JP2003328736A - エンジンの排出ガス浄化装置 - Google Patents

エンジンの排出ガス浄化装置

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JP2003328736A
JP2003328736A JP2002131818A JP2002131818A JP2003328736A JP 2003328736 A JP2003328736 A JP 2003328736A JP 2002131818 A JP2002131818 A JP 2002131818A JP 2002131818 A JP2002131818 A JP 2002131818A JP 2003328736 A JP2003328736 A JP 2003328736A
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engine
pipe
catalytic converter
exhaust
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JP2002131818A
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Takamitsu Kashima
隆光 鹿島
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Fuji Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの始動直後において早急に触媒温度
を上昇させ、触媒の反応効率が低い状態を回避するエン
ジンの排出ガス浄化装置を提供する。 【解決手段】 タービン25に排気管29を介して接続
され、エンジン10からの排出ガスを浄化する触媒コン
バータ26を有する。この触媒コンバータ26の外側に
沿うように第1保温管40が設けられ、触媒コンバータ
26を通過した排出ガスが第1反転壁40aによって反
転されて第1保温管40に案内される。また、第1保温
管40の外側に沿うように第2保温管41が設けられ、
第1保温管40を通過した排出ガスが第2反転壁41a
によって反転されて第2保温管41に案内され、排気管
30を経て排出される。このように、触媒コンバータ2
6が排出ガスの層によって包まれることで早急に触媒温
度が上昇される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンの排出ガス
浄化装置に関し、特に、触媒コンバータを有するエンジ
ンの排出ガス浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガソリンエンジンの排出ガス中に含まれ
る有害成分としては、人体に悪影響を与える一酸化炭素
(CO)や、酸性雨および光化学スモッグの原因とされ
る窒素酸化物(NOx)、炭化水素(HC)などがあ
る。これら有害成分の排出を削減するため、エンジンの
排気系には触媒コンバータが設けられており、排出ガス
が触媒コンバータを通過する際に、触媒コンバータに坦
持される触媒と接触することによって有害成分が処理さ
れる。
【0003】触媒とは、排出ガス中のCO、HC、NO
xを、酸化反応や還元反応を用いて無害物質に転換させ
るものである。これら触媒反応の基本因子としては、反
応物質濃度、排出ガス流速、触媒温度などがあり、触媒
の反応効率を高めるには、これら因子の条件を適正に制
御することが必要となる。特に、触媒温度については、
一般的に約300℃以上の高温に保つことが必要とさ
れ、触媒温度の低下は反応効率の著しい低下を引き起こ
すことになる。
【0004】また、ターボ過給機を有するエンジンにあ
っては、エンジンの排気ポートと触媒コンバータとの間
に熱容量の大きなタービンが配置される。このため、排
出ガスを用いてタービンを駆動する際に排出ガスの温度
が奪われ易く、特に、エンジン始動直後にあっては、触
媒温度の上昇が遅れることによって反応効率の低下を招
くために排出ガスの浄化が困難となっていた。
【0005】このため、従来のエンジンにあっては、エ
ンジンの点火時期を遅角させることにより混合気の燃焼
を遅らせる方法が採用されていた。この方法によれば、
燃焼途中で排気弁が開かれるため、高温の排出ガスが排
気管に放出され早期に触媒温度を上昇させることができ
る。
【0006】しかしながら、エンジンの点火時期を制御
する方法によって触媒温度を上昇させるだけでは、近年
の排出ガス規制の強化に対応することができず、特に、
熱容量の大きなタービンを有するターボ過給機付エンジ
ンにおいては困難となっていた。また、点火時期を制御
して燃焼を遅らせることは、エンジンの振動や騒音を大
