JP2003347356A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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    • H01L2224/732Location after the connecting process
    • H01L2224/73201Location after the connecting process on the same surface
    • H01L2224/73203Bump and layer connectors
    • H01L2224/73204Bump and layer connectors the bump connector being embedded into the layer connector

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産性の向上および低コスト化を図ることが
できるとともに、薄型化を実現できる半導体装置および
その製造方法を提供すること。 【解決手段】 主面に複数の電極が形成された半導体チ
ップと、この半導体チップの各電極に導電体を介して電
気的に接続された複数の接続パッドが対向主面に形成さ
れた実装基板と、この実装基板と前記半導体チップとを
接合する電気的絶縁性を有する接合用被膜とを備える。
この接合用被膜は、電極と接続パッドとの電気的接続時
における溶融状態の導電体の余剰分を逃がすための少な
くとも一筋のスリット状または溝状の逃げ部を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器に搭載、
内蔵される半導体装置およびその製造方法に関するもの
であり、特に半導体装置の実装形態に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、小型携帯電子機器の分野では、内
部に搭載される電子部品の小型化、高機能化、高密度実
装化が図られている。半導体チップを収納するパッケー
ジにおいても、より小型のものが求められており、チッ
プサイズと等しいかほぼ等しいチップサイズパッケージ
(CSP)等も小型実装部品の一つとなっている。ま
た、ウエハの状態でパッケージングを行うウエハレベル
CSPもその一つとなりつつある。これらCSPと呼ば
れるものの多くは、パッケージの面に外部接続用端子と
して球形のハンダ等の金属ボールを備えているいわゆる
ボールグリッドアレイ(BGA)の一種とされており、
ハンダボールを介して実装基板に実装される。また、半
導体チップの電極部に、バンプと呼ばれる球形のハンダ
等の金属ボールを形成したフリップチップと呼ばれるも
のもあるが、構造体に外部接続用端子として突起体が設
けられている点では上記CSPと同じである。
【0003】上記ウエハレベルCSPの一種について、
従来例としてその構造および実装形態を図9〜図12に
示した。図9は従来の半導体チップの主面側から視た平
面図であり、図10は図9のC−C線断面図である。半
導体チップ50は、半導体チップ本体11を備え、その
主面に複数の電極13が形成されるとともに、各電極1
3上にハンダボール51が形成されている。なお、実際
には上記電極13以外にも、半導体チップ本体11の主
面(回路素子が形成された面)にサイズの小さな図示省
略の複数の電極パッドが存在しており、この電極パッド
から図示しない再配線が所定位置に再配置された電極1
3に導かれており、外部に露出したこの電極13は二次
電極部となっている。そして、図示しない再配線と半導
体チップ本体11とを電気的に分離するために、半導体
チップ本体11の主面に絶縁膜12が形成されている。
また、ハンダボール51が存在しない絶縁膜12上の領
域および各電極13の外周縁は絶縁膜52で覆われてお
り、図示しない再配線の露出およびハンダボ−ル51同
士のブリッジを防ぐ目的で絶縁膜52が設けられてい
る。
【0004】図11は、従来の半導体チップ50を実装
基板20に載置した状態を示しており、半導体チップ5
0の各ハンダボール51は、実装基板20の対向主面に
形成された接続パッド22とハンダペースト27を介し
