JP2003333704A - 装軌車輌における駆動方法及び装置 - Google Patents

装軌車輌における駆動方法及び装置

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徹也 宮本
Yasuo Kuwabara
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン、発電機、及び蓄電装置やコンバー
タなどの発電装置部などのシステムを大型にせず、簡
単、安価な構成で高速運転時における高速旋回を可能に
する装軌車輌における駆動方法及び装置の提供。 【解決手段】 蓄電装置を回路から切り離すスイッチを
設けると共に、履帯駆動用の永久磁石同期電動機に電力
を供給するインバータに、旋回時に永久磁石同期電動機
を回生運転させると共に慣性力で発生する回生電力を外
部に供給する機能を持たせ、高速運転時における高速旋
回時、内側の永久磁石同期電動機を回生運転させてブレ
ーキとし、得られた電力を外側の永久磁石同期電動機に
供給すると共に蓄電装置を破損しないよう回路から切り
離すようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設・運搬用装軌
車輌、或いは、戦車、装甲車等の高速・重装軌車輌にお
ける駆動方法及び装置に関するもので、特に、エンジン
で発電機を駆動し、得られた電力で電動機を駆動するよ
うにした装軌車輌の高速運転時における高速旋回を可能
とした駆動方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】走行時に大馬力を要する装軌車輌は、例
えば本願出願人の出願になる特開平9−121597号
公報などに開示されているように、エンジンで発電機を
駆動して得られた電力で蓄電や左右独立した永久磁石同
期電動機の駆動をおこない、装軌車輌の履帯を駆動して
走行すると共に左右の電動機の駆動制御によって旋回を
可能なようにしている。
【0003】これを図3に基づいて簡単に説明すると、
装軌車輌のエンジン1に接続された発電機2による電力
は、コンバータ3によって交流から直流に変換されて必
要に応じて蓄電装置4に蓄電されると共に、左右の履帯
10、11に対応して設けられた左走行用インバータ
6、右走行用インバータ7で交流に変換されてさらに永
久磁石同期電動機8、9に供給され、対応する左側履帯
10、右側履帯11を駆動する。そして、例えば左側に
旋回するときは、内側となる左側履帯10に対応する永
久磁石同期電動機8の回転速度を小さくするか、または
外側となる右側履帯に対応する永久磁石同期電動機9の
回転速度を大きくすることにより、旋回するようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうい
った装軌式電気駆動車輌は通常大きな重量を有し、高速
運転時における高速旋回は、直進しようとする大きな慣
性力、及び履帯と地上との摩擦力とに抗する必要がある
ため、図4の旋回時における外側永久磁石同期電動機の
出力特性に示したように、旋回時に外側となる履帯を駆
動する電動機には直進または低速旋回時より大きな出力
が必要となる。すなわちこの図4における40で示した
線は直進、または低速旋回時に外側電動機に必要な出力
で、41は高速旋回時における外側電動機に必要な出力
であり、高速旋回時は前記したように直進しようとする
慣性力、及び履帯と地上との摩擦力の双方が大きくな
り、それだけ電動機に要求される出力が大きくなる。そ
のため、その出力に見合ったエンジン、発電機、及び蓄
電装置やコンバータなどの発電装置部が必要となり、必
然的にシステム全体が大型になって軽量化が難しくなる
と共に高価になる。
【0005】上述の事情に鑑み本発明は、エンジン、発
電機、及び蓄電装置やコンバータなどの発電装置部など
のシステムを大型にせず、簡単、安価な構成で高速運転
時における高速旋回を可能にする装軌車輌における駆動
方法及び装置を提供することが課題である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明においては、請求項1に記載したように、エンジ
ンで発電機を駆動して得られた電力を二次電池等から成
る蓄電装置に蓄え、前記発電機と蓄電装置から電力を供
給して左右の履帯にそれぞれ対応して設けられたインバ
ータを介して履帯駆動用永久磁石式同期電動機を駆動す
るようにした装軌車輌における駆動方法において、装軌
車輌のステアリングが旋回を指示したとき、前記蓄電装
置を回路から切り離すと共に旋回時に内側となる永久磁
石同期電動機に対応するインバータに前記永久磁石同期
電動機を回生運転させ、該永久磁石同期電動機より生じ
た回生電力を旋回時に外側となる永久磁石同期電動機に
対応するインバータに給電するようにして駆動すること
を特徴とするる。
【0007】そしてこの請求項1に記載した方法発明を