きくするという欠点を有するものでもあった。
【0007】これらの問題を解決するため、特開平8−
135457号公報に開示されるように、排気ポートと
タービンとの間に二次燃焼室を設けたターボ過給機付エ
ンジンが開発されている。このエンジンは、タービンに
送り込む排出ガスを二次燃焼室において再び加熱するこ
とにより、タービンを経て触媒コンバータに達する排出
ガスの温度を積極的に上昇させ、触媒温度を上昇させよ
うとするものである。
【0008】また、実開平5−77531号公報に示さ
れるように、触媒コンバータに排出ガスを案内する排気
管を断熱構造とするターボ過給機付エンジンの排出ガス
浄化装置が開発されている。この排出ガス浄化装置は、
排出ガスの温度低下を低減することにより、触媒温度の
不要な低下を回避しようとするものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−135457号公報に開示されるエンジンにあって
は、二次燃焼室での燃焼を行う際に新たな排出ガスを発
生させるため、触媒温度が上昇して触媒が活性化する前
に排出される排出ガス中の有害物質を増加させてしまう
おそれがある。また、二次燃焼室、燃料供給装置、燃料
噴射装置、点火装置などを追加する必要があるため、高
コストのエンジンになるとともに、エンジン機構の複雑
化によって信頼性確保が問題となるおそれがある。
【0010】また、実開平5−77531号公報に開示
される排出ガス浄化装置にあっては、大気に奪われる熱
量を低減するものであるため、エンジン始動後の定常状
態にあっては排出ガスの保温効果を有するが、触媒を積
極的に加熱するものではないため、エンジン始動直後に
おいて触媒温度を早急に上昇させることは困難となるお
それがあった。
【0011】本発明の目的は、エンジンの始動直後にお
いて早急に触媒温度を上昇させ、触媒の反応効率が低い
状態を回避するエンジンの排出ガス浄化装置を提供する
ことにある。
【0012】本発明の他の目的は、簡潔な構成によって
触媒温度を適正に制御することのできるエンジンの排出
ガス浄化装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のエンジンの排出
ガス浄化装置は、エンジンの排出ガスを案内する排気管
に設けられ、前記エンジンからの排出ガスを浄化する触
媒コンバータを備えたエンジンの排出ガス浄化装置であ
って、前記触媒コンバータの外側に設けられ、前記触媒
コンバータを通過した排出ガスを反転させる第1保温管
と、前記触媒コンバータの外側に設けられ、前記第1保
温管に案内された排出ガスを前記排気管の出口に向けて
案内する第2保温管とを有することを特徴とする。
【0014】本発明のエンジンの排出ガス浄化装置は、
エンジンの排出ガスを案内する排気管に設けられ、排出
ガスにより回転され吸入空気圧縮用のインペラを駆動す
るタービンと、前記エンジンの排出ガスを浄化する触媒
コンバータを備えた排出ガス浄化装置であって、前記触
媒コンバータの外側に設けられ、前記触媒コンバータを
通過した排出ガスを反転させ案内する第1保温管と、前
記触媒コンバータの外側に設けられ、前記第1保温管に
案内された排出ガスを前記排気管の出口に向けて案内す
る第2保温管とを有することを特徴とする。
【0015】本発明のエンジンの排出ガス浄化装置は、
前記触媒コンバータを通過した排出ガスを前記排気管の
開放口に直接供給するバイパス口を前記第1保温管に形
成し、前記バイパス口を開閉するバイパスバルブを有す
ることを特徴とする。
【0016】本発明のエンジンの排出ガス浄化装置は、
エンジン負荷を検出する負荷検出手段と、前記エンジン
負荷に基づいて前記バイパスバルブを開閉制御する制御
手段とを有することを特徴とする。
【0017】本発明のエンジンの排出ガス浄化装置は、
前記触媒コンバータの触媒温度を検出する触媒温度検出
手段と、前記触媒温度に基づいて前記バイパスバルブを
開閉制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0018】本発明のエンジンの排出ガス浄化装置は、
前記エンジンを冷却する冷却媒体の温度を検出する冷却
温度検出手段と、前記冷却媒体の温度に基づいて前記バ
イパスバルブを開閉制御する制御手段とを有することを
特徴とする。
【0019】本発明のエンジンの排出ガス浄化装置によ
れば、触媒コンバータの外側に第1保温管と第2保温管
とを設けることにより、触媒コンバータを排出ガスの層
によって包むことができ、触媒コンバータからの放熱を
防ぐとともに触媒コンバータを加熱することができる。
従って、触媒コンバータの反応効率が低い状態を早急に
回避することができ、より多くの排出ガスを浄化するこ
