JP2003501056A - 飼料補足物としての中鎖脂肪酸を含有するトリグリセリドと外因性脂質分解酵素との合同使用 - Google Patents
飼料補足物としての中鎖脂肪酸を含有するトリグリセリドと外因性脂質分解酵素との合同使用Info
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Abstract
Description
動物、特に早期に離乳された仔ブタ用の飼料補足物として外因性脂質分解酵素(
エステラーゼまたはリパーゼ)と組合せて、中鎖脂肪酸(MCFA;C4〜C1
2まで)を含むトリグリセリド(TG)の使用に関する。これは、伝統的である
が、競合する飼料添加剤の使用なしに、成長作用の際だった改善を生じる。
を維持するために、ブタ管理システムにおける一般的慣例になった。しかし、早
期離乳は、子ブタに、多かれ少なかれ、飼料摂取の顕著な抑制および体の蓄えと
合せて、主に環境、栄養および免疫起源の多量のストレスを負わせる。消化不良
および吸収不良は、しばしば、細菌の過剰成長および/またはウイルス感染によ
る消化不調を生じる状況をさらに悪化させる。これらの現象は、企業の収益性に
大いに干渉する。これらの問題を網羅する膨大な量の文献がある(例えば、VAN
DER PEET、1992年;PARTRIDGE、1993年)。
量の増加と合せて、特定の成分(例えば、ミルク粉末および乳漿およびラクトー
スのような誘導物、乾燥血液血清、フレーバー)の使用による飼料の許容性を改
善することによっておよび/または仔ブタの消化容量に対する飼料の適合を目的
とする。エネルギー含量の増加は、中でも、容易に消化できるか、または代謝で
きる脂肪を含むことによって得られる。この内容における中鎖トリグリセリド(
MCTG)の有用性は、新生児(ODLE、1999年)で、および離乳した仔ブタ(CE
RAら、1989年)での両方で典拠が充分に示されている。MCTGの有用性につい
ての理由は、BACHおよびBABAYAN(1982年)により検討されたそれらの特定の消
化性および代謝性脂肪である。
呼ばれる化学療法剤)を補足することによって防止および/または治療される。
上に明記された介在の組合せ効果は、主に、成長作用(さらに「成長促進」と呼
ばれる)の顕著な改善を生じる。この成長促進は、環境により、主に、よりよい
飼料変換(=飼料kg/増加kg)と二者択一で合せて、飼料摂取が改善されること
による。しかし、動物生産システムにおける成長促進のための抗生物質の使用に
ついての憂慮がつのる。特に、ヒト医薬品で使用されるある種の最後の手段の抗
生物質に対する交差耐性の発生の危険について、充分に考慮される恐れがある(
CORPET、1996年;WEGENERら、1998年)。したがって、それらの抗生物質(いわ
ゆる成長プロモータ)のほとんどは、代替物についての緊急の必要性を正当化す
る欧州ではすでに、または近い将来禁止される。
じるということ、およびグラム+乳酸細菌(ビフィドバクテリア(Bifidobacter
ia)ラクトバシリ(Lactobasilli))が、それらに対する保護的および/または
拮抗効果を示すという一般的意見があるので、最近提案された代替物は、それら
の抗大腸菌活性:例えば、銅および亜鉛化合物、選択された有機酸(短鎖脂肪酸
(SCFA、蟻酸、酢酸、プロピオン酸)、乳酸、フマル酸、クエン酸、リンゴ
酸、ソルビン酸)、プロバイオティックス(主に、乳酸細菌)および/またはプ
レバイオティックス(主に、ビフィド原性オリゴサッカライド、いわゆるNDO
)について選択される。Cuおよび/またはZn化合物は、有効であるが、しか
し、環境におけるそれらの効果(汚染)のために受入られない。プロ−および/
またはプレバイオティックスで得られた結果は、予測不可能であり、そして一般
的に言って落胆させている(CHESSON、1994年)。
THら、1998年)。しかし、むしろ高用量が必要とされ、その結果それらの有用性
は、高コスト、仔ブタの飼料摂取に大いに干渉するそれらの腐食特性およびそれ
らの嫌いな風味により制限される。
間、すでに知られている。選択FA(および誘導体)の抗微生物効果の再評価は
