JP2003337522A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003337522A JP2002146689A JP2002146689A JP2003337522A JP 2003337522 A JP2003337522 A JP 2003337522A JP 2002146689 A JP2002146689 A JP 2002146689A JP 2002146689 A JP2002146689 A JP 2002146689A JP 2003337522 A JP2003337522 A JP 2003337522A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着直後の転写材からの排熱処理を工夫する
ことで、省エネルギの実現を図りながら、転写材からの
排熱により生じる不具合(熱の影響を受けやすいユニッ
トの温度上昇や廃トナーのブロッキング)を防止する画
像形成装置を提供する。 【解決手段】 転写材1に画像を形成する画像形成部2
と、画像形成部2の下方に設けられ且つ転写材1上に画
像を加熱定着させる定着ユニット3と、定着ユニット3
から排出された定着直後の転写材1を画像形成装置本体
4外側へ排出搬送する排出搬送路5とを備えた画像形成
装置において、排出搬送路5の少なくとも上方と画像形
成部2との間に設けられ、定着直後の転写材1から画像
形成部2へ向かう排熱が遮断せしめられる熱遮断手段6
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
その他の画像形成装置に係り、特に、加熱定着方式の定
着ユニットを備えた態様において、定着ユニットからの
排熱処理技術を改良した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子写真方式の複写機、プリン
タ等の画像形成装置においては、近年、省スペース化が
進み、レイアウト上、熱源を有するユニット(例えば定
着ユニット)と熱の影響を受けやすいユニット(例えば
廃トナークリーニング装置)が近接して設けられる場合
が多く、また、トナーの低融点化が進んだことにより、
廃トナーが固着して搬送できなくなるトナーブロッキン
グ等の大きなトラブルにつながる可能性が高くなった。
このような問題に対して、従来では、例えば熱源である
定着ユニット(定着器)の上部を集熱板により覆い、こ
の集熱板にて集めた熱を画像形成装置(例えば複写機)
外装カバーに設けられた排熱用開口近傍までヒートパイ
プで導き、更に、このヒートパイプにより搬送された熱
を放熱板により放出し、自然対流を利用して前記排熱用
開口より画像形成装置外へ熱を排出する方法が提案され
ている(特開平5−341677号公報参照)。
【0003】しかし、このような方法では、熱源である
定着ユニットから直接熱を奪う態様であるため、奪った
エネルギ分の熱量を定着ユニット自体が供給しようとす
るが、熱の供給量に見合った排熱スピードを確保するこ
とが困難となる。すなわち、十分な排熱スピードを確保
するには、例えばヒートパイプの本数を増やす必要があ
り、コスト高を生じ、また、省スペース化にも反するこ
ととなる。
【0004】また、一般的には、ファン等の冷却手段を
設け、転写材走行中にファンを高速回転させることによ
り、熱の影響を受けやすいユニット(例えば現像器やク
リーニング装置)に対し定着ユニットからの排熱が影響
を及ぼさないようにする手法が採用されているが、この
態様によれば、転写材走行終了直後に画像形成装置の電
源を切った場合に、ファンが急に停止し、雰囲気温度の
オーバーシュートが発生するという不具合が生じる。こ
こで、雰囲気温度のオーバーシュートとは、例えばクリ
ーニング装置を例に挙げると、図10に示すように、フ
ァンによる冷却により雰囲気温度が飽和した状態におい
て、急にファンをハードストップすると、その直後から
クリーニング装置近傍の雰囲気温度が急上昇し、本例で
は16.4℃上昇した後、徐々に冷えていく、すなわ
ち、急に冷却手段としてのファンを止めた際のリバウン
ドにより、雰囲気温度が急激に上昇する現象を意味す
る。
【0005】このようなオーバーシュートを回避するた
めには、画像形成装置の電源を切った後も、定着ユニッ
トを冷却するために所定の時間(本例では120分以
上)ファン等の冷却手段を稼動させなければならず、こ
の間、常に別電源を使用しなければならないため、省エ
ネルギが実現できないという不具合が生じる。
【0006】そこで、本発明者らは、定着ユニット自体
に対して排熱処理を施す手法が好ましいものではないこ
とに鑑み、発想を転換して以下のような知見を得た。す
なわち、図11に示すように、中間転写型の従来の画像
形成装置を例に挙げると、画像形成装置はその内部上方
に中間転写ベルト121を含む画像形成部120を有
し、画像形成部120の下方には定着ユニット122が
配設されており、定着ユニット122により画像が定着
された転写材130は画像形成装置本体100の側方か
