JP2003328295A - 印刷用塗被紙 - Google Patents

印刷用塗被紙

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JP2003328295A
JP2003328295A JP2002128547A JP2002128547A JP2003328295A JP 2003328295 A JP2003328295 A JP 2003328295A JP 2002128547 A JP2002128547 A JP 2002128547A JP 2002128547 A JP2002128547 A JP 2002128547A JP 2003328295 A JP2003328295 A JP 2003328295A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】白色度や不透明度に優れ、しかも褪色しがたい
印刷用塗被紙を提供することを課題とする。 【解決手段】原紙の少なくとも片面に、顔料と接着剤を
含有する塗被層を1層以上有する印刷用塗被紙におい
て、該塗被層に、340ないし400nmの光波長に吸
収ピークを有し、且つスルホン酸基を6個有するスチル
ベン系蛍光増白剤を顔料成分に対し0.1重量%以上含
有せしめ、かつ顔料成分として炭酸カルシウムを15重
量%以上配合したことを特徴とする印刷用塗被紙。スチ
ルベン系蛍光増白剤としては、例えば、2,2’−〔ビ
ニレンビス[(3−スルホネート−4,1−フェニレ
ン)イミノ−[6−[ビス(2−ヒドロキシエチル)ア
ミノ]−1,3,5−トリアジン−4,2−ジイル]イ
ミノ]〕ビス(ベンゼン−1,4−ジスルホネート)の
六ナトリウム塩(C.I. Fluorescent Brightner264)が
挙げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷用塗被紙に関
し、特に、白色度、不透明度に優れ、且つ褪色し難い印
刷用塗被紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】印刷用塗被紙は一般に原紙上に顔料と接
着剤を主成分とする塗被層を設けて製造され、塗工量や
製造方式などの違いによってキャストコート紙やアート
紙、コート紙、微塗工紙等に分類される。これらの印刷
用塗被紙は、多色印刷物としてポスターやカタログ、パ
ンフレット、チラシ等の商業印刷物や、書籍、雑誌等の
出版物などで主に使用されている。近年、ビジュアル
化、カラー化、高級化が進展し、外観や画質の良い印刷
用塗被紙の需要が増大している。特に原稿の色調、例え
ばパソコンやゲーム機等の画面などの色調を忠実に再現
することが強く要望されるようになっている。このよう
な色調を再現するためには、印刷用塗被紙が高い白色度
を有していること、白色度の長期保存性に優れているこ
とが重要である。
【0003】印刷用塗被紙の白色度を高める方法には、
二つのアプローチがある。一つ目は、塗被層に配合する
顔料に白色度の高いものを使用する方法である。白色度
の高い顔料としては、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カ
ルシウム、二酸化チタンなどがある。これらを多用すれ
ば白色度の向上効果が得られるが、これらを多量に配合
すると、光沢度が得られ難く、また、光沢を得るため
に、これら顔料を微粒化したり、アラゴナイト系針状軽
質炭酸カルシウムなどを多用すると塗被層の表面強度が
低下するなどの難点がある。また、表面強度を改善する
目的で接着剤を増配すると、接着剤が塗被層の透明度を
高め、その結果、白色度の向上効果が減少する。二つ目
は、塗被層に蛍光増白剤を配合する方法で、確かに白色
度は向上するが、耐光性が劣っており、非常に褪色し易
