JP2006027724A - 飲料ディスペンサー - Google Patents

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栄人 松尾
Takuya Matsuo
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Abstract

【課題】 瞬間冷却方式の飲料ディスペンサーは、冷却槽内の中間冷媒(水)を冷媒冷却管で冷却し、その水で飲料冷却管内の飲料を冷却して注出しており、飲料冷却管路に残留して堆積する各種の成分が変質や腐敗して飲料の香や味を変質させることがある。これらを防止するために、種々の洗浄方法が考えられているが、いずれの方法でも完全な洗浄が困難であり、洗浄に多大な時間を必要としている。
【解決手段】 飲料ディスペンサーを冷凍機、冷却槽と冷媒冷却器を納めた冷却ボックス、飲料冷却流路を形成する飲料冷却器主部と板状の蓋に分割して形成した飲料冷却器及び冷却槽を納めた飲料冷却扉で構成し、冷媒冷却器と飲料冷却器の面を密着させると共に、冷却槽内の冷却された水などの中間冷媒を循環ポンプなどで循環させて飲料冷却器で飲料を冷却、飲料冷却扉を開いて飲料冷却器の分解組立を可能とし、洗浄を容易にした。
【選択図】 図1

Description

発明の詳細な説明
飲料ディスペンサーに関する技術分野
飲料用ディスペンサーは、主にビール、ジュース、コーラなどの飲料を冷却してカップやジョッキに注ぐために広く使用されている。冷却は、飲料の容器を冷却する樽冷却方式、冷凍機の冷媒で冷却した水で管内の飲料を冷却する瞬間冷却方式、コールドプレート上に氷を置いてコールドプレート内の管路内の飲料を冷却する氷冷却方式の3種を使って行われている。
飲料用ディスペンサーで冷却される飲料には、糖分、アルコール、澱粉質等の変質しやすい性質を持つ成分が含まれている。これらの成分が冷却用の管路や冷却器内に残留して変質するのを防止しないと腐敗や味の劣化が生じて、飲料の販売に支障をきたすことになる。
従来の飲料ディスペンサーの中で樽冷却方式は、飲料冷却器を必要としないが、他の方式は、飲料冷却器が必要である。
図32は、最も一般的に使用されている瞬間冷却式(短縮して瞬冷式)と呼ばれる飲料ディスペンサー(300)である。樽(210)内の飲料は、炭酸ガスボンベ(110)から供給される高圧の炭酸ガスで加圧されて、飲料供給管(230)を通って、ステンレスコイル(310)へ入って冷却室(330)内の水で冷却されて、コック(320)からジョッキなどに注がれる。冷却室(330)内の水は、圧縮機(350)、空冷コンデンサ(370)、ファン(360)で構成される冷凍機で冷却された低温の冷媒を冷却室内に設けられた冷媒冷却管(340)に流して冷却される。冷媒冷却管(340)及びステンレスコイル(310)と水との熱伝達を良くするために、水はモータ(380)で駆動されたスクリュー(390)で常に攪拌されている。このタイプは、業務用として最も良く使用されており、営業上は多くの飲料を注出できるというメリットがあるが、長くて細いステンレスコイル(310)内の洗浄には、多くの手間と長い時間が必要である。
冷却室(330)内の水、氷に冷熱蓄熱ができ、最低温度が0℃以下にはならないため、飲料の凍結による管路の閉塞などの問題は生じない。
図33に、バッグインボックスの混合タイプの飲料ディスペンサーで各バッグ内の飲料の混合比をカードで入力して制御するシステムと各構成要素やサブアッセンブリーを取り外し可能として操作性と保守性改善を狙った飲料ディスペンサーの特許例(US Patent Number5797519)を示す。
図34に示す特開2002−19895は、冷却にプレート式熱交換器(5)を用いて、冷水で飲料を冷却するものである。冷水は、冷凍機(2)で作られ、冷却水タンク(3)内に貯めておき、冷却水送りポンプ(14)でプレート式熱交換器(5)内へと送り込まれる。プレートは非毒性の各種ろう付又は溶接結合されている。この考案は、基本的に瞬冷式と同じ構成であり、プレート熱交換器を採用した点に特徴がある。プレート熱交換器を採用したために、熱交換器の洗浄が更に困難となり、新たに冷却水タンクと冷却水送りポンプを設ける必要があり、構造が複雑で大きくなり、飲料ディスペンサーとして使用するメリットがない。
従来の冷媒冷却管と飲料冷却管は、占有容積を小さくするためにらせん状や蛇管に成形され、冷却室内に固定されているので、取り外しが困難である。このため、管内の洗浄は、薬液やスポンジボールを使った特別の機材を使って、毎日行われている。洗浄を怠ると、管内に残留した飲料が腐敗したり、異臭を発し、飲料の香りや味を害する。
発明が解決しようとする課題
従来の飲料ディスペンサーは、特表平11−808213、特開2002−284294、特開2003−200999、特開2003−97876、特開2001−335096、特開2004−106927に示されるように、冷媒で冷却室内の水を冷却するための冷媒冷却管、水で飲料を冷却するための飲料冷却管が設けられており、細くて長い飲料冷却管路内に残った飲料成分による汚れの除去は非常に困難であり、汚れの除去を容易にできる低価格の飲料冷却器の構造とその製造方法を与えることが望まれている。
