JP2003330060A - 光量調整装置 - Google Patents
光量調整装置Info
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Abstract
た光量調整装置を提供する。 【解決手段】 光軸開口を設けた地板と、前記光軸開口
の周囲に配設された複数枚の光量調整羽根から成る光量
調節手段と、前記複数の光量調整羽根と係合し、前記光
軸開口の周囲を回動することにより前記光量調整羽根を
作動させる駆動リングと、前記光量調整羽根及び前記駆
動リングを、前記地板と共に作動可能に挟持する押さえ
板と、前記駆動リングを回動させることにより前記光量
調整手段を作動させる駆動部と、を有した光量調整装置
において、前記光軸開口を開口状態から遮蔽状態にする
作動動作において、前記光量調整手段は、前記地板又は
前記押さえ板の複数箇所に設けられた複数の羽根用当接
部と当接することにより停止する。
Description
動画撮影機能を併せ持つデジカメやビデオカメラ等に使
用される光量調整装置に関する。
止画撮影機能と動画撮影機能を併せ持った製品が多くな
ってきている。そして、これらのカメラには、静止画撮
影の為のシャッター装置と動画撮影のために連続動作を
する自動絞り装置とが設けられている場合が多い。
普及型カメラは、製品価格低減のために上記の自動絞り
装置を2枚羽根構成の簡易な絞り装置にして、絞り機能
と同時に静止画撮影の時には瞬時に絞り開口を閉じる制
御をしてシャッターとして使う方法もある。
光学系のデジタルカメラやビデオカメラでも高画質仕様
が求められてきており、自動絞り装置においては絞り形
状がより円形に近くなる駆動リングを用いた例えば6枚
羽根絞り等の要求も多くなっている。また、6枚羽根絞
りの構成で上記したような絞り動作とシャッター動作の
両機能の動作を制御する光量調整装置の要求も多い。
等で静止画を得る際には、撮影者はシャッターボタンを
押すが、上記のようなシャッター装置又は絞り装置では
一眼レフカメラ等で使われるフォーカルプレーンシャッ
ターのような撮影者に馴染みのあるシャッター音になら
ない。
絞り装置で発生するシャッター音は極力小さくして、デ
ジタルカメラやビデオカメラ等に備えられたスピーカー
から予め記憶されているフォーカルプレーンシャッター
のシャッター音を流すようにしていた。
駆動リングを用いた例えば6枚羽根での光量調整装置を
シャッター動作させた場合、シャッター動作時に駆動部
と駆動リングと羽根の慣性重量の総計した分の運動エネ
ルギーがその動作を停止させる部分での衝突に消費され
るので、そのエネルギーの多くが衝突音となりシャッタ
ー音が大きくなってしまった。
する理由により金属材料からなる駆動リングを多くはプ
ラスチック材料からなる地板の肉厚部への当接により停
止させており、金属音を含めた馴染みのない音となって
しまった。
ッター装置によるシャッター動作では、駆動部と2枚の
シャッター羽根が動作するのみであるのでその衝突音は
比較的小さくなっている。
は、当接に駆動リングの慣性重量分が加わることにな
る。また、6枚の絞り羽根がスムーズに回動するために
駆動リングは、平面性を有した薄板状の形状が必要とな
る。そのため、駆動リングを形成する材料は、金属板に
しなければならず重量が増す。また、駆動部も例えば6
枚の絞り羽根と前記駆動リングとを動作させるので、駆
動出力も大きく必要であり、駆動部内部の動作部の慣性
重量も大きくなる。
枚羽根での光量調整装置をシャッター動作させる場合に
は、従来のカメラのシャッター音とは異質な大きな音を
発生してカメラのシャッター音としては不適であった。
また、地板の肉厚部に当接する衝撃は、撮像画面にブレ
を起こす可能性がある。
で、上記構成においてシャッター動作時での衝突音を極
力小さくした光量調整装置を提供するものである。
来技術の課題に鑑みてなされたものであって、光軸開口
を設けた地板と、前記光軸開口の周囲に配設された複数
枚の光量調整羽根から成る光量調節手段と、前記複数の
光量調整羽根と係合し、前記光軸開口の周囲を回動する
ことにより前記光量調整羽根を作動させる駆動リング
と、前記光量調整羽根及び前記駆動リングを、前記地板
と共に作動可能に挟持する押さえ板と、前記駆動リング
を回動させることにより前記光量調整手段を作動させる
駆動部と、を有した光量調整装置において、前記光軸開
