JP4805980B2 - 発光装置及び蛍光体 - Google Patents
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Description
ナノクリスタル バルク
輝度 69cd/m2 14.2cd/m2
表面処理 メタクリル酸 無
輝度 69cd/m2 9.4cd/m2
図3(a)に示す構成で、発光装置を作製した。
[1次光源]
本実施例では、図8に示す態様、即ち、リッジ構造を有するストライプレーザを1次光源として製作した。以下の説明において、cm-3の単位で表したものはキャリア濃度である。
図8に示すように、GaN基板上80に、n−GaNコンタクト層81(厚さ3μm、1×1018cm-3)、n−Al0.1Ga0.9Nクラッド層82(厚さ1μm、1×1018cm-3)、n−GaNガイド層83(厚さ0.1μm、1×1018cm-3)、In0.15Ga0.85N/In0.05Ga0.95Nの3MQW活性層84、p−Al0.15Ga0.85N蒸発防止層85(厚さ0.02μm、1×1018cm-3)、p−GaNガイド層86(厚さ0.1μm、1×1018cm-3)、p−Al0.1Ga0.9Nクラッド層87(厚さ0.6μm、1×1018cm-3)、p−GaNコンタクト層88(厚さ0.1μm、1×1018cm-3)を積層した。
体積が8〜1000nm3(一辺2〜10nm)であるInNナノクリスタルを化学合成法で合成し、ゾルゲル法によって、InNナノクリスタルを分散したアクリル樹脂を膜状(厚さ3μm)に形成した。体積が8〜1000nm3(一辺2〜10nm)と幅を持つのは、合成条件によって同じ蛍光波長を得る体積が変化する為である。
上記発光装置のレーザに電力を供給し、レーザ発振させたところ、蛍光波長635nmで80〔lm/W〕のエネルギー変換効率であった。また、このエネルギー変換効率が1/2になる時間を寿命時間として表すと、およそ10000時間であった。
図3(b)に示す構成で、発光装置を作製した。
[1次光源]
1次光源としては実施例1のレーザと同様のレーザを用いた。
体積が3.375〜64nm3(一辺1.5〜4nm)であるInNナノクリスタルをレーザアブレーション法により成長させ、InN上にGaNを同様のレーザアブレーション法により成長させて、図2に示すような量子井戸構造を有するInN/GaNナノクリスタルを作製し、このナノクリスタルを分散したアクリル樹脂を円筒状に形成した。3.375〜64nm3(一辺1.5〜4nm)と幅を持つのは、成長条件によって同じ蛍光波長を得る体積が変化する為である。
上記発光装置のレーザに電力を供給し、レーザ発振させたところ、蛍光波長520nmで120〔lm/W〕のエネルギー変換効率であった。
図4に示す構成で、発光装置を作製した。
[1次光源]
本実施例では、図10に示す態様のLEDを製作した。以下の説明において、cm-3の単位で表したものは、キャリア濃度である。
体積が8〜27nm3(一辺2〜3nm)であるInNナノクリスタルと、体積が10.7〜64nm3(一辺2.2〜4nm)であるInNナノクリスタルと、体積が17.6〜512nm3(一辺2.6〜8nm)であるInNナノクリスタルの3種類を、レーザアブレーション法により作製し、図11に示すように、1次光の入射側から出射側に向かいInNナノクリスタルのサイズが小さくなるような3層構造としてアクリルに分散させた。これら3層の各々の膜厚は、各層の1次光の吸収を考慮し、各層から出射され合成される蛍光が白色になるように調整した。
上記発光装置のLEDに電力を供給し、発光させたところ白色光が得られ、60〔lm/W〕のエネルギー変換効率であった。
<実施例4>
図5に示す構成で、発光装置を作製した。
1次光源は埋め込みタイプのストライプレーザを用いた。
体積が125〜343nm3(一辺5〜7nm)であるIn0.95Ga0.05Nナノクリスタルを化学合成法により合成し、そのInGaN上にAlNを同様に化学合法により合成し、図2に示すような量子井戸構造を有するIn0.95Ga0.05N/AlNナノクリスタルを作製した。そして、このナノクリスタルを分散させたコアを有する光ファイバを作製した。
上記発光装置のレーザに電力を供給し、レーザ発振させたところ、波長600nmで120〔lm/W〕のエネルギー変換効率であった。
<実施例5>
図6に示す構成で、発光装置を作製した。
1次光源は面発光レーザを用いた。