、KABARA(1978年)の検討で示される。それにより、ラウリン酸(C12、MC
FA−ファミリーの一員)および誘導体に特別の注目が示された。 別の文献のデータは、ある種の動物種(例えば、ウサギ、ヤギ、ウマ)のミル
ク−脂肪におけるMCFAの比較的重要な寄与を結論づけるに至る一方で、他の
種では、その濃度は、低いか、または雌ブタのミルクにおけるのと同様に無価値
でさえある(DIERICK、1998年、文献編纂物、個人的通信)。ほとんどの哺乳類
で、舌または胃の分泌から起因する多かれ少なかれ顕著な前十二指腸(=膵臓起
源のものでない)の脂肪分解活性がある。それらのリパーゼの活性は、コリパー
ゼおよび胆汁酸に依存し、広範なpHで活性および安定で、そして乳脂肪中でMC
FAについて優先性を示す。前十二指腸のリパーゼ活性は、プレ反芻動物である
仔ウシおよびウサギでは高く、仔ブタでは中程度であり、そして家禽ではなしで
ある(MOREAUら、1988年)。過剰のMCFAは、重要な副作用を示しうる:実際
に、それらは、新たに生まれたブタで催眠作用がある可能性があり(ODLE、1999
年)、そして飼料摂取に干渉しうる顕著な十二分に満足される活性を示す腸のホ
ルモンであるCCKについての強力な刺激物であるというデータがある(LEPINE
ら、1989年)。この内容でのデータが、欠乏しているか、または決定的でないが
、低い飼料摂取は、遊離MCFAの強力な(ヤギの様な)臭いおよび嫌いな風味
の結果でもありうる。
物質および他の成長増強剤を置換できる早期離乳ブタのための新たな飼料補足物
を提供することに向けられる。 本発明は、飼料補足物が、完全な食品の一部(主として1〜5%まで)として
使用するための担体との飼料添加剤(中でも、ビタミン、ミネラル、抗生物質)
の予備混合物であり、そして飼料組成物が、完全な飼料中で使用された様々の飼
料成分の全体的項目である飼料補足物または飼料組成物に関連する:しばしば使
用される他の語句は、「飼料配合物」である。
るために、動物飼料のための、特に早期に離乳されたブタのための飼料補足物と
して少なくとも一種の外因性脂肪分解酵素(エステラーゼまたはリパーゼ)と組
み合わせて、中鎖脂肪酸を含む少なくとも一種のトリグリセリド(TG)(MC
FA:C4〜C12まで)の使用を提供する。飼料に対するTGおよび外因性脂
肪分解酵素のこの組合せの追加は、驚くべきことに、胃腸の微生物叢を制御およ
び安定化する胃における生理学上の環境を生じる。エネルギーの容易に消化でき
、そして代謝できる源が提供されるという事実と組合されたこの効果は、驚くべ
きことに、動物、飼料工業および消費者についての負の副作用なしに、一般的に
使用される(および競争される)抗生物質および他の成長促進剤で得られる成長
促進に匹敵する成長の際立った改善を生じる。
めに、動物飼料用の飼料補足物として少なくとも一種の外因性脂肪分解酵素(エ
ステラーゼまたはリパーゼ)と組み合わせて、中鎖脂肪酸(MCFA)を含む少
なくとも一種のトリグリセリド(TG)の使用に関する。
グリセリド(TG)、および少なくとも一種の外因性脂肪分解酵素(エステラー
ゼまたはリパーゼ)を包含する飼料補助組成物にも関する。
、C6(カプロン酸、ヘキサン酸)、C7(ヘプタン酸)、C8(カプリル酸、
オクタン酸)、C9(ペラルゴン酸)、C10(カプリン酸、デカン酸)、C1
1(ウンデカン酸)またはC12(ラウリン酸、ドデカン酸)を含む脂肪酸のよ
うな偶数および奇数の脂肪酸の両方が挙げられる。本発明によるMCFAトリグ
リセリド成分は、乳脂肪およびココナッツ油のような天然に存在するトリグリセ
リド含有組成物でありうる。または、上記トリグリセリド成分は、一種またはそ
れ以上の工業的に製造されたトリグリセリド、または天然に生じる、および工業
的に製造されるトリグリセリドの混合物を包含しうる。上記トリグリセリドは、
C4〜C12までの鎖の脂肪酸のインターエステリフィケーションによって製造
されうる。
されないが、ココナッツ油、パームケメラ油、ババスーヤシ油、コフネヤシ油、
タキューム油、植物種子から由来するキュプヘア油(cuphea oil)、ウマ、ラッ
ト、ヤギおよびウサギから得られるミルクのような哺乳類種のミルク、または乳
