JP2003337783A - 通信システム、通信装置および通信方法 - Google Patents

通信システム、通信装置および通信方法

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JP2003337783A
JP2003337783A JP2002144880A JP2002144880A JP2003337783A JP 2003337783 A JP2003337783 A JP 2003337783A JP 2002144880 A JP2002144880 A JP 2002144880A JP 2002144880 A JP2002144880 A JP 2002144880A JP 2003337783 A JP2003337783 A JP 2003337783A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時間的な拘束やネットワークへの負担を回避
しつつ、同一のコンテンツに基づいて複数のユーザ間で
コミュニケーションを図ることができる通信システム等
を提供する。 【解決手段】 ネットワークNTを介して接続された複
数の通信装置100を備える通信システムであって、各
通信装置100は、コンテンツを記憶する記憶装置4
と、記憶装置4に蓄積されたコンテンツの再生を制御す
るデータ処理装置3と、を備える。データ処理装置3
は、自らの通信装置100および他の通信装置100に
おいてコンテンツが同期して再生されるように他の通信
装置100のデータ処理装置3に指示を送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一のコンテンツ
に基づいて複数のユーザ間でコミュニケーションを図る
ことができる通信システム等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、教育等を目的として同一
の映像を見ながらユーザ同士でコミュニケーションを取
る手段として、以下の方法が採用されている。その一つ
として、放送波をリアルタイムで受信しながら、ネット
ワークを介して接続されたパーソナルコンピュータ間で
メッセージを交換する、いわゆるチャットを行う方法が
ある。また他の方法として、ネットワークを介して同一
の映像を複数のユーザに向けてストリーミング配信し、
ユーザ間でチャットを行う方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の方法で
は、放送波をリアルタイムに見ながらチャットを行うた
め、コミュニケーションを取る時間が放送スケジュール
に拘束されるという問題がる。また、後者の方法では、
ネットワーク上にストリーミングデータを流さなければ
ならず、とくにユーザ数が大きい場合等には、ネットワ
ーク上のトラフィックの増大を招く可能性がある。
【0004】本発明は、時間的な拘束やネットワークへ
の負担を回避しつつ、同一のコンテンツに基づいて複数
のユーザ間でコミュニケーションを図ることができる通
信システム等を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の通信システム
は、ネットワークを介して接続された第1の通信装置お
よび第2の通信装置を備える通信システムであって、前
記第1の通信装置は、コンテンツを記憶する第1の蓄積
手段と、前記第1の蓄積手段に記憶された前記コンテン
ツを再生する第1の再生手段と、前記コンテンツの再生
を制御する制御手段と、を備え、前記第2の通信装置
は、前記コンテンツを記憶する第2の蓄積手段と、前記
第2の蓄積手段に記憶された前記コンテンツを再生する
第2の再生手段と、を備え、前記制御手段は、前記コン
テンツが同期して再生されるように前記第1の再生手段
および前記第2の再生手段を制御することを特徴とす
る。
【0006】この通信システムによれば、第1の通信装
置および第2の通信装置は、それぞれ第1の蓄積手段お
よび第2の蓄積手段に記憶されたコンテンツを再生する
ので、第1の蓄積手段および第2の蓄積手段にあらかじ
めコンテンツを記憶させておくことにより、時間的な拘
束やネットワークへの負担を回避しつつ、同一のコンテ
ンツを再生することが可能となる。
【0007】前記第1の通信装置は、メッセージの入力
を受付ける第1の受付手段と、前記第1の受付手段によ
り受付けられたメッセージの送受信を実行する第1のメ
ッセージ送受信手段と、を備え、前記第2の通信装置
は、メッセージの入力を受付ける第2の受付手段と、前
記第2の受付手段により受付けられたメッセージの送受
信を実行する第2のメッセージ送受信手段と、を備え、
前記第1のメッセージ送受信手段および前記第2のメッ
セージ送受信手段の間で前記ネットワークを介してメッ
セージの交換が可能とされていてもよい。
【0008】この場合には、同一のコンテンツを同期し
て再生しつつ、メッセージの交換により複数のユーザ間
でコミュニケーションを図ることができる。
【0009】前記第2の再生手段は、前記制御手段から
の指示に従って前記コンテンツを再生し、前記指示は前
記ネットワークを介して前記制御手段から前記第2の再
生手段に伝達されてもよい。
【0010】前記第2の再生手段は、前記制御手段から
の指示に従って前記コンテンツを再生し、前記指示は放
送波を介して前記制御手段から前記第2の再生手段に伝
達されてもよい。
【0011】前記第1の蓄積手段または第2の蓄積手段
には、あらかじめ放送波を介して伝達された前記コンテ
ンツが蓄積されてもよい。
【0012】この場合には、ネットワークを使用せずコ
ンテンツが蓄積されるので、ネットワークへの負担を排
除できる。
【0013】前記第1の蓄積手段または前記第2の蓄積
手段には、あらかじめ前記ネットワークを介して伝達さ
れた前記コンテンツが蓄積されてもよい。
【0014】この場合には、コンテンツを蓄積する時間
を適切に選択するなどして、ネットワークへの負担を低
減できる。
【0015】前記制御手段による前記第1の再生手段お
よび前記第2の再生手段に対する制御を許可するコント
ロール権が定義され、前記コントロール権が前記制御手
段に与えられた場合に限り前記制御手段による制御を可
能としてもよい。
【0016】この場合には、コンテンツの再生制御を実
行できるユーザを限定することができるので、コンテン
ツの円滑な再生が可能となる。
【0017】前記第1の通信装置は、前記再生手段によ
る前記コンテンツの再生手順を記憶する再生手順記憶手
段を備え、前記第1の再生手段は前記再生手順記憶手段
に記憶された前記再生手順に従って前記コンテンツを再
生してもよい。
【0018】この場合には、第1の通信装置において、
コンテンツの再生手順を再現することができる。
【0019】前記第2の通信装置は、前記再生手段によ
る前記コンテンツの再生手順を記憶する再生手順記憶手
段を備え、前記第2の再生手段は前記再生手順記憶手段
に記憶された前記再生手順に従って前記コンテンツを再
生してもよい。
【0020】この場合には、第2の通信装置において、
コンテンツの再生手順を再現することができる。
【0021】本発明の通信装置は、請求項1〜9のいず
