JP2003332620A - 発光装置、GaN系半導体発光素子、およびそれらを用いた照明装置 - Google Patents

発光装置、GaN系半導体発光素子、およびそれらを用いた照明装置

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JP2003332620A
JP2003332620A JP2002132991A JP2002132991A JP2003332620A JP 2003332620 A JP2003332620 A JP 2003332620A JP 2002132991 A JP2002132991 A JP 2002132991A JP 2002132991 A JP2002132991 A JP 2002132991A JP 2003332620 A JP2003332620 A JP 2003332620A
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light emitting
gan
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Kazuyuki Tadatomo
一行 只友
Hiroaki Okagawa
広明 岡川
Takashi Tsunekawa
高志 常川
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの電源によって殺菌灯、照明灯として機
能し、かつ人体への有害さが緩和された、発光素子、発
光装置、照明装置を提供すること。 【解決手段】 中心波長が430nm以下である主発光
を発するGaN系半導体発光素子と、該主発光で励起さ
れ可視光を発する蛍光体とを備える発光装置であって、
前記主発光と前記可視光とが混在して当該発光装置の出
力光となるよう構成され、かつ、該出力光の全光量のう
ち、前記主発光の占める割合が5%〜95%であるよう
に構成されていることを特徴とする、発光装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、GaN系半導体発
光素子に関するものであり、また、GaN系半導体発光
素子と蛍光体とを組み合わせて構成される発光装置、照
明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、殺菌灯として水銀灯が使用さ
れている。水銀灯は、350nmより短い波長(例え
ば、253.7nm等)の紫外線を発し、強い殺菌作用
を示すものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、水銀灯
が発する前記短波長の紫外線は、強い殺菌作用を示す一
方で、人体、特に目にとっては極めて有害である。さら
に、殺菌灯と共に照明灯(電球、蛍光灯など)を併用し
たい場合があるが、そのような場合には、殺菌灯および
照明灯のそれぞれを駆動するための電源回路が必要であ
り、従ってコストが上昇する。
【0004】本発明の課題は、上記問題を解決し、1つ
の電源によって殺菌灯、照明灯として機能し、かつ人体
への有害さが緩和された、発光素子、発光装置、照明装
置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を達成すべく、先ず、GaN系発光素子が出力し得る中
心波長430nm以下の青紫光〜紫外線が、緩やかでは
あるが微生物の繁殖を抑制する作用を有することに着目
した。さらに本発明者等は、紫外線発光素子(励起光
源)と蛍光体を組み合わせてなる公知の発光装置におい
て、その紫外線発光素子が専ら励起光源用としてのみ用
いられ、外界には紫外線(励起光)が漏洩し得ない構成
とされていることに着目し、その紫外線(励起光)を、
蛍光体からの照明用可視光と共に、積極的に外界に放出
させる構成とすることによって、殺菌機能と照明機能と
が同時に得られることを見出し、本発明を完成させた。
【0006】即ち、本発明は次の特徴を有するものであ
る。 (1)中心波長が430nm以下である主発光を発する
