JP2003344874A - 液晶表示装置用基板の欠陥修復方法及びそれに用いられる欠陥修復装置 - Google Patents

液晶表示装置用基板の欠陥修復方法及びそれに用いられる欠陥修復装置

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JP2003344874A
JP2003344874A JP2002156797A JP2002156797A JP2003344874A JP 2003344874 A JP2003344874 A JP 2003344874A JP 2002156797 A JP2002156797 A JP 2002156797A JP 2002156797 A JP2002156797 A JP 2002156797A JP 2003344874 A JP2003344874 A JP 2003344874A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、情報機器等の表示装置に用いられる
液晶表示装置用基板の欠陥修復方法及びそれに用いられ
る欠陥修復装置に関し、製造歩留まりが向上して製造コ
ストが低減される液晶表示装置用基板の欠陥修復方法及
びそれに用いられる欠陥修復装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】n本の第1のリペア配線32a、32b
と、リペア配線32a、32bに交差して形成されたm
本の第2のリペア配線34a〜34dとを備えたTFT
基板2の断線ドレインバスライン12’を修復する欠陥
修復方法において、断線ドレインバスライン12’の位
置情報に基づいて、断線ドレインバスライン12’とリ
ペア配線32a、32bとを接続する第1の接続位置w
1、w2と、リペア配線32a、32bとリペア配線3
4a、34bとを接続する第2の接続位置x1〜x4と
からなる接続組合せを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報機器等の表示
装置に用いられる液晶表示装置用基板の欠陥修復方法及
びそれに用いられる欠陥修復装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画素毎にスイッチング素子を備え
たアクティブマトリクス型液晶表示装置が広く使用され
ている。一般的なアクティブマトリクス型液晶表示装置
は、2枚の透明基板と、両基板間に封止された液晶とを
有している。一方の透明基板は、相互に対向する面(対
向面)に、共通電極、カラーフィルタ(CF)及び配向
膜等が形成されたCF基板である。他方の透明基板は、
スイッチング素子として用いられる薄膜トランジスタ
(TFT;Thin Film Transisto
r)、画素電極及び配向膜等が対向面に形成されたTF
T基板である。TFT基板には、複数のゲートバスライ
ンと、絶縁膜(ゲート絶縁膜)を介してゲートバスライ
ンに交差する複数のドレインバスラインとが設けられて
いる。なお、各バスラインの交差位置近傍には、ドレイ
ン電極がドレインバスラインに接続されるTFTが形成
されている。TFTのソース電極は、各画素領域に配置
される画素電極に接続される。両基板の対向面と反対側
の面には、各々偏光板が貼り付けられている。
【0003】ところで、液晶表示装置において製造コス
トの低減は重要な課題である。製造コスト低減には、ま
ず製造歩留まりの向上が強く望まれる。液晶表示装置の
製造歩留まりを低下させる原因の一つに、TFT基板上
に形成されたバスラインなどの配線パターンに生じる断
線欠陥がある。従来から、TFT基板にはリペア配線が
設けられている。バスラインに断線欠陥が発生した場合
には、リペア配線を使用して断線欠陥が修復される。こ
れにより液晶表示装置の表示不良を救済し、製造歩留ま
りを向上させている。
【0004】図5は、従来のTFT基板の構成を示して
いる。図5に示すように、TFT基板2上には、図中左
右方向に延びる複数のゲートバスライン10(図5では
4本示している)が形成されている。不図示の絶縁膜を
介してゲートバスライン10に交差して、図中上下方向
に延びる複数のドレインバスライン12(図5では12
本示している)が形成されている。ゲートバスライン1
0は破線内の表示領域Aの外側の額縁領域Bまで延びて
おり、一端に配置された複数の外部接続端子16にそれ
ぞれ接続されている。同様にドレインバスライン12は
額縁領域Bまで延びており、一端に配置された複数の外
部接続端子14にそれぞれ接続されている。
【0005】ドレインバスライン12は、所定本数毎に
グループ分けされている。ドレインバスライン12の一
端側(外部接続端子14側)の額縁領域Bには、ゲート
バスライン10と同一層で形成されたリペア配線18が
配置されている。リペア配線18は、各グループ毎のド
レインバスライン12に絶縁膜を介して交差している。
なお、本明細書中で「交差」とは、配線同士の少なくと
も一部に、基板面に垂直方向に見て互いに重なっている
重なり領域が形成されていることをいう。リペア配線1
8の一端は、外部接続端子20に接続されている。ま
