JP2003326727A - インクジェットヘッドの製造方法 - Google Patents

インクジェットヘッドの製造方法

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JP2003326727A JP2003055465A JP2003055465A JP2003326727A JP 2003326727 A JP2003326727 A JP 2003326727A JP 2003055465 A JP2003055465 A JP 2003055465A JP 2003055465 A JP2003055465 A JP 2003055465A JP 2003326727 A JP2003326727 A JP 2003326727A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルプレートにノズル孔を形成した後、熱
硬化型接着剤を用いてアクチュエータに接着するにあた
り、アクチュエータのチャネル位置とノズル孔の位置ず
れが生じないインクジェットヘッドの製造方法を提供す
る。 【解決手段】 ノズル孔を加工する前のノズルプレート
と支持部材とを加熱接着して複合部材とする工程と、前
記複合部材の前記ノズルプレートにノズル孔を形成する
工程と、前記ノズル孔を形成した前記複合部材を、熱硬
化型接着剤を用いて、複合部材の支持部材側がアクチュ
エータと接するように、アクチュエータに加熱接着する
工程と、を有することを特徴とするインクジェットヘッ
ドの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェットヘッ
ドの製造方法に関するものであり、特にノズルプレート
とアクチュエータ本体との接着時の加熱による伸びの相
対的なズレを防止したインクジェットヘッドの製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、インクジェットヘッドの製造
方法として、ノズルプレートをアクチュエータに貼り付
けた後に、ノズルプレート外側(前面)からレーザーで
孔を空ける方法が提案され、実施されてきている。一
方、インク射出特性(インク射出方向、射出量、射出後
の空気の吸い込みによる射出不良、ノズルプレート外面
の汚れ、濡れ等)の観点からは、ノズル孔の形状とし
て、インク室から外に向かって縮まるテーパ構造となっ
ていることが好ましいことが知られている。ノズルプレ
ート外側(前面)から孔を空ける方法では、上記のノズ
ル孔形状とするためには複雑な工程が必要であり、精度
や生産性の観点で問題があった。
【0003】一方、ノズルプレートをアクチュエータに
貼り付けた後に、アクチュエータのインク室側(後面)
からレーザーで孔を空ける方法が提案されている。しか
しながら、インクジェットヘッドのアクチュエータのタ
イプによっては後面が開放されていないものに関しては
実施が不可能であり、又後面が開放されたものであって
も、アクチュエータの奥行きが大きいと、レーザ光をチ
ャネル溝の隔壁が妨害するという問題があった。そこ
で、特許登録第2633943号では、チャネル溝の斜
め上からの照射でノズル孔を形成する技術が開示されて
いる(特許文献1参照)。しかしながら、この方法では
斜め上方からの照射となり、傾きを持つ(ノズルプレー
トに鉛直に出来ない)ノズルとなるため、適正なインク
射出特性を得るためには加工上の制約が非常に厳しいも
のであった。
【0004】一方、ノズルプレートに予めノズル孔加工
を施し、その後アクチュエータに接着剤で接着する方法
が知られている。
【0005】ノズルプレートの材料としては、加工性、
耐久性等の観点からポリイミド等の樹脂系素材が用いら
れてきている。このようなポリイミド等の樹脂系素材に
あらかじめノズル孔を開け、PZT(チタン酸ジルコン
酸鉛)等からなるアクチュエータに、生産性が良好な熱
硬化型の接着剤を使用して加熱接着するインクジェット
ヘッドの製造方法が知られている。しかしながらこの方
法では、接着剤を硬化させる為に接着剤を高温にする必
要があり、それに伴いノズルプレート及びアクチュエー
タも同様の温度環境下におかれる事になる。この時、熱
膨張の大きいノズルプレートと熱膨張が小さいアクチュ
エータとの熱膨張係数の違いから、それぞれの伸び量が
異なり、アクチュエータのチャネル溝の位置とノズル孔