ら排出されるようになっている。尚、中間転写ベルト1
21には中間転写ベルト121上に残留した色材を清掃
するためのクリーニング装置123が配設されている。
このような中間転写型の画像形成装置において、従来
は、熱源を有するユニット(例えば定着ユニット12
2)自体(図11中一点鎖線で示す領域)に排熱処理を
施していたが、本発明者らは、実際には、定着ユニット
122から熱を奪うのは大部分が転写材130(例えば
用紙)であり、定着ユニット122からの排熱よりも、
定着ユニット122により定着を受けた後の高温になっ
ている転写材130からの排熱の方が画像形成部120
の熱の影響を受けやすいユニット(例えば図示外の現像
器やクリーニング装置123)へ大きな影響を及ぼすこ
とに着目し、定着ユニット122に対して排熱処理を施
すよりも、転写材130に対して排熱処理を施す必要性
を案出するに至った。
【0007】このような転写材(例えば用紙)からの排
熱による影響を防止する方法としては、熱源を有するユ
ニット(定着ユニット(定着器))により定着された後
の転写材を冷却する送風手段(例えば送風ファン)と、
定着直後の転写材を冷却、放熱する手段(例えば放熱フ
ィン)とを備え、転写材の通過時には送風ファンと放熱
フィンにより転写材を冷却し、転写材の非通過時には放
熱フィンを送風ファンにより冷却する方法が提案されて
いる(特開平9−171311号公報参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような方
法では、転写材を冷却することにより、転写材通過領域
近傍の温度上昇は防止できるが、転写材を冷却すること
によって転写材から排出された熱(排熱)が画像形成部
に向かって上方に逐次滞留してしまい、熱の影響を受け
やすいユニット(例えば現像器)に悪影響を及ぼすとい
う技術的課題は残存する。
【0009】本発明は、以上の技術的課題を解決するた
めになされたものであって、定着直後の転写材からの排
熱処理を工夫することで、省エネルギの実現を図りなが
ら、転写材からの排熱により生じる不具合(例えば前記
ユニットの温度上昇や廃トナーのブロッキング)を防止
する画像形成装置を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、図
1に示すように、転写材1に画像を形成する画像形成部
2と、画像形成部2の下方に設けられ且つ転写材1上に
画像を加熱定着させる定着ユニット3と、定着ユニット
3から排出された定着直後の転写材1を画像形成装置本
体4外側へ排出搬送する排出搬送路5とを備えた画像形
成装置において、排出搬送路5の少なくとも上方と画像
形成部2との間に設けられ、定着直後の転写材1から画
像形成部2へ向かう排熱が遮断せしめられる熱遮断手段
6を備えたことを特徴とする。
【0011】このような技術的手段において、画像形成
部2は、転写材1に画像を形成するものであれば適宜選
定して差し支えなく、例えば電子写真方式の作像ユニッ
トにて転写材1上に直接画像を形成する態様でもよい
し、また、例えば電子写真方式の作像ユニットにて中間
転写体上に画像を形成し、中間転写体を介して転写材1
上に画像を転写する態様でもよい。この種の画像形成部
2においては、例えば電子写真方式の色材であるトナー
を扱うユニット(例えば現像器やクリーニング装置)
は、トナーが熱溶融し易い分、熱の影響を受け易い。ま
た、定着ユニット3としては、加熱定着方式にて画像を
転写材1に定着させるものであればよく、例えば定着部
材がロールである場合には、加熱ロールと、これに圧接
する加圧ロールとで構成される。この種の態様におい
て、加熱ロールが熱源を含むため、熱損失を有効に防止
するには、例えば加熱ロールを覆うように反射板を配設
し、加熱ロールから発する熱が放射することを防止する
ようにすることが好ましい。尚、これら定着部材及び反
射板は、ハウジングにより周囲を囲まれている。
【0012】また、排出搬送路5は、定着ユニット3に
て画像が定着された後、排出された定着直後の転写材1
を画像形成装置本体4外側へ排出搬送する経路であり、
転写材1が通過することによる転写材1からの排熱Qの
軌跡にも相当する。
【0013】更に、熱遮断手段6は、排出搬送路5の少
なくとも上方と画像形成部2との間に設けられ、定着直
後の転写材1から画像形成部2へ向かう排熱Qを遮断す
るものをいう。この熱遮断手段6を設けることにより、
画像形成部2に配設される熱の影響を受け易いユニット
(例えば現像器、廃トナークリーニング装置等)への転
写材1からの排熱Qの影響を抑えることができ、現像器
自体の温度上昇や廃トナークリーニング装置内に収容さ
れる廃トナーのブロッキング等を防止することができる
点で好ましい。
【0014】また、熱遮断手段6の代表的態様として
は、排出搬送路5の少なくとも上方と画像形成部2とが
仕切られる遮熱部材を備えていることが好ましい。この
遮熱部材により、転写材1が定着ユニット3から奪い、
更に排出した排熱Qの上方への移動が遮断され、画像形
成部2に配設される現像器やクリーニング装置への排熱
