JP2003336543A - パワーユニットのケーシング構造 - Google Patents

パワーユニットのケーシング構造

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JP2003336543A
JP2003336543A JP2002144301A JP2002144301A JP2003336543A JP 2003336543 A JP2003336543 A JP 2003336543A JP 2002144301 A JP2002144301 A JP 2002144301A JP 2002144301 A JP2002144301 A JP 2002144301A JP 2003336543 A JP2003336543 A JP 2003336543A
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case
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睦 小澤
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    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/02Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成クランクケースの剛性の向上を図
り、防音・防振性能の高いパワーユニットのケーシング
構造を提供する。 【解決手段】 概略環状の取付面36a1を有するケー
シングであるエンジンケース36であって、該取付面3
6a1の法線方向に延びる立壁部36a2と、該立壁部
36a2から前記取付面36a1に沿う方向に延出する
壁面36a3を有するエンジンユニット3のエンジンケ
ース36において、壁面36a3の一部に立壁部36a
2ないし壁面36a3に繋がる折返し部36a4を形成
し、取付面36a1の法線方向に沿って且つ取付面36
a1を挟んで立壁部36a2と反対側に及ぶ凹状の嵌合
部36kを設け、前記嵌合部36kを立壁部36a2な
いし壁面36a3から連続する面で構成したことを特徴
とするものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーシング構造に
関し、特に、自動二輪車のパワーユニットのケーシング
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用エンジンなどのパワーユニ
ットに用いられるケーシングの一つであるクランクケー
スは、左右割りクランクケースの場合、ケース剛性、防
音性、防振性等を高めるためは製品高さが必要とされて
いる。
【0003】そこで、自動二輪車のような小型車両にお
いては、レイアウト等の制約により、製品高さが必要以
上にとれない場合、製品肉厚を多くしたり補強リブを増
やすなど対策を講じる必要があった。また、クランクケ
ースの壁面の断面形状は、平面形状より凸Rを付ける形
状の方が防振性、防音性を高める効果があることが知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、左右割
りクランクケースの場合は、構造上シリンダ部との合せ
面の剛性をもたらすため、シリンダ位置によりケース割
り面位置が殆ど決められてしまい、ケースに設けられた
軸受等により枢支される各軸の長さもこれにより制限さ
れてしまうため、クランクケースの剛性に対して不利な
状態となる場合が多くなる。また、車両への搭載に際
し、各軸の端部付近には隣接する他の装置やそのケーシ
ングが存在する場合も多く、それらを含めたユニット全
体をコンパクトかつ軽量、高剛性に設けるという制約や
要求もある。そのため、クランクケースの剛性を高めに
は、肉厚を増強したりリブを追加するなどの対応しかな
く、基本的なクランクケースの剛性確保は非常に困難で
あった。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、簡単な構成クランクケースの剛性の向
上を図り、防音・防振性能の高いパワーユニットのケー
シング構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、パワーユニッ
トのケーシング構造に係り、概略環状の取付面を有する
