JP2003334694A - プレス駆動装置 - Google Patents

プレス駆動装置

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JP2003334694A
JP2003334694A JP2002145144A JP2002145144A JP2003334694A JP 2003334694 A JP2003334694 A JP 2003334694A JP 2002145144 A JP2002145144 A JP 2002145144A JP 2002145144 A JP2002145144 A JP 2002145144A JP 2003334694 A JP2003334694 A JP 2003334694A
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drive device
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nuts
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JP2002145144A
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Kazuhiro Matsui
一浩 松井
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速化、高頻度動作化、大加圧力化を行うこ
とができ、しかも、低振動で動作可能なプレス駆動装置
を提供すること。 【解決手段】 出力側をラム15と駆動連結された増力
リンク機構43、45、47と、増力リンク機構の入力
側と駆動連結されて増力リンク機構を駆動する送りねじ
機構37とを設け、送りねじ機構37は複数組のねじ軸
57a、57bとナット589a、59bとにより構成
し、ねじ軸57a、57bを電動機63a、63aによ
り回転駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレス駆動装置
に関し、特に、電動式のプレス駆動装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】タレットパンチプレス等において、ラム
を進退移動させるプレス駆動装置として、特開2001
−9534公報に示されているように、出力側を前記ラ
ムと駆動連結された増力リンク機構と、この増力リンク
機構の入力側と駆動連結されて当該増力リンク機構を駆
動する一組のねじ軸とナットとによる送りねじ機構とを
有し、前記送りねじ機構を電動機により回転駆動する電
動式のプレス駆動装置が知られている。電動式のプレス
駆動装置は、フライホイール式や油圧駆動式のものに比
して、構造を簡単にできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電動式のプレ
ス駆動装置は、一組のねじ軸とナットによる送りねじの
ねじ径(D)と回転速度(N)との積であるDN値、イ
ナーシャ、許容荷重や、モータ性能の制限を受け、より
一層の高速化、高頻度動作化、大加圧力化を行うことに
限界がある。また、送りねじ系の回転動作による振動
や、送りねじのナットが移動することによる質量移動に
よる慣性力のために振動が生じ、加工精度を低下させる
原因になる。
【0004】この発明は、上述の如き問題点を解消する
ためになされたもので、より一層の高速化、高頻度動作
化、大加圧力化を行うことができ、しかも、低振動で動
作可能なプレス駆動装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明によるプレス駆動装置は、ラムを進退移
動させるプレス駆動装置において、出力側を前記ラムと
駆動連結された増力リンク機構と、この増力リンク機構
の入力側と駆動連結されて当該増力リンク機構を駆動す
る送りねじ機構とを有し、この送りねじ機構は複数組の
ねじ軸とナットとにより構成され、前記ねじ軸を電動機
により回転駆動するものである。
【0006】上述のように構成されたこの発明によるプ
レス駆動装置によれば、送りねじ機構が複数組のねじ軸
とナットとにより構成され、その複数個のねじ軸が電動
機によって回転駆動される。これにより、ねじ軸1本当
たりの負荷を分散低減できる。
【0007】この発明によるプレス駆動装置では、前記
複数個のねじ軸の各々に電動機を駆動連結し、各ねじ軸
を電動機によって個別に回転駆動することができる。
【0008】この発明によるプレス駆動装置における前
記増力リンク機構は、支点周り回動可能に設けられて梃
子動作するクランクブロックと、一端を前記クランクブ
ロックの出力側に、他端を前記ラムに連結された第1リ
ンク部材と、一端を前記クランクブロックの入力側に連