れか1項に記載の通信システムにおける前記第1の通信
装置または前記第2の通信装置として使用されることを
特徴とする。
【0022】この通信装置によれば、通信装置は、あら
かじめ蓄積されたコンテンツを再生することができるの
で、時間的な拘束やネットワークへの負担を回避しつ
つ、同一のコンテンツを再生することが可能となる。
【0023】なお、本明細書において、一時停止や巻き
戻しに相当する動作等もコンテンツの再生に含まれるも
のとする。
【0024】
【発明の実施の形態】−第1の実施形態− 以下、図1〜図4を参照して、本発明の通信システムの
第1の実施形態について説明する。
【0025】図1は第1の実施形態の通信システムの概
略構成を示すブロック図、図2は各ユーザが使用する通
信装置の構成を示すブロック図である。
【0026】図1に示すように、第1の実施形態の通信
システムは、各ユーザUA,UB…の通信装置100,
100…を、電話回線、光ファイバを用いたネットワー
ク等の共通のネットワークNTにそれぞれ接続すること
で構成される。
【0027】図1および図2に示すように、通信装置1
00は、ネットワークNTからの情報の受信およびネッ
トワークNTへの情報の送信を実行するネットワーク接
続装置1と、衛星放送、地上波を用いた放送等であるテ
レビ放送/データ放送を受信する放送受信装置2と、プ
ログラム制御に基づく各種動作を実行するデータ処理装
置3と、映像データを含む各種情報を記憶する記憶装置
4と、ユーザUA,UB…がデータ処理装置3への指示
を入力するためのキーボード/マウス等の入力装置5
と、ディスプレイ装置などの出力装置6とを備える。
【0028】図2に示すように、データ処理装置3は、
ネットワーク接続装置1を介してネットワークNTから
のコンテンツの制御指示を受付けるコンテンツコントロ
ール手段31と、放送受信装置2により受信されたテレ
ビ放送/データ放送のコンテンツを記憶装置4に蓄積す
るコンテンツ蓄積手段32と、ネットワーク接続装置1
および入力装置5からの指示に従いメッセージの受信/
配信を制御するメッセージ受信/配信手段33と、コン
テンツコントロール手段31の指示に従って記憶装置4
に記憶されたコンテンツの再生を制御するコンテンツ再
生手段34と、メッセージ受信/配信手段33およびコ
ンテンツ再生手段34からのデータあるいは制御に基づ
いて出力装置6にコンテンツ等を出力するコンテンツ出
力手段35とを備える。
【0029】次に、第1の実施形態の通信システムの動
作について説明する。ここでは、ネットワークNTを用
いた教育に本通信システムを用いた例について説明す
る。
【0030】あらかじめ各通信装置100の記憶装置4
には、放送受信装置2によりテレビ放送/データ放送の
映像等の教材コンテンツを蓄積する。この場合、リアル
タイムで放送されているものを受信、蓄積してもよい
し、予約受信してもよい。受信したコンテンツは、コン
テンツ蓄積手段32により記憶装置4に蓄積される。
【0031】このとき、蓄積されたコンテンツの再生制
御が容易となるように、各通信装置100に対して共通
のタイムスタンプやブックマークを用いて、コンテンツ
に印を付す。例えば、チャプターごとのファイルが送ら
れてくる場合、ファイルを結合しつつ、各チャプターの
先頭に印を付けるようにしてもよい。なお、各コンテン
ツには、コンテンツを特定するための共通のIDや名称
が割り付けられる。後述するように、このようなタイム
スタンプやブックマーク等により、共通のコンテンツの
同期再生が可能となる。また、タイムスタンプやブック
マークに相当する印がコンテンツ自体に付されていても
よい。この場合には、例えば、重要と考えられる部分等
に印を付すことができる。
【0032】以上の処理により、各ユーザの通信装置1
00の記憶装置4には、同一のコンテンツが蓄積される
ことになる。
【0033】次に、本実施形態の通信システムでは、蓄
積されたコンテンツを用いることにより、例えば、一の
ユーザである教師と、他のユーザである生徒との間で、
同一コンテンツの同一場面を閲覧しつつ、互いにコメン
ト等のメッセージを送受信し合うことができる。例え
ば、ネットワークNTを介してコンテンツの再生制御を
実行することにより、教師が特定の映像部分について繰
り返し再生しながら、教師から生徒に対しこの部分につ
いて説明を繰り返すことができる。また、教師が特定の
映像部分で再生を停止し、生徒に対し静止映像について
生徒からの意見等を要求することができる。逆に、生徒
が特定部分の質問を教師に対し行うために、ネットワー
クNTを介してコンテンツの再生制御を実行することも
できる。
【0034】ただし、ネットワークNTを介してのコン
テンツの再生制御を自由に実行できるようにすると、適
切なコンテンツの再生ができなくなるおそれもあるた
め、コンテンツの再生制御を実行できるユーザ(通信装
置100)を制限してもよい。例えば、生徒が多人数で
ある場合には、教師のみにコンテンツの再生制御をする
権利(以下、「コントロール権」と称する。)を認める
など、特定のユーザにのみコントロール権を認めるよう
にしてもよい。また、複数の再生制御が競合した場合に
も円滑な制御が可能となるように、コントロール権に優
先順位を付し、最も上位の優先順位を与えられたユーザ
が再生制御を排他的に実行できるようにしてもよい。一
方、少人数によるフリーディスカッションを行いたい場
合等には、すべてのユーザにコントロール権を与えても
よい。
【0035】また、本実施形態の通信システムでは、メ
ッセージ受信/送信手段33により、コンテンツを見た
感想等のメッセージを、ネットワークNTを介して他の
ユーザに送信することができるとともに、ネットワーク
NTを介して他のユーザのメッセージを受信することが
できる。例えば、ネットワークNTを介して、教師から
生徒に対し質問が投げかけられ、教師は生徒からの回答
を受けることができる。また、生徒は他の生徒のメッセ
ージを受信することができる。したがって、例えば、教
師は生徒のコメント等のメッセージを見ながら、コンテ
ンツの再生制御を実行することができ、教室のクラスの
レベルによって、進行の仕方を変えることなども可能と
なる。
【0036】ネットワークを介して送受信される上記メ
ッセージは、入力装置5に対する入力操作に基づいて作
成され、メッセージ受信/配信手段33に向けて送られ
る。また、入力装置5はコンテンツの再生制御のための
指示の作成にも使用され、再生制御のための指示は、コ
ンテンツコントロール手段31に向けて送出される。
【0037】メッセージ受信/配信手段33により受信
されたメッセージおよびメッセージ受信/配信手段33
により送信されるメッセージは、コンテンツ出力手段3
5に送出され、これらのメッセージは出力装置6におい
てコンテンツの映像に付加されて表示される。
【0038】次に、図3を参照して、蓄積されたコンテ
ンツを制御する処理(コントロール処理)について説明
する。図3に示す処理において、ステップA1〜A4は
教師であるユーザUAの通信装置100のデータ処理装
置3における処理を、ステップB1〜B5は生徒である
ユーザUBの通信装置100のデータ処理装置3におけ
る処理を、それぞれ示す。図3に示す処理では、ユーザ
