類と濃度、温度等は既知であり、すなわち、放射検出器13の出力信号と
測定室11の中の測定ガス濃度とを結びつける少なくとも1つのセンサ特性曲線
が作成される。
【0025】 測定で生成される放射検出器13の出力信号は、センサ較正中に求めたセンサ
特性曲線を用いて測定ガスの濃度を算出する評価・制御装置14に供給される。
測定中のガスセンサ温度を検出して、測定ガス濃度の算出時にこれを考慮するこ
ともできる。
【0026】 放射検出器13に対する放射源7,8のこうした配置に基づいて、測定室11
の中の測定ガス濃度に関わりなく、次の条件が成立する: このとき、 Uは、測定放射源7を作動させたときの放射検出器13の出力信号であり、 Uは、参照放射源8を作動させたときの放射検出器13の出力信号であり、 Fは、比率係数であり、このとき好適には放射源7および8ができるだけ等しく
選択され、それによって、センサが新しい場合には値F=1という結果につなげ
ることが可能である。
【0027】 測定が経過するにつれて測定放射源7の作動時間は参照放射源8の作動時間よ
りはるかに長くなるので、時間とともに両方の放射源の消耗状態が異なるために
比率係数Fの値は変化する。
【0028】 放射源7,8を任意に配置した場合(図1参照)における消耗の修正は、次の
ようにして数学的に構想される。
【0029】 時点t=0で製造されたときの初期較正の際に、両方の放射源7,8について
の較正関数が記憶される。 このとき、 Cは、測定室の中の測定されるべきガスの濃度であり、 Cは、修正プロセス中における測定室の中の測定されるべきガスの濃度であり
、 Lは、測定放射源から検出器までの放射の有効光路であり、 Lは、参照放射源から検出器までの放射の有効光路である。
【0030】 UQuelle(時間、濃度): U(0,0),U(0,0)は、測定室の中に検出されるべきガスが存在し
ない場合に、時点t=0で測定源ないし参照源を作動させたときの検出器の出力
信号であり、 U(0,C),U(0,C)は、測定室の中に検出されるべきガスが存在し
ている場合に、時点t=0で測定源ないし参照源を作動させたときの検出器の出
力信号である。
【0031】 2つの放射源についての各信号の比率係数Fは濃度依存的である:
【0032】 作動している時間tの後、測定源の較正関数は次のように変化する:
【0033】 次に修正プロセスを実行する。この時点で、測定されるべきガスの濃度はC に等しい。そこで次式が得られる。
【0034】 U(t,0)=U(0,0)なので(参照源8はほとんど消耗しない)、
方程式(6)は式(2)と等価であり、参照源8の記憶されている較正関数を、
測定t,Cの時点における測定されるべきガスの濃度を算定するのに利用する
ことができる。
【0035】 このCと式(1)を用いて、消耗していない測定源の信号値を算出する。続
いて、消耗していない測定源の算出された信号と(測定源については較正関数が
決定されている)、測定源の実際の信号との比率を、修正係数Kとして算出する
【0036】 (4),(5),および(8)から、測定源の修正された較正関数について次
式が得られる。
【0037】 そして較正関数(9)を、次回の修正プロセスまで利用することができる。修
正は、たとえば一次または二次の較正関数の場合と同じようにして可能である。
【0038】 放射源7,8を左右対称に配置した場合(図2参照)の消耗の修正は、次のよ
うになる: 検出器に対して左右対称に配置された2つの放射源を使用する場合、時点t=
0では、濃度に対する次のような信号依存性が成立する:
【0039】 時点t=0のとき、両方の放射源の間の比率係数F(0,C)は次のように求
められる。
【0040】 2つの放射源についての各信号の比率は、2つの光路Lが等しい長さなので、
濃度に依存しない。
【0041】 したがって次式が成り立つ:
【0042】 先ほど採用した較正関数(式1’)によって、次式が成立する。
【0043】 作動している時間tの後、測定源の較正関数は変化する。測定されるべきガス
の濃度が任意のとき、時間tにおいて次式が成り立つ:
【0044】 これより、濃度に依存しない比率係数F(t)が得られる。
【0045】 U(t,0)=U(0,0)なので(参照源8はほとんど消耗しない)、
次式が成り立つ。
【0046】 測定放射源の放射強度の時間的変化は、比率係数F(t)を求めることで補正