い欠点がある。特に古紙パルプや高収率パルプを配合し
た原紙に塗被層を設けた印刷用塗被紙の場合、この現象
が顕著に見られる。さらに白色度を上げる目的で、蛍光
増白剤の配合量を増やしても、蛍光増白剤の持つ色合い
により蛍光増白効果が頭打ちとなり、十分な効果が得ら
れない。このように従来の技術では、高白色度で褪色性
に優れた印刷用塗被紙が得られていないのが実状であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、高白色
度と高不透明度を満足させ、しかも蛍光増白剤を使用し
て白色度を高めた際の欠点である褪色のし易さを抑える
方法について鋭意検討した。 その結果、特定の蛍光増
白剤と特定量の炭酸カルシウムを組み合わせることで褪
色性に優れる高白色・高不透明度の印刷用塗被紙が得ら
れることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、原紙の少なく
とも片面に、顔料と接着剤を含有する塗被層を1層以上
有する印刷用塗被紙において、該塗被層に、340ない
し400nmの光波長に吸収ピークを有し、且つスルホ
ン酸基を6個有するスチルベン系蛍光増白剤を顔料成分
に対し0.1重量%以上含有せしめ、かつ顔料成分とし
て炭酸カルシウムを15重量%以上配合したことを特徴
とする印刷用塗被紙である。また、塗被層を少なくとも
2層構成とする場合には、下塗り塗被層と上塗り塗被層
の双方に前記蛍光増白剤を含有せしめ、かつ下塗り塗被
層の顔料成分として炭酸カルシウムを50重量%以上配
合し、さらに上塗り塗被層の顔料成分として炭酸カルシ
ウムを40重量%以上配合するのが好ましい。また、塗
被層が1層構成である場合、および塗被層が少なくとも
2層構成である場合の上塗り塗被層(最上層)に含まれ
る炭酸カルシウムの50重量%以上が軽質炭酸カルシウ
ムであるのが好ましい。なお、本発明の印刷用塗被紙
は、原紙の両面に塗被層を有する塗被紙のみならず、原
紙の片面のみに塗被層を有する塗被紙をも包含するもの
である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明者らは、顔料と接着剤から
なる塗被層を原紙上に片面あたり1層以上有する印刷用
塗被紙において高白色度、高不透明度で、且つ褪色性に
優れる印刷用塗被紙の開発について検討を重ねた。 そ
の結果、塗被層に340ないし400nmの光波長に吸
収ピークがあり、且つスルホン酸基を6個有するスチル
ベン系蛍光増白剤を含有させ、且つ塗被紙を構成する顔
料成分に炭酸カルシウムを一定量以上配合することで本
発明の所望の効果が得られることを見出した。
【0007】すなわち、原紙上に片面あたり1層の塗被
層を有する印刷用塗被紙においては、該塗被層に前記ス
チルベン系蛍光増白剤を顔料成分に対し0.1重量%以
上含有せしめ、かつ顔料成分として炭酸カルシウムを1
5重量%以上、好ましくは25重量%以上、より好まし
くは35重量%以上配合することを特徴とする。また、
原紙上に片面あたり少なくとも2層の塗被層を有する印
刷用塗被紙においては、前記スチルベン系蛍光増白剤を
下塗り塗被層(最上層に接する層)および上塗り塗被層
(最上層)のいずれにも顔料成分に対し0.1重量%以
上含有せしめ、下塗り塗被層の顔料成分として炭酸カル
シウムを50重量%以上配合し、上塗り塗被層の顔料成
分として炭酸カルシウムを40重量%以上配合すること
を特徴とする。なお、炭酸カルシウムの配合量の上限
は、本発明において特に限定するものでなく、塗被紙の
目標品質に応じて適宜選択すればよい。しかしながら、
本発明の効果を得るには、炭酸カルシウムの配合量を多
くすることが望ましく、配合量の上限はグロス系塗被紙
であれば80重量%以下、マット系やダル系塗被紙の場
