JP2012078762A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着装置の入口部から放出される熱気を効果的に外部へ排出することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】記録媒体を加熱して当該記録媒体に画像を定着する定着装置7を備えた画像形成装置において、定着装置7とその周囲に配設されたプロセスユニット3との間に介在すると共に、定着装置7の記録媒体が搬入される入口部19の上方に少なくとも配設された熱遮蔽部材26と、外部から空気を吸入するための吸気口22と、吸気口22から吸入された空気を入口部19まで案内するための流路24と、熱遮蔽部材26によって案内される熱気を外部に排出するための排気口23とを備えたものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、記録媒体に画像を定着させる定着装置を備えた画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等の画像形成装置に用いられる定着装置として、加熱源によって加熱される定着部材とそれに対向する対向部材(又は加圧部材)とが互いに接触して形成された定着ニップに、紙やOHP等の記録媒体を通過させて、その記録媒体上のトナー画像を熱と圧力によって定着するものが知られている。
しかし、この種の定着装置を備えた画像形成装置においては、定着装置から発生する熱によって、トナー収容部内のトナーが溶融して凝集したり、定着装置の周囲に配設された部材や周辺機器の動作や特性に支障が生じたりする虞がある。従来、このような定着装置の熱による不具合を防止するために、熱遮蔽部材を設け、熱遮蔽部材によって定着装置から生じた熱気を遮蔽しつつ機外に排出する構成が採用されている(例えば、特許文献1、2参照)。
しかしながら、従来の熱遮蔽部材を設けた構成には、下記の問題点がある。
例えば、特許文献1(特許第4131125号公報)に記載の画像形成装置では、定着装置の記録媒体を搬入する入口部側に熱遮蔽部材が配設されていないため、特に入口部から放出される熱気によって周辺機器が温度上昇する。
また、特許文献1(特開2007−298629号公報)に記載の画像形成装置では、熱遮蔽部材が定着装置の入口部側にも設けられているが、気流の流れが悪いため、効果的に熱気を排出することができず、熱気が熱遮蔽部材を回り込んで周辺機器側に流れ込む虞がある。また、熱気の回り込みを防止するために、熱遮蔽部材の端部を入口部近傍まで伸ばすことも考えられるが、その場合、入口部に搬入される記録媒体上の未定着トナーが熱遮蔽部材の端部に接触しやすくなり、異常画像が発生する虞が高まる。また、熱遮蔽部材の端部を伸ばすことは、装置の大型化を招くといった問題もある。
本発明は、斯かる事情に鑑み、定着装置の入口部から放出される熱気を効果的に外部へ排出することができる画像形成装置を提供しようとするものである。
請求項1の発明は、記録媒体を加熱して当該記録媒体に画像を定着する定着装置を備えた画像形成装置において、前記定着装置とその周囲に配設された装置又は部材との間に介在すると共に、前記定着装置の記録媒体が搬入される入口部の上方に少なくとも配設された熱遮蔽部材と、外部から空気を吸入するための吸気口と、前記吸気口から吸入された空気を前記入口部まで案内するための流路と、前記熱遮蔽部材によって案内される熱気を外部に排出するための排気口とを備えたものである。
定着装置の加熱時の上昇気流によって生じた負圧により、吸気口から画像形成装置本体内に空気が吸入され、吸入された空気は流路を通って定着装置の入口部まで案内される。そして、この外部からの気流の流入作用により、入口部から放出される熱気は、熱遮蔽部材によって案内され排気口から外部へ排出される。このように、定着装置の入口部から放出される熱気を効果的に外部へ排出することができるので、熱気が熱遮蔽部材の端部から回り込んで定着装置の周囲にある装置又は部材の方へ流入するのを防止することができ、それら装置又は部材の温度上昇を抑制することができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記熱遮蔽部材を前記吸気口の上方に配設すると共に、当該熱遮蔽部材の上端部と下端部を、前記吸気口を通る鉛直方向の仮想面を挟んで互いに反対側に配設し、前記定着装置を、前記吸気口を通る鉛直方向の仮想面に対して前記熱遮蔽部材の上端部を配設した側と同じ側に配設したものである。
上記のように構成することで、定着装置の熱による上昇気流によって吸気口から吸入された空気が、流路を通って上昇し、定着装置からの熱気と一緒に上方に配設された熱遮蔽部材によって排出口へ案内される。また、定着装置を、熱遮蔽部材の上端部を配設した側と同じ側に設け、下端部とは反対側に配設しているので、定着装置の熱気が熱遮蔽部材の下端部から回り込んで周囲にある装置又は部材へ流入するのを防止できる。