た、ドレインバスライン12の他端側の額縁領域Bに
は、ゲートバスライン10と同一層で形成されたリペア
配線22がドレインバスライン12のグループ毎に配置
されている。リペア配線22は、各グループ毎のドレイ
ンバスライン12に絶縁膜を介して交差している。リペ
ア配線22の一端は外部接続端子24に接続されてい
る。
【0006】このような構成を有するTFT基板2にお
いて、断線が生じた断線欠陥部26を有する断線ドレイ
ンバスライン12’を修復する方法について説明する。
断線ドレインバスライン12’とリペア配線18’とが
絶縁膜を介して交差する交差位置(クロスポイント)
と、断線ドレインバスライン12’とリペア配線22’
とが絶縁膜を介して交差する交差位置とにレーザ光を照
射して、断線ドレインバスライン12’と2本のリペア
配線18’、22’とを電気的に接続する。リペア配線
18’に接続された外部接続端子20’と、リペア配線
22’に接続された外部接続端子24’とは、不図示の
周辺回路を介して接続される。これにより、断線ドレイ
ンバスライン12’全体に階調信号が供給されるように
なり、断線欠陥による液晶表示装置の表示不良が防止さ
れる。
【0007】しかしながら、近年の狭額縁化の要求によ
り額縁領域Bに形成できるリペア配線18、22の本数
には設計上の制限がある。このため、上記の従来のTF
T基板2では、1本のリペア配線18、22に交差する
ドレインバスライン12の本数が多くなり、リペア配線
18、22とドレインバスライン12との交差位置で生
じる付加容量が大きくなってしまう。これにより、信号
の遅延及び信号波形の鈍りが生じてしまう。また、上記
の構成では、グループ内では1本のドレインバスライン
12しか修復することができない。
【0008】上記の問題を解決するために、図6に示す
ようなリペア配線構成を有するTFT基板2がある。図
6に示すように、TFT基板2上には、複数のゲートバ
スライン10と、ゲートバスライン10に絶縁膜を介し
て交差する複数のドレインバスライン12とが配置され
ている。ゲートバスライン10は額縁領域Bまで延びて
おり、外部接続端子16に接続されている。同様に、ド
レインバスライン12は額縁領域Bまで延びており、外
部接続端子14に接続されている。ドレインバスライン
12は、所定本数毎にk個(図6では3個)のグループ
にグループ分けされている。
【0009】ドレインバスライン12の一端側(外部接
続端子14側)の額縁領域Bには、ゲートバスライン1
0と同一層で形成されたn本(例えば2本)の第1のリ
ペア配線32a、32bがグループ毎に配置されてい
る。2本の第1のリペア配線32a、32bは、グルー
プ毎のドレインバスライン12に絶縁膜を介して交差し
ている。第1のリペア配線32a、32bの両端には、
ドレインバスライン12と同一層で形成されたm本(本
例では2×n本(=4本))の第2のリペア配線34a
〜34dがグループ毎に配置されている。第1のリペア
配線32aの一端は、第2のリペア配線34aの一端に
絶縁膜を介して交差している。第1のリペア配線32a
の他端は、第2のリペア配線34dの一端に絶縁膜を介
して交差している。第1のリペア配線32bの一端は、
第2のリペア配線34bの一端に絶縁膜を介して交差し
ている。第1のリペア配線32bの他端は、第2のリペ
ア配線34cの一端に絶縁膜を介して交差している。第
2のリペア配線34a〜34dの他端は、外部接続端子
36a〜36dにそれぞれ接続されている。
【0010】また、ドレインバスライン12の他端側の
額縁領域Bには、ゲートバスライン10と同一層で形成
されたn本(2本)の第3のリペア配線33a、33b
がグループ毎に配置されている。第3のリペア配線33
a、33bは、グループ毎のドレインバスライン12に
絶縁膜を介して交差している。第3のリペア配線33
a、33bは、基板面に垂直方向に見て「コ」の字状に
形成されている。第3のリペア配線33a、33bの両
端は、ドレインバスライン12と同一層で形成された2
×n本(4本)の第4のリペア配線35a〜35dに絶
縁膜を介して交差している。第4のリペア配線35a〜
35dの一端は、外部接続端子37a〜37dにそれぞ
れ接続されている。
【0011】上記の構成では、グループ毎のドレインバ
スライン12の本数を減少させることにより、第1のリ
ペア配線33a、33bと交差するドレインバスライン
12の本数が減少し、付加容量も減少する。
【0012】このような構成を有するTFT基板2にお
いて、断線が生じた断線欠陥部26を有する断線ドレイ
ンバスライン12’を修復する方法について説明する。
この場合、以下のような(1)〜(4)の4通りの欠陥
修復方法が存在する。
【0013】(1)断線ドレインバスライン12’とリ
ペア配線32aとが絶縁膜を介して交差する第1の交差
位置w1にレーザ光を照射して、断線ドレインバスライ
ン12’とリペア配線32aとを電気的に接続する。リ
ペア配線32aとリペア配線34aとが絶縁膜を介して
交差する第2の交差位置x1にレーザ光を照射して、リ
ペア配線32aとリペア配線34aとを電気的に接続す
る。断線ドレインバスライン12’とリペア配線33a
