JP2003341477A - エンジン始動システムの操作規制装置 - Google Patents
エンジン始動システムの操作規制装置Info
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Abstract
ン始動システムの操作規制装置を提供する。 【解決手段】 スマートECU66は、スタータノブが
LOCK位置にあるときに、携帯機51側のIDコード
と、スマートECU66側のIDコードとが一致したこ
とを条件としてソレノイド41を駆動する。このとき、
ソレノイド41と係止突起との係合が解除されてスター
タノブによるエンジンの始動が可能になる。また、シフ
トロックコントローラ81は、スタータノブがACC位
置にあるときに、車両の停止状態が検出されたことを条
件として、切替スイッチ45によりソレノイド41を駆
動する。このときソレノイド41は、ロッキングレバー
と係止突起との係合を解除してスタータノブをLOCK
位置に切替操作可能にする。
Description
テムの操作規制装置に関するものである。
に、走行時でのキー抜けを防止することによりステアリ
ングロック装置の作動を制限するインターロック機構が
用いられている。インターロック機構が電気式である場
合、同インターロック機構にはキーの抜き差しを許可・
禁止するためのキーインターロック用ソレノイドが設け
られている。
ってきており、その問題を解決するために様々な機構が
提案されている。例えば、携帯機側のIDコードと車両
側のIDコードとが一致したときに、イグニッションス
イッチに対する操作を有効化してエンジンの始動を許可
するスマートイグニッション装置がある。スマートイグ
ニッション装置には、スタータノブの操作を許可・禁止
するためのノブロック用ソレノイドが設けられている。
このスマートイグニッション装置はメカキーよりも秘匿
性に優れたIDコードを用いるものであるため、スマー
トイグニッション装置が装着されていない場合に比べて
車両の盗難防止性を高めることができる。
置を備えた車両は徐々に増加しつつあるが、現状ではス
マートイグニッション装置を備えていない車両に比べて
圧倒的に少ないため、製造コストの低減は困難である。
その問題を解決する案の1つに、例えばエンジン始動シ
ステム全体を覆うカバー(ロックボディ)を、スマート
イグニッション装置を備える車両とスマートイグニッシ
ョン装置を備えない車両とに共用することが考えられて
いる。
ーインターロック機構にスマートイグニッション装置を
付加すると、キーインターロック用ソレノイドだけでな
くノブロック用ソレノイドも設けられる。この場合、車
両側にキーインターロック用ソレノイドの設置スペース
に加えノブロック用ソレノイドの設置スペースが必要に
なるため、エンジン始動システム全体が大型化してしま
う。
め、エンジン始動システムを収容するロックボディに既
存のものを用いることができない。ゆえに、2種類の専
用ロックボディが必要となるため、エンジン始動システ
ムの製造コストを低減できない。
であり、その目的は、小型化及び製造コストの低減が可
能なエンジン始動システムの操作規制装置を提供するこ
とにある。
に、請求項1に記載の発明は、LOCK位置からそれ以
外への切替操作を制限する第1係止部及びLOCK位置
への切替操作を制限する第2係止部を有し、手動操作に
よりエンジンを始動・停止させる操作手段と、前記第1
係止部に係脱可能なアクチュエータと、前記アクチュエ
ータと前記第2係止部との間に介在され、同アクチュエ
ータに連動することで前記第2係止部に係脱可能な介在
手段と、前記アクチュエータの駆動を制御する制御手段
とを備えるエンジン始動システムの操作規制装置であっ
て、前記操作手段が前記LOCK位置にあるときに、携
帯機から送信された送信信号に含まれるIDコードと、
前記制御手段に予め設定されたIDコードとが一致した
ことを条件として前記制御手段は前記アクチュエータを
駆動することにより、前記第1係止部との係合を解除し
て前記操作手段によるエンジンの始動を可能にするとと