て接着している。なお、実装基板20の対向主面には、
表面保護および実装後のハンダボ−ル51同士のブリッ
ジ防止を目的として、接続パッド22の外側領域に環状
溝部24を設けて絶縁性のソルダーレジスト23が形成
されている。
【0005】図12は、図11で示した状態を熱による
リフローを行うことによりハンダボール51およびハン
ダペースト27が溶融し、後に常温に戻ることで、ハン
ダボール51と接続パッド22が電気的に接続され、さ
らに、実装後のハンダ接合部の信頼性を高めるために、
半導体チップ50と実装基板20との間に充填樹脂60
を注入し固めて形成された半導体装置5を示している。
このように製造された半導体装置5は、例えば、半導体
チップ50の半導体チップ本体11の厚さ寸法T1
0.2mmであり、実装基板20の基板本体21の厚さ寸
法T2が0.8mmであり、半導体チップ本体11と基板
本体21との間の間隔寸法T3が0.25mmであり、全
体の厚さ寸法TはT1+T2+T3=1.25mmである。
また、チップサイズとしては、1.5〜10.0mm×
1.5〜10.0mmである。
【0006】このように、半導体チップを内蔵しハンダ
ボールが付いた半導体装置およびその実装形態は、特開
平5−144816号公報、特開平6−333985号
公報、特開平7−122591号公報、特開平11−8
7424号公報、特開平11−145320号公報、特
開2000−236042号公報等により、先行技術と
して開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図9〜図12で説明し
た従来の半導体装置5は、ハンダボール51をある一定
の高さに保って半導体チップ50が実装基板20に取り
付けられている。つまり、先ずはハンダボール51が半
導体チップ50を実装基板20に固定する役割を担って
いるが、振動や曲げ等の機械的ストレスによる接合部の
破断を防ぐために、(図12で説明したように)半導体
チップ50と実装基板20との間に充填樹脂60を注入
して補強することが必要とされている。この補強行為
は、実装後の手間を招くばかりでなく、材料付加分のコ
スト上昇となっている。また、実装後もハンダボール5
1自体に厚みがあるため、半導体装置5全体の実装取付
け高さ(厚み寸法T)がハンダボール分は高くなり、こ
のような実装形態では半導体装置の薄型化に限界があっ
た。
【0008】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、生産性の向上および低コスト化を図ることができる
とともに、薄型化を実現できる半導体装置およびその製
造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る半導体装置は、主面に複数の電極が
形成された半導体チップと、この半導体チップの各電極
に導電体を介して電気的に接続された複数の接続パッド
が対向主面に形成された実装基板と、この実装基板と前
記半導体チップとを接合させた電気的絶縁性を有する接
合用被膜とを備え、この接合用被膜が、電極と接続パッ
ドとの電気的接続時における溶融状態の導電体の余剰分
を逃がすための少なくとも一筋のスリット状または溝状
の逃げ部を有するものである。本発明において、接合用
被膜の厚さ寸法は、半導体チップの電極と実装基板の接
続パッドが近接した状態で導電体を介して電気的に接続
された状態で、半導体チップと実装基板とが接合される
寸法とされ、例えば0.01〜0.05mmとすることが
できる。また、この接合用被膜に形成される逃げ部は、
実装時に溶融した導電体の余剰分を十分に受容できる大
きさ寸法とされ、例えば、幅寸法は0.05〜0.1mm
とすることができ、深さ寸法は0.01〜0.05mmと
することができる。
【0010】このように構成することによって、半導体
チップの実装基板への実装時において、リフローと同時
に半導体チップと実装基板とを圧接させる方向に力を加
えることにより、溶融した導電体の余剰分が電極と接続
パッドとの間からはみ出ても逃げ部に流れ込むので、半
導体チップの接合用被膜と実装基板の対向主面との間に
溶融した導電体を流入させることなく接合用被膜と対向
