JP2003333269A - ネットワークファクシミリ通信システム - Google Patents

ネットワークファクシミリ通信システム

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JP2003333269A
JP2003333269A JP2002142867A JP2002142867A JP2003333269A JP 2003333269 A JP2003333269 A JP 2003333269A JP 2002142867 A JP2002142867 A JP 2002142867A JP 2002142867 A JP2002142867 A JP 2002142867A JP 2003333269 A JP2003333269 A JP 2003333269A
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JP
Japan
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function
transmission
communication device
local area
communication
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Application number
JP2002142867A
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English (en)
Inventor
Naoki Wakasugi
直樹 若杉
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回線維持費を増やさずに、ファクシミリ通信
の機会を増やすことのできるネットワークファクシミリ
通信システムを提供することを目的としている。 【解決手段】 ユーザは、ファクシミリ送信機能を有さ
ない第1の通信装置を用いて、ファクシミリ送信の設定
操作を行うことができるので、例えば、他のユーザによ
り、ファクシミリ送信機能を有している第2の通信装置
が使用中であっても、ファクシミリ送信を行うことがで
き、非常に便利であるという効果を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低コストで効率的
なファクシミリ通信が可能なネットワークファクシミリ
通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、事業所等のオフィスにおいて、
パーソナルコンピュータ装置等が多数使用されている環
境では、それらの装置をローカルエリアネットワークに
接続して、例えば、プリンタやイメージスキャナ装置等
の入出力装置を共用する利用形態が取られていることが
多い。
【0003】また、このような接続形態において用いら
れる入出力装置としては、複数の機能を統合して備えた
多機能入出力装置(MFP(=Multi Funti
ons Peripheral))が実用されている。
【0004】この多機能入出力装置が備える装置機能と
しては、例えば、ネットワークプリンタ機能、ネットワ
ークスキャナ機能、および、ファクシミリモデム機能等
がある。また、この多機能入出力装置は、ネットワーク
プリンタ機能のプリンタ(プロッタ)機能、ネットワー
クスキャナ機能の原稿読取機能、および、ファクシミリ
モデム機能が統合されて、独立した(スタンドアローン
の)ファクシミリ装置としても機能する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、ファクシミリ装
置は、文書情報をやりとりする手段として広く普及して
おり、多数のユーザを抱える事業所等では、複数台のフ
ァクシミリ装置を設置している場合もある。
【0006】上述したように、多機能入出力装置は、フ
ァクシミリ装置としても機能できるので、ローカルエリ
アネットワークに複数の多機能入出力装置が接続されて
いる場合には、全ての多機能入出力装置をファクシミリ
装置としても利用したいという要求が発生する。
【0007】しかしながら、ファクシミリ装置として利
用できるようにするためには、おのおのの多機能入出力
装置に公衆網の回線を接続する必要があるので、回線維
持費用が嵩むという不具合を生じる。
【0008】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、回線維持費を増やさずに、ファクシミリ通信
の機会を増やすことのできるネットワークファクシミリ
通信システムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、公衆網へ接続
し、公衆網を用いてファクシミリ通信を行うファクシミ
リ通信機能と、少なくとも、原稿画像の読取機能、画像
データの符号化復号化機能、画情報の蓄積機能、およ
び、画像記録出力機能からなるファクシミリ装置機能
と、ローカルエリアネットワークに接続し、ローカルエ
リアネットワークを介してデータをやりとりするネット
ワーク通信機能を備えた第1の通信装置と、少なくと
も、原稿画像の読取機能、画像データの符号化復号化機
能、画情報の蓄積機能、および、画像記録出力機能から
なるファクシミリ装置機能と、ローカルエリアネットワ
ークに接続し、ローカルエリアネットワークを介してデ
ータをやりとりするネットワーク通信機能を備えた第2
の通信装置を備え、上記第1の通信装置と第2の通信装
置を同一のローカルエリアネットワークへ接続し、上記
第2の通信装置は、送信原稿がセットされて宛先が指定
されると、そのセットされた送信原稿の画像を読み取
り、それによって得た画像データを符号化圧縮して送信
画情報を作成し、上記指定された宛先の宛先情報と上記
作成した送信画情報をローカルエリアネットワークを介
して上記第1の通信装置へ送信し、上記第1の通信装置
は、上記第2の通信装置よりローカルエリアネットワー
クを介して受信した上記宛先情報と送信画情報を蓄積
し、公衆網を用いてその蓄積した上記宛先情報の宛先へ
発呼し、上記蓄積した送信画情報を送信するようにした
ものである。
【0010】また、公衆網へ接続し、公衆網を用いてフ
ァクシミリ通信を行うファクシミリ通信機能と、少なく
とも、原稿画像の読取機能、画像データの符号化復号化
機能、画情報の蓄積機能、および、画像記録出力機能か
らなるファクシミリ装置機能と、ローカルエリアネット
ワークに接続し、ローカルエリアネットワークを介して
データをやりとりするネットワーク通信機能を備えた第
1の通信装置と、少なくとも、原稿画像の読取機能、画
像データの符号化復号化機能、画情報の蓄積機能、およ
び、画像記録出力機能からなるファクシミリ装置機能
と、ローカルエリアネットワークに接続し、ローカルエ
リアネットワークを介してデータをやりとりするネット
ワーク通信機能を備えた第2の通信装置を備え、上記第
1の通信装置と第2の通信装置を同一のローカルエリア
ネットワークへ接続し、上記第2の通信装置は、送信原
稿がセットされて宛先が指定されると、そのセットされ
た送信原稿の画像を読み取り、それによって得た画像デ
ータを符号化圧縮して送信画情報を作成し、上記指定さ
れた宛先の宛先情報と上記作成した送信画情報をローカ
ルエリアネットワークを介して上記第1の通信装置へ送
