JP2003346193A - 乗車券発行方法及び乗車券発行システム - Google Patents

乗車券発行方法及び乗車券発行システム

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JP2003346193A
JP2003346193A JP2002152568A JP2002152568A JP2003346193A JP 2003346193 A JP2003346193 A JP 2003346193A JP 2002152568 A JP2002152568 A JP 2002152568A JP 2002152568 A JP2002152568 A JP 2002152568A JP 2003346193 A JP2003346193 A JP 2003346193A
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Tokihiko Takada
説彦 高田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各種乗車券購入の不便さを解消することが可能
な乗車券発行方法を提供すること。 【解決手段】乗車券発行エリアから乗車券処理エリアに
対して、購入希望乗車券に関する情報を送信し(ST10
1)、前記乗車券処理エリアで購入希望乗車券に関する
情報を受信し、受信された購入希望乗車券に関する情報
の入力を受け付け(ST102)、受け付けられた購入希望
乗車券に関する情報に基づき、前記乗車券発行エリアに
対して購入希望乗車券の発行を指示し(ST104)、前記
乗車券発行エリアで、前記乗車券処理エリアの発行指示
を受け付け、発行指示に対応した購入希望乗車券を発行
する(ST105)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特急券又は企画
券等を発行する乗車券発行方法及び乗車券発行システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、鉄道などの交通機関の駅には、利
用客、すなわち乗車券購入者による操作に応じて種々の
券類を発券する種々の発券機が設置されている。発券機
としては、エドモンソン券サイズの普通乗車券または回
数券などを発券する自動券売機、及び大型券サイズの特
急券および特急券に対応した乗車券を発券する特急券発
券機などが存在する。一般的に、自動券売機は大多数の
駅に設置されているが、特急券発券機は小規模な駅には
設置されていないことが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような小規模
な駅を最寄駅として利用する利用客は、特急券を購入す
るためには、大規模な駅の特急券発券機を利用するか、
又は特定の駅に設置される特急券発売窓口を利用する必
要があり、不便であった。
【0004】この発明の目的は、上記したような事情に
鑑み成されたものであって、各種乗車券購入の不便さを
解消することが可能な乗車券発行方法及び乗車券発行シ
ステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、この発明の乗車券発行方法及び乗車券
発行システムは、以下のように構成されている。
【0006】(1)この発明の乗車券発行方法は、乗車
券発行エリアから乗車券処理エリアに対して、購入希望
乗車券に関する情報を送信し、前記乗車券処理エリア
で、購入希望乗車券に関する情報を受信し、受信された
購入希望乗車券に関する情報の入力を受け付け、受け付
けられた購入希望乗車券に関する情報に基づき、前記乗
車券発行エリアに対して購入希望乗車券の発行を指示
し、前記乗車券発行エリアで、前記乗車券処理エリアの
発行指示を受け付け、発行指示された購入希望乗車券に
関する情報を提供し、この情報提供に対応して購入希望
乗車券の代金を受け付け、発行指示に対応した購入希望
乗車券を発行する。
【0007】(2)この発明の乗車券発行システムは、
乗車券発行エリアから乗車券処理エリアに対して、購入
希望乗車券に関する情報を送信する送信手段と、前記乗
車券処理エリアで、購入希望乗車券に関する情報を受信
する受信手段と、前記乗車券処理エリアで、受信された
購入希望乗車券に関する情報の入力を受け付ける処理エ
リアの入力受付手段と、前記乗車券処理エリアで、受け
付けられた購入希望乗車券に関する情報に基づき、前記
乗車券発行エリアに対して購入希望乗車券の発行を指示
し発行指示手段と、前記乗車券発行エリアで、前記乗車