飲料ディスペンサーの飲料冷却器の洗浄を容易にするために、▲1▼飲料冷却器の取り付け、取り外しを容易にする、▲2▼飲料冷却器の内部を開放して洗浄できるようにする。
業務用の飲料ディスペンサーは、単位面積当りの賃料や建設費の高い場所に設置されるので設置面積の小さなものが望まれるので、米国特許5499744、6698229では、飲料ディスペンサーの小型化高冷却能力化の努力がなされているが、冷却水を蓄える冷却室の容積と重量が大きく、冷却室を小さく、即ち冷却水を少なくすることが必要である。
飲料冷却のためには、予め大きな熱容量を持つ冷却室内の冷却水を冷却しておく必要があり、水の冷却に比較的長い時間と大きなエネルギー消費が必要である。注出量の小さな飲料ディスペンサーでも、水の温度を約0℃に冷却する必要があり、注出しない場合も冷却が継続され、冷却室内の水が氷になるまで冷凍機が動き続け、エネルギーを消費するので、注出頻度の少ない場合は、無駄になる。
課題を解決するための手段
従来の飲料冷却管と同じ役割を果たし、飲料冷却器を入口と出口部に深い溝を、溝間に浅い溝を有する冷却器主部と蓋で形成して飲料側の伝熱面を開放可能とする。浅い溝と蓋で形成する数ミリ以下の薄い板状の流路に飲料を流すことにより、流路内部の流速を均一化し、熱伝達を促進する。
上記の飲料冷却器の少なくとも1面に、冷媒冷却管を埋め込んだ高熱伝導材の板状の冷媒冷却器、又は上記の飲料冷却器と同形状の冷媒冷却器の1面を密着させる。
飲料ディスペンサーを、冷凍機部、冷却器部に分け、冷凍機部に圧縮機、蒸発器、凝縮器、ファンモータを設置、冷却器部に冷媒冷却器と冷却槽を、飲料冷却扉に飲料冷却器と冷却槽を設置、飲料冷却器を開閉可能な扉に設置して、扉を開放することで冷媒冷却器の蓋の取り外し、冷媒冷却器主部を洗浄可能とする。
冷媒冷却器の1面又はその一部を飲料冷却器と密着させて冷却し、冷媒冷却器の残りの面で冷却槽内の中間冷媒を冷却して冷熱貯蔵を行う。
実施例1の瞬間冷却方式の飲料ディスペンサーの全体構成断面図を図1に、使用時の飲料ディスペンサー外観図を図2(a)に、飲料冷却扉(3000)開放時の飲料ディスペンサー外観図を図3(b)に示す。実施例1の瞬間冷却方式の飲料ディスペンサーは、冷凍機ボックス(1050)、冷却器ボックス(2000)、冷却器ボックス(2000)に取り付けられた飲料冷却扉(3000)で構成される。冷凍機ボックス(1050)には、冷凍機(1000)を構成する圧縮機(1100)、凝縮器(1200)、ファン(1300)、モータ(1400)が、冷却器ボックス(2000)には、冷媒冷却器(2100)、冷却槽(2300)が、飲料冷却扉(3000)には、飲料冷却器(3100)、冷却槽(3300)が収められている。圧縮機(1100)で圧縮された冷媒は、凝縮器(1200)で冷却凝縮され、膨張弁(1500)で膨張して低温ガスとなり、冷媒冷却器(2100)に送られて冷却槽(2300)内の中間冷媒(水や保冷剤)(3900)と飲料冷却器(3100)を冷却して、圧縮機(1100)へ戻る。凝縮器(1200)はモータ(1400)で駆動されるファン(1300)で送られる空気で冷却される。冷媒冷却器(2100)は、冷却器ボックス(2000)にはめ込まれ、冷却器ボックス(2000)は、冷凍器ボックス(1050)に取り付けられている。飲料冷却器(3100)は、飲料冷却扉(3000)にはめ込まれ、飲料入口管(3500)から送り込まれた飲料を飲料出口管(3700)からタップ(4000)へと送られる。冷媒冷却器(2100)と冷却槽(2300)は、断熱材(2200)で、飲料冷却器(3100)と冷却槽(3300)は、断熱材(3200)で断熱される。冷却槽(2300)と(3300)の中間冷媒(2900)、(3900)は、下部の接続管(4100)と循環ポンプ(6000)で両方の冷却槽(2300)と(3300)間を循環する。中間冷媒として用いられる保冷剤については、特開H07−255768、2003−129040、2003−306671、2004−002829、2004−091650などに示されており、グリセリンやアルコール等を水に加えたもので飲料などへの影響が無いものを用いる。
実施例2は、図2(a)に示すように、飲料ディスペンサーは、飲料冷却扉(3000)は閉じた状態で使用され、タップ取付けネジ(3010)が設けられ、タップ(4000)が取り付けられる。図2(b)は、飲料冷却扉(3000)が開いた状況を示しており、飲料冷却扉(3000)と冷却器ボックス(2000)の相対する面には、飲料冷却器(3100)と冷媒冷却器(2100)の相互に密着する冷却面を見ることができる。上部に設けられた循環孔(2060)と(3060)を通って中間冷媒(2900)、(3900)が循環する。
図3に、実施例1の飲料冷却扉(3000)の立体図、断面図、部品展開図を示す。飲料冷却扉(3000)は、外箱(3050)とその内側に設けられた断熱材(3200)、飲料冷却器(3100)を保持する外箱に取り付けられた側板(3190)で構成され、内部の冷却槽(3300)の中間冷媒(3900)で飲料冷却器(3100)が冷却される。中間冷媒(3900)は、側板(3190)に設けられた孔(3060)を通して冷却器ボックス(2000)内に形成される冷却槽(2300)内の中間冷媒(3900)とが循環ポンプ(6000)及び連結管(4100)を通して循環する。