される。すると式(6’)および式(9’)とともに、較正関数について次式が
成り立つ:
【0047】 比率係数F(t)は次回の参照作業まで利用することができる。
【0048】 2つの放射源の配置が左右対称でないときは、たとえば使用開始前に試験ガス
で較正を行う。センサが作動しているときに、一定の時点で参照放射源のスイッ
チを投入する。
【0049】 時点tにおける測定源の消耗を修正するための上に説明したようなアルゴリ
ズムは、図式的に言えば次のように進行する: 1.まず最初に、測定源を作動させて検出器信号U(t)を決定する。 2.次いで、参照源を作動させて検出器信号U(t)を測定する。 3.参照源は滅多に作動することがなく、したがって安定性を保っているので、
参照源について記憶されている較正関数を用いて、測定されるべきガスの目下の
周囲濃度C(t)を算定するために値U(t)を利用する。 4.値C(t)を出発点として、測定源についての逆較正関数を用いて、消耗
していない測定源の検出器信号に相当しているはずの検出器信号U(0)を算
出する。 5.次いで、U(t)とU(0)のそれぞれの値を比較することで修正係
数Kを求める。たとえば次のようになる:K(t)=U(0)/U(t ) 6.引き続いて測定源による測定を繰り返して行い、検出器信号U(t)と
、修正プロセスの開始時における値U(t)とを比較する。許容される以上
に大きな差異が存在していれば(その基準は事前に決めておく)、測定を繰り返
さなくてはならない。時間間隔(t−t)および(t−t)は、拡散に
起因して生じるガスセンサの反応時間よりもはるかに短いのが好ましい。それに
より、修正プロセスのあいだ、測定されるべきガスの濃度がほぼ一定であること
が保証される。 7.そして、上に説明したようにして算出した修正係数K(t)を、消耗に起
因して生じる測定源の較正関数のずれを補正するのに利用する。たとえば本例で
は、これから測定する検出器信号の値と、修正係数Kとを乗算するのがよい:U korr =U gemessenxK(t)。次いで値U korrと、測
定源について記憶されている較正関数とを用いて、測定されるべきガスの濃度の
正しい値Cを算出する。 8.修正係数K(t)の値は、次回の修正プロセスが実行されるまで利用され
る。 9.続いて、記憶されている較正関数で濃度計算を実行する。これは、求められ
る精度ないし求められる測定範囲に応じて、たとえば一次関数、二次関数、もし
くは指数関数で行うことができる。
【0050】 左右対称な構造の場合の比率係数Fを求めるには、同じく一定の時間でセンサ
の作動中に参照放射源をスイッチ投入する。2つの有効光路が等しい長さである
かどうかを制御するため、たとえば使用開始前に測定されるべきガスの既知のガ
ス濃度をセンサに供給して、測定放射源ないし参照放射源の濃度依存性をチェッ
クする。依存性が同じであれば、たとえば参照源で濃度較正を1回だけ実施する
【0051】 時点tにおける測定源の消耗を修正するためのアルゴリズムは、図式的に言
えば次のように進行する: 1.まず最初に、測定源を作動させて検出器信号U(t)を測定する。 2.次いで、参照源を作動させて検出器信号U(t)を測定する。 3.比率係数Fの算定は、U(t)とUR(t)のそれぞれの値を比較す
ることで行う。たとえば次のようになる:F(t)=U(t)/U(t ) 4.引き続いて測定源による測定を繰り返して行い、検出器信号U(t)と
、修正プロセスの開始時における値U(t)とを比較する。許容される以上
に大きな差異が存在していれば(その基準は事前に決めておく)、測定を繰り返
さなくてはならない。時間間隔(t−t)および(t−t)は、拡散に
起因して生じるガスセンサの反応時間よりもはるかに短いのが好ましい。それに
より、修正プロセスのあいだ、測定されるべきガスの濃度がほぼ一定であること
が保証される。 5.そして、上に説明したようにして算出した比率係数F(t)を、消耗に起
因して生じる測定源の較正関数のずれを補正するのに利用する。たとえば本例で
は、これから測定する検出器信号の値と、F係数とを乗算するのがよい:U orr =U gemessenxF(t)。次いで値U korrと、参照源
について記憶されている較正関数とを用いて、測定されるべきガスの濃度の正し