券処理エリアの発行指示を受け付ける発行指示受付手段
と、前記乗車券発行エリアで、発行指示された購入希望
乗車券に関する情報を提供する情報提供手段と、前記乗
車券発行エリアで、前記情報提供に対応して購入希望乗
車券の代金を受け付ける代金受付手段と、前記乗車券発
行エリアで、発行指示に対応した購入希望乗車券を発行
する発行手段と、を備えている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実
施の形態に係る乗車券発行システムの概略を示す図であ
る。図1に示すように、乗車券発行システムは、自動券
売機1及び複合発券機2を備えている。
【0009】自動券売機1は、各駅の乗車券発行エリア
に設置されており、複合発券機2と通信回線を介して接
続されている。この自動券売機1は、顧客対応型であ
る。つまり、自動券売機1は、顧客による直接操作に応
じて、エドモンソン券サイズの普通乗車券または回数券
などを発券する。また、この自動券売機1は、複合発券
機2からの発券指示に対応して、例えば、大型券サイズ
の特急券、特急券に対応した乗車券、又は様々な企画券
を発券する。なお、特急券と特急券に対応した乗車券
は、1枚の乗車券付き特急券であってもよい。複合発券
機2からの発券指示に基づく自動券売機1による大型券
サイズの遠隔発券処理は、この発明のポイントであり、
後に詳しく説明する。
【0010】複合発券機2は、例えば各駅を統括する大
規模駅の乗車券処理エリアに設置されており、自動券売
機1と通信回線を介して接続されている。この複合発券
機2は、係員操作対応型である。つまり、複合発券機2
は、係員操作に応じて、普通乗車券、特急券、特急券に
対応した乗車券、定期券などを発券する。また、この複
合発券機2は、自動券売機1に対して大型券サイズの特
急券、特急券に対応した乗車券、又は様々な企画券の発
券を指示する。
【0011】図2及び図3は自動券売機1を説明するた
めの図であり、図2は自動券売機1の外観の一例を示す
図であり、図3は自動券売機1の概略構成の一例を示す
ブロック図である。図2に示すように、自動券売機1
は、表示部102、紙幣取り扱い口103、カード取り
扱い口104、硬貨投入口105、乗車券発行口10
6、硬貨排出口107、受け皿108、受話器110を
備えている。
【0012】表示部102は、タッチパネル102a内
蔵のカラー液晶表示部(LCD)を備えており、券の購
入に応じた画面が表示される。紙幣取り扱い口103
は、顧客により挿入される紙幣を受け取ったり、顧客に
対してつり銭としての紙幣を返却したりする。カード取
り扱い口104は、顧客により挿入される各種金額カー
ド又は定期券などを受け取ったり、顧客に対して受け取
った各種金額カード又は定期券などを返却したりする。
硬貨投入口105は、顧客により投入される硬貨を受け
入れる。乗車券発行口106は、顧客による直接操作に
応じて、発券されたエドモンソン券サイズの普通乗車券
または回数券など提供する。或いは、乗車券発行口10
6は、複合発券機2からの発券指示に対応して、発券さ
れた大型券サイズの特急券、特急券に対応した乗車券、
又は様々な企画券を提供する。硬貨排出口107は、顧
客に対してつり銭としての硬貨を返却する。受け皿10
8は、発券された券、及びつり銭の硬貨を受け止める。
受話器110は、顧客からの乗車券購入希望を受け付け
る。この受話器110の通話先は、複合発券機2が設置
される乗車券処理エリアである。この受話器110を利
用した、乗車券購入についてはこの発明のポイントであ
り、後に詳しく説明する。
【0013】続いて、図3を参照して、自動券売機1に
ついて説明する。図3に示すように、自動券売機1は、
主制御部120、メモリ121、表示制御部122、タ
ッチパネル押圧検出部123、カード処理部124、紙
幣処理部125、硬貨処理部126、つり銭処理部12
7、発券処理部128、通信制御部130を備えてい
る。
【0014】主制御部120は、自動券売機1全体を制
御する。メモリ121は、主制御部120の制御プログ
ラムなどが記憶されている。表示制御部122は、表示
部102に対する各種表示を制御する。タッチパネル押
圧検出部123は、LCDタッチパネル102aの押圧
部位を検出する。カード処理部部124は、カード取り
扱い口104で受け取られたカードに記録されている情
報の読み出しまたはこの投入されたカードに対する情報
の書き込み(書き換え)などを行う。紙幣処理部125
は、紙幣取り扱い口103で受け取られた紙幣の真偽判
定および種別判定などを行う。硬貨処理部126は、硬