もに、前記操作手段が前記LOCK位置以外にあるとき
に、前記アクチュエータの駆動・非駆動を切り替える切
替手段によって、アクチュエータの通電状態と車両の停
止状態の検出とを条件として、前記制御手段は前記介在
手段と前記第2係止部との係合を解除して前記操作手段
を前記LOCK位置に切替操作可能にしたことを要旨と
する。
の発明において、前記送信信号のIDコードと予め設定
されたIDコードとが一致したか否かを判断するIDコ
ード照合手段及び前記アクチュエータの駆動を制御する
アクチュエータ駆動制御手段は、前記操作手段がLOC
K位置からACC位置に切替操作されたときに非通電状
態になることを要旨とする。
請求項2に記載の発明において、前記操作手段は所定の
軸線回りに回動操作することでACC位置とLOCK位
置とに切り替えられるものであり、前記アクチュエータ
の駆動・非駆動の切り替えは、前記操作手段の回動に連
動して移動する連動部材を前記切替手段に対して接離さ
せることによって行われることを要旨とする。
項3のうちいずれか一項に記載の発明において、前記制
御手段は、車両の自動変速機のシフトレンジが停車レン
ジにあるときに車両の停止状態を検出することを要旨と
する。
項4のうちいずれか一項に記載の発明において、前記ア
クチュエータは、非通電時に前記第1係止部に係合可能
な状態になるとともに、通電時に前記第1係止部に係合
不能な状態を保持するソレノイドであることを要旨とす
る。
る。請求項1に記載の発明によれば、アクチュエータ
は、操作手段がLOCK位置にあるときに操作手段によ
るエンジンの始動を可能にする。さらにアクチュエータ
は、操作手段がLOCK位置以外の位置にあるときに、
切替手段によってアクチュエータが通電状態にあること
と車両の停止状態が検出されたこととを条件として、介
在手段と第2係止部との係合を解除することにより操作
手段をLOCK位置に切替操作可能にする。ゆえに、操
作手段がLOCK位置及びACC位置のどちらにあると
きも、操作手段を操作可能にするために駆動させるアク
チュエータは同じもので済むため、アクチュエータの設
置スペースを小さくすることができる。よって、エンジ
ン始動システムを小型化できるとともに、衝突安全性を
向上させることができる。
しても、エンジン始動システムは1つのアクチュエータ
しか必要としない。そのため、エンジン始動システムを
収容するロックボディに、既存のエンジン始動システム
に用いられているものと同じものを用いることができ
る。ゆえに、エンジン始動システムの製造コストを低減
できる。
ド照合手段及びアクチュエータ駆動制御手段は、操作手
段をLOCK位置からACC位置に切替操作するときに
のみ通電される。そのため、IDコード照合手段からの
作動信号の出力が終了したときに、これらIDコード照
合手段及びアクチュエータ駆動制御手段を非通電状態に
することにより、エンジン始動システムの消費電流を低
減できる。
エータの駆動・非駆動の切り替えは、切替手段に対して
連動部材を接離させることによって機械的に行われる。
ゆえに、切替手段の作動が確実になる。
動変速機が搭載されている場合、シフトレンジが停車レ
ンジにあることを条件として車両の停止状態が検出さ
れ、操作手段がLOCK位置に切替操作可能になる。し
たがって、車両の安全性が向上する。
ドは非通電時に第1係止部に係合可能な状態になる。そ
のため、バッテリーが上がったときにはソレノイドと第
1係止部との係合が解除されないため、操作手段を操作
できなくなる。ゆえに、車両の盗難防止性を向上でき
る。
ン始動システムの操作規制装置の一実施形態を図1〜図
10を参照して説明する。
ン始動システム11は金属製のシリンダ13を有してい
る。シリンダ13の下側面にはイモビアンプ17が取り
付けられている。シリンダ13には、図1(a)におい
て左右方向に延びる貫通孔14が設けられている。ま
た、シリンダ13には収容部16が設けられている。収
容部16は貫通孔14に連通している。
されている。カムシャフト21の一端にはスタータノブ
22が接続されている。スタータノブ22は、所定の軸