い値Cを算出する。 6.値F(t)は、次回の修正プロセスが実行されるまで利用される。 7.続いて、参照源について記憶されている較正関数で濃度計算を実行する。こ
れは、求められる精度ないし求められる測定範囲に応じて、たとえば一次関数、
二次関数、もしくは指数関数で行うことができる。
【0052】 測定放射源の消耗の修正は、次のような方策によって行うことができる。
【0053】 一つの可能性は、測定放射源7が作動しているときの検出器出力信号を、参照
放射源8が作動しているときの値に合わせて標準化することにある。この場合、
ガスセンサの特性曲線は、参照放射源8を作動させたときの検出器出力信号を対
象とすることになる。センサの通常の作動中、検出器13の出力信号を常に比率
係数Fと乗算してから、濃度の適合化をするための特性曲線を測定値に適用する
。したがって、時間に伴う比率係数Fの変化が自動的に考慮される。
【0054】 別の実施例では放射検出器13に可変増幅器が後置され、この可変増幅器の増
幅度は、最新の比率係数Fないし修正係数Kの関数として評価・制御装置14で
再調整されて、測定放射源7で作動させたときと参照放射源8で作動させたとき
の増幅器の出力信号が等しくなるようになっている。この実施例では、従属制御
される増幅度が、越えてはならない限界値としての最大値に達することによって
、測定放射源7ないしガスセンサの耐用寿命の終わりを早期に発見することが可
能である。
【0055】 さらに別の実施例では測定放射源7が調節可能に構成され、すなわち、測定放
射源7の放射強度が評価・制御ユニット14によって再調整されて、比率係数の
特定の値、たとえばF=1、ないしは修正係数の特定の値が、ガスセンサの作動
中に常に維持されるようになっている。時点tで測定された比率係数F(t)な
いし修正係数K(t)と、各々の初期値F(0)ないしK(0)との差異が所定
の限界値を越えない限り、消耗の補正は上に説明した方策によって行われる。
【0056】 しかしこの差異が大きくなりすぎて所定の限界値を越えると、たとえば評価・
制御装置14によって信号が生成されて、測定放射源7の耐用寿命の終わりが表
示され、通常であればこれに伴ってガスセンサ自体の耐用寿命の終わりが表示さ
れる。
【0057】 ガスセンサ1の利点は故障に対する安全性が高くなることである。測定放射源
7が全面的に故障した場合、障害が取り除かれるまでのあいだ、通常、測定放射
源7の代わりに測定放射源8で赤外線センサ1を作動させることができる。別の
実施例では2つを超える放射源が使用され、それによってセンサの耐用寿命が延
びるとともに、上に述べたようなやり方で、たとえば参照放射源の消耗の追加的
な補正を行うことができる。
【0058】 図3は赤外線ガスセンサ2を示しており、ここでは赤外線センサ1(図1,図
2)とは異なり、干渉フィルタ12が放射源7,8とガス測定室11との間に介
在している。
【0059】 図4は、複数のガス成分を同時に測定するための赤外線ガスセンサ3を示して
いる。この赤外線ガスセンサ3は、一列になって放射源7,8に対向するように
配置された複数の放射検出器15,16,17を含んでいる。その間に測定室1
1が介在する。放射源7,8は、放射検出器15,16,17に対して左右対称
に配置されているので、2つの放射源とそれぞれの放射検出器との間隔は等しく
なっており、2つの放射源はそれぞれの放射検出器をほぼ等しく照射する。放射
源は、たとえば放射源が配置されている揃え線が、放射検出器15,16,17
が配置されている揃え線に対して垂直に延びるように、互いに密着して配置する
ことができる。この赤外線ガスセンサ3は、たとえば測定されるべき3種類のガ
スないしガス成分用として構成されており、干渉フィルタ18,19,20が内
蔵された放射検出器15,16,17は、測定されるべきガスに合わせて異なる
波長に調整されている。2種類のガスないしガス成分だけを測定することもでき
、第3の検出器は参照用としての役目をし、そのために第3の検出器は、有利に
はどのガスも放射吸収をしない(たとえばe,0μm)波長用として設計された
干渉フィルタを有している。さらに、すべての検出器を1つの検出器ハウジング
に組み込むことも同じく可能である(直方体検出器)。
【0060】 図5は、評価・制御装置14と接続された赤外線ガスセンサ4のさらに別の実
