JP2008260041A - プレス装置 - Google Patents

プレス装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008260041A
JP2008260041A JP2007104572A JP2007104572A JP2008260041A JP 2008260041 A JP2008260041 A JP 2008260041A JP 2007104572 A JP2007104572 A JP 2007104572A JP 2007104572 A JP2007104572 A JP 2007104572A JP 2008260041 A JP2008260041 A JP 2008260041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
base
fixed
screw shafts
screw shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007104572A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5179772B2 (ja
Inventor
Tatsuya Takahashi
竜哉 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Institute of Technology Precision Electrical Discharge Works
Original Assignee
Institute of Technology Precision Electrical Discharge Works
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Institute of Technology Precision Electrical Discharge Works filed Critical Institute of Technology Precision Electrical Discharge Works
Priority to JP2007104572A priority Critical patent/JP5179772B2/ja
Publication of JP2008260041A publication Critical patent/JP2008260041A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5179772B2 publication Critical patent/JP5179772B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Abstract

【課題】 スライダが摺動するようにされた従来から存在していたガイド柱を省略した構成において、当該構成の下でねじ軸が回転する場合に生じかねないねじ軸の回転ブレをなくし、スライダが正しく水平な状態を保ちつつプレス加工できるようにする。
【解決手段】 駆動源として電動機を用いるプレス装置において、電動機によって従来回転駆動されていたねじ軸を非回転状態に固定せしめて、ねじ軸が回転される際に生じかねない回転ブレをなくし、スライダまたは基台に対して回転可能にかつスライダまたは基台に対して上下方向の移動を生じないように当該スライダまたは基台に取り付けられたナットを回転駆動せしめる構成として、スライダを上下に駆動する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、1つまたは複数個の駆動源、例えば1つまたは複数個の電動機によって駆動されるスライダを有し、スライダの移動によって被加工体をプレス加工するプレス装置に関する。
近年、電動機を駆動源とするプレス装置が実用の域に達し、個々の電動機による例えばスライダの四角近傍に作用する力によって基台に対してスライダが移動されて、被加工体をプレス加工するに当たって、前記電動機の制御によって当該スライダを、被加工体による偏心荷重にも拘らず、前記基台に対していわば完全に平行状態に保ちつつ、被加工体をプレス加工されるようにされることが行われている(特許文献1,特許文献2参照)。
特公2002−263900号公報 WO2005/053943A1
実用の域に達している現状の前記電動機駆動のプレス装置においては、スライダを基台に対して上下動させるに当たって、電動機によって回転されるねじ軸を備え、当該ねじ軸の回転によって、スライダに備えられたナットを介して当該スライダが上下動せしめられるよう構成されている。
また、この種の電動機駆動によるプレス装置において、被加工体が現にプレス加工されつつある状態の下での、前記スライダの比較的小さい移動距離の間に限って、前記ねじ軸の回転をロックせしめた上でスライダに存在するナットの側を回転させることが行われることがある。