位置がずれた状態で接着される事になる。このズレは、
接着後に温度が常温に低下した後は、接着剤により強固
に保持されていることから、ズレは解消される事はな
く、結果としてノズル孔の位置ずれが生じてしまうとい
う問題があった。
【0006】
【特許文献1】特許第2633943号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】即ち、本発明の目的
は、ノズルプレートに予め好ましい形状のノズル孔を形
成した後、そのノズル孔を形成されたノズルプレートを
熱硬化型接着剤を用いてアクチュエータに接着するにあ
たり、アクチュエータのチャネル溝とノズル孔の位置ず
れを低減する接着方法及びインクジェットヘッドの製造
方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明の以
下のような構成により解決することができる。
【0009】(1) ノズル孔を加工する前のノズルプ
レートと支持部材とを加熱接着して複合部材とする工程
と、前記複合部材の前記ノズルプレートにノズル孔を形
成する工程と、前記ノズル孔を形成した前記複合部材
を、熱硬化型接着剤を用いて、複合部材の支持部材側が
アクチュエータと接するように、アクチュエータに加熱
接着する工程と、を有することを特徴とするインクジェ
ットヘッドの製造方法。
【0010】(2) 前記複合部材の熱膨張係数(α
f)が前記式1を満足することを特徴とする(1)記載
のインクジェットヘッドの製造方法。
【0011】(3) 前記複合部材の熱膨張係数(α
f)が前記式2を満足することを特徴とする(1)記載
のインクジェットヘッドの製造方法。
【0012】(4) 前記複合部材の熱膨張係数(α
f)が前記式3を満足することを特徴とする(1)記載
のインクジェットヘッドの製造方法。
【0013】(5) 前記複合部材の熱膨張係数(α
f)と前記アクチュエータの熱膨張係数(αa)が前記
式4を満足することを特徴とする(1)記載のインクジ
ェットヘッドの製造方法。
【0014】(6) 前記複合部材の熱膨張係数(α
f)と前記アクチュエータの熱膨張係数(αa)が前記
式5を満足することを特徴とする(1)記載のインクジ
ェットヘッドの製造方法。
【0015】(7) 前記複合部材の熱膨張係数(α
f)と前記アクチュエータの熱膨張係数(αa)が前記
式6を満足することを特徴とする(1)記載のインクジ
ェットヘッドの製造方法。
【0016】(8) 前記支持部材が開口部を有するこ
とを特徴とする(1)〜(7)の何れか1項記載のイン
クジェットヘッドの製造方法。
【0017】(9) 前記開口部の形状が前記アクチュ
エータに形成されたチャネル溝に対応した形状であるこ
とを特徴とする(8)記載のインクジェットヘッドの製
造方法。
【0018】(10) 前記支持部材側よりレーザー加
工により前記ノズル孔を形成する事を特徴とする(1)
〜(9)の何れか1項記載のインクジェットヘッドの製
造方法。
【0019】(11) 前記支持部材の厚さが、0.2
mm以上1.0mm以下であることを特徴とする(1)
〜(10)の何れか1項記載のインクジェットヘッドの
製造方法。
【0020】(12) ノズル孔を加工する前のノズル
プレートと支持部材とを加熱接着して複合部材とする工
程と、前記複合部材の前記ノズルプレートにノズル孔を
形成する工程と、前記ノズル孔を形成した前記複合部材
を、熱硬化型接着剤を用いて、ノズルプレート側がアク
チュエータと接するようにして、アクチュエータに加熱
接着する工程と、を有することを特徴とするインクジェ
ットヘッドの製造方法。
【0021】(13) 前記複合部材の熱膨張係数(α
f)が前記式1を満足することを特徴とする(12)記
載のインクジェットヘッドの製造方法。
【0022】(14) 前記複合部材の熱膨張係数(α
f)が前記式2を満足することを特徴とする(12)記
載のインクジェットヘッドの製造方法。
【0023】(15) 前記複合部材の熱膨張係数(α
f)が前記式3を満足することを特徴とする(12)記
載のインクジェットヘッドの製造方法。
【0024】(16) 前記複合部材の熱膨張係数(α
f)と前記アクチュエータの熱膨張係数(αa)が前記
式4を満足することを特徴とする(12)記載のインク
ジェットヘッドの製造方法。
【0025】(17) 前記複合部材の熱膨張係数(α
f)と前記アクチュエータの熱膨張係数(αa)が前記