図4に、実施例1の冷却器ボックス(2000)に設けられた外箱(2050)の立体図、断面図、部品展開図を示す。冷却器ボックス(2000)は、上部の外箱(2050)とその内側に設けられた断熱材(2400)、冷媒冷却器(2100)を保持する外箱(2050)に取り付けられた側板(2190)で構成され、冷媒冷却器(2100)で内部の冷却槽(2300)の中間冷媒(2900)が冷却される。中間冷媒(2900)は、側板(2190)に設けられた孔(2060)を通して飲料冷却扉(3000)内に形成される冷却槽(3300)内の中間冷媒(3900)とが循環ポンプ(6000)及び連結管(4100)を通して循環する。
図5(a)(b)に実施例1の冷媒冷却器(2100)の詳細図を示す。図5(a)の冷媒冷却器(2100)は、螺旋管(2193)を包み込んだ高熱伝導材(2191)で形成されている。螺旋管(2191)は、高熱伝導材(2191)内で入口出口管がほぼ平面上で並列して中心部に向かい、中心部で一体化している。図5(b)に、実施例2の冷媒冷却器(2100)を示す。冷媒冷却器(2100)は、高熱伝導材(2191)で包まれた蛇行管(2192)で構成されている。実施例1の冷媒冷却器(2100)には、図5(a)(b)のいずれを用いてもよい。
図6に、実施例1の飲料冷却器(3100)の詳細図を示す。図6(a)に飲料冷却器主部(3100A)の側面図、(b)に正面図、(c)にA−A断面図を蓋(3180)と組み合わせて示す。飲料冷却器主部(3100A)は、板状の部材に溝状の飲料入口流路(3130)、冷却部底板(3140)、溝状の飲料出口流路(3155)を設けたもので、飲料は入口(3110)から入り、飲料入口流路(3130)で分配されて冷却部底板(3140)と蓋(3180)で形成される薄板状の隙間を流れて冷却され、飲料出口流路(3155)に集められて出口(3120)から出る。また、薄板構造の場合、広い平面に高い面圧が作用すると面の変形が生じるので面に凹凸を持たせて強度を保持して面の変形を抑制しても良い。
図7に、実施例2の飲料冷却器(3100)の詳細図を示す。図7(a)に飲料冷却器主部(3100A)の側面図、(b)に正面図、(c)にA−A断面図を蓋(3180)と組み合わせて示す。飲料冷却器主部(3100A)は、厚板状の部材に溝状の飲料入口流路(3130)、冷却部底板(3140)、溝状の飲料出口流路(3155)を設けたもので、飲料は入口(3110)から入り、飲料入口流路(3130)で分配されて冷却部底板(3140)と蓋(3180)で形成される薄板状の隙間を流れて冷却され、飲料出口流路(3155)に集められて出口(3120)から出る。本明細では、生産性を重視して、上記の蓋(3180)は、形状がもっとも単純な平板にしているが、蓋(3180)にも飲料冷却器主部(3100A)と同様の加工をしたものを用いても良く、なんら本考案の主旨が変わるものではない。
実施例3の構成を図8に示す。図8(a)に示すように、飲料ディスペンサーは、飲料冷却扉(3000)は閉じた状態で使用され、タップ取付けネジ(3010)が設けられている。図8(b)は、飲料冷却扉(3000)が開いた状況を示しており、飲料冷却扉(3000)と冷却器ボックス(2000)の相対する面には、飲料冷却器(3100)と冷媒冷却器(2100)の相互に密着する冷却面を見ることができる。孔(2060)と(3060)は、中間冷媒(2900)、(3900)の循環のために設けられたものである。この例では、飲料冷却扉(3000)に2個の飲料冷却器(3100)と(3150)が設けられているが、1個以上の複数個設けることができ、タップ取付けネジ(3010)(3120)から飲料冷却器(3100)・・・と同数のタップを設けられる。また、図10に示すように冷媒冷却器(2100)も1個以上設けることができる。
実施例4は、図10に示すように、実施例3と同様の構成で、冷却器ボックス(2000)と飲料冷却扉(3000)を冷凍機ボックス(1050)の上部平面に水平に設置したものである。
実施例5は、図11に示すように、実施例3と同様の構成で、冷却器ボックス(2000)と飲料冷却扉(3000)を冷凍機ボックス(1050)の側面に設置したものである。
実施例6の構成断面図は実施例1と同様であり、図1の奥側の構成が異なっているもので、図12と図13に飲料冷却扉(3000)と冷却器ボックス(2000)上部の外箱(2050)の立体図、断面図、部品展開図を示す。飲料冷却扉(3000)は、外箱(3050)とその内側に設けられた断熱材(3200)、飲料冷却器(3100)を保持する外箱に取り付けられた側板(3190)で構成され、内部の冷却槽(3300)の中間冷媒(3900)で飲料冷却器(3100)が冷却される。中間冷媒(3900)は、側板(3190)に設けられた孔(3060)を通して冷却器ボックス(2000)内に形成される冷却槽(2300)内の中間冷媒(2900)と循環ポンプ(6000)及び連結管(4100)を通して循環する。飲料冷却扉(3000)の側板(3190)には、飲料冷却扉(3000)が閉まった状態で冷媒冷却器(2100)と接する冷却板(3195)が設けられ、冷却槽(3300)内の中間冷媒(3900)を冷却する。
