JP2003323669A - 自動販売機の商品払出装置 - Google Patents
自動販売機の商品払出装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 最下端から二番目に位置する商品とそれを受
止める上部ストッパーと当接により上部ストッパーを待
機位置の側へ押し返す力が生じることに対し、この押し
返し力に原因する不都合を効果的に防止する。 【解決手段】 突出支持位置p4と収納搬送通路S外に
位置する待機位置p1とに切替え自在に構成された上部
ストッパー5、及び、この上部ストッパー5を待機位置
p1と突出支持位置とp4に亘って切換え作動させる駆
動機構Dが備えられる自動販売機の商品払出装置におい
て、待機位置p1から突出支持位置p4に突出移動する
上部ストッパー5と最下端から二番目に位置する商品G
との当接により上部ストッパー5を待機位置p1の側へ
押し返す力が生じたとき、その押し返し力を受止めてそ
の押し返し力の駆動機構Dへの伝達を阻止する押し返し
阻止機構35を設ける。
止める上部ストッパーと当接により上部ストッパーを待
機位置の側へ押し返す力が生じることに対し、この押し
返し力に原因する不都合を効果的に防止する。 【解決手段】 突出支持位置p4と収納搬送通路S外に
位置する待機位置p1とに切替え自在に構成された上部
ストッパー5、及び、この上部ストッパー5を待機位置
p1と突出支持位置とp4に亘って切換え作動させる駆
動機構Dが備えられる自動販売機の商品払出装置におい
て、待機位置p1から突出支持位置p4に突出移動する
上部ストッパー5と最下端から二番目に位置する商品G
との当接により上部ストッパー5を待機位置p1の側へ
押し返す力が生じたとき、その押し返し力を受止めてそ
の押し返し力の駆動機構Dへの伝達を阻止する押し返し
阻止機構35を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機の商品
払出装置に関し、詳しくは、複数の商品を下方に払い出
し可能な状態で積重ね収納する収納搬送通路の下部に、
最下端に位置する商品を受止め支持する下部支持手段
と、最下端から二番目に位置する商品を受止め支持する
上部支持手段とを配設して、最下端から二番目に位置す
る商品を受止めながら最下端に位置する商品を一つずつ
払い出すように構成してある自動販売機の商品払出装置
に関する。
払出装置に関し、詳しくは、複数の商品を下方に払い出
し可能な状態で積重ね収納する収納搬送通路の下部に、
最下端に位置する商品を受止め支持する下部支持手段
と、最下端から二番目に位置する商品を受止め支持する
上部支持手段とを配設して、最下端から二番目に位置す
る商品を受止めながら最下端に位置する商品を一つずつ
払い出すように構成してある自動販売機の商品払出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の自動販売機の商品払出装置にお
いては一般に、上記の上部支持手段を構成するのに、収
納搬送通路内の商品を受止め支持する突出支持位置と収
納搬送通路外に位置する待機位置とに切替え自在に構成
された上部ストッパー、及び、この上部ストッパーを待
機位置と突出支持位置とに亘って切換え作動させる駆動
機構が設けられる。
いては一般に、上記の上部支持手段を構成するのに、収
納搬送通路内の商品を受止め支持する突出支持位置と収
納搬送通路外に位置する待機位置とに切替え自在に構成
された上部ストッパー、及び、この上部ストッパーを待
機位置と突出支持位置とに亘って切換え作動させる駆動
機構が設けられる。
【0003】そして、この構成では、上部ストッパーを
待機位置から突出支持位置に突出移動させて最下端から
二番目に位置する商品を受止めさせる際、その受止め対
象商品と上部ストッパーとの当接タイミングが微妙にズ
レることで、その当接に伴い上部ストッパーを待機位置
の側へ押し返す力が発生する場合があった(特に角ペッ
トボトル商品の場合に缶飲料などの円筒状商品に比べ最
下端商品と最下端から二番目に位置する商品との間への
上部ストッパーの侵入が難しくなることで、この押し返
し力が発生し易い)が、従来、この押し返し力を処理す
るための手段は何ら講じられていなかった。
待機位置から突出支持位置に突出移動させて最下端から
二番目に位置する商品を受止めさせる際、その受止め対
象商品と上部ストッパーとの当接タイミングが微妙にズ
レることで、その当接に伴い上部ストッパーを待機位置
の側へ押し返す力が発生する場合があった(特に角ペッ
トボトル商品の場合に缶飲料などの円筒状商品に比べ最
下端商品と最下端から二番目に位置する商品との間への
上部ストッパーの侵入が難しくなることで、この押し返
し力が発生し易い)が、従来、この押し返し力を処理す
るための手段は何ら講じられていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来装置で
は、上記の如き押し返し力が生じたとき、その押し返し
力により上部ストッパーが待機位置の側に押し戻される
(すなわち、上部ストッパーが逆動する)ことで、最下
端から二番目に位置する商品が受止められずに最下端商
品とともに払い出されてしまうといったことが生じた
り、また、その押し返し力が駆動機構に及ぶ(すなわ
ち、駆動機構を逆動させる方向の力が駆動機構に無理に
かかる)ことで駆動機構の損傷や早期劣化を招くといっ
た問題があった。
は、上記の如き押し返し力が生じたとき、その押し返し
力により上部ストッパーが待機位置の側に押し戻される
(すなわち、上部ストッパーが逆動する)ことで、最下
端から二番目に位置する商品が受止められずに最下端商
品とともに払い出されてしまうといったことが生じた
り、また、その押し返し力が駆動機構に及ぶ(すなわ
ち、駆動機構を逆動させる方向の力が駆動機構に無理に
かかる)ことで駆動機構の損傷や早期劣化を招くといっ
た問題があった。
【0005】この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、
合理的な付加構成により上記の如き問題を効果的に解消
する点にある。
合理的な付加構成により上記の如き問題を効果的に解消
する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】〔1〕請求項1に係る発
明は自動販売機の商品払出装置に係り、その特徴は、複
数の商品を下方に払い出し可能な状態で積重ね収納する
収納搬送通路の下部に、最下端に位置する商品を受止め
支持する下部支持手段と、最下端から二番目に位置する
商品を受止め支持する上部支持手段とを配設して、最下
端から二番目に位置する商品を受止めながら最下端に位
置する商品を一つずつ払い出すように構成してある自動
販売機の商品払出装置において、前記上部支持手段に
は、収納搬送通路内の商品を受止め支持する突出支持位
置と収納搬送通路外に位置する待機位置とに切替え自在
に構成された上部ストッパー、及び、この上部ストッパ
ーを待機位置と突出支持位置とに亘って切換え作動させ
る駆動機構が備えられるとともに、待機位置から突出支
持位置に突出移動する上部ストッパーと最下端から二番
目に位置する商品との当接により上部ストッパーを待機
位置の側へ押し返す力が生じたとき、その押し返し力を
受止めてその押し返し力の駆動機構への伝達を阻止する
押し返し阻止機構が備えられている点にある。
明は自動販売機の商品払出装置に係り、その特徴は、複
数の商品を下方に払い出し可能な状態で積重ね収納する
収納搬送通路の下部に、最下端に位置する商品を受止め
支持する下部支持手段と、最下端から二番目に位置する
商品を受止め支持する上部支持手段とを配設して、最下
端から二番目に位置する商品を受止めながら最下端に位
置する商品を一つずつ払い出すように構成してある自動
販売機の商品払出装置において、前記上部支持手段に
は、収納搬送通路内の商品を受止め支持する突出支持位
置と収納搬送通路外に位置する待機位置とに切替え自在
に構成された上部ストッパー、及び、この上部ストッパ
ーを待機位置と突出支持位置とに亘って切換え作動させ
る駆動機構が備えられるとともに、待機位置から突出支
持位置に突出移動する上部ストッパーと最下端から二番
目に位置する商品との当接により上部ストッパーを待機
位置の側へ押し返す力が生じたとき、その押し返し力を
受止めてその押し返し力の駆動機構への伝達を阻止する
押し返し阻止機構が備えられている点にある。
【0007】つまり、この構成によれば、上部ストッパ
ーを待機位置から突出支持位置に突出移動させて最下端
から二番目に位置する商品を受止めさせる際、その受止
め対象商品と上部ストッパーとの当接により上部ストッ
パーを待機位置の側へ押し返す力が生じたとしても、上
記の押し返し阻止機構によりその押し返し力が受止めら
れてその押し返し力の駆動機構への伝達が阻止されるか
ら、従来装置における先述の如き問題、すなわち、その
押し返し力により上部ストッパーが待機位置の側に押し
戻されることで最下端から二番目に位置する商品が受止
められずに最下端商品とともに払い出されてしまうとい
ったことや、その押し返し力が駆動機構に及ぶことで駆
動機構の損傷や早期劣化を招くといったことを効果的に
防止することができる。
ーを待機位置から突出支持位置に突出移動させて最下端
から二番目に位置する商品を受止めさせる際、その受止
め対象商品と上部ストッパーとの当接により上部ストッ
パーを待機位置の側へ押し返す力が生じたとしても、上
記の押し返し阻止機構によりその押し返し力が受止めら
れてその押し返し力の駆動機構への伝達が阻止されるか
ら、従来装置における先述の如き問題、すなわち、その
押し返し力により上部ストッパーが待機位置の側に押し
戻されることで最下端から二番目に位置する商品が受止
められずに最下端商品とともに払い出されてしまうとい
ったことや、その押し返し力が駆動機構に及ぶことで駆
動機構の損傷や早期劣化を招くといったことを効果的に
防止することができる。
【0008】〔2〕請求項2に係る発明は自動販売機の
商品払出装置に係り、その特徴は、複数の商品を下方に
払い出し可能な状態で積重ね収納する収納搬送通路の下
部に、最下端に位置する商品を受止め支持する下部支持
手段と、最下端から二番目に位置する商品を受止め支持
する上部支持手段とを配設して、最下端から二番目に位
置する商品を受止めながら最下端に位置する商品を一つ
ずつ払い出すように構成してある自動販売機の商品払出
装置において、前記上部支持手段には、収納搬送通路内
の商品を受止め支持する突出支持位置と収納搬送通路外
に位置する待機位置とに切替え自在に構成された上部ス
トッパー、及び、この上部ストッパーを待機位置と突出
支持位置とに亘って切換え作動させる駆動機構が備えら
れるとともに、待機位置から突出支持位置に突出移動す
る上部ストッパーと最下端から二番目に位置する商品と
の当接により上部ストッパーを待機位置の側へ押し返す
力が生じたとき、その押し返し力を逆向きの抗力に変換
してその押し返し力による上部ストッパー及び駆動機構
の逆動を阻止する押し返し阻止機構が備えられている点
にある。
商品払出装置に係り、その特徴は、複数の商品を下方に
払い出し可能な状態で積重ね収納する収納搬送通路の下
部に、最下端に位置する商品を受止め支持する下部支持
手段と、最下端から二番目に位置する商品を受止め支持
する上部支持手段とを配設して、最下端から二番目に位
置する商品を受止めながら最下端に位置する商品を一つ
ずつ払い出すように構成してある自動販売機の商品払出
装置において、前記上部支持手段には、収納搬送通路内
の商品を受止め支持する突出支持位置と収納搬送通路外
に位置する待機位置とに切替え自在に構成された上部ス
トッパー、及び、この上部ストッパーを待機位置と突出
支持位置とに亘って切換え作動させる駆動機構が備えら
れるとともに、待機位置から突出支持位置に突出移動す
る上部ストッパーと最下端から二番目に位置する商品と
の当接により上部ストッパーを待機位置の側へ押し返す
力が生じたとき、その押し返し力を逆向きの抗力に変換
してその押し返し力による上部ストッパー及び駆動機構
の逆動を阻止する押し返し阻止機構が備えられている点
にある。
【0009】つまり、この構成によれば、上部ストッパ
ーを待機位置から突出支持位置に突出移動させて最下端
から二番目に位置する商品を受止めさせる際、その受止
め対象商品と上部ストッパーとの当接により上部ストッ
パーを待機位置の側へ押し返す力が生じたとしても、上
記の押し返し阻止機構によりその押し返し力が逆向きの
抗力に変換されてその押し返し力による上部ストッパー
及び駆動機構の逆動が阻止されるから、請求項1に係る
発明と同様、その押し返し力により上部ストッパーが待
機位置の側に押し戻されることで最下端から二番目に位
置する商品が受止められずに最下端商品とともに払い出
されてしまうといったことや、その押し返し力による駆
動機構の無理な逆動で駆動機構の損傷や早期劣化を招く
といったことを効果的に防止することができる。
ーを待機位置から突出支持位置に突出移動させて最下端
から二番目に位置する商品を受止めさせる際、その受止
め対象商品と上部ストッパーとの当接により上部ストッ
パーを待機位置の側へ押し返す力が生じたとしても、上
記の押し返し阻止機構によりその押し返し力が逆向きの
抗力に変換されてその押し返し力による上部ストッパー
及び駆動機構の逆動が阻止されるから、請求項1に係る
発明と同様、その押し返し力により上部ストッパーが待
機位置の側に押し戻されることで最下端から二番目に位
置する商品が受止められずに最下端商品とともに払い出
されてしまうといったことや、その押し返し力による駆
動機構の無理な逆動で駆動機構の損傷や早期劣化を招く
といったことを効果的に防止することができる。
【0010】〔3〕請求項3に係る発明は、請求項1又
は2に係る発明の実施に好適な実施形態を特定するもの
であり、その特徴は、前記上部ストッパーは、待機位置
から突出支持位置への切替え時に、下部支持手段に受止
め支持された最下端商品の上半部に対応する領域に向っ
て斜め下方に突出移動するように構成され、前記駆動機
構は、待機位置から突出支持位置に突出移動する上部ス
トッパーが最下端の商品と当接して負荷が増大したと
き、その負荷が解消されるまで上部ストッパーを当接位
置に保持するように構成されている点にある。
は2に係る発明の実施に好適な実施形態を特定するもの
であり、その特徴は、前記上部ストッパーは、待機位置
から突出支持位置への切替え時に、下部支持手段に受止
め支持された最下端商品の上半部に対応する領域に向っ
て斜め下方に突出移動するように構成され、前記駆動機
構は、待機位置から突出支持位置に突出移動する上部ス
トッパーが最下端の商品と当接して負荷が増大したと
き、その負荷が解消されるまで上部ストッパーを当接位
置に保持するように構成されている点にある。
【0011】つまり、この構成では、下部支持手段に受
止め支持された最下端の商品を払い出すとき、駆動機構
によって上部ストッパーを待機位置から突出支持位置に
切替作動させると、上部ストッパーは下部支持手段に受
止め支持された最下端商品の上半部に対応する領域に向
かって斜め下方に突出移動して最下端商品の上半部に当
接する。そして、この当接に伴って駆動機構の負荷が増
大すると、その負荷が解消されるまで上部ストッパーが
当接位置に保持され、その後、最下端商品の下方への払
い出しに連れて上部ストッパーが突出支持位置の側に突
出移動し、最下端から二番目の商品を受止め支持する。
止め支持された最下端の商品を払い出すとき、駆動機構
によって上部ストッパーを待機位置から突出支持位置に
切替作動させると、上部ストッパーは下部支持手段に受
止め支持された最下端商品の上半部に対応する領域に向
かって斜め下方に突出移動して最下端商品の上半部に当
接する。そして、この当接に伴って駆動機構の負荷が増
大すると、その負荷が解消されるまで上部ストッパーが
当接位置に保持され、その後、最下端商品の下方への払
い出しに連れて上部ストッパーが突出支持位置の側に突
出移動し、最下端から二番目の商品を受止め支持する。
【0012】すなわち、この構成によれば、下部支持手
段に受止め支持された最下端商品の上半部に上部ストッ
パーを当接させた状態から最下端商品の払い出しに連れ
て上部ストッパーを突出支持位置の側に移動させるか
ら、最下端商品の払い出しに連れて上部ストッパーを収
納搬送通路外の待機位置から突出移動させるに比べ、上
部ストッパーによる商品の受止めを確実にすることがで
き、これにより、請求項1又は2に係る発明による前述
の押し返し阻止と相俟って商品払い出し機能を一層向上
させることができる。
段に受止め支持された最下端商品の上半部に上部ストッ
パーを当接させた状態から最下端商品の払い出しに連れ
て上部ストッパーを突出支持位置の側に移動させるか
ら、最下端商品の払い出しに連れて上部ストッパーを収
納搬送通路外の待機位置から突出移動させるに比べ、上
部ストッパーによる商品の受止めを確実にすることがで
き、これにより、請求項1又は2に係る発明による前述
の押し返し阻止と相俟って商品払い出し機能を一層向上
させることができる。
【0013】〔4〕請求項4に係る発明は、請求項1〜
3のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施形態を
特定するものであり、その特徴は、前記駆動機構は、ソ
レノイドの電磁吸着力により上部ストッパーを待機位置
から突出支持位置に突出移動させるように構成されてい
る点にある。
3のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施形態を
特定するものであり、その特徴は、前記駆動機構は、ソ
レノイドの電磁吸着力により上部ストッパーを待機位置
から突出支持位置に突出移動させるように構成されてい
る点にある。
【0014】つまり、この構成によれば、モータなどに
比べ俊敏な動作が可能なソレノイドにより上部ストッパ
ーを待機位置から突出支持位置に突出移動させるから、
モータ等を駆動手段に用いて上部ストッパーを突出移動
させるのに比べ、上部ストッパーの俊敏な突出作動を要
する最下端から二番目の商品の受止めを一層確実にする
ことができる。
比べ俊敏な動作が可能なソレノイドにより上部ストッパ
ーを待機位置から突出支持位置に突出移動させるから、
モータ等を駆動手段に用いて上部ストッパーを突出移動
させるのに比べ、上部ストッパーの俊敏な突出作動を要
する最下端から二番目の商品の受止めを一層確実にする
ことができる。
【0015】そしてまた、ソレノイドの電磁吸着力によ
り上部ストッパーを突出移動させる場合、ソレノイドに
おけるプランジャーの吸着過程ではプランジャーが最終
吸着状態に至った後に比べソレノイドの吸着力(換言す
れば、電磁吸着力に抗してプランジャーを逆動させるの
に要する力)が小さくて、前述の押し返し力による上部
ストッパー及びソレノイドの逆動が生じ易くなるが、こ
の逆動については請求項1又は2に係る発明による前述
の押し返し阻止をもって効果的に防止することができ、
これらのことが相俟って商品払い出し機能を一層向上さ
せることができる。
り上部ストッパーを突出移動させる場合、ソレノイドに
おけるプランジャーの吸着過程ではプランジャーが最終
吸着状態に至った後に比べソレノイドの吸着力(換言す
れば、電磁吸着力に抗してプランジャーを逆動させるの
に要する力)が小さくて、前述の押し返し力による上部
ストッパー及びソレノイドの逆動が生じ易くなるが、こ
の逆動については請求項1又は2に係る発明による前述
の押し返し阻止をもって効果的に防止することができ、
これらのことが相俟って商品払い出し機能を一層向上さ
せることができる。
【0016】〔5〕請求項5に係る発明は、請求項1〜
4のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施形態を
特定するものであり、その特徴は、前記押し返し阻止機
構は、駆動機構と上部ストッパーとを結ぶ連係機構にお
いて上部ストッパーとの連動状態で往復動的に移動動作
し、かつ、前記押し返し力により非係止姿勢から係止姿
勢に切替わる係止具と、上部ストッパーの待機位置の側
への移動に伴う係止具の移動動作において非係止姿勢に
ある係止具の通過は許すのに対し係止姿勢にある係止具
の通過を係止具との当接により阻止するように係止具の
移動動作経路の途中に設けられた当接部とで構成されて
いる点にある。
4のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施形態を
特定するものであり、その特徴は、前記押し返し阻止機
構は、駆動機構と上部ストッパーとを結ぶ連係機構にお
いて上部ストッパーとの連動状態で往復動的に移動動作
し、かつ、前記押し返し力により非係止姿勢から係止姿
勢に切替わる係止具と、上部ストッパーの待機位置の側
への移動に伴う係止具の移動動作において非係止姿勢に
ある係止具の通過は許すのに対し係止姿勢にある係止具
の通過を係止具との当接により阻止するように係止具の
移動動作経路の途中に設けられた当接部とで構成されて
いる点にある。
【0017】つまり、この構成では、上部ストッパーの
待機位置の側への移動に伴う係止具の移動動作(略言す
れば、駆動機構と上部ストッパーとを結ぶ連係機構にお
いて上部ストッパーとの連動状態で往復動的に移動動作
する係止具の復動作)において、前記の押し返し力によ
り非係止姿勢から係止姿勢に切替わった係止具の通過を
その係止具と上記当接部との当接により阻止すること
で、その押し返し力を当接部で受止めてその押し返し力
の駆動機構への伝達を阻止し、また、その押し返し力を
当接部で逆向きの抗力に変換してその押し返し力による
上部ストッパー及び駆動機構の逆動を阻止する。
待機位置の側への移動に伴う係止具の移動動作(略言す
れば、駆動機構と上部ストッパーとを結ぶ連係機構にお
いて上部ストッパーとの連動状態で往復動的に移動動作
する係止具の復動作)において、前記の押し返し力によ
り非係止姿勢から係止姿勢に切替わった係止具の通過を
その係止具と上記当接部との当接により阻止すること
で、その押し返し力を当接部で受止めてその押し返し力
の駆動機構への伝達を阻止し、また、その押し返し力を
当接部で逆向きの抗力に変換してその押し返し力による
上部ストッパー及び駆動機構の逆動を阻止する。
【0018】すなわち、この構成よれば、駆動機構と上
部ストッパーとを結ぶ連係機構中に設けた係止具とその
係止具の移動動作経路途中に設けた当接部との当接をも
って前述の押し返し阻止を行なうから、押し返し力によ
る上部ストッパー及び駆動機構の逆動を阻止することに
加え、押し返し力が駆動機構へ伝達することそのものを
確実に阻止することができ、この点で、押し返し力に原
因する駆動機構の損傷や早期劣化を防止するという請求
項1又は2に係る発明の効果を高く発揮することができ
る。
部ストッパーとを結ぶ連係機構中に設けた係止具とその
係止具の移動動作経路途中に設けた当接部との当接をも
って前述の押し返し阻止を行なうから、押し返し力によ
る上部ストッパー及び駆動機構の逆動を阻止することに
加え、押し返し力が駆動機構へ伝達することそのものを
確実に阻止することができ、この点で、押し返し力に原
因する駆動機構の損傷や早期劣化を防止するという請求
項1又は2に係る発明の効果を高く発揮することができ
る。
【0019】〔6〕請求項6に係る発明は、請求項5に
係る発明の実施に好適な実施形態を特定するものであ
り、その特徴は、前記係止具の移動動作経路を、上部ス
トッパーの突出支持位置の側への移動に伴う係止具の移
動動作において係止具が前記当接部に至るまでは係止具
の係止姿勢への切替わりを阻止して係止具を非係止姿勢
に保つ構造にしてある点にある。
係る発明の実施に好適な実施形態を特定するものであ
り、その特徴は、前記係止具の移動動作経路を、上部ス
トッパーの突出支持位置の側への移動に伴う係止具の移
動動作において係止具が前記当接部に至るまでは係止具
の係止姿勢への切替わりを阻止して係止具を非係止姿勢
に保つ構造にしてある点にある。
【0020】つまり、この構成によれば、上部ストッパ
ーの突出支持位置の側への移動に伴う係止具の移動動作
(略言すれば、上部ストッパーとの連動状態で往復動的
に移動動作する係止具の往動作)において係止具が前記
当接部に至るまでは係止具の係止姿勢への切替わりを阻
止して係止具を非係止姿勢に保つから、その往動作過程
において何らかの原因で係止姿勢に切替わった係止具が
当接部に対し本来の当接向きとは逆向きの状態で引っ掛
かり的に当接して、その引っ掛かり的な逆向きの当接の
ために上部ストッパーの突出支持位置への突出作動が不
円滑になるといったことを防止することができる。
ーの突出支持位置の側への移動に伴う係止具の移動動作
(略言すれば、上部ストッパーとの連動状態で往復動的
に移動動作する係止具の往動作)において係止具が前記
当接部に至るまでは係止具の係止姿勢への切替わりを阻
止して係止具を非係止姿勢に保つから、その往動作過程
において何らかの原因で係止姿勢に切替わった係止具が
当接部に対し本来の当接向きとは逆向きの状態で引っ掛
かり的に当接して、その引っ掛かり的な逆向きの当接の
ために上部ストッパーの突出支持位置への突出作動が不
円滑になるといったことを防止することができる。
【0021】また、待機位置から突出支持位置に突出移
動する上部ストッパーが下部支持手段により受止め支持
された最下端商品と当接して負荷が増大したとき、その
負荷が解消されるまで上部ストッパーを当接位置に保持
する前述の請求項3に係る発明を実施する場合には、こ
のように係止具の往動作において係止具が当接部に至る
まで係止具の係止姿勢への切替わりを阻止して係止具を
非係止姿勢に保つようにすることで、最下端商品への上
部ストッパーの当接及びそれに続く当接位置の保持も安
定的なものにすることができ、これらの点で商品払い出
し機能を一層効果的に高めることができる。
動する上部ストッパーが下部支持手段により受止め支持
された最下端商品と当接して負荷が増大したとき、その
負荷が解消されるまで上部ストッパーを当接位置に保持
する前述の請求項3に係る発明を実施する場合には、こ
のように係止具の往動作において係止具が当接部に至る
まで係止具の係止姿勢への切替わりを阻止して係止具を
非係止姿勢に保つようにすることで、最下端商品への上
部ストッパーの当接及びそれに続く当接位置の保持も安
定的なものにすることができ、これらの点で商品払い出
し機能を一層効果的に高めることができる。
【0022】〔7〕請求項7に係る発明は、請求項5又
は6に係る発明の実施に好適な実施形態を特定するもの
であり、その特徴は、前記係止具として、第1枢支部を
連係機構における駆動機構側の連係部材に連結し、か
つ、第1枢支部に対して対角位置にある第3枢支部を連
係機構における上部ストッパー側の連係部材に連結した
状態で、それら連係部材どうしを連結する菱形構造の4
節リンクを設け、上部ストッパーの移動に伴う4節リン
クの往復動的な移動動作を案内するガイドを設け、前記
当接部として、上部ストッパーの待機位置の側への移動
に伴う4節リンクの移動動作において前記押し返し力に
より第2枢支部と第4枢支部との離間寸法が大きくなっ
た幅広の係止姿勢にある4節リンクの通過を第2枢支部
及び第4枢支部との当接により阻止する段部を前記ガイ
ドに設けてある点にある。
は6に係る発明の実施に好適な実施形態を特定するもの
であり、その特徴は、前記係止具として、第1枢支部を
連係機構における駆動機構側の連係部材に連結し、か
つ、第1枢支部に対して対角位置にある第3枢支部を連
係機構における上部ストッパー側の連係部材に連結した
状態で、それら連係部材どうしを連結する菱形構造の4
節リンクを設け、上部ストッパーの移動に伴う4節リン
クの往復動的な移動動作を案内するガイドを設け、前記
当接部として、上部ストッパーの待機位置の側への移動
に伴う4節リンクの移動動作において前記押し返し力に
より第2枢支部と第4枢支部との離間寸法が大きくなっ
た幅広の係止姿勢にある4節リンクの通過を第2枢支部
及び第4枢支部との当接により阻止する段部を前記ガイ
ドに設けてある点にある。
【0023】つまり、この構成では、上部ストッパーの
待機位置の側への移動に伴う4節リンクの移動動作(係
止具の復動作)において前記の押し返し力が生じたと
き、その押し返し力により駆動機構側の連係部材と上部
ストッパー側の連係部材との間にある4節リンクが第2
枢支部と第4枢支部との離間寸法の小さい幅狭の非係止
姿勢から第2枢支部と第4枢支部との離間寸法の大きい
幅広の係止姿勢(略言すれば、第2枢支部及び第4枢支
部が張り出した姿勢)へ切替えられる。
待機位置の側への移動に伴う4節リンクの移動動作(係
止具の復動作)において前記の押し返し力が生じたと
き、その押し返し力により駆動機構側の連係部材と上部
ストッパー側の連係部材との間にある4節リンクが第2
枢支部と第4枢支部との離間寸法の小さい幅狭の非係止
姿勢から第2枢支部と第4枢支部との離間寸法の大きい
幅広の係止姿勢(略言すれば、第2枢支部及び第4枢支
部が張り出した姿勢)へ切替えられる。
【0024】そして、このように幅広の係止姿勢に切替
わった4節リンクの通過が張り出し状態にある第2枢支
部及び第4枢支部と4節リンクを案内するガイドに設け
られた段部との当接により阻止されることで、その押し
返し力がガイドの段部で受止められてその押し返し力の
駆動機構への伝達が阻止され、また、その押し返し力が
ガイドの段部で逆向きの抗力に変換されてその押し返し
力による上部ストッパー及び駆動機構の逆動が阻止され
る。
わった4節リンクの通過が張り出し状態にある第2枢支
部及び第4枢支部と4節リンクを案内するガイドに設け
られた段部との当接により阻止されることで、その押し
返し力がガイドの段部で受止められてその押し返し力の
駆動機構への伝達が阻止され、また、その押し返し力が
ガイドの段部で逆向きの抗力に変換されてその押し返し
力による上部ストッパー及び駆動機構の逆動が阻止され
る。
【0025】すなわち、この構成によれば、押し返し力
により非係止姿勢から係止姿勢に切替わる係止具を単純
構造の4節リンクで構成するから、押し返し阻止機構を
具備しながらも装置構造の簡略なものにすることができ
て、装置の製作を容易にするとともに装置コストを安価
にすることができる。
により非係止姿勢から係止姿勢に切替わる係止具を単純
構造の4節リンクで構成するから、押し返し阻止機構を
具備しながらも装置構造の簡略なものにすることができ
て、装置の製作を容易にするとともに装置コストを安価
にすることができる。
【0026】〔8〕請求項8に係る発明は、請求項1〜
7のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施形態を
特定するものであり、その特徴は、前記収納搬送通路を
形成する壁部のうち上部ストッパーの突出移動箇所に対
向する部位に収納搬送通路の内方へ突出する凸部を設
け、前記押し返し阻止機構により前記押し返し力が受止
められたときの上部ストッパーの先端位置と凸部との間
の商品長手方向視での離間寸法を上部ストッパーによる
商品の受止め支持が可能な上限寸法にしてある点にあ
る。
7のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施形態を
特定するものであり、その特徴は、前記収納搬送通路を
形成する壁部のうち上部ストッパーの突出移動箇所に対
向する部位に収納搬送通路の内方へ突出する凸部を設
け、前記押し返し阻止機構により前記押し返し力が受止
められたときの上部ストッパーの先端位置と凸部との間
の商品長手方向視での離間寸法を上部ストッパーによる
商品の受止め支持が可能な上限寸法にしてある点にあ
る。
【0027】つまり、この構成によれば、最下端から二
番目に位置する商品を上記凸部に当接させて商品の側か
らも自身を上部ストッパーに近寄らせる形態で、その商
品を突出移動する上部ストッパーに受止めさせることが
でき、これにより、商品の横断面形状の大小(略言すれ
ば、商品の外径の大小)にかかわらず上部ストッパーに
よる商品の受止めを一層確実にすることができる。
番目に位置する商品を上記凸部に当接させて商品の側か
らも自身を上部ストッパーに近寄らせる形態で、その商