ケーシングであって、該取付面の法線方向に延びる立壁
部と、該立壁部から前記取付面に沿う方向に延出する壁
面を有するパワーユニットのケーシングにおいて、前記
壁面の一部に前記立壁部ないし壁面に繋がる折返し部を
形成し、前記取付面の法線方向に沿って且つ前記取付面
を挟んで前記立壁部と反対側に及ぶ凹部を設け、前記凹
部を立壁部ないし壁面から連続する面で構成したことを
特徴とするものである。
【0007】また、本発明は、前記凹部は略円錐台形状
を呈し、その円錐台の端面に開口部を形成するととも
に、前記開口部の周囲に環状の補強部を設けたことを特
徴とすることが好ましい。また、本発明は、前記壁面の
長手方向に沿って複数の環状の補強部を設け、前記補強
部どうしを連続、或いは、補強部間をリブで連結して連
続させたことを特徴とすることが好ましい。また、本発
明は、前記補強部を略階段状に並設し、且つ、千鳥状に
配設したことが好ましい。また、本発明は、前記壁面の
長手方向の中央付近に凹部を設け、長手方向の両端側を
前記凹部が形成される方向と反対方向に膨出させ、ケー
シングの長手方向にわたる全体形状をく字状とし、取付
面を挟んで設けたことを特徴とすることが好ましい。ま
た、本発明は、前記凹部から膨出部にかけて形状が遷移
する部分にリブを設けたことを特徴とすることが好まし
い。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明する。図1〜図8は発明を実施
する形態の一例であって、図1は本発明に係るパワーユ
ニットのケーシング構造が採用されたエンジンユニット
が搭載されたスクータ型自動二輪車の全体の構成を示す
部分断面を含む側面図、図2は前記エンジンユニットの
構成を示す車両左側側面図、図3は前記エンジンユニッ
トの構成を示す平面図、図4は前記エンジンユニットの
パワートレーンの構成を示す車両左側面図、図5は前記
エンジンユニットのパワートレーンの構成を示す平面断
面図、図6は前記エンジンユニットと変速機の構成を示
す車両右側面図、図7は図6のX−X断面矢視図、図8
は本実施形態に係るエンジンケースの側面断面図、図9
は図8のA部の詳細を示す部分詳細図である。
【0009】本実施形態は、本発明に係るパワーユニッ
トのケーシング構造が採用されたパワーユニットたるエ
ンジンユニットを搭載したスクータ型自動二輪車1であ
って、図1、図2に示すように、車体前後方向に延設さ
れる車体フレーム2の略中央部にはエンジンユニット3
が懸架され、前頭部には前輪4がハンドルバー10によ
って左右回動自在に設けられ、前記エンジンユニット3
の後方に架設されたピボット軸7を介して、後方に延び
て後輪8を軸支する後輪懸架装置(図示省略)が上下方
向に揺動自在に支持されたものである。
【0010】前記車体フレーム2は、以下に示すように
構成されている。車両前側には、図1、図2に示すよう
に、前輪4を回転自在に軸支するフロントフォーク4a
を左右回動自在に操舵可能に支持するヘッドパイプ21
と、前記ヘッドパイプ21の上部より左右一対で後方に
向かい、且つ前輪4の上端部と略同程度の高さあたりま
で下方に垂下して形成されたヘッドアッパーチューブ2
2と、前記ヘッドパイプ21の下部より左右一対で後方
に向かい、前記ヘッドアッパーチューブ22と対向して
ダウンチューブ23が略平行に前記ヘッドアッパーチュ
ーブ22よりも短く形成されている。
【0011】前記ヘッドアッパーチューブ22とダウン
チューブ23との間には、前記ヘッドアッパーチューブ
22の略中央部とダウンチューブ23の端部とを連結す
るサイドアッパーチューブ24が設けられている。
【0012】前記ダウンチューブ23の後端部には、下
方に垂下して設けられるロアダウンチューブ25が左右
一対で設けられている。前記ロアダウンチューブ25
は、前輪4の後方で下方に垂下して形成され、前方に傾
斜したシリンダブロック32の下側付近より後方に向か
いやや上方に傾斜して形成され、クランクケース33付
近でさらに上方に傾斜して延設されて後述するアッパー
チューブ26の中程に接続されている。
【0013】車両の中央部には、車体フレーム2の主部
を構成するアッパーチューブ26がヘッドパイプ21の
下側後方より後輪8の上方に亘り延設されている。前記
アッパーチューブ26は、前記ロアダウンチューブ25
の前端部付近に接続され、その接続部から後方に向かい
やや下方に傾斜して延設され、後輪8の前側より上方に
傾斜して形成されている。前記ロアダウンチューブ25