冷却器ボックス(2000)に設けられた外箱(2050)の立体図、断面図、部品展開図を示す。冷却器ボックス(2000)は、上部の外箱(2050)とその内側に設けられた断熱材(2400)、冷媒冷却器(2100)を保持する外箱(2050)に取り付けられた側板(2190)で構成され、冷媒冷却器(2100)で内部の冷却槽(2300)の中間冷媒(2900)が冷却される。中間冷媒(2900)は、側板(2190)に設けられた孔(2060)を通して飲料冷却扉(3000)内に形成される冷却槽(3300)内の中間冷媒(3900)と循環ポンプ(6000)及び連結管(4100)を通して循環する。
実施例7の構成を図14に示す。冷媒冷却器(2100)の両面に少なくとも1個ずつの飲料冷却器(3100)と(3150)を密着させて設けたものである。図15に実施例7の使用時の外観と飲料冷却扉(3000)と(3050)を開いた状態の外観を示す。
実施例8の構成を図16に示す。実施例8は、冷媒冷却器(2100)と(2150)を冷却器ボックス(2000)に設けて、冷却器ボックス(2000)内に冷却槽(2300)を設け、少なくとも1個ずつの飲料冷却器(3100)と(3150)を冷媒冷却器(2100)と(2150)に密着させたものであり、飲料冷却扉(3000)と(3050)内に前記の飲料冷却器(3100)と(3150)及び冷却槽(3300)と(3350)を設けたものである。この図16では、二つの飲料冷却器(3100)と(3150)を接続管(3600)で接続した例を示しているが、飲料冷却器(3100)と(3150)にそれぞれタップ(4000)を設けることもできる。
図17に実施例8の飲料ディスペンサーの飲料冷却扉(3000)と(3050)を開いた状態の外観を示す。
実施例9の構成を図18に示す。冷媒冷却器(2100)が他のものと接しない面に冷却フィン(5100)、(5200)を設けた構成を示す。冷却槽(2300)内の中間冷媒(3900)は、冷媒冷却器(2100)の表面で冷却されて凍結する場合があり、凍結した場合は、凍結面(7000)より冷媒冷却器(2100)に近い部分は、熱伝導率の低い氷に囲まれて液状の中間冷媒(2900)への熱伝導が悪くなる。通常フィン効率が高い高さ/巾(厚さ)比は10以下であるが、高さ/巾(厚さ)比を10以上として氷などに囲まれた部分からフィンが突出した形とする。
実施例10の冷媒冷却器(2100)の構成例を図19(a)(b)に示す。高熱伝導材(2191)で包まれた蛇行管(2192)と螺旋管(2193)を平面上に2セット以上を直列に接続に配置したものである。
実施例11の冷媒冷却器(2100)の詳細図を図20に示す。図20(a)に冷媒冷却器主部(2100A)の側面図、(b)に正面図、(c)にA−A断面図を蓋(2180)と組み合わせて示す。飲料冷却器主部(2100A)は、板状の部材に溝状の飲料入口流路(2130)、冷却部底板(2140)、溝状の冷媒出口流路(2155)を設けたもので、冷媒は入口(2110)から入り、冷媒入口流路(2130)で分配されて冷却部底板(2140)と蓋(2180)で形成される薄板状の隙間を流れて冷却され、冷媒出口流路(2155)に集められて出口(2120)から出る。また、薄板構造の場合、広い平面に高い面圧が作用すると面の変形が生じるので面に凹凸を持たせて強度を保持して面の変形を抑制しても良い。
図21に、実施例12の冷媒冷却器(2100)の詳細図を示す。図21(a)に冷媒冷却器主部(2100A)の側面図、(b)に正面図、(c)にA−A断面図を蓋(2180)と組み合わせて示す。冷媒冷却器主部(2100A)は、厚板状の部材に溝状の冷媒入口流路(2130)、冷却部底板(2140)、溝状の冷媒出口流路(2155)を設けたもので、冷媒は入口(2110)から入り、冷媒入口流路(2130)で分配されて冷却部底板(2140)と蓋(2180)で形成される薄板状の隙間を流れて冷却され、冷媒出口流路(2155)に集められて出口(2120)から出る。本明細では、生産性を重視して、上記の蓋(2180)は、形状がもっとも単純な平板にしているが、蓋(2180)にも冷媒冷却器主部(2100A)と同様の加工をしたものを用いても良く、なんら本考案の主旨が変わるものではない。
図22に、実施例13の飲料冷却器(3100)を示す。実施例13の飲料冷却器(3100)は、板状部材(3105)に設けられた入口(3110)、出口(3120)と蛇行溝(3135)、側面を密閉するための2枚の蓋(3180)で構成されている。
図23に実施例14の冷媒冷却器(2100)を示す。実施例14の冷媒冷却器(2100)の構成例を図25、図26に示す。高熱伝導材(2191)で包まれた蛇行管(2192A)、(2192B)と螺旋管(2193A)、(2193B)を平面上に並列に接続に配置したものである。
