JP2962932B2 - 液晶表示装置の修正方法 - Google Patents
液晶表示装置の修正方法Info
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- JP2962932B2 JP2962932B2 JP4138692A JP13869292A JP2962932B2 JP 2962932 B2 JP2962932 B2 JP 2962932B2 JP 4138692 A JP4138692 A JP 4138692A JP 13869292 A JP13869292 A JP 13869292A JP 2962932 B2 JP2962932 B2 JP 2962932B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポケットタイプ、携帯
型、あるいはそれ以上の大きさのテレビやOA用機器の
表示装置として用いられる縦横比の異なるTFT方式L
CDの修正方法に関し、特に配線の断線やショートを解
消する修正方法に関する。
型、あるいはそれ以上の大きさのテレビやOA用機器の
表示装置として用いられる縦横比の異なるTFT方式L
CDの修正方法に関し、特に配線の断線やショートを解
消する修正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図12に補助容量ラインの有る液晶表示
装置の薄膜トランジスタ基板の平面図を示す。
装置の薄膜トランジスタ基板の平面図を示す。
【0003】ガラス基板のような透明絶縁基板上に補助
容量ライン1が透明導電材料にて左右に伸びる形状で形
成されており、補助容量ラインは二酸化シリコン製の補
助容量絶縁膜により覆われている。
容量ライン1が透明導電材料にて左右に伸びる形状で形
成されており、補助容量ラインは二酸化シリコン製の補
助容量絶縁膜により覆われている。
【0004】補助容量ラインと平行して補助容量絶縁膜
上にTa製のゲートライン2が左右に延長する形状で形
成されており、ゲートラインは窒化シリコン製のゲ−ト
絶縁膜により覆われている。
上にTa製のゲートライン2が左右に延長する形状で形
成されており、ゲートラインは窒化シリコン製のゲ−ト
絶縁膜により覆われている。
【0005】ゲートラインに重畳するようにゲート絶縁
膜上に島状の半導体層3が設けられている。
膜上に島状の半導体層3が設けられている。
【0006】半導体層上に、上下に伸びるドレインライ
ン4と表示電極に接続された島状のソース5がAlにて
形成されている。
ン4と表示電極に接続された島状のソース5がAlにて
形成されている。
【0007】ゲートラインとドレインラインに囲まれた
島状の表示電極6は絶縁膜を挟んで補助容量ラインと重
畳し、金属製のソースに接続されている。
島状の表示電極6は絶縁膜を挟んで補助容量ラインと重
畳し、金属製のソースに接続されている。
【0008】図12おいて、明らかなように補助容量ラ
インは縦横に伸びるラインの内、ドレインラインと交差
している。
インは縦横に伸びるラインの内、ドレインラインと交差
している。
【0009】図13に補助容量ラインの有る液晶表示装
置の薄膜トランジスタ基板の断面図を示す。
置の薄膜トランジスタ基板の断面図を示す。
【0010】ガラス基板上に補助容量ライン1が透明導
電材料にて形成されており、補助容量絶縁膜により覆わ
れている。
電材料にて形成されており、補助容量絶縁膜により覆わ
れている。
【0011】補助容量絶縁膜上に金属製のゲートライン
2が設けられており、ゲートライン上はゲート絶縁膜で
覆われている。
2が設けられており、ゲートライン上はゲート絶縁膜で
覆われている。
【0012】ゲート絶縁膜上にa−Si製の半導体層
3、SiNx製の絶縁層、n+ a−Si製のコンタクト
層が積層されている。
3、SiNx製の絶縁層、n+ a−Si製のコンタクト
層が積層されている。
【0013】左右に別れたコンタクト層上にドレインラ
イン4と、ソース5とがそれぞれ接続されている。
イン4と、ソース5とがそれぞれ接続されている。
【0014】ソースはゲート絶縁膜上に形成された透明
導電材料からなる表示電極6に電気接続されている。
導電材料からなる表示電極6に電気接続されている。
【0015】図13のような薄膜トランジスタ基板にお
いて断線またはショートが発生した場合、液晶表示装置
で点欠陥または線欠陥が発生することがあった。
いて断線またはショートが発生した場合、液晶表示装置
で点欠陥または線欠陥が発生することがあった。
【0016】図14にゲートラインに断線が発生した場
合の薄膜トランジスタ基板の表示欠陥の平面図を示す。
合の薄膜トランジスタ基板の表示欠陥の平面図を示す。
【0017】以下の説明において、各ラインに供給され
る信号は上または左からのみ供給されると仮定してい
る。
る信号は上または左からのみ供給されると仮定してい
る。
【0018】図14で左右に伸びるゲ−トライン2の途
中に斜線で示される断線7が有るとき、断線の有る個所
から右側の表示電極5はTFTがスイッチしなくなるた
め、線欠陥が生じる。
中に斜線で示される断線7が有るとき、断線の有る個所
から右側の表示電極5はTFTがスイッチしなくなるた
め、線欠陥が生じる。
【0019】表示電極上の信号の振幅の増大に従って液
晶表示装置の光透過率が増大するノーマルブラック方式
(NB)ではゲートラインの断線は断線部から右側の表
示電極の光遮断を意味する。
晶表示装置の光透過率が増大するノーマルブラック方式
(NB)ではゲートラインの断線は断線部から右側の表
示電極の光遮断を意味する。
【0020】表示電極上の信号の振幅の増大に従って液
晶表示装置の光透過率が減少するノーマルホワイト方式
(NW)ではゲートラインの断線は断線部から右側の表
示電極の光透過を意味する。
晶表示装置の光透過率が減少するノーマルホワイト方式
(NW)ではゲートラインの断線は断線部から右側の表
示電極の光透過を意味する。
【0021】直視型LCDに比較して、液晶表示装置か
ら人の目までの光路長が長く、光量が少ないため表示画
面が暗い液晶プロジェクションの場合、とりわけ輝点と
して目立ちやすい。
ら人の目までの光路長が長く、光量が少ないため表示画
面が暗い液晶プロジェクションの場合、とりわけ輝点と
して目立ちやすい。
【0022】このような配線の断線に対し、FPC上に
設けられた配線を用いて断線を修正する方法が提案され
ている(特公平3−16028号公報)。
設けられた配線を用いて断線を修正する方法が提案され
ている(特公平3−16028号公報)。
【0023】配線の断線に対し、ガラス基板上に設けら
れた配線を用いて断線を修正する方法も提案されている
(特公平3−16029号公報)。
れた配線を用いて断線を修正する方法も提案されている
(特公平3−16029号公報)。
【0024】液晶表示装置の外周部に設けられた基板配
線を利用して断線修正を行う場合、液晶表示装置の大型
化によって線路の抵抗及び他の配線との容量の増加によ
り、信号が変形する倶れが出て来ている。
線を利用して断線修正を行う場合、液晶表示装置の大型
化によって線路の抵抗及び他の配線との容量の増加によ
り、信号が変形する倶れが出て来ている。
【0025】一方、前記のような逆スタッガ(stag
ger)型ではなくコプラナ(coplaner)型で
の薄膜トランジスタのショートの修正方法も提案されて
いる(特公平3−55985号公報)。
ger)型ではなくコプラナ(coplaner)型で
の薄膜トランジスタのショートの修正方法も提案されて
いる(特公平3−55985号公報)。
【0026】この修正方法の薄膜トランジスタ(TF
T)はドレインラインに接続されたドレインと表示電極
に接続されたソースとの間に新たに修正用に設けられた
金属膜がTFT上方を覆っている構造になっている。
T)はドレインラインに接続されたドレインと表示電極
に接続されたソースとの間に新たに修正用に設けられた
金属膜がTFT上方を覆っている構造になっている。
【0027】具体的には三段階の修正工程からなり、最
初にゲートラインに接続されたゲートがショートを引き
起こしているとき、ゲートラインからゲートを切断部に
て切断する。
初にゲートラインに接続されたゲートがショートを引き
起こしているとき、ゲートラインからゲートを切断部に
て切断する。
【0028】ドレインとソース間を覆う金属膜をレーザ
により加熱してドレインと溶着部にて電気接続する。
により加熱してドレインと溶着部にて電気接続する。
【0029】同様にレーザにより金属膜とソースとを溶
着部にて電気接続するとドレインとソース間は常に導電
状態となりTFTの表示電極にドレインラインからの信
号が直接伝えられる。
着部にて電気接続するとドレインとソース間は常に導電
状態となりTFTの表示電極にドレインラインからの信
号が直接伝えられる。
【0030】また、先に出願者はTFT基板上に環状の
修正配線を設けて配線の抵抗を軽減する液晶表示装置の
修正方法を提案した(実開昭63−185199号公
報)。
修正配線を設けて配線の抵抗を軽減する液晶表示装置の
修正方法を提案した(実開昭63−185199号公
報)。
【0031】さらに、真空中で直描装置により、断線個
所に金属を析出することによって断線の修復を行う方法
も提案されている。
所に金属を析出することによって断線の修復を行う方法
も提案されている。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】基板またはFPC上に
補修ラインを利用する液晶表示装置の修正方法は液晶表
示装置の大画面化に伴って、液晶表示装置の周囲に設け
られた基板配線上の信号の遅延が大きくなる問題があっ
た。
補修ラインを利用する液晶表示装置の修正方法は液晶表
示装置の大画面化に伴って、液晶表示装置の周囲に設け
られた基板配線上の信号の遅延が大きくなる問題があっ
た。
【0033】新たな金属膜のTFT上への積層により断
線または、ショートを防止する修正方法は成膜工程が増
加するだけでなく、TFT不良を発生する倶れがあっ
た。
線または、ショートを防止する修正方法は成膜工程が増
加するだけでなく、TFT不良を発生する倶れがあっ
た。
【0034】直描装置により断線個所に金属を析出させ
る方法は極めて高価な設備と時間がかかるため導入に難
点があった。
る方法は極めて高価な設備と時間がかかるため導入に難
点があった。
【0035】本発明は縦横比の異なる液晶表示装置の大
画面化に伴う修正用の基板配線上の信号の遅延時間を抑
え、液晶表示装置に正確な信号を伝達する液晶表示装置
の修正方法を提示することを目的とする。
画面化に伴う修正用の基板配線上の信号の遅延時間を抑
え、液晶表示装置に正確な信号を伝達する液晶表示装置