式5を満足することを特徴とする(12)記載のインク
ジェットヘッドの製造方法。
【0026】(18) 前記複合部材の熱膨張係数(α
f)と前記アクチュエータの熱膨張係数(αa)が前記
式6を満足することを特徴とする(12)記載のインク
ジェットヘッドの製造方法。
【0027】(19) 前記支持部材が開口部を有する
ことを特徴とする(12)〜(18)の何れか1項記載
のインクジェットヘッドの製造方法。
【0028】(20) 前記開口部の形状が前記アクチ
ュエータに形成されたチャネル溝に対応した形状である
ことを特徴とする(19)記載のインクジェットヘッド
の製造方法。
【0029】(21) 前記開口部の形状が、前記アク
チュエータに形成された2以上の複数のチャネル溝毎に
1個の開口部が形成された梯子状であることを特徴とす
る(19)記載のインクジェットヘッドの製造方法。
【0030】(22) 前記開口部の形状が、前記アク
チュエータの全チャネル溝を含む外枠状であることを特
徴とする(19)記載のインクジェットヘッドの製造方
法。
【0031】(23) 前記ノズルプレート側よりレー
ザー加工により前記ノズル孔を形成する事を特徴とする
(12)〜(22)の何れか1項記載のインクジェット
ヘッドの製造方法。
【0032】(24) 前記支持部材の厚さが、0.2
mm以上1.0mm以下であることを特徴とする(1
2)〜(23)の何れか1項記載のインクジェットヘッ
ドの製造方法。
【0033】(25) 前記複合部材と前記アクチュエ
ータを加熱接着後、前記支持部材を除去する工程を有す
ることを特徴とする(12)〜(24)の何れか1項記
載のインクジェットヘッドの製造方法。
【0034】(26) 前記複合部材と前記アクチュエ
ータを加熱接着の際の位置合わせが突き当てによる位置
合わせであることを特徴とする(1)〜(25)の何れ
か1項記載のインクジェットヘッドの製造方法。
【0035】特に本発明では、熱膨張係数の低いPZT
等からなるアクチュエータに、熱膨張係数の異なる材質
のノズルプレートを、熱硬化型の接着剤で接着する場
合、先ずノズル孔を穿孔していないノズルプレートを、
熱膨張係数がPZTと同じか又は同等の支持部材に予め
加熱接着して複合部材とした後、常温でノズルプレート
にノズル孔を形成し、該ノズル孔の形成された複合部材
をアクチュエータに加熱接着することにより、複合部材
とアクチュエータの熱膨張係数が近似していることか
ら、アクチュエータのチャネル溝に対するノズル孔の位
置ずれが生じることを低減した接着が可能となる。ま
た、ノズル孔の形状としてインク室側が広く、外側に向
かって小さいテーパを有するノズル孔となる方向で接着
をすることが容易となるものである。
【0036】尚、ノズルプレートと支持部材を接着した
複合部材は、その後ノズルプレートにノズル孔を形成す
るが、ノズル孔を形成するためのエネルギーをできるだ
け少なくするためには、支持部材には予めノズル孔に対
応した開口部を有する形状とすることが好ましい。
【0037】本発明においては支持部材にノズルプレー
トを貼った複合材料としたときの熱膨張係数が、アクチ
ュエータとほぼ等しいことが必要であるが、複合部材の
熱膨張係数が、前記式1を満足することが好ましく、更
には前記式2、特には式3を満足することが好ましい。
【0038】ここで、式1は本発明における延びの許容
範囲を表すものであって、ピッチP、ノズル数n、チャ
ネル幅W、インク室側のノズル径dとしたとき、固定点
からn番目のノズルの位置の位置ズレが、本発明におい
てはチャネル溝の半分までずれても性能上の問題が無い
ことを見出したものであり、更にはチャネル溝のエッジ
に対してインク室側のノズル径dの1/4まで塞がれる
までが好ましいことを見出したものであり、特には式3
による、チャネル溝のエッジにノズル孔の端部が接する
ところまでが好ましいことを見出したものである。
【0039】複合部材がアクチュエータと同等の熱膨張
係数を有するために、アクチュエータとして用いている
部材が十分の強度を有することから、支持部材としてア
クチュエータと同じ部材を選択することが好ましい。ま
た、支持部材がアクチュエータのチャネル溝に対応した
開口部を有する形状とするためには、アクチュエータと
して形成された部材を断裁することにより支持部材とす
ることが最も容易であり、好ましい方法である。支持部
材の厚さとしては、支持部材の強度、及び、レーザ光に