UA(教師)の通信装置100によってコンテンツの再
生制御を実行しようとする場合を例示している。
【0039】図3のステップA1では、再生制御の対象
となるコンテンツについて、ユーザUA(教師)にコン
トロール権があるか否か判断する。この判断が肯定され
た場合には、入力装置5によってコンテンツの再生制御
のための指示を受付ける(ステップA2)。ステップA
1の判断が否定された場合には、ユーザUAにコントロ
ール権がないため、他の処理へ移行する。ステップA2
で受付けるコンテンツの再生制御のための指示は、映像
を再生すべき旨の指示、一時停止をすべき旨の指示、お
よびタイムスタンプによる部位(再生開始部位、一時停
止部位等)の指定等が含まれる。
【0040】ステップA2でコンテンツの再生制御のた
めの指示を受付けると、この指示を制御コマンドとして
解釈して、対応するコントロールコマンドを発行し(ス
テップA3)、ついで、ネットワークNTに向けてコン
トロールコマンドを送信する(ステップA4)。
【0041】一方、ユーザUBの通信装置100では、
ネットワークNTを介して送信されてきた上記コントロ
ールコマンドを受信する(ステップB1)。次に、受信
されたコントロールコマンドの発行元ユーザUAが本サ
ービス(教育サービス)に認証されているユーザである
か否か、ユーザUAが再生制御を要求しているコンテン
ツがユーザUBの通信装置100に既に蓄積されている
か否か、また、当該コンテンツに関し、ユーザUAがコ
ントロール権を有しているか否か等の確認を行う(ステ
ップB2)。そして、上記確認の結果、認証されたユー
ザUAが既に蓄積された対応するコンテンツに関し、コ
ントロール権を有していると判断されれば、コントロー
ルコマンドを解釈し(ステップB3)、コンテンツコン
トロール手段31からコンテンツ再生手段34に向けて
対応するコントロールコマンドを発行する。コンテンツ
再生手段34はこのコントロールコマンドに従って出力
装置6を制御し(ステップB5)、出力装置6による出
力処理へ移行する。これらの処理により、ユーザUBの
通信装置100では、対応するコンテンツについて、ユ
ーザUAから発行されたコントロールコマンドに従っ
て、再生、一時停止等の所定の動作が実行されることに
なる。なお、このとき、ユーザUAの通信装置100に
おいても、同一のコンテンツについて、ユーザUA自身
が発行したコントロールコマンドに従って再生、一時停
止等の同一の動作が実質的に同時に実行されるため、ユ
ーザUAおよびユーザUBの両者の通信装置100にお
いて、互いに同期したコンテンツの再生動作が実現され
る。
【0042】生徒が複数の場合、ユーザUBにおけるコ
ンテンツの再生動作と同一の動作が、他の通信装置10
0においても同期して実行される。
【0043】上記のように、メッセージ受信/配信手段
33により受信されたコメント等のメッセージおよびメ
ッセージ受信/配信手段33により送信されるコメント
等のメッセージは、コンテンツ出力手段35に送出さ
れ、これらのメッセージは出力装置6においてコンテン
ツの映像に付加されて表示される。図4は出力装置6の
表示の一例を示している。この例では、出力装置6の表
示画面には、コンテンツの映像が表示される映像表示領
域101と、コントロール権の所在、発行されたコント
ロールコマンド等が表示されるコントロール指示領域1
02、ネットワークNTに向けて送信された各ユーザの
メッセージが表示されるメッセージ表示領域103が設
けられる。各ユーザはこのような表示画面(とくにメッ
セージ表示領域103)を見ることで現在のコミュニケ
ーション状況を把握することができ、その状況に応じて
入力装置5を操作することによって映像のコントロール
やメッセージの送信等を実行することができる。メッセ
ージの送受信に関して言えば、従来、インターネット上
で行われるチャットサービスと同様な方法でメッセージ
の交換が可能となる。
【0044】以上のように、第1の実施形態の通信シス
テムによれば、あらかじめ複数のユーザにおいて蓄積さ
れたコンテンツを同期して再生するので、例えば、教育
等に用いられる同一の映像を見ながらコミュニケーショ
ンを図ることができる。また、コンテンツを事前に蓄積
し、必要なときにコンテンツの再生制御を実行すること
により、開始時刻を任意に設定することができる。ま
た、一時停止や巻き戻しに相当する動作等、状況に応じ
てリアルタイムに進行を制御することができる。
【0045】また、第1の実施形態の通信システムで
は、通常のテキストのみを用いたチャットサービスと異
なり、映像等の共通のコンテンツを同時に見ながらのコ
ミュニケーションを行うことができるので、互いの認識
のずれがなく、より高度のコミュニケーションが可能と
なる。
【0046】さらに、第1の実施形態の通信システムで
は、コンテンツの再生制御時には、ネットワークNTを
介してコントロールコマンドをやり取りすることで、コ
ンテンツの同期再生が可能であり、コンテンツの再生時
にネットワークを介して映像データ等を送受信する必要
がない。したがって、ネットワークNTに負担をかける
ことなく円滑なコンテンツの同期再生が可能となる。
【0047】−第2の実施形態− 以下、図5を参照して、本発明の通信システムの第2の
実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同
様の構成要素については、同一符号を付してその説明を
省略する。第2の実施形態は、ネットワーク経由でコン
テンツを入手し、蓄積する例を示す。
【0048】図5に示すように、第2の実施形態の通信
システムでは、ネットワーク接続装置1を用い、ネット
ワークNTを介してコンテンツを受信し、コンテンツ蓄
積手段32に蓄積することができる。インターネットの
ブロードバンド化に伴い、ネットワーク経由での大容量
の配信も可能な状況となっているため、このような方法
は現実的なものとなりうる。特に事前におけるコンテン
ツの蓄積であれば、比較的帯域が空いている早朝にコン
テンツを蓄積するなどの方法を採用できる。ユニキャス
トでの配信(個々の通信装置100に対する配信)が可
能であるため、放送経由での配信と二本立てとし、何ら
かの理由により放送経由でコンテンツが入手できなかっ
た場合等に、ネットワークNT経由での配信を受けるよう
にしてもよい。
【0049】−第3の実施形態− 以下、図6を参照して、本発明の通信システムの第3の
実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同
様の構成要素については、同一符号を付してその説明を
省略する。第3の実施形態は、放送波を用いてコンテン
ツの再生制御を行う例を示す。
【0050】図6に示すように、第3の実施形態の通信
システムでは、放送受信装置2を用いてコントロールコ
マンドを受信することができ、受信されたコントロール
コマンドをコンテンツコントロール手段31に渡すよう
にしている。第1の実施形態では、コントロールコマン
ドを、ネットワークNTを介して送るのに対し、第3の
実施形態では、コントロールコマンドを放送波で送るも
のである。教育サービスを例にとれば、教師からネット
