JP2003339335A - 滋養豆腐及び滋養豆腐の製造方法 - Google Patents

滋養豆腐及び滋養豆腐の製造方法

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JP2003339335A
JP2003339335A JP2002193979A JP2002193979A JP2003339335A JP 2003339335 A JP2003339335 A JP 2003339335A JP 2002193979 A JP2002193979 A JP 2002193979A JP 2002193979 A JP2002193979 A JP 2002193979A JP 2003339335 A JP2003339335 A JP 2003339335A
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nourishing
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tofu
soybeans
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Hajime Kimura
一 木村
Hideharu Nishikawa
秀春 西川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大豆を原料として搾汁した豆乳に擂砕した人
参、うこん、青汁等の滋養成分を加えて凝固させた豆腐
であり、植物性蛋白質はもとより、ビタミン、カルシュ
ム、食物繊維等の栄養素をバランスよく含み、滋養成分
に優れた健康食品として人の健康を増進できることを特
徴とした滋養豆腐を提供する。 【構成】 水に浸漬した大豆を蒸煮し、この蒸煮した大
豆を擂砕し、前記擂砕した大豆に水を加え、濾布で圧搾
して豆乳と大豆粕とに分離させ、前記豆乳を加温しつつ
滋養成分と凝固剤とを加えて撹拌し、前記滋養成分と凝
固剤を加えた豆乳を型枠に投入し、凝固させたことを特
徴としてなる滋養豆腐及び滋養豆腐の製造方法から構成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、滋養豆腐及び滋養
豆腐の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、食生活の欧風化に伴い、肉料理で
蛋白源を補うと、どうしても動物性脂肪が取りすぎとな
って血液内のコレステロール値が高くなり、高血圧、心
臓病等の成人病になる確率が高くなる。これに対し、大
豆を原料として搾汁した豆乳にニガリ等の凝固剤を加え
て柔らかく凝固させたた豆腐は、植物性蛋白質の含有量
が高くて血管内のコレステロールの堆積が少なく、成人
病の発生を抑制できる。これにより、豆腐は脂肪質をお
さえて栄養のバランスを取ることができるダイエット食
品として、国内だけでなく外国でも製造されて食されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、豆腐
は、大豆内に含有された植物性蛋白質を多く含む割りに
は、大豆内のビタミン、カルシウム、食物繊維類の栄養
素は豆乳を搾汁した大豆粕(おから)の中に含まれて排
出されるため、豆乳を凝固させた豆腐内には、ビタミ
ン、カルシウム、食物繊維類の含有量が少ない。従っ
て、豆腐は各種料理に利用されてはいるが、健康食品と
して十分満足し得るものでない等の欠点があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、大豆を原料として搾汁し
た豆乳に擂砕した人参、うこん、青汁等の滋養成分を加
えて凝固させた豆腐であり、植物性蛋白質はもとより、
ビタミン、カルシュム、食物繊維等の栄養素をバランス
よく含み、滋養成分に優れた健康食品として人の健康を
増進できることを特徴とした滋養豆腐及び滋養成豆腐の