請求項3の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記排気口を、前記吸気口を通る鉛直方向の仮想面に対して前記熱遮蔽部材の上端部を配設した側と同じ側に配設し、前記熱遮蔽部材の前記定着装置の入口部の上方に位置する部分に熱気を案内する方向を変える屈曲部を設けたものである。
この場合、入口部からの熱気が上昇した位置に屈曲部があるので、熱気をその屈曲部によって曲げ、排気口へ案内することができる。
請求項4の発明は、請求項2又は3に記載の画像形成装置において、前記定着装置の熱による影響を抑制すべき装置又は部材を、前記吸気口を通る鉛直方向の仮想面に対して前記熱遮蔽部材の下端部を配設した側と同じ側であって、前記定着装置との間に前記熱遮蔽部材の下端部が介在するように配設したものである。
上記のように、熱遮蔽部材の下端部からの熱気の回り込みが防止されるので、熱による影響を抑制すべき装置又は部材と定着装置との間に熱遮蔽部材の下端部を介在させることにより、それらの装置又は部材の方への熱気の流入を防止して温度上昇を抑制できる。
請求項5の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、記録媒体を前記定着装置へ案内する搬送ガイドを前記定着装置から離して配設し、前記搬送ガイドと前記定着装置との間を前記吸気口から吸入された空気が通過するように構成したものである。
搬送ガイドを定着装置から離して配設することにより、吸気口から吸入された空気が搬送ガイドによって遮断されずに入口部側へ案内することができる。
請求項6の発明は、請求項5に記載の画像形成装置において、前記搬送ガイドに前記定着装置側へ突出した複数のリブを設け、各リブの間を前記吸気口から吸入された空気が通過するように構成したものである。
搬送ガイドに定着装置側へ突出した複数のリブを設けることで、記録媒体の搬送安定性や定着装置への記録媒体の進入性を向上させることができる。また、吸気口から吸入された空気が各リブの間を通過することができるので、画像形成装置内で気流を効果的に発生させることができる。
請求項7の発明は、請求項3に記載の画像形成装置において、前記屈曲部を曲面状に形成したものである。
屈曲部を曲面状に形成していることにより、熱気を滞留させることなく円滑に排気口へと案内することが可能となる。
請求項8の発明は、請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記熱遮蔽部材と前記定着装置の周囲に配設された装置又は部材との間に空隙を介在させたものである。
熱遮蔽部材と定着装置の周囲に配設された装置又は部材との間に空隙を介在させることにより、熱遮蔽部材が熱気によって温められたとしても、熱遮蔽部材の熱が周囲の装置又は部材に伝わりにくくなり、それらの温度上昇をより効果的に抑制することができる。
なお、ここでの熱遮蔽部材の「遮蔽」の意味は、熱を100%完全に伝達しないようにするほどではないが、ある程度の熱の伝達を抑制するといった意味である。
請求項9の発明は、請求項8に記載の画像形成装置において、前記空隙に、前記定着装置の周囲に配設された装置又は部材を画像形成装置本体に対して着脱する際に把持する把持部を設けたものである。
この場合、把持部を把持する際に、熱遮蔽部材が把持部と定着装置との間に介在しているので、高温となった定着装置に触れるのを防止でき、安全性が向上する。
請求項10の発明は、請求項1から9のいずれか1項に記載の画像形成装置において、画像形成装置本体内の温度を検知する温度検知手段を備え、複数の記録媒体に画像印刷を連続的に実行する連続印刷時において、前記温度検知手段の検知温度が所定の温度を超えた場合に、前記定着装置の加熱を自動的に停止して待機状態となるようにしたものである。
連続印刷時に、定着装置へ連続的に搬送される記録媒体によって流路が頻繁に遮断されると、吸気口から空気が十分に吸入されなくなり、画像形成装置内で気流を発生させることができなくなるので、熱気を排気口から排出することが困難となる。そのため、連続印刷時においては、温度検知手段の検知温度が所定の温度を超えた場合に、定着装置の加熱を自動的に停止して待機状態にすることで、定着装置の周囲に配設された装置又は部材の温度上昇を抑制することができる。
請求項11の発明は、請求項1から10のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記熱遮蔽部材の端部を、前記定着装置の周囲に配設された装置又は部材に当接させたものである。
遮蔽部材の端部を、定着装置の周囲に配設された装置又は部材に当接させることにより、熱気が熱遮蔽部材の端部から周囲の装置や部材の方へ回り込むのをより効果的に防止できるようになる。
請求項12の発明は、請求項11に記載の画像形成装置において、前記熱遮蔽部材の端部と、前記定着装置の周囲に配設された装置又は部材との当接部を、弾性体で構成したものである。