Qの影響を抑えることができる。ここで、遮熱部材とし
ては、例えば板厚1mm程度の金属板等で、タイバーを
兼ねてフレーム間に掛け渡されているものが挙げられ、
具体的には、例えばステンレスやSECC等で構成され
ているもの等が該当する。また、遮熱部材は転写材1か
らの排熱Qを遮断することを可能とするものであればよ
く、定着ユニット3のハウジングと一体化して設けても
よいし、別部材で設けてもよい。更に、隙間からの熱の
流出を防止するには、遮熱部材の端部は定着ユニット3
及び画像形成装置本体4と接触して配設することが好ま
しい。このとき、時間の経過と共に遮熱部材に熱が蓄積
されて、遮熱部材の温度は上昇するが、遮熱部材に蓄積
された熱は、画像形成装置本体4へ伝導されるため、現
像器やクリーニング装置への排熱Qの影響は考慮しなく
てよい。尚、画像形成装置本体4と遮熱部材との間に隙
間を設けてもよく、この場合、隙間からの排熱Qは画像
形成装置本体4を通じて外部へと排出されるため、特に
排熱Qによる不具合は生じない。
【0015】また、熱遮断手段6の別の態様としては、
定着直後の転写材1から画像形成部2へ向かう排熱Qが
画像形成装置本体4外側へ向けて誘導せしめられる排熱
誘導手段を備えていることが好ましい。このように排熱
誘導手段を設けることにより、定着直後の転写材1から
の排熱Qが画像形成装置本体4外側へ向けて誘導され、
画像形成部2の熱の影響を受けやすいユニットへ排熱Q
が影響を及ぼすことを効果的に抑えることができる。
【0016】更に、熱遮断手段6は、排出搬送路5の少
なくとも上方と画像形成部2とが仕切られる遮熱部材
と、定着直後の転写材1から画像形成部2へ向かう排熱
Qが画像形成装置本体4外側へ向けて誘導せしめられる
排熱誘導手段とを備えていることが好ましい。遮熱部材
と排熱誘導手段の両方を備えれば、両者の相乗効果によ
り、定着直後の転写材1から画像形成部2へ向かう排熱
Qの影響をより効果的に抑えることができる。
【0017】ここで、排熱誘導手段としては、排出搬送
路5の出口側に位置する画像形成装置本体4に設けられ
且つ定着直後の転写材1から画像形成部2へ向かう排熱
Qが画像形成装置本体4外側へ排出せしめられる排気口
を備えている態様が挙げられる。定着直後の転写材1か
ら排出される排熱Qは上方へ移動し、画像形成部2付近
に蓄積するが、排気口は排熱Qを画像形成装置本体4外
側へ排出する機能を有するため、画像形成部2付近に排
熱Qが蓄積することを防止することができる。また、排
気口を設ける態様においては、前記遮熱部材の排気口近
傍に開口(隙間も含む)を設けることが好ましい。開口
を設けることにより、排気口へ定着直後の転写材1から
の排熱Qを導くことができる。更に、より好ましくは、
遮熱部材は、転写材1からの排熱Qを排気口に対して誘
導するような形状(例えば遮熱部材の排気口側端が、排
気口に向けて弧を描くような形状)に設けることがよ
い。遮熱部材をこのような形状に設けることにより、転
写材1からの排熱Qの排出が促進される。
【0018】また、排熱誘導手段は、排気口のみなら
ず、排気口に加えて更に排出搬送路5の出口側に位置す
る画像形成装置本体4に設けられ且つ画像形成装置本体
4外側から空気を取り入れる吸気口を備えていることが
好ましい。排気口と吸気口を備えれば、自然対流によ
り、吸気口から画像形成装置本体4外側の空気を取り入
れ、排気口から定着直後の転写材1から画像形成部2へ
向かう排熱Qを排出することができる。
【0019】更に、排熱誘導手段としては、少なくとも
排出搬送路5の上方を覆い且つ定着直後の転写材1から
画像形成部2へ向かう排熱Qが排気口へ向けて誘導せし
められる排熱流路形成部材を備えている態様が挙げられ
る。ここで、排熱流路形成部材とは、少なくとも排出搬
送路5の上方を覆い且つ定着直後の転写材1から画像形
成部2へ向かう排熱Qが排気口へ向けて誘導する形状の
ものであれば適宜選定して差し支えないが、例えばダク
ト等が挙げられる。また、前記自然対流による排熱Qの
排出方法(排気口及び吸気口を設け、自然対流により、
吸気口から画像形成装置本体4外側の空気を取り入れ、
排気口から定着直後の転写材1から画像形成部2へ向か
う排熱Qを排出する方法)を採用する場合には、排出搬
送路5の出口側に位置する画像形成装置本体4の排出搬
送路5を基準として排出搬送路5の上下両方に排熱流路
形成部材を覆うように設けることが好ましい。排熱流路
形成部材をこのように設けることで、空気の流路が強制
的に形成され、自然対流による排気口からの排熱効果を
促進することができる。
【0020】更にまた、排熱誘導手段として、定着直後
の転写材1から画像形成部2へ向かう排熱Qが排気口へ
向かう強制気流にて排出促進せしめられる送風手段を備
えている態様が挙げられる。ここで、送風手段とは、風
を送ることにより自然対流を促す効果を有するものであ
ればよく、例えば送風ファン等が挙げられるが、これに
限らず適宜設定して差し支えない。送風手段を設けるこ
とにより、前記自然対流による排熱Qの排出方法を採用