の修正方法を提示することを目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】本発明は互いに交差する
ドレインラインとゲートラインの交差点数以上の表示電
極と、ドレインラインとゲートラインの一方のラインと
交わらない補助容量ラインを備えた縦横比の異なる液晶
表示装置の修正方法において、TFTの補助容量ライン
と同層に新たに設けた一方のラインと交差する別の交差
部と縦横の一方の距離の短い方向のラインとを用いてラ
インの断線の修正を行うことを特徴とするものである。
ドレインラインとゲートラインの交差点数以上の表示電
極と、ドレインラインとゲートラインの一方のラインと
交わらない補助容量ラインを備えた縦横比の異なる液晶
表示装置の修正方法において、TFTの補助容量ライン
と同層に新たに設けた一方のラインと交差する別の交差
部と縦横の一方の距離の短い方向のラインとを用いてラ
インの断線の修正を行うことを特徴とするものである。
【0037】
【作用】積層構造の電極とラインの接続やラインの分断
によって断線個所を近傍で接続することによって、高精
細化(容量Cの増加)と大画面化(抵抗Rの増加)に起
因する信号の波形歪みを防止する。
によって断線個所を近傍で接続することによって、高精
細化(容量Cの増加)と大画面化(抵抗Rの増加)に起
因する信号の波形歪みを防止する。
【0038】また、修復することによって生じる画素欠
陥や断線は最短の距離で修正や修復することによって、
線欠陥を点欠陥に、目立つ点欠陥を目立たない点欠陥に
変換する。
陥や断線は最短の距離で修正や修復することによって、
線欠陥を点欠陥に、目立つ点欠陥を目立たない点欠陥に
変換する。
【0039】本発明の修正方法によれば、TFT方式L
CDパネルの大画面化に伴う歩留まりの低下を改善する
と共に輝度勾配を生じさせることなく断線が修復され
る。
CDパネルの大画面化に伴う歩留まりの低下を改善する
と共に輝度勾配を生じさせることなく断線が修復され
る。
【0040】
【実施例】以下、本発明について、実施例に基づき詳細
に説明する。
に説明する。
【0041】図1に補助容量ラインと別の交差部が一体
形成され、ゲートライン上の半導体層内でショートが有
る場合の液晶表示装置の修正平面図を示す。
形成され、ゲートライン上の半導体層内でショートが有
る場合の液晶表示装置の修正平面図を示す。
【0042】図1において、斜線で示されるTFTがシ
ョートしている場合、ソース5を切断部8で切断してT
FTと表示電極6を切り離す。
ョートしている場合、ソース5を切断部8で切断してT
FTと表示電極6を切り離す。
【0043】次に一続きになっている補助容量ライン1
と別の交差部9を切断部8で分断する。
と別の交差部9を切断部8で分断する。
【0044】分断された別の交差部9の一端は表示電極
6と重畳し、別の交差部9の他端はドレインライン4と
重畳している。
6と重畳し、別の交差部9の他端はドレインライン4と
重畳している。
【0045】別の交差部の一端を表示電極6に溶着部1
0にて電気接続し、別の交差部の他端をドレインライン
4に溶着部10にて電気接続して、隣のドレインライン
から表示電極にドレイン信号を供給する。
0にて電気接続し、別の交差部の他端をドレインライン
4に溶着部10にて電気接続して、隣のドレインライン
から表示電極にドレイン信号を供給する。
【0046】図1のようにすれば、ショートに伴う輝度
勾配などのOFF欠陥をON欠陥にすることができる。
勾配などのOFF欠陥をON欠陥にすることができる。
【0047】図2に補助容量ラインと別の交差部が一体
形成され、ゲートラインに断線が有る場合の液晶表示装
置の修正平面図を示す。
形成され、ゲートラインに断線が有る場合の液晶表示装
置の修正平面図を示す。
【0048】図2において、ゲートライン2の途中に断
線7が発生した場合、断線7の左側のTFTのソース5
を溶着部10にてゲートライン2に電気接続する。
線7が発生した場合、断線7の左側のTFTのソース5
を溶着部10にてゲートライン2に電気接続する。
【0049】次に一続きになっている補助容量ライン1
と別の交差部9を切断部8で分断する。
と別の交差部9を切断部8で分断する。
【0050】別の交差部9と表示電極6の重畳部分に溶
着部10を設けて両者を接続し、同様に別の交差部9と
ドレインライン4の重畳部分に溶着部10を設けて電気
接続する。
着部10を設けて両者を接続し、同様に別の交差部9と
ドレインライン4の重畳部分に溶着部10を設けて電気
接続する。
【0051】続いて、断線7の右側のゲートライン2と
ドレインライン4との交差する部分に溶着部10を設け
てライン間を接続する。
ドレインライン4との交差する部分に溶着部10を設け
てライン間を接続する。
【0052】ドレインライン4に設けられた二個所の溶
着部10の上下の切断部8でドレインラインを短冊状に
分離する。
着部10の上下の切断部8でドレインラインを短冊状に
分離する。
【0053】切断部8が設けられたドレインライン4は
液晶表示装置の外周部の基板上に設けられた基板配線に
より修復されている。
液晶表示装置の外周部の基板上に設けられた基板配線に
より修復されている。
【0054】図2のようにすれば、断線に起因する線欠
陥を点欠陥にすることができ、ゲートラインがドレイン
ラインより長い液晶表示装置において、従来より信号を