よりノズルプレートにノズル孔を形成するための加工性
の点から、0.2mm以上1.0mm以下であることが
好ましい。
【0040】支持部材の他の例としては、薄板やシート
状のもの、或いは塗布して形成したものであっても良
い。薄板やシート状のものとしては、金属板、ガラス、
セラミックスシート、合成樹脂、それらに種々の充填剤
を加えた複合材料等であっても良い。塗布形のものとし
ては、熱硬化型樹脂や紫外線硬化型樹脂とカーボンフィ
ラメントやパラ系アラミド繊維(例えば、東レ・デュポ
ン(株)製KEVLAR)等のフィラーを加えて形成し
た樹脂被膜であっても良く、このような樹脂被膜は、ノ
ズルプレート上に塗布により形成することで複合部材を
構成することができる。
【0041】熱硬化型接着剤としては、種々のものが市
販されており、容易に入手することができ、特に限定さ
れないが、例えば、EPOXY TECHNOLOGY
INC.製のエポテック353ND等が好ましく用い
られる。
【0042】ノズル孔の穿孔方法としては、レーザー加
工、プレス加工ともに本主旨に対して実施可能である
が、生産性の観点で、レーザー加工、特にエキシマレー
ザーによる加工が好ましい。ノズル孔の穿孔方向として
は、支持部材側からでも、ノズルプレート側からでも良
いが、ノズル形状がノズル出口側(インクジェットヘッ
ドのインク吐出口側)に向けて小さくなるテーパ形状と
することが良好なインクジェットノズルとして好まし
く、穿孔する側を接着面とすることによりノズル出口に
向けて小さくなるテーパ形状とすることができる。本発
明においては、複合部材の支持部材側からレーザー加工
にて穿孔し、支持部材側をアクチュエータとの接着面と
する事が、生産性、加工精度の観点から、更には各種形
状を得ることが可能となり、好ましい。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図をもって説明するが、本発明はこれらに限定され
るものではない。
【0044】図1は、本発明のインクジェットヘッドの
製造方法の具体例を示す工程図である。ポリイミドから
なるノズルプレート1(熱膨張係数 20ppm)の表
面に撥水膜7を形成した後、アクチュエータのチャネル
に対応する開口部を有するPZT(熱膨張係数 6pp
m)からなる支持部材2を熱硬化型接着剤エポテック3
53ND(EPOXY TECHNOLOGY IN
C.製)を用いて、100℃で5分間保持して接着した
後、放冷して複合部材3を得た。
【0045】得られた複合部材3の支持部材側よりレー
ザ光によりノズル孔6を形成し、ノズル孔の形状を支持
部材側が広く、外側に向かって小さいテーパを有するノ
ズル孔とした(拡大図参照)。
【0046】ノズル孔の形成された複合部材の支持部材
側を接着面として、PZTからなるチャネル溝が形成さ
れたアクチュエータ4に、前記熱硬化型接着剤を塗布
し、100℃、5分間の加熱接着を行い、インクジェッ
トヘッド10を得た。
【0047】図4は、全てのノズル孔を含む面で切断し
たときの、インクジェットヘッドの断面図であり、シェ
アモード型のインクジェットヘッドの構造の一部分を模
式的に示している。
【0048】図4中、(a)は複合部材3とアクチュエ
ータ4との熱膨張係数が全く一致したときのインクジェ
ットヘッド10の接着状態を表し、(b)はアクチュエ
ータの熱膨張係数に較べ複合部材の熱膨張係数が大き
く、ズレが生じたときのインクジェットヘッドの接着状
態を表す。(c)はノズル孔部分の拡大断面図である。
【0049】Pは隣り合うノズル孔の中心間の距離を示
すピッチを表し、nはノズル数を表し、Lは全長で両端
のノズル孔中心間の距離を表し、P×(n−1)であ
る。dはノズル孔のインク室側の直径であり、Wはチャ
ネル溝の幅を表す。チャネル溝は2種類あり、8はイン
クが充填されノズル孔に対応するインク室となる溝であ
り、9はインクが充填されない溝でダミーとなる溝であ
る。
【0050】ここで作製したインクジェットヘッドの各
値は以下の通りであった。 〈実施例1〉 P(ピッチ):0.141mm、n(ノズル数):25
6個、L(全長)=P×(n−1)=35.955m
m、ΔT:75℃、W(チャネル幅):0.04mm、
d(インク室側のノズル径):0.036mm 得られた複合部材3の熱膨張係数(αf)は7.25p
pmであった。
【0051】アクチュエータの(PZT)の熱膨張係数