品を突出移動する上部ストッパーに受止めさせることが
でき、これにより、商品の横断面形状の大小(略言すれ
ば、商品の外径の大小)にかかわらず上部ストッパーに
よる商品の受止めを一層確実にすることができる。
【0028】また、押し返し阻止機構により前記押し返
し力が受止められたときの上部ストッパーの先端位置と
凸部との間の商品長手方向視での離間寸法を上部ストッ
パーによる商品の受止め支持が可能な上限寸法にする
(すなわち、押し返し阻止機構による前記押し返し力の
受止めがあったときの上部ストッパーによる商品の受止
めを上記の上限寸法により確実にしながらも、上部スト
ッパーの突出支持位置の側への突出作動において押し返
し阻止機構による押し返し力の受止めが可能となる時点
を極力早い時点にする)ことにより、押し返し阻止機構
の有効性を高めることができ、これらのことで商品払い
出し機能を一層効果的に高めることができる。
し力が受止められたときの上部ストッパーの先端位置と
凸部との間の商品長手方向視での離間寸法を上部ストッ
パーによる商品の受止め支持が可能な上限寸法にする
(すなわち、押し返し阻止機構による前記押し返し力の
受止めがあったときの上部ストッパーによる商品の受止
めを上記の上限寸法により確実にしながらも、上部スト
ッパーの突出支持位置の側への突出作動において押し返
し阻止機構による押し返し力の受止めが可能となる時点
を極力早い時点にする)ことにより、押し返し阻止機構
の有効性を高めることができ、これらのことで商品払い
出し機能を一層効果的に高めることができる。
【0029】なお、請求項8に係る発明の実施におい
て、上部ストッパーによる商品の受止め支持が可能な上
限寸法とは、複数種の商品を対象商品とする場合、上部
ストッパーによる受止め支持が最も難しい商品(例え
ば、角ペットボトル商品など)についての受止め支持可
能な上限寸法の意味であって、必ずしも横断面形状が最
小の商品についての受止め支持可能な上限寸法に限られ
るものではない。
て、上部ストッパーによる商品の受止め支持が可能な上
限寸法とは、複数種の商品を対象商品とする場合、上部
ストッパーによる受止め支持が最も難しい商品(例え
ば、角ペットボトル商品など)についての受止め支持可
能な上限寸法の意味であって、必ずしも横断面形状が最
小の商品についての受止め支持可能な上限寸法に限られ
るものではない。
【0030】
〔9〕請求項9に係る発明は、請求項1〜
8のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施形態を
特定するものであり、その特徴は、前記収納搬送通路に
おいて上部ストッパーの突出移動箇所よりも上方に位置
する商品を収納搬送通路の幅方向で上部ストッパーの配
備側へ弾性付勢力により寄せる商品寄せ具を設けてある
点にある。
8のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施形態を
特定するものであり、その特徴は、前記収納搬送通路に
おいて上部ストッパーの突出移動箇所よりも上方に位置
する商品を収納搬送通路の幅方向で上部ストッパーの配
備側へ弾性付勢力により寄せる商品寄せ具を設けてある
点にある。
【0031】つまり、この構成によれば、収納搬送通路
において上部ストッパーの突出移動箇所よりも上方に位
置する商品を上記商品寄せ具により収納搬送通路の幅方
向で上部ストッパーの配備側へ寄せておくことにより、
上部ストッパーの突出作動において最下端から二番目に
位置する商品に対する上部ストッパーの相対的な受止め
位置関係を早期に形成することができ、また、弾性付勢
力をもって商品を上部ストッパーの配備側に寄せるか
ら、商品の横断面形状の大小に対応しながらも商品を上
部ストッパーの配備側に確実に寄せることができ、これ
により、上部ストッパーによる商品の受止めを一層確実
にすることができる。
において上部ストッパーの突出移動箇所よりも上方に位
置する商品を上記商品寄せ具により収納搬送通路の幅方
向で上部ストッパーの配備側へ寄せておくことにより、
上部ストッパーの突出作動において最下端から二番目に
位置する商品に対する上部ストッパーの相対的な受止め
位置関係を早期に形成することができ、また、弾性付勢
力をもって商品を上部ストッパーの配備側に寄せるか
ら、商品の横断面形状の大小に対応しながらも商品を上
部ストッパーの配備側に確実に寄せることができ、これ
により、上部ストッパーによる商品の受止めを一層確実
にすることができる。
【0032】そしてまた、上部ストッパーの突出移動箇
所よりも上方に位置する商品を上記商品寄せ具により収
納搬送通路の幅方向で上部ストッパーの配備側へ寄せて
おくことにより、突出作動する上部ストッパーと最下端
から二番目に位置する商品との当接においてその商品を
上部ストッパーの配備側とは反対側(すなわち、上部ス
トッパーの突出移動方向における先方側)に逃げ動作さ
せながら上部ストッパーに商品を受止めさせることがで
きて、その商品の逃げ動作により上部ストッパーを最終
の突出支持位置まで一層確実の突出移動させることかが
でき、このことからも上部ストッパーによる商品の受止
めをさらに確実にして、商品払い出し機能を一層効果的
に高めることができる。
所よりも上方に位置する商品を上記商品寄せ具により収
納搬送通路の幅方向で上部ストッパーの配備側へ寄せて
おくことにより、突出作動する上部ストッパーと最下端
から二番目に位置する商品との当接においてその商品を
上部ストッパーの配備側とは反対側(すなわち、上部ス
トッパーの突出移動方向における先方側)に逃げ動作さ
せながら上部ストッパーに商品を受止めさせることがで
きて、その商品の逃げ動作により上部ストッパーを最終
の突出支持位置まで一層確実の突出移動させることかが
でき、このことからも上部ストッパーによる商品の受止
めをさらに確実にして、商品払い出し機能を一層効果的
に高めることができる。
【0033】〔10〕請求項10に係る発明は、請求項
1〜9のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施形
態を特定するものであり、その特徴は、前記上部ストッ
パーの商品受止め面に、その面上における受止め商品の
座りを不安定化する膨出部を設けてある点にある。
1〜9のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施形
態を特定するものであり、その特徴は、前記上部ストッ
パーの商品受止め面に、その面上における受止め商品の
座りを不安定化する膨出部を設けてある点にある。
【0034】つまり、この構成によれば、上部ストッパ
ーの商品受止め面上における受止め商品の座りを上記膨
出部により不安定化しておくことで、上部ストッパーを
突出支持位置から待機位置へ移動させて上部ストッパー
の商品受止め面上における受止め商品を下部支持手段へ
落下させる際、その商品の上部ストッパーからの落下を
促進することができて、その落下過程の商品による上部
ストッパーの待機位置側への押し戻しを促進することが
できる。
ーの商品受止め面上における受止め商品の座りを上記膨
出部により不安定化しておくことで、上部ストッパーを
突出支持位置から待機位置へ移動させて上部ストッパー
の商品受止め面上における受止め商品を下部支持手段へ
落下させる際、その商品の上部ストッパーからの落下を
促進することができて、その落下過程の商品による上部
ストッパーの待機位置側への押し戻しを促進することが
できる。
【0035】すなわち、このことにより、上部ストッパ
ーを待機位置へ復帰させるのに要する復帰付勢力を小さ
なものにすることができて、その分、その復帰付勢力に
抗しての上部ストッパーの突出支持位置への突出作動を
俊敏化することができ、これにより、上部ストッパーに
よる商品の受止めを一層確実にして、商品払い出し機能
をさらに効果的に高めることができる。
ーを待機位置へ復帰させるのに要する復帰付勢力を小さ
なものにすることができて、その分、その復帰付勢力に
抗しての上部ストッパーの突出支持位置への突出作動を
俊敏化することができ、これにより、上部ストッパーに
よる商品の受止めを一層確実にして、商品払い出し機能
をさらに効果的に高めることができる。
【0036】〔11〕請求項11に係る発明は、請求項
1〜10のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施
形態を特定するものであり、その特徴は、前記下部支持
手段には、最下端の商品を受止め支持する受止め位置と
その受止め商品を自重落下させて放出する放出位置とに
切り換え自在に構成された下部ストッパーと、この下部
ストッパーを受止め位置の側に付勢する下部ストッパー
用の弾性付勢体と、下部ストッパーを受止め位置でロッ
クするロック機構とが備えられ、前記駆動機構は、上部
ストッパーを待機位置と突出支持位置とに切り換え操作
するとともにロック機構をロック状態とロック解除状態
とに切り換え操作する構成にし、この駆動機構は、駆動
力により上部ストッパーを上部ストッパー用弾性付勢体
の付勢力に抗して突出支持位置に切り換えるとともに、
ロック機構をロック用弾性付勢体の付勢力に抗してロッ
ク解除状態に切り換えるアクチュエータを備える構成
で、アクチュエータの非駆動状態への切り換え時には、
上部ストッパーを上部ストッパー用弾性付勢体の付勢力
により待機位置に切り換えるとともに、それとは独立に
ロック機構をロック用弾性付勢体の付勢力によりロック
状態に切り換える構成にしてある点にある。
1〜10のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施
形態を特定するものであり、その特徴は、前記下部支持
手段には、最下端の商品を受止め支持する受止め位置と
その受止め商品を自重落下させて放出する放出位置とに
切り換え自在に構成された下部ストッパーと、この下部
ストッパーを受止め位置の側に付勢する下部ストッパー
用の弾性付勢体と、下部ストッパーを受止め位置でロッ
クするロック機構とが備えられ、前記駆動機構は、上部
ストッパーを待機位置と突出支持位置とに切り換え操作
するとともにロック機構をロック状態とロック解除状態
とに切り換え操作する構成にし、この駆動機構は、駆動
力により上部ストッパーを上部ストッパー用弾性付勢体
の付勢力に抗して突出支持位置に切り換えるとともに、
ロック機構をロック用弾性付勢体の付勢力に抗してロッ
ク解除状態に切り換えるアクチュエータを備える構成
で、アクチュエータの非駆動状態への切り換え時には、
上部ストッパーを上部ストッパー用弾性付勢体の付勢力
により待機位置に切り換えるとともに、それとは独立に
ロック機構をロック用弾性付勢体の付勢力によりロック
状態に切り換える構成にしてある点にある。