貨投入口105から受け入れられた硬貨の真偽判定およ
び種別判定などを行う。釣銭処理部127は、紙幣取り
扱い口103又は硬貨排出口107からつり銭を排出さ
せる。発券処理部128は、タッチパネル102aで受
け付けられた指示に基づく乗車券を発行し、乗車券発行
口106から排出する。また、発券処理部128は、複
合発券機2からの発券指示に対応して、例えば大型券サ
イズの特急券、特急券に対応した乗車券、又は様々な企
画券を発券する。通信制御部130は、通信回線を介し
て複合発券機2とデータ通信を行う。
【0015】ここで、発券処理部128によるエドモン
ソン券サイズの発券、及び大型券サイズの発券について
説明する。発券処理部128は、タッチパネル102a
で受け付けられた指示に基づき、第1のサイズの第1の
券種の購入希望乗車券を発行する。ここで言う第1のサ
イズとは例えばエドモンソン券サイズであり、第1の券
種とは例えば普通乗車券または回数券である。また、発
券処理部128は、複合発券機2からの発券指示に対応
して、第1のサイズと異なる第2のサイズの第2の券種
の購入希望乗車券を発行する。ここで言う第2のサイズ
とは例えば大型券サイズであり、第2の券種とは例えば
特急券、特急券に対応した乗車券、又は様々な企画券で
ある。
【0016】エドモンソン券サイズの券の一辺の長さ
は、大型券サイズの券の一辺の長さと同一である。図4
は、エドモンソン券サイズの券の一辺と、大型券サイズ
の券の一辺とが等しいことを示す図である。発券処理部
128は、ロール紙処理機構を備えている。このロール
紙処理機構は、ロール紙Rの短手方向に沿ってロール紙
Rを切断し、券を切り出す。ロール紙Rの長手方向の長
さを変えることにより、同一のロール紙から、エドモン
ソン券サイズの券と大型券サイズの券とを切り分けるこ
とができる。
【0017】図5及び図6は複合発券機2を説明するた
めの図であり、図5は複合発券機2の外観の一例を示す
図であり、図6は複合発券機2の概略構成の一例を示す
ブロック図である。
【0018】図5に示すように、この複合発券機2に
は、各種入力を受け付ける入力部202、発駅及び着駅
(乗車区間)の設定を受け付ける駅名設定部203及び
204、各種情報を表示する表示部205、乗車券発行
日の日付を表示する日付表示部206、乗車券発行のた
めの必要事項(氏名、乗車区間など)が記入された申込
用紙の挿入を受け付ける申込用紙挿入口207、新規乗
車券を発行する乗車券発行口208、各種乗車券を受け
付ける券挿入口209、受話器210などが設けられて
いる。
【0019】入力部202には各種ボタンが設けられて
おり、これらボタンにより乗車券発行に必要とされる乗
車券情報の一部、例えば乗車日や座席番号の入力が受け
付けられる。駅名設定部203及び204は、発駅及び
着駅(乗車区間)を設定するための駅名釦、及び経由駅
を設定するための経由駅釦が表示されるタッチパネル内
蔵のカラー液晶表示部(LCD)により構成されてい
る。表示部205は、各種操作手順、エラーに関する情
報、及び各部(入力部202、駅名設定部203及び2
04)から入力された情報などを表示するカラー液晶表
示部(LCD)によって構成されている。
【0020】続いて、図6を参照して、複合発券機2に
ついて説明する。図6に示すように、複合発券機2に
は、主制御部220が設けられており、この主制御部2
20により複合発券機2全体が制御されるようになって
いる。この主制御部220には、メモリ221、読取部
222、入力部202、駅名設定部203及び204、
検査部223、表示部205、日付表示部206、氏名
読取部224、氏名転写部225、定期券発行部22
6、乗車券発行部227、ジャーナルプリンタ228、
磁気ディスク装置229、通信制御部230などが接続
されている。
【0021】メモリ221には、制御プログラム及び文
字パターンなどが記憶されている。読取部222は、券
挿入部209で受け付けられた乗車券及び定期券に磁気
記録されている情報を読取る。入力部202は、既に説
明したように、各種入力を受け付ける。駅名設定部20
3及び204は、既に説明したように、発駅及び着駅並
びに経由駅の設定を受け付ける。検査部223は、各種
不正を防止するため、乗車券及び定期券から読取られた
情報、並びに入力部102で受け付けられた情報の正当
性を検査する。表示部205は、既に説明したように、
各種情報を表示する。日付表示部206は、乗車券発行
の日付を表示する。氏名読取部224は、申込用紙挿入
口207から受け付けられた申込用紙上の氏名(購入者
による自筆の氏名)を読取る。氏名転写部225は、氏