遮蔽部材の端部と、定着装置の周囲に配設された装置又は部材との当接部を、弾性体で構成することにより、熱遮蔽部材の端部と周囲の装置又は部材との密着度が高まり、熱気の回り込みを高度に防止することが可能となる。
請求項13の発明は、請求項1から10のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記熱遮蔽部材の端部を、前記定着装置の周囲に配設された装置又は部材と一体的に構成したものである。
熱遮蔽部材の端部を、定着装置の周囲に配設された装置又は部材と一体的に構成することにより、熱遮蔽部材の端部と周囲の装置又は部材との間に隙間がなくなるので、熱気が熱遮蔽部材の端部から周囲の装置又は部材の方への回り込みをより効果的に防止できるようになる。
請求項14の発明は、請求項1から13のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記熱遮蔽部材を、画像形成装置本体内の装置又は部材を着脱するための着脱経路から退避した退避位置に移動可能に構成したものである。
熱熱遮蔽部材を退避位置に移動させることにより、画像形成装置本体内の装置又は部材の着脱経路を確保することができ、これら装置又は部材と熱遮蔽部材との干渉を防止することができる。また、熱遮蔽部材を退避位置に移動可能に構成していることで、熱遮蔽部材を、前記装置又は部材の着脱経路内であっても配設することが可能となる。
請求項15の発明は、請求項14に記載の画像形成装置において、前記熱遮蔽部材を、画像形成装置本体内の装置又は部材を着脱する際に画像形成装置本体を開放するための開閉カバーと一体的に構成し、前記開閉カバーを開放した際に前記熱遮蔽部材が開閉カバーと一緒に移動して前記退避位置に配置されるように構成したものである。
このように構成することにより、画像形成装置本体内の装置又は部材を着脱する際に必要な最小限の操作によって、熱遮蔽部材を退避位置に移動させることができるようになり、操作性が向上する。
本発明によれば、定着装置の入口部側において、定着装置の熱気を排出するための流路内の流れを良くすることができるので、熱気が熱遮蔽部材を回り込んで定着装置の周囲の装置又は部材の方へ流入するのを防止できる。これにより、周囲の装置等の温度上昇を効果的に抑制することができ、信頼性が向上する。また、本発明によれば、熱気の回り込みを防止するために、熱遮蔽部材の端部を入口部近傍まで伸ばす必要が無いので、熱遮蔽部材と記録媒体との接触を回避して異常画像の発生を防止することができると共に、熱遮蔽部材の端部を伸ばすことによる装置の大型化も防止できる。さらに、本発明は、定着装置の加熱時の上昇気流によって生じた負圧を利用することで、排気ファンを設けなくても、定着装置の入口部から放出された熱気を機外に排出することができるので、排気ファンを設けることに伴う装置の大型化やコストアップ、騒音の発生も防ぐことができる。
本発明の画像形成装置であるレーザプリンタの第1実施形態の全体構成を側面断面図によって示した概略図である。 定着装置及びプロセスユニットの周辺構造を示す概略図である。 開閉カバーを開放して、プロセスユニットを取り出す様子を示す図である。 定着装置の待機時にプリンタ内に発生する気流を示す図である。 連続印刷時にプリンタ内に発生する気流を示す図である。 本発明に係るプリンタの第2実施形態の構成を示す概略図である。 本発明に係るプリンタの第3実施形態の構成を示す概略図である。 搬送ガイドと定着装置の断面斜視図である。 搬送ガイドの変形例を示す断面斜視図である。 本発明の構成を、装置本体の上部に原稿読取装置を備えたプリンタ複合機に適用した実施形態を示す図であって、(a)は、そのプリンタ複合機の全体構成を側面断面図によって示した概略図、(b)は開閉カバーを開放して、プロセスユニットを取り出す様子を示す図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
図1は、本発明の画像形成装置であるレーザプリンタの第1実施形態の全体構成を側面断面図によって示した概略図である。
レーザプリンタ1(以下、単にプリンタ1という)においては、記録媒体としての用紙Pをプリンタ1内に給送する給紙装置2がプリンタ本体100(画像形成装置本体)の一端に設けられ、中央にトナー像を形成する画像形成ユニットとしてのプロセスユニット3が配置されている。プロセスユニット3の下方には、トナー像を用紙Pに転写する転写装置としての転写ローラ4、用紙Pを支持して所望の搬送方向に案内する搬送ガイド5が配設されている。また、プロセスユニット3の上方には、プロセスユニット3に対してレーザ光を発し、静電潜像を作成する露光装置6が設けてある。また、プリンタ1のもう一端にはトナー像を用紙P上に定着させる定着装置7が備えられている。レーザプリンタ1は給紙装置2より用紙Pを一点鎖線Aで示す経路上を搬送し、画像形成を行う構成となっている。
