JP2003326669A - スプレー式湿し水供給装置 - Google Patents
スプレー式湿し水供給装置Info
- Publication number
- JP2003326669A JP2003326669A JP2002135934A JP2002135934A JP2003326669A JP 2003326669 A JP2003326669 A JP 2003326669A JP 2002135934 A JP2002135934 A JP 2002135934A JP 2002135934 A JP2002135934 A JP 2002135934A JP 2003326669 A JP2003326669 A JP 2003326669A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- dampening water
- spray
- guide surface
- supply device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F7/00—Rotary lithographic machines
- B41F7/20—Details
- B41F7/24—Damping devices
- B41F7/30—Damping devices using spraying elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B15/00—Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
- B05B15/50—Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter
- B05B15/55—Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter using cleaning fluids
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/02—Spray pistols; Apparatus for discharge
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/02—Spray pistols; Apparatus for discharge
- B05B7/06—Spray pistols; Apparatus for discharge with at least one outlet orifice surrounding another approximately in the same plane
- B05B7/062—Spray pistols; Apparatus for discharge with at least one outlet orifice surrounding another approximately in the same plane with only one liquid outlet and at least one gas outlet
- B05B7/063—Spray pistols; Apparatus for discharge with at least one outlet orifice surrounding another approximately in the same plane with only one liquid outlet and at least one gas outlet one fluid being sucked by the other
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/02—Spray pistols; Apparatus for discharge
- B05B7/08—Spray pistols; Apparatus for discharge with separate outlet orifices, e.g. to form parallel jets, i.e. the axis of the jets being parallel, to form intersecting jets, i.e. the axis of the jets converging but not necessarily intersecting at a point
- B05B7/0807—Spray pistols; Apparatus for discharge with separate outlet orifices, e.g. to form parallel jets, i.e. the axis of the jets being parallel, to form intersecting jets, i.e. the axis of the jets converging but not necessarily intersecting at a point to form intersecting jets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/02—Spray pistols; Apparatus for discharge
- B05B7/08—Spray pistols; Apparatus for discharge with separate outlet orifices, e.g. to form parallel jets, i.e. the axis of the jets being parallel, to form intersecting jets, i.e. the axis of the jets converging but not necessarily intersecting at a point
- B05B7/0869—Spray pistols; Apparatus for discharge with separate outlet orifices, e.g. to form parallel jets, i.e. the axis of the jets being parallel, to form intersecting jets, i.e. the axis of the jets converging but not necessarily intersecting at a point the liquid or other fluent material being sucked or aspirated from an outlet orifice by another fluid, e.g. a gas, coming from another outlet orifice
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/02—Spray pistols; Apparatus for discharge
- B05B7/08—Spray pistols; Apparatus for discharge with separate outlet orifices, e.g. to form parallel jets, i.e. the axis of the jets being parallel, to form intersecting jets, i.e. the axis of the jets converging but not necessarily intersecting at a point
- B05B7/0884—Spray pistols; Apparatus for discharge with separate outlet orifices, e.g. to form parallel jets, i.e. the axis of the jets being parallel, to form intersecting jets, i.e. the axis of the jets converging but not necessarily intersecting at a point the outlet orifices for jets constituted by a liquid or a mixture containing a liquid being aligned