名読取部122で読取られた氏名を新規に発行する定期
券に転写する。定期券発行部226は、新規定期券の発
行を行う。この新規定期券の発行は、読取部222で読
取られた情報又は入力部202で受け付けられた情報に
基づき行われる。乗車券発行部227は、入力部202
で受け付けられた情報、駅名設定部203及び204で
設定された発駅及び着駅等に基づき、大型券サイズの特
急券、特急券に対応した乗車券、又は様々な企画券を発
行する。さらに、この乗車券発行部227は、入力部2
02で受け付けられた情報、駅名設定部203及び20
4で設定された発駅及び着駅等に基づき、ターゲットの
自動券売機1に対して発行指示を出す。ジャーナルプリ
ンタ228は、発券売上デ―タ等をジャ―ナルに印刷す
る。磁気ディスク装置229は、発券に関する各種情報
(例えば売上デ―タ及び運賃デ―タ)が記憶された磁気
ディスクを取扱う。通信制御部230は、通信回線を介
して自動券売機1とデータ通信を行う。
【0022】次に、上記説明した乗車券発行システムに
よる遠隔発券処理について説明する。近年の自動化に伴
い、鉄道などの交通機関の駅には、エドモンソン券サイ
ズの普通乗車券または回数券などを発券する自動券売機
が普及している。また、大型券サイズの特急券および特
急券に対応した乗車券を発券する特急券発券機も登場し
ているが、設置は一部の駅に限られている。そこで、こ
の発明は、上記した複合発券機2からの発券指示に対応
して、上記した自動券売機1の発券処理部128に大型
券サイズの券を発券させる。これにより、例えば、大型
券サイズの券を発券できなかった無人駅でも、無人駅に
設置されている自動券売機1により大型券サイズの特急
券、特急券に対応した乗車券、又は様々な企画券を発券
することができ、顧客にとって大変便利になる。
【0023】図7は、乗車券発行システムによる遠隔発
券処理の概略を示すフローチャートである。乗車券購入
希望者が、自動券売機1の受話器110を取ると、通信
制御部130、通信回線、及び通信制御部230を介し
て、複合発券機2の受話器210と繋がり、乗車券購入
希望者は複合発券機1のオペレータ、つまり係員と会話
することができる。このとき、自動券売機1と複合発券
機2とは通信により接続された状態となる。乗車券購入
希望者が受話器110を介して例えば特急券の購入を申
し出ると(ST101)、係員が受話器210を介して
特急券の購入の申し込みを受け付け、購入希望乗車券に
関する情報を収集する(ST102)。係員は、収集し
た情報、例えば発駅及び着駅を駅名設定部203及び2
04に設定し、乗車日時や座席番号を入力部202に入
力する。これに対応して、表示部205には発券対象の
特急券のイメージ画像が表示される(ST103)。複
合発券機2で表示されるイメージ画像は、自動券売機1
にも送信され表示される。その後、乗車券発行部227
が通信制御部230を介して収集された情報に基づき自
動券売機1に対して発券を指示すると(ST104)、
自動券売機1は通信制御部130を介して発券指示を受
け取り、この発券指示に基づき発券動作を開始する(S
T105)。
【0024】図8は、自動券売機1における遠隔発券処
理の動作を説明するためのフローチャートである。上記
したように、乗車券購入希望者が、自動券売機1の受話
器110を取ると、複合発券機2の受話器210と繋が
り、乗車券購入希望者は複合発券機1のオペレータ、つ
まり係員と会話することができる。乗車券購入希望者が
受話器110を介して例えば特急券の購入を申し出よう
とすると(ST201)、複合発券機2近傍の係員に呼
び出しが通知される(ST202)。即ち、自動券売機
1の受話器110を介して、購入希望乗車券に関する情
報が収集される(ST203)。これに対応して、上記
したように、複合発券機2から自動券売機1に対して送
信される、発券対象の特急券のイメージ画像が表示部1
02に表示される(ST204)。乗車券購入希望者
は、発券内容を確認した上で(例えばタッチパネル上の
確認ボタンをタッチする)、購入の意思があれば(ST
205、YES)、代金を自動券売機1に投入する。現
金で購入を希望する場合は、紙幣取り扱い口103に紙
幣を投入したり、硬貨投入口105に硬貨を投入したり
する。カードで購入を希望する場合は、カード取り扱い
口104にカードを投入する。適切な代金が支払われる
と(ST206、YES)、複合発券機2から発券指示
が送信され、この発券指示に基づき発券が開始される
(ST207)。
【0025】図9は、複合発券機2における遠隔発券処
