JP2003341416A - 車両の荷室フック取付構造 - Google Patents

車両の荷室フック取付構造

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JP2003341416A
JP2003341416A JP2002157715A JP2002157715A JP2003341416A JP 2003341416 A JP2003341416 A JP 2003341416A JP 2002157715 A JP2002157715 A JP 2002157715A JP 2002157715 A JP2002157715 A JP 2002157715A JP 2003341416 A JP2003341416 A JP 2003341416A
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luggage compartment
hook
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tray
cover
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Masaharu Iwano
正春 岩野
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Subaru Corp
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Fuji Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷室フック取付部分の美観の向上、及びフッ
ク用開口部からの水や塵等の異物の侵入を防止すると共
に、荷室トレーの振動及び破損が防止できる荷室フック
取付構造を提供する。 【解決手段】 車体側壁部4によって形成された荷室3
内に配設された荷室トレー5を有し、荷物固定用のネッ
トやロープ等に設けられた荷縛用係止片31を係止する
荷室フック7を荷室トレー5に形成されたフック用開口
部6から荷室3内に突出させて車体側壁部4に取り付け
る車両の荷室フック取付構造であって、フック用開口部
6を遮蔽する荷室トレー5と車体側壁部4との間に介在
するカバー本体11を有する弾性材料製のカバー10を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の荷室に設け
られるフックの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両タイプとして、例えば車両の
車室の後方に外部に開放して荷室を設け、この荷室内に
保護壁として、例えば樹脂製の荷室トレーを設けたいわ
ゆるピックアップタイプのものが知られている。
【0003】このようなピックアップタイプの車両で
は、例えば図9に示すように、荷室を形成する車体側壁
部50にフックブラケット51を介して略U字状の荷室
フック52を取り付け、この荷室フック52の係止部5
2aを荷室トレー53に形成したフック用開口部54か
ら荷室内側に突出させて荷物固定用のネットやロープ等
に設けられたフック状の荷縛用係止片55を係止するよ
うにしている。
【0004】また、フック用開口部54から車体側壁部
50と荷室トレー53との隙間に水や塵等の異物が侵入
するのを防止すると共に、フック用開口部54からフッ
クブラケット51や車体側壁部50が見えて美観を損な
うのを防止するために、フック用開口部54の周縁に嵌
着して、該フック用開口部54を遮蔽するようにゴム製
の遮蔽部材56を設け、この遮蔽部材56に形成された
スリットから荷室フック52の係止部52aを荷室内側
に突出させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た荷室トレー53を有する車両においては、車両の走行
に伴う車両の振動等により荷室トレー53が振動して騒
音を発生させたり、更に、搭載された荷物による押圧に
より荷室トレー53が撓んで破損や変形する場合があ
る。また、車両の振動等により荷室フック52と荷縛用
係止片55とが相対的に微動して衝打が繰り返されて騒
音が発生することがある。
【0006】従って、かかる点に鑑みてなされた本発明
の第1の目的は、荷室フック取付部分の美観の向上、及
びフック用開口部からの水や塵等の異物の侵入を防止す
ると共に、荷室トレーの振動及び破損が防止できる荷室
フック取付構造を提供することにある。
【0007】本発明の第2の目的は、荷室フック取付部
分の美観の向上、及びフック用開口部からの水や塵等の