の略中央部の下側にエンジンユニット3が垂架されてい
る。
【0014】エンジンユニット3は、以下に示すように
構成されている。前記エンジンユニット3は、図2〜図
5に示すように、クランク軸9を車両幅方向に指向さ
せ、クランクケース33の前側に2気筒用のシリンダヘ
ッド31およびシリンダブロック32を備え、その気筒
中心軸が前上がり傾斜となるように搭載された前方横置
きエンジンであって、前記クランクケース33の後方に
変速機60を前後方向に一体的に並設した2気筒4サイ
クルのユニット型エンジンである。
【0015】そして、前記エンジンユニット3は、車両
側面視で気筒中心軸線より上方側に吸気系が配設され、
該気筒中心軸線より下方側にラジエタ15および排気系
が配設されている。前記ラジエタ15は矩形状を呈し、
前記エンジンユニット3の前方で且つ後述するエアクリ
ーナ14の下方で車両進行方向に正対して設けられてい
る。
【0016】前記シリンダヘッド31には、図2、図4
に示すように、車両側面視で気筒中心軸線より上方側に
吸気カム軸16が配設され、該気筒中心軸線より下方側
に排気カム軸17が配設されている。
【0017】前記シリンダヘッド31の上方には吸気マ
ニホールド31aが形成されている。前記吸気マニホー
ルド31aには、吸気ポート(図示省略)と連通する吸
気経路、すなわちインテークパイプ11、スロットルボ
ディ12、気化器インレットチューブ13、エアクリー
ナ14が前方に向かい上方に傾斜して略直線的に配設さ
れている。前記エアクリーナ14は、ヘッドアッパーチ
ューブ22、ダウンチューブ23およびサイドアッパー
チューブ24との間に形成された空間に配置されてい
る。
【0018】一方、排気経路の構成は、図1、図2に示
すように、前記シリンダヘッド31より車体後方に向か
い排気管18が延設されている。前記排気管18は、該
シリンダヘッド31の下側から後方に向かい延設され、
さらに、前記シリンダブロック32の下側に配置される
エンジンケース36に一体的に形成されたクランクケー
ス33の側部に沿って車体後方に延設されて、後輪8の
側方で車体フレーム2に取付けられた排気消音器(マフ
ラー)19に接続されている。
【0019】前記シリンダブロック32の後方には、ク
ランクケース33が構成されるエンジンケース36が設
けられている。前記エンジンケース36は、内部に配設
される軸部材の軸心方向に対して略垂直方向に分割可能
に形成された車両右側エンジンケース36aと車両左側
エンジンケース36bとの2体で構成されている。
【0020】前記エンジンケース36の内部には、図
5、図7に示すように、クランク軸9と、前記クランク
軸9からの出力を前記変速機60に入力するための入力
軸37と、前記変速機60からの出力を伝達するクラッ
チ軸38と、前記クラッチ軸38に伝達された駆動力を
駆動輪側に出力する出力軸39が平行に配設されてい
る。前記出力軸39は、後輪側を軸支するためのピボッ
ト軸心を兼用している。
【0021】前記車両左側エンジンケース36bには、
クランク軸9の一端部に設けられたマグネト36mを覆
うマグネトカバー36nが配設され、前記クラッチ軸3
8の一端部に設けられたクラッチ部38aを覆うクラッ
チカバー36dが配設されている。
【0022】前記車両右側エンジンケース36aには、
入力軸37端部とクラッチ軸38端部が突設配設される
部分に、変速機60が取付けられる嵌合部36j、36
kが開口形成され、クランク軸9と出力軸39が配設さ
れる部分にはクランク軸用ボス部36p、出力軸用ボス
部36qが形成されている。前記嵌合部36jの内周部
と入力軸37の先端部外周部との間にはオイルシール3
6sが組み付けられ、エンジンケース36内の密閉性を
保つようにされている。
【0023】前記車両右側エンジンケース36a外壁部
の変速機60との取付け部分には、締結ボルト64bが
締結されるボルトボス部36eが複数箇所に突設されて
いる。
【0024】ここで、車両左側エンジンケース36aに
ついて、図面を参照して詳細に説明する。前記車両左側
エンジンケース36aは、図8、図9に示すように、概
略環状の取付面36a1を有するケーシングあって、前
記取付面36a1の法線方向に延びる立壁部36a2
と、該立壁部36a2から前記取付面36a1に沿う方
向に延出する壁面36a3を有している。
【0025】前記壁面36a3の一部には、前記立壁部
36a2ないし壁面36a3に繋がる折返し部36a4