図24に実施例15の中間冷媒浸漬型飲料ディスペンサーを示す。実施例15の中間冷媒浸漬型飲料ディスペンサーは、冷凍機ボックス(1050)内に圧縮機(1100)で圧縮された冷媒は凝縮器(1200)で凝縮され、膨張弁で膨張させて低温の湿りガスを作り、冷凍ボックス(2050)内の冷媒冷却器(2100)へと送られ、その冷熱が冷却槽(2300)内の中間冷媒(2900)へ伝えられる。低温になった中間冷媒(2900)で飲料冷却器(3100)内の飲料が冷却され、タップ(4000)から注出される。飲料冷却器(2100)は冷却槽(2300)から上側へ容易に取り出すことができるようにネジなどで冷却ボックス(2050)に取り付けられている。
図25に実施例16の円筒型飲料ディスペンサーの構成を示す。冷凍機ボックス(1050)内に冷凍機(1000)、冷媒冷却器(2100)、飲料冷却器(3100)が納められ、冷媒冷却器(2100)は、螺旋管(2193)が円盤状の高熱伝導材(2191)に包まれ、飲料冷却器(3100)は、円盤状の板に入口流路(3130)と出口流路(3155)の円弧状の深い溝と円盤状の冷却部底板(3140)と蓋(3180)で形成される浅い溝で構成されている。飲料は、入口(3500)から入り、出口(3700)からタップ(4000)へと出される。飲料冷却器(2100)の蓋(2180)は、容易に取り外しができるように飲料冷却器主部(2100A)にネジなどで締め付けられている。
図26に、実施例17の冷熱貯蔵器付筒型飲料ディスペンサーの構成を示す。冷凍機ボックス(1050)内に冷凍機(1000)、冷媒冷却器(2100)、飲料冷却器(3100)が納められ、冷媒冷却器(2100)は、螺旋管(2193)が円盤状の高熱伝導材(2191)に包まれ、冷熱著臓器(8000)は、円筒状の容器(8100)に入った中間冷媒(2900)が円盤(8200)で封入されており、飲料冷却器(3100)は、円盤状の板に入口流路(3130)と出口流路(3155)の円弧状の深い溝と円盤状の冷却部底板(3140)と蓋(3180)で形成される浅い溝で構成されている。冷凍機(1000)で作り出された低温の冷媒で冷媒冷却器(2100)が冷却され、冷媒冷却器(2100)に密着した冷熱貯蔵器(8000)が冷却され、飲料冷却器(3100)が冷却される。飲料は、入口(3500)から入り、出口(3700)からタップ(4000)へと出される。飲料冷却器(2100)の蓋(2180)は、容易に取り外しができるように飲料冷却器主部(2100A)にネジなどで締め付けられている。
図27に実施例18の二面冷熱貯蔵器付円筒型飲料ディスペンサーの構成を示す。冷凍機ボックス(1050)内に冷凍機(1000)、冷媒冷却器(2100)、飲料冷却器(3100)が納められている。冷媒冷却器(2100)の上面と下面に冷熱貯蔵器(8000)が設けられ、上の冷熱貯蔵器(8000)の上と下の冷熱貯蔵器(8000)の下に飲料冷却器(3100)が設けられている。冷媒冷却器(2100)は、螺旋管(2193)が円盤状の高熱伝導材(2191)に包まれ、冷熱貯蔵器(8000)は、図30に示すように円筒状の容器(8100)に入った中間冷媒(2900)が円盤(8200)で封入されており、飲料冷却器(3100)は、円盤状の板に入口流路(3130)と出口流路(3155)の円弧状の深い溝と円盤状の冷却部底板(3140)と蓋(3180)で形成される浅い溝で構成されている。冷凍機(1000)で作り出された低温の冷媒で冷媒冷却器(2100)が冷却され、冷媒冷却器(2100)に密着した冷熱貯蔵器(8000)が冷却され、飲料冷却器(3100)が冷却される。飮料は、入口(3500)から入り、出口(3700)からタップ(4000)へと出される。飲料冷却器(2100)の蓋(2180)は、容易に取り外しができるように飲料冷却器主部(2100A)にネジなどで締め付けられている。
図28に実施例15から18に使用される冷媒冷却器(2100)の詳細図を、図29に実施例15から18に使用される飲料冷却器(3100)の詳細図を、図30に、実施例15から18に使用される冷熱貯蔵器(8000)の詳細図を示す。
図31に実施例19の螺旋溝(3145)を設けた飲料冷却器主部(3100A)と蓋(3180)の数例の詳細形状を示す。
発明の効果
実施例1は、図1に示すように、冷凍機ボックス(1050)の側面に冷却器ボックス(2000)を、冷却器ボックス(2000)上部側面に位置する場所に飲料冷却扉(3000)を備えている。冷却器ボックス(2000)と飲料冷却扉(3000)に納められた冷却槽(2300)、(3300)が小さいため、従来の飲料ディスペンサー、特表平11−808213、特開2002−284294、特開2003−200999、特開2003−97876、特開2001−335096、特開2004−106927に比べてコンパクトで、設置面積も小さい。