する場合には、吸気口と排気口との間に生じる自然対流
を更に促進させ、排気口へ排熱Qを効果的に排出するこ
とができるため、熱の影響を受けやすいユニットに対す
る排熱Qの影響を抑えることができる。
【0021】また、送風手段の設置態様としては、例え
ば、排出搬送路5の出口側に位置する画像形成装置本体
4の排出搬送路5を挟んで下側に吸気口を、上側に排気
口を設けると共に、送風手段を吸気口側(排出搬送路5
の下側)に設けて、自然対流を促進させる態様や、送風
手段を排気口側(排出搬送路5の上側)に設けて転写材
1からの排熱Qを排気口に向けて強制的に送り出す態様
等が挙げられる。尚、後者の場合には、自然対流を利用
しなくても送風手段のみにより、排熱Qを排出口へ排出
することができるため、吸気口を設けなくても足りる。
また、前者の場合には排出搬送路の下側から風を送るた
め、風力を強くすると転写材1があおられて、転写材1
の搬送性に影響を及ぼすが、後者の場合には、そのよう
な風力による影響を考慮する必要はない。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいて、この発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図2に本発明が適用された画像形成装置の実施の形態1
を示す。同図において、画像形成装置は中間転写型の画
像形成装置であり、画像形成装置本体10内の上方には
記録シート(転写材)Sに画像を形成する画像形成部1
1を有する。そして、この画像形成部11には、複数の
色成分(本例ではマゼンタ(M),シアン(C),イエ
ロ(Y),ブラック(K))画像が形成せしめられる四
つの標準作像ユニット20(具体的には20a〜20
d)を並列に配設し、各作像ユニット20の下方には中
間転写ベルト21を配設し、各作像ユニット20にて作
像された各色成分画像を中間転写ベルト21を介して記
録シートS(転写材)Sに転写し、定着装置30にて記
録シートS上の未定着画像を定着するものである。
【0023】本実施の形態において、各作像ユニット2
0は、所定方向に回転する感光体ドラム22を有し、こ
の感光体ドラム22の周囲には、感光体ドラム22を帯
電する帯電装置23と、帯電された感光体ドラム22に
静電潜像を書き込む露光装置24と、感光体ドラム22
上の静電潜像を対応する色成分トナーにて現像する現像
装置25と、感光体ドラム22上の各成分トナー像を中
間転写ベルト21に一次転写させる一次転写装置26
と、感光体ドラム22上の残留トナーを清掃するクリー
ニング装置27とを配設したものである。また、中間転
写ベルト21は例えば3つの張架ロール21a〜21c
に循環回転可能に掛け渡されており、更に、中間転写ベ
ルト21にはベルトクリーニング装置28が設けられて
いる。ここで、中間転写ベルト21には、各作像ユニッ
ト20にて作像された各色成分画像が順次一次転写さ
れ、重ね合わされた後、二次転写ロール29により記録
シートSに二次転写されるが、その際、転写されずに中
間転写ベルト21上に残留したトナーがベルトクリーニ
ング装置28により除去回収されるようになっている。
【0024】また、本実施の形態において、定着装置3
0は、加熱定着方式により記録シート(転写材)S上の
画像を記録シートS上に定着させるものであり、記録シ
ートSに対して熱を与える加熱ロール31と、記録シー
トSに対して圧力を与える加圧ロール32とから構成さ
れる。また、加熱ロール31の周囲には、加熱ロール3
1から発する熱が放射することを防止するための反射板
33が設けられており、更に、定着装置30はハウジン
グ34を備え、加熱ロール31及び加圧ロール32が画
像形成装置内部において周囲から隔離されている。尚、
符号35は、画像が定着された後の記録シートSを後述
する排出搬送路50へと導くガイドである。また、符号
36は排出ロールであり、定着装置30にて画像が定着
された記録シートSは、排出搬送路50を通じて排出ロ
ール36により、装置本体10外側へと排出されるよう
になっている。
【0025】また、本実施の形態において、排出搬送路
50の上方には、遮熱板40が設けられており、この遮
熱板40により、排出搬送路50と画像形成部11とが
仕切られている。ここで、遮熱板40は、熱を遮断する
効果を有し、定着直後の記録シートSからの排熱Qが上
昇し、画像形成部11のベルトクリーニング装置28へ
と伝達することを防止するものであり、本実施の形態で
は装置本体10内に掛け渡されるタイバーを兼ねてい
る。また、遮熱板40は、具体的には、ステンレスで構
成される板厚1mmの部材が用いられている。また、遮
熱板40にて上昇が遮断された定着直後の記録シートS
からの排熱Qを装置本体10外側へ排出することにより
排熱Qの蓄積を防止するという観点から、排出搬送路5
0出口側に位置する装置本体10には排気口60が設け
られている一方、遮熱板40の排気口60側端部には開
口41が設けられており、定着直後の記録シートSから
排出される排熱Qが、遮熱板40の開口41を通じて、