GaN系半導体発光素子と、該主発光で励起され可視光
を発する蛍光体とを備える発光装置であって、前記主発
光と前記可視光とが混在して当該発光装置の出力光とな
るよう構成され、かつ、該出力光の全光量のうち、前記
主発光の占める割合が5%〜95%であるように構成さ
れていることを特徴とする、発光装置。
【0007】(2)上記主発光が、中心波長360nm
〜430nmの紫外線〜青紫光であって、上記可視光
が、500nm以上の波長に発光ピークを少なくとも有
する光である、上記(1)記載の発光装置。
【0008】(3)中心波長が430nm以下である主
発光を発する発光層と、該主発光で励起され可視光を発
する副発光層とを、素子構造内に備えるGaN系半導体
発光素子であって、前記主発光と前記可視光とが混在し
て当該発光素子の出力光となるよう構成され、かつ、該
出力光の全光量のうち、前記主発光の占める割合が5%
〜95%であるように構成されていることを特徴とす
る、GaN系半導体発光素子。
【0009】(4)上記主発光が、中心波長360nm
〜430nmの紫外線〜青紫光であって、上記可視光
が、500nm以上の波長に発光ピークを少なくとも有
する光である、上記(3)記載のGaN系半導体発光素
子。
【0010】(5)上記(1)または(2)記載の発光
装置、および/または、上記(3)または(4)記載の
GaN系半導体発光素子が複数集合した構成を有する照
明装置。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明では、大きく分けて2つの
発光構造体の態様を提案している。1つは上記(1)の
とおり、GaN系半導体発光素子(以下、GaN系発光
素子)と蛍光体とを組み合わせた発光装置であり、他の
1つは上記(3)のとおり素子構造内に副発光層を有す
るGaN系発光素子である。以下の説明では、先ず上記
(1)の発光装置を説明し、次いで、上記(3)のGa
N系発光素子を説明し、さらに、これら発光装置および
/または発光素子を集合させてなる上記(5)の照明装
置を説明する。
【0012】先ず、上記(1)の発光装置は、図1に一
例を示すように、中心波長が430nm以下である主発
光L1を発するGaN系発光素子1と、蛍光(可視光)
L2を発する蛍光体2とを組み合わせた構成を有してい
る。蛍光体2は、GaN系LED1から発せられる主発
光L1で励起され、可視光(蛍光)L2を発するよう、
材料の選択、配置位置の選択がなされている。さらに、
前記主発光L1と前記可視光L2とが混在して当該発光
装置の出力光となるよう構成され、かつ、該出力光の全
光量のうち、前記主発光L1の占める割合が5%〜95
%であるように構成されている。
【0013】上記のように構成することによって、1つ
の装置から、殺菌性(以下、菌類の繁殖抑制作用も含
む)を有する短波長光と、照明のための可視光とを同時
に放出させることができ、しかも、殺菌のための光は、
波長360nm〜430nm程度であるために、人体に
対する害が比較的少ない。よって、本発明の課題が好ま
しく達成されるものとなる。
【0014】GaN系発光素子と蛍光体とを組み合わせ
た発光装置は、従来においても知られており、例えば、
GaN系材料を用いた紫外線発光素子と、3原色光(赤
色光、緑色光、青色光)を発するように混合・調整され
た蛍光体との組み合わせによって、演色性の優れた白色
光(RGB白色光と呼ぶ)を発することが可能なRGB
白色光発光装置が実現されている。しかしながら、この
ような従来の発光装置では、紫外線反射(吸収)フィル
ターを蛍光体外表面に付与するなど、GaN系発光素子
からの紫外線を可能な限り外部に漏洩させないよう、種
々の工夫がなされている。これに対して、本発明では、
励起光源からの短波長光を積極的に外界へ放出させ、こ
れによって照明と殺菌とを同時に達成している。
【0015】当該発光装置に用いられるGaN系発光素
子の主発光の中心波長は、殺菌性を確保するために43
0nm以下とする。また、このような短波長とすること
によって、蛍光体から3原色の光(赤色光、緑色光、青