脂肪が挙げられる。
市販の源の例としては、それに制限されないが、表10に示されるもの、または
実施例の材料区分で例示されるものが挙げられる。
混合物、またはエステラーゼの混合物、またはリパーゼとエステラーゼとの混合
物が挙げられる。上記リパーゼまたはエステラーゼは、天然に生じるか、または
工業的に製造されうる。上記脂肪分解酵素は、微生物、哺乳類または植物の起源
から得られうる。
西洋アブラナ、カラシおよびルピナスから得られるリパーゼが挙げられる。
1に示されるとおりのリパーゼ、または実施例の材料区分で例示されるものが挙
げられる。
子供、仔ヒツジの舌下組織の前胃エステラーゼ(PGE)、ウシ、子供、仔ヒツ
ジの満腹の第四胃から得られるレンネット、ウサギの肝臓から得られるエステラ
ーゼ、またはブタ肝臓が挙げられる。
飼料に約0.25%〜約10%までの濃度で添加される。
までの濃度で添加される。
に離乳されたブタ用の飼料補足物としてである。しかし、本発明による飼料補足
組成物の使用は、他の年齢カテゴリーのブタ用の飼料補足物としての、または他
の型の動物についての飼料補足物としてのこのような組成物の使用を除外しない
。
、本発明による少なくとも一種のMCFA TGと少なくとも一種の脂肪分解酵
素との組合せの使用にも関する。
合する段階を特徴とする本発明による飼料補足物の製造の方法にも関する。 SCFA、MCFAおよび他の有機酸が、抗微生物活性を発揮する機構は、文
献で典拠を充分に示されている。最近の意見は、未解離の(RCOOH=イオン
化されていない)酸が、脂質透過性で、そしてこの方法で、微生物細胞膜を通過
でき、そして微生物のいっそうアルカリ性の内部で解離(RCOOH→RCOO - +H+)することである。これは、生存するための透過性レベルより下で細胞内
pHの酸性化を引起す。言い換えると、有機酸は、H+の内向きの漏れを増大する
プロトノホアとして作用し、その結果、流出は、再度細胞質をアルカリ化するた
めに充分迅速でない。有機酸の物理化学的特徴は、プロトノホアとして作用する
それらの能力に大いに影響を及ぼす:(分子量、pKa(解離定数)、可溶性)。
それらが存在する生理学上の環境(特に、胃腸管の様々の位置でのpH)は、非常
に重要な因子でもある。さらに、微生物のエンベロープの型(主に、グラム+で
のペプチドグリカン、およびグラム−細菌でのリポ多糖)は、膜を通した酸の通
過に大いに影響を及ぼす。
に使用された他の有機酸)が、小さな腸内微生物叢の優勢な細菌に対するそれら
の抗細菌活性について予備インビトロ実験で試験された、本発明者らは、SCF
Aおよび一般に使用される有機酸のみが、グラム−叢については高濃度(0.0
2〜0.04Mまで)で(そしてストレプトコッキについてはより少ない含量ま
で)静菌性であることを予想外に知見した。しかし、MCFAを伴い、予想外に
高い静菌および殺菌活性が、グラム+およびグラム−細菌の両方で知見された。
抗細菌活性は、pH依存性であり、そして低いpHで最高であり、したがって、比較
的高い比率のFAが、未解離形態にある。同じ実験で、0.005〜0.01M
までの推奨最小殺菌濃度が、提唱された。
的な動物生産で使用される抗生物質成長促進剤の抗細菌特性が、完全に模倣でき
ることである。
に示される。それらの有益な効果は、以下のとおり概略されうる(BACHおよ
びBABAYAN、1982年): −MCTGは、消化、吸収され、そして消化および吸収が、最適でない疾患にお
いて迅速に輸送される。消化不良および吸収不良は、新たに離乳された仔ブタで
頻繁に観察され、そしてほとんどの消化酵素の活性の急落によるものである。離
乳直後の脂肪分解酵素の欠乏は、非常に顕著である。 −MCTGは、生物で迅速に酸化され、そして大量であり、迅速に利用できるエ
ネルギーの源である。しかし、高い用量が与えられるときに、麻酔性の副作用を
示すMCTGは、ケトン原性である。この副作用は、仔ブタで確かに望ましくな
い。
れていない。さらに、望まれていない(生産者および/または動物による)のは
、比較的容易に蒸発する遊離MCFAの強力な歓迎されない臭いである。
分なMCFAが、滅菌効果を示す胃で放出されるべきで、それにより小腸でより
