JP2003328766A - ターボ過給機付エンジン - Google Patents

ターボ過給機付エンジン

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JP2003328766A
JP2003328766A JP2002136326A JP2002136326A JP2003328766A JP 2003328766 A JP2003328766 A JP 2003328766A JP 2002136326 A JP2002136326 A JP 2002136326A JP 2002136326 A JP2002136326 A JP 2002136326A JP 2003328766 A JP2003328766 A JP 2003328766A
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bypass valve
exhaust bypass
failure
exhaust
engine
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Minoru Nameki
稔 行木
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Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Supercharger (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】主排気通路のタービンの上流と下流とを連通す
る排気バイパス通路に、開閉制御自在な排気バイパス弁
を有するターボ過給機付エンジンにおいて、排気バイパ
ス弁の開閉機能に故障が生じても、これを素早く検出
し、排気バイパス弁の故障状態に応じた適切なエンジン
制御を実行し、排気バイパス弁の故障時での車両の走行
性の確保と、エンジンに対し過大な負荷が加えられるこ
とを防止する。 【解決手段】制御装置は、排気バイパス弁に関して故障
診断と故障を検出した際のフェールセーフの機能を有
し、故障診断の機能は、排気バイパス弁用アクチュエー
タに関する電気系の故障を判定する故障診断機能と排気
バイパス弁の作動故障を判定する機能の2つの故障診断
機能を有する。そして、故障状態に応じ、エンジン制御
のパラメータの変更や、燃料カット等のエンジン運転状
態の変更を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、ターボ過給
機のタービンを配設した主排気通路のタービンの上流と
下流とを連通する排気バイパス通路に、開閉制御自在な
排気バイパス弁を有するターボ過給機付エンジンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、ターボ過給機付エンジンに
は、例えば、特開平11−132033号公報に開示さ
れるように、ターボ過給機のタービンを配設した主排気
通路に対し、タービンの上流と下流とを連通する排気バ
イパス通路を形成し、この排気バイパス通路に排気ガス
浄化用のプリ触媒と開閉制御自在な排気バイパス弁を備
えたものが知られている。このような、排気バイパス通
路にプリ触媒と開閉制御自在な排気バイパス弁を備えた
ターボ過給機付エンジンでは、例えばエンジン暖気前等
の条件においては、排気バイパス弁を開いた状態とし、
プリ触媒を速やかに活性化し触媒としての機能を迅速に
発揮させ、エンジン暖気後は、排気バイパス弁を閉じて
通常の過給圧制御が行われるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなターボ過給機付エンジンでは、排気バイパス弁の
開閉機能に故障が発生した場合、上述のような制御がで
きなくなる。すなわち、排気バイパス弁が常時開いたま
まとなってしまった場合は、通常の過給圧制御ができな
くなり、効率的な過給効果が得られなくなってしまう。
逆に、排気バイパス弁が常時閉じたままとなってしまっ
た場合は、主排気通路側に設けられているメイン触媒を
活性化するのに時間がかかり、また、排圧の上昇による
エンジン出力の低下を招くと共に、エンジンに対して大
きな負荷をかけてターボ過給機等の破損を招く虞があ
る。
【0004】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
ターボ過給機のタービンを配設した主排気通路のタービ
ンの上流と下流とを連通する排気バイパス通路に、開閉
制御自在な排気バイパス弁を有するターボ過給機付エン
ジンにおいて、たとえ、排気バイパス弁の開閉機能に故
障が生じても、これを素早く検出し、この排気バイパス
弁の故障状態に応じた適切なエンジン制御を実行させ
て、排気バイパス弁の故障時における車両の走行性の確
保と、エンジンに対して過大な負荷が加えられることを