とが絶縁膜を介して交差する第3の交差位置y1にレー
ザ光を照射して、断線ドレインバスライン12’とリペ
ア配線33aとを電気的に接続する。リペア配線33a
とリペア配線35aとが絶縁膜を介して交差する第4の
交差位置z1にレーザ光を照射して、リペア配線33a
とリペア配線35aとを電気的に接続する。この場合、
第1乃至第4の交差位置w1、x1、y1、z1がそれ
ぞれ第1乃至第4の接続位置になる。リペア配線34a
に接続された外部接続端子36aと、リペア配線35a
に接続された外部接続端子37aとは、不図示の周辺回
路を介して接続される。これにより、断線ドレインバス
ライン12’全体に階調信号が供給されるようになり、
断線欠陥による液晶表示装置の表示不良が防止される。
【0014】(2)断線ドレインバスライン12’とリ
ペア配線32bとが絶縁膜を介して交差する第1の交差
位置w2にレーザ光を照射して、断線ドレインバスライ
ン12’とリペア配線32bとを電気的に接続する。リ
ペア配線32bとリペア配線34bとが絶縁膜を介して
交差する第2の交差位置x2にレーザ光を照射して、リ
ペア配線32bとリペア配線34bとを電気的に接続す
る。断線ドレインバスライン12’とリペア配線33b
とが絶縁膜を介して交差する第3の交差位置y2にレー
ザ光を照射して、断線ドレインバスライン12’とリペ
ア配線33bとを電気的に接続する。リペア配線33b
とリペア配線35bとが絶縁膜を介して交差する第4の
交差位置z2にレーザ光を照射して、リペア配線33b
とリペア配線35bとを電気的に接続する。この場合、
第1乃至第4の交差位置w2、x2、y2、z2がそれ
ぞれ第1乃至第4の接続位置になる。リペア配線34b
に接続された外部接続端子36bと、リペア配線35b
に接続された外部接続端子37bとは、不図示の周辺回
路を介して接続される。これにより、断線ドレインバス
ライン12’全体に階調信号が供給されるようになり、
断線欠陥による液晶表示装置の表示不良が防止される。
【0015】(3)断線ドレインバスライン12’とリ
ペア配線32bとが絶縁膜を介して交差する第1の交差
位置w2にレーザ光を照射して、断線ドレインバスライ
ン12’とリペア配線32bとを電気的に接続する。リ
ペア配線32bとリペア配線34cとが絶縁膜を介して
交差する第2の交差位置x3にレーザ光を照射して、リ
ペア配線32bとリペア配線34cとを電気的に接続す
る。断線ドレインバスライン12’とリペア配線33b
とが絶縁膜を介して交差する第3の交差位置y2にレー
ザ光を照射して、断線ドレインバスライン12’とリペ
ア配線33bとを電気的に接続する。リペア配線33b
とリペア配線35cとが絶縁膜を介して交差する第4の
交差位置z3にレーザ光を照射して、リペア配線33b
とリペア配線35cとを電気的に接続する。この場合、
第1乃至第4の交差位置w2、x3、y2、z3がそれ
ぞれ第1乃至第4の接続位置になる。リペア配線34c
に接続された外部接続端子36cと、リペア配線35c
に接続された外部接続端子37cとは、不図示の周辺回
路を介して接続される。これにより、断線ドレインバス
ライン12’全体に階調信号が供給されるようになり、
断線欠陥による液晶表示装置の表示不良が防止される。
【0016】(4)断線ドレインバスライン12’とリ
ペア配線32aとが絶縁膜を介して交差する第1の交差
位置w1にレーザ光を照射して、断線ドレインバスライ
ン12’とリペア配線32aとを電気的に接続する。リ
ペア配線32aとリペア配線34dとが絶縁膜を介して
交差する第2の交差位置x4にレーザ光を照射して、リ
ペア配線32aとリペア配線34dとを電気的に接続す
る。断線ドレインバスライン12’とリペア配線33a
とが絶縁膜を介して交差する第3の交差位置y1にレー
ザ光を照射して、断線ドレインバスライン12’とリペ
ア配線33aとを電気的に接続する。リペア配線33a
とリペア配線35dとが絶縁膜を介して交差する第4の
交差位置z4にレーザ光を照射して、リペア配線33a
とリペア配線35dとを電気的に接続する。この場合、
第1乃至第4の交差位置w1、x4、y1、z4がそれ
ぞれ第1乃至第4の接続位置になる。リペア配線34d
に接続された外部接続端子36dと、リペア配線35d
に接続された外部接続端子37dとは、不図示の周辺回
路を介して接続される。これにより、断線ドレインバス
ライン12’全体に階調信号が供給されるようになり、
断線欠陥による液晶表示装置の表示不良が防止される。
【0017】以上のような4通りの欠陥修復方法を組み
合わせて用い、さらに適切な切断位置(カッティングポ
イント)でリペア配線32a、32b、33a、33b
を切断することにより、互いに同一グループ内であって
も4本の断線ドレインバスライン12’を修復できる。
【0018】また、付加容量を低減する方法の1つとし
て、不用なリペア配線を切除する方法がある。上記の欠
陥修復方法(4)の場合、リペア配線32aの交差位置
w1より交差位置x1側と、リペア配線33aの交差位
置y1より交差位置z1側とを切断位置として、リペア
配線32a、33aをレーザ光により切断する。これに