異物の侵入を防止する荷室フック取付構造を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
る請求項1に記載の車両の荷室フック取付構造の発明
は、車体側壁部によって形成された荷室内に配設される
荷室トレーを有し、荷縛用係止片を係止する荷室フック
を上記荷室トレーに形成されたフック用開口部から荷室
内に突出させて上記車体側壁部に取り付ける車両の荷室
フック取付構造において、上記フック用開口部を遮蔽す
る上記荷室トレーと上記車体側壁部との間に介在するカ
バー本体を有する弾性材料製のカバーを備えたことを特
徴とする。
【0009】請求項1の発明によると、荷室トレーのフ
ック用開口部がカバー本体によって遮蔽されて、該フッ
ク用開口部から車体側壁部と荷室トレーとの隙間に水や
塵等の異物が侵入するのが防止できると共に、フック用
開口部から車体側壁部等が隠蔽されて荷室フック取付部
分の美観が損なわれることなく、該部の美観が向上す
る。更にカバー本体により荷室トレーの振動が抑制され
て騒音の発生が防止されると共に、荷室トレーの撓みが
抑制されて荷室トレーの破損が回避できる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1の車両
の荷室フック取付構造において、上記カバーは、上記カ
バー本体に一体形成されて上記荷室トレーの上記フック
用開口部の周縁部に当接する突き当てリブを備えたこと
を特徴とする。
【0011】請求項2の発明によると、突き当てリブを
介してカバー本体がフック開口部の周縁部に圧接して確
実に密着するので、水や塵等の異物の侵入がより確実に
防止されると共に、荷室トレーの振動及び破損がより確
実に防止できる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2の車両の荷室フック取付構造において、上記カバー
は、上記カバー本体に一体形成されて上記フック用開口
部の周縁部に嵌着する嵌着部を備えたこと特徴とする。
【0013】請求項3の発明によると、カバー本体に一
体形成した嵌着部をフック用開口部の周縁部に嵌着する
ことによって、荷室トレーと車体側壁部との間に確実か
つ安定してカバー本体を保持することが可能となる。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれかの車両の荷室フック取付構造において、上記カ
バーは、カバー本体に一体形成されて上記荷室フックに
係止される上記荷縛用係止片を上記荷室フックの係止部
に弾性的に押圧する弾性片を備えたことを特徴とする。
【0015】請求項4の発明によると、荷室フックに係
止される荷縛用係止片は、弾性片によって荷室フックの
係止部に弾性的に押圧されるので、荷室フックと荷縛用
係止片との相対的な微動も抑制されて、荷室フックと荷
縛用係止片の繰り返される衝打の発生が抑制されて、騒
音の発生がより確実に防止できる。
【0016】上記第2の目的を達成する請求項5に記載
の車両の荷室フック取付構造の発明は、車体側壁部によ
って形成された荷室内に配設される荷室トレーを有し、
荷縛用係止片を係止する荷室フックを上記荷室トレーに
形成されたフック用開口部から荷室内に突出させて車体
側壁部に取り付ける車両の荷室フック取付構造におい
て、上記フック用開口部を遮蔽するように上記フック用
開口部の周縁部に嵌着するカバー本体と、上記荷室フッ
クの係止部に係止される上記荷縛用係止片を上記荷室フ
ックの係止部に弾性的に押圧する弾性片とが一体形成さ
れた弾性材料製のカバーを備えたことを特徴とする。
【0017】請求項5の発明によると、荷室トレーのフ
ック用開口部が遮蔽されて、該フック用開口部から車体
側壁部と荷室トレーとの隙間に水や塵等の異物が侵入す
るのが防止できると共に、荷室フック取付部分の美観が
損なわれるのが防止できる。更に、荷室フックに係止さ
れる荷縛用係止片は、カバーによって荷室フックの係止
部に弾性的に押圧されるので、荷室フックと荷縛用係止
片との相対的振動が抑制されて、騒音の発生が防止でき
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明による車両の荷室フ
ック取付構造の実施の形態について、図を参照して説明
する。
【0019】(第1実施の形態)図1乃至図4は、第1
実施の形態を示すもので、図1は車両の概略斜視図、図
2は荷室フック取付部分の外観斜視図、図3は荷室フッ
ク取付構造を示す分解斜視図、図4は同じく使用状態を
示す図2のI−I線断面図である。
【0020】この車両1は、車室2の後方に外部に開放
して設けられた荷室3を有するいわゆるピックアップタ
イプであって、荷室3の側壁を形成する車体側壁部4の