とができる。
【0020】また、第1保温管にバイパス口を形成し、
バイパス口を開閉するバイパスバルブを設け、触媒コン
バータが加熱されたときにはバイパスバルブを用いてバ
イパス口を開口することにより、排出ガスの排出抵抗を
低減することができ、エンジンの動力性能を向上させる
ことができる。
【0021】さらに、エンジン負荷、触媒コンバータの
触媒温度、冷却媒体の温度を検出し、これらに基づいて
バイパスバルブの開閉制御を行うことにより、的確にバ
イパス口を開口または閉塞することができ、より多くの
排出ガスを浄化するとともに、エンジンの動力性能を向
上させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0023】図1は本発明の一実施の形態であるエンジ
ンの排出ガス浄化装置を示す説明図である。なお、図1
に示す矢印は吸入空気と排出ガスの流れ方向を示してい
る。図1に示すように、エンジン10に吸気系11と排
気系12の配管がそれぞれ接続されている。吸気系11
はエンジン10に吸入空気を案内し、排気系12はエン
ジン10からの排出ガスを車外に案内するように構成さ
れている。
【0024】吸気系11は、エアクリーナ13、インペ
ラ14、インタークーラ15および吸気マニホールド1
6を有しており、これらを連結するように複数の吸気管
17〜19が設けられている。吸気系11の入口には、
大気中の浮遊粒子などを除去するエアクリーナ13が設
けられ、エアクリーナ13を経た吸入空気はターボ過給
機20を構成するインペラ14によって断熱圧縮され
る。インペラ14の下流側にはインタークーラ15が設
けられ、断熱圧縮により高温となった吸入空気はインタ
ークーラ15を経て冷却される。さらに、インタークー
ラ15の下流側に設けられる吸気マニホールド16は、
エンジン10の各燃焼室に設けられる吸気ポートに接続
されており、インタークーラ15を経た吸入空気は、吸
気管19および吸気マニホールド16を介してエンジン
10に供給される。
【0025】吸気管19には、エンジントルクやエンジ
ン回転数を調整するスロットルバルブ21が設けられて
おり、スロットルバルブ21の開閉作動によって燃焼室
に送り込まれる吸入空気量が制御される。このスロット
ルバルブ21は、図示しないアクセルペダルの踏み込み
量や車両の走行状況に基づき、図示しない制御ユニット
によって駆動される。
【0026】また、吸気マニホールド16には、各燃焼
室に対応した噴射弁22がそれぞれ設けられている。こ
の噴射弁22を介して吸入空気に燃料を噴射することに
より、吸入空気は各燃焼室に混合気として供給される。
そして、各燃焼室に設けられる点火プラグ23によって
混合気は燃焼されエンジン10は駆動力を発生する。
【0027】燃焼室内での燃焼により、混合気は、一酸
化炭素(CO)、窒素酸化物(NOx)、炭化水素(H
C)などを有する排出ガスとなり、エンジン10の排気
ポートより排出される。この排気ポートには、排気系1
2を構成する排気マニホールド24が接続され、排気マ
ニホールド24から排出ガスは排気系12に案内される
ようになっている。
【0028】排気系12は、排気マニホールド24、タ
ービン25、触媒コンバータ26および消音器27を有
しており、これらを連結するように複数の排気管28〜
30が設けられている。排気マニホールド24の下流側
にターボ過給機20を構成するタービン25が設けら
れ、このタービン25は排出ガスを用いて回転駆動され
る。なお、タービン25とインペラ14は一体に回転す
るようにタービン軸31を介して連結されており、排出
ガスはタービン25を介してインペラ14を回転駆動す
るようになっている。
【0029】このようにタービン25を経た排出ガス
は、排出ガス中の有害物質を無害物質に転換する触媒を
有する触媒コンバータ26に案内される。この触媒コン
バータ26とは、多数のガス流通孔を有するセラミック
を金属製容器に封入したものであり、このセラミックの
表面には触媒が坦持される。触媒の活性成分としては白
金(Pt)やロジウム(Rh)などの貴金属が用いら
れ、酸化反応および還元反応を同時行うことで、一酸化
炭素(CO)、窒素酸化物(NOx)、炭化水素(H
C)の高い浄化率を発揮する。なお、このような3元触
媒だけでなく、白金(Pt)とパラジウム(Pd)を用
いた酸化触媒も排出ガスの発生状況などに応じて適宜用
いられる。
【0030】図2は図1のA−A線に沿って触媒コンバ
ータ26を示す断面図である。図1および図2に示すよ
うに、触媒コンバータ26の外側には、触媒コンバータ
26を包み込むように第1保温管40が設けられ、さら
に第1保温管40を包み込むように第2保温管41が設
けられている。また、第1および第2保温管40,41