より、リペア配線32a、33aとドレインバスライン
12との交差部の個数を減少させることができ、付加容
量を低減することができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のTFT基板
2では、断線ドレインバスライン12’を修復する際
に、レーザ光を照射する交差位置を適切に選択する必要
がある。また、リペア配線32a、32b、33a、3
3bをレーザ光により切断する際に、切断位置を適切に
選択する必要がある。しかし、これらの選択は作業者の
判断により行われるため、選択ミスが生じてしまうおそ
れがある。選択ミスによりレーザ光の照射位置を誤って
しまいTFT基板2の修復が不可能になると、製造歩留
まりが低下してしまうという問題が生じる。
【0020】本発明の目的は、バスラインの断線欠陥の
修復作業を容易にすることにより、作業工数の低減及び
作業負担の軽減を実現し、それに伴い製造歩留まりが向
上して製造コストが低減される液晶表示装置用基板の欠
陥修復方法及びそれに用いられる欠陥修復装置を提供す
ることにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的は、複数のバス
ラインのうち所定本数で構成されたグループ毎のバスラ
インに絶縁膜を介してそれぞれ交差して形成されたn本
の第1のリペア配線と、前記第1のリペア配線に絶縁膜
を介して交差して形成されたm本の第2のリペア配線と
を備えた液晶表示装置用基板の断線欠陥が生じた断線バ
スラインを修復する欠陥修復方法において、前記断線バ
スラインの位置情報に基づいて、前記断線バスラインと
前記第1のリペア配線とを接続する第1の接続位置と、
前記第1のリペア配線と前記第2のリペア配線とを接続
する第2の接続位置とからなる接続組合せを決定するこ
とを特徴とする液晶表示装置用基板の欠陥修復方法によ
って達成される。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態による液晶
表示装置用基板の欠陥修復方法及びそれに用いられる欠
陥修復装置について図1乃至図4を用いて説明する。図
1は、液晶表示装置用基板の欠陥修復装置の概略構成を
示すブロック図である。欠陥修復装置は、TFT基板2
にレーザ光を照射するレーザ光照射部を有している。レ
ーザ光照射部は、所定の照射波長のレーザ光を発振する
レーザ発振器62を有している。レーザ光の照射方向に
は、レーザパワー調整用フィルタ64と、レーザ光のス
ポット形状を調整する加工形状変更用スリット66と、
対物レンズ68とがこの順に配置されている。
【0023】また、レーザ光照射部は、TFT基板2が
載置され、基板面方向に移動可能なステージ60を有し
ている。ステージ60には、TFT基板2の概略の位置
決めを行う突当て72が取り付けられている。ステージ
60の上方には、TFT基板2の位置補正用マークを読
み取るための位置補正用マーク読取りカメラ70が配置
されている。また、図示していないが、ステージ60の
上方には、作業者がTFT基板2の状態を観察するため
の基板観察用カメラが配置されている。
【0024】また、欠陥修復装置は、作業者が所定の情
報を入力する入力部52を有している。入力部52は、
キーボード、マウス、ステージ移動用コントローラ、及
びレーザ発振スイッチ等で構成されている。入力部52
は、制御部50に接続されている。制御部50には、表
示部56が接続されている。表示部56はCRT等の表
示装置で構成され、所定の情報を表示するようになって
いる。
【0025】制御部50には、記憶部54が接続されて
いる。記憶部54には、ステージ60の絶対位置と、T
FT基板2の位置補正用マークの位置とから、ステージ
60の絶対位置に対するTFT基板2の相対位置を算出
するプログラムが格納されている。また記憶部54に
は、TFT基板2上に配置されたゲートバスライン10
とドレインバスライン12とで形成されたマトリクスに
おいて、各ゲートバスライン10及び各ドレインバスラ
イン12にそれぞれ付されたバスライン番号で記述され
たマトリクス上の座標をステージ60上の絶対座標に変
換するプログラムが格納されている。さらに記憶部54
には、後述する接続組合せ決定用テーブルや、切断組合
せ決定用テーブル等が格納されている。
【0026】また、記憶部54には、任意のドレインバ
スライン12に対して交差位置及び切断位置を特定する
位置データ(計算式を含む)が格納されている。さら
に、ドレインバスライン番号と交差位置及び切断位置と
に基づいて必要なリペア配線を特定できるプログラム
や、ドレインバスライン番号とリペア配線の情報とに基
づいて交差位置及び切断位置とを特定できるプログラム
が格納されている。
【0027】次に、本実施の形態による液晶表示装置用
基板の欠陥修復方法について図2乃至図4を用い、さら
に図6を参照しつつ説明する。本実施の形態による欠陥
修復方法の前提として、欠陥検査工程において、TFT
基板2にはいくつかの断線ドレインバスライン12’が
検出されているものとする。まず、ステージ60上にT
FT基板2を載置する。TFT基板2の2辺を突当て7