ワークNTに向けて送信されたコントロール(例えば、
所定のコンテンツに関する講義の開始の合図)を衛星等
へ一旦アップリンクし、それを衛星から送信(放送)す
るものである。この例では、ネットワークNTの回線状
況が悪い場合や、ユーザが多人数になる場合等、ネット
ワークNTに起因してコントロールコマンドの受信に遅
延が発生する場合等にとくに有効である。
【0051】−第4の実施形態− 以下、図7を参照して、本発明の通信システムの第4の
実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同
様の構成要素については、同一符号を付してその説明を
省略する。第4の実施形態は、ユーザが入力するメッセ
ージをコンテンツの再生制御の内容を示す情報として解
釈する例を示す。
【0052】図7に示すように、第4の実施形態の通信
システムでは、メッセージ受信/配信手段33で取得し
たメッセージをメッセージ解釈手段37において解釈
し、コントロールコマンドへの変換を実行する。例え
ば、「設問1の解説をもう一度見てみましょう。」とい
うメッセージをメッセージ受信/配信手段33で取得し
た場合、メッセージ解釈手段37は、そのメッセージを
「設問1の解説」への巻き戻しの指示と解釈し、対応す
るコントロールコマンドを発行する。これにより、複数
のユーザの通信装置100に対し、設問1の解説への巻
き戻しに対応するコンテンツの制御が同期して実行され
ることになる。コンテンツの制御は、メッセージの配信
元および受信先の両者において実行できる。
【0053】第4の実施形態では、メッセージ受信/配
信手段33で取得したメッセージに基づいてコントロー
ルコマンドが発行されるので、コントロールコマンドを
メッセージと独立して入力する作業を省略することがで
きる。
【0054】−第5の実施形態− 以下、図8を参照して、本発明の通信システムの第5の
実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同
様の構成要素については、同一符号を付してその説明を
省略する。第5の実施形態は、講義を再現できるように
構成した例である。
【0055】図8に示すように、第5の実施形態の通信
システムは、コンテンツコントロール(コンテンツの再
生制御を示す情報)およびメッセージを蓄積するコンテ
ンツコントロール/メッセージ蓄積手段38と、コンテ
ンツコントロールおよびメッセージを再生するコンテン
ツコントロール/メッセージ再生手段39とを備える。
コンテンツコントロール/メッセージ蓄積手段は、講義
中に有効なものとしてコンテンツを制御したコンテンツ
コントロールと、講義中に送信されたメッセージとを記
憶し、記憶装置4に蓄積する。コンテンツコントロール
/メッセージ再生手段39は、記憶装置4に蓄積された
コンテンツコントロールおよびメッセージと、記憶装置
4に蓄積されたコンテンツとを用いてコンテンツ表示手
段を制御する。したがって、第5の実施形態では、過去
に実施された講義を再現することができ、ユーザ(生
徒)が復習する際の便宜を図ることができる。なお、講
義の再現は個々の通信装置100について実行されるも
のであり、複数の通信装置100において同期して実行
されるものではない。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の通信シス
テムによれば、第1の通信装置および第2の通信装置
は、それぞれ第1の蓄積手段および第2の蓄積手段に記
憶されたコンテンツを再生するので、第1の蓄積手段お
よび第2の蓄積手段にあらかじめコンテンツを記憶させ
ておくことにより、時間的な拘束やネットワークへの負
担を回避しつつ、同一のコンテンツを再生することが可
能となる。
【0057】また、本発明の通信装置によれば、通信装
置は、あらかじめ蓄積されたコンテンツを再生すること
ができるので、時間的な拘束やネットワークへの負担を
回避しつつ、同一のコンテンツを再生することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の通信システムの概略構成を示
すブロック図。
【図2】各ユーザが使用する通信装置の構成を示すブロ
ック図。
【図3】蓄積されたコンテンツを制御する処理(コント
ロール処理)を示すフローチャート。
【図4】出力装置における表示の一例を示す図。
【図5】第2の実施形態の通信装置の概略構成を示すブ
ロック図。
【図6】第3の実施形態の通信装置の概略構成を示すブ
ロック図。
【図7】第4の実施形態の通信装置の概略構成を示すブ
ロック図。
【図8】第5の実施形態の通信装置の概略構成を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
1 ネットワーク接続装置(メッセージ送受信手
段) 3 データ処理装置(制御手段、第1再生手段、第
2の再生手段、メッセージ送受信手段) 4 記憶装置(第1の蓄積手段、第2の蓄積手段、
再生手順記憶手段) 5 入力装置(第1の受付手段、第2の受付手段) 100 通信装置(第1の通信装置、第2の通信装置)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年6月4日(2002.6.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 通信システム、通信装置および通信方
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一のコンテンツ
に基づいて複数のユーザ間でコミュニケーションを図る
ことができる通信システム等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、教育等を目的として同一
の映像を見ながらユーザ同士でコミュニケーションを取
る手段として、以下の方法が採用されている。その一つ
として、放送波をリアルタイムで受信しながら、ネット
ワークを介して接続されたパーソナルコンピュータ間で
メッセージを交換する、いわゆるチャットを行う方法が
ある。また他の方法として、ネットワークを介して同一
の映像を複数のユーザに向けてストリーミング配信し、
ユーザ間でチャットを行う方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の方法で
は、放送波をリアルタイムに見ながらチャットを行うた
め、コミュニケーションを取る時間が放送スケジュール
に拘束されるという問題がる。また、後者の方法では、
ネットワーク上にストリーミングデータを流さなければ
ならず、とくにユーザ数が大きい場合等には、ネットワ
ーク上のトラフィックの増大を招く可能性がある。
【0004】本発明は、時間的な拘束やネットワークへ
の負担を回避しつつ、同一のコンテンツに基づいて複数
のユーザ間でコミュニケーションを図ることができる通
信システム等を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の通信システム
は、ネットワークを介して接続された第1の通信装置お
よび第2の通信装置を備える通信システムであって、前
記第1の通信装置は、コンテンツを記憶する第1の蓄積