は、タービン25と触媒コンバータ26とを接続する排
気管29に対しても、排気管29の外側に沿うようにそ
れぞれ形成されている。
【0031】第1保温管40は、触媒コンバータ26の
出口に設けられる第1反転壁40aと、触媒コンバータ
26と排気管29との外側に沿って設けられる第1流路
壁40bとにより構成されており、第1流路壁40bが
図2に示すステー45によって触媒コンバータ26およ
び排気管29に支持されることで排出ガスの層となる流
路が形成される。これにより、タービン25を経て触媒
コンバータ26を通過した排出ガスは、第1反転壁40
aに当たることによって反転され、タービン25方向に
向けて触媒コンバータ26と排気管29との外側を包み
込むように案内される。
【0032】第2保温管41は、第1保温管40の出口
に設けられる第2反転壁41aと、第1流路壁40bの
外側に沿って設けられる第2流路壁41bとにより構成
されており、第2流路壁41bが図2に示すステー46
によって第1流路壁40bに支持されて排出ガスの層と
なる流路が形成される。第1保温管40を通過した排出
ガスは、第2反転壁41aに当たることによって反転さ
れ、再び排気管30の出口に向けて第1保温管40の外
側を包み込むように案内される。そして、第2保温管4
1を通過した排出ガスは、排気管30の出口に設けられ
る消音器27を経て車外に排出される。
【0033】このように、触媒コンバータ26の外側に
沿って設けられ、触媒コンバータ26を通過した排出ガ
スを案内する第1および第2保温管40,41を有する
ことにより、触媒コンバータ26を直接大気に触れさせ
ることなく、排出ガスの層によって触媒コンバータ26
からの放熱を防ぐとともに、触媒コンバータ26を加熱
することができる。また、第1および第2保温管40,
41は、触媒コンバータ26の上流側の排気管29にも
延びて設けられ、触媒コンバータ26に流れ込む排出ガ
スの温度低下を防止することができる。これらにより、
エンジン始動直後であっても早急に触媒コンバータ26
を加熱して触媒の反応効率を高めることができ、排出ガ
ス中の有害物質をより多く無害物質に転換することがで
きる。特に、熱容量の大きなタービン25を経て排出ガ
スの温度が低下するターボ過給機20を有するエンジン
10に適用することによって効果的となる。
【0034】また、第1および第2保温管40,41の
流路断面積を、触媒コンバータ26とタービン25とを
接続する排気管29の流路断面積以上となるように設定
することにより、排出ガスの排出抵抗の増加を回避する
ことができる。さらに、排気管壁47や第1流路壁40
bを例えば0.3mm〜0.8mmに形成し、第2流路
壁41bを例えば1.5mm〜2.0mmに形成するこ
とにより、排気管としての強度を保持しながら排気管壁
47や第1流路壁40bの熱容量を低減することがで
き、さらに触媒コンバータ26の加熱を早めることがで
きる。
【0035】図3は本発明の他の実施の形態であるエン
ジンの排出ガス浄化装置の一部を示す説明図である。図
3に示す排出ガス浄化装置は、図1に示す排出ガス浄化
装置の第1反転壁40aと第2反転壁41aとの形状を
変更したものである。図3に示す第1反転壁40aは、
ほぼ中央部が触媒コンバータ26に向けて円錐状に突出
するように形成され、その縁端部は第1流路壁40bに
所定の空間をもって滑らかに連続するように形成されて
いる。また、図3に示す第2反転壁41aもその断面が
円弧を描くように形成され、第2反転壁41aを介して
排気管壁47と第2流路壁41bとを滑らかに繋いでい
る。このように、第1および第2反転壁40a,41a
を形成することによって、図3に矢印で示すように、排
出ガスが滑らかな流線を描いて反転するようになり、触
媒コンバータ26以降の排気系12に生じる排出抵抗を
低減することができる。これにより、タービン25の下
流側の圧力が低減され、タービン回転数を早急に高める
ことができ、動力性能を向上させることができる。
【0036】図4は本発明のさらに他の実施の形態であ
るエンジンの排出ガス浄化装置の一部を示す断面図であ
る。この断面図は、触媒コンバータ26、第1保温管4
0および第2保温管41の構造を示すものである。図4
に示すように、第1保温管40の外側に第2保温管41
を重ねることなく、第1および第2保温管40,41を
円周方向に隣接させるように、触媒コンバータ26の外
側に設けても良い。この場合には、第1保温管40と第
2保温管41との間に仕切板48を設けることでそれぞ
れの流路を分けることができる。このように、第1およ
び第2保温管40,41を構成することにより、たとえ
ばタービン25を持たない自然吸気のエンジンに適用す
る際には、排出ガス浄化装置を小型化することができ
る。