忠実に表示することができる。
陥を点欠陥にすることができ、ゲートラインがドレイン
ラインより長い液晶表示装置において、従来より信号を
忠実に表示することができる。
【0055】図1及び図2は別の交差部が補助容量ライ
ンに接続された場合の実施例であるが、図3及び図4に
別の交差部は補助容量ラインと分離された場合の実施例
を示す。
ンに接続された場合の実施例であるが、図3及び図4に
別の交差部は補助容量ラインと分離された場合の実施例
を示す。
【0056】図3に同層の補助容量ラインと別の交差部
が分離形成され、ゲートライン上の半導体層内でショー
トが有る場合の液晶表示装置の修正平面図を示す。
が分離形成され、ゲートライン上の半導体層内でショー
トが有る場合の液晶表示装置の修正平面図を示す。
【0057】図3において、輝度勾配を生じているTF
Tのソース5を切断部8にて表示電極6と切り離す。
Tのソース5を切断部8にて表示電極6と切り離す。
【0058】別の接続部9はドレインライン4と交差
し、補助容量ライン1と同層で補助容量ラインと接続さ
れていない構成になっている。
し、補助容量ライン1と同層で補助容量ラインと接続さ
れていない構成になっている。
【0059】別の交差部9の一端を溶着部10にて表示
電極6に接続し、別の交差部9の他端を溶着部10にて
ドレインライン4に接続する。
電極6に接続し、別の交差部9の他端を溶着部10にて
ドレインライン4に接続する。
【0060】図3のようにすると、半導体層のショート
に基づくOFF欠陥をON欠陥に変換することができ、
NWにおいて目立つことがなくなる。
に基づくOFF欠陥をON欠陥に変換することができ、
NWにおいて目立つことがなくなる。
【0061】図4に同層に有る補助容量ラインと別の交
差部が分離形成され、ゲートラインに断線が有る場合の
液晶表示装置の修正平面図を示す。
差部が分離形成され、ゲートラインに断線が有る場合の
液晶表示装置の修正平面図を示す。
【0062】図4において、ゲートライン2の途中に断
線7が発生した場合、断線7の左側のTFTのソース5
を溶着部10にてゲートライン2に電気接続する。
線7が発生した場合、断線7の左側のTFTのソース5
を溶着部10にてゲートライン2に電気接続する。
【0063】別の交差部9と表示電極6の重畳部分に溶
着部10を設けて両者を接続し、同様に別の交差部9と
ドレインライン4の重畳部分に溶着部10を設けて電気
接続する。
着部10を設けて両者を接続し、同様に別の交差部9と
ドレインライン4の重畳部分に溶着部10を設けて電気
接続する。
【0064】これにより、断線7の左側のゲートライン
のゲート信号はTFTのソース、表示電極、そしてドレ
インラインの順に伝達していく。
のゲート信号はTFTのソース、表示電極、そしてドレ
インラインの順に伝達していく。
【0065】続いて、断線7の右側のゲートライン2と
ドレインライン4との交差する部分に溶着部10を設け
てライン間を接続する。
ドレインライン4との交差する部分に溶着部10を設け
てライン間を接続する。
【0066】ドレインライン4に設けられた二個所の溶
着部10の上下の切断部8でドレインラインを短冊状に
分離する。
着部10の上下の切断部8でドレインラインを短冊状に
分離する。
【0067】切断部8が設けられたドレインライン4は
液晶表示装置の外周部の基板上に設けられた基板配線に
より修復されている。
液晶表示装置の外周部の基板上に設けられた基板配線に
より修復されている。
【0068】図4のようにすると、ドレイン信号に比べ
て電位の高いゲート信号が表示電極6に印加されるの
で、修正前の輝点のラインOFF欠陥が修正後は一個の
ON欠陥となるがNWの液晶プロジェクションではドレ
イン信号より黒い黒欠陥となるので人の目が光量の多い
輝点に感じやすいことから高精細液晶パネルではほとん
ど目立たない。
て電位の高いゲート信号が表示電極6に印加されるの
で、修正前の輝点のラインOFF欠陥が修正後は一個の
ON欠陥となるがNWの液晶プロジェクションではドレ
イン信号より黒い黒欠陥となるので人の目が光量の多い
輝点に感じやすいことから高精細液晶パネルではほとん
ど目立たない。
【0069】さらに欠陥となる表示電極に対向する対向
電極の有る対向電極基板に光吸収性の高い黒色の樹脂を
塗布すればNWの黒欠陥から漏れ出る光は全くなくな
る。
電極の有る対向電極基板に光吸収性の高い黒色の樹脂を
塗布すればNWの黒欠陥から漏れ出る光は全くなくな
る。
【0070】修正後に表示電極がON欠陥となる前述の
実施例においても電磁波透過率の低い樹脂を対向電極基
板の対応する位置に塗布することで同様な効果が得られ
る。
実施例においても電磁波透過率の低い樹脂を対向電極基
板の対応する位置に塗布することで同様な効果が得られ
る。
【0071】図1から図4までの実施例において、別の
交差部は表示電極の右側からドレインラインに重畳する
形態をとっている。
交差部は表示電極の右側からドレインラインに重畳する
形態をとっている。
【0072】図5に補助容量ラインと別の交差部が同層
に一体形成され、ゲートライン上の半導体層内でショー
トが有る場合の液晶表示装置の修正平面図を示す。
に一体形成され、ゲートライン上の半導体層内でショー
トが有る場合の液晶表示装置の修正平面図を示す。
【0073】図5は補助容量ライン1と同層の別の交差
部9が表示電極の左側からドレインライン4に重畳して
