JP2003347951A - 受信装置、その方法、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体、および、通信システム - Google Patents

受信装置、その方法、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体、および、通信システム

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JP2003347951A
JP2003347951A JP2002155978A JP2002155978A JP2003347951A JP 2003347951 A JP2003347951 A JP 2003347951A JP 2002155978 A JP2002155978 A JP 2002155978A JP 2002155978 A JP2002155978 A JP 2002155978A JP 2003347951 A JP2003347951 A JP 2003347951A
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Hitoshi Kato
整 加藤
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Original Assignee
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04H20/20Arrangements for broadcast or distribution of identical information via plural systems
    • H04H20/22Arrangements for broadcast of identical information via plural broadcast systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/185Space-based or airborne stations; Stations for satellite systems
    • H04B7/18523Satellite systems for providing broadcast service to terrestrial stations, i.e. broadcast satellite service

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で容易にタイムインターリーブに
よる使い勝手の低下を防止できる受信装置を提供する。 【解決手段】 システムコントローラ12は、電源オン
により受信する電波から番組表情報を取得する。番組表
情報をアンサンブル毎に並び替えて改めて記憶する。利
用者が入力操作にて取得する番組の切替を要求する送り
選局を設定すると、システムコントローラ12は、並び
替えた番組表情報に基づいて、従前に取得していた番組
と同一のアンサンブルのうち、次にリストアップする番
組を取得する処理をする。最後にリストアップする番組
の次の番組を取得する場合、アンサンブルを切り替え、
アンサンブルのうちで最初にリストアップする番組から
順次取得する。アンサンブル切替処理を削減し、出力ま
での時間を短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の異なる情報
を複数の集合に区分した複数の集合情報を、集合毎に異
なる周波数帯の電波として地上局および複数の人工衛星
から受信し、適宜復調して所定の集合情報を取得し、こ
の集合情報に含まれる複数の情報を取得する受信装置、
その方法、そのプログラム、そのプログラムを記録した
記録媒体、および、通信システムに関する。
【0002】
【背景技術】従来、例えば多数の音楽番組を提供するデ
ジタル放送として、XMサテライト・ラジオ社が構築す
るデジタル放送システム、いわゆるXMデジタル放送が
知られている。このXMデジタル放送は、電波の出力負
荷の低減、取得する番組の負荷の低減などのため、例え
ば提供する全100番組が50番組ずつの2つの集合に
区分けしている。そして、XMデジタル放送は、各50
番組の集合毎に異なる周波数帯で、それぞれ地上に設置
させた地上局および2つの人工衛星から電波を出力し、
全100番組を配信している。
【0003】すなわち、XMデジタル放送は、都市部に
限らず、地上局が近くにない郊外でも番組を取得できる
ように、地上局および人工衛星から電波を出力してい
る。また、XMデジタル放送では、例えば車両のように
移動する移動体でも受信できるように、各50番組の集
合毎の異なる周波数帯の電波を、2つの人工衛星からそ
れぞれ出力させている。これは、移動体の移動により、
一方の人工衛星からの電波を受信できなくなる場合が生
じても他方の人工衛星からの電波の受信を確保できるよ
うにしている。このように、XMデジタル放送では、2
つの人工衛星と、地上局とから、2つの集合に関してそ
れぞれ異なる周波数帯で電波が出力され、計6種類の周
波数帯の電波が利用される。
【0004】そして、XMデジタル放送では、出力され
る計6種類の周波数帯の電波のうち、取得する番組を含
む一方の集合の計3種類の電波を受信することで、所望
の番組を取得する構成が採られている。この取得する番
組を切り替える場合には、例えばボタン操作により、直
接番組を選択する方法がある。その他、番組数が多いこ
とから、例えば図14に示すように気に入った番組が見
つかるまで順次番組を送って選択させる方法や、番組を
切り替える直前の番組のジャンルと同一のジャンルを選
択されるまで順次所定時間ずつ出力させる方法などもあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従前に取得
していた番組から他の番組に切り替える際、他の番組が
従前に取得していた番組の集合と異なる集合の場合、こ
の集合に対応する他の計3種類の周波数帯の電波を受信
する必要がある。そして、2つの人工衛星からの電波
は、人工衛星の位置関係などにより、約4秒程度の時間
差でそれぞれ電波を受信することとなる。すなわち、2
つの人工衛星間でタイムインターリーブがある。このこ
とから、例えば図5に示すような番組構成のときに図1
4に示すような番組を順送りして番組を切り替える際、
図15に示すように、同一集合の他の番組が出力される
までには約2秒程度であるが、他の集合に跨る場合であ
って衛星波が1波のみしか受信できないエリアにおいて
は約6秒程度を要する。このため、他の集合の番組に切
り替える毎に、番組が出力されるまでに長い時間がかか
り、使い勝手の向上が図れない。
【0006】一方、2つの集合の計6種類の周波数帯の
電波を全て取得し、タイムインターリーブによる不具合
を解消することも考えられる。しかしながら、この構成
では、番組数が倍増して電波で出力する情報量が倍増
し、処理負荷が大きくなり、装置の大型化や消費電力の
増大などを生じる。
【0007】本発明は、このような点に鑑みて、簡単な
構成で容易にタイムインターリーブによる使い勝手の低
下を防止できる受信装置、その方法、そのプログラム、
そのプログラムを記録した記録媒体、および、通信シス
テムに関する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数の異なる情報を複数の集合に区分した複数の集
合情報を、前記集合毎に異なる周波数帯で地上局および
複数の人工衛星から前記複数の情報のリストとともに電
波として受信し、この受信した電波を復調して所定の前
記集合情報を取得し、この取得した集合情報に含まれる
前記情報を取得する受信装置であって、前記リストに基
づいて記録リストを作成して記録する記録手段と、入力
操作により前記取得する情報を前記記録リストにリスト
アップされた順に情報を順次切り替える情報切替要求を
設定入力する入力手段と、この入力手段による前記情報
切替要求の設定入力を認識することにより、前記情報切
替要求の設定入力の直前に取得していた情報の集合情報
と同一の集合情報に含まれ前記記録リストにリストアッ
プされた順番で前記直前に取得していた情報に最も近い
順番の情報を取得させる制御手段と、を具備したことを
特徴とした受信装置である。
【0009】この発明では、入力手段により、入力操作
にて取得する情報を、受信したリストに基づいて記録手
段で作成して記録した記録リストにリストアップされた
順で情報を順次切り替える情報切替要求を設定入力す
る。制御手段により、入力手段による情報切替要求の設
定入力を認識した場合、情報切替要求の設定入力の直前
に取得していた情報の集合情報と同一の集合情報であっ
て、記録リストにリストアップされた順番で、直前に取
得していた情報に最も近い順番の情報を取得させる。こ
のことにより、他の情報に切り替える際に、他の集合情
報に切り替える頻度が減少し、複数の人工衛星から出力
される電波のタイムインターリーブによる情報の取得の
タイムラグが短縮し、使い勝手が向上する。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の受信装置において、制御手段は、入力手段による情報
切替要求の設定入力を認識した際、直前に取得していた
情報がこの情報の集合情報と同一の集合情報に含まれる
次の順番の情報がない場合、他の集合情報に含まれ記録
リストに最初にリストアップされた情報またはこの情報
に最も近い順番の情報を取得させる制御をすることを特
徴とする。
【0011】この発明では、制御手段は、情報切替要求
の設定入力を認識することにより同一の集合情報で次の
順番の情報がない場合、他の集合情報の最初にリストア
ップされた情報あるいはこの最初の情報に最も近い順番
の情報を取得させる。このことにより、記録リストにリ
ストアップされ異なる集合情報の情報をも、入力手段に
よる情報切替要求の設定のみで異なる集合情報の切替頻
度を減少して順次取得可能となる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の受信装置において、制御手段は、入力手段による情報
切替要求の設定を認識した際、直前に取得していた情報
がこの情報の集合情報と同一の集合情報に含まれる次の
順番の情報がない場合、この情報の集合情報と同一の集
合情報に含まれ記録リストに最初にリストアップされた
情報またはこの情報に最も近い順番の情報を取得させる
制御をすることを特徴とする。
【0013】この発明では、制御手段は、情報切替要求
の設定入力を認識することにより同一の集合情報で次の
順番の情報がない場合、同一の集合情報であって最初に
リストアップされた情報あるいはこの最初の情報に最も
近い順番の情報を取得させる。このことにより、記録リ
ストにリストアップされ異なる集合情報の情報をも、入
力手段による情報切替要求の設定のみで異なる集合情報
の切替頻度を減少して順次取得可能となる。同一の集合
情報内で順次情報を取得させるので、異なる集合情報へ
の切替によるタイムインターリーブによる不都合を防止
し、短時間での情報の取得が可能となる。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれかに記載の受信装置において、入力手段は、
取得する情報の種別を設定入力可能で、制御手段は、前
記入力手段にて情報の種別の設定入力を認識することに
より、情報切替要求の認識にて次の情報を取得する制御
として、直前に取得していた情報の種別と同一の種別の
情報で実施することを特徴とする。
【0015】この発明では、制御手段は、入力手段にて
情報の種別の設定入力を認識した場合、情報切替要求の
認識にて次の情報を取得する際、直前に取得していた情
報の種別と同一の種別の情報内とする。このことによ
り、タイムインターリーブによる不都合を防止しつつ利
用者の嗜好に対応した情報の取得が可能となる。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
4のいずれかに記載の受信装置において、入力手段は、
入力操作により取得する情報を設定入力可能で、制御手
段は、前記入力手段にて設定入力された情報を取得させ
る制御をすることを特徴とする。
【0017】この発明では、制御手段は、入力手段にて
設定入力された情報を取得させる制御をする。このこと
により、順次情報を取得する構成に加え、直接取得対象
の情報の取得も可能で、利用性が拡充する。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
5のいずれかに記載の受信装置において、人工衛星は2
つで、かつ集合情報は2つであることを特徴とする。
【0019】この発明では、2つの人工衛星を利用し、
2つの集合情報のいずれか一方を取得する構成において
特に好適である。
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項1に記載
の受信装置を受信方法に展開したもので、複数の異なる
情報を複数の集合に区分した複数の集合情報を、前記集
合毎に異なる周波数帯で地上局および複数の人工衛星か
ら前記複数の情報のリストとともに電波として受信し、
この受信した電波を復調して所定の前記集合情報を取得
し、この取得した集合情報に含まれる前記情報を取得す
る受信方法であって、前記リストに基づいて記録リスト
を作成して記録し、前記取得する情報を前記記録リスト
にリストアップされた順に情報を順次切り替える情報切
替要求を認識した場合、この情報切替要求の設定入力直
前に取得していた情報の集合情報と同一の集合情報に含
まれ、前記記録リストにリストアップされた順番で前記
直前に取得していた情報に最も近い順番の情報を取得す
ることを特徴とする。このことにより、請求項1に記載
の発明と同様の作用効果を享受する。
【0021】請求項8ないし12に記載の発明は、請求
項7に記載の受信方法において、請求項2ないし6に記
載の受信装置に対応する受信方法である。このことによ
り、請求項2ないし6に記載の発明と同様の作用効果を
享受する。
【0022】請求項13に記載の発明は、請求項7ない
し12のいずれかに記載の受信方法を演算手段に実行さ
せることを特徴とした受信プログラムである。
【0023】この発明では、例えば汎用のコンピュータ
を演算手段として利用しインストールすることにより請
求項7ないし12のいずれかに記載の受信方法を演算手
段に実行させることができ、本発明の利用促進を大幅に
図ることができる。
【0024】請求項14に記載の発明は、請求項13に
記載の受信プログラムが演算手段にて読取可能に記録さ
れたことを特徴とした受信プログラムを記録した記録媒
体である。
【0025】この発明では、請求項7ないし12のいず
れかに記載の受信方法を実行させるための請求項13に
記載の受信プログラムを記録媒体に記録させるので、受
信プログラムの取扱が容易で、本発明の利用促進を大幅
に図ることができる。
【0026】なお、請求項13および14に記載の発明
において、演算手段は、例えば1台のパーソナルコンピ
ュータとしたり、複数のコンピュータをネットワーク状
に組み合わせた構成や、マイクロコンピュータなどのI
CやCPUなどである素子、複数の電気部品が搭載され
た回路基板なども含む意味として定義される。