線回りに回動操作することでACC位置とLOCK位置
とに切り替えられるものである。スタータノブ22には
つまみ部22aが設けられている。このつまみ部22a
を把持した状態でスタータノブ22を回動させることに
より、カムシャフト21が回動してエンジンが始動・停
止するようになっている。また、つまみ部22aを押圧
することにより、スタータノブ22がその軸線方向に移
動するようになっている。なお、本実施形態では、カム
シャフト21とスタータノブ22とから操作手段が構成
されている。
ャフト21にはカム部31が設けられている。図2に示
すように、カム部31の外周面には、第1係止部として
の第1係止突起32a及び第2係止部としての第2係止
突起32bがそれぞれ設けられている。第1係止突起3
2aは、スタータノブ22がLOCK位置にあるときに
ACC位置への切替操作を制限するようになっている。
第2係止突起32bは、スタータノブ22がLOCK位
置以外の位置(ACC位置、ON位置、START位
置)にあるときに、LOCK位置への切替操作を制限す
るようになっている。
は、アクチュエータとしてのソレノイド41が取り付け
られている。ソレノイド41内にはプランジャ42が収
容されている。プランジャ42には、ストッパピン43
がダンパ42aを介して接続されている。ストッパピン
43は、前記収容部16内において上下方向に沿って延
設されている。ストッパピン43は、収容部16から図
1の上下方向に沿って移動可能になっている。
ストッパピン43は第1係止突起32aに係脱可能にな
っている。具体的にいうと、ソレノイド41は、非通電
時に突出して第1係止突起32aに係合可能な状態にな
り、通電時に没入して第1係止突起32aに係合不能な
状態に保持される。例えば、図1(b)に示すように、
カムシャフト21がLOCK位置にある場合、ストッパ
ピン43は第1係止突起32aに係合されるようになっ
ている。
ロッキングレバー44が取り付けられている。ロッキン
グレバー44は回動軸44aを中心として回動可能にな
っている。ロッキングレバー44の一端は、ダンパ42
aによって第1係止突起32a側に押圧されるようにな
っている。このとき、ロッキングレバー44の他端は、
第2係止突起32bとの係合を解除する方向に移動す
る。また、ロッキングレバー44の他端は、係合バネ4
7によって第2係止突起32b側に常に付勢されてい
る。このとき、ロッキングレバー44の一端は、第1係
止突起32aとの係合を解除する方向に移動する。ロッ
キングレバー44は、カムシャフト21がACC位置に
あるときに第2係止突起32bに係脱可能になってい
る。
は、切替手段としての切替スイッチ45が設けられてい
る。切替スイッチ45は、スタータノブ22によってL
OCK位置とACC位置との間を切り替えるときにオン
・オフするようになっている。その結果、切替スイッチ
45によってソレノイド41の駆動・非駆動が切り替え
られる。ソレノイド41の駆動・非駆動の切り替えは、
切替スイッチ45の接点45aに対して連動部材46を
接離させることによって行われるようになっている。本
実施形態では、接点45aに連動部材46が接触してい
るときに切替スイッチ45がオフ状態となるため、ソレ
ノイド41は非駆動状態(非励磁状態)となる。また、
接点45aから連動部材46が離間したときに切替スイ
ッチ45がオン状態となり、かつ車両の自動変速機のシ
フトレンジが停車レンジ(パーキングポジション)にな
ければ、ソレノイド41は駆動状態(励磁状態)にな
る。連動部材46は、図示しないバネによって切替スイ
ッチ45の接点45a側に付勢されている。また、連動
部材46には、前記カム部31のカム面31aに係止す
るカムフォロア46aが突設されている。このカム面3
1aにおいてカムフォロア46aが当接する部分は、ス
タータノブ22が回動するのに従ってスタータノブ22
の軸線方向に移動するようになっている。すなわち、連
動部材46は、スタータノブ22の回動に連動して軸線
方向に沿って移動するようになっている。
な構成を図3,図4に基づいて説明する。図3に示すよ