施形態を示している。ここでの符号21は、測定放射源7ないし参照放射源8か
ら出てくる放射を測定室11に反射するアルミニウム製のリフレクタを表してい
る。この場合、放射源7および8は同一型式の小型グロー放電管として構成され
ている。放射源7,8の放射は、内側から研磨された特殊鋼管22によって、波
長選択的な放射検出器13へと案内される。管22はガス測定室11を局限して
いる。
【0061】 さらに、放射検出器13ないしガスセンサ4全体の温度を記録する温度センサ
23が設けられている。ここで説明した構成部材はすべて、機械的な安定性と電
気的な接触を得るために、1枚の配線板25の上に配置されている。
【0062】 プラグ24を介して接続された評価・制御装置14は、放射検出器13および
温度センサ23からの出力信号を処理し、放射源7,8を制御し、測定放射源7
の消耗に関するデータを記録し、測定ガスの濃度に関する情報を供給する。
【0063】 図6は、機械的に安定していて再現性のある赤外線ガスセンサ5の構造を得る
ための、さらに別の実施形態を模式的に示している。このような再現性のある構
造を保証するために、金属ブロック28が使用される。穴は、前置された、また
は検出器ハウジングに直接組み込まれた光学帯域通過フィルタとともに、放射検
出器13を位置決めする役目を果たす。放射検出器13に対向するように、検出
器13のところで合流する2本の光路が8°の角度で穿設されている。2つの光
路の角度は任意の大きさであってよいが、好ましくは、所与の光路でセンサの寸
法ができるだけ小さく保たれるように選択する。測定室11を構成するこれらの
光路に、2つの放射源7および8が、検出器から等しい距離をおくように取り付
けられている。光路に対して垂直な3つの穴26は、拡散して入ってくる検査さ
れるべきガスの流入部としての役目をする。これらの穴は、埃その他の粒子を防
ぐためにガス透過性フィルタ27によって被覆されている。金属ブロック28全
体は、放射源7および8や検出器13を電気接触させるために配線板25の上に
取り付けられている。検出器の後に組み付けられた温度センサ23は、温度を記
録する役目をする。評価・制御装置への電気接続は、配線板25に組み込まれて
いるプラグ24で行われる。
【0064】 図7は、測定セル31と、測定放射源7と、参照放射源8と、光学帯域通過フ
ィルタ12と、音響検出器ないしマイクロフォン30と、ガス透過性ダイヤフラ
ム29と、評価・制御装置14とを備える光音響ガスセンサ6の模式的な構造を
断面図で示している。放射源7,8は、有利には互いに密着して配置され、それ
によって帯域通過フィルタ12をできるだけ等しく照射するようになっている。
それぞれの放射源に独自の帯域通過フィルタが付属している別の実施形態も考え
られる。各放射源による測定セル31の照射具合は、図7ではそれぞれ異なって
いる。
【0065】 図8では放射源7,8が、図7とは異なり、測定セル31の少なくとも1本の
対称軸に対して測定セル31に関して左右対称に配置され、かつ/または実質的
に等しい立体角で放射を行う。
【0066】 放射源7,8はパルス式の動作をするが、それ以外の代替動作も可能である。
帯域通過フィルタ12のところでのフィルタリングの後、放射源7,8から送出
された光は測定セル31に入る。光学帯域通過フィルタ12の透過領域は、好ま
しくは測定されるべきガス分子によって吸収される放射だけが透過されるように
調整されている。測定されるべきガスがガスセンサ6の周囲にあると、このガス
はガス透過性ダイヤフラム29を通って測定セル31に侵入し、そこで光を吸収
して発熱する。この発熱によってガスは膨張して圧力変調を生成し、この圧力変
調がマイクロフォン30によって電気信号に変換される。測定放射源7は、ガス
センサ6を作動させるために使用される。参照放射源8は、所定の時間間隔で定
期的に稀にしか使用されず、それによって測定放射源7の消耗を調べて、測定ガ
ス濃度を算出するときにこれを考慮する。場合によっては参照放射源8を、マイ
クロフォン30の機能の監視にも、また測定放射源7が故障したときにセンサを
作動させるためにも利用することができる。
【0067】 マイクロフォンからの出力信号の評価、および消耗の補正は、前述した各実施
例と同様にして行われる。
【0068】 参照測定の回数、およびこれに伴う参照源8の消耗は、図9に示すように、測
