JP2003339665A - 核磁気共鳴映像装置に用いる受信コイル及び製造方法 - Google Patents

核磁気共鳴映像装置に用いる受信コイル及び製造方法

Info

Publication number
JP2003339665A
JP2003339665A JP2002151472A JP2002151472A JP2003339665A JP 2003339665 A JP2003339665 A JP 2003339665A JP 2002151472 A JP2002151472 A JP 2002151472A JP 2002151472 A JP2002151472 A JP 2002151472A JP 2003339665 A JP2003339665 A JP 2003339665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
coil member
receiving
nuclear magnetic
resonance imaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002151472A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromasa Futamata
宏将 二又
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP2002151472A priority Critical patent/JP2003339665A/ja
Publication of JP2003339665A publication Critical patent/JP2003339665A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 核磁気共鳴映像装置に用いる受信コイルであ
って、耐電圧特性の劣化を防止する受信コイル及び受信
コイルの製造方法を提供する。 【解決手段】 本発明の受信コイル1は、厚みを持った
銅板を曲げてなるコイル部材13の表面(図1(a))
に、絶縁性を有する絶縁テープ3を巻きつけて(図1
(b))、更にその表面に熱可塑性樹脂15を成形する
(図1(d))ことで、例えば熱可塑性樹脂15に亀裂
が生じても、絶縁テープを障壁として亀裂がコイル部材
に直接到達することを防止するので、コイル部材13の
耐電圧特性の劣化を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、核磁気共鳴映像装
置に用いる受信コイル及び受信コイルの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】エックス線や造影剤を用いずに、水素原
子核(プロトン)の磁気から被検体の断面映像を得る装
置として核磁気共鳴映像装置(以下、MRI装置と言
う。)がある。
【0003】MRI装置は、被検体の断面映像を得るた
めに、検体内のプロトン運動を観察し、得られたプロト
ン運動情報から血液及びリンパ液の流れを映像処理し
て、体内の代謝物質の濃度分布や分子運動状態から病気
の早期発見を行うものである。
【0004】MRI装置の構造は、一般に、被検体を載
せる寝台と、均一且つ安定した静磁場を被検体に照射す
る磁石部と、静磁場に直交するように被検体に高周波磁
場を照射する高周波磁場部と、被検体から放出されるプ
ロトンの共鳴信号を受信する受信コイル部と、受信した
共鳴信号を処理して映像化する制御・映像処理部と、処
理された映像を表示する表示装置から少なくとも構成さ
れる。
【0005】MRI装置を利用して人体断面映像を取得
するときは、被検体を載せた寝台を磁石部に搬入し、被
検体に均一且つ安定した静磁場を照射する。被検体内の
プロトンは、静磁場の働きにより一定方向を向くので、
この状態で静磁場に直交するように高周波磁場部から約
64MHzの高周波磁場を出力する。これにより一定方
向を向いたプロトンが首振り運動を開始してエネルギー
を吸収する。ここで照射していた高周波磁場を停止する
と、プロトンに吸収されたエネルギー(共鳴信号)が放
出されるので、受信コイル部はこの微弱な共鳴信号を受
信し、制御・映像処理部でこの共鳴信号を画像処理する
ことで、表示装置に人体断面映像が表示される。
【0006】ここで図2を参照して、MRI装置に備え
られる従来の受信コイル11の構造を説明する。
【0007】図2(a)は受信コイル11の全体図であ
り、(b)は受信コイル11を構成するコイル部材1片
の拡大図である。また(c)は射出成形用金型17の断
面図を示し、(d)は完成した受信コイル11の断面図
を示している。
【0008】図2(a)に示すように、コイル部材13
は、厚みを持った銅板を曲げてなるコイル部材を複数個
連続接続してU字型のコイルを形成するものであり、図
2(b)に示すように、1個のコイル部材13を拡大し