うに、携帯機51は、受信回路52、マイクロコンピュ
ータ(マイコン)53、送信回路54及びトランスポン
ダ制御部55を備えている。
1からのリクエスト信号を受信して、その信号をマイク
ロコンピュータ53に入力するための回路である。マイ
コン53は、受信回路52からのリクエスト信号が入力
されたときに、予め設定された所定のIDコードを含む
送信信号としてのIDコード信号を出力するための回路
である。送信回路54は、そのIDコード信号を所定周
波数の電波に変調して外部に送信するための回路であ
る。なお、受信回路52及び送信回路54にはアンテナ
52a,54aがそれぞれ接続されている。
波によって十分なエネルギを受けると、予め設定された
トランスポンダ用のIDコードを含むトランスポンダ信
号を出力するようになっている。詳しくは、このトラン
スポンダ制御部55は、通信制御装置61からのトラン
スポンダ駆動電波を受信すると、所定周波数のトランス
ポンダ信号を自動的に出力するようになっている。
るものである。通信制御装置61は、送信回路62、第
1受信回路63、第2受信回路64、切換回路65及び
制御手段を構成するIDコード照合手段としてのスマー
トECU66を備えている。
3、送信回路62及び第2受信回路64が接続されてい
る。そして、第1受信回路63にはアンテナ63aが接
続されている。また、送信回路62及び第2受信回路6
4には切換回路65が接続され、同切換回路65には前
記イモビアンプ17及びアンテナ17aが接続されてい
る。この切換回路65は、イモビアンプ17及びアンテ
ナ17aを、送信回路62及び第2受信回路64に選択
的に接続するための回路である。イモビアンプ17は、
アンテナ17aによって受信されたトランスポンダ信号
を増幅して第2受信回路64に出力するためのものであ
る。
されたIDコード信号をアンテナ63aを介して受信し
て、そのIDコード信号をパルス信号に復調して第1受
信信号を生成するようになっている。それとともに、第
1受信回路63は、その第1受信信号をスマートECU
66へ出力するようになっている。
れたアンテナ62aが接続されている。送信回路62
は、アンテナ62aを介して車両室内にリクエスト信号
を出力するようになっている。また、送信回路62は、
スマートECU66から出力されるトランスポンダ信号
を所定周波数の電波に変換してトランスポンダ駆動電波
を生成し、アンテナ17aを介して出力するようになっ
ている。
して携帯機51からのトランスポンダ信号を受信するこ
とができるようになっている。この第2受信回路64
は、そのトランスポンダ信号をパルス信号に復調して第
2受信信号を生成するとともに、その第2受信信号をス
マートECU66へ出力するようになっている。
を構成するアクチュエータ駆動制御手段としてのソレノ
イド駆動ECU71が接続されている。ソレノイド駆動
ECU71にはソレノイド41が接続されている。ソレ
ノイド駆動ECU71はソレノイド41の駆動を制御す
るようになっている。ソレノイド駆動ECU71、ソレ
ノイド41及び前記切替スイッチ45は、閉鎖された筐
体としてのロックボディ12内に収容されている。な
お、ロックボディ12によって閉鎖された部分は、外部
からの衝撃に対してソレノイド駆動ECU71、ソレノ
イド41及び切替スイッチ45を保護するハードプロテ
クトエリア82をなしている。
45及び図4に示す電源線76を介して制御手段を構成
するシフトロックコントローラ81に接続されている。
シフトロックコントローラ81は、車両の自動変速機の
シフトレンジが停車レンジにあることと、自動変速機の
操作レバーに設けられたシフトボタンが押圧されていな
いこととを検出するようになっている。それにより、シ
フトロックコントローラ81は、車両の停止状態を検出
することにより、切替スイッチ45がオン状態であって
もソレノイド41の駆動を停止するようになっている。
なお、図4に示すように、ソレノイド41には、バッテ
リーからの駆動電源がスマートECU66またはシフト
ロックコントローラ81を介して供給されるようになっ