結され、他端に複数個のナットを並列に連結された第2
リンク部材とにより構成され、前記ナットの各々にねじ
軸がねじ係合し、複数個の前記ねじ軸が互いに並列に設
けられているものとすることができる。
【0009】また、この発明によるプレス駆動装置にお
ける前記増力リンク機構は、各々支点周り回動可能に設
けられて梃子動作する左右反転配置の第1クランクブロ
ックおよび第2クランクブロックと、一端を前記第1ク
ランクブロックおよび第2クランクブロックの出力側
に、他端を前記ラムに連結された第1リンク部材および
第2リンク部材と、一端を前記第1クランクブロックの
入力側に連結され、他端にナットを連結された第1クラ
ンクブロック側第2リンク部材と、一端を前記第2クラ
ンクブロックの入力側に連結され、他端に他のナットを
連結された第2クランクブロック側第2リンク部材とに
より構成され、前記第1クランクブロック側第2リンク
部材と前記第2クランクブロック側第2リンク部材は前
記第1クランクブロックおよび前記第2クランクブロッ
クの配置位置の左右両側に延在し、前記ナットの各々に
ねじ軸がねじ係合し、複数個の前記ねじ軸が前記第1ク
ランクブロックおよび前記第2クランクブロックの配置
位置の左右両側に配置されているものとすることができ
る。
【0010】更に、この発明によるプレス駆動装置で
は、前記送りねじ機構を偶数組のねじ軸とナットとによ
り構成し、その半分を右ねじとし、残りの半分を左ねじ
とすることができる。
【0011】更に、この発明によるプレス駆動装置は、
前記ねじ軸を回転駆動する電動機が位置制御可能なサー
ボモータであり、前記サーボモータの位置制御を行う位
置制御手段が設けられているものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。
【0013】この発明によるプレス駆動装置を適用され
たタレットパンチプレス機の一つの実施の形態を、図
3、図4を参照して説明する。タレットパンチプレス機
1は門形フレーム3を備えている。門形フレーム3は、
下部フレーム5と、上部フレーム7と、下部フレーム5
と上部フレーム7とを連結する左右のサイドフレーム9
とで構成されている。
【0014】下部フレーム5には下部タレット11が回
転自在に取り付けられ、上部フレーム9には上部タレッ
ト13が回転自在に取り付けられている。下部タレット
11と上部タレット13は相対向し、下部タレット11
には複数個のダイDが装着され、上部タレット13には
各々ダイDと対をなす複数個のパンチPが装着されてい
る。
【0015】図4において、符合Kで示されている位置
がパンチング加工位置であり、下部タレット11、上部
タレット13の回転によってパンチング加工位置Kに割
り出されたダイD、パンチPがパンチング加工を行う。
【0016】上部フレーム7にはパンチング加工位置K
に割り出されたパンチPを上下動させるラム15が上下
動自在に設けられている。また、上部フレーム7にはラ
ム15を駆動するプレス駆動装置17が設けられてい
る。
【0017】下部フレーム5上にはワーク移動位置決め
装置19が設けられている。ワーク移動位置決め装置1
9は、下部フレーム5上に固定配置されたセンタテーブ
ル21と、センタテーブル21の両側に配置されてY軸
方向に移動自在なサイドテーブル23と、センタテーブ
ル21を跨いでX軸方向に延在して両側のサイドテーブ
ル23に固定連結されたキャレッジベース25とを含ん
でいる。
【0018】キャレッジベース25にはキャレッジ27
がX軸方向に移動可能に設けられており、キャレッジ2
7にはテーブル上においてワーク(板材)Wをクランプ
するワーククランプ29が取り付けられている。
【0019】タレットパンチプレス機1の制御を行う制
御装置31のキャビネット33がプレス本体に隣接して
設けられている。
【0020】上述の構成により、ワーククランプ29に
よってワークWをクランプした状態で、キャレッジ27
がX軸方向へ移動し、キャレッジベース25と共にサイ
ドテーブル23がY軸方向へ移動することにより、ワー
クWの被加工位置をパンチング加工位置Kに位置決め移
動させることができ、プレス駆動装置17によってラム
15を駆動することにより、ダイDとパンチPとによっ
て、ワークWの被加工位置にパンチング加工が行われる
ことになる。
【0021】つぎに、プレス駆動装置17の詳細を図
1、図2を参照して説明する。
【0022】プレス駆動装置17は出力側をラム15と
駆動連結された増力リンク機構35と、増力リンク機構
35の入力側と駆動連結されて増力リンク機構35を駆
動する送りねじ機構37とを有している。
【0023】増力リンク機構35は、上部フレーム7に
固定されたブラケット39にピン41(支点位置)によ
って回動可能に設けられて梃子動作するクランクブロッ