プロセスユニット3は、像担持体としての感光体ドラム10を中心に帯電装置11、現像装置12、クリーニング装置13、図示しない除電装置が配置されており、これらが一体構成されている。プロセスユニット3は、寿命に応じてプリンタ本体100に対して交換可能となっており、ユーザーがプリンタ本体100の上方に配置された開閉カバー14を開放することによって、プロセスユニット3をプリンタ本体100から脱着可能となる。
搬送ガイド5は、用紙Pを水平方向へ案内し、用紙搬送機能にかかわる、給紙装置2、転写ローラ4を保持する機能も有している。定着装置7は、定着部材としての定着ローラ15と、定着ローラ15に対向する対向部材としての加圧ローラ16を有し、定着ローラ15内部にはヒータ17が配設されている。定着ローラ15と加圧ローラ16は定着カバー18に内包されており、定着カバー18には、用紙Pが搬入される入口部19と、用紙Pが排出される出口部20とが形成されている。入口部19には、定着ローラ15と加圧ローラ16間に形成された定着ニップに用紙Pを案内する入口ガイド21が設けてある。入口ガイド21の表面にはフッ素コートを施してあり、これによって、用紙の搬送抵抗を低減する共に、未定着トナーの飛散によってトナーが付着しても容易にふき取れるようにしている。
本実施形態では、定着ローラ15は、パイプ状の芯金表面にPFA(四弗化エチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)製の離型層を被覆して構成されている。加圧ローラ16は、芯金と、その表面被覆するシリコーンゴム層と、さらにその表面を被覆するPFA(四弗化エチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)製の離型層から成る弾性ローラで構成されている。定着ローラ15と加圧ローラ16は、図示しない付勢手段によって所定の圧力で押圧され、各ローラ15,16の圧接部において幅約4mm程度の定着ニップが形成されている。また、定着ローラ15の表面には、温度検知手段としての図示しないサーミスタが接触して配設されており、この検知温度に基づいて定着ローラ15の表面温度が155〜165℃の温度になるよう内部に配置されたヒータ17の発熱を制御している。
なお、定着装置7は上記構成に限定されるものではない。例えば、定着部材と対向部材の少なくとも一方を無端状ベルトとし、そのベルトをローラ又はパッド等によって相手側に圧接させる構成としてもよい。また、定着部材と対向部材は、互いに圧接する場合に限らず、加圧を行わす単に接触させるだけの構成とすることも可能である。
次に、図1を参照して、画像形成動作について説明する。
感光体ドラム10の同軸上に図示しない駆動伝達機構があり、プリンタ本体100に備えられた図示しない駆動装置より感光体ドラム10が動力を得て図の反時計回りに回転する。帯電装置11は、感光体ドラム10に連れ回りする帯電ローラであり、図示しない高圧電源より印加される電圧をもって前記感光体ドラム10表面を一様に帯電する。表面を一様に帯電された感光体ドラム10は、プロセスユニット3の上方に配置された露光装置6より発せられるレーザ光Lによって露光操作され、静電潜像を担持する。そして、感光体ドラム10上に形成された静電潜像に対し現像装置12からトナーが供給されてトナー像化される。感光体ドラム3上に形成されたトナー像は、転写ローラ4の位置で給紙装置2によって給送された用紙Pに転写される。詳しくは、転写ローラ4に図示しない高圧電源から転写バイアスが印加されることによって形成された転写電界の作用により、感光体ドラム10上のトナー像が用紙P上に静電的に転写される。
トナー像が用紙Pに転写された後、感光体ドラム10上に残留したトナーはクリーニング装置13により除去、収容される。また、上記図示しない除電装置は、クリーニング後の感光体ドラム10の残留電荷を除電する。この除電により、感光体ドラム10の表面が初期化されて次の画像形成に備えられる。
前記転写ローラ4によって用紙Pに転写されたトナー像は、転写ローラ4の(用紙搬送方向)下流側に配置された定着装置7へ搬送される。トナー像を転写された用紙Pは、定着装置7の入口ガイド21によって定着ニップ部へ案内され、定着ローラ15と加圧ローラ16によって用紙Pが加圧・加熱されることによりトナー像が定着される。そして、用紙Pは機外へ排出される。
続いて、図2に基づいて、本発明の特徴部分である定着装置7及びプロセスユニット3の周辺構造について説明する。
図2に示すように、プリンタ本体の底面101に、外部から空気を吸入するための吸気口22が形成されている。一方、プリンタ本体の正面102(図の右側の面)には、機内の空気を外部に排出するための排気口23が形成されている。