信し、上記第1の通信装置は、上記第2の通信装置より
ローカルエリアネットワークを介して受信した上記宛先
情報と送信画情報を蓄積し、公衆網を用いてその蓄積し
た上記宛先情報の宛先へ発呼し、上記蓄積した送信画情
報を送信するとともに、その送信結果を保存し、上記第
1の通信装置は、上記保存した送信結果を通知する送信
結果通知情報を作成し、その作成した送信結果通知情報
をローカルエリアネットワークを介して上記第2の通信
装置へ送信するようにしたものである。
【0011】また、公衆網へ接続し、公衆網を用いてフ
ァクシミリ通信を行うファクシミリ通信機能と、少なく
とも、原稿画像の読取機能、画像データの符号化復号化
機能、画情報の蓄積機能、および、画像記録出力機能か
らなるファクシミリ装置機能と、ローカルエリアネット
ワークに接続し、ローカルエリアネットワークを介して
データをやりとりするネットワーク通信機能を備えた複
数の第1の通信装置と、少なくとも、原稿画像の読取機
能、画像データの符号化復号化機能、画情報の蓄積機
能、および、画像記録出力機能からなるファクシミリ装
置機能と、ローカルエリアネットワークに接続し、ロー
カルエリアネットワークを介してデータをやりとりする
ネットワーク通信機能を備えた第2の通信装置を備え、
上記複数の第1の通信装置と少なくとも1つの第2の通
信装置を同一のローカルエリアネットワークへ接続し、
上記第2の通信装置は、使用する第1の通信装置の識別
情報が指定され、送信原稿がセットされて宛先が指定さ
れると、そのセットされた送信原稿の画像を読み取り、
それによって得た画像データを符号化圧縮して送信画情
報を作成し、上記指定された宛先の宛先情報と上記作成
した送信画情報をローカルエリアネットワークを介し
て、上記指定された識別情報に対応した上記第1の通信
装置へ送信し、上記第1の通信装置は、上記第2の通信
装置よりローカルエリアネットワークを介して受信した
上記宛先情報と送信画情報を蓄積し、公衆網を用いてそ
の蓄積した上記宛先情報の宛先へ発呼し、上記蓄積した
送信画情報を送信するようにしたものである。
【0012】また、公衆網へ接続し、公衆網を用いてフ
ァクシミリ通信を行うファクシミリ通信機能と、少なく
とも、原稿画像の読取機能、画像データの符号化復号化
機能、画情報の蓄積機能、および、画像記録出力機能か
らなるファクシミリ装置機能と、ローカルエリアネット
ワークに接続し、ローカルエリアネットワークを介して
データをやりとりするネットワーク通信機能を備えた複
数の第1の通信装置と、少なくとも、原稿画像の読取機
能、画像データの符号化復号化機能、画情報の蓄積機
能、および、画像記録出力機能からなるファクシミリ装
置機能と、ローカルエリアネットワークに接続し、ロー
カルエリアネットワークを介してデータをやりとりする
ネットワーク通信機能を備えた第2の通信装置を備え、
上記複数の第1の通信装置と少なくとも1つの第2の通
信装置を同一のローカルエリアネットワークへ接続し、
上記第2の通信装置は、使用する第1の通信装置の識別
情報が指定され、送信原稿がセットされて宛先が指定さ
れると、そのセットされた送信原稿の画像を読み取り、
それによって得た画像データを符号化圧縮して送信画情
報を作成し、上記指定された宛先の宛先情報と上記作成
した送信画情報をローカルエリアネットワークを介し
て、上記指定された識別情報に対応した上記第1の通信
装置へ送信し、上記第1の通信装置は、上記第2の通信
装置よりローカルエリアネットワークを介して受信した
上記宛先情報と送信画情報を蓄積し、公衆網を用いてそ
の蓄積した上記宛先情報の宛先へ発呼し、上記蓄積した
送信画情報を送信するとともに、その送信結果を保存
し、上記第1の通信装置は、上記保存した送信結果を通
知する送信結果通知情報を作成し、その作成した送信結
果通知情報をローカルエリアネットワークを介して上記
第2の通信装置へ送信するようにしたものである。
【0013】また、公衆網へ接続し、公衆網を用いてフ
ァクシミリ通信を行うファクシミリ通信機能と、少なく
とも、原稿画像の読取機能、画像データの符号化復号化
機能、画情報の蓄積機能、および、画像記録出力機能か
らなるファクシミリ装置機能と、ローカルエリアネット
ワークに接続し、ローカルエリアネットワークを介して
データをやりとりするネットワーク通信機能を備えた複
数の第1の通信装置と、少なくとも、原稿画像の読取機
能、画像データの符号化復号化機能、画情報の蓄積機
能、および、画像記録出力機能からなるファクシミリ装
置機能と、ローカルエリアネットワークに接続し、ロー
カルエリアネットワークを介してデータをやりとりする
ネットワーク通信機能を備えた第2の通信装置を備え、
上記複数の第1の通信装置と少なくとも1つの第2の通
信装置を同一のローカルエリアネットワークへ接続し、
上記第2の通信装置は、送信原稿がセットされて宛先が
指定されると、そのセットされた送信原稿の画像を読み
取り、それによって得た画像データを符号化圧縮して送
信画情報を作成し、そのときに使用可能な上記第1の通
信装置を自動的に選択し、上記指定された宛先の宛先情
報と上記作成した送信画情報をローカルエリアネットワ
ークを介して、上記選択した上記第1の通信装置へ送信
し、上記第1の通信装置は、上記第2の通信装置よりロ
ーカルエリアネットワークを介して受信した上記宛先情
報と送信画情報を蓄積し、公衆網を用いてその蓄積した
上記宛先情報の宛先へ発呼し、上記蓄積した送信画情報
を送信するようにしたものである。
【0014】また、公衆網へ接続し、公衆網を用いてフ
ァクシミリ通信を行うファクシミリ通信機能と、少なく
とも、原稿画像の読取機能、画像データの符号化復号化
機能、画情報の蓄積機能、および、画像記録出力機能か
らなるファクシミリ装置機能と、ローカルエリアネット
ワークに接続し、ローカルエリアネットワークを介して
データをやりとりするネットワーク通信機能を備えた複
数の第1の通信装置と、少なくとも、原稿画像の読取機
能、画像データの符号化復号化機能、画情報の蓄積機
能、および、画像記録出力機能からなるファクシミリ装
置機能と、ローカルエリアネットワークに接続し、ロー
カルエリアネットワークを介してデータをやりとりする
ネットワーク通信機能を備えた第2の通信装置を備え、
上記複数の第1の通信装置と少なくとも1つの第2の通
信装置を同一のローカルエリアネットワークへ接続し、
上記第2の通信装置は、送信原稿がセットされて宛先が
指定されると、そのセットされた送信原稿の画像を読み
取り、それによって得た画像データを符号化圧縮して送
信画情報を作成し、そのときに使用可能な上記第1の通
信装置を自動的に選択し、上記指定された宛先の宛先情
報と上記作成した送信画情報をローカルエリアネットワ
ークを介して、上記選択した上記第1の通信装置へ送信
し、上記第1の通信装置は、上記第2の通信装置よりロ
ーカルエリアネットワークを介して受信した上記宛先情
報と送信画情報を蓄積し、公衆網を用いてその蓄積した
上記宛先情報の宛先へ発呼し、上記蓄積した送信画情報
を送信するとともに、その送信結果を保存し、上記第1
の通信装置は、上記保存した送信結果を通知する送信結
果通知情報を作成し、その作成した送信結果通知情報を
ローカルエリアネットワークを介して上記第2の通信装
置へ送信するようにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例にかかるネット
ワークシステムを示している。