しかし、いずれにしても、基台に対してスライダが位置移動する基本的な構成は、電動機によってねじ軸が回転せしめられ、当該ねじ軸の回転に伴ってスライダが上下動する構成となっている。
プレス装置の全体の価格を低減するために、基台と当該基台に対して門型の太い支柱で支えられた構造の上部水平部分支持板をもつ従来の構成に代えて、門型構造を省略ないしは可能な限り簡単化しようとすることがあるが、このような場合に、ねじ軸の回転ブレが生じる。
即ち、この種の電動機駆動によるプレス装置において、スライダが上下動する間においてもスライダの水平度をより厳密に制御しようと努力を続けている状況の下でねじ軸の回転ブレが生じることが判った。特に前記ねじ軸として比較的細くて長いねじ軸を用いられるような場合に、当該ねじ軸が回転せしめられる際に当該ねじ軸が当該ねじ軸の軸心に対してブレが生じ易くなり、スライダを厳密に水平に保ちつつ上下動させる上で困難となることが判った。
またスライダが上下動する間に、スライダが基台と平行する方向に揺動することを防止するために前記支柱をガイド柱として利用し、スライダが当該支柱に支えられて摺動されつつ上下動するようにした従来の構成を変更しようとする場合に、ねじ軸の回転ブレがスライダの水平方向のブレの原因となることが判明した。
本発明は、上記の解題を解決するために、前記ねじ軸を非回転状態に、基台に対してあるいは基台に固定的に存在する固定部(又は支持体)に対してあるいはスライダに対して固定的に取り付けるようにしてねじ軸が回転しないようにし、ねじ軸の回転に伴う回転ブレを完全に防止するようにしている。即ち、スライダに設けられているあるいは基台に設けられているあるいは前記固定部に設けられているナットの側を回転駆動せしめてスライダを上下動するようにしている。そしてその上で、ねじ軸としていわば比較的断面積の大きいものを用いるか、ねじ軸の個数を多くするようにして、ねじ軸全体でもってスライダが基台に対して平行な方向に揺動することを抑止するようにしている。換言すると、従来のプレス装置において介在していた所の、スライダの前記揺動を抑止していた太いガイド柱を省略することを可能にしている。
前述のように、前記ガイド柱を省略しても、ねじ軸自体を例えば太くして、ねじ軸が基台に対してあるいは基台に対して固定されている固定部に対してあるいはスライダに対して非回転状態に固定されているために、ねじ軸が回転駆動される従来の場合にくらべて、ねじ軸が回転ブレを生じることがない。したがって、スライダが上下動する間におけるスライダの水平度を厳密に保つようにすることが可能となる。
図5および図6は発明展開段階で考慮された構成についての説明図である。当該図5は正面図、図6は上面図である。図5および図6は、前記特許文献1,2に開示されているプレス装置において、構造を簡略化するために、門型構造を省略することを考慮した構成に対応している。
図5および図6において、1は基台、2は基台を支える脚部のうちの水平部、3は同じく脚部のうちの垂直部、4−1,4−2…はガイド柱であって基台1に直立されて固定されているもの、5はスライダであって当該スライダ5と基台1との間で被加工体がプレス加工されるよう設けられているものである。また、6−1,6−2…は駆動源を構成する電動機、7−1,7−2…はねじ軸であって電動機6−1,6−2…によって回転駆動されるもの、8−1,8−2…はナットであってスライダ5の例えば四つの角にスライダ5に固定されているもの、9−1,9−2…はリニア・スケールであって基台1とガイド柱4−iの上端とに取り付けられていてスライダ5の高さ位置を計測可能にしているものである。なお、図6に示されている矢印100−iはねじ軸7−iの回転方向を表している。
電動機6−iによる駆動によって、ねじ軸7−iが回転せしめられる。スライダ5はねじ軸7−iが貫通される孔を備えると共にガイド柱4−iが貫通される孔を備えている。またスライダ5には前述の如くナット8−iが固定されている。
ねじ軸7−iの回転に伴って、ナット8−iと一体になっているスライダ5が、ガイド柱4−iに沿って、摺動状態で上下動せしめられる。
リニア・スケール9−iは、ナット8−iが取り付けられている位置近傍でスライダ5の高さ位置を計測する。即ち、スライダ5が完全に正しく水平状態で上下動しているか否かを当該リニア・スケール9−iによって計測している。
特許文献1,2に開示されたプレス装置において門型構造を省略することを考慮した場合には、一般には電動機6−iは基台1に取り付けられる構成となり、基台1に固定的に取り付けられている当該電動機6−iによって、夫々の対応するねじ軸7−iが回転駆動される構成となる。
図5および図6に示されているガイド柱4−iが存在している構造においては、スライダ5は当該ガイド柱4−iによって摺動可能に支えられていることから、スライダ5が基台1に対して平行な方向に揺動することは殆ど抑止することができる。
