JP2003327003A - シフトレバーの支点部ソケット - Google Patents
シフトレバーの支点部ソケットInfo
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H2059/026—Details or special features of the selector casing or lever support
- F16H2059/0269—Ball joints or spherical bearings for supporting the lever
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Abstract
クト方向へ変速操作する場合、あるいは該シフトレバー
を押し下げてリバース操作をする場合にソケットの傾き
を阻止し、かつ、グリース切れが起きるのを防止するこ
とを課題とする。 【解決手段】シフトレバー1の支点部に形成されている
球状体2が内部に収容されているグリース溜め用ソケッ
ト14であり、下方に径が縮小するテーパー状本体15
の外周に外縁17が略垂直なガイドリブ16の複数個を
形成し、該リブ16外縁17の少なくとも上端部と下端
部はケーシング3内周に接しているシフトレバー1の支
点部ソケット14を提供する。
Description
のシフトレバーの支点部ソケットに関するものである。 【0002】 【従来の技術】図4に従来例を示す。手動変速機のシフ
トレバー(1) には、該シフトレバー(1) をシフト方向ま
たはセレクト方向に変速操作するための支点部として球
状体(2) が形成されている。該球状体(2) はソケット
(4) 内に収容されており、該ソケット(4) はケーシング
(3) 内に収容されている。該ソケット(4) は樹脂成形に
よって製造されるが、成形後の型抜きのために該ソケッ
ト(4) は下方に径が縮小するテーパー形状とされてお
り、また、該ソケット(4) の上端部の径は、該ソケット
(4) が収容されるケーシング(3) の取付孔の径と一致す
るように設定されている。また、プッシュ式リバース機
構を備えた手動変速機では、リバース操作をする時に、
該シフトレバー(1) を押し下げた状態でリバースへの変
速操作を行なうので、該シフトレバー(1) を押し下げた
場合に、該シフトレバー(1) とともに該ソケット(4) も
ケーシング(3) 内を下方にスライドする。したがって、
該ソケット(4) と該ケーシング(3) を潤滑するために、
該ソケット(4) 外周にグリースを塗布する。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、該ソケット(4) の上端部の径はケーシング
(3) の取付孔の径と一致しているが、該ソケット(4) は
下方に径が縮小するテーパー形状とされているので、該
ソケット(4) の下端部の径はケーシング(3) の取付孔の
径よりも小さくなり、該ソケット(4) 上端部の径と下端
部の径はケーシング(3) の取付孔の径と一致していな
い。そのため、該シフトレバー(1) をシフト方向やセレ
クト方向へ変速操作する場合、あるいは該シフトレバー
(1) を押し下げてリバースへの変速操作をする場合、図
5に示すように該ソケット(4) が傾き、該ソケット(4)
の下端部にがたつきが生じ、その結果、運転者にガタと
認識され不快感を与えるという問題があった。また、該
ソケット(4) の上端部の径と下端部の径とを一致させ
て、該ソケット(4) を円筒状とすると、成形後の型抜き
が非常に困難になり、更に、該ソケット(4) 外周にグリ
ースを溜めるためのスペースが確保できなくなり、グリ
ース切れが生じて円滑な変速操作ができないという問題
があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、シフトレバー(1) の支点
部に形成されている球状体(2) が内部に収容されている
グリース溜め用ソケット(14)であり、下方に径が縮小す
るテーパー状本体(15)の外周に外縁(17)が略垂直なガイ
ドリブ(16)の複数個を形成し、該リブ(16)外縁(17)の少
なくとも上端部と下端部はケーシング(3) 内周に接して
いるシフトレバー(1) の支点部ソケット(14)を提供する
ものである。 【0005】 【作用】該シフトレバー(1) をシフト方向やセレクト方
向へ変速操作する場合、あるいは該シフトレバー(1) を
押し下げてリバースへの変速操作をする場合に、該ソケ
ット(14)が傾こうとしても、該ソケット(14)のリブ(16)
外縁(17)の少なくとも上端部と下端部がケーシング(3)
内周に接することによって傾きが阻止される。また、該
ソケット(14)本体(15)は下方に径が縮小するテーパー状
とされているので、成形後の型抜きが容易になるととも
に、リブ(16)とリブ(16)との間のテーパー状本体(15)外
周に塗布したグリースを溜めるためのスペースを確保す
ることが出来る。 【0006】 【発明の実施の形態】本発明を図1〜図3に示す一実施
例によって説明すれば、シフトレバー(1) には、該シフ
トレバー(1) をシフト方向またはセレクト方向に変速操
作するための支点部として球状体(2) が形成されてい
る。該球状体(2) はソケット(14)内に収容されており、
該ソケット(14)はケーシング(3) 内に収容されており、
該ソケット(14)の下部にはスプリング(図示せず)が設
けられている。該ソケット(14)は下方に径が縮小するテ
ーパー状本体(15)と、該本体(15)の外周に形成されてい
るガイドリブ(16)とからなり、ケーシング(3) 内に上下
スライド可能に収容されている。そして、該リブ(16)の
外縁(17)は略垂直に設定され、該ソケット(14)上端部の
径と下端部の径がケーシング(3) の取付孔の径と一致し
ており、該リブ(16)外縁(17)の少なくとも上端部と下端
部は該ケーシング(3) 内周に接している。 【0007】該シフトレバー(1) をシフト方向やセレク
ト方向へ変速操作する場合、該ソケット(14)が傾こうと
しても、該ソケット(14)のリブ(16)外縁(17)の少なくと