有効に防止することができるターボ過給機付エンジンを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の本発明によるターボ過給機付エンジン
は、中途部にターボ過給機のタービンを配設した主排気
通路と、上記主排気通路の上記タービンの上流と下流と
を連通し上記タービンをバイパスする排気バイパス通路
とを備え、上記バイパス通路に開閉制御自在な排気バイ
パス弁を配設したターボ過給機付エンジンにおいて、上
記排気バイパス弁の作動故障を判定する作動故障判定手
段と、上記排気バイパス弁を作動させる電気系の故障を
判定する電気系故障判定手段との少なくともどちらかの
故障判定手段を備えたことを特徴としている。
【0006】また、請求項2記載の本発明によるターボ
過給機付エンジンは、請求項1記載のターボ過給機付エ
ンジンにおいて、上記作動故障判定手段は、上記排気バ
イパス弁を閉じる運転領域で、少なくともスロットル開
度と過給圧により、上記排気バイパス弁が開いている故
障状態の判定をすることを特徴としている。
【0007】更に、請求項3記載の本発明によるターボ
過給機付エンジンは、請求項1又は請求項2記載のター
ボ過給機付エンジンにおいて、上記作動故障判定手段
は、上記排気バイパス弁を開く運転領域で、少なくとも
スロットル開度と過給圧により、上記排気バイパス弁が
閉じている故障状態の判定をすることを特徴としてい
る。
【0008】また、請求項4記載の本発明によるターボ
過給機付エンジンは、請求項1乃至請求項3の何れか1
つに記載のターボ過給機付エンジンにおいて、上記作動
故障判定手段と上記電気系故障判定手段の少なくともど
ちらかにより上記排気バイパス弁の作動故障を判定した
際は、正常時の空燃比と点火時期と過給圧の少なくとも
1つ以上の制御値を変更することを特徴としている。
【0009】更に、請求項5記載の本発明によるターボ
過給機付エンジンは、請求項1乃至請求項4の何れか1
つに記載のターボ過給機付エンジンにおいて、上記作動
故障判定手段と上記電気系故障判定手段の少なくともど
ちらかにより上記排気バイパス弁の閉じている故障状態
を判定し、且つ、吸入空気量が予め設定した値を超えて
いることを検出した際は、上記ターボ過給機に与える排
気エネルギを減少させる制御を実行することを特徴とし
ている。
【0010】すなわち、請求項1記載のターボ過給機付
エンジンは、中途部にターボ過給機のタービンを配設し
た主排気通路と、主排気通路のタービンの上流と下流と
を連通しタービンをバイパスする排気バイパス通路とを
備え、バイパス通路に開閉制御自在な排気バイパス弁を
配設したターボ過給機付エンジンにおいて、作動故障判
定手段は排気バイパス弁の作動故障を判定し、電気系故
障判定手段は排気バイパス弁を作動させる電気系の故障
を判定する。そして、上述の少なくともどちらかの故障
手段を備えることにより、排気バイパス弁の開閉機能に
故障が生じた場合、これを素早く検出することができ
る。
【0011】この際、作動故障判定手段は、具体的には
請求項2記載のように、排気バイパス弁を閉じる運転領
域で、少なくともスロットル開度と過給圧により、排気
バイパス弁が開いている故障状態の判定をする。
【0012】また、作動故障判定手段は、具体的には請
求項3記載のように、排気バイパス弁を開く運転領域
で、少なくともスロットル開度と過給圧により、排気バ
イパス弁が閉じている故障状態の判定をする。
【0013】そして、作動故障判定手段と電気系故障判
定手段の少なくともどちらかにより排気バイパス弁の作
動故障を判定した際は、請求項4記載のように、正常時
の空燃比と点火時期と過給圧の少なくとも1つ以上の制
御値を変更し、排気バイパス弁の故障状態に応じた適切
なエンジン制御を実行する。
【0014】また、作動故障判定手段と電気系故障判定
手段の少なくともどちらかにより排気バイパス弁の閉じ
ている故障状態を判定し、且つ、吸入空気量が予め設定
した値を超えていることを検出した際は、請求項5記載
のように、ターボ過給機に与える排気エネルギを減少さ
せる制御を実行して、エンジンに対して過大な負荷が加
えられることを有効に防止する。
【0015】
【実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図面に基
づいて説明する。図1乃至図8は本発明の実施の一形態
を示し、図1はターボ過給機付エンジンの全体構成説明
図、図2は電子制御系の回路構成図、図3は排気バイパ
ス弁の断線及びショート判定の故障診断プログラムのフ
ローチャート、図4は排気バイパス弁の作動診断プログ
ラムのフローチャート、図5は排気バイパス弁の開時故
障診断プログラムのフローチャート、図6は排気バイパ
ス弁の閉時故障診断プログラムのフローチャート、図7
は故障診断後のフェールセーフプログラムのフローチャ
ート、図8は正常時における過給圧と故障時における過
給圧の比較説明図である。
【0016】先ず、本発明が適用されるターボ過給機付