色光)を発生させることが可能となる。3原色の光によ
って構成される白色光(以下、このような白色光をRG
B白色光と呼ぶ)は、好ましい演色性を有する。該主発
光の中心波長は、360nm〜430nm(紫色〜紫
外)が好ましく、なかでも370nm〜400nmがよ
り好ましい。また、これらの範囲のなかでも、好ましい
中心波長として、380nmが挙げられる。これは、該
波長380nmの光が、一般的に蛍光体の励起効率の高
い波長であり、かつ、該波長380nmの光を発するI
nGaNは発光効率の高い材料であって、これを発光層
の材料とすることによって、発光効率の高い発光素子、
発光装置が得られるからである。
【0016】また、当該発光装置から出力される可視光
は、十分な照明効果が得られるものであれば、その波長
は特に限定されるものではない。好ましくは、該可視光
は、500nm以上の波長に発光ピークを少なくとも有
する光であり、より好ましくは、3原色の光(赤色光、
緑色光、青色光)が混合された白色系の光である。これ
は、上記のように、良好な演色性を示し、それゆえ照明
用途として有用な白色光が、3原色の光によって構成さ
れるからである。
【0017】当該発光装置を構成するために用いられる
GaN系発光素子は、LED、半導体レーザ(LD)な
どであってよいが、照明装置としての用途を鑑みると、
LEDが好ましい態様である。以下に、GaN系LED
と蛍光体とを組み合わせた発光装置を例として、本発明
を説明するが、LEDをLDに置き換えてもよい。
【0018】当該発光装置を構成するために用いられる
GaN系LEDの素子構造は、従来公知の素子構造を参
照してよく、特に限定はされない。図2(a)の例で
は、サファイア基板10上に、GaN系低温成長バッフ
ァ層10bを介して、順に、n型コンタクト層11、発
光部13(n型クラッド層12/MQW/p型クラッド
層14)、p型コンタクト層15が気相成長によって積
層され、各コンタクト層に、n−電極P1、p−電極P
2が設けられている。また、図2(b)では、さらに、
サファイア基板10の上面に、後述の転位密度低減のた
めの手法を実施するための凹凸Sが加えられている。p
型、n型の層は、どちらが下側(結晶基板側)であって
もよいが、高品質な結晶を得やすいことなどの製造上の
理由から、n型の層を下側とする態様が好ましい。「上
面」や「下側」など、上下方向を示す語句は、各層の位
置関係などを明確に指し示して説明するためであって、
素子構造の絶対的な上下方向を限定するものではなく、
また素子の実装方向(実装時の姿勢)を限定するもので
もない。
【0019】発光に係る構造は、図2のような量子井戸
構造(単一量子井戸(SQW)構造、多重量子井戸(M
QW)構造、SQW構造が積層されたものなど)、DH
構造が挙げられ、なかでもMQW構造が、高出力、高効
率の点で特に好ましい。
【0020】本発明でいうGaN系半導体とは、InX
GaYAlZN(0≦X≦1、0≦Y≦1、0≦Z≦1、
X+Y+Z=1)で示される化合物半導体であって、例
えば、AlN、GaN、AlGaN、InGaNなどが
重要な化合物として挙げられる。
【0021】発光層の材料としてInGaNを用いる場
合、該InGaNの組成は、上記中心波長が得られるよ
うに決定すればよく、InAGa1-AN(0.005≦A
≦0.22、このとき発光波長は360nm〜430n
m)は、出力が大きく好ましい材料である。InGaN
には、Al組成が適宜加えられてもよい。
【0022】GaN系発光素子の素子構造のべースとし
て用いられる結晶基板は、GaN系結晶が成長可能なも
のであればよい。好ましい結晶基板としては、例えば、
サファイア(C面、A面、R面)、SiC(6H、4
H、3C)、GaN、AlN、Si、スピネル、Zn
O、GaAs、NGOなどが挙げられる。また、これら
の結晶を表層として有する基材であってもよい。なお、
基板の面方位は特に限定されなく、更にジャスト基板で
も良いしオフ角を付与した基板であっても良い。
【0023】結晶基板上にGaN系結晶層からなる素子
構造を成長させるに際しては、必要に応じてバッファ層