合では100重量%以下に設定されるものである。
【0008】本発明で使用する炭酸カルシウムの種類は
特に限定されるものでなく、紡錘状あるいは米粒状、針
状、柱状、立方状、球状、板状などの軽質炭酸カルシウ
ムや、湿式もしくは乾式で粉砕した重質炭酸カルシウム
のいずれを用いることも可能である。しかしながら、本
発明の所望の効果をより得るためには、塗被層が1層構
成および多層構成の何れの場合も、特に最上塗被層に配
合する炭酸カルシウムの50重量%以上、好ましくは5
5重量%以上、より好ましくは60重量%以上が紡錘
状、米粒状、針状、あるいは柱状などの軽質炭酸カルシ
ウムであることが望ましい。
【0009】上記の炭酸カルシウムと共に用いて高白色
度、耐褪色性を向上させることができる340ないし4
00nmの光波長に吸収ピークがあり、且つスルホン酸
基を6個有するスチルベン系蛍光増白剤の具体例として
は、例えばC.I. FluorescentBrightner264やC.I. Fluor
escent Brightner87、C.I. Fluorescent Brightner18な
どの4,4’−ビス(1,3,5−トリアジニルアミ
ノ)スチルベンー2,2’−ジスルホン酸誘導体が挙げ
られる。なお、一般には、スルホン基はナトリウム等の
塩の形で使用されるが、6個全てのスルホン基が塩であ
る必要はない。かかる蛍光増白剤をより具体的に例示す
ると、2,2’−〔ビニレンビス[(3−スルホネート
−4,1−フェニレン)イミノ−[6−[ビス(2−ヒ
ドロキシエチル)アミノ]−1,3,5−トリアジン−
4,2−ジイル]イミノ]〕ビス(ベンゼン−1,4−
ジスルホネート)の六ナトリウム塩(C.I. Fluorescent
Brightner264)の他、4,4’−ビス〔4−[3−アセ
チルアミノ−4−(4,8−ジスルホ−2−ナフチルア
ゾ)]アニリノ−6−(3−カルボキシピリジニオ)−1,
3,5−トリアジン−2−イルアミノ〕−2,2’−ジ
スルホスチルベン−ジヒドロキシドの六ナトリウム塩、
4,4’−ビス〔4−クロロ−6−[3−〔1−(2−ク
ロロ−5−スルホフェニル)−5−ヒドロキシ−3−メ
チル−4−ピラゾリルアゾ〕−4−スルホアニリノ]−
1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ〕−2,2’
−スチルベンジスルホン酸の六ナトリウム塩、4,4’
−ビス〔6−[N−(2−シアノエチル)−N−[2−(2
−ヒドロキシエトキシ)エチル]アミノ]−4−(2,5−
ジスルホアニリノ)−1,3,5−トリアジン−2−イ
ルアミノ〕−2,2’−スチルベンジスルホン酸の六ナ
トリウム塩、4,4’−ビス〔4−(ジエチルアミノ)−
6−(2,5−ジスルホアニリノ)−1,3,5−トリア
ジン−2−イルアミノ〕−2,2’−スチルベンジスル
ホン酸=ナトリウム塩(一塩、二塩、三塩、四塩、五塩
又は六塩)、4,4’−ビス〔4−クロロ−6−(2,
5−ジスルホアニリノ)−1,3,5−トリアジン−2
−イルアミノ〕−2,2’−スチルベンジスルホン酸ナ
トリウム塩(一塩、二塩、三塩、四塩、五塩又は六塩)、
4,4’−ビス〔4−クロロ−6−(7−フェニルアゾ
−8−ヒドロキシ−2,5−ジスルホ−1−ナフチルア
ミノ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ〕−
2,2’−スチルベンジスルホン酸ナトリウム塩(一
塩、二塩、三塩、四塩、五塩、又は六塩)などを挙げる
ことができる。これらの蛍光増白剤は1種類もしくは複
数のものを併用することが可能である。
【0010】本発明では、上記特定の蛍光増白剤を、各
塗被層に顔料成分に対し0.1重量%以上、好ましくは
0.2〜3.0重量%、より好ましくは0.3〜2.0
重量%の割合で配合するものである。炭酸カルシウムと