いる。
部9が表示電極の左側からドレインライン4に重畳して
いる。
【0074】図5において、斜線で示される半導体層3
内でショートが発生しているので、ソース5を切断部8
で表示電極6から分離する。
内でショートが発生しているので、ソース5を切断部8
で表示電極6から分離する。
【0075】補助容量ライン1と一体化している別の交
差部9を切断部8にて、補助容量ラインから独立させ
る。
差部9を切断部8にて、補助容量ラインから独立させ
る。
【0076】次に切断された別の交差部の両端を溶着部
10にてドレインライン4、表示電極6にそれぞれ接続
する。
10にてドレインライン4、表示電極6にそれぞれ接続
する。
【0077】図5の構成によればOFF欠陥は一個のO
N欠陥にすることができる。
N欠陥にすることができる。
【0078】補助容量ラインと別の交差部が互いに異な
るラインに交差する実施例を次に示す。
るラインに交差する実施例を次に示す。
【0079】図6に補助容量ラインと同層の別の交差部
が分離形成され、ゲートラインに断線が有る場合の液晶
表示装置の修正平面図を示す。
が分離形成され、ゲートラインに断線が有る場合の液晶
表示装置の修正平面図を示す。
【0080】図6において、ゲートライン2に斜線で示
される断線7がある場合、断線7の左のTFTのソース
を溶着部10にてゲートライン2に電気接続する。
される断線7がある場合、断線7の左のTFTのソース
を溶着部10にてゲートライン2に電気接続する。
【0081】次にドレインライン4に交差している補助
容量ライン1と同層であって、ゲートライン2に交差し
ている別の交差部9の両端を溶着部10により、表示電
極6とゲートライン2に接続する。
容量ライン1と同層であって、ゲートライン2に交差し
ている別の交差部9の両端を溶着部10により、表示電
極6とゲートライン2に接続する。
【0082】図6の構成により、液晶表示装置の周囲に
設けられた修正用の基板配線を利用することなく、ゲー
トラインの断線が解消される一方、断線以降のライン欠
陥が一個のON欠陥に修正される。
設けられた修正用の基板配線を利用することなく、ゲー
トラインの断線が解消される一方、断線以降のライン欠
陥が一個のON欠陥に修正される。
【0083】通常、一本の補助容量ラインはN本のドレ
インラインに対してN個の交差点を有しているが、2N
個の交差点を成すようにして、新たに交差部となる部分
を別の交差部として設けた実施例を示す。
インラインに対してN個の交差点を有しているが、2N
個の交差点を成すようにして、新たに交差部となる部分
を別の交差部として設けた実施例を示す。
【0084】図7に補助容量ラインと同層でドレインラ
インの本数と同じ数の交差点を持つ別の交差部を補助容
量ラインと接続して形成して、ゲートライン上のTFT
にショートが発生している場合の液晶表示装置の修正平
面図を示す。
インの本数と同じ数の交差点を持つ別の交差部を補助容
量ラインと接続して形成して、ゲートライン上のTFT
にショートが発生している場合の液晶表示装置の修正平
面図を示す。
【0085】図7で、別の交差部9は表示電極6の左右
に伸びており、補助容量ラインと一体形成されている。
に伸びており、補助容量ラインと一体形成されている。
【0086】図7において、斜線で示される半導体層3
の領域でショートがある場合、ソース5を切断部8にて
切断する。
の領域でショートがある場合、ソース5を切断部8にて
切断する。
【0087】そして、別の交差部9がドレインライン4
及び表示電極6と絶縁膜を介して重畳している部分に溶
着部10を設けて、互いに電気接続する。
及び表示電極6と絶縁膜を介して重畳している部分に溶
着部10を設けて、互いに電気接続する。
【0088】引き続き、別の交差部9を二個の溶着部1
0の左右で切断部8にて切り離す。
0の左右で切断部8にて切り離す。
【0089】図8に補助容量ラインと同層でドレインラ
インの本数と同じ数の交差点を持つ別の交差部を補助容
量ラインと分離して形成して、ゲートラインに断線が発
生している場合の液晶表示装置の修正平面図を示す。
インの本数と同じ数の交差点を持つ別の交差部を補助容
量ラインと分離して形成して、ゲートラインに断線が発
生している場合の液晶表示装置の修正平面図を示す。
【0090】図8で、別の交差部9は補助容量ライン1
に平行でかつ電気接続されていない状態で左右の表示電
極を跨ぐ形状にて、ガラス基板上に形成されている。
に平行でかつ電気接続されていない状態で左右の表示電
極を跨ぐ形状にて、ガラス基板上に形成されている。
【0091】図8において、ゲートライン2の断線7の
左のTFTのソース5とゲートライン2を溶着部10で
接続する。
左のTFTのソース5とゲートライン2を溶着部10で
接続する。
【0092】別の交差部9の両端を表示電極6とドレイ
ンライン4に接続し、溶着部10の有るドレインライン
4と交差するゲートライン2を交差部で接続する。
ンライン4に接続し、溶着部10の有るドレインライン
4と交差するゲートライン2を交差部で接続する。
【0093】最後に溶着部10の上下でドレインライン
4を切断部8にて分離し、分離されたドレインライン4
の両端を基板配線に接続する。
4を切断部8にて分離し、分離されたドレインライン4
の両端を基板配線に接続する。
【0094】図9は補助容量ラインと同層で補助容量ラ