て見ると、厚さ5mm、幅10mmの銅板をU字型に曲
げてなるものであり、図2(c)に示すように、コイル
部材13を射出成形用の金型17に挿入して、この金型
17に加熱溶融した樹脂を隅々まで注入し、その後樹脂
の冷却・固化を行うことで、図2(d)に示すコイル部
材13表面に樹脂が成形されて受信コイル11が製造さ
れる。
【0009】図2(d)に示すようにコイル部材13の
表面には、樹脂が成形されており、外部の衝撃からコイ
ル部材13を保護したり、コイル部材13自体を固化す
ることでコイル部材13の変形を防いでいる。なお、受
信コイル11は、被検体から放出される微弱な共鳴信号
を受信するために、常に受信コイル11全体に高電圧が
かけられており、高耐電圧特性を有しているものであ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、受信コイ
ル11は、被検体から放出される微弱な共鳴信号を受信
するために常に高い耐電圧特性が求められているが、こ
れまでコイル部材13の表面には、特別な前処理を行わ
ず、樹脂のみが成形されている。
【0011】ここで、図3を参照して、受信コイル11
の表面に成形された樹脂にひびが入った場合に生じる問
題について説明する。同図に示す様に、例えば外部から
衝撃を受けたり、コイル部材13自身が経年変化により
変形すると、コイル部材13の表面は樹脂しか成形され
ていないので亀裂が生じることが考えられる。
【0012】亀裂がコイル部材13にまで到達した場
合、この亀裂部分を介して、コイル部材13にかかる電
気又は磁気が誘導したり、MRI装置の周囲に存在する
電気ノイズ又は磁気ノイズを拾うことで、被検体から取
得した微弱な共鳴信号に影響を与えるという問題があ
る。
【0013】また、この亀裂がコイル部材13に到達し
た場合、コイル部材13にかかる電圧が著しく低下し、
コイル部材13に対する耐電圧特性規格を満たさない場
合があるという問題がある。
【0014】本発明は、上記問題を鑑みてなされたもの
で、その目的としては、耐電圧特性の劣化防止に寄与す
る受信コイル及び受信コイルの製造方法を提供すること
にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、被検体に静磁場と高周波磁場を照射し、
この被検体から放出される共鳴信号を受信する核磁気共
鳴映像装置に用いる受信コイルであって、この受信コイ
ルは、共鳴信号を受信するためのコイル部材の表面が絶
縁物で覆われ、更に絶縁物を樹脂で被覆されるようにし
てなることを要旨とする。また、上記目的を達成するた
めに、本発明は、被検体に高周波磁場を照射し、この被
検体から放出される共鳴信号を受信する核磁気共鳴映像
装置に用いる受信コイルの製造方法であって、共鳴信号
を受信するためのコイル部材の表面に絶縁テープを巻き
つけて接着する接着工程と、絶縁テープを巻きつけたコ
イル部材を金型に収め、樹脂を射出成形する射出成形工
程とを有することを要旨とする。
【0016】更に、本発明は、被検体に高周波磁場を照
射し、この被検体から放出される共鳴信号を受信する核
磁気共鳴映像装置に用いる受信コイルの製造方法であっ
て、共鳴信号を受信するためのコイル部材の表面に絶縁
特性を有する塗料を塗布する塗布工程と、塗料が塗布さ
れたコイル部材を金型に収め、樹脂を射出成形する射出
成形工程とを有することを要旨とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
【0018】(第1の実施の形態)図1は、本発明の受
信コイル1の構造を説明する図である。具体的に図1
(a)はコイル部材13の断面を示す断面図であり、図
1(b)はコイル部材13に絶縁テープ3を巻いたとき
の断面図である。また、図1(c)は射出成形用金型1
7の断面図を示し、図1(d)は完成した受信コイル1
の断面図を示している。
【0019】本発明の実施の形態に係る受信コイル1の
構成は、微弱な共鳴信号を受信するためのアンテナ機能
を有するコイル部材13と、外部からの電気誘導を遮断
する絶縁テープ3と、更に絶縁テープ3を被覆する樹脂
15とからなる。
【0020】コイル部材13は、図2(b)に示すよう
に、厚みを持った銅板を曲げたものであり、ここでは被
検体から放出される共鳴信号を受信すると、コイル部材
13内に所定電流が流れるように設計されている。コイ
ル部材13に使用する線材は、銅線に限らず、銀、アル
ミニウム等の導電性を有するものでもよく、これら線材
の選択は、使用環境に応じて適宜選択するものとする。
【0021】絶縁テープ13は、電気絶縁性が高く、例
えば繊維質材料からなるイミド系のテープである。この
ような絶縁テープ13は、外部からの電気伝導を遮断す
る他、複数回巻かれた銅線を束ねる機能を含んでいる。
【0022】樹脂15は、絶縁テープ3と同様に絶縁特
性を有しており、本実施の形態ではコイル部材13を絶