エンジンの全体構成について、図1に従い説明する。同
図において符号1はターボ過給機付エンジン(以下「エ
ンジン」と略記する)であり、本形態においては水平対
向式4気筒ガソリンエンジンを示す。エンジン1のシリ
ンダブロック2の左右バンクにそれぞれシリンダヘッド
3を備え、燃焼室4、吸気ポート5、排気ポート6、点
火プラグ7、動弁機構(図示せず)等が設けられてい
る。
【0017】排気系として、各排気ポート6に連通する
排気マニホルド9により排気が合流され、排気マニホル
ド9には排気管10が接続されている。排気管10に
は、ターボ過給機11のタービン11aが介装され、そ
の下流にメイン触媒12、マフラ13が配設されて大気
に開放される。すなわち、排気マニホルド9と排気管1
0により主排気通路が構成される。
【0018】また、ターボ過給機11をバイパスして排
気管10のタービン11a上流側から分岐して、タービ
ン11a下流とメイン触媒12との間で排気管10に合
流する排気バイパス通路14が設けられている。
【0019】排気バイパス通路14には、排気バイパス
通路14を流れる排気流を制御可能なデューティソレノ
イド又はステッピングモータで構成する排気バイパス弁
用アクチュエータ31を備えた排気バイパス弁32が配
設されており、排気バイパス通路14の、この排気バイ
パス弁32の上流側にはプリ触媒8が介装されている。
【0020】そして、後述の制御装置50は、完全暖気
前(例えば、エンジン水温が設定値以下で、且つ、スロ
ットル開度が設定値以下)には、プリ触媒8を速やかに
活性化し触媒としての機能を迅速に発揮させるように、
デューテイ信号等の制御信号によって排気バイパス弁用
アクチュエータ31を作動して排気バイパス弁32を開
状態とする。また、制御装置50は、上述の完全暖気後
は、排気バイパス弁32を閉状態とするが、エンジン回
転数、吸入空気量、スロットル開度、大気圧、エンジン
水温等から予め設定しておいたマップ或いは演算式に基
づいて目標過給圧を演算する。そして、実際の過給圧が
目標過給圧となるように、排気バイパス弁用アクチュエ
ータ31を作動して排気バイパス弁32をウエストゲー
ト弁の如く開閉制御することで、タービン11aに導入
する排気エネルギにより吸気系のコンプレッサ11bを
回転駆動し、空気を吸入、加圧して過給する過給圧制御
を行う。
【0021】一方、吸気系としては、エアクリーナ15
に接続しレゾネータチャンバ16を介装した吸気管17
がターボ過給機11のコンプレッサ11bに連通され、
このコンプレッサからの吸気管18がインタークーラ1
9に連通される。そして、インタークーラ19からスロ
ットル弁20を有するスロットルボディ21を介してチ
ャンバ22に連通され、チャンバ22から吸気マニホル
ド23を介して左右バンクの各気筒の吸気ポート5に連
通されている。
【0022】また、アイドル制御系として、スロットル
弁20をバイパスしてレゾネータチャンバ16と吸気マ
ニホルド23とを連通するバイパス通路24に、アイド
ル制御弁(ISC弁)25と負圧で開く逆止弁26とが
設けられ、アイドル時や減速時に吸入空気量を制御する
ようになっている。
【0023】また、吸気マニホルド23の各気筒におけ
る吸気ポート5直上流にインジェクタ27が配設され、
更に、点火系として、各点火プラグ7毎にイグナイタ内
蔵イグニッションコイル28からの点火信号が入力する
よう接続されている。
【0024】また、本実施の形態においては、制御装置
50は、特に、上述の排気バイパス弁32について、故
障診断と、故障を検出した際のフェイルセーフの機能を
有している。故障診断の機能は、排気バイパス弁用アク
チュエータ31に関する電気系の故障を判定する故障診
断機能(すなわち、電気系故障判定手段としての機能)
と排気バイパス弁32の作動故障を判定する機能(すな
わち、作動故障判定手段としての機能)の2つの故障診
断機能を有している。
【0025】ここで、電気系故障診断機能は、後述の故
障診断プログラムに従って、電気系のショートの有無と
断線の有無を判定する。
【0026】また、作動故障診断機能は、後述の排気バ
イパス弁32の作動診断プログラムに従って、排気バイ
パス弁32の開閉領域を検出し、排気バイパス弁32を
開く運転領域では、少なくともスロットル開度と過給圧
により、排気バイパス弁32が閉じている故障状態の判
定を、後述の開時故障診断プログラムに従って判定す
る。逆に、排気バイパス弁32を閉じる運転領域では、
少なくともスロットル開度と過給圧により、排気バイパ
ス弁32が開いている故障状態の判定を後述の閉時故障
診断プログラムに従って判定する。
【0027】また、フェイルセーフ機能は、電気系故障
診断機能、或いは、作動故障診断機能で排気バイパス弁
32が開いている故障状態を検出した場合は、過給圧制
御を排気バイパス弁32の開時制御に固定すると共に、
エンジン制御(空燃比制御や点火時期制御等)も予め設
定しておいた排気バイパス弁32の開時特性(マップ
