JP2003330461A - 自動伴奏のコード指定装置 - Google Patents

自動伴奏のコード指定装置

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JP2003330461A
JP2003330461A JP2002135405A JP2002135405A JP2003330461A JP 2003330461 A JP2003330461 A JP 2003330461A JP 2002135405 A JP2002135405 A JP 2002135405A JP 2002135405 A JP2002135405 A JP 2002135405A JP 2003330461 A JP2003330461 A JP 2003330461A
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chord
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keyboard
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Yoshibumi Kira
義文 吉良
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 足鍵など1オクターブ分しかない鍵盤でもそ
れらの各鍵に任意にコードを割り当て可能にし、割り当
てられたコードを簡単な操作で選択して幅広い演奏を可
能にする自動伴奏のコード指定装置を提供すること。 【解決手段】 複数のキーの各々に対して各鍵に割り当
てるコードを記憶した書き換え可能なコードテーブルを
備える。コードテーブルのキーに対して記憶されている
コードがキー指定手段により指定され、指定されたコー
ドが足鍵盤などの各鍵に割り当てられる。コードテーブ
ルに、キーおよび鍵を指定して手鍵盤で弾いたコードを
書き込むこともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動伴奏のコード
指定装置に関し、特に、電子オルガンなどの電子楽器に
おいて簡単な操作でコードを指定して演奏でき、また、
オペレータによる任意のコードの割り当てを可能にした
自動伴奏のコード指定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子オルガンなどの電子楽器における自
動伴奏装置には、鍵盤にダイアトニックコードを割り当
てておくことにより複数の鍵を押鍵することなく1鍵だ
けの押鍵でコードを指定して曲を演奏可能にしたものが
ある。また、E(ミ)の鍵盤に、オクターブによってそ
れぞれEm、E7のコードを割り当てることによりハ長
調とイ短調の曲を演奏可能にした自動伴奏装置もある。
【0003】特開平9−62264号公報には、予め指
定される調の主音と伴奏鍵域の操作により指定される音
高との差(相対度数)に対応してコード種類を記憶した
コード変換テーブルを用意しておき、伴奏鍵域での音高
指定に従ってコード変換テーブルよりコード種類を読み
出すようにした和音情報発生装置が提案されており、こ
れによれば単一の音高指定によりコード種類を決定する
ことが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ダ
イアトニックコードを鍵盤に割り当てておき、コードを
指定するものでは、オクターブによってコードを割り当
ててもハ長調とイ短調の曲しか演奏できない。
【0005】また、足鍵でコードの指定を可能にするこ
とは、何らかの理由で片手しか使えない場合などに有効
であり、1オクターブ分しかない13鍵の足鍵でコード
指定を可能にしようとする場合には、E(ミ)の足鍵盤
にEmのコードを割り当ててハ長調の曲しか演奏できな
いという問題がある。
【0006】また、前記公報で提案されているものは、
1つの押鍵だけで相対度数に基づいてコード種類が決定
できるが、予め固定的に記憶されているコード変換テー
ブルの内容に従ってコード種類が決定されるものであ
り、コード種類を任意の鍵盤に適宜設定することは考慮
されていない。曲に付随して、あるいは曲に沿って、例
えば、3和音系のコードや4和音系のコードを適宜選択