ク43と、第1リンク部材45と、第2リンク部材47
とにより構成されている。
【0024】第1リンク部材45は、一端をピン49に
よってクランクブロック43の支点位置より距離aだけ
離れた位置(クランクブロック43の出力側)にてクラ
ンクブロック43に回動可能に連結され、他端をピン5
1によってラム15の上端部に回動可能に連結されてい
る。
【0025】第2リンク部材47は、一端をピン53に
よってクランクブロック43の支点位置より距離b(但
し、a>b)だけ離れた位置(クランクブロック43の
入力側)にてクランクブロック43に回動可能に連結さ
れ、ヨーク形状をした他端にピン55によって後述する
送りねじ機構37のナット59a、59bを互いに並列
に傾動可能に連結されている。
【0026】送りねじ機構37は、複数組、この実施の
形態では、2組のボールねじ軸57a、57bと、ボー
ルねじ軸57a、57bに各々ねじ係合するナット59
a、59bとにより構成されている。ここで、一方のボ
ールねじ軸57a、ナット59aは右ねじで構成され、
他方のボールねじ軸57b、ナット59bは左ねじで構
成され、その両者でねじ溝の巻方向が逆になっている。
【0027】ボールねじ軸57a、57bは、互いに並
行配置され、各々カップリング部材61a、61bによ
ってサーボモータ63a、63bの出力軸65a、65
bに連結され、サーボモータ63a、63bによって個
別に駆動される。サーボモータ63a、63bには各々
ロータリエンコーダ等による位置検出器67a、67b
が連結されている。
【0028】制御装置31には、ラム15の速度・位置
制御を行う位置設定手段(位置制御手段)69が設けら
れている。位置設定手段69は、位置検出器67a、6
7bより出力されるモータ位置信号をフィードバック信
号として入力し、サーボモータ63a、63bの駆動を
個別に制御してラム15の速度、加減速度、位置を加工
指令に従ってフィードバック制御する。
【0029】つぎに、上述の構成によるプレス駆動装置
17の動作を説明する。位置設定手段69によってサー
ボモータ63a、63bが同期制御され、サーボモータ
63a、63bによってボールねじ軸57a、57bが
回転駆動される。
【0030】ボールねじ軸57a、57bの回転によ
り、ボールねじ軸57a、57bとナット59a、59
bとのねじ係合によって回転−直線運動変換され、直線
運動が第2リンク部材47によってクランクブロック4
3に伝達され、クランクブロック43がピン41の中心
軸線(支点)周りに回動する。クランクブロック43の
回動により、てこ比a:b相当をもって増力されて第1
リンク部材45を介してラム15が駆動される。
【0031】上述したように、クランクブロック43を
駆動する送りねじ機構37が複数組(2組)のボールね
じ軸57a、57bとナット59a、59bとにより構
成されているから、ねじ軸1本当たりの負荷を分散低減
することにより、ねじ径を小さくすることができ、送り
ねじのねじ径(D)と回転速度(N)との積であるDN
値による制限を緩和し、回転速度アップを図ることがで
きる。また、ねじ径を小さくすることによって、ボール
ねじ自体のイナーシャを低減して加減速性能の向上を図
ることができる。これらのことにより、高速化、高頻度
動作化が可能になる。
【0032】しかも、ボールねじ軸57a、57bは個
別のサーボモータ63a、63bにより駆動されるか
ら、モータ性能による制限が緩和され、加圧力アップを
図ることができ、大加圧力化が可能になる。
【0033】しかも、ボールねじ軸57a、ナット59
aとボールねじ軸57b、ナット59bとが互いに逆ね
じになっているから、ラム駆動時におけるボールねじ軸
57aと57bの回転方向は常に逆になり、ボールねじ
軸57aと、57bの回転によるねじりモーメントを相
殺できる。これにより、ねじりモーメントに起因する振
動が低減し、振動防止用部材が不要になり、構造の簡素
化が図られる。
【0034】この発明によるプレス駆動装置の他の実施
の形態およびをそれを適用されたタレットパンチプレス
機を図5、図6を参照して説明する。なお、図5、図6
において、図1〜図4に対応する部分は、図1〜図4に
付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略す
る。
【0035】この実施の形態では、増力リンク機構71
として、上部フレーム7に各々固定されたブラケット3
9a、39bにピン41a、41b(支点位置)によっ
て各々回動可能に設けられて梃子動作する左右反転配置
の第1クランクブロック43a、第2クランクブロック
43bと、第1リンク部材45a、45bと、第1クラ
ンクブロック側第2リンク部材47a、第2クランクブ
ロック側第2リンク部材47bとにより構成されてい
る。
【0036】第1リンク部材45aは、一端をピン49