を介在させてよい。好ましいバッファ層としては、Ga
N系低温成長バッファ層が挙げられる。バッファ層の材
料、形成方法、形成条件は、公知技術を参照すればよ
い。
【0024】GaN系発光素子のさらなる高出力化・高
効率化のために、結晶基板上に成長するGaN系結晶層
の転位密度を低減させる構造を適宜導入してよい。転位
密度低減のための構造としては、例えば次のものが挙げ
られる。 (い)従来公知の選択成長法(ELO法)を実施し得る
ように、結晶基板上にマスク層(SiO2などが用いら
れる)をストライプパターンなどとして形成した構造。 (ろ)GaN系結晶がラテラル成長やファセット成長を
し得るように、結晶基板上に、ドット状、ストライプ状
の凹凸加工を施した構造。これらの構造とバッファ層と
は、適宜組み合わせてよい。
【0025】上記転位密度低減のための構造のなかで
も、上記(ろ)は、マスク層を用いない好ましい構造で
あって、GaN系LEDのさらなる高出力化・高効率化
に寄与し、より好ましい発光装置を得ることができる。
【0026】GaN発光素子を形成するためのGaN系
結晶層の成長方法としては、HVPE法、MOVPE
法、MBE法などが挙げられる。厚膜を作製する場合は
HVPE法が好ましいが、薄膜を形成する場合はMOV
PE法やMBE法が好ましい。
【0027】上記のような転位密度低減化の構造に加え
て、発光層で発生した光をより多く外部に取り出すため
の種々の構造(電極構造、反射層構造、上下を逆に実装
し得るフリップチップ構造など)などを適宜設けること
が好ましい。
【0028】蛍光体は、GaN系発光素子からの主発光
によって励起され可視光を発するものであればよい。例
えば、3原色光を発生し得る各蛍光体としては、次のも
のが例示される。赤色蛍光体としては、〔Ln22S:
Eu(Ln=Y,La,Gd,Lu,Sc)〕、〔(Z
a,Cd1-a)S:Ag,Cl、(0.5>a>0.2)〕か
ら選ばれる1種類以上のもの。緑色蛍光体としては、
〔(Zna,Cd1-a)S:Cu,Al、(1≧a>0.
6)〕、〔(Zna,Cd1-a)S:Au,Al、(1≧
a>0.6)〕、〔(Zna,Cd1-a)S:Ag,Cl、
(1≧a>0.6)〕、及び〔(Ba,Sr)MgAl 10
17:Eu,Mn〕から選ばれる1種類以上のもの。青
色蛍光体としては、〔(Sr,Ca,Ba,Mg)
10(PO46Cl2:Eu〕、及び〔(Ba,Sr)M
gAl1017:Eu,Mn〕から選ばれる1種類以上の
もの。
【0029】また、照明用途として白色光は有用であ
り、上記したように3原色光からなる白色光は良好な演
色性を示す。
【0030】上記した蛍光体の材料は、蛍光を発する物
質そのものであって、実際に蛍光体として当該発光素子
と組み合わせて発光装置を構成する場合には、塗布可能
な蛍光塗料や、組立て可能な蛍光体部品などとするのが
好ましい態様である。そのために、該蛍光体の材料に対
して、種々の基材との混ぜ合わせ、化合、基板への担
持、固化など、種々の加工を施してもよい。発光素子と
蛍光体とを組み合わせて1つの発光装置とするための結
合方法、結合構造自体は、公知技術を参照してもよい。
【0031】蛍光体を塗布するには、バインダーに蛍光
体を分散させペースト状にしたものを所定の部位に一定
量吐出する方法、刷毛等で塗布する単純な方法や、表示
装置や蛍光ランプを製造するための公知の蛍光体塗布技
術、モールド技術が利用できる。例えば、塗布方法とし
ては、印刷法、沈降塗布法、ダスティング法、フォトタ
ッキング法等が挙げられる。
【0032】本発明の発光装置は、例えば、上記のYA
G:Ceあるいは光の三原色を発するように調整された
RGB蛍光体をシリコン樹脂などと混合し、該シリコン
樹脂を、GaN系紫外線発光素子の上部および側壁部を
覆うようにコーティングし、さらにエポキシ樹脂で砲弾
型のランプに成形することにより、作製してもよい。
【0033】前記主発光と前記可視光とを出力光中に混
在させ、かつ、出力光の全光量のうち主発光の占める割
合が5%〜95%であるようにするための態様に限定は