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
- Nozzles (AREA)
Abstract
ノズルの噴口の清浄も不確実で困難さがあった。そのた
めの防止装置は大掛かりであった。 【解決手段】 オフセット印刷機Pの刷版面又は刷版に
至るローラーRの周面に、湿し水をノズル10から噴霧
して供給するスプレー式湿し水供給装置であり、湿し水
噴出方向上流側の外周側から、湿し水噴出方向下流側の
中央の噴口13に向けて傾斜のある案内面1を有するノ
ズル10であるスプレー式湿し水供給装置、及び前記ス
プレー式湿し水供給装置のノズル10の噴口13に対向
する位置に開口部41を設けられた隔壁部材40を有す
るスプレー式湿し水供給装置と、前記スプレー式湿し水
供給装置の開口部41を開閉可能な開閉手段70とを設
けた噴霧装置を有するスプレー式湿し水供給装置によ
る。
Description
機におけるスプレー式湿し水供給装置に関する。詳細に
は、ノズルの噴口の周囲及びその付近の汚れ防止を可能
としたスプレー式湿し水供給装置に関する。
性、非画線部を親水性にして形成された平版を刷版とし
て印刷するもので、湿し水と油性インキとを刷版の表面
に供給し両者の相互反発性を利用して画線部のみにイン
キを付着させて、これをブランケットを介して紙に印刷
するものである。
版に至る間に配置されたローラーの周面に、湿し水をノ
ズルから噴霧して供給する装置が公知である。そして、
オフセット印刷機用湿し水装置のノズルの噴口は、噴霧
粒径の微小化と精密な噴霧調整のため、長円形状の微小
な穴があけられており、この穴に異物が引っかからない
ように、貯留容器からノズルに供給される湿し水の配管
途上にフィルターが組み込まれ、微小な異物を濾過して
いた。この形式の装置の従来技術としては、例えば、新
聞印刷ハンドブック(1997年10月、社団法人日本
新聞協会発行、75頁乃至76頁参照)に記載された技
術(従来技術1)、及び実用新案登録第2602799
号公報に開示された技術(従来技術2)が知られてい
る。
装置には、一般に図13に示すような形状のノズルQ1
0が多用されている。このノズルQ10は、ノズル端面
Q16側にコの字形に彫られた一筋の溝Q13が設けら
れており、底面Q18の中央部にノズル端面Q16から
突出しないように噴口Q13を有するノズルチップQ1
2が設けられて、湿し水が噴霧される装置である。
の貯留容器B1から噴霧器Q201に向け湿し水が加圧
されて供給されるとき、異物を濾過するフィルターQF
を経由して流れる湿し水を噴霧器Q201の上流側にお
いて管路を開閉する第1弁V1と、前記管路を大気側に
開放し大気の吸入を可能とする第4弁V4が設けられて
いる。又、ノズルQ20の下流側管路に接続される前記
貯留容器B1、減圧容器B2及び加圧容器B3への管路
途上には、それぞれ貯留容器B1に対し、湿し水の管路
を開閉する第6弁V1a、減圧ポンプU2によって大気
より低い圧力に減圧されている減圧容器B2に対し管路
を開閉する第2弁V2、及び加圧ポンプU3によって大
気より高い圧力に加圧された洗浄液Mを有する加圧容器
B3に対し管路を開閉する第3弁V3が設けられてい
る。(実用新案登録第2602799号公報、図14参
照)。
た異物を除去しようとするときは、湿し水を噴霧してい
る作動状態を噴霧器Q201内の電磁弁V5を閉じて終
了させ、噴霧器Q201の上流側と下流側とに設けられ
た第1弁V1及び第6弁V1aを閉じる。次に、第2弁
V2を開いて管路を減圧容器B2側に開通させると管路
内が負圧となり、かつ電磁弁V5を開くと管路が大気側
に開通する。すると、噴口Q23から大気が吸引され、
噴口Q23に詰まっていた異物が、残留している噴口Q
23付近の湿し水及び管路内の湿し水とともに、管路内
に引き込まれようとする。その後、第4弁V4が開か
れ、管路内の異物を含んだ残留液が、減圧容器B2内に
吸引され、これらの操作を数回繰り返すことによって噴
口Q23に詰まった異物を除去している。
た異物を除去する操作を数回行っても、なお異物を除去
できないときは、噴霧器Q201の上流側と下流側とに
設けられた第1弁V1及び第6弁V1aを閉じるととも
に、噴口Q23の直前に遮蔽板Q271を移動させる。
そして次に、第3弁V3を開いて管路を加圧容器B3側
に開通させると、加圧容器B3からノズルQ20に供給
される洗浄液Mが、噴口Q23から噴霧され、噴口Q2
3に詰まっていた異物が、噴口Q23から放出される。
同時に遮蔽板Q271に噴霧された洗浄液Mが遮蔽板Q
271に吹き付けられて飛散し、その飛散した洗浄液M
によって、ノズルQ20の周囲に付着している汚れが洗
浄されていた。
来技術2には、以下のような解決すべき課題があった。
すなわち新聞印刷ハンドブックに記載された従来技術1
におけるノズルでは、ノズル端面に彫られたコの字形の
溝の中から湿し水が噴霧される。一般に、周囲と速度差
のある噴出流体の回りには、噴出した流体の速度エネル
ギーによって周囲の流体を吸引するように圧力が低下す
る。そのため、噴出流体の周囲では湿し水が噴霧される
度に、インキミストや紙粉などで汚れた雰囲気が複雑な
渦の流れとなって、ノズルチップなどに衝突し、瞬く間
にそれらの表面を汚すとともに、ノズルチップ周辺に湿
し水の残留水として液溜まりを生じる。そして、液溜ま
りとなった残留水は印刷終了後に蒸発し析出する汚れに
より噴霧状態が悪化するので、湿し水の噴霧量を最適化
するために、湿し水の噴霧量の調整作業と、噴霧機能を
維持するために定期的な清掃作業とが必要となり、ノズ
ルの管理に手間が掛かる課題があった。
報に記載された従来技術2では、整備されたスプレー式
湿し水装置では、管路内のフィルターによって噴口を塞
ぐような異物は、通常供給されないようになっている。
しかし、湿し水の噴霧空間には霧化した湿し水、インキ
ミスト及び紙粉が混在して浮遊している。このような物
質を含む湿し水の残留水が、ノズルの周囲に付着した液
溜まりに混入し、印刷終了後に蒸発して汚れを析出し、
汚れが蓄積されて異物となり、噴口を塞ぐおそれがあっ
た。
から入り込んで噴口を塞いだり、長円形状の噴口内に入
り込み、これらの異物が噴霧時に噴口内側の短径側に引
っ掛かり詰まるおそれがあった。更に、このような噴口
の詰まりに対して、管路の負圧によって噴口内の異物を
吸引しようとしても、微小な穴からの大気の吸引では吸
引力が弱く、異物を吸引できないおそれがあった。
が、何らかの原因で噴口の周囲から噴口内へ吸い込ま
れ、噴口を益々詰まらせるおそれがあり、噴口の詰まり
を防止することは従来技術では困難であるという課題が
あった。
まりが生じたときには、加圧容器内の洗浄液を噴口の直
前に設けられた遮蔽板に向けて噴口から噴霧して、噴口
内の異物を除去しようとするとともに、遮蔽板から反射
する洗浄液でノズルの外周部を洗浄しようとする。しか
し、加圧された洗浄液の圧力は、噴口内に入り込んだ固
化の進んだ異物に対しては、微小な噴口径により圧力が
降下し、異物に対しての作用する力が弱まり、結局異物
を放出することができず、異物の除去効果が低いという
課題があった。
付けられると反射するどころか、多くは遮蔽板の平面に
沿う方向に拡散して流れ、遮蔽板に対向するノズル側に
は洗浄のための噴霧作用が充分に行われないおそれがあ
った。更に、洗浄動作終了後にノズルの周囲に残留水が
生じ、その後蒸発して汚れが析出するので、洗浄効果を
期待し得ないという課題があった。
詰まりや周囲に付着する汚れの除去目的のために、減圧
容器、加圧容器、遮蔽板及びこれらの制御装置というよ
うな大掛かりな装置が必要となり、そのための設置スペ
ースや多額の費用が掛かる課題があった。
るもので、簡易な装置によって、第1にノズル表面への
異物の付着を防止し、第2にノズルの、少なくとも噴口
を容易かつ確実に洗浄可能にするスプレー式湿し水供給