主面とを確実に密着接合することができる。この際、導
電体は電極と接続パッドとの電気的接続を担うものであ
り、半導体チップの実装基板に対する固定は接合用被膜
が大きく担っている。この接合用被膜は、電極と接続パ
ッドとの接合部を振動や曲げ等の機械的ストレスから保
護(補強)して、接合部の破断を防止する。したがっ
て、従来の半導体装置(図12参照)では実装時に実装
基板の接続パッド上に必要であったハンダペースト、お
よび実装後の補強用充填樹脂が、本発明では不要であ
り、コストダウンを図ることができる。かつ本発明で
は、ハンダペーストの形成工程および充填樹脂の注入工
程が削減され、工程数低減による生産性の向上を図るこ
とができる。また、予め電極上に形成されていた球形導
電体は実装時に溶融して薄くなるため、半導体装置は全
体の厚さ寸法が小さくなって薄型化され、電子機器へ搭
載される電子部品のより一層の薄型化(小型化)が可能
となる。
【0011】また、本発明において、逃げ部は、電極の
周辺部から延び、半導体チップの外端縁で外向きに突き
抜けるものとすれば、実装時において、溶融した導電体
の余剰分を電極の周囲に逃がすことができる。つまり、
溶融した導電体の余剰分が容易に逃げ部へ流入できる。
また、逃げ部へ溶融した導電体が流れ込む過程におい
て、電極近傍の逃げ部に存在していた空気は導電体によ
って外側へ押出され、この逃げ部の外側端部は外部に開
放して空気抜けされているので、内部ボイドの発生が効
果的に抑制される。つまり、逃げ部に空気が閉じ込めら
れて内部ボイドが発生すると、その中に水分が溜まり実
装過程の熱により気化・膨張して破裂する場合がある
が、本発明ではこのような内部ボイドによる生産不良を
未然に防止することができる。また、実装前に電極上に
予め形成される球形導電体の量(ボリューム)は、溶融
した導電体の余剰分が逃げ部から溢れて接合用被膜と実
装基板の対向主面との間に流入しない所定量に設定され
ているが、上述のように導電体の逃げ部への流入を容易
にした(すなわち、接合用被膜と対向主面との間に導電
体を流入し難くした)ので、球形導電体のボリューム制
御が容易となる。
【0012】また、本発明において、逃げ部は、電極の
周辺一部から延び、半導体チップの外端縁で外向きに突
き抜けるものとすれば、実装時において、溶融した導電
体の余剰分は、逃げ部に一方向から流入して空気を押出
すので、空気が逃げ部内により閉じ込められ難くなり、
内部ボイドをより一層抑制することができる。また、接
合用被膜の接合面積を広く確保することができ、半導体
チップと実装基板との接合強度を高めることができる。
【0013】また、本発明は、別の観点によれば、主面
に複数の電極を有する半導体チップを形成する半導体チ
ップ形成工程と、対向主面に複数の接続パッドを有する
実装基板を形成する実装基板形成工程と、実装基板の対
向主面に半導体チップの主面を対向させて各電極と各接
続パッドとを導電体を介して電気的に接続することによ
り実装する実装工程とを有する半導体装置の製造方法に
おいて、前記半導体チップ形成工程が、半導体チップの
主面に、実装基板と接合するための電気的絶縁性を有す
る接合用被膜を形成し、かつこの接合用被膜に、電極と
接続パッドとの電気的接続時における溶融状態の前記導
電体の余剰分を逃がすためのスリット状または溝状の逃
げ部を形成する接合用被膜パターニング工程と、各電極
上に上記導電体を予め球形に形成する球形導電体形成工
程とを含み、前記実装工程が、接合用被膜を実装基板の
対向主面に接合する接合工程を含む半導体装置の製造方
法を提供することができる。
【0014】この半導体装置の製造方法によれば、実装
時において、半導体チップの各電極と実装基板の各接続
パッドとを電気的に接続するのと同時に、半導体チップ
の接合用被膜と実装基板の対向主面とを密着接合するこ
とができる。このとき、溶融した導電体の余剰分が電極
と接続パッドとの間からはみ出ても逃げ部に流れ込むの
で、半導体チップの接合用被膜と実装基板の対向主面と
の間に溶融した導電体を挟み込むことがない。したがっ
て、従来の半導体装置(図12参照)では実装時に実装
基板の接続パッド上に必要であったハンダペースト、お
よび実装後の充填樹脂が不要であり、コストダウンを図