【0037】図5は本発明のさらに他の実施の形態であ
るエンジンの排出ガス浄化装置の一部を示す説明図であ
り、この説明図は図1に示す触媒コンバータ26付近を
示すものである。図5に示すように、第1保温管40を
構成する第1反転壁40aにはバイパス口51が開口す
るように形成されており、このバイパス口51を開放ま
たは遮断するバイパスバルブ52が設けられている。バ
イパスバルブ52を遮断することにより排出ガスは反転
され第1保温管40に案内される一方、バイパスバルブ
52を開放することによって、排出ガスはバイパス口5
1を経て排気管30に直接案内される。なお、図5に点
線で示す状態がバイパスバルブ52の開放状態であり、
実線で示す状態が遮断状態である。
【0038】このバイパスバルブ52は、電動モータが
駆動源のバイパスバルブアクチュエータ53によって駆
動され、バイパスバルブアクチュエータ53は後述する
制御ユニットであるECU54からの制御信号に基づい
て駆動される。このように、バイパスバルブアクチュエ
ータ53およびECU54は制御手段として機能する。
なお、バイパスバルブ52は図示するバタフライバルブ
だけでなく、ロータリーバルブやシャッターバルブであ
っても良い。また、駆動原として油圧や空気圧を用いる
アクチュエータを使用しても良い。
【0039】図6はバイパスバルブ52を駆動制御する
制御システムを示すブロック図である。図6に示すよう
に、ECU54には、エンジン10、吸気系11および
排気系12に設けられる各種センサより、エンジン10
の駆動状況が入力される。ECU54はセンサからの信
号に基づいてバイパスバルブアクチュエータ53に対す
る駆動信号を演算するマイクロプロセッサ(CPU)
と、制御プログラム、演算式およびマップデータなどが
格納されるROMと、一時的にデータを格納するRAM
とを備えている。
【0040】エンジン10の駆動状況を入力するセンサ
としては、エンジン10のクランク軸よりエンジン回転
数を検出するエンジン回転数センサ55、エアクリーナ
13出口の吸気管17に設けられ吸入空気量を検出する
吸入空気量センサ56、スロットルバルブ21に設けら
れスロットル開度を検出するスロットル開度センサ5
7、吸気マニホールド16に設けられ吸入空気の過給圧
を検出する過給圧センサ58、触媒コンバータ26に設
けられ触媒コンバータ26の触媒温度を検出する触媒温
度センサ59、およびエンジン10を冷却する冷却媒体
である冷却水の温度を検出する水温センサ60が設けら
れている。これらのセンサ55〜60はECU54にそ
れぞれ接続され、エンジン回転数センサ55、吸入空気
量センサ56、スロットル開度センサ57および過給圧
センサ58は負荷検出手段として機能し、触媒温度セン
サ59は触媒温度検出手段、水温センサ60は冷却温度
検出手段としてそれぞれ機能する。
【0041】図7はバイパスバルブ52の開放制御にお
ける処理手順の一例を示すフローチャートである。この
フローチャートはエンジン10が始動された後に実行さ
れ、遮断されたバイパスバルブ52を開放するまで処理
を行う。まず、ステップS1ではバイパスバルブ52を
遮断する。これにより、排出ガスは触媒コンバータ26
を通過した後、バイパスバルブ52によって第1保温管
40に案内され、第2保温管41を通過した後に排気管
30に排出されるため、エンジン10始動後の触媒温度
が低い状態から早急に触媒温度を上昇させ、触媒の反応
効率を高めることができる。
【0042】続いて、ステップS2ではエンジン負荷F
が検出される。エンジン負荷は、各種センサよりECU
54に入力されるエンジン駆動情報に基づき、ROMに
格納される制御プログラム、演算式およびマップデータ
を用いてECU54によって総合的に判断される。ここ
で、エンジン負荷Fの判定基準となるエンジン駆動情報
とは、エンジン回転数、吸入空気量、過給圧およびスロ
ットル開度である。
【0043】ステップS3では、検出されたエンジン負
荷Fと、試験等により予め設定されROMに格納される
設定値とが比較される。エンジン負荷Fが設定値よりも
小さいと判定されたときには、バイパスバルブ52の遮
断が維持されて再びエンジン負荷Fの検出が行われる一
方、エンジン負荷Fが設定値よりも大きいと判定された
ときには、ステップS4に進みバイパスバルブ52が開
放されてルーチンを抜ける。なお、バイパスバルブ52
の開放はエンジン10が停止されるまで維持される。
【0044】このように、エンジン始動直後はバイパス
バルブ52を遮断することにより、触媒温度を早急に上
昇させることができ、触媒の反応効率を高めることがで
きる。そして、エンジン負荷Fが設定値を越えることで
触媒の積極的な加熱が不要と判断されたときには、バイ