定放射源に付属する追加の「ローコストな」つまり安価な放射検出器32(たと
えばSiフォトダイオード)を単に組み込むことによって、必要最低限に抑える
ことができる。この場合、追加の放射検出器32によって測定放射源7の消耗を
たとえば850nmの波長で監視し、参照放射源8は、検出器32で測定される
測定源7の放射強度が特定の値だけ変化した場合にのみ使用される。
【0069】 図10は、サブミニアチュアランプの典型的な消耗の様子を、VCH社の型式
番号T1 5V 60mAを例にとって示す図である。このテストのため、20
秒ごとに約200msのあいだランプをオンにした。図から明らかにわかるよう
に、信号変化の方向や大きさについて、放射源の消耗に関する一般的な説明をす
ることはできない。図示しているドリフトは図5に示す左右対称に構成されたガ
スセンサを対象としたものであり、光路長は25mmとし、干渉フィルタを内蔵
するPerkin Elmer Optoelectronics社の型式番号
LHi807 TC G2の焦電放射検出器を用いている。
【0070】 図11は、図10のうちもっともドリフトしやすい2つの放射源と、それに伴
って行われるドリフト補正の結果を示している。図から明らかなように、ここで
は約40000パルスの予備消耗の後、測定放射源の消耗をおよそ±40ppm
COの誤差範囲で補正することができる。
【0071】 参照源は、パルス比率(参照源/測定源)が1:4000の場合、センサの作
動時間全体(たとえば10年)で合計わずか1日分しか作動しないので(A’−
A)、参照源のドリフトはきわめて小さく抑えることができる。
【0072】 図12には、干渉フィルタを内蔵するPerkin Elmer Optoe
lectronics社の型式番号LHi807 TC G2の放射検出器と、
型式番号VCH T1 5V 115MAの放射源とを用いた、図5に示す左右
対称に構成されたガスセンサについて、ガス測定室の中の測定ガス濃度に対する
修正係数Fの依存性がCOについて示されている。図から明らかなように、こ
のセンサの修正係数Fの依存性による表示誤差は最大でCO15ppmである
【0073】 図13は、干渉フィルタを内蔵するPerkin Elmer Optoel
ectronics社の型式番号LHi807 TC G5の放射検出器と、型
式番号VCH T1 5V 115mAの放射源とを用いた、図5に示す左右対
称に構成されたガスセンサの測定結果をCHについて示している。ここでは測
定源を1時間ごとに標準化している。
【0074】 赤外線ガスセンサの長期不安定性のさらに別の原因は、放射源を作動させるた
めに利用される電圧が時間的に変化する可能性があることである。この電圧の実
際の値と、較正の際に設定された値とが違っていると、放射源の放射強度の変化
につながり、したがってセンサ信号の時間的な変化につながる。
【0075】 放射源の放射強度は励起電圧に依存しており、励起電圧は、使用するコンポー
ネントの種類によっては時間とともにドリフトする可能性があるので、こうした
ドリフトに対する補正も必要になる場合がある。本発明によれば、必要なドリフ
ト補正を具体化するために多くの方法を適用することができる。
【0076】 こうした補正を可能にするため、センサ作動中に、適用している測定記録に応
じて放射源に印加される電圧を、放射源のスイッチ投入の前、途中、および後で
測定し、較正のときに求めた電圧の初期値と比較する。そうすれば、こうして求
めた放射源電圧の変化を、それによって引き起こされるセンサ信号の変化を補正
ないし補償するために明確に利用することができる。そのために次のような技術
的解決法を採用することができる: 1.センサの製造時に、放射源電圧の変化に対する検出器出力信号の較正を、セ
ンサで使用される各々の放射源について求めて記憶しておく(U較正)。後でセ
ンサの作動時に、このデータを利用して、時間とともに発生する放射源電圧のド
リフトを補正する。放射源電圧が初期値からわずかにしか変化していない場合、
別の可能性もあり得るが、印加される放射源電圧値に対する検出器信号の依存性
はたとえば線形である。必要なU較正は、センサの温度較正および濃度較正とと
もに実施する。そのために、ゼロ空気(測定されるべきガスがゼロである)の中
で印加される放射源電圧の複数の(有利には2つの)値で、および場合により測