等)に変更して車両の走行性を確保する。
【0028】更に、電気系故障診断機能、或いは、作動
故障診断機能で排気バイパス弁32が閉じている故障状
態を検出した場合は、過給圧制御を排気バイパス弁32
の閉時制御に固定すると共に、エンジン制御(空燃比制
御や点火時期制御等)も予め設定しておいた排気バイパ
ス弁32の閉時特性(マップ等)に変更して車両の走行
性を確保する。この場合では、更に、吸入空気量が予め
設定した値を超えていることを検出した際は、燃料カッ
ト等を行って、ターボ過給機11に与える排気エネルギ
を減少させる制御を実行し、排圧の上昇に伴うノッキン
グの発生や、コンプレッサの圧力比の上昇によるサージ
現象の発生を防止する。尚、スロットル弁20が電子制
御スロットル弁で構成されている場合には、この電子制
御スロットル弁を通常より閉じる方向に制御し、吸入空
気量を抑制するようにしても良い。
【0029】次に、各種センサについて説明する。絶対
圧センサ33が吸気管圧力/大気圧切換ソレノイド弁3
4によりスロットル弁20下流の吸気管圧力(吸気マニ
ホルド23内の吸気圧)と大気圧とを選択して検出する
よう設けられている。また、シリンダブロック2にノッ
クセンサ35が取付けられると共に、左右両バンクを連
通する冷却水通路36に冷却水温センサ37が臨まさ
れ、排気管10における排気バイパス通路14の分岐部
上流にO2センサ38が装着されている。さらに、スロ
ットル弁20にスロットル開度センサ40が連設され、
エアクリーナ15の直下流に吸入空気量センサ41が配
設されている。
【0030】また、エンジン1のクランクシャフト42
にクランクロータ43が軸着され、このクランクロータ
43の外周に電磁ピックアップ等からなるクランク角セ
ンサ44が対設されている。さらに、動弁機構における
カムシャフト45に連設するカムロータ46に、電磁ピ
ックアップ等からなる気筒判別センサ47が対設されて
いる。
【0031】クランク角センサ44、気筒判別センサ4
7は、それぞれクランクロータ43、カムロータ46に
所定間隔毎に形成された突起をエンジン運転に伴い検出
し、クランクパルス、気筒判別パルスを出力する。そし
て、制御装置50において、クランクパルスの間隔時間
(突起の検出間隔)からエンジン回転数を算出すると共
に、点火時期及び燃料噴射時期等を演算し、さらに、ク
ランクパルス及び気筒判別パルスの入力パターンから気
筒判別を行う。
【0032】次に、図2に基づき電子制御系の構成につ
いて説明する。制御装置(ECU)50は、CPU5
1、ROM52、RAM53、バックアップRAM5
4、カウンタ・タイマ群55、及びI/0インターフェ
イス56をバスラインを介して接続したマイクロコンピ
ュータを中心として構成され、各部に所定の安定化電源
を供給する定電圧回路57、駆動回路58、A/D変換
器59等の周辺回路を備えている。
【0033】尚、カウンタ・タイマ群55は、フリーラ
ンカウンタ、気筒判別センサ信号(気筒判別パルス)の
入力計数用カウンタ等の各種カウンタ、燃料噴射用タイ
マ、点火用タイマ、定期割込みを発生させるための定期
割込み用タイマ、及びシステム異常監視用のウオッチド
ッグタイマ等の各種タイマを便宜上総称するものであ
り、その他、各種のソフトウエアカウンタ・タイマを含
む。
【0034】定電圧回路57は、2回路のリレー接点を
有する電源リレー60の第1のリレー接点を介してバッ
テリ61に接続され、電源リレー60は、そのリレーコ
イルの一端が接地され、リレーコイルの他端が駆動回路
58に接続されている。尚、電源リレー60の第2のリ
レー接点には、バッテリ61から各アクチュエータに電
源を供給するための電源線が接続されている。バッテリ
61には、イグニッションスイッチ62の一端が接続さ
れ、このイグニッションスイッチ62の他端がI/Oイ
ンターフェイス56の入力ポートに接続されている。
【0035】更に、定電圧回路57は、直接、バッテリ
61に接続され、バッテリ61に接続されるイグニッシ
ョンスイッチ62のONがI/Oインターフェイス56
の入力ポートで検出されて電源リレー60の接点が閉と
なると、ECU50内の各部へ電源を供給する一方、イ
グニッションスイッチ62のON,OFFに拘らず、常
時、バックアップRAM54にバックアップ用の電源を
供給する。
【0036】また、I/Oインターフェイス56の入力
ポートには、ノックセンサ35、クランク角センサ4
4、気筒判別センサ47、車速センサ48が接続されて
いる。更に、I/Oインターフェイス56の入力ポート
には、A/D変換器59を介して吸入空気量センサ4
1、スロットル開度センサ40、冷却水温センサ37、
O2センサ38、絶対圧センサ33が接続されると共
に、バッテリ電圧VBが入力されてモニタされる。
【0037】一方、I/Oインターフェイス56の出力
ポートには、ISC弁25、インジェクタ27、排気バ
イパス弁用アクチュエータ31、吸気管圧力/大気圧切
