JP2003324581A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2003324581A
JP2003324581A JP2002129843A JP2002129843A JP2003324581A JP 2003324581 A JP2003324581 A JP 2003324581A JP 2002129843 A JP2002129843 A JP 2002129843A JP 2002129843 A JP2002129843 A JP 2002129843A JP 2003324581 A JP2003324581 A JP 2003324581A
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JP2002129843A
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English (en)
Inventor
Shinichi Asaba
伸一 浅羽
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は独立した読取手段で両面原稿の画像を
同時に読み取るとともに、片面原稿を効率的に読み取る
画像読取装置を提供する。 【解決手段】画像読取装置1は、搬送される原稿Pの表
面の画像を第1の読取部101で読み取った画像データ
に第1の画像処理部106で画像処理を施して第1のデ
ータ蓄積部111に、原稿Pの裏面の画像を第2の読取
部102で読み取った画像データに第2の画像処理部1
07で画像処理を施して第2のデータ蓄積部112に、
それぞれ一時蓄積して、第1のデータ蓄積部111と第
2のデータ蓄積部112に蓄積された画像データを順次
転送するが、片面原稿Pの場合、原稿Pを第1の読取部
101で読み取って第1の画像処理部106で処理した
画像データを、データバス切換部108で第1の画像蓄
積部111と第2の画像蓄積部112とに順次切り換え
て蓄積し、データ転送部113で順次転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置に関
し、詳細には、原稿の表裏(第1面、第2面)に対応し
たそれぞれ独立した読取手段で、両面原稿の画像を同時
に読み取るとともに、片面原稿を効率的に読み取る画像
読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの普及に伴って、電
子ファイリングシステムが広く利用されるようになり、
電子ファイリングシステムの画像入力装置(画像読取装
置)として、イメージスキャナが利用されている。例え
ば、保険会社や不動産業などにおいては、業務上発生す
る多量の契約書等に記載された情報をコンピュータに入
力して保管したり、メーカ等の技術開発分野では、技術
情報等の資料の管理が行われる。このような原稿の入力
作業を正確かつ速やかに行なうとともに、情報の共有化
や検索作業の効率化等を行うために、イメージスキャナ
を使用して、イメージスキャナにより原稿上の記載内容
をイメージデータとしてコンピュータに入力する電子フ
ァイリングシステムが構築されている。
【0003】そして、従来のイメージスキャナは、原稿
をコンタクトガラス面に載置し、光学系を移動させて画
像データを読み取る、いわゆるフラットベッドタイプの
イメージスキャナが主流であり、このようなフラットベ
ッドタイプのイメージスキャナは、原稿のコンタクトガ
ラス面側の片面を読み取って、画像データとして出力し
ている。
【0004】ところが、契約書等の文書にあっては、表
裏両面に契約事項が記載されていることが多く、従来の
原稿の片面を読み取るイメージスキャナで、これらの両
面原稿を読み取る場合、1枚の原稿に対して読取動作を
2回行なわなければならず、作業性が悪い。特に、複数
枚の両面原稿を連続して読み取る場合には、それぞれの
読取動作毎に作業者の動作が介入されるため、場合によ
っては原稿のページ順序が損なわれる可能性がある。
【0005】したがって、一回の読取動作で両面原稿の
表裏面の画像データを読み取ることが可能なイメージス
キャナの要求が高まっている。
【0006】そして、従来は、上述のように、イメージ
スキャナとして主流をなしてきたのは、フラットベッド
タイプのイメージスキャナであったが、近年、光学系を
停止、固定させて、原稿を搬送しながら高速に原稿を読
み取る原稿移動タイプのイメージスキャナが普及しつつ
ある。
【0007】これに上記の原稿両面読み取りへの要求を
踏まえ、一度の原稿搬送で原稿両面を読み取ることが可
能なイメージスキャナが提案されている(特開平10−
283372号公報参照)。
【0008】この公報記載のイメージセンサは、片面読
み取り専用の1つの読取手段を使用して原稿の表裏両面
を順番に読み取り、システムに組み込まれたソフトウェ
アで両面原稿として保存するものである。
【0009】したがって、この従来のイメージスキャナ
は、1つの読取手段に原稿の表面を読み取らせ、次い
で、原稿反転搬送機構により原稿を反転させて、再度読
取手段に原稿を搬送して原稿の裏面を読取手段に読み取
らせることが必要となる。
【0010】そのため、スキャナ装置が大型化するとと
もに、原稿の読取速度が遅くなるという問題があった。
【0011】そして、従来、原稿の表裏それぞれ用に、
独立した読取手段と画像処理手段を設け、原稿の表裏面
を独立して読み取って、それぞれの読取手段の読み取っ
た画像データをそれぞれの画像処理手段で画像処理して
画像蓄積手段に蓄積するスキャナ装置が提案されてい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の原稿の両面をそれぞれ独立した読取手段で読
み取って、それぞれ独立した画像処理手段で画像処理し
て画像蓄積手段に蓄積するスキャナ装置にあっては、原
稿の読取速度を高速化することができ、また、密着型イ
メージセンサ等の読取デバイスを活用することで、スキ
ャナ装置を小型化することもできるが、原稿の両面用に
それぞれ独立して読取手段と画像処理手段等を設けてい
るため、無駄な回路系が存在することとなり、改良の必
要があった。
【0013】すなわち、実際の原稿読取作業において
は、片面のみに情報が記載された原稿を扱う場合も多
く、このような片面原稿を読み取る場合、原稿の両面用
にそれぞれ独立して読取手段と画像処理手段等の設けら
れている画像読取装置にあっては、原稿の画像の記載さ
れていない側の読取手段から画像データの蓄積手段まで
の画像読取デバイス系は使用されないことになり、無駄
なデバイス系が存在することとなって、改良の必要があ
った。
【0014】本発明は、片面原稿を読み取る場合でも必
要に応じて、あたかも両面原稿を読み取っているかのよ
うに処理し、片面原稿取り扱い時に使用されないデバイ
ス系を有効に活用する画像読取装置を提供することを目
的としている。