ることができる。かつハンダペーストの形成工程および
充填樹脂の注入工程が削減され、工程数低減による生産
性の向上を図ることができる。また、予め電極上に形成
されていた球形電極は実装時に溶融して高さが低くなる
ため、半導体装置は全体の厚さ寸法が小さくなって薄型
化され、電子機器へ搭載される電子部品のより一層の薄
型化(小型化)が可能となる。
【0015】また、接合用被膜パターニング工程が、フ
ォトリソグラフィ技法またはスクリーン印刷技法によっ
て行われるようにすれば、複雑なパターン形状の接合用
被膜であっても容易に効率よく形成することができて好
ましい。
【0016】また、半導体チップ形成工程は、生産性の
観点から、個々に切り分けられる前のウエハ上で行われ
るのが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の半導体装置およ
びその製造方法を、図面に基づいて詳しく説明する。な
お、本発明はこれに限定されるものではない。
【0018】[実施の形態1]本発明の実施の形態1に
係る半導体装置を図1〜図4を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態1に係る半導体装置に使用さ
れる実装前の半導体チップを主面側から視た平面図であ
り、図2は図1のA−A線断面図であり、図3は同実施
の形態1における半導体チップを実装基板に載置したリ
フロー前の状態を示す断面図であり、図4は同実施の形
態1における半導体チップを実装基板に実装してなる半
導体装置の断面図である。なお、図1〜図4において、
図9〜図12で説明した従来技術と同一の要素には同一
の符号を付している。
【0019】図4に示すように、本発明の半導体装置1
は、主面に複数の電極13が形成された半導体チップ1
0と、この半導体チップ10の各電極13に導電体15
を介して電気的に接続される複数の接続パッド22が主
面に形成された実装基板20とを備えている。なお、実
装基板20は、図9〜図12で説明した従来品と同一の
ものであるため、その説明を省略する。
【0020】この半導体装置1に使用される実装前の半
導体チップ10を図1と図2から説明する。半導体チッ
プ10は、半導体チップ本体11を備え、この半導体チ
ップ本体11の主面(回路素子が形成された面)には図
示しない複数の電極パッドが形成されている。そして、
これら各電極パッドから図示しない再配線が上記各電極
13に導かれており、この電極13は再配置された二次
電極部となっている。そして、再配線と半導体チップ本
体11とを電気的に分離するために、半導体チップ本体
11の主面に絶縁膜12が形成されている。また、各電
極13上には、半田、金等からなる球形導電体15aが
形成されている。なお、半導体チップ10の上記構成は
(図9〜図12で説明した)従来技術と同様である。
【0021】この半導体チップ10の従来技術と異なる
点は、半導体チップ10の絶縁膜12における電極13
の外側領域に、実装基板20と電気的に絶縁された状態
で接合(接着)するための接合用被膜14が形成される
とともに、電極13と接続パッド22との電気的な接続
時における溶融状態の導電体15の余剰分を逃がすため
の逃げ部16が接合用被膜14に形成されたことであ
る。接合用被膜14の主たる役割は、半導体チップ10
を実装基板20に密着接合することであるが、上述した
再配線の外部露出防止および導電体15同士のブリッジ
防止のためにも働く。
【0022】接合用被膜14は、後述する製造過程にお
いてフォトリソグラフィ技法またはスクリーン印刷技法
によって形成されたものである。接合用被膜14は、フ
ォトリソグラフィ技法により形成される場合では、絶縁
性および感光性を有するブロック共重合ポリイミド系樹
脂からなり、スクリーン印刷技法により形成される場合
では、絶縁性を有するブロック共重合ポリイミド系樹脂
からなる。フォトリソグラフィ技法では、半導体チップ
の主面全域に上記樹脂を塗布し、レチクル等のガラスマ
スクを使用して露光した後現像することでパターニング
を行う。また、スクリーン印刷技法では、上記樹脂その
ものを孔の開いたマスクを使用して印刷することでパタ
ーニングを行う。これら樹脂は既にイミド化されてお