少ない細菌負荷を生じ、そして消化不調を防止するという意図で、飼料補足物と
して脂肪分解酵素と一緒に、充分なMCFAを含有するTGの組合せを使用する
本来の概念を示した。MCFAの特別に簡単に利用できるエネルギー、並びに外
因性脂肪分解酵素による胃および小腸における天然のリパーゼ活性の補足と組合
せたこの効果は、不必要な抗生物質を利用する成長促進で予想外に生じた。予想
される遊離MCFAの徐放および吸収は、歓迎されない副作用を予想外に避けた
。
補足物の組成物が記述されている。
あらゆる手段で制限されることは意味されない。
れ、乳脂肪、ココナッツ油、ならびにロンザ・インク.(米国ニュージャージー
州070410、フェアー・ローン)により市販されたMCTG:MCTG1(
アルド・MCTコシャー・フード級)およびMCTG2(スタビロックス−86
0)の2種の市販で入手可能な源。例えば、以下の脂肪分解酵素は、本発明を例
示するために選択された:L1:リポザイム10.000L.ノボ・ノルディス
クA/S、デンマーク国2880バッグスブァール;L2:リパーゼ10.00
0P、英連邦ウェールズ、ポンティプリッドのバイオカタリスツ・リミテッド.
;L3:TP516P、英連邦ウェールズ、CF37 5UTポンティプリッド
のバイオカタリスツ・リミテッド;L4:LIPOMOD224P、英連邦ウェ
ールズ、CF37 5UTポンティプリッドのバイオカタリスツ・リミテッド;
リパーゼサイケン、日本国東京103、中央区のナガセ・アンド・シーオー.;
L6:リパーゼ・イタラーゼC、米国ウィスコンシン州53187−1609ワ
ウケシャのSBI、システムズ・バイオ−インダストリーズ,インク.。コード
L1〜L6までは、さらに使用される。これらの実施例中のTGおよび脂肪分解
酵素の選択は、他のTGおよび脂肪分解酵素の強力な有用性、および本発明で記
述される目的のために、それらの組合せを除外しない。
溶媒蒸散工程を避けるヘキサン/イソプロパノール(3/2、v/v)を使用す
る脂質抽出手段が使用された。
ステル(FAIPE)の形成と同じ抽出媒体中の酸(H2SO4)で触媒された
FAのエステリフィケーションが、使用された。FAIPEは、上部ヘキサン相
で現れる。 濃度の計算のために、2種の内部標準(C4〜C12までの酸に使用されるC
9、およびC14〜C18:3までの酸に使用されるC17)を使用した個々の
FAIPEの定量的キャピラリーカラム(DB−225、30cm、ID0.25
mm、フィルム0.25μm)GLCクロマトグラフィーが使用された。応答因子
における変動の係数は、C9については0.94%、およびC17については2
.5%に達した。
抽出物から抽出させた後に、同じ媒体中でエステル化し、そしてキャピラリーG
LC手段によって、101.9%に達した添加遊離FAの回収物を分析した。
トロスクリーニング(胃の状態の刺激)
までにコードされた試験されるべき脂肪分解酵素の選択を行った。MCFA含有
TGは、表1で特定されるとおり脂肪中のそれらの特定のMCFA含量に基づい
て選択された。
シン緩衝液が、pH2およびpH3でのインキュベーションのために使用された;酢
酸緩衝液が、pH4およびpH5でのインキュベーションのために使用された。イン
キュベーションは、180分間、37℃で、振盪水浴で行われた。インキュベー
ションのために使用されたパラメーターは、インキュベート内容物でのインビボ
条件を可能な限り密接に刺激するために選択された。インキュベーションのため
に使用される培地は、以下の成分から製造された:0.250gの選択TG+2
.250gの合成飼料(澱粉、デキストロース、カゼインおよびビタミン−ミネ
ラル予備混合物に基づいた)+10ml緩衝剤溶液+0.5mlペプシン溶液(10
0mlアクアデスト(aqua dest)中50mg)+10000mg/kg脂肪(=ppm)の
選択された市販の脂肪分解酵素標品。必要であれば、脂肪は溶解され、さもなけ
れば、特定の製造(分散または乳化)の脂肪はなかった。
Gについて、g/100gTGでの放出されたMCFAを表す。加水分解活性は
、酵素の各々を用いて、pH3〜5で最高であったが、そしてそれは、ブタの胃で