これらのスチルベン系蛍光増白剤を組み合わせることで
本発明の所望の効果が得られる理由については必ずしも
明らかではないが、かかるスチルベン系蛍光増白剤には
白色度を高めるだけでなく、一部の紫外線を吸収して褪
色を抑える効果を有しているが、これと一定量の炭酸カ
ルシウムを組み合わせることで、その効果が一層高めら
れ、炭酸カルシウムの有する高白色度、高不透明度の特
性と相まって、高白色度、高不透明度で褪色性にも優れ
た塗被紙が得られるものと推測される。このような効果
は、古紙由来の再生パルプや、高収率パルプなどの褪色
し易いパルプ成分を含有する原紙、特にこれらのパルプ
成分を2重量%以上配合した原紙に本発明の塗被層を塗
被したときに遺憾なく発揮され、白色度、不透明度、耐
褪色性がより一層改善された印刷用塗被紙が得られる。
【0011】本発明で使用するスチルベン系蛍光増白剤
は、片面当り2層以上の塗被層を設けた塗被紙において
は、最上層だけでなく、最上層以外の塗被層、所謂下塗
り層にも使用すると本発明の所望とする効果をより一層
発揮することができ、好ましく用いられる。そのときの
スチルベン系蛍光増白剤の配合量は、顔料成分に対し
0.1重量%以上、好ましくは0.2〜3.0重量%、
より好ましくは0.3〜2.0重量%の範囲が望まし
い。また、例えば塗被層を3層以上で構成する場合に
は、下塗り層と原紙との間に設けられる塗被層中にも同
様にスチルベン系蛍光増白剤を配合することもできる。
最上層以外の塗被層に配合される炭酸カルシウムは、最
上層のように顔料配合量が塗被紙品質へ影響し難いこと
から、できる限り多く配合することが望ましく、具体的
には顔料成分の50重量%以上、好ましくは60〜10
0重量%の範囲で使用される。
【0012】上記のスチルベン系蛍光増白剤および炭酸
カルシウムの他に本発明の塗被層を構成する成分として
は、例えば顔料成分としてカオリン、デラミネーテッド
カオリン、タルク、サチンホワイト、亜硫酸カルシウ
ム、石膏、硫酸バリウム、ホワイトカーボン、焼成カオ
リン、構造化カオリン、珪藻土、炭酸マグネシウム、二
酸化チタン、水酸化アルミニウム、水酸化カルシウム、
水酸化マグネシウム、水酸化亜鉛、酸化亜鉛、酸化マグ
ネシウム、ベントナイト、セリサイト等の無機顔料、ポ
リスチレン樹脂微粒子、尿素ホルマリン樹脂微粒子、中
空有機顔料、多孔質微粒子等のプラスチックピグメント
等の塗工紙製造分野で従来から使用されている各種顔料
の一種以上を適宜組合わせて使用することができる。
【0013】さらに、顔料成分と一緒に使用される接着
剤としては特に限定されるものではなく、例えばカゼイ
ンや大豆蛋白等の蛋白質類、スチレン−ブタジエン共重
合体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体等の
共役ジエン系重合体ラテックス、アクリル酸エステルお
よびメタクリル酸エステルの重合体または共重合体等の
アクリル系重合体ラテックス、エチレン−酢酸ビニル共
重合体等のビニル系重合体ラテックス、あるいはこれら
の各種重合体や共重合体をカルボキシル基等の官能基含
有単量体により官能基変性したアルカリ溶解性あるいは
アルカリ非溶解性の重合体ラテックス類、ポリビニルア
ルコール類、ポリアクリルアミド樹脂類、オレフィン−
無水マレイン酸樹脂、メラミン樹脂等の合成樹脂系の接
着剤、陽性化澱粉、酸化澱粉、リン酸エステル化澱粉、
酵素変性澱粉等の澱粉類、カルボキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体
等、一般の塗被紙用として知られる各種の接着剤が、単
独あるいは併用して用いられる。なお、接着剤の配合量
は、特に限定されるものでなく、塗被紙の品質に応じて
適宜調節されるものであるが、塗被層中の全顔料100