【0017】同図において、ローカルエリアネットワー
クLANには、複数台のパーソナルコンピュータ装置P
C1〜PCnと、3台の多機能ファクシミリ装置FX
1,FX2,FX3と、2台の多機能入出力装置MF
1,MF2が接続されている。
【0018】パーソナルコンピュータ装置PC1〜PC
nは、各ユーザが適宜に使用するものであり、ローカル
エリアネットワークLANを介して電子メールのやりと
り、ファイルの共有などを行えるとともに、多機能ファ
クシミリ装置FX1,FX2,FX3のネットワークデ
ータ入出力機能とネットワークファクシミリ通信機能、
および、多機能入出力装置MF1,MF2のネットワー
クデータ入出力機能を適宜に利用することができる。
【0019】また、このネットワークシステムにおい
て、ローカルエリアネットワークLANに接続されてい
る端末相互間でのデータのやりとりは、いわゆるTCP
/IPと呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロ
トコルと、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの
組み合わせ(いわゆるプロトコルスイート)が適用して
行われる。例えば、適宜なピア・ツー・ピアのプロトコ
ルを利用して、端末間の相互通信を行うことができる。
【0020】図2は、多機能ファクシミリ装置FX1,
FX2,FX3の構成の一例を示している。
【0021】同図において、システム制御部1は、この
多機能ファクシミリ装置の各部の制御処理、および、フ
ァクシミリ伝送制御手順処理などの各種制御処理を行う
ものであり、システムメモリ2は、システム制御部1が
実行する制御処理プログラム、および、処理プログラム
を実行するときに必要な各種データなどを記憶するとと
もに、システム制御部1のワークエリアを構成するもの
であり、パラメータメモリ3は、この多機能ファクシミ
リ装置に固有な各種の情報を記憶するためのものであ
り、時計回路4は、現在時刻情報を出力するものであ
る。
【0022】スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
7は、この多機能ファクシミリ装置を操作するためのも
ので、各種の操作キー、および、各種の表示器からな
る。
【0023】符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、
符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのも
のである。
【0024】グループ3ファクシミリモデム10は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
【0025】網制御装置11は、この多機能ファクシミ
リ装置をアナログ公衆回線網PSTNに接続するための
ものであり、自動発着信機能を備えている。
【0026】ローカルエリアネットワークインターフェ
ース回路12は、この多機能ファクシミリ装置をローカ
ルエリアネットワークLANに接続するためのものであ
り、ローカルエリアネットワーク伝送制御部13は、ロ
ーカルエリアネットワークLANを介して、他のデータ
端末装置との間で種々のデータをやりとりするための各
種所定のプロトコルスイートの通信制御処理を実行する
ためのものである。
【0027】これらの、システム制御部1、システムメ
モリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ
5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画
像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、網
制御装置11、および、ローカルエリアネットワーク伝
送制御部13は、内部バス14に接続されており、これ
らの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内
部バス14を介して行われている。
【0028】また、網制御装置11とグループ3ファク
シミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。
【0029】図3は、多機能入出力装置MF1,MF2
の構成の一例を示している。
【0030】同図において、システム制御部21は、こ
の多機能入出力装置の各部の制御処理などの各種制御処
理を行うものであり、システムメモリ22は、システム
制御部21が実行する制御処理プログラム、および、処
理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを
記憶するとともに、システム制御部21のワークエリア
を構成するものであり、パラメータメモリ23は、この
多機能入出力装置に固有な各種の情報を記憶するための
ものであり、時計回路24は、現在時刻情報を出力する
ものである。
【0031】スキャナ25は、所定の解像度で原稿画像
を読み取るためのものであり、プロッタ26は、所定の
解像度で画像を記録出力するためのものであり、操作表
示部27は、この多機能入出力装置を操作するためのも
ので、各種の操作キー、および、各種の表示器からな
る。
【0032】符号化復号化部28は、所定のファクシミ
リ符号化方式で画信号を符号化圧縮するとともに、符号
化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化するため
のものであり、画像蓄積装置29は、符号化圧縮された
状態の画情報を多数記憶するためのものである。
【0033】ローカルエリアネットワークインターフェ
ース回路30は、この多機能入出力装置をローカルエリ
アネットワークLANに接続するためのものであり、ロ
ーカルエリアネットワーク伝送制御部31は、ローカル
エリアネットワークLANを介して、他のデータ端末装
置との間で種々のデータをやりとりするための各種所定
のプロトコルスイートの通信制御処理を実行するための
ものである。
【0034】これらの、システム制御部21、システム
メモリ22、パラメータメモリ23、時計回路24、ス
キャナ25、プロッタ26、操作表示部27、符号化復
号化部28、画像蓄積装置29、および、ローカルエリ
アネットワーク伝送制御部31は、内部バス14に接続
されており、これらの各要素間でのデータのやりとり
は、主としてこの内部バス14を介して行われている。
【0035】さて、本実施例では、多機能ファクシミリ
装置FX1,FX2,FX3は、アナログ公衆回線網P
STNを介してファクシミリ通信を行うとともに、ネッ
トワーク向けのパーソナルコンピュータ装置に対するサ
ービス機能として、ネットワークデータ入出力機能、お
よび、ネットワークデータ入出力機能の一環としてのネ
ットワークファクシミリ通信機能を備える。
【0036】ここで、ネットワークデータ入出力機能
は、ネットワークデータ入力機能とネットワークデータ
出力機能からなる。
【0037】ネットワークデータ入力機能としては、ネ
ットワークスキャナ機能を備え、読み取った画像データ
を、ローカルエリアネットワークLANを介して、直接
操作またはローカルエリアネットワークLANを介して
指定されたパーソナルコンピュータ装置PC1〜PCn
に転送する。
【0038】また、ネットワークデータ出力機能として