手段と、前記第1の蓄積手段に記憶された前記コンテン
ツを再生する第1の再生手段と、前記コンテンツの再生
を制御する制御手段と、を備え、前記第2の通信装置
は、前記コンテンツを記憶する第2の蓄積手段と、前記
第2の蓄積手段に記憶された前記コンテンツを再生する
第2の再生手段と、を備え、前記制御手段は、前記コン
テンツが同期して再生されるように前記第1の再生手段
および前記第2の再生手段を制御することを特徴とす
る。
【0006】この通信システムによれば、第1の通信装
置および第2の通信装置は、それぞれ第1の蓄積手段お
よび第2の蓄積手段に記憶されたコンテンツを再生する
ので、第1の蓄積手段および第2の蓄積手段にあらかじ
めコンテンツを記憶させておくことにより、時間的な拘
束やネットワークへの負担を回避しつつ、同一のコンテ
ンツを再生することが可能となる。
【0007】前記第1の通信装置は、メッセージの入力
を受付ける第1の受付手段と、前記第1の受付手段によ
り受付けられたメッセージの送受信を実行する第1のメ
ッセージ送受信手段と、を備え、前記第2の通信装置
は、メッセージの入力を受付ける第2の受付手段と、前
記第2の受付手段により受付けられたメッセージの送受
信を実行する第2のメッセージ送受信手段と、を備え、
前記第1のメッセージ送受信手段および前記第2のメッ
セージ送受信手段の間で前記ネットワークを介してメッ
セージの交換が可能とされていてもよい。
【0008】この場合には、同一のコンテンツを同期し
て再生しつつ、メッセージの交換により複数のユーザ間
でコミュニケーションを図ることができる。
【0009】前記第2の再生手段は、前記制御手段から
の指示に従って前記コンテンツを再生し、前記指示は前
記ネットワークを介して前記制御手段から前記第2の再
生手段に伝達されてもよい。
【0010】前記第2の再生手段は、前記制御手段から
の指示に従って前記コンテンツを再生し、前記指示は放
送波を介して前記制御手段から前記第2の再生手段に伝
達されてもよい。
【0011】前記第1の蓄積手段または第2の蓄積手段
には、あらかじめ放送波を介して伝達された前記コンテ
ンツが蓄積されてもよい。
【0012】この場合には、ネットワークを使用せずコ
ンテンツが蓄積されるので、ネットワークへの負担を排
除できる。
【0013】前記第1の蓄積手段または前記第2の蓄積
手段には、あらかじめ前記ネットワークを介して伝達さ
れた前記コンテンツが蓄積されてもよい。
【0014】この場合には、コンテンツを蓄積する時間
を適切に選択するなどして、ネットワークへの負担を低
減できる。
【0015】前記制御手段による前記第1の再生手段お
よび前記第2の再生手段に対する制御を許可するコント
ロール権が定義され、前記コントロール権が前記制御手
段に与えられた場合に限り前記制御手段による制御を可
能としてもよい。
【0016】この場合には、コンテンツの再生制御を実
行できるユーザを限定することができるので、コンテン
ツの円滑な再生が可能となる。
【0017】前記第1の通信装置は、前記再生手段によ
る前記コンテンツの再生手順を記憶する再生手順記憶手
段を備え、前記第1の再生手段は前記再生手順記憶手段
に記憶された前記再生手順に従って前記コンテンツを再
生してもよい。
【0018】この場合には、第1の通信装置において、
コンテンツの再生手順を再現することができる。
【0019】前記第2の通信装置は、前記再生手段によ
る前記コンテンツの再生手順を記憶する再生手順記憶手
段を備え、前記第2の再生手段は前記再生手順記憶手段
に記憶された前記再生手順に従って前記コンテンツを再
生してもよい。
【0020】この場合には、第2の通信装置において、
コンテンツの再生手順を再現することができる。
【0021】本発明の通信装置は、請求項1〜9のいず
れか1項に記載の通信システムにおける前記第1の通信
装置または前記第2の通信装置として使用されることを
特徴とする。
【0022】この通信装置によれば、通信装置は、あら
かじめ蓄積されたコンテンツを再生することができるの
で、時間的な拘束やネットワークへの負担を回避しつ
つ、同一のコンテンツを再生することが可能となる。
【0023】本発明の通信方法は、ネットワークを介し
て接続された第1の通信装置および第2の通信装置を用
いた通信方法であって、前記第1の通信装置により実行
される手順として、コンテンツを記憶する第1の蓄積手
順と、前記第1の蓄積手順により記憶された前記コンテ
ンツを再生する第1の再生手手順と、前記コンテンツの
再生を制御する制御手順と、を備え、前記第2の通信装
置により実行される手順として、前記コンテンツを記憶
する第2の蓄積手順と、前記第2の蓄積手順により記憶
された前記コンテンツを再生する第2の再生手順と、を
備え、前記制御手順では、前記コンテンツが同期して再
生されるように前記第1の通信装置および前記第2の通
信装置を制御することを特徴とする。
【0024】なお、本明細書において、一時停止や巻き
戻しに相当する動作等もコンテンツの再生に含まれるも
のとする。
【0025】
【発明の実施の形態】−第1の実施形態− 以下、図1〜図4を参照して、本発明の通信システムの
第1の実施形態について説明する。
【0026】図1は第1の実施形態の通信システムの概
略構成を示すブロック図、図2は各ユーザが使用する通
信装置の構成を示すブロック図である。
【0027】図1に示すように、第1の実施形態の通信
システムは、各ユーザUA,UB…の通信装置100,
100…を、電話回線、光ファイバを用いたネットワー
ク等の共通のネットワークNTにそれぞれ接続すること
で構成される。
【0028】図1および図2に示すように、通信装置1
00は、ネットワークNTからの情報の受信およびネッ
トワークNTへの情報の送信を実行するネットワーク接
続装置1と、衛星放送、地上波を用いた放送等であるテ
レビ放送/データ放送を受信する放送受信装置2と、プ
ログラム制御に基づく各種動作を実行するデータ処理装
置3と、映像データを含む各種情報を記憶する記憶装置
4と、ユーザUA,UB…がデータ処理装置3への指示
を入力するためのキーボード/マウス等の入力装置5
と、ディスプレイ装置などの出力装置6とを備える。
【0029】図2に示すように、データ処理装置3は、
ネットワーク接続装置1を介してネットワークNTから
のコンテンツの制御指示を受付けるコンテンツコントロ
ール手段31と、放送受信装置2により受信されたテレ
ビ放送/データ放送のコンテンツを記憶装置4に蓄積す
るコンテンツ蓄積手段32と、ネットワーク接続装置1
および入力装置5からの指示に従いメッセージの受信/
配信を制御するメッセージ受信/配信手段33と、コン
テンツコントロール手段31の指示に従って記憶装置4
に記憶されたコンテンツの再生を制御するコンテンツ再
生手段34と、メッセージ受信/配信手段33およびコ
ンテンツ再生手段34からのデータあるいは制御に基づ
いて出力装置6にコンテンツ等を出力するコンテンツ出
力手段35とを備える。
【0030】次に、第1の実施形態の通信システムの動
作について説明する。ここでは、ネットワークNTを用
いた教育に本通信システムを用いた例について説明す
る。