インと分離され、二個の表示電極を跨ぐ別の交差部によ
り、ゲートラインの交差部での断線を補修する液晶表示
装置の修正平面図を示す。
インと分離され、二個の表示電極を跨ぐ別の交差部によ
り、ゲートラインの交差部での断線を補修する液晶表示
装置の修正平面図を示す。
【0095】図9において、ゲートライン2の断線7の
左のTFTのソース5とゲートライン2を溶着部10で
接続する。
左のTFTのソース5とゲートライン2を溶着部10で
接続する。
【0096】別の交差部9の両端を溶着部10において
隣接する二個の表示電極6に接続する。
隣接する二個の表示電極6に接続する。
【0097】最後にゲートライン2の断線7の右のTF
Tのソースとゲートライン2を溶着部10で接続する。
Tのソースとゲートライン2を溶着部10で接続する。
【0098】図9のようにすれば二個の表示電極が欠陥
となるが、高精細液晶表示装置においては目立たず、線
路の遅延がほとんど生じない。
となるが、高精細液晶表示装置においては目立たず、線
路の遅延がほとんど生じない。
【0099】図10は補助容量ラインと同層で補助容量
ラインと分離され、二個の表示電極を跨ぐ別の交差部に
より、補助容量ラインの交差部での断線を補修する液晶
表示装置の修正平面図を示す。
ラインと分離され、二個の表示電極を跨ぐ別の交差部に
より、補助容量ラインの交差部での断線を補修する液晶
表示装置の修正平面図を示す。
【0100】図10において、補助容量ライン1の断線
7の左のTFTの表示電極6と補助容量ライン1を溶着
部10で接続する。
7の左のTFTの表示電極6と補助容量ライン1を溶着
部10で接続する。
【0101】同様に補助容量ライン1の断線7の右のT
FTの表示電極と補助容量ライン1を溶着部10で接続
する。
FTの表示電極と補助容量ライン1を溶着部10で接続
する。
【0102】最後に左右の表示電極と交差している別の
交差部9の両端を補助容量ラインの断線の左右に有る表
示電極6に溶着部10で接続する。
交差部9の両端を補助容量ラインの断線の左右に有る表
示電極6に溶着部10で接続する。
【0103】図10のようにすれば二個の表示電極が欠
陥となるが、高精細液晶表示装置においては目立たず、
線路の遅延がほとんど生じない。
陥となるが、高精細液晶表示装置においては目立たず、
線路の遅延がほとんど生じない。
【0104】図2、図4、図8で用いられるラインの溶
着、切断を伴う基板配線との接続の構造図を図11に示
す。
着、切断を伴う基板配線との接続の構造図を図11に示
す。
【0105】図11は本発明の縦の長さが横の長さより
短い液晶表示装置におけるゲートラインの修正方法の説
明図である。
短い液晶表示装置におけるゲートラインの修正方法の説
明図である。
【0106】図11において、ライン欠陥から点欠陥に
変換された表示電極6は斜線部で示されている。
変換された表示電極6は斜線部で示されている。
【0107】ゲートライン2の断線に対応する切断部8
及び溶着部10はドレインライン上に設けられている。
及び溶着部10はドレインライン上に設けられている。
【0108】上下に三分割されたドレインラインの両端
付近を溶着部10と同様にレーザ溶接して液晶表示装置
の周辺部に設けられた基板配線11に接続する。
付近を溶着部10と同様にレーザ溶接して液晶表示装置
の周辺部に設けられた基板配線11に接続する。
【0109】基板配線11は太線で示される部分が利用
され、最も抵抗の低い線路が選択されている。
され、最も抵抗の低い線路が選択されている。
【0110】即ち、図11で画面の左のゲートラインの
断線に対して、ドレインラインを短冊状に切断してゲー
トラインに接続し、一方、切断されたドレインラインを
最も短い左側の基板配線に接続する。
断線に対して、ドレインラインを短冊状に切断してゲー
トラインに接続し、一方、切断されたドレインラインを
最も短い左側の基板配線に接続する。
【0111】同じく、図11で画面の右のゲートライン
の断線に対して、交差するドレインラインを短冊状に切
断してゲートラインに接続し、他方、切断されたドレイ
ンラインを最も短い右側の基板配線に接続する。
の断線に対して、交差するドレインラインを短冊状に切
断してゲートラインに接続し、他方、切断されたドレイ
ンラインを最も短い右側の基板配線に接続する。
【0112】上記の構成よれば、補助容量ラインと同じ
層に新たに設けられた別の交差部によりライン欠陥は点
欠陥に改善され、縦横比に応じて抵抗が減少して信号の
遅延が少なくなる。
層に新たに設けられた別の交差部によりライン欠陥は点
欠陥に改善され、縦横比に応じて抵抗が減少して信号の
遅延が少なくなる。
【0113】高精細の液晶表示装置においては、一個の
表示電極の大きさは1mmの数十分の1以下と小さいの
で直視型液晶表示装置ではほとんど欠陥は目立たなくな
る。
表示電極の大きさは1mmの数十分の1以下と小さいの
で直視型液晶表示装置ではほとんど欠陥は目立たなくな
る。
【0114】このように本発明の修正方法によれば、N
個の断線またはショートがあっても図9の斜線部の表示
電極で示されるように少なくともN個以下の点欠陥に変
換することが可能になる。
個の断線またはショートがあっても図9の斜線部の表示
電極で示されるように少なくともN個以下の点欠陥に変
換することが可能になる。
【0115】
【発明の効果】本発明の液晶表示装置の修正方法は、T