口を開口状態から遮蔽状態にする作動動作において、前
記光量調整手段は、前記地板又は前記押さえ板の複数箇
所に設けられた複数の羽根用当接部と当接することによ
り停止することを特徴とする光量調整装置を提供するも
のである。
調整羽根の各々は、前記地板又は前記押さえ板に設けら
れた個々の前記複数の羽根用当接部とほぼ同時に当接す
る。
さえ板の前記当接部と面接触状態で当接する。
素材により作られている。
ら遮蔽状態にする作動動作において、前記駆動リング
は、前記光量調整手段と共に前記地板又は前記押さえ板
に設けられた駆動リング用当接部と当接することにより
所定位置に停止する。
接と前記駆動リングと前記駆動リング用当接部の当接
は、前記光量調手段と前記羽根用当接部との当接後に前
記駆動リングと前記駆動リング用当接部が当接する。
量調整羽根に羽根用当接部を設けたことで、複数の光量
調整羽根は、シャッター動作時に駆動部と駆動リングと
羽根の慣性重量の運動エネルギー総計を撓んで分散し、
羽根用当接部と当接する衝突する音を小さくすることが
できる。また、前記光量調手段と前記羽根用当接部との
当接により衝突する音を小さくした後、前記駆動リング
と前記駆動リング用当接部が当接して前記羽根用当接部
の衝突ダメージを軽減することができる。
羽根用当接部とは接触しないように形成されている。
前記駆動リングは、前記光量調整羽根用当接部と接触し
ないように形成したことで、この光量調整装置が連続自
動絞り動作時に、羽根の衝突によるつぶれでバリのよう
に羽根の厚み方向に突き出た凸部が、絞り動作時に駆動
リングと干渉して引っかかる事がなく、スムーズな連続
絞り動作となった。
面に基づいて説明する。
れるビデオカメラ又は監視カメラのレンズユニットの側
面図例を示す。ビデオカメラ又は監視カメラのレンズユ
ニットは、複数のレンズ50と、撮像対象物からの画像
を読み取るCCD51と、CCD51が読み取った画像
のアナログ信号をデジタル信号に変換処理する信号処理
装置52と、信号処理装置52からの信号に基づき撮像
に最適な光量を得るための絞り値を計算し、その結果の
光量調整の制御値を光量調整装置1に送信するCPU5
3と、CPU53から送信された制御値に基づき光量を
調整するための光量調整羽根4を有する光量調整装置1
から構成されている。以下、本実施の形態例は、6枚の
光量調整羽根4で形成される光量調整手段で説明する。
を示す。図3は、図2に示す光量調整装置1の分解斜視
図を示す。
と、駆動部3によって開閉駆動される光量調整部2とか
ら構成されている。光量調整部2は、地板6と、駆動リ
ング32と、複数の光量調整羽根4からなる光量調整手
段と、押さえ板45から構成されている。駆動部3は、
駆動リング32と係合し、駆動部3の駆動力を伝えるア
ーム5を備えている。
形成している光軸開口17、凹陥溝に駆動リング32が
摺動可能に嵌め込まれるようになっている。また、後述
する6枚の光量調整羽根4a、4b、4c、4d、4
e、4f(適宜、「4」と記載する。)の回動中心とな
る地板6と一体成形された6本のピン34と、後述する
光量調整羽根4の回動を規制し光量調整羽根4の端部が
当接する凸状の6個の羽根用当接部36と、地板6と押
さえ板45とをネジ46で固定するためのネジ止穴35
が形成されている。
調整羽根4を回動させるための6個の駆動ピン33と駆
動手段のアーム5と係合する連動ピン37と切欠き部4
2が形成されている。
光量調整羽根4は、6枚で構成され各羽根の起端部に地
板6の各ピン34に嵌合する孔16、駆動リング32の
駆動ピンが係合する長穴20が形成され、6枚の光量調
整羽根4が地板6上に順次重ね合わされて光量調整を形
成する。
動リング32、光量調整羽根4、押さえ板45の順に重
ねて組み立てられる。そして、駆動部3のアーム5に形
成された係合孔15が駆動リング32の連動ピン37と
係合することで、アーム5の回動に応じて駆動リング3
2が回動し、さらに、各光量調整羽根4a乃至4fが地
板6に設けられたピン34を中心に回動することで光軸
開口17の口径を開閉自在にしている。
a乃至4fで構成されているが、2枚以上で構成されて
いればよい。その際、各光量調整羽根4を回動させる駆
動ピン33及び回動の中心となるピン34は光量調整羽
根4と同数設けていればよい。また、複数の羽根のうち
一枚にNDフィルター(Neutral Densit
y Filter)18を張り合わせることも可能であ
る。
め込む孔26と、連動ピン37と係合する係合穴15
と、アーム5を常に一方向(光量調整羽根4a乃至4f
が光軸開口17を遮蔽する方向)に偏奇付勢する付勢バ
ネ22とが設けられている。
に、メーター8と、メータ−8の外周に嵌着してマグネ
ット14の磁気を導く鉄製で中空円筒形のヨーク9と、
ヨーク9を支持し駆動部3を地板6に固定する下カバー
10とから構成されている。
在に枢支された出力軸13と円筒形のマグネット14
と、このマグネット14を囲むアーム5との結合側のボ
ビン12b及び下カバー10側ボビン12aと、両ボビ
ン12a、12bに巻回されたコイル11と、から構成
されている。
られた孔26に嵌着される。アーム5の端に形成された
係合穴15は、駆動リング32に設けられた連動ピン3
7と係合しており、メーター8の回転によってアーム5
を回動させ、アーム5と係合した駆動リング32を回動
させる。駆動リング32の駆動ピン33に係合された光
量調整羽根4a、4b、4c、4d、4e、4fは、さ
らに、地板6のピン34に嵌合されピン34を回動の中
心として回動する。このように、各光量調整羽根4は地
板6に設けられたピン34を中心に回動することで光軸
開口17の口径規制をしている。
2、図4に基づいて説明する。図4は、メーター8とメ
ーター8に取り付けられたアーム5の平面図を示す。図
2、図4に示すように、NS2極に磁化された円筒状の
マグネット14の孔に出力軸13が嵌め込まれる。この
出力軸13にはアーム5が取り付けられておりこのアー
ム5の長手方向とマグネット14の磁力方向とが直交す
るように固定され、さらにこのアーム5の先端に設けら
れた係合穴15が駆動リング32に設けられた連動ピン
37と係合しており、メーター8の回転によってアーム
5を回動させ、アーム5と係合した駆動リング32を回
動させる。
の間に挟まれ、出力軸13を中心に回転自在に設置され
ている。さらにボビン12a、12bには夫々溝が設け
られており、この溝に沿って長手方向にコイル11が巻
回されている。さらにボビンを囲むようにして磁性材か
ら成るヨーク9が設置されている。
ように、出力軸13方向を光軸方向に向けて、地板6に
固定される。したがって、コイル11の巻き方向が光軸
方向に沿っているため、地板6上の占有面積は小さい。
光軸方向長さに余裕があるが地板6面積に余裕がない場
合、地板6面積を大きくすることなく、ひいては筐体自
体の径を大きくすることなく、駆動部3を複数個設置す
ることが可能である。
て説明する。
設けられた付勢バネ22の付勢力によって所定位置に付
勢されて光量調整羽根4a乃至4fが光軸開口17を遮
断した状態若しくは開口径が最小になった状態(アーム
5が作動範囲40の一方端OO’上に沿った状態に)あ
る。
手の法則に基づく反時計方向に回転させる力がマグネッ
ト14に作用し、マグネット14は、反時計方向に回転
する。そして通電を遮断すると回転力が消失し、アーム
5に設けられたバネ22の付勢力によって所定位置(O
O’の位置)に戻り、付勢されて光量調整羽根4が光軸
開口17を遮断した状態若しくは開口径が最小になった
状態にある。この時、駆動リング32に対する駆動リン
ク用当接部48と光量調整羽根4の端面部に当接する羽
根用当接部36によりバネ22の付勢力による所定位置
への戻りが規制される。
1に通電することで回転するが、その作動範囲は地板6
に設けられた駆動リング32を制御する駆動リング用当
接部48及び羽根4に対する羽根用当接部36の2つの
当接部36、48によって制限されている。そして、磁
極が作動範囲40の一方端QQ’上に位置するとき、駆
動リング32が他方の当接部に当接し、光量調整羽根4
が光軸開口17を開放し開口径が最大になった状態とな
る。
ってマグネット14は、作動範囲40内の任意の位置ま
で回転し、光軸開口17の開口径を調整している。
a、12bを囲むようにして磁性材から成るヨーク9
は、長手方向全長に渡ってスリット(図示せず)が設け
られている構成としてもよい。
果による磁気集中が起こり、磁極とスリットを形成して
いるヨーク端面間に吸引力が発生する。そのため図の実
線に示すように、磁極とスリットが対向した(磁極がO
O’上に位置した)状態が磁気的に最も安定した状態と
なり、非通電状態で磁極は常にこの位置を保持するよう
になっている。
トは長手方向全長にわたって設け例で説明をしたが、部
分的に設けても良い。
た時期的安定な状態の時、コイル11に通電すると、フ
レミングの左手の法則に基づく反時計方向に回転させる
力がマグネット14に作用し、マグネット14は、反時
計方向に回転する。そして通電を遮断すると回転力が消
失し、磁極は磁気的に安定なOO’上の位置に戻る。
Q’間の略中央で作動範囲外に設けると、磁極とスリッ
トを形成しているヨーク端面間に発生する吸引力を利用
して、非通電下で電極をQQ’上とOO’上の2箇所
(作動範囲の両側)で保持させることも出来る。このば
あいも、マグネット14は作動範囲内を往復回転可能で
あるが、その回転方向は電流の向きで変えることが出来
る。
な安定状態は、磁石の直径、ヨーク9の厚さ、ヨーク9
の直径、スリットの大きさなどの条件を選択することで
変えることが出来る。また、このような駆動部3は、シ
ャッター用駆動装置としてもちろん使用できる。
光量調整羽根4の動作時、特にシャッター動作時での衝
突音を極力小さくした構成について説明する。
光量調整羽根4a乃至4fは、厚さ0.07mmのプラ
スチックのシート材で形成されている。各光量調整羽根
4は、互いに回動することにより光量調整羽根4同士で
作られる開口穴の大きさを瞳のように大きくしたり小さ
くしたりする。
にはアーム5が嵌着されている。アーム5の端に形成さ
れた係合穴15は、駆動リング32に設けられた連動ピ
ン37と係合しており、メーター8の回転によってアー
ム5を回動させ、アーム5と係合した駆動リング32を
回動させる。駆動リング32の駆動ピン33に係合され
た各光量調整羽根4は、さらに、地板6のピン34に嵌
合されピン34を回動の中心として回動する。このよう
に、各光量調整羽根4は地板6に設けられたピン34を
中心に回動することで光軸開口17の口径規制するよう
に構成されている。
手の法則に基づく反時計方向に回転させる力がマグネッ
ト14に作用し、マグネット14は、反時計方向に回転
する。そしてシャッター動作時に通電を遮断すると回転
力が消失し、アーム5に設けられたバネの付勢力によっ
て所定位置(OO’の位置)に戻り、付勢されて光量調
整羽根4が光軸開口17を遮断した状態に位置する。ま
た、シャッター動作時は電流の遮断ではなく、光量調整
羽根4が光軸開口17を遮蔽する側に動作するよう、コ
イル11へ逆方向の通電をおこなってもよい。これによ
りシャッター速度を早くすることができる。
4の動作は、光量調整羽根4が光軸開口17の遮蔽側へ
の動作において地板6に設けられた複数の羽根用当接部
36及び駆動リング用当接部48と当接することにより
停止する。なお、当接部36、48は押え板45に設け
ても良い。
所の羽根用当接部36と各光量調整羽根4a乃至4fの
端部の端面に形成された羽根当接部43とが当接すし、
さらに、駆動リング32をアーム5に接続するために設
けられた腕部38と地板6の駆動部3側に設けられた駆
動リング用当接部48とが当接することによって停止す
る。各光量調整羽根4a乃至4fの端面及び駆動リング
32の腕部38はこれらの当接部に略同時に当接する。
ラスチックのシート材で形成された光量調整羽根4は、
羽根の衝突による撓みは大きくなるが、金属に比べて衝
突音に関しては小さくなり効果的である。
羽根4a乃至4fの端面を羽根当接部43に用いること
で、シャッター動作時に駆動部3と駆動リング32と各
光量調整羽根4の慣性重量の総計した分の運動エネルギ
ーを光量調整羽根4a乃至4fが撓んで分散し、衝突す
る音を小さくすることができる。
い連続したスムーズな動きをすることが要求される。連
続光調整の動作時に少しでも動きがスムーズでないと撮
影された映像が敏感に反応して明るさが変わってしま
う。このため、地板6や光量調整羽根4a乃至4fの加
工は、スムーズな動きを阻害する原因となるバリが出な
いような精密な金型を使用し形成されている。
された羽根当接部43の動作を示す平面図である。さら
に、光量調整羽根4a乃至4fの動作において、駆動リ
ング32は、光量調整羽根4a乃至4fが動作する範囲
で羽根当接部43と駆動リング32の端部が接触しない
ように駆動リング32の端部の1部をカットした切欠き
部42が形成されている。図6において、図6(a)
は、光量調整羽根4が、光軸開口17を遮断した状態若
しくは開口径が最小になった状態を示している。光量調
整羽根4の端面の羽根当接部43が地板6の羽根用当接
部36に当接している。図6(b)は、駆動リング32
の回動により光量調整羽根4が回動して光軸開口17の
遮断から開口している状態を示している。光量調整羽根
4に形成された羽根当接部43は、地板に形成された羽
根用当接部36から離れ駆動リング32の縁部に摺動し
つつ移動している。図6(c)は、光量調整羽根4が光
軸開口17を開放し開口径が最大になった状態を示して
いる。光量調整羽根4に形成された羽根当接部43は、
地板6に形成された羽根用当接部36から離れ駆動リン
グ32の縁部を摺動しつつ切欠き部42に移動してい
る。
成し、図示した形状で配置したことで、この光量調整装
置1が連続自動絞り動作時に、光量調整羽根4a乃至4
fの衝突によるつぶれでバリのように羽根の厚み方向に
突き出た凸部が、絞り動作時に駆動リング32と接触し
て引っかかり、スムーズな連続絞り動作を妨げることが
ないように構成している。
光量調整装置は、光軸開口を設けた地板と、前記光軸開
口の周囲に配設された複数枚の光量調整羽根から成る光
量調節手段と、前記複数の光量調整羽根と係合し、前記
光軸開口の周囲を回動することにより前記光量調整羽根
を作動させる駆動リングと、前記光量調整羽根及び前記
駆動リングを、前記地板と共に作動可能に挟持する押さ
え板と、前記駆動リングを回動させることにより前記光
量調整手段を作動させる駆動部と、を有した光量調整装
置において、前記光軸開口を開口状態から遮蔽状態にす
る作動動作において、前記光量調整手段は、前記地板又
は前記押さえ板の複数箇所に設けられた複数の羽根用当
接部と当接することにより停止するように構成した。
部に用いることで、シャッター動作時に駆動部と駆動リ
ングと羽根の慣性重量の総計した分の運動エネルギーを
光量調整羽根が撓んで分散し、衝突する音を極力小さく
する光量調整装置を提供することができた。さらに衝撃
を分散することによりレンズユニットへの衝撃が少なく
なり撮像画像は安定し、さらに衝撃に起因する故障を防
ぐことができる。
オカメラ又は監視カメラのレンズユニットの側面図例を
示す。
示す。
られたアームの平面図を示す。
当接部の動作の平面図を示す。
Claims (7)
- 【請求項1】 光軸開口を設けた地板と、 前記光軸開口の周囲に配設された複数枚の光量調整羽根
から成る光量調節手段と、 前記複数の光量調整羽根と係合し、前記光軸開口の周囲
を回動することにより前記光量調整羽根を作動させる駆
動リングと、 前記光量調整羽根及び前記駆動リングを、前記地板と共
に作動可能に挟持する押さえ板と、 前記駆動リングを回動させることにより前記光量調整手
段を作動させる駆動部と、を有した光量調整装置におい
て、 前記光軸開口を開口状態から遮蔽状態にする作動動作に
おいて、前記光量調整手段は、前記地板又は前記押さえ
板の複数箇所に設けられた複数の羽根用当接部と当接す
ることにより停止することを特徴とする光量調整装置。 - 【請求項2】 前記光量調節手段を構成する光量調整羽
根の各々は、前記地板又は前記押さえ板に設けられた個
々の前記複数の羽根用当接部とほぼ同時に当接すること
を特徴とする請求項1に記載の光量調整装置。 - 【請求項3】 前記光量調整羽根は、前記地板又は前記
押さえ板の前記当接部と面接触状態で当接することを特
徴とする請求項2に記載の光量調整装置。 - 【請求項4】 前記光量調整羽根は、プラスチック素材
により作られていることを特徴とする請求項1に記載の
光量調整装置。 - 【請求項5】 前記光軸開口を開口状態から遮蔽状態に
する作動動作において、前記駆動リングは、前記光量調
整手段と共に前記地板又は前記押さえ板に設けられた駆
動リング用当接部と当接することにより所定位置に停止
することを特徴とする請求項1に記載の光量調整装置。 - 【請求項6】 前記光量調手段と前記羽根用当接部との
当接と前記駆動リングと前記駆動リング用当接部の当接
は、前記光量調手段と前記羽根用当接部との当接後に前
記駆動リングと前記駆動リング用当接部が当接すること
を特徴とする請求項5に記載の光量調整装置。 - 【請求項7】 前記駆動リングは、前記羽根用当接部と
は接触しないように形成されたことを特徴とする請求項
5に記載の光量調整装置。
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