したり、FMajorとFminorなどを適宜選択して演奏した
い場合もあり、前記公報で提案されているものではその
ような場合に対処できないという問題がある。
【0007】手鍵盤の伴奏鍵域を使用してコードを指定
する場合でも、足鍵盤を使用してコードを指定する場合
でも、オペレータが任意のコードを各鍵に割り当てて演
奏できるようにすれば、より幅を持たせて演奏を楽しむ
ことができる。
【0008】本発明は、このような問題にかんがみなさ
れたものであり、足鍵盤などの1オクターブ分しかない
鍵盤でもそれらの各鍵に任意にコードを割り当て、割り
当てたコードを簡単な操作で選択して幅広い演奏を可能
にする自動伴奏のコード指定装置を提供することを目的
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、複数のキーの各々に対して各鍵に割り当
てるコードを記憶した書き換え可能なコードテーブル
と、キーを指定するためのキー指定手段とを備え、前記
キー指定手段により指定されたキーに対して前記コード
テーブルに記憶されているコードを各鍵に割り当てる点
に第1の特徴がある。
【0010】また、本発明は、手鍵盤の伴奏鍵域の各鍵
にコードを割り当てる点に第2の特徴がある。
【0011】また、本発明は、足鍵盤の各鍵にコードを
割り当てる点に第3の特徴がある。
【0012】また、本発明は、前記キー指定手段が、調
指定手段を含む点に第4の特徴がある。
【0013】また、本発明は、調指定手段が、長調用と
短調用の2つの指定手段を含む点に第5の特徴がある。
【0014】また、本発明は、調指定手段が、長調用と
短調用に兼用の1つの指定手段を含む点に第6の特徴が
ある。
【0015】また、本発明は、前記コードテーブルが、
鍵の音高と異なるルートのコードへ書き換え可能となっ
ている点に第7の特徴がある。
【0016】さらに、本発明は、前記コードテーブルの
書き換えが可能なエディットモードにおいて、コードを
割り当てたい鍵が指定されて手鍵盤で弾かれたコードが
書き込まれる点に第8の特徴がある。
【0017】第1および第2の特徴によれば、キー指定
手段により各鍵にコードを割り当てることができ、ま
た、割り当てるコードを任意に設定することができるの
で、簡単な操作で幅広い演奏が可能になる。
【0018】また、第3の特徴によれば、何らかの理由
で片手しか使えない場合でも、限られた数の足鍵で任意
のコードの指定が可能になる。
【0019】また、第4、第5および第6の特徴によれ
ば、調指定手段と1オクターブの鍵盤とを使用して各鍵
にコードテーブルに記憶されているコードを割り当てる
ことが可能になる。
【0020】また、第7の特徴によれば、鍵の音高と異
なるルートのコードの割り当てが可能になり、一曲の進
行の中で同じルートのコードが欲しい場合などに対処で
きるようになる。
【0021】さらに、第8の特徴によれば、手鍵盤で弾
いたコードを予めコードテーブルに書き込んでおくこと
ができ、例えば、曲ごとに各曲専用のコードを設定して
おくことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に係る自動
伴奏のコード指定装置の一実施形態を含む電子オルガン
を示すブロック構成図である。同図において、CPU1
は、ROM2に格納されている制御プログラムに従って
装置全体の制御を行う。CPU1は、タイマ割り込み回
路の他、MIDIインタフェース回路3との接続用シリ
アルポートも備えている。MIDIインタフェース回路
3は、外部のMIDI機器との間においてMIDIメッ
セージのやり取りを行う信号送受信回路である。
【0023】ROM2には制御プログラム、音色パラメ
ータやエフェクトについてのパラメータなどの演奏状態
を設定するための各種パラメータなどが記憶されてい
る。音色パラメータには波形メモリに記憶されている楽
音波形のアドレス情報、エンベロープ制御情報等があ
る。
【0024】RAM4は、CPU1のワークエリアおよ
びバッファとして使用され、また、後述のダイアニック
コードテーブルを記憶している。
【0025】操作パネル5は、演奏時の各種状態を設定
するための操作子、演奏時や設定時の状態を表示する、
例えば、LCDスクリーンからなるディスプレイを有し