FT方式のLCDパネルの高精細化及び大画面化に伴う
信号の遅延の影響を少なくして断線ラインの修復を行う
ことができるため特に高精細パネルの歩留まり向上が大
幅に図れる。
FT方式のLCDパネルの高精細化及び大画面化に伴う
信号の遅延の影響を少なくして断線ラインの修復を行う
ことができるため特に高精細パネルの歩留まり向上が大
幅に図れる。
【0116】また、修正のために新たな成膜工程を必須
とする積層の有るTFT構造を必要としないので工程の
増加によるTFT不良の確率が増加することもない。
とする積層の有るTFT構造を必要としないので工程の
増加によるTFT不良の確率が増加することもない。
【図1】右に伸びる交差部でショートを修正する液晶表
示装置の修正平面図である。
示装置の修正平面図である。
【図2】右に伸びる交差部で断線を修正する液晶表示装
置の修正平面図である。
置の修正平面図である。
【図3】右に離れた交差部でショートを修正する液晶表
示装置の修正平面図である。
示装置の修正平面図である。
【図4】右に離れた交差部で断線を修正する液晶表示装
置の修正平面図である。
置の修正平面図である。
【図5】左に伸びる交差部でショートを修正する液晶表
示装置の修正平面図である。
示装置の修正平面図である。
【図6】下に伸びる交差部で断線を修正する液晶表示装
置の修正平面図である。
置の修正平面図である。
【図7】左右に伸びる交差部でショートを修正する液晶
表示装置の修正平面図である。
表示装置の修正平面図である。
【図8】左右に離れた交差部で断線を修正する液晶表示
装置の修正平面図である。
装置の修正平面図である。
【図9】左右に離れた交差部で交差断線を修正する液晶
表示装置の修正平面図である。
表示装置の修正平面図である。
【図10】左右に離れた交差部で補助断線を修正する液
晶表示装置の修正平面図である。
晶表示装置の修正平面図である。
【図11】切断されたラインと基板配線と欠陥部の位置
を示す表示装置の平面図である。
を示す表示装置の平面図である。
【図12】補助容量ラインの有る液晶表示装置のTFT
基板の平面図である。
基板の平面図である。
【図13】補助容量ラインの有る液晶表示装置のTFT
基板の断面図である。
基板の断面図である。
【図14】ゲートラインに断線の有る液晶表示装置のラ
イン欠陥図である。
イン欠陥図である。
1 補助容量ライン 2 ゲートライン 3 半導体層 4 ドレインライン 5 ソース 6 表示電極 7 断線 8 切断部 9 別の交差部 10 溶着部 11 基板配線
Claims (6)
- 【請求項1】 互いに交差するドレインラインとゲート
ラインの交差点付近に配置されたソース及び表示電極
と、ドレインラインとゲートラインのいずれかのライン
と交わらない補助容量ラインとを備えた薄膜トランジス
タ方式の液晶表示装置の修正方法において、一方のライ
ン及び表示電極に交差する、補助容量ラインと同層の別
の交差部を設け、欠陥部の薄膜トランジスタのソースを
切断し、別の交差部の一端を交差する一方のラインと電
気接続し、別の交差部の他端を表示電極と電気接続し、
補助容量ラインと同層の別の交差部を経由して欠陥部の
表示電極にドレイン信号を印加することを特徴とする液
晶表示装置の修正方法。 - 【請求項2】 互いに交差するドレインラインとゲート
ラインの交差点付近に配置されたソース及び表示電極
と、ドレインラインとゲートラインのいずれかのライン
と交わらない補助容量ラインとを備えた薄膜トランジス
タ方式の液晶表示装置の修正方法において、一方のライ
ン及び表示電極に交差する、補助容量ラインと同層の別
の交差部を設け、ライン欠陥部に隣接する薄膜トランジ
スタのソースをゲートに電気接続し、別の交差部の一端
を交差する一方のラインに電気接続し、別の交差部の他
端を表示電極に電気接続し、ライン欠陥部の一方のライ
ンを交差点付近で他方のラインに電気接続し、一方のラ
インを二個所の電気接続された部分の外側で切断し、切
断された一方のラインの両端を液晶表示装置の外周の一
続きの基板配線に電気接続し、ライン欠陥に隣接する表
示電極と別の交差部を経由して、他方のラインの断線を
解消することを特徴とする液晶表示装置の修正方法。 - 【請求項3】 互いに交差するドレインラインとゲート
ラインの交差点付近に配置されたソース及び表示電極
と、ドレインラインとゲートラインのいずれかのライン
と交わらない補助容量ラインとを備えた薄膜トランジス
タ方式の液晶表示装置の修正方法において、一方のライ
ン及び表示電極に交差し、補助容量ラインの方向と異な
る、補助容量ラインと同層の別の交差部を設け、ライン
欠陥部に隣接する薄膜トランジスタのソースをゲートに
電気接続し、別の交差部の一端を交差する一方のライン
に電気接続し、別の交差部の他端を表示電極に電気接続
し、ライン欠陥に隣接する表示電極と別の交差部を経由
して、一方のラインの断線を解消することを特徴とする
液晶表示装置の修正方法。 - 【請求項4】 互いに交差するドレインラインとゲート
ラインの交差点付近に配置されたソース及び表示電極
と、ドレインラインとゲートラインのいずれかのライン
と交わらない補助容量ラインとを備えた薄膜トランジス
タ方式の液晶表示装置の修正方法において、一方のライ
ン及び隣接する二個の表示電極に交差する、補助容量ラ
インと同層の別の交差部を設け、ライン欠陥部の先頭及
びライン欠陥部に隣接する薄膜トランジスタのソースを