製造方法を提供するものである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに、本発明は、水に浸漬した大豆を蒸煮し、この蒸煮
した大豆を擂砕し、前記擂砕した大豆に水を加え、濾布
で圧搾して豆乳と大豆粕とに分離させ、前記豆乳を加温
しつつ滋養成分と凝固剤とを加えて撹拌し、前記滋養成
分と凝固剤を加えた豆乳を型枠に投入し、凝固させたこ
とを特徴としてなる滋養豆腐から構成される。
【0006】また、前記滋養成分は、擂砕した人参であ
ることとしてもよい。
【0007】また、前記滋養成分は、擂砕したうこんで
あることとしてもよい。
【0008】また、前記滋養成分は、青汁であることと
してもよい。
【0009】次に、本発明は、水に浸漬した大豆を蒸煮
する工程と、この蒸煮した大豆を擂砕する工程と、前記
擂砕した大豆に水を加え、濾布で圧搾して豆乳と大豆粕
とに分離する工程と、前記豆乳を加温しつつ滋養成分と
凝固剤とを加えて撹拌する工程と、前記滋養成分と凝固
剤を加えた豆乳を型枠に投入して凝固させる工程と、か
らなることを特徴とする滋養豆腐の製造方法から構成さ
れる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例にもとずき説明する。本発明に係る滋養豆腐は、水に
略12時間程度浸漬した大豆を蒸煮し、この蒸煮した大
豆を擂砕する。擂砕した大豆に同量程度の水を加えて混
合した後で濾布で圧搾して豆乳と大豆粕(おから)とに
分離させる。この大豆から豆乳を分離させる工程は、従
来の豆腐の製造工程と同じであり、その詳細については
省略する。
【0011】この豆乳に滋養成分と凝固剤とを加えて撹
拌することが本発明の特徴である。搾汁した豆乳の濃度
は、12乃至13%程度に保持し、60乃至80℃に加
温しながら滋養成分と凝固剤とを加える。凝固剤として
は、ニガリ、塩化ナトリウム、硫酸カルシウム等を使用
する。例えば、ニガリを凝固剤として使用する場合に
は、12乃至13%濃度の豆乳に重量比2乃至3%程度
のニガリを加える。
【0012】滋養成分は、植物性蛋白質に偏りがちの豆
腐に、ビタミン、カルシウム、食物繊維等の栄養素を添
加する成分であり、擂砕した根菜類、野菜、或は漁粉等
を使用する。これらの滋養成分を豆乳に対し重量比10
乃至20%程度加える。加温しつつ滋養成分と凝固剤と
を加えて撹拌した豆乳を型枠内に投入して凝固させ、固
まった滋養豆腐は、一旦水に漬けてニガリ成分を抜き出
荷する。
【0013】これにより、滋養豆腐は、各種栄養素を含
有した健康食品として提供できることとなる。滋養成分
としては、擂砕した人参を使用する。例えば、収穫した
生の人参をミキサーで擂砕し、これを豆乳に対し重量比
10乃至20%を加える。生の人参の代わりに煮熟して
擂砕してもよい。人参は、食物繊維やビタミンAを多量
に含むため、滋養豆腐は、それのみで植物性蛋白質、食
物繊維やビタミンAをバランスよく含有した健康食品と
なる。
【0014】また、滋養成分としては、擂砕したうこん
を使用してもよい。うこんは、乾燥して粉砕したものが
肝機能を高める漢方薬として市販されている。本発明に
おいては、生のうこんを擂砕して豆乳に加えたり、或は
乾燥して粉砕したうこんの粉を豆乳に加えてもよい。こ
のうこんを豆乳に対し重量比10乃至20%程度加え
る。このうこんを滋養成分とした滋養豆腐を食すること
により、うこんの薬味成分で肝機能を高めて健康を増進
できる。
【0015】また、滋養成分としては、青汁を使用して
もよい。青汁は、食物繊維、ビタミンを含む食品として
多くの人が試飲している。滋養成分として青汁を豆乳に
対し重量比10乃至20%程度加える。これにより、滋
養豆腐は、青い色に着色され、食物繊維、ビタミンを含
む健康食品として提供できることとなる。また、青汁は
やや苦味があって飲みにくいが、この青汁を使用した滋
養豆腐は、苦味が抑制されて食べ易くなる。また、滋養
成分として漁粉を使用したり、或は、擂砕した人参、う
こん、青汁、漁粉を混合して使用してもよい。
【0016】次に、本発明に係る滋養豆腐の製造方法