は、ネットワークプリンタ機能を備え、ローカルエリア
ネットワークLANを介してパーソナルコンピュータ装
置PC1〜PCnより受信した印刷データを記録出力す
る。
【0039】また、ネットワークファクシミリ通信機能
としては、例えば、パーソナルコンピュータ装置PC1
〜PCnがプリンタとして指定した場合に、ネットワー
クプリンタ機能のオプションとして「ファクシミリ送
信」という項目を選択できるようにしておき、この「フ
ァクシミリ送信」が選択された場合は、宛先を入力要求
する。そして、受信した宛先情報と印刷データを一旦蓄
積し、受信した宛先情報へ発呼するとともに、印刷デー
タをファクシミリ送信画情報へ変換して送信する。
【0040】また、多機能入出力装置MF1,MF2
は、多機能ファクシミリ装置FX1,FX2,FX3が
備えるネットワークデータ入出力機能を備えるととも
に、多機能ファクシミリ装置FX1,FX2,FX3と
リンクして、ファクシミリ機能を実現するためのフロン
トエンド機能も備える。
【0041】このフロントエンド機能を実現するため
に、まず、多機能入出力装置MF1,MF2の操作表示
部27は、多機能ファクシミリ装置FX1,FX2,F
X3とほぼ同じ構成の操作表示パネルが備えられてお
り、ユーザはファクシミリ通信に必要な宛先入力操作を
行うことができる。
【0042】また、ユーザが多機能ファクシミリ装置F
X1,FX2,FX3のうち、送信時に使用するものを
選択できるようにするために、図4に示すような回線種
別テーブルを備えている。
【0043】この回線種別テーブルには、それぞれの多
機能ファクシミリ装置FX1,FX2,FX3の識別情
報(回線種別)と、対応する多機能ファクシミリ装置F
X1,FX2,FX3に設定されているIPアドレスが
登録されている。
【0044】そして、ユーザが多機能入出力装置MF
1,MF2を操作して、ファクシミリ送信を行う旨を指
令し、回線種別を指定し、送信原稿をスキャナ25にセ
ットして宛先を入力し、送信開始を指令すると、まず、
多機能入出力装置MF1,MF2は、送信原稿を読み取
り、転送画情報を作成する。
【0045】次いで、指定された回線種別に対応した多
機能ファクシミリ装置FX1,FX2,FX3へ接続し
て、ファクシミリ送信を要求するとともに、入力された
送信宛先情報と作成した転送画情報をそれぞれ転送す
る。
【0046】ここで、送信宛先情報は、図4に示すよう
な宛先通知情報として、多機能入出力装置MF1,MF
2から多機能ファクシミリ装置FX1,FX2,FX3
へ送信される。この宛先通知情報は、ユーザから指定さ
れた宛先の個数をあらわす宛先数と、それぞれの宛先を
あらわす宛先情報(ファクシミリ番号)からなる。
【0047】また、転送画情報は、図6(a)に示すよ
うに、原稿の読み取り解像度をあらわす解像度情報、原
稿の用紙サイズ、符号化圧縮の符号化方式をあらわす圧
縮方式、ページ数、および、画情報からなる。
【0048】また、画情報は、同図(b)に示すよう
に、それぞれのページの画情報を構成したページ画情報
をまとめたものである。また、ページ画情報は、同図
(c)に示すように、ページ番号と、ライン数と、圧縮
データからなる。
【0049】一方、多機能ファクシミリ装置FX1,F
X2,FX3は、多機能入出力装置MF1,MF2より
接続要求されると、宛先通知情報と転送画情報を受信し
て一旦蓄積する。
【0050】そして、受信した宛先通知情報のそれぞれ
の宛先へ発呼して、蓄積した転送画情報を送信する。送
信動作が終了すると、それぞれの宛先について送信結果
をあらわす通信結果通知情報を作成し、送信要求した多
機能入出力装置MF1,MF2へ送信する。
【0051】この通信結果通知情報は、図7(a)に示
すように、送信先に指定された宛先の個数をあらわす宛
先数と、それぞれの宛先についての複数の通信結果情報
からなる。
【0052】また、通信結果情報は、同図(b)に示す
ように、当該宛先への送信結果、当該宛先の宛先情報、
使用された通信モード、当該宛先より通知された宛先識
別情報、および、送信に要した時間をあらわす通信時間
からなる。
【0053】そして、通信結果通知情報を受信した多機
能入出力装置MF1,MF2は、その内容を操作表示部
27へ表示出力するとともに、所定の形式のレポートを
作成し、プロッタ27より記録出力する。
【0054】このようにして、本実施例では、ユーザ
は、多機能入出力装置MF1,MF2を用いて、ファク
シミリ送信を行わせることができるので、例えば、他の
ユーザにより、多機能ファクシミリ装置FX1,FX
2,FX3が使用中であっても、ファクシミリ送信を行
うことができ、非常に便利である。また、この場合、多
機能入出力装置MF1,MF2はアナログ公衆回線網P
STNに接続しないので、コストを低く抑えて、より効
率の良いファクシミリ通信システムを実現することがで
きることとなる。
【0055】図8は、この場合に多機能入出力装置MF
1,MF2がファクシミリ送信の受付時に行う処理の一
例を示している。
【0056】まず、ユーザが送信原稿をスキャナ25へ
セットし(処理101)、回線種別を入力し(処理10
2)、宛先を入力すると(処理103)、ユーザがスタ
ートキーを押し下げて、送信開始を指令するまで待つ
(処理104)。ここで、回線種別の入力時には、例え
ば、回線種別(FX1,FX2,FX3)の一覧を表示
して、いずれかを選択させるようにすることができる。
【0057】ユーザが送信開始を指令すると、スキャナ
25により1ページ分の送信原稿の画像を読み取り(処
理105)、それによって得た画像データを符号化複号
化部28で符号化圧縮し、それによって得た画情報を画
像蓄積装置29へ蓄積する(処理106)。ここで、全
ての送信原稿のページの読み取りを終了したかどうかを
調べ(判断107)、判断107の結果がNOになると
きには、処理105へ戻り、残りの送信原稿の読み取
り、蓄積動作を行う。
【0058】全てのページの読み取り動作を終了した場
合で、判断107の結果がYESになるときには、指定
された回線種別に対応した多機能ファクシミリ装置FX
1,FX2,FX3へ接続し(処理108)、処理10
3で入力された宛先に対応した上記宛先通知情報を作成
して、その宛先通知情報を多機能ファクシミリ装置FX
1,FX2,FX3へ送信し(処理109)、処理10
6で蓄積した全ての画情報をまとめて転送画情報を作成
して、その転送画情報を多機能ファクシミリ装置FX
1,FX2,FX3へ送信する(処理110)。
【0059】この後は、多機能ファクシミリ装置FX
1,FX2,FX3より通信結果通知情報が送信されて
くるまで待ち(処理111)、送信されてくる通信結果
通知情報を受信して保存し(処理112)、その保存し
た通信結果通知情報に基づいて所定の形式のレポートを
作成し、プロッタ27より記録出力する(処理11
3)。
【0060】図9は、この場合に多機能ファクシミリ装
置FX1,FX2,FX3が、多機能入出力装置MF
1,MF2よりファクシミリ送信要求を受け付けて、フ
ァクシミリ送信動作を行う場合の処理の一例を示してい
る。
【0061】いずれかの多機能入出力装置MF1,MF
2より接続要求およびファクシミリ送信が指示されると
(判断202の結果がYES)、宛先通知情報を受信し
て保存し(処理203)、転送画情報を受信して保存す
る(処理204)。また、このときのファクシミリ送信
の送信要求元の多機能入出力装置MF1,MF2のIP