ゲートに電気接続し、別の交差部の一端を交差する一方
の表示電極に電気接続し、別の交差部の他端を他方の表
示電極に電気接続し、ライン欠陥に隣接する表示電極と
別の交差部を経由して、他方のラインの断線を解消する
ことを特徴とする液晶表示装置の修正方法。 - 【請求項5】 互いに交差するドレインラインとゲート
ラインの交差点付近に配置されたソース及び表示電極
と、ドレインラインとゲートラインのいずれかのライン
と交わらない補助容量ラインとを備えた薄膜トランジス
タ方式の液晶表示装置の修正方法において、一方のライ
ン及び隣接する二個の表示電極に交差する、補助容量ラ
インと同層の別の交差部を設け、ライン欠陥部の先頭及
びライン欠陥部に隣接する薄膜トランジスタの表示電極
を補助容量ラインに電気接続し、別の交差部の一端を交
差する一方の表示電極に電気接続し、別の交差部の他端
を他方の表示電極に電気接続し、ライン欠陥に隣接する
表示電極と別の交差部を経由して、補助容量ラインの断
線を解消することを特徴とする液晶表示装置の修正方
法。 - 【請求項6】 互いに交差するドレインラインとゲート
ラインの交差点付近に配置されたソース及び表示電極
と、ドレインラインとゲートラインのいずれかのライン
と交わらない補助容量ラインとを備えた薄膜トランジス
タ方式の液晶表示装置において、一方のライン及び表示
電極に交差する、補助容量ラインと同層の別の交差部を
設けることを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4138692A JP2962932B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 液晶表示装置の修正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4138692A JP2962932B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 液晶表示装置の修正方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05333373A JPH05333373A (ja) | 1993-12-17 |
JP2962932B2 true JP2962932B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=15227890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4138692A Expired - Lifetime JP2962932B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 液晶表示装置の修正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2962932B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009186844A (ja) * | 2008-02-07 | 2009-08-20 | Sony Corp | 薄膜トランジスタ基板およびその欠陥修復方法、並びに表示装置 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4584387B2 (ja) | 1999-11-19 | 2010-11-17 | シャープ株式会社 | 表示装置及びその欠陥修復方法 |
JP2002196352A (ja) * | 2000-12-07 | 2002-07-12 | Koninkl Philips Electronics Nv | 予備配線を有する液晶表示装置 |
US6627863B2 (en) | 2000-12-15 | 2003-09-30 | Mitutoyo Corporation | System and methods to determine the settings of multiple light sources in a vision system |
JP4622532B2 (ja) * | 2005-01-18 | 2011-02-02 | 三菱電機株式会社 | 表示装置および表示装置の欠陥修復方法 |
JP4405557B2 (ja) | 2005-09-22 | 2010-01-27 | シャープ株式会社 | アクティブマトリクス基板、表示装置、テレビジョン装置、アクティブマトリクス基板の製造方法、及び表示装置の製造方法 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP4138692A patent/JP2962932B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009186844A (ja) * | 2008-02-07 | 2009-08-20 | Sony Corp | 薄膜トランジスタ基板およびその欠陥修復方法、並びに表示装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05333373A (ja) | 1993-12-17 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |