JP2003330064A - フォーカルプレーンシャッタを備えたカメラ - Google Patents

フォーカルプレーンシャッタを備えたカメラ

Info

Publication number
JP2003330064A
JP2003330064A JP2002133707A JP2002133707A JP2003330064A JP 2003330064 A JP2003330064 A JP 2003330064A JP 2002133707 A JP2002133707 A JP 2002133707A JP 2002133707 A JP2002133707 A JP 2002133707A JP 2003330064 A JP2003330064 A JP 2003330064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
curtain
shutter
focal plane
plane shutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002133707A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichiro Okumura
洋一郎 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2002133707A priority Critical patent/JP2003330064A/ja
Publication of JP2003330064A publication Critical patent/JP2003330064A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shutters For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】フィルムが入っていない状態では、裏蓋を開け
た状態で背面からシャッタ幕の動きがわかるように、通
常の露光と同じように先幕を走行させた後に後幕を走行
させるフォーカプレーンシャッタを備えたカメラを提供
すること。 【解決手段】フォーカルプレーンシャッタの走行異常が
検出されると、この検出により上記フォーカルプレーン
シャッタの走行異常が検出されたとき、フィルムが画面
アパーチャにあるときは、CPU25の指示に従って上
記フォーカルプレーンシャッタの後幕が先に走行された
後に先幕が走行される。また、フィルムが画面アパーチ
ャに無いときは、CPU25の指示により先幕が先に走
行された所定秒時後に後幕が走行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はフォーカルプレー
ンシャッタを備えたカメラに関し、より詳細には、フォ
ーカルプレーンシャッタの異常時に於けるシャッタのメ
カイニシャル機構の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、カメラのシャッタ制御はレリー
ズ操作によって先幕を電気的に走行させ、シャッタ開放
から被写体輝度に応じた所定時間後に後幕を走行させ
て、シャッタの閉成を行っている。そして、近年、電気
的に先膜、後幕を走行させてシャッタを制御する電気制
御式シャッタに於いては、シャッタの異常動作を電気的
に検知して警告を行うものが開発されている。
【0003】特開平11−326993号公報には、露
出時に、シャッタの幕走行完了信号を検出し、異常を検
出したら、メカイニシャル動作において、後幕走行後、
先幕を走行させてフイルムに感光しないように動作させ
ながら、再度幕走行完了信号を検出し、異常を確認する
技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平11−326993号公報に記載のカメラで
は、フィルムの装填状態に関係なく、必ず後幕走行後に
先幕を走行させている。そのため、シャッタユニットの
機構によっては、後幕がユニットの背面側(フィルム
側)にあると、カメラの裏蓋を開けた状態では、先幕の
走行状態が観察できない。
【0005】一方、フィルムの装填状態によらず、先幕
を走行させたのでは、撮影後の重要な写真に、二重露光
されてしまう虞れがある。或いは、まだ撮影されていな
い新しい駒に露光されてしまい、無駄な駒が発生してし
まうという課題を有している。
【0006】この発明は上記課題に鑑みてなされたもの
であり、シャッタの不具合が発生してもフィルムに露光
されることなく、若しくはシャッタの走行状態をユーザ
が目視でチェックが可能なフォーカルプレーンシャッタ
を備えたカメラを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、フ
ォーカルプレーンシャッタを備えたカメラに於いて、上
記フォーカルプレーンシャッタの走行異常を検出する検
出手段と、上記検出手段により上記フォーカルプレーン
シャッタの走行異常を検出したときに、フィルムが画面
アパーチャにあるときは上記フォーカルプレーンシャッ
タの後幕を先に走行させた後に先幕を走行させ、フィル
ムが画面アパーチャに無いときは上記先幕を先に走行さ
せた所定秒時後に後幕を走行させる制御手段と、を具備
することを特徴とする。
【0008】またこの発明は、フォーカルプレーンシャ
ッタを備えたカメラに於いて、上記フォーカルプレーン
シャッタの走行異常を検出する検出手段と、上記フィル
ムカーリッジ若しくはフィルムパトローネを交換するた
めの裏蓋と、上記検出手段により上記フォーカルプレー
ンシャッタの走行異常を検出したときに、上記裏蓋が閉
じられているときは上記フォーカルプレーンシャッタの
後幕を先に走行させた後に先幕を走行させ、上記裏蓋が
開けられているときは上記先幕を先に走行させた後に後
幕を走行させる制御手段と、を具備することを特徴とす
る。
【0009】更にこの発明は、フォーカルプレーンシャ
ッタを備えたカメラに於いて、上記フォーカルプレーン
シャッタの走行異常を検出する検出手段と、上記検出手
段により上記フォーカルプレーンシャッタの走行異常を
検出したときに、フィルムカーリッジ若しくはフィルム
パトローネの有り無しを判別して、上記フィルムカーリ
ッジ若しくは上記フィルムパトローネが有りのときは上
記フォーカルプレーンシャッタの後幕を先に走行させた
後に先幕を走行させ、上記フィルムカーリッジ若しくは
フィルムパトローネが無しのときは上記先幕を先に走行
させた後に後幕を走行させる制御手段と、を具備するこ
とを特徴とする。
【0010】この発明のフォーカルプレーンシャッタを
備えたカメラにあっては、上記フォーカルプレーンシャ
ッタの走行異常が検出手段で検出される。そして、この
検出手段により上記フォーカルプレーンシャッタの走行
異常が検出されたとき、フィルムが画面アパーチャにあ
るときは上記フォーカルプレーンシャッタの後幕が先に
走行された後に先幕が走行される。また、フィルムが画
面アパーチャに無いときは、上記先幕が先に走行された
所定秒時後に後幕が走行される。
【0011】を具備することを特徴とするフォーカルプ
レーンシャッタを備えたカメラ。
【0012】また、この発明のフォーカルプレーンシャ
ッタを備えたカメラに於いては、上記フォーカルプレー
ンシャッタの走行異常が検出手段で検出され、この検出
手段により上記フォーカルプレーンシャッタの走行異常
が検出されたときに、上記フィルムカーリッジ若しくは
フィルムパトローネを交換するための裏蓋が閉じられて
いるか否かで動作が異なる。上記裏蓋が閉じられている
ときは、上記フォーカルプレーンシャッタの後幕が先に
走行された後に先幕が走行される。一方、上記裏蓋が開
けられているときは、上記先幕が先に走行された後に後