アドレスを保存しておく(処理205)。
【0062】次に、保存している宛先通知情報から1つ
宛先を選択し(処理206)、その選択した宛先に対し
て蓄積した画情報を送信する(処理207)。送信動作
が終了すると、そのときの送信結果を保存する(処理2
08)。
【0063】ここで、全ての宛先について送信動作が終
了したかどうかを調べ(判断209)、判断209の結
果がNOになるときには、処理206へ戻り、残りの宛
先について送信動作を行う。
【0064】また、全ての宛先について送信動作が終了
した場合で、判断209の結果がYESになるときに
は、それぞれの宛先ついて処理208で保存した送信結
果の情報に基づいて、通信結果通知情報を作成し(処理
210)、処理205で保存した送信元へ接続し、処理
210で作成した通信結果情報を送信して(処理21
1)、このときの処理を終了する。
【0065】ところで、上述した実施例では、多機能入
出力装置MF1,MF2を使用するユーザは、いずれか
の回線種別を指定する必要があるが、ユーザが適切な回
線種別を常に選択できるとは限らない。例えば、通信中
の多機能ファクシミリ装置FX1,FX2,FX3を回
線種別として選択した場合には、その通信が終了するま
で、実際の送信動作が開始されない。
【0066】そこで、ファクシミリ送信が指定された多
機能入出力装置MF1,MF2が、回線が空いている多
機能ファクシミリ装置FX1,FX2,FX3を探し出
して、その多機能ファクシミリ装置FX1,FX2,F
X3を回線種別として自動的に選択できるようにする
と、上述したような不具合を回避することができる。
【0067】図10は、この場合に、多機能入出力装置
MF1,MF2がファクシミリ送信の受付時に行う処理
の一例を示している。
【0068】まず、ユーザが送信原稿をスキャナ25へ
セットし(処理301)、宛先を入力すると(処理30
2)、ユーザがスタートキーを押し下げて、送信開始を
指令するまで待つ(処理303)。
【0069】ユーザが送信開始を指令すると、スキャナ
25により1ページ分の送信原稿の画像を読み取り(処
理304)、それによって得た画像データを符号化複号
化部28で符号化圧縮し、それによって得た画情報を画
像蓄積装置29へ蓄積する(処理305)。ここで、全
ての送信原稿のページの読み取りを終了したかどうかを
調べ(判断306)、判断306の結果がNOになると
きには、処理304へ戻り、残りの送信原稿の読み取
り、蓄積動作を行う。
【0070】全てのページの読み取り動作を終了した場
合で、判断306の結果がYESになるときには、多機
能ファクシミリ装置FX1,FX2,FX3を1つ選択
し(処理307)、その選択した多機能ファクシミリ装
置FX1,FX2,FX3に対して、ビジーであるかど
うかの問い合わせを行う(処理308)。
【0071】ここで、問い合わせ先の多機能ファクシミ
リ装置FX1,FX2,FX3からビジーである旨が通
知されると(判断309の結果がYES)、そのときに
全ての多機能ファクシミリ装置FX1,FX2,FX3
についてビジーの問い合わせ動作を行ったかどうかを調
べ(判断310)、判断310の結果がNOになるとき
には、処理307へ戻り、次の多機能ファクシミリ装置
FX1,FX2,FX3に対してビジーの問い合わせ動
作を行う。
【0072】また、判断310の結果がYESになると
きには、所定時間(例えば、3分間)を経過するまで待
ち(処理311)、多機能ファクシミリ装置FX1,F
X2,FX3の選択状態をリセットした状態で(処理3
12)、処理307へ戻り、再度、多機能ファクシミリ
装置FX1,FX2,FX3に対するビジーの問い合わ
せ動作を行う。
【0073】ビジーを問い合わせた先の多機能ファクシ
ミリ装置FX1,FX2,FX3からビジーでない旨が
通知された場合で、判断309の結果がNOになるとき
には、その多機能ファクシミリ装置FX1,FX2,F
X3を回線種別に対して、処理302で入力された宛先
に対応して作成した上記宛先通知情報を作成して送信し
(処理313)、次いで、処理305で蓄積した全ての
画情報をまとめて転送画情報を作成して、その転送画情
報を多機能ファクシミリ装置FX1,FX2,FX3へ
送信する(処理314)。
【0074】この後は、多機能ファクシミリ装置FX
1,FX2,FX3より通信結果通知情報が送信されて
くるまで待ち(処理315)、送信されてくる通信結果
通知情報を受信して保存し(処理316)、その保存し
た通信結果通知情報に基づいて所定の形式のレポートを
作成し、プロッタ27より記録出力する(処理31
7)。
【0075】図11は、この場合に多機能ファクシミリ
装置FX1,FX2,FX3が、多機能入出力装置MF
1,MF2よりファクシミリ送信要求を受け付けて、フ
ァクシミリ送信動作を行う場合の処理の一例を示してい
る。
【0076】いずれかの多機能入出力装置MF1,MF
2より接続要求およびビジーの問い合わせがされると
(判断401の結果がYES)、そのときに通信動作を
行っていて、回線がビジー状態であるかどうかを調べ
(判断402)、判断402の結果がYESになるとき
には、相手先へビジーである旨を通知して(処理40
3)、このときの動作を終了する。
【0077】また、そのときがビジーではない場合で、
判断402の結果がNOになるときには、相手先へビジ
ーである旨を通知する(処理404)。次いで、宛先通
知情報を受信して保存し(処理405)、転送画情報を
受信して保存する(処理406)。また、このときのフ
ァクシミリ送信の送信要求元の多機能入出力装置MF
1,MF2のIPアドレスを保存しておく(処理40
7)。
【0078】次に、保存している宛先通知情報から1つ
宛先を選択し(処理408)、その選択した宛先に対し
て蓄積した画情報を送信する(処理409)。送信動作
が終了すると、そのときの送信結果を保存する(処理4
10)。
【0079】ここで、全ての宛先について送信動作が終
了したかどうかを調べ(判断411)、判断411の結
果がNOになるときには、処理408へ戻り、残りの宛
先について送信動作を行う。
【0080】また、全ての宛先について送信動作が終了
した場合で、判断411の結果がYESになるときに
は、それぞれの宛先ついて処理410で保存した送信結
果の情報に基づいて、通信結果通知情報を作成し(処理
412)、処理407で保存した送信元へ接続し、処理
412で作成した通信結果情報を送信して(処理41
3)、このときの処理を終了する。
【0081】ところで、多機能ファクシミリ装置FX
1,FX2,FX3においても、ユーザによりファクシ
ミリ送信操作がされた場合、通信動作を行っているとき
には、即送信動作を行うことができないので、他の多機
能ファクシミリ装置FX1,FX2,FX3でビジー状
態でないものへ、送信動作を依頼すると、ユーザが希望
する送信動作をより迅速に行うことができる。
【0082】図12,13は、この場合、直接操作され
てファクシミリ送信が指令された場合の多機能ファクシ
ミリ装置FX1,FX2,FX3の処理の一例を示して
いる。
【0083】まず、ユーザが送信原稿をスキャナ5へセ
ットし(処理501)、宛先を入力すると(処理50
2)、ユーザがスタートキーを押し下げて、送信開始を
指令するまで待つ(処理503)。
【0084】ユーザが送信開始を指令すると、スキャナ
5により1ページ分の送信原稿の画像を読み取り(処理