換ソレノイド弁34、及び、電源リレー60のリレーコ
イルが駆動回路58を介して接続されると共に、イグナ
イタ内蔵イグニッションコイル28のイグナイタが接続
されている。
【0038】そして、イグニッションスイッチ62がO
Nされると、電源リレー60がONし、定電圧回路57
を介して各部に定電圧が供給され、ECU50が各種制
御を実行する。すなわち、ECU50においてCPU5
1が、ROM52に格納されている制御プログラムに基
づき、I/Oインターフェイス56を介して各種センサ
からの検出信号を入力処理し、RAM53及びバックア
ップRAM54に記憶されている各種データ、ROM5
2に格納されている固定データに基づき、各種制御量を
演算する。
【0039】そして、駆動回路58を介して排気バイパ
ス弁用アクチュエータ31にデューティ信号等の制御信
号を出力して暖気状態に応じた排気バイパス通路14の
開閉制御及び過給圧制御を行い、演算した燃料噴射量を
定める駆動パルス幅信号を所定のタイミングで該当気筒
のインジェクタ27に出力して燃料噴射制御を行い、ま
た、所定のタイミングでイグナイタに点火信号を出力し
て点火時期制御を実行し、ISC弁25に制御信号を出
力してアイドル回転数制御等を実行する。
【0040】以上の制御系において、ECU50による
排気制御系のターボ過給機11に関する制御は、前述の
如く、完全暖気前(例えば、エンジン水温が設定値以下
で、且つ、スロットル開度が設定値以下)には、プリ触
媒8を速やかに活性化し触媒としての機能を迅速に発揮
させるように、デューテイ信号等の制御信号によって排
気バイパス弁用アクチュエータ31を作動して排気バイ
パス弁32を開状態とする。
【0041】また、制御装置50は、上述の完全暖気後
は、排気バイパス弁32を閉状態とするが、エンジン回
転数、吸入空気量、スロットル開度、大気圧、エンジン
水温等から予め設定しておいたマップ或いは演算式に基
づいて目標過給圧を演算する。そして、実際の過給圧が
目標過給圧となるように、排気バイパス弁用アクチュエ
ータ31を作動して排気バイパス弁32をウエストゲー
ト弁の如く開閉制御することで、タービン11aに導入
する排気エネルギにより吸気系のコンプレッサ11bを
回転駆動し、空気を吸入、加圧して過給する過給圧制御
を行う。
【0042】そして、制御装置50は、特に、排気バイ
パス弁32について、この排気バイパス弁32を作動さ
せる排気バイパス弁用アクチュエータ31に関する電気
系の故障を判定する故障診断と、排気バイパス弁32の
作動故障を判定する故障診断を実行し、これらの故障診
断により故障を検出した際には、フェイルセーフ機能を
実行させる。
【0043】以下、ECU50で実行される、排気バイ
パス弁32に関しての故障診断機能とフェイルセーフ機
能について、図3〜図7のフローチャートで説明する。
図3に示すフローチャートは、排気バイパス弁32を作
動させる排気バイパス弁用アクチュエータ31に関する
電気系の故障を判定する(換言すれば、排気バイパス弁
32の断線及びショートを判定する)故障診断プログラ
ムのフローチャートで、まず、ステップ(以下、「S」
と略称)101でイグニッションスイッチ62がONか
判定し、イグニッションスイッチ62がONの場合はS
102に進み、OFFの場合はそのままプログラムを抜
ける。
【0044】イグニッションスイッチ62がONでS1
02に進むと、排気バイパス弁32(排気バイパス弁用
アクチュエータ31)がONされているか否か判定し、O
Nされている場合はS103に進む。
【0045】S103に進むと、アクチュエータ31の
出力端子電圧がLowレベルか否か判定される。尚、本
実施の形態では、正常であれば、ONされている状態で
はアクチュエータ31の出力端子電圧はLowレベルと
なり、OFFされている状態ではアクチュエータ31の
出力端子電圧はHighレベルとなるように構成されて
いる。
【0046】そして、S103の判定の結果、アクチュ
エータ31の出力端子電圧がLowレベルであれば、正
常状態であるのでS104に進み、断線判定カウンタN
G1をクリア(NG1=0)してS106に進む。逆
に、アクチュエータ31の出力端子電圧がLowレベル
でなければ、正常状態ではないのでS105に進み、断
線判定カウンタNG1をカウントアップ(NG1=NG
1+1)してS106に進む。
【0047】次いで、S106では、断線判定カウンタ
NG1を調べ、この断線判定カウンタNG1が設定値k
NG1を超えた場合、すなわち、排気バイパス弁用アク
チュエータ31がONされた状態ではアクチュエータ31
の出力端子電圧がLowレベルでなければならないにも
かかわらず、出力端子電圧がLowレベルとはならない
状態が設定値kNG1に対応する時間連続した場合はS
107に進み、断線と判定してプログラムを抜ける。逆
に、S106で、断線判定カウンタNG1が設定値kN
G1を超えていなければS108に進んで、正常状態
(断線OK)と判定し、プログラムを抜ける。