ている。
71は、CPU72を備えたCPUユニットである。C
PU72は抵抗R1を介してトランジスタ74のベース
端子に接続されている。トランジスタ74のコレクタ端
子は抵抗R2を介してトランジスタ74aのベース端子
に接続されている。これらトランジスタ74,74a
は、スマートECU66から供給されるソレノイド41
の駆動電源を増幅するためのものである。また、CPU
72とスマートECU66との間は、電源線75及び信
号線73によって接続されている。電源線75はCPU
72に駆動電源を供給するためのものである。信号線7
3は、暗号化された状態のIDコード同士が一致したか
否かの情報をスマートECU66からCPU72にシリ
アル通信するためのものである。
図示しないCPU、ROM、RAMからなるCPUユニ
ットであり、リクエスト信号を間欠的に出力する。ま
た、スマートECU66には予め設定された所定のID
コードが記憶されており、前記第1受信信号または前記
第2受信信号が入力されたときには、自身のIDコード
と第1受信信号または第2受信信号に含まれるIDコー
ドとを比較する。そして、それらIDコード同士が一致
したときに、スマートECU66はCPU72に対して
作動信号を出力し、CPU72はトランジスタ74に作
動信号を出力してソレノイド41を通電状態にする。
置にあるときに、携帯機51からのIDコード信号がア
ンテナ62aから出力されたリクエスト信号に応答した
ものであれば、スマートECU66は携帯機51が車両
室内にあるものと判断してソレノイド41を5秒間駆動
する。また、携帯機51の電源が弱くなったときやスタ
ータノブ22の操作に戸惑った場合、図1に示すように
携帯機51をつまみ部22a内に挿入する。そのとき、
携帯機51からのトランスポンダ信号がトランスポンダ
駆動電波に応答したものであれば、スマートECU66
はソレノイド41を5秒間駆動する。
42が作動してストッパピン43と第1係止突起32a
との係合が解除され、前記スタータノブ22が回動操作
可能となる。そして、この状態でスタータノブ22を軸
線方向に押圧操作した後、スタータノブ22を回動操作
すると、スタータノブ22がLOCK位置からACC位
置に切り替えられる。その後、スマートECU66から
の作動信号の出力が終了すると、スマートECU66及
びソレノイド駆動ECU71が非通電状態となり、両E
CU66,71の機能が停止される。それとともに、図
6に示すように、スタータノブ22の回動操作により、
接点45aから連動部材46が離間することによって切
替スイッチ45がオン状態となる。このとき、シフトレ
ンジは停車レンジにあるため、図7に示すように、ソレ
ノイド41が非通電状態に戻り、ストッパピン43が貫
通孔14内に突出する。なお、スタータノブ22の軸線
方向への押圧操作は、乗車後直ちにエンジンを始動しな
かった場合等、IDコードの照合が終了していない場合
に、再びIDコードの照合を促すことで、スタータノブ
22の回動操作を確実にするために行われている。そし
て、図8に示すように、カムシャフト21をACC位置
からSTART位置に回動させることが可能になるた
め、図示しないスタータリレーを導通させて図示しない
スタータモータを駆動することにより、エンジンを始動
させることができる。つまり、エンジン始動システム1
1はスマートイグニッション装置として機能するように
なっている。
のシフトレンジが停車レンジから他のレンジに切り替え
られると、図9に示すように、ソレノイド41が通電状
態になり、プランジャ42が上方に移動する。それとと
もに、ロッキングレバー44が図1に示す係合バネ47
の付勢力によって回動し、第2係止突起32bに係合す
る。ゆえに、エンジンを停止させてからスタータノブ2
2をLOCK位置に切り替えるためにカムシャフト21
を矢印F1方向に回動しようとしても、スタータノブ2
2の回動操作は、第2係止突起32bとロッキングレバ
ー44との係合によって阻止される。
スタータノブ22がACC位置にあるときに車両の停止
状態を検出する。車両の停止状態が検出されたとき、切