【0031】あらかじめ各通信装置100の記憶装置4
には、放送受信装置2によりテレビ放送/データ放送の
映像等の教材コンテンツを蓄積する。この場合、リアル
タイムで放送されているものを受信、蓄積してもよい
し、予約受信してもよい。受信したコンテンツは、コン
テンツ蓄積手段32により記憶装置4に蓄積される。
【0032】このとき、蓄積されたコンテンツの再生制
御が容易となるように、各通信装置100に対して共通
のタイムスタンプやブックマークを用いて、コンテンツ
に印を付す。例えば、チャプターごとのファイルが送ら
れてくる場合、ファイルを結合しつつ、各チャプターの
先頭に印を付けるようにしてもよい。なお、各コンテン
ツには、コンテンツを特定するための共通のIDや名称
が割り付けられる。後述するように、このようなタイム
スタンプやブックマーク等により、共通のコンテンツの
同期再生が可能となる。また、タイムスタンプやブック
マークに相当する印がコンテンツ自体に付されていても
よい。この場合には、例えば、重要と考えられる部分等
に印を付すことができる。
【0033】以上の処理により、各ユーザの通信装置1
00の記憶装置4には、同一のコンテンツが蓄積される
ことになる。
【0034】次に、本実施形態の通信システムでは、蓄
積されたコンテンツを用いることにより、例えば、一の
ユーザである教師と、他のユーザである生徒との間で、
同一コンテンツの同一場面を閲覧しつつ、互いにコメン
ト等のメッセージを送受信し合うことができる。例え
ば、ネットワークNTを介してコンテンツの再生制御を
実行することにより、教師が特定の映像部分について繰
り返し再生しながら、教師から生徒に対しこの部分につ
いて説明を繰り返すことができる。また、教師が特定の
映像部分で再生を停止し、生徒に対し静止映像について
生徒からの意見等を要求することができる。逆に、生徒
が特定部分の質問を教師に対し行うために、ネットワー
クNTを介してコンテンツの再生制御を実行することも
できる。
【0035】ただし、ネットワークNTを介してのコン
テンツの再生制御を自由に実行できるようにすると、適
切なコンテンツの再生ができなくなるおそれもあるた
め、コンテンツの再生制御を実行できるユーザ(通信装
置100)を制限してもよい。例えば、生徒が多人数で
ある場合には、教師のみにコンテンツの再生制御をする
権利(以下、「コントロール権」と称する。)を認める
など、特定のユーザにのみコントロール権を認めるよう
にしてもよい。また、複数の再生制御が競合した場合に
も円滑な制御が可能となるように、コントロール権に優
先順位を付し、最も上位の優先順位を与えられたユーザ
が再生制御を排他的に実行できるようにしてもよい。一
方、少人数によるフリーディスカッションを行いたい場
合等には、すべてのユーザにコントロール権を与えても
よい。
【0036】また、本実施形態の通信システムでは、メ
ッセージ受信/送信手段33により、コンテンツを見た
感想等のメッセージを、ネットワークNTを介して他の
ユーザに送信することができるとともに、ネットワーク
NTを介して他のユーザのメッセージを受信することが
できる。例えば、ネットワークNTを介して、教師から
生徒に対し質問が投げかけられ、教師は生徒からの回答
を受けることができる。また、生徒は他の生徒のメッセ
ージを受信することができる。したがって、例えば、教
師は生徒のコメント等のメッセージを見ながら、コンテ
ンツの再生制御を実行することができ、教室のクラスの
レベルによって、進行の仕方を変えることなども可能と
なる。
【0037】ネットワークを介して送受信される上記メ
ッセージは、入力装置5に対する入力操作に基づいて作
成され、メッセージ受信/配信手段33に向けて送られ
る。また、入力装置5はコンテンツの再生制御のための
指示の作成にも使用され、再生制御のための指示は、コ
ンテンツコントロール手段31に向けて送出される。
【0038】メッセージ受信/配信手段33により受信
されたメッセージおよびメッセージ受信/配信手段33
により送信されるメッセージは、コンテンツ出力手段3
5に送出され、これらのメッセージは出力装置6におい
てコンテンツの映像に付加されて表示される。
【0039】次に、図3を参照して、蓄積されたコンテ
ンツを制御する処理(コントロール処理)について説明
する。図3に示す処理において、ステップA1〜A4は
教師であるユーザUAの通信装置100のデータ処理装
置3における処理を、ステップB1〜B5は生徒である
ユーザUBの通信装置100のデータ処理装置3におけ
る処理を、それぞれ示す。図3に示す処理では、ユーザ
UA(教師)の通信装置100によってコンテンツの再
生制御を実行しようとする場合を例示している。
【0040】図3のステップA1では、再生制御の対象
となるコンテンツについて、ユーザUA(教師)にコン
トロール権があるか否か判断する。この判断が肯定され
た場合には、入力装置5によってコンテンツの再生制御
のための指示を受付ける(ステップA2)。ステップA
1の判断が否定された場合には、ユーザUAにコントロ
ール権がないため、他の処理へ移行する。ステップA2
で受付けるコンテンツの再生制御のための指示は、映像
を再生すべき旨の指示、一時停止をすべき旨の指示、お
よびタイムスタンプによる部位(再生開始部位、一時停
止部位等)の指定等が含まれる。
【0041】ステップA2でコンテンツの再生制御のた
めの指示を受付けると、この指示を制御コマンドとして
解釈して、対応するコントロールコマンドを発行し(ス
テップA3)、ついで、ネットワークNTに向けてコン
トロールコマンドを送信する(ステップA4)。
【0042】一方、ユーザUBの通信装置100では、
ネットワークNTを介して送信されてきた上記コントロ
ールコマンドを受信する(ステップB1)。次に、受信
されたコントロールコマンドの発行元ユーザUAが本サ
ービス(教育サービス)に認証されているユーザである
か否か、ユーザUAが再生制御を要求しているコンテン
ツがユーザUBの通信装置100に既に蓄積されている
か否か、また、当該コンテンツに関し、ユーザUAがコ
ントロール権を有しているか否か等の確認を行う(ステ
ップB2)。そして、上記確認の結果、認証されたユー
ザUAが既に蓄積された対応するコンテンツに関し、コ
ントロール権を有していると判断されれば、コントロー
ルコマンドを解釈し(ステップB3)、コンテンツコン
トロール手段31からコンテンツ再生手段34に向けて
対応するコントロールコマンドを発行する。コンテンツ
再生手段34はこのコントロールコマンドに従って出力
装置6を制御し(ステップB5)、出力装置6による出
力処理へ移行する。これらの処理により、ユーザUBの
通信装置100では、対応するコンテンツについて、ユ
ーザUAから発行されたコントロールコマンドに従っ
て、再生、一時停止等の所定の動作が実行されることに
なる。なお、このとき、ユーザUAの通信装置100に
おいても、同一のコンテンツについて、ユーザUA自身
が発行したコントロールコマンドに従って再生、一時停
止等の同一の動作が実質的に同時に実行されるため、ユ
ーザUAおよびユーザUBの両者の通信装置100にお
いて、互いに同期したコンテンツの再生動作が実現され
る。