504)、それによって得た画像データを符号化複号化
部8で符号化圧縮し、それによって得た画情報を画像蓄
積装置9へ蓄積する(処理505)。ここで、全ての送
信原稿のページの読み取りを終了したかどうかを調べ
(判断506)、判断506の結果がNOになるときに
は、処理504へ戻り、残りの送信原稿の読み取り、蓄
積動作を行う。
【0085】全てのページの読み取り動作を終了した場
合で、判断506の結果がYESになるときには、その
ときに回線が使用中であるかどうかを調べる(判断50
7)。回線が使用中ではなく、判断507の結果がNO
になるときには、直接送信動作を行う。
【0086】すなわち、保存している1つ以上の宛先情
報から1つ宛先を選択し(処理508)、その選択した
宛先に対して蓄積した画情報を送信する(処理50
9)。送信動作が終了すると、そのときの送信結果を保
存する(処理510)。
【0087】ここで、全ての宛先について送信動作が終
了したかどうかを調べ(判断511)、判断511の結
果がNOになるときには、処理508へ戻り、残りの宛
先について送信動作を行う。
【0088】また、全ての宛先について送信動作が終了
した場合で、判断511の結果がYESになるときに
は、それぞれの宛先ついて処理510で保存した送信結
果の情報に基づいて、通信結果レポートを作成し、その
さくせいした通信結果レポートをプロッタ6より記録出
力して(処理512)、このときの処理を終了する。
【0089】一方、そのときに通信動作を行っている場
合で、判断507の結果がYESになるときには、他の
多機能ファクシミリ装置FX1,FX2,FX3を1つ
選択し(処理515)、その選択した多機能ファクシミ
リ装置FX1,FX2,FX3に対して、ビジーである
かどうかの問い合わせを行う(処理516)。
【0090】ここで、問い合わせ先の多機能ファクシミ
リ装置FX1,FX2,FX3からビジーである旨が通
知されると(判断517の結果がYES)、そのときに
他の全ての多機能ファクシミリ装置FX1,FX2,F
X3についてビジーの問い合わせ動作を行ったかどうか
を調べ(判断518)、判断518の結果がNOになる
ときには、処理515へ戻り、次の他の多機能ファクシ
ミリ装置FX1,FX2,FX3に対してビジーの問い
合わせ動作を行う。
【0091】また、判断518の結果がYESになると
きには、所定時間(例えば、3分間)を経過するまで待
ち(処理519)、他の多機能ファクシミリ装置FX
1,FX2,FX3の選択状態をリセットした状態で
(処理520)、判断507へ戻り、通信動作を行って
いる状態であるかどうかを調べる段階へ戻る。
【0092】ビジーを問い合わせた先の他の多機能ファ
クシミリ装置FX1,FX2,FX3からビジーでない
旨が通知された場合で、判断517の結果がNOになる
ときには、その他の多機能ファクシミリ装置FX1,F
X2,FX3を回線種別に対して、処理502で入力さ
れた宛先に対応して作成した上記宛先通知情報を作成し
て送信し(処理521)、次いで、処理505で蓄積し
た全ての画情報をまとめて転送画情報を作成して、その
転送画情報を多機能ファクシミリ装置FX1,FX2,
FX3へ送信する(処理522)。
【0093】この後は、多機能ファクシミリ装置FX
1,FX2,FX3より通信結果通知情報が送信されて
くるまで待ち(処理523)、送信されてくる通信結果
通知情報を受信して保存し(処理524)、その保存し
た通信結果通知情報に基づいて所定の形式のレポートを
作成し、プロッタ27より記録出力する(処理52
5)。
【0094】ところで、多機能入出力装置MF1,MF
2にファクシミリ送信動作を設定する際、送信時刻を指
定することもできる。
【0095】また、この場合の転送画情報には、図14
(a)に示すように、図6(a)に示したものに、送信
指定時刻を追加した内容を適用する。この送信指定時刻
により、多機能ファクシミリ装置FX1,FX2,FX
3を1つ選択へ、画情報の送信時刻を指定する。
【0096】図15は、この場合に多機能入出力装置M
F1,MF2がファクシミリ送信の受付時に行う処理の
一例を示している。
【0097】まず、ユーザが送信原稿をスキャナ25へ
セットし(処理601)、回線種別を入力し(処理60
2)、宛先を入力し(処理603)、送信指定時刻を入
力すると(処理604)、ユーザがスタートキーを押し
下げて、送信開始を指令するまで待つ(処理605)。
ここで、回線種別の入力時には、例えば、回線種別(F
X1,FX2,FX3)の一覧を表示して、いずれかを
選択させるようにすることができる。
【0098】ユーザが送信開始を指令すると、スキャナ
25により1ページ分の送信原稿の画像を読み取り(処
理606)、それによって得た画像データを符号化複号
化部28で符号化圧縮し、それによって得た画情報を画
像蓄積装置29へ蓄積する(処理60)。ここで、全て
の送信原稿のページの読み取りを終了したかどうかを調
べ(判断608)、判断608の結果がNOになるとき
には、処理606へ戻り、残りの送信原稿の読み取り、
蓄積動作を行う。
【0099】全てのページの読み取り動作を終了した場
合で、判断608の結果がYESになるときには、指定
された回線種別に対応した多機能ファクシミリ装置FX
1,FX2,FX3へ接続し(処理609)、処理60
3で入力された宛先に対応した上記宛先通知情報を作成
して、その宛先通知情報を多機能ファクシミリ装置FX
1,FX2,FX3へ送信し(処理610)、処理60
7で蓄積した全ての画情報をまとめて転送画情報を作成
して、その転送画情報を多機能ファクシミリ装置FX
1,FX2,FX3へ送信する(処理611)。
【0100】この後は、多機能ファクシミリ装置FX
1,FX2,FX3より通信結果通知情報が送信されて
くるまで待ち(処理612)、送信されてくる通信結果
通知情報を受信して保存し(処理613)、その保存し
た通信結果通知情報に基づいて所定の形式のレポートを
作成し、プロッタ27より記録出力する(処理61
4)。
【0101】図16は、この場合に多機能ファクシミリ
装置FX1,FX2,FX3が、多機能入出力装置MF
1,MF2よりファクシミリ送信要求を受け付けて、フ
ァクシミリ送信動作を行う場合の処理の一例を示してい
る。
【0102】いずれかの多機能入出力装置MF1,MF
2より接続要求およびファクシミリ送信が指示されると
(判断701の結果がYES)、宛先通知情報を受信し
て保存し(処理702)、転送画情報を受信して保存す
る(処理703)。また、このときのファクシミリ送信
の送信要求元の多機能入出力装置MF1,MF2のIP
アドレスを保存しておく(処理704)。そして、受信
した転送画情報に含まれる送信指定時刻まで待機する
(処理705)。
【0103】そして、送信指定時刻になると、送信動作
を実行する。
【0104】すなわち、保存している宛先通知情報から
1つ宛先を選択し(処理706)、その選択した宛先に
対して蓄積した画情報を送信する(処理707)。送信
動作が終了すると、そのときの送信結果を保存する(処
理708)。
【0105】ここで、全ての宛先について送信動作が終
了したかどうかを調べ(判断709)、判断709の結
果がNOになるときには、処理706へ戻り、残りの宛
先について送信動作を行う。
【0106】また、全ての宛先について送信動作が終了
した場合で、判断709の結果がYESになるときに