aによって第1クランクブロック43aの支点位置より
距離aだけ離れた位置(第1クランクブロック43aの
出力側)にて第1クランクブロック43aに回動可能に
連結され、他端をピン51によってラム15の上端部に
回動可能に連結されている。
【0037】同様に、第2リンク部材45bは、一端を
ピン49bによって第2クランクブロック43bの支点
位置より距離aだけ離れた位置(第2クランクブロック
43bの出力側)にて第2クランクブロック43bに回
動可能に連結され、他端をピン51によってラム15の
上端部に回動可能に連結されている。
【0038】第1クランクブロック側第2リンク部材4
7aは、一端をピン53aによって右側配置の第1クラ
ンクブロック43aの支点位置より距離b(但し、a>
b)だけ離れた位置(第1クランクブロック43aの入
力側)にて第1クランクブロック43aに回動可能に連
結され、第1クランクブロック43aより右側に延在
し、他端にピン55aによってナット59aを傾動可能
に連結されている。
【0039】第2クランクブロック側第2リンク部材4
7bは、一端をピン53bによって左側配置の第2クラ
ンクブロック43bの支点位置より距離b(但し、a>
b)だけ離れた位置(第2クランクブロック43bの入
力側)にて第2クランクブロック43bに回動可能に連
結され、第2クランクブロック43bより左側に延在
し、他端にピン55bによってナット59bを傾動可能
に連結されている。
【0040】ナット59a、59bにはボールねじ軸5
7a、57bが各々ねじ係合している。ナット59aと
59b、ボールねじ軸57aと57bは、第1クランク
ブロック47a、第2クランクブロック47bの配置位
置の左右両側に対称配置されており、各々サーボモータ
63a、63bによって回転駆動されるようになってい
る。
【0041】この実施の形態でも、位置設定手段69に
よってサーボモータ63a、63bが同期制御され、サ
ーボモータ63a、63bによってボールねじ軸57
a、57bが回転駆動される。
【0042】ボールねじ軸57a、57bの回転によ
り、ボールねじ軸57a、57bとナット59a、59
bとのねじ係合によって回転−直線運動変換され、直線
運動が第1クランクブロック側第2リンク部材47a、
第2クランクブロック側第2リンク部材47bによって
第1クランクブロック43a、第2クランクブロック4
3bに伝達され、第1クランクブロック43a、第2ク
ランクブロック43bがピン41a、41bの中心軸線
(支点)周りに回動する。第1クランクブロック43
a、第2クランクブロック43bの回動により、てこ比
a:b相当をもって増力されて第1リンク部材45a、
第2リンク部材45bを介してラム15が駆動される。
【0043】上述したように、2つのクランクブロック
43a、43bを駆動する送りねじ機構が複数組(2
組)のボールねじ軸57a、57bとナット59a、5
9bとにより構成されているから、この実施の形態で
も、ねじ軸1本当たりの負荷を分散低減することがで
き、また、ボールねじ軸57a、57bは個別のサーボ
モータ63a、63bにより駆動されるから、上述の実
施の形態と同様の効果が得られる。
【0044】しかも、ボールねじ軸57aと57b、ナ
ット59aと59bは、第1クランクブロック47a、
第2クランクブロック47bの配置位置の左右両側に対
称配置されているから、ラム駆動時にナット59aと5
9bはフレーム長手方向を互いに逆方向に移動すること
になり、フレーム長手方向の質量移動による慣性力を相
殺し、その慣性力によって発生していた振動が低減す
る。これにより、振動防止用部材が不要になり、構造の
簡素化が図られる。
【0045】なお、この実施の形態でも、ボールねじ軸
57a、ナット59aとボールねじ軸57b、ナット5
9bとを互いに逆ねじすることにより、上述の実施の形
態と動揺に、ねじりモーメントに起因する振動も低減す
ることができる。
【0046】上述の実施の形態では、ねじ軸とナットと
を2組としたが、この発明によるプレス駆動装置は、こ
れに限られることはなく、ねじ軸とナットは、必要に応
じて、3組、4組等、それ以上の複数組設けられてもよ
い。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、この発
明によるプレス駆動装置によれば、送りねじ機構が複数
組のねじ軸とナットとにより構成され、その複数個のね
じ軸が電動機によって回転駆動されるから、ねじ軸1本
当たりの負荷を分散低減でき、ねじ径を小さくしてDN
値による制限を緩和し、回転速度アップを図ること、送
りねじ自体のイナーシャを低減して加減速性能の向上を
図ることができ、これらのことにより、高速化、高頻度
動作化が可能になる。
【0048】また、複数個のねじ軸は個別の電動機によ
って駆動されるから、モータ性能による制限が緩和さ