理の動作を説明するためのフローチャートである。上記
したように、乗車券購入希望者が、自動券売機1の受話
器110を取ると、複合発券機2の受話器210と繋が
り、乗車券購入希望者は複合発券機1のオペレータ、つ
まり係員と会話することができる。このとき、自動券売
機1と複合発券機2とが通信により接続された状態とな
る(ST301)。乗車券購入希望者が受話器110を
介して例えば特急券の購入を申し出ると、係員が受話器
210を介して特急券の購入の申し込みを受け付け、購
入希望乗車券に関する情報を収集する(ST302)。
その後、上記したように、係員は、収集した情報、例え
ば発駅及び着駅を駅名設定部203及び204に設定
し、乗車日時や座席番号を入力部202に入力する。こ
れに対応して、表示部205には発券対象の特急券のイ
メージ画像が表示される。このイメージ画像は、複合発
券機2から自動券売機1に対して送信される(ST30
3)。その後、購入の意思が確認されると(ST30
4、YES)、適切な代金の支払いが通知されると(S
T305、YES)、発券が指示され(ST207)、
発券完了のレスポンスを受けて自動券売機1と複合発券
機2との通信接続が切断される(ST208)。
【0026】以上説明したこの発明によれば、利用客の
少ない駅には自動券売機1だけを設置しても、複合発券
機2による遠隔発券処理により、特急券等の発売が可能
となる。また、特急券用の券売機にて特急券を購入する
場合、操作に不慣れだと、容易に購入することができな
いが、この発明によれば、画面操作に慣れていなくて
も、容易に特急券等を購入することができる。
【0027】なお、本願発明は、上記実施形態に限定さ
れるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない
範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施
形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、そ
の場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形
態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複
数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発
明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成
要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解
決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明
の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、
この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得
る。
【0028】
【発明の効果】この発明によれば、各種乗車券購入の不
便さを解消することが可能な乗車券発行方法及び乗車券
発行システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る乗車券発行シス
テムの概略を示す図である。
【図2】自動券売機の外観の一例を示す図である。
【図3】自動券売機の概略構成の一例を示すブロック図
である。
【図4】エドモンソン券サイズの券の一辺と大型券サイ
ズの券の一辺との関係を示す図である。
【図5】複合発券機の外観の一例を示す図である。
【図6】複合発券機の概略構成の一例を示すブロック図
である。
【図7】乗車券発行システムによる遠隔発券処理の概略
を示すフローチャートである。
【図8】自動券売機における遠隔発券処理の動作を説明
するためのフローチャートである。
【図9】複合発券機における遠隔発券処理の動作を説明
するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…自動券売機、2…複合発券機、102…表示部、1
03…紙幣取り扱い口、104…カード取り扱い口、1
05…硬貨投入口、106…乗車券発行口、107…硬
貨排出口、108…受け皿、110…受話器、120…
主制御部、121…メモリ、122…表示制御部、12
3…タッチパネル押圧検出部、124…カード処理部、
125…紙幣処理部、126…硬貨処理部、127…つ
り銭処理部、128…発券処理部、130…通信制御