実施するための装置発明である請求項3は、エンジンで
駆動される発電機と、該発電機より得られた電力を蓄え
る二次電池等からなる蓄電装置と、左右の履帯にそれぞ
れ対応して設けられ、対応するインバータを介して前記
発電機と蓄電装置から電力が供給される履帯駆動用永久
磁石式同期電動機とからなる装軌車輌における駆動装置
において、前記蓄電装置を回路から切り離すスイッチ
と、装軌車輌の旋回を指示するステアリングよりの旋回
指示に基づき、旋回時に内側となる永久磁石同期電動機
に対応するインバータに前記永久磁石同期電動機を回生
運転させると共に該永久磁石同期電動機より生じた回生
電力を旋回時に外側となる永久磁石同期電動機に対応す
るインバータに給電させ、かつ、前記スイッチにより蓄
電装置を回路から切り離す制御をおこなう制御装置とを
設け、旋回時に内側となる永久磁石同期電動機に生じた
回生電力を外側となる永久磁石同期電動機に給電するよ
うにして旋回することを特徴とする。
【0008】このように高速旋回に際し、ステアリング
が旋回指示をしたときに内側となる永久磁石同期電動機
を対応するインバータにより回生運転させることによ
り、この永久磁石同期電動機の回転にブレーキが掛かる
と共に、この永久磁石同期電動機が大きな回生電力を発
生する。そのためこの回生電力を、インバータを介して
外側となる永久磁石同期電動機に給電することにより、
この永久磁石同期電動機には高い電圧が供給されてそれ
に見合った出力を得ることができる。また、このように
して内側となる永久磁石同期電動機から発生された大き
な電力は、そのまま蓄電装置に印加すると蓄電装置を壊
す可能性があると共に蓄電装置が充電されて外側となる
永久磁石同期電動機への給電がなされないことがある
が、蓄電装置をスイッチによって回路から切り離すこと
により、蓄電装置が保護されると共に内側となる永久磁
石同期電動機から発生された大きな電力は、そのまま外
側の永久磁石同期電動機に印加することができる。従っ
て、内側となる永久磁石同期電動機の回転にブレーキが
かかることと相俟って高速な旋回が可能となり、エンジ
ン、発電機、及び蓄電装置やコンバータなどの発電装置
部を直進時の電力を供給するに足る大きさにすればよ
く、従来のように高速旋回に必要な出力に合わせて大容
量化することなく、簡単、安価な構成で高速運転時にお
ける高速旋回を可能にすることができる。
【0009】そして請求項2に記載した発明は、旋回時
に内側永久磁石同期電動機を回生運転させて主回路電圧
を上昇させることにより、外側永久磁石同期電動機に対
応するインバータに必要な電力を供給することを特徴と
する。
【0010】一般にインバータにて電動機を回生運転す
ると、回生電力により直流主回路電圧が上昇する。本発
明ではこの現象を利用し、上昇した主回路電圧を旋回時
の外側永久磁石同期電動機に対応するインバータへの電
圧源とすることで、旋回時外側永久磁石同期電動機駆動
のための特別な電圧源を用意することなく旋回に必要な
電力(主回路電圧)をインバータに供給することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を例示的に詳しく説明する。但し、この実施の
形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、そ
の相対配置などは、特に特定的な記載がない限りはこの
発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる
説明例に過ぎない。
【0012】図1は本発明になる装軌車輌における駆動
装置の実施の形態を示した概略ブロック図、図2は旋回
時におけるタイムチャートである。図3中に示した従来
例と同一の構成要素には同一番号を付した。1は装軌車
輌のエンジン、2は発電機、3は発電機2によって発電
された交流を直流に変換するコンバータ、4は蓄電装
置、5は旋回時に必要に応じて蓄電装置4を主回路から
切り離すためのスイッチ、6、7はコンバータ3から送
られてくる直流を交流に変換するインバータで、6は左
走行用、7は右走行用である。8、9は永久磁石同期電
動機、10、11は装軌車輌の履帯、12は装軌車輌の
ステアリング、13は速度計、14は本発明の装軌車輌
における駆動装置の制御装置である。
【0013】このように構成した本発明になる装軌車輌
における駆動装置において、エンジン1によって駆動さ
れる発電機2によって発電された交流電力はコンバータ
3で直流に変換される。そして、通常の直進走行時は閉
じられているスイッチ5を通して必要に応じて蓄電され
ると共に、左走行用インバータ6、右走行用インバータ
7によって交流に変換され、永久磁石同期電動機8、9
が駆動されてこの永久磁石同期電動機8、9に接続され
たスプロケットにより、左側履帯10、右側履帯11が
駆動されて直進する。
【0014】すなわちこの直進時、図2に示したタイム
チャートの(A)におけるステアリング指令の時間t1