また、図2に示すように飲料冷却扉(3000)を開放して、残っている飲料を飲料冷却器図(3100)から流し出して、図6に示す蓋(3180)をはずすことにより、飲料冷却器(3100)を開放して洗浄ができる。このとき、他の部品などは取り外す必要はない。飲料には、糖分やアルコール、タンパク、澱粉質、カルシウムなどの種々の成分が含まれ、水や洗浄液などを流路に通しただけでは、除去できないが、開放して洗浄することで、容易に洗浄可能となる。他の全ての実施例についても同様の効果がある。飲料冷却器(3100)は、図6に示すように、例えば板状部材をプレス加工などで製作可能であり、構造が簡素で製作コストの低減が可能である。使用時は、図2(a)に示すように、冷媒冷却器(2100)と飲料冷却器(3100)を密着させているので、冷媒冷却器(2100)の冷熱を熱伝導率の高い金属面を通して伝えるため、冷凍機(1100)を制御することで飲料冷却能力を直接的に制御可能である。冷媒冷却器(2100)は、蛇行管(2192)や螺旋管(2193)を高伝熱材料(2191)で包んだもので、図5に示すように従来のものに比べて大幅に小型化され、量産性に優れ、低コスト化が可能である。
実施例2は、実施例1の飲料冷却器(3100)を、厚板状の部材から削りだし又は鋳造などで製作したものに変更したもので、生産コストの低減とともに、実施例1の飲料冷却器(3100)に比べて部材が多く、冷熱蓄熱効果を有する。
図8に示す実施例3は、実施例1から飲料冷却器(3100)の数を増したものであり、複数の飲料冷却器(3100)、(3150)・・・を設けることにより、複数の飲料を抽出できる。
図9に示す実施例4は、1台の飲料ディスペンサーに、複数の冷媒冷却器(2100)、(2150)・・と複数の飲料冷却器(3100)、(3150)・・を設けたもので、飲料最適温度の異なる複数の飲料を注出できる。
図10に示す実施例5は、冷媒冷却器(2100)と飲料冷却器(3100)の配置を冷凍機ボックス(1050)の上面に水平に設置し、飲料冷却扉(3000)の開き方向を変えたもので、飲料ディスペンサーの小型化、設置場所の自由度増大に有効である。
図11に示す実施例6は、冷媒冷却器(2100)と飲料冷却器(3100)の配置と飲料冷却扉(3000)の開き方向を変えたもので、飲料ディスペンサーの小型化、設置場所の自由度増大に有効である。
図12と図13に示す実施例7は、飲料冷却ボックス(3000)に冷却板(3195)を設けて、冷媒冷却器(2100)で飲料冷却ボックス(3000)の冷却槽(3300)内の中間冷媒(3900)を直接冷却できるようにしたもので、飲料の冷却速度を上げたり、飲料の凍結を防止するなどの制御の自由度が増えている。
図14と図15に示す実施例8は、冷媒冷却器(2100)の両面に飲料冷却器(3100)と(3150)を設けたもので、2種の飲料を注出できる。両側の飲料冷却器(3100)と(3150)を、飲料冷却扉(3000)と(3050)を開くことによって、容易に開放でき、簡単に洗浄できる。
図16と図17に示す実施例9は、冷却器ボックス(2000)内に冷媒冷却器(2100)、(2150)を備え、それぞれの側面に飲料冷却器(3100)、(3150)が密着するようにしたものであり、冷却器ボックス(2000)と飲料冷却扉(3000)内に冷却槽も備えたものであるので、飲料の冷却能力が高い。飲料冷却器(3100)と(3150)は、図17に示すように飲料冷却扉(3000)と(3050)を開くことによって、容易に開放可能であり、洗浄が容易である。
実施例10は、図18に示す平板フィン(5100)や角柱フィン(5200)を前記の書く実施例の中の冷媒冷却器(2100)、・・の中間冷媒(2900)、(3900)に接する面に設けているので、熱交換効率が高まり、冷媒冷却器(2100)・・の表面から凍結面(7000)まで凍結した時も、凍結面(7000)から突出したフィン先端部が熱交換を促進する。
実施例11は、図19(a)(b)に示す冷媒冷却器(2100)を前述の実施例に用いたものであり、一つの冷媒冷却器(2100)を二つの冷却面に接触させて使用できる。
また、蛇行管(2192)や螺旋管(2193)は、型や機械の調整を行って曲げられるので、長い管を製作するときに、同形状のものを繰り返し使うことにより、調整回数が少なくなり生産性を向上できる。
実施例12は、図20と図21に示すように冷媒冷却器(2100)に飲料冷却器(3100)と同形状のものを使用することにより、生産性の向上を図ることができる。
実施例13は、図22に示すように、厚い板に蛇行した貫通溝を持った飲料冷却器であり、上下の蓋を取り除くことで、容易に洗浄ができる。また、製作が容易であり、生産コストが低い。
実施例14は、図23(a)(b)に示すように、冷媒冷却器(2100)に2組の冷却管を設けたもので、それぞれの温度や冷媒流量を調整することにより、冷却温度を変更可能である。また、それぞれに2台の冷凍機をつなぐことにより、冷却能力制御が容易になる。
実施例15は、冷却槽(2300)内に省スペースの冷媒冷却器(2100)と飲料冷却器(3100)を浸漬して、冷熱蓄熱能力を有して、小型で飲料冷却器(3100)の分解洗浄を可能としたものである。
実施例16は、円盤形状の冷媒冷却器(2100)と飲料冷却器(3100)を提供するもので、円筒形ケースを用いる場合にスペースを最大限に活用できる利点を有する。
実施例17は、実施例15と同様に、円筒形ケースを用いる場合にスペースを最大限に活用でき、円盤状の冷熱貯蔵器(8000)を備えて、短時間の冷却能力が向上したものである。
実施例18は、冷媒冷却器(2100)の両面を活用した円筒ケース用の飲料ディスペンサーで、スペース効率を向上させたものである。
