JP2003501607A - 改良された冷却チャンバの形態を有する飲料ディスペンサ - Google Patents

改良された冷却チャンバの形態を有する飲料ディスペンサ

Info

Publication number
JP2003501607A
JP2003501607A JP2001501554A JP2001501554A JP2003501607A JP 2003501607 A JP2003501607 A JP 2003501607A JP 2001501554 A JP2001501554 A JP 2001501554A JP 2001501554 A JP2001501554 A JP 2001501554A JP 2003501607 A JP2003501607 A JP 2003501607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beverage dispenser
cooling fluid
evaporator coil
cooling
cooling chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001501554A
Other languages
English (en)
Inventor
シモンズ,ダーレン・ダブリュー
ホーキンス,ジョン・トーマス,ジュニア
Original Assignee
ランサー・パートナーシップ・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ランサー・パートナーシップ・リミテッド filed Critical ランサー・パートナーシップ・リミテッド
Publication of JP2003501607A publication Critical patent/JP2003501607A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67DDISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B67D1/00Apparatus or devices for dispensing beverages on draught
    • B67D1/08Details
    • B67D1/0857Cooling arrangements
    • B67D1/0858Cooling arrangements using compression systems
    • B67D1/0861Cooling arrangements using compression systems the evaporator acting through an intermediate heat transfer means
    • B67D1/0864Cooling arrangements using compression systems the evaporator acting through an intermediate heat transfer means in the form of a cooling bath

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 コンパクトな寸法を保ちつつ、使い易さを向上させ且つより低温度にて飲料分与能力及び分与される飲料の量の双方を増し得るように改良された構成要素の形態を有する飲料ディスペンサである。飲料ディスペンサは、その内部に保持された冷却流体を有する冷却チャンバを画定するハウジングと、給水管と、製品供給管と、冷却流体内に実質的に完全に漬かった再冷却管と、給水管及び二酸化ガス発生源と接続された冷却チャンバ内の炭酸水発生器と、ハウジングに取り付けられ、飲料を供給し得るように製品供給管に接続され且つ再冷却管及び給水管の少なくとも一方に接続された分与弁と、冷却流体を冷却する冷凍ユニットとを備える。該冷凍ユニットは、冷却流体内に実質的に完全に漬かった蒸発器コイルを含む。単一体である蒸発器コイルは、外側部分と、均一に分配された凍結した冷却流体スラブを形成し得るよう外側コイル部分内に配置され且つ該外側コイル部分から実質的に片寄りさせた内側コイル部分とにより画定された実質的に同心状のコイルを含む。飲料ディスペンサは、関係する取り付けねじを飲料ディスペンサから分離することを必要とせずに構成要素の部品を除去し且つ飲料ディスペンサに取り付けることを容易にする取り付けブラケットを含む、使い易さを向上させた構成要素の形態を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】
発明の分野 本発明は、全体として飲料ディスペンサに関し、より具体的には、但し、非限
定的に、飲料分与能力及びより低温度にて分与される飲料の量の双方を増大させ
る、構成要素の形態が改良された飲料ディスペンサに関するものである。
【0002】
【関連技術の説明】
セルフサービス型の飲料ディスペンサの人気及び普及性が増大しつつある。よ
り多くの人々が、飲料ディスペンサから好みの飲料を選ぶ今日の便利さを以前に
増して利用している。このように、カップを置き且つ弁を作動させることにより
、飲料ディスペンサは、5.56℃(42゜F)以下の業界の標準のような、所
望の温度にて所望の飲物を所定の量にてカップ中に分与する。
【0003】 新たな商業施設内に設置された飲料ディスペンサは、狭い貯蔵スペースに対し
てその他の製品と競わなければならない。従って、多数の顧客に十分に供与する
ことのできるコンパクトな設計の飲料ディスペンサが要望されている。従って、
より小型であり、従って、内部の冷凍ユニットがより効率的でない飲料ディスペ
ンサを特徴とするコンパクトな設計は、5.56℃(42゜F)という標準以下
の温度にて多数の顧客の飲料を供与する能力を損なう。最終的に、コンパクトな
飲料ディスペンサの設計者は、多数の顧客に対応し得るように冷凍ユニットの冷
却効率を向上させる必要性を認識している。
【0004】 ゴーレット(Goulet)に対して1994年11月29日付けで発行され
た、米国特許第5,368,198号には、コンパクトさを飲料の分与能力の増
大と組み合わせようとする飲料ディスペンサが開示されている。作動時、冷凍ユ
ニットは、冷却チャンバ内の冷却流体を冷却し、その冷却流体が冷却チャンバ内
に設けられた冷凍ユニットの蒸発器コイルの周りでスラブとして凍結するように
する。攪拌器モータが軸を介してインペラを駆動し、凍結していない冷却流体を
冷却チャンバの周りで循環させる。
【0005】 適正に循環するためには、凍結した冷却流体スラブの下方で、その側部の周り
で、またその頂部の上方にて凍結していない冷却流体を安定状態に流し、また、
その中心を通って戻るようにすることを必要とする。凍結していない冷却流体を
上記の経路に沿って循環させることは、冷飲物を製造し且つ飲料の分与能力を増
す熱伝導過程にとって必須のものである。かかる循環は、凍結していない冷却流
体と冷却チャンバ内に配置された、比較的より高温度の製品、水、及び炭酸水と
の間の熱伝導を可能にする。
【0006】 具体的には、凍結していない冷却流体は製品及び水供給管からまた、一部分、
炭酸水の供給管から熱を受け取り、その熱を冷却チャンバの周りを循環する凍結
した冷却流体スラブに供給する。従って、凍結した冷却流体は溶融して熱を製品
、水及び炭酸水から放散し、得られる冷飲料は冷却製品として分与され、また、
炭酸水又は、水は所望の飲物を形成する作用を果たす。残念なことに、米国特許
第5,368,198号に開示された飲料ディスペンサの炭酸水の供給管は、飲
料ディスペンサの炭酸水発生器から出る炭酸水を完全に冷却させることができな
い。特に、より高温の周囲雰囲気に過剰な時間露呈されることにより、冷却流体
の浴の外側に伸びる炭酸水の供給管の一部分は、その部分に沿って冷却流体に対
する何ら所望の熱交換が行われない程度に加熱されるため、飲料ディスペンサの
冷却効率の全体を低下させることになる。
【0007】 更に、米国特許第5,368,198号は、共に接続された2つの部品から成
る蒸発器コイルを特徴としており、これにより、一連の内側及び外側コイル部分
が同一の水平面に沿って位置するようにする。従って、形成される凍結スラブは
内側及び外側コイル部分が同一の水平面内に位置する箇所である領域の周りで膨
れ、凍結していない冷却流体はスラブの中空の内側部分により画成された通路を
通って流れることが極めて困難となる。このように、膨れの不適切な分配状態は
、望ましくない程に狭小な通路を形成し、これにより冷却流体が貫通して満足し
得る程度に流れることができず、又は幾つかの場合、通路の上で完全に凍結する
ことにより冷却流体の自由流れを著しく妨げ又は完全に停止させる可能性がある
【0008】 同一の仕方にて、その膨れは冷却流体の凍結スラブが成長し且つ冷却チャンバ
の壁内に伸長するのを許容することにより飲料ディスペンサの全体を完全に凍結
させる可能性がある。従って、凍結していない冷却流体の自由な流れを妨げる作
用を果たすかかる障害は、飲料ディスペンサの全体的な冷却効率を低下させるこ
とになる。
【0009】 従って、貯蔵スペースが殆ど不要であり、また、製品、水及び炭酸水の供給管
と凍結していない冷却流体との間にて最大の熱伝導を許容し、これにより冷却効
率、従って、最終的に飲物の分与能力を増大させることを可能にするコンパクト
な飲料ディスペンサが長年の課題とされる。
【0010】
【発明の概要】
本発明によれば、構成要素の形態が改良された飲料ディスペンサは、頂部分及
び底部分を有し、内部に冷却流体が保持された冷却チャンバを画定するハウジン
グを備える。該飲料ディスペンサは、冷却流体中に実質的に完全につかり且つ給
水源と接続された給水管と、冷却チャンバ内に配置され且つ給水管並びに二酸化
炭素ガス発生源と接続された炭酸水発生器とを備える。該飲料ディスペンサは、
冷却流体内に実質的に完全につかり且つ炭酸水発生器と接続された再冷却管を更
に備える。更に、該飲料ディスペンサは、冷却チャンバ内に実質的に完全につか
り且つ製品供給源と接続された製品供給管を備える。このように、飲料ディスペ
ンサにより所望の飲物を形成するのに必要な冷却水、冷却した炭酸水及び冷却し
た製品の供給分は、炭酸水発生器、給水管、再冷却管及び製品供給管によって提
供される。
【0011】 更に、再冷却管及び給水管は、冷却流体の流れを冷却チャンバの周りで方向決
めし得るように互いに協働する位置に配置される。冷却チャンバの配置を容易に
するため、再冷却管は、冷却流体の流れを冷却チャンバの周りで方向決めする通
路によって形成された折曲がった形態とすることができる。飲料ディスペンサは
、ハウジングに取り付けられた分与弁を更に備える。該分与弁は、飲料を供給す
べく製品供給管に接続され且つ再冷却管及び給水管の少なくとも一方に接続され
る。
【0012】 実質的に冷却チャンバの中央に配置された蒸発器コイルを含む冷凍ユニットは
、冷却流体を冷却する。単一体としての蒸発器コイルは外側コイル部分と、該外
側コイル部分内に配置され且つ該外側コイル部分から実質的に片寄りさせた内側
コイル部分とにより画定された実質的に同心状のコイルを備える。実質的に片寄
りさせたコイルは、蒸発器コイルの周りで凍結する凍結したスラブを均一に分配
し、凍結した冷却流体スラブの周りで且つ該スラブの中空の内側部分により画定
された通路を通って凍結していない冷却流体が最適に流れるのを最終的に許容す
るための改良された設計である。特に、内側及び外側コイル部分の各々は隣接す
る部分に対して冷却する凍結した冷却部分を発生させ、これにより、凍結した冷
却流体スラブを形成するための形成時間を短縮する。
【0013】 更に、冷却流体が冷却して最大の冷却効果のある均一なスラブを形成すること
を確実にするため、隣接する内側及び外側コイル部分の間に最適な水平方向距離
及び最適な垂直方向距離がそれぞれ提供される。熱伝導を更に向上させるため、
内側コイル部分及び/又は外側コイル部分は冷却チャンバの頂部分及び底部分に
対して実質的に平行になるようにすることができる。蒸発器コイルはまた、粗い
外面組織、薄い肉厚及び/又は蒸発器コイルの周りで最大の熱伝導を最も促進す
る材料組成物を有する形態とすることができる。
【0014】 使い易さ(serviceability)を向上させる飲料ディスペンサの構成要素の形態
は、その内部に物が落下するのを防止する単一の継目無しの一体の部品として製
造されたハウジングと、そのハウジングの頂部に取り付けられたハウジングプラ
ットフォームと、ハウジングの頂部に取り付けられる連続的な面を形成し得るよ
うにハウジングプラットフォームと接続されたコンプレッサデッキプラットフォ
ームと、該コンプレッサデッキプラットフォームに固着されたコンプレッサとを
備える。ハウジングは、使い易さを向上させる丸い形態を含む。更に、コンプレ
ッサデッキプラットフォームは、ハウジングプラットフォームから除去し且つハ
ウジングプラットフォームに挿入可能な形態とされる。
【0015】 コンプレッサデッキプラットフォームは、そのコンプレッサデッキプラットフ
ォームの頂部に固着された電子部品のハウジングアセンブリと、コンプレッサデ
ッキプラットフォームの頂部に固着された攪拌器モータとを備える。電子部品の
ハウジングアセンブリ及び/又は攪拌器モータは、取り付けブラケットと、取り
付けブラケットと協働可能に係合した取り付けねじとによってコンプレッサデッ
キプラットフォームに固着される。
【0016】 取り付けブラケットは、関連する取り付けねじを飲料ディスペンサから分離す
ることを必要とせずに、取り外し且つ飲料ディスペンサに取り付けることを容易
にする。取り付けブラケットは、少なくとも1つの摺動穴を形成し、摺動穴の各
々は、取り付けねじの頭部が取り付けブラケットを通り抜けるのを許容するのに
十分に幅が広い取り外し部分と、取り付けブラケットを飲料ディスペンサに固着
し得るよう取り付けねじの頭部を取り付けブラケットの上方に保つのに十分に幅
が狭い取り付け部分とを含む。
【0017】 このため、本発明の1つの目的は、コンパクトな寸法を保ちつつ、飲料分与能
力及びより低温度にて分与される飲料の量の双方を増し得るように改良された構
成要素の形態を備える飲料ディスペンサを提供することである。
【0018】 本発明の更なる目的は、凍結していない冷却流体と蒸発器コイル、製品供給管
、給水管、炭酸水の供給管との間にて最大の熱伝導を実現し得るよう冷却効率が
向上した飲料ディスペンサを提供することである。本発明の更に別の目的は、使
い易さを向上させる構成要素の形態を含む飲料ディスペンサを提供することであ
る。本発明のその他の目的及び特徴及び有利な点は、以下の説明を参照すること
で当該技術分野の当業者に明らかになるであろう。
【0019】
【好ましい実施の形態の詳細な説明】
要求されるように、本明細書には本発明の詳細な実施の形態が開示されるが、
これら開示された実施の形態は、色々な形態にて具体化可能な発明の単に一例に
しか過ぎないことを理解すべきである。図面は必ずしも正確な縮尺通りではなく
、特定の構成要素又はステップの詳細を示すため幾つかの機能部分は誇張して示
すことがある。
【0020】 図1乃至図5に図示するように、飲料ディスペンサ10は、ハウジング11と
、冷凍ユニット13と、分与弁16A乃至16Cとを備える。一方、ハウジング
11は、冷却チャンバ12を画定する前面壁15Aと、後部壁15Bと、側壁1
5C、15Dと、底部15Eとを備える。更に、冷却チャンバ12は典型的に水
である冷却流体を保持する。
【0021】 製品供給管71乃至73は、冷却チャンバ12の前部に位置し且つ任意の適当
な取り付け手段を使用して該冷却チャンバ内に取り付けられる。製品供給管71
乃至73の各々は、製品供給源(図示せず)と連通した入口を有する。製品供給
管71乃至73の各々は、分与弁16A乃至16Cに対し製品を供給し得るよう
それぞれ分与弁16A乃至16Cに接続する1つの出口を更に備える。1つの代
替的な実施の形態において、製品供給管71乃至73は、各々が循環する冷却流
体と熱運動力学的に相互作用し得るよう製品供給管の各々に沿ってより大きい表
面積を提供することにより熱伝導を一層容易にし得る螺旋状の形態を含む。
【0022】 このような螺旋状の形態の一例は、その開示内容を参考として引用し本明細書
に含めた米国特許出願第09/136,086号に記載される。3つの製品供給
管及び分与弁が開示されるが、当該技術分野の当業者は、追加的な製品供給管及
び分与弁又はより少ない製品供給管及び分与弁を任意の組み合わせにて具体化す
ることも可能であることが認識されよう。
【0023】 好ましい実施の形態において、冷却チャンバ12は、冷却チャンバ12の底部
に配置することを許容し得る折れ曲がった形態を有する給水管14を含む。給水
管14は任意の適当な取り付け手段を使用してハウジング11の底部15Eに取
り付けられる。給水管14への入口101は主水ポンプ75に接続される一方、
該主水ポンプは水道管のような任意の適当な外部の給水源に接続される。給水管
14を冷却チャンバ12の底部に配置し、該給水管が冷却流体中に実質的に完全
につかるようにすることは、給水管14内の水を比較的より低温の冷却流体との
熱伝導を介して冷却することを許容する。給水管14内の水を冷却することは、
2つの明確な機能を果たす。
【0024】 第一に、飲料ディスペンサ10は、給水管14の淡水出口102を通じて冷却
した淡水を分与し、第二に、給水管14内の淡水は、冷却チャンバ12内に配置
された炭酸水発生器18内に供給される前に「予め冷却される」。特に、給水管
14からの出口103はT字形コネクタに接続され、該T字形コネクタは、給水
管14から受け取った水を炭酸水発生器18に供給する。更に、炭酸水発生器1
8は、二酸化炭素供給源(図示せず)に接続され且つ該二酸化炭素供給源から二
酸化炭素を受け取って給水管14から供給された水に炭酸を加える。炭酸水発生
器18は任意の適当な取り付け手段を使用して冷却チャンバ12の前部内に取り
付けられる。
【0025】 比較的少量の冷却水が淡水出口102によって偏向されるため、給水管14内
の冷却水の大部分は、炭酸水発生器18を通るときに炭酸が付与される。炭酸水
発生器18に供給される前に冷却された水は、炭酸化過程を向上させる点で極め
て望ましい。
【0026】 この好ましい実施の形態において、冷却チャンバ12は、再冷却管100を備
えており、これにより、炭酸水は出口104を通って炭酸水発生器18から出て
且つ入口105を介して再冷却管100に入る。再冷却管100は、冷却チャン
バ12の底部に配置することを許容し得るように折り曲がった形態を含む。再冷
却管100は、給水管14と協働するように配置され、再冷却管100及び給水
管14は共に双方が以下に説明するように冷却チャンバ12の周りで凍結してい
ない冷却流体の流れを方向決めする作用を果たす。更に、再冷却管100が実質
的に完全に冷却流体中につかるように再冷却管を冷却チャンバの底部に配置する
ことにより、再冷却管100はその内部の炭酸水を比較的より低温度の冷却流体
との熱伝導を介して「再冷却する」ことを許容する。
【0027】 再冷却管100を冷却チャンバ12内に導入することは、飲料ディスペンサ1
0の分与能力を著しく増すことになる。特に、分与弁16A乃至16Cが長時間
使用されないとき、再冷却管100は飲物が分与される用意ができる迄、完全に
冷却流体中に漬かったままであるため、再冷却管100は、炭酸水、従って飲物
を業界の標準温度以下にて分与する飲料ディスペンサ10の能力を著しく増すこ
とになる。より具体的には、再冷却管100からの冷却した炭酸水は、製品供給
管71乃至73からの冷却した製品と組み合わさり、再冷却管の存在しない飲料
ディスペンサと比べて比較的より低温度の飲料を形成し、これにより、その全体
的な寸法を増すことなく飲料ディスペンサ10の飲料分与能力を著しく向上させ
ることになる。
【0028】 分与弁16A乃至16Cの1つを通じて所望の飲料にアクセスしたとき、炭酸
水が出口106を通じて再冷却管100から出て且つ所定の分与弁に入り、所望
の製品と混合され、次に、その下方のカップに分与されるようにする。所望の製
品を製品供給管71乃至73から分与弁16A乃至16Cに圧送するため製品ポ
ンプ76乃至78が設けられる。一方、分与弁16A乃至16Cは、蛇口板16
Dによってハウジング11の前面壁15Aに固着される(図2参照)。分与弁1
6A乃至16Cの下方にはしずく受けトレー123が設けられる。しずく受けト
レー123は上方の弁により放出された飲料のしずく分を集めるため任意の適当
な手段を使用して前面壁15Aの下方部分に固着される。更に、飲料ディスペン
サ10を飲料のしずく分及び弁からの撥ね出し分の望ましくない蓄積から保護し
得るように、洗浄の容易な撥ね出し防止板122が任意の適当な手段を使用して
前面壁15Aの前面に固着される。
【0029】 この好ましい実施の形態において、冷却チャンバ12は、冷凍ユニット13を
含む。冷凍ユニット13は、コンプレッサ115と、凝縮器アセンブリ33と、
コンプレッサデッキプラットフォーム110とを含む標準的な飲料ディスペンサ
の冷凍ユニットである。一方、凝縮器アセンブリ33は、凝縮器コイル34と、
凝縮器コイル34を亙って空気を吹き出して熱伝導を促進するファン36と、凝
縮器コイル34を収容し且つファン36を支持する空気方向設定シュラウド11
7とを備える。空気方向設定シュラウド117は、凝縮器コイル34とファン3
6によって吹き出された空気との間の熱伝導を促進するのに最適な形態とされる
。ファン36は、空気方向設定シュラウド117に取り付けられ、また凝縮器コ
イル34は任意の適当な取り付け手段を使用して空気方向設定シュラウド117
内に固着される。
【0030】 コンプレッサ115、凝縮器アセンブリ33、電子部品のハウジングアセンブ
リ116及び攪拌器モータ37はコンプレッサデッキプラットフォーム110の
頂部に取り付けられる一方、蒸発器コイル35はその下方に取り付けられる。コ
ンプレッサデッキプラットフォーム110は、ハウジング11の頂部に取り付け
られる1つの連続面を形成し得るようにハウジングプラットフォーム38に一体
的に固着されており、このため、蒸発器コイル35は給水管14及び再冷却管1
00の真上にて且つ冷却チャンバ12の中央部分の実質的に周囲にて冷却流体内
に実質的に完全に漬かった状態にある。更に、コンプレッサデッキプラットフォ
ーム110は、洗浄又はメンテナンスの間ハウジングプラットフォーム38から
容易に除去し得る形態とされる。コンプレッサデッキプラットフォーム110に
加えて、主ポンプ75及び小型ポンプ76乃至78はハウジングプラットフォー
ム38に固着される。
【0031】 冷凍ユニット13は、任意の標準的な飲料ディスペンサの冷凍ユニットと同様
に作動して冷却チャンバ12内に存在する冷却流体を冷却し、冷却流体が蒸発器
コイル35の周りでスラブとして凍結するようにする。冷凍ユニット13は冷却
流体を冷却し且つ最終的に凍結させて、冷却流体と製品、水及び炭酸水との間の
熱伝導を促進し、飲料ディスペンサ10から冷飲料を分与することができるよう
にする。しかし、冷却流体を完全に凍結する結果、非効率的な熱交換となるため
、電子部品のハウジングアセンブリ116内の冷却流体バンク制御装置(図示せ
ず)は、冷却流体が完全に凍結するのを防止し得るようにコンプレッサ115を
調節し、凍結した冷却流体スラブが製品供給管71乃至73まで成長するの許容
するのに十分な時間コンプレッサ115が作動することは絶対にないようにする
【0032】 この好ましい実施の形態において、蒸発器コイル35は、実質的に片寄りさせ
た交番的なコイルの系統、すなわち冷却チャンバ12の実質的に中央に配置され
た内側コイル部分35a及び外側コイル部分35bにより画定された単一体であ
る(図3及び図4参照)。コイル部分は、実質的に片寄りさせてあり、このため
、外側コイル部分35bの各々は内側コイル部分35aと異なる水平面内にある
。実質的に片寄りさせたコイルは、蒸発器コイル35の周りで凍結する凍結スラ
ブを均一に分配する改良された設計であり、凍結した冷却流体スラブの周りで且
つスラブの中空の内側部分により画定された通路を通って最終的に、凍結してい
ない冷却流体が最適に流れるのを許容する。
【0033】 これに反して、米国特許第5,368,198号は、同一の水平面に沿って位
置する一連の内側コイル部分及び外側コイル部分を有する蒸発器コイルを特徴と
している。従って、米国特許第5,368,198号の蒸発器コイルは、内側コ
イル部分及び外側コイル部分が同一の水平面内に位置する箇所である領域の周り
で凍結した冷却流体の膨れ部分が不適切に分配されることになる。全体として、
これらの膨れ部分は不均一な凍結スラブを画定し、このスラブは、冷却チャンバ
の周りの冷却流体の自由な流れを著しく妨げ又は完全に停止させる。特に、この
膨れ部分は凍結したスラブ内に望ましくない程に狭小な通路を形成し、これによ
り冷却流体が満足し得る程度に貫通して流れることができないようにし、又は、
場合によっては、通路及び飲料ディスペンサの全体の上方で完全に凍結する。
【0034】 従って、蒸発器コイル35は、入口35c及び出口35dを有しており、これ
ら入口及び出口を通って冷媒流体は連続的に流れ、これにより、作動時、冷却流
体が蒸発器コイル35の周りで凍結するのを許容する。図4に図示するように、
冷却流体が凍結して最大の冷却効果を有する均一なスラブを形成することを確実
にするため、隣接する内側及び外側コイル部分35a、35b間で最適な高さh
及び最適な幅wがそれぞれ提供される。
【0035】 内側コイル部分35a及び外側コイル部分35bの外面組織の各々は、異なる
熱伝導率を許容し得るような形態とすることができる。例えば、粗い表面組織を
有するコイル部分は、蒸発器コイル35の周りで凍結した冷却流体が成長するの
を促進し得るようより長時間流体がコイル部分に「付着する」ことを許容するこ
とにより、冷却流体の流れ速度を遅くする。外面組織の形態を設定するのと全く
同一の仕方にて、コイル部分の肉厚を異なる熱伝導率に対応し得るような形態と
することが可能であることが当該技術分野の当業者には認識されよう。コイル部
分の材料組成はまた、均一に分配された凍結冷却流体スラブの成長を促進し得る
ように異なる熱伝導率に対応し得るように当該技術分野の当業者がその形態を設
定可能である。
【0036】 凍結していない冷却流体内に配置され且つ軸の端部に固着されたインペラ(図
示せず)を軸(図示せず)を介して駆動し得るように攪拌器モータ37がコンプ
レッサデッキプラットフォーム110に取り付けられる。凍結していない冷却流
体を凍結した冷却流体の周りで循環させ、また、給水管14、再冷却管100及
び製品供給管71乃至73の周りで循環させるべく攪拌器モータ37がインペラ
を駆動する。インペラは、凍結していない冷却流体を循環させ、より低温度の冷
却流体とより高温度の製品、水及び炭酸水との間で通常生じる熱伝導を促進する
。凍結していない冷却流体に熱を与える、製品供給管71乃至73、給水管14
及び再冷却管100を通って流れる製品、水及び炭酸水から熱伝導が行われる。
【0037】 一方、凍結していない冷却流体は、その熱を凍結した冷却流体スラブに伝導し
、このスラブはその熱を受け取り且つこれに応答して溶融し、これにより、冷却
チャンバ12内に「液体」すなわち凍結していない冷却流体を提供することによ
り、熱運動サイクルを終結する。製品、水及び炭酸水から冷却流体内に最初に伝
導された熱は、凍結した冷却流体スラブが溶融することを介して連続的に飛散さ
れる。従って、その熱の飛散及びこれに相応する凍結した冷却流体スラブの溶融
は、凍結した冷却流体を業界の標準よりも理想的な程に低い0℃(32゜F)と
いう望ましい温度に保つことになる。
【0038】 上述した熱伝導の効果は、凍結していない冷却流体と凍結した冷却流体スラブ
との間の表面積の程度に直接、関係する。すなわち、凍結していない冷却流体が
その最大程度の表面積に沿って凍結した冷却流体スラブに接触するならば、熱伝
導は著しく増大する。給水管14及び再冷却管100を冷却チャンバ12の底部
分に配置し且つ製品供給管71乃至73を冷却チャンバ12の前面部分に配置す
る結果、飲料ディスペンサ10は、凍結した冷却流体スラブの表面に沿って凍結
していない冷却流体が最大程度に接触する状態を保つ。この最大程度に接触する
状態は、給水管14及び再冷却管100が折れ曲がった形態であること、及び製
品供給管71乃至73が螺旋状の形態であることにより更に実現される。
【0039】 具体的には、蒸発器コイルの中央部分から製品供給管及び給水管を省くことに
より、製品供給管及び給水管の一方又は双方が蒸発器コイルの中央に配置された
飲料ディスペンサで経験されるような、凍結していない冷却流体の流れを妨害す
ることが解消されることになる。更に、蒸発器コイル35の寸法を増すことによ
り、凍結した冷却スラブがより大きく形成される。特に、製品供給管71乃至7
3を冷却チャンバ12の前面部分に配置することは、ハウジング11の高さをこ
れに相応して増すことなく、蒸発器コイル35の寸法を大きくすることを許容す
る。また、凍結した冷却流体スラブがより大きいことは、凍結していない冷却流
体との熱伝導のためのより大きい表面積を提供することになる。この凍結してい
ない冷却流体から凍結した冷却流体スラブへの熱伝導を通じて冷却効率が向上す
ることは、飲料ディスペンサ10のピーク使用期間の間でさえ、凍結していない
冷却流体を0℃(32゜F)の温度に保つことになる。
【0040】 その結果、製品及び水から除去される熱を増大させる能力は、飲料ディスペン
サ10の全体的な飲料分与能力を著しく増すことになる。更に、上記の改造を通
じて、この効率の増大は、凍結していない冷却流体による再冷却管100内の炭
酸水からの熱の除去を可能にすべく冷却チャンバ12内へ再冷却管100を導入
することを最適な程度に促進し、これにより、飲料ディスペンサ10は業界の標
準よりかなり低い温度にて飲料を連続的に供与する飲料ディスペンサ10の能力
を更に向上させることになる。
【0041】 給水管14の折れ曲がった形態は、インペラによる凍結していない冷却流体の
循環の効果を増大させる。図1乃至図2に図示するように、給水管14の折れ曲
がった形態は、凍結していない冷却流体の流れをハウジング11の前面壁15A
及び後部壁15Bに向ける通路を形成することになる。
【0042】 同一の仕方にて、再冷却管100の折れ曲がった形態は、インペラにより凍結
していない冷却流体を循環させる効果を増すことになる。図1及び図2に図示す
るように、再冷却管100の折れ曲がった形態は、凍結していない冷却流体の流
れをハウジング11の前面壁15A及び後部壁15Bに向ける通路を形成する。
更に、再冷却管100及び給水管14の双方が共に凍結していない冷却流体の流
れを冷却チャンバ12の周りで方向設定する作用を果たすように、再冷却管10
0は給水管14と協働関係に配置される。
【0043】 再冷却管100及び/又は給水管100の外面組織はまた、異なる熱伝導率を
許容し得るような形態とすることもできる。例えば、粗い表面組織を有する再冷
却及び/又は給水管は、流体がより長時間通路に「付着する」ことを許容するこ
とにより、冷却流体の流れ速度を遅くし、その供給管内の流体を更に冷却する。
外面組織の形態を設定するのと全く同一の仕方にて、当業者は、再冷却及び/又
は給水管の肉厚は異なる伝導率に対応し得るような形態とすることが可能である
ことが理解されよう。再冷却管及び/又は給水管の材料組成はまた、より低温度
にてより優れた熱吸収率を促進し得るよう異なる熱伝導率に対応すべく当該技術
分野の当業者がその形態を設定可能である。
【0044】 飲料ディスペンサ10は時間を殆ど必要とせずに且つ必要な道具の数が最小限
度で容易に洗浄し且つ供与可能な形態とされることも特に認識すべきである。従
来、飲料ディスペンサ10内に含まれたねじ及び/又はその他の取り付け手段は
、飲料ディスペンサ10の周りの色々な割れ目に落としたり又は冷却チャンバ1
2内に落し、この冷却チャンバ12内で凍結した冷却流体スラブに混入してしま
うことがしばしばであるため、紛失することがある。場合によっては、製造メー
カからのねじは地方の金物店まで行って交換することが容易ではなく、その結果
、ねじを交換できないすなわち標準外の取り付け手段を使用していた。飲料ディ
スペンサ10は、上記の問題点を解消することにより洗浄及び供与の容易性の従
来の必要性を満たすものである。
【0045】 従って、主水ポンプ75及び製品ポンプ76乃至78は洗浄及びメンテナンス
中アクセスが容易であるように飲料ディスペンサ10の前面付近に配置される。
冷却流体バンク制御装置を含む幾つかの電子部品は、集中化されており、また、
コンプレッサデッキプラットフォーム110の頂部に配置された電子部品ハウジ
ングアセンブリ116内に収容される。この好ましい実施の形態において、飲料
ディスペンサ10の矩形のハウジング11は持ち上げ及び輸送が容易であるよう
にその端縁の周りで丸みが付けられており、ねじ及びその他の小さい物がその内
部に落ちるのを防止し得るように飲料ディスペンサ10の周りの不要な穴、空隙
及び割れ目が閉じられる(図5参照)。
【0046】 攪拌器モータ37、電子部品のハウジングアセンブリ116及び主ポンプ75
の各々は、少なくとも1つの取り付けブラケット130を特徴としており、この
ことは、少なくとも1つのブラケット130に対する関連する取り付けねじ13
1を取り外すことなくかかる構成要素を取り付け且つ飲料ディスペンサ10から
除去することを容易にする。特に、取り付けブラケット130の各々は少なくと
も1つの摺動穴132を特徴とする。該摺動穴132は、取り付けねじ131の
頭部が取り付けブラケット130を通り抜けるのを許容するのに十分に幅の広い
取り外し部分と、取り付けブラケット130が飲料ディスペンサ10に強固に固
着されるように取り付けねじ131の頭部を取り付けブラケット130の上方に
保つのに十分に幅の狭い取り付け部分とを含んでいる。作用時、取り付けねじ1
31の頭部が取り付け部分から取り外し部分まで摺動穴132の上方部分に沿っ
て摺動するような仕方にて取り付けブラケット130が移動するのを許容するの
に十分に取り付けねじ131を緩める。
【0047】 次に、取り付けねじ131の頭部が取り付けブラケットを通り抜けるのを許容
することにより、取り付けブラケット130を飲料ディスペンサ10から持ち上
げて離す。このように、取り付けねじ131は飲料ディスペンサ10から完全に
取り外されることなく、取り付けブラケット130は摺動するのに十分な程度だ
け緩められ、これにより、取り付けねじを紛失するという従来、頻繁に生じてい
た問題点を解消する。上述したのと反対の仕方にて、取り付けブラケット130
は飲料ディスペンサ10に固着される。
【0048】 更に、この好ましい実施の形態において、コンプレッサ115は、少なくとも
1つのクリップ135と、少なくとも1つの相応するループ136とを特徴とし
ており、このことは、コンプレッサ115を取り付け且つ飲料ディスペンサ10
から取り外すことを容易にする。特に、ループ136は任意の適当な手段を使用
してコンプレッサデッキプラットフォーム110の表面に固着される。このよう
に、クリップ135をループ136から除去し、次に、コンプレッサ115を飲
料ディスペンサ10から持ち上げて離すことにより、コンプレッサ115をコン
プレッサデッキプラットフォーム110から取り外す。上述した取り付けブラケ
ット130、クリップ135及びループ136以外の、飲料ディスペンサ10内
の構成要素に対するその他の適当な取り付け手段が使用可能であることは当該技
術分野の当業者が認識可能であることを特に強調すべきである。
【0049】 作用時、中空の凍結した冷却流体スラブの内面により画定された通路から凍結
していない冷却流体を給水管14及び再冷却管100に向けて付勢させるように
攪拌器モータ37がインペラを駆動する。凍結していない冷却流体の強制的な流
れが給水管14及び再冷却管100の曲線状の通路に接近すると、これら通路は
、凍結していない冷却流体の流れをハウジング11の正面壁15A及び後部壁1
5Bに向ける。より具体的には、これらの通路は、凍結していない冷却流体の第
一の流れを前面壁15Aに向け且つ凍結していない冷却流体の第二の流れを後部
壁15Bに向ける。
【0050】 凍結していない冷却流体の第一の流れが冷却チャンバ12の前面部分内に流れ
ると、この流れは、製品供給管71乃至73に接触して、その内部を流れる製品
から熱を除去する。更に、凍結していない冷却流体は、凍結した冷却流体スラブ
に接触して、それらの間で熱伝導する。同様に、凍結していない冷却流体の第二
の流れが冷却チャンバ12の後方部分内に流れると、この流れは、凍結した冷却
流体スラブに接触してそれらの間で熱伝導する。
【0051】 凍結していない冷却流体の第一及び第二の流れは、冷却チャンバ12の前面部
分及び後部分からそれぞれ冷却チャンバ12の頂部分内に循環する。凍結してい
ない冷却流体の第一及び第二の流れが冷却チャンバ12の頂部分に入ると、これ
らの流体は、凍結した冷却流体スラブの頂部に接触してそれらの間で熱伝導する
。更に、凍結していない冷却流体の第一及び第二の流れは、凍結した冷却流体ス
ラブの内面により画定された通路内に流れ、この通路にてかかる流れは再度組み
合わさって、凍結した冷却流体スラブに接触して更なる熱伝導を行う。通路に入
る再度組み合わさった冷却流体の流れは、再度、上述した循環が繰り返されるよ
うな仕方にてインペラによって通路から給水管14及び再冷却管100に向けて
付勢される。
【0052】 更に、インペラは、凍結していない冷却流体を凍結した冷却流体スラブの通路
から側壁15C、15Dに向けて推進する。凍結していない冷却流体は、凍結し
ていない冷却流体の第三及び第四の流れに分かれ、これらの流れは、凍結した冷
却流体スラブの頂部の上方で凍結した冷却流体スラブの側部の周りの回路状経路
に沿って流れ、凍結した冷却流体スラブによって画定された通路に戻る。これら
の凍結していない冷却流体の第三及び第四の流れは、製品、水及び炭酸水から凍
結していない冷却流体への更なる熱伝導を生じさせる。
【0053】 従って、凍結した冷却流体スラブの全ての側部の周り及び凍結した冷却流体ス
ラブの通路を通る凍結していない冷却流体に対する完全に自由な経路は、凍結し
た冷却流体と凍結していない冷却流体との間に最大程度の表面積接触を提供する
。この最大程度の表面積接触の結果、製品、水及び炭酸水から凍結していない冷
却流体、従って、凍結した冷却流体スラブへの熱伝導が最大となる。その結果、
その循環量が増し且つそれに相応して熱伝導能力が増すため、ピーク使用時間の
間でさえ、凍結していない冷却流体は、約0℃(32゜F)という業界の標準以
下の温度を保つから、飲料ディスペンサ10は増大した飲料分与能力を有するこ
とになる。
【0054】 凍結していない冷却流体が一定状態で循環しないならば、凍結した冷却流体ス
ラブと前面、後部壁、側壁15A、15B、15C乃至15Dとの間に同一の凍
結していない冷却流体が残ることになる。最終的に、凍結せず、また攪拌されな
い冷却流体は、その凍結を防止するのに十分な熱を製品、水及び炭酸水から受け
取らないため、この冷却流体は凍結する。従って、上述した飲料ディスペンサ1
0の形態によって生じた凍結していない冷却流体の循環量が増大することは、飲
料ディスペンサ10内で大きい飲料分与能力を発生させるのみならず、飲料分与
能力を著しく制限することになるであろう冷却流体の凍結をも防止する。
【0055】 上記の実施例に関して本発明を説明したが、かかる説明は、単に一例のための
目的にしか過ぎず、当該技術分野の当業者に明らかであるように、多くの代替例
、均等例及び種々の程度の変更例が本発明の範囲に属するものである。従って、
その範囲は、上記の説明により何ら限定されるものではなく、特許請求の範囲に
よってのみ規定されるべきものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 改良された冷却チャンバの形態を特徴とする飲料ディスペンサを示す斜視図で
ある。
【図2】 飲料ディスペンサを示す分解図である。
【図3】 改良された冷却チャンバの形態内で特徴を持たせた蒸発器コイルの好ましい実
施の形態を示す平面図である。
【図4】 改良された冷却チャンバの形態内で特徴を持たせた蒸発器コイルの好ましい実
施の形態を示す斜視図である。
【図5】 冷却チャンバの上方に配置されたプラットフォームに設けられた飲料ディスペ
ンサの色々な構成要素を示す平面図である。
【手続補正書】
【提出日】平成13年12月14日(2001.12.14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AE,AL,A M,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA ,CN,CR,CU,CZ,DM,EE,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SD,SG,S I,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA ,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 3E082 BB02 BB07 CC01 DD12 EE04 FF09 3L045 AA07 BA04 CA01 DA02 GA02 PA04 4G035 AA12 AE13 AE15 【要約の続き】 を必要とせずに構成要素の部品を除去し且つ飲料ディス ペンサに取り付けることを容易にする取り付けブラケッ トを含む、使い易さを向上させた構成要素の形態を含 む。

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲料ディスペンサにおいて、 冷却流体を収容する冷却チャンバを画定するハウジングと、 給水源に接続された給水管であって、前記冷却チャンバ内に配置され且つ冷却
    した淡水を提供し得るように冷却流体中に実質的に完全に漬かった給水管と、 給水管及び二酸化炭素ガス発生源と接続される炭酸水発生器であって、炭酸水
    の供給分を提供し得るように冷却チャンバ内に配置された炭酸水発生器と、 製品供給源と接続され且つ冷却した製品を提供し得るように冷却チャンバ内に
    実質的に完全に漬かった製品供給管と、 炭酸水発生器に接続される再冷却管であって、冷却した炭酸水を提供し得るよ
    うに冷却流体内に実質的に完全に漬かった再冷却管と、 ハウジングに取り付けられる分与弁であって、飲料を供給し得るように製品供
    給管に接続され且つ再冷却管及び給水管の少なくとも一方に接続される分与弁と
    、 冷却流体を冷却する冷凍ユニットとを備える、飲料ディスペンサ。
  2. 【請求項2】 請求項1の飲料ディスペンサであって、再冷却管及び給水管
    が、冷却チャンバの周りで冷却流体の流れを方向設定し得るよう互いに協働する
    ように配置された、飲料ディスペンサ。
  3. 【請求項3】 請求項1の飲料ディスペンサであって、再冷却管が、冷却チ
    ャンバ内での配置を容易にし得るように折れ曲がった形態を画定する、飲料ディ
    スペンサ。
  4. 【請求項4】 請求項3の飲料ディスペンサであって、再冷却管の折れ曲が
    った形態が、冷却チャンバの周りで冷却流体の流れを方向設定する通路を形成す
    る、飲料ディスペンサ。
  5. 【請求項5】 請求項1の飲料ディスペンサであって、冷却チャンバが底部
    分及び頂部分を含む、飲料ディスペンサ。
  6. 【請求項6】 請求項1の飲料ディスペンサであって、蒸発器コイルが冷却
    チャンバ内の実質的に中央に配置される、飲料ディスペンサ。
  7. 【請求項7】 冷凍ユニットと共に使用される蒸発器コイルであって、外側
    コイル部分と、該外側コイル部分内に配置され且つ該外側コイル部分から実質的
    に片寄りさせた内側コイル部分とにより画定された実質的に同心状のコイルを備
    える、蒸発器コイル。
  8. 【請求項8】 前記蒸発器コイルが単一体である請求項7の蒸発器コイル。
  9. 【請求項9】 請求項7の蒸発器コイルであって、外側コイル部分が冷却チ
    ャンバの頂部分及び底部分に対し実質的に平行である、蒸発器コイル。
  10. 【請求項10】 請求項7の蒸発器コイルであって、内側コイル部分が冷却
    チャンバの頂部分及び底部分に対し実質的に平行である、蒸発器コイル。
  11. 【請求項11】 請求項7の蒸発器コイルであって、内側コイル部分及び外
    側コイル部分の各々が、隣接する部分に対して凍結する凍結した冷却部分を発生
    させ、これにより凍結した冷却流体スラブを形成するための形成時間を短縮する
    、蒸発器コイル。
  12. 【請求項12】 請求項7の蒸発器コイルであって、外側コイル部分と内側
    コイル部分との間の通路が、凍結していない冷却流体と凍結した冷却流体スラブ
    との間の接触表面積を最大にし得るように形成される、蒸発器コイル。
  13. 【請求項13】 請求項7の蒸発器コイルであって、隣接する片寄りしたコ
    イルがその間の最適な距離を保ち且つ冷却チャンバに対する水平方向距離を保ち
    、これにより冷却流体が隣接する部分の各々の間を流れて、均一に分配された冷
    却流体スラブを形成するのに必要な冷却流体と蒸発器コイルとの間の最大の接触
    を容易にし得るようにした、蒸発器コイル。
  14. 【請求項14】 請求項7の蒸発器コイルであって、隣接する片寄りしたコ
    イルがその間の最適な距離を保ち且つ冷却チャンバに対する垂直方向距離を保ち
    、これにより冷却流体が隣接する部分の各々の間を流れて均一に分配された冷却
    流体スラブを形成するのに必要な冷却流体と蒸発器コイルとの間の最大の接触を
    容易にし得るようにした、蒸発器コイル。
  15. 【請求項15】 請求項7の蒸発器コイルであって、粗い外面組織を更に備
    え、これにより蒸発器コイルの周りの熱伝導を最大にする、蒸発器コイル。
  16. 【請求項16】 請求項7の蒸発器コイルであって、薄い肉厚を更に備え、
    これにより蒸発器コイルの周りの熱伝導を最大にする、蒸発器コイル。
  17. 【請求項17】 請求項7の蒸発器コイルであって、より低温度にて熱吸収
    を最も促進する材料組成を更に備える、蒸発器コイル。
  18. 【請求項18】 飲料ディスペンサであって、その内部に物が落ちるのを防
    止し得るよう継目無しの一体構造に作られたハウジングを含む使い易さを向上さ
    せた構成要素の形態を含む、飲料ディスペンサ。
  19. 【請求項19】 請求項18の飲料ディスペンサであって、ハウジングが使
    い易さを向上させるように丸い形態を含む、飲料ディスペンサ。
  20. 【請求項20】 請求項18の飲料ディスペンサであって、 蒸発器コイルが冷却流体内に実質的に完全に漬かる且つ冷却チャンバの実質的
    に中央部分の周りにあるように蒸発器コイルを支持すべくハウジングの頂部に取
    り付けられたハウジングプラットフォームと、 ハウジングの頂部に取り付けられる1つの連続的な面を形成し得るようハウジ
    ングプラットフォームと接続されたコンプレッサデッキプラットフォームと、 該コンプレッサデッキプラットフォームに固着されたコンプレッサと、 該コンプレッサデッキプラットフォームに固着された凝縮器アセンブリと、 コンプレッサ及び該凝縮器アセンブリをコンプレッサデッキプラットフォーム
    に固着する手段とを更に備える、飲料ディスペンサ。
  21. 【請求項21】 請求項20の飲料ディスペンサであって、コンプレッサデ
    ッキプラットフォームがハウジングプラットフォームから除去し且つ該ハウジン
    グプラットフォーム内に挿入可能な形態とされる、飲料ディスペンサ。
  22. 【請求項22】 請求項20の飲料ディスペンサであって、コンプレッサデ
    ッキプラットフォームが、 コンプレッサデッキプラットフォームの頂部に固着された電子部品のハウジン
    グアセンブリと、 該電子部品のハウジングアセンブリをコンプレッサデッキプラットフォームに
    固着する手段とを更に備える、飲料ディスペンサ。
  23. 【請求項23】 請求項22の飲料ディスペンサであって、電子部品のハウ
    ジングアセンブリをコンプレッサデッキプラットフォームに固着する手段が、取
    り付けブラケットと、該取り付けブラケットと協働可能に係合した取り付けねじ
    とを備え、これにより、関係する取り付けねじを飲料ディスペンサから分離せず
    に、取り付けブラケットを介して電子部品のハウジングアセンブリを飲料ディス
    ペンサから除去し且つ該飲料ディスペンサに取り付けることができるようにした
    、飲料ディスペンサ。
  24. 【請求項24】 請求項23の飲料ディスペンサであって、取り付けブラケ
    ットが、少なくとも1つの摺動穴を画定し、該穴の各々が、取り付けねじの頭部
    が取り付けブラケットを通るのを許容するのに十分に幅の広い取り外し部分と、
    取り付けブラケットを飲料ディスペンサに固着し得るよう取り付けねじの頭部を
    取り付けブラケットの上方に保つのに十分に狭小な取り付け部分とを有する、飲
    料ディスペンサ。
  25. 【請求項25】 請求項20の飲料ディスペンサであって、 冷却流体を冷却チャンバ内で循環させ得るようにコンプレッサデッキプラット
    フォームに固着された攪拌器モータと、 該攪拌器モータをコンプレッサデッキプラットフォームに固着する手段とを更
    に備える、飲料ディスペンサ。
  26. 【請求項26】 請求項25の飲料ディスペンサであって、攪拌器モータを
    コンプレッサデッキプラットフォームに固着する手段が、取り付けブラケットと
    、該取り付けブラケットと協働可能に係合した取り付けねじとを備え、これによ
    り、関係する取り付けねじを飲料ディスペンサから分離せずに、取り付けブラケ
    ットを介して攪拌器モータを飲料ディスペンサから除去し且つ該飲料ディスペン
    サに取り付けることができるようにした、飲料ディスペンサ。
  27. 【請求項27】 請求項26の飲料ディスペンサであって、取り付けブラケ
    ットが、少なくとも1つの摺動穴を画定し、該穴の各々が、取り付けねじの頭部
    が取り付けブラケットを通るのを許容するのに十分に幅の広い取り外し部分と、
    取り付けブラケットを飲料ディスペンサに固着し得るよう取り付けねじの頭部を
    取り付けブラケットの上方に保つのに十分に狭小な取り付け部分とを有する、飲
    料ディスペンサ。
JP2001501554A 1999-06-04 2000-06-02 改良された冷却チャンバの形態を有する飲料ディスペンサ Pending JP2003501607A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/326,527 1999-06-04
US09/326,527 US6286720B1 (en) 1999-06-04 1999-06-04 Beverage dispenser with an improved cooling chamber configuration
PCT/US2000/015347 WO2000075067A1 (en) 1999-06-04 2000-06-02 Beverage dispenser with an improved cooling chamber configuration