【0043】生徒が複数の場合、ユーザUBにおけるコ
ンテンツの再生動作と同一の動作が、他の通信装置10
0においても同期して実行される。
【0044】上記のように、メッセージ受信/配信手段
33により受信されたコメント等のメッセージおよびメ
ッセージ受信/配信手段33により送信されるコメント
等のメッセージは、コンテンツ出力手段35に送出さ
れ、これらのメッセージは出力装置6においてコンテン
ツの映像に付加されて表示される。図4は出力装置6の
表示の一例を示している。この例では、出力装置6の表
示画面には、コンテンツの映像が表示される映像表示領
域101と、コントロール権の所在、発行されたコント
ロールコマンド等が表示されるコントロール指示領域1
02、ネットワークNTに向けて送信された各ユーザの
メッセージが表示されるメッセージ表示領域103が設
けられる。各ユーザはこのような表示画面(とくにメッ
セージ表示領域103)を見ることで現在のコミュニケ
ーション状況を把握することができ、その状況に応じて
入力装置5を操作することによって映像のコントロール
やメッセージの送信等を実行することができる。メッセ
ージの送受信に関して言えば、従来、インターネット上
で行われるチャットサービスと同様な方法でメッセージ
の交換が可能となる。
【0045】以上のように、第1の実施形態の通信シス
テムによれば、あらかじめ複数のユーザにおいて蓄積さ
れたコンテンツを同期して再生するので、例えば、教育
等に用いられる同一の映像を見ながらコミュニケーショ
ンを図ることができる。また、コンテンツを事前に蓄積
し、必要なときにコンテンツの再生制御を実行すること
により、開始時刻を任意に設定することができる。ま
た、一時停止や巻き戻しに相当する動作等、状況に応じ
てリアルタイムに進行を制御することができる。
【0046】また、第1の実施形態の通信システムで
は、通常のテキストのみを用いたチャットサービスと異
なり、映像等の共通のコンテンツを同時に見ながらのコ
ミュニケーションを行うことができるので、互いの認識
のずれがなく、より高度のコミュニケーションが可能と
なる。
【0047】さらに、第1の実施形態の通信システムで
は、コンテンツの再生制御時には、ネットワークNTを
介してコントロールコマンドをやり取りすることで、コ
ンテンツの同期再生が可能であり、コンテンツの再生時
にネットワークを介して映像データ等を送受信する必要
がない。したがって、ネットワークNTに負担をかける
ことなく円滑なコンテンツの同期再生が可能となる。
【0048】−第2の実施形態− 以下、図5を参照して、本発明の通信システムの第2の
実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同
様の構成要素については、同一符号を付してその説明を
省略する。第2の実施形態は、ネットワーク経由でコン
テンツを入手し、蓄積する例を示す。
【0049】図5に示すように、第2の実施形態の通信
システムでは、ネットワーク接続装置1を用い、ネット
ワークNTを介してコンテンツを受信し、コンテンツ蓄
積手段32に蓄積することができる。インターネットの
ブロードバンド化に伴い、ネットワーク経由での大容量
の配信も可能な状況となっているため、このような方法
は現実的なものとなりうる。特に事前におけるコンテン
ツの蓄積であれば、比較的帯域が空いている早朝にコン
テンツを蓄積するなどの方法を採用できる。ユニキャス
トでの配信(個々の通信装置100に対する配信)が可
能であるため、放送経由での配信と二本立てとし、何ら
かの理由により放送経由でコンテンツが入手できなかっ
た場合等に、ネットワークNT経由での配信を受けるよう
にしてもよい。
【0050】−第3の実施形態− 以下、図6を参照して、本発明の通信システムの第3の
実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同
様の構成要素については、同一符号を付してその説明を
省略する。第3の実施形態は、放送波を用いてコンテン
ツの再生制御を行う例を示す。
【0051】図6に示すように、第3の実施形態の通信
システムでは、放送受信装置2を用いてコントロールコ
マンドを受信することができ、受信されたコントロール
コマンドをコンテンツコントロール手段31に渡すよう
にしている。第1の実施形態では、コントロールコマン
ドを、ネットワークNTを介して送るのに対し、第3の
実施形態では、コントロールコマンドを放送波で送るも
のである。教育サービスを例にとれば、教師からネット
ワークNTに向けて送信されたコントロール(例えば、
所定のコンテンツに関する講義の開始の合図)を衛星等
へ一旦アップリンクし、それを衛星から送信(放送)す
るものである。この例では、ネットワークNTの回線状
況が悪い場合や、ユーザが多人数になる場合等、ネット
ワークNTに起因してコントロールコマンドの受信に遅
延が発生する場合等にとくに有効である。
【0052】−第4の実施形態− 以下、図7を参照して、本発明の通信システムの第4の
実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同
様の構成要素については、同一符号を付してその説明を
省略する。第4の実施形態は、ユーザが入力するメッセ
ージをコンテンツの再生制御の内容を示す情報として解
釈する例を示す。
【0053】図7に示すように、第4の実施形態の通信
システムでは、メッセージ受信/配信手段33で取得し
たメッセージをメッセージ解釈手段37において解釈
し、コントロールコマンドへの変換を実行する。例え
ば、「設問1の解説をもう一度見てみましょう。」とい
うメッセージをメッセージ受信/配信手段33で取得し
た場合、メッセージ解釈手段37は、そのメッセージを
「設問1の解説」への巻き戻しの指示と解釈し、対応す
るコントロールコマンドを発行する。これにより、複数
のユーザの通信装置100に対し、設問1の解説への巻
き戻しに対応するコンテンツの制御が同期して実行され
ることになる。コンテンツの制御は、メッセージの配信
元および受信先の両者において実行できる。
【0054】第4の実施形態では、メッセージ受信/配
信手段33で取得したメッセージに基づいてコントロー
ルコマンドが発行されるので、コントロールコマンドを
メッセージと独立して入力する作業を省略することがで
きる。
【0055】−第5の実施形態− 以下、図8を参照して、本発明の通信システムの第5の
実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同
様の構成要素については、同一符号を付してその説明を
省略する。第5の実施形態は、講義を再現できるように
構成した例である。
【0056】図8に示すように、第5の実施形態の通信
システムは、コンテンツコントロール(コンテンツの再
生制御を示す情報)およびメッセージを蓄積するコンテ
ンツコントロール/メッセージ蓄積手段38と、コンテ
ンツコントロールおよびメッセージを再生するコンテン
ツコントロール/メッセージ再生手段39とを備える。
コンテンツコントロール/メッセージ蓄積手段は、講義
中に有効なものとしてコンテンツを制御したコンテンツ