が形成され、前記取付面36a1の法線方向に沿って且
つ前記取付面36a1を挟んで前記立壁部36a2と反
対側に及びエンジンケース内側に凹んだ嵌合部36kが
形成されている。尚、図9において、31a3のハッチ
ングが異なるのは、凹部位置での断面とその周辺位置で
の断面といった異なる断面を示している。
【0026】前記嵌合部36kは、図8に示すように、
前記壁面36a3の長手方向の中央付近に設けられ、長
手方向の両端側をエンジンケース外側に膨出させた形状
で、エンジンケース長手方向にわたる全体形状をく字状
に断面を形成している。
【0027】また、前記嵌合部36kは、略円錐台形状
を呈し、その円錐台の端面に開口部36k1が形成され
るとともに、前記開口部36k1の周囲に環状の補強部
たるクラッチ軸用ボス部36k2が形成されている。前
記クラッチ軸用ボス部36k2は、開口部36k1の外
周に沿って折返し部36a4の肉厚よりも厚く構成され
ている。一方、前記嵌合部36jは、開口部36j1が
形成されるとともに、前記開口部36j1の周囲に環状
の補強部たる入力軸用ボス部36j2が形成されてい
る。
【0028】前記クランク軸用ボス部36pと入力軸用
ボス部36j2とはリブ36r1で連結され、前記入力
軸用ボス部36j2とクラッチ軸用ボス部36k2とは
リブ36r2で連結され、前記クラッチ軸用ボス部36
k2と出力軸用ボス部36qとはリブ36r3で連結さ
れている。すなわち、夫々のボス部が形成される位置か
ら突出あるいは凹んだ状態に遷移する部分にリブが設け
られている。また、前記嵌合部36j、36k、およ
び、クランク軸用ボス部36p、出力軸用ボス部36q
は、図8に示すように略階段状に並設され、且つ、図6
に示すように、千鳥状に配設されている。
【0029】前記変速機60は、図6、図7に示すよう
に、前記エンジンケース36とは別体で構成される変速
ケース61を備え、その内部に駆動軸62及び従動軸6
3を配設して別体でエンジンケース36に装着可能とし
たユニット構造で構成されている。
【0030】前記変速ケース61は、内部に駆動軸62
及び従動軸63が平行に配設されるとともに、その軸心
方向に対して略垂直方向に分割可能に形成された内側変
速ケース61aと外側変速ケース61bとの2体で構成
されている。そして、前記駆動軸62及び従動軸63の
各々の一端部が変速ケース61の外側に突出して配設さ
れている。
【0031】前記内側変速ケース61aは、図7に示す
ように、駆動軸62端部と従動軸63端部が配設される
部分に、前記嵌合部36j、36kと対応する嵌合部6
1j、61kが突出形成されている。該嵌合部61j、
61kは、前記嵌合部36j、36kと嵌め合いで組付
けるように構成されている。また、前記嵌合部36j、
61j、61kは軸受を兼ねている。
【0032】前記嵌合部61kの外周部と前記嵌合部3
6kの内周部との間にはОリング61rが組み付けら
れ、また、前記嵌合部61kの内周部と従動軸63の構
成部品の外周部との間にはオイルシール61sが組み付
けられ、エンジンケース36内部と変速ケース61内部
との密閉性を保つようにされている。
【0033】また、前記内側変速ケース61aの車両右
側エンジンケース36aとの取付け部分には、前記車両
右側エンジンケース36aに突設されたボルトボス部3
6eと対向してボルトボス部61dが突設されている。
【0034】前記変速ケース61のエンジンケース36
への取付けは、該変速ケース61を車両右側エンジンケ
ース36aの外側に配置して、複数の締結ボルト64b
により前記車両右側エンジンケース36aを挟持して車
両左側エンジンケース36bに締結される。
【0035】前記締結ボルト64bは、図8に示すよう
に、変速ケース61の外周縁で、駆動軸62の前方側
と、従動軸63の後方側と、前記駆動軸62と従動軸6
3との間であって前記駆動軸62及び従動軸63を上下
方向で挟む位置で、前記変速ケース61をエンジンケー
ス36に締結するように配置されている。
【0036】前記駆動軸62は、両端部がそれぞれ内側
変速ケース61aおよび外側変速ケース61bに組み込
まれるベアリング71、72を介して回転可能に軸支さ
れている。前記駆動軸62の内側変速ケース61a側の
一端部は、ジョイント(入力軸側)65によりエンジン
ケース36内に回転可能に軸支される入力軸37の一端
部に連結可能に突設され、該変速ケース61内に配置さ