排気口60から装置本体10外側へ排出されるようにな
っている。
【0026】次に本実施の形態に係る画像形成装置の作
動を定着装置及び排熱の移動を中心に説明する。図3に
示すように、定着装置30の加熱ロール31及び加圧ロ
ール32により画像が定着された記録シートSは、排出
搬送路50を通じて装置本体10外側(本例では右方
向)に向かって搬送され、排出ロール36により装置本
体10外側へと排出される。このとき、記録シートSは
定着時に加熱ロール31から熱を奪い、排出搬送路50
通過時に、この熱(排熱Q)を排出するが、排熱Qは上
方へ移動するものの、遮熱板40により遮断され、ま
た、遮熱板40の開口41を通じて排気口60へ排出さ
れる。従って、ベルトクリーニング装置28に対する記
録シートSからの排熱Qの影響を抑えることが可能とな
る。また、遮熱板40は、時間の経過と共に、排熱Qに
より温められて温度が上昇するが、遮熱板40の温度上
昇に伴う排熱Q(遮熱板40を介して装置本体10内部
上方へと伝達される記録シートSから排出された排熱
Q)も、装置本体10に設けられた排気口60から装置
本体10の外部へと排出されるため、ベルトクリーニン
グ装置28には殆ど影響を及ぼすことはない。
【0027】◎実施の形態2 図4に本発明が適用された画像形成装置の実施の形態2
を示す。同図において、本実施の形態に係る画像形成装
置は、実施の形態1に係る画像形成装置の基本構成と略
同様であるが、実施の形態1と異なり、遮熱板45が画
像形成装置本体10に設けられた排気口60に対して定
着直後の記録シートSからの排熱Qを導くような形状を
有している。尚、実施の形態1と同様な構成要素につい
ては、実施の形態1と同様な符号を付して、ここではそ
の詳細な説明を省略する。
【0028】本実施の形態において、遮熱板45は、排
出搬送路50の上方に設けられ、実施の形態1と同様
に、熱を遮断する効果を有するものであり、記録シート
Sからの排熱Qが上昇し、画像形成部11のベルトクリ
ーニング装置28へ伝達することを防止するものであ
る。また、遮熱板45は、その一端(排出搬送路50の
出口側(本例では右側))が装置本体10の排気口60
に向かって略円弧状に設けられており、装置本体10の
排気口60へ記録シートSからの排熱Qを導くことによ
り、排熱Qが効率よく装置本体10外側へと排出される
ようになっている。このように、本実施の形態によれ
ば、遮熱板45の一端が略円弧状に設けられているた
め、排熱Qの上方への移動が遮断されると共に、装置本
体10の排気口60から効率よく排出され、排熱Qが画
像形成部11に蓄積し、ベルトクリーニング装置28へ
影響を及ぼすことを防止できる。その結果、排熱Qによ
るベルトクリーニング装置28の温度上昇が抑えられ、
ベルトクリーニング装置28に収容された廃トナーのブ
ロッキングを回避することができる。特に、近年のトナ
ーの低融点化にあっては、ベルトクリーニング装置28
の温度上昇による廃トナーのブロッキングが生じやすい
が、本実施の形態によれば、ブロッキング防止効果が顕
著となる。
【0029】◎実施の形態3 図5に本発明が適用された画像形成装置の実施の形態3
を示す。同図において、本実施の形態に係る画像形成装
置は、実施の形態1に係る画像形成装置の基本構成と略
同様であるが、実施の形態1と異なり、排出搬送路50
の出口側に位置する画像形成装置本体10に、排出搬送
路50を基準として排出搬送路50の上側に排気口60
が、下側に吸気口61が設けられており、定着直後の記
録シートSから画像形成部11へ向かう排熱Qが自然対
流により装置本体10外側へ排出されるようになってい
る。尚、実施の形態1と同様な構成要素については、実
施の形態1と同様な符号を付して、ここではその詳細な
説明を省略する。
【0030】次に本実施の形態に係る画像形成装置の作
動を定着装置及び熱の移動を中心に説明する。図5に示
すように、定着装置30の加熱ロール31及び加圧ロー
ル32により定着された記録シートSは、排出搬送路5
0を通じて装置本体10外側(本例では右方向)に向か
って搬送され、排出ロール36により装置本体10外側
へと排出される。このとき、記録シートSは画像の定着
時に加熱ロール31から熱を奪い、排出搬送路50通過
時に、この熱(排熱Q)を排出するが、排熱Qは上方へ
移動するものの、遮熱板40により遮断されると共に、
遮熱板40の開口41から排気口60を通じて装置本体
10外側へ排出される。また、この際、排出搬送路50
の出口側に位置する装置本体10の排出搬送路50を基
準として、排出搬送路50の下側に設けられた吸気口6
1から装置本体10外側の空気が入り込むことにより、
吸気口61と排気口60との間で自然対流が生じ、空気
の流路が形成される。そして、定着直後の記録シートS
から画像形成部11へ向かう排熱Qがこの空気の流路に
沿って、排気口60へと導かれ、排出される。
【0031】本実施の形態によれば、装置本体10に
は、排出搬送路50を挟んで、上側に排気口60が、下
側に吸気口61が設けられているので、吸気口61と排
気口60との間に空気の流路が形成され、この流路に沿