装置である。
に、オフセット印刷機の刷版面又は刷版に至るローラー
の周面に、湿し水をノズルから噴霧して供給するスプレ
ー式湿し水供給装置において、ノズルが、湿し水噴出方
向上流側の外周側から、湿し水噴出方向下流側の中央の
噴口に向けて傾斜のある案内面を有するノズルであるこ
とを特徴とするスプレー式湿し水供給装置、及び案内面
が、溝の内周面からなる案内面である前記のスプレー式
湿し水供給装置、溝の横断面形状がU字形状の溝である
前記のスプレー式湿し水供給装置を提案する。
に至るローラーの周面に、湿し水をノズルから噴霧して
供給するスプレー式湿し水供給装置において、ノズル
が、湿し水噴出方向上流側の外周側から、湿し水噴出方
向下流側の中央の噴口に向けて傾斜のある案内面が、円
錐状面で形成された案内面であるスプレー式湿し水供給
装置を提案する。
に至るローラーの周面に、湿し水をノズルから噴霧して
供給するスプレー式湿し水供給装置において、ノズル
が、湿し水噴出方向上流側の外周側から、湿し水噴出方
向下流側の中央の噴口に向けて傾斜のある案内面が、角
錐状面で形成された案内面であるスプレー式湿し水供給
装置を提案する。
刷版に至るローラーの周面に、湿し水をノズルから噴霧
して供給するスプレー式湿し水供給装置において、ノズ
ルが、湿し水噴出方向上流側の外周側から、湿し水噴出
方向下流側の中央の噴口に向けて傾斜のある案内面が、
ノズルの外周側から噴口に向けて貫通する傾斜穴の内周
面からなる案内面であるスプレー式湿し水供給装置を提
案する。
がって傾きが変化する案内面である上記各スプレー式湿
し水供給装置を提案する。
られた複数の案内面からなる0016欄、0019欄、
0020欄に記載のスプレー式湿し水供給装置を提案す
る。
に至るローラーの周面に、湿し水をノズルから噴霧して
供給するスプレー式湿し水供給装置において、湿し水噴
出方向上流側の外周側から、湿し水噴出方向下流側の中
央の噴口に向けて傾斜のある案内面を有するノズルと、
ノズルの湿し水噴霧方向側に設けられ個々のノズルの噴
口に対向する位置に開口部を有する隔壁部材とを設けた
噴霧装置を有することを特徴とするスプレー式湿し水供
給装置を提案する。
に至るローラーの周面に、湿し水をノズルから噴霧して
供給するスプレー式湿し水供給装置において、湿し水噴
出方向上流側の外周側から、湿し水噴出方向下流側の中
央の噴口に向けて傾斜のある案内面を有するノズルと、
ノズルの湿し水噴霧方向側に設けられ個々のノズルの噴
口に対向する位置に開口部を有する隔壁部材と、隔壁部
材の開口部を開閉可能な開閉手段とを設けた噴霧装置を
有することを特徴とするスプレー式湿し水供給装置を提
案する。
付近が、異物の付着を防止する付着防止処理がなされて
いる上記に記載された各スプレー式湿し水供給装置を提
案する。
装置を表す図面であり、第1実施形態におけるノズルを
示し、4つの傾斜した溝からなる案内面を備えたノズル
の部分断面説明図である図1、同じく図1のノズルの平
面を示す図2、同じく図2のノズルの斜視を示す図3、
この発明の第2実施形態におけるノズルを示し、4つの
面からなる案内面を備えたノズルの斜視説明図である図
4、この発明の第3実施形態におけるノズルを示し、円
錐状面からなる案内面を備えたノズルの斜視説明図であ
る図5、この発明の第4実施形態におけるノズルを示
し、隔壁部材を備え、かつ図3に示す傾斜した溝からな
る案内面を備えたノズルの部分断面説明図である図6、
この発明の第5実施形態におけるノズルを示し、隔壁部
材を備え、かつ図5に示す円錐状面からなる案内面を備
えたノズルの部分断面説明図である図7、この発明の第
6実施形態におけるノズルを示し、開閉手段を有する隔
壁部材を備え、かつ4つの傾斜した溝からなる案内面を
備えたノズルを有する噴霧装置の部分断面説明図である
図8、図8に示す開閉手段を有する隔壁部材の斜視説明
図である図9、この発明の第7実施形態におけるノズル
を示し、4つの傾斜した貫通穴からなる案内面を備えた
ノズルを有する噴霧装置の部分断面説明図である図1
0、この発明の各実施形態のノズルを備えた噴霧器を有
する湿し水供給装置の概略構成説明図である図11、こ
の発明に係るスプレー式湿し水供給装置の噴霧装置の配
置説明図で、印刷機の正面を示す説明図である図12に
基づいて説明する。
Aは、図11及び図12に図示するように、オフセット
印刷機PのローラーRに対向し近接して設けられた噴霧
装置100と、加圧給水装置Bと、軟水化装置Cと、制
御装置Dとからなる。PRは印刷胴、Wはウェブ料紙、
106は排水路、Eは排水される外部を示す。噴霧装置
100には、図3乃至図5及び図10に示すようなノズ
ル10、20、30、90が噴霧器101に取り付けら
れ、適宜な間隔で配列されている。
原水を軟水化し、その軟水の表面張力を下げる処理を
し、適宜の導電率に管理された湿し水を調整して、その
湿し水をフィルターFで濾過して噴霧装置100へ供給
している。
及び噴霧装置100に設けられた噴霧器101に対し作
動指令を出し、噴霧器101の図示しない電磁弁を作動
させノズル10、20、30、90から湿し水を適宜噴
霧させる。
式湿し水供給装置Aの噴霧装置100のノズル10、2
0、30、90について説明する。図1乃至図3はこの
発明のスプレー式湿し水供給装置Aの噴霧装置100に
係る第1実施形態のノズル10、図4は第2実施形態の
ノズル20、図5は第3実施形態のノズル30、図10
は第7実施形態のノズル90を示す。ノズル10は、図
6及び図8に示すように噴霧装置100の支持部材10
4に取り付けられた噴霧器101の一端側にナット10
2によってノズルフランジ15を抱え込まれて固定され
る。ノズル20、30、90についてもノズル10と同
様の取り付け方、作用を有する。
噴霧装置100のノズルチップ12、22、32、92
は、噴口13、23、33、93側を頂点とする断面が
台形の円錐形状をなし、その頂点側には適宜な幅と深さ
のすりわり14が設けられている。噴口13、23、3
3、93は、すりわり14の中央部に長円形状の小さな
穴として開口し、湿し水の噴霧が可能なようにノズル本
体11、21、31、91への湿し水供給路103に通
じている。
は、ノズルチップ12の噴口13がノズル端面16から
突出しないように彫り込まれたノズル本体11の中央部
に嵌入される。ノズル本体11には、ノズルチップ12
の取付部から十字形状に四方に向かう傾斜面である案内
面1が形成されており、案内面1は噴口13から湿し水
が噴霧されることによって生じる気流Hを斜面上方へ案
内し、またノズルチップ12の周辺に残留しようとする
湿し水の残留水を流れ落とす作用を有する。
ンジ15側からノズルチップ12の方向、すなわち噴出
方向上流側のノズル本体11外周側から噴出方向下流側
のノズル本体11中央側に向けて傾斜をなす複数の溝1
7から形成される。この実施形態では噴口13から平面
視十字形状に四方に向かう4つの溝17からなる。それ
ぞれの溝17の底面18は、断面U字形状の曲面をなし
ている。溝17の幅、深さ、傾斜角度は適宜である。
複数本でもよく、また、溝の断面形状はV字形状等、気
流Hを乱さない形状であればよい。
有するノズル90の部分断面図を示す。ノズル90は、
ノズルチップ92とノズル本体91とからなり、ノズル
チップ92は、ノズル端面96の中央部に開口する穴9
6aの中に設けられる。第7実施形態では案内面9は、
ノズル本体91のノズルフランジ95側からノズルチッ
プ92の方向、すなわち噴出方向上流側のノズル本体9
1外周側から噴出方向下流側のノズル本体91中央側に
向けて傾斜を有して貫通する傾斜穴97の内周面から形
成される。傾斜穴97は、この実施形態では噴口93か
ら四方に向かう4つの傾斜穴97からなる。それぞれの
傾斜穴97の内周面は、断面円形状、長円形状等の曲面
をなしている。傾斜穴97の内径、傾斜角度は適宜であ
る。
レー式湿し水供給装置Aの噴霧装置100のノズル20
について説明する。図4に示すように、ノズル20は、
ノズル本体21が、四角錐形状をなし、その頂点側に設
けられた平坦部の中央に噴口23を有する円錐形状をし
たノズルチップ22が嵌入される。ノズルチップ22の
構成作用は、第1実施形態のノズルチップ12と同じで