インビボで正常に起るpHと充分に適合する。放出された遊離MCFAの量は、T
Gの当初の源に存在する量に依存するようである。放出されるMCFAの量は、
ココナッツ油で±3.5%、2種のMCTGで10〜15%、そして乳脂肪で±
0.5%であった。
究についての、胃のカニューレ挿入されたブタを用いたインビボ実験
ス陰性、メス)を、DECUYPEREら(1977年)の技術を使用して、胃のカニューレ
を用いて作成した。カニューレを、底部領域中の主要な湾曲の中ほどに置いた。 三種のTG(各々、ココナッツ油、MCTG1および乳脂肪)および二種のリ
パーゼ(L2およびL5)は、本実験について選択された。 選択リパーゼで完全に、または完全ではなく補足された5%の選択された(結
局溶解した)TGと共に、仔ブタ用の95%の市販飼料を使用して、9種の飼料
が製造された(さらに使用されるコードについては表2参照)。脂肪は、ミール
に単に注がれ、そして水平混合機で充分に混合された。リパーゼの濃度は、飼料
中の1000ppmの市販標品であった。
肉、大豆油に基づき、そしてビタミン−ミネラル予備混合物を補足した。飼料は
、成長促進補足物を含有しなかった。示されるとおり%での飼料の直前分析(V
1、V4およびV7)は、DM:90.6、90.7および90.8;総灰分:
7.8、7.9および8.5;粗タンパク質:15.1、15.4および14.
8;粗脂質:8.5、8.3および8.3であった。
すブタの85%の任意の摂取で、乾燥で与えられた。 実験は、3×3ラテン方挌法を示した。
が、ANOVA(1997年)を使用して行われ、差異は、p<0.01〜p<0.
05(**)またはp<0.1(*)であった。
9時間および13時間の食事の後30分に行った。pHは、直接測定され、その後
、サンプルを、さらなる分析まで−20℃で保存した。
び13時間の食事の後90分に行った。細菌計数は、VAN DER HEYDEら(1964年
)の技術を用いて行った。使用された培地(全て、英連邦のOXOIDから得た)は
、総計数(48時間、嫌気性微生物)についてはRCM寒天+ヘミン、ラクトバ
シリ(48時間、嫌気性微生物)についてはロゴサ寒天、表面ストレプトコッキ
(24時間、好気性微生物)についてはスラネッツ・アンド・バートレイの寒天
、および大腸菌(24時間、好気性微生物)についてはEMA寒天であった。全
てのインキュベーションは、37℃であった。結果は、log10 CFU/g新鮮含量(
コロニー形成単位)として表される。
ならず、そして4.2および5.01の間の範囲に入った。これは、最初の実験
で見られたとおり、L2およびL5の脂肪分解についての最適な範囲内であった
。 細菌学上の計数の結果は、表3および図2に表される。
シリの数を減少させた。 −MCTG1を用い、両方の酵素は、非常に際立った(主に、p<0.001)
効果を示し、そして因子100〜1000までの総数およびラクトバシリを減少
させた;ストレプトコッキおよび大腸菌は、非検出レベルに主に減少した。 −乳脂肪を用い、総数およびストレプトコッキの数で10倍の減少があった。
および優勢なフローラを抑制する能力があるという結論を可能にする。この効果
は、最も、使用されたTGからの遊離MCFAの放出によるようである。
、この主張が確認された。分析の結果は、100g新鮮胃内容物での総および遊
離FAの量が表された図3に示される。
FA当たりg遊離FAとして表され結果は、表4に示される。
ないことを示した;言い換えると、個々のFAの放出は、使用されるTGでのそ
れらの含量におよそ比例している。図3および表1に示される結果以外に、仔ブ
タの胃における内因性脂肪分解活性が、±16−19%のTGを加水分解すると
結論されうる。外因性脂肪分解酵素の添加は、約三倍加水分解を増大させる。
烈で、そして予想外である:最も有効な抑制は、MCTG1+L5の組合せで観
察され、そしてそれは、胃の中のTGの60.9%加水分解(±1%の遊離FA
および0.6%のMCFAの濃度に対応する)、続いてココナッツ油+L5(0
.8%FA酸および0.3%MCFA)および乳脂肪+L5(0.8%遊離FA
および0.05%MCFA)を引起した。
用 この実験の目的は、上に明記した概念が、市販の設定で使用可能で、適切であ