って、記録シートSから排出された排熱Qが排気口60
から効率的に排出される。従って、記録シートSからの
排熱Qが上昇し、画像形成部11に蓄積することが抑え
られ、ベルトクリーニング装置28の温度上昇を防止す
ることができる。
【0032】◎実施の形態4 図6に本発明が適用された画像形成装置の実施の形態4
を示す。同図において、本実施の形態に係る画像形成装
置は、実施の形態3に係る画像形成装置の基本構成と略
同様であるが、実施の形態3と異なり、排出搬送路50
を基準として排出搬送路50の上下には、空気の流路を
形成すると共に、定着直後の記録シートSからの排熱Q
を排気口60へ向けて誘導するダクトが設けられてい
る。尚、実施の形態3と同様な構成要素については、実
施の形態3と同様な符号を付して、ここではその詳細な
説明を省略する。
【0033】本実施の形態において、ダクトは略円弧状
であり、排出搬送路50の上方を覆い、定着直後の記録
シートSから画像形成部11へ向かう排熱Qを排気口6
0へ誘導する上側ダクト62と、排出搬送路50の下方
を覆い、吸気口61から取り込んだ空気を排気口60へ
と誘導する下側ダクト63が配設されている。また、上
側ダクト62は遮熱板40の上側に配設されており、遮
熱板40とベルトクリーニング装置28とを仕切ること
により、遮熱板40の開口41を通過した排熱Qや時間
の経過と共に遮熱板40に蓄積された排熱Qを排気口6
0へと誘導する働きを有する。更に、下側ダクト63は
排出搬送路50の下側に位置し、吸気口61から取り込
んだ空気を上方へ向けて誘導し、排気口60への自然対
流を円滑に生じさせる働きを有する。従って、本実施の
形態によれば、上側ダクト62及び下側ダクト63を配
設することにより、排熱Qが上側ダクト62の形状に沿
って排気口60へ誘導され、排気口60から装置本体1
0外側へ排出されだけでなく、上側ダクト62,下側ダ
クト63により空気の流路が強制的に形成され、自然対
流を促進させることができ、排熱Qの排出効率が向上す
る。
【0034】◎実施の形態5 図7に本発明が適用された画像形成装置の実施の形態5
を示す。同図において、本実施の形態に係る画像形成装
置は、実施の形態4に係る画像形成装置の基本構成と略
同様であるが、実施の形態4と異なり、排出搬送路50
の下側且つ下側ダクト63の内側(排出搬送路50側)
には送風ファン64が設けられている。尚、実施の形態
4と同様な構成要素については実施の形態4と同様な符
号を付して詳細な説明を省略する。
【0035】本実施の形態において、送風ファン64
は、排出搬送路50の下側に配設され、排出搬送路50
の下側から上方へ向かって風を送ることにより、排出搬
送路50近傍の空気が冷却されるだけでなく、自然対流
をより促進させることができ、定着直後の記録シートS
からの排熱Qによるベルトクリーニング装置28の温度
上昇を抑制する効果が向上する。
【0036】◎実施の形態6 図8に本発明が適用された画像形成装置の実施の形態6
を示す。同図において、本実施の形態に係る画像形成装
置は、実施の形態5に係る画像形成装置の基本構成と略
同様であるが、実施の形態5と異なり、遮熱板40が配
設されておらず、また、送風ファン64が上側ダクト6
2の内側(排出搬送路50側)に排気口60へ向かって
風を送るように配設されている。尚、実施の形態5と同
様な構成要素について実施の形態5と同様な符号を付し
て詳細な説明を省略する。
【0037】次に本実施の形態に係る画像形成装置の作
動を定着装置及び熱の移動を中心に説明する。図8に示
すように、定着装置30の加熱ロール31及び加圧ロー
ル32により定着された記録シートSは、排出搬送路5
0を通じて装置本体10外側(本例では右方向)に向か
って搬送され、排出ロール36により装置本体10外側
へ排出される。このとき、記録シートSは定着時に加熱
ロール31から熱を奪い、排出搬送路50通過時に、こ
の熱(排熱Q)を排出するが、排熱Qは上方へ移動する
ものの、上側ダクト62へ誘導されて排気口60から装
置本体10外側へ排出される。また、この際、吸気口6
1から装置本体10外側の空気が入り込むことにより、
吸気口61と排気口60との間で自然対流が生じ、空気
の流路が形成される。そして、遮熱板40の開口41を
通過して上方へ移動する記録シートSからの排熱Qがこ
の空気の流路に沿って、排気口60へ導かれ、装置本体
10外側へ排出される。更に、このとき、上側ダクト6
2内側に配設された送風ファン64から排気口60に向
かって風が送られ、記録シートSからの排熱Qは強制的
に排気口60から装置本体10外側へ排出される。
【0038】本実施の形態によれば、排気口60及び吸
気口61が設けられると共に、上側ダクト62,下側ダ
クト63が配設されて空気の流路が形成され、記録シー
トSからの排熱Qの自然対流による排出が促進させるだ
けでなく、上側ダクト62内側に送風ファン64を配設
したので、排出搬送路50の上方へ移動する定着直後の
記録シートSからの排熱Qが送風ファン64により排気