パスバルブ52を開放することにより、触媒コンバータ
26を通過した排出ガスは、開口されたバイパス口51
を通過し、第1保温管40に案内されることなく直接排
気管30に排出される。このため、タービン25下流側
の排気抵抗が低減され、タービン25の回転数を早急に
高めることができ、エンジン10の動力性能を向上させ
ることができる。
【0045】図8は図7にバイパスバルブ52の遮断制
御を加えた場合の処理手順を示すフローチャートであ
る。このフローチャートはエンジン10が始動された後
に実行され、バイパスバルブ52の開閉制御をエンジン
10が停止されるまで実行する。なお、図8においては
図7と共通するステップには同一の符号が付されてい
る。
【0046】エンジン10始動後、ステップS1におい
てバイパスバルブ52を遮断し、ステップS2において
エンジン負荷Fを検出する。続くステップS3では、エ
ンジン負荷Fが設定値よりも大きいと判定されたときに
は、前述したように、ステップS4においてバイパスバ
ルブ52が開放される一方、エンジン負荷Fが設定値よ
りも小さいと判定されたときには、ステップS5に進み
バイパスバルブ52が遮断される。
【0047】ステップS4またはS5において、バイパ
スバルブ52が開放または遮断されると、続くステップ
S6では、エンジン10の停止が判定される。エンジン
10が停止されたときにはルーチンを抜ける一方、エン
ジン10が駆動しているときには、再びステップS2に
おいてエンジン負荷Fの検出が行われ、エンジン10の
負荷状況に応じてバイパスバルブ52の遮断および開放
が制御される。
【0048】このように、エンジン10の駆動中はエン
ジン負荷Fの状況に応じて適宜バイパスバルブ52の開
放および遮断を制御することにより、必要に応じて触媒
を加熱することができる。たとえば、長時間のアイドリ
ング状態により触媒温度が低下する状況であっても、バ
イパスバルブ52の遮断によって触媒温度を高めること
ができ、常に触媒の反応効率が高い状態を維持すること
ができる。
【0049】図9はバイパスバルブ52の開閉制御にお
ける他の例の処理手順を示すフローチャートである。こ
のフローチャートは、図7および図8において検出され
るエンジン負荷Fに代えて触媒出口温度Tを検出し、触
媒出口温度Tに基づいてバイパスバルブ52の開閉制御
を行うものである。なお、図9においては図7および図
8と共通するステップには同一の符号が付されている。
【0050】エンジン10始動後、ステップS1におい
てバイパスバルブ52を遮断し、続くステップS7で
は、触媒温度センサ59からの信号に基づいて触媒コン
バータ26の出口温度が検出される。続いて、ステップ
S8では、検出された触媒出口温度Tと、試験等により
予め設定されROMに格納される設定値とが比較され
る。ステップS8において、触媒出口温度Tが設定値よ
りも低いと判定されたときには、ステップS5において
バイパスバルブ52が遮断される一方、触媒出口温度T
が設定値よりも高いと判定されたときには、ステップS
4においてバイパスバルブ52が開放される。
【0051】続くステップS6においてエンジン10の
停止が判定され、エンジン10が停止されたときにはル
ーチンを抜ける一方、エンジン10が駆動しているとき
には、再びステップS7において触媒出口温度Tの検出
が行われ、触媒出口温度Tの状況に応じてバイパスバル
ブ52の遮断および開放が制御される。
【0052】このように、触媒出口温度Tの状況に応じ
て適宜バイパスバルブ52の開放および遮断を制御する
ことにより、温度Tの低下によって触媒の反応効率が低
下するときには、バイパスバルブ52を遮断して触媒を
加熱することで、常に触媒の反応効率が高い状態を維持
することができる。また、触媒出口温度Tが高いときに
は、バイパスバルブ52を開放するため、過剰な温度上
昇を確実に回避することができ、触媒の熱劣化を回避す
ることができる。
【0053】図10はバイパスバルブ52の開放制御に
おけるさらに他の例の処理手順を示すフローチャートで
ある。このフローチャートはイグニッションスイッチが
ON作動された後に実行され、バイパスバルブ52を開
放または遮断した後にエンジン10を始動させるもので
ある。まず、ステップS11において、運転手によるイ
グニッションスイッチのON作動を検出すると、続くス
テップS12において、水温センサ60からの信号に基
づき冷却水温Wを検出する。
【0054】ステップS13では、検出された冷却水温
Wと、試験等により予め設定されROMに格納される設
定値とが比較される。冷却水温Wが設定値よりも高いと
判定されたときには、ステップS14に進みバイパスバ
ルブ52が開放される一方、冷却水温Wが設定値よりも
低いと判定されたときには、ステップS15に進みバイ