しかし、更に構造を簡略化するために、ガイド柱4−iを省略しようとする場合、ねじ軸7−iの径を大にしてねじ軸7−iによって前記ガイド柱4−iが備えていた機能を持たせるようにする。このような構造において、ねじ軸7−iの径を大とした場合でも、スライダ5の移動距離の大きいプレス装置を構成するようにしようとすると、ねじ軸7−iがいわば細長いものとなり、当該ねじ軸7−iが回転駆動されることから、ねじ軸7−iに回転ブレが生じてしまう。
図1および図2は本発明の一実施例構成を示し、図1は一部を断面で示しかつ一部を省略した正面図、図2は上面図を表している。
符号1は基台、5はスライダ、6−iは電動機、7−iはねじ軸、8−iはナット、9−iはリニア・スケールを表している。
なお、図1において、図5に示した所の基台を支える脚部の水平部2や脚部の垂直部3は省略されている。また当然に存在する電動機6−2や当然に存在するリニア・スケール9−1は図1から省略されている。
図1,図2から判るように、ねじ軸7−iは基台1に対して非回転状態にかつ上下方向にも移動しないようにしっかり固定されている。ナット8−iは、夫々対応するねじ軸7−iと噛合しているが、スライダ5に対しては、対応する電動機6−iによって、ねじ軸7−iの廻りを回動できるようにされている。
即ち、電動機6−iの回転軸は、図示のカップリング10−iによって、図示の小歯車11−iの回転軸12−iに連結される。これによって、小歯車11−iは軸受13−iに支えられた回転軸12−iを介して電動機6−iにより回転駆動される。一方、ナット8−iは、スライダ5に対して回転可能に、かつスラスト受け14−iによってスライダ5に対して上下方向に移動できないように保持されている円筒状体15−iに、機械的に固定されている。言うまでもなく、円筒状体15−iの内周面はねじ軸7−iに対して図示しないガイドで支えられて僅かな間隙を介して対峙している。そして、前記小歯車11−iと噛合している大歯車16−iの中心部が前記円筒状体15−iの外周面に機械的に固定されている。
前記スラスト受け14−iは、スライダ5に嵌合している筒形環状体17−iの内周面に設けられており、前述の如く、円筒状体15−iが大歯車16−iによってねじ軸7−iの廻りを回転できるが当該円筒状体15−iが筒形環状体17−iに対して図示の上下方向には移動できないように、円筒状体15−iを保持している。
したがって、円筒状体15−iが電動機6−iによって小歯車11−iと大歯車16−iとを介して回転駆動され、あわせてナット8−iがねじ軸7−iの周面を回動させられる時には、スライダ5は前記筒形環状体17−iと一緒に、ねじ軸7−iに対しては非回転状態の下で上下動する。
前述した如く、被加工体(図示せず)は、基台1とスライダ5との間に配置され、周知の如く、プレス型(図示せず)によってプレス加工される。
図示の場合には、4個の電動機6−iが存在していて、プレス加工時にはスライダ5の4つの隅に対して夫々下降方向に力を加えてゆく。この間に、4個の電動機6−iの夫々は互いに独立に制御され、スライダ5が図示の場合には正しく水平状態を保つように働く。更に言えば、スライダ5が下降する各所定高さ位置毎に、スライダ5が正しく水平状態を保つように、電動機6−iが互いに独立に運転される。
言うまでもなく、被加工体をプレス加工するに当たっては、被加工体の形状によってスライダ5に偏心荷重が掛かることになり、スライダ5の水平状態を正しく保ちつつ下降させることが一般には困難である。
しかし、本願出願人が既に特許文献1に記載している如く、プレス加工の試行段階において、スライダ5をきわめて低速度で下降せしめてゆき、偏心荷重の下でのプレス加工中で、スライダ5の高さ位置の各高さ毎に、4個のリニア・スケール9−iによってスライダ5の4つの隅の高さ位置が計測される。そして当該各高さ位置毎に、スライダ5の4つの隅の高さ位置が等しい値を示すようになるために、各電動機6−iに対してどのような駆動力を発揮せしめるべきかを決定する。即ち、各高さ位置毎に、個々の電動機6−iを制御する条件を決定し、電動機6−iを駆動するための回転数および/またはトルクを決定し、当該低速度のプレス加工中の下降の間に、各高さ位置毎にスライダ5が正しく水平状態を保つように電動機6−iを互いに独立に駆動する。
次いで、スライダ5の下降速度を少し速くして、同様に当該下降速度でのプレス加工中で、スライダ5が各高さ位置毎に、正しく水平状態になる運転制御の条件を決定する。このようにして、スライダ5の下降速度を少しづつ高めながら、最終的には、スライダ5がプレス加工中の所望される下降速度の下で、スライダ5が各高さ位置毎に正しく水平を保つための、各電動機毎の運転制御条件を決定する。