替スイッチ45がオン状態になっていてもシフトロック
コントローラ81からは駆動電源が流れないため、ソレ
ノイド41は非通電状態になる。その結果、図10に示
すように、プランジャ42が下方に移動することにより
ロッキングレバー44と第2係止突起32bとの係合が
解除され、スタータノブ22が回動操作可能となる。そ
して、この状態でスタータノブ22を回動操作すると、
第1係止突起32aがストッパピン43を押し上げなが
ら回動し、スタータノブ22がLOCK位置に切り替え
られる。そして、図2に示すように、接点45aに連動
部材46が接触することによって切替スイッチ45がオ
フ状態になるとともに、ストッパピン43が第1係止突
起32aに係合してスタータノブ22の回動が禁止され
る。つまり、エンジン始動システム11はキーインター
ロック機構として機能するようになっている。
得ることができる。 (1)ソレノイド41は、カムシャフト21がLOCK
位置にあるときにスタータノブ22によるエンジンの始
動を可能にする。さらにソレノイド41は、スタータノ
ブ22がLOCK位置以外の位置にあるときに、切替ス
イッチ45によってソレノイド41が通電状態にあるこ
とと、車両の停止状態が検出されたこととを条件とし
て、ロッキングレバー44と第2係止突起32bとの係
合を解除する。それにより、スタータノブ22をLOC
K位置に切替操作可能にする。ゆえに、スタータノブ2
2がLOCK位置及びACC位置のどちらにあるとき
も、スタータノブ22を操作可能にするために駆動させ
るソレノイド41は同じもので済むため、ソレノイド4
1の設置スペースを小さくすることができる。よって、
エンジン始動システム11を小型化できるとともに、衝
突安全性を向上させることができる。
ン装置を付加しても、エンジン始動システム11は1つ
のソレノイド41しか必要としない。そのため、エンジ
ン始動システム11を収容するロックボディ12に、既
存のエンジン始動システムに用いられているものと同じ
ものを用いることができる。ゆえに、エンジン始動シス
テム11の製造コストを低減できる。
り替えは、切替スイッチ45に対して連動部材46を接
離させることによって機械的に行われる。具体的には、
接点45aに連動部材46が接触しているとき、ソレノ
イド41は非駆動状態に切り替えられる。また、接点4
5aから連動部材46が離間したとき、ソレノイド41
は駆動可能な状態に切り替えられる。ゆえに、切替スイ
ッチ45の作動が確実になる。
場合、シフトレンジが停車レンジにあることを条件とし
て車両の停止状態が検出される。しかも、自動変速機の
操作レバーに設けられたシフトボタンが押圧されていな
いことによっても車両の停止状態が検出される。そし
て、車両の停止状態が検出されたときに、スタータノブ
22がLOCK位置に切替操作可能になる。ゆえに、車
両の走行時にはスタータノブ22をLOCK位置に回動
することができない。したがって、車両の安全性が確実
に向上する。
止突起32aに係合可能な状態になる。そのため、バッ
テリーが上がったときにはソレノイド41と第1係止突
起32aとの係合が解除されないため、スタータノブ2
2を操作できなくなる。ゆえに、車両の盗難防止性を向
上できる。
クボディ12内に設けられている。そのため、例えば盗
難者等に電源線76を介して故意に電流を流されたとし
ても、切替スイッチ45がオフ状態になっていればその
電流が直接ソレノイド41に流れてしまうことはないの
で、ソレノイド41の駆動が防止される。しかも、ソレ
ノイド41及びCPU72を有するソレノイド駆動EC
U71もロックボディ12内に設けられている。そのた
め、例えば盗難者等に電源線75を介して故意に電流を
流されたとしても、その電流がCPU72を備えていな
い場合のようにトランジスタ74に直接流れてしまうこ
とはないので、トランジスタ74の作動が防止される。
したがって、ソレノイド41が駆動してスタータノブ2
2が回動操作可能になってしまうのを防止することがで
きる。ゆえに、他人にエンジンを始動されてしまうのを
防止できる。したがって、車両の盗難防止性をより確実
に向上できる。
駆動ECU71は、スタータノブ22をLOCK位置か
らACC位置に回動させるときにのみ通電される。その
ため、スマートECU66からの作動信号の出力が終了
したときに、これらスマートECU66及びソレノイド
駆動ECU71を非通電状態にすることにより、エンジ
ン始動システム11の消費電流を低減できる。
沿って押圧操作可能になっている。そのため、スタータ
ノブ22を軸線方向に押圧操作する時間内に、ソレノイ
ド41の駆動が開始されてから完了するまでのタイムラ
グが吸収され、ストッパピン43と第1係止突起32a
との係合が確実に解除される。したがって、スタータノ
ブ22を素早く操作した場合に、スタータノブ22がソ
レノイド41に引っ掛かってしまうのを防止できる。
もよい。 ・前記実施形態において、ソレノイド41を、通電時に
おいて第1係止突起32aに係合した状態を保持し、非
通電時において第1係止突起32aとの係合を解除する
ようにしてもよい。この場合、シフトロックコントロー
ラ81は、車両の停止状態を検出したときにソレノイド
41を駆動させるようになる。
ECU71を、スタータノブ22がLOCK位置からA
CC位置に切替操作された後において通電させ続けるよ
うにしてもよい。
レンジにあるとき及びシフトボタンが押圧されていない
ときのうちいずれか一方の条件下において検出するよう
にしてもよいし、他の条件下において検出するようにし
てもよい。例えば、車速センサが時速0kmを示してい
るときに車両の停止状態を検出するようにしてもよい。
される技術的思想を以下に記載する。 (1)請求項4において、前記制御手段は、前記シフト
レンジを変更するための操作レバーに設けられたシフト
ボタンが押圧されていないときに、車両の停止状態を検
出するエンジン始動システムの操作規制装置。よって、
技術的思想(1)によれば、車両の安全性がより確実に
向上する。
いずれか一項において、前記アクチュエータ、同アクチ
ュエータの駆動を制御するアクチュエータ駆動制御手段
及び前記切替手段が、閉鎖された筐体内に設けられてい
るエンジン始動システムの操作規制装置。よって、技術
的思想(2)によれば、車両の盗難防止性をより確実に
向上できる。
操作を制限する第1係止部及びLOCK位置への切替操
作を制限する第2係止部を有し、手動操作によりエンジ
ンを始動・停止させる操作手段と、前記第1係止部に係
脱可能なアクチュエータと、前記アクチュエータと前記
第2係止部との間に介在され、同アクチュエータに連動
することで前記第2係止部に係脱可能な介在手段とを備
えるエンジン始動システムの操作規制装置であって、前
記操作手段が前記LOCK位置にあるときに前記アクチ
ュエータを駆動することにより、前記第1係止部との係
合を解除して前記操作手段によるエンジンの始動を可能
にするとともに、前記操作手段が前記LOCK位置以外
にあるときに、前記介在手段と前記第2係止部との係合
を解除して前記操作手段を前記LOCK位置に切替操作
可能にしたエンジン始動システムの操作規制装置。
発明によれば、エンジン始動システムを小型化できると
ともに、衝突安全性を向上させることができる。また、
エンジン始動システムの製造コストを低減できる。
始動システムの消費電流を低減できる。請求項3に記載
の発明によれば、切替手段の作動が確実になる。
全性が向上する。請求項5に記載の発明によれば、車両
の盗難防止性を向上できる。
システムの断面図、(b)は、図1(a)のA−A線断
面図、(c)は、図1(a)のB−B線断面図。
ロック図。
るカムシャフト、22…操作手段を構成するスタータノ
ブ、32a…第1係止部としての第1係止突起、32b
…第2係止部としての第2係止突起、41…アクチュエ
ータとしてのソレノイド、44…介在手段としてのロッ
キングレバー、45…切替手段としての切替スイッチ、
46…連動部材、51…携帯機、66…IDコード照合
手段としてのスマートECU、81…制御手段を構成す
るシフトロックコントローラ、71…アクチュエータ駆
動制御手段としてのソレノイド駆動ECU。