【0015】具体的には、請求項1記載の発明は、搬送
される原稿の第1面の画像を第1の読取手段で読み取っ
た画像データに第1の画像処理手段で所定の画像処理を
施して、第1のデータ蓄積手段に一時蓄積し、当該搬送
される原稿の第2面の画像を第2の読取手段で読み取っ
た画像データに第2の画像処理手段で所定の画像処理を
施して、第2のデータ蓄積手段に一時蓄積し、データ転
送手段で、第1のデータ蓄積手段に蓄積された画像デー
タと第2のデータ蓄積手段に蓄積された画像データを所
定の順序で転送するに際して、第1面のみに画像の記録
された複数枚の原稿の画像を第1の読取手段で読み取っ
て第1の画像処理手段で処理した画像データを、切換手
段で、第1の画像蓄積手段と第2の画像蓄積手段とに所
定の順序で切り換えて出力して蓄積し、データ転送手段
で所定の順序で転送することにより、片面原稿の読取時
に使用されない読取系のデバイスを有効に利用するとと
もに、コンピュータ等の転送される画像データの受け側
で、原稿の片面読み取りと両面読み取りの区別を特別に
行うことなく画像データの処理を行えるようにし、片面
原稿取り扱い時に使用されないデバイス系を有効に活用
し、画像処理速度を向上させることができるとともに、
画像データを処理するソフトウェア等への負担を軽減し
つつ片面原稿を両面原稿として処理することのできる画
像読取装置を提供することを目的としている。
【0016】請求項2記載の発明は、第1の読取手段と
第2の読取手段を、原稿の搬送方向において相互に異な
る位置に設けることにより、原稿読取時の原稿の裏写り
等の影響を回避し、読取画像の画像品質を向上させるこ
とのできる画像読取装置を提供することを目的としてい
る。
【0017】請求項3記載の発明は、第1の読取手段
を、原稿がコンタクトガラス上に固定載置されるときに
は、当該コンタクトガラスに沿って移動して、当該コン
タクトガラス上の当該原稿の画像を読み取るとともに、
原稿が搬送されるときには、当該原稿の搬送路上の所定
の読取位置に移動して当該読取位置に停止した状態で当
該搬送される原稿の画像を読み取るものとすることによ
り、読み取り系を構成する上で必要な光路長等のスペー
スを共通化し、全体として小型化で最適化された画像読
取装置を提供することを目的としている。
【0018】請求項4記載の発明は、第1面のみに画像
の記録された複数枚の原稿の画像データを第1の読取手
段で読み取る際に、第1の読取手段の読み取った原稿の
第1面の画像データを切換手段で第1のデータ蓄積手段
と第2のデータ蓄積手段に所定の順序で切り換えて蓄積
する切換蓄積モードと、第1の読取手段の読み取った原
稿の第1面の画像データを切換手段で第1のデータ蓄積
手段にのみ蓄積する非切換蓄積モードと、を選択可能と
することにより、片面原稿の読み取りで得られる画像デ
ータを、そのまま片面原稿の画像データとして処理、保
管するか、あたかも両面原稿の画像データであるかのよ
うに処理、保管するか、をユーザ自身が用途に応じて選
択できるようにし、利用性を向上させることのできる画
像読取装置を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像読取装置は、搬送される原稿の第1面の画像を読み取
って画像データを出力する第1の読取手段と、当該搬送
される原稿の第2面の画像を読み取って画像データを出
力する第2の読取手段と、前記第1の読取手段の読み取
った原稿の画像データに所定の画像処理を施す第1の画
像処理手段と、前記第2の読取手段の読み取った原稿の
画像データに所定の画像処理を施す第2の画像処理手段
と、前記第1の画像処理手段の処理した画像データを一
時蓄積する第1のデータ蓄積手段と、前記第2の画像処
理手段の処理した画像データを一時蓄積する第2のデー
タ蓄積手段と、前記第1のデータ蓄積手段に蓄積された
前記画像データと前記第2のデータ蓄積手段に蓄積され
た前記画像データを所定の順序で転送するデータ転送手
段と、を備えた画像読取装置であって、前記第1の画像
処理手段の処理した画像データを前記第1の画像蓄積手
段と前記第2の画像蓄積手段とに所定の順序で切り換え
て出力する切換手段を有し、第1面のみに画像の記録さ
れた複数枚の原稿の画像を前記第1の読取手段で読み取
って前記第1の画像処理手段で処理した画像データを、
前記切換手段で前記第1のデータ蓄積手段と前記第2の
データ蓄積手段に所定の順序で蓄積して、前記データ転
送手段で所定の順序で転送することにより、上記目的を
達成している。
【0020】上記構成によれば、搬送される原稿の第1
面の画像を第1の読取手段で読み取った画像データに第
1の画像処理手段で所定の画像処理を施して、第1のデ
ータ蓄積手段に一時蓄積し、当該搬送される原稿の第2
面の画像を第2の読取手段で読み取った画像データに第
2の画像処理手段で所定の画像処理を施して、第2のデ
ータ蓄積手段に一時蓄積し、データ転送手段で、第1の
データ蓄積手段に蓄積された画像データと第2のデータ
蓄積手段に蓄積された画像データを所定の順序で転送す
るに際して、第1面のみに画像の記録された複数枚の原
稿の画像を第1の読取手段で読み取って第1の画像処理
手段で処理した画像データを、切換手段で、第1の画像
蓄積手段と第2の画像蓄積手段とに所定の順序で切り換
えて出力して蓄積し、データ転送手段で所定の順序で転
送するので、片面原稿の読取時に使用されない読取系の
デバイスを有効に利用することができるとともに、コン
ピュータ等の転送される画像データの受け側で、原稿の
片面読み取りと両面読み取りの区別を特別に行うことな
く画像データの処理を行えるようにすることができ、片
面原稿取り扱い時に使用されないデバイス系を有効に活
用して、画像処理速度を向上させることができるととも
に、画像データを処理するソフトウェア等への負担を軽
減しつつ片面原稿を両面原稿として処理することができ
る。
【0021】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記画像読取装置は、前記第1の読取手段と前記
第2の読取手段が、前記原稿の搬送方向において相互に
異なる位置に設けられていてもよい。
【0022】上記構成によれば、第1の読取手段と第2
の読取手段を、原稿の搬送方向において相互に異なる位
置に設けているので、原稿読取時の原稿の裏写り等の影
響を回避することができ、読取画像の画像品質を向上さ
せることができる。
【0023】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記第1の読取手段は、前記原稿がコンタクトガラ
ス上に固定載置されるときには、当該コンタクトガラス
に沿って移動して、当該コンタクトガラス上の当該原稿
の画像を読み取るとともに、前記原稿が搬送されるとき
には、当該原稿の搬送路上の所定の読取位置に移動して
当該読取位置に停止した状態で当該搬送される原稿の画
像を読み取るものであってもよい。
【0024】上記構成によれば、第1の読取手段を、原
稿がコンタクトガラス上に固定載置されるときには、当
該コンタクトガラスに沿って移動して、当該コンタクト
ガラス上の当該原稿の画像を読み取るとともに、原稿が
搬送されるときには、当該原稿の搬送路上の所定の読取
位置に移動して当該読取位置に停止した状態で当該搬送
される原稿の画像を読み取るものとしているので、読み
取り系を構成する上で必要な光路長等のスペースを共通
化することができ、画像読取装置を全体として小型化で
最適化されたものとすることができる。
【0025】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記画像読取装置は、前記第1面のみに画像の記録
された複数枚の原稿の画像データを前記第1の読取手段
で読み取る際に、前記第1の読取手段の読み取った前記
原稿の第1面の画像データを前記切換手段で前記第1の
データ蓄積手段と前記第2のデータ蓄積手段に所定の順
序で切り換えて蓄積する切換蓄積モードと、前記第1の
読取手段の読み取った前記原稿の第1面の画像データを
前記切換手段で前記第1のデータ蓄積手段にのみ蓄積す
る非切換蓄積モードと、が選択可能であってもよい。
【0026】上記構成によれば、第1面のみに画像の記
録された複数枚の原稿の画像データを第1の読取手段で
読み取る際に、第1の読取手段の読み取った原稿の第1
面の画像データを切換手段で第1のデータ蓄積手段と第
2のデータ蓄積手段に所定の順序で切り換えて蓄積する
切換蓄積モードと、第1の読取手段の読み取った原稿の
第1面の画像データを切換手段で第1のデータ蓄積手段
にのみ蓄積する非切換蓄積モードと、を選択可能として
いるので、片面原稿の読み取りで得られる画像データ
を、そのまま片面原稿の画像データとして処理、保管す
るか、あたかも両面原稿の画像データであるかのように
処理、保管するか、をユーザ自身が用途に応じて選択で
きるようにすることができ、利用性を向上させることが
できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0028】図1〜図6は、本発明の画像読取装置の一
実施の形態を示す図であり、図1は、本発明の画像読取
装置の一実施の形態を適用した画像読取装置1の正面概
略構成図である。
【0029】図1において、画像読取装置1は、本体筐
体2の上面部にコンタクトガラス3が配設されており、
コンタクトガラス3の下方の本体筐体2の内部には、光
源としてのランプ4と第1ミラー5、一体に構成された
第2ミラー6と第3ミラー7、レンズ8、CCD駆動ユ
ニット(SBU)9、走行体モータ10及びシステムコ
ントロールユニット(SCU)11、IOB12及びR
CU13等が配設されている。
【0030】ランプ4と第1ミラー5は、図示しない第
1走行体に、第2ミラー6と第3ミラー7は、図示しな
い第2走行体に搭載されており、走行体モータ10によ
り駆動されて、副走査方向(図1のA方向)に移動され
る。
【0031】画像読取装置1は、コンタクトガラス3上
にセットされた原稿P(図3参照)を読み取る際には、
第1走行体と第2走行体を副走査方向に移動させなが
ら、ランプ4からコンタクトガラス3上にセットされた
原稿Pに光を照射し、原稿Pで反射された光を第1ミラ
ー5で第2ミラー6方向に反射させ、さらに、第2ミラ
ー6で第3ミラー7方向に反射させて、第3ミラー7で
レンズ8方向に反射させる。画像読取装置1は、レンズ
8に入射された光をCCD駆動ユニット9に集光して、
CCD駆動ユニット9に搭載されているCCD(Charge
Coupled Device)14で入射光を光電変換して、画像
信号を出力する。
【0032】また、画像読取装置1は、原稿領域外に白
色基準板(図示略)が設けられており、原稿Pの読み取
りに先立って白色基準板を読み取って、光学系ひずみ情
報を含んだシェーディングデータを採集・保存する。
【0033】画像読取装置1は、ADF(自動両面原稿
搬送装置)20が本体筐体2の上部に取り付けられてお
り、ADF20は、原稿トレイ21、ピックアップロー
ラ22、レジストローラ対23、搬送ドラム24、搬送
ローラ25、分離コロ26、搬送ガイド板27、密着イ
メージセンサ28、白色ローラ29、搬送ローラ対3
0、エンドーサーユニット31、エンドーサープラテン
32、排紙ローラ対33及び排紙トレイ34等を備えて
おり、上記ピックアップローラ22、搬送ドラム24、
搬送ローラ25及び分離コロ26の給紙機構を図示しな
い給紙モータで駆動し、また、白色ローラ29、搬送ロ
ーラ対30及び排紙ローラ対33の搬送機構を図示しな
い搬送モータで駆動する。
【0034】本体筐体2の上部であって、上記搬送ドラ
ム24と対向する位置には、DF用原稿ガラス35が配
設されている。
【0035】画像読取装置1は、ADF20を使用して
原稿Pを搬送して原稿Pの読み取りを行う場合には、原
稿トレイ21上に積載された原稿Pを、ピックアップロ
ーラ22で搬送ドラム24に1枚ずつ送り出し、搬送ド
ラム24と搬送ローラ25により搬送ドラム24とDF
用原稿ガラス35との間の読取位置Bを経て、分離コロ
26により搬送ドラム24から搬送ガイド板27に送り
出して、白色ローラ29と密着イメージセンサ28の
間、搬送ローラ対30、エンドーサーユニット31とエ
ンドーサープラテン32の間及び排紙ローラ対33へと
搬送して、排紙トレイ34上に排出する。
【0036】画像読取装置1は、ADF20を使用して
原稿トレイ21上に載置された片面原稿Pの第1面とし
ての上面(表面)の画像の読み取りを行う場合には、第
1走行体と第2走行体を読取位置Bでの読み取りを行う
位置に移動させて、搬送ドラム24により当該搬送ドラ
ム24とDF用原稿ガラス35との間を搬送される原稿
Pの表面の画像の読み取りを行う。この場合、ランプ4
から搬送ドラム24とDF用原稿ガラス35との間を搬
送される原稿Pの表面に光を照射し、原稿Pで反射され
た光を第1ミラー5で第2ミラー6方向に反射させ、さ
らに、第2ミラー6で第3ミラー7方向に反射させて、
第3ミラー7でレンズ8方向に反射させて、レンズ8で
入射光をCCD駆動ユニット9に集光して、CCD駆動
ユニット9に搭載されているCCD14で入射光を光電
変換して、画像信号を出力する。
【0037】また、画像読取装置1は、ADF20を使
用して原稿トレイ21上に載置された両面原稿Pの画像
の読み取りを行う場合には、搬送ドラム24により搬送
される原稿Pの表面の画像を上記片面原稿Pの場合と同
様に読み取り、上面の読取の完了した原稿Pを搬送ガイ
ド板27で案内しつつ、白色ローラ29と密着イメージ
センサ28の間に搬送して、原稿Pが読取位置Cを通過
する際に、密着イメージセンサ28で原稿Pの裏面(第
2面)の画像を読み取る。
【0038】そして、密着イメージセンサ28は、図示
しないが、光源であるLED、レンズ、センサ素子等で
構成されており、密着イメージセンサ28には、読取位
置Cを通過する際に、読取位置Bで読み取られた原稿P