は、通常の豆腐の製造方法において、搾汁された豆乳を
60乃至80℃に加温しつつ滋養成分と凝固剤とを加え
て撹拌し、型枠に投入して凝固させるものである。滋養
成分として、擂砕した人参、擂砕したうこん、或はうこ
んの粉、更に青汁、漁粉等を使用するものである。これ
らの滋養成分をニガリの様な凝固剤と共に豆乳に加えて
凝固させる。
【0017】これにより、植物性蛋白質に偏りがちな豆
腐は、植物性蛋白質、ビタミン、カルシウム、食物繊維
等の栄養素をバランスよく含むこととなり、本発明に係
る製造方法により、滋養豆腐は、滋養成分に優れた健康
食品として人の健康を増進できることとなる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る滋養
豆腐によれば、水に浸漬した大豆を蒸煮し、この蒸煮し
た大豆を擂砕し、前記擂砕した大豆に水を加え、濾布で
圧搾して豆乳と大豆粕とに分離させ、前記豆乳を加温し
つつ滋養成分と凝固剤とを加えて撹拌し、前記滋養成分
と凝固剤を加えた豆乳を型枠に投入し、凝固させたこと
を特徴としてなることにより、植物性蛋白質はもとよ
り、ビタミン、カルシュム、食物繊維等の栄養素をバラ
ンスよく含んだ豆腐を提供でき、滋養成分に優れた健康
食品として人の健康を増進できることとなる。
【0019】また、前記滋養成分は、擂砕した人参であ
ることにより、人参に含有されたビタミンA、植物繊維
が豆腐に含有され、植物性蛋白質のみに偏ることなく、
豆腐を食しつつ栄養素をバランスよく補充できる。
【0020】また、前記滋養成分は、擂砕したうこんで
あることにより、うこんの薬味成分により、豆腐を食し
つつ肝機能の向上を企図し得る。
【0021】また、前記滋養成分は、青汁であることと
することにより、野菜類から搾汁した青汁の栄養素が豆
腐に含有され、豆腐を食しつつ簡単に栄養素をバランス
よく補充できる。
【0022】次に、本発明に係る滋養豆腐の製造方法に
よれば、水に浸漬した大豆を蒸煮する工程と、この蒸煮
した大豆を擂砕する工程と、前記擂砕した大豆に水を加
え、濾布で圧搾して豆乳と大豆粕とに分離する工程と、
前記豆乳を加温しつつ滋養成分と凝固剤とを加えて撹拌
する工程と、前記滋養成分と凝固剤を加えた豆乳を型枠
に投入して凝固させる工程と、からなることを特徴とす
ることにより、植物性蛋白質に偏ることなく、ビタミ
ン、カルシュム、食物繊維等の栄養素をバランスよく含
んだ豆腐を製造でき、滋養豆腐を食して健康を増進でき
ることとなる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水に浸漬した大豆を蒸煮し、 この蒸煮した大豆を擂砕し、 前記擂砕した大豆に水を加え、濾布で圧搾して豆乳と大
    豆粕とに分離させ、 前記豆乳を加温しつつ滋養成分と凝固剤とを加えて撹拌
    し、 前記滋養成分と凝固剤を加えた豆乳を型枠に投入し、凝
    固させたことを特徴としてなる滋養豆腐。
  2. 【請求項2】 前記滋養成分は、擂砕した人参であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の滋養豆腐。
  3. 【請求項3】 前記滋養成分は、擂砕したうこんである
    ことを特徴とする請求項1記載の滋養豆腐。
  4. 【請求項4】 前記滋養成分は、青汁であることを特徴
    とする請求項1記載の滋養豆腐。
  5. 【請求項5】 水に浸漬した大豆を蒸煮する工程と、 この蒸煮した大豆を擂砕する工程と、 前記擂砕した大豆に水を加え、濾布で圧搾して豆乳と大
    豆粕とに分離する工程と、 前記豆乳を加温しつつ滋養成分と凝固剤とを加えて撹拌
    する工程と、 前記滋養成分と凝固剤を加えた豆乳を型枠に投入して凝
    固させる工程と、からなることを特徴とする滋養豆腐の
    製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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