【0037】つまり、この構成によれば、アクチュエー
タの非駆動状態への切り換え時に、上部ストッパーを上
部ストッパー用弾性付勢体の付勢力により待機位置に切
り換えるとともに、それとは独立にロック機構をロック
用弾性付勢体の付勢力によりロック状態に切り換える
(略言すれば、上部ストッパーとロック機構との機械的
連係関係を断って両者の縁を切った状態でロック機構を
ロック用弾性付勢体の付勢力によりロック状態に切り換
える)から、上部ストッパー側の各機構が作動抵抗とな
ってロック機構のロック状態への切り換わり作動が遅れ
るといったことを効果的に防止することができて、ロッ
ク機構のロック状態への切り換わり作動を俊敏すること
ができ、これにより、下部ストッパーの受止め位置での
ロック遅れのために必要以上の商品が落下放出されてし
まう払出不良を効果的に防止することができて、商品払
出性能の一層高い装置にすることができる。
タの非駆動状態への切り換え時に、上部ストッパーを上
部ストッパー用弾性付勢体の付勢力により待機位置に切
り換えるとともに、それとは独立にロック機構をロック
用弾性付勢体の付勢力によりロック状態に切り換える
(略言すれば、上部ストッパーとロック機構との機械的
連係関係を断って両者の縁を切った状態でロック機構を
ロック用弾性付勢体の付勢力によりロック状態に切り換
える)から、上部ストッパー側の各機構が作動抵抗とな
ってロック機構のロック状態への切り換わり作動が遅れ
るといったことを効果的に防止することができて、ロッ
ク機構のロック状態への切り換わり作動を俊敏すること
ができ、これにより、下部ストッパーの受止め位置での
ロック遅れのために必要以上の商品が落下放出されてし
まう払出不良を効果的に防止することができて、商品払
出性能の一層高い装置にすることができる。
【0038】〔12〕請求項12に係る発明は、請求項
1〜11のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施
形態を特定するものであり、その特徴は、前記下部支持
手段には、最下端の商品を受止め支持する受止め位置と
その受止め商品を自重落下させて放出する放出位置とに
切り換え自在に構成された下部ストッパーと、この下部
ストッパーを受止め位置の側に付勢する下部ストッパー
用の弾性付勢体と、下部ストッパーを受止め位置でロッ
クするロック機構とが備えられ、前記駆動機構は、上部
ストッパーを待機位置と突出支持位置とに切り換え操作
するとともにロック機構をロック状態とロック解除状態
とに切り換え操作する構成にし、下部ストッパーを、そ
れが受止め位置でほぼ水平姿勢となり、かつ、放出位置
で前下がりのほぼ縦姿勢となる揺動構造にするのに、下
部ストッパーの基端部を連結した横向きの揺動支軸を縦
長の長孔に上下動自在に支持し、下部ストッパーの下方
にロアーリンクを配置して、ロアーリンクの下端部を前
記揺動支軸と平行な姿勢で揺動支軸の下方に位置する横
向き軸芯周りで回転自在に支持し、かつ、ロアーリンク
の上端部を下部ストッパーの基端部と先端部との間で下
部ストッパー又は下部ストッパーの連設部材に対し揺動
支軸と平行な横向き軸芯周りで回転自在に連結するとと
もに、ロアーリンクをその下端部側の横向き軸芯周りで
下部ストッパー用の弾性付勢体により揺動支軸からの離
間側に回転付勢し、前記長孔における下部ストッパー側
の孔縁の上部に、長孔上端側ほど下部ストッパー寄りに
なる傾斜部を設けてある点にある。
1〜11のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施
形態を特定するものであり、その特徴は、前記下部支持
手段には、最下端の商品を受止め支持する受止め位置と
その受止め商品を自重落下させて放出する放出位置とに
切り換え自在に構成された下部ストッパーと、この下部
ストッパーを受止め位置の側に付勢する下部ストッパー
用の弾性付勢体と、下部ストッパーを受止め位置でロッ
クするロック機構とが備えられ、前記駆動機構は、上部
ストッパーを待機位置と突出支持位置とに切り換え操作
するとともにロック機構をロック状態とロック解除状態
とに切り換え操作する構成にし、下部ストッパーを、そ
れが受止め位置でほぼ水平姿勢となり、かつ、放出位置
で前下がりのほぼ縦姿勢となる揺動構造にするのに、下
部ストッパーの基端部を連結した横向きの揺動支軸を縦
長の長孔に上下動自在に支持し、下部ストッパーの下方
にロアーリンクを配置して、ロアーリンクの下端部を前
記揺動支軸と平行な姿勢で揺動支軸の下方に位置する横
向き軸芯周りで回転自在に支持し、かつ、ロアーリンク
の上端部を下部ストッパーの基端部と先端部との間で下
部ストッパー又は下部ストッパーの連設部材に対し揺動
支軸と平行な横向き軸芯周りで回転自在に連結するとと
もに、ロアーリンクをその下端部側の横向き軸芯周りで
下部ストッパー用の弾性付勢体により揺動支軸からの離
間側に回転付勢し、前記長孔における下部ストッパー側
の孔縁の上部に、長孔上端側ほど下部ストッパー寄りに
なる傾斜部を設けてある点にある。
【0039】つまり、この構成では(図31,図33参
照)、放出位置にある下部ストッパー3を受止め位置の
側に付勢する付勢構成として、ロアーリンク14がその
下端部側の横向き軸芯13周りで下部ストッパー用の弾
性付勢体4Aにより揺動支軸10からの離間側に回転付
勢されることから、下部ストッパー3の基端部を連結し
た揺動支軸10の軸芯とロアーリンク上端側の横向き軸
芯12とロアーリンク下端側の横向き軸芯13との3軸
芯夫々を枢支軸芯とするリンク構造上、下部ストッパー
3の受止め位置から放出位置への揺動による切り換わり
において揺動支軸10は図33に示す如く長孔11にお
ける下部ストッパー側の孔縁11aに押し付けられた状
態で長孔11の下端部から上端部へ上昇移動するが、こ
の点について図31,図33に示す装置の動作と図3
2,図34に示す装置の動作との比較からも判るよう
に、上記傾斜部としてより急傾斜な傾斜部60を設けた
図31,図33に示す装置の方が他方の図32,図34
に示す装置に比べ、同等のロアーリンク揺動角度θaに
対する下部ストッパーの揺動角度θb(略言すれば、放
出位置への開き角度)が大きくなり、その分、ロアーリ
ンク14を揺動支軸10からの離間側に回転付勢する下
部ストッパー用弾性付勢体4Aの影響の少ない状態で下
部ストッパー3を放出位置の側へ迅速かつ大きく開き揺
動させることができる。
照)、放出位置にある下部ストッパー3を受止め位置の
側に付勢する付勢構成として、ロアーリンク14がその
下端部側の横向き軸芯13周りで下部ストッパー用の弾
性付勢体4Aにより揺動支軸10からの離間側に回転付
勢されることから、下部ストッパー3の基端部を連結し
た揺動支軸10の軸芯とロアーリンク上端側の横向き軸
芯12とロアーリンク下端側の横向き軸芯13との3軸
芯夫々を枢支軸芯とするリンク構造上、下部ストッパー
3の受止め位置から放出位置への揺動による切り換わり
において揺動支軸10は図33に示す如く長孔11にお
ける下部ストッパー側の孔縁11aに押し付けられた状
態で長孔11の下端部から上端部へ上昇移動するが、こ
の点について図31,図33に示す装置の動作と図3
2,図34に示す装置の動作との比較からも判るよう
に、上記傾斜部としてより急傾斜な傾斜部60を設けた
図31,図33に示す装置の方が他方の図32,図34
に示す装置に比べ、同等のロアーリンク揺動角度θaに
対する下部ストッパーの揺動角度θb(略言すれば、放
出位置への開き角度)が大きくなり、その分、ロアーリ
ンク14を揺動支軸10からの離間側に回転付勢する下
部ストッパー用弾性付勢体4Aの影響の少ない状態で下
部ストッパー3を放出位置の側へ迅速かつ大きく開き揺
動させることができる。
【0040】このことから、上記構成によれば、商品の
落下放出を一層円滑なものにすることができ、この点で
商品払出性能を一層高めることができる。
落下放出を一層円滑なものにすることができ、この点で
商品払出性能を一層高めることができる。
【0041】〔13〕請求項13に係る発明は、請求項
1〜12のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施
形態を特定するものであり、その特徴は、前記下部支持
手段には、最下端の商品を受止め支持する受止め位置と
その受止め商品を自重落下させて放出する放出位置とに
切り換え自在に構成された下部ストッパーと、この下部
ストッパーを受止め位置の側に付勢する下部ストッパー
用の弾性付勢体と、下部ストッパーを受止め位置でロッ
クするロック機構とが備えられ、前記駆動機構は、上部
ストッパーを待機位置と突出支持位置とに切り換え操作
するとともにロック機構をロック状態とロック解除状態
とに切り換え操作する構成にし、下部ストッパーを、そ
れが受止め位置でほぼ水平姿勢となり、かつ、放出位置
で前下がりのほぼ縦姿勢となる揺動構造にするのに、下
部ストッパーの基端部を連結した横向きの揺動支軸を縦
長の長孔に上下動自在に支持し、下部ストッパーの下方
にロアーリンクを配置して、ロアーリンクの下端部を前
記揺動支軸と平行な姿勢で揺動支軸の下方に位置する横
向き軸芯周りで回転自在に支持し、かつ、ロアーリンク
の上端部を下部ストッパーの基端部と先端部との間で下
部ストッパー又は下部ストッパーの連設部材に対し揺動
支軸と平行な横向き軸芯周りで回転自在に連結するとと
もに、ロアーリンクをその下端部側の横向き軸芯周りで
下部ストッパー用の弾性付勢体により揺動支軸からの離
間側に回転付勢し、前記長孔における下部ストッパー側
の孔縁の下部に、長孔下端部を下部ストッパー側に広げ
る段部を設けてある点にある。
1〜12のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施
形態を特定するものであり、その特徴は、前記下部支持
手段には、最下端の商品を受止め支持する受止め位置と
その受止め商品を自重落下させて放出する放出位置とに
切り換え自在に構成された下部ストッパーと、この下部
ストッパーを受止め位置の側に付勢する下部ストッパー
用の弾性付勢体と、下部ストッパーを受止め位置でロッ
クするロック機構とが備えられ、前記駆動機構は、上部
ストッパーを待機位置と突出支持位置とに切り換え操作
するとともにロック機構をロック状態とロック解除状態
とに切り換え操作する構成にし、下部ストッパーを、そ
れが受止め位置でほぼ水平姿勢となり、かつ、放出位置
で前下がりのほぼ縦姿勢となる揺動構造にするのに、下
部ストッパーの基端部を連結した横向きの揺動支軸を縦
長の長孔に上下動自在に支持し、下部ストッパーの下方
にロアーリンクを配置して、ロアーリンクの下端部を前
記揺動支軸と平行な姿勢で揺動支軸の下方に位置する横