(αa)は7ppmであり、前記式1に当てはめて計算
すると、 αf=7.25(ppm)<(W/2)/(L×ΔT)
+αa=14.4(ppm) 前記式2に当てはめて計算すると、 αf=7.25(ppm)<〔(W−d)/2+d/
4〕/(L×ΔT)+αa=11(ppm) 前記式3に当てはめて計算すると、 αf=7.25(ppm)<〔(W−d)/2〕/(L
×ΔT)+αa=7.7(ppm) となり、式1、2、3の何れをも満足し、同様に式4、
5、6の何れをも満足していることが分かる。
【0052】放冷後のアクチュエータのチャネル溝とノ
ズルプレートのノズル孔とは許容範囲内に一致してい
た。
【0053】〈実施例2〉 W(チャネル幅):0.08mm、支持部材の厚さ:
0.3mm 実施例2のインクジェットヘッドの他の各値は、実施例
1と同様である。
【0054】この実施例2の場合も、式1〜6の何れを
も満足しているものであり、放冷後のアクチュエータの
チャネル溝とノズルプレートのノズル孔とは許容範囲内
に一致していた。
【0055】図2は支持部材としてPZTを用いた、本
発明のインクジェットヘッドの製造方法の他の具体例を
示す工程図である。上記図1の工程との違いは、レーザ
光によるノズル孔の加工をノズルプレート側から行った
後、アクチュエータとの接着をノズルプレート側から接
着してインクジェットヘッドを製造する方法である。こ
の方法により形成されたインクジェットヘッド10はそ
のまま用いてもよいが、更に、その後支持部材2を除去
する工程を有してもよい。
【0056】図2で示された製造方法の場合は、支持部
材の開口部の形状としては、種々の形状のものを選択す
ることが可能である。
【0057】図3は支持部材の開口部の形状を示す図で
ある。複合部材の支持部材側がアクチュエータと接着す
るタイプの場合は、アクチュエータのチャネル溝に近似
した形状とすることが好ましく、図3(a)は、同図
(g)のように形成されたアクチュエータの一部を断裁
して、アクチュエータと全く同一の形状としたものであ
る。また、同図(b)は、開口部がアクチュエータの各
チャネル溝毎に対応しているが形状が円形の開口部を有
する支持部材を示す。
【0058】図2の工程で形成する複合部材のノズルプ
レート側をアクチュエータと接着するタイプの場合は、
支持部材の形状を必ずしもアクチュエータのチャネル溝
に近似した形状とする必要がなく、同図(c)〜(f)
に示すように、複数のチャネル溝に対応して1個の開口
部を形成するタイプのものでも良く、例えば梯子状
(c)のものであっても、全てのチャネル溝を含む1個
の開口部とする外枠状のもの(d),(e)や、上下二
段となったもの(f)であっても良い。
【0059】アクチュエータと複合部材の位置合わせ
は、突き当て部材への各々の2面の突き当てによる位置
合わせで行った。
【0060】図5は、複合部材とアクチュエータを加熱
接着する際の位置合わせが突き当て方式による位置合わ
せ方法を示す。
【0061】図5に示すように、L字型の突き当て部材
に、接着面に熱硬化型接着剤を塗布したアクチュエータ
の2面を突き当て保持する。次にノズル孔を穿孔した複
合部材3を吸着ハンド22で吸引保持しながらアクチュ
エータの上に移動し、接着面に接触させた後、プッシャ
ー23により突き当て部材21に突き当てて位置合わせ
をする。その後、加熱して接着剤を固化させ、アクチュ
エータに複合部材を固定する。また、圧着時の熱硬化型
接着剤のはみ出しによる突き当て部材との異常接着を防
止するために、突き当て部材にはニゲ24を設けておく
ことが好ましい。
【0062】従来のインクジェットヘッドの製造方法に
おける、アクチュエータとノズル孔が穿孔されたノズル
プレートとの接着は、アクチュエータを固定し、接着面
に熱硬化型接着剤を塗布し、フィルム状のノズルプレー
トを吸引装置を用いて吸引保持しながら移動し、上部か
ら顕微鏡で覗きながら、ノズル孔とアクチュエータのチ
ャネルの位置合わせをした後、固定してノズルプレート
の接着を行っており、作業者の熟練を必要とし、機械装
置も複雑で、不良率も高いものであった。
【0063】本発明の複合部材を用いるインクジェット
ヘッドの製造方法とすることにより、突き当て方式によ
る位置合わせが可能となり、作業が容易となり、作業者
の熟練を必要とせず、不良の発生も大きく低減すること
ができた。
【0064】また、本発明の複合部材をアクチュエータ