ている。操作パネルインタフェース(I/F)6は、操
作パネル5の操作子のスイッチのオン・オフを示すスイ
ッチイベント情報を生成する。これらスイッチイベント
情報は各操作子に対応付けられてRAM4に記憶され
る。
【0026】手鍵盤7は複数の鍵(キー)を有し、それ
ぞれのキーオン・キーオフを示すキーイベント情報や押
鍵強さつまりベロシティを示すタッチ情報を検知するた
めの、例えば2つのセンサを有している。手鍵盤インタ
フェース(I/F)8は、前記センサの状態に基づいて
キーイベント情報やタッチ情報を生成し、これらの情報
はキーナンバに対応付けられてRAM4に記憶される。
足鍵盤9は、例えば、13鍵の足鍵からなり、足鍵操作
のオン・オフを示すペダルイベント情報は、足鍵盤イン
タフェース10を介してRAM4に記憶される。
【0027】楽音発生回路11は、波形読み出し方式に
より所望の楽音信号を発生する回路であり、例えばデジ
タルコントロール・オシレータ(DCO)、デジタルコ
ントロール・フィルタ(DCF)、デジタルコントロー
ル・アンプ(DCA)およびエフェクタを有し、デジタ
ル楽音波形サンプル値が記憶されている波形メモリか
ら、発音すべき音高に比例したアドレス間隔で順次波形
データを読み出し、補間演算を行って楽音波形信号を発
生させる。また、エンベロープ発生回路を有し、設定さ
れたエンベロープパラメータに基づいて発生したエンベ
ロープ信号を楽音波形発生信号に乗算してエンベロープ
を付与し、楽音信号を出力する。楽音発生回路11は、
複数、例えば32の楽音発生チャネルを有しているが、
実際には、1つの楽音発生回路を時分割多重動作させる
ことにより同時に複数の楽音信号を独立して発生可能に
構成されている。
【0028】D/A変換器12はデジタル楽音信号をア
ナログ信号に変換するものであり、アンプ13によって
増幅された楽音信号によりスピーカ14が発音を行う。
バス15は電子楽器内の各回路を接続している。
【0029】図2は、図1における操作パネル5の外観
構成を示す正面図であり、この操作パネル5は、複数の
音色選択ボタン5−1、エフェクトオン/オフボタン5
−2、バリューアップ・ダウンボタン5−3、自動伴奏
モード設定ボタン5−4、キー指定ボタン5−5などの
操作子や、例えばLCDスクリーンからなるディスプレ
イ5−6などを有している。キー指定ボタン5−5は、
自動伴奏モード時に曲のキーを指定するためのものであ
り、長調を指定するボタンと短調を指定するボタンの2
つのボタンからなる。なお、キー指定ボタン5−5とし
て1つのボタンだけを設け、1回押すごとに長調、短調
が交互に指定されるようにすることもできる。
【0030】図3は、RAM4に記憶するダイアニック
コードテーブルの一例を示す。このテーブルは、伴奏鍵
域あるいは足鍵盤の鍵C、C#、D、・・・Bに割り当
てるダイアニックコードをキーC、C#、D、・・・、
Bmごとに記憶したものであり、自動伴奏モードにおい
て、例えば、曲のキーがC(ハ長調)の場合には、図4
(a)のように各鍵C、C#、D、・・・、Bにコード
CMajor、C#dim、Dminor、・・・、Bm7b5がそれぞ
れ割り当てられ、曲のキーがDm(ニ長調)の場合に
は、図4(b)のように各鍵C、C#、D、・・・、B
にコードC7th、C#dim、Dminor、・・・Bdimがそれ
ぞれ割り当てられる。
【0031】各鍵C、C#、D、・・・、Bに割り当て
るコードは、キーを指定することにより図3のダイアニ
ックコードテーブルに従って変更可能である。また、エ
ディットモードにおいてこのテーブルの内容は書き換え
可能であり、演奏に先立ってエディットモードでこのテ
ーブルの内容を書き換えておけば、このテーブルと異な
るコードやダイアトニックコード以外のコードも各鍵に
割り当てることが可能になっている。
【0032】キー指定によるダイアニックコードの各鍵
への割り当ては、例えば、次のようにして行うことがで
きる。自動伴奏モードにおいて曲のキーを、例えば、図
4(b)にコードを各鍵に対して示すように、Dm(ニ
短調)に設定する場合、長調を指定するボタンと短調を
指定するボタンの2つのボタンからなるキー指定ボタン
5−5を設けたものにおいては、まず、操作パネル5の
短調用のキー指定ボタン5−5が押圧されたことを検出