れる部分には駆動側可変プーリ62aが設けられてい
る。
【0037】前記従動軸63は、両端部がそれぞれ内側
変速ケース61aおよび外側変速ケース61bに組み込
まれるベアリング73、74を介して回転可能に軸支さ
れている。前記従動軸63の内側変速ケース61a側の
一端部は、ジョイント(クラッチ軸側)66によりエン
ジンケース36内に回転可能に軸支されるクラッチ軸3
8の一端部に連結可能に突設され、該変速ケース61内
で前記駆動側可変プーリ62aと対向する位置には従動
側可変プーリ63aが設けられている。
【0038】前記駆動側可変プーリ62aと従動側可変
プーリ63aとの間には伝達ベルト67が巻装されてい
る。
【0039】前記駆動側可変プーリ62aは、図7に示
すように、駆動軸62と一体的に形成された固定フェー
シング62bと軸心方向に移動可能な可動フェーシング
62cとにより構成されている。前記可動フェーシング
62cには、同軸上でベアリング75を介して変速ドリ
ブンギア62dが一体的に設けられている。前記変速ド
リブンギア62dは、後記する電動モータ68とギアで
噛合い、該電動モータ68の回転により駆動軸62の軸
線方向に沿って変位するように構成されている。
【0040】こうして、前記駆動側可変プーリ62a
は、変速ドリブンギア62dの変位にともない可動フェ
ーシング62cが変位することで固定フェーシング62
bと可動フェーシング62cとの間のプーリ溝の幅が変
動して、前記駆動側可変プーリ62a上に円弧状に巻装
される伝達ベルト67の円弧寸法を可変制御するように
されている。
【0041】前記従動側可変プーリ63aは、図7に示
すように、従動軸63と一体的に形成された固定フェー
シング63bと同軸上で軸心方向に移動可能な可動フェ
ーシング63cとにより構成されている。前記固定フェ
ーシング63bの外側変速ケース61bと対向する外側
面にはファン63fが突設されている。前記可動フェー
シング63cは、従動軸63に対し回転自在に且つ摺動
自在に配設されている。前記可動フェーシング63cの
反固定フェーシング63b側には、該可動フェーシング
63cを固定フェーシング63b側に付勢するように圧
接バネ69が設けられている。
【0042】こうして、前記従動側可変プーリ63a
は、前記駆動側可変プーリ62aからの伝達される駆動
力に応じて伝達ベルト67により可動フェーシング63
cが圧接バネ69を抗して変位することで固定フェーシ
ング63bと可動フェーシング63cとの間のプーリ溝
の幅が変動して、従動側可変プーリ63a上に円弧状に
巻装される伝達ベルト67の円弧寸法が可変制御され
る。
【0043】前記電動モータ68は、図6、図7に示す
ように、駆動軸62の上方で変速ケース61の外側変速
ケース61b側壁に一体的に装着されており、前記駆動
軸62より前方で且つ変速ケース61の前方端よりも後
方に設けられている。また、前記電動モータ68は、前
後方向を締結ボルト64bにより挟まれる位置で変速ケ
ース61に締結されている。
【0044】前記変速ケース61は、図7〜図9に示す
ように、駆動側可変プーリ62aおよび従動側可変プー
リ63aの外周を覆うように内側変速ケース61aおよ
び外側変速ケース61bの外壁部が形成されている。そ
れぞれの外壁部の外周に沿って略等しい間隔で締結ボル
ト64aにより内側変速ケース61aと外側変速ケース
61bとを一体的に締結されている。
【0045】後輪8への出力の伝達は、図4、図5に示
すように、出力軸39により車両左側に配設される伝動
ユニット80を介して後輪8を減速駆動するようにされ
ている。前記後輪8は、車両左側が前記伝動ユニット8
0により上下方向に揺動自在に軸支されるとともに、車
両右側がライトリアアーム88により上下方向に揺動自
在に軸支されている。
【0046】前記伝動ユニット80は伝動ケース81を
備え、該伝動ケース81内に前記出力軸39の一端部に
設けられるドライブギア82が配設されるとともにアイ
ドルギア83、84、85および後輪軸8aに設けられ
るファイナルギア86が略平行に配設されている。
【0047】前記伝動ケース81は、駆動軸心方向に対
して略垂直方向に分割可能な外側ケース81aと後輪側
に配設される内側ケース81bとで構成され、伝動ユニ
ット80を単体で組立て可能に構成されている。こうし
て、前記出力軸39からの駆動力はアイドルギア83、
84、85を介してファイナルギア86に伝達されて後