この間の試行段階を、いわばティーチング加工段階とすると、当該ティーチング加工段階の最終時において、スライダ5が水平を保ちながらプレス加工が行われるための、各電動機6−i毎の運転制御条件が決定される。そして、次の本番加工段階においては、各電動機6−iに対して、当該電動機6−iが先に得られている運転制御条件の下で運転されるように互いに独立に制御を行ってゆく。
前述のティーチング加工段階における各高さ位置毎でのスライダ5の4つの隅の高さ位置を計測するために、前述の如く、4個のリニア・スケール9−iが設けられている。当該各リニア・スケール9−iの下端は基台1にスケール・ブラケット固定部18−iによって固定されるが、上端は前記ねじ軸7−iの上端に取り付けられる支え棒19−iに対して上下方向に位置移動可能にスケール・ブラケット支持部20−iによって支えられる。即ち、各リニア・スケール9−iは、各ねじ軸7−iに沿うよう平行に、基台1に固定されるが、ねじ軸7−iがプレス加工の間に熱膨張および加工による変形を生じることがあることから、各リニア・スケール9−iがねじ軸7−iの当該熱膨張および加工による変形の影響を受けないように、スケール・ブラケット支持部20−iの所で、各リニア・スケール9−iの上端が上下動可能に支えられている。言うまでもなく、リニア・スケール9−iには目盛が刻まれていて、スライダ5の側から僅かに突出する指針が当該スライダ5の高さ位置の変化によって上下動する状態が計測される。
図1に明瞭に示される構成においては、ねじ軸7−1とねじ軸7−2とは、ねじ切りの方向が互いに反対になっており、スライダ5を例えば下降せしめる際のナット8−1の回転駆動方向とナット8−2の回転駆動方向とは互いに反対の方向となるようにされる。
このように反対の方向に回転駆動されることによって、電動機6−iが同じ方向に回転されてナット8−1が一斉に同じ方向に回転駆動される場合に生じかねない無用な振動を極力防止するようにしている。
図3は駆動部を基台に固定的に取り付けた場合の他の実施例を示している。
図中の符号1ないし20は図1に対応しており、符号21は支持体であって複数個のねじ軸7−iの上部を相互に連結するように設けられた板状のものである。また符号22−iはスプライン軸であって図1に示す回転軸12−iに代わるスプラインが切られた回転軸、23−iはスプライン軸22−iに対する保持ブレーキ、24−iは支持環体であって回転駆動されるスプライン軸22−iと一緒に回転されるがスプライン軸22−iの軸上の任意の高さ位置に摺動された上でスプライン軸22−iを支持するもの、25−iは支持環体保持部であってスライダ5の上下動につれて支持環体24−iが回転可能にかつ当該支持環体24−iをスプライン軸22−iに対して上下方向に移動せしめるものである。なお、小歯車11−iは、前記支持環体24−iに固定されて、回転駆動されるスプライン軸22−iと当該支持環体24−iと一緒に回転駆動される。
また前記支持体21は、図1に示される支え棒19−iが個々のねじ軸7−iの上端に個別に設けられていたものに代えて、複数個のねじ軸7−iの上端の相互の間を連結するように設けられている。このような板状の支持体21を設けることによって、大きい偏心荷重が掛かる場合でも、個々のねじ軸7−iが揺動する可能性を複数個存在するねじ軸7−iが一緒になって互いに抑止するように働くことになる。
図3の構成の場合におけるプレス加工が行われる態様は、図1に示した場合と実質的に同じである。ただ、各駆動源である電動機6−iが基台1に固定的に取り付けられているだけである。
即ち、電動機6−iが回転駆動されると、スプライン軸22−iが回転し、支持環体24−iと小歯車11−iとが回転せしめられる。これによって、大歯車16−iが回転せしめられ、円筒状体15−iを介してナット8−iが回動せしめられる。このナット8−iの回動に対応して、スライダ5が例えば下降されプレス加工が行われる。このスライダ5の下降に対応して支持環体保持部25−iも下降し、支持環体24−iをスプライン軸22−iに沿って下降せしめてゆく。更に言えば、スライダ5の上下動につれて、支持環体24−i、小歯車11−i、大歯車16−i、ナット8−iが一斉に上下動する。
図3に示す構成においては、ねじ軸7−1とねじ軸7−2とが同じ方向に切られたねじ軸となっているが、図1に示すように互いに反対の方向に切られたねじ軸を用いることが必須の要件ではない。
図4はねじ軸をスライダに対して非回転状態で取り付けた場合の他の実施例を示している。
図中の符号1ないし18は図1に対応しており、また符号21は図3に存在するものとして示されている支持体に相当する支持体である。
図4の構成の場合には、図1や図3に示した場合と基本的には同じであるが、ねじ軸7−iが夫々スライダ5に対して非回転状態でかつ軸方向に位置移動しない状態で固定されている。そして、ナット8−iは、基台1の側に当該基台1に対して回転可能でかつねじ軸7−iの軸方向に位置移動しない状態で固定されている。また電動機6−iは基台1に取り付けられている。