2に接触させることにより、ほぼ所定の位置に載置でき
る。次に、TFT基板2上に配置された複数の位置補正
用マークを位置補正用マーク読取りカメラ70で読み込
む。このとき、ステージ60の移動軸と、TFT基板2
上のゲートバスライン10及びドレインバスライン12
の延伸方向とが平行になるように、ステージ60の絶対
位置と、読み取った位置補正用マーク位置とを利用し
て、ステージ60に対するTFT基板2の相対位置を補
正する。
【0028】次に、例えば作業者は、前工程で取得され
た断線欠陥部26の位置情報のうちドレインバスライン
座標(ドレインバスライン番号)情報を入力部52から
入力する。ドレインバスライン番号は、例えば図6の左
端のドレインバスライン12から順に付されており、例
えば1から3840までである。制御部50は、入力さ
れたドレインバスライン番号を記憶部54に一時的に格
納する。断線欠陥部26の位置情報は、欠陥検査工程で
用いられた欠陥検査装置から直接入力されるようにして
もよい。
【0029】次に制御部50は、ドレインバスライン番
号を記憶部54から読み出し、断線ドレインバスライン
12’の本数L1を算出する。次に制御部50は、断線
ドレインバスライン12’の本数L1と、第4のリペア
配線35a〜35d(又は各グループ内での第2のリペ
ア配線34a〜34d)の本数m(本例ではm=4)と
を比較し、L1>mであれば、欠陥修復不可である旨を
表示部56に出力する。次に制御部50は、各断線ドレ
インバスライン12’毎の接続組合せを以下のように決
定する。ここで、接続組合せは、断線ドレインバスライ
ン12’とリペア配線32a、32bのいずれかとの接
続位置と、リペア配線32a、32bのいずれかとリペ
ア配線34a〜34dのいずれか1つとの接続位置と、
断線ドレインバスライン12’とリペア配線33a、3
3bのいずれかとの接続位置と、リペア配線33a、3
3bのいずれかとリペア配線35a〜35dのいずれか
1つとの接続位置との組合せにより構成される。
【0030】図2は、本実施の形態による液晶表示装置
用基板の欠陥修復方法を示すフローチャートである。図
3は、記憶部54に格納されている接続組合せ決定用テ
ーブルの一例を示している。図3に示すように、接続組
合せ決定用テーブルでは、接続組合せのパターン番号が
特定されると、欠陥修復に使用するリペア配線の組合せ
及び接続位置が一意に決定されるようになっている。例
えば接続組合せがパターン1であれば、リペア配線32
a、34a、33a、35aを接続位置w1、x1、y
1、z1で接続させて断線欠陥が修復されるようにな
る。断線ドレインバスライン12’が特定されれば、各
接続位置w1、x1、y1、z1の座標が決定される。
【0031】図2に示すように、まず制御部50は、断
線ドレインバスライン12’のうち、ドレインバスライ
ン番号の最も小さい断線ドレインバスライン12’を抽
出する(ステップS1)。次に制御部50は、抽出され
た断線ドレインバスライン12’の接続組合せを図3に
示すパターン1に決定する(ステップS2)。次に、他
の断線ドレインバスライン12’があれば(ステップS
3)、ステップS1に戻り、パターン2〜4をこの順に
決定する。他の断線ドレインバスライン12’がなけれ
ばステップS4に進む。これにより、全ての断線ドレイ
ンバスライン12’の接続組合せが決定される。
【0032】次に制御部50は、k個に分割された各グ
ループの断線ドレインバスライン12’の本数L2(L
2(1)〜L2(k))を順に算出する(ステップS
5)。制御部50は、断線ドレインバスライン12’の
グループ内の本数L2を第1のリペア配線n(本例では
n=2)と比較し(ステップS6)、L2≦nであれば
ステップ8に進む。L2>nであればステップS7に進
み、グループ毎に切断組合せを決定する。切断組合せ
は、第1のリペア配線32a、32b及び第3のリペア
配線33a、33bを切断する切断位置の組合せにより
構成される。
【0033】図4は、記憶部54に格納されている切断
組合せ決定用テーブルの一例を示している。図4に示す
ように、切断組合せ決定用テーブルでは、断線ドレイン
バスライン12’のグループ内の本数L2に基づき、切
断の必要なリペア配線が特定されるようになっている
(図4のテーブル内ではリペア配線の符号を示してい
る)。例えばL2=3であれば、第1のリペア配線32
b及び第3のリペア配線33bの切断が必要になる。第
1のリペア配線32bを切断する第1の切断位置は、3
本の断線ドレインバスライン12’のうち、バスライン
番号の小さい方から2番目及び3番目の断線ドレインバ
スライン12’とリペア配線32bとの交差位置の間の
略中間位置になる。第3のリペア配線33bを切断する
第2の切断位置は、同様にバスライン番号の小さい方か
ら2番目及び3番目の断線ドレインバスライン12’と
リペア配線33bとの交差位置の間の略中間位置にな
る。上記の略中間位置が他のドレインバスライン12と
リペア配線32b、33bとの交差位置である場合に
は、例えば当該略中間位置から所定距離だけ上記の2番
目の断線ドレインバスライン12’側に移動させた位置
を切断位置にする。また例えばL2=4であれば、第1