縁する目的と、コイル部材13を固化する目的とを兼ね
備えている。具体的に使用する樹脂15は、加熱すると
軟化し自由に型を変えることができる熱可塑性樹脂や、
加熱すると始めは塑性があるが一度硬化したものは再度
軟化させることができない熱硬化性樹脂等である。
【0023】上記性質を有する本発明の受信コイル1
は、厚みを持った銅板を曲げてなるコイル部材13の表
面(図1(a))に、絶縁性を有するイミド系テープを
巻きつけて(図1(b))、更にその表面に熱可塑性樹
脂15を成形する(図1(d))ことで製造される。
【0024】MRI装置に本発明の受信コイル1を備え
た場合、被検体から放出される微弱な共鳴信号は、電気
伝導性を有しない熱可塑性樹脂15及び絶縁テープ3を
透過し、損失を受けることなくコイル部材13で受信さ
れる。
【0025】従って、上記構成を有する受信コイル1
は、コイル部材13に絶縁テープ3を巻き付けて、更に
その表面を樹脂15で成形することで、例えば樹脂15
に亀裂が生じても、この亀裂がコイル部材に直接到達す
ることを防止するので、MRI装置の周囲に存在する電
気又は磁気ノイズを拾うことなく、微弱な共鳴信号を的
確に受信することができる。
【0026】また、コイル部材13に絶縁テープ3を巻
きつけることで、樹脂15に亀裂が生じても、絶縁テー
プを障壁として亀裂がコイル部材に直接到達することを
防止するので、コイル部材13の耐電圧特性の劣化を防
止することができる。
【0027】更に、コイル部材13に絶縁テープ3を巻
きつけることで、コイル部材13自身が経年変化により
変形しても、絶縁テープ3の伸縮性により受信コイル1
に抗張力が増加するので、コイル部材13の経年変化に
よる変形進行を抑制することができる。
【0028】尚、本実施の形態では、コイル部材13の
みを絶縁テープ3及び樹脂15で被覆しているが、共鳴
信号を受信するために備えられる受信回路やその他受動
部品も含めて絶縁テープ3で一括被覆することでも、本
発明の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0029】次に、本発明の受信コイル1の製造方法を
説明する。
【0030】ここで、図1(c)に示す射出成形機の金
型17は、予めコイル部材13の形状に合わせた型を有
するものであり、コイル部材13の表面に所定厚の樹脂
を成形するために、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂を加熱
溶融させて金型17内に射出する射出ユニット(図示せ
ず)を備えている。
【0031】射出成形条件として、射出成形時の金型温
度、樹脂の溶融温度、射出速度等の設定が必要である
が、これら条件は予め設定されているものとする。
【0032】そこでまず、受信コイル1の第1の製造工
程として、厚さ5mm、幅10mmの銅板をU字型に曲
げてコイル部材13を製作する。
【0033】次に、第2の製造工程として、第1の製造
工程で製作されたコイル部材13にイミド系テープ3を
巻き付ける。このとき、イミド系テープ3はコイル部材
13に対して螺旋状に2重巻き付けする。また、巻き付
け毎にイミド系テープ3の短手方向の両端が重なり合う
ように接着することで、イミド系テープ3同士の間に隙
間が生じないようにする。
【0034】続いて、第3の製造工程として、イミド系
テープ3が巻き付けられたコイル部材13を射出成形機
の金型17に挿入する。挿入が完了すると射出ユニット
から溶融された熱可塑性樹脂が金型17の隅々まで注入
される。注入が終了すると、コイル部材13は冷却工程
で冷却・硬化される。これによりコイル部材13の表面
に所定厚の樹脂が成形される。
【0035】従って、本実施の形態の受信コイル1の製
造方法によれば、厚みを持った銅板をU字型に曲げてコ
イル部材13を製作し、このコイル部材13に絶縁特性
を有するイミド系テープ3を巻き付け、更に射出成形機
においてコイル部材13の表面に熱可塑性樹脂15を成
形させることで、受信コイル1を容易に生産することが
できる。
【0036】また、生産された受信コイル1は、イミド
系テープ3を巻いたことで外部からの電気誘導を遮断す
ることができるので、耐電圧特性が従来の受信コイル1
1と比較して向上し、更にイミド系テープ3を巻き付け
たことでコイル部材13の抗張力が増加するので耐用年
数を長くすることができる。
【0037】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態にかかる受信コイル1の製造方法を説明す
る。
【0038】本実施の形態における特徴は、コイル部材
13の表面に絶縁物として液体絶縁材料を塗布すること
にある。このため、コイル部材13に液体絶縁材料を噴
出する噴出器と、コイル部材13を固定する固定金具を
備えた絶縁塗布機を用いる。
【0039】まず、第1の実施の形態と同様に、第1の
製造工程として、厚さ5mm、幅10mmの銅板をU字