輪8を駆動するように構成されている。
【0048】次に、スクータ型自動二輪車1の外装カバ
ーおよび外装部品は以下に示すように構成されている。
エンジンユニット3の後側上方には、図1に示すよう
に、着座シート5が配設されている。前記着座シート5
は、前方に形成された運転者用着座部5aと該運転者用
着座部5aより後方で一段高い位置に形成された同乗者
用着座部5bを備えるタンデム型シートである。
【0049】前記着座シート5と車体前部との間には、
前記着座シート5に搭乗した搭乗者が両足を置くための
ステップフロア41と、前記ステップフロア41より前
方に向かい上方へ立ち上がるセンターコンソール42と
を有するフロア部43が配設されている。前記フロア部
43は、エンジンユニット3の上方および側方を覆うよ
うに構成されている。
【0050】前記ステップフロア41は、図1及び図3
に示すように、車両進行方向に対して左右幅方向に亘り
形成され、その中央部付近を略断面U字形状に突出させ
て下側に車体フレーム2の一部やエンジンユニット3を
収容可能なフロアトンネル部41aを構成し、その左右
側端に側方に突出した平坦部を形成して乗車員が両足を
置くための運転者の足載せ部たる運転者用フットボード
41bと同乗者の足載せ部たる同乗者用フットボード4
1cを構成している。前記同乗者用フットボード41c
は運転者用フットボード41bの後方で一段高い位置に
前後方向に並設されている。
【0051】また、前記ステップフロア41前側のエン
ジンユニット3と対向する部位には、図1に示すよう
に、上面および側面にメンテナンス用のスリット部(図
示省略)が形成され、前記ステップフロア41の下側に
は、前端側から後端側に亘りエンジンユニット3の側方
覆うように車両左右側にレッグサイドシールド47aが
延設されている。
【0052】前記センターコンソール42は、図1に示
すように、一端側がハンドルバー10側に向かい立ち上
がり、他端側が前記ステップフロア41の一端部に連結
するように配設されたフロントボックス44と、前記フ
ロントボックス44とステップフロア41の一部を覆う
メンテナンスリッド(図示省略)により構成されてい
る。
【0053】前記フロントボックス44は、車両進行方
向に対して左右幅方向に亘り形成され、その中央部付近
を略断面U字形状に突出させて下側に車体フレーム2の
一部やエンジンユニット3およびエンジン補器類を収容
可能な用にU字状に形成されたトンネル部(図示省略)
が構成されている。また、前記エンジンユニット3と対
向する側部には作業口(図示省略)が設けられている。
【0054】前記メンテナンスリッド45は、ステップ
フロア41のフロアトンネル部41aおよびフロントボ
ックス44のトンネル部の断面形状と略同形状のU字状
断面を呈し、ステップフロア41とフロントボックス4
4とを連結した状態で着脱自在に構成され、該メンテナ
ンスリッド45を装着した状態で前記スリット部および
作業口を覆うように構成されている。
【0055】前記フロントボックス44の上側にはフロ
ントコンソールパネル46が配設され、該フロントコン
ソールパネル46の前方から下方に向かい前記レッグサ
イドシール47a前端部に亘り、ライダーの脚部の前方
を覆うようにレッグフロントシールド47bが車両左右
側に向かい突出して延設されている。
【0056】前記フロア部43の後方には、車体の後部
を覆う後部カバー48が設けられている。前記後部カバ
ー48の下側には後輪8が配設されており、その後輪8
の上方を覆うようにリアフェンダ49が後部カバー48
の後部に固着されている。
【0057】前記後部カバー48の上側には、車体後方
のほぼ全長にわたって着座シート5が設けられ、該着座
シート5の下側には収納ボックス(図示省略)が形成さ
れている。前記着座シート5は前記収納ボックスの蓋の
役割を担っている。また、前記収納ボックスの下方には
ガソリンタンク(図示省略)が配置されている。
【0058】以上のように構成したので、本実施形態の
構成によれば、変速機60が装着されるエンジンケース
36の嵌合部36kを、壁面36a3から連続的に略円
錐台状に凹んだ閉断面形状に形成したので、壁面36a
3の肉厚方向の壁面高さを得ることができ、壁面36a
3の肉厚が薄肉であっても剛性を確保して、防音・防振
性能の高いエンジンケースを実現できた。
【0059】また、本実施形態によれば、エンジンケー
ス36内側に凹んだ凹状の嵌合部36kを構成したの