のリペア配線32a、32b及び第3のリペア配線33
a、33bの切断が必要になる。
【0034】次に制御部50は、他のグループについて
も同様に切断組合せを決定する(ステップS8)。k個
のグループの切断組合せを決定したらステップS9に進
む。これにより、全ての断線ドレインバスライン12’
の切断組合せが決定される。
【0035】次に制御部50は、決定された接続組合せ
及び切断組合せに基づいて、それぞれの接続位置及び切
断位置からステージ60上の絶対座標に変換する。次に
制御部50は、所定の絶対座標情報を出力してステージ
60を移動させ、レーザ光の照射位置を相対的にTFT
基板2上の所定の位置に移動させる。例えば、断線ドレ
インバスライン12’を修復するために必要な接続位置
が4つある場合、制御部50はステージ60を移動させ
てレーザ光の照射位置を第1の接続位置に移動させ、停
止させる。なお、作業者が、TFT基板2の断線欠陥部
26を基板観察用カメラで観察しながら、ステージ移動
用コントローラを用いてステージ60を移動させ、レー
ザ光の照射位置を第1の接続位置に配置させてもよい。
ステージ60が停止すると、制御部50はレーザ光照射
信号をレーザ発振器62に出力し、レーザ光を第1の接
続位置に照射させる。次に制御部50は、ステージ60
を移動させてレーザ光の照射位置を第2の接続位置に移
動させ、停止させる。次に制御部50は、レーザ光照射
信号をレーザ発振器62に出力し、レーザ光を第2の接
続位置に照射させる。その後同様に、制御部50はレー
ザ光の照射位置を第3及び第4の接続位置に順次移動さ
せ、レーザ光を照射させる。
【0036】以下のように、作業者がレーザ発振スイッ
チ等を用いてレーザ発振器62にレーザ光を照射させる
ようにしてもよい。作業者は、キーボード等を用いてレ
ーザ光のスポット形状の情報を入力する。制御部50
は、入力されたレーザ光のスポット形状の情報に基づい
て、加工形状変更用スリット66を動作させる。次に作
業者は、キーボード等を用いてレーザ光の照射強度を入
力する。制御部50は、入力されたレーザ光の照射強度
の情報に基づき、レーザパワー調整用フィルタ64を動
作させる。次に作業者は、レーザ発振信号をレーザ発振
スイッチを用いて入力する。レーザ発振信号を入力した
制御部50は、レーザ発振器62に所定の信号を出力し
レーザ光を照射させる。次に、作業者が例えばキーボー
ドの所定のキーを入力することにより、制御部50はス
テージ60を移動させてレーザ光の照射位置を次の接続
位置に移動させ、停止させる。その後同様に、作業者の
所定のキー入力等に基づき、制御部50はレーザ光の照
射位置を所定の接続位置に順次移動させ、レーザ光を照
射させる。
【0037】以上の工程を経て、TFT基板2上の断線
ドレインバスライン12’が修復される。なお、付加容
量を低減するために、不用なリペア配線を切除する工程
を加えてもよい。
【0038】本実施の形態によれば、制御部50により
接続位置及び切断位置が選択されるため、作業者の判断
を必要としない。このため、作業者による選択ミスが生
じることがない。その結果、TFT基板2を容易かつ確
実に修復できるようになる。
【0039】本発明は、上記実施の形態に限らず種々の
変形が可能である。例えば、上記実施の形態では、ドレ
インバスライン番号に基づいて接続組合せ及び切断組合
せが決定されているが、本発明はこれに限らず、優先的
に使用するリペア配線等の情報に基づいて接続組合せ及
び切断組合せを決定してもよい。
【0040】また、上記実施の形態では、ドレインバス
ライン番号の小さい断線ドレインバスライン12’から
昇順に接続組合せが決定されているが、本発明はこれに
限らず、ドレインバスライン番号の大きい断線ドレイン
バスライン12’から降順に接続組合せを決定してもよ
い。
【0041】以上説明した実施の形態による液晶表示装
置用基板の欠陥修復方法及びそれに用いられる欠陥修復
装置は、以下のようにまとめられる。 (付記1)複数のバスラインのうち所定本数で構成され
たグループ毎のバスラインに絶縁膜を介してそれぞれ交
差して形成されたn本の第1のリペア配線と、前記第1
のリペア配線に絶縁膜を介して交差して形成されたm本
の第2のリペア配線とを備えた液晶表示装置用基板の断
線欠陥が生じた断線バスラインを修復する欠陥修復方法
において、前記断線バスラインの位置情報に基づいて、
前記断線バスラインと前記第1のリペア配線とを接続す
る第1の接続位置と、前記第1のリペア配線と前記第2
のリペア配線とを接続する第2の接続位置とからなる接
続組合せを決定することを特徴とする液晶表示装置用基
板の欠陥修復方法。
【0042】(付記2)付記1記載の液晶表示装置用基
板の欠陥修復方法において、前記位置情報に基づいて、
前記第1のリペア配線を切断する第1の切断位置からな
る切断組合せを前記グループ毎にさらに決定することを
特徴とする液晶表示装置用基板の欠陥修復方法。
【0043】(付記3)複数のバスラインのうち所定本
数で構成されたグループ毎のバスラインの一端に絶縁膜
を介してそれぞれ交差して形成されたn本の第1のリペ
ア配線と、前記第1のリペア配線に絶縁膜を介して交差