体積が343〜512nm3(一辺7〜10nm)であるIn0.98Ga0.02N0.99P0.01ナノクリスタルを化学合成法で合成し、ゾルゲル法によって、InGaNPナノクリスタルを分散したガラスを膜状(厚さ1mm)に形成した。
上記発光装置のレーザに電力を供給し、レーザ発振させたところ、波長560nmで100〔lm/W〕のエネルギー変換効率であった。
<実施例6>
図7に示す構成で、発光装置を作製した。
1次光源としては実施例1のレーザと同様のレーザを用いた。
体積が343〜1000nm3(一辺7〜10nm)であるInNナノクリスタルを化学合成法で合成し、ゾルゲル法によって、InNナノクリスタルを分散したガラス膜(厚さ10μm)を導光板上に形成した。
上記発光装置のレーザに電力を供給し、レーザ発振させたところ、波長550nmで100〔lm/W〕のエネルギー変換効率であった。
31、41、51、61、71 蛍光体
32、42、52、62 波長フィルター
33、43、53、63 1次光カット波長フィルター
44、54 コリメイトレンズ
64 光ファイバ
65 凹面鏡
72 導光板
73 散乱版
80、90 基板
81、91 nコンタクト層
82 nクラッド層
83 nガイド層
84、92 活性層
85、93 p蒸発防止層
86 pガイド層
87 pクラッド層
88、94 pコンタクト層
97、89 p型電極
95、800 n型電極
96 p型透明電極
100 赤色蛍光体
101 緑色蛍光体
102 青色蛍光体
801 SiO2膜
Claims (10)
- 1次光を発する光源と、
光源からの1次光の少なくとも一部を吸収して、1次光のピーク波長よりも長いピーク波長を有する2次光を発する蛍光物質を含む蛍光体と、を備える発光装置において、
前記蛍光物質はIII−V族化合物半導体の微粒子結晶であり、
前記蛍光体は3つの層を有し、当該層は前記1次光の入射する側から出射する側に向かって前記蛍光物質のサイズが小さくなるように積層されることを特徴とする発光装置。 - 前記光源は窒化物系III−V族化合物半導体より成る発光素子を含むことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
- 前記蛍光物質であるIII−V族化合物半導体に含まれるIII族元素のうちの50%以上がインジウムであり、
V族元素のうちの95%以上が窒素であることを特徴とする請求項1または2に記載の発光装置。 - 前記蛍光物質であるIII−V族化合物半導体が窒化物半導体であり、その微粒子結晶の各々がエネルギーバンドギャップの一定な部位のみを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の発光装置。
- 前記蛍光物質であるIII−V族化合物半導体が窒化物半導体であり、その微粒子結晶の各々が、第1の部位と、第1の部位を取り囲み第1の部位よりもエネルギーバンドギャップの大きい第2の部位とを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の発光装置。
- 前記蛍光体は樹脂中に前記蛍光物質を分散させたものであり、
前記光源は、ピーク波長が395nm以上かつ500nm以下の1次光を発することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の発光装置。 - 前記蛍光体はガラス中に前記蛍光物質を分散させたものであり、
前記光源は、ピーク波長が380nm以上かつ500nm以下の1次光を発することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の発光装置。 - 前記光源から前記蛍光体までの光路上に、395nm未満の波長の光を遮断するフィルターを備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の発光装置。
- 前記蛍光体が発する2次光の光路上に、前記光源が発する1次光を遮断するフィルターを備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の発光装置。
- 蛍光物質を含む蛍光体であって、
前記蛍光物質はIII−V族化合物半導体の微粒子結晶であり、
前記蛍光体は3つの層を有し、当該層は1次光の入射する側から出射する側に向かって前記蛍光物質のサイズが小さくなるように積層されることを特徴とする蛍光体。
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