実施例19は、円筒形のケースを用いる飲料ディスペンサーにおいて、円盤状の飲料冷却器(3100)の飲料冷却流路を溝で形成し、蓋(3180)を開くことで、分解洗浄が可能で、飲料の出入口の配置を自由に選ぶことができるという利点を有する。
実施例1の飲料ディスペンサーの断面図 実施例1の飲料ディスペンサーの外観と飲料冷却扉開放時の外観 実施例1の飲料冷却扉の詳細図及び展開図 実施例1の冷媒冷却ボックスの詳細図及び展開図 実施例1の冷媒冷却器 実施例1の飲料冷却器の詳細図 実施例2の飲料冷却器の詳細図 実施例3の飲料ディスペンサーの外観と飲料冷却扉開放時の外観 実施例3の飲料ディスペンサーの外観と飲料冷却扉開放時の外観 実施例4の飲料ディスペンサーの飲料冷却扉開放時の外観 実施例5の飲料ディスペンサーの飲料冷却扉開放時の外観 実施例6の飲料冷却扉の詳細図と展開図 実施例6の冷媒冷却ボックスの詳細図と展開図 実施例7の飲料ディスペンサーの断面図 実施例7の飲料ディスペンサーの外観と飲料冷却扉開放時の外観 実施例8の飲料ディスペンサーの断面図 実施例8の飲料ディスペンサーの外観と飲料冷却扉開放時の外観 実施例9の冷却フィン 実施例10の冷媒冷却器の詳細図 実施例11の冷媒冷却器の詳細図 実施例12の冷媒冷却器の詳細図 実施例13の飲料冷却器の詳細図 実施例14の冷媒冷却器の詳細図 実施例15の中間冷媒浸漬型飲料ディスペンサー 実施例16の円筒型飲料ディスペンサー 実施例17の冷熱貯蔵器付円筒型飲料ディスペンサー 実施例18の二面冷熱貯蔵器付円筒型飲料ディスペンサー 実施例16から18の冷媒冷却器 実施例16から18の飲料冷却器 実施例16から18の冷熱貯蔵器 実施例19の冷媒冷却器の詳細図 従来の瞬間冷却方式の飲料ディスペンサーの例 従来の瞬間冷却方式の飲料ディスペンサーの例 従来のプレート熱交換器型瞬間冷却方式の飲料ディスペンサーの例
符号の説明
(2)冷凍機 (1400)モータ
(3)冷却水タンク (1500)、(1550)膨張弁
(5)プレート式熱交換器 (1600)、(1650)冷媒戻管
(14)冷却水送りポンプ (2000)冷却器ボックス
(110)炭酸ガスボンベ (2050)、(3050)外箱
(120)減圧弁 (2060)、(3060)孔
(130)ガス管 (2100)、(2150)冷媒冷却器
(210)樽 (2100A)冷媒冷却器主部
(220)ヘッド (2110)入口
(230)供給管 (2120)出口
(300)ディスペンサー (2130)冷媒入口流路
(310)飲料冷却管 (2140)冷却部底板
(320)タップ (2155)冷媒出口流路
(330)水 (2160)冷却部外縁
(340)冷媒冷却管 (2170)冷却部外板
(350)圧縮機 (2190)蓄熱材
(360)ファン (2191)冷媒冷却器基材
(370)凝縮器 (2192)蛇行管
(380)モータ (2193)螺旋管
(390)攪拌翼 (2200)、(3200)断熱材
(1000)、(1900)冷凍機 (2300)、(3300)、(3350)中間冷媒
(1050)冷凍機ボックス (3000)、(3050)飲料冷却扉
(1100)圧縮機 (3010)、(3020)タップ取付けネジ
(1200)凝縮器 (3100)、(3150)飲料冷却器
(1300)ファン (3100A)飲料冷却器主部
(3110)入口
(3120)出口
(3130)飲料入口流路
(3140)冷却部底板
(3145)溝
(3155)飲料出口流路
(3160)冷却部外縁
(3170)冷却部外板
(3180)蓋
(3190)側板
(3300)冷却槽
(3500)飲料入口管
(3600)、(4100)接続管
(3700)飲料出口管
(3900)中間冷媒
(4000)タップ
(6000)循環ポンプ
(7000)凍結面
(8000)冷熱貯蔵器
(8100)貯蔵容器
(8200)円盤

Claims (27)

  1. 冷凍機を有する瞬間冷却方式の飲料ディスペンサーにおいて、冷媒を圧縮する圧縮機、凝縮させる凝縮器、凝縮器に風を送るファンとモータ、膨張させて低温の湿りガスを作る膨張弁などを納めた冷凍機ボックス、冷媒冷却器、冷却槽などを納めた冷却器ボックス、飲料冷却器、冷却槽などを納め、冷却器ボックスに取り付けた開閉できる飲料冷却扉に分割して構成したことを特徴とする飲料ディスペンサー。
  2. 飲料流路を形成する飲料冷却器主部と蓋に分割して形成した飲料冷却器と冷媒管を高熱伝導材で包含する形の冷媒冷却器を密着させたことを特徴とする飲料ディスペンサー。
  3. 請求項2において、飲料冷却流路の面積の少なくとも50%を飲料冷却器主部と蓋の間の平均隙間が5mm以下の狭隘流路で形成されることを特徴とする飲料ディスペンサー。
  4. 請求項2、3において、飲料冷却器が四角等の多角形状を呈することを特徴とする飲料ディスペンサー。
  5. 請求項2、3において、少なくとも2箇所の窪みを持ち、窪みの一部に入口と出口の孔を有して、外周部に平面を有する飲料冷却器主部をほぼ一定の厚みの金属板を成形して製作したことを特徴とする飲料ディスペンサー。