パスバルブ52が遮断される。このように、バイパスバ
ルブ52が開放または遮断された後に、続くステップS
16においてECU54よりエンジン10のスタータス
イッチに信号が出力され、ステップS17においてエン
ジン10が始動される。
【0055】このように、エンジン始動前に、冷却水温
Wを検出してバイパスバルブ52を開放または遮断する
ことで、触媒温度を常に適正温度に制御することができ
る。たとえば、エンジン停止後であって、まだ冷却水温
Wが低下していないとき、つまりエンジン停止から十分
に時間が経過しておらず、触媒温度も低下していないと
きにエンジン10を再始動する際には、予めバイパスバ
ルブ52を開放することによって、触媒の不要な加熱を
回避することができ、触媒の熱劣化を防止することがで
きる。
【0056】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。たとえば、実施の形態で
は、ターボ過給機20を有するエンジン10について説
明しているが、排気系12にタービン25を有しない自
然吸気のエンジンについて適用しても良いことはいうま
でもない。また、図1に示す排出ガス浄化装置にあって
は、排気系12に1つの触媒コンバータ26を設けてい
るが、複数の触媒コンバータ26を有する排気系12で
あっても適用することができる。さらに、第1および第
2保温管40,41は、触媒コンバータ26および排気
管29を包み込むように設けられているが、触媒コンバ
ータ26のみを包み込むように設けても良く、これは排
出ガスの熱量や排気管の熱容量などに基づいて適宜変更
されるものである。
【0057】また、図7および図8に示すフローチャー
トにあっては、ステップS2におけるエンジン負荷Fの
検出を、触媒出口温度Tや冷却水温Wの検出に代えても
良く、エンジン負荷F、触媒出口温度Tおよび冷却水温
Wを検出し、これらの情報に基づいて総合的にバイパス
バルブ52の開閉制御を行っても良い。
【0058】さらに、図10に示すフローチャートにあ
っては、冷却水温Wに代えて触媒出口温度Tを検出する
ことによりバイパスバルブ52の開閉を制御しても良
く、冷却水温Wと触媒出口温度Tとに基づいてバイパス
バルブ52の開閉制御を行っても良い。また、冷却媒体
の温度として冷却水温Wを検出しているが、これに代え
てエンジンオイルの温度を検出しても良い。
【0059】なお、このように開閉制御されるバイパス
バルブ52は、図3に示す第1反転壁40aに設けても
良いことはいうまでもない。
【0060】
【発明の効果】本発明のエンジンの排出ガス浄化装置に
よれば、触媒コンバータの外側に第1保温管と第2保温
管とを設けることにより、触媒コンバータを排出ガスの
層によって包むことができ、触媒コンバータからの放熱
を防ぐとともに触媒コンバータを加熱することができ
る。従って、触媒コンバータの反応効率が低い状態を早
急に回避することができ、より多くの排出ガスを浄化す
ることができる。
【0061】また、第1保温管にバイパス口を形成し、
バイパス口を開閉するバイパスバルブを設け、触媒コン
バータが加熱されたときにはバイパスバルブを用いてバ
イパス口を開口することにより、排出ガスの排出抵抗を
低減することができ、エンジンの動力性能を向上させる
ことができる。
【0062】さらに、エンジン負荷、触媒コンバータの
触媒温度、冷却媒体の温度を検出し、これらに基づいて
バイパスバルブの開閉制御を行うことにより、的確にバ
イパス口を開口または閉塞することができ、より多くの
排出ガスを浄化するとともに、エンジンの動力性能を向
上させることができる。また、バイパス口を開口させる
ことによって、触媒の過剰な温度上昇を回避することが
でき、触媒の熱劣化を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるエンジンの排出ガ
ス浄化装置を示す説明図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態であるエンジンの排出
ガス浄化装置の一部を示す説明図である。
【図4】本発明のさらに他の実施の形態であるエンジン
の排出ガス浄化装置の一部を示す断面図である。
【図5】本発明のさらに他の実施の形態であるエンジン
の排出ガス浄化装置の一部を示す説明図である。
【図6】図5に示すエンジンの排出ガス浄化装置を制御
する制御システムを示すブロック図である。
【図7】バイパスバルブの制御における処理手順の一例
を示すフローチャートである。
【図8】バイパスバルブの制御における処理手順の他の
例を示すフローチャートである。
【図9】バイパスバルブの制御における処理手順のさら
に他の例を示すフローチャートである。
【図10】エンジン始動前のバイパスバルブの制御にお
