JP2003339848A - 撥水処理マイナスイオン発生物質の製造方法 - Google Patents

撥水処理マイナスイオン発生物質の製造方法

Info

Publication number
JP2003339848A
JP2003339848A JP2002188753A JP2002188753A JP2003339848A JP 2003339848 A JP2003339848 A JP 2003339848A JP 2002188753 A JP2002188753 A JP 2002188753A JP 2002188753 A JP2002188753 A JP 2002188753A JP 2003339848 A JP2003339848 A JP 2003339848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
repellent
treated
silicone oil
artificial zeolite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002188753A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Toushin
一三 東新
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2002188753A priority Critical patent/JP2003339848A/ja
Publication of JP2003339848A publication Critical patent/JP2003339848A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】微粉体ゼオライトの消臭、抗菌効果の持続を阻
止する要因として水分による効果の低下が挙げられる。
微粉体にシリコーン処理することで、撥水性を有する多
気孔質人工ゼオライトを形成することの出来る製造方法
を提供する。 【解決手段】微粉体及び土砂にシリコーン処理後、硝酸
銀処理することで撥水性を有する多気孔質人工ゼオライ
トを形成しマイナスイオンを発生させる。この結果、撥
水性により消臭、抗菌効果の向上と持続が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の詳細な技術分野】本発明は、シリコーンオイル
を利用することで撥水処理された多気孔質人工ゼオライ
トを形成しマイナスイオンを発生させ、硝酸銀溶液を吸
着加熱乾燥することで消臭、抗菌効果を向上させる撥水
処理マイナスイオン発生物質の製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】現在利用されているマイナスイオンを発
生する微粉体の利用法の１つとして例えば、繊維製品
（靴下・ハンカチなど）等の製造過程で付着させ消臭、
抗菌効果のある商品として製品化している。しかし、洗
濯などで微粉体が水に溶解するので消臭、抗菌の効力が
持続しにくい状態である。また、抗菌塗料といわれるも
ので船舶を塗装しても航海中に、塗料中の抗菌剤が溶解
してしまい、抗菌効果による藻の繁殖の低下もほとんど
期待できないのが現状である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、微粉体にシリコーンオイル処理を施すこと
により、撥水性を有するところにある。
【０００４】そして、シリコーン処理された微粉体が多
気孔質人工ゼオライトとなりマイナスイオンを発生さ
せ、撥水性により金属イオンの溶解を防止し消臭、抗菌
効果を持続させるところにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来利用して
いる微粉体のゼオライトによる消臭、抗菌効果が液体に
より失われてしまうことから、シリコーン処理された微
粉体が多気孔質人口ゼオライトとなりマイナスイオンを
発生し、撥水性を有する事で液体による金属イオンの溶
解を防止するところに特徴がある。
【０００６】そのため、シリコーン処理された多気孔質
人工ゼオライトにより消臭、抗菌効果の向上と持続が可
能になるところも特徴である。
【０００７】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て実験を例にあげて説明する。 〔１〕片栗粉をマイナスイオン発生物質に変化させる実
験 〔実施例１〕片栗粉にシリコーンオイルを噴霧し飽和状
態まで吸着させる。シリコーンオイルを吸着した片栗粉
を加熱乾燥後、硝酸銀溶液を飽和状態まで吸着させ、再
度加熱乾燥させる。出来上がったシリコーン処理された
片栗粉を靴の中に入れてみる。使用前は悪臭のしていた
靴の中が一瞬にして消臭された。この靴を１ヶ月間通常
通り利用してみた。通常であれば悪臭が発生するはずで
あるが、抗菌効果があるため消臭効果が持続していた。 〔実施例２〕シリコーン処理した多気孔質人工ゼオライ
トをシート上にふりかけ、レジン等で固定する。消臭、
抗菌効果を有するシートが出来上がり、生ごみのゴミ箱
に蓋をするよう、シートで覆ってみた。生ごみ特有の悪
臭が一瞬にして消臭された。生ごみには水分が付着して
おり、当然、シートにも水分が付着しているが効果は変
わらなかった。
【０００８】
【発明の効果】以上の結果より、微粉体をシリコーン処
理することにより多気孔質人工ゼオライトを形成する。
そして、水分による消臭、抗菌効果の低下を撥水処理す
ることで向上と持続が可能であり、マイナスイオンを発
生しているためあらゆる分野での利用に有用である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】微粉体および土砂にシリコーンオイルを飽
    和状態になるまで吸着させ、加熱乾燥処理により、シリ
    コーンオイルによる撥水処理された多気孔質人工ゼオラ
    イトを形成させることを特徴とする撥水処理マイナスイ
    オン発生物質の製造方法。
  2. 【請求項２】シリコーンオイルによる撥水処理された多
    気孔質人工ゼオライトに硝酸銀溶液を飽和状態になるま
    で吸着させ加熱乾燥することにより、消臭および抗菌効
    果を発揮することを特徴とする請求項１記載の撥水処理
    マイナスイオン発生物質の製造方法。
  3. 【請求項３】シリコーンオイルによる撥水処理された多
    気孔質人工ゼオライトはシリコーンオイルの撥水性によ
    り金属イオンが不溶解状態となることを特徴とする請求
    項１，２記載の撥水処理マイナスイオン発生物質の製造
    方法。
  4. 【請求項４】シリコーンオイルによる撥水処理された多
    気孔質人工ゼオライトをレジン等で混合後、固体化して
    もマイナスイオンを発生させることを特徴とする請求項
    １又は２，３記載の撥水処理マイナスイオン発生物質の
    製造方法。
JP2002188753A 2002-05-24 2002-05-24 撥水処理マイナスイオン発生物質の製造方法 Pending JP2003339848A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002188753A JP2003339848A (ja) 2002-05-24 2002-05-24 撥水処理マイナスイオン発生物質の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002188753A JP2003339848A (ja) 2002-05-24 2002-05-24 撥水処理マイナスイオン発生物質の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003339848A true JP2003339848A (ja) 2003-12-02