向き軸芯周りで回転自在に支持し、かつ、ロアーリンク
の上端部を下部ストッパーの基端部と先端部との間で下
部ストッパー又は下部ストッパーの連設部材に対し揺動
支軸と平行な横向き軸芯周りで回転自在に連結するとと
もに、ロアーリンクをその下端部側の横向き軸芯周りで
下部ストッパー用の弾性付勢体により揺動支軸からの離
間側に回転付勢し、前記長孔における下部ストッパー側
の孔縁の下部に、長孔下端部を下部ストッパー側に広げ
る段部を設けてある点にある。
【0042】つまり、この構成では(図31,図33参
照)、前述の如く放出位置にある下部ストッパー3を受
止め位置の側に付勢する付勢構成として、ロアーリンク
14がその下端部側の横向き軸芯13周りで下部ストッ
パー用の弾性付勢体4Aにより揺動支軸10からの離間
側に回転付勢されることから、下部ストッパー3の基端
部を連結した揺動支軸10の軸芯とロアーリンク上端側
の横向き軸芯12とロアーリンク下端側の横向き軸芯1
3との3軸芯夫々を枢支軸芯とするリンク構造上、下部
ストッパー3の放出位置から受止め位置への揺動による
切り換わりにおいて揺動支軸10は図33に示す如く長
孔11における下部ストッパー側の孔縁11aに押し付
けられた状態で長孔11の上端部から下端部へ下降移動
するが、このことに対し上記段部61を設けておけば、
段部61を過ぎて長孔11の下端部へ下降移動した揺動
支軸10が段部61により形成される長孔下端部の下部
ストッパー側への広がり部に落ち込む状態になって、揺
動支軸10が再び段部を超えて上昇移動することが難し
くなることにより、受止め位置へ戻った下部ストッパー
3の上下振動が効果的に抑止される。
照)、前述の如く放出位置にある下部ストッパー3を受
止め位置の側に付勢する付勢構成として、ロアーリンク
14がその下端部側の横向き軸芯13周りで下部ストッ
パー用の弾性付勢体4Aにより揺動支軸10からの離間
側に回転付勢されることから、下部ストッパー3の基端
部を連結した揺動支軸10の軸芯とロアーリンク上端側
の横向き軸芯12とロアーリンク下端側の横向き軸芯1
3との3軸芯夫々を枢支軸芯とするリンク構造上、下部
ストッパー3の放出位置から受止め位置への揺動による
切り換わりにおいて揺動支軸10は図33に示す如く長
孔11における下部ストッパー側の孔縁11aに押し付
けられた状態で長孔11の上端部から下端部へ下降移動
するが、このことに対し上記段部61を設けておけば、
段部61を過ぎて長孔11の下端部へ下降移動した揺動
支軸10が段部61により形成される長孔下端部の下部
ストッパー側への広がり部に落ち込む状態になって、揺
動支軸10が再び段部を超えて上昇移動することが難し
くなることにより、受止め位置へ戻った下部ストッパー
3の上下振動が効果的に抑止される。
【0043】このことから、上記構成によれば、受止め
位置へ戻った下部ストッパーの上下振動の為にロック機
構による下部ストッパーのロックが不確実になるなどの
不都合を効果的に防止することができ、この点で商品払
出性能を一層高めることができる。
位置へ戻った下部ストッパーの上下振動の為にロック機
構による下部ストッパーのロックが不確実になるなどの
不都合を効果的に防止することができ、この点で商品払
出性能を一層高めることができる。
【0044】〔14〕請求項14に係る発明は、請求項
1〜13のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施
形態を特定するものであり、その特徴は、前記下部支持
手段には、最下端の商品を受止め支持する受止め位置と
その受止め商品を自重落下させて放出する放出位置とに
切り換え自在に構成された下部ストッパーと、この下部
ストッパーを受止め位置の側に付勢する下部ストッパー
用の弾性付勢体と、下部ストッパーを受止め位置でロッ
クするロック機構とが備えられ、前記駆動機構は、上部
ストッパーを待機位置と突出支持位置とに切り換え操作
するとともにロック機構をロック状態とロック解除状態
とに切り換え操作する構成にし、下部ストッパーの放出
位置への切り換わりに連動して下部ストッパー用弾性付
勢体としての引張コイルバネをその側部への当接により
屈曲変形させる付勢増強具を設けてある点にある。
1〜13のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施
形態を特定するものであり、その特徴は、前記下部支持
手段には、最下端の商品を受止め支持する受止め位置と
その受止め商品を自重落下させて放出する放出位置とに
切り換え自在に構成された下部ストッパーと、この下部
ストッパーを受止め位置の側に付勢する下部ストッパー
用の弾性付勢体と、下部ストッパーを受止め位置でロッ
クするロック機構とが備えられ、前記駆動機構は、上部
ストッパーを待機位置と突出支持位置とに切り換え操作
するとともにロック機構をロック状態とロック解除状態
とに切り換え操作する構成にし、下部ストッパーの放出
位置への切り換わりに連動して下部ストッパー用弾性付
勢体としての引張コイルバネをその側部への当接により
屈曲変形させる付勢増強具を設けてある点にある。
【0045】つまり、この構成によれば、下部ストッパ
ーの放出位置への切り換わりに連動させて下部ストッパ
ー用弾性付勢体としての引張コイルバネを屈曲変形させ
ることで、その引張コイルバネを実質的に一層大きく伸
長変形させたのと同様の形態にして、放出位置の下部ス
トッパーに対する受止め位置側への戻し付勢力を大きく
確保するから、下部ストッパー用弾性付勢体として元々
付勢力の強いバネを用いるに比べ、下部ストッパーの受
止め位置からの切り換わり作動の際の下部ストッパー用
弾性付勢体の影響は小さくしながら、放出位置の下部ス
トッパーに対する戻し付勢力を大きく確保することがで
きる。
ーの放出位置への切り換わりに連動させて下部ストッパ
ー用弾性付勢体としての引張コイルバネを屈曲変形させ
ることで、その引張コイルバネを実質的に一層大きく伸
長変形させたのと同様の形態にして、放出位置の下部ス
トッパーに対する受止め位置側への戻し付勢力を大きく
確保するから、下部ストッパー用弾性付勢体として元々
付勢力の強いバネを用いるに比べ、下部ストッパーの受
止め位置からの切り換わり作動の際の下部ストッパー用
弾性付勢体の影響は小さくしながら、放出位置の下部ス
トッパーに対する戻し付勢力を大きく確保することがで
きる。
【0046】このことから、上記構成によれば、受止め
位置にある下部ストッパーの放出位置側への切り換わり
作動を円滑にして商品の落下放出を円滑なものにしなが
ら、放出位置にある下部ストッパーの戻し付勢力による
受止め位置側への切り換わり作動を迅速かつ確実にして
必要以上の商品の落下放出をより確実に防止することが
でき、この点で商品払出性能を一層高めることができ
る。
位置にある下部ストッパーの放出位置側への切り換わり
作動を円滑にして商品の落下放出を円滑なものにしなが
ら、放出位置にある下部ストッパーの戻し付勢力による
受止め位置側への切り換わり作動を迅速かつ確実にして
必要以上の商品の落下放出をより確実に防止することが
でき、この点で商品払出性能を一層高めることができ
る。
【0047】〔15〕請求項15に係る発明は、請求項
1〜14のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施
形態を特定するものであり、その特徴は、前記下部支持
手段には、最下端の商品を受止め支持する受止め位置と
その受止め商品を自重落下させて放出する放出位置とに
切り換え自在に構成された下部ストッパーと、この下部
ストッパーを受止め位置の側に付勢する下部ストッパー
用の弾性付勢体と、下部ストッパーを受止め位置でロッ
クするロック機構とが備えられ、前記駆動機構は、上部
ストッパーを待機位置と突出支持位置とに切り換え操作
するとともにロック機構をロック状態とロック解除状態
とに切り換え操作する構成にし、ロック機構には、下部
ストッパーの放出位置への切り換わりを阻止する倒れ姿
勢と下部ストッパーの放出位置への切り換わりを許す立
ち姿勢とにわたって横向き軸芯周りで揺動自在なロック
ブロックと、下部ストッパーの受止め位置への切り換わ
り時にロックブロックを下部ストッパーと連動させて倒
れ姿勢に切り換わり作動させる連動切換具と、前記駆動
機構によるロック状態への切り換え時にロック用弾性付
勢体の付勢力によるロックブロック上方からの下方移動
でロックブロックの立ち姿勢位置に介入してロックブロ
ックの立ち姿勢への切り換わりを阻止するロック操作具
とが備えられ、ロックブロックとロック操作具とは、ロ
ック操作具がその下方移動において立ち姿勢にあるロッ
クブロックの上面部に当接したときロック操作具の下方
移動力によりロックブロックを倒れ姿勢の側に操作する
カム機構構造にしてある点にある。
1〜14のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施
形態を特定するものであり、その特徴は、前記下部支持
手段には、最下端の商品を受止め支持する受止め位置と
その受止め商品を自重落下させて放出する放出位置とに
切り換え自在に構成された下部ストッパーと、この下部
ストッパーを受止め位置の側に付勢する下部ストッパー
用の弾性付勢体と、下部ストッパーを受止め位置でロッ
クするロック機構とが備えられ、前記駆動機構は、上部
ストッパーを待機位置と突出支持位置とに切り換え操作
するとともにロック機構をロック状態とロック解除状態
とに切り換え操作する構成にし、ロック機構には、下部
ストッパーの放出位置への切り換わりを阻止する倒れ姿
勢と下部ストッパーの放出位置への切り換わりを許す立
ち姿勢とにわたって横向き軸芯周りで揺動自在なロック
ブロックと、下部ストッパーの受止め位置への切り換わ
り時にロックブロックを下部ストッパーと連動させて倒
れ姿勢に切り換わり作動させる連動切換具と、前記駆動
機構によるロック状態への切り換え時にロック用弾性付
勢体の付勢力によるロックブロック上方からの下方移動
でロックブロックの立ち姿勢位置に介入してロックブロ
ックの立ち姿勢への切り換わりを阻止するロック操作具
とが備えられ、ロックブロックとロック操作具とは、ロ
ック操作具がその下方移動において立ち姿勢にあるロッ
クブロックの上面部に当接したときロック操作具の下方
移動力によりロックブロックを倒れ姿勢の側に操作する
カム機構構造にしてある点にある。
【0048】つまり、この構成の場合、通常時の適正動
作としては、下部ストッパーの受止め位置への切り換わ
り時にロックブロックを連動切換具により下部ストッパ
ーと連動させて倒れ姿勢に切り換わり作動させ、それと
タイミングを合わせて、駆動機構によるロック状態への
切り換えによりロック操作具をロックブロック上方から
の下方移動でロックブロックの立ち姿勢位置に介入させ