れ、加圧力アップを図ることができ、大加圧力化が可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるプレス駆動装置の一つの実施の
形態を示す平面図である。
【図2】この発明によるプレス駆動装置の一つの実施の
形態を示す正面図である。
【図3】この発明によるプレス駆動装置を適用されたタ
レットパンチプレス機の一つの実施の形態を示す正面図
である。
【図4】この発明によるプレス駆動装置を適用されたタ
レットパンチプレス機の一つの実施の形態を示す平面図
である。
【図5】この発明によるプレス駆動装置の他の実施の形
態を示す正面図である。
【図6】この発明によるプレス駆動装置を適用されたタ
レットパンチプレス機の他の実施の形態を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1 タレットパンチプレス機 15 ラム 17 プレス駆動装置 31 制御装置 35 増力リンク機構 37 送りねじ機構 43 クランクブロック 43a 第1クランクブロック 43b 第2クランクブロック 45 第1リンク部材 47 第2リンク部材 47a 第1クランクブロック側第2リンク部材 47b 第2クランクブロック側第2リンク部材 57a、57b ボールねじ軸 59a、59b ナット 63a、63b サーボモータ 69 位置設定手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラムを進退移動させるプレス駆動装置に
    おいて、 出力側を前記ラムと駆動連結された増力リンク機構と、
    この増力リンク機構の入力側と駆動連結されて当該増力
    リンク機構を駆動する送りねじ機構とを有し、 この送りねじ機構は複数組のねじ軸とナットとにより構
    成され、前記ねじ軸を電動機により回転駆動することを
    特徴とするプレス駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記複数個のねじ軸の各々に電動機が駆
    動連結され、各ねじ軸を前記電動機により個別に回転駆
    動することを特徴とする請求項1記載のプレス駆動装
    置。
  3. 【請求項3】 前記増力リンク機構は、支点周り回動可
    能に設けられて梃子動作するクランクブロックと、一端
    を前記クランクブロックの出力側に、他端を前記ラムに
    連結された第1リンク部材と、一端を前記クランクブロ
    ックの入力側に連結され、他端に複数個のナットを並列
    に連結された第2リンク部材とにより構成され、 前記ナットの各々にねじ軸がねじ係合し、複数個の前記
    ねじ軸が互いに並列に設けられていることを特徴とする
    請求項1または2記載のプレス駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記増力リンク機構は、各々支点周り回
    動可能に設けられて梃子動作する左右反転配置の第1ク
    ランクブロックおよび第2クランクブロックと、一端を
    前記第1クランクブロックおよび第2クランクブロック
    の出力側に、他端を前記ラムに連結された第1リンク部
    材および第2リンク部材と、一端を前記第1クランクブ
    ロックの入力側に連結され、他端にナットを連結された
    第1クランクブロック側第2リンク部材と、一端を前記
    第2クランクブロックの入力側に連結され、他端に他の
    ナットを連結された第2クランクブロック側第2リンク
    部材とにより構成され、 前記第1クランクブロック側第2リンク部材と前記第2
    クランクブロック側第2リンク部材は前記第1クランク
    ブロックおよび前記第2クランクブロックの配置位置の
    左右両側に延在し、前記ナットの各々にねじ軸がねじ係
    合し、複数個の前記ねじ軸が前記第1クランクブロック
    および前記第2クランクブロックの配置位置の左右両側
    に配置されていることを特徴とする請求項1または2記
    載のプレス駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記送りねじ機構は偶数組のねじ軸とナ
    ットとにより構成され、その半分が右ねじで、残りの半
    分が左ねじであることを特徴とする請求項1〜4の何れ
    か1項記載のプレス駆動装置。
  6. 【請求項6】 ねじ軸を回転駆動する電動機が位置制御
    可能なサーボモータであり、このサーボモータの位置制
    御を行う位置制御手段が設けられていることを特徴とす
    る請求項1〜5の何れか1項記載のプレス駆動装置。
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