り、250℃以下の温度で硬化させることが可能で、い
ずれの場合も接合用被膜14はパターニング直後に硬化
しておらず、実装時の熱で被膜14が溶融して実装基板
20の対向主面(この場合ソルダーレジスト23の表
面)に接着し、冷却して被膜14が硬化して対向主面に
強固に接合する。
【0023】逃げ部16は、電極13の周辺部に形成さ
れて溶融した導電体15の余剰分を流し込むための環状
部16aと、この環状部16aの一部から延びて半導体
チップ本体11の外端縁にて端部が外向きに開放する空
気抜け用の筋状部16bとからなり、接合用被膜14の
厚み分の深さを有するスリット状に形成されている。こ
の逃げ部16は、各電極13毎に個別に設けられてい
る。
【0024】次に、この実施の形態1の半導体装置の製
造方法および製造過程における作用等について、図1〜
図4を参照しながら説明する。この半導体装置1の製造
工程は、上記構成の半導体チップ10を形成する半導体
チップ形成工程と、上記構成の実装基板20を形成する
実装基板形成工程と、実装基板20の対向主面に半導体
チップ10の主面を対向させて各電極13と各接続パッ
ド22とを導電体15を介して電気的に接続することに
より実装する実装工程とを有している。なお、実装基板
形成工程は従来と同様の方法にて行われるため、その説
明を省略する。
【0025】上記半導体チップ形成工程は、個々に切り
出される前のウエハ状態で行われる。この工程におい
て、半導体チップ10の主面に設けられる複数の電極1
3、各電極13上の球形導電体15a、絶縁膜12、図
示しない電極パッドおよびこれと電極13とを結線する
図示しない再配線は、一般的な公知技術により形成され
る。
【0026】さらに、半導体チップ形成工程において
は、この後に、半導体チップ10の主面(ウエハ上)に
おける各電極13の外側領域に接合用被膜14を形成
し、かつ接合用被膜14に逃げ部16を形成する接合用
被膜パターニング工程が行われる。この接合用被膜パタ
ーニング工程は、公知技術であるフォトリソグラフィ技
法またはスクリーン印刷技法をもってウエハ状態で一括
して行われる。簡単に説明すると、フォトリソグラフィ
技法による場合は、その一例としては、上述した樹脂を
絶縁膜12上に塗布し、各電極13および各逃げ部16
に対応する領域をマスキングして、露光し、その後現像
して上記領域部分の樹脂を除去することにより、逃げ部
16を有する接合用被膜14を形成する。また、スクリ
ーン印刷技法による場合は、各電極13および各逃げ部
16に対応する領域をマスキングして、それ以外の領域
に上述した樹脂を塗布することにより、逃げ部16を有
する接合用被膜14を形成する。実施の形態1におい
て、この接合用被膜14の厚さ寸法T0は0.03mmで
ある。また、逃げ部16において、環状部16aの幅寸
法W1は0.05mmであり、筋状部16bの幅寸法W2
0.05mmである。なお、逃げ部16はスリット状であ
るため、その深さ寸法は接合用被膜14の厚さ寸法T0
と同寸法である。
【0027】半導体チップ形成工程における接合用被膜
パターニング工程の後、各電極13上に球形導電体15
aを形成する球形導電体形成工程が行われる。この工程
においては、各球形導電体15aが所定量(所定の大き
さ)となるようにボリューム制御が行われる。つまり、
半導体チップの実装基板への実装工程において、球形導
電体15aが溶融して電極13上から逃げ部16に流れ
出た余剰分が接合用被膜14と実装基板20の主面(ソ
ルダーレジスト23の表面)との間に溢れ出ないよう
に、球形導電体15aが所定量に調整される。なお、こ
のようにしてウエハ状態での半導体チップ形成工程が終
了すれば、ダイシングブレード等による公知技術を用い
て、ウエハを図1に示すような個々のチップ単位に切り
分ける工程が行われる。
【0028】その後、半導体チップ10の各電極13と
実装基板20の各接続パッド22とを導電体15を介し
て電気的に接続することにより実装する実装工程が行わ
れるが、本発明においては、この実装工程が、接合用被
膜14を実装基板20の対向主面(ソルダーレジスト2
3の表面)に接合する接合工程を含んでいる。つまり、
実装工程と接合工程がほぼ同時に行われる。具体的に説