して形成されたm本の第2のリペア配線と、前記バスラ
インの他端に絶縁膜を介してそれぞれ交差して形成され
たn本の第3のリペア配線と、前記第3のリペア配線に
絶縁膜を介して交差して形成されたm本の第4のリペア
配線とを備えた液晶表示装置用基板の断線欠陥が生じた
断線バスラインを修復する欠陥修復方法において、前記
断線バスラインの位置情報に基づいて、前記断線バスラ
インの一端と前記第1のリペア配線とを接続する第1の
接続位置と、前記第1のリペア配線と前記第2のリペア
配線とを接続する第2の接続位置と、前記断線バスライ
ンの他端と前記第3のリペア配線とを接続する第3の接
続位置と、前記第3のリペア配線と前記第4のリペア配
線とを接続する第4の接続位置とからなる接続組合せを
決定することを特徴とする液晶表示装置用基板の欠陥修
復方法。
【0044】(付記4)付記3記載の液晶表示装置用基
板の欠陥修復方法において、前記位置情報に基づいて、
前記第1のリペア配線を切断する第1の切断位置と、前
記第3のリペア配線を切断する第2の切断位置とからな
る切断組合せを前記グループ毎にさらに決定することを
特徴とする液晶表示装置用基板の欠陥修復方法。
【0045】(付記5)付記2又は4に記載の液晶表示
装置用基板の欠陥修復方法において、前記切断組合せ
は、前記断線バスラインの本数が前記グループ内でn本
より多いときに決定されることを特徴とする液晶表示装
置用基板の欠陥修復方法。
【0046】(付記6)付記1乃至5のいずれか1項に
記載の液晶表示装置用基板の欠陥修復方法において、前
記位置情報は、前記バスライン毎に付与されたバスライ
ン番号であることを特徴とする液晶表示装置用基板の欠
陥修復方法。
【0047】(付記7)付記6記載の液晶表示装置用基
板の欠陥修復方法において、前記接続組合せは、前記バ
スライン番号順に決定されることを特徴とする液晶表示
装置用基板の欠陥修復方法。
【0048】(付記8)複数のバスラインに絶縁膜を介
して交差して形成された第1のリペア配線と、複数の前
記第1のリペア配線に絶縁膜を介して交差して形成され
た第2のリペア配線とを備えた液晶表示装置用基板の断
線欠陥が生じた断線バスラインを修復する欠陥修復装置
において、前記断線バスラインの位置情報が入力される
入力部と、前記位置情報に基づいて、前記断線バスライ
ンと前記第1のリペア配線とを接続する第1の接続位置
と、前記第1のリペア配線と前記第2のリペア配線とを
接続する第2の接続位置とからなる接続組合せを前記断
線バスライン毎に決定する制御部と、前記接続組合せに
基づいて前記液晶表示装置用基板を移動させ、所定位置
にレーザ光を照射するレーザ光照射部とを有することを
特徴とする液晶表示装置用基板の欠陥修復装置。
【0049】(付記9)複数のバスラインの一端に絶縁
膜を介して交差して形成された第1のリペア配線と、前
記第1のリペア配線に絶縁膜を介して交差して形成され
た第2のリペア配線と、前記バスラインの他端に絶縁膜
を介して交差して形成された第3のリペア配線と、前記
第3のリペア配線に絶縁膜を介して交差して形成された
第4のリペア配線とを備えた液晶表示装置用基板の断線
欠陥が生じた断線バスラインを修復する欠陥修復装置に
おいて、前記断線バスラインの位置情報が入力される入
力部と、前記位置情報に基づいて、前記断線バスライン
の一端と前記第1のリペア配線とを接続する第1の接続
位置と、前記第1のリペア配線と前記第2のリペア配線
とを接続する第2の接続位置と、前記断線バスラインの
他端と前記第3のリペア配線とを接続する第3の接続位
置と、前記第3のリペア配線と前記第4のリペア配線と
を接続する第4の接続位置とからなる接続組合せを前記
断線バスライン毎に決定する制御部と、前記接続組合せ
に基づいて前記液晶表示装置用基板を移動させ、所定位
置にレーザ光を照射するレーザ光照射部とを有すること
を特徴とする液晶表示装置用基板の欠陥修復装置。
【0050】(付記10)付記8又は9に記載の液晶表
示装置用基板の欠陥修復装置において、前記接続組合せ
を決定するための接続組合せ決定用テーブルが格納され
た記憶部をさらに有していることを特徴とする液晶表示
装置用基板の欠陥修復装置。
【0051】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、バスライ
ンの断線欠陥の修復作業を容易にすることにより、作業
工数の低減及び作業負担の軽減を実現し、それに伴い製
造歩留まりが向上して製造コストを低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による液晶表示装置用基
板の欠陥修復装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態による液晶表示装置用基
板の欠陥修復方法を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施の形態による液晶表示装置用基
板の欠陥修復方法に用いる接続組合せ決定用テーブルを
示す図である。
【図4】本発明の一実施の形態による液晶表示装置用基
板の欠陥修復方法に用いる切断組合せ決定用テーブルを