重量部に対し、固形分対比で2〜50重量部、通常は5
〜35重量部の範囲で調節される。
【0014】また、塗被層中には、上述の蛍光増白剤や
顔料や接着剤の他に、助剤としてポリオレフィン樹脂、
脂肪酸エマルジョン、脂肪酸塩エマルジョン、ワックス
エマルジョンなどの滑剤、アルカリ増粘型のアクリルエ
マルジョン、ポリアクリル酸塩などの保水剤、ポリアク
リル酸ナトリウムやリン酸系などの分散剤、各種耐水化
剤、印刷適性向上剤、消泡剤、着色剤、離型剤、流動変
性剤、防腐剤等を必要に応じて添加することも可能であ
る。
【0015】本発明で使用する原紙としては、パルプに
木材チップを原料とするクラフトパルプ、サルファイト
パルプ、ソーダパルプ等の化学パルプ、セミケミカルパ
ルプ、ケミメカニカルパルプ等の半化学パルプ、砕木パ
ルプ、サーモメカニカルパルプ等の機械パルプ、あるい
は楮、三椏、麻、ケナフ等を原料とする非木材繊維パル
プ、古紙を原料とする脱墨パルプなどを用い、これらの
少なくとも1種、あるいは2種以上が適宜混合して使用
される。前記の化学パルプを製造する際の漂白方法につ
いても特に限定するものではないが、漂白工程で塩素ガ
スような分子状塩素を使用しないで漂白したECFパル
プ、さらには二酸化塩素のような塩素系化合物をも使用
しないで漂白したTCFパルプが、環境保全の観点から
好ましく使用される。この他、填料として重質炭酸カル
シウム、軽質炭酸カルシウム、カオリン、クレー、ホワ
イトカーボン、無定形シリカ、二酸化チタン等が用いら
れる。また、通常の酸性や中性抄紙用で使用される抄紙
用薬品、例えば、ロジンサイズ剤、強化ロジンサイズ
剤、エマルジョンサイズ剤、アルキルケテンダイマーや
アルケニル無水コハク酸等のサイズ剤、サイズ定着剤、
乾燥紙力増強剤、湿潤紙力増強剤、歩留り向上剤、濾水
性向上剤、耐水化剤、消泡剤、スライムコントロール
剤、ピッチコントロール剤、染料等が必要に応じて添加
される。上記材料を適宜混合した紙料を長網マシンや丸
網マシン、長網と丸網のコンビネーションマシンあるい
はツインワイヤーマシン、オントップツインワイヤーマ
シン等の各種抄紙機で抄紙して得られた一般に米坪30
〜400g/m2程度の原紙が支持体として使用され
る。
【0016】また、上記の原紙は、必要に応じてブレー
ドメタリングサイズプレスやロッドメタリングサイズプ
レス、ゲートロールコーター、ビルブレードコーター、
2本ロールサイズプレス等で澱粉やポリビニルアルコー
ル、ポリアクリルアミド等の接着剤からなる表面処理剤
を塗布したり、顔料と接着剤からなる顔料塗被組成物を
予備塗工したりすることができる。また、上記の表面処
理剤の他に抄紙分野で通常使用される表面サイズ剤や、
消泡剤、防腐剤、増粘剤、導電剤として炭酸ナトリウム
や炭酸水素ナトリウム、硫酸ナトリウム、硫酸水素ナト
リウム、燐酸二水素ナトリウム、燐酸水素二ナトリウ
ム、燐酸三ナトリウム、塩化ナトリウム等の塩類等を適
宜併用することも可能である。さらに、上記の表面処理
剤中に前記スチルベン系蛍光増白剤を添加することも勿
論可能である。
【0017】原紙への顔料塗被層の塗工量としては、特
に限定されるものではないが、片面あたり固形分として
2〜50g/m2、好ましくは3〜30g/m2程度の範
囲で調節することが望ましい。因みに2g/m2未満の
場合には、本発明の所望とする効果が得られ難くなる。
また、塗被層を2層構成とする場合には、下塗り塗被層
の塗工量を片面当り固形分として1〜30g/m2
度、好ましくは3〜20g/m の範囲で調節し、上
塗り塗被層の塗工量を片面当り固形分として2〜50g
/m2、好ましくは3〜30g/m2程度の範囲で調節す
ることが望ましい。
【0018】上記材料をもって構成される塗工液は、一
般に固形分濃度を40〜70重量%程度に調製した後、