型に曲げてコイル部材13を製作する。
【0040】次に、第2の製造工程として、第1の製造
工程で製作されたコイル部材13を絶縁塗布機の固定金
具に固定し、噴射器から噴出される液体絶縁材料をコイ
ル部材13の表面全体に均一に塗布する。これを乾燥さ
せてコイル部材13に塗布した液体絶縁材料を密着させ
る。この塗布工程は一回に限らず、複数回繰り返し行う
ことで絶縁性を向上させるようにしもよい。
【0041】続いて、第3の製造工程として、液体絶縁
材料が塗布されたコイル部材13を射出成形機の金型1
7に挿入する。挿入が完了すると射出ユニットから溶融
された熱可塑性樹脂が金型17の隅々まで注入される。
注入が終了すると、コイル部材13は冷却工程で冷却・
硬化される。これによりコイル部材13の表面に所定厚
の樹脂が成形される。
【0042】従って、本実施の形態の受信コイル1の製
造方法によれば、厚みを持った銅板を曲げてコイル部材
13を製作し、このコイル部材13に絶縁特性を有する
液体絶縁材料を塗布し、更に射出成形機においてコイル
部材13の表面に熱可塑性樹脂15を成形させること
で、樹脂に亀裂が生じても絶縁材料が塗布されているこ
とで亀裂がコイル部材13に到達することを低減するこ
とができるので、耐電圧劣化を防止する受信コイル1を
容易に生産することができる。
【0043】また、生産された受信コイル1は、液体絶
縁材料を塗布したことで外部からの電気伝導を遮断する
ことができるので耐電圧特性が従来の受信コイル11と
比較して向上され、更に液体絶縁材料が塗布されたこと
で抗張力が増加するので耐用年数を長くすることができ
る。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
耐電圧特性の劣化防止に寄与し、耐電圧特性規格を満た
す受信コイル及び受信コイルの製造方法を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の受信コイルの構造を説明する図であ
り、(a)はコイル部材の断面図、(b)はコイル部材
に絶縁テープを巻いたときの断面図、(c)は射出成形
用金型の断面図、(d)は完成した受信コイルの断面図
である。
【図2】 従来の受信コイルの構造を説明する図であ
り、(a)は受信コイルの全体図であり、(b)は受信
コイルを構成するコイル部材1片の拡大図、(c)は射
出成形用金型の断面図、(d)は受信コイルの断面図で
ある。
【図3】 受信コイル表面に形成された樹脂に亀裂が生
じた場合の断面を示す図である。
【符号の説明】
1 受信コイル 3 絶縁テープ 11 従来の受信コイル 13 コイル部材 15 樹脂 17 金型(射出成形用)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に静磁場と高周波磁場を照射し、
    該被検体から放出される共鳴信号を受信する核磁気共鳴
    映像装置に用いる受信コイルであって、 前記受信コイルは、 前記共鳴信号を受信するためのコイル部材の表面が絶縁
    物で覆われ、更に絶縁物を樹脂で被覆されるようにして
    なることを特徴とする核磁気共鳴映像装置に用いる受信
    コイル。
  2. 【請求項2】 前記絶縁物は、 絶縁テープからなることを特徴とする請求項1記載の核
    磁気共鳴映像装置に用いる受信コイル。
  3. 【請求項3】 前記絶縁テープは、 イミド系の絶縁テープからなることを特徴とする請求項
    2記載の核磁気共鳴映像装置に用いる受信コイル。
  4. 【請求項4】 前記絶縁物は、 絶縁特性を有する塗料からなることを特徴とする請求項
    1記載の核磁気共鳴映像装置に用いる受信コイル。
  5. 【請求項5】 被検体に静磁場と高周波磁場を照射し、
    該被検体から放出される共鳴信号を受信する核磁気共鳴
    映像装置に用いる受信コイルの製造方法であって、 前記共鳴信号を受信するためのコイル部材の表面に絶縁
    テープを巻きつけて接着する接着工程と、 前記絶縁テープを巻きつけたコイル部材を金型に収め、
    樹脂を射出成形する射出成形工程とを有することを特徴
    とする核磁気共鳴映像装置に用いる受信コイルの製造方
    法。
  6. 【請求項6】 被検体に静磁場と高周波磁場を照射し、
    該被検体から放出される共鳴信号を受信する核磁気共鳴
    映像装置に用いる受信コイルの製造方法であって、 前記共鳴信号を受信するためのコイル部材の表面に絶縁
    特性を有する塗料を塗布する塗布工程と、 前記塗料が塗布されたコイル部材を金型に収め、樹脂を
    射出成形する射出成形工程とを有することを特徴とする
    核磁気共鳴映像装置に用いる受信コイルの製造方法。