で、振動し易いエンジンケース36の壁面36a3の剛
性を確保するとともに、防音・防振性能の高いエンジン
ケースを実現できた。
【0060】また、本実施形態によれば、前記嵌合部3
6kを略円錐台形状として、その円錐台の端面に開口部
36k1が形成し、前記開口部36k1の周囲に環状の
補強部たるクラッチ軸用ボス部36k2を形成したの
で、剛性の高いケーシングを実現するとともに、スラス
ト方向の荷重に対して必要な剛性を確保することができ
る。
【0061】また、本実施形態によれば、前記嵌合部3
6kを壁面36a3の長手方向の中央付近に設け、長手
方向の両端側をエンジンケース外側に膨出させた形状
で、エンジンケース長手方向にわたる全体形状をく字状
に断面を形成したので、エンジンケース長手方向に対し
て垂直方向の剛性を確保するとともに、取付面からの取
付け部品の突出を抑制してエンジンケース36をコンパ
クトに構成できる。さらに、く字状の部分にできる空間
を収容スペースとして有効利用できる。
【0062】また、本実施形態によれば、クランク軸用
ボス部36pと入力軸用ボス部36j2とをリブ36r
1で連結し、入力軸用ボス部36j2とクラッチ軸用ボ
ス部36k2とをリブ36r2で連結し、クラッチ軸用
ボス部36k2と出力軸用ボス部36qとをリブ36r
3で連結したので、壁面の剛性を向上させて、防振・防
音性能の向上を図ることができる。
【0063】また、本実施形態によれば、嵌合部36
j、36k、および、クランク軸用ボス部36p、出力
軸用ボス部36qを略階段状に並設するとともに、千鳥
状に配設したので、厚肉のボス部を連続させることによ
り駄肉を有することなく壁面の剛性を確保することがで
きる。
【0064】尚、本発明のパワーユニットのケーシング
構造は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加
え得ることは勿論である。例えば、本実施形態では自動
二輪車に搭載されるエンジンに適用しているが、搭載さ
れる車両に限定されるものではない。
【0065】また、本実施形態では、エンジンケース3
6の構成について述べているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、例えば、カバー類に応用して、従来
のカバー壁面を凸状に形成して防音・防振性を高めてい
たものを、本発明を応用して凹状に形成することで、同
様以上の効果を得ることができる。
【0066】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項1
〜6に記載のパワーユニットのケーシング構造によれ
ば、簡単な構成でクランクケースあるいはエンジンケー
スの剛性の向上を図り、防音・防振性能の高いパワーユ
ニット(エンジンユニット)のケーシング構造を実現で
きるという優れた効果を奏し得る。
【0067】詳しくは、本発明によれば、概略環状の取
付面を有するケーシングであって、該取付面の法線方向
に延びる立壁部と、該立壁部から前記取付面に沿う方向
に延出する壁面を有するパワーユニットのケーシングに
おいて、前記壁面の一部に前記立壁部ないし壁面に繋が
る折返し部を形成し、前記取付面の法線方向に沿って且
つ前記取付面を挟んで前記立壁部と反対側に及ぶ凹部を
設けることで、振動の腹となって、音を反射しやすい薄
肉の平坦な壁を減らすことができる。また、前記凹部を
立壁部ないし壁面から連続する面で構成することで、凹
部を形成する法線方向の壁面が補強されて剛性の向上を
図り、防音性・防振性の向上を図ることができる。
【0068】また、本発明によれば、前記凹部を略円錐
台形状とし、その円錐台の端面に開口部を形成するとと
もに、前記開口部の周囲に環状の補強部を設けること
で、スラスト方向の荷重に対する剛性を確保することが
できる。また、円錐台の空間に他のケースの一部、例え
ば、変速ケースの軸受を兼ねた嵌合部を収納かつ互いに
嵌合させることができ、両ケースが協働して剛性を持た
せることもできる。
【0069】また、本発明によれば、前記壁面の長手方
向に沿って複数の環状の補強部を設け、前記補強部どう
しを連続、或いは、補強部間をリブで連結して連続させ
ることで、凹部の占有面積が壁面に対して大きくなって
も剛性を確保でき、防音性・防振性の向上を図ることが
できる。
【0070】また、本発明によれば、前記補強部を略階
段状に並設し、且つ、千鳥状に配設することで、補強部