るかどうかを調べること、および成長促進が得られたときに、これが、抗生物質
、または保証された効力を示す有機酸の組合せを用いて、早期に離乳された仔ブ
タで得られた成長促進に匹敵するかどうかを調べることである。
ドF1、当初の体重±6.5kg)を、一腹、性別および体重によって4つのグル
ープに分割された;A:68;B=61;C=60およびD=55頭の仔ブタ。
実験は、温度制御設備において市販の設定で行われた。
ウモロコシ、押出し大豆、大豆粉、ニシンの身、2.5%TGおよび早期に離乳
された仔ブタ(12.5%)についての市販の予備混合物(主に、ミルク製品、
ビタミン+ミネラルに基づいて)に基づいた。処置(A〜Dまで)は、使用した
TGおよび使用した添加剤で異なった(表5参照)。飼料は、成長促進抗生物質
を含まない。飼料Aは、負の対照で、飼料Dは、一般に使用される有機酸の混合
物を含む正の対照であった。使用された飼料の計算された直前の分析は、均等化
された。処方された内容は、(新たな%):DM:90.0〜88.8、粗タン
パク質:18.7〜18.9、粗脂質6.9、総灰分:5.1−5.3であった
。エネルギー内容は、(Nef97):2463−2475kcal/kgであり、回
腸の消化性アミノ酸は、Lys:1.07%、Met+Cys:0.65、Th
re:0.66、Try0.19で設定された。
料会社によって製造された。飼料は、任意に乾燥に供された;水は、ニップルを
介して継続的に利用できた。 実験は3週間続いた。仔ブタは、実験の開始時およびその後毎週秤量した;飼
料摂取は、2つの畜舎(±15の各仔ブタに2つの畜舎についての結合供給ホッ
パー)当たり毎日記録された。したがって、統計学のみが、秤量のために役立ち
得た。畜舎当たりのブタの目視の健康状態は、毎日調べられ、そして0(非常に
悪い)〜10(素晴らしい)までのスケールでコード付けされた。 毎週ベーズでの畜産学の結果は、表6に表される。
る;他方の処置については、範囲は、明確な差異なしに8〜9であった。 毎日成長は、処置AおよびDの間、並びにBおよびCの間で異ならなかった。
最も顕著な差異は、最高の成長作用(対照より±30%を加える)が、処置Bお
よびCで得られる離乳の後の最初の2週で得られた。飼料BおよびC(リパーゼ
なし、またはと共にMCTG2)で得られたよい結果は、飼料摂取の増加による
。しかし、最高の飼料変換は、MCTG2+リパーゼを含有する飼料で得られた
。MCFA TG(MCTG2)およびリパーゼの組合せを用いた成長の改善は
、キノキサリン(グラム+およびグラム−特性の両方を有する添加剤)で得られ
たのと同じ範囲にあった(デキュペレ(Decuypere)、文献データのメタ分析、
未公表結果)。 離乳の2週間後に、各実験群の5頭の去勢した雄ブタを、安楽死させた。ブタ
が、任意に給餌されたので、飼料摂取の制御はなかった。胃腸管の切断の後、サ
ンプルを、胃および上部(十二指腸)小腸から取り出した。サンプルを、先の実
験で説明されたのと同じ方法で、化学的に、そして細菌学的に分析した。ただ、
総嫌気性生物数のみが、ここで報告される。
で差異はなかった。総嫌気性生物数は、表7に報告される。
料が、胃および上部腸の両方で、微生物学上の負荷の有意な±10倍抑制を引起
したことを示す。その効果が、胃のカニューレ挿入ブタを用いた先の実験でより
もある程度低かったことは、本実験で使用したMCTGの量が低いこと(2.5
%対5%)および/または給餌およびサンプル採取手段の違いに起因しうる。そ
れにもかかわらず、本実験では、実施例3で報告されたカニューレ挿入したブタ
で得られた結果が確認された。胃内容物における様々の脂肪分画(g/100g
新鮮内容物)の分析の結果、および加水分解の程度(g遊離FA/100g総F
A)についても同様にいうことができ、それは表8で示される。
CTG2+L5)について、それぞれ、0.3および0.4%遊離MCFAが、
胃に存在すると計算されうる。カニューレ挿入されたブタを用いた実験では、最
も高濃度の遊離MCFA(および細菌負荷の最強の阻害、±100倍)が、MC
TG1+L5およびココナッツ油+L5を用いて、それぞれ0.60および0.
30%で得られた。 実施例2および3の組合せた結果は、放出された遊離MCFAの量と、胃叢に
おける阻害効果の間に相関関係があることを明かに示す。 実施例4 様々な用量の選択された脂肪分解酵素と、様々な濃度のMCTGの最適な組合
せのインビトロ評価 成長促進が、小腸での総細菌負荷の阻害に関連し、そして比例するというのが
、我々の意見であるので、以下のインビトロ実験では、MCFA含有TG(MC
TG1、MCTG2およびココナッツ油)の含有量と保証された有効なリパーゼ
(L5)との±最適な組合せが設定された。 4つの濃度のTGが用いられた:0.25、5および10%;各濃度のTGに
ついて、リパーゼ(L5)は、10,000、1000、100ppmで組込まれ
た。培地はまた、実験1で使用されたものと、同じ合成飼料をインキュベーショ
ンフラスコ当たり2.5g(澱粉、デキストロース、カゼインおよびビタミン−
ミネラル予備混合物に基づいて)で含んだ。しかし、本実験では、TGは、培地
に添加する前に分散された(アラビアゴムおよびトラカントゴムを使用した)。
インキュベーションは、適切な酢酸緩衝剤を使用してpH5で行われた。最終的に
、培地(15ml)に、成長促進添加剤なしの食餌を給餌した2頭のカニューレ挿
入ブタの回腸内容物に由来する細菌の1mlの懸濁液を接種した。インキュベーシ
ョンは、180分間、37℃で、振盪水浴で行われた。全てのインキュベーショ
ンは、二重に行われた。 脂肪および細菌数を分析する方法は、先の実験で使用されたものと同じであっ
た。総嫌気性生物数のみが、ここに報告される。抗細菌活性とFAの分子量との
関係が、予測されるので、遊離脂肪酸についての結果は、モルベースでも表わさ
れた。結果は、表9に示される。
解酵素の用量の10倍増加は、遊離FAの濃度を倍にしたのみである。TG含有
率(%)と所定ppmの脂肪分解酵素との各組み合わせについて、FAの放出は、
MCTG1>MCTG2>ココナッツ油の順に従った。 遊離FAの濃度が高いほど、細菌の数の抑制はいっそう顕著になった。±0.
35g%FAの最小濃度を培地は、叢の明らかな抑制のために必要としたようで
ある;これは、0.025M/リットルに対応する。MCTG1>MCTG2>
ココナッツ油の順は、TG中の定量的に最も重要なMCFAの分子量の増加に対
応した:MCTG1=C8、MCTG2=C10、ココナッツ油=C12。 使用されたインビトロプロトコールは、胃腸の微生物叢における安定化または
抑制効果を有する飼料補足物としての、有用性についての、MCFA含有TGお
よび利用できる脂肪分解酵素の膨大な組合せのスクリーニングのための優れた道
具を供与する。この効果は、一般に、成長促進を得るための基本として受入られ
る。
ッツ油、1b、MCTG1、1c、MCTG2、1d乳脂肪)および選択酵素に
ついてのインビトロ放出MCFA(g/100gTGとして表される)を表す。
コードされたL1〜L6までの酵素は、TGに基づいて10,000ppmの用量
で使用された。FAの放出は、胃中でインビボで行うpH調節についての代表であ
る、pH2、3、4および5の緩衝培地で研究された。
ッツ油、1b、MCTG1、1c、MCTG2、1d乳脂肪)および選択酵素に
ついてのインビトロ放出MCFA(g/100gTGとして表される)を表す。
コードされたL1〜L6までの酵素は、TGに基づいて10,000ppmの用量
で使用された。FAの放出は、胃中でインビボで行うpH調節についての代表であ
る、pH2、3、4および5の緩衝培地で研究された。
ッツ油、1b、MCTG1、1c、MCTG2、1d乳脂肪)および選択酵素に
ついてのインビトロ放出MCFA(g/100gTGとして表される)を表す。
コードされたL1〜L6までの酵素は、TGに基づいて10,000ppmの用量
で使用された。FAの放出は、胃中でインビボで行うpH調節についての代表であ
る、pH2、3、4および5の緩衝培地で研究された。
ッツ油、1b、MCTG1、1c、MCTG2、1d乳脂肪)および選択酵素に
ついてのインビトロ放出MCFA(g/100gTGとして表される)を表す。
コードされたL1〜L6までの酵素は、TGに基づいて10,000ppmの用量
で使用された。FAの放出は、胃中でインビボで行うpH調節についての代表であ
る、pH2、3、4および5の緩衝培地で研究された。
中の総および選択性細菌数(log10コロニー形成単位、新たな内容物g当たり
のCFUとして表される)表す。2a、2bおよび2cは、それぞれ5%ココナ
ッツ油、MCTG1および乳脂肪を用いた飼料についての結果を付与する。各図
の第一の成分は、脂肪分解酵素なしに得られた結果を表し、第二および第三のブ
ロックは、それぞれ、L2およびL5(飼料に基づいて1000ppm)の添加を
伴う結果を表す。第一の棒線は、総数であり、次の棒線は、ラクトバシリ、スト
レプトコッキ(streptococci)および大腸菌の数である。結果は、各TGを共に
、酵素が、総数およびラクトバシリの数の減少を引起すことを示す。
量で)での脂質画分の分析の結果に関する。総FAに対する遊離FAの比率は、
酵素なし(V1:ココナッツ油、V4::MCTG1;V7:乳脂肪)に、また
はL2またはL5(飼料に基づいて10,000ppm)の補足を伴って使用され
た様々なTGを伴う飼料に付与される。酵素なしに放出された遊離FAは、外因
性前十二指腸リパーゼの活性から生じる。結果は、使用された脂肪分解酵素が、
試験された各TGからの遊離FAの放出を大いに増強することを示す。
Claims (15)
- 【請求項1】 中鎖脂肪酸を含む少なくとも1種のトリグリセリド、および
少なくとも1種の脂肪分解酵素を含有する、飼料補足物または飼料組成物(サプ
リメント)。 - 【請求項2】 前記トリグリセリドが、C4、C5、C6、C7、C8、C
9、C10、C11および/またはC12の中鎖脂肪酸を含有する、請求項1記
載の飼料補足物または飼料組成物。 - 【請求項3】 前記トリグリセリドが、乳脂肪およびココナッツ油のような
天然に存在するトリグリセリドである、請求項1または2記載の飼料補足物また
は飼料組成物。 - 【請求項4】 前記トリグリセリドが、製造されたトリグリセリド組成物で
ある、請求項1または2記載の飼料補足物または飼料組成物。 - 【請求項5】 前記トリグリセリドが、C4〜C12鎖の脂肪酸のインター
エステリフィケーションによって製造される、請求項1または2記載の飼料補足
物または飼料組成物。 - 【請求項6】 前記脂肪分解酵素が、リパーゼである、請求項1または2記
載の飼料補足物または飼料組成物。 - 【請求項7】 前記脂肪分解酵素が、エステラーゼである、請求項1または
2記載の飼料補足物または飼料組成物。 - 【請求項8】 前記トリグリセリドが、天然または製造された中鎖脂肪酸を
含有するトリグリセリド組成物中に存在し、そして前記脂肪分解酵素が、市販の
脂肪分解酵素組成物中に存在する、請求項1〜7のいずれか1項記載の飼料補足
物または飼料組成物。 - 【請求項9】 前記トリグリセリド成分が、約0.05〜約20%までの、
好ましくは約0.25%〜10%の濃度で、飼料に添加され、そして前記脂肪分
解酵素成分が、約5〜10,000ppm、好ましくは約100〜10,000ppm
の濃度で、飼料に添加される、請求項1〜8のいずれか1項記載の飼料補足物ま
たは飼料組成物。 - 【請求項10】 医薬品として使用するための、請求項1〜9のいずれか1
項記載の飼料補足物または飼料組成物。 - 【請求項11】 抗微生物剤として使用するための、請求項1〜9のいずれ
か1項記載の飼料補足物または飼料組成物。 - 【請求項12】 成長プロモータとして使用するための、請求項1〜9のい
ずれか1項記載の飼料補足物または飼料組成物。 - 【請求項13】 胃腸管微生物叢の安定化、選択的活性化および/または抑
制のための胃腸管における制御された脂肪分解のための、請求項1〜12のいず
れか1項記載の動物用飼料補足物または飼料組成物。 - 【請求項14】 動物が、早期に離乳された仔ブタである、請求項1〜13
のいずれか1項記載の生産およびペット動物のための飼料補足物または飼料組成
物。 - 【請求項15】 生産動物が、早期に離乳された仔ブタである、請求項14
記載の使用。
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