電動機6−iが回転されると、小歯車11−iを介して大歯車16−iが回転駆動される。そして、図1に示した如く、ナット8−iが回転駆動され、ねじ軸7−iが基台1に対して一斉に上下動されることになる。即ち、ねじ軸7−iに固定されているスライダ5が上下動されることになる。勿論、図4に示される支持体21もスライダ5の上下動につれて上下動する。
図4に示される場合には、リニア・スケール9−iの下端は基台1に固定され、リニア・スケール9−iの上端はスライダ5に沿うように配置されている。
なお、図4においては電動機6−iが基台1に取り付けられているとしている。しかし、図4に示す構成において、図3に示す構成の場合のように、電動機6−iの存在位置とナット8−iの存在位置とが離れていてもよい。即ち、図4において電動機6−iがスライダ5の側に取り付けられていて、図3に示す構成の場合のようにスプライン軸22−iを介してナット8−iを回転駆動するようにしてもよい。
更に、図1や図3や図4においては、基台1がプレス装置の下部に位置するものとして示されている。しかし基台1がプレス装置と結合されている所の何らかの頑丈な固定部(図示せず)が存在しているような場合には、図1や図3や図4に天地を逆にして基台1自体を当該固定部と考えるようにしても良い。即ち、図1や図3の場合において、ねじ軸7−iが当該固定部に非回転状態に固定されるようにしても良い。図4の場合には、ナット8−iが当該固定部に回転可能状態に固定されることになる。
また、図3や図4に示した板状の支持体21を、図3や図4に示す状態の支持体21よりも充分に頑丈な構造体として、あるいは基台1にしっかりと固定された構造体として、図3や図4に示される駆動源としての電動機6−iが当該構造体に固定的に取り付けられるようにされていても良い。
本発明の一実施例構成の正面図を示す。 図1に示す構成の上面図を示す。 駆動部を基台に固定的に取り付けた場合の他の実施例を示す。 ねじ軸をスライダに対して非回転状態で取り付けた場合の他の実施例を示す。 発明展開段階で考慮された構成についての説明図であり正面図である。 図5に示す構成の上面図である。
符号の説明
1:基台
5:スライダ
6:電動機
7:ねじ軸
8:ナット
9:リニア・スケール
11:小歯車
14:スラスト受け
15:円筒状体
16:大歯車
17:筒形環状体
18:スケール・ブラケット固定部
20:スケール・ブラケット支持部

Claims (8)

  1. 基台と、該基台に対して垂直に存在する1つまたは複数個のねじ軸と、前記基台と平行でかつ前記ねじ軸に垂直な方向に延在するスライダとを備え、前記基台と前記スライダとの間の空間に被加工体が載置されて前記スライダの移動に伴う加圧力によって当該被加工体がプレス加工されるプレス装置において、
    前記1つまたは複数個のねじ軸が、前記基台に対してまたは基台に対して固定されている固定部に対して非回転状態に固定されると共に、
    前記スライダは、前記1つまたは複数個のねじ軸に螺合して当該ねじ軸の夫々に対して回転可能に支えられた1つまたは複数個のナットを、当該スライダに対して回転可能状態にかつ前記ねじ軸の方向に非移動状態に、保持しており、
    かつ前記1つまたは複数個のナットは夫々駆動源によって回動され、
    更に、前記スライダは、当該スライダを貫通する孔として、前記1つまたは複数個のねじ軸が貫通する孔のみを有するよう構成され、
    前記1つまたは複数個のねじ軸は、当該1つまたは複数個のねじ軸によって、前記スライダが前記基台と平行な方向に揺動する位置変動を抑止するよう構成されている
    ことを特徴とするプレス装置。
  2. 前記1つまたは複数個のナットは、夫々、前記スライダに支えられて当該スライダと一緒に移動する駆動源によって回動され、
    当該1つまたは複数個のナットの回動によって、前記スライダが前記基台に近づく方向と遠ざかる方向とに移動される
    ことを特徴とする請求項1記載のプレス装置。
  3. 前記1つまたは複数個のナットは、夫々、前記基台に支えられてまたは前記固定部に支えられて固定されている駆動源によって回動され、
    当該1つまたは複数個のナットの回動によって、前記スライダが前記基台に近づく方向と遠ざかる方向とに移動される
    ことを特徴とする請求項1記載のプレス装置。
  4. 前記複数個存在するねじ軸は、前記基台または前記固定部に固定されている端と反対の端において、当該複数個のねじ軸相互の間を連結するように存在する支持体または前記基台に対して固定されて存在する支持体によって支えられる
    ことを特徴とする請求項1記載のプレス装置。
  5. 前記基台に対して位置移動する前記スライダの移動位置を計測するスケールを備え、