示す図である。
【図5】従来の液晶表示装置用基板の概略構成を示す図
である。
【図6】従来の他の液晶表示装置用基板の概略構成を示
す図である。
【符号の説明】
2 TFT基板 10 ゲートバスライン 12 ドレインバスライン 12’ 断線ドレインバスライン 14、16、20、24、36a〜36d、37a〜3
7d 外部接続端子 18、22、32a、32b、33a、33b、34a
〜34d、35a〜35d リペア配線 26 断線欠陥部 50 制御部 52 入力部 54 記憶部 56 表示部 60 ステージ 62 レーザ発振器 64 レーザパワー調整用フィルタ 66 加工形状変更用スリット 68 対物レンズ 70 位置補正用マーク読取りカメラ 72 突当て A 表示領域 B 額縁領域 w1、w2、x1〜x4、y1、y2、z1〜z4 接
続位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H088 FA10 FA14 FA15 FA16 FA23 FA28 FA30 MA16 2H092 GA33 GA61 HA04 HA06 JA24 JB74 JB77 MA47 MA52 NA15 NA16 NA28 NA30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のバスラインのうち所定本数で構成さ
    れたグループ毎のバスラインに絶縁膜を介してそれぞれ
    交差して形成されたn本の第1のリペア配線と、前記第
    1のリペア配線に絶縁膜を介して交差して形成されたm
    本の第2のリペア配線とを備えた液晶表示装置用基板の
    断線欠陥が生じた断線バスラインを修復する欠陥修復方
    法において、 前記断線バスラインの位置情報に基づいて、前記断線バ
    スラインと前記第1のリペア配線とを接続する第1の接
    続位置と、前記第1のリペア配線と前記第2のリペア配
    線とを接続する第2の接続位置とからなる接続組合せを
    決定することを特徴とする液晶表示装置用基板の欠陥修
    復方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の液晶表示装置用基板の欠陥
    修復方法において、 前記位置情報に基づいて、前記第1のリペア配線を切断
    する第1の切断位置からなる切断組合せを前記グループ
    毎にさらに決定することを特徴とする液晶表示装置用基
    板の欠陥修復方法。
  3. 【請求項3】複数のバスラインのうち所定本数で構成さ
    れたグループ毎のバスラインの一端に絶縁膜を介してそ
    れぞれ交差して形成されたn本の第1のリペア配線と、
    前記第1のリペア配線に絶縁膜を介して交差して形成さ
    れたm本の第2のリペア配線と、前記バスラインの他端
    に絶縁膜を介してそれぞれ交差して形成されたn本の第
    3のリペア配線と、前記第3のリペア配線に絶縁膜を介
    して交差して形成されたm本の第4のリペア配線とを備
    えた液晶表示装置用基板の断線欠陥が生じた断線バスラ
    インを修復する欠陥修復方法において、 前記断線バスラインの位置情報に基づいて、前記断線バ
    スラインの一端と前記第1のリペア配線とを接続する第
    1の接続位置と、前記第1のリペア配線と前記第2のリ
    ペア配線とを接続する第2の接続位置と、前記断線バス
    ラインの他端と前記第3のリペア配線とを接続する第3
    の接続位置と、前記第3のリペア配線と前記第4のリペ
    ア配線とを接続する第4の接続位置とからなる接続組合
    せを決定することを特徴とする液晶表示装置用基板の欠
    陥修復方法。
  4. 【請求項4】複数のバスラインに絶縁膜を介して交差し
    て形成された第1のリペア配線と、複数の前記第1のリ
    ペア配線に絶縁膜を介して交差して形成された第2のリ
    ペア配線とを備えた液晶表示装置用基板の断線欠陥が生
    じた断線バスラインを修復する欠陥修復装置において、 前記断線バスラインの位置情報が入力される入力部と、 前記位置情報に基づいて、前記断線バスラインと前記第
    1のリペア配線とを接続する第1の接続位置と、前記第
    1のリペア配線と前記第2のリペア配線とを接続する第
    2の接続位置とからなる接続組合せを前記断線バスライ
    ン毎に決定する制御部と、 前記接続組合せに基づいて前記液晶表示装置用基板を移
    動させ、所定位置にレーザ光を照射するレーザ光照射部
    とを有することを特徴とする液晶表示装置用基板の欠陥
    修復装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の液晶表示装置用基板の欠陥
    修復装置において、 前記接続組合せを決定するための接続組合せ決定用テー
    ブルが格納された記憶部をさらに有していることを特徴
    とする液晶表示装置用基板の欠陥修復装置。
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