明すると、図3に示すように、先ず、実装基板20の対
向主面に半導体チップ10の主面を対向させて、各球形
導電体15aを各接続パッド22に載置する。そして、
この状態で例えば230〜260℃で加熱して各球形導
電体15aを溶融し、半導体チップ10を実装基板20
に押付けることにより、図4に示すように、接合用被膜
14と実装基板20のソルダーレジスト23とが接着
し、かつ溶融した導電体15の余剰分が電極13と接続
パッド22の間からはみ出して、電極13と接合用被膜
14との間の逃げ部16および接続パッド23とソルダ
ーレジスト23との間の溝部24によって形成された環
状の空間部に流入する。そして、導電体15を冷却固化
させるとともに、接合用被膜14を硬化させて、導電体
15にて各電極13と各接続パッド22とが電気的に接
続し、かつ接合用被膜14がソルダーレジスト23に強
固に密着接合した半導体装置1が得られる。なお、上記
逃げ部16と溝部24とによって形成された空間部に溶
融した導電体15が流れ込む過程において、空間部に存
在していた空気は、流入してきた導電体15によって逃
げ部16の筋状部16bに押出される(図1参照)。し
たがって、実装過程における熱で残留空気中の水分が気
化・膨張して破裂するという、内部ボイドによる生産不
良が防止される。
【0029】このようにして製造された実施の形態1の
半導体装置1は、半導体チップ10の半導体チップ本体
11の厚さ寸法T1が0.2mmであり、実装基板20の
基板本体21の厚さ寸法T2が0.8mmであり、半導体
チップ本体11と基板本体21との間の間隔寸法T3
0.03mmであり、全体の厚さ寸法TはT1+T2+T3
=1.03mmである。また、チップサイズとしては、
1.5〜10.0mm×1.5〜10.0mmである。つま
り、図12で説明した従来の半導体装置5に比して、本
発明は半導体チップ本体11と基板本体21との間隔寸
法T3が小さくなっている。本発明によれば、リフロー
時に球形導電体15aをほぼ完全に溶融して半導体チッ
プ10を実装基板20に押付け、その際横に広がった導
電体15の余剰分を逃げ部16に流し込み、かつ接合用
被膜14を実装基板20の対向主面(ソルダーレジスト
23の表面)に接着し硬化して接合させるので、実装後
の半導体チップ本体11と基板本体21との間隔寸法T
3を小さく抑えることができ、薄型の半導体装置1を得
ることができる。
【0030】また、本発明では、導電体15は電極13
と接続パッド22との電気的接続を担うものであり、半
導体チップ10と実装基板20との機械的接合は接合用
被膜14が大きく担っている。そのため、本発明では、
従来の半導体装置5(図12参照)では実装時に実装基
板20の接続パッド22上に必要であったハンダペース
ト27、および振動や曲げ等の機械的ストレスによる電
極13と接続パッド22との接合部の破断を防止するた
めの補強用の充填樹脂60が不要であり、材料削減によ
るコストダウンを図ることができるとともに、ハンダペ
ースト形成工程および充填樹脂注入工程が削減され、工
程数低減による生産性の向上を図ることができる。
【0031】[実施の形態2]次に、図5〜図8を参照
しつつ発明の実施の形態2に係る半導体装置を説明す
る。図5は本発明の実施の形態2に係る半導体装置に使
用される実装前の半導体チップを主面側から視た平面図
であり、図6は図5のB−B線断面図であり、図7は同
実施の形態2における半導体チップを実装基板に載置し
たリフロー前の状態を示す断面図であり、図8は同実施
の形態2における半導体チップを実装基板に実装してな
る半導体装置の断面図である。
【0032】この実施の形態2の半導体装置2は、実施
の形態1(図1参照)において、接合用被膜のパターン
形状が異なるものである。その他の構成は同様であり、
同一の要素には同一の符号を付してその説明を省略す
る。すなわち、実施の形態2における半導体チップ30
は、その接合用被膜34が、各電極13の外側領域およ
び各電極13の外周縁を一部を残して被覆するように形
成されている。そして、逃げ部36は、電極13の外周
縁における接合用被膜34が被覆されていない部分(前
記一部)から延びて半導体チップ11の外端縁にて端部
が外向きに開放する筋状に形成されている。つまり、こ