して、現在設定されている調をディスプレイ5−6に表
示させる。そのままキー指定ボタン5−5が押圧された
状態でD(レ)の鍵が押圧されたことを検出することに
よりDmを設定する。この時、ディスプレイ5−6の表
示がDminorに変わるようにしておけば、Dmが設定さ
れたことが分かる。曲の途中においてキー指定ボタン5
−5が押圧された状態で鍵が押圧されたことを検出して
キーを変更するようにすれば、曲中での転調も可能であ
る。なお、この操作中は自動伴奏のコードは変更されな
いようにしておく。その他のキーの設定についても同様
であり、図4(a)には、C(ハ長調)に設定された場
合のキーを各鍵に対して示す。
【0033】また、キー指定ボタンとして1つのボタン
だけが設けられているものにおいては、まず、キー指定
ボタンが押圧されたことを検出して、現在設定されてい
る調をディスプレイに表示させる。そのままキー指定ボ
タンが押圧された状態でD(レ)の鍵が押圧されたこと
を検出することによりDMajorを設定し、さらにもう一
度D(レ)の鍵が押されたことを検出することによりD
mを設定する。この時の経過をディスプレイにD、Dmi
norなどと表示させることができる。曲の途中において
キー指定ボタンが押圧された状態で鍵が押圧されたこと
を検出してキーを変更するようにすれば、曲中での転調
も可能である。なお、この操作中は自動伴奏のコードは
変更されないようにしておく。その他のキーの設定につ
いても同様である。
【0034】図5は、RAM4に記憶するダイアニック
コードテーブルの他の例を示し、この例ではタイプtの
変更とともに、一曲の進行の中で、例えば、F→Fmや
C→C7など、同じルートのコードがどうしても欲しい
場合に対処できるように、鍵の音高と異なるルートのコ
ードの割り当てが可能になっている。この変更は、例え
ば、次のようにして行わせることができる。
【0035】まず、キー指定ボタン5−5が押圧された
状態で伴奏鍵域あるいは足鍵盤の鍵が押圧されることに
よりキーが指定され、そのまま数秒間キー指定ボタン5
−5が押圧されていることを検出してエディットモード
に入り、その旨を表示させる。この状態で伴奏鍵域ある
いは足鍵盤の鍵が押圧されたことを検出したとき、該鍵
に現在割り当てられているコードを表示させる。ここで
手鍵盤7でコードが弾かれれば、そのコードが押圧され
た伴奏鍵域あるいは足鍵盤の鍵に割り当てられる。
【0036】例えば、オペレータが長調用のキー指定ボ
タン5−5を押しながら足鍵Fを押し、そのままキー指
定ボタン5−5を押し続けていると、“EditKey=F”の
表示が点滅し、エディットモードに入ったことを知らせ
る。ここで、コードを割り当てたい足鍵Fを押すと、足
鍵Fに現在割り当てられているコード“FMajor”が表
示される。ここで手鍵盤7でコード、ファ、ラ、ド、ミ
(FMajor7)を弾けば、足鍵Fに4和音系のダイアトニ
ックコードであるFMajor7が割り当てられる。図5のキ
ーF、鍵Fの位置には、以上により割り当てられたコー
ドFMajor7を記載している。
【0037】また、同様に、割り当てたい足鍵をEと
し、手鍵盤7でコードFminorを弾けば、足鍵EにFmin
orを割り当てることができる。図5のキーC、鍵Eの位
置には、これにより割り当てられたコードFminorを記
載している。これは、F→Fmのコード進行を必要とす
る場合の例であり、足鍵Eを押さえるとルートが1加算
され、Fmが検出される。
【0038】図6は、 図1に示した電子オルガンの全
体の処理の一例を示すメインフローチャートである。ま
ず、電源が投入されたならばCPU1、RAM4、楽音
発生回路11を構成するLSI等を初期化する(S
1)。次に、操作パネル5の操作に従ってパネル処理を
実行する(S2)。操作パネル5が操作されない場合に
は、鍵盤の操作に基づく鍵盤処理(S3)、シーケンサ
/自動演奏処理(S4)、その他の処理(S5)を実行
し、パネル処理(S2)にリターンする。
【0039】図7は、キー指定ボタン5−5および伴奏
鍵域あるいは足鍵盤の鍵の操作に従ってダイアニックコ
ードテーブルの書き換え可能なエディットモードに入る
タイマ処理の一例のフローチャートである。キー指定ボ
タン5−5と伴奏鍵域あるいは足鍵盤の鍵とが共に押さ
れており、その状態で一定時間、例えば3秒間経過して
いない(S6)場合、減算カウンタ(エディットモード
enter用カウンタ)はデクリメント(S7)を繰り返
し、この状態が一定時間継続されるのを待つ。この状態
が一定時間継続されて減算カウンタのカウント値が0に
なったとき(S8)、エディットモードに入る(S
9)。
【0040】図8は、鍵盤処理の一例のフローチャート
であり、特に、ダイアニックコードテーブルの書き換え
の部分について詳細に示している。まず、鍵盤スキャン
を行い(S10)、キーオンイベントが検出されれば
(S11)、そのコードを検出する(S12)。キーオ
ンイベントが検出されず(S11)、キーオフイベント
が検出されれば(S13)、そのコードを検出し(S1
4)、消音処理を実行する(S15)。キーオフイベン
トも検出されなければメインルーチンへリターンする。
【0041】S11でのキーオンイベントが手鍵盤でな
ければ(S16)、エディットモードにあるか否かを判
断し(S17)、エディットモードではないと判断され
れば(S17)、続いてキー指定ボタンがオン中か否か
を判断し(S18)、キー指定ボタンがオン中でないと
判断されれば(S18)、オンされたキーに従った発音
処理を実行し(S19)、リターンする。
【0042】S18でキー指定ボタンがオン中と判断さ
れれば、オンされたキーを演奏キーとして指定し(S2
0)、さらに、減算カウンタ(エディットモードenter
用カウンタ)のカウント値を一定値にセットする(S2
1)。このカウント値は、前述のエディットモードに入
るためにキー指定ボタンと伴奏鍵域あるいは足鍵盤の鍵
(この例では、足鍵盤の鍵)とが共に押されていなけれ
ばならない一定時間を規定するものである。
【0043】S17でエディットモードであると判断さ
れれば、キーオンされた鍵をコードを割り当てるべき鍵
として指定する(S22)。この例では、割り当てるべ
き鍵は、手鍵盤ではなく足鍵盤の鍵である。
【0044】また、S16で手鍵盤と判断されれば、続
いてエディットモードにあるか否かを判断し(S2
3)、ここでエディットモードであると判断されれば、
S20で指定された演奏キーとS22で指定された鍵で
指定されるダイアトニックコードテーブルの位置に、キ
ーオンされた手鍵盤の鍵に応じたコードをに書き込む
(S24)。S23でエディットモードでないと判断さ
れれば、通常の発音であるからオンされたキーに従った
発音処理を実行し(S25)、リターンする。
【0045】図9は、パネル処理の一例のフローチャー
トであり、特に、キー指定ボタンの操作に関する処理を
詳細に示している。まず、パネルスキャンを行い(S2
6)、キー指定ボタンオンイベントがあるか否かを判断
する(S27)。キー指定ボタンオンイベントがなけれ
ば、キー指定ボタンオフンイベントがあるか否かを判断
し(S28)、キー指定ボタンオフイベントもなけれ
ば、その他のパネル処理を実行し(S29)、メインル
ーチンへリターンする。
【0046】S27でキー指定ボタンオンイベントがあ
ると判断されれば、続いてエディットモードにあるか否
かを判断し(S30)、エディットモードになければS
28に進み、エディットモードにあればエディットモー
ドを終了させた(S31)後、S28に進む。
【0047】また、S28でキー指定ボタンオフイベン
トがあると判断されれば、、減算カウンタ(エディット
モードenter用カウンタ)をクリアした(S32)後、
S29に進む。
【0048】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は、種々に変形が可能である。例えば、自動
伴奏モードが設定されたとき各鍵に割り当てるコード
は、CMajorなどのデフォルト値、あるいは前回に割り
当てられていたコードにすることができる。また、書き
換えられたコードをセーブしておき、このセーブした内
容あるいはコードテーブルに元々割り当てられていた内
容のいずれかを任意に使用可能にすることもできる。ま
た、コードテーブルを記憶したROMやRAMを別個に
流通させて電子楽器に適宜組み込むようにすることもで
きる。
【0049】以上では、本発明を電子オルガンに適用し
た場合について説明したが、本発明は電子オルガンに限