ける処理手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 エンジン 14 インペラ 25 タービン 26 触媒コンバータ 28〜30 排気管 40 第1保温管 41 第2保温管 51 バイパス口 52 バイパスバルブ 53 バイパスバルブアクチュエータ(制御手段) 54 ECU(制御手段) 55 エンジン回転数センサ(負荷検出手段) 56 吸入空気量センサ(負荷検出手段) 57 スロットル開度センサ(負荷検出手段) 58 過給圧センサ(負荷検出手段) 59 触媒温度センサ(触媒温度検出手段) 60 水温センサ(冷却温度検出手段) F エンジン負荷 T 触媒出口温度(触媒温度) W 冷却水温(冷却媒体の温度)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G091 AA02 AA10 AA17 AA23 AA28 AB02 AB03 BA03 BA04 BA05 BA08 BA10 BA14 BA15 BA19 BA38 CA01 CA13 CA27 CB07 CB08 DB10 EA01 EA03 EA05 EA06 EA07 EA16 EA18 FA02 FA04 FA07 FA11 FA12 FA13 FA14 FB02 FB03 FC07 FC08 GB01X GB01Z GB05W GB06W GB07W GB10X GB17X HA08 HA37 HA38 HA45 HA46 HA47 HB03 HB06 4D048 BB02 CC25 CC26 CC43 CC53 DA01 DA02 DA13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの排出ガスを案内する排気管に
    設けられ、前記エンジンからの排出ガスを浄化する触媒
    コンバータを備えたエンジンの排出ガス浄化装置であっ
    て、 前記触媒コンバータの外側に設けられ、前記触媒コンバ
    ータを通過した排出ガスを反転させる第1保温管と、 前記触媒コンバータの外側に設けられ、前記第1保温管
    に案内された排出ガスを前記排気管の出口に向けて案内
    する第2保温管とを有することを特徴とするエンジンの
    排出ガス浄化装置。
  2. 【請求項2】 エンジンの排出ガスを案内する排気管に
    設けられ、排出ガスにより回転され吸入空気圧縮用のイ
    ンペラを駆動するタービンと、前記エンジンの排出ガス
    を浄化する触媒コンバータを備えた排出ガス浄化装置で
    あって、 前記触媒コンバータの外側に設けられ、前記触媒コンバ
    ータを通過した排出ガスを反転させ案内する第1保温管
    と、 前記触媒コンバータの外側に設けられ、前記第1保温管
    に案内された排出ガスを前記排気管の出口に向けて案内
    する第2保温管とを有することを特徴とするエンジンの
    排出ガス浄化装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のエンジンの排出
    ガス浄化装置において、 前記触媒コンバータを通過した排出ガスを前記排気管の
    開放口に直接供給するバイパス口を前記第1保温管に形
    成し、前記バイパス口を開閉するバイパスバルブを有す
    ることを特徴とするエンジンの排出ガス浄化装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のエンジンの排出ガス浄化
    装置において、 エンジン負荷を検出する負荷検出手段と、 前記エンジン負荷に基づいて前記バイパスバルブを開閉
    制御する制御手段とを有することを特徴とするエンジン
    の排出ガス浄化装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載のエンジンの排出
    ガス浄化装置において、 前記触媒コンバータの触媒温度を検出する触媒温度検出
    手段と、 前記触媒温度に基づいて前記バイパスバルブを開閉制御
    する制御手段とを有することを特徴とするエンジンの排
    出ガス浄化装置。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5のいずれか1項に記載のエ
    ンジンの排出ガス浄化装置において、 前記エンジンを冷却する冷却媒体の温度を検出する冷却
    温度検出手段と、 前記冷却媒体の温度に基づいて前記バイパスバルブを開
    閉制御する制御手段とを有することを特徴とするエンジ
    ンの排出ガス浄化装置。
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