【0048】一方、S102の判定の結果、排気バイパ
ス弁32(排気バイパス弁用アクチュエータ31)がO
FFされている場合はS109に進む。
【0049】S109に進むと、アクチュエータ31の
出力端子電圧がHighレベルか否か判定され、アクチ
ュエータ31の出力端子電圧がHighレベルであれ
ば、正常状態であるのでS110に進み、ショート判定
カウンタNG2をクリア(NG2=0)してS112に
進む。逆に、アクチュエータ31の出力端子電圧がHi
ghレベルでなければ、正常状態ではないのでS111
に進み、ショート判定カウンタNG2をカウントアップ
(NG2=NG2+1)してS112に進む。
【0050】次いで、S112では、ショート判定カウ
ンタNG2を調べ、このショート判定カウンタNG2が
設定値kNG2を超えた場合、すなわち、排気バイパス
弁用アクチュエータ31がOFFされた状態ではアクチ
ュエータ31の出力端子電圧がHighレベルでなけれ
ばならないにもかかわらず、出力端子電圧がHighレ
ベルとはならない状態が設定値kNG2に対応する時間
連続した場合はS113に進み、ショートと判定してプ
ログラムを抜ける。逆に、S112で、ショート判定カ
ウンタNG2が設定値kNG2を超えていなければS1
14に進み、正常状態(ショートOK)と判定し、プロ
グラムを抜ける。
【0051】こうして、本実施の形態では、排気バイパ
ス弁用アクチュエータ31のON−OFFに応じて、出
力端子の実際の電圧を検出することにより排気バイパス
弁32を作動させる排気バイパス弁用アクチュエータ3
1に関する電気系の故障(断線或いはショートの故障状
態)を判定するようになっている。そして、この判定結
果を基に、排気バイパス弁用アクチュエータ31がショ
ートし作動し続けて、或いは、断線し作動しないで、排
気バイパス弁32が閉じたままの状態か、或いは、開い
たままの状態かが判定可能になっている。
【0052】次に、制御装置50における排気バイパス
弁32の作動故障を判定する機能について説明する。こ
の作動故障診断機能では、まず、図4に示す排気バイパ
ス弁の作動診断プログラムに従って、排気バイパス弁3
2の開閉領域を判定する。そして、この判定の結果、排
気バイパス弁32を開く運転領域では、排気バイパス弁
32が閉じている故障状態の判定を、図5の排気バイパ
ス弁の開時故障診断プログラムに従って判定する。一
方、排気バイパス弁32を閉じる運転領域では、排気バ
イパス弁32が開いている故障状態の判定を、図6の排
気バイパス弁の閉時故障診断プログラムに従って判定す
る。
【0053】すなわち、図4に示す排気バイパス弁の作
動診断プログラムでは、まず、S201で、制御装置5
0が、現在、排気バイパス弁32を開く領域として制御
しているのか否か判定される。ここで、排気バイパス弁
32を開く領域とは、例えば、エンジン水温が設定値以
下で、且つ、スロットル開度が設定値以下の条件を満足
する完全暖気前の状態である。また、完全暖気後は、過
給圧制御により、実際の過給圧を目標過給圧に近づける
べく排気バイパス弁32を開いている状態の場合であ
る。
【0054】そして、このS201の判定の結果、排気
バイパス弁32を開く領域としている場合は、S202
に進み、図5に示す排気バイパス弁の開時故障診断プロ
グラムを実行させる。逆に、S201の判定の結果、排
気バイパス弁32を閉じる領域としている場合は、S2
03に進み、図6に示す排気バイパス弁の閉時故障診断
プログラムを実行させる。
【0055】S202で実行される排気バイパス弁の開
時故障診断プログラムは、図5のフローチャートに示す
ように、まず、S301で故障診断が実行可能な運転領
域にあるか否か判定される。これは、例えば、スロット
ル開度、エンジン回転数、エンジン水温が、予め設定し
ておいた値以上となった領域の場合に故障診断が実行可
能な領域と判定する。そして、このS301の判定の結
果、診断可能領域であると判定した場合はS302に進
み、診断可能領域ではないと判定した場合はプログラム
を抜ける。
【0056】S302では、過給圧が、予め大気圧等に
応じて設定しておいた過給圧値bst3を超えているか
否か判定し、過給圧が設定過給圧値bst3以下の場合
は、ターボ過給機11が正常に機能していると判定し、
S303に進んで、開時作動判定カウンタNG3をクリ
ア(NG3=0)してS305に進む。一方、設定過給
圧値bst3を超えている場合は、ターボ過給機11が
正常ではないと判定し、S304に進んで、開時作動判
定カウンタNG3をカウントアップ(NG3=NG3+
1)してS305に進む。
【0057】すなわち、排気バイパス弁32を開くべき
領域において排気バイパス弁32が閉じた状態である
と、図8の一点破線で示すように、正常時過給圧に比
べ、排気ガスが排気バイパス通路14をバイパスするこ
となくタービン11aを回転させてしまうため、過給が
行われて過給圧が上昇してしまう。従って、この過給圧