ある。ノズル本体21は、四角錐状面からなる案内面2
が設けられており、案内面2は、湿し水の噴口23から
の噴霧に伴って生じる気流Hを案内し、またノズルチッ
プ22の周辺に残留しようとする湿し水の残留水を流れ
落とす作用を有する。
ンジ25側からノズルチップ22の方向、すなわち噴出
方向上流側のノズル本体21外周側から噴出方向下流側
のノズル本体21中央側に向けて適宜の角度に傾斜をし
た4つの傾斜面27からなる四角錐状面から形成され
る。案内面2の他の実施形態としては、三角錐、或いは
五角錐以上の斜面を有する多角錐の傾斜面27から形成
してもよく、また複数の平面ではなく、二面以上の複数
の異なる曲面を組み合わせて形成しても、曲面と平面と
を複数組み合わせた斜面から形成してもよい。
レー式湿し水供給装置Aの噴霧装置100のノズル30
について説明する。図5に示すように、ノズル30は、
ノズル本体31が、円錐形状をなし、その頂点側に設け
られた平坦部の中央に噴口33を有する円錐形状をした
ノズルチップ32が嵌入される。ノズルチップ32の構
成作用は、第1実施形態のノズルチップ12と同じであ
る。ノズル本体31は、円錐状面37からなる案内面3
が設けられており、案内面3は、湿し水の噴口33から
の噴霧に伴って生じる気流Hを案内し、またノズルチッ
プ32の周辺に残留しようとする湿し水の残留水を流れ
落とす作用を有する。
ンジ35側からノズルチップ32の方向、すなわち噴出
方向上流側のノズル本体31外周側から噴出方向下流側
のノズル本体31中央側に向けて適宜の角度に傾斜をし
た円錐状面37から形成される。
れぞれの溝17の底面、第2実施形態の案内面2を形成
するそれぞれの傾斜面27、第3実施形態の案内面3を
形成する円錐状面37及び第7実施形態の案内面9を形
成するそれぞれの傾斜穴97の傾斜面は、それぞれ鼓形
に内側に凹んだ一葉双曲面(共立出版社、昭和55年1
0月20日発行、数学小辞典、17頁参照)の一部から
なる曲面、又は砲弾形に膨らんだ曲面の一部からなる曲
面等、噴口13、23、33、93を有するノズルチッ
プ12、22、32、92に近づくにしたがって傾きが
変化する曲面や多角面を用いることが可能である。
レー式湿し水供給装置Aの噴霧装置100は、図6に示
すように第1実施形態のノズル10のノズルチップ12
の噴口13の前方に開口部41を位置させた隔壁部材4
0を有する。ノズル10は、噴霧装置100の支持部材
104に取り付けられた噴霧器101の一端側にナット
102によってノズルフランジ15を抱え込まれて固定
される。
ら噴霧された噴霧の流れを妨げないように開口し、ノズ
ル端面16の一部又は全部に接触又は接近して設けられ
る。開口部41の周囲には、噴霧の流れを案内するフー
ド42が設けられる。隔壁部材40の両側縁部43、4
3は、噴霧装置100の側壁105、105に取り付け
られており、ノズル本体11側の空間である隔壁空間8
1と、ローラーR側の空間である噴霧空間81aとは、
開口部41を除き、隔壁部材40によって隔離されてい
る。そして、噴口13から湿し水が噴霧されたとき、そ
れに伴って生じる急速な気流Hは、隔壁空間81から主
に案内面1であるそれぞれの溝17からフード42、開
口部41を通って噴霧空間81aに流れ込む。
レー式湿し水供給装置Aの噴霧装置100は、図7に示
すように第3実施形態のノズル30のノズルチップ32
の噴口33の前方に開口部51を位置させた隔壁部材5
0を有する。
ら噴霧された噴霧の流れを妨げないように開口し、ノズ
ル本体31の円錐状面37から適宜間隔をあけて円錐状
面37と平行面に近い面を有し開口部51の周囲にフー
ド52が設けられる。隔壁部材50の両側縁部は、第4
実施例の隔壁部材40の両側縁部43、43と同様であ
り、噴霧装置100の側壁105、105に取り付けら
れている。ノズル本体31側の空間である隔壁空間82
と、ローラーR側の空間である噴霧空間82aとは、開
口部51を除き、隔壁部材50によって隔離されてい
る。そして、噴口33から湿し水が噴霧されたとき、そ
れに伴って生じる急速な気流Hは、隔壁空間82から主
に案内面3である円錐状面37に沿って円錐状面37と
フード52との間を流れ、フード52から開口部41を
通って噴霧空間82aに流れ込む。
湿し水供給装置Aの噴霧装置100は、第2実施形態の
ノズル20(図4参照)に隔壁部材(図示せず)を備え
てなる。この第8実施形態の噴霧装置100の隔壁部材
は、第5実施形態の噴霧装置100に用いられるノズル
30(第3実施形態)をノズル20(第2実施形態)に
置き換えたものであり、隔壁部材は第5実施形態の噴霧
装置100に用いられる隔壁部材50と同様である。
レー式湿し水供給装置Aの噴霧装置100は、図8に示
すように第1実施形態のノズル10のノズルチップ12
の噴口13の前方に開口部61を位置させた隔壁部材6
0を有し、かつ隔壁部材60の開口部61を開閉可能な
シャッター71を有する開閉手段70を有する。ノズル
10は、噴霧装置100の支持部材104に取り付けら
れた噴霧器101の一端側にナット102によってノズ
ルフランジ15を抱え込まれて固定される。
ら噴霧された噴霧の流れを妨げないように開口し、ノズ
ル端面16の一部又は全部に接触又は接近して設けられ
る。開口部61の周囲には、噴霧の流れを案内するフー
ド62が設けられる。隔壁部材60の両側縁部63、6
3は、噴霧装置100の側壁105、105に取り付け
られており、ノズル本体11側の空間である隔壁空間8
3と、ローラーR側の空間である噴霧空間83aとは、
開口部61を除き、隔壁部材60によって隔離されてい
る。そして、噴口13から湿し水が噴霧されたとき、そ
れに伴って生じる急速な気流Hは、隔壁空間83から主
に案内面1であるそれぞれの溝17からフード62、開
口部61を通って噴霧空間83aに流れ込む。
に隔壁部材60に設けられ、開口部61を開放又は閉塞
可能なシャッター71と、シャッター71を駆動する流
体圧シリンダー72からなる。流体圧シリンダー72の
一端側は、ブラケット73にピン73bによって角変位
可能に支持されており、ブラケット73は、ボルト73
aで隔壁部材60に固定されている。流体圧シリンダー
72の他端側は、ピストンロッド72aの先端部に取り
付けられた継手74によって、シャッター71と一体と
なって動くアーム75の一端側にピン74aを介して接
続される。アーム75の他端側は、隔壁部材60に設け
られた軸受部66に角変位可能に支持された軸76の一
端側に取り付けられ、軸76の他端側にシャッター71
の一端側が取り付けられる。
開放及び閉塞するために必要かつ十分な広さを有する形
状で、この実施例ではシャッター71の形状は平面視扇
形状である。シャッター71は、一方の面で開口部61
の開口縁64に接しながら軸76を中心に角変位可能で
ある。軸76を中心にシャッター71が角変位するため
シャッター71の先端縁71aは円弧状を描く。シャッ
ター71の先端縁71aが描く円弧に沿って開口縁64
の一部にガイド65が設けられる。ガイド65は、シャ
ッター71が噴霧方向へ変位することを防止するととも
に、角変位するシャッター71の先端縁71aを案内す
る。
2aが伸長すると、アーム75が軸76を中心にして角
変位し、軸76に固定されたシャッター71が開口部6
1を閉塞するように角変位する。流体圧シリンダー72
のピストンロッド72aが縮退すると、アーム75が逆
方向に角変位し、軸76に固定されたシャッター71が
開口部61を開放するように角変位する。
ノズル10、・・・に対応する個々の開口部61、・・
・に設けられ、個々の流体圧シリンダー72、・・・に
よって作動される。図示しない第9実施形態としては、
複数のノズル10、・・・に設けられる個々のシャッタ
ー71、・・・は、隣接するアーム75をリンクで全部
又は適宜数連結することによって1つ又は適宜数の流体
圧シリンダー72によって一斉に作動させることが可能
である。
に係るノズル本体11、21、31、91及びノズルチ
ップ12、22、32、92の外周面は、汚れや異物の
付着を防止するため付着防止処理を施すことも可能であ
る。この付着防止処理は、例えば表面粗さを極めて細か
く滑らかにする加工処理、又は表面をはつ水性及びはつ
油性のある物質で被覆する処理がある。通常ノズル材料
には、ステンレス鋼が用いられるので、表面粗さを極め
て細かく滑らかにする加工処理としては、電磁研摩加工
があり、表面にはつ水性及びはつ油性を付与する処理と
しては、フッ素系樹脂やシリコン系樹脂等による被覆処
理がある。
施形態及び第8実施形態、第9実施形態に係る隔壁部材
40、50、60の表面、及び第6実施形態、第9実施
形態の開閉手段70のシャッター71の表面をも同様な
処理により加工しておけば、噴霧装置100の内部汚れ
が少なくなり、清掃作業が容易になる。
式湿し水供給装置Aの作用について説明する。この発明
の実施形態に係るスプレー式湿し水供給装置Aの全体的
な作用は、図11及び図12に示すように、制御装置D
が作動すると加圧給水装置Bが作動し、噴霧装置100
に湿し水を供給する。印刷機Pが印刷を開始するととも
に、制御装置Dからの指令により、噴霧装置100のそ
れぞれの噴霧器101、・・・に組み込まれた電磁弁
(図示せず)が作動し、加圧された湿し水がフィルター
Fで濾過されてそれぞれの噴霧器101、・・・に供給
される。それぞれの噴霧器101、・・・に供給された
湿し水は、それぞれのノズル10、・・・の噴口13
(ノズル20、・・・では噴口23、ノズル30、・・
・では噴口33、ノズル90、・・・では噴口93)か
ら対向するローラーRの周面に噴霧される。すると、各
実施形態におけるノズル10、20、30、90には、
それぞれ案内面1、2、3、9が備えられているので、
各ノズル本体11、21、31、91の周辺の空気が誘
い込まれ、それがノズルチップ12、22、32、92
に向け急速な気流Hとなって吹き上げる作用をし、ま
た、ノズルチップ12、22、32、92の周辺に残留
しようとする湿し水の残留水を流れ落とすように案内す
るように作用する。これらの作用によって、噴口13、
23、33、93の周辺には、液溜まりが発生しなくな
り、ノズルチップ12、22、32、92やその周辺に
汚れが付着せず、かつ残留水の蒸発による汚れの析出が
生じなくなるので、噴霧性能が長期にわたり維持されノ
ズル10、20、30、90の管理が容易となる。
った余剰の湿し水や、その他の異物は、噴霧装置100
内に集められ、排水路106を経て外部Eへ排出され
る。このように、この発明に係るスプレー式湿し水供給
装置Aは、大掛かりな構成とすることなく、十分な作用
効果を発揮し得る。
式湿し水供給装置Aの案内面1、2、3、9、隔壁部材
40、50、60及び開閉手段70についての個々の作
用を説明する。
れた案内面1は、ノズルチップ12を中心にノズル本体
11の外周四方に向け彫り込まれた4つの溝17に気流
を案内し、また、ノズルチップ12の周辺に残留しよう
とする湿し水の残留水を流れ落とすように案内する。噴
口13から湿し水が噴霧されることによって誘い込まれ
るノズル本体11周辺の空気を溝17に集め、有害な渦
を生じることなくノズルチップ12に向け、噴霧ととも
に四方から急速な気流Hとして吹き上げ、噴霧中にノズ
ルチップ12への異物の付着を防止するとともに、残留
水の液溜まりを生じることががなく、残留水の蒸発によ
る汚れの析出が生じない。案内面1である溝17の横断
面形状がV字形状の場合でも同様な作用が得られる。ま
た、第7実施形態のように傾斜穴97の内周面を案内面
9とした場合でも、湿し水の噴霧によって噴口93付近
が減圧されて傾斜穴97から空気を誘い込み、また残留
水の液溜まりがなく同様な作用が得られる。
れた案内面2は、噴口23から湿し水が噴霧されること
によって、ノズル本体21周辺の空気を四角錐形状の傾
斜面27に沿って誘い込んで案内し、また、ノズルチッ
プ22の周辺に残留しようとする湿し水の残留水を傾斜
面27から流れ落とすように案内する。ノズルチップ2
2に向け有害な渦を生じることなく、噴霧とともに急速
な気流Hとして吹き上げ、噴霧中にノズルチップ22へ
の異物の付着を防止するとともに、残留水の液溜まりを
生じることががなく、残留水の蒸発による汚れの析出が
生じない。
れた案内面3は、噴口23から湿し水が噴霧されること
によって、ノズル本体31周辺の空気を円錐状面37に
沿って、その周囲の空気を乱れなく流れるように案内
し、また、ノズルチップ32の周辺に残留しようとする
湿し水の残留水を円錐状面37から流れ落とすように案
内する。ノズルチップ32に向け有害な渦を生じること
なく、噴霧とともに急速な気流Hとして吹き上げ、噴霧
中にノズルチップ32への異物の付着を防止するととも
に、残留水の液溜まりを生じることががなく、残留水の
蒸発による汚れの析出が生じない。
れた隔壁部材40は、図6に示すように第1実施形態に
おけるノズルチップ12に対向しており、フード42を
有する開口部41を、ノズル10の噴口13に対向させ
て設けられる。開口部41は、ノズル本体11に設けら
れる案内面1である溝17に通じており、フード42を
設けた隔壁部材40は、噴霧中に噴霧空間81aの空気
が隔壁空間81の方へ巻き込まれないように防止する作
用を有する。
0の噴口13から噴霧される湿し水によって誘い込まれ
る空気は、インキミストや紙粉の混在しない清浄な空気
として隔壁空間81から供給される。この清浄な空気
が、湿し水の噴霧とともに急速な気流Hとなって噴霧空
間81aに向けて吹き上がり、この気流Hの作用によっ
てノズルチップ12への異物の付着を防止する。
れた隔壁部材50は、図7に示すように第3実施形態に
おけるノズルチップ32に対向しており、フード52を
有する開口部51を、ノズル30の噴口33に対向させ
て設けられる。フード52は、ノズル本体31に設けら
れる案内面3である円錐状面37に適宜な間隔で設けら
れており、フード52を設けた隔壁部材50は、噴霧中
に噴霧空間82aの空気が隔壁空間82の方へ巻き込ま
れないように防止する作用を有する。
0の噴口33から噴霧される湿し水によって誘い込まれ
る空気は、インキミストや紙粉の混在しない清浄な空気
として隔壁空間82から供給される。この清浄な空気
が、湿し水の噴霧とともに急速な気流Hとなって噴霧空
間82aに向けて吹き上がり、この気流Hの作用によっ
てノズルチップ32への異物の付着を防止する。
れた隔壁部材60に設けられた開閉手段70は、図8及
び図9に示すように、流体圧シリンダー72を作動させ
ることによって、シャッター71を角変位させ、隔壁部
材60に設けられた開口部61を開放又は閉塞させる。
シリンダー72のピストンロッド72aが伸長状態にあ
って、シャッター71が開口部61を閉塞している。シ
ャッター71によって閉塞された開口部61とノズルチ
ップ12との間には、閉塞空間67が形成される。
100が運転待機状態にはいると、流体圧シリンダー7
2のピストンロッド72aが縮退状態となり、シャッタ
ー71が開口部61を開放し、湿し水が噴霧可能状態と
なる。印刷機Pが印刷を開始し、噴霧装置100が作動
し、第4実施形態及び第5実施形態における作用で説明
したように、噴口13から湿し水が噴霧されることによ
って、ノズル本体11の周辺の空気を誘い込んで案内
し、ノズルチップ12に向けて急速な気流Hとして吹き
上げ、この作用により噴霧中におけるノズルチップ12
への異物の付着を防止する。そして、印刷が終了する
と、流体圧シリンダー72のピストンロッド72aが伸
長状態となり、シャッター71が開口部61を閉塞す
る。
置100を作動させると、湿し水が噴口13から噴霧さ
れるが、噴口13に対向するシャッター71の面に当た
り、閉塞空間67で奔流液体となるため、この奔流液体
によって開口部61の内側が洗浄されるとともに、ノズ
ルチップ12及びノズル本体11が強制的に洗浄され
る。また、ノズルチップ12の周辺には、残留水の液溜
まりが発生しないので、残留水の蒸発による汚れが析出
しない。洗浄のために噴霧された湿し水は、集められて
噴霧装置100の排水路106から外部Eへ排出され
る。この噴霧による洗浄時間は、適宜に設定でき、通常
は印刷終了とともに隔壁空間83内が清浄な環境にある
状態で行われる。
0、30、90の外周面に付着防止処理が施されている
と、汚れがノズル外周面に付着しないか、汚れが付着し
ても付着力が弱く剥離しやすい。例えば、ノズル10、
20、30、90の外周面に滑らかな表面加工が施され
ている場合、表面の「ざらつき」や「ばり」がなく、汚
れの絡み付きや、異物の付着が起こり難い。また、ノズ
ル10、20、30、90の外周面にはつ水性やはつ油
性の表面処理がなされている場合は、その表面への水や
油の付着力、すなわち汚れの付着力が極めて弱く、汚れ
の付着や蓄積が起こり難い。
述べた各案内面、隔壁部材及び開閉手段、及び付着防止
処理手段の各構成要素によって、またそれらの構成要素
の相乗作用によって、異物の付着防止作用や洗浄作用
は、極めて効率的に行われ、常にノズル10、20、3
0、90を清浄に保つことができる。
る。案内面による気流吹き上げにより、従来湿し水の噴
霧中に生じていたノズルの汚れ付着及び汚れ蓄積を、防
止することができ、また、残留水の流れ落ちにより、残
留水の液溜まりを生じることがなく、残留水の蒸発によ
る汚れの析出を防止することができ、ノズルの清掃管理
が容易になった。
管理が容易となり、長期間にわたり湿し水の噴霧供給の
安定が得られたことにより、最適な印刷状態が得られ、
最良な印刷品質を維持することが可能になった。更にま
た、この発明によれば、汚れ防止のために、大掛かりな
装置が不要となり、コストの低減を図ることが可能にな
った。
れば、湿し水噴出方向上流側の外周側から、湿し水噴出
方向下流側の中央の噴口に向けて傾斜のある案内面を有
するノズルと、ノズルの湿し水噴霧方向側に設けられ個
々のノズルの噴口に対向する位置に開口部を有する隔壁
部材とを設けた噴霧装置を有することにより、隔壁部材
によって開口部に対向するノズルを、インキミストなど
が浮遊する噴霧空間側へ隔離することができ、案内面を
効果的に作用させることができる。そのため長期間にわ
たり清浄なノズルを維持することが可能になった。
出方向上流側の外周側から、湿し水噴出方向下流側の中
央の噴口に向けて傾斜のある案内面を有するノズルと、
ノズルの湿し水噴霧方向側に設けられ個々のノズルの噴
口に対向する位置に開口部を有する隔壁部材と、隔壁部
材の開口部を開閉可能な開閉手段とを設けた噴霧装置を
有することにより、隔壁部材の開口部に設けられた開閉
手段によって開口部を開閉可能であるため、ノズルを使
用しないときは、閉塞された隔壁空間に隔離し、かつ隔
離した状態で洗浄可能であるので、常にノズルを清浄な
状態に維持でき、長期間にわたりローラーに対して安定
した噴霧状態で湿し水を供給することが可能となった。
更に、湿し水の噴霧調整が不要となり、ノズルの清掃に
手間が掛からず、装置の管理が極めて容易になった。
囲及びその付近に異物の付着を防止する付着防止処理が
なされたノズルであるので、噴口周辺や案内面表面への
汚れや異物の付着力を低下させ、汚れの付着や蓄積を防
止する効果が向上する。
実施形態におけるノズルを示し、4つ傾斜した溝からな
る案内面を備えたノズルの部分断面説明図
し、4つの面からなる案内面を備えたノズルの斜視説明
図
し、円錐状面からなる案内面を備えたノズルの斜視説明
図
し、隔壁部材を備え、かつ図3に示す傾斜した溝からな
る案内面を備えたノズルを有する噴霧装置の部分断面説
明図
し、隔壁部材を備え、かつ図5に示す円錐状面からなる
案内面を備えたノズルを有する噴霧装置の部分断面説明
図
し、開閉手段を有する隔壁部材を備え、かつ4つの傾斜
した溝からなる案内面を備えたノズルを有する噴霧装置
の部分断面説明図
説明図
示し、4つの傾斜した貫通する穴である傾斜穴からなる
案内面を備えたノズルの部分断面説明図
霧器を有する湿し水供給装置の概略構成説明図
の噴霧装置の配置説明図である印刷機の正面説明図
供給装置のノズルの斜視説明図
供給装置の概略構成説明図
Claims (12)
- 【請求項1】 オフセット印刷機の刷版面又は刷版に至
るローラーの周面に、湿し水をノズルから噴霧して供給
するスプレー式湿し水供給装置において、 ノズルが、湿し水噴出方向上流側の外周側から、湿し水
噴出方向下流側の中央の噴口に向けて傾斜のある案内面
を有するノズルであることを特徴とするスプレー式湿し
水供給装置。 - 【請求項2】 案内面が、溝の内周面からなる案内面で
ある請求項1記載のスプレー式湿し水供給装置。 - 【請求項3】 溝の横断面形状がU字形状の溝である請
求項2記載のスプレー式湿し水供給装置。 - 【請求項4】 案内面が、円錐状面で形成された案内面
である請求項1記載のスプレー式湿し水供給装置。 - 【請求項5】 案内面が、角錐状面で形成された案内面
である請求項1記載のスプレー式湿し水供給装置。 - 【請求項6】 案内面が、ノズルの外周側から噴口に向
けて貫通する傾斜穴の内周面からなる案内面である請求
項1記載のスプレー式湿し水供給装置。 - 【請求項7】 案内面が、複数の案内面からなる請求項
1、請求項2、請求項3、請求項6のいずれか1つの請
求項に記載されたスプレー式湿し水供給装置。 - 【請求項8】 案内面が、噴口周りを等分する位置に設
けられた案内面からなる請求項7に記載されたスプレー
式湿し水供給装置。 - 【請求項9】 案内面が、外周側から噴口に近づくにし
たがって傾きが変化する案内面である請求項1乃至請求
項8のいずれか1つの請求項に記載されたスプレー式湿
し水供給装置。 - 【請求項10】 オフセット印刷機の刷版面又は刷版に
至るローラーの周面に、湿し水をノズルから噴霧して供
給するスプレー式湿し水供給装置において、 湿し水噴出方向上流側の外周側から、湿し水噴出方向下
流側の中央の噴口に向けて傾斜のある案内面を有するノ
ズルと、 ノズルの湿し水噴霧方向側に設けられ個々のノズルの噴
口に対向する位置に開口部を有する隔壁部材とを設けた
噴霧装置を有することを特徴とするスプレー式湿し水供
給装置。 - 【請求項11】 オフセット印刷機の刷版面又は刷版に
至るローラーの周面に、湿し水をノズルから噴霧して供
給するスプレー式湿し水供給装置において、湿し水噴出
方向上流側の外周側から、湿し水噴出方向下流側の中央
の噴口に向けて傾斜のある案内面を有するノズルと、 ノズルの湿し水噴霧方向側に設けられ個々のノズルの噴
口に対向する位置に開口部を有する隔壁部材と、 隔壁部材の開口部を開閉可能な開閉手段とを設けた噴霧
装置を有することを特徴とするスプレー式湿し水供給装
置。 - 【請求項12】 少なくとも噴口の周囲及びその付近
が、異物の付着を防止する付着防止処理がなされている
請求項1乃至請求項11のいずれか1つの請求項に記載
されたスプレー式湿し水供給装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002135934A JP3657922B2 (ja) | 2002-05-10 | 2002-05-10 | スプレー式湿し水供給装置 |
US10/326,115 US6928924B2 (en) | 2002-05-10 | 2002-12-23 | Spray-type dampening water supply apparatus |
EP03000053A EP1361045B1 (en) | 2002-05-10 | 2003-01-07 | Spray-type dampening water supply apparatus |
DE60319626T DE60319626T2 (de) | 2002-05-10 | 2003-01-07 | Feuchtmittelversorgungsapparat vom Spraytyp |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002135934A JP3657922B2 (ja) | 2002-05-10 | 2002-05-10 | スプレー式湿し水供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003326669A true JP2003326669A (ja) | 2003-11-19 |
JP3657922B2 JP3657922B2 (ja) | 2005-06-08 |
Family
ID=29244234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002135934A Expired - Fee Related JP3657922B2 (ja) | 2002-05-10 | 2002-05-10 | スプレー式湿し水供給装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6928924B2 (ja) |
EP (1) | EP1361045B1 (ja) |
JP (1) | JP3657922B2 (ja) |
DE (1) | DE60319626T2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010004902A1 (ja) * | 2008-07-07 | 2010-01-14 | Hara Akira | 印刷機用スプレーダンプナー装置 |
RU207454U1 (ru) * | 2021-07-06 | 2021-10-28 | Общество с ограниченной ответственностью "ВЕГА" (ООО "ВЕГА") | Распылительная форсунка насадки огнетушителя |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE524552C2 (sv) * | 2002-05-17 | 2004-08-24 | Baldwin Jimek Ab | Metod och anordning för att hålla ett antal spraymunstycken i en tryckpress-spraybom rena |
SE0301920L (sv) * | 2003-06-30 | 2004-12-07 | Baldwin Jimek Ab | Spraymunstycke |
DE102006014990B4 (de) * | 2006-03-31 | 2008-08-07 | Technotrans Ag | Sprühfeuchtwerk für Druckmaschinen und Verfahren zur Reinigung der wenigstens einen Düse eines Sprühfeuchtwerks |
DE102007013590A1 (de) * | 2007-03-21 | 2008-09-25 | Technotrans Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Reinigung von Düsen an einem Sprühfeuchtwerk |
DE102009059790B4 (de) * | 2009-12-21 | 2017-03-30 | Paprima Industries Inc. | Reinigungsvorrichtung |
DE102010026831B4 (de) | 2010-07-12 | 2021-08-12 | Paprima Industries Inc. | Abflussvorrichtung für und Verfahren zum Abtransport von Schmutzpartikeln und Abwasser aus einem Reinigungskopf |
SE535299C2 (sv) * | 2010-10-15 | 2012-06-19 | Generic Technology I Kivik Ab | Monteringsplatta för sprayenheter och dess användning i en tryckpress |
US8876252B2 (en) * | 2011-05-02 | 2014-11-04 | Illinois Tool Works, Inc. | Solvent flushing for fluid jet device |
EP2808087B1 (en) * | 2013-05-28 | 2019-02-27 | Valmet Technologies, Inc. | Device for treating a fibre web |
JP6166103B2 (ja) * | 2013-06-04 | 2017-07-19 | ヤンマー株式会社 | 尿素水噴射ノズル |
US9358557B2 (en) * | 2013-12-20 | 2016-06-07 | Young Living Essential Oils, Lc | Liquid diffuser |
DE202014101647U1 (de) * | 2014-04-08 | 2015-07-09 | Autefa Solutions Germany Gmbh | Düsenbalken |
US9988973B2 (en) * | 2015-01-06 | 2018-06-05 | Hamilton Sundstrand Corporation | Water injector for aviation cooling system |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2531789A (en) * | 1946-04-19 | 1950-11-28 | Globe Automatic Sprinkler Co | Atomizing sprinkler head |
GB666247A (en) * | 1949-01-11 | 1952-02-06 | Edward John Marshall | Improvements in or relating to adjustable nozzles for spraying liquids |
GB734510A (en) * | 1952-05-07 | 1955-08-03 | Roland Offsetmaschf | Improvements in or relating to a device for the moistening of printing cylinders or plates thereon in lithographic printing machines |
DE2258321C3 (de) * | 1972-11-29 | 1981-09-17 | M.A.N. Maschinenfabrik Augsburg-Nürnberg AG, 8900 Augsburg | Vorrichtung zum Befeuchten von Druckplatten in Rotationsdruckmaschinen |
CH646619A5 (en) * | 1977-10-14 | 1984-12-14 | Werding Winfried J | Spray nozzle |
US5038681A (en) * | 1988-01-19 | 1991-08-13 | Jimek International Ab | Control method and apparatus for spray dampener |
JP2602799B2 (ja) | 1989-05-22 | 1997-04-23 | 東亜バルブ株式会社 | 電動弁の異常診断装置 |
DE4125012A1 (de) * | 1991-07-27 | 1993-01-28 | Koenig & Bauer Ag | Einrichtung zum befeuchten von zylindern bei offsetrotationsdruckmaschinen |
JP3099646B2 (ja) * | 1994-09-01 | 2000-10-16 | ブラザー工業株式会社 | インクジェット装置の製造方法 |
DE19937135A1 (de) * | 1998-12-23 | 2000-06-29 | Heidelberger Druckmasch Ag | Sprühvorrichtung zum Auftragen von Feuchtmittel auf eine Feuchtwalze einer Offsetdruckmaschine |
US6253677B1 (en) * | 1999-03-10 | 2001-07-03 | Ryco Graphic Manufacturing, Inc. | Spray nozzle repositioning device |
US6494387B1 (en) * | 1999-06-30 | 2002-12-17 | Anest Iwata Corporation | Low-pressure atomizing spray gun |
-
2002
- 2002-05-10 JP JP2002135934A patent/JP3657922B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2002-12-23 US US10/326,115 patent/US6928924B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-01-07 DE DE60319626T patent/DE60319626T2/de not_active Expired - Fee Related
- 2003-01-07 EP EP03000053A patent/EP1361045B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010004902A1 (ja) * | 2008-07-07 | 2010-01-14 | Hara Akira | 印刷機用スプレーダンプナー装置 |
JP4654326B2 (ja) * | 2008-07-07 | 2011-03-16 | 瑛 原 | 印刷機用スプレーダンプナー装置 |
RU207454U1 (ru) * | 2021-07-06 | 2021-10-28 | Общество с ограниченной ответственностью "ВЕГА" (ООО "ВЕГА") | Распылительная форсунка насадки огнетушителя |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE60319626D1 (de) | 2008-04-24 |
EP1361045B1 (en) | 2008-03-12 |
US6928924B2 (en) | 2005-08-16 |
EP1361045A1 (en) | 2003-11-12 |
US20030209613A1 (en) | 2003-11-13 |
DE60319626T2 (de) | 2009-03-26 |
JP3657922B2 (ja) | 2005-06-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003326669A (ja) | スプレー式湿し水供給装置 | |
DE69605409T2 (de) | Reinigungsfluidvorrichtung und verfahren für eine kontinuierlich druckende tintenstrahldüse | |
KR100267473B1 (ko) | 이동하는 물체의 세정장치 | |
EP0818574B1 (de) | Reinigungsvorrichtung | |
EP0731212A1 (de) | Reinigungsvorrichtung | |
MXPA97008571A (en) | Method and apparatus for fluid cleaning a conti impression ink jet nozzle | |
DE10028318A1 (de) | Verfahren und Vorrichtung zur Reinigung eines Druckkopfes eines Tintenstrahldruckers | |
EP1718391B1 (en) | Spray device | |
DE60102560T2 (de) | Vorrichtung und verfahren zum reinigen einer zylinderoberfläche wie ein druckzylinder einer druckmaschine oder ähnliche | |
JP4384882B2 (ja) | 移動されて拡張されたフィルタ材料製連続体に特に液体添加剤を供給する方法と装置 | |
DE2702859C2 (de) | Vorrichtung zur Reinigung einer Flüssigkeit von Fremdpartikeln | |
DE19539015A1 (de) | Reinigungsvorrichtung | |
EP0817884B1 (de) | Reinigungsvorrichtung | |
DE69100498T2 (de) | Vorrichtung zum Fliehkraftzerstäuben eines Beschichtungsproduktes, insbesondere zum elektrostatischen Sprühauftragen. | |
US6799514B2 (en) | Cleaning apparatus for printing press | |
JP2008290023A (ja) | ノズル装置並びにそれを用いた薬液の付与方法及び薬液 | |
JP5131947B2 (ja) | スプレーダンプナ | |
DE19918011A1 (de) | Verfahren zur Reinigung der Oberfläche einer Gegenwalze | |
US20040089733A1 (en) | Method and apparatus for purging a spray nozzle | |
DE102006027768B3 (de) | Sprühleiste für Waschflüssigkeit | |
DE102020117624A1 (de) | Vorrichtung und Verfahren zum Auftrag von Kaltleim | |
EP0527543B1 (de) | Verfahren und Vorrichtung zum Reinigen von Filterbändern | |
DE29521156U1 (de) | Reinigungsvorrichtung | |
JP2722369B2 (ja) | 水洗浄方法 | |
JP4154656B2 (ja) | ブレードコーター及びブレードコーターによる塗工方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040517 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040601 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040728 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041005 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050308 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050310 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3657922 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080318 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110318 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110318 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140318 Year of fee payment: 9 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |