JP2009530198A - 冷却飲料を分配するシステム及び方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、飲料を冷却するシステムに関する。このシステムは、飲料供給部に接続することができ、飲料供給部から断熱性担持体を通って分配場所(1)へ飲料を運搬する飲料ライン(5)と、冷却媒体を生成する冷却媒体生成器(2)と、冷却媒体生成器から断熱性担持体を通って冷却媒体を運搬する冷却ライン(6)であって、この運搬により冷却ライン内の冷却媒体と飲料ライン内の飲料との間の熱交換を可能にする冷却ライン(6)と、冷却ラインを通じて冷却媒体を送り出すポンプ(3)とを備える。冷却媒体生成器(2)はアイススラッシュ生成器である。本発明は、冷却媒体としてアイススラッシュを用いて飲料ラインを流通する飲料を冷却する方法にも関する。
【選択図】図1

Description

本発明は、飲料を分配するシステム及び方法に関する。特に、本発明は、低温で飲料を分配するシステム及び方法に関する。
ビール、ラガービール、ソフトドリンク、ミルクセーキ、ワイン及び蒸留酒を含む多くの飲料は低温で提供されるのが有益である。飲料の温度が高過ぎる場合、飲料の味及び品質を損なうことがある。更に、最近の消費者の動向は、飲料が低温、例えば3℃未満で提供されるように要求を高めてきている。消費者の期待に応えるため、常に低温で飲料を分配するのが望ましい。
ドラフト飲料を低温かつ均一な温度で分配するのに際して特定の問題が発見された。「ドラフト飲料」とは、分配地点から離間された地点に保管されており、要求に応じて、飲料ラインを通じて分配地点へ転送される飲料を意味する。代表的にポンピング機構を用いて転送が達成される。例えば、飲料を貯蔵庫又は貯蔵室に保管し、機械的ポンプ又はガス加圧システムを用いて吹出部で分配が行われるカウンタ領域に転送することはパブ及びバーにおいて一般的である。
ドラフト飲料を分配する時に生じる一つの問題は、貯蔵庫/貯蔵室と分配場所との間の飲料ラインの長さが何メートルにも及ぶことがあり、飲料ライン内の飲料の温度が運送中に増大する傾向があるということである。この問題に対処するための試みでは、貯蔵庫/貯蔵室内又はその付近に冷却器を設けて飲料を冷却し、その後、「パイソン」として知られている断熱及び冷却導管の内部にある分配場所に飲料を運搬することが知られている。一般的に、冷却器はアイスバンク及び水槽を備え、水槽内の水はアイスバンクにより冷却される。飲料ラインは貯蔵庫/貯蔵室から水槽を通過し、これにより、飲料ラインに含まれる飲料は冷却される。次に、冷却飲料はパイソンを通って分配場所へ流れ、パイソンは、水槽からの冷水が循環される冷却回路も担持する。この解決策は理想的ではない。冷却回路を通って循環する冷水の温度は循環中に一般的に約1℃上昇し、この温水は一般的に水槽に戻され、これにより、アイスバンクを溶かすことがある。
分配場所又はその付近に、例えばカウンタの下に瞬間冷却器又は受動型熱交換器を設けることも知られている。貯蔵庫/貯蔵室内又はその付近の主冷却器に加えて、瞬間冷却器又は受動型熱交換器を設けることができる。このような配置の場合、約3℃に飲料を冷却することができる。しかし、瞬間冷却器がカウンタの下にかなりの空間を要し、この空間を、例えばガラス製品又は瓶入り飲料を保管するのに用いることができるので、瞬間冷却器は望ましいものではない。更に、瞬間冷却器はかなりの量の熱を発生し、従って、バーの従業員にとって不快な作業環境を作り出し、又は、空調要件を増大させることになる。受動型熱交換器は一般的に小規模であり、熱を発生しないが、従来の動作条件の下、約3℃よりも低い温度での飲料の分配を維持することができない。
既知である3段冷却システムでは、最初に、貯蔵庫/貯蔵室内又はその付近の水槽/アイスバンク冷却器を用いて冷却が達成される。更なる冷却は、カウンタの下に配置された瞬間冷却器又は受動型熱交換器を用いて得られ、その後、分配吹出部における冷却回路内の冷却ループは、分配前に瞬間冷却器/受動型熱交換器との間で上昇する温度を防止する。一般的に、このようなシステムは分配口から飲料を約3℃で分配する。前述したように、現在、消費者は、なお一層冷たい飲料を望んでおり、このことはこれら既知の3段冷却システムで達成することができない。
飲料の温度を更に減少させ、しかも、美観上の理由から吹出部の外部に氷/霜効果を形成するための試みでは、30%グリコール溶液のような冷却媒体の使用が提案されている。しかし、(一般的に、グリコール冷却媒体は約−6℃の温度で用いられるが、)多量のグリコールは、−30℃のような低い温度を有することがある冷却媒体を生じさせる。このような低温冷却媒体は飲料を濾過温度未満に冷却させることがあり、このことは、飲料を混濁させる沈殿物を不可逆的に形成させることになる。極端な場合では、低温により飲料が凍結することがある。飲料ラインを洗浄するのに用いられる水は(アルコール又は糖含有飲料の凝固点よりも高い凝固点を有するので、)なおさら凍結する傾向にある。この結果として、ラインが洗浄される場合、グリコール溶液冷却媒体の循環をオフにすることが必要である。このことは、追加の時間及び労力を生じさせ、洗浄中、吹出部での視覚による訴えを失わせる。その理由は、冷却媒体の循環が再開するまで、氷又は霜効果を維持することができないためである。
本発明の好ましい目的は、飲料を冷却するシステム及び方法であって、3℃を下回る温度に飲料を冷却することができ、しかも、飲料の凍結又は沈殿物の形成が生じる危険性が改善されるシステム及び方法を提供することである。
本発明は、飲料を冷却する冷却媒体としてアイススラッシュを用いることができるという発見に基づく。(バイナリ・アイスとしても知られている)アイススラッシュは、主に水から成る液相に氷粒子が懸濁している二相混合物(スラリー)である。
従って、第1の側面では、本発明は、飲料を冷却するシステムであって、このシステムが、
飲料供給部に接続することができ、飲料供給部から断熱性担持体を通って分配場所へ飲料を運搬する飲料ラインと、
冷却媒体を生成する冷却媒体生成器と、
冷却媒体生成器から断熱性担持体を通って冷却媒体を運搬する冷却ラインであって、この運搬により冷却ライン内の冷却媒体と飲料ライン内の飲料との間の熱交換を可能にする冷却ラインと、
冷却ラインを通じて冷却媒体を送り出すポンプと
を備え、
冷却媒体生成器がアイススラッシュ生成器であるシステムを提供する。
アイススラッシュ生成器を設けることによりアイススラッシュを冷却媒体として用いて、飲料の温度を3℃未満、例えば0℃未満に減少させるが、飲料の凍結又は沈殿物の形成が生じる危険性を減少させることができる。アイススラッシュの温度は一般的に約−3℃であり、システム全体を通じてほぼ等温であり続ける。このような温度では、飲料が凍結又は混濁する危険性が最小限に抑えられる。
好ましくは、冷却媒体生成器が、(主に)水の中に40%以下の氷粒子を含む混合物を生成することができる冷却媒体生成器である。このような混合物を、ポンプにより冷却ラインを通じて容易に送り出すことができる。好ましくは、冷却媒体生成器が、液相に15〜40%の氷粒子を含む混合物を生成することができる冷却媒体生成器であり、更に好ましくは、液相に30〜40%の氷粒子を含む。
冷却媒体生成器を、壁切削スラッシュ生成器とすることができる。このような生成器は、湿潤面を冷却する冷凍ユニットを含み、湿潤面は、細かい氷の結晶が(主に水である)液相に懸濁した二相混合物を形成するために連続して切削される。
システムは、冷却媒体生成器により生成されたアイススラッシュを保管することができる冷却媒体タンクを更に備えるのが好ましい。タンクを断熱するのが好ましく、冷却媒体生成器から離間することができる。タンクは撹拌器を含むことができる。タンクによりシステムは需要変動を弱めることができ、従って、生成器をピーク負荷よりも平均負荷用にサイズ設定することができる。
飲料ラインを、飲料供給部、例えば、小樽又は大樽のような飲料貯蔵容器に接続することができる。飲料ラインを、標準の導管、例えば9.5mm(3/8インチ)の導管から主に形成することができる。飲料ラインを二つ以上とすることができ、各ラインをそれぞれの飲料供給部に接続することができ、各ラインは断熱性担持体を通って分配場所へ延在する。
飲料ラインが断熱性担持体を通過する前に、飲料ラインは、冷却媒体タンクを通過する飲料ライン部分を含むのが好ましい。好ましくは、飲料ライン部分を、タンク内のアイススラッシュに浸漬することができるコイル巻きされた部分とする。熱交換の程度、従って、飲料を冷却する程度を決定する浸漬されたコイル量を変更することができる。
好適な実施形態では、タンク内の飲料ライン部分は、飲料がタンクを通過する時に飲料の温度を3℃未満に減少させることができるように適合されている。飲料がタンクを通過する時に飲料の温度を2℃未満に減少させることができるように飲料ライン部分を適合させるのが更に好ましく、最も好ましくは0℃未満に減少させることができるように飲料ライン部分を適合させる。7.9mm(5/16インチ)の直径と、約8.5mの浸漬された長さとを有するコイル巻きされた飲料ライン部分を用いることにより0℃未満の温度を達成することができる。
好ましくは、ユーザが飲料の分配温度を変更することができるように、冷却媒体タンクを通過する飲料ライン部分の長さを変更することができる。例えば、ユーザは、(従来技術に近い)高い温度、例えば約7℃で特定の飲料を分配したいと思うことがある。この場合、冷却媒体タンクを通過する飲料ライン部分の長さを(より低い温度、例えば3〜0℃を得るために用いられる長さから)縮小させることができる。
飲料ラインはタンクを通過した後、断熱性担持体を通って分配場所へ延在する。
好ましくは、冷却ラインが(タンクよりはむしろ)冷却媒体生成器から断熱性担持体を通って分配場所へ延在する。冷却ラインが回路の一部を形成するのが好ましく、回路は、冷却媒体生成器から断熱性担持体を通って分配場所へ延在する冷却ラインと、分配場所から断熱性担持体を通って冷却媒体タンク又は冷却媒体生成器へ延在する戻りラインとを含む。しかし、戻りラインは冷却媒体タンクへ延在するのが最も好ましい。冷却ライン及び戻りラインは一般的に15mmの直径を有する。
システムは、断熱プラスチック材料から形成された管状スリーブを備える「パイソン」として知られているタイプの断熱性担持体を含むのが好ましい。パイソンの長さは限定されていないが、一般的には3〜300mの範囲内にある。約30mの長さが最も一般的である。冷却ライン及び戻りラインは、冷却/戻りラインと同じ軸線方向に延在する一つ以上の飲料ラインと一緒にパイソンの軸心に近接してパイソンを通過するのが好ましい。
少なくとも一つの更なる断熱性担持体を有することができ、更なる断熱性担持体の各々は、更なる冷却/戻りラインと同じ軸線方向に延在する一つ以上の更なる飲料ラインと一緒に、アイススラッシュを送り出すことができる更なる冷却ライン及び戻りラインを担持する。
システムは、分配場所又はその付近に補助冷却器を含むことができる(しかし、飲料ラインと飲料供給部とが接続する地点と、分配場所との間のいずれかの地点に補助冷却器を設けることができる)。補助冷却器を、好ましくは冷却ラインからアイススラッシュをあふれさせることができる受動型熱交換器とすることができる。好ましくは、受動型熱交換器が、飲料ラインからの飲料を流すことができる冷却コイルを含み、これにより、冷却コイル内の飲料とアイススラッシュとの間の熱交換を可能にする。最も好ましくは、受動型熱交換器は、英国特許出願公開第2417064号に記述されているような受動型熱交換器である。
好適な実施形態では、システムは、少なくとも一つの分配口を有する吹出部を分配場所に更に備える。吹出部は冷却ループを収容するのが好ましく、冷却ループは吹出部内の飲料ラインと熱的接触し、従って、飲料を冷却して飲料の温度を更に減少させるか、又は飲料の温度を維持することができる。冷却媒体の全流量が冷却ループを流通することができるようにシステムを適合させることができ、又は、冷却媒体の流量の必ずしも全部とは限らずに少なくとも一部が冷却ループを流通することができるように冷却ループを冷却ラインから分岐することができる。
吹出部は、凝縮プレート及び凝縮ラインを備える凝縮機構を含むのが好ましい。凝縮ラインは凝縮プレートと熱的接触し、アイススラッシュが凝縮ラインを流通することができるように凝縮ラインを冷却ループ又は冷却ラインから形成又は分岐することができる。このことは、凝縮が生じ、その後、凝縮プレート上で凍結する程度までに凝縮プレートを冷却することができ、従って、美観に訴える「氷で覆われた」又は「霜で覆われた」吹出部を生じさせる。
二つ以上の飲料ラインを用いる実施形態では、分配場所に二つ以上の分配吹出部が存在しうるか、又は、複数の分配口を有する少なくとも一つの分配吹出部が存在しうる。二つ以上の分配吹出部が存在する場合、すべての分配吹出部に冷却ループ及び/又は凝縮機構を設ける必要はない。
第2の側面では、本発明は、飲料供給部から分配場所へ飲料ラインを通じて流れる飲料を冷却する方法であって、飲料ラインは断熱性担持体を通過し、この方法が、
断熱性担持体内部の冷却ラインを通じて冷却媒体を送り出し、これにより、冷却ライン内の冷却媒体と飲料ライン内の飲料との間の熱交換を可能にする工程
を含み、
冷却媒体がアイススラッシュである方法を提供する。
冷却ラインを通じてアイススラッシュ冷却媒体を送り出すことにより、飲料の温度を3℃未満、例えば0℃未満に減少させるが、飲料の凍結又は沈殿物の形成が生じる危険性を減少させることができる。
好ましくは、この方法が、例えば、第1側面に関して前述したアイススラッシュ生成器を用いて、アイススラッシュの冷却媒体を生成する工程を更に含む。
この方法は、少量の、例えば10%以下のグリコールのような凝固点抑制剤を含むことができる水からアイススラッシュを生成する工程を含むことができる。
好適な実施形態では、この方法は、アイススラッシュを冷却媒体タンク内に保管する工程を更に含む。
この方法は、断熱性担持体を通って飲料を流す前に、冷却媒体タンク内のアイススラッシュに浸漬された(任意選択的にコイル巻きされた)飲料ライン部分を通じて飲料を流す工程を含むのが好ましい。この工程の結果として、飲料が冷却媒体タンク内の飲料ライン部分を流通する時、飲料は3℃未満に冷却され、更に好ましくは飲料を2℃未満に冷却し、最も好ましくは0℃未満に冷却する。
タンク内のアイススラッシュに浸漬された飲料ライン部分を通じて飲料を流した後、飲料は断熱性担持体内の飲料ラインを通じて分配場所へ流れる。
この方法は、(タンクよりはむしろ)アイススラッシュ生成器からアイススラッシュを、断熱性担持体を通る冷却ラインを通じて分配場所へ送り出す工程を含むのが好ましい。生成器から直接に得られたアイススラッシュは、(浸漬された飲料ライン部分内の飲料との間で熱交換を一部受けることになる)タンクからのアイススラッシュよりも多くの氷片を有し、従って、タンクよりはむしろ生成器からアイススラッシュを送り出すことにより、飲料が断熱性担持体を通過する時に飲料ライン内の飲料の可能な限り最低の温度を維持することができる。
好ましくは、スラッシュアイスが分配場所に流れた後、分配場所から断熱性担持体を通って冷却媒体タンク/生成器へ延在する戻りラインを通じてスラッシュアイスを生成器又はタンクへ送り戻す。最も好ましくは、スラッシュアイスをタンクへ送り戻す。
幾つかの実施形態では、この方法は、補助冷却器で飲料を冷却する工程を含むことができる。好ましくは、補助冷却器を、第1側面に関して前述したような補助冷却器とする。
この方法は、分配吹出部内の冷却ループで飲料を冷却するか、又は、冷却ループを用いて飲料の低温を維持する工程をも含むことができる。好ましくは、冷却ループを、第1側面に関して前述したような冷却ループとする。
好適な実施形態では、この方法は、凝縮を吹出部上に生じさせる工程をも含む。氷又は霜になることができる凝縮を、第1側面に関して前述したような凝縮機構を用いて生じさせるのが好ましい。
第3側面では、本発明は、飲料を冷却するシステムであって、このシステムが、
飲料供給部に接続することができ、飲料供給部から断熱性担持体を通って分配場所へ飲料を運搬する飲料ラインと、
冷却媒体を含む冷却ラインであって、冷却ライン内の冷却媒体と飲料ライン内の飲料との間の熱交換を可能にするように飲料ラインと熱的接触する冷却ラインと、
冷却ラインを通じて冷却媒体を送り出すポンプと
を備え、
冷却媒体がアイススラッシュであるシステムを提供する。
アイススラッシュを含む冷却ラインを設けることにより、飲料の温度を3℃未満、例えば0℃未満に減少させるが、飲料の凍結又は沈殿物の形成が生じる危険性を減少させることができる。
好ましくは、アイススラッシュが、(主に)水の中に40%以下の氷粒子を含む混合物であり、更に好ましくは、液相内に15〜40%の氷粒子を含む混合物であり、最も好ましくは、液相内に30〜40%の氷粒子を含む混合物である。このような混合物は、ポンプにより冷却ラインを通じて容易に送り出すことができる。アイススラッシュの温度は一般的に約−3℃であり、システム全体を通じてほぼ等温であり続ける。これにより、システム全体を通じて飲料を所望の低温に冷却することができ、低温に維持することができる。アイススラッシュの温度が約−3℃である場合、飲料が凍結する危険性は最小限である。
アイススラッシュは10%以下のグリコールを含むのが好ましい。
システムは、第1側面に関して前述したような冷却媒体生成器を更に備えるのが好ましく、任意選択的に冷却媒体タンクを備える。
第1側面に関して前述したように、好ましくは、飲料ラインが飲料供給部例えば、小樽のような容器から、断熱性担持体を通過する前に冷却媒体タンクを通って飲料の温度を3℃未満に減少させることができ、更に好ましくは2℃未満に減少させ、最も好ましくは0℃未満に減少させる。
飲料ラインはタンクを通過した後、断熱性担持体を通って分配場所へ延在する。
好ましくは、冷却ラインが(タンクよりはむしろ)冷却媒体生成器から断熱性担持体を通って分配場所へ延在する。第1側面に関して前述したように、冷却ラインが回路の一部を形成するのが好ましい。
システムは、第1側面に関して前述したような「パイソン」として知られているタイプの断熱性担持体を含むのが好ましい。
システムは、分配場所又はその付近に補助冷却器を含むことができる(しかし、飲料ラインと飲料供給部、例えば、小樽のような貯蔵容器との接続箇所と、分配場所との間のいずれかの地点に補助冷却器を設けることができる)。補助冷却器を、第1側面に関して前述したようなものとするのが好ましい。
好適な実施形態では、システムは、少なくとも一つの分配口を有する吹出部を分配場所に更に備える。吹出部は、第1側面に関して前述したような冷却ループを収容する。システムは、第1側面に関して前述したような凝縮機構をも含むことができる。
次に、添付図面を参照して一例として本発明の好適な実施形態を説明する。
図1には、分配吹出部1、冷却媒体生成器2、ポンプ3、断熱性担持体4、飲料ライン5及び冷却ライン6を備えるシステムを示す。
分配吹出部1は、パブのカウンタ領域のような分配場所に配置されている。
冷却媒体生成器2は、Taylor438生成器のような壁切削スラッシュアイス生成器であるアイススラッシュ生成器を備える。このような生成器は、(グリコールの10%溶液で湿潤された)湿潤面を冷却する冷凍ユニットを含み、湿潤面は、約40%の細かい氷の結晶が(主に水である)液相に懸濁した二相混合物を形成するために連続して切削される。
システムは、生成器2からのスラッシュアイスが保管される冷却媒体タンク12を更に備える。タンク12は断熱されており、スラッシュアイスが均質であり続けることを確実にする撹拌器を含む。
生成器2及びタンク12は、カウンタ領域から分離された遠隔場所に配置されている。一般的に、生成器2及びタンク12は奥の部屋又は貯蔵庫に設けられている。タンク12を生成器2から離間することができる。
ポンプは、Totton社により製造されたGP20/18のような遠心ポンプである。ポンプは、冷却ライン6を通じて冷却媒体を送り出すためのものである。冷却ライン6は冷却回路の一部であり、冷却回路は冷却ライン6及び戻りライン9を備える。冷却ライン及び戻りラインは15mmの直径を有する。冷却ライン6及び戻りライン9の双方は、断熱性担持体を通って分配吹出部1へ延在する。
断熱性担持体4は、「パイソン」として一般的に知られているタイプのものである。パイソンは、飲料ライン5、冷却ライン6及び戻りライン9が延在する導管を備える。断熱性鞘状体は構造的な完全性をパイソンにもたらし、しかも、周囲との伝熱を最小限に抑えるのに役立つ。パイソンの長さは約30mである。
パイソンは遠隔位置から分配場所へ延在する。図面を明瞭にするため、図1では、パイソンは、生成器2と分配吹出部1との間の通路全体に延在しているように示されていない。実際には、パイソンは全行程にわたって延在する。
9.5mm(3/8インチ)の直径を有する飲料ライン5は、飲料供給部(例えば、小樽又は大樽のような貯蔵容器)からタンク12を通過する。飲料ライン5は、コイル巻きされ、タンク12内のアイススラッシュに浸漬されてタンク12内のアイススラッシュと飲料との間の伝熱を改善する飲料ライン部分13を含む。コイル巻きされた飲料ライン部分13は7.9mm(5/16インチ)の直径と、8.5mの浸漬された長さとを有する。
接続を必要とする分配吹出部の数に応じてシステム内の飲料ラインの数を変更することができる。図1に示される実施形態では、図面を明瞭にするため、飲料ライン5は一つしか示されていない。