  6. 冷凍機を有する瞬間冷却方式の飲料ディスペンサーにおいて、少なくとも1個の冷媒冷却器を備えた冷却器ボックスと冷却器ボックスの少なくとも1面に設置した飲料冷却扉に少なくとも1個の飲料冷却器を備え、冷媒冷却器と飲料冷却器の相対する面が密着していることを特徴とする飲料ディスペンサー。
  7. 請求項6において、少なくとも1個の飲料冷却扉が開閉し、閉めたときに冷媒冷却器と飲料冷却器の相対する面が密着することを特徴とする飲料ディスペンサー。
  8. 請求項6において、冷却器ボックスと飲料冷却扉の少なくとも一方に中間冷媒を入れた冷却槽を備え、冷媒冷却器と飲料冷却器の少なくとも1面を冷却槽内の中間冷媒に接触するようにしたことを特徴とする飲料ディスペンサー。
  9. 請求項8において、少なくとも1個の飲料冷却扉が開閉し、閉めたときに冷媒冷却器と飲料冷却器の相対する面が密着することを特徴とする飲料ディスペンサー。
  10. 請求項8、9において、冷却槽内の中間冷媒を冷却槽内又は複数の冷却槽間の循環又は攪拌する手段を備えたことを特徴とする飲料ディスペンサー。
  11. 請求項6から10において、冷媒冷却器の飲料冷却器と密着する面の面積を拡大し、飲料冷却扉に備えた飲料冷却器及び冷却板と密着するようにしたことを特徴とする飲料ディスペンサー。
  12. 冷凍機を有する飲料ディスペンサーにおいて、螺旋管又は蛇行管を高熱伝導材で包んだ少なくとも1面を平面に成形した冷媒冷却器を備えたことを特徴とする飲料ディスペンサー。
  13. 請求項12において、冷媒冷却器の少なくとも1面にフィンを備えたことを特徴とする飲料ディスペンサー。
  14. 請求項13において、高さがフィンの根元の代表寸法の10倍以上のフィンを備えたことを特徴とする飲料ディスペンサー。
  15. 冷凍機を有する飲料ディスペンサーにおいて、飲料流路を形成する飲料冷却器主部と蓋に分割して形成した飲料冷却器の少なくとも1面にフィンを設けたことを特徴とする飲料ディスペンサー。
  16. 冷凍機を有する飲料ディスペンサーにおいて、冷凍機を内蔵する冷凍機ボックスの少なくとも1面に固定した冷却器ボックスの冷凍機ボックスの上面より高い位置に取り付けた開閉可能な飲料冷却扉を備え、冷却器ボックスと開閉可能な飲料冷却扉の一方に飲料冷却器を、他方に冷媒冷却器を備え、飲料冷却扉を閉じたときに冷媒冷却器と飲料冷却器の相対する面が密着することを特徴とする飲料ディスペンサー。
  17. 冷凍機を有する飲料ディスペンサーにおいて、冷凍機を内蔵する冷凍機ボックスの上面に設置した冷却器ボックスの上面に取り付けた開閉可能な飲料冷却扉を備え、冷却器ボックスと飲料冷却扉の一方に飲料冷却器を、他方に冷媒冷却器を備え、飲料冷却扉を閉じたときに冷媒冷却器と飲料冷却器の相対する面が密着することを特徴とする飲料ディスペンサー。
  18. 冷凍機を有する飲料ディスペンサーにおいて、冷凍機を内蔵する冷凍機ボックスの側面に設置した冷却器ボックスの側面に取り付けた開閉可能な飲料冷却扉を備え、冷却器ボックスと飲料冷却扉の一方に飲料冷却器を、他方に冷媒冷却器を備え、飲料冷却扉を閉じたときに冷媒冷却器と飲料冷却器の相対する面が密着することを特徴とする飲料ディスペンサー。
  19. 請求項16から18において、冷凍機ボックスと冷却器ボックスを一体化したことを特徴とする飲料ディスペンサー。
  20. 冷凍機を有する飲料ディスペンサーにおいて、螺旋状や蛇行状の溝を有する飲料冷却器主部と蓋で形成される飲料冷却器を有することを特徴とする飲料ディスペンサー。
  21. 請求項20において、溝を形成する仕切壁の厚さと深さの比が5以上である飲料冷却器を有することを特徴とする飲料ディスペンサー。
  22. 請求項20、21において、飲料冷却器主部と蓋の少なくとも1面に冷却フィンを設けた飲料冷却器を有することを特徴とする飲料ディスペンサー。
  23. 冷凍機を有する飲料ディスペンサーにおいて、飲料ディスペンサーの外観が円筒形であり、相互に密着する冷媒冷却器と飲料冷却器の少なくとも一方が円盤状であることを特徴とする飲料ディスペンサー。
  24. 冷凍機を有する飲料ディスペンサーにおいて、飲料ディスペンサーの外観が円筒形であり、冷媒を通して冷却する冷媒冷却器、冷媒冷却器と密着する冷熱貯蔵器、中間冷媒を内蔵する前記の冷熱貯蔵器と密着する飲料冷却器の少なくとも一つが円盤状であることを特徴とする飲料ディスペンサー。
  25. 飲料ディスペンサーの冷媒冷却器において、冷却管を高熱伝導材で包まれた冷媒冷却器の冷却管の入口と出口が管径の5倍以内の距離にあり、二本の冷却管が平面上で平行に配置され、中心部付近で結合されていることを特徴とする冷媒冷却器。
  26. 飲料ディスペンサーの飲料冷却器において、飲料冷却流路が螺旋溝を有する飲料冷却器主部と蓋で形成され、螺旋溝の入口と出口が溝巾の5倍以内の距離にあり、二本の螺旋溝が平面上で平行して配置され、中心部付近で結合されていることを特徴とする飲料冷却器。
  27. 冷凍機を有する飲料ディスペンサーにおいて、冷却流路を形成する飲料冷却器主部と蓋で構成される飲料冷却器と高熱伝導材で包まれた冷媒管で構成される冷媒冷却器が冷却槽内の中間冷媒に浸漬されていることを特徴とする飲料ディスペンサー。
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