口60へ強制的に排出され、画像形成部11の温度上昇
を効果的に防止することができる。また、本実施の形態
によれば、遮熱板40を設けることなく前記実施の形態
1乃至5いずれかに記載の画像形成装置と同様にベルト
クリーニング装置28への影響を抑えるという効果が期
待されるため、装置の簡略化を図ることができる。
【0039】
【実施例】図9(a)は、実施の形態1に係る画像形成
装置(遮熱板が配設された態様[図3参照])にダクトを
設けた変形の形態モデルに相当する実施例1、実施の形
態6に係る画像形成装置(自然対流と送風ファンにより
転写材からの排熱を画像形成装置外部へ排出する態様
[図8参照])から送風ファンを取外した変形の形態モデ
ルに相当する実施例2、及び比較例(遮熱板を配設せ
ず、また、転写材からの排熱を自然対流により排出しな
い態様に係る従来の画像形成装置)において、ダクト及
びクリーニング装置近傍の所定の位置とその位置におけ
る測定温度との関係を示したものである。尚、図9
(a)において、実線aは実施例1におけるダクト及び
クリーニング装置近傍の温度、破線bは実施例2におけ
るダクト及びクリーニング装置近傍の温度、一点鎖線c
は比較例におけるダクト及びクリーニング装置近傍の温
度を示している。また、温度計測位置については、図9
(b)に示すように、符号Aはダクトの上部雰囲気を示
し、A1、A2、A3は夫々ダクト上部雰囲気のIN、
CENT,OUT、を示している。ここで、INは、画
像形成装置に対する奥側を意味し、OUTは画像形成装
置に対する手前側を意味し、CENTは、前記INとO
UTとの中間位置を意味する。更に、同様に、図9
(b)に示すように、符号Bはダクト右上雰囲気、符号
Cはクリーニング装置外表面、符号Dはクリーニング装
置内表面を示している。
【0040】図9(a)において、比較例(一点鎖線
c)では、ダクトの上部に位置するA領域及びB領域の
測定温度は平均すると55.4℃を示し、また、クリー
ニング装置近傍に位置するC領域及びD領域の測定温度
は平均すると57.0℃を示しており、転写材からの排
熱によってダクト周辺温度が上昇し、特にクリーニング
装置近傍温度が上昇している。このようなクリーニング
装置近傍の温度上昇は、近年のトナーの低融点化によ
り、廃トナーのブロッキングが発生し易いという弊害を
招く。これに対して、実施例1(実線a)の場合には、
遮熱板の遮熱効果により、ダクト上部に位置するA領域
及びB領域の温度は、平均53.3℃であり、クリーニ
ング装置近傍に位置するC領域及びD領域の測定温度は
平均51.4℃と、比較例(一点鎖線c)に比べると、
夫々2.1℃、5.6℃の低減効果を有し、クリーニン
グ装置近傍の温度上昇が大幅に改善されていることが理
解される。また、実施例2(破線b)においても、自然
対流の効果により転写材からの排熱の画像形成装置外部
への排出が促進されるため、ダクト上部に位置するA領
域及びB領域の温度は、平均53.3℃であり、クリー
ニング装置近傍に位置するC領域及びD領域の測定温度
は平均52.7℃と、比較例(一点鎖線c)に比べる
と、夫々2.1℃、4.3℃の低減効果を有することが
理解される。尚、低減効果とは、比較例における測定温
度から実施例1又は実施例2における測定温度を引いた
ものである。また、B領域におけるB2位置(ダクト右
上雰囲気CENT)での測定温度は測定誤差であると推
測されるため、B領域における平均温度を算出するにあ
たっては除外した。
【0041】このように、実施例1や実施例2は、夫々
比較例に比べてクリーニング装置近傍の温度上昇を改善
する効果を有することが理解され、これらの組合せが適
用された画像形成装置に係る実施の形態1乃至実施の形
態6いずれかに記載の画像形成装置は、クリーニング装
置近傍の温度上昇をより改善する効果を有することが期
待される。
【0042】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、排出搬送路の少なくとも上方と画像形成部との間に
熱遮断手段を備え、定着直後の転写材から画像形成部へ
向かう排熱を遮断するようにしたので、定着直後の転写
材からの排熱が画像形成部に蓄積し、熱の影響を受けや
すいユニット(例えば現像器や廃トナークリーニング装
置等)に影響を及ぼすことにより生じる現像器の温度上
昇や廃トナーのブロッキング等を回避することができ
る。
【0043】また、本発明によれば、熱源である定着ユ
ニットから直接熱を奪う態様の従来の画像形成装置のよ
うに、画像形成装置の稼動時において、定着ユニットに
過剰なエネルギー供給をすることが不要となるため、定
着ユニット自体あるいは定着ユニット上部近傍において
断熱・排熱手段を設ける必要もなくなり、オーバーシュ
ートが大幅に改善される。更に、画像形成装置の電源を
切った後も、定着ユニットを冷却するために所定の時間
ファン等の冷却手段を稼動させることが不要となるた
め、従来、この間に必要とされた別電源も不要となり、
省エネルギーの実現を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成装置における定着ユニ