までのように、ステアリング12は左右の中間にあり、
制御装置14は、図2(B)の電動機出力指令に示した
ように永久磁石同期電動機8、9に直進に必要な出力を
出すよう指示する。そのため、図1におけるコンバータ
3から左走行用インバータ6、右走行用インバータ7間
の主回路電圧、すなわち図2(C)における主回路電圧
は、発電機2、または蓄電装置4から給電される値とな
り、そして装軌車輌における左右の履帯10、11を駆
動する永久磁石同期電動機8、9の回転速度は、図2
(D)のように一定速度となる。
【0015】そして図2のタイムチャートにおける時間
t1で、例えば図2(A)ステアリング指令のように左
旋回のためにステアリング12が左に切られ、かつ、制
御装置14が速度計13からの信号で高速直進中である
ことが検出すると、制御装置14はまず蓄電装置4を主
回路から切り離すスイッチ5によって蓄電装置4を主回
路から切り離し、次いで旋回時に内側となる左走行用イ
ンバータ6に指示して永久磁石同期電動機8を図2
(B)の電動機出力指令に点線で示した旋回内側(回
生)のように回生運転させる。
【0016】そのため装軌車輌が高速で走行している場
合はその慣性力でこの永久磁石同期電動機8は回転させ
られて図2(C)の主回路電圧における時間t1のよう
に回生電圧を生じる。主回路電圧が時間t2で高圧に達
すると、制御装置14はさらに図2(B)の電動機出力
指令に実線で示したように、旋回外側(力行)となる右
走行用インバータ7によって永久磁石同期電動機9の出
力が高くなるよう指示する。
【0017】そのためこの旋回時に外側となる永久磁石
同期電動機9の回転速度は、図2(D)の旋回外側とし
て示した実線のように一定時間後に高くなり、それだけ
出力が増加すると共に、旋回内側になる永久磁石同期電
動機8は、回生運転されているため旋回内側として示し
た破線のように徐々に低くなる。そのため装軌車輌は、
内側となる左側の履帯の速度が遅くなると同時に外側と
なる右側の履帯に大きな力が加えられて加速されるか
ら、左への旋回を開始する。
【0018】そしてこの状態は、ステアリング12が左
旋回を指示している図2(A)における時間t3まで続
き、この時間t3で左旋回を止めるようステアリング1
2が中央に戻されると制御装置14は、蓄電装置4のス
イッチ5を閉じ、同時に永久磁石同期電動機8を回生運
転させて回生電力を主回路に出力するよう動作していた
左走行用インバータ6に永久磁石同期電動機8を力行運
転させるよう指示し、図2(B)の電動機出力指令を直
進時と同じ値とするよう指示する。そのため図2(C)
に示した主回路電圧は最初の直進時の電圧に戻り、永久
磁石同期電動機8は、図2(D)電動機回転速度に点線
で示した旋回内側の時間t3のように回転速度が上昇し
始め、また旋回外側として示した永久磁石同期電動機9
の回転速度は低下し、両者が同速度となったときに再び
直進が開始される。
【0019】以上が本発明になる装軌車輌の駆動方法及
び装置であるが、以上の説明からわかるとおり、高速旋
回に際して内側となる例えば永久磁石同期電動機8に対
応するインバータ6により永久磁石同期電動機8を回生
運転させてブレーキを掛け、かつ、直進しようとする装
軌車輌の慣性力によって回転させられるこの永久磁石同
期電動機8から生じる大きな回生電力を、インバータ7
を介して外側となる永久磁石同期電動機9に供給するこ
とにより、この永久磁石同期電動機9には高い電圧が供
給されてそれに見合った出力を得ることができる。ま
た、このようにして内側となる永久磁石同期電動機8か
ら発生された大きな電力は、そのまま蓄電装置4に印加
すると蓄電装置4を壊す可能性があると共に蓄電装置4
が充電されて外側となる永久磁石同期電動機9への給電
がなされないことがあるが、蓄電装置4をスイッチ5に
よって主回路から切り離すことにより、蓄電装置4が保
護されると共に内側となる永久磁石同期電動機8から発
生された大きな電力は、そのまま外側の永久磁石同期電
動機9に印加することができる。従って、内側となる永
久磁石同期電動機8の回転にブレーキがかかることと相
俟って高速な旋回が可能となり、エンジン、発電機、及
び蓄電装置やコンバータなどの発電装置部を高速旋回に
必要な出力に合わせて大容量化することなく、簡単、安
価な構成で高速運転時における高速旋回を可能にするこ
とができる。
【0020】
【発明の効果】以上記載の如く請求項1及び3に記載し
た本発明によれば、装軌車輌の高速旋回に際し、ステア
リングが旋回指示をしたときに内側となる永久磁石同期
電動機に対応するインバータにより内側永久磁石同期電
動機を回生運転させることにより、この永久磁石同期電
動機の回転にブレーキが掛かると共に、直進しようとす
る装軌車輌の慣性力によって永久磁石同期電動機が回転
させられ、大きな回生電力を発生する。そのためこの回
生電力を、インバータを介して外側となる永久磁石同期