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003501607A true JP2003501607A (ja) 2003-01-14

Family

ID=23272600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001501554A Pending JP2003501607A (ja) 1999-06-04 2000-06-02 改良された冷却チャンバの形態を有する飲料ディスペンサ

Country Status (11)

Country Link
US (3) US6286720B1 (ja)
EP (2) EP1200336B1 (ja)
JP (1) JP2003501607A (ja)
CN (2) CN1702034A (ja)
AU (1) AU764959B2 (ja)
BR (1) BR0011344A (ja)
CA (2) CA2375281C (ja)
DE (1) DE60031984T2 (ja)
ES (2) ES2371499T3 (ja)
MX (1) MXPA01012430A (ja)
WO (1) WO2000075067A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006518443A (ja) * 2003-01-22 2006-08-10 ソン チョル パク 穀物冷蔵庫
JP2013537300A (ja) * 2010-09-16 2013-09-30 レッド・ブル・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 冷蔵庫
US9335090B2 (en) 2010-07-22 2016-05-10 Red Bull Gmbh Refrigerator

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1313354C (zh) 2001-09-06 2007-05-02 曼尼托沃食品服务有限公司 小量饮料配发器
GB2397369B (en) * 2001-10-19 2005-11-16 Manitowoc Foodservice Co Inc Beverage dispenser with integral ice maker
US7080525B2 (en) * 2002-09-06 2006-07-25 Mccann's Engineering & Mfg. Co. Drink dispensing system
US7077293B2 (en) * 2003-07-17 2006-07-18 Mccann's Engineering & Mfg. Co. Drink dispensing system
US6957547B2 (en) * 2003-09-17 2005-10-25 Delphi Technologies, Inc. Variable capacity condensing unit
US20050252933A1 (en) * 2004-05-17 2005-11-17 Todd Manisco Lighting system for beverage dispenser
US7168261B2 (en) * 2004-09-23 2007-01-30 Lancer Partnership, Ltd Icemaker adapter
US7641074B2 (en) * 2005-09-15 2010-01-05 Lancer Partnership, Ltd. Multiple flow circuits for a product dispenser
JP2009011302A (ja) * 2007-07-02 2009-01-22 Shinyo Industries Co Ltd 水中冷却水温維持装置
US20090145160A1 (en) * 2007-11-27 2009-06-11 Ubidia Fernando A Beverage dispensing unit and ice bin combination
BR112012005293A2 (pt) * 2009-09-09 2016-03-22 Strauss Water Ltd sistema de controle de temperatura para um líquido
US8251572B2 (en) * 2010-06-28 2012-08-28 Vita-Mix Corporation Apparatus for releasing a cup from the cup holder of a food mixing machine
ITTO20110621A1 (it) * 2011-07-14 2013-01-15 N&W Global Vending Spa Distributore automatico di bevande in tazza a piu' punti di erogazione di bevande e con indicazione luminosa del punto di erogazione della bevanda selezionata
US10059580B2 (en) * 2014-05-06 2018-08-28 Manitowoc Foodservice Companies, Llc Modular beverage cooling system
CN105444487B (zh) * 2014-05-30 2018-10-09 青岛海尔特种电冰柜有限公司 一种罐/瓶体饮品的冷藏方法
US11124406B1 (en) * 2014-07-13 2021-09-21 Sestra Systems, Inc. System and method for piston detection in a metering mechanism for use with beverage dispensing system
JP6342770B2 (ja) * 2014-10-01 2018-06-13 ホシザキ株式会社 飲料冷却装置
USD770214S1 (en) 2015-05-19 2016-11-01 Bunn-O-Matic Corporation Beverage dispenser
USD791533S1 (en) * 2015-10-30 2017-07-11 Nostaliga Products Llc Coffee maker
WO2017083359A1 (en) * 2015-11-09 2017-05-18 Manitowoc Foodservice Companies, Llc Dispense valve mounting block and method of using same
CN106322916B (zh) * 2016-10-11 2022-07-29 塔罗斯科技股份有限公司 一种双冷式扎啤机
US10865093B2 (en) * 2017-08-29 2020-12-15 Lancer Corporation Method and apparatus for a beverage dispensing system
US11034569B2 (en) 2018-02-14 2021-06-15 Taphandles Llc Cooled beverage dispensing systems and associated devices
CN114129055B (zh) * 2019-03-12 2024-10-08 富士电机株式会社 饮料供给装置
EP4294754A1 (en) 2021-02-24 2023-12-27 Yum Connect, LLC Automated beverage dispenser system and method

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3237810A (en) * 1964-04-27 1966-03-01 Magi Pak Corp Liquid comestible dispensing cabinet with cooling means
US3892335A (en) * 1973-11-30 1975-07-01 Braley William V Beverage dispenser
US4921139A (en) * 1984-10-22 1990-05-01 The Coca-Cola Company Refrigeration system for a beverage dispenser
US4781310A (en) * 1986-12-19 1988-11-01 The Coca-Cola Company Beverage dispenser
US5190188A (en) * 1987-12-04 1993-03-02 The Coca-Cola Company Convertible beverage dispenser
US5368198A (en) * 1992-08-26 1994-11-29 Imi Cornelius Inc. Beverage dispenser
US5499744A (en) * 1994-05-03 1996-03-19 Lancer Corporation Low profile drink dispenser
US5715700A (en) * 1995-06-05 1998-02-10 The Coca-Cola Company Round drink dispenser
US5664436A (en) * 1996-04-29 1997-09-09 Lancer Corporation Component configuration for enhancing dispenser serviceability
US5987897A (en) * 1997-05-30 1999-11-23 Ranco Incorporated Of Delaware Ice bank system
US5974825A (en) * 1998-08-18 1999-11-02 Lancer Partnership, Ltd. Beverage dispenser with enhanced cooling efficiency

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006518443A (ja) * 2003-01-22 2006-08-10 ソン チョル パク 穀物冷蔵庫
US9335090B2 (en) 2010-07-22 2016-05-10 Red Bull Gmbh Refrigerator
JP2013537300A (ja) * 2010-09-16 2013-09-30 レッド・ブル・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 冷蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
AU764959B2 (en) 2003-09-04
AU5319600A (en) 2000-12-28
US20010040174A1 (en) 2001-11-15
BR0011344A (pt) 2002-03-12
CN1247441C (zh) 2006-03-29
EP1200336B1 (en) 2006-11-22
US6286720B1 (en) 2001-09-11
CA2375281C (en) 2004-11-23
MXPA01012430A (es) 2003-09-10
ES2272290T3 (es) 2007-05-01
EP1362826A1 (en) 2003-11-19
US20010000107A1 (en) 2001-04-05
CN1702034A (zh) 2005-11-30
CA2455141A1 (en) 2000-12-14
US6343481B2 (en) 2002-02-05
DE60031984D1 (de) 2007-01-04
CA2375281A1 (en) 2000-12-14
EP1362826B1 (en) 2011-08-03
EP1200336A4 (en) 2003-01-29
DE60031984T2 (de) 2007-07-26
CN1358158A (zh) 2002-07-10
WO2000075067A1 (en) 2000-12-14
EP1200336A1 (en) 2002-05-02
ES2371499T3 (es) 2012-01-03
CA2455141C (en) 2005-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003501607A (ja) 改良された冷却チャンバの形態を有する飲料ディスペンサ
KR100209037B1 (ko) 낮은 프로파일 음료 분배기
US7104085B2 (en) Combined ice and beverage dispenser and icemaker
US6915652B2 (en) Service case
US4916910A (en) Low profile drink dispenser
JPS5962500A (ja) 撹拌装置付飲料供給装置
US4765152A (en) Beverage dispenser with a partitionless refrigerating stand
JP2009530198A (ja) 冷却飲料を分配するシステム及び方法
EP1121322B1 (en) Beverage dispenser with enhanced cooling efficiency
CA1336280C (en) Low profile drink dispenser
JP2006027724A (ja) 飲料ディスペンサー
JP2973608B2 (ja) カップ式自動販売機の冷却装置
JP4307024B2 (ja) 製氷機
JP2004123180A (ja) 飲料供給装置
JP2000057432A (ja) カップ式飲料自動販売機の原料冷却装置
JPH0891496A (ja) 飲料用ディスペンサ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050909

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20051208

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20051215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060123

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060818