ないが、例えば、蛍光体を塗布する場合のバインダー中
の蛍光体の含有密度を適宜調節する態様、蛍光体層の厚
みを適宜調節する態様、フィルターの透過性を調節する
態様、発光素子の特定の部分にのみ蛍光体層を形成する
態様(例えば、発光素子の上面の一部に蛍光体を塗布
し、それ以外の部分からは主発光が直接外界に出力され
る)などが挙げられる。
【0034】次に、上記(3)のGaN系発光素子を説
明する。該GaN系発光素子は、図3に一例を示すよう
に、中心波長が430nm以下である主発光L1を発す
る発光層(図ではMQWの井戸層)と、可視光L3を発
する副発光層Fとを素子構造内に備える構成を有してい
る。副発光層Fは、発光層から発せられる主発光L1で
励起され、可視光(蛍光)L3を発するよう、材料の選
択、配置位置の選択がなされている。さらに、前記主発
光L1と前記可視光L3とが混在して当該発光素子の出
力光となるよう構成され、かつ、該出力光の全光量のう
ち、前記主発光L1の占める割合が5%〜95%である
ように構成されている。この構成によって、上記発光装
置と同様の作用効果が得られる。
【0035】当該発光素子は、LED、LDなどであっ
てよい。また、素子構造にも限定は無く、例えば、副発
光層を素子構造内に備えること以外は、上記(1)の態
様で例示した素子構造を有していてもよい。
【0036】副発光層は、主発光L1を受けて可視光L
3を発するように組成を決定されたGaN系材料からな
る層であり、当該発光素子の出力光の全光量のうち、前
記主発光L1の占める割合が5%〜95%であるように
調節されていればよい。
【0037】副発光層の配置位置は限定されないが、大
きくは次の2種類に分けることができる。これらの態様
は併設してもよい。発光層と結晶基板との間、または
結晶基板自体。発光層よりも上方。
【0038】上記の態様は、図3に示すように、副発
光層がn型側の結晶層として配置される態様である。副
発光層は、それ自体だけのために独立した層でもよい
が、n型コンタクト層、n型クラッド層などとの兼用層
でもよく、これらの層を多層構造としてその中に含めて
もよい。
【0039】また、上記の態様において、結晶基板自
体を副発光層として兼用する場合には、例えば、黄色の
蛍光を発するGaN基板を使用することができる。この
ような「黄色の蛍光を発するGaN基板」の具体例とし
ては、例えば、Siを1×1017cm-3以上含有し、か
つ30μm以上の厚さを有するGaN基板が挙げられ
る。
【0040】上記の態様は、副発光層が、p型側の結
晶層(クラッド層をも含む)として配置される態様であ
る。上記の場合と同様、副発光層は、独立した層とし
て設けてもよいが、p型コンタクト層、p型クラッド層
などと兼用してもよく、また、これらの層を多層構造と
してその中に含めてもよい。
【0041】当該発光素子の出力光の全光量のうち、上
記主発光の占める割合が5%〜95%であるようにする
方法としては、特に限定されるものではなく、例えば、
p型側の結晶層中にInGaN系の多重量子井戸構造
(MQW)の副発光層が形成されている場合、井戸層の
厚み、層数を選択することで主発光の占める割合を調整
するなどの方法が挙げられる。
【0042】本発明では、上記(1)の発光装置、およ
び/または、上記(3)のGaN系発光素子を多数集合
させ、上記(5)の照明装置を構成する。これによっ
て、単一の電源で殺菌灯、照明灯として機能し、かつ人
体への有害さが緩和された照明装置を提供することがで
きる。上記(1)の発光装置、上記(3)のGaN系発
光素子は、どちらか一方だけを用いても、両方を混在さ
せてもよい。
【0043】当該照明装置を構成する際の発光装置およ
び/または発光素子の配置パターンや配置数は、特に限
定されるものではなく、公知の照明装置を参照してもよ
い。例えば、配置パターンは、正方行列状の配置パター
ンや、正三角形の頂点に配置する最密状の配置パターン
などが挙げられる。また、配置数は、照明装置の規模に
よって大きく異なるが、単位平方cm当たり1個〜10
個程度が挙げられる。
【0044】
【実施例】実施例1 本実施例では、InGaN紫外LED、RGB白色蛍光