電動機に給電することにより、この永久磁石同期電動機
には高い電圧が供給されてそれに見合った出力を得るこ
とができる。また、このようにして内側となる永久磁石
同期電動機から発生された大きな電力は、そのまま蓄電
装置に印加すると蓄電装置を壊す可能性があると共に蓄
電装置が充電されて外側となる永久磁石同期電動機への
給電がなされないことがあるが、蓄電装置をスイッチに
よって回路から切り離すことにより、蓄電装置が保護さ
れると共に内側となる永久磁石同期電動機から発生され
た大きな電力は、そのまま外側の永久磁石同期電動機に
印加することができる。従って、内側となる永久磁石同
期電動機の回転にブレーキがかかることと相俟って高速
な旋回が可能となり、エンジン、発電機、及び蓄電装置
やコンバータなどの発電装置部を直進時の電力を供給す
るに足る大きさにすればよく、従来のように高速旋回に
必要な出力に合わせて大容量化することなく、簡単、安
価な構成で高速運転時における高速旋回を可能にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる装軌車輌における駆動装置の実
施の形態を示した概略ブロック図である。
【図2】 旋回時におけるタイムチャートである。
【図3】 従来の装軌車輌における駆動装置の概略ブロ
ック図である。
【図4】 装軌車輌の旋回時における外側永久磁石同期
電動機の出力特性に示したグラフである。
【符号の説明】
1 エンジン 2 発電機 3 コンバータ 4 蓄電装置 5 スイッチ 6 左走行用インバータ 7 右走行用インバータ 8 左走行用永久磁石同期電動機 9 右走行用永久磁石同期電動機 10 左側履帯 11 右側履帯 12 ステアリング 13 速度計 14 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02P 6/08 H02P 9/48 A // H02P 9/48 6/02 351Z Fターム(参考) 5H115 PA11 PG04 PG10 PI22 PI24 PU01 PU10 PV02 QE03 QE16 QI04 SE03 5H560 AA08 BB04 BB12 CC01 CC03 EB01 HB02 RR07 SS02 SS06 SS07 XA11 5H590 AA01 AA30 AB09 CA07 CA23 CC01 CC02 CD03 CE04 EA07 EB01 FB01 FC01 GA06 HA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンで発電機を駆動して得られた電
    力を二次電池等から成る蓄電装置に蓄え、前記発電機と
    蓄電装置から電力を供給して左右の履帯にそれぞれ対応
    して設けられたインバータを介して履帯駆動用永久磁石
    式同期電動機を駆動するようにした装軌車輌における駆
    動方法において、 装軌車輌のステアリングが旋回を指示したとき、前記蓄
    電装置を回路から切り離すと共に旋回時に内側となる永
    久磁石同期電動機に対応するインバータに前記永久磁石
    同期電動機を回生運転させ、該永久磁石同期電動機より
    生じた回生電力を旋回時に外側となる永久磁石同期電動
    機に対応するインバータに給電するようにして駆動する
    ことを特徴とする装軌車輌における駆動方法。
  2. 【請求項2】 旋回時に内側永久磁石同期電動機の回生
    運転により主回路電圧を上昇させることにより、外側永
    久磁石同期電動機に対応するインバータに必要な電力を
    供給することを特徴とする請求項1に記載した装軌車輌
    における駆動方法。
  3. 【請求項3】 エンジンで駆動される発電機と、該発電
    機より得られた電力を蓄える二次電池等からなる蓄電装
    置と、左右の履帯にそれぞれ対応して設けられ、対応す
    るインバータを介して前記発電機と蓄電装置から電力が
    供給される履帯駆動用永久磁石式同期電動機とからなる
    装軌車輌における駆動装置において、 前記蓄電装置を回路から切り離すスイッチと、装軌車輌
    の旋回を指示するステアリングよりの旋回指示に基づ
    き、旋回時に内側となる永久磁石同期電動機に対応する
    インバータに前記永久磁石同期電動機を回生運転させる
    と共に該永久磁石同期電動機より生じた回生電力を旋回
    時に外側となる永久磁石同期電動機に対応するインバー
    タに給電させ、かつ、前記スイッチにより蓄電装置を回
    路から切り離す制御をおこなう制御装置とを設け、旋回
    時に内側となる永久磁石同期電動機に生じた回生電力を
    外側となる永久磁石同期電動機に給電するようにして旋
    回することを特徴とする装軌車輌における駆動装置。
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