は、それぞれの宛先ついて処理708で保存した送信結
果の情報に基づいて、通信結果通知情報を作成し(処理
710)、処理704で保存した送信元へ接続し、処理
710で作成した通信結果情報を送信して(処理71
1)、このときの処理を終了する。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザは、ファクシミリ送信機能を有さない第1の通信
装置を用いて、ファクシミリ送信の設定操作を行うこと
ができるので、例えば、他のユーザにより、ファクシミ
リ送信機能を有している第2の通信装置が使用中であっ
ても、ファクシミリ送信を行うことができ、非常に便利
であるという効果を得る。また、この場合、第1の通信
装置は公衆回線に接続しないので、コストを低く抑え
て、より効率の良いファクシミリ通信システムを実現す
ることができることとなるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるネットワークシステ
ムを示したブロック図。
【図2】多機能ファクシミリ装置FX1,FX2,FX
3の構成の一例を示したブロック図。
【図3】多機能入出力装置MF1,MF2の構成の一例
を示したブロック図。
【図4】回線種別テーブルの一例を示した概略図。
【図5】宛先通知情報の一例を示した概略図。
【図6】転送画情報の一例を示した概略図。
【図7】通信結果通知情報の一例を示した概略図。
【図8】多機能入出力装置MF1,MF2がファクシミ
リ送信の受付時に行う処理の一例を示したフローチャー
ト。
【図9】多機能ファクシミリ装置FX1,FX2,FX
3が、多機能入出力装置MF1,MF2よりファクシミ
リ送信要求を受け付けて、ファクシミリ送信動作を行う
場合の処理の一例を示したフローチャート。
【図10】多機能入出力装置MF1,MF2がファクシ
ミリ送信の受付時に行う処理の他の例を示したフローチ
ャート。
【図11】多機能ファクシミリ装置FX1,FX2,F
X3が、多機能入出力装置MF1,MF2よりファクシ
ミリ送信要求を受け付けて、ファクシミリ送信動作を行
う場合の処理の他の例を示したフローチャート。
【図12】直接操作されてファクシミリ送信が指令され
た場合の多機能ファクシミリ装置FX1,FX2,FX
3の処理の一例を示したフローチャート。
【図13】直接操作されてファクシミリ送信が指令され
た場合の多機能ファクシミリ装置FX1,FX2,FX
3の処理の一例を示したフローチャート(続き)。
【図14】転送画情報の他の例を示した概略図。
【図15】多機能入出力装置MF1,MF2がファクシ
ミリ送信の受付時に行う処理のさらに他の例を示したフ
ローチャート。
【図16】多機能ファクシミリ装置FX1,FX2,F
X3が、多機能入出力装置MF1,MF2よりファクシ
ミリ送信要求を受け付けて、ファクシミリ送信動作を行
う場合の処理のさらに他の例を示したフローチャート。
【符号の説明】
MF1,MF2 多機能入出力装置 FX1,FX2,FX3 多機能ファクシミリ装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆網へ接続し、公衆網を用いてファク
    シミリ通信を行うファクシミリ通信機能と、少なくと
    も、原稿画像の読取機能、画像データの符号化復号化機
    能、画情報の蓄積機能、および、画像記録出力機能から
    なるファクシミリ装置機能と、ローカルエリアネットワ
    ークに接続し、ローカルエリアネットワークを介してデ
    ータをやりとりするネットワーク通信機能を備えた第1
    の通信装置と、 少なくとも、原稿画像の読取機能、画像データの符号化
    復号化機能、画情報の蓄積機能、および、画像記録出力
    機能からなるファクシミリ装置機能と、ローカルエリア
    ネットワークに接続し、ローカルエリアネットワークを
    介してデータをやりとりするネットワーク通信機能を備
    えた第2の通信装置を備え、 上記第1の通信装置と第2の通信装置を同一のローカル
    エリアネットワークへ接続し、 上記第2の通信装置は、送信原稿がセットされて宛先が
    指定されると、そのセットされた送信原稿の画像を読み
    取り、それによって得た画像データを符号化圧縮して送
    信画情報を作成し、上記指定された宛先の宛先情報と上
    記作成した送信画情報をローカルエリアネットワークを
    介して上記第1の通信装置へ送信し、 上記第1の通信装置は、上記第2の通信装置よりローカ
    ルエリアネットワークを介して受信した上記宛先情報と
    送信画情報を蓄積し、公衆網を用いてその蓄積した上記
    宛先情報の宛先へ発呼し、上記蓄積した送信画情報を送
    信することを特徴とするネットワークファクシミリ通信
    システム。
  2. 【請求項2】 公衆網へ接続し、公衆網を用いてファク
    シミリ通信を行うファクシミリ通信機能と、少なくと
    も、原稿画像の読取機能、画像データの符号化復号化機
    能、画情報の蓄積機能、および、画像記録出力機能から
    なるファクシミリ装置機能と、ローカルエリアネットワ
    ークに接続し、ローカルエリアネットワークを介してデ
    ータをやりとりするネットワーク通信機能を備えた第1
    の通信装置と、 少なくとも、原稿画像の読取機能、画像データの符号化
    復号化機能、画情報の蓄積機能、および、画像記録出力
    機能からなるファクシミリ装置機能と、ローカルエリア
    ネットワークに接続し、ローカルエリアネットワークを
    介してデータをやりとりするネットワーク通信機能を備
    えた第2の通信装置を備え、 上記第1の通信装置と第2の通信装置を同一のローカル
    エリアネットワークへ接続し、 上記第2の通信装置は、送信原稿がセットされて宛先が
    指定されると、そのセットされた送信原稿の画像を読み
    取り、それによって得た画像データを符号化圧縮して送
    信画情報を作成し、上記指定された宛先の宛先情報と上
    記作成した送信画情報をローカルエリアネットワークを
    介して上記第1の通信装置へ送信し、 上記第1の通信装置は、上記第2の通信装置よりローカ
    ルエリアネットワークを介して受信した上記宛先情報と
    送信画情報を蓄積し、公衆網を用いてその蓄積した上記
    宛先情報の宛先へ発呼し、上記蓄積した送信画情報を送
    信するとともに、その送信結果を保存し、 上記第1の通信装置は、上記保存した送信結果を通知す
    る送信結果通知情報を作成し、その作成した送信結果通
    知情報をローカルエリアネットワークを介して上記第2
    の通信装置へ送信することを特徴とするネットワークフ
    ァクシミリ通信システム。
  3. 【請求項3】 公衆網へ接続し、公衆網を用いてファク
    シミリ通信を行うファクシミリ通信機能と、少なくと
    も、原稿画像の読取機能、画像データの符号化復号化機
    能、画情報の蓄積機能、および、画像記録出力機能から
    なるファクシミリ装置機能と、ローカルエリアネットワ
    ークに接続し、ローカルエリアネットワークを介してデ
    ータをやりとりするネットワーク通信機能を備えた複数
    の第1の通信装置と、 少なくとも、原稿画像の読取機能、画像データの符号化
    復号化機能、画情報の蓄積機能、および、画像記録出力