を連続させて重量を不必要に増やすこと無く剛性を確保
することができる。さらに、荷重を分散させることがで
きるだけでなく、ケースの全長を短縮することができ
る。
【0071】また、本発明によれば、前記壁面の長手方
向の中央付近に凹部を設け、長手方向の両端側を前記凹
部が形成される方向と反対方向に膨出させ、ケーシング
の長手方向にわたる全体形状をく字状とすることで、エ
ンジンケースの長手方向に垂直な方向の剛性を確保する
ことができるとともに、取付面からの突出量を抑制で
き、ケーシング全体をコンパクトにできる。また、く字
状部分にできる空間に他の構成部品やケーシングを収納
できる。
【0072】また、本発明によれば、前記凹部から膨出
部にかけて形状が遷移する部分にリブを設けることで、
不必要に剛性を上げること無く、重量の増加を抑制でき
る。以上のような優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパワーユニットのケーシング構造
が採用されたエンジンユニットが搭載されたスクータ型
自動二輪車の全体の構成を示す部分断面を含む側面図で
ある。
【図2】前記エンジンユニットの構成を示す車両左側側
面図である。
【図3】前記エンジンユニットの構成を示す平面図であ
る。
【図4】前記エンジンユニットのパワートレーンの構成
を示す車両左側面図である。
【図5】前記エンジンユニットのパワートレーンの構成
を示す平面断面図である。
【図6】前記エンジンユニットと変速機の構成を示す車
両右側面図である。
【図7】図6のX−X断面矢視図である。
【図8】本実施形態に係るエンジンケースの側面断面図
である。
【図9】図8のA部の詳細を示す部分詳細図である。
【符号の説明】
1 スクータ型自動二輪車 2 車体フレーム 3 エンジンユニット 33 クランクケース 36 エンジンケース 36a 車両右側エンジンケース 36a1 取付面 36a2 立壁部 36a3 壁面 36a4 折返し部 36b 車両左側エンジンケース 36j 嵌合部 36j1 開口部 36j2 入力軸用ボス部 36k 嵌合部 36k1 開口部 36k2 クラッチ軸用ボス部 36p クランク軸用ボス部 36q 出力軸用ボス部 36r1、36r2、36r3 リブ 61 変速ケース 61a 内側変速ケース 61b 外側変速ケース 61k 嵌合部 61j 嵌合部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 概略環状の取付面を有するケーシングで
    あって、該取付面の法線方向に延びる立壁部と、該立壁
    部から前記取付面に沿う方向に延出する壁面を有するパ
    ワーユニットのケーシングにおいて、 前記壁面の一部に前記立壁部ないし壁面に繋がる折返し
    部を形成し、前記取付面の法線方向に沿って且つ前記取
    付面を挟んで前記立壁部と反対側に及ぶ凹部を設け、 前記凹部を立壁部ないし壁面から連続する面で構成した
    ことを特徴とするパワーユニットのケーシング構造。
  2. 【請求項2】 前記凹部は略円錐台形状を呈し、その円
    錐台の端面に開口部を形成するとともに、前記開口部の
    周囲に環状の補強部を設けたことを特徴とする請求項1
    に記載のパワーユニットのケーシング構造。
  3. 【請求項3】 前記壁面の長手方向に沿って複数の環状
    の補強部を設け、前記補強部どうしを連続、或いは、補
    強部間をリブで連結して連続させたことを特徴とする請
    求項1または2に記載のパワーユニットのケーシング構
    造。
  4. 【請求項4】 前記補強部を略階段状に並設し、且つ、
    千鳥状に配設したことを特徴とする請求項3に記載のパ
    ワーユニットのケーシング構造。
  5. 【請求項5】 前記壁面の長手方向の中央付近に凹部を
    設け、長手方向の両端側を前記凹部が形成される方向と
    反対方向に膨出させ、ケーシングの長手方向にわたる全
    体形状をく字状とし、取付面を挟んで設けたことを特徴
    とする請求項1乃至4のうちの何れか一項に記載のパワ
    ーユニットのケーシング構造。
  6. 【請求項6】 前記凹部から膨出部にかけて形状が遷移
    する部分にリブを設けたことを特徴とする請求項5に記
    載のパワーユニットのケーシング構造。
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