通常の塗工紙製造分野で使用される公知公用の塗工装
置、例えばエアーナイフコーター、ブレードコーター、
ロールコーター、リバースロールコーター、バーコータ
ー、カーテンコーター、ダイスロットコーター、グラビ
アコーター、チャンプレックスコーター、ゲートロール
コーター、サイズプレスコーター、ビルブレードコータ
ー、あるいはブラシコーター等のコーターヘッドを1つ
以上有するオンマシンあるいはオフマシンコーター、さ
らにはウェットキャストやリウェットキャスト、ゲル化
キャスト方式のキャストコーターによって、原紙上に一
層以上塗工される。
【0019】なお、原紙上に塗被された塗被組成物の乾
燥方法としては、従来から使用されている蒸気加熱、熱
風加熱、ガスヒーター加熱、高周波加熱、電気ヒーター
加熱、赤外線ヒーター加熱、レーザー加熱、電子線加熱
等の各種乾燥方式が適宜使用できる。かくして得られた
塗被紙は、必要に応じてソフトカレンダーやスーパーカ
レンダー等に通紙して平滑化処理をすることも可能であ
る。
【0020】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明を具体的に説
明する。勿論、本発明はそれらに限定されるものではな
い。特に断わらない限り、例中の部および%はそれぞれ
重量部および重量%を示す。
【0021】実施例1 カオリン(商品名:UW−90/エンゲルハード社製)
70部、重質炭酸カルシウム(商品名:FMT−90/
ファイマテック社製)30部からなる顔料成分に分散剤
(商品名:アロンT−40/東亞合成社製)0.2部
(固形分)を加え、コーレス分散機にて分散し、さらに
接着剤としてスチレン−ブタジエン共重合体ラテックス
(商品名:スマーテックスSN−307/日本エイアン
ドエル社製)10部(固形分)および酸化変性澱粉(商
品名:エースA/王子コンスターチ社製)3部、スチル
ベン系蛍光増白剤(C.I.Fluorescent
Brightener264、商品名:ブランコファー
BSU/バイエル社製)0.2部(固形分)、ポリビニ
ルアルコール(商品名:PVA−105/クラレ社製)
0.5部を加えて固形分濃度60%の塗料組成物を得
た。この塗料組成物を米坪50g/mの上質原紙の上
へ片面あたり乾燥重量で9g/m2となるようにブレー
ドコーターで両面を塗被、乾燥した。この塗被・乾燥し
た紙をスーパーカレンダーで光沢度が65%となるよう
に平滑化処理を行い、印刷用塗被紙を得た。
【0022】実施例2 実施例1において重質炭酸カルシウム30部のうち20
部を軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−123CS/
奥多摩工業社製)へ置換し、スチルベン系蛍光増白剤を
2.5部とした以外は実施例1と同様にして印刷用塗被
紙を得た。
【0023】実施例3 実施例2において軽質炭酸カルシウム20部のうち5部
をプラスチックピグメント(HP−91/ロームアンド
ハース社製)に置換し、スチルベン系蛍光増白剤を1.
0部とした以外は実施例2と同様にして印刷用塗被紙を
得た。
【0024】実施例4 実施例1において重質炭酸カルシウム30部のうち15
部を軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−123CS/
奥多摩工業社製)に置換し、スチルベン系蛍光増白剤を
1.0部とした以外は実施例1と同様にして印刷用塗被
紙を得た。
【0025】実施例5 実施例1において、パルプ成分として新聞古紙再生パル
プを10%使用した原紙を用いたことを除いて実施例1
と同様の方法で印刷用塗被紙を得た。
【0026】実施例6 実施例1においてカオリン70部を50部に減じ、軽質
炭酸カルシウム(商品名:TP−123CS/奥多摩工
業社製)を20部加え、スチルベン系蛍光増白剤を1.