内側には保護壁として、例えば樹脂製の荷室トレー5が
設けられている。また、荷室3の車体側壁部4には、略
U字状の荷室フック7がフックブラケット8を介してボ
ルト9により取り付けられ、この荷室フック7の係止部
7aが荷室トレー5に形成されたフック用開口部6から
荷室3側に突出して荷物固定用のネットやロープ等に設
けられた荷縛用係止片31が係止可能になっている。
【0021】本実施の形態では、フック用開口部6を遮
蔽するように、ゴム等の弾性材料製のカバー10が配設
されている。カバー10は、荷室トレー5と車体側壁部
4に取り付けられたフックブラケット8との間に介在さ
れるカバー本体11を有している。カバー本11は、荷
室フック7を挟むようにこの荷室フック7の延在方向、
本実施の形態では前後方向に延在して荷室トレー5とフ
ックブラケット8との間に位置して対向する一対の脚部
12と、これら両脚部12の頂部間を連結してフック用
開口部6を遮蔽する遮蔽部13とを有する断面略U字状
に形成されている。
【0022】また、カバー本体11の両脚部12には、
各々弾性変形が容易となるようにし貫通孔14を形成し
ている。遮蔽部13には、荷室フック7を挿通すため両
端に円形の挿通孔15aを有するスリット15を形成す
ると共に、フック用開口部6の周縁部6aに車体側壁部
4側から荷室トレー5に当接する突き当てリブ16が環
状に突出して一体に形成されている。
【0023】このカバー10は、荷室3内に荷室トレー
5を配設することにより、図4に仮想線で示す状態から
実線10aで示す状態に両脚部12が押圧変形して、フ
ック用開口部6を遮蔽部13で遮蔽するように荷室トレ
ー5と車体側壁部4の間に弾装される。より詳細には荷
室トレー5と車体側部4の取り付けられたフックブラケ
ット8との間に弾装される。
【0024】本実施の形態によれば、カバー10の遮蔽
部13によって荷室トレー5のフック用開口部6が遮蔽
されるので、フック用開口部6からフックブラケット8
や車体側壁部4が遮蔽されて見えなくなり、荷室フック
取付部分の美観が損なうことなく、該部の美観が向上す
る。しかも、遮蔽部13は、突き当てリブ16を介して
フック開口部6の周縁部6aに圧接して確実に密着する
ので、フック用開口部6から荷室トレー5と車体側壁部
4との隙間に水や塵等の異物が侵入するのを確実に防止
することができる。
【0025】また、カバー10のカバー本体11は、荷
室トレー5により押圧が付与された状態で装着されるの
で、荷室トレー5の振動はカバー本体11の弾性変形に
よって吸収されて抑制されると共に、荷室3に搭載され
る荷物による押圧等による荷室トレー5の撓み変形もカ
バー本体11により抑制される。従って、荷室トレー5
の振動による騒音の発生や、撓みによる荷室トレー5の
破損を回避することができる。
【0026】(第2実施の形態)図5は、本発明の第2
実施の形態を示す断面図である。なお、図5において上
記図1乃至図4と対応する部分に同一符号を付すること
で該部の詳細な説明は省略する。
【0027】本実施の形態は、第1実施の形態におい
て、カバー10のカバー本体11と一体にをフック用開
口部6の周縁部6aに嵌着する嵌着溝18aが凹設され
た嵌着部18を形成したことを特徴とし、その他の構成
は第1実施の形態とほぼ同様である。
【0028】この構成によれば、荷室トレー5のフック
開口部6の周縁部6aに嵌着部18を嵌着させることに
よって、カバー10のカバー本体11を荷室トレー5と
フックブラケット8との間に確実かつ安定した状態で保
持することができるので、カバー10の遮蔽部13によ
るフック用開口部6の遮蔽が安定した状態で維持されて
美観が損なわれることがなく、かつフック用開口部6か
ら荷室トレー5と車体側壁部4との隙間に水や塵等の異
物が侵入するのを確実に防止することができる。更に、
荷室トレー5の振動による騒音の発生や、撓みによる破
損が回避できて、第1実施の形態と同様の効果を長期間
に亘って安定して確保することができる。
【0029】なお、図5において、カバー10の嵌着部
18に、フック開口部6の周縁部6aの荷室3側の面ま
たは車体側壁部4側の面、或いはその両面に当接するよ
うに突き当てリブを設けて、カバー10と荷室トレー5
との密着性を高めることもできる。
【0030】(第3実施の形態)図6は、本発明の第3
実施の形態を示す断面図である。なお、図6において上
記図1乃至図4と対応する部分に同一符号を付すること
で該部の詳細な説明は省略する。
【0031】本実施の形態は、第1実施の形態におい
て、カバー10のカバー本体11の遮蔽部13に、フッ
ク用開口部6から突出する荷室フック7の外周を囲む筒
状でかつ蛇腹状に形成されて、その先端21aによって