    機能からなるファクシミリ装置機能と、ローカルエリア
    ネットワークに接続し、ローカルエリアネットワークを
    介してデータをやりとりするネットワーク通信機能を備
    えた第2の通信装置を備え、 上記複数の第1の通信装置と少なくとも1つの第2の通
    信装置を同一のローカルエリアネットワークへ接続し、 上記第2の通信装置は、使用する第1の通信装置の識別
    情報が指定され、送信原稿がセットされて宛先が指定さ
    れると、そのセットされた送信原稿の画像を読み取り、
    それによって得た画像データを符号化圧縮して送信画情
    報を作成し、上記指定された宛先の宛先情報と上記作成
    した送信画情報をローカルエリアネットワークを介し
    て、上記指定された識別情報に対応した上記第1の通信
    装置へ送信し、 上記第1の通信装置は、上記第2の通信装置よりローカ
    ルエリアネットワークを介して受信した上記宛先情報と
    送信画情報を蓄積し、公衆網を用いてその蓄積した上記
    宛先情報の宛先へ発呼し、上記蓄積した送信画情報を送
    信することを特徴とするネットワークファクシミリ通信
    システム。
  4. 【請求項4】 公衆網へ接続し、公衆網を用いてファク
    シミリ通信を行うファクシミリ通信機能と、少なくと
    も、原稿画像の読取機能、画像データの符号化復号化機
    能、画情報の蓄積機能、および、画像記録出力機能から
    なるファクシミリ装置機能と、ローカルエリアネットワ
    ークに接続し、ローカルエリアネットワークを介してデ
    ータをやりとりするネットワーク通信機能を備えた複数
    の第1の通信装置と、 少なくとも、原稿画像の読取機能、画像データの符号化
    復号化機能、画情報の蓄積機能、および、画像記録出力
    機能からなるファクシミリ装置機能と、ローカルエリア
    ネットワークに接続し、ローカルエリアネットワークを
    介してデータをやりとりするネットワーク通信機能を備
    えた第2の通信装置を備え、 上記複数の第1の通信装置と少なくとも1つの第2の通
    信装置を同一のローカルエリアネットワークへ接続し、 上記第2の通信装置は、使用する第1の通信装置の識別
    情報が指定され、送信原稿がセットされて宛先が指定さ
    れると、そのセットされた送信原稿の画像を読み取り、
    それによって得た画像データを符号化圧縮して送信画情
    報を作成し、上記指定された宛先の宛先情報と上記作成
    した送信画情報をローカルエリアネットワークを介し
    て、上記指定された識別情報に対応した上記第1の通信
    装置へ送信し、 上記第1の通信装置は、上記第2の通信装置よりローカ
    ルエリアネットワークを介して受信した上記宛先情報と
    送信画情報を蓄積し、公衆網を用いてその蓄積した上記
    宛先情報の宛先へ発呼し、上記蓄積した送信画情報を送
    信するとともに、その送信結果を保存し、 上記第1の通信装置は、上記保存した送信結果を通知す
    る送信結果通知情報を作成し、その作成した送信結果通
    知情報をローカルエリアネットワークを介して上記第2
    の通信装置へ送信することを特徴とするネットワークフ
    ァクシミリ通信システム。
  5. 【請求項5】 公衆網へ接続し、公衆網を用いてファク
    シミリ通信を行うファクシミリ通信機能と、少なくと
    も、原稿画像の読取機能、画像データの符号化復号化機
    能、画情報の蓄積機能、および、画像記録出力機能から
    なるファクシミリ装置機能と、ローカルエリアネットワ
    ークに接続し、ローカルエリアネットワークを介してデ
    ータをやりとりするネットワーク通信機能を備えた複数
    の第1の通信装置と、 少なくとも、原稿画像の読取機能、画像データの符号化
    復号化機能、画情報の蓄積機能、および、画像記録出力
    機能からなるファクシミリ装置機能と、ローカルエリア
    ネットワークに接続し、ローカルエリアネットワークを
    介してデータをやりとりするネットワーク通信機能を備
    えた第2の通信装置を備え、 上記複数の第1の通信装置と少なくとも1つの第2の通
    信装置を同一のローカルエリアネットワークへ接続し、 上記第2の通信装置は、送信原稿がセットされて宛先が
    指定されると、そのセットされた送信原稿の画像を読み
    取り、それによって得た画像データを符号化圧縮して送
    信画情報を作成し、そのときに使用可能な上記第1の通
    信装置を自動的に選択し、上記指定された宛先の宛先情
    報と上記作成した送信画情報をローカルエリアネットワ
    ークを介して、上記選択した上記第1の通信装置へ送信
    し、 上記第1の通信装置は、上記第2の通信装置よりローカ
    ルエリアネットワークを介して受信した上記宛先情報と
    送信画情報を蓄積し、公衆網を用いてその蓄積した上記
    宛先情報の宛先へ発呼し、上記蓄積した送信画情報を送
    信することを特徴とするネットワークファクシミリ通信
    システム。
  6. 【請求項6】 公衆網へ接続し、公衆網を用いてファク
    シミリ通信を行うファクシミリ通信機能と、少なくと
    も、原稿画像の読取機能、画像データの符号化復号化機
    能、画情報の蓄積機能、および、画像記録出力機能から
    なるファクシミリ装置機能と、ローカルエリアネットワ
    ークに接続し、ローカルエリアネットワークを介してデ
    ータをやりとりするネットワーク通信機能を備えた複数
    の第1の通信装置と、 少なくとも、原稿画像の読取機能、画像データの符号化
    復号化機能、画情報の蓄積機能、および、画像記録出力
    機能からなるファクシミリ装置機能と、ローカルエリア
    ネットワークに接続し、ローカルエリアネットワークを
    介してデータをやりとりするネットワーク通信機能を備
    えた第2の通信装置を備え、 上記複数の第1の通信装置と少なくとも1つの第2の通
    信装置を同一のローカルエリアネットワークへ接続し、 上記第2の通信装置は、送信原稿がセットされて宛先が
    指定されると、そのセットされた送信原稿の画像を読み
    取り、それによって得た画像データを符号化圧縮して送
    信画情報を作成し、そのときに使用可能な上記第1の通
    信装置を自動的に選択し、上記指定された宛先の宛先情
    報と上記作成した送信画情報をローカルエリアネットワ
    ークを介して、上記選択した上記第1の通信装置へ送信
    し、 上記第1の通信装置は、上記第2の通信装置よりローカ
    ルエリアネットワークを介して受信した上記宛先情報と
    送信画情報を蓄積し、公衆網を用いてその蓄積した上記
    宛先情報の宛先へ発呼し、上記蓄積した送信画情報を送
    信するとともに、その送信結果を保存し、 上記第1の通信装置は、上記保存した送信結果を通知す
    る送信結果通知情報を作成し、その作成した送信結果通
    知情報をローカルエリアネットワークを介して上記第2
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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