0部とし、さらに平滑化処理後の光沢を30%とした以
外は実施例1と同様にして印刷用塗被紙を得た。
【0027】実施例7 カオリン(商品名:UW−90/エンゲルハード社製)
60部、重質炭酸カルシウム(商品名:FMT−90/
ファイマテック社製)20部、軽質炭酸カルシウム(商
品名:TP−123CS/奥多摩工業社製)20部から
なる顔料成分に分散剤(商品名:アロンT−40/東亞
合成社製)0.2部(固形分)を加えてコーレス分散機
にて分散し、さらに接着剤としてスチレン−ブタジエン
共重合体ラテックス(商品名:スマーテックスSN−3
07/日本エイアンドエル社製)10部(固形分)およ
び酸化変性澱粉(商品名:エースA/王子コンスターチ
社製)2部、ポリビニルアルコール(商品名:PVA−
105/クラレ製)0.5部、スチルベン系蛍光増白剤
(C.I.Fluorescent Brighten
er264、商品名:ブランコファーBSU/バイエル
社製)0.2部(固形分)を加えて固形分濃度60%の
上塗り用塗料組成物を得た。また、カオリン(商品名:
HT−GAS/エンゲルハード社製)20部、重質炭酸
カルシウム80部からなる顔料成分に分散剤(商品名:
アロンT−40/東亞合成社製)0.2部(固形分)を
加えてコーレス分散機にて分散し、さらに接着剤として
スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス(商品名:ス
マーテックスSN−307/日本エイアンドエル社製)
5部(固形分)および酸化変性澱粉(商品名:エースA
/王子コンスターチ社製)5部、ポリビニルアルコール
(商品名:PVA−105/クラレ製)0.5部、スチ
ルベン系蛍光増白剤(C.I.Fluorescent
Brightener264、商品名:ブランコファ
ーBSU/バイエル社製)0.2部(固形分)を加えて
固形分濃度60%の下塗り用塗料組成物を得た。米坪5
0g/m2の上質原紙の上へ下塗り用塗料組成物を片面
あたり乾燥重量で9g/m2となるようにブレードコー
ターで両面を塗被、乾燥し、さらに、その上へ上塗り塗
料組成物を片面当たり9g/m2となるように両面に塗
被、乾燥した後、スーパーカレンダーで光沢度が75%
となるように平滑化処理を行い、印刷用塗被紙を得た。
【0028】実施例8 実施例7において、上塗り用塗料組成物の顔料成分をカ
オリン50部、重質炭酸カルシウム10部、軽質炭酸カ
ルシウム40部とし、スチルベン系蛍光増白剤を1.0
部とし、下塗り用塗料組成物の顔料成分を重質炭酸カル
シウム100部とした以外は実施例7と同様にして印刷
用塗被紙を得た。
【0029】実施例9 実施例7において、上塗り用塗料組成物の顔料成分をカ
オリン40部、軽質炭酸カルシウム30部、重質炭酸カ
ルシウム25部、プラスチックピグメント(HP−91
/ロームアンドハース社製)5部とし、スチルベン系蛍
光増白剤を2.5部、ポリビニルアルコールを0部と
し、また、下塗り用塗料組成物の顔料成分を重質炭酸カ
ルシウム100部、スチルベン系蛍光増白剤を2.5部
とした以外は実施例7と同様にして印刷用塗被紙を得
た。
【0030】実施例10 実施例7において、上塗り用塗料組成物の顔料成分をカ
オリン50部、軽質炭酸カルシウム30部、重質炭酸カ
ルシウム20部とし、スチルベン系蛍光増白剤を1.0
部とし、下塗り下塗り用塗料組成物の顔料成分を重質炭
酸カルシウム100部、スチルベン系蛍光増白剤を1.