らず、その他種々の電子楽器に適用することができる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、1オクターブ分の鍵盤の各鍵に任意のコード
を割り当て、割り当てたコードを簡単な操作で選択する
ことにより、幅広い演奏が可能になり、例えば、足鍵盤
の各鍵に任意のコードを割り当て、割り当てたコードを
足により選択するようにすれば、何らかの理由で片手し
か使えない場合でも両手で行うのと同じような演奏が可
能になる。
【0051】また、各鍵に任意のコードを割り当てるこ
とができるので、曲ごとに各曲専用のコードを設定して
おくこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明係る自動伴奏のコード指定装置の一実
施形態を含む電子オルガンの例を示すブロック構成図で
ある。
【図2】 図1における操作パネルの外観構成を示す正
面図である。
【図3】 ダイアニックコードテーブルの一例の構成図
である。
【図4】 各鍵へのコード割り当ての説明図である。
【図5】 ダイアニックコードテーブルの他の例の構成
図である。
【図6】 図1の電子オルガンの全体の処理の一例を示
すメインフローチャートである。
【図7】 エディットモードに入るタイマ処理の一例の
フローチャートである。
【図8】 鍵盤処理の一例のフローチャートである。
【図9】 パネル処理の一例のフローチャートである。
【符号の説明】 1・・・CPU、2・・・ROM、3・・MIDIインタフェー
ス、4・・・RAM、5・・・操作パネル、6・・・操作パネル
インタフェース、7・・・手鍵盤、8・・・手鍵盤インタフェ
ース、9・・・足鍵盤、10・・・足鍵盤インタフェース、1
1・・・楽音発生回路、12・・・D/A、13・・・アンプ、
14・・スピーカ、15・・・バス、5−1・・・音色選択ボタ
ン、5−2・・・エフェクトオン/オフボタン、5−3・・・
バリューアップ・ダウンボタン、5−4・・・伴奏モード
設定ボタン、5−5・・・キー指定ボタン、5−6・・・ディ
スプレイ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のキーの各々に対して各鍵に割り当
    てるコードを記憶した書き換え可能なコードテーブル
    と、 キーを指定するためのキー指定手段とを備え、 前記キー指定手段により指定されたキーに対して前記コ
    ードテーブルに記憶されているコードを各鍵に割り当て
    ることを特徴とする自動伴奏のコード指定装置。
  2. 【請求項2】 手鍵盤の伴奏鍵域の各鍵にコードを割り
    当てることを特徴とする請求項1に記載の自動伴奏のコ
    ード指定装置。
  3. 【請求項3】 足鍵盤の各鍵にコードを割り当てること
    を特徴とする請求項1に記載の自動伴奏のコード指定装
    置。
  4. 【請求項4】 前記キー指定手段は、調指定手段を含む
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    自動伴奏のコード指定装置。
  5. 【請求項5】 調指定手段は、長調用と短調用の2つの
    指定手段を含むことを特徴とする請求項4に記載の自動
    伴奏のコード指定装置。
  6. 【請求項6】 調指定手段は、長調用と短調用で兼用の
    1つの指定手段を含むことを特徴とする請求項4に記載
    の自動伴奏のコード指定装置。
  7. 【請求項7】 前記コードテーブルは、鍵の音高と異な
    るルートのコードへ書き換え可能となっていることを特
    徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の自動伴奏
    のコード指定装置。
  8. 【請求項8】 前記コードテーブルの書き換えが可能な
    エディットモードにおいて、コードを割り当てたい鍵が
    指定されて手鍵盤で弾かれたコードが書き込まれること
    を特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の自動
    伴奏のコード指定装置。
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