コントロールと、講義中に送信されたメッセージとを記
憶し、記憶装置4に蓄積する。コンテンツコントロール
/メッセージ再生手段39は、記憶装置4に蓄積された
コンテンツコントロールおよびメッセージと、記憶装置
4に蓄積されたコンテンツとを用いてコンテンツ表示手
段を制御する。したがって、第5の実施形態では、過去
に実施された講義を再現することができ、ユーザ(生
徒)が復習する際の便宜を図ることができる。なお、講
義の再現は個々の通信装置100について実行されるも
のであり、複数の通信装置100において同期して実行
されるものではない。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の通信シス
テムによれば、第1の通信装置および第2の通信装置
は、それぞれ第1の蓄積手段および第2の蓄積手段に記
憶されたコンテンツを再生するので、第1の蓄積手段お
よび第2の蓄積手段にあらかじめコンテンツを記憶させ
ておくことにより、時間的な拘束やネットワークへの負
担を回避しつつ、同一のコンテンツを再生することが可
能となる。
【0058】また、本発明の通信装置によれば、通信装
置は、あらかじめ蓄積されたコンテンツを再生すること
ができるので、時間的な拘束やネットワークへの負担を
回避しつつ、同一のコンテンツを再生することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の通信システムの概略構成を示
すブロック図。
【図2】各ユーザが使用する通信装置の構成を示すブロ
ック図。
【図3】蓄積されたコンテンツを制御する処理(コント
ロール処理)を示すフローチャート。
【図4】出力装置における表示の一例を示す図。
【図5】第2の実施形態の通信装置の概略構成を示すブ
ロック図。
【図6】第3の実施形態の通信装置の概略構成を示すブ
ロック図。
【図7】第4の実施形態の通信装置の概略構成を示すブ
ロック図。
【図8】第5の実施形態の通信装置の概略構成を示すブ
ロック図。
【符号の説明】 1 ネットワーク接続装置(メッセージ送受信手
段) 3 データ処理装置(制御手段、第1再生手段、第
2の再生手段、メッセージ送受信手段) 4 記憶装置(第1の蓄積手段、第2の蓄積手段、
再生手順記憶手段) 5 入力装置(第1の受付手段、第2の受付手段) 100 通信装置(第1の通信装置、第2の通信装置)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して接続された第1の
    通信装置および第2の通信装置を備える通信システムで
    あって、 前記第1の通信装置は、コンテンツを記憶する第1の蓄
    積手段と、 前記第1の蓄積手段に記憶された前記コンテンツを再生
    する第1の再生手段と、 前記コンテンツの再生を制御する制御手段と、を備え、 前記第2の通信装置は、前記コンテンツを記憶する第2
    の蓄積手段と、 前記第2の蓄積手段に記憶された前記コンテンツを再生
    する第2の再生手段と、を備え、 前記制御手段は、前記コンテンツが同期して再生される
    ように前記第1の再生手段および前記第2の再生手段を
    制御することを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の通信装置は、メッセージの入
    力を受付ける第1の受付手段と、 前記第1の受付手段により受付けられたメッセージの送
    受信を実行する第1のメッセージ送受信手段と、を備
    え、 前記第2の通信装置は、メッセージの入力を受付ける第
    2の受付手段と、 前記第2の受付手段により受付けられたメッセージの送
    受信を実行する第2のメッセージ送受信手段と、を備
    え、 前記第1のメッセージ送受信手段および前記第2のメッ
    セージ送受信手段の間で前記ネットワークを介してメッ
    セージの交換が可能とされていることを特徴とする請求
    項1に記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 前記第2の再生手段は、前記制御手段か
    らの指示に従って前記コンテンツを再生し、前記指示は
    前記ネットワークを介して前記制御手段から前記第2の
    再生手段に伝達されることを特徴とする請求項1または
    2に記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 前記第2の再生手段は、前記制御手段か
    らの指示に従って前記コンテンツを再生し、前記指示は
    放送波を介して前記制御手段から前記第2の再生手段に
    伝達されることを特徴とする請求項1または2に記載の
    通信システム。
  5. 【請求項5】 前記第1の蓄積手段または前記第2の蓄
    積手段には、あらかじめ放送波を介して伝達された前記
    コンテンツが蓄積されることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれか1項に記載の通信システム。
  6. 【請求項6】 前記第1の蓄積手段または前記第2の蓄
    積手段には、あらかじめ前記ネットワークを介して伝達
    された前記コンテンツが蓄積されることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれか1項に記載の通信システム。
  7. 【請求項7】 前記制御手段による前記第1の再生手段
    および前記第2の再生手段に対する制御を許可するコン
    トロール権が定義され、前記コントロール権が前記制御
    手段に与えられた場合に限り前記制御手段による制御を
    可能とすることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1
    項に記載の通信システム。
  8. 【請求項8】 前記第1の通信装置は、前記再生手段に
    よる前記コンテンツの再生手順を記憶する再生手順記憶
    手段を備え、 前記第1の再生手段は前記再生手順記憶手段に記憶され
    た前記再生手順に従って前記コンテンツを再生すること
    を特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の通信
    システム。
  9. 【請求項9】 前記第2の通信装置は、前記再生手段に
    よる前記コンテンツの再生手順を記憶する再生手順記憶
    手段を備え、 前記第2の再生手段は前記再生手順記憶手段に記憶され
    た前記再生手順に従って前記コンテンツを再生すること
    を特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の通信
    システム。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の
    通信システムにおける前記第1の通信装置または前記第
    2の通信装置として使用されることを特徴とする通信装
    置。
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