飲料ラインはタンク12を通過した後、パイソンを通って分配吹出部1へ引き続き延在する。
分配吹出部1は、顧客に見えるカウンタ又は類似の表面上に装着することができるハウジング7を備え、ハウジング7には分配口8が装着されている。分配口8は飲料ライン5に接続されている。分配吹出部1には冷却ループ10が更に設けられており、冷却ループ10は冷却ラインから形成され、飲料ライン5に極めて接近して、従って、冷却ループ10内のスラッシュアイスと飲料ライン5内の飲料との間の伝熱を可能にするように吹出部のハウジング7内を延在する。
しかも、冷却ラインから形成された、コイル巻きされた凝縮ライン11と、金属製の凝縮プレート14とを備える凝縮機構が設けられ、凝縮ライン11は凝縮プレート14と熱的接触する。霜/氷で覆われた表面が顧客に見えるように、金属製の凝縮プレート14は、使用中に顧客の方を向く吹出部のハウジング7の表面上に形成されている。
使用中、飲料は分配口8から分配される。飲料は、ガス加圧システム(図示せず)を用いて、又は、ポンピング機構によっても分配される。飲料は、貯蔵小樽(又は、類似の容器)から飲料ライン5に沿って流れる。飲料は、タンク12内のスラッシュアイスに浸漬された、コイル巻きされた飲料ライン部分13を流通し、飲料ライン部分13では、飲料がアイススラッシュとの熱交換により0℃の温度に冷却される。
飲料は、パイソン4を通って分配場所の分配吹出部1へ流れる。飲料は分配吹出部1内の飲料ライン5を流通し、飲料ライン5内の飲料の低温は、冷却ループ10との熱的接触により維持される。
ポンプ3は、アイススラッシュ生成器2から冷却ライン6を通って分配吹出部1内の冷却ループ10及びコイル巻きされた凝縮ライン11へアイススラッシュを送り出し、その後、戻りライン9を通ってアイススラッシュをタンク12へ戻す動作をする。(パイソンの長さが増大されると、ヘッドを増大させることができるが、)18mにすぎないヘッドの場合、流速は4〜8L/minの範囲内にある。
冷却ライン6及び冷却ループを通じて送り出されたアイススラッシュは、飲料が分配場所に流れる間、飲料を冷却し、その低温を維持する。凝縮ラインを通じて送り出されたアイススラッシュは凝縮を生じさせ、凝縮プレート上に凍結させる。
前述したシステム及び方法を用いて得られた結果の一例を図2に示す。図2には、本発明の第1実施形態に対応するシステム(「×」)と、従来技術のシステム(「△」)とを用いた分配処理中の様々な段階にある摂氏温度単位の飲料温度のグラフを示す。データは、30mのパイソンを含むシステムを通じて毎秒4パイントの一定の流速にある単一の飲料ラインを用いて収集された。アイススラッシュの温度は−3.3℃(「○」)であった。
本発明の第1実施形態によるシステムでは、飲料は約12℃(貯蔵庫の周囲温度)の温度で貯蔵庫/貯蔵室を出発する。飲料が、タンク12内に浸漬された飲料ラインのコイル巻きされた部分を流通すると、温度は0℃未満、すなわち−0.5℃に低下する。この温度は、飲料がパイソン4を通って分配場所1へ流れる間、冷却ライン内の(−3.3℃の)スラッシュアイスにより維持される。従って、飲料は約−0.5℃で分配口から流出する。この結果、注いでいる間、飲料とグラスとの間の熱交換の結果として温度に1.5℃の上昇がある場合、約1℃の「グラス内」飲料温度を生じさせる。この温度の上昇は、飲料、分配口及びグラスの温度を含む幾つかの要因に依存する。
アイスバンクの氷により冷却された水槽と、カウンタの下に配置された受動型熱交換器に直列に接続されたグリコールシステムとを備える従来技術のシステムでは、飲料の温度は約12℃(貯蔵庫の温度)から約6℃へ水槽内で減少される。グリコール冷却媒体は、飲料ラインと熱的接触する冷却ライン内のパイソンを通って循環され、これにより、飲料の温度を約5.5℃に減少させる。その後、飲料が受動型熱交換器を流通すると、温度が3.5℃へ更に減少される。このことは結果として約5℃の「グラス内」温度を生じさせる。
従って、本発明のシステムは、飲料を零度未満に冷却し、飲料を凍結又は劣化する危険性が全くなく、この低温を分配吹出部まで維持することができるということが分かる。従来技術のシステムは、飲料のこのような低温を達成し、維持することができない。
図3には、補助冷却器15が設けられている以外、図1に示される実施形態と同じである本発明の代替の実施形態を示す。補助冷却器15は、図4に詳細に示される(英国特許出願公開第2417064号に記述されているような)冷却ポッドを備える。
冷却ポッドは、冷却室17を規定するハウジング16を含む。ハウジング16は、冷却ポッドと周囲との間の伝熱を最小限に抑えるために断熱材24(例えば、発泡フォーム断熱材)により囲まれている。
冷却室には、スラッシュアイスが送り出されて冷却室17をあふれさせるスラッシュアイス注入口18と、スラッシュアイスが冷却室から流出して分配吹出部1へ引き続き流れるスラッシュアイス放出口19とが設けられている。スラッシュアイス注入口18には細長状の導管25が接続されている。導管25は、スラッシュアイス注入口の遠位にある閉端部26と、導管60の長さに沿って導管60の外周を囲むように離間された多数の孔27とを有する。
冷却室内の飲料注入口21と飲料放出口22との間には、冷却コイル20が設けられている。9.5mm(3/8インチ)の直径を有する飲料ライン5はカップリング23を介して飲料注入口21、従って(7.9mm(5/16インチ)の直径を有する)冷却コイルに接続し、その後、飲料放出口22から分配吹出部1へ引き続き延在する。
孔27から流出したスラッシュアイスがスプレーのようにコイル20の内側に衝突するように導管60が冷却コイル20内に配置されている。
冷却ポッドは分配場所に配置されている。カウンタの高さよりも上又は下に冷却ポッドを配置することができ、任意選択的に、分配吹出部1のハウジング7に組み入れることができる。
パイソン4は冷却ポッドの両側に延在するのが好ましく、すなわち、二つの別個の部分からパイソンを形成することができ、一方の部分は生成器2から冷却ポッド15 へ延在し、他方の部分は冷却ポッド15から分配場所の分配吹出部1へ延在する。
冷却ポッドを設けることにより、飲料が冷却ポッドから流出する時、飲料の温度を約−1.5℃まで更に減少させることができる。このことは結果として約0℃の「グラス内」温度を生じさせる。
本発明の第1の好適な実施形態を示す図である。 第1の好適な実施形態を用いて得られた結果を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示す図である。 第2の好適な実施形態の補助冷却器を示す図である。

Claims (31)

  1. 飲料を冷却するシステムであって、前記システムは、
    飲料供給部に接続することができ、前記飲料供給部から断熱性担持体を通って分配場所へ飲料を運搬する飲料ラインと、
    冷却媒体を生成する冷却媒体生成器と、
    前記冷却媒体生成器から前記断熱性担持体を通って前記冷却媒体を運搬する冷却ラインであって、前記運搬により前記冷却ライン内の前記冷却媒体と前記飲料ライン内の前記飲料との間の熱交換を可能にする冷却ラインと、
    前記冷却ラインを通じて前記冷却媒体を送り出すポンプと
    を備え、
    前記冷却媒体生成器はアイススラッシュ生成器であるシステム。
  2. 請求項1に記載のシステムにおいて、前記冷却媒体生成器は壁切削スラッシュ生成器であるシステム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のシステムにおいて、前記冷却媒体生成器により生成された冷却媒体を含む冷却媒体タンクを更に備えるシステム。
  4. 請求項3に記載のシステムにおいて、前記飲料ラインは、前記タンクを通過する飲料ライン部分を含むシステム。
  5. 請求項4に記載のシステムにおいて、前記タンクを通過する前記飲料ライン部分は、前記飲料を3℃未満に冷却するように適合されているシステム。
  6. 請求項5に記載のシステムにおいて、前記タンクを通過する前記飲料ライン部分は、前記飲料を2℃未満に冷却するように適合されているシステム。
  7. 請求項6に記載のシステムにおいて、前記タンクを通過する前記飲料ライン部分は、前記飲料を0℃未満に冷却するように適合されているシステム。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のシステムにおいて、前記分配場所又はその付近に補助冷却器を更に備えるシステム。
  9. 請求項8に記載のシステムにおいて、前記補助冷却器は、飲料が流れることができる冷却ループを含む受動型熱交換器であるシステム。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載のシステムにおいて、前記分配場所に分配吹出部を更に備え、前記分配吹出部は、前記飲料の温度を冷却/維持する冷却ループを含むシステム。
  11. 請求項10に記載のシステムにおいて、前記分配吹出部は、凝縮を前記分配吹出部上に生じさせる凝縮機構を更に備えるシステム。
  12. 飲料供給部から分配場所へ飲料ラインを通じて流れる飲料を冷却する方法であって、前記飲料ラインは断熱性担持体を通過し、前記方法は、
    前記断熱性担持体内部の冷却ラインを通じて冷却媒体を送り出し、これにより、前記冷却ライン内の前記冷却媒体と前記飲料ライン内の前記飲料との間の熱交換を可能にする工程
    を含み、
    前記冷却媒体はアイススラッシュである方法。
  13. 請求項12に記載の方法において、前記アイススラッシュの冷却媒体を生成する工程を更に含む方法。
  14. 請求項13に記載の方法において、10%以下の凝固点抑制剤を含むことができる水から前記アイススラッシュの冷却媒体を生成する工程を含む方法。
  15. 請求項13又は請求項14に記載の方法において、壁切削スラッシュアイス生成器を用いて前記アイススラッシュの冷却媒体を生成する工程を含む方法。
  16. 請求項12〜15のいずれか一項に記載の方法において、アイススラッシュを冷却媒体タンク内に保管する工程を更に含む方法。
  17. 請求項16に記載の方法において、前記断熱性担持体内の前記飲料ラインを通じて前記飲料を流す前に、前記冷却媒体タンクを通過する飲料ライン部分を通じて前記飲料を流す工程を含む方法。
  18. 請求項17に記載の方法において、前記飲料が前記飲料ライン部分を流通する時、前記飲料を3℃未満に冷却する工程を含む方法。
  19. 請求項18に記載の方法において、前記飲料が前記飲料ライン部分を流通する時、前記飲料を2℃未満に冷却する工程を含む方法。
  20. 請求項18に記載の方法において、前記飲料が前記飲料ライン部分を流通する時、前記飲料を0℃未満に冷却する工程を含む方法。
  21. 請求項12〜19のいずれか一項に記載の方法において、前記分配場所又はその付近の補助冷却器を用いて前記飲料を冷却する工程を更に含む方法。
  22. 請求項20に記載の方法において、前記補助冷却器は受動型熱交換器であり、前記受動型熱交換器内の冷却ループを通じて前記飲料を流す工程を含む方法。
  23. 請求項12〜21のいずれか一項に記載の方法において、前記分配場所の分配吹出部内の冷却ループを通じて前記冷却媒体を送り出す工程を更に含む方法。
  24. 請求項12〜22のいずれか一項に記載の方法において、前記分配場所の分配吹出部内の凝縮ラインを通じて前記冷却媒体を送り出す工程を更に含む方法。
  25. 飲料を冷却するシステムであって、前記システムは、
    飲料供給部に接続することができ、前記飲料供給部から断熱性担持体を通って分配場所へ飲料を運搬する飲料ラインと、
    冷却媒体を含む冷却ラインであって、前記冷却ライン内の前記冷却媒体と前記飲料ライン内の前記飲料との間の熱交換を可能にするように前記飲料ラインと熱的接触する冷却ラインと、
    前記冷却ラインを通じて前記冷却媒体を送り出すポンプと
    を備え、
    前記冷却媒体はアイススラッシュであるシステム。
  26. 請求項24に記載のシステムにおいて、前記アイススラッシュは、(主に)水の中に40%以下の氷粒子を含む混合物であるシステム。
  27. 請求項24又は請求項25に記載のシステムにおいて、前記アイススラッシュの温度は約−3℃であるシステム。
  28. 請求項24〜26のいずれか一項に記載のシステムにおいて、前記アイススラッシュは10%以下の凝固抑制剤を含むシステム。
  29. 請求項27に記載のシステムにおいて、前記凝固点抑制剤はグリコールであるシステム。
  30. 本明細書において添付図面を参照して詳述した実施形態のいずれか一つのようなシステム。
  31. 本明細書において添付図面を参照して詳述した実施形態のいずれか一つのような方法。
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