てロックブロックの立ち姿勢への切り換わりを阻止する
ことにより、ロック機構をロック状態にして下部ストッ
パーを受止め位置にロックするが、この連係動作におい
て何らかの原因で各部の動作タイミングに微妙な誤差が
生じ、そのタイミング誤差のためにロック操作具がその
下方移動において立ち姿勢にあるロックブロックの上面
部に当接し、そのことでロック操作具がロックブロック
の立ち姿勢位置に適切に介入できない事態が生じたとし
ても、上記構成によれば、その当接時に上記カム機構構
造によりロック操作具の下方移動力(すなわち、ロック
用弾性付勢体により付勢された移動力)をもってロック
ブロックが倒れ姿勢の側に操作されることにより、ロッ
クブロック立ち姿勢位置へのロック操作具の介入が可能
になって、ロック機構のロック状態への切り換わりが実
現される。
作としては、下部ストッパーの受止め位置への切り換わ
り時にロックブロックを連動切換具により下部ストッパ
ーと連動させて倒れ姿勢に切り換わり作動させ、それと
タイミングを合わせて、駆動機構によるロック状態への
切り換えによりロック操作具をロックブロック上方から
の下方移動でロックブロックの立ち姿勢位置に介入させ
てロックブロックの立ち姿勢への切り換わりを阻止する
ことにより、ロック機構をロック状態にして下部ストッ
パーを受止め位置にロックするが、この連係動作におい
て何らかの原因で各部の動作タイミングに微妙な誤差が
生じ、そのタイミング誤差のためにロック操作具がその
下方移動において立ち姿勢にあるロックブロックの上面
部に当接し、そのことでロック操作具がロックブロック
の立ち姿勢位置に適切に介入できない事態が生じたとし
ても、上記構成によれば、その当接時に上記カム機構構
造によりロック操作具の下方移動力(すなわち、ロック
用弾性付勢体により付勢された移動力)をもってロック
ブロックが倒れ姿勢の側に操作されることにより、ロッ
クブロック立ち姿勢位置へのロック操作具の介入が可能
になって、ロック機構のロック状態への切り換わりが実
現される。
【0049】このことから、上記構成によれば、微妙な
動作タイミングの誤差のために下部ストッパーが受止め
位置で適切にロックされず必要以上の商品が落下放出さ
れてしまうといったことを効果的に防止することがで
き、この点で商品払出性能を一層高めることができる。
動作タイミングの誤差のために下部ストッパーが受止め
位置で適切にロックされず必要以上の商品が落下放出さ
れてしまうといったことを効果的に防止することがで
き、この点で商品払出性能を一層高めることができる。
【0050】〔16〕請求項16に係る発明は、請求項
1〜15のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施
形態を特定するものであり、その特徴は、前記下部支持
手段には、最下端の商品を受止め支持する受止め位置と
その受止め商品を自重落下させて放出する放出位置とに
切り換え自在に構成された下部ストッパーと、この下部
ストッパーを受止め位置の側に付勢する下部ストッパー
用の弾性付勢体と、下部ストッパーを受止め位置でロッ
クするロック機構とが備えられ、前記駆動機構は、上部
ストッパーを待機位置と突出支持位置とに切り換え操作
するとともにロック機構をロック状態とロック解除状態
とに切り換え操作する構成にし、ロック機構には、下部
ストッパーの放出位置への切り換わりを阻止する倒れ姿
勢と下部ストッパーの放出位置への切り換わりを許す立
ち姿勢とにわたって横向き軸芯周りで揺動自在なロック
ブロックと、下部ストッパーの受止め位置への切り換わ
り時にロックブロックを下部ストッパーと連動させて倒
れ姿勢に切り換わり作動させる連動切換具と、前記駆動
機構によるロック状態への切り換え時にロック用弾性付
勢体の付勢力によるロックブロック上方からの下方移動
でロックブロックの立ち姿勢位置に介入してロックブロ
ックの立ち姿勢への切り換わりを阻止するロック操作具
とが備えられ、連動切換具は、ロックブロックが倒れ姿
勢に至った後、下部ストッパーとロックブロックとの連
動を解除した状態で下部ストッパーを受止め位置に切り
換わり作動させる構成にしてある点にある。
1〜15のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施
形態を特定するものであり、その特徴は、前記下部支持
手段には、最下端の商品を受止め支持する受止め位置と
その受止め商品を自重落下させて放出する放出位置とに
切り換え自在に構成された下部ストッパーと、この下部
ストッパーを受止め位置の側に付勢する下部ストッパー
用の弾性付勢体と、下部ストッパーを受止め位置でロッ
クするロック機構とが備えられ、前記駆動機構は、上部
ストッパーを待機位置と突出支持位置とに切り換え操作
するとともにロック機構をロック状態とロック解除状態
とに切り換え操作する構成にし、ロック機構には、下部
ストッパーの放出位置への切り換わりを阻止する倒れ姿
勢と下部ストッパーの放出位置への切り換わりを許す立
ち姿勢とにわたって横向き軸芯周りで揺動自在なロック
ブロックと、下部ストッパーの受止め位置への切り換わ
り時にロックブロックを下部ストッパーと連動させて倒
れ姿勢に切り換わり作動させる連動切換具と、前記駆動
機構によるロック状態への切り換え時にロック用弾性付
勢体の付勢力によるロックブロック上方からの下方移動
でロックブロックの立ち姿勢位置に介入してロックブロ
ックの立ち姿勢への切り換わりを阻止するロック操作具
とが備えられ、連動切換具は、ロックブロックが倒れ姿
勢に至った後、下部ストッパーとロックブロックとの連
動を解除した状態で下部ストッパーを受止め位置に切り
換わり作動させる構成にしてある点にある。
【0051】つまり、この構成では、前述の如く、下部
ストッパーの受止め位置への切り換わり時にロックブロ
ックを連動切換具により下部ストッパーと連動させて倒
れ姿勢に切り換わり作動させ、それとタイミングを合わ
せて、駆動機構によるロック状態への切り換えによりロ
ック操作具をロックブロック上方からの下方移動でロッ
クブロックの立ち姿勢位置に介入させてロックブロック
の立ち姿勢への切り換わりを阻止することにより、ロッ
ク機構をロック状態にして下部ストッパーを受止め位置
にロックするが、上記構成によれば、連動切換具による
下部ストッパーとの連動によりロックブロックが倒れ姿
勢に至った後、下部ストッパーはロックブロックとの連
動が解除された状態で受止め位置に切り換わり作動する
から、ロックブロックとの連動が作動抵抗となることで
下部ストッパーの受止め位置への切り換わりが遅くなる
ことを効果的に回避できて、下部ストッパーの受止め位
置への切り換わり作動を迅速にすることができる。
ストッパーの受止め位置への切り換わり時にロックブロ
ックを連動切換具により下部ストッパーと連動させて倒
れ姿勢に切り換わり作動させ、それとタイミングを合わ
せて、駆動機構によるロック状態への切り換えによりロ
ック操作具をロックブロック上方からの下方移動でロッ
クブロックの立ち姿勢位置に介入させてロックブロック
の立ち姿勢への切り換わりを阻止することにより、ロッ
ク機構をロック状態にして下部ストッパーを受止め位置
にロックするが、上記構成によれば、連動切換具による
下部ストッパーとの連動によりロックブロックが倒れ姿
勢に至った後、下部ストッパーはロックブロックとの連
動が解除された状態で受止め位置に切り換わり作動する
から、ロックブロックとの連動が作動抵抗となることで
下部ストッパーの受止め位置への切り換わりが遅くなる
ことを効果的に回避できて、下部ストッパーの受止め位
置への切り換わり作動を迅速にすることができる。
【0052】このことから、上記構成によれば、下部ス
トッパーの受止め位置への切り換わり作動が遅れること
による必要以上の商品の落下放出をより確実に防止する
ことができ、この点で商品払出性能を一層高めることが
できる。
トッパーの受止め位置への切り換わり作動が遅れること
による必要以上の商品の落下放出をより確実に防止する
ことができ、この点で商品払出性能を一層高めることが
できる。
【0053】〔17〕請求項17に係る発明は、請求項
1〜16のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施
形態を特定するものであり、その特徴は、前記収納搬送
通路の両側壁部を形成する側板フレームを主装置フレー
ムにおける商品長手方向の両端部から収納搬送通路の側
に突設し、上部ストッパーを、商品長手方向の寸法が商
品よりも長尺の商品受止部と、その商品受止部における
商品長手方向の両端部から延設した一対の揺動アーム部
とで構成し、これら揺動アーム部を両側板フレームに対
し商品長手方向に沿う横向き軸芯周りで揺動自在に連結
する装置構成において、主装置フレームと側板フレーム
との間へのスペーサの介装により両側板フレームの商品
長手方向における離間寸法の変更が可能な構造にしてあ
る点にある。
1〜16のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施
形態を特定するものであり、その特徴は、前記収納搬送
通路の両側壁部を形成する側板フレームを主装置フレー
ムにおける商品長手方向の両端部から収納搬送通路の側
に突設し、上部ストッパーを、商品長手方向の寸法が商
品よりも長尺の商品受止部と、その商品受止部における
商品長手方向の両端部から延設した一対の揺動アーム部
とで構成し、これら揺動アーム部を両側板フレームに対
し商品長手方向に沿う横向き軸芯周りで揺動自在に連結
する装置構成において、主装置フレームと側板フレーム
との間へのスペーサの介装により両側板フレームの商品
長手方向における離間寸法の変更が可能な構造にしてあ
る点にある。
【0054】つまり、上記装置構成の場合、従来は、収
納搬送通路の両側壁部を形成する両側板フレームの商品
長手方向における離間寸法を変更して対象商品の長さの
違いに対応するのに、主装置フレームそのもの商品長手
方向における寸法を変更して両側板フレームの離間寸法
を異ならせた複数仕様の装置を製作準備していたが、上
記構成によれば、主装置フレームに同一仕様のものを用
いながら、スペーサの介装だけで両側板フレームの離間
寸法を異ならせて対象商品の長さの違いに対応すること
ができ、これにより、装置コストを安価にしながら対象
商品の長さの違いに対応することができる。
納搬送通路の両側壁部を形成する両側板フレームの商品
長手方向における離間寸法を変更して対象商品の長さの
違いに対応するのに、主装置フレームそのもの商品長手
方向における寸法を変更して両側板フレームの離間寸法
を異ならせた複数仕様の装置を製作準備していたが、上
記構成によれば、主装置フレームに同一仕様のものを用
