JP2003324173A - 半導体素子の冷却装置 - Google Patents

半導体素子の冷却装置

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JP2003324173A
JP2003324173A JP2002130273A JP2002130273A JP2003324173A JP 2003324173 A JP2003324173 A JP 2003324173A JP 2002130273 A JP2002130273 A JP 2002130273A JP 2002130273 A JP2002130273 A JP 2002130273A JP 2003324173 A JP2003324173 A JP 2003324173A
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refrigerant
flow
cooling device
semiconductor
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Yusuke Okamoto
裕介 岡本
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷媒ジャケットと半導体素子を設けた基板と
の間を、電熱グリースを介さずに接合した構造の半導体
素子の冷却装置において、冷媒流路の圧力損失を抑えつ
つ効率的に放熱を行う。 【解決手段】 冷媒流通用の流路7を形成し且つ外面に
半導体素子1を接合する冷媒ジャケット3を備え、半導
体素子1の裏側となる流路内面に、複数の放熱用突出体
4を所定間隔で設け、半導体素子1の略中心に対応する
領域で突出体4の突出長さを最大とし、その外側に向か
うにつれて突出体4の突出長さを漸次減少させたことに
より、流路抵抗や冷媒供給用ポンプの圧力損失を抑制し
つつ素子と冷媒の間の熱抵抗を低減して放熱効率を高め
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワーエレクトロ
ニクスの分野で用いられる半導体素子の冷却装置に関
し、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車などの電
動系車両の半導体パワーモジュールに用いられる半導体
素子の冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、IGBT(絶縁ゲート型バイポ
ーラトランジスタ)、サイリスタ、およびパワーMOS
FETなどのパワーエレクトロニクスで用いられる半導
体素子には、さらなる小型化や大容量化が要望されてい
る。この際、小型化や大容量化に伴い、素子の単位面積
で発生する熱量は当然大きくなるので、これらを効率良
く放散することが必須となる。また、パワーエレクトロ
ニクスと対極の電子計算機の分野でも、素子の超高集積
化や高速動作化によって単位面積の発熱量が益々増大す
る傾向にあり、効率の良い素子の冷却手段が求められて
いる。
【0003】従来の半導体素子の冷却装置としては、例
えば、図14に示すようなものがあった。図示の冷却装
置は、冷媒流通用の流路を形成する断面矩形の冷媒ジャ
ケット101を備え、この冷媒ジャケット101の上部
外面に、絶縁基板102を介して半導体素子100を設
けている。また、絶縁基板102は、両面に金属箔10
3,104が設けてあり、冷媒ジャケット101の上部
外面と下側の金属箔104の間には、熱伝導性の高いグ
リース105が塗布してある。
【0004】さらに、冷媒ジャケット101は、上部内
面に、放熱用のフィン106が複数形成してある。各フ
ィン106は、冷媒の流れに交差する方向に所定間隔で
設けてあり、いずれも同じ突出長さを有している。そし
て、当該冷却装置は、冷媒ジャケット101内に水等の
冷媒を流通させ、半導体素子100で発生した熱をフィ
ン106から冷媒中に放散させるようにしていた。
【0005】なお、この種の半導体素子の冷却装置とし
ては、例えば、特開平7−130925号公報や、特開
2000−336438号公報に記載されたものがあ
る。また、冷媒中に放熱を行う場合には、冷媒ジャケッ
トの壁面に境界層が発生し、この境界層が伝熱上の障害
になることがある。これに対して、従来では、放熱の効
率を高めるために、上記したようにフィンを設けて冷媒
との接触面積を大きくするほか、冷媒の流速を増して流
れを層流から乱流に変化させ、これにより境界層を剥ぎ
取る方法や、半導体素子の直下の部分に冷媒の噴流を当
て、これにより境界層を剥ぎ取る方法などが用いられて
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うな従来の半導体素子の冷却装置では、絶縁基板102
の金属箔104と冷媒ジャケット101の間に高熱伝導
性のグリース105を塗布している。しかし、このよう
な構造では、グリース105部分の熱抵抗が大きいた
め、放熱効率を高めるうえでグリース105の廃止が望
まれていた。
【0007】また、従来の半導体素子の冷却装置では、
半導体素子100で発生した熱がフィン106まで伝わ
る際、図14中に点線で示すように、等温度線Tがグリ
ース105の層とほぼ平行になる。つまり、高熱伝導性
のグリース105を用いているので、グリース105の
全体からほぼ均等に熱伝達が行われる。これに対して、
従来の半導体素子の冷却装置では、等温度線Tに対応し
て各フィン106の突出長さに特に差異を設けていなか
った。このようなフィン106あるいは乱流や噴流のい
ずれを用いる方法でも、冷媒ジャケット101の内部で
流路抵抗が発生し、これにより冷媒を供給するポンプに
圧力損失が発生する。
【0008】このため、従来にあっては、半導体素子と
冷媒の間の熱抵抗を下げる代償として、ポンプの圧力損
失が生じるのは不可避であるにしても、圧力損失をなる
べく小さくしたいという要望があり、とくに、自動車な
どのように搭載するポンプの動力に制約がある場合、上
記の要請は切実なものであった。
【0009】
【発明の目的】本発明は、上記従来の状況に鑑みて成さ
れたもので、従来の高熱伝導性のグリースを用いずに、
半導体素子を直接あるいは絶縁基板を介して冷媒ジャケ
ットに接合する構成を採用した場合に、流路抵抗や冷媒
供給用ポンプの圧力損失を抑制しつつ素子と冷媒の間の
熱抵抗を低減して放熱効率を高めることができる半導体
素子の冷却装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる半導体素
子の冷却装置は、請求項1に記載しているように、冷媒
流通用の流路を形成するとともに流路外面に直接または
絶縁基板を介して半導体素子を接合する冷媒ジャケット
を備え、半導体素子の接合面の裏側となる流路内面に、
複数の放熱用突出体を冷媒の流れに交差する方向に所定
間隔で設け、各突出体は、半導体素子の略中心に対応す
る領域で突出長さを最大とし、その外側に向かうにつれ
て突出長さを漸次減少させてあることを特徴とし、上記
構成をもって従来の課題を解決するための手段としてい
る。
【0011】上記構成において、半導体素子は、冷媒ジ
ャケットに直接または絶縁基板を介して接合されるが、
この際、絶縁基板は金属箔や熱膨張緩和用の放熱板を含
む構成とすることができ、これらの接合には、はんだや
ろう材が用いられる。絶縁基板を冷媒ジャケットに接合
する具体的な一例としては、冷媒ジャケットの表面にニ
ッケルめっきなどを施したうえで、絶縁基板に設けた金
属箔との間をはんだ付けやろう付けで接合する方法があ
る。
【0012】絶縁基板の材料としては、アルミナ、窒化
アルミニウム、炭化ケイ素よび窒化ケイ素などを用いる
ことができ、とくに、機械的強度と熱伝導率のバランス
を考慮した場合には窒化ケイ素を用いることがより好ま
しい。機械的強度が不要であれば、窒化アルミニウムや
炭化ケイ素を用いることもできる。
【0013】冷媒ジャケットは、様々な方法で成形する
ことが可能であるが、例えば、半導体素子を接合し且つ
突出体を有する蓋部分と本体部分を別々に成形し、蓋部
分と本体部分を連結する方法が簡便である。この場合、
蓋部分と本体部分の間にはシール材やOリングなどを介
装して、冷媒の漏出を防止する。
【0014】冷媒ジャケットの素材としては、アルミニ
ウム系合金や銅系合金などを用いることができるが、絶
縁基板との熱膨張差があるので、少なくとも絶縁基板と
接合する部分を熱膨張の小さいPCM(Pressur
ed Copper Molybdenum)やAlS
iC(SiCプリフォームにAl合金含浸)などで形成
することが望ましい。
【0015】なお、冷媒ジャケットを蓋部分と本体部分
で形成した場合、本体部分に関しては材料の面で蓋部分
よりも若干の自由度がある。つまり、本体部分は蓋部分
と同じ材料を用いても良いが、冷媒の種類や温度を勘案
したうえで樹脂なども用いることができる。
【0016】突出体は、根元部と先端部の厚みまたは太
さを同一にしても良いが、例えば鋳造で成形する場合に
は、根本部や先端部に面取りや適宜の抜き勾配を設ける
ことが望ましい。また、隣接する突出体は、互いに平行
に形成しても良いが、これに限らず、例えば先端部方向
に向けて互いの間隔が漸次増大するように形成しても良
い。
【0017】突出体は、フィン状やピン状にすることが
できる。フィン状の場合には、突出方向に交差する方向
の断面において、紡錘形や略翼断面形等の流線形にする
ことができ、ピン状の場合には、同断面において、円形
や楕円形等にすることができる。なお、突出体は、上記
のPCMやAlSiCで形成することができるが、この
部分の熱膨張はとくに問題にならないのでアルミニウム
系合金や銅系合金の適宜の材料で形成することもでき
る。
【0018】冷媒は、とくに限定されないが、例えば水
や、水にエチレングリコール等を加えたいわゆる自動車
用クーラントを使用することができる。
【0019】なお、突出体の突出長さに関して、突出体
の各先端部を結ぶ包絡線や突出体の先端稜線などを設定
する際には、半導体素子の略中心を基準としており、そ
の略中心に対応する領域で突出体の突出長さを最大とし
ているが、これは、通常では半導体素子の中心の温度が
最も高くなるからである。もし、半導体素子の特定箇所
で発熱するような場合には、その特定箇所に対応する領
域の中心を基準にして、突出体の突出長さを決めること
もできる。また、半導体素子は、不規則な形状を有する
場合もあるので、この場合には、基準となる略中心は重
心を以って考えることができる。
【0020】さらに、突出体の先端部を結ぶ包絡線や先
端稜線は、例えば、半導体素子の略中心として上面中央
を中心とする円弧(または楕円弧)と、この円弧と同心
であり且つ半径(または長径・短径)が30%大きい円
弧(または楕円弧)との間に収まるものであれば良く、
より望ましくは、内側の円弧(または楕円弧)とこの円
弧と同心であり且つ半径(または長径・短径)が10%
大きい円弧(または楕円弧)との間に収まるものとす
る。
【0021】
【発明の作用】本発明に係わる半導体素子の冷却装置で
は、冷媒ジャケットの流路外面に、半導体素子を直接ま
たは絶縁基板を介して接合し、従来用いていた高熱伝導
性グリースを廃止する。そして、当該冷却装置では、冷
媒ジャケットの流路に冷媒を流通させると共に、半導体
素子で発生した熱を直接または絶縁基板を介して冷媒ジ
ャケットに伝達し、この冷媒ジャケットに設けた複数の
突出体から冷媒中に放熱を行う。
【0022】ここで、上記の如く冷媒ジャケットに直接
または絶縁基板を介して半導体素子を接合した場合、半
導体素子で発生した熱は、同素子を中心にして同心円状
に広がり、その等温度線は次第に円弧状となる。このと
き、当該冷却装置では、冷媒ジャケットに設ける複数の
突出体として、半導体素子の略中心に対応する領域で突
出長さを最大とし、その外側に向かうにつれて突出長さ
を漸次減少させているので、各突出体の突出長さが円弧
状の等温度線に対応したものとなり、これにより効率良
く放熱が行われると共に、各突出体の突出長さを必要最
小限にして流路抵抗を低減する。
【0023】
【発明の効果】本発明の請求項1に係わる半導体素子の
冷却装置によれば、高熱伝導性のグリースを用いずに半
導体素子を冷媒ジャケットに接合した構造において、流
路抵抗や冷媒供給用ポンプの圧力損失を低減することが
できる。また、当該冷却装置は、とくに、冷媒供給用の
ポンプ動力に制限がある自動車などの半導体モジュール
において、ポンプの圧力損失を抑制しつつ半導体素子を
効率的に冷却することが可能となり、さらに、自動車以
外の半導体モジュールにおける半導体素子の冷却にも当
然適用可能であり、工業的有用性の極めて高いものとな
る。
【0024】本発明の請求項2に係わる半導体素子の冷
却装置によれば、少なくとも冷媒の流れに交差する断面
における突出体の突出長さを必要最小限にして、請求項
1により得られる効果をより一層高めることができる。
【0025】本発明の請求項3に係わる半導体素子の冷
却装置によれば、請求項1および2と同様の効果を得る
ことができるうえに、フィン状突出体により、冷媒の流
れに沿った充分な放熱面積を確保することができる。
【0026】本発明の請求項4に係わる半導体素子の冷
却装置によれば、請求項3と同様の効果を得ることがで
きるうえに、断面形状が流線形のフィン状突出体によ
り、流路抵抗のさならる低減を実現することができ、ポ
ンプの圧力損失のさらなる低減に貢献することができ
る。
【0027】本発明の請求項5に係わる半導体素子の冷
却装置によれば、請求項1または2と同様の効果を得る
ことができるうえに、ピン状突出体により、より大きな
放熱面積を確保することが可能になる。
【0028】本発明の請求項6に係わる半導体素子の冷
却装置によれば、請求項3〜5と同様の効果を得ること
ができるうえに、少なくとも冷媒の流れに沿った断面に
おける突出体の突出長さを必要最小限にして、請求項1
により得られる効果をより高めることができ、請求項2
の構成と組合わせれば、全ての突出体の突出長さを必要
最小限にして、流路抵抗やポンプの圧力損失のさらなる
低減、および素子と冷媒の間の熱抵抗のさらなる低減を
実現して、放熱効率を著しく高めることができる。
【0029】本発明の請求項7に係わる半導体素子の冷
却装置によれば、請求項3〜5と同様の効果を得ること
ができるうえに、冷媒の流れ方向に突出体の突出長さを
漸次変化させたことにより、半導体素子の温度を均一に
近付けることができる。つまり、冷媒は突出体の上流側
で低温であり、且つ突出体から熱を吸収した下流側で高
温となるので、突出体の突出長さを上流側で短くし、且
つ下流側で長くすることにより、冷媒の流れ方向におい
て放熱を均一に行うことができ、これにより下流側の半
導体素子の温度が高くなるのを防ぐことができる。
【0030】本発明の請求項8に係わる半導体素子の冷
却装置によれば、請求項7と同様の効果を得ることがで
きるうえに、とくに、冷媒の流れ方向に配置した複数の
半導体素子を均一に冷却することができる。
【0031】本発明の請求項9に係わる半導体素子の冷
却装置によれば、請求項1〜7と同様の効果を得ること
ができるうえに、とくに、冷媒の流れ方向に配置した複
数の半導体素子を均一に冷却することができる。
【0032】本発明の請求項10に係わる半導体素子の
冷却装置によれば、請求項1〜9と同様の効果を得るこ
とができるうえに、突出体とその先端部に対向する流路
内面との距離を詰めることで、局所的に冷媒が流通し易
い部分が生じるのを解消することができ、冷媒が各突出
体間を良好に流通するようにして、冷却効率の低下を防
止することができる。
【0033】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明に係わる半導
体素子の冷却装置の実施例を説明する。なお、本発明に
係わる冷却装置は、その詳細な構成が以下の各実施例に
限定されるものではなく、各構成部位の形態や個数ある
いは材料などを変更することができると共に、各実施例
の構成を組合わせることも可能である。また、実施例1
以外の実施例においては、実施例1と同一の構成部位は
同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0034】(実施例1)図1〜図3に示す実施例1の
半導体素子の冷却装置は、流路7を形成する断面矩形の
冷媒ジャケット3を備え、各図において上側となる流路
外面の中央に、絶縁基板2を介して半導体素子1が設け
てある。冷媒ジャケット3は、各図中の線Aで示す部分
で蓋部分3Aと本体部分3Bに分割してあり、これらを
個別に成形した後、適宜のシール構造を介して双方を連
結したものとなっている。なお、蓋部分3AにはAlS
iC材を用い、本体部分3BにはAl合金を用いた。
【0035】絶縁基板2は、窒化ケイ素製であって、上
下面にはタフピッチ銅を材料とする金属箔5,6が設け
てある。そして、半導体素子1と上側の金属箔5はんだ
付けにより接合し、下側の金属箔6と冷媒ジャケット3
を同じくはんだ付けにより接合してある。このとき、半
導体素子1と上側の金属箔5の間の接合には、下側の金
属箔6と冷媒ジャケット3の接合に用いるはんだよりも
融点の高いはんだを用いると良い。
【0036】冷媒ジャケット3は、半導体素子1の接合
面の裏側となる流路内面に、複数の放熱用突出体4が冷
媒の流れに交差する方向において所定間隔で設けてあ
る。各突出体4は、冷媒の流れに沿うフィン状を成すと
共に、蓋部分3Aに一体的に成形してあり、図1に示す
冷媒の流れに交差する断面において、半導体素子1の略
中心に対応する領域で突出長さを最大とし、その外側に
向かうにつれて突出長さを漸次減少させてある。
【0037】また、個々の突出体4は、図3に示す冷媒
の流れ方向の断面においては、長手方向に同じ突出長さ
を有している。なお、各図では、突出体4の断面を矩形
状に示しているが、突出体4の根元や先端には面取りや
湾曲面あるいは傾斜面を設けることができ、とくに突出
体4を蓋部分3Aとともに一体成形する場合には、突出
体4に抜け勾配や上記面取り等を設けるようにし、さら
には、突出体4の側面をテーパ状にすることも良い。
【0038】上記構成を備えた半導体素子の冷却装置で
は、冷媒ジャケット3の流路7に冷媒を流通させると共
に、半導体素子1で発生した熱を絶縁基板2を介して冷
媒ジャケット3に伝達し、この冷媒ジャケット3に設け
た複数の突出体4から冷媒中に放熱を行う。
【0039】このとき、当該冷却装置では、従来用いて
いた高熱伝導性グリース(図14参照)を廃止し、冷媒
ジャケット3に絶縁基板2を介して半導体素子1を接合
しているので、半導体素子1で発生した熱は、通常では
中央が最も高くなると共に、図1に示すように同素子1
を中心にして同心円状に広がり、その等温度線Tは円弧
状となる。これに対して、当該冷却装置では、上記した
如く設定した各突出体4の突出長さが、円弧状の等温度
線Tに対応したものとなっている。
【0040】したがって、当該冷却装置によれば、各突
出体の突出長さを同一にした従来の冷却装置に比べて、
各突出体4の突出長さを無駄の無いものにして流路抵抗
を低減し、これにより冷媒を供給するポンプの圧力損失
も低減したうえで、素子1と冷媒の間の熱抵抗を低減し
て放熱効率が高められることとなる。
【0041】(実施例2)図4に示す実施例2の半導体
素子の冷却装置は、冷媒の流れに交差する断面におい
て、半導体素子1の直下でフィン状突出体4の突出長さ
を最大とし、その外側で突出長さを漸次小さくした点で
は実施例1と同じであるが、各突出体4の先端部を結ぶ
包絡線が、半導体素子1の上面中央部を中心Cとする円
弧Bに沿うように各突出体4の突出長さを設定してい
る。この実施例2によれば、少なくとも冷媒の流れに交
差する断面における突出体4の突出長さが必要最小限と
なり、先の実施例1により得られる効果が一層高められ
る。
【0042】(実施例3)図5に示す実施例3の半導体
素子の冷却装置は、冷媒の流れに交差する断面におい
て、半導体素子1の上面中央を中心Cとする内側円R1
と、内側円R1と同心であり且つ半径が内側円R1より
も30%大きい外側円R2を設定し、各突出体4の先端
部を結ぶ包絡線が、内側円R1と外側円R2の間に収ま
るように各突出体4の突出長さを設定したものである。
この実施例3によっても先の各実施例と同様の効果を得
ることができる。
【0043】(実施例4)図6に示す実施例4の半導体
素子の冷却装置は、冷媒の流れに交差する断面におい
て、2つの半導体素子1,1を夫々の絶縁基板2,2と
ともに並列に設け、個々の半導体素子1に対して複数の
フィン状突出体4から成る突出体群を設けたものであ
る。この実施例4によっても先の各実施例と同様の効果
を得ることができる。また、上記構成の場合、2つの半
導体素子1,1に対して共通の絶縁基板を設けることも
可能であるが、絶縁基板の反りや歩留まりの観点から、
上記構成のように個別の絶縁基板2,2を設ける方がよ
り好ましい。
【0044】(実施例5)図7に示す実施例5の半導体
素子の冷却装置は、冷媒の流れに交差する断面におい
て、各突出体4の突出長さを先の各実施例のように設定
すると共に、図中矢印Fで示す冷媒の流れに沿う断面に
おいて、各突出体4の先端稜線が、半導体素子1の上面
中央部を中心とし且つ冷媒の流れ方向Fを長径とする楕
円弧に沿ったものとなっている。これにより、各突出体
4の先端部全体を結ぶ包絡面は、半導体素子1の上面中
央線を中心線とする回転楕円体の面の一部を成してい
る。この実施例5によれば、冷媒の流れに交差する断面
および流れに沿う断面のいずれにおいても突出体4の突
出長さが必要最小限となり、先の各実施例により得られ
る効果が一層高められる。
【0045】(実施例6)図8に示す実施例6の半導体
素子の冷却装置は、冷媒ジャケット3の蓋部分3Aは実
施例1で説明したものと同様であるが、冷媒の流れに交
差する断面において、突出体4の先端部に対向する流路
内面すなわち本体部分3Bの流路底面が、各突出体4の
先端部を結ぶ包絡線に沿った形状になっている。この実
施例6によれば、各突出体4と流路底面との間隙がほぼ
一定になると共に、流路7の空隙が少なくなり、主に空
隙部分だけに冷媒が流れてしまうような事態を防ぐこと
ができ、これにより冷却効率が高められる。
【0046】なお、図示の本体部分3Bは、断面が四角
形状の部材にU字型の溝を設けたものであるが、例えば
金属板をU字形に曲げて形成しても良い。また、突出体
4の冷媒の流れ方向の形状は、この実施例6の場合には
図3に示すようなストレート形状(流れ方向に一定の突
出長さを有する形状)にするのが好ましいが、図7のよ
うな回転楕円面形状にすることも勿論可能である。
【0047】(実施例7)図9に示す実施例7の半導体
素子の冷却装置は、断面矩形状を成す冷媒ジャケット3
の上下の流路外面に、半導体素子1を絶縁基板2ととも
に設け、個々の半導体素子1に対して複数のフィン状突
出体4から成る突出体群を設けたものである。この実施
例7によっても先の各実施例と同様の効果を得ることが
できる。また、この実施例7では、流路断面の面積に対
する流路内面の面積の割合が小さくなるので1素子あた
りの冷媒圧損を実施例4よりも小さくすることができ
る。さらに、空隙部分を実施例6に倣って埋めても良
い。
【0048】(実施例8)図10に示す実施例8の半導
体素子の冷却装置は、断面矩形状を成す冷媒ジャケット
3の4つの流路外面に、半導体素子1を絶縁基板2とと
もに設け、個々の半導体素子1に対して複数のフィン状
突出体4から成る突出体群を設けたものである。この実
施例8によれば、先の各実施例と同様の効果を得ること
ができるうえに、素子の冷却に直接関与しない流路内面
の割合が小さいので、全体の流路抵抗の面では有利にな
る。ただし、冷媒が単位長さの冷媒ジャケット3を通過
する間に吸収する熱量が4倍になるので、冷媒ジャケッ
ト3の上流と下流での温度差に注意を払う必要がある。
【0049】また、必要に応じて、4面のうち3面のみ
に、半導体素子1および絶縁基板2とその他付属する部
品を設置し、残る1面を他の部品との取付け面に使用し
てもよい。さらに、冷媒ジャケットの断面形状は、矩形
状に限定されることはなく、三角形やその他の多角形状
にすることができる。
【0050】(実施例9)図11に示す実施例9の半導
体素子の冷却装置は、フィン状を成す突出体4におい
て、その突出方向に交差する横断面形状に工夫を凝らし
たものである。図11(a)に示すフィン状突出体4
は、横断面形状が流線形になっている。また、図11
(b)に示すフィン状突出体4は、横断面形状が、両端
を尖頭状にした紡錘形になっており、図11(c)に示
すフィン状突出体4は、横断面形状が、上流側端部に丸
みを有する概略翼断面形状になっている。いずれの突出
体4を採用した場合においても、冷媒の流れFに対する
流路抵抗を低減することができ、これにより冷媒を供給
するポンプの圧力損失の低減も実現し得るものとなる。
【0051】(実施例10)図12に示す実施例10の
半導体素子の冷却装置は、冷媒ジャケット3の流路外面
に、冷媒の流れ方向に所定間隔で複数の半導体素子1お
よび絶縁基板2を直列に設けたものである。
【0052】図12(a)に示す冷却装置は、各半導体
素子1に対して、複数のフィン状突出体4から成る個々
の突出体群が設けてある。このとき、各突出体群は、流
れFの上流側から下流側に向けて全体的な突出長さを段
階的に増大させている。
【0053】また、図12(b)に示す冷却装置は、各
半導体素子1に対して、複数のフィン状突出体4から成
る共通の突出体群が設けてある。このとき、各突出体4
は、流れFの上流側から下流側に向けて突出長さを漸次
増させている。
【0054】この実施例9によれば、各半導体素子1の
温度をほぼ均一にし得る。つまり、冷媒は突出体4の上
流側で低温であり、且つ突出体4から熱を吸収した下流
側で高温となるので、突出体4の突出長さを上流側で短
くし、且つ下流側で長くすることにより、下流側の半導
体素子1の過熱を防止すると共に、冷媒の流れ方向にお
ける放熱を均一なものにする。
【0055】なお、上記実施例の場合にあっても、例え
ばフィン状突出体4の形状に、先の各実施例のものを適
用することが可能である。また、先の実施例4で説明し
たように、複数の半導体素子1に対して共通の絶縁基板
を設けることも可能ではあるが、絶縁基板の反りや歩留
まりの観点から、上記構成のように個別の絶縁基板2を
設ける方がより好ましい。
【0056】(実施例11)図13に示す実施例11の
半導体素子の冷却装置は、断面円形のピン状突出体4を
設けたものである。この場合、ピン状突出体14は、冷
媒の流れに交差する方向に所定間隔で配置してあると共
に、冷媒の流れ方向にも所定間隔で配置してある。ま
た、図の例では、冷媒ジャケット3の本体部分3Bにピ
ン状突出体14が設けてあり、この本体部分3Bに図示
しない蓋部分を接合することで閉塞された流路を形成す
る。
【0057】この実施例11にあっても、冷媒の流れに
交差する断面において、ピン状突出体14の各先端部を
結ぶ包絡線が、図示しない半導体素子の略中心を中心と
する円弧に沿うように突出体14の突出長さを設定する
ことができ、また、冷媒の流れに沿う断面において、ピ
ン状突出体14の各先端部を結ぶ包絡線が、半導体素子
の略中心を中心とする楕円弧に沿うように突出体14の
突出長さを設定することができ、先の各実施例と同様の
効果を得ることができる。
【0058】なお、上記実施例のようにピン状の突出体
14を設けた場合には、冷媒との接触面積が増して放熱
効率が上がるが、フィン状突出体に比べて流路抵抗が増
すので、放熱効率と流路抵抗のバランスを考慮して形状
を適宜選択すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる半導体素子の冷却装置の実施例
1を説明する断面図である。
【図2】図に示す冷却装置の斜視断面図である。
【図3】図1に示す冷却装置の冷媒流れ方向に沿った断
面図である。
【図4】本発明に係わる半導体素子の冷却装置の実施例
2を説明する断面図である。
【図5】本発明に係わる半導体素子の冷却装置の実施例
3を説明する断面図である。
【図6】本発明に係わる半導体素子の冷却装置の実施例
4を説明する断面図である。
【図7】本発明に係わる半導体素子の冷却装置の実施例
5を説明する冷媒流れ方向に沿った断面図である。
【図8】本発明に係わる半導体素子の冷却装置の実施例
6を説明する断面図である。
【図9】本発明に係わる半導体素子の冷却装置の実施例
7を説明する断面図である。
【図10】本発明に係わる半導体素子の冷却装置の実施
例8を説明する断面図である。
【図11】本発明に係わる半導体素子の冷却装置の実施
例9を説明する水平断面図(a)、突出体の断面形状の
一例を示す図(b)および突出体の断面形状の他の例を
示す図(c)である。
【図12】本発明に係わる半導体素子の冷却装置の実施
例9を説明する図であって、個別の突出体群を備えた例
を示す冷媒流れ方向に沿った断面図(a)、および共通
の突出体群を備えた例を示す冷媒流れ方向に沿った断面
図(b)である。
【図13】本発明に係わる半導体素子の冷却装置の実施
例10を説明する斜視断面図である。
【図14】従来の冷却装置を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 半導体素子 2 絶縁基板 3 冷媒ジャケット 4 フィン状突出体 7 流路 14 ピン状突出体

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒流通用の流路を形成するとともに流
    路外面に直接または絶縁基板を介して半導体素子を接合
    する冷媒ジャケットを備え、半導体素子の接合面の裏側
    となる流路内面に、複数の放熱用突出体を冷媒の流れに
    交差する方向に所定間隔で設け、各突出体は、半導体素
    子の略中心に対応する領域で突出長さを最大とし、その
    外側に向かうにつれて突出長さを漸次減少させてあるこ
    とを特徴とする半導体素子の冷却装置。
  2. 【請求項2】 冷媒の流れに交差する断面において、各
    突出体の先端部を結ぶ包絡線が、半導体素子の略中心を
    中心とする円弧に沿っていることを特徴とする請求項1
    に記載の半導体素子の冷却装置。
  3. 【請求項3】 各突出体が、冷媒の流れに沿うフィン状
    を成していることを特徴とする請求項1または2に記載
    の半導体素子の冷却装置。
  4. 【請求項4】 各突出体が、突出方向に交差する断面に
    おいて、流線形を成していることを特徴とする請求項3
    に記載の半導体素子の冷却装置。
  5. 【請求項5】 各突出体が、ピン状を成しており、冷媒
    の流れに交差する方向および流れ方向に所定間隔で配置
    してあることを特徴とする請求項1または2に記載の半
    導体素子の冷却装置。
  6. 【請求項6】 冷媒の流れに沿った断面において、フィ
    ン状突出体の先端稜線またはピン状突出体の各先端部を
    結ぶ包絡線が、半導体素子の略中心を中心とする円弧ま
    たは楕円弧に沿っていることを特徴とする請求項3〜5
    のいずれかに記載の半導体素子の冷却装置。
  7. 【請求項7】 各突出体が、冷媒の流れの上流側で突出
    長さを最小とし、下流側に向かうにつれて突出長さを漸
    次増大させてあることを特徴とする請求項3〜5のいず
    れかに記載の半導体素子の冷却装置。
  8. 【請求項8】 冷媒の流れ方向に複数の半導体素子を所
    定間隔で設けると共に、各半導体素子に対して共通の突
    出体群を設けたことを特徴とする請求項7に記載の半導
    体素子の冷却装置。
  9. 【請求項9】 冷媒の流れ方向に複数の半導体素子を所
    定間隔で設けると共に、各半導体素子に対して個別の突
    出体群を設け、流れの上流側から下流側に向けて各突出
    体群の全体的な突出長さを漸次増大させたことを特徴と
    する請求項1〜7のいずれかに記載の半導体素子の冷却
    装置。
  10. 【請求項10】 冷媒の流れに交差する断面において、
    突出体の先端部に対向する流路内面が、各突出体の先端
    部を結ぶ包絡線に沿った形状であることを特徴とする請
    求項1〜9のいずれかに記載の半導体素子の冷却装置。
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