体を用いて、上記(1)の発光装置を実際に製作し、そ
の照明効果と殺菌作用を調べた。InGaN紫外LED
の主な仕様は次のとおりである。 主発光の中心波長:380nm。 発光部の構造:In0.03Ga0.97N井戸層/GaN障壁
層を6ペア積層したMQW構造。 転位密度低減化の手法:基板上への凹凸形成によるファ
セット成長法。ベアチップの外形:350μm×350
μm方形。 実装方式:セラミックパッケージにフリップチップ型に
表面実装。 ベアチップ状態での発光出力:通電電流20mAにおい
て6mW(樹脂モールドして12.5mW)。
【0045】(InGaN紫外LEDの製作)C面サフ
ァイア基板上にフォトレジストによるストライプ状のパ
ターニングを行い、RIE装置で1.5μmの深さまで
断面方形となるようエッチングし、表面がストライプ状
パターンの凹凸となった基板を得た。該パターンの仕様
は、凸部幅3μm、周期6μm、ストライプの長手方向
は、基板上に成長するGaN系結晶にとって〈11−2
0〉方向とした。
【0046】フォトレジストを除去後、通常の横型常圧
の有機金属気相成長装置(MOVPE)に基板を装着
し、窒素ガス主成分雰囲気下で1100℃まで昇温し、
サーマルクリーニングを行った。温度を500℃まで下
げ、III族原料としてトリメチルガリウム(以下TM
G)を、N原料としてアンモニアを流し、厚さ30nm
のGaN低温成長バッファ層を成長させた。
【0047】続いて温度を1000℃に昇温し、原料
(TMG、アンモニア)、ドーパント(シラン)を流
し、n型GaN層(コンタクト層)を成長させた。この
ときのGaN層の成長は、Tadatomoらによって開示され
た文献Jpn. J. Appl. Phys. 40・〔2001〕・L583. に示
すように、凸部の上面、凹部の底面から、断面山形でフ
ァセット面を含む尾根状の結晶として発生した後、凹部
内に空洞を形成することなく、全体を埋め込む成長であ
った。
【0048】ファセット構造を経由して平坦なGaN埋
め込み層を成長し、続いて、n型AlGaNクラッド
層、InGaN発光層(MQW構造)、p型AlGaN
クラッド層、p型GaNコンタクト層を順に形成し、発
光波長380nmの紫外LED用エピ基板とし、さら
に、n型コンタクト層を表出させるためのエッチング加
工、電極形成、350μm×350μmのチップへと素
子分離を行い、ベアチップ状態のInGaN紫外LED
を得た。
【0049】上記ベアチップ状態のInGaN紫外LE
Dの出力は、市販されている積分球型測定装置に該In
GaN紫外LEDを挿入し、中心波長に感度補正して測
定した結果、20mAにおいて6mWであった。
【0050】(蛍光体の調製)青色蛍光体として、Ba
MgAl1017:Eu,Mnを主成分とする蛍光体を用
い、緑〜黄色光を出力する蛍光体として、Y2SiO5
Ceと、Tb(Y、Gd)Al512:(Ce、Tb)と
を主成分とする蛍光体を用い、赤色光を出力する蛍光体
として、Ln22S:Eu(Ln=Y、La、Gd、L
u、Sc)を主成分とする蛍光体を用いた。これら各色
の蛍光体を配合して白色蛍光体を調製し、得られた白色
蛍光体を熱硬化型シリコン系樹脂に分散させてペースト
を得た。
【0051】ここで、当該発光装置の出力光の全光量の
うち主発光(紫外光)の占める割合が、1%(比較例
用)、5%、10%、20%、50%、80%、95
%、100%(比較例用)となるように、それぞれサン
プル1〜8を作成した。上記サンプルのうち、サンプル
1、8は、当該発光装置の性能を確認するための比較用
サンプルである。
【0052】(発光装置の組立て)実装した紫外LED
を覆うように、白色蛍光体ペーストを塗布し(該蛍光体
ペーストの塗布厚さは約100μm)、シリコン樹脂が
十分固化してから、エポキシ樹脂を使って砲弾型のモー
ルドを行い、各発光装置(白色LEDランプ)に仕上げ
た。
【0053】(殺菌能力の評価)上記で得られた各サン
プルの発光装置を、それぞれのサンプル毎に用意した試
験用の食パン(5cm×5cm)の上方10cmの位置