の上昇を、設定過給圧値bst3との比較で捉え故障を
判定するのである。
【0058】次いで、S305では、開時作動判定カウ
ンタNG3を調べ、この開時作動判定カウンタNG3が
設定値kNG3を超えた場合、すなわち、排気バイパス
弁32を開くべき領域であるにもかかわらず閉じている
と判断できる状態が設定値kNG3に対応する時間連続
した場合はS306に進み、排気バイパス弁32は閉故
障と判定してプログラムを抜ける。逆に、S305で、
開時作動判定カウンタNG3が設定値kNG3を超えて
いなければS307に進んで、正常状態と判定し、プロ
グラムを抜ける。
【0059】S203で実行される排気バイパス弁の閉
時故障診断プログラムは、図6のフローチャートに示す
ように、まず、S401で故障診断が実行可能な運転領
域にあるか否か判定される。これは先の排気バイパス弁
の開時故障診断プログラムと同様に、例えば、スロット
ル開度、エンジン回転数、エンジン水温が、予め設定し
ておいた値以上となった領域の場合に故障診断が実行可
能な領域と判定する。そして、このS401の判定の結
果、診断可能領域であると判定した場合はS402に進
み、診断可能領域ではないと判定した場合はプログラム
を抜ける。
【0060】S402では、過給圧が、予め大気圧等に
応じて設定しておいた過給圧値bst4を超えているか
否か判定し、設定過給圧値bst4を超えている場合
は、ターボ過給機11が正常に機能していると判定し、
S403に進んで、閉時作動判定カウンタNG4をクリ
ア(NG4=0)してS405に進む。一方、過給圧が
設定過給圧値bst4以下の場合は、ターボ過給機11
が正常ではないと判定し、S404に進んで、閉時作動
判定カウンタNG4をカウントアップ(NG4=NG4
+1)してS405に進む。
【0061】すなわち、排気カット弁30を閉じるべき
領域において排気カット弁30が開いた状態であると、
図8の破線で示すように、排気ガスが排気バイパス通路
14からバイパスされタービン11aが意図するように
回転されないため、正常時過給圧に比べ、過給圧は低下
してしまう。従って、この過給圧の低下を、設定過給圧
値bst4との比較で捉え故障を判定するのである。
【0062】次いで、S405では、閉時作動判定カウ
ンタNG4を調べ、この閉時作動判定カウンタNG4が
設定値kNG4を超えた場合、すなわち、排気バイパス
弁32を閉じるべき領域であるにもかかわらず開いてい
ると判断できる状態が設定値kNG4に対応する時間連
続した場合はS406に進み、排気バイパス弁32は開
故障と判定してプログラムを抜ける。逆に、S405
で、閉時作動判定カウンタNG4が設定値kNG4を超
えていなければS407に進んで、正常状態と判定し、
プログラムを抜ける。
【0063】次に、図7は、上述の排気バイパス弁用ア
クチュエータ31に関する電気系の故障診断と、排気バ
イパス弁32の作動の故障診断の結果を踏まえて実行さ
れるフェイルセーフプログラムのフローチャートであ
る。
【0064】まず、S501では、排気バイパス弁32
は開故障(閉じているべき時に開いた状態の故障)か否
か判定し、開故障の場合はS502に進み、排気バイパ
ス弁32開故障時の処理を実行して、プログラムを抜け
る。
【0065】この排気バイパス弁32の開故障時処理
は、具体的には、過給圧制御を排気バイパス弁32の開
時制御に固定すると共に、エンジン制御(空燃比制御や
点火時期制御等)も予め設定しておいた排気バイパス弁
32の開時特性(マップ等)に変更して走行性を確保す
る。
【0066】一方、排気バイパス弁32が開故障ではな
い場合は、S501からS503に進み、排気バイパス
弁32は閉故障(開いているべき時に閉じた状態の故
障)か否か判定し、閉故障の場合はS504に進み、排
気バイパス弁32閉故障時の処理を実行し、排気バイパ
ス弁32が閉故障では無い場合はS505に進んで、排
気バイパス弁32の正常時処理、すなわち、通常の排気
バイパス弁32の制御を実行してプログラムを抜ける。
【0067】ここで、S504における排気バイパス弁
32の閉故障時処理は、具体的には、過給圧制御を排気
バイパス弁32の閉時制御に固定すると共に、エンジン
制御(空燃比制御や点火時期制御等)も予め設定してお
いた排気バイパス弁32の閉時特性(マップ等)に変更
して走行性を確保する。
【0068】この場合では、更に、吸入空気量が予め設
定した値を超えていることを検出した際は、燃料カット
等を行って、ターボ過給機11に与える排気エネルギを
減少させる制御を実行し、排圧の上昇に伴うノッキング
の発生や、コンプレッサの圧力比の上昇によるサージ現
象の発生を防止する。尚、スロットル弁20が電子制御
スロットル弁で構成されている場合には、この電子制御
スロットル弁を通常より閉じる方向に制御し、吸入空気
量を抑制するようにしても良い。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、タ
ーボ過給機のタービンを配設した主排気通路のタービン
の上流と下流とを連通する排気バイパス通路に、開閉制
御自在な排気バイパス弁を有するターボ過給機付エンジ
ンにおいて、たとえ、排気バイパス弁の開閉機能に故障
が生じても、これを素早く検出し、この排気バイパス弁
の故障状態に応じた適切なエンジン制御を実行させて、
排気バイパス弁の故障時における車両の走行性の確保
と、エンジンに対して過大な負荷が加えられることを有
効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ターボ過給機付エンジンの全体構成説明図
【図2】電子制御系の回路構成図
【図3】排気バイパス弁の断線及びショート判定の故障
診断プログラムのフローチャート
【図4】排気バイパス弁の作動診断プログラムのフロー
チャート
【図5】排気バイパス弁の開時故障診断プログラムのフ
ローチャート
【図6】排気バイパス弁の閉時故障診断プログラムのフ
ローチャート
【図7】故障診断後のフェールセーフプログラムのフロ
ーチャート
【図8】正常時における過給圧と故障時における過給圧
の比較説明図
【符号の説明】
1 過給機付エンジン 8 プリ触媒 9 排気マニホルド(主排気通路) 10 排気管(主排気通路) 11 ターボ過給機 11a タービン 12 メイン触媒 14 排気バイパス通路 31 排気バイパス弁用アクチュエータ 32 排気バイパス弁 50 制御装置(作動故障判定手段、電気系故障判定
手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 23/02 F02B 37/12 301E Fターム(参考) 3G004 AA09 DA24 DA25 EA01 3G005 EA04 EA16 FA23 FA24 GA03 GB28 GC08 GD27 GE01 GE09 GE10 HA02 HA04 HA05 HA19 JA05 JA06 JA12 JA24 JA31 JA39 JA45 JB05 JB20 JB22 JB25 3G092 AA01 AA18 BA02 BA04 BA09 DB03 DC03 DC12 DF07 DG07 EA02 EA08 EC04 EC08 FA39 FB03 FB04 FB05 HA01Z HA05Z HA16X HA16Z HC05Z HC09X HD05Z HD09X HE03Z HE05Z HE08Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中途部にターボ過給機のタービンを配設
    した主排気通路と、 上記主排気通路の上記タービンの上流と下流とを連通し
    上記タービンをバイパスする排気バイパス通路とを備
    え、 上記バイパス通路に開閉制御自在な排気バイパス弁を配
    設したターボ過給機付エンジンにおいて、 上記排気バイパス弁の作動故障を判定する作動故障判定
    手段と、 上記排気バイパス弁を作動させる電気系の故障を判定す
    る電気系故障判定手段との少なくともどちらかの故障判
    定手段を備えたことを特徴とするターボ過給機付エンジ
    ン。
  2. 【請求項2】 上記作動故障判定手段は、上記排気バイ
    パス弁を閉じる運転領域で、少なくともスロットル開度
    と過給圧により、上記排気バイパス弁が開いている故障
    状態の判定をすることを特徴とする請求項1記載のター
    ボ過給機付エンジン。
  3. 【請求項3】 上記作動故障判定手段は、上記排気バイ
    パス弁を開く運転領域で、少なくともスロットル開度と
    過給圧により、上記排気バイパス弁が閉じている故障状
    態の判定をすることを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載のターボ過給機付エンジン。
  4. 【請求項4】 上記作動故障判定手段と上記電気系故障
    判定手段の少なくともどちらかにより上記排気バイパス
    弁の作動故障を判定した際は、正常時の空燃比と点火時
    期と過給圧の少なくとも1つ以上の制御値を変更するこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1つに記
    載のターボ過給機付エンジン。
  5. 【請求項5】 上記作動故障判定手段と上記電気系故障
    判定手段の少なくともどちらかにより上記排気バイパス
    弁の閉じている故障状態を判定し、且つ、吸入空気量が
    予め設定した値を超えていることを検出した際は、上記
    ターボ過給機に与える排気エネルギを減少させる制御を
    実行することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れ
    か1つに記載のターボ過給機付エンジン。
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