【0027】請求項15に記載の発明は、複数の情報を
含む複数の集合情報がそれぞれ異なる周波数帯で変調さ
れた電波を出力する地上局と、前記複数の集合情報がそ
れぞれ異なる周波数帯で変調された電波をそれぞれ出力
する複数の人工衛星と、請求項1ないし6のいずれかに
記載の受信装置と、を具備したことを特徴とした通信シ
ステムである。
【0028】この発明では、複数の人工衛星から出力さ
れる電波のタイムインターリーブによる情報取得のタイ
ムラグが短縮し、使い勝手が向上する請求項1ないし6
のいずれかに記載の受信装置を用いるので、使用する地
域環境にかかわらず確実に集合情報に含まれる複数の情
報を取得するための使い勝手がよく良好な通信が得られ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の通信システムの
実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0030】〔第1の実施の形態〕 (通信システムの構成)図1は、本発明の通信システム
の一実施の形態の概略構成を示す模式図である。図2
は、通信システムにおける送受信する電波の状態を示す
概念図である。
【0031】この図1において、1は通信システムで、
この通信システム1は、例えば複数の音楽番組や報道番
組などの複数の情報を広域に提供し端末で受信して鑑賞
するシステムである。そして、通信システム1は、地上
局2と、複数、例えば2つの人工衛星3a,3bと、後
述する端末である受信装置と、を備えている。
【0032】地上局2は、基地局4から出力される電波
を人工衛星3a,3bを介して取得する。そして、地上
局2は、取得した電波を適宜増幅あるいは変換などの処
理をし、図2に示すように、複数、例えば2種類の所定
の周波数帯TerA,TerBの地上波として出力す
る。すなわち、音楽番組や報道番組などの複数の番組は
それぞれ異なる周波数帯で所定の周波数間隔で提供され
る。このことから、100番組以上の多数の番組を提供
する場合、その周波数域は広域となり、送受信に大きな
負荷となる。したがって、複数の番組を、複数の集合情
報、例えば50番組ずつの2つのいわゆるアンサンブル
A,Bに分けて、それぞれのアンサンブルA,Bを異な
る周波数帯の地上波として出力させる。
【0033】各人工衛星3a,3bは、基地局4から出
力される電波を取得し、適宜処理して図2に示すよう
に、複数、例えば2種類の所定の周波数帯Sat1A,
Sat1B,Sat2A,Sat2Bの衛星波として出
力する。すなわち、上述した地上波の場合と同様に、人
工衛星3a,3bからそれぞれ出力する電波も、アンサ
ンブルA,Bに対応して2種類の周波数帯Sat1A,
Sat1B,Sat2A,Sat2Bの衛星波としてそ
れぞれ出力させる。
【0034】(受信装置の構成)次に、受信装置の構成
について図面を参照して説明する。図3は、本実施の形
態における受信装置を示すブロック図である。図4は、
受信装置で受信する電波の処理動作を示す説明図であ
る。
【0035】図3において、10は受信装置で、この受
信装置10は、図示しない移動体としての例えば自動車
などの車両に搭載されて利用される。そして、受信装置
10は、受信アンテナ11と、図示しない入力手段と、
制御手段としてのシステムコントローラ12と、RFチ
ューナ部13と、チャンネルデコーダ14と、記憶手段
としての例えばSDRAM(Synchronous Dynamic Rand
om Access Memory)15、ソースデコーダ16と、を備
えている。
【0036】受信アンテナ11は、地上波を受信する地
上波アンテナ17と、衛星波を受信する衛星波アンテナ
18とを備えている。
【0037】入力手段は、例えば利用者により入力操作
される図示しないボタンやスイッチなどを有している。
そして、入力手段は、ボタンやスイッチなどの入力操作
に応じて所定の信号をシステムコントローラ12に出力
する。このことにより、例えば利用者の取得対象である
鑑賞目的の所定の番組を設定入力するなど、受信装置1
0全体の動作が設定される。なお、入力手段による設定
入力としては、ボタンやスイッチなどの入力操作に限ら
ず、例えば音声入力にて設定入力するなど、いずれの方
法でもできる。
【0038】システムコントローラ12は、受信装置1
0全体の動作を制御する。また、システムコントローラ
12は、この受信装置10に接続される図示しない出力
装置に取得した情報を出力し、出力装置で例えば音声や
画像などにて出力させる。そして、このシステムコント
ローラ12には、記憶手段としてのマイコンメモリ12
aが設けられている。このマイコンメモリ12aは、後
述するデインターリーブ処理に利用される。すなわち、
受信した情報である番組のリストに基づいて記録リスト
である番組表情報を記憶する。
【0039】RFチューナ部13は、地上波チューナ部
21と、衛星波チューナ部22とを備えている。地上波
チューナ部21は、地上波アンテナ17に接続されてい
る。また、衛星波チューナ部22は、衛星波アンテナ1
8に接続されている。
【0040】そして、地上波チューナ部21は、XM帯
域外除去フィルタ24と、第1地上波増幅回路25と、
第1地上波周波数変換回路26と、第2地上波増幅回路
27と、第2地上波フィルタ28と、地上波自動利得制
御回路29と、を備えている。
【0041】XM帯域外除去フィルタ24は、地上波ア
ンテナ17に接続されている。このXM帯域外除去フィ
ルタ24は、地上波アンテナ17で受信した電波の信号
から出力される所定の周波数帯以外の信号を減衰させる
処理をする。例えば、XMサテライト・ラジオ社が構築
するデジタル放送システムのXMデジタル放送を受信す
る場合においては、このXMデジタル放送のXM帯域以
外の信号を減衰させる処理をする。
【0042】第1地上波増幅回路25は、XM帯域外除
去フィルタ24に接続されている。この第1地上波増幅
回路25は、アンプであるLNA(Low Noise Amplifie
r)を構成する高周波増幅トランジスタ、例えば電界効
果トランジスタ(Field Effect Transistor:FET)
が用いられる。FETとしては、特にデュアルゲート酸
化金属半導体電界効果トランジスタ(MOS(Metal Ox
ide Semiconductor)FET)が利用される。そして、
第1地上波増幅回路25は、XM帯域外除去フィルタ2
4で減衰処理した信号をドレインから高周波出力信号と
して出力する。
【0043】第1地上波周波数変換回路26は、第1地
上波増幅回路25で増幅した信号を所定の中間周波信号
に変換する。この第1地上波周波数変換回路26は、第
1地上波混合回路26aと、第1局部発振回路(PL
L)26bとを備えている。
【0044】第1地上波混合回路26aは、第1地上波
増幅回路25から出力される高周波信号を効率よく中間
周波信号に変換して雑音を少なくする。第1局部発振回
路26bは、例えばPLL(phase-locked loop)回路
が利用される。このPLL回路は、図示しない位相検出
器を基本要素とする回路で、図示しない電圧制御発振器
の周波数を、入力搬送波信号または図示しない参照周波
数発生器の周波数と比較する。位相検出器の出力は、ル
ープフィルターを通過した後、電圧制御発振器にフィー
ドバックさせ、入力または参照周波数と出力との位相を
正確に合わせるように制御する。
【0045】すなわち、中間周波数が一定となるように
2つの異なる中間周波数を適宜切り替えて第1地上波混
合回路26aを制御する。具体的には、利用者がアンサ
ンブルAまたはアンサンブルBの入力操作することによ
り入力手段からの所定の信号をシステムコントローラ1
2が認識する。そして、システムコントローラ12が、
設定入力されたアンサンブルA,Bに対応して所定の中
間周波数に処理するように、PLL回路26aを切替制
御する。
【0046】第2地上波増幅回路27は、第1地上波増
幅回路25と同様に、アンプであるLNAを構成する高
周波増幅トランジスタ、例えばFETが用いられる。そ
して、第2地上波増幅回路27は、第1地上波変換回路
26で処理された信号をドレインから高周波出力信号と
して出力する。
【0047】第2地上波フィルタ28は、例えば表面弾
性波(SAW:Surface Acoustic Wabe)フィルタが利
用される。この第2地上波フィルタ28は、入力手段で
設定されたいずれかのアンサンブルA,Bに対応する周
波数帯以外の信号を減衰させる処理をする。すなわち、
第2地上波フィルタ28は、周波数帯TerAのアンサ
ンブルAまたは周波数帯TerBのアンサンブルBのい
ずれか一方を取得する。この第2地上波フィルタ28に
より減衰処理する周波数帯TerA,TerBは、入力
手段で設定されたアンサンブルA,Bに対応してシステ
ムコントローラ12により設定される。
【0048】地上波自動利得制御回路29は、第2地上
波フィルタ28で取得した信号をS/Nを劣化させず、
混変調を起こすことなく所定の中間周波数信号に増幅す
る。この地上波自動利得制御回路29は、第2地上波増
幅回路29aと、第2地上波混合回路29bと、第2局
部発振回路29cとを有している。
【0049】そして、第2地上波増幅回路29aは、図
示しないボリュームを有している。この第2地上波増幅
回路29aは、第2地上波フィルタ28で減衰処理した
信号を所定の中間周波信号に増幅する。
【0050】また、第2地上波混合回路29bは、効率
よく中間周波信号に変換して雑音を少なくする。第2局
部発振回路29cは、例えば安定で回路が簡易なコルピ
ッツ発振回路を原形とした安定度が高いクランプ回路で
ある。そして、第2局部発振回路29cは、中間周波数
が一定となるように第2地上波混合回路29bを制御す
る。
【0051】そして、地上波チューナ部21は、地上波
アンテナ17で受信した信号を、入力手段で設定された
アンサンブルA,Bに対応する所定の中間周波信号とし
てチャンネルデコーダ14に出力する。
【0052】一方、衛星波チューナ部22は、XM帯域
外除去フィルタ31と、第1衛星波増幅回路32と、第
1衛星波周波数変換回路33、第2衛星波増幅回路34
と、第2衛星波フィルタ35と、衛星波自動利得制御回
路36と、を備えている。
【0053】XM帯域外除去フィルタ31は、衛星波ア
ンテナ18に接続されている。このXM帯域外除去フィ
ルタ31は、衛星波アンテナ18で受信した電波の信号
から出力される所定の周波数帯以外の信号を減衰させる
処理をする。例えば、XMサテライト・ラジオ社が構築
するデジタル放送システムのXMデジタル放送を受信す
る場合においては、このXMデジタル放送のXM帯域以
外の信号を減衰させる処理をする。
【0054】第1衛星波増幅回路32は、XM帯域外除
去フィルタ31に接続されている。この第1衛星波増幅
回路32は、第1地上波増幅回路25と同様に、アンプ
であるLNAを構成する高周波増幅トランジスタ、例え
ばFETが利用される。そして、第1衛星波増幅回路3
2は、XM帯域外除去フィルタ31で減衰処理した信号
をドレインから高周波出力信号として出力する。
【0055】第1衛星波周波数変換回路33は、第1衛
星波増幅回路32で増幅した信号を所定の中間周波信号
に変換する。この第1衛星波周波数変換回路33は、第
1衛星波混合回路33aと、第1局部発振回路26bと
を備えている。そして、第1衛星波混合回路33aは、
第1衛星波増幅回路32から出力される高周波信号を効
率よく中間周波信号に変換して雑音を少なくする。第1
局部発振回路26bは第1地上波周波数変換回路26と
共用で、中間周波数が一定となるように第1衛星波混合
回路33aをも制御する。具体的には、第1地上波周波
数変換回路26と同様に、利用者が設定入力したアンサ
ンブルA,Bに対応してシステムコントローラ12が第
1衛星波混合回路33aを切替制御する。
【0056】第2衛星波増幅回路34は、第1衛星波増
幅回路32と同様に、アンプであるLNAを構成する高
周波増幅トランジスタ、例えばFETが用いられる。そ
して、第2地上波増幅回路27は、第1地上波変換回路
26で処理された信号をドレインから高周波出力信号と
して出力する。
【0057】第2衛星波フィルタ35は、第2地上波フ
ィルタ28と同様に、SAWフィルタが利用される。こ
の第2衛星波フィルタ35は、入力手段で設定されたい
ずれかのアンサンブルA,Bに対応する周波数帯以外の
信号を減衰させる処理をする。すなわち、第2衛星波フ
ィルタ35は、周波数帯Sat1A,Sat2Aのアン
サンブルA、または、周波数帯Sat1B,Sat2B
のアンサンブルBのいずれか一方を取得する。この第2
衛星波フィルタ35により減衰処理する周波数帯Sat
1A,Sat1B,Sat2A,Sat2Bは、入力手
段で設定されたアンサンブルA,Bに対応してシステム
コントローラ12により設定される。
【0058】衛星波自動利得制御回路36は、地上波自
動利得制御回路29と同様に、第2衛星波フィルタ35
で取得した信号をS/Nを劣化させず、混変調を起こす
ことなく所定の中間周波数信号に増幅する。この衛星波
自動利得制御回路36は、第2衛星波増幅回路36a
と、第2地上波混合回路36bと、第2局部発振回路2
9cとを有している。
【0059】そして、第2衛星波増幅回路36aは、図
示しないボリュームを有している。この第2衛星波増幅
回路36aは、第2衛星波フィルタ35で減衰処理した
信号を所定の中間周波信号に増幅する。
【0060】また、第2衛星波混合回路36bは、効率
よく中間周波信号に変換して雑音を少なくする。第2局
部発振回路29cは、地上波自動利得制御回路29と共
用で、中間周波数が一定となるように第1衛星波混合回
路36bをも制御する。具体的には、第1衛星波周波数
変換回路33と同様に、利用者が設定したアンサンブル
A,Bに対応してシステムコントローラ12が第2衛星
波混合回路36bを切替制御する。
【0061】そして、衛星波チューナ部22は、衛星波
アンテナ18で受信した信号を、入力手段で設定された
一方のアンサンブルA,Bに対応する所定の中間周波信
号としてチャンネルデコーダ14に出力する。
【0062】一方、チャンネルデコーダ14は、地上波
復調手段41と、第1衛星波復調手段42と、第2衛星
波復調手段43と、復調管理手段44と、デインターリ
ーブ手段45と、システムコントローラ・インターフェ
ース46と、を備えている。
【0063】地上波復調手段41は、RFチューナ部1
3の地上波チューナ部21から出力される信号を復調す
る。第1衛星波復調手段42は、2つの人工衛星3a,
3bのいずれか一方に対応して衛星波チューナ部22か
ら出力される信号を復調する。第2衛星波復調手段43
は、2つの人工衛星3a,3bのいずれか他方に対応し
て衛星波チューナ部22から出力される信号を復調す
る。
【0064】復調管理手段44は、地上波復調手段4
1、第1衛星波復調手段42および第2衛星波復調手段
43の復調を制御する。さらに、復調管理手段は、地上
波復調手段41、第1衛星波復調手段42および第2衛
星波復調手段43により復調処理された信号をそれぞれ
取得し、適宜処理する。
【0065】デインターリーブ手段45は、復調管理手
段44で取得した信号をデインターリーブ処理する。す
なわち、2つの人工衛星3a,3bから受信する電波
は、人工衛星の位置関係などにより、約4秒程度の時間
差であるタイムインターリーブを調整する。そして、デ
インターリーブ手段45は、デインターリーブ処理によ
り得られた信号として、フレーム同期パルス(frame sy
nchronizing pulse)と、ビットストリーム(bit strea
m)とを出力する。なお、フレーム同期パルスおよびビ
ットストリームは、暗号化されたデジタル信号である。
【0066】システムコントローラ・インターフェース
46は、システムコントローラ12からの制御信号を取
得する。そして、システムコントローラ・インターフェ
ース46は、取得した制御信号に基づいて、復調管理手
段44およびデインターリーブ手段45など、チャンネ
ルデコーダ14全体を制御する。
【0067】一方、記憶手段15は、チャンネルデコー
ダ14に接続されている。そして、チャンネルデコーダ
14で処理した情報である番組を含むアンサンブルA,
Bなどのデータを適宜記憶する。また、記憶手段15
は、記憶したデータを適宜チャンネルデコーダ14に出
力する。そして、チャンネルデコーダ14は、適宜記憶
手段15からデータを読み取って動作する。また、記憶
手段15は、デインターリーブ処理のためにも利用され
る。
【0068】一方、ソースデコーダ16は、チャンネル
デコーダ14で処理されたデジタル信号を処理し番組情
報を取得する例えばDSP(Digital Signal Processo
r)などの集積回路である。そして、ソースデコーダ1
6は、復号化手段51と、番組選択手段52と、音声変
換手段53と、BAC(Broadcast Authorization Chan
nel)変換手段54と、システムコントローラ・インタ
ーフェース55と、を備えている。
【0069】復号化手段51は、チャンネルデコーダ1
4から出力される暗号化されたデジタル信号を復号化処
理する。例えば、圧縮されたデータを伸長処理する。そ
して、復号化手段51は、復号化した信号を番組選択手
段52に出力する。
【0070】番組選択手段52は、システムコントロー
ラ12の制御により、復号化手段51で復号化したデジ
タル信号を処理し、所定の番組に関する信号を取得す
る。この所定の番組は、利用者の入力操作にて設定され
た番組や番組を順次切り替える番組切替要求などにより
設定される。
【0071】音声変換手段53は、番組選択手段52で
取得した所定の番組に関する信号を取得し、適宜音声デ
ータなどの信号に変換する。すなわち、音声変換手段5
3は、番組を出力するための出力手段に出力信号として
出力し、適宜番組を音声で出力させるための信号に変換
する。
【0072】BAC変換手段54は、番組選択手段52
で取得した所定の番組に関する信号を取得し、適宜処理
する。この処理した信号は、再び復号化手段51に出力
される。
【0073】システムコントローラ・インターフェース
55は、チャンネルデコーダ14のシステムコントロー
ラ・インターフェース46と同様に、システムコントロ
ーラ12からの制御信号を取得する。そして、システム
コントローラ・インターフェース55は、取得した制御
信号に基づいて、復号化手段51、番組選択手段52、
音声変換手段53およびBAC変換手段54など、ソー
スデコーダ16全体を制御する。
【0074】(通信システムの動作)次に、上記実施の
形態の通信システムにおける情報の送受信の動作につい
て、図面を参照して説明する。図4は、受信装置におけ
る番組を送り選局で取得する動作を示すフローチャート
である。図5は、受信装置で取得する番組表情報のデー
タ構造を示す説明図である。図6は、受信装置における
アンサンブル毎に並び替えた番組表情報のデータ構造を
示す説明図である。図7は、受信装置で番組を取得する
動作を示す説明図である。図8は、受信装置で番組を取
得する動作を示す説明図である。図9は、受信装置で番
組をカテゴリ選局で取得する動作を示すフローチャート
である。図10は、受信装置で取得する番組表情報のデ
ータ構造を示す説明図である。図11は、受信装置で番
組を取得する動作を示す説明図である。図12は、受信
装置で番組を取得する動作を示す説明図である。
【0075】利用者により電源がオンされて電力が供給
されると、システムコントローラ12は、はじめの番組
情報であるアンサンブルAに含まれる1チャンネル、す
なわち記録リストである番組表情報を設定する。さら
に、システムコントローラ12は、地上局2および人工
衛星3a,3bから出力される電波を受信し、RFチュ
ーナ部13にて1チャンネルの信号を取得させる。そし
て、システムコントローラ12は、取得した信号をチャ
ンネルデコーダ14で復調させ、図5に示すような1チ
ャンネルの番組表情報を取得する。この番組表情報の取
得の際、チャンネルデコーダ14でデインターリーブ処
理される。
【0076】そして、取得した番組表情報は、マイコン
メモリ12aに記憶される(ステップS1)。なお、こ
の番組表情報を記憶するマイコンメモリ12aの領域
は、チャンネルデータと、アンサンブルデータと、カテ
ゴリデータとが1つのレコードとして複数、例えば全番
組数記録されたデータ構造に構成されている。
【0077】この後、システムコントローラ12は、図
6に示すように、取得した番組表情報を、アンサンブル
データに基づいて同一のアンサンブルA,Bのグループ
毎に並び替える処理をする(ステップS2)。そして、
システムコントローラ12は、同一のアンサンブルA,
Bのグループ毎に並び替えた番組表情報をマイコンメモ
リ12aに記憶する。
【0078】そして、システムコントローラ12は、利
用者により番組の切替を要求する旨の番組切替要求が設
定されたか否かを判断する。番組切替要求の設定として
は、特定の番組の選択、番組を順次送る送り選局、同一
の種別である同一のカテゴリで順次送り選局するカテゴ
リ選局など、入力手段の入力操作による。そして、シス
テムコントローラ12が番組の設定入力がないと判断し
た場合には、例えばマイコンメモリ12aに記憶された
番組を設定する。このマイコンメモリ12aに記憶され
た番組は、例えば電源がオフされる直前に設定されてい
た最後の番組に関する情報である。
【0079】また、システムコントローラ12が特定の
番組の設定入力があると判断した場合には、その番組を
設定する。なお、特定の番組の設定の際、番組に関する
情報がマイコンメモリ12aに記憶される。
【0080】さらに、送り選局の設定入力があると判断
した場合には、番組を順次送る制御をする(ステップS
3)。このステップS3において、送り選局が設定され
た場合、システムコントローラ12は、受信する電波を
適宜処理し、現在取得している番組の次の番組を取得す
る処理をする(ステップS4)。この次の番組は、現在
取得している番組と同一アンサンブルA,Bのうちでリ
ストアップされている次の番組である。すなわち、ステ
ップS2で作成した図6に示す同一アンサンブルA,B
で並び替えた番組表情報に基づいて次の番組が設定され
る。
【0081】具体的に説明すると、以下に示すようにな
る。この具体的な説明としては、図7および図8に示す
ように、現在番組として2チャンネルを取得していた際
に、番組切替要求である送り選局の設定があった場合と
する。また、説明上、番組としては、1チャンネルから
10チャンネルまでとする。
【0082】そして、2チャンネルを取得している状態
で、送り選局の番組切替要求があった場合、図6に示す
並び替えた番組表情報に基づいて、システムコントロー
ラ12は、次の番組として4チャンネルを設定する。す
なわち、従前の2チャンネルは、アンサンブルAであ
る。このことから、同一のアンサンブルAのうちで次の
番組は、図6に示す並び替えた番組表情報から4チャン
ネルとなる。そして、システムコントローラ12は、チ
ャンネルデコーダ14を制御して4チャンネルを取得
し、ソースデコーダ16で4チャンネルの信号を適宜処
理して出力手段へ出力し、適宜出力させる。
【0083】この2チャンネルから4チャンネルの変更
では、同一のアンサンブルAであることから、アンサン
ブルA,Bの切り替え処理をする必要がない。すなわ
ち、すでにアンサンブルAにおける受信処理が1チャン
ネルの取得の際に済んでいる。このため、チャンネルデ
コーダ14で復調処理をやり直す必要がない。
【0084】このようにして、まず、従前に取得してい
たアンサンブルAと同一のアンサンブルAで次にリスト
アップされた番組を取得する制御を継続させる。例え
ば、図7および図8に示すように、2→4→5→7→8
→10と順次取得する番組を送る。そして、システムコ
ントローラ12がさらに送り選局の設定入力を認識した
場合、アンサンブルAで10チャンネルの次の順番の番
組はないので、システムコントローラ12は他のアンサ
ンブルBに切り替える処理をする。すなわち、RFチュ
ーナ部13を制御して受信する電波からアンサンブルB
に関する周波数帯で信号を取得し、チャンネルデコーダ
14で適宜デインターリーブ処理してアンサンブルBに
関する信号を取得する。
【0085】そして、システムコントローラ12は、切
り替えたアンサンブルBで図6に示す並び替えた番組表
情報で最初にリストアップされた3チャンネルに設定
し、適宜出力させる。この後、順次送り選局が設定入力
されると、従前の番組である3チャンネルが属するアン
サンブルBにおいて、次にリストアップされた番組であ
る6→9と順次取得する番組を送る。さらに、送り選局
が設定入力されると、アンサンブルBで9チャンネルの
次にリストアップされた番組はないので、上述したよう
に、他のアンサンブルAに切り替える処理をする。そし
て、上述したように、最初にリストアップされた番組で
ある1チャンネルからアンサンブルAでリストアップさ
れた順に順次番組を取得して出力させる。
【0086】このように、送り選局の場合、異なるアン
サンブルB,Aに切り替える場合のみアンサンブルA,
Bの切り替え処理、すなわち、RFチューナ部13で第
1局部発振回路26bを切り替えることによる受信処理
のやり直しをする処理をし、同一のアンサンブルA,B
で次にリストアップされた番組を順次取得する際にはア
ンサンブルA,Bの切り替え処理が必要ない。このた
め、並び替える前の番組表情報でリストアップ順に番組
を取得する場合に比して、図8に示すように、アンサン
ブルA,Bの切り替える回数が減少し、番組が出力され
るまでに約4秒程度の時間短縮ができ、使い勝手が向上
する。
【0087】また、同一のアンサンブルA,Bで、図6
に示す組み替えた番組表情報で次にリストアップされる
番組がない場合に異なるアンサンブルB,Aに切り替え
る。このため、アンサンブルA,Bの切替回数が最も少
なく番組の出力までの時間が短縮する状態でも、番組表
情報にリストアップされた全番組を順次取得できる。
【0088】一方、システムコントローラ12がカテゴ
リ選局の設定入力を判断した場合には、図9に示すフロ
ーチャートの動作に基づいて、以下に示すようになる。
すなわち、上述したように、電源がオンされた際、まず
番組表情報を取得してマイコンメモリ12aに記憶させ
る(ステップS11)。そして、取得した番組表情報
を、アンサンブルデータに基づいて同一のアンサンブル
A,Bのグループ毎に並び替える。さらには、同一のア
ンサンブルA,Bのグループ毎に、同一のカテゴリのグ
ループ毎に並び替える処理をし、図10に示す番組表情
報を取得する(ステップS12)。この並び替え処理に
より得られた番組表情報は、マイコンメモリ12aに記
憶される。
【0089】そして、システムコントローラ12は、カ
テゴリ選局の設定入力があると判断した場合、番組を同
一アンサンブルA,Bかつ同一カテゴリのグループ毎に
番組を順次おく制御をする(ステップS13)。このス
テップS13において、カテゴリ選局が設定された場
合、システムコントローラ12は、受信する電波を適宜
処理し、現在取得している番組の次の番組を取得する処
理をする(ステップS14)。この次の番組は、ステッ
プS12で作成した図10に示す並び替えた番組表情報
にリストアップされた次の番組である。
【0090】具体的に説明すると、以下に示すようにな
る。この具体的な説明としては、上述した送り選局の場
合と同様に、図11および図12に示すように、現在番
組として2チャンネルを取得していた際に、番組切替要
求であるカテゴリ選局の設定があった場合とする。ま
た、説明上、図5に示すように、番組としては1チャン
ネルから10チャンネルまでとする。
【0091】そして、2チャンネルを取得している状態
で、カテゴリ選局の番組切替要求があった場合、図10
に示す並び替えた番組表情報に基づいて、システムコン
トローラ12は、次の番組として4チャンネルを設定す
る。すなわち、従前の2チャンネルは、アンサンブルA
でかつカテゴリが「ROCK」である。このことから、
同一のアンサンブルAでかつ同一のカテゴリ「ROC
K」のうちで、次の番組は図10に示す並び替えた番組
表情報から4チャンネルとなる。そして、システムコン
トローラ12は、チャンネルデコーダ14を制御して4
チャンネルを取得し、ソースデコーダ16で4チャンネ
ルの信号を適宜処理して出力手段へ出力し、適宜出力さ
せる。
【0092】このようにして、まず、従前に取得してい
たアンサンブルAと同一のアンサンブルAでかつ同一の
カテゴリ「ROCK」で次にリストアップさけた番組を
取得する制御を継続させる。例えば、図11および図1
2に示すように、2→4→5と順次取得する番組を送
る。そして、システムコントローラ12がさらにカテゴ
リ選局の設定入力を認識した場合、アンサンブルAでか
つカテゴリ「ROCK」の5チャンネルの次にリストア
ップされた番組はないので、システムコントローラ12
は他のアンサンブルBに切り替える処理をする。すなわ
ち、RFチューナ部13を制御して受信する電波からア
ンサンブルBに関する周波数帯で信号を取得し、チャン
ネルデコーダ14で適宜デインターリーブ処理してアン
サンブルBに関する信号を取得する。
【0093】そして、システムコントローラ12は、切
り替えたアンサンブルBで図10に示す並び替えた番組
表情報でカテゴリ「ROCK」の最初にリストアップさ
れた3チャンネルに設定し、適宜出力させる。この後、
順次カテゴリ選局が設定入力されると、従前の番組であ
る3チャンネルが属するアンサンブルBでカテゴリ「R
OCK」において、次にリストアップされた番組である
6チャンネルと順次取得する番組を送る。さらにカテゴ
リ選局が設定入力されると、アンサンブルBかつカテゴ
リ「ROCK」で6チャンネルの次にリストアップされ
た番組はないので、上述したように、他のアンサンブル
Aに切り替える処理をする。そして、上述したように、
アンサンブルAかつカテゴリ「ROCK」で最初にリス
トアップされた番組である2チャンネルからアンサンブ
ルAかつカテゴリ「ROCK」でリストアップされた順
に順次番組を取得して出力させる。
【0094】このように、カテゴリ選局の場合も同様
に、同一のアンサンブルA,Bで次にリストアップさけ
た番組を同一カテゴリで順次取得する際にはアンサンブ
ルA,Bの切り替え処理が必要ない。このため、並び替
える前の番組表情報でリストアップ順に番組を取得する
場合に比して、図12に示すように、アンサンブルA,
Bの切り替える回数が減少し、番組が出力されるまでに
約4秒程度の時間短縮ができ、使い勝手が向上する。
【0095】上述したように、入力手段により、入力操
作にて取得する番組を番組表情報にリストアップされた
順で番組を順次切り替える番組切替要求を設定入力す
る。そして、システムコントローラ12により、入力手
段による番組切替要求の設定入力を認識した場合、番組
切替要求の設定入力の直前に取得していた番組のアンサ
ンブルA,Bと同一のアンサンブルA,Bであって、番
組表情報にリストアップされた順番で、直前に取得して
いた番組に最も近い順番である次の番組を取得させる。
このため、他の番組に切り替える際に、他のアンサンブ
ルB,Aに切り替える頻度を減少でき、アンサンブル
A,Bの切り替え処理による受信(復調)動作のし直し
によるタイムラグを短縮でき、使い勝手を向上できる。
【0096】そして、システムコントローラ12は、番
組切替要求の設定入力を認識することにより同一のアン
サンブルA,Bで次の順番の番組がリストアップされて
いない場合、他のアンサンブルB,Aの最初にリストア
ップされた番組あるいはこの最初の番組に最も近い順番
の番組を取得させる。このため、番組表情報にリストア
ップされ異なるアンサンブルA,Bの番組をも、入力手
段による番組切替要求の設定のみで異なるアンサンブル
B,Aの切替頻度を減少でき順次取得できる。
【0097】また、システムコントローラ12は、入力
手段にて番組のカテゴリ選曲の設定入力を認識した場
合、番組切替要求の認識にて次の番組を取得する際、直
前に取得していた番組のカテゴリと同一のカテゴリの番
組の範囲内とする。このため、アンサンブルA,Bの切
り替え処理による不都合を防止しつつ利用者の嗜好に対
応した番組を容易に取得することができる。
【0098】〔実施形態の変形〕なお、本発明は、上述
した各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の
目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むも
のである。
【0099】すなわち、地上局2および2つの人工衛星
3a,3bを利用し、2つのアンサンブルA,Bに区分
けされた番組を取得する構成について説明したが、この
構成に限らず、例えば複数の人工衛星を利用したり、複
数の番組を2つ以上の複数のアンサンブルに区分けする
構成などでもできる。また、番組に限らず、画像データ
など、いずれの情報をも利用できる。すなわち、本発明
では、少なくとも地上波および衛星波を1つずつ以上受
信して地域による受信不具合を解消する構成で、複数の
情報が含まれるアンサンブルが複数設定され、適宜アン
サンブルを切り替えるいずれの構成でもできる。
【0100】そして、アンサンブルA,Bを切り替える
構成としては、RFチューナ部13で切り替える構成
や、チャンネルデコーダ14で切り替える構成に限ら
ず、いずれの方法でもできる。例えばプログラムをイン
ストールしたコンピュータにより番組を取得する構成、
あるいはコンピュータにインストールするプログラム、
このプログラムを記録した記録媒体をも適用できる。
【0101】また、RFチューナ部13、チャンネルデ
コーダ14およびソースデコーダ16は、上記構成に限
らず、同様に動作するいずれの構造でも実施できる。
【0102】そして、はじめに番組表情報を取得してか
らチャンネルの設定を認識する構成について説明した
が、番組表情報を取得せずにチャンネルの設定に基づい
て受信する電波を処理するなどしてもよい。さらに、ア
ンサンブルA,Bを判別した後にデインターリーブ処理
したが、電源の投入時にデインターリーブ処理するなど
してもよい。すなわち、電源の投入後、デインターリー
ブ処理を1度すれば時間の短縮が図れるので、いずれの
タイミングでデインターリーブ処理してもよい。
【0103】また、同一アンサンブルA,Bのうちで次
の番組を取得する構成として、あらかじめ番組表情報
を、アンサンブルA,Bあるいはカテゴリの種別毎にグ
ループ化して並び替え、この並び替えた番組表情報に基
づいて設定して説明したが、例えば、はじめに取得した
番組表情報に基づいてシステムコントローラ12で同一
アンサンブルA,Bあるいはカテゴリで次の番組を検索
するなど、いずれの方法でもできる。
【0104】さらに、例えば2→4→5→7→8→10
と順次取得する番組を送り、さらに送り選曲の設定入力
の際にアンサンブルBに切り替えて同様に順次取得する
番組を送って説明したが、アンサンブルBには切り替わ
らず、同一のアンサンブルA,Bのうちで最初にリスト
アップされた例えば1チャンネルに戻るように処理して
もよい。この場合には、アンサンブルA,Bの切替によ
るデインターリーブ処理に要する時間を削除でき、より
出力までの時間短縮ができ、利便性のさらなる向上が図
れる。
【0105】また、番組のチャンネル番号が大きくなる
順に送る場合に限らず、例えば10→8→7→5→4→
2と戻る順に番組を取得する構成としてもよい。
【0106】同様に、カテゴリ選曲の場合にも、同一ア
ンサンブルA,Bかつ同一カテゴリの最後の番組である
5チャンネルから次の番組を取得する場合には、アンサ
ンブルを切り替えることなく、同一のアンサンブルA,
Bのうちで最初にリストアップされた2チャンネルに戻
るように処理してもよい。
【0107】なお、同一のアンサンブルA,B内で繰り
返す構成の場合、例えば手動によりアンサンブルA,B
を切り替える構成を設けることが好ましい。この構成に
より、全番組を取得できる。
【0108】また、番組切替要求としては、上述した特
定の番組を直接設定入力する構成、送り選曲およびカテ
ゴリ選曲に限らず、他のいずれの方法で番組を取得して
もよい。例えば、同一のカテゴリでグループ毎に並び替
えた図10に示す番組表情報に基づいて、同一のアンサ
ンブルA,Bにおいて、図13に示すように、カテゴリ
毎でリストアップされた最初の番組を順次取得してもよ
い。具体的には、カテゴリが「ROCK」の2チャンネ
ル→カテゴリが「JAZZ」の7チャンネル→カテゴリ
が「POPS」の10チャンネルと順次送る処理をして
もよい。
【0109】その他、本発明の実施の際の具体的な構造
および異常の発生を認識するための手順などは、本発明
の目的を達成できる範囲で他の構造や手順などとしても
よい。
【0110】
【発明の効果】本発明によれば、入力操作による情報切
替要求の設定入力を認識した場合、情報切替要求の設定
入力の直前に取得していた情報の集合情報と同一の集合
情報であって、記録リストにリストアップされた順番
で、直前に取得していた情報に最も近い順番の情報を取
得させる。このため、他の情報に切り替える際に、他の
集合情報に切り替える頻度が減少し、複数の人工衛星か
ら出力される電波のタイムインターリーブによる情報の
取得のタイムラグを短縮でき、使い勝手を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る通信システムの概
略構成を示す概念図である。
【図2】前記一実施の形態における通信システムで送受
信する電波の状態を示す概念図である。
【図3】前記一実施の形態における受信装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図4】前記一実施の形態における受信装置で番組を送
り選局で取得する動作を示すフローチャートである。
【図5】前記一実施の形態における受信装置で取得する
番組表情報のデータ構造を示す説明図である。
【図6】前記一実施の形態における受信装置でアンサン
ブル毎に並び替えた番組表情報のデータ構造を示す説明
図である。
【図7】前記一実施の形態における受信装置で番組を取
得する動作を示す説明図である。
【図8】前記一実施の形態における受信装置で番組を取
得する動作を示す説明図である。
【図9】前記一実施の形態における受信装置で番組をカ
テゴリ選局で取得する動作を示すフローチャートであ
る。
【図10】前記一実施の形態における受信装置で取得す
る番組表情報のデータ構造を示す説明図である。
【図11】前記一実施の形態における受信装置で番組を
取得する動作を示す説明図である。
【図12】前記一実施の形態における受信装置で番組を
取得する動作を示す説明図である。
【図13】本発明の他の実施の形態における受信装置で
番組を取得する動作を示す説明図である。
【図14】従来例の番組を取得する動作を説明する説明
図である。
【図15】同上の番組を取得する動作を説明する説明図
である。
【符号の説明】
1 通信システム 2 地上局 3a,3b 人工衛星 10 受信装置 12 制御手段としてのシステムコントローラ 12a 記憶手段としてのマイコンメモリ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異なる情報を複数の集合に区分し
    た複数の集合情報を、前記集合毎に異なる周波数帯で地
    上局および複数の人工衛星から前記複数の情報のリスト
    とともに電波として受信し、この受信した電波を復調し
    て所定の前記集合情報を取得し、この取得した集合情報
    に含まれる前記情報を取得する受信装置であって、 前記リストに基づいて記録リストを作成して記録する記
    録手段と、 入力操作により前記取得する情報を前記記録リストにリ
    ストアップされた順に情報を順次切り替える情報切替要
    求を設定入力する入力手段と、 この入力手段による前記情報切替要求の設定入力を認識
    することにより、前記情報切替要求の設定入力の直前に
    取得していた情報の集合情報と同一の集合情報に含まれ
    前記記録リストにリストアップされた順番で前記直前に
    取得していた情報に最も近い順番の情報を取得させる制
    御手段と、 を具備したことを特徴とした受信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の受信装置において、 制御手段は、入力手段による情報切替要求の設定入力を
    認識した際、直前に取得していた情報がこの情報の集合
    情報と同一の集合情報に含まれる次の順番の情報がない
    場合、他の集合情報に含まれ記録リストに最初にリスト
    アップされた情報またはこの情報に最も近い順番の情報
    を取得させる制御をすることを特徴とした受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の受信装置において、 制御手段は、入力手段による情報切替要求の設定を認識
    した際、直前に取得していた情報がこの情報の集合情報
    と同一の集合情報に含まれる次の順番の情報がない場
    合、この情報の集合情報と同一の集合情報に含まれ記録
    リストに最初にリストアップされた情報またはこの情報
    に最も近い順番の情報を取得させる制御をすることを特
    徴とした受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の受
    信装置において、 入力手段は、取得する情報の種別を設定入力可能で、 制御手段は、前記入力手段にて情報の種別の設定入力を
    認識することにより、情報切替要求の認識にて次の情報
    を取得する制御として、直前に取得していた情報の種別
    と同一の種別の情報で実施することを特徴とした受信装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の受
    信装置において、 入力手段は、入力操作により取得する情報を設定入力可
    能で、 制御手段は、前記入力手段にて設定入力された情報を取
    得させる制御をすることを特徴とした受信装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の受
    信装置において、 人工衛星は2つで、かつ集合情報は2つであることを特
    徴とした受信装置。
  7. 【請求項7】 複数の異なる情報を複数の集合に区分し
    た複数の集合情報を、前記集合毎に異なる周波数帯で地
    上局および複数の人工衛星から前記複数の情報のリスト
    とともに電波として受信し、この受信した電波を復調し
    て所定の前記集合情報を取得し、この取得した集合情報
    に含まれる前記情報を取得する受信方法であって、 前記リストに基づいて記録リストを作成して記録し、 前記取得する情報を前記記録リストにリストアップされ
    た順に情報を順次切り替える情報切替要求を認識した場
    合、この情報切替要求の設定入力直前に取得していた情
    報の集合情報と同一の集合情報に含まれ、前記記録リス
    トにリストアップされた順番で前記直前に取得していた
    情報に最も近い順番の情報を取得することを特徴とする
    受信方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の受信方法において、 情報切替要求の設定入力を認識した際、直前に取得して
    いた情報がこの情報の集合情報と同一の集合情報に含ま
    れる次の順番の情報がない場合、他の集合情報に含まれ
    記録リストに最初にリストアップされた情報またはこの
    情報に最も近い順番の情報を取得することを特徴とする
    受信方法。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の受信方法において、 情報切替要求の設定入力を認識した際、直前に取得して
    いた情報がこの情報の集合情報と同一の集合情報に含ま
    れる次の順番の情報がない場合、この情報の集合情報と
    同一の集合情報に含まれ記録リストに最初にリストアッ
    プされた情報またはこの情報に最も近い順番の情報を取
    得することを特徴とする受信方法。
  10. 【請求項10】 請求項7ないし9のいずれかに記載の
    受信方法において、 情報の種別の設定入力を認識した場合、情報切替要求の
    認識にて取得する次の情報として、直前に取得していた
    情報の種別と同一の種別の情報とすることを特徴とする
    受信方法。
  11. 【請求項11】 請求項7ないし10のいずれかに記載
    の受信方法において、 取得対象の情報の設定入力を認識した場合、この設定入
    力された情報を取得することを特徴とする受信方法。
  12. 【請求項12】 請求項7ないし11のいずれかに記載
    の受信方法において、 2つの人工衛星から受信する電波に基づいて、2つの集
    合情報を取得し、これら集合情報のうちのいずれか一方
    に含まれる情報を取得することを特徴とする受信方法。
  13. 【請求項13】 請求項7ないし12のいずれかに記載
    の受信方法を演算手段に実行させることを特徴とした受
    信プログラム。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の受信プログラムが
    演算手段にて読取可能に記録されたことを特徴とした受
    信プログラムを記録した記録媒体。
  15. 【請求項15】 複数の異なる情報を複数の集合に区分
    した複数の集合情報を前記集合毎に異なる周波数帯の電
    波で出力する地上局および複数の人工衛星と、 請求項1ないし6のいずれかに記載の受信装置と、 を具備したことを特徴とした通信システム。
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