に接着する場合の固定端を末端のノズル孔として説明し
てきたが、インクジェットヘッドのほぼ中央部を固定位
置とすることにより、更に2倍の全長を有するインクジ
ェットヘッドを精度良く製造することが可能となる。
【0065】
【発明の効果】ノズル孔を形成する前のノズルプレート
に支持部材を加熱接着して複合部材とした後、ノズルプ
レートにノズル孔を形成し、次いでアクチュエータに加
熱接着することにより、ノズルプレートをアクチュエー
タに加熱接着する際、支持部材が設けられたノズルプレ
ートのハンドリングが極めて容易になる上、アクチュエ
ータとノズルプレートの位置合わせが容易となり、ま
た、好ましいテーパ形状のノズル孔を容易に形成するこ
とができるようになった。更に、複合部材の熱膨張係数
を式1〜式6のいずれかを満足させることにより、アク
チュエータのチャネルとノズルプレートのノズル孔との
位置ずれを許容範囲とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェットヘッドの製造方法の具
体例を示す工程図である。
【図2】本発明のインクジェットヘッドの製造方法の他
の具体例を示す工程図である。
【図3】支持部材の開口部の形状を示す図である。
【図4】インクジェットヘッドの断面図である。
【図5】複合部材とアクチュエータを加熱接着する際の
位置合わせが突き当てによる位置合わせを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ノズルプレート 2 支持部材 3 複合部材 4 アクチュエータ 5 支持部材の開口部 6 ノズル孔 7 撥水膜 8 インク室となる溝 9 ダミーとなる溝 10 インクジェットヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 肇志 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内 Fターム(参考) 2C057 AF93 AG12 AG45 AP13 AP23 AP25 AP72

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル孔を加工する前のノズルプレート
    と支持部材とを加熱接着して複合部材とする工程と、前
    記複合部材の前記ノズルプレートにノズル孔を形成する
    工程と、前記ノズル孔を形成した前記複合部材を、熱硬
    化型接着剤を用いて、複合部材の支持部材側がアクチュ
    エータと接するように、アクチュエータに加熱接着する
    工程と、を有することを特徴とするインクジェットヘッ
    ドの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記複合部材の熱膨張係数(αf)が下
    記式1を満足することを特徴とする請求項1記載のイン
    クジェットヘッドの製造方法。 αf<(W/2)/(L×ΔT)+αa 式1 式中、αf:複合部材の熱膨張係数 αa:アクチュエータの熱膨張係数 W:アクチュエータのチャネル幅 ΔT:複合部材をアクチュエータに加熱接着する工程に
    おける最高温度と最低温度との温度差 P:ノズル孔のピッチ n:ノズル数 L:全長=P×(n−1)
  3. 【請求項3】 前記複合部材の熱膨張係数(αf)が下
    記式2を満足することを特徴とする請求項1記載のイン
    クジェットヘッドの製造方法。 αf<〔(W−d)/2+d/4〕/(L×ΔT)+αa 式2 式中、αf:複合部材の熱膨張係数 αa:アクチュエータの熱膨張係数 W:アクチュエータのチャネル幅 d:インク室側のノズル径 ΔT:複合部材をアクチュエータに加熱接着する工程に
    おける最高温度と最低温度との温度差 P:ノズル孔のピッチ n:ノズル数 L:全長=P×(n−1)
  4. 【請求項4】 前記複合部材の熱膨張係数(αf)が下
    記式3を満足することを特徴とする請求項1記載のイン
    クジェットヘッドの製造方法。 αf<〔(W−d)/2〕/(L×ΔT)+αa 式3 式中、αf:複合部材の熱膨張係数 αa:アクチュエータの熱膨張係数 W:アクチュエータのチャネル幅 d:インク室側のノズル径 ΔT:複合部材をアクチュエータに加熱接着する工程に
    おける最高温度と最低温度との温度差 P:ノズル孔のピッチ n:ノズル数 L:全長=P×(n−1)
