JP2003324660A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP2003324660A
JP2003324660A JP2002128101A JP2002128101A JP2003324660A JP 2003324660 A JP2003324660 A JP 2003324660A JP 2002128101 A JP2002128101 A JP 2002128101A JP 2002128101 A JP2002128101 A JP 2002128101A JP 2003324660 A JP2003324660 A JP 2003324660A
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JP
Japan
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solid
lens
image processing
holder
circuit board
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Application number
JP2002128101A
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English (en)
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Mikio Amakasu
幹夫 甘粕
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Seiko Precision Inc
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Seiko Precision Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像処理素子の遮光を特別な遮光工程を要し
ないで可能にする。 【解決手段】 カメラ用回路基板1の表面に、固体撮像
素子2と画像処理素子3とを搭載する。カメラ用回路基
板1の表面に、レンズ組立体4を配置する。レンズ組立
体4は、固体撮像素子2に被写体像を結像させるための
レンズ5を保持する第1ホルダ41aと、固体撮像素子
2を取り囲む第2ホルダ41bとからなるレンズホルダ
部41を備えていると共に、画像処理素子3を覆う遮光
ケース部42を備えている。このように、レンズ組立体
4に画像処理素子3を覆う遮光ケース部42が設けてあ
るので、画像処理素子3を遮光するための特別な処理工
程を必要とせず、製造工程が煩雑化することがなく製造
コストを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子を用
いて撮像する固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置では、カメラ用回路
基板の表面に固体撮像素子を配置し、固体撮像素子の駆
動回路等の周辺回路をカメラ用回路基板の表面または表
裏両面に設け、回路素子を回路パターンに接続して配置
している。カメラ用回路基板の表面側には、被写体像を
固体撮像素子に結像させるためのレンズ組立体が固定し
てあり、カメラ用回路基板の裏面側には、画像処理素子
を回路パターンに接続して配置している。この場合、画
像処理素子は、光が当ると誤動作を起こし易いので、ポ
ッティング処理等による遮光処理を行うようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の装
置では、画像処理素子を遮光するための遮光処理工程が
必要となり、製造工程が煩雑となるという問題点があっ
た。
【0004】そこで本発明は、特別な遮光処理工程を必
要としないで画像処理素子の遮光を容易に可能とし、製
造工程が煩雑化することのない製造コストを低減可能な
固体撮像装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の固体撮像装置
は、カメラ用回路基板の表面に、固体撮像素子と画像処
理素子とが搭載されており、前記カメラ用回路基板の表
面には、レンズ組立体が配置されており、前記レンズ組
立体は、前記固体撮像素子に被写体像を結像させるため
のレンズを保持するとともに前記固体撮像素子を取り囲
むレンズホルダ部と、前記画像処理素子を覆う遮光ケー
ス部とを備えていることを特徴としている。このよう
に、レンズ組立体には画像処理素子を覆う遮光ケース部
を備えているので、画像処理素子を遮光するための特別
な処理工程を必要とせず、製造工程が煩雑化することが
なくなり、製造コストを低減できる。
【0006】前記レンズ組立体は、その外周面に導電性
材料によるシールド層が形成されていることが好まし
い。また、前記レンズホルダ部は、前記レンズを保持す
る第1ホルダと、前記固体撮像素子を取り囲む第2ホル
ダとからなっていることが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について、
図面を参照して説明する。
【0008】図1及び図2に示すように、カメラ用回路
基板1は、この基板1の表面に固体撮像素子2の駆動回
路を構成する配線パターンが形成してあり、不図示の回
路素子がこの配線パターンに接続されている。カメラ用
回路基板1の表面側には、固体撮像素子2と画像処理素
子3とが、所定の間隔をおいて搭載してある。画像処理
素子3はワイヤ3aによりワイヤボンディングされてい
る。なお、固体撮像素子2及び画像処理素子3は、フリ
ップチップ方式により駆動回路に接続してもよい。
【0009】カメラ用回路基板1の表面側には、固体撮
像素子2の撮像面2a上に被写体像を結像させるための
レンズ5を保持するとともに固体撮像素子2を取り囲む
レンズホルダ部41と、画像処理素子3を覆う遮光ケー
ス部42とからなるレンズ組立体4が配置されている。
レンズホルダ部41は、第1ホルダ41aを第2ホルダ
41bに係合して形成されるもので、第1ホルダ41a
内にレンズ5が保持してあり、また、第2ホルダ41b
内にフィルタ6が取り付けられ、固体撮像素子2を取り
囲んでいる。第1ホルダ41aは第2ホルダ41bに対
して固体撮像素子2に向かって進退可能に係合してお
り、レンズ5と撮像面2aとの距離を調整して、レンズ
5及びフィルタ6を通過した光により固体撮像素子2の
撮像面2a上に被写体像が結像するように、ピントの合
わせ込みを可能にしてある。
【0010】遮光ケース部42は、第2ホルダ41bに
隣接して一体に設けられ、第2ホルダ41bの1つの側
壁を含んで画像処理素子3を覆う箱型形状をしている。
レンズホルダ部41と遮光ケース部42との端面を、カ
メラ用回路基板1の表面に接着等によって固定すること
により、カメラ用回路基板1にレンズ組立体4を固定で
き、固体撮像素子2の撮像面2a上に被写体像を結像可
能にすると共に、画像処理素子3を遮光状態にすること
が可能である。
【0011】レンズ組立体4の外周面の全面には、銀等
の導電性材料を用いてシールド層4aが形成してある。
このシールド層4aにより外部からの電磁波のシールド
効果が容易に得られて撮像素子2及び画像処理素子3の
誤動作の防止に有効である。
【0012】前記構成によれば、レンズ組立体4に画像
処理素子3を覆う遮光ケース部42が設けてあるので、
画像処理素子3を遮光するための特別な処理工程を必要
とせず、製造工程が煩雑化することがなく製造コストを
低減できる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、レンズ組立体に画像処理素子
を覆う遮光ケース部を備えてあるので、画像処理素子を
遮光するための特別な処理工程を必要とせず、製造工程
が煩雑化することがなく製造コストを低減できる。レン
ズ組立体の外周面にシールド層を形成するので、簡単な
構成により外部からの電磁波のシールド効果が得られ、
撮像素子及び画像処理素子の誤動作を防止できる。ま
た、レンズホルダ部を第1ホルダと第2ホルダとから構
成するので、ピントの合わせ込みを容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す断面図である。
【図2】同上、正面図である。
【符号の説明】
1 カメラ用回路基板 2 固体撮像素子 3 画像処理素子 4 レンズ組立体 4a シールド層 41 レンズホルダ部 41a 第1ホルダ 41b 第2ホルダ 42 遮光ケース部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ用回路基板の表面に、固体撮像素
    子と画像処理素子とが搭載されており、 前記カメラ用回路基板の表面には、レンズ組立体が配置
    されており、 前記レンズ組立体は、前記固体撮像素子に被写体像を結
    像させるためのレンズを保持するとともに前記固体撮像
    素子を取り囲むレンズホルダ部と、前記画像処理素子を
    覆う遮光ケース部とを備えていることを特徴とする固体
    撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記レンズ組立体
    は、その外周面に導電性材料によるシールド層が形成さ
    れていることを特徴とする固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記レンズ
    ホルダ部は、前記レンズを保持する第1ホルダと、前記
    固体撮像素子を取り囲む第2ホルダとからなっているこ
    とを特徴とする固体撮像装置。
JP2002128101A 2002-04-30 2002-04-30 固体撮像装置 Abandoned JP2003324660A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1603166A1 (en) 2004-06-04 2005-12-07 Sharp Kabushiki Kaisha Image pickup device and camera module
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US8759135B2 (en) 2010-06-14 2014-06-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Method of manufacturing camera module by breaking insulating film
WO2019207897A1 (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 撮像装置および撮像装置の製造方法

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