Claims (5)
- 【請求項1】LOCK位置からそれ以外への切替操作を
制限する第1係止部及びLOCK位置への切替操作を制
限する第2係止部を有し、手動操作によりエンジンを始
動・停止させる操作手段と、前記第1係止部に係脱可能
なアクチュエータと、前記アクチュエータと前記第2係
止部との間に介在され、同アクチュエータに連動するこ
とで前記第2係止部に係脱可能な介在手段と、前記アク
チュエータの駆動を制御する制御手段とを備えるエンジ
ン始動システムの操作規制装置であって、前記操作手段
が前記LOCK位置にあるときに、携帯機から送信され
た送信信号に含まれるIDコードと、前記制御手段に予
め設定されたIDコードとが一致したことを条件として
前記制御手段は前記アクチュエータを駆動することによ
り、前記第1係止部との係合を解除して前記操作手段に
よるエンジンの始動を可能にするとともに、前記操作手
段が前記LOCK位置以外にあるときに、前記アクチュ
エータの駆動・非駆動を切り替える切替手段によって、
アクチュエータの通電状態と車両の停止状態の検出とを
条件として、前記制御手段は前記介在手段と前記第2係
止部との係合を解除して前記操作手段を前記LOCK位
置に切替操作可能にしたエンジン始動システムの操作規
制装置。 - 【請求項2】前記送信信号のIDコードと予め設定され
たIDコードとが一致したか否かを判断するIDコード
照合手段及び前記アクチュエータの駆動を制御するアク
チュエータ駆動制御手段は、前記操作手段がLOCK位
置からACC位置に切替操作されたときに非通電状態に
なる請求項1に記載のエンジン始動システムの操作規制
装置。 - 【請求項3】前記操作手段は所定の軸線回りに回動操作
することでACC位置とLOCK位置とに切り替えられ
るものであり、前記アクチュエータの駆動・非駆動の切
り替えは、前記操作手段の回動に連動して移動する連動
部材を前記切替手段に対して接離させることによって行
われる請求項1または請求項2に記載のエンジン始動シ
ステムの操作規制装置。 - 【請求項4】前記制御手段は、車両の自動変速機のシフ
トレンジが停車レンジにあるときに車両の停止状態を検
出する請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の
エンジン始動システムの操作規制装置。 - 【請求項5】前記アクチュエータは、非通電時に前記第
1係止部に係合可能な状態になるとともに、通電時に前
記第1係止部に係合不能な状態を保持するソレノイドで
ある請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のエ
ンジン始動システムの操作規制装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100658046B1 (ko) | 2005-01-19 | 2006-12-15 | 주식회사 신창전기 | 전자 키를 사용하는 시동 스위치 장치 및 그것의 제어 방법 |
KR100921048B1 (ko) * | 2007-12-15 | 2009-10-08 | 현대자동차주식회사 | 스마트키 시스템을 탑재한 차량의 변속레버 잠금장치 |
US8176760B2 (en) | 2005-12-09 | 2012-05-15 | Hyundai Motor Company | Key interlock device for steering column lock device |
-
2002
- 2002-05-29 JP JP2002156193A patent/JP3908089B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR100921048B1 (ko) * | 2007-12-15 | 2009-10-08 | 현대자동차주식회사 | 스마트키 시스템을 탑재한 차량의 변속레버 잠금장치 |
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