の反対の面(裏面)が読取位置Cを通過する。密着イメ
ージセンサ28は、通過する原稿Pの裏面に、LEDか
ら光を照射し、その反射光を密着イメージセンサ28上
のレンズで集束して、密着イメージセンサ28のセンサ
素子に照射させて光電変換する。
【0039】この密着イメージセンサ28の原稿Pを挟
んだ対向部に、白色ローラ29が設置されており、白色
ローラ29は、密着イメージセンサ28による原稿読取
時のシェーディング補正用白色部材として使用される。
【0040】搬送ローラ対30と排紙ローラ対33の間
に、エンドーサーユニット31とエンドーサープラテン
32が設置されており、エンドーサーユニット31は、
インクを染み込ませたアルファベット文字と数字の印か
らなる印字部と、印字部をエンドーサープラテン方向に
加圧する加圧ソレノイド(図示せず)から構成されてい
る。原稿Pをエンドーサーユニット31上に停止させ、
エンドーサープラテン32で加圧方向に固定し、エンド
ーサーユニット31の印字部への加圧により原稿面にア
ルファベット文字や数字を印字する。
【0041】そして、画像読取装置1は、図2に示すよ
うにブロック構成されており、上記CCD駆動ユニット
9、走行体モータ10、SCU11、IOB12、RC
U13、密着イメージセンサ28、エンドーサーユニッ
ト31及び照明ランプ4であるXeランプを備えている
とともに、本体側に、ネットワークコントローラ41、
オプションIPU42、PSU(電源ユニット)43、
ACスイッチ44、本体操作パネル45、モータインタ
ーロックスイッチ46、ランプレギュレータ47、冷却
ファン48、ホームポジションセンサ49及びネットワ
ーク操作パネル50等を備え、また、ADF20に、R
SBU61、ADU62、エンドーサープラテンソレノ
イド63、表示PCB64、搬送センサ65、レジスト
センサ66、排紙センサ67、原稿有無センサ68、A
DFリフトアップセンサ69、トレイ上昇クラッチ7
0、給紙クラッチ71、給紙モータ72及び搬送モータ
73等を備えている。
【0042】そして、SCU11は、CPU(Central
Processing Unit )81、ROM(Read Only Memory)
82、RAM(Random Access Memory)83、CPUバ
ス84、SCSI(Small Computer System Interface
)コントローラ85、SiBC86、DRAM(Dynam
ic Random Access Memory)87及びNIPU88等を
備えている。
【0043】画像読取装置1は、CCD駆動ユニット9
上のCCD14に入射した原稿Pの反射光を、CCD1
4で光の強度に応じた電圧値を持つアナログ信号に変換
し、このアナログ信号を、奇数ビットと偶数ビットに分
かれて出力する。画像読取装置1は、CCD駆動ユニッ
ト9上で、アナログ画像信号のアナログ処理回路(図示
せず)暗電位部分を取り除いて、奇数ビットと偶数ビッ
トを合成し、所定の振幅にゲイン調整した後、A/Dコ
ンバータに入力してデジタル信号化する。画像読取装置
1は、デジタル化した画像信号を、SCU11上のNI
PU88で、シェーディング補正、ガンマ補正、MTF
補正等を行った後、2値化して、ページ同期信号、ライ
ン同期信号、画像クロックとともにビデオ信号として、
コネクタ90を介してオプションIPU42へ出力す
る。オプションIPU42へ出力されたビデオ信号は、
オプションIPU42内で所定の画像処理が行なわれ、
再びSCU11に入力される。
【0044】画像読取装置1は、オプションIPU42
から再びSCU11に入力されたビデオ信号を、図示し
ないセレクタに入力し、このセレクタは、もう一方の入
力がNIPU88から出力されたビデオ信号の入力とな
っていて、オプションIPU42で画像処理するかしな
いかを選択できる構成となっている。画像読取装置1
は、このセレクタから出力されたビデオ信号を、画像メ
モリであるDRAM87を管理するSiBC86に入力
し、画像メモリであるDRAM87に蓄える。画像読取
装置1は、DRAM87に蓄えられた画像データを、S
CSIコントローラ85に送り、SCSIコントローラ
85からパーソナルコンピュータ等の外部装置へ転送す
る。画像読取装置1は、密着イメージセンサ28で光電
変換されたアナログ画像信号を、RSBU61上でデジ
タル変換し、デジタル化した画像信号を、RSBU61
上でシェーディング補正を施した後、RCU13に送
る。
【0045】RCU13は、DRAMで構成される画像
メモリと画像メモリを制御するSiBCで構成され、画
像データを一旦画像メモリに蓄積した後、SCU11に
転送する。画像読取装置1では、RCU13からSCU
11へ送られた画像データとSCU11上のSiBC8
6から出力される画像データとを切り替え可能となって
おり、画像読取装置1は、いずれかの画像データを選択
して、SCSIコントローラ85へ転送する。
【0046】SCU11は、CPU81が、SCSIコ
ントローラ85を制御して、パーソナルコンピュータ等
の外部装置との通信を行ない、CPU81は、ステッピ
ングモーターである走行体モータ10、給紙モータ7
2、搬送モータ73のタイミング制御も行なっている。
ADU62は、ADF20に用いる電装部品の電力供給
を中継する機能を有し、SCU11上のCPU81に接
続されている入力ポートは、IOB12を介して本体操
作パネル45に接続されている。本体操作パネル45上
には、図示しないスタートスイッチとアボートスイッチ
が実装されており、それぞれのスイッチが押下される
と、入力ポートを介してCPU81がスイッチがONさ
れたことを検出する。
【0047】画像読取装置1の原理構成を概略的に表わ
すと、図3のように、ブロック図で示すことができる。
画像読取装置1は、原稿Pの第1面(表面)の画像デー
タを読み取る第1の読取部(第1の読取手段)101
と、原稿Pの第2面(裏面)を読み取る第2の読取部
(第2の読取手段)102と、原稿Pの第1面のみの画
像データを読み取る第3の読取部(第1の読取手段)1
03とを備えている。
【0048】この第1の読取手段としての第1の読取部
101と第3の読取部103は、上記画像読取装置1の
本体側に設けられたランプ4、第1ミラー5、第2ミラ
ー6、第3ミラー7、レンズ8、CCD駆動ユニット
9、走行体モータ10等で構成されて、読取位置でその
位置を移動させて用いられるもので、同一のものであ
る。また、要求されている読取動作モードに応じて第1
の読取部101と第3の読取部103は、第1の読取制
御部104により制御され、第2の読取部102は、第
2の読取制御部105によって制御される。
【0049】第1の読取部101と第3の読取部10
3、後段に第1の画像処理部106を有しており、第2
の読取部102は、後段に第2の画像処理部107を有
している。そして、画像読取装置1は、第1の読取部1
01または第3の読取部103で読み取られた画像デー
タを、第1の画像処理部106でシェーディング補正等
の必要な処理を施した後、データバス切換部108で第
1のメモリ制御部109または第2のメモリ制御部11
0に切り換えてイメージデータを転送して、第1のメモ
リ制御部109を介して第1のデータ蓄積部111また
は第2のメモリ制御部110を介して第2のデータ蓄積
部112に一時蓄積する。また、画像読取装置1は、第
2の読取部102で読み取られた画像データを、第2の
画像処理部107でシェーディング補正等の必要な画像
処理を施した後、イメージデータとして第2のメモリ制
御部110を介して第2のデータ蓄積部112に一時蓄
積する。
【0050】画像読取装置1は、第1のデータ蓄積部1
11及び第2のデータ蓄積部112に蓄積したイメージ
データをデータ転送部113に送り、予め定められた転
送速度で外部インターフェース114に転送する。
【0051】そして、画像読取装置1は、第2のデータ
蓄積部112へのイメージデータの入力を、データバス
切換部108によって第1の画像処理部106からの出
力と、第2の画像処理部107からの出力と、に切り換
えている。
【0052】画像読取装置1は、両面読取モードが選択
されると、第1の読取部101と第2の読取部102
が、第1の読取制御部104と第2の読取制御部105
の制御の下で、原稿Pの表裏を同時に読み取り、読み取
られた画像データを第1の画像処理部106及び第2の
画像処理部107でそれぞれ所定の処理を施した後、第
1のメモリ制御部109、第2のメモリ制御部110の
制御の下で、原稿Pの第1面(表面)の画像データを第
1のデータ蓄積部111に、原稿Pの第2面(裏面)の
画像データを第2のデータ蓄積部112にそれぞれ一時
蓄積する。このとき、データバス切換部108は、図3
における接点Aの方向に設定されている。
【0053】データ転送部113は、原稿Pの第1面の
イメージデータと原稿Pの第2面のイメージデータをペ
ージ順に外部インターフェース114に予め定められた
転送速度で転送するために、原稿Pの奇数ページに相当
するイメージデータを第1のデータ蓄積部111から引
き出して外部インターフェース114に転送し、続い
て、偶数ページに相当するイメージデータを第2のデー
タ蓄積部112から引き出して外部インターフェース1
14に転送する。
【0054】次に、画像読取装置1は、ADF20によ
る片面読取モードが選択されると、第2の読取部102
による原稿Pの第2面の読取動作を行わない。
【0055】また、画像読取装置1は、原稿固定の片面
読取モードに設定されると、コンタクトガラス3上に載
置された原稿Pに沿って、第3の読取部103を走査さ
せる。ここで、第1の読取部101と第3の読取部10
3は同一のものである。すなわち、画像読取装置1は、
ADF20を用いた片面読取モード時と両面読取モード
時には、第1の読取部101を読取位置Bの位置に停止
させ、原稿Pをコンタクトガラス3に載置した片面読取
時は、第1の読取部101を原稿Pに沿って往復運動さ
せている。
【0056】画像読取装置1は、これら第1の読取部1
01、第2の読取部102、第3の読取部103の動作
を、予め要求された読取モードに応じて、第1の読取制
御部104、第2の読取制御部105によって制御し、
第1の読取部101または第3の読取部103によって
読み取った原稿Pの第1面の画像データを第1の画像処
理部106を経由して、第1のデータ蓄積部111に一
時蓄積した後、データ転送部113によって外部インタ
ーフェース114に転送する。なお。このときのデータ
バス切換部108の方向は、図3に示す接点Aであり、
この状態が維持されている。
【0057】そして、画像読取装置1は、原稿Pの読取
タイミングと読み取った画像データの転送タイミングを
制御するために、図4に示すように、ADF20に、上
記搬送センサ65、レジストセンサ66、排紙センサ6
7、原稿有無センサ68及びADFリフトアップセンサ
69等が配設されている。
【0058】原稿有無センサ68は、ADF20の原稿
トレイ21上に原稿Pがあるか否かを検出し、搬送セン
サ65は、ピックアップローラ22で原稿トレイ21上
から搬送ドラム24と搬送ローラ25の間に送り出され
て搬送ドラム24と搬送ローラ25により搬送される原
稿Pを検出する。レジストセンサ66は、搬送ローラ2
5と搬送ドラム24により読取待機位置に搬送された原
稿Pを検出し、排紙センサ67は、排紙ローラ対33に
より排紙トレイ34上に排出される原稿Pを検出する。
ADFリフトアップセンサ69は、原稿Pの積載されて
いる原稿トレイ21をADF20の給紙口に持ち上げた
り、原稿Pを原稿トレイ21にセットするためにトレイ
位置を下げたりするために用いるトレイ位置を検出す
る。また、上記搬送センサ65、レジストセンサ66及
び排紙センサ67は、ADF20内における原稿送りジ
ャムの検出をも行なう。
【0059】次に、本実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態の画像読取装置1は、片面原稿Pを読み取る
場合でも必要に応じて、あたかも両面原稿Pを読み取っ
ているかのように処理し、片面原稿Pの取り扱い時に使
用されない回路系を有効に活用するところにその特徴が
ある。
【0060】いま、画像読取装置1で、複数の片面原稿
Pを読み取る場合に、両面原稿Pの画像データとして保
管する旨の操作がユーザにより設定されると、画像読取
装置1は、動作モードを、片面読取モードに設定する。
なお、読み取り対象の原稿PがADF20の原稿トレイ
21にセットされたものとして、以下説明する。
【0061】画像読取装置1は、外部インターフェース
114からの命令により、読取動作が開始されると、1
枚目の原稿PがADF20の原稿トレイ21から搬送ド
ラム24に給紙し、第1の読取部101で原稿Pの表面
(第1面)の画像を読み取り、読み取った原稿Pの第1
面の画像データを、第1の画像処理部106でシェーデ
ィング補正等の所定の画像処理を施した後、データバス
切換部108を第1のメモリ制御部109により介して
第1のデータ蓄積部111に一時蓄積する。このとき、
データバス切換部108の接点はA側にある。
【0062】画像読取装置1は、ADF20で引き続い
て2枚目の原稿Pの給紙を行って、第1の読取部101
によって2枚目の原稿Pの画像を読み取り、同様に第1
の画像処理部106で所定の画像処理を行った後、デー
タバス切換部108に対して画像データを出力す。この
とき、画像読取装置1は、データバス切換部108の接
点をB側に切り換え、2枚目の原稿Pの画像データを、
第2のメモリ制御部110の制御の下で、第2のデータ
蓄積部112に一時蓄積する。
【0063】そして、データ転送部113は、第1のデ
ータ蓄積部111に蓄積された1枚目の画像データを外
部インターフェース114に転送し、引き続いて、第2
のデータ蓄積部112に一時蓄積された2枚目の原稿P
の画像データを外部インターフェース114に対して転
送する。
【0064】画像読取装置1は、2枚目の原稿Pの画像
データの第2のデータ蓄積部112への転送が終了する
と、データバス切換部108の接点を再びA側に切り換
え、3枚目の原稿Pの画像データの第1のデータ蓄積部
111への一時蓄積に備える。
【0065】このように、画像読取装置1は、複数の片
面原稿Pを読み取る場合に、ユーザから両面原稿Pの文
書として保管したい旨の要求があると、片面原稿Pの奇
数枚目の画像データを第1のデータ蓄積部111に蓄積
し、偶数枚目の片面原稿Pの画像データを第2のデータ
蓄積部112に蓄積して、外部インターフェース114
への転送をページ順に転送を行なう。
【0066】したがって、外部インターフェース114
以降のホスト側では、両面原稿Pの読取動作時と同じ処
理を行うことで、両面原稿Pの読取時と同様に画像デー
タの処理、保管等を行なうことができる。
【0067】なお、上記説明では、片面原稿PがADF
20の原稿トレイ21にセットされて第1の読取部10
1で当該片面原稿Pの読み取りを行う場合について説明
したが、片面原稿Pがコンタクトガラス3上にセットさ
れて、第3の読取部103で原稿Pの読み取りを行う片
面読取モードが選択され、第3の読取部103で当該片
面原稿Pの読み取りを行う場合にも同様に適用すること
ができる。
【0068】この場合、1枚目の原稿Pがコンタクトガ
ラス3上に載置され、読取開始指示があると、画像読取
装置1は、第3の読取部103をコンタクトガラス3に
沿って移動させて原稿Pを走査させ、原稿Pの画像を読
み取る。ここで、第1の読取部101と第3の読取部1
03は同一のもので、第1の読取部101による読取動
作の際は、原稿Pを移動させて読取動作を行なうため、
画像読取装置1は、第1の読取部101を原稿Pの搬送
路に接する一点である読取位置Bに固定させて読取動作
を行なっていたが、第3の読取部103による読取動作
の際には、第1の読取部101による読取時とは異な
り、第1の読取部101と同じものである第3の読取部
103をコンタクトガラス3に沿って移動させて、原稿
Pを走査し、原稿Pの画像を読み取る。
【0069】画像読取装置1は、第3の読取部103の
読み取った原稿Pの画像データを第1の画像処理部10
6で所定の画像処理を施した後、接点A側に倒れている
データバス切換部108を介して、第1のメモリ制御部
109の制御下で、第1のデータ蓄積部111に一時蓄
積する。ユーザが既に読み取りを終了した1枚目の原稿
Pをコンタクトガラス3上から取り除き、2枚目の原稿
Pをコンタクトガラス3上に載置して、再度読取動作を
開始させると、画像読取装置1は、1枚目の読み取りと
同様に、第3の読取部103でコンタクトガラス3上の
原稿Pの画像を読み取って、読み取った画像データを第
1の画像処理部106で所定の画像処理を行った後、接
点B側に倒れているデータバス切換部108を介して、
第2のメモリ制御部110の制御下で、第2のデータ蓄
積部112に一時蓄積する。
【0070】画像読取装置1は、2枚目の原稿Pの読み
取りを終了して、ユーザがコンタクトガラス3上に3枚
目の原稿Pを載置すると、データバス切換部108の接
点を再びA側に倒れるように制御する。
【0071】データ転送部113は、ADF20による
片面原稿Pの読取時と同様に、第1のデータ蓄積部11
1に蓄積された1枚目の画像データを外部インターフェ
ース114に転送した後、引き続いて第2のデータ蓄積
部112に一時蓄積された2枚目の原稿Pの画像データ
を外部インターフェース114に対して転送する。
【0072】そして、画像読取装置1は、両面原稿Pを
両面読取モードでADF20で読み取る場合、ADF2
0での原稿Pの読み取りから外部インターフェイス11
4へのデータ転送を、図5に示すようなタイミングで行
う。
【0073】図5において、ADF20のピックアップ
ローラ22で原稿Pを搬送ドラム24に給紙し、原稿P
が搬送センサ65及びレジストセンサ66を通過して表
面読取待機位置に到達する。表面読取待機位置は、複数
の原稿Pを連続して読み取る場合に、外部インターフェ
ース114への転送速度と原稿Pの搬送速度との関係か
ら、次に読み取る原稿Pを一旦停止させる位置である。
画像読取装置1は、原稿Pが表面読取待機位置を通過し
てからt1時間経過後に表面読取位置Bに到達すると、
第1の読取部101により原稿Pの表面の読み取りを開
始し、第1の読取部101の読み取った原稿Pの表面の
画像データを、第1の画像処理部106で画像処理した
後、データバス切換部108を介して、直接、データ転
送部113により外部インターフェース114に転送す
る。
【0074】なお、図5において、「表面データ転送時
間」は、外部インターフェース114への転送時間を示
している。
【0075】画像読取装置1は、第1の読取部101に
よる原稿Pの読み取りを行いつつ原稿Pの搬送を続け、
第2の読取部102による読取位置Cに原稿Pが到達す
ると、第2の読取部102による原稿Pの裏面の読み取
りを開始する。この時点で、データ転送部113は、先
に読み取られている原稿Pの表面の画像データの外部イ
ンターフェース114への転送を終わっていないため、
第2の読取部102から出力される原稿Pの裏面の画像
データを、第2の画像処理部107で所定の画像処理を
施した後、第2のメモリ制御部110の制御下で、第2
のデータ蓄積部112に一旦蓄積する。
【0076】画像読取装置1は、データ転送部113に
よる原稿Pの表面の画像データの外部インターフェース
114への転送が完了すると、データ転送部113が第
2のデータ蓄積部112に蓄積されている原稿Pの裏面
の画像データの外部インターフェース114への転送を
開始する。
【0077】なお、図5では、原稿Pの表面の画像デー
タ、すなわち、第1の読取部101によって読み取られ
た画像データは、垂れ流し状態で外部インターフェース
114に転送される構成を取っているため、連続して複
数の原稿Pの読み取りを行なう場合は、次の原稿Pは、
表面読取待機位置で一旦搬送を待機させ、データ転送部
113による原稿Pの裏面の画像データ、すなわち、第
2の読取部102によって読み取られた画像データが外
部インターフェース114に完全に転送されるまでの期
間(図5の待ち時間)だけ、待つ必要がある。
【0078】ここで、t1は、表面読取待機位置から第
1の読取部101による読取位置Bに原稿Pが到達する
までの時間、t2は、原稿Pの表面、すなわち第1の読
取部101による原稿Pの読取時間と得られた画像デー
タを外部インターフェース114に放出する時間、t3
は、第1の読取部101による読取位置Bから第2の読
取部102による読取位置Cに原稿Pが到達するまでの
時間、t4は、第2の読取部102が原稿Pの裏面の読
み取りに要する時間、t5は、第2の読取部102によ
って得られた原稿Pの裏面の画像データを外部インター
フェース114に放出するのに要する時間である。
【0079】また、画像読取装置1は、片面原稿PをA
DF20で読み取って両面文書モードで画像保存する場
合のADF20での原稿Pの読み取りから外部インター
フェイス114へのデータ転送を、図6に示すようなタ
イミングで行う。なお、片面原稿Pをあたかも両面原稿
Pであるかのように外部機器に転送するかどうかは、ユ
ーザが任意に設定することができる。
【0080】そして、片面原稿Pの読取時も、基本的に
は、図5の両面読取の場合と同様であるが、片面原稿P
の読み取りを第1のデータ蓄積部111のみを用いて行
う場合、1枚目の読み取りが終了して、なおかつそのデ
ータが転送終了した時点で2枚目の読取動作を開始する
のが一般的であるが、画像読取装置1は、原稿Pの第2
面である裏面用に第2のデータ蓄積部112を備えてお
り、通常の片面読み取り時には、使用していないデバイ
スであるため、原稿Pの2枚目(複数枚の原稿Pがある
場合は偶数枚目)の画像データを空いている第2のデー
タ蓄積部112に一時保管して転送する。
【0081】このようにすることで、1枚目(奇数枚
目)のデータ転送終了を待たずに、2枚目の動作を開始
することができ、処理速度を高速化することができる。
すなわち、図6のt6+t1の時間を短縮することがで
きる。
【0082】このように、本実施の形態の画像読取装置
1は、搬送される原稿Pの第1面の画像を第1の読取部
101で読み取った画像データに第1の画像処理部10
6で所定の画像処理を施して、第1のデータ蓄積部11
1に一時蓄積し、当該搬送される原稿Pの第2面の画像
を第2の読取部102で読み取った画像データに第2の
画像処理部107で所定の画像処理を施して、第2のデ
ータ蓄積部112に一時蓄積し、データ転送部113
で、第1のデータ蓄積部111に蓄積された画像データ
と第2のデータ蓄積部112に蓄積された画像データを
所定の順序で転送するに際して、第1面のみに画像の記
録された複数枚の原稿Pの画像を第1の読取部101で
読み取って第1の画像処理部106で処理した画像デー
タを、データバス切換部108で、第1の画像蓄積部1
11と第2の画像蓄積部112とに所定の順序で切り換
えて出力して蓄積し、データ転送部113で所定の順序
で転送している。
【0083】したがって、片面原稿Pの読取時に使用さ
れない読取系のデバイスを有効に利用することができる
とともに、コンピュータ等の転送される画像データの受
け側で、原稿Pの片面読み取りと両面読み取りの区別を
特別に行うことなく画像データの処理を行えるようにす
ることができ、片面原稿Pの取り扱い時に使用されない
デバイス系を有効に活用して、画像処理速度を向上させ
ることができるとともに、画像データを処理するソフト
ウェア等への負担を軽減しつつ片面原稿Pを両面原稿P
として処理することができる。
【0084】また、本実施の形態の画像読取装置1は、
第1の読取部101と第2の読取部102を、原稿Pの
搬送方向において相互に異なる位置に設けている。
【0085】したがって、原稿読取時の原稿Pの裏写り
等の影響を回避することができ、読取画像の画像品質を
向上させることができる。
【0086】さらに、本実施の形態の画像読取装置1
は、第1の読取部101を、原稿Pがコンタクトガラス
3上に固定載置されるときには、当該コンタクトガラス
3に沿って移動して、当該コンタクトガラス3上の当該
原稿Pの画像を読み取るとともに、原稿Pが搬送される
ときには、当該原稿Pの搬送路上の所定の読取位置Bに
移動して当該読取位置Bに停止した状態で当該搬送され
る原稿Pの画像を読み取るものとしている。
【0087】したがって、読み取り系を構成する上で必
要な光路長等のスペースを共通化することができ、画像
読取装置1を全体として小型化で最適化されたものとす
ることができる。
【0088】また、本実施の形態の画像読取装置1は、
第1面のみに画像の記録された複数枚の原稿Pの画像デ
ータを第1の読取部101で読み取る際に、第1の読取
部101の読み取った原稿Pの第1面の画像データをデ
ータバス切換部108で第1のデータ蓄積部111と第
2のデータ蓄積部112に所定の順序で切り換えて蓄積
する切換蓄積モードと、第1の読取部101の読み取っ
た原稿Pの第1面の画像データをデータバス切換部10
8で第1のデータ蓄積部111にのみ蓄積する非切換蓄
積モードと、を選択可能としている。
【0089】したがって、片面原稿Pの読み取りで得ら
れる画像データを、そのまま片面原稿Pの画像データと
して処理、保管するか、あたかも両面原稿Pの画像デー
タであるかのように処理、保管するか、をユーザ自身が
用途に応じて選択できるようにすることができ、利用性
を向上させることができる。
【0090】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0091】
【発明の効果】請求項1記載の発明の画像読取装置によ
れば、搬送される原稿の第1面の画像を第1の読取手段
で読み取った画像データに第1の画像処理手段で所定の
画像処理を施して、第1のデータ蓄積手段に一時蓄積
し、当該搬送される原稿の第2面の画像を第2の読取手
段で読み取った画像データに第2の画像処理手段で所定
の画像処理を施して、第2のデータ蓄積手段に一時蓄積
し、データ転送手段で、第1のデータ蓄積手段に蓄積さ
れた画像データと第2のデータ蓄積手段に蓄積された画
像データを所定の順序で転送するに際して、第1面のみ
に画像の記録された複数枚の原稿の画像を第1の読取手
段で読み取って第1の画像処理手段で処理した画像デー
タを、切換手段で、第1の画像蓄積手段と第2の画像蓄
積手段とに所定の順序で切り換えて出力して蓄積し、デ
ータ転送手段で所定の順序で転送するので、片面原稿の
読取時に使用されない読取系のデバイスを有効に利用す
ることができるとともに、コンピュータ等の転送される
画像データの受け側で、原稿の片面読み取りと両面読み
取りの区別を特別に行うことなく画像データの処理を行
えるようにすることができ、片面原稿取り扱い時に使用
されないデバイス系を有効に活用して、画像処理速度を
向上させることができるとともに、画像データを処理す
るソフトウェア等への負担を軽減しつつ片面原稿を両面
原稿として処理することができる。
【0092】請求項2記載の発明の画像読取装置によれ
ば、第1の読取手段と第2の読取手段を、原稿の搬送方
向において相互に異なる位置に設けているので、原稿読
取時の原稿の裏写り等の影響を回避することができ、読
取画像の画像品質を向上させることができる。
【0093】請求項3記載の発明の画像読取装置によれ
ば、第1の読取手段を、原稿がコンタクトガラス上に固
定載置されるときには、当該コンタクトガラスに沿って
移動して、当該コンタクトガラス上の当該原稿の画像を
読み取るとともに、原稿が搬送されるときには、当該原
稿の搬送路上の所定の読取位置に移動して当該読取位置
に停止した状態で当該搬送される原稿の画像を読み取る
ものとしているので、読み取り系を構成する上で必要な
光路長等のスペースを共通化することができ、画像読取
装置を全体として小型化で最適化されたものとすること
ができる。
【0094】請求項4記載の発明の画像読取装置によれ
ば、第1面のみに画像の記録された複数枚の原稿の画像
データを第1の読取手段で読み取る際に、第1の読取手
段の読み取った原稿の第1面の画像データを切換手段で
第1のデータ蓄積手段と第2のデータ蓄積手段に所定の
順序で切り換えて蓄積する切換蓄積モードと、第1の読
取手段の読み取った原稿の第1面の画像データを切換手
段で第1のデータ蓄積手段にのみ蓄積する非切換蓄積モ
ードと、を選択可能としているので、片面原稿の読み取
りで得られる画像データを、そのまま片面原稿の画像デ
ータとして処理、保管するか、あたかも両面原稿の画像
データであるかのように処理、保管するか、をユーザ自
身が用途に応じて選択できるようにすることができ、利
用性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読取装置の一実施の形態を適用し
た画像読取装置の正面概略構成図。
【図2】図1の画像読取装置の全体回路ブロック構成
図。
【図3】図1の画像読取装置の主要部の機能ブロック構
成図。
【図4】図1の画像読取装置の原稿搬送系と読取系の概
略ブロック構成図。
【図5】図1の画像読取装置による両面原稿読取時のタ
イミングチャート。
【図6】図1画像読取装置による片面原稿読取時のタイ
ミングチャート。
【符号の説明】
1 画像読取装置 2 本体筐体 3 コンタクトガラス 4 ランプ 5 第1ミラー 6 第2ミラー 7 第3ミラー 8 レンズ 9 CCD駆動ユニット(SBU) 10 走行体モータ 11 システムコントロールユニット(SCU) 12 IOB 13 RCU 20 ADF 21 原稿トレイ 22 ピックアップローラ 23 レジストローラ対 24 搬送ドラム 25 搬送ローラ 26 分離コロ 27 搬送ガイド板 28 密着イメージセンサ 29 白色ローラ 30 搬送ローラ対 31 エンドーサーユニット 32 エンドーサープラテン 33 排紙ローラ対 34 排紙トレイ 35 DF用原稿ガラス 41 ネットワークコントローラ 42 オプションIPU 43 PSU(電源ユニット) 44 ACスイッチ 45 本体操作パネル 46 モータインターロックスイッチ 47 ランプレギュレータ 48 冷却ファン 49 ホームポジションセンサ 50 ネットワーク操作パネル 61 RSBU 62 ADU 63 エンドーサープラテンソレノイド 64 表示PCB 65 搬送センサ 66 レジストセンサ 67 排紙センサ 68 原稿有無センサ 69 ADFリフトアップセンサ 70 トレイ上昇クラッチ 71 給紙クラッチ 72 給紙モータ 73 搬送モータ 81 CPU 82 ROM 83 RAM 84 CPUバス 85 SCSIコントローラ 86 SiBC 87 DRAM 88 NIPU 101 第1の読取部 102 第2の読取部 103 第3の読取部 104 第1の読取制御部 105 第2の読取制御部 106 第1の画像処理部 107 第2の画像処理部 108 データバス切換部 109 第1のメモリ制御部 110 第2のメモリ制御部 111 第1のデータ蓄積部 112 第2のデータ蓄積部 113 データ転送部 114 外部インターフェース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送される原稿の第1面の画像を読み取っ
    て画像データを出力する第1の読取手段と、当該搬送さ
    れる原稿の第2面の画像を読み取って画像データを出力
    する第2の読取手段と、前記第1の読取手段の読み取っ
    た原稿の画像データに所定の画像処理を施す第1の画像
    処理手段と、前記第2の読取手段の読み取った原稿の画
    像データに所定の画像処理を施す第2の画像処理手段
    と、前記第1の画像処理手段の処理した画像データを一
    時蓄積する第1のデータ蓄積手段と、前記第2の画像処
    理手段の処理した画像データを一時蓄積する第2のデー
    タ蓄積手段と、前記第1のデータ蓄積手段に蓄積された
    前記画像データと前記第2のデータ蓄積手段に蓄積され
    た前記画像データを所定の順序で転送するデータ転送手
    段と、を備えた画像読取装置であって、前記第1の画像
    処理手段の処理した画像データを前記第1の画像蓄積手
    段と前記第2の画像蓄積手段とに所定の順序で切り換え
    て出力する切換手段を有し、第1面のみに画像の記録さ
    れた複数枚の原稿の画像を前記第1の読取手段で読み取
    って前記第1の画像処理手段で処理した画像データを、
    前記切換手段で前記第1のデータ蓄積手段と前記第2の
    データ蓄積手段に所定の順序で蓄積して、前記データ転
    送手段で所定の順序で転送することを特徴とする画像読
    取装置。
  2. 【請求項2】前記画像読取装置は、前記第1の読取手段
    と前記第2の読取手段が、前記原稿の搬送方向において
    相互に異なる位置に設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】前記第1の読取手段は、前記原稿がコンタ
    クトガラス上に固定載置されるときには、当該コンタク
    トガラスに沿って移動して、当該コンタクトガラス上の
    当該原稿の画像を読み取るとともに、前記原稿が搬送さ
    れるときには、当該原稿の搬送路上の所定の読取位置に
    移動して当該読取位置に停止した状態で当該搬送される
    原稿の画像を読み取ることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】前記画像読取装置は、前記第1面のみに画
    像の記録された複数枚の原稿の画像データを前記第1の
    読取手段で読み取る際に、前記第1の読取手段の読み取
    った前記原稿の第1面の画像データを前記切換手段で前
    記第1のデータ蓄積手段と前記第2のデータ蓄積手段に
    所定の順序で切り換えて蓄積する切換蓄積モードと、前
    記第1の読取手段の読み取った前記原稿の第1面の画像
    データを前記切換手段で前記第1のデータ蓄積手段にの
    み蓄積する非切換蓄積モードと、が選択可能であること
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の
    画像読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011205405A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Brother Industries Ltd 画像読取装置

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