定されるべきガスの少なくとも1つの既知の濃度で、それぞれ検出器信号を求め
、そこから得られる関数を記憶しておく。たとえば放射源電圧の初期値での測定
と、若干異なる電圧値での2回目の測定とを行う。こうしたU較正をどのように
実施するかは、技術的に次のようなさまざまな形で解決することができる:a)
相応に適合化されたセンサ回路で、直接的にさまざまな放射源電圧を生成するこ
とができ、これはセンサ独自のマイクロコントローラによって制御される;b)
他方、工場でのU較正のときに、所要の可変の電圧値を較正台でセンサに外部か
ら印加し、次いで較正データ(U較正)を記憶することができる。 2.センサ製造時に特定の型式の放射源を使用するときは、同一ロットまたは同
一型式の種々の放射源についてシリアル検査をすることで、放射源電圧に対する
検出器出力信号の統計的な平均依存性を求めることができる。そしてこの関数に
よってセンサ作動中に、当該型式ないし当該ロットのランプを備えるすべてのセ
ンサについて、放射源電圧のドリフトを補償する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、参照放射源ないし測定放射源と検出器との間の光路長が任意である、
本発明に基づくガスセンサ機構の第1実施例の構造を示す模式図である。
【図2】 図2は、左右対称の構造をもつ、本発明に基づくガスセンサ機構の別の実施例
の構造を示す模式図である。
【図3】 図3は、本発明のさらに別の実施例に基づくガスセンサ機構を示す模式図であ
る。
【図4】 図4は、複数のガス成分を検出するための本発明による赤外線ガスセンサを示
す模式図である。
【図5】 図5は、本発明に基づく赤外線センサ機構の設計例である。
【図6】 図6は、本発明に基づくガスセンサ機構の別の実施例である。
【図7】 図7は、光音響ガスセンサ機構として構成された本発明の実施例を示す模式的
な構造図であり、この場合、各放射源による測定室の照明はそれぞれ異なってい
てよい。
【図8】 図8は、光音響ガスセンサ機構として構成された本発明の実施例を示す模式的
な構造図であり、この場合、測定室の均等な照明が行われる。
【図9】 図9は、追加の検出器を備える本発明のさらに別の実施例である。
【図10】 図10は、さまざまな光における消耗曲線の一例である。
【図11】 図11は、測定源の消耗曲線とその補正である。
【図12】 図12は、測定ガス濃度に対する比率係数の依存性を示す図である。
【図13】 図13は、図5に示すセンサの測定結果を時間軸に沿って示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミューラー,ホルガー ドイツ国 D−48155 ミュンスター,フ ーベルティシュトラーセ 11 Fターム(参考) 2G047 AA01 BA04 BC14 BC15 CA04 CA07 EA11 GD02 2G059 AA01 BB01 CC04 CC05 CC13 EE01 EE11 EE16 GG03 GG10 HH01 JJ02 JJ03 KK08 MM01 NN05

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射を放出する放射装置と、ガス測定室と、検出器装置と、
    評価装置とを備え、ガス測定室の中には少なくとも1つのガス成分を含む測定ガ
    スがあり、評価装置はガス成分および/またはその濃度を検出器装置の出力信号
    に依存して決定するガスセンサ機構において、放射装置が少なくとも1つの測定
    放射源(7)と少なくとも1つの参照放射源(8)を有しており、参照放射源(
    8)は測定放射源(7)の消耗状態をチェックするために時間的な間隔をおいて
    スイッチ投入され、評価装置(14)は、参照放射源(8)がスイッチ投入され
    ているときと測定放射源(7)がスイッチ投入されているときの検出器装置の出
    力信号に関する差異に基づいて測定放射源(7)の消耗を判定し、場合によりこ
    の消耗を補正することを特徴とするガスセンサ機構。
  2. 【請求項2】 検出器装置(13)が、ガス測定室を通過するときの強度の
    変化を記録する少なくとも1つの放射検出器を含んでおり、または、ガス測定室
    の中に入った放射の吸収による測定ガスの圧力変化を記録するマイクロフォンを
    含んでいることを特徴とする、請求項1記載のガスセンサ機構。
  3. 【請求項3】 測定放射源(7)と参照放射源(8)が、各々の光路(9,
    10)が検出器装置(13)からの等しい有効光路長を有するように配置されて
    おり、またはガス測定室の対称軸に対して左右対称に位置していることを特徴と
    する、請求項1または2記載のガスセンサ機構。
  4. 【請求項4】 ガス測定室が少なくとも1つの対称軸を有しており、検出器
    はこれらの対称軸のうちの1つの上に位置しており、放射源(7および8)はこ
    の対称軸に対して左右対称に、検出器から等しい距離をおいて配置されているこ
    とを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載のガスセンサ機構。
  5. 【請求項5】 ガス測定室が少なくとも1つの対称軸と、これらの対称軸の
    うちの1つに対して左右対称に配置された、特に帯域通過フィルタである光入射
    窓とを有しており、放射源(7および8)はこの対称軸に対して左右対称に、光
    入射窓から等しい距離をおいて配置されていることを特徴とする、請求項1から
    3までのいずれか1項記載のガスセンサ機構。
  6. 【請求項6】 評価回路(14)が、参照放射源(8)がスイッチ投入され
    ているときと測定放射源(7)がスイッチ投入されているときの検出器装置の各
    出力信号の比率の変化に基づいて消耗を判定することを特徴とする、請求項1か
    ら5までのいずれか1項記載のガスセンサ機構。
  7. 【請求項7】 少なくとも1つの波長選択素子(12)が設けられており、
    その波長領域は測定ガスに合わせて調整されるとともに、各放射源とガス測定室
    との間および/または検出器装置の少なくとも1つの検出器に付属していること
    を特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項記載のガスセンサ機構。
  8. 【請求項8】 異なるガス成分および/またはその濃度を測定するために、
    異なる波長選択素子をもつ複数の放射検出器(15から17)が設けられている
    ことを特徴とする、請求項7記載のガスセンサ機構。
  9. 【請求項9】 波長選択素子が、検出器に組み込まれた、または検出器に前
    置された干渉フィルタとして構成されていることを特徴とする、請求項7または
    8記載のガスセンサ機構。
  10. 【請求項10】 消耗を補正するために測定放射源(7)がその放射強度に
    関して制御可能であることを特徴とする、請求項1から9までのいずれか1項記
    載のガスセンサ機構。
  11. 【請求項11】 測定放射源(7)の消耗を補正するために、増幅度を制御
    可能な増幅器がそれぞれの検出器に後置されていることを特徴とする、請求項1
    から10までのいずれか1項記載のガスセンサ機構。
  12. 【請求項12】 評価装置(14)が、差異に依存する計算によって、濃度
    を決定するときに測定放射源(7)の消耗を考慮することを特徴とする、請求項
    1から10までのいずれか1項記載のガスセンサ機構。
  13. 【請求項13】 消耗によって発生する測定放射源の変化を、測定されるべ
    きガスの吸収帯域とは異なるスペクトル領域で測定する放射検出器が測定放射源
    (7)に付属しており、その変化が所定の値を上回ったときに参照放射源が使用
    されることを特徴とする、請求項1から12までのいずれか1項記載のガスセン
    サ機構。
  14. 【請求項14】 複数の放射源、有利には3つの放射源が設けられているこ
    とを特徴とする、請求項1から13までのいずれか1項記載のガスセンサ機構。
  15. 【請求項15】 放射源の動作電圧を監視するための監視ユニットと、差異
    がある場合に電圧を再調整および/または補正するための制御ユニット/調節ユ
    ニットとが設けられていることを特徴とする、請求項1から15までのいずれか
    1項記載のガスセンサ機構。
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