0部とし、スーパーカレンダーによる平滑化処理で光沢
度が35%となるように調節した以外は実施例7と同様
にして印刷用塗被紙を得た。
【0031】実施例11 実施例7において、パルプ成分にGPを10%使用した
原紙を用いたことを除いて実施例7と同様の方法で印刷
用塗被紙を得た。
【0032】比較例1 実施例1において、スチルベン系蛍光増白剤としてスル
ホン酸基を4個有するスチルベン系蛍光増白剤(商品
名:Z−ACN/バイエル社製)を用いた以外は実施例
1と同様にして印刷用塗被紙を得た。
【0033】比較例2 実施例2において、スチルベン系蛍光増白剤を比較例1
で使用したものへ変更した以外は実施例2と同様にして
印刷用塗被紙を得た。
【0034】比較例3 実施例3において、スチルベン系蛍光増白剤を比較例1
で使用したものへ変更した以外は実施例3と同様にして
印刷用塗被紙を得た。
【0035】比較例4 実施例4において、スチルベン系蛍光増白剤を比較例1
で使用したものへ変更した以外は実施例4と同様にして
印刷用塗被紙を得た。
【0036】比較例5 実施例5において、スチルベン系蛍光増白剤を比較例1
で使用したものへ変更した以外は実施例5と同様にして
印刷用塗被紙を得た。
【0037】比較例6 実施例6において、スチルベン系蛍光増白剤を比較例1
で使用したものへ変更した以外は実施例6と同様にして
印刷用塗被紙を得た。
【0038】比較例7 実施例7において、スチルベン系蛍光増白剤を比較例1
で使用したものへ変更した以外は実施例7と同様にして
印刷用塗被紙を得た。
【0039】比較例8 実施例8において、スチルベン系蛍光増白剤を比較例1
で使用したものへ変更した以外は実施例8と同様にして
印刷用塗被紙を得た。
【0040】比較例9 実施例9において、スチルベン系蛍光増白剤を比較例1
で使用したものへ変更した以外は実施例9と同様にして
印刷用塗被紙を得た。
【0041】比較例10 実施例10において、スチルベン系蛍光増白剤を比較例
1で使用したものへ変更した以外は実施例10と同様に
して印刷用塗被紙を得た。
【0042】比較例11 実施例11において、スチルベン系蛍光増白剤を比較例
1で使用したものへ変更した以外は実施例11と同様に
して印刷用塗被紙を得た。
【0043】上記実施例1〜11および比較例1〜11
で得た印刷用塗被紙を下記の方法で評価し、得られた結
果を表1に示した。 〔白色度〕印刷用塗被紙表面の白色度は、JIS P−
8148(1993)に従って評価した。 〔不透明度〕印刷用塗被紙の不透明度は、JIS P−
8138(1976)に従って評価した。 〔褪色性〕褪色性は、105℃の熱風乾燥機に印刷用塗
被紙を3時間放置後の白色度を測定し、熱処理前後の白
色度の差を褪色性として表した。
【0044】
【表1】
【0045】
【発明の効果】表1の結果から明らかなように、本発明
の印刷用塗被紙は、白色度や不透明度に優れ、しかも褪
色し難い塗被紙であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4L055 AG11 AG12 AG27 AG35 AG48 AG63 AG64 AG76 AG89 AG97 AH02 AH07 AH37 AJ04 BE09 EA19 EA32 FA12 GA19

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原紙の少なくとも片面に、顔料と接着剤を
    含有する塗被層を1層以上有する印刷用塗被紙におい
    て、該塗被層に、340ないし400nmの光波長に吸
    収ピークを有し、且つスルホン酸基を6個有するスチル
    ベン系蛍光増白剤を顔料成分に対し0.1重量%以上含
    有せしめ、かつ顔料成分として炭酸カルシウムを15重
    量%以上配合したことを特徴とする印刷用塗被紙。
  2. 【請求項2】原紙の少なくとも片面に、顔料と接着剤を
    含有する塗被層を1層有する請求項1記載の印刷用塗被
    紙。
  3. 【請求項3】原紙の少なくとも片面に、顔料と接着剤を
    含有する下塗り塗被層と上塗り塗被層の少なくとも2層
    を有し、下塗り塗被層に、前記スチルベン系蛍光増白剤
    を顔料成分に対し0.1重量%以上含有せしめ、かつ顔
    料成分として炭酸カルシウムを50重量%以上配合し、
    さらに上塗り塗被層に、前記スチルベン系蛍光増白剤を
    顔料成分に対し0.1重量%以上含有せしめ、かつ顔料
    成分として炭酸カルシウムを40重量%以上配合した請
    求項1記載の印刷用塗被紙。
  4. 【請求項4】塗被層に含まれる炭酸カルシウムの50重
    量%以上が軽質炭酸カルシウムである請求項2記載の印
    刷用塗被紙。
  5. 【請求項5】上塗り塗被層に含まれる炭酸カルシウムの
    50重量%以上が軽質炭酸カルシウムである請求項3記
    載の印刷用塗被紙。
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