も上端部と下端部がケーシング(3) 内周に接することに
よって傾きが阻止されるため、ガタが生じることがな
い。したがって、運転者は不快感を与えられることな
く、該シフトレバー(1) を変速操作することが出来る。 【0008】また、プッシュ式リバース機構を備えた手
動変速機において、該シフトレバー(1) を押し下げてリ
バース操作をする場合には、該シフトレバー(1) にとも
なってソケット(14)がケーシング(3) 内を下方にスライ
ドする。一方、リバースからニュートラルや前進段へ変
速操作する場合には、ソケット下部に設けたスプリング
の反力によって、該ソケットと該ソケットに収容されて
いるシフトレバー(1)はケーシング(3) 内を上方にスラ
イドする。このような場合に、該ソケット(14)が傾こう
としても、該ソケット(14)のリブ(16)外縁(17)の少なく
とも上端部と下端部がケーシング(3) 内周に接すること
によって傾きが阻止されるため、ガタが生じることがな
い。したがって、運転者は不快感を与えられることな
く、該シフトレバー(1) を変速操作することが出来る。 【0009】更に、該ソケット(14)本体(15)は下方に径
が縮小するテーパー状とされているので、成形後の型抜
きが容易になる。更に、該ソケット(14)のリブ(16)とリ
ブ(16)との間のスペースに、テーパー状本体(15)外周に
塗布したグリースを溜めることが出来るので、グリース
切れを起こすことがなく、ソケットのケーシング内での
移動を円滑にすることが可能となる。また更に、リブ外
縁(17)面とケーシング(3) 内周との接触面積は小さいの
で、ソケット(14)のスライド抵抗は小さく、シフトレバ
ー(1) の押下げ操作に殆ど影響しない。 【0010】 【発明の効果】本発明においては、該シフトレバーをシ
フト方向やセレクト方向へ変速操作する場合、あるいは
該シフトレバーを押し下げてリバース操作をする場合、
該ソケットのリブ外縁の少なくとも上端部と下端部がケ
ーシング内周に接することによってソケットの傾きが阻
止されるため、ガタが生じることがない。したがって、
運転者は不快感を与えられることなく、該シフトレバー
を変速操作することが出来る。また、該ソケット本体は
下方に径が縮小するテーパー状とされているので、成形
後の型抜きが容易になり、更に、該ソケットのリブとリ
ブとの間のスペースに、テーパー状本体外周に塗布した
グリースを溜めることが出来るので、グリース切れを起
こすことがなく、ソケットのケーシング内での移動を円
滑にすることが可能となる。
5は従来例を示すものである。 【図4】側断面図 【図5】リバースシフト操作時の側断面図 【符号の説明】 1 シフトレバー 2 球状体 3 ケーシング 14 ソケット 15 テーパー状本体 16 ガイドリブ 17 外縁
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】シフトレバーの支点部に形成されている球
状体が内部に収容されているグリース溜め用ソケットで
あり、下方に径が縮小するテーパー状本体の外周に外縁
が略垂直なガイドリブの複数個を形成し、該リブ外縁の
少なくとも上端部と下端部はケーシング内周に接してい
ることを特徴とするシフトレバーの支点部ソケット
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002139786A JP3805276B2 (ja) | 2002-05-15 | 2002-05-15 | シフトレバーの支点部ソケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002139786A JP3805276B2 (ja) | 2002-05-15 | 2002-05-15 | シフトレバーの支点部ソケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003327003A true JP2003327003A (ja) | 2003-11-19 |
JP3805276B2 JP3805276B2 (ja) | 2006-08-02 |
Family
ID=29700828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002139786A Expired - Fee Related JP3805276B2 (ja) | 2002-05-15 | 2002-05-15 | シフトレバーの支点部ソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3805276B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009006906A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Delta Kogyo Co Ltd | 自動車用のシフトレバー装置 |
JP2009006905A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Delta Kogyo Co Ltd | 自動車用のシフトレバー装置 |
-
2002
- 2002-05-15 JP JP2002139786A patent/JP3805276B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009006906A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Delta Kogyo Co Ltd | 自動車用のシフトレバー装置 |
JP2009006905A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Delta Kogyo Co Ltd | 自動車用のシフトレバー装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3805276B2 (ja) | 2006-08-02 |
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