部、202…入力部、203、204…駅名設定部、2
05…表示部205、206…日付表示部206、20
7…申込用紙挿入口、208…乗車券発行口、209…
券挿入口、210…受話器、220…主制御部、221
…メモリ、222…読取部、223…検査部、224…
氏名読取部、225…氏名転写部、226…定期券発行
部、227…乗車券発行部、228…ジャーナルプリン
タ、229…磁気ディスク装置、230…通信制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗車券発行エリアから乗車券処理エリアに
    対して、購入希望乗車券に関する情報を送信し、 前記乗車券処理エリアで、購入希望乗車券に関する情報
    を受信し、受信された購入希望乗車券に関する情報の入
    力を受け付け、受け付けられた購入希望乗車券に関する
    情報に基づき、前記乗車券発行エリアに対して購入希望
    乗車券の発行を指示し、 前記乗車券発行エリアで、前記乗車券処理エリアの発行
    指示を受け付け、発行指示された購入希望乗車券に関す
    る情報を提供し、この情報提供に対応して購入希望乗車
    券の代金を受け付け、発行指示に対応した購入希望乗車
    券を発行する、 ことを特徴とする乗車券発行方法。
  2. 【請求項2】前記乗車券発行エリアで、購入希望乗車券
    に関する情報の入力を受け付けたとき、受け付けられた
    購入希望乗車券に関する情報に基づき、第1のサイズの
    第1の券種の購入希望乗車券を発行し、 前記乗車券処理エリアからの発行指示を受け付けたと
    き、前記第1のサイズと異なる第2のサイズの第2の券
    種の購入希望乗車券を発行し、 前記第1の券種の購入希望乗車券の一辺の長さは、前記
    第2の券種の購入希望乗車券の一辺の長さと同一であ
    る、 ことを特徴とする請求項1に記載の乗車券発行方法。
  3. 【請求項3】前記乗車券処理エリアから発行指示を受け
    付けたとき、前記乗車券発行エリアで、発行指示された
    購入希望乗車券のイメージ画像を表示する、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の乗車券発行方
    法。
  4. 【請求項4】乗車券発行エリアから乗車券処理エリアに
    対して、購入希望乗車券に関する情報を送信する送信手
    段と、 前記乗車券処理エリアで、購入希望乗車券に関する情報
    を受信する受信手段と、 前記乗車券処理エリアで、受信された購入希望乗車券に
    関する情報の入力を受け付ける処理エリアの入力受付手
    段と、 前記乗車券処理エリアで、受け付けられた購入希望乗車
    券に関する情報に基づき、前記乗車券発行エリアに対し
    て購入希望乗車券の発行を指示し発行指示手段と、 前記乗車券発行エリアで、前記乗車券処理エリアの発行
    指示を受け付ける発行指示受付手段と、 前記乗車券発行エリアで、発行指示された購入希望乗車
    券に関する情報を提供する情報提供手段と、 前記乗車券発行エリアで、前記情報提供に対応して購入
    希望乗車券の代金を受け付ける代金受付手段と、 前記乗車券発行エリアで、発行指示に対応した購入希望
    乗車券を発行する発行手段と、 を備えたことを特徴とする乗車券発行システム。
  5. 【請求項5】前記乗車券発行エリアで、購入希望乗車券
    に関する情報の入力を受け付ける発行エリアの入力受付
    手段を備え、 前記発行手段は、 前記発行エリアの入力受付手段により購入希望乗車券に
    関する情報が受け付けられたとき、受け付けられた購入
    希望乗車券に関する情報に基づき第1のサイズの第1の
    券種の購入希望乗車券を発行し、 前記乗車券処理エリアからの発行指示を受け付けたと
    き、前記第1のサイズと異なる第2のサイズの第2の券
    種の購入希望乗車券を発行し、 前記第1の券種の購入希望乗車券の一辺の長さは、前記
    第2の券種の購入希望乗車券の一辺の長さと同一であ
    る、 ことを特徴とする請求項4に記載の乗車券発行システ
    ム。
  6. 【請求項6】前記乗車券処理エリアから発行指示を受け
    付けたとき、前記乗車券発行エリアで、発行指示された
    購入希望乗車券のイメージ画像を表示する表示手段を備
    えたことを特徴とする請求項4又は5に記載の乗車券発
    行システム。
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