Family

ID=29774273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002188753A Pending JP2003339848A (ja) 2002-05-24 2002-05-24 撥水処理マイナスイオン発生物質の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003339848A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006129377A1 (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Kazumi Toushin 船底塗料及び塗料用無毒性汚染、抗菌撥水性添加剤
CN111001027A (zh) * 2019-12-12 2020-04-14 汉信(广东)通信设备股份有限公司 一种释放负离子的生态发生液及制备方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006129377A1 (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Kazumi Toushin 船底塗料及び塗料用無毒性汚染、抗菌撥水性添加剤
CN111001027A (zh) * 2019-12-12 2020-04-14 汉信(广东)通信设备股份有限公司 一种释放负离子的生态发生液及制备方法
CN111001027B (zh) * 2019-12-12 2021-07-23 汉信(广东)通信设备股份有限公司 一种释放负离子的生态发生液及制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007236851A (ja) 還元焼成水素化金属類からなる消臭剤、その製造方法、脱臭・消臭作用を有する装身具類、及びアルカリイオン水の簡易製造方法
JPS6143091B2 (ja)
US4902434A (en) Fabric treatment
JP4558321B2 (ja) 消臭成分を含有する洗髪用化粧料及びこれを用いた頭髪処理法
JP2003339848A (ja) 撥水処理マイナスイオン発生物質の製造方法
JP2001129597A (ja) 汚泥の無臭化処理法と汚泥堆肥化粒土
JP2001224672A (ja) 産業廃棄物を利用した抗菌・脱臭加工材とその製造方法。抗菌・脱臭加工材を用いた舗装方法。
JP2000107274A (ja) 脱臭材及びその製造方法
JP5341409B2 (ja) 消臭剤
JPS6050460B2 (ja) 脱臭剤
JP2009297202A (ja) 消臭剤、消臭スプレー剤、消臭性物品、消臭キットおよび消臭剤の製造方法
KR200172756Y1 (ko) 맥반석을 함유한 재료로 속이 빈 공간에서 보관 분해토록 한 냉장고 및 가정용 탈취제
KR20020023865A (ko) 황토 활성생체수를 이용한 고등어.오징어.갈치등 생선염장 가공에 관한 조성물
JPS6331226B2 (ja)
JP2005314849A (ja) 羽毛及び当該羽毛を詰めた寝具類並びに同羽毛を詰めた衣類
JPH0357455A (ja) 靴用脱臭除湿剤
JPS6331227B2 (ja)
JP2000325451A (ja) 消臭材およびその製造方法
JPS61118305A (ja) 飲料水等の防腐剤
TWI537221B (zh) 污泥與有機廢棄物除臭及分解之處理劑及處理方法
JPH05146492A (ja) 消臭剤
KR20230163130A (ko) 수산화인회석의 친환경적 표면 형상 제어 방법
JPH03262529A (ja) 脱臭材
JP2001025790A (ja) 汚水処理装置、汚泥脱水処理方法、汚泥脱水ケーキ及び肥料
JP2003180298A (ja) 魚臭除去方法