    当該スケールは、前記ねじ軸の夫々に対応して設けられており、かつ当該ねじ軸に対応する前記夫々のナットが前記スライダに支えられて存在する位置の近傍における当該スライダの前記移動位置を計測する
    ことを特徴とする請求項1記載のプレス装置。
  6. 前記1つまたは複数個のスケールは、夫々、
    一端が前記基台に対して固定的に取り付けられると共に、
    他端が、前記ねじ軸が前記基台にまたは前記固定部に固定されていない側の端に、または前記ねじ軸が基台にまたは前記固定部に固定されていない側の端で複数個のねじ軸相互の間を連結するように存在する支持体に、または前記ねじ軸が基台にまたは前記固定部に固定されていない側の端を支持して前記基台に対して固定する支持体に、前記ねじ軸の長手方向に位置移動可能に支えられている
    ことを特徴とする請求項5記載のプレス装置。
  7. 偶数個ずつ対となって存在する前記ねじ軸の一方は対となる他方のねじ軸のねじの方向とは反対のねじ方向となるよう形成されたねじを持つよう構成され、かつ、
    対応する偶数個のナットの一方は対となる他方のナットの回転方向とは反対方向に回動駆動される
    ことを特徴とする請求項1記載のプレス装置。
  8. 基台と、該基台に対して平行に設けられるスライダと、
    該スライダに対して垂直に存在する1つまたは複数個のねじ軸とを備え、前記基台と前記スライダとの間の空間に被加工体が載置されて前記スライダの移動に伴う加圧力によって当該被加工体がプレス加工されるプレス装置において、
    前記1つまたは複数個のねじ軸が、前記スライダに対して非回転状態に固定されると共に、
    前記基台または該基台に対して固定されている固定部が、前記1つまたは複数個のねじ軸に螺合して当該ねじ軸の夫々に対して回転可能に支えられた1つまたは複数個のナットを、当該基台または当該固定部に対して回転可能状態にかつ前記ねじ軸の方向に非移動状態に、保持しており、
    かつ前記1つまたは複数個のナットは夫々駆動源によって回動され、
    更に、前記基台または前記固定部は、当該基台または当該固定部を貫通する孔として、前記1つまたは複数個のねじ軸が貫通する孔のみを有するよう構成され、
    前記1つまたは複数個のねじ軸は、当該1つまたは複数個のねじ軸によって、前記スライダが前記基台と平行な方向に揺動する位置変動を抑止するよう構成されている
    ことを特徴とするプレス装置。
JP2007104572A 2007-04-12 2007-04-12 プレス装置 Active JP5179772B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007104572A JP5179772B2 (ja) 2007-04-12 2007-04-12 プレス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007104572A JP5179772B2 (ja) 2007-04-12 2007-04-12 プレス装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008260041A true JP2008260041A (ja) 2008-10-30
JP5179772B2 JP5179772B2 (ja) 2013-04-10

Family

ID=39982931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007104572A Active JP5179772B2 (ja) 2007-04-12 2007-04-12 プレス装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5179772B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008060043B3 (de) * 2008-12-02 2010-07-29 Germas Ag Spindelpresse
CN108294598A (zh) * 2018-04-04 2018-07-20 江苏楷益智能科技有限公司 单杯榨汁机传动机构
CN108656595A (zh) * 2018-04-13 2018-10-16 安徽天水液压机床科技有限公司 一种闭式双点伺服压力机
EP3088172B1 (en) * 2015-04-30 2021-11-03 G.F. S.p.A. Compression press and use thereof

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05329692A (ja) * 1992-05-29 1993-12-14 Janome Sewing Mach Co Ltd 電動プレス
JPH06170589A (ja) * 1992-07-30 1994-06-21 M Tex Matsumura Kk 電動プレス装置