吸気口22は、定着装置7の入口部19の下方に形成されている。さらに、吸気口22の上方には、吸気口22と連通し、吸気口22から吸入された空気を定着装置7の入口部19まで案内する流路24が形成されている。また、搬送ガイド5は、定着装置7から離れて配設されており、吸気口22から吸入された空気が搬送ガイド5によって遮断されずに搬送ガイド5と定着装置7との間の空隙を通過するように構成されている。
排気口23は、定着装置7の上方に形成されている。また、排気口23と連通する流路25が、プリンタ本体の正面上部に配設された外装カバー103と定着装置7との間に形成されている。
定着装置7とプロセスユニット3との間には、熱遮蔽部材26が介在している。熱遮蔽部材26は、途中で屈曲した屈曲部26aを有する板状の部材で構成されており、屈曲部26aは弧状又は円弧状等の滑らかな曲面状に形成されている。また、熱遮蔽部材26は、定着装置7の入口部19の上方を少なくとも覆うように配設されており、定着装置7と熱遮蔽部材26との間に、上記吸気口22側の流路22と上記排気口23側の流路25にそれぞれ連通する流路27が形成されている。また、熱遮蔽部材26とプロセスユニット3との間には空隙28を介在させ、熱遮蔽部材26の熱がプロセスユニット3に伝わりにくくしている。
以下、上記定着装置7、プロセスユニット3、吸気口22、排気口23及び熱遮蔽部材26等の配置について、さらに詳しく説明する。
図2において、一点鎖線Eは吸気口22を通る鉛直方向の仮想面を示す。ここでの仮想面Aは、水平方向に搬送される用紙の搬送経路Aに対して直交し、かつ、用紙の幅方向に平行な(図2の紙面に対して垂直方向の)面である。この仮想面Aに対し、定着装置7とプロセスユニット3は互いに反対側に配設されている。すなわち、プロセスユニット3は仮想面Aよりも用紙搬送方向の上流側に配設され、定着装置7は仮想面Aよりも用紙搬送方向の下流側に配設されている。また、排気口23は、定着装置7と同じ側(仮想面Aよりも用紙搬送方向の下流側)に配設されている。
吸気口22の上方に配設された熱遮蔽部材26の上端部26cと下端部26bは、仮想面Aを挟んで互いに反対側に配設されている。具体的には、上端部26cは仮想面Aよりも用紙搬送方向の下流側に配設され、下端部26bは用紙搬送方向の上流側に配設されている。また、熱遮蔽部材26の屈曲部26aは、定着装置7の入口部19の上方に設けられている。
上記のように、プロセスユニット3と熱遮蔽部材26の下端部26bは、いずれも仮想面Aよりも用紙搬送方向の上流側に配設されているが、プロセスユニット3は熱遮蔽部材26の下端部26bよりもさらに上流側に配設されている。従って、定着装置7とプロセスユニット3との間には、熱遮蔽部材26の下端部26bが介在するようになっている。
図3は、開閉カバー14を開放して、プロセスユニット3を取り出す様子を示す図である。
図3に示すように、開閉カバー14は支点29を中心として回動可能に構成されている。開閉カバー14を上方に回動させてプリンタ本体100が開放されることにより、ユーザー等がプロセスユニット3にアクセスして着脱させ得る状態となる。また、プロセスユニット3は、着脱される際、図示しないガイド部材によって図の矢印Bに示す円弧状の軌跡を描いて移動するようになっている。この場合、プロセスユニット3の着脱経路は、図の2つの二点鎖線C1,C2の間の領域となるので、プロセスユニット3の着脱時に、プリンタ本体100内に熱遮蔽部材26が配設されたままとなっていると(図の点線参照)、プロセスユニット3が熱遮蔽部材26と干渉する。
そこで、本実施形態では、熱遮蔽部材26を開閉カバー14と一体的に構成し、開閉カバー14を開いた際、熱遮蔽部材26が開閉カバー14と一緒に移動してプロセスユニット3の着脱経路から退避した退避位置に配置されるようにしている。このように熱遮蔽部材26を退避位置に移動させることで、プロセスユニット3の着脱経路を確保することができ、プロセスユニット3と熱遮蔽部材26との干渉を防止することができる。また、これにより、熱遮蔽部材26を、プロセスユニット3の着脱経路内であっても、定着装置7とプロセスユニット3との間に配設することが可能となる。さらに、熱遮蔽部材26が開閉カバー14と一緒に移動可能となっているので、プロセスユニット3の着脱に必要な最小限の操作によって、熱遮蔽部材26を退避位置に移動させることができ、操作性が向上する。
なお、プロセスユニット3をプリンタ本体100に対して側方(図3の紙面に対して垂直方向)に着脱可能に構成すれば、熱遮蔽部材26を移動させなくてもよい。ただし、その他の操作がプリンタ本体100の正面方向(図3において右方向)から行うように構成されている場合は、プロセスユニット3の着脱操作のみ異なる方向から行うことになるので、プリンタの操作領域及び設置領域の拡大につながり、ユーザー等の利便性が低下するため好ましくない。
また、他の方法として、露光装置6をプロセスユニット3の上方から退避させることによりプロセスユニット3の着脱経路を確保する方法があるが、特に露光装置6等の画像形成品質に大きく寄与する装置を移動させることは、位置再現性の観点から構成部品の追加や構成の複雑化、これに伴うコストアップに繋がるため好ましくない。