に1つずつ設置し、20mA通電して食パンに光を照射
した状態にて恒温恒湿槽内に放置し、食パンへのカビの
発生状況を目視で観察した。実験を通じて、温度は28
℃〜30℃の範囲で変化し、相対湿度は、75%RH〜
85%RHの範囲で変化した。各サンプル毎のカビが発
生するまでに要した日数は表1に示すとおりである。
【0054】
【表1】
【0055】表1から、サンプル2〜7の照明装置は、
照明装置として利用し得る可視光を発しながらも、良好
な殺菌作用を発揮した。一方、サンプル1は、照明装置
としては利用し得るが、主発光(紫外光)の占める割合
が低すぎて、実使用可能な殺菌作用が得られなかった。
【0056】実施例2 本実施例では、主発光(波長382nmの紫外線)を発
する発光層と、該主発光で励起され可視光(波長650
nm)を発する副発光層とを素子構造内に備える上記
(3)のGaN系LEDを実際に製作し、その照明効果
と殺菌作用を調べた。
【0057】素子構造は、図3に示すように、副発光層
を結晶基板と発光層との間に位置させる態様とした。
【0058】(発光素子の製作)MOVPE装置にC面
サファイア基板を装着し、水素雰囲気下で1100℃ま
で昇温し、サーマルエッチングを行った。温度を500
℃まで下げ、III 族原料としてトリメチルガリウム(以
下TMG)を、N原料としてアンモニアを流し、厚さ3
0nmのGaN低温バッファ層を成長させた。
【0059】続いて温度を1000℃に昇温し、原料と
してTMG、アンモニア、SiH4を流し、Siドープ
のn型GaN結晶層(コンタクト層)を3μm成長させ
た。
【0060】(副発光層)さらに、温度を700℃と
し、原料としてトリメチルインジウム(以下TMI)、
TMG、アンモニアを流し、n型In0.5Ga0.5N結晶
層を7nm成長させ副発光層とした。
【0061】温度を1000℃に上げSiドープのn型
GaN結晶層(クラッド層)を1μm成長させた。
【0062】(発光層)さらに、温度を740℃とした
後、GaN障壁層(Siを5×1017cm-3添加、厚さ
10nm)と、InGaN井戸層(主発光波長382n
m、In組成3%、厚さ3nm)とのペアを、4ペア形
成し、p層に接する最後のGaN障壁層(Siを5×1
17cm-3添加、厚さ20nm)を形成し、MQW構造
とした。
【0063】温度を1000℃に昇温後、厚さ30nm
のp型AlGaNクラッド層、厚さ50nmのp型Ga
Nコンタクト層を順に形成し、発光層と副発光層とを備
えた紫外LEDウエハとし、さらに、電極形成、素子分
離を行い、本発明によるInGaN紫外LED(ベアチ
ップ状態)とした。
【0064】上記ベアチップ状態のInGaN紫外LE
Dの出力は、市販されている積分球型測定装置に該In
GaN紫外LEDを挿入し、主発光の中心波長に感度補
正して測定した結果、20mAにおいて5.5mW、樹
脂モールドして12mWであった。当該紫外LEDの発
光スペクトルは、主発光のピークが382nmにあり、
可視光のピークが650nmにあるものであった。ま
た、当該紫外LEDの出力光の全光量のうち主発光(紫
外光)の占める割合は80%であった。
【0065】上記紫外LEDをリードフレームに実装
し、実施例1と同様にエポキシ樹脂を使って砲弾型のモ
ールドを行い、発光装置(赤色LEDランプ)に仕上
げ、サンプル9とした。
【0066】(殺菌能力の評価)上記サンプル9の発光
装置について、実施例1と同様の殺菌能力の評価を行っ
た。即ち、用意した試験用の食パン(5cm×5cm)
の上方10cmの位置に1個のサンプル9の発光装置を
設置し、20mA通電して食パンに光を照射した状態に
て恒温恒湿槽内に放置し、食パンへのカビの発生状況を
目視で観察した。温度、相対湿度は実施例1と同じにし
た。該サンプル9のカビが発生するまでに要した日数は
表2に示すとおりである。
【0067】
【表2】
【0068】
【発明の効果】本発明による発光装置およびGaN系半
導体発光素子は、主発光と可視光とが混在して当該発光
装置または発光素子の出力光となるよう構成され、か