  5. 【請求項5】 前記複合部材の熱膨張係数(αf)と前
    記アクチュエータの熱膨張係数(αa)が下記式4を満
    足することを特徴とする請求項1記載のインクジェット
    ヘッドの製造方法。 |αf−αa|<(W/2)/(L×ΔT) 式4 式中、αf:複合部材の熱膨張係数 αa:アクチュエータの熱膨張係数 W:アクチュエータのチャネル幅 ΔT:複合部材をアクチュエータに加熱接着する工程に
    おける最高温度と最低温度との温度差 P:ノズル孔のピッチ n:ノズル数 L:全長=P×(n−1)
  6. 【請求項6】 前記複合部材の熱膨張係数(αf)と前
    記アクチュエータの熱膨張係数(αa)が下記式5を満
    足することを特徴とする請求項1記載のインクジェット
    ヘッドの製造方法。 |αf−αa|<〔(W−d)/2+d/4〕/(L×ΔT) 式5 式中、αf:複合部材の熱膨張係数 αa:アクチュエータの熱膨張係数 W:アクチュエータのチャネル幅 d:インク室側のノズル径 ΔT:複合部材をアクチュエータに加熱接着する工程に
    おける最高温度と最低温度との温度差 P:ノズル孔のピッチ n:ノズル数 L:全長=P×(n−1)
  7. 【請求項7】 前記複合部材の熱膨張係数(αf)と前
    記アクチュエータの熱膨張係数(αa)が下記式6を満
    足することを特徴とする請求項1記載のインクジェット
    ヘッドの製造方法。 |αf−αa|<〔(W−d)/2〕/(L×ΔT) 式6 式中、αf:複合部材の熱膨張係数 αa:アクチュエータの熱膨張係数 W:アクチュエータのチャネル幅 d:インク室側のノズル径 ΔT:複合部材をアクチュエータに加熱接着する工程に
    おける最高温度と最低温度との温度差 P:ノズル孔のピッチ n:ノズル数 L:全長=P×(n−1)
  8. 【請求項8】 前記支持部材が開口部を有することを特
    徴とする請求項1〜7の何れか1項記載のインクジェッ
    トヘッドの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記開口部の形状が前記アクチュエータ
    に形成されたチャネル溝に対応した形状であることを特
    徴とする請求項8記載のインクジェットヘッドの製造方
    法。
  10. 【請求項10】 前記支持部材側よりレーザー加工によ
    り前記ノズル孔を形成する事を特徴とする請求項1〜9
    の何れか1項記載のインクジェットヘッドの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記支持部材の厚さが、0.2mm以
    上1.0mm以下であることを特徴とする請求項1〜1
    0の何れか1項記載のインクジェットヘッドの製造方
    法。
  12. 【請求項12】 ノズル孔を加工する前のノズルプレー
    トと支持部材とを加熱接着して複合部材とする工程と、
    前記複合部材の前記ノズルプレートにノズル孔を形成す
    る工程と、前記ノズル孔を形成した前記複合部材を、熱
    硬化型接着剤を用いて、ノズルプレート側がアクチュエ
    ータと接するようにして、アクチュエータに加熱接着す
    る工程と、を有することを特徴とするインクジェットヘ
    ッドの製造方法。
  13. 【請求項13】 前記複合部材の熱膨張係数(αf)が
    下記式1を満足することを特徴とする請求項12記載の
    インクジェットヘッドの製造方法。 αf<(W/2)/(L×ΔT)+αa 式1 式中、αf:複合部材の熱膨張係数 αa:アクチュエータの熱膨張係数 W:アクチュエータのチャネル幅 ΔT:複合部材をアクチュエータに加熱接着する工程に
    おける最高温度と最低温度との温度差 P:ノズル孔のピッチ n:ノズル数 L:全長=P×(n−1)
  14. 【請求項14】 前記複合部材の熱膨張係数(αf)が
    下記式2を満足することを特徴とする請求項12記載の
    インクジェットヘッドの製造方法。 αf<〔(W−d)/2+d/4〕/(L×ΔT)+αa 式2 式中、αf:複合部材の熱膨張係数 αa:アクチュエータの熱膨張係数 W:アクチュエータのチャネル幅 d:インク室側のノズル径 ΔT:複合部材をアクチュエータに加熱接着する工程に
    おける最高温度と最低温度との温度差 P:ノズル孔のピッチ n:ノズル数 L:全長=P×(n−1)