ット近傍の概要を示す説明図である。
【図2】 実施の形態1に係る画像形成装置の全体構成
を示す説明図である。
【図3】 実施の形態1に係る画像形成装置の定着装置
近傍の構成を示す説明図である。
【図4】 実施の形態2に係る画像形成装置の定着装置
近傍の構成を示す説明図である。
【図5】 実施の形態3に係る画像形成装置の定着装置
近傍の構成を示す説明図である。
【図6】 実施の形態4に係る画像形成装置の定着装置
近傍の構成を示す説明図である。
【図7】 実施の形態5に係る画像形成装置の定着装置
近傍の構成を示す説明図である。
【図8】 実施の形態6に係る画像形成装置の定着装置
近傍の構成を示す説明図である。
【図9】 実施例1、実施例2及び比較例に関するクリ
ーニング装置近傍の所定の位置と、その位置における測
定温度との関係を示すグラフ図である。
【図10】 オーバーシュート現象を示すグラフ図であ
る。
【図11】 従来の画像形成装置を示す説明図である。
【符号の説明】
1…転写材,2…画像形成部,3…定着ユニット,4…
画像形成装置本体,5…排出搬送路,6…熱遮断手段,
Q…排熱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 JA11 JB14 JB15 JB16 JC06 JC07 JC08 JC13 ZA10 2H171 FA01 FA06 FA19 FA22 GA06 GA18 GA23 GA25 GA31 GA38 HA25 KA05 NA03 NA05 QA03 QA04 QA08 QA24 QB03 QB15 QB32 QC03 QC22 QC24 QC36 SA07 SA12 SA28 SA31 WA12 WA18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写材に画像を形成する画像形成部と、
    画像形成部の下方に設けられ且つ転写材上に画像を加熱
    定着させる定着ユニットと、定着ユニットから排出され
    た定着直後の転写材を画像形成装置本体外側へ排出搬送
    する排出搬送路とを備えた画像形成装置において、 排出搬送路の少なくとも上方と画像形成部との間に設け
    られ、定着直後の転写材から画像形成部へ向かう排熱が
    遮断せしめられる熱遮断手段を備えたことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、 熱遮断手段は、排出搬送路の少なくとも上方と画像形成
    部とが仕切られる遮熱部材を備えていることを特徴とす
    る画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像形成装置において、 熱遮断手段は、定着直後の転写材から画像形成部へ向か
    う排熱が画像形成装置本体外側へ向けて誘導せしめられ
    る排熱誘導手段を備えていることを特徴とする画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の画像形成装置において、 熱遮断手段は、排出搬送路の少なくとも上方と画像形成
    部とが仕切られる遮熱部材と、定着直後の転写材から画
    像形成部へ向かう排熱が画像形成装置本体外側へ向けて
    誘導せしめられる排熱誘導手段とを備えていることを特
    徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の画像形成装置にお
    いて、 排熱誘導手段は、排出搬送路の出口側に位置する画像形
    成装置本体に設けられ且つ定着直後の転写材から画像形
    成部へ向かう排熱が画像形成装置本体外側へ排出せしめ
    られる排気口を備えていることを特徴とする画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の画像形成装置において、 排熱誘導手段は、更に、排出搬送路の出口側に位置する
    画像形成装置本体に設けられ且つ画像形成装置本体外側
    から空気を取り入れる吸気口を備えていることを特徴と
    する画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6記載の画像形成装置にお
    いて、 排熱誘導手段は、少なくとも排出搬送路の上方を覆い且
    つ定着直後の転写材から画像形成部へ向かう排熱が排気
    口へ向けて誘導せしめられる排熱流路形成部材を備えて
    いることを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至7いずれかに記載の画像形
    成装置において、 排熱誘導手段は、定着直後の転写材から画像形成部へ向
    かう排熱が排気口へ向かう強制気流にて排出促進せしめ
    られる送風手段を備えていることを特徴とする画像形成
    装置。
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