つ、該出力光の全光量のうち、前記主発光の占める割合
が5%〜95%であるように構成されている。これによ
って、殺菌作用と照明作用とを同時に得ることができ
る。従って、1つの電源によって殺菌灯、照明灯として
機能し、かつ人体への有害さが緩和された、発光素子、
発光装置、照明装置を提供することができるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発光装置の一実施態様の構成を示す模
式図である。ハッチングは、領域を区別する目的で施し
ている。他の図も同様である。
【図2】本発明の発光装置の構成に用いられるGaN系
LEDの素子構造の一例を示す図である。
【図3】本発明のGaN系半導体発光素子の一実施態様
の構成を示す模式図である。
【図4】GaN系LEDを構成するGaN系結晶層の転
位密度を低減させるために、結晶基板に設けられる凹凸
構造、およびGaN系結晶の成長の様子を示す模式図で
ある。同図の例では、凹凸は、紙面に垂直に延びる凹溝
・凸稜によるストライプ状のパターンであって、該紙面
に垂直な方向が、成長するGaN系結晶の〈1−10
0〉方向である。
【図5】図4と同様に、GaN系LEDを構成するGa
N系結晶層の転位密度を低減させるために、結晶基板に
設けられる凹凸構造、およびGaN系結晶の成長の様子
を示す模式図である。同図の例では、凹溝・凸稜の長手
方向(紙面に垂直な方向)が、成長するGaN系結晶の
〈11−20〉方向である。
【図6】結晶基板上面に設けられる凹凸の寸法を示すた
めの図である。
【符号の説明】
1 GaN系発光素子 2 蛍光体 L1 発光素子からの光 L2 蛍光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 常川 高志 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 Fターム(参考) 4H001 CA01 CA04 CA05 XA07 XA31 XA49 5F041 AA11 CA04 CA05 CA40 CA46 CA65 CB36 DA43 FF11 FF16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心波長が430nm以下である主発光
    を発するGaN系半導体発光素子と、該主発光で励起さ
    れ可視光を発する蛍光体とを備える発光装置であって、 前記主発光と前記可視光とが混在して当該発光装置の出
    力光となるよう構成され、かつ、該出力光の全光量のう
    ち、前記主発光の占める割合が5%〜95%であるよう
    に構成されていることを特徴とする、発光装置。
  2. 【請求項2】 上記主発光が、中心波長360nm〜4
    30nmの紫外線〜青紫光であって、上記可視光が、5
    00nm以上の波長に発光ピークを少なくとも有する光
    である、請求項1記載の発光装置。
  3. 【請求項3】 中心波長が430nm以下である主発光
    を発する発光層と、該主発光で励起され可視光を発する
    副発光層とを、素子構造内に備えるGaN系半導体発光
    素子であって、 前記主発光と前記可視光とが混在して当該発光素子の出
    力光となるよう構成され、かつ、該出力光の全光量のう
    ち、前記主発光の占める割合が5%〜95%であるよう
    に構成されていることを特徴とする、GaN系半導体発
    光素子。
  4. 【請求項4】 上記主発光が、中心波長360nm〜4
    30nmの紫外線〜青紫光であって、上記可視光が、5
    00nm以上の波長に発光ピークを少なくとも有する光
    である、請求項3記載のGaN系半導体発光素子。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の発光装置、およ
    び/または、請求項3または4記載のGaN系半導体発
    光素子が複数集合した構成を有する照明装置。
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