幕が走行される。
【0013】更に、この発明のフォーカルプレーンシャ
ッタを備えたカメラに於いては、上記フォーカルプレー
ンシャッタの走行異常が検出手段で検出される。そし
て、この検出手段により、上記フォーカルプレーンシャ
ッタの走行異常が検出されたときに、制御手段によって
フィルムカーリッジ若しくはフィルムパトローネの有り
無しが判別される。ここで、上記フィルムカーリッジ若
しくは上記フィルムパトローネが有りのときは、上記フ
ォーカルプレーンシャッタの後幕が先に走行された後に
先幕が走行される。一方、上記フィルムカーリッジ若し
くはフィルムパトローネが無しのときは、上記先幕が先
に走行された後に後幕が走行される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態を説明する。
【0015】図1は、この発明のカメラの第1の実施形
態の構成を示すブロック図である。
【0016】図1に於いて、被写体像を結像させるため
の撮影レンズは、正レンズ1と絞り機構2を挟んで負レ
ンズ3により構成される。すなわち、上記絞り機構2は
撮影レンズ中に配置される。
【0017】負レンズ3の後方には、ほぼ中央部分がハ
ーフミラーとなっている可動ミラー4が設けられてお
り、この可動ミラー4で上方に反射された被写体光は、
焦点板5、ペンタプリズム6を介してファインダ接眼光
学系7に至る。
【0018】上記可動ミラー4の中央背面部分には、サ
ブミラー8が、下方に被写体光を反射するように設けら
れている。このサブミラー8の反射光軸方向であって、
図面垂直方向には、2つの光学系で構成される2像分離
のためのセパレータ光学系9が配置されている。また、
このセパレータ光学系9による被写体像の結像位置に
は、ラインセンサ10が配置されている。
【0019】また、撮影レンズより見て可動ミラー4の
後方には、シャッタ11及び銀塩フィルム(以下、単に
フィルムと略記する)12が配置される。可動ミラー4
が上昇してシャッタ11が開放状態となると、フィルム
12上に被写体像が形成され、露光される。
【0020】上記シャッタ11は公知のフォーカルプレ
ーンシャッタであり、一眼レフレックスの構成をとるカ
メラに一般的に搭載されている。フォーカルプレーンシ
ャッタは、露光に先立って内蔵されたばね(図示せず)
をチャージし、そのばねの付勢力によって先幕と後幕を
走行させるものである。
【0021】上記撮影レンズの各レンズ1、3にはピン
ト調節動作用及びズーミング動作用の駆動源を制御する
ズーム・ピント駆動回路15が設けられており、上記絞
り機構2には絞り駆動回路16が設けられている。上記
ズーム・ピント駆動回路15には、上記各レンズの移動
に応じて信号を発生する図示されないエンコーダが含ま
れている。そして、後述するCPU25によって、上記
演算された駆動量とエンコーダ出力とに基いて、ピント
調節が行われる。
【0022】また、上記可動ミラー4はミラー駆動回路
17によって駆動されるもので、同様に、ラインセンサ
10はラインセンサ駆動回路18により駆動され、シャ
ッタ11はシャッタ駆動回路19によって駆動される。
【0023】上記ズーム・ピント駆動回路15、絞り駆
動回路16、ミラー駆動回路17、ラインセンサ駆動回
路18及びシャッタ駆動回路19は、データバス14に
よって互いに接続されるもので、更に、一駒の撮影が終
了するとフィルム12の巻き上げ動作を行うフィルム駆
動回路20、ストロボ回路23、不揮発性メモリ24、
CPU25及びスイッチ入力回路26が、各種データの
授受を行うデータバス14によって接続されている。
【0024】上記サブミラー8、セパレータ光学系9、
ラインセンサ10等は、公知の位相差法による焦点検出
装置を構成している。そして、CPU25は、このカメ
ラ内の各部を制御する制御手段であって、ラインセンサ
駆動回路18を介して入力された信号に基いて2像の間
隔を求め、合焦位置に駆動するための撮影レンズの駆動
量を演算する。
【0025】尚、CPU25では、図示されない測光回
路から出力される被写体輝度値、図示されないフィルム
感度検出回路によって検出されたフィルム感度に基い
て、適正露光の得られる絞り機構2の絞り値及びシャッ
タ速度が演算される。また、シャッタ11は、演算され
たシャッタ速度により、シャッタ駆動回路19を介して
駆動制御される。
【0026】フィルム12への露光時間は、図示されな
い先幕マグネットで係止された先幕と後幕マグネットで
係止された後幕が、演算されたシャッタ速度に応じて適
切なタイミングで開放されることによって決定される。
【0027】ストロボ回路23は被写体照明用回路であ
り、CPU25により被写体輝度が所定輝度より低いと
判断された場合に補助光として動作する。また、上記不
揮発性メモリ24は、種々の調整データ、カメラの作動
状態、シャッタ11の異常状態を記憶しておくためのメ
モリである。
【0028】上記スイッチ入力回路26は、図示されな
い操作スイッチや機構系動作の検出スイッチ等の複数の
スイッチから構成される。ここでは、この発明に関わる
検出スイッチとして、可動ミラー4の作動状態を検出す
るミラーアップスイッチ(MUSW)27、シャッタ1
1のばねチャージ状態を検出するシャッタチャージスイ
ッチ(SCSW)28、シャッタ11の先幕の作動状態
を検出する検出手段としての先幕検出スイッチ(XS
W)29及びシャッタ11の後幕の作動状態を検出する
検出手段としての後幕検出スイッチ(ACSW)30を
有している。
【0029】また、上記スイッチ入力回路26は、電源
スイッチ(PWSW)33と、強制巻き戻しスイッチ
(RWMSW)34と、裏蓋スイッチ(BKSW)35
と、ファーストレリーズスイッチ(1RSW)36及び
セカンドレリーズスイッチ(2RSW)37とを有して
構成される。
【0030】上記電源スイッチ(PWSW)33は、こ
のカメラのメインスイッチである。上記強制巻き戻しス
イッチ(RWMSW)34は、フィルム12の強制巻き
戻しを行うためのスイッチである。この強制巻き戻しス
イッチ34がオンされると、フィルム12は強制的に巻
戻される。
【0031】裏蓋スイッチ(BKSW)35は、図示さ
れないが、カメラ本体の裏蓋の開閉状態を検出するため
のスイッチである。裏蓋が閉じられている状態が裏蓋ス
イッチ35オフの状態となる。そして、裏蓋スイッチ3
5の状態がオンからオフへ変化すると、フィルムのロー
デングが開始される。
【0032】ファーストレリーズスイッチ(1RSW)
36はオンされた時に測距動作を行い、セカンドレリー
ズスイッチ(2RSW)37は各種測定値を基にした露
光を行うスイッチである。これらファーストレリーズス
イッチ36及びセカンドレリーズスイッチ37は、2段
押下げ式のスイッチで構成される。
【0033】以上のズーム・ピント駆動回路15、絞り
駆動回路16、ミラー駆動回路17、ラインセンサ駆動
回路18、シャッタ駆動回路19、フィルム駆動回路2
0、ストロボ回路23及び不揮発性メモリ24の駆動動
作は、データバス14を介してCPU25により統括し
て制御されている。
【0034】次に、図2乃至6のタイミングチャートを
参照して、本実施の形態に係るカメラのシャッタの動作
を説明する。
【0035】図2は、シャッタ11が正常に動作してい
る場合のタイミングチャートである。尚、シャッタ11
に内蔵されているばね(図示せず)は、既にチャージ状
態にあるものとする。
【0036】先ず、先幕保持用の先幕マグネット(M
g)と後幕マグネット保持用の後幕マグネット(Mg)
がオンされ、可動ミラー4のミラーアップと共に演算さ
れた絞り値になるように絞り機構2が駆動される。可動
ミラー4の作動開始によって先幕と後幕の機械的な係止
が開放され、先幕マグネットまたは後幕マグネットがオ
フされれば、それぞれの幕が走行することが可能にな
る。
【0037】可動ミラー4の作動状態を検出するMUS
Wが“ハイレベル(H)”から“ローレベル(L)”に
変化したところで、ミラー駆動が完了する。この時、正
レンズ1、負レンズ3及び絞り機構2を通過してきた撮
影光束はシャッタ11に入射され、ファインダ光学系へ
の光束は遮断される。
【0038】次に、先幕マグネットがオフされて先幕が
走行され、フィルム12への露光が開始される。先幕の
走行が完了すると、XSWがオフ(“H”)からオン
(“L”)に変化する。
【0039】更に、後幕マグネットがオフされて後幕が
走行され、フィルム12への露光が遮断される。後幕の
走行が完了すると、ACSWがオン(“L”)からオフ
(“H”)へ変化する。そして、可動ミラー4がダウン
されると共に、絞り機構2が開放位置に駆動される。
【0040】次に、図3及び図4を参照して、先幕マグ
ネットまたは後幕マグネットの吸着面にごみが付着する
等して、マグネットが吸着不良を起こした場合のカメラ
動作を説明する。
【0041】図3は、先幕マグネットが吸着不良を起こ
した場合のタイミングチャートである。
【0042】このタイミングチャートでは、ミラーアッ
プと共に、本来先幕マグネットで保持されるべき先幕が
走行してしまい、XSWがオフからオンに変化している
のがわかる。ミラーアップ完了で、それぞれのスイッチ
の状態を検出することで異常を検出することができる。
【0043】図4は、後幕マグネットが吸着不良を起こ
した場合のタイミングチャートである。
【0044】図4のタイミングチャートでは、ミラーア
ップと共に、本来後幕マグネットで保持されるべき後幕
が走行してしまい、ACSWがオンからオフに変化して
いるのがわかる。
【0045】次に、図5及び図6のタイミングチャート
を参照して、何らかの原因で先幕または後幕が走行完了
できない場合のカメラ動作について説明する。
【0046】図5は、先幕が走行完了できない場合のタ
イミングチャートである。
【0047】同図に於いては、先幕マグネットがオフし
て先幕が走行するが、先幕が走行完了しないため、XS
Wが変化していないのがわかる。先幕走行完了チェック
は、後幕走行開始から幕走行に要する時間(ts )経過
後にスイッチを検出することで、異常を検出することが
できる。
【0048】図6は、後幕が走行完了できない場合のタ
イミングチャートである。
【0049】後幕マグネットがオフして後幕が走行する
が、後幕が走行完了しないため、ACSWが変化してい
ないのがわかる。先幕の走行完了チェックと同様にする
ことで、異常を検出することができる。
【0050】次に、図7及び図8のフローチャートを参
照して、この発明の第1の実施の形態に係るカメラのC
PU25の処理動作について説明する。
【0051】初めに、カメラ本体のCPU25に於ける
メインルーチンの動作について説明する。
【0052】先ず、ステップS1にて、図示されない電
池の装填等により電源が供給され、CPU25がイニシ
ャライズされる。このとき、図示されないRAM及びポ
ートは初期化され、不揮発性メモリ24より必要なデー
タが読み出されて設定される。
【0053】次いで、ステップS2に於いて、カメラに
設けられた電源スイッチ(PWSW)33が操作された
か否かが判定される。ここで、電源スイッチ33が操作
されたならば、ステップS3に移行して電源スイッチ3
3がオンされたか否かが判定される。
【0054】この判定に於いて、電源スイッチ33がオ
ンされた(OFFからON)場合には、ステップS4に
移行して、撮影レンズが沈胴位量から撮影可能な位置ま
で繰り出される。一方、上記ステップS3にて、電源ス
イッチ33がオンされなかった(ONからOFF)場合
は、ステップS5に移行して、撮影レンズが沈胴された
沈胴状態にされる。
【0055】上記ステップS2にて電源スイッチ33が
操作されなかった場合、若しくは撮影レンズが撮影可能
な状態まで繰り出しが完了した、若しくは沈胴が完了し
た場合には、ステップS6に移行して強制巻き戻しスイ
ッチ(RWSW)34が操作されたか否かが判定され
る。
【0056】ここで、強制巻き戻しスイッチ34がオン
された場合には、ステップS7に移行してフィルムの巻
き戻しが行われる。一方、上記ステップS6にて強制巻
き戻しスイッチ34がオンされていない、若しくはステ
ップS7にてフィルムの巻き戻しが完了したならば、ス
テップS8に移行して、裏蓋スイッチ(BKSW)35
の操作により裏蓋(図示せず)の開閉状態が判定され
る。
【0057】このステップS8にて、裏蓋スイッチ35
が操作されたならば、続くステップS9にて裏蓋スイッ
チ35の状態が判定される。ここで、裏蓋スイッチ35
がオンからオフへ変化したならば、開いていた裏蓋が閉
じられたものと判定されてステップS10へ移行する。
【0058】そして、このステップS10にて、その際
に装填されたフィルムカートリッジからフィルムが引き
出されてスプールに巻付けられるための空送りが行われ
る。次いで、ステップS11にて、空送りの成功により
フィルムの装填完了が認識される。
【0059】これに対し、上記ステップS9に於いて、
裏蓋スイッチ35の状態がオフからオンに変化したなら
ば、閉じられていた裏蓋が開けられたことが認識され
る。
【0060】そして、上記ステップS8で裏蓋スイッチ
35が操作されなかった、すなわち裏蓋の開閉がなかっ
た場合、及び上記ステップS11及びS12による認識
が終了したならば、ステップS13に移行して電源がオ
ン状態であるか否かが判定される。ここで、電源スイッ
チ33がオンされていなければ、上記ステップS2に移
行する。
【0061】一方、上記ステップS13にて電源スイッ
チ33がオンされていたならば、ステップS14に移行
して、カメラ本体側のLCD表示パネル(図示せず)に
情報が表示される。ここでは、例えば、ステップS15
にて各種スイッチの押下状態を検出する処理が行われた
後、ステップS16にて押下されたスイッチによるモー
ド変更処理が行われる。
【0062】そして、ステップS17に於いて、ファー
ストレリーズスイッチ(1RSW)36の状態が検出さ
れる。ここで、ファーストレリーズスイッチ36がオン
であればステップS18へ移行し、オフであれば上記ス
テップS2へ移行する。
【0063】ステップS18では、測光及び測距の処理
が行われる。次いで、ステップS19にて、LCD表示
パネル(図示せず)に合焦表示が行われると共に、PC
Vによる合焦音「ピピッ」という発音が行われる。
【0064】次に、ステップS20及びS21に於い
て、ファーストレリーズスイッチ36及びセカンドレリ
ーズスイッチ(2RSW)37の状態が検出される。こ
こで、ファーストレリーズスイッチ36がオフであれば
上記ステップS2へ移行する。また、ファーストレリー
ズスイッチ36がオンでセカンドレリーズスイッチ37
がオフの場合は、該ステップS20及びS21が繰り返
される。そして、ファーストレリーズスイッチ36及び
セカンドレリーズスイッチ37の何れもがオンになる
と、ステップS22に移行する。
【0065】ステップS22では、露出の処理が行われ
る。更に、ステップS23に於いて、カメラへのフィル
ム装填が完了したか否かが判定される。ここで、フィル
ム装填が完了していればステップS24でフィルム給送
が行われた後、上記ステップS2に移行する。一方、フ
ィルム装填が完了していなければ、ステップS24をス
キップして上記ステップS2へ移行する。
【0066】次に、図9の露出シーケンスのフローチャ
ートを参照して、シャッタ異常を検出する動作について
説明する。
【0067】図示されないカメラのレリーズスイッチが
操作されると、上述したメインルーチンから本サブルー
チン「露出シーケンス」に入る。
【0068】先ず、ステップS31では、先幕マグネッ
トと後幕マグネットがオンされて、先幕と後幕が吸着さ
れる。次いで、ステップS32にて、ミラーアップ駆動
と演算から得られた絞り値になるように、絞り込み駆動
が行われる。
【0069】そして、ミラーアップ駆動が終了後、ステ
ップS33に於いてXSW29の状態が判断される。こ
こで、先幕マグネットが吸着不良を起こしていると、ミ
ラーアップと共に先幕が走行され、この時点でXSW2
9がオンされている。
【0070】上記ステップS33にてXSW29がオフ
の場合は、ステップS34に移行してACSW30の状
態が判断される。ここで、後幕マグネットが吸着不良を
起こしていると、ミラーアップと共に後幕が走行され、
この時点でACSW30がオフされている。
【0071】上記ステップS33にてXSW29がオン
と判断された場合は、ステップS35に移行し、先幕吸
着不良であるので先幕異常状態フラグF_XDMG1が
セットされる。次いで、ステップS36にて、先幕吸着
不良であるため、現在のフィルム駒が露光されているの
で、巻上げ要求フラグF_OWINDがセットされる。
【0072】ステップS37では、先幕吸着不良に加え
て後幕も吸着不良を起こしているか否かが判断される。
この判断については上記ステップS34と同様に、AC
SW29がオンであるか否かが判断される。ここで、A
CSW29がオフの場合はステップS38へ、ACSW
29がオンの場合はステップS39へ、それぞれ移行す
る。
【0073】上記ステップS34及びS37にて、AC
SW30がオフの場合、ステップS38に移行する。こ
こでは、後幕吸着不良であるので、後幕異常状態フラグ
F_ACDMG1がセットされる。そして、ステップS
39では、シャッタ異常が検出されたので、先幕マグネ
ットと後幕マグネットがオフされる。
【0074】更に、ステップS40で可動ミラー4がダ
ウン方向に駆動され、ステップS41でシャッタチャー
ジが行われる。この後、シャッタ異常であるため、異常
処理ルーチンに移行する。
【0075】一方、上記ステップS34に於いて、AC
SW30がオンであると判断された場合は、ステップS
42に移行し、先幕と後幕が吸着不良を起こしていない
として露光シーケンスに移行する。露光の終了は、後幕
走行開始後、後幕の走行時間を計時して、計時完了をも
ってする。
【0076】次いで、ステップS43に於いて、露光終
了後、XSW29がオンしているか否かが確認される。
ここで、オンされていない場合は、先幕が走行過程で何
らかの原因で引っかかった場合である。
【0077】上記ステップS43でXSW29がオンさ
れていれば、続くステップS44に於いて、露光終了
後、ACSW30がオフされているか否かが確認され
る。ここで、オフされていない場合は、後幕が走行過程
で何らかの原因で引っかかった場合である。
【0078】上記ステップS44にて、ACSW30が
オフされていた場合は、ステップS51に移行して、露
光終了後、先幕と後幕が正常に走行したとして、ミラー
ダウン駆動と絞りが開放駆動される。その後、正常に露
光が終了したので、メインルーチンにリターンする。
【0079】一方、上記ステップS43にてXSW29
がオフとされた場合は、ステップS45に移行し、先幕
が走行不良を起こしたとして、異常状態フラグF_XD
MG2がセットされる。次いでステップS46にて、先
幕の走行不良に加えて、後幕も走行不良を起こしていな
いかが判断する。ここで、ACSW30がオンされてい
る場合は走行不良の場合である。ACSW30がオンの
場合はステップS47へ、オフの場合はステップS48
へ、それぞれ移行する。
【0080】ステップS47では、後幕走行不良とし
て、異常状態フラグF_ACDMG2がセットされる。
また、ステップS18では、現在のフィルム駒が露光さ
れているので、巻上きげ要求フラグF_OWINDがセ
ットされる。
【0081】次いで、ステップS49にて可動ミラー4
がダウン方向に駆動され、ステップS50にてシャッタ
チャージが行われる。この後、異常処理ルーチンに移行
する。
【0082】次に、図10の異常処理ルーチンのフロー
チャートを参照して、シャッタ異常を検出した後のカメ
ラ動作について説明する。
【0083】尚、この時、レリーズロック状態となる。
【0084】「異常処理」ルーチンに入ると、先ずステ
ップS61で不揮発性メモリ24に、異常状態フラグと
一駒巻上げ要求フラグが書込まれる。ここで、異常状態
フラグはF_XDMG1、F_XDMG2、F_SCD
MG1、F_ACDMG2であり、一駒巻上げ要求フラ
グはF_OWINDである。
【0085】次いで、ステップS62に於いて、PWS
W33が操作されたか否かが判断される。PWSW33
が操作されると、後述するシャッタ11の作動チェック
サブルーチン(ステップS64)がコールされる。作動
チェック開始は、PWSW333だけではなく、専用の
作動チェック開始操作釦の操作でもよいし、RWSW3
4やBKSW35による裏蓋の開閉操作でもよい。
【0086】ステップS63では、図示されないRAM
に記憶されている異常状態フラグがクリアされる。次い
で、ステップS64にて、「シャッタ作動チェックサブ
ルーチン」がコールされる。このサブルーチンの詳細に
ついては後述する。
【0087】次に、ステップS65に於いて、「シャッ
タ作動チェックサブルーチン」が実行された結果、シャ
ッタ11が正常に復帰しているかどうかが判断される。
正常に復帰している場合は、異常状態フラグF_XDM
G1、F_XDMG2、F_ACDMG1、F_ACD
MG2が全てクリアされているのでステップS66へ移
行する。一方、正常に復帰していない場合は、上記ステ
ップS61に戻る。
【0088】ステップS66では、シャッタ11が正常
に復帰しているとして、巻上げ要求フラグがセットされ
ているか否かが判断される。ここで、巻上げ要求フラグ
がセットされている場合は、続くステップS67でフィ
ルムが一駒巻き上げられた後、上述したメインルーチン
のステップS1に移行する。一方、上記ステップS66
で巻き上げ要求フラグがセットされていない場合は、シ
ャッタが正常になったので、上述したメインルーチンの
ステップS1に移行する。
【0089】次に、図11及び図12のフローチャート
を参照して、図10の異常処理ルーチンの中でコールさ
れているステップS64に於けるサブルーチン「シャッ
タ作動チェック」の動作について説明する。
【0090】先ず、ステップS71にて、先幕マグネッ
トと後幕マグネットがオンされて、先幕と後幕が係止さ
れる。次いで、ステップS72でミラーアップ駆動が行
われ、このミラーアップ駆動が終了後、ステップS73
にてXSW29の状態が判断される。ここで、先幕マグ
ネットが吸着不良を起こしていると、ミラーアップと共
に先幕が走行され、この時点でXSW29がオンされて
いる。したがって、XSW29がオンの場合はステップ
S74へ、オフの場合はステップS77へ移行する。
【0091】上記ステップS77では、ACSW30の
状態が判断される。ここで、後幕マグネットが吸着不良
を起こしていると、ミラーアップと共に後幕が走行さ
れ、この時点でACSW30がオフされている。
【0092】上記ステップS74では、先幕吸着不良と
して、先幕異常状態フラグF_XDMG1がセットされ
る。次いで、ステップS75に於いて、先幕吸着不良に
加えて後幕も吸着不良を起こしているか否かが判断され
る。この判断は、上記ステップS77と同様に、ACS
W30の状態で判断される。
【0093】上記ステップS75及びS77に於いて、
ACSW30がオフの場合はステップS76に移行し、
後幕吸着不良なので、異常状態フラグF_ACDMG1
がセットされた後、ステップS78に移行する。一方、
上記ステップS75及びS77にて、ACSW30がオ
ンの場合は、ステップS76を経ずにステップS78へ
移行する。
【0094】ステップS78に於いては、フィルム12
のオートロードが完了したか否かが判断される。ここ
で、フィルム12のオートロードが完了していれば、フ
ィルム12がカメラに装填されていることになる。した
がって、この場合はステップS79に移行する。一方、
上記オートロードが完了していない場合は、フィルム1
2がカメラに装填されていないとして、ステップS89
に移行する。
【0095】ステップS79では、後幕マグネットがオ
フされる。ここで、先幕マグネットに先立って後幕マグ
ネットがオフされるのは、フィルム12が露光されない
ようにするためである。次いで、ステップS80にて、
後幕の走行が完了するまでの十分な時間である15m
s、待機する。
【0096】その後、ステップS81にて、ACSW3
0の状態が判断される。ここで、ACSW30がオンで
あれば正常であり、ステップS83へ移行する。一方、
後幕の走行が完了しているはずであるのにACSW30
がオフであれば、異常であるので、ステップS82へ移
行する。そして、このステップS82にて後幕異常状態
フラグF_ACDMG2がセットされた後、ステップS
83へ移行する。
【0097】次いで、ステップS83では、XSW29
の状態が判断される。ここでは、まだ、先幕は走行され
ていない状態であるので、XSW29がオフの場合が正
常であり、ステップS85へ移行する。一方、XSW2
9がオンされていれば、ステップS84に移行して、先
幕異常状態フラグF_XDMG2がセットされる。その
後、ステップS85へ移行する。
【0098】ステップS85では、先幕マグネットがオ
フにされて先幕が走行され、フィルム12への露光が開
始される。続いて、先幕の走行が完了するまでの十分な
時間である15ms、待機する。
【0099】こうして、先幕の走行が完了すると、ステ
ップS87に於いて、XSW29の状態が判断される。
ここでは、XSW29がオンであれば正常であるのでス
テップS100へ移行する。一方、XSW29がオフで
あれば、異常であるとしてステップS88に移行し、先
幕異常状態フラグF_XDMG2がセットされる。その
後、ステップS100へ移行する。
【0100】また、上記ステップS78にて、フィルム
12のオートロードが完了していないと判断されたなら
ば、フィルム12がカメラに装填されていないことにな
る。したがって、この場合はステップS89に移行し
て、先幕マグネットがオフ、すなわち先幕が走行され
る。
【0101】次いで、ステップS90にて、先幕の走行
が完了するまでの時間である15ms、待機する。そし
て、先幕の走行が完了すると、ステップS90に於い
て、XSW29の状態が判断される。ここでは、XSW
29がオンであれば正常であるのでステップS93へ移
行する。一方、XSW29がオフであれば、異常である
としてステップS92に移行し、先幕異常状態フラグF
_XDMG2がセットされる。
【0102】更に、ステップS93では、ACSW30
がオフされているか否かが確認される。ここでACSW
30がオンされている場合は、正常であるとしてステッ
プS95へ移行する。一方、ACSW30がオフにされ
ている場合は、後幕が異常であるとして、ステップS9
4へ移行する。ステップS94では、後幕が走行不良を
起こしたとして、異常状態フラグF_XDMG2がセッ
トされる。
【0103】次いで、ステップS95にて、シャッタの
開口がユーザによって明確に認識されるような時間、例
えば200ms待機する。その後、ステップS96に
て、後幕マグネットがオフ、すなわち後幕の走行が開始
されると、更にステップS97にて15ms待機する。
一例として200msとしたが、シャッタ幕の開口を確
認することができれば良いので、100ms〜2s位の
間で任意に選んでも構わない。
【0104】こうして、後幕の走行が完了すると、ステ
ップS98に於いて、ACSW30の状態が判断され
る。ここでは、ACSW30がオンであれば正常である
のでステップS100へ移行する。一方、ACSW30
がオフであれば、異常であるとしてステップS99に移
行し、後幕異常状態フラグF_ACDMG2がセットさ
れる。その後、ステップS100へ移行する。
【0105】ステップS100では、シャッタチャージ
が行われる。そして、シャッタ作動チェックが終了する
と本ルーチンを抜ける。
【0106】このように、第1の実施の形態によれば、
フィルムのオートロードの状態に基いて、シャッタが異
常時である場合はフィルムへの露光を防止し、シャッタ
の走行状態のチェックを目視可能とすることができる。
【0107】次に、この発明の他の実施の形態について
説明する。
【0108】尚、以下に述べる実施の形態に於いて、そ
の構成は上述した第1の実施の形態と同じであるので説
明は省略する。
【0109】図13は、この発明の第2の実施の形態に
係るカメラの裏蓋を開けた状態の外観図である。
【0110】図13に於いて、カメラ本体40の正面側
にはレンズ鏡筒41が取り付けられており、背面側には
ファインダ42が設けられている。そして、このカメラ
本体40の背面側には、裏蓋43が開閉自在に取り付け
られている。この裏蓋43には、図示されないフィルム
をカメラ側のレール面に押しつけるための圧板44が設
けられている。
【0111】また、カメラ本体40の内部には、その中
央部にシャッタ機構45が設けられている。そして、図
13に於いて、このシャッタ機構45の右側にはフィル
ムカートリッジ(図示せず)を装填するためのカートリ
ッジ室46が、シャッタ機構45の左側には図示されな
いフィルムを巻き取るためのスプール室47が、それぞ
れ配置されている。
【0112】更に、上記シャッタ機構45の近傍で上記
カートリッジ室46との間には、フィルムの有無を検出
するためのフィルム検出スイッチ49が設けられてい
る。また、カートリッジ室46内には、フィルムカート
リッジの装填の有無を検出するためのカートリッジ検出
スイッチ50が設けられている。
【0113】尚、上記カートリッジ検出スイッチではな
く、フィルムパトローネを検出するためのフィルムパト
ローネ検出スイッチが設けられたものであっても良い。
【0114】その他、DXコードを検出することでフィ
ルムパトローネを検出する代用も可能である。
【0115】図14は、この発明の第2の実施の形態に
係るカメラの動作を説明するもので、図10の異常処理
ルーチンの中でコールされているステップS64に於け
るサブルーチン「シャッタ作動チェック」の第2の動作
例について説明するフローチャートである。
【0116】尚、この第2の実施の形態のサブルーチン
「シャッタ作動チェック」に於いて、ステップS71〜
S77は上述した第1の実施の形態に於ける図11のフ
ローチャートと同じであり、ステップS79〜S100
は図14のフローチャートに於けるステップS79〜S
100と同じであるので、同一のステップ番号を付して
説明は省略する。
【0117】また、このサブルーチン「シャッタ作動チ
ェック」以外の動作は、上述した第1の実施の形態と同
じであるので説明は省略する。
【0118】すなわち、第2の実施の形態に於いて、上
記ステップS75及びS77にてACSW30がオンの
場合、及びステップS76で異常状態フラグF_ACD
MG1がセットされると、ステップS78aに移行す
る。
【0119】そして、ステップS78aに於いて、カメ
ラの裏蓋43の開閉状態が判断される。この裏蓋43の
状態は、裏蓋スイッチ(BKSW)35によって、開状
態であるか閉状態であるかが検出される。裏蓋43が閉
じられている状態がBKSW35がオフの状態であり、
フィルム12がカメラに装填されているとしてステップ
S79へ移行する。一方、BKSW35がオンの場合は
裏蓋43が開状態であるので、フィルムが装填されてい
ない状態若しくはフィルムの感光の心配をしないで済む
状態であるので、ステップS89へ移行する。
【0120】このように、カメラの裏蓋43の開閉状態
を検出することによっても、シャッタの異常時にフィル
ムへの露光を防止すると共に、シャッタの走行状態のチ
ェックを目視可能にすることができる。
【0121】次に、この発明の第3の実施の形態につい
て説明する。
【0122】図15は、この発明の第3の実施の形態に
係るカメラの動作を説明するもので、図10の異常処理
ルーチンの中でコールされているステップS64に於け
るサブルーチン「シャッタ作動チェック」の第3の動作
例について説明するフローチャートである。
【0123】尚、この第3の実施の形態のサブルーチン
「シャッタ作動チェック」に於いて、ステップS71〜
S77は上述した第1の実施の形態に於ける図11のフ
ローチャートと同じであり、ステップS79〜S100
は図15のフローチャートに於けるステップS79〜S
100と同じであるので、同一のステップ番号を付して
説明は省略する。
【0124】すなわち、第3の実施の形態に於いて、上
記ステップS75及びS77にてACSW30がオンの
場合、及びステップS76で異常状態フラグF_ACD
MG1がセットされると、ステップS78bに移行す
る。
【0125】そして、ステップS78bに於いて、フィ
ルム12の巻き戻しが完了したか否かが判断される。こ
こで、巻き戻しが完了していなければ、撮影可能な状態
であるとしてステップS79へ移行する。一方、フィル
ムの巻き戻しが完了していれば、シャッタの目視が可能
な状態であるので、ステップS89へ移行する。
【0126】このように、フィルムの巻き戻し状態を検
出することによっても、シャッタの異常時にフィルムへ
の露光を防止すると共に、シャッタの走行状態のチェッ
クを目視可能にすることができる。
【0127】次に、この発明の第4の実施の形態を説明
する。
【0128】図16は、この発明の第4の実施の形態に
係るカメラの動作を説明するもので、図10の異常処理
ルーチンの中でコールされているステップS64に於け
るサブルーチン「シャッタ作動チェック」の第4の動作
例について説明するフローチャートである。
【0129】尚、この第4の実施の形態のサブルーチン
「シャッタ作動チェック」に於いて、ステップS71〜
S77は上述した第1の実施の形態に於ける図11のフ
ローチャートと同じであり、ステップS79〜S100
は図16のフローチャートに於けるステップS79〜S
100と同じであるので、同一のステップ番号を付して
説明は省略する。
【0130】すなわち、第4の実施の形態に於いて、上
記ステップS75及びS77にてACSW30がオンの
場合、及びステップS76で異常状態フラグF_ACD
MG1がセットされると、ステップS78cに移行す
る。
【0131】そして、ステップS78cに於いて、フィ
ルム12がカメラ内に装填されているか否かが判断され
る。この場合、フィルム検出スイッチ49がオンであれ
ばフィルム有りの状態であるので、ステップS79へ移
行する。一方、フィルム検出スイッチ49がオフであれ
ば、フィルムが装填されていない状態であるとして、ス
テップS89へ移行する。
【0132】このように、フィルム検出スイッチ49の
状態に応じてフィルムの有無を検出することによって
も、シャッタの異常時にフィルムへの露光を防止すると
共に、シャッタの走行状態のチェックを目視可能にする
ことができる。
【0133】次に、この発明の第5の実施の形態を説明
する。
【0134】図17は、この発明の第5の実施の形態に
係るカメラの動作を説明するもので、図10の異常処理
ルーチンの中でコールされているステップS64に於け
るサブルーチン「シャッタ作動チェック」の第4の動作
例について説明するフローチャートである。
【0135】尚、この第5の実施の形態のサブルーチン
「シャッタ作動チェック」に於いて、ステップS71〜
S77は上述した第1の実施の形態に於ける図11のフ
ローチャートと同じであり、ステップS79〜S100
は図17のフローチャートに於けるステップS79〜S
100と同じであるので、同一のステップ番号を付して
説明は省略する。
【0136】すなわち、第5の実施の形態に於いて、上
記ステップS75及びS77にてACSW30がオンの
場合、及びステップS76で異常状態フラグF_ACD
MG1がセットされると、ステップS78dに移行す
る。
【0137】そして、ステップS78dに於いて、図示
されないフィルムカートリッジがカートリッジ室46内
に装填されているか否かが判断される。この場合、カー
トリッジ検出スイッチ50がオンであればフィルムカー
トリッジ有りの状態であるので、ステップS79へ移行
する。一方、カートリッジ検出スイッチ50がオフであ
れば、フィルムカートリッジが装填されていない状態で
あるとして、ステップS89へ移行する。
【0138】このように、カートリッジ検出スイッチ5
0の状態に応じてフィルムカートリッジ(図示せず)の
有無を検出することによっても、シャッタの異常時にフ
ィルムへの露光を防止すると共に、シャッタの走行状態
のチェックを目視可能にすることができる。
【0139】尚、この発明の上記実施態様によれば、以
下の如き構成を得ることができる。
【0140】すなわち、 (付記項1) フォーカルプレーンシャッタを備えるカ
メラに於いて、露出時にシャッタ幕の走行異常を検出す
る異常検出手段と、メカイニシャル制御時に、先幕と、
後幕の何れを先に走行させるかを決定する第1、第2の
信号を出力する判定手段と、上記異常検出手段で露出時
に異常を検出した際に、メカイニシャルを行い正常復帰
できるかどうかを判断するメカイニシャル制御手段と、
を具備し、上記メカイニシャル制御手段は、上記判定手
段から出力される信号が第1の信号である場合には、後
幕を走行させた後の所定時間経過後に先幕の走行を開始
させる第1の走行順序でシャッタ幕を走行させ、上記判
定手段から出力される信号が第2の信号である場合に
は、先幕を走行させた後の所定時間経過後に後幕の走行
を開始させる第2の走行順序でシャッタ幕を走行させ
て、シャッタの正常復帰を判断することを特徴とするフ
ォーカルプレーンシャッタを備えたカメラ。
【0141】(付記項2) 上記判定手段は、オートロ
ード完了で上記第1の信号を出力することを特徴とする
付記項1に記載のフォーカルプレーンシャッタを備えた
カメラ。
【0142】(付記項3) 上記判定手段は、オートロ
ードの失敗で上記第2の信号を出力することを特徴とす
る付記項2に記載のフォーカルプレーンシャッタを備え
たカメラ。
【0143】(付記項4) 上記判定手段は、裏蓋の開
閉状態を検出し、裏蓋の開信号で上記第2の信号を出力
することを特徴とする付記項1に記載のフォーカルプレ
ーンシャッタを備えたカメラ。
【0144】(付記項5) 上記判定手段は、裏蓋の開
閉状態を検出し、裏蓋の閉状態で上記第1の信号を出力
することを特徴とする付記項4に記載のフォーカルプレ
ーンシャッタを備えたカメラ。
【0145】(付記項6) 上記判定手段は、巻戻し完
了で上記第2の信号を出力することを特徴とする付記項
1に記載のフォーカルプレーンシャッタを備えたカメ
ラ。
【0146】(付記項7) 上記判定手段は、巻戻し途
中で上記第1の信号を出力することを特徴とする付記項
6に記載のフォーカルプレーンシャッタを備えたカメ
ラ。
【0147】(付記項8) 上記判定手段は、フィルム
の有無を検出し、フィルム有りで上記第1の信号を出力
することを特徴とする付記項1に記載のフォーカルプレ
ーンシャッタを備えたカメラ。
【0148】(付記項9) 上記判定手段は、フィルム
有無を検出し、フィルム無しで上記第2の信号を出力す
ることを特徴とする付記項8に記載のフォーカルプレー
ンシャッタを備えたカメラ。
【0149】(付記項10) 上記判定手段は、カート
リッジ有無を検出し、カートリッジの有りで上記第1の
信号を出力することを特徴とする付記項1に記載のフォ
ーカルプレーンシャッタを備えたカメラ。
【0150】(付記項11) 上記判定手段は、カート
リッジ有無を検出し、カートリッジの無しで上記第2の
信号を出力することを特徴とする付記項10に記載のフ
ォーカルプレーンシャッタを備えたカメラ。
【0151】(付記項12) フォーカルプレーンシャ
ッタを備えるカメラに於いて、露出時にシャッタ幕の走
行異常を検出する異常検出手段と、フィルムの空送りの
完了で、フィルム装填信号を出力するフィルム検出手段
と、電磁石の通電を制御して、先幕の保持と走行開始を
行う先幕制御手段と、電磁石の通電を制御して、後幕の
保持と走行開始を行う後幕制御手段と、シャッタ走行異
常検出手段と、異常時に正常復帰できるかどうかを判断
し、フィルム装填時には、後幕を走行させた後の所定時
間経過後に先幕を走行開始させ、フィルム未装填時に
は、先幕を走行させた後の所定時間経過後に後幕を走行
開始させる制御を行う制御手段と、を具備することを特
徴とするフォーカルプレーンシャッタを備えたカメラ。
【0152】(付記項13) シャッタチャージ状態か
ら係止を解除して、シャッタ幕の走行規制を解除するミ
ラーアップ手段と、上記シャッタ幕の走行状態から、走
行準備状態にして係止を行うシャッタチャージ手段と、
上記先幕の保持状態でオフ、走行完了でオンになる先幕
走行完了スイッチと、上記後幕の保持状態でオフ、走行
完了でオンになる後幕走行完了スイッチと、通常の撮影
時に行う露光動作とは別に、異常時に、正常復帰できる
かどうかを判断するための露光動作であって、フィルム
装填時には、後幕を走行させた後の所定時間経過後に先
幕を走行開始させ、フィルム未装填時には、先幕を走行
させた後の所定時間経過後に後幕を走行開始させ、上記
先幕走行完了スイッチと後幕走行完了スイッチがそれぞ
れ走行完了を示すと正常復帰と判断する制御手段と、を
更に具備することを特徴とする付記項12に記載のフォ
ーカルプレーンシャッタを備えたカメラ。
【0153】(付記項14) シャッタ幕が走行完了に
必要な第1の所定時間を計時して信号を出力する第1の
計時手段と、上記第1の所定時間よりも長い第2の所定
時間を計時して計時完了で信号を出力する第2の計時手
段と、を更に具備し、上記制御手段は、異常時に、正常
復帰できるかどうかを判断するもので、フィルム装填時
には、後幕を走行させた後に第1の所定時間経過後に先
幕を走行開始させ、フィルム未装填時には、先幕を走行
させた後に第2の所定時間経過後に後幕を走行開始させ
る制御を行うことを特徴とする付記項13に記載のフォ
ーカルプレーンシャッタを備えたカメラ。
【0154】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、シャッ
タ幕の走行に異常が発生しても、フィルム有無を検出し
て、幕走行のシーケンスを切り換えるために、フィルム
の入っている状態では感光しないようなシーケンスで、
一方、裏蓋を空けた状態ではシャッタ幕の走行状態が観
察できるので、容易に、シャッタ幕の異常を目視により
判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のカメラの第1の実施形態の構成を示
すブロック図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態に係るカメラのシ
ャッタの動作を説明するもので、シャッタ11が正常に
動作している場合のタイミングチャートである。
【図3】この発明の第1の実施の形態に係るカメラのシ
ャッタの動作を説明するもので、先幕マグネットが吸着
不良を起こした場合のタイミングチャートである。
【図4】この発明の第1の実施の形態に係るカメラのシ
ャッタの動作を説明するもので、先幕マグネットが吸着
不良を起こした場合のタイミングチャートである。
【図5】この発明の第1の実施の形態に係るカメラのシ
ャッタの動作を説明するもので、先幕が走行完了できな
い場合のタイミングチャートである。
【図6】この発明の第1の実施の形態に係るカメラのシ
ャッタの動作を説明するもので、後幕が走行完了できな
い場合のタイミングチャートである。
【図7】この発明の第1の実施の形態に係るカメラのC
PU25の処理動作について説明するフローチャートで
ある。
【図8】この発明の第1の実施の形態に係るカメラのC
PU25の処理動作について説明するフローチャートで
ある。
【図9】シャッタ異常を検出する動作について説明する
露出シーケンスのフローチャートである。
【図10】シャッタ異常を検出した後のカメラ動作につ
いて説明する異常処理ルーチンのフローチャートであ
る。
【図11】図10の異常処理ルーチンの中でコールされ
ているステップS64に於けるサブルーチン「シャッタ
作動チェック」の動作について説明するフローチャート
である。
【図12】図10の異常処理ルーチンの中でコールされ
ているステップS64に於けるサブルーチン「シャッタ
作動チェック」の動作について説明するフローチャート
である。
【図13】この発明の第2の実施の形態に係るカメラの
裏蓋を開けた状態の外観図である。
【図14】この発明の第2の実施の形態に係るカメラの
動作を説明するもので、図10の異常処理ルーチンの中
でコールされているステップS64に於けるサブルーチ
ン「シャッタ作動チェック」の第2の動作例について説
明するフローチャートである。
【図15】この発明の第3の実施の形態に係るカメラの
動作を説明するもので、図10の異常処理ルーチンの中
でコールされているステップS64に於けるサブルーチ
ン「シャッタ作動チェック」の第3の動作例について説
明するフローチャートである。
【図16】この発明の第4の実施の形態に係るカメラの
動作を説明するもので、図10の異常処理ルーチンの中
でコールされているステップS64に於けるサブルーチ
ン「シャッタ作動チェック」の第4の動作例について説
明するフローチャートである。
【図17】この発明の第5の実施の形態に係るカメラの
動作を説明するもので、図10の異常処理ルーチンの中
でコールされているステップS64に於けるサブルーチ
ン「シャッタ作動チェック」の第4の動作例について説
明するフローチャートである。
【符号の説明】 1 正レンズ、 2 絞り機構、 3 負レンズ、 4 可動ミラー、 5 焦点板、 6 ペンタプリズム、 7 ファインダ接眼光学系、 8 サブミラー、 9 セパレータ光学系、 10 ラインセンサ、 11 シャッタ、 12 銀塩フィルム(フィルム)、 14 データバス、 15 ズーム・ピント駆動回路、 16 絞り駆動回路、 17 ミラー駆動回路、 18 ラインセンサ駆動回路、 19 シャッタ駆動回路、 20 フィルム駆動回路、 23 ストロボ回路、 24 不揮発性メモリ、 25 CPU、 26 スイッチ入力回路、 27 ミラーアップスイッチ(MUSW)、 28 シャッタチャージスイッチ(SCSW)、 29 先幕検出スイッチ(XSW)、 30 後幕検出スイッチ(ACSW)。 33 電源スイッチ(PWSW)、 34 強制巻き戻しスイッチ(RWSW)、 35 裏蓋スイッチ(BKSW)、 36 ファーストレリーズスイッチ(1RSW)、 37 セカンドレリーズスイッチ(2RSW)。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォーカルプレーンシャッタを備えたカ
    メラに於いて、 上記フォーカルプレーンシャッタの走行異常を検出する
    検出手段と、 上記検出手段により上記フォーカルプレーンシャッタの
    走行異常を検出したときに、フィルムが画面アパーチャ
    にあるときは上記フォーカルプレーンシャッタの後幕を
    先に走行させた後に先幕を走行させ、フィルムが画面ア
    パーチャに無いときは上記先幕を先に走行させた所定秒
    時後に後幕を走行させる制御手段と、 を具備することを特徴とするフォーカルプレーンシャッ
    タを備えたカメラ。
  2. 【請求項2】 フィルム検知スイッチを更に具備し、 上記制御手段は上記フィルム検知スイッチからの出力を
    受けて上記画面アパーチャにフィルムが有るか無いかを
    判断することを特徴とする請求項1に記載のフォーカル
    プレーンシャッタを備えたカメラ。
  3. 【請求項3】 上記制御手段はオートロードの完了及び
    失敗を検出して、上記画面アパーチャにフィルムが有る
    か無いかを判断することを特徴とする請求項1に記載の
    フォーカルプレーンシャッタを備えたカメラ。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は巻き戻し完了及び巻き戻
    し途中を検出して、上記画面アパーチャにフィルムが有
    るか無いかを判断することを特徴とする請求項1に記載
    のフォーカルプレーンシャッタを備えたカメラ。
  5. 【請求項5】 フォーカルプレーンシャッタを備えたカ
    メラに於いて、 上記フォーカルプレーンシャッタの走行異常を検出する
    検出手段と、 上記フィルムカーリッジ若しくはフィルムパトローネを
    交換するための裏蓋と、 上記検出手段により上記フォーカルプレーンシャッタの
    走行異常を検出したときに、上記裏蓋が閉じられている
    ときは上記フォーカルプレーンシャッタの後幕を先に走
    行させた後に先幕を走行させ、上記裏蓋が開けられてい
    るときは上記先幕を先に走行させた後に後幕を走行させ
    る制御手段と、 を具備することを特徴とするフォーカルプレーンシャッ
    タを備えたカメラ。
  6. 【請求項6】 フォーカルプレーンシャッタを備えたカ
    メラに於いて、 上記フォーカルプレーンシャッタの走行異常を検出する
    検出手段と、 上記検出手段により上記フォーカルプレーンシャッタの
    走行異常を検出したときに、フィルムカーリッジ若しく
    はフィルムパトローネの有り無しを判別して、上記フィ
    ルムカーリッジ若しくは上記フィルムパトローネが有り
    のときは上記フォーカルプレーンシャッタの後幕を先に
    走行させた後に先幕を走行させ、上記フィルムカーリッ
    ジ若しくはフィルムパトローネが無しのときは上記先幕
    を先に走行させた後に後幕を走行させる制御手段と、 を具備することを特徴とするフォーカルプレーンシャッ
    タを備えたカメラ。
  7. 【請求項7】 フィルムカートリッジ検出スイッチ若し
    くはフィルムパトローネ検出スイッチを更に具備し、 上記制御手段は上記フィルムカートリッジ検出スイッチ
    若しくは上記フィルムパトローネ検出スイッチからの出
    力を受けて、上記フィルムカートリッジ若しくは上記フ
    ィルムパトローネが有るか無いかを判断することを特徴
    とする請求項6に記載のフォーカルプレーンシャッタを
    備えたカメラ。
JP2002133707A 2002-05-09 2002-05-09 フォーカルプレーンシャッタを備えたカメラ Withdrawn JP2003330064A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002133707A JP2003330064A (ja) 2002-05-09 2002-05-09 フォーカルプレーンシャッタを備えたカメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002133707A JP2003330064A (ja) 2002-05-09 2002-05-09 フォーカルプレーンシャッタを備えたカメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003330064A true JP2003330064A (ja) 2003-11-19

Family

ID=29696588

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002133707A Withdrawn JP2003330064A (ja) 2002-05-09 2002-05-09 フォーカルプレーンシャッタを備えたカメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003330064A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0440212B1 (en) Image-shake preventing device
US4853731A (en) Autofocus camera having automatic focus adjustment apparatus
JP2001005060A (ja) 銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ
JP2000347286A (ja) 銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ
JP2003330064A (ja) フォーカルプレーンシャッタを備えたカメラ
JPH0378736A (ja) 一眼レフカメラの制御装置
US6871019B2 (en) Shutter abnormality detection apparatus for camera
JP2948919B2 (ja) 多重露光カメラ
JPH10142685A (ja) 銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ
US5721975A (en) Camera including means for controlling camera settings as a function of film curl
JPH11326993A (ja) カメラ
JPH07175098A (ja) ブレ検出機能付きカメラ
JP2654781B2 (ja) カメラ
JP3333459B2 (ja) 銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ
JP2004020939A (ja) カメラのシャッタ異常検出装置
JP2002156681A (ja) カメラシステム
JP2000089283A (ja) 振れ補正機能付きカメラ
JP3021522B2 (ja) カメラの像振れ検出装置
JP2001083597A (ja) 銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ
JP3174413B2 (ja) カメラのモータ駆動装置
JP2000047323A (ja) カメラ
JPH11142936A (ja) 交換式撮影レンズおよびカメラシステム
JP2001109061A (ja) 一眼レフレックスカメラおよびカメラ
JP2001109032A (ja) カメラの露出制御装置
JP2000029106A (ja) カメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050802