従って、正面側から操作するプリンタにおいては、本実施形態の構成のように、熱遮蔽部材26を退避させるように構成することが、ユーザー等の利便性を維持しつつ、簡単かつ低コストにプロセスユニット3の着脱操作を実現可能な方法である。
図4と図5は、本実施形態に係るプリンタ1内で発生する気流を示す図である。
まず、図4に基づいて、定着装置の待機時(非通紙時)にプリンタ1内に発生する気流について説明する。
定着装置7の待機時においては、定着ローラ15の温度が155〜165℃で維持されており、その熱によって、プリンタ1内、特に定着装置7の周囲に配設されたプロセスユニット3や露光装置6の温度上昇が問題となる。
図4において、点線で示す矢印は、定着ローラ15からの熱気流を示し、実線で示す矢印は、吸気口22から吸入される気流を示している。定着ローラ15から生じた熱気は、定着装置7の上方に向かって流れるため、定着装置7の周囲には、熱気の上昇気流によって負圧が生じる。これにより、プリンタ1の下部に設けた吸気口22から外部の空気が吸入される。吸気口22から吸入された空気は、搬送ガイド5と定着装置7との間の流路24を通って定着装置7の入口部19まで案内される。そして、この外部からの気流の流入作用により、入口部19から放出される熱気は、熱遮蔽部材26と定着装置7の間、及び外装カバー103と定着装置7との間に形成された各流路27,25を通って排気口23から外部へ排出される。詳しくは、定着装置7の入口部19から放出された熱気は、上昇して熱遮蔽部材26に接触し、熱遮蔽部材26に沿ってその上端部26a側へと案内される。このとき、熱気は熱遮蔽部材26の屈曲部26aによって案内される方向が水平方向に変えられて排気口23へと向かう。
上記のように、定着装置7の待機時においては、定着装置7の加熱時の上昇気流によって生じた負圧により、吸気口22から空気を吸入することができるので、排気ファンや冷却ファンを設けなくても、流路内の気流の流れを良くすることができ、定着装置7の入口部19から放出される熱気を排気口23から排出することができる。また、本実施形態では、定着装置7を、図2に示す仮想面Aに対して熱遮蔽部材26の下端部26bとは反対側に配設していることにより、熱遮蔽部材26の下端部26bからの熱気の回り込みを防止している。これにより、入口部19から放出される熱気が、熱遮蔽部材26の下端部26bからプロセスユニット3や露光装置6側に流入するのを防止でき、プロセスユニット3や露光装置6の温度上昇を効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、熱遮蔽部材26の屈曲部26aにおいて、下方から上昇してくる熱気を水平方向に方向を変えて案内しているが、屈曲部26aを曲面状に形成していることにより、熱気を滞留させることなく円滑に排気口23へと案内することが可能となる。
また、熱遮蔽部材26が熱気によって温められたとしても、熱遮蔽部材26とプロセスユニット3との間には空隙28(空気層)が介在しているので、熱遮蔽部材26の熱がプロセスユニット3に伝わりにくく、プロセスユニット3等の温度上昇をより効果的に抑制することができる。
次に、図5に基づいて、連続印刷時にプリンタ1内に発生する気流について説明する。
複数の用紙に画像印刷を連続的に実行する連続印刷時は、定着装置7へ連続的に搬送される用紙Pによって搬送ガイド5と定着装置7との間の空隙が頻繁に遮断される。その結果、吸気口22からプリンタ1内へ外気が十分に吸入されなくなり、プリンタ1内で上述の気流を発生させることができなくなるので、定着ローラ15から発生した熱気を排気口23から排出することが困難となる。
そのため、連続印刷時においては、図示しない温度検知手段によって検知したプリンタ1内の温度が所定の温度を超えた場合、定着装置7の加熱を自動的に停止して待機状態にし、定着装置7の温度が下がるまで印刷しないように制御することで、プロセスユニット3や露光装置6の温度上昇を抑制するようにしている。また、プリンタ1内の温度が所定の温度を超えているか否かの判断は、印刷時間や印刷枚数などによって予測するようにしてもよい。
図6に、本発明に係るプリンタの第2実施形態の構成を示す。
図6に示すように、本実施形態では、熱遮蔽部材26の下端部26bをプロセスユニット3(クリーニング装置13)に当接させている。このように構成することによって、定着装置7からの熱気が熱遮蔽部材26の下端部26bからプロセスユニット3や露光装置6側に回り込むのをより効果的に防止できるようになる。さらに、本実施形態では、熱遮蔽部材26の下端部26b(プロセスユニット3との当接部)を、弾性体30で構成しているので、熱遮蔽部材26の下端部26bとプロセスユニット3との密着度が高まり、熱気の回り込みを高度に防止することが可能である。また、熱遮蔽部材26の下端部26bが当接するプロセスユニット3側の当接部を弾性体で構成してもよい。