荷室フック7の係止部7aに係止される荷縛用係止片3
1を荷室フック7の係止部7aに弾性的に押圧する弾性
片21を一体に形成したことを特徴とし、その他の構成
は第1実施の形態とほぼ同様である。
【0032】この構成によれば、荷室フック7の係止部
7aに係止される荷縛用係止片31は、弾性片21によ
り荷室フック7の係止部7aに弾性的に押圧付与される
ので、第1実施の形態における効果に加えて、車両の走
行に伴う荷室フック7と荷縛用係止片31との相対的な
微動も抑制されて、荷室フック7と荷縛用係止片31と
の繰り返される衝打の発生が抑制されて、騒音の発生が
より確実に防止できる。
【0033】なお、図6においては、荷室トレー5に開
口するフック開口部6の周縁部6aの車体側壁部4側の
面に当接する突き当てリブを省略しているが、第1実施
の形態と同様にカバー10の遮蔽部13に突き当てリブ
を一体に形成してカバー10と荷室トレー5との密着性
を高めることもできる。
【0034】(第4実施の形態)図7は、本発明の第4
実施の形態を示す断面図である。なお、図7において上
記図5と対応する部分に同一符号を付することで該部の
詳細な説明は省略する。
【0035】本実施の形態は、第2実施の形態におい
て、カバー本体11の遮蔽部13に、第3実施の形態と
同様に荷縛用係止片31を荷室フック7の係止部7aに
弾性的に押圧する弾性片21を一体に形成したもので、
その他の構成は第2実施の形態とほぼ同様である。
【0036】このように構成すれば、第3実施の形態と
同様に、荷縛用係止片31を弾性片21により荷室フッ
ク7の係止部7aに弾性的に押圧付与することができる
ので、第2実施の形態における効果に加えて、車両の走
行に伴う荷室フック7と荷縛用係止片31との相対的な
微動も抑制されて、荷室フック7と荷縛用係止片31の
繰り返される衝打の発生が抑制されて、騒音の発生がよ
り確実に防止される。
【0037】(第5実施の形態)図8は、本発明の第5
実施の形態を示す断面図である。なお、図8において上
記図1乃至図4と対応する部分に同一符号を付すること
で該部の詳細な説明は省略する。
【0038】本実施の形態は、外周に沿ってフック用開
口部6の周縁部6aに嵌着する嵌合溝27aが形成され
た嵌合部27が設けられてフック用開口部6を遮蔽する
カバー本体26と、カバー本体26に延設されてフック
用開口部6から突出する荷室フック7の外周を囲む筒状
でかつ蛇腹状に形成されて、その先端28aによって荷
室フック7に係止される荷縛用係止片31を荷室フック
7の係止部7aに弾性的に押圧する弾性片28とを一体
に形成した弾性材料製のカバー25を設けたものであ
る。
【0039】本実施の形態によれば、上述した実施の形
態と同様に、カバー25のカバー本体26によって荷室
トレー5のフック用開口部6が遮蔽されるので、フック
用開口部6からフックブラケット8や車体側壁部4が隠
蔽されて、荷室フック取付部分の美観が損なうことな
く、該部の美観が向上する。更に、フック用開口部6か
ら荷室トレー5と車体側壁部4との隙間に水や塵等の異
物が侵入するのを確実に防止することができる。
【0040】また、荷室フック7に係止される荷縛用係
止片31は、カバー25の弾性片28により荷室フック
7の係止部7aに弾性的に押圧されるので、第3及び第
4実施の形態と同様に、荷室フック7と荷縛用係止片3
1との相対的振動を抑制して騒音の発生を防止すること
ができる。
【0041】なお、図8において、カバー25の荷室ト
レー5への嵌着部27に、フック開口部6の周縁部6a
の荷室3側の面または車体本体4側の面、或いはそれら
の両面に当接するように突き当てリブを設けて、カバー
25と荷室トレー5との密着性を高めることもできる。
【0042】なお、本発明は上記各実施の形態に限定さ
れることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
更可能である。例えば上記各実施の形態では車室2の後
方に外部に開放して設けられた荷室3を有するピックア
ップタイプの車両を例に説明したが、車室内の後部に荷
室が配置されたワゴンタイプの車両に適用することもで
きる。
【0043】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜4の各発明に
よれば、荷室トレーのフック用開口部がカバーによって
遮蔽されて、フック用開口部から車体側壁部と荷室トレ
ーとの隙間に水や塵等の異物侵入が防止できると共に、
フック用開口部から車体側壁部等が隠蔽されて荷室フッ
ク取付部分の美観が向上する。更にカバー本体により荷
室トレーの振動が抑制されて騒音の発生が防止されると
共に、荷室トレーの撓みが抑制されて荷室トレーの破損