JPH0819895A (ja) * 1994-07-01 1996-01-23 Nikko Tokki Kk 全電動式メカニカルプレス
JPH10202564A (ja) * 1997-01-23 1998-08-04 Shibaura Eng Works Co Ltd 直線移動型ロボット
JP2003334694A (ja) * 2002-05-20 2003-11-25 Amada Eng Center Co Ltd プレス駆動装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05329692A (ja) * 1992-05-29 1993-12-14 Janome Sewing Mach Co Ltd 電動プレス
JPH06170589A (ja) * 1992-07-30 1994-06-21 M Tex Matsumura Kk 電動プレス装置
JPH0819895A (ja) * 1994-07-01 1996-01-23 Nikko Tokki Kk 全電動式メカニカルプレス
JPH10202564A (ja) * 1997-01-23 1998-08-04 Shibaura Eng Works Co Ltd 直線移動型ロボット
JP2003334694A (ja) * 2002-05-20 2003-11-25 Amada Eng Center Co Ltd プレス駆動装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008060043B3 (de) * 2008-12-02 2010-07-29 Germas Ag Spindelpresse
EP2193912A3 (de) * 2008-12-02 2013-05-29 Germas AG Spindelpresse
EP3088172B1 (en) * 2015-04-30 2021-11-03 G.F. S.p.A. Compression press and use thereof
CN108294598A (zh) * 2018-04-04 2018-07-20 江苏楷益智能科技有限公司 单杯榨汁机传动机构
CN108656595A (zh) * 2018-04-13 2018-10-16 安徽天水液压机床科技有限公司 一种闭式双点伺服压力机

Also Published As

Publication number Publication date
JP5179772B2 (ja) 2013-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100260569A1 (en) Mill bed
JP5179772B2 (ja) プレス装置
CN103394930A (zh) 数控可倾工作台
JP2014240094A (ja) 研削盤
RU2011100834A (ru) Система нагружения буксы с электронным управлением
CN1991592B (zh) 载物台装置
CN107107517B (zh) 工具保持柱、用于转换平坦基体的单元以及由其移除旋转工具和将旋转工具安装至其的方法
JP6176742B2 (ja) プレス機
JP4862505B2 (ja) 鍛造装置及び鍛造方法
JPH0475798A (ja) プレス機械
JP2010184269A (ja) 回転型塑性加工装置
JP2006297477A (ja) 電動プレス装置
JP4672284B2 (ja) 電動プレス装置
JP2010184270A (ja) 回転型塑性加工装置
JP2010172904A (ja) プレス装置及びラムのスライド構造
CN218904643U (zh) 一种自适应深度倒角工装
JPH11285765A (ja) 丸ダイス式転造装置
JP2000343286A (ja) 機械プレスのスライド駆動装置
JP6909696B2 (ja) 転造盤
JP4535043B2 (ja) 転造装置
CA2662352A1 (en) Improved mill bed
JP2005299773A (ja) 送りねじユニット及びステージ装置
JP4899458B2 (ja) プレス装置
JP2964219B2 (ja) ロール曲げ装置の下ロール支持装置
CN209027461U (zh) 直线位移机构及具有直线位移机构的影像仪

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100212

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5179772

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250