また、図7は、本発明に係るプリンタの第3実施形態の構成を示す図である。
図7に示すように、本実施形態では、熱遮蔽部材26の下端部26bをプロセスユニット3(クリーニング装置13)と一体的に構成している。これにより、熱遮蔽部材26の下端部26bとプロセスユニット3との間に隙間がなくなるので、定着装置7からの熱気が熱遮蔽部材26の下端部26bからプロセスユニット3や露光装置6側に回り込むのをより効果的に防止できるようになる。なお、この場合、熱遮蔽部材26は、開閉カバー14には取り付けられておらず、プロセスユニット3と一体的に着脱されることになる。
また、図7において、プロセスユニット3と熱遮蔽部材26との間の空隙28に、プロセスユニット3を着脱する際に把持する把持部(図示省略)を設けてもよい。例えば、図2の符号Dで示す箇所に、プロセスユニット3を把持するための取っ手等を設ける。このような箇所に取っ手(把持部)を設けることにより、開閉カバー14を開けて取っ手を把持する際に、熱遮蔽部材26が取っ手と定着装置7との間に介在しているので、ユーザー等が高温となった定着装置7に触れるのを防止でき、安全性が向上する。
なお、上記本発明の第2、第3実施形態において上記説明した構成以外は、第1実施形態と同様に構成されているので説明を省略する。
図8は、上記各実施形態における搬送ガイド5と定着装置7の断面斜視図である。
図8において、搬送ガイド5と定着装置7との間の空隙の幅S1は、定着装置7の入口部19の幅S2よりも大きく形成されており、吸気口22からの吸気量を多く確保するようにしている。
また、図9は、搬送ガイド5の変形例を示す図である。
この場合、搬送ガイド5に、定着装置7側へ突出した複数のリブ31を設けている。このように複数のリブ31を設けることで、用紙の搬送安定性や定着装置7への用紙の進入性を向上させることができると共に、吸気口22から吸入された空気が各リブ31の間を通過することができるので、プリンタ内で気流を効果的に発生させることができる。
図10に示すのは、本発明の構成を、装置本体の上部に原稿読取装置40を備えたプリンタ複合機99に適用した実施形態である。
図10(a)に示すように、このプリンタ複合機99は、上記実施形態と同様に、熱遮蔽部材26と、吸気口22と、排気口23と、吸気口22から排気口23へ空気又は熱気を案内する流路24,25,27を備える。これにより、流路内の気流の流れを良くすることができるので、熱遮蔽部材26の下端部からプロセスユニット3側への熱気の回り込みを防止でき、プロセスユニット3や露光装置6の温度上昇を効果的に抑制することが可能である。
また、図10(b)に示すように、本プリンタ複合機99において、熱遮蔽部材26を、原稿読取装置40と一体的に開閉可能(移動可能)に構成することで、プロセスユニット3の着脱経路を確保するようにしている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の構成は、上記モノクロレーザプリンタやモノクロプリンタ複合機に限らず、画像形成ユニットを複数備えたカラープリンタや、複写機、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等の画像形成装置に適用することも可能である。また、上記実施形態では、プロセスユニット3と露光装置6の温度上昇を抑制する場合を例に説明したが、定着装置7の周囲に配設されたその他の装置や部材の温度上昇を抑制する場合にも、本発明の構成を適用可能である。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。
以上のように、本発明によれば、定着装置の入口部側において、定着装置の熱気を排出するための流路内の流れを良くすることができるので、熱気が熱遮蔽部材を回り込んで定着装置の周囲の装置又は部材の方へ流入するのを防止できる。これにより、周囲の装置等の温度上昇を効果的に抑制することができ、信頼性が向上する。また、本発明によれば、熱気の回り込みを防止するために、熱遮蔽部材の端部を入口部近傍まで伸ばす必要が無いので、熱遮蔽部材と記録媒体との接触を回避して異常画像の発生を防止することができると共に、熱遮蔽部材の端部を伸ばすことによる装置の大型化も防止できる。さらに、本発明は、定着装置の加熱時の上昇気流によって生じた負圧を利用することで、排気ファンを設けなくても、定着装置の入口部から放出された熱気を機外に排出することができるので、排気ファンを設けることに伴う装置の大型化やコストアップ、騒音の発生も防ぐことができる。
1 プリンタ(画像形成装置)
3 プロセスユニット
5 搬送ガイド
6 露光装置
7 定着装置
14 開閉カバー
19 入口部
22 吸気口
23 排気口
24 流路
25 流路
26 熱遮蔽部材
26a 屈曲部
26b 下端部
26c 上端部
27 流路
28 空隙
30 弾性体
31 リブ
100 プリンタ本体(画像形成装置本体)
E 鉛直方向の仮想面
P 用紙(記録媒体)
特許第4131125号公報 特開2007−298629号公報

Claims (15)

  1. 記録媒体を加熱して当該記録媒体に画像を定着する定着装置を備えた画像形成装置において、
    前記定着装置とその周囲に配設された装置又は部材との間に介在すると共に、前記定着装置の記録媒体が搬入される入口部の上方に少なくとも配設された熱遮蔽部材と、
    外部から空気を吸入するための吸気口と、
    前記吸気口から吸入された空気を前記入口部まで案内するための流路と、
    前記熱遮蔽部材によって案内される熱気を外部に排出するための排気口とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記熱遮蔽部材を前記吸気口の上方に配設すると共に、当該熱遮蔽部材の上端部と下端部を、前記吸気口を通る鉛直方向の仮想面を挟んで互いに反対側に配設し、前記定着装置を、前記吸気口を通る鉛直方向の仮想面に対して前記熱遮蔽部材の上端部を配設した側と同じ側に配設した請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記排気口を、前記吸気口を通る鉛直方向の仮想面に対して前記熱遮蔽部材の上端部を配設した側と同じ側に配設し、前記熱遮蔽部材の前記定着装置の入口部の上方に位置する部分に熱気を案内する方向を変える屈曲部を設けた請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記定着装置の熱による影響を抑制すべき装置又は部材を、前記吸気口を通る鉛直方向の仮想面に対して前記熱遮蔽部材の下端部を配設した側と同じ側であって、前記定着装置との間に前記熱遮蔽部材の下端部が介在するように配設した請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 記録媒体を前記定着装置へ案内する搬送ガイドを前記定着装置から離して配設し、前記搬送ガイドと前記定着装置との間を前記吸気口から吸入された空気が通過するように構成した請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記搬送ガイドに前記定着装置側へ突出した複数のリブを設け、各リブの間を前記吸気口から吸入された空気が通過するように構成した請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記屈曲部を曲面状に形成した請求項3に記載の画像形成装置。
  8. 前記熱遮蔽部材と前記定着装置の周囲に配設された装置又は部材との間に空隙を介在させた請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記空隙に、前記定着装置の周囲に配設された装置又は部材を画像形成装置本体に対して着脱する際に把持する把持部を設けた請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 画像形成装置本体内の温度を検知する温度検知手段を備え、
    複数の記録媒体に画像印刷を連続的に実行する連続印刷時において、前記温度検知手段の検知温度が所定の温度を超えた場合に、前記定着装置の加熱を自動的に停止して待機状態となるようにした請求項1から9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記熱遮蔽部材の端部を、前記定着装置の周囲に配設された装置又は部材に当接させた請求項1から10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記熱遮蔽部材の端部と、前記定着装置の周囲に配設された装置又は部材との当接部を、弾性体で構成した請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記熱遮蔽部材の端部を、前記定着装置の周囲に配設された装置又は部材と一体的に構成した請求項1から10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記熱遮蔽部材を、画像形成装置本体内の装置又は部材を着脱するための着脱経路から退避した退避位置に移動可能に構成した請求項1から13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. 前記熱遮蔽部材を、画像形成装置本体内の装置又は部材を着脱する際に画像形成装置本体を開放するための開閉カバーと一体的に構成し、前記開閉カバーを開放した際に前記熱遮蔽部材が開閉カバーと一緒に移動して前記退避位置に配置されるように構成した請求項14に記載の画像形成装置。
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