が回避できる。
【0044】また、請求項3及び4の各発明によれば荷
室フックとこれに係止される荷縛用係止片との相対的振
動を抑制して騒音の発生を防止することができる。
【0045】また、請求項5の発明によれば、荷室トレ
ーのフック用開口部における美観が向上すると共に、フ
ック用開口部から車体側壁部側への水や塵等の異物侵入
が防止できると共に、荷室フックとこれに係止される荷
縛用係止片との相対的振動を抑制して騒音の発生を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による荷室フック取付構造の第1実施の
形態における車両の概略斜視図である。
【図2】同じく、第1実施の形態における荷室フック取
付部分の外観斜視図である。
【図3】同じく、第1実施の形態における荷室フック取
付構造を示す分解斜視図である。
【図4】同じく、使用状態を示す図2のI−I線断面図
である。
【図5】本発明の第2実施の形態における荷室フック取
付構造を示す断面図である。
【図6】同じく、第3実施の形態における荷室フック取
付構造を示す断面図である。
【図7】同じく、第4実施の形態における荷室フック取
付構造を示す断面図である。
【図8】同じく、第5実施の形態における荷室フック取
付構造を示す断面図である。
【図9】従来の荷室フック取付構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 車両 3 荷室 4 車体側壁部 5 荷室トレー 6 フック用開口部 6a 周縁部 7 荷室フック 7a 係止部 10 カバー 11 カバー本体 12 脚部 13 遮蔽部 16 突き当てリブ 18 嵌着部 21 弾性片 25 カバー 26 カバー本体 27 嵌合部 28 弾性片 31 荷縛用係止片

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側壁部によって形成される荷室内に
    配設された荷室トレーを有し、荷縛用係止片を係止する
    荷室フックを上記荷室トレーに形成されたフック用開口
    部から荷室内に突出させて上記車体側壁部に取り付ける
    車両の荷室フック取付構造において、 上記フック用開口部を遮蔽する上記荷室トレーと上記車
    体側壁部との間に介在するカバー本体を有する弾性材料
    製のカバーを備えたことを特徴とする車両の荷室フック
    取付構造。
  2. 【請求項2】 上記カバーは、 上記カバー本体に一体形成されて上記荷室トレーの上記
    フック用開口部の周縁部に当接する突き当てリブを備え
    たことを特徴とする請求項1に記載の車両の荷室フック
    取付構造。
  3. 【請求項3】 上記カバーは、 上記カバー本体に一体形成されて上記フック用開口部の
    周縁部に嵌着する嵌着部を備えたこと特徴とする請求項
    1または2に記載の車両の荷室フック取付構造。
  4. 【請求項4】 上記カバーは、 カバー本体に一体形成されて上記荷室フックに係止され
    る上記荷縛用係止片を上記荷室フックの係止部に弾性的
    に押圧する弾性片を備えたことを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載の車両の荷室フック取付構造。
  5. 【請求項5】 車体側壁部によって形成される荷室内に
    配設された荷室トレーを有し、荷縛用係止片を係止する
    荷室フックを上記荷室トレーに形成されたフック用開口
    部から荷室内に突出させて車体側壁部に取り付ける車両
    の荷室フック取付構造において、 上記フック用開口部を遮蔽するように上記フック用開口
    部の周縁部に嵌着するカバー本体と、上記荷室フックの
    係止部に係止される上記荷縛用係止片を上記荷室フック
    の係止部に弾性的に押圧する弾性片とが一体形成された
    弾性材料製のカバーを備えたことを特徴とする車両の荷
    室フック取付構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100439153C (zh) * 2004-06-17 2008-12-03 三菱自动车工业株式会社 货厢外钩装配结构及其装配方法和采用该装配结构的车辆

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100439153C (zh) * 2004-06-17 2008-12-03 三菱自动车工业株式会社 货厢外钩装配结构及其装配方法和采用该装配结构的车辆

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