の逃げ部36は、図1で説明した実施の形態1における
逃げ部16の環状部16aが省略されたものであり、溶
融した導電体15の余剰分の流し込みと空気抜けの両方
を兼ねている。実施の形態2において、この接合用被膜
14の厚さ寸法T0は0.03mmである。また、逃げ部
16において、幅寸法W2は0.05mmであり、深さ寸
法は接合用被膜14の厚さ寸法T0と同寸法である。
【0033】この実施の形態2の半導体装置2の製造方
法は、接合用被膜34のパターン形状が実施の形態1と
は異なるだけであり、実施の形態1と同様にして製造す
ることができる。この場合、図7と図8に示すように、
実装工程において、溶融した導電体35が、接合用被膜
34および接続パッド22とソルダーレジスト23との
間の溝部24によって形成された環状の空間部へ流れ込
む。この環状の空間部は逃げ部36と連通しており、環
状の空間部に存在していた空気は流れ込んだ導電体35
によって逃げ部36へと押出され、それによって内部ボ
イドが抑制され、内部ボイドによる生産不良が防止され
る。この実施の形態2の半導体装置2は、半導体チップ
本体11と基板本体21との間の間隔寸法T3が0.0
3mmであり、従来品(図12参照)に比して全体の厚さ
寸法Tが1.03mmと小さく薄型化が図られている。
【0034】[他の実施の形態] 1.上記実施の形態1、2では、半導体チップに設けら
れた接合用被膜は一層構造の場合を例示したが、一層構
造に限定されることはなく、表面に接着効果があればよ
いので、絶縁多層構造として上記樹脂の層とするのもよ
い。また、接合用被膜を多層構造とした場合、逃げ部
は、 表面側の樹脂層の厚み分を削除した溝状に形成し
てもよい。 2.上記実施の形態1では、逃げ部16は、1個の環状
部16aに1本の筋状部16bが連通したもの(図1参
照)であったが、1個の環状部16aに対して複数本
(2本、3本あるいは4本以上)の筋状部16bを等間
隔に設けたものであってもよく、それによって実装時の
内部ボイドをより一層抑制することができる。 3.上記実施の形態2では、1個の電極13に対して1
本の逃げ部36が設けられた場合を例示したが、1個の
電極13に対して複数本(2本、3本あるいは4本以
上)の逃げ部36を等間隔に設けるようにしてもよく、
それによって実装時の内部ボイドをより一層抑制するこ
とができる。
【0035】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、半導体チップの実装基板への実装時において、リフ
ローと同時に半導体チップと実装基板とを圧接させる方
向に力を加えることにより、溶融した導電体の余剰分が
電極と接続パッドとの間からはみ出ても逃げ部に流れ込
むので、半導体チップの接合用被膜と実装基板の対向主
面との間に溶融した導電体を流入させることなく接合用
被膜と対向主面を確実に密着接合することができる。こ
の際、半導体チップの実装基板に対する固定は接合用被
膜が大きく担っているため、電極と接続パッドとの接合
部が補強されて振動や曲げ等の機械的ストレスによる破
断が防止される。したがって、従来の半導体装置(図1
2参照)では実装時に実装基板の接続パッド上に必要で
あったハンダペースト、および実装後の充填樹脂が不要
であり、コストダウンを図ることができる。かつハンダ
ペーストの形成工程および充填樹脂の注入工程が削減さ
れ、工程数低減による生産性の向上を図ることができ
る。また、予め半導体チップの電極上に形成されていた
球形電極は実装時に溶融して高さが低くなるため、半導
体装置は全体の厚さ寸法が小さくなって薄型化され、電
子機器へ搭載される電子部品のより一層の薄型化(小型
化)が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る半導体装置に使用
される実装前の半導体チップを主面側から視た平面図で
ある。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】同実施の形態1における半導体チップを実装基
板に載置したリフロー前の状態を示す断面図である。
【図4】同実施の形態1における半導体チップを実装基