JP2002151472A 2002-05-24 2002-05-24 核磁気共鳴映像装置に用いる受信コイル及び製造方法 Pending JP2003339665A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002151472A JP2003339665A (ja) 2002-05-24 2002-05-24 核磁気共鳴映像装置に用いる受信コイル及び製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002151472A JP2003339665A (ja) 2002-05-24 2002-05-24 核磁気共鳴映像装置に用いる受信コイル及び製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003339665A true JP2003339665A (ja) 2003-12-02

Family

ID=29769060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002151472A Pending JP2003339665A (ja) 2002-05-24 2002-05-24 核磁気共鳴映像装置に用いる受信コイル及び製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003339665A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017508545A (ja) * 2014-03-27 2017-03-30 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 磁気共鳴撮像用の無線周波数コイルを備えた真空スプリント

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017508545A (ja) * 2014-03-27 2017-03-30 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 磁気共鳴撮像用の無線周波数コイルを備えた真空スプリント
RU2697361C2 (ru) * 2014-03-27 2019-08-13 Конинклейке Филипс Н.В. Вакуумная шина с радиочастотной катушкой для магниторезонансной визуализации

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4826037B2 (ja) 電子タグの製造方法。
US20110128107A1 (en) Chip inductor and manufacturing method thereof
JPWO2011010471A1 (ja) コイルアンテナとそれを用いた電子機器
NZ535581A (en) Hot runner heater device and method of manufacture thereof
US20060162952A1 (en) Litz wire coils for electronic machines
JP2004241532A (ja) 受光センサ
US8315680B2 (en) Superconducting joints
US5008643A (en) Ignition coil having a divided high tension winding, in particular for internal combustion engines
US3315198A (en) Coil and lead-in wire connection
JP2003339665A (ja) 核磁気共鳴映像装置に用いる受信コイル及び製造方法
JPH1092625A (ja) 電子部品
KR20040047081A (ko) 코일 제조 장치 및 방법
JP2015103587A (ja) 高温超電導コイル及びその高温超電導コイルの製作方法
JPH04284609A (ja) チップインダクタの製造方法
JP2009050466A (ja) 傾斜磁場コイルの製造方法、傾斜磁場コイルおよび磁気共鳴イメージング装置
KR101161019B1 (ko) 케이스 커버를 포함하는 영상변류기
KR101130790B1 (ko) 변압기 및 그 제조방법
JP2002231523A (ja) 化合物系超電導コイル及びその製造方法
CN110326064A (zh) 感应装置、制造感应装置的方法及天线
JP2000040623A (ja) チップインダクタおよびその製造方法
JP2003229314A (ja) モールドコイル
JPH039823A (ja) 導電性樹脂の成形方法および導電性樹脂の成形装置
JP3954489B2 (ja) 電線および電線の製造方法
WO2017149796A1 (ja) コイル及びコイルの製造方法
JPS6215804A (ja) 超電導平角成形撚線