  15. 【請求項15】 前記複合部材の熱膨張係数(αf)が
    下記式3を満足することを特徴とする請求項12記載の
    インクジェットヘッドの製造方法。 αf<〔(W−d)/2〕/(L×ΔT)+αa 式3 式中、αf:複合部材の熱膨張係数 αa:アクチュエータの熱膨張係数 W:アクチュエータのチャネル幅 d:インク室側のノズル径 ΔT:複合部材をアクチュエータに加熱接着する工程に
    おける最高温度と最低温度との温度差 P:ノズル孔のピッチ n:ノズル数 L:全長=P×(n−1)
  16. 【請求項16】 前記複合部材の熱膨張係数(αf)と
    前記アクチュエータの熱膨張係数(αa)が下記式4を
    満足することを特徴とする請求項12記載のインクジェ
    ットヘッドの製造方法。 |αf−αa|<(W/2)/(L×ΔT) 式4 式中、αf:複合部材の熱膨張係数 αa:アクチュエータの熱膨張係数 W:アクチュエータのチャネル幅 ΔT:複合部材をアクチュエータに加熱接着する工程に
    おける最高温度と最低温度との温度差 P:ノズル孔のピッチ n:ノズル数 L:全長=P×(n−1)
  17. 【請求項17】 前記複合部材の熱膨張係数(αf)と
    前記アクチュエータの熱膨張係数(αa)が下記式5を
    満足することを特徴とする請求項12記載のインクジェ
    ットヘッドの製造方法。 |αf−αa|<〔(W−d)/2+d/4〕/(L×ΔT) 式5 式中、αf:複合部材の熱膨張係数 αa:アクチュエータの熱膨張係数 W:アクチュエータのチャネル幅 d:インク室側のノズル径 ΔT:複合部材をアクチュエータに加熱接着する工程に
    おける最高温度と最低温度との温度差 P:ノズル孔のピッチ n:ノズル数 L:全長=P×(n−1)
  18. 【請求項18】 前記複合部材の熱膨張係数(αf)と
    前記アクチュエータの熱膨張係数(αa)が下記式6を
    満足することを特徴とする請求項12記載のインクジェ
    ットヘッドの製造方法。 |αf−αa|<〔(W−d)/2〕/(L×ΔT) 式6 式中、αf:複合部材の熱膨張係数 αa:アクチュエータの熱膨張係数 W:アクチュエータのチャネル幅 d:インク室側のノズル径 ΔT:複合部材をアクチュエータに加熱接着する工程に
    おける最高温度と最低温度との温度差 P:ノズル孔のピッチ n:ノズル数 L:全長=P×(n−1)
  19. 【請求項19】 前記支持部材が開口部を有することを
    特徴とする請求項12〜18の何れか1項記載のインク
    ジェットヘッドの製造方法。
  20. 【請求項20】 前記開口部の形状が前記アクチュエー
    タに形成されたチャネル溝に対応した形状であることを
    特徴とする請求項19記載のインクジェットヘッドの製
    造方法。
  21. 【請求項21】 前記開口部の形状が、前記アクチュエ
    ータに形成された2以上の複数のチャネル溝毎に1個の
    開口部が形成された梯子状であることを特徴とする請求
    項19記載のインクジェットヘッドの製造方法。
  22. 【請求項22】 前記開口部の形状が、前記アクチュエ
    ータの全チャネル溝を含む外枠状であることを特徴とす
    る請求項19記載のインクジェットヘッドの製造方法。
  23. 【請求項23】 前記ノズルプレート側よりレーザー加
    工により前記ノズル孔を形成する事を特徴とする請求項
    12〜22の何れか1項記載のインクジェットヘッドの
    製造方法。
  24. 【請求項24】 前記支持部材の厚さが、0.2mm以
    上1.0mm以下であることを特徴とする請求項12〜
    23の何れか1項記載のインクジェットヘッドの製造方
    法。
  25. 【請求項25】 前記複合部材と前記アクチュエータを
    加熱接着後、前記支持部材を除去する工程を有すること
    を特徴とする請求項12〜24の何れか1項記載のイン
    クジェットヘッドの製造方法。
  26. 【請求項26】 前記複合部材と前記アクチュエータを
    加熱接着の際の位置合わせが突き当てによる位置合わせ
    であることを特徴とする請求項1〜25の何れか1項記
    載のインクジェットヘッドの製造方法。
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