板に実装してなる半導体装置の断面図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る半導体装置に使用
される実装前の半導体チップを主面側から視た平面図で
ある。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】同実施の形態2における半導体チップを実装基
板に載置したリフロー前の状態を示す断面図である。
【図8】同実施の形態2における半導体チップを実装基
板に実装してなる半導体装置の断面図である。
【図9】従来の半導体チップの主面側から視た平面図で
ある。
【図10】図9のC−C線断面図である。
【図11】従来の半導体チップを実装基板に載置したリ
フロー前の状態を示す断面図である。
【図12】従来の半導体チップを実装基板に実装してな
る半導体装置の断面図である。
【符号の説明】
10、30 半導体チップ 13 電極 14、34 接合用被膜 15、35 導電体 16、36 逃げ部 20 実装基板 22 接続パッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 勝信 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5F044 KK02 LL01 LL11 QQ03 RR17

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主面に複数の電極が形成された半導体チ
    ップと、この半導体チップの各電極に導電体を介して電
    気的に接続された複数の接続パッドが対向主面に形成さ
    れた実装基板と、この実装基板と前記半導体チップとを
    接合させた電気的絶縁性を有する接合用被膜とを備え、 この接合用被膜が、電極と接続パッドとの電気的接続時
    における溶融状態の導電体の余剰分を逃がすための少な
    くとも一筋のスリット状または溝状の逃げ部を有するこ
    とを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 逃げ部は、電極の周辺部から延び、半導
    体チップの外端縁で外向きに突き抜ける請求項1に記載
    の半導体装置。
  3. 【請求項3】 逃げ部は、電極の周辺一部から延び、半
    導体チップの外端縁で外向きに突き抜ける請求項1に記
    載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 主面に複数の電極を有する半導体チップ
    を形成する半導体チップ形成工程と、 対向主面に複数の接続パッドを有する実装基板を形成す
    る実装基板形成工程と、 実装基板の対向主面に半導体チップの主面を対向させて
    各電極と各接続パッドとを導電体を介して電気的に接続
    することにより実装する実装工程とを有する半導体装置
    の製造方法において、 前記半導体チップ形成工程が、 半導体チップの主面に、実装基板と接合するための電気
    的絶縁性を有する接合用被膜を形成し、かつこの接合用
    被膜に、電極と接続パッドとの電気的接続時における溶
    融状態の前記導電体の余剰分を逃がすためのスリット状
    または溝状の逃げ部を形成する接合用被膜パターニング
    工程と、 各電極上に上記導電体を予め球形に形成する球形導電体
    形成工程とを含み、 前記実装工程が、 接合用被膜を実装基板の対向主面に接合する接合工程を
    含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 接合用被膜パターニング工程が、フォト
    リソグラフィ技法によって行われる請求項4に記載の半
    導体チップの製造方法。
  6. 【請求項6】 接合用被膜パターニング工程が、スクリ
    ーン印刷技法によって行われる請求項4に記載の半導体
    チップの製造方法。
  7. 【請求項7】 半導体チップ形成工程は、個々に切り分
    けられる前のウエハ上で行われる請求項4〜6のいずれ
    か一つに記載の半導体チップの製造方法。
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