いながら、スペーサの介装だけで両側板フレームの離間
寸法を異ならせて対象商品の長さの違いに対応すること
ができ、これにより、装置コストを安価にしながら対象
商品の長さの違いに対応することができる。
【0055】なお、対象商品の長さの違いに対応するに
あたっては、両側板フレームの商品長手方向における離
間寸法の変更とともに、上部ストッパーの商品長手方向
における寸法(すなわち、両揺動アーム部の商品長手方
向における離間寸法)も変更が必要である。
あたっては、両側板フレームの商品長手方向における離
間寸法の変更とともに、上部ストッパーの商品長手方向
における寸法(すなわち、両揺動アーム部の商品長手方
向における離間寸法)も変更が必要である。
【0056】〔18〕請求項18に係る発明は、請求項
1〜17のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施
形態を特定するものであり、その特徴は、前記収納搬送
通路の両側壁部を形成する側板フレームを主装置フレー
ムにおける商品長手方向の両端部から収納搬送通路の側
に突設し、上部ストッパーを、商品長手方向の寸法が商
品よりも長尺の商品受止部と、その商品受止部における
商品長手方向の両端部から延設した一対の揺動アーム部
とで構成し、側板フレームの収納搬送通路内方側に取り
付ける内カバーを設けて、この内カバーに形成した筒軸
部と側板フレームに形成した筒軸部との嵌合により軸芯
方向が商品長手方向に沿う枢支軸を形成し、この枢支軸
に対し揺動アーム部を内カバーと側板フレームとの間に
介在させた状態で揺動自在に連結する装置構成におい
て、内カバーに形成の筒軸部と側板フレームに形成の筒
軸部とを嵌合させた状態における筒軸部軸芯周りでの内
カバーと側板フレームとの相対回転により相互係合して
内カバーと側板フレームとを連結状態にする連結用係合
部を内カバーと側板フレームとに設け、この連結用係合
部により内カバーを取り付けた状態にある側板フレーム
を主装置フレームに連結する連結操作に伴い相互係合し
て内カバーの筒軸部軸芯周りでの回転を不能にする廻止
用係合部を主装置フレーム又は前記スペーサと内カバー
とに設けてある点にある。
1〜17のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施
形態を特定するものであり、その特徴は、前記収納搬送
通路の両側壁部を形成する側板フレームを主装置フレー
ムにおける商品長手方向の両端部から収納搬送通路の側
に突設し、上部ストッパーを、商品長手方向の寸法が商
品よりも長尺の商品受止部と、その商品受止部における
商品長手方向の両端部から延設した一対の揺動アーム部
とで構成し、側板フレームの収納搬送通路内方側に取り
付ける内カバーを設けて、この内カバーに形成した筒軸
部と側板フレームに形成した筒軸部との嵌合により軸芯
方向が商品長手方向に沿う枢支軸を形成し、この枢支軸
に対し揺動アーム部を内カバーと側板フレームとの間に
介在させた状態で揺動自在に連結する装置構成におい
て、内カバーに形成の筒軸部と側板フレームに形成の筒
軸部とを嵌合させた状態における筒軸部軸芯周りでの内
カバーと側板フレームとの相対回転により相互係合して
内カバーと側板フレームとを連結状態にする連結用係合
部を内カバーと側板フレームとに設け、この連結用係合
部により内カバーを取り付けた状態にある側板フレーム
を主装置フレームに連結する連結操作に伴い相互係合し
て内カバーの筒軸部軸芯周りでの回転を不能にする廻止
用係合部を主装置フレーム又は前記スペーサと内カバー
とに設けてある点にある。
【0057】つまり、上記装置構成の場合、従来は、内
カバーを側板フレームに取り付けるのに、両筒軸部を嵌
合させる状態に内カバーを側板フレームに重ね合す操作
に伴い、側板フレームに形成された複数の係入孔の夫々
に対して挿通状態となる複数の係止片を内カバーに設け
ておき、そして、内カバーを側板フレームに重ね合わせ
た状態において、係入孔への挿通状態にある各係止片を
側板フレームの裏面側で折り曲げることにより、係止片
を抜け止めする形態で係止片を係入孔の口縁に係合さ
せ、この係合により内カバーを側板フレームに連結固定
するようにしていたが、上記構成によれば、両筒軸部を
嵌合させた状態における筒軸部軸芯周りでの内カバーと
側板フレームとの相対回転操作、及び、その後の主装置
フレームに対する側板フレームの連結操作だけで、連結
用係合部による内カバーと側板フレームとの連結、及
び、廻止用連結部による内カバーの廻り止めをもって、
内カバーを側板フレームに連結固定することができる。
カバーを側板フレームに取り付けるのに、両筒軸部を嵌
合させる状態に内カバーを側板フレームに重ね合す操作
に伴い、側板フレームに形成された複数の係入孔の夫々
に対して挿通状態となる複数の係止片を内カバーに設け
ておき、そして、内カバーを側板フレームに重ね合わせ
た状態において、係入孔への挿通状態にある各係止片を
側板フレームの裏面側で折り曲げることにより、係止片
を抜け止めする形態で係止片を係入孔の口縁に係合さ
せ、この係合により内カバーを側板フレームに連結固定
するようにしていたが、上記構成によれば、両筒軸部を
嵌合させた状態における筒軸部軸芯周りでの内カバーと
側板フレームとの相対回転操作、及び、その後の主装置
フレームに対する側板フレームの連結操作だけで、連結
用係合部による内カバーと側板フレームとの連結、及
び、廻止用連結部による内カバーの廻り止めをもって、
内カバーを側板フレームに連結固定することができる。
【0058】すなわち、上記構成によれば、内カバーの
取り付け操作において従前の如き複数の係止片の折り曲
げ操作を不要にすることができ、これにより、装置の製
作を容易にすることができる。
取り付け操作において従前の如き複数の係止片の折り曲
げ操作を不要にすることができ、これにより、装置の製
作を容易にすることができる。
【0059】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1〜図15に
示す自動販売機の商品払出装置は、断熱壁で囲繞される
キャビネットの庫内に、飲料缶や飲料瓶、ペットボトル
等の複数の商品Gを下方に払い出し可能な状態でほぼ上
下方向に沿って横向き姿勢で積重ね収納する複数の収納
搬送通路Sが区画形成されているとともに、各収納搬送
通路Sの下部には、最下端に位置する商品Gを受止め支
持する下部支持手段Aと、最下端から二番目に位置する
商品Gを受止め支持する上部支持手段Bとが配設され、
商品払出指令信号(販売指令信号)に基づいて最下端か
ら二番目に位置する商品Gを受止めながら最下端に位置
する商品Gを一つずつ払い出すように構成されている。
示す自動販売機の商品払出装置は、断熱壁で囲繞される
キャビネットの庫内に、飲料缶や飲料瓶、ペットボトル
等の複数の商品Gを下方に払い出し可能な状態でほぼ上
下方向に沿って横向き姿勢で積重ね収納する複数の収納
搬送通路Sが区画形成されているとともに、各収納搬送
通路Sの下部には、最下端に位置する商品Gを受止め支
持する下部支持手段Aと、最下端から二番目に位置する
商品Gを受止め支持する上部支持手段Bとが配設され、
商品払出指令信号(販売指令信号)に基づいて最下端か
ら二番目に位置する商品Gを受止めながら最下端に位置
する商品Gを一つずつ払い出すように構成されている。
【0060】収納搬送通路Sを形成する商品長手方向で
相対向する一対の側板に取付けられる板金製の払出フレ
ーム2に、下部支持手段A及び上部支持手段Bを組付け
て、収納搬送通路Sが隣接する場合には背中合わせ状態
で組付け可能な払出ユニットUが構成されている。
相対向する一対の側板に取付けられる板金製の払出フレ
ーム2に、下部支持手段A及び上部支持手段Bを組付け
て、収納搬送通路Sが隣接する場合には背中合わせ状態
で組付け可能な払出ユニットUが構成されている。
【0061】下部支持手段Aには、最下端の商品Gの受
止め位置に対応する高さ位置又はその近くの商品長手方
向に沿った第1横軸芯X1周りでの上下揺動により、収
納搬送通路Sに緩い前下がり傾斜姿勢で突出して最下端
の商品Gを受止め支持する受止め位置と商品Gを自重で
落下放出する放出位置とに切替え自在な下部ストッパー
3と、該下部ストッパー3を受止め位置に復帰付勢する
弾性付勢体4とが備えられているとともに、下部ストッ
パー3を受止め位置でロックするロック機構Cが設けら
れている。
止め位置に対応する高さ位置又はその近くの商品長手方
向に沿った第1横軸芯X1周りでの上下揺動により、収
納搬送通路Sに緩い前下がり傾斜姿勢で突出して最下端
の商品Gを受止め支持する受止め位置と商品Gを自重で
落下放出する放出位置とに切替え自在な下部ストッパー
3と、該下部ストッパー3を受止め位置に復帰付勢する
弾性付勢体4とが備えられているとともに、下部ストッ
パー3を受止め位置でロックするロック機構Cが設けら
れている。
【0062】上部支持手段Bには、最下端から二番目に
位置する商品Gの受止め位置よりも上方に偏位した部位
の商品長手方向に沿った第2横軸芯X2を支点としての
揺動により、二番目の商品Gを掬うように円弧軌跡を描
きながら収納搬送通路S内に突出移動して商品Gを受止
め支持する突出支持位置p4と収納搬送通路S外の側脇
に略立て向き姿勢で待機する待機位置p1とに切替え自
在な上部ストッパー5と、上部ストッパー5を待機位置
p1と突出支持位置p4とに亘って切換え作動させ、か
つ、この上部ストッパー5の切換え作動に連動してロッ
ク機構Cをロック状態とロック解除状態とに切換え作動
させる駆動機構Dとが備えられている。
位置する商品Gの受止め位置よりも上方に偏位した部位
の商品長手方向に沿った第2横軸芯X2を支点としての
揺動により、二番目の商品Gを掬うように円弧軌跡を描
きながら収納搬送通路S内に突出移動して商品Gを受止
め支持する突出支持位置p4と収納搬送通路S外の側脇
に略立て向き姿勢で待機する待機位置p1とに切替え自
在な上部ストッパー5と、上部ストッパー5を待機位置
p1と突出支持位置p4とに亘って切換え作動させ、か
つ、この上部ストッパー5の切換え作動に連動してロッ
ク機構Cをロック状態とロック解除状態とに切換え作動
させる駆動機構Dとが備えられている。
【0063】上部ストッパー5は、図12〜図15に示
すように、待機位置p1から突出支持位置p4への切替
え時に、下部支持手段Aの下部ストッパー3に受止め支
持される複数種の収納予定商品Gのうちの最小商品G
(横断面形状が最小の商品)の上半部に対応し、かつ、
最大商品G(横断面形状が最大の商品)の上半部にも対
応する領域に向って斜め下方に突出移動するように構成
されているとともに、駆動機構Dは、待機位置p1から
突出支持位置p4に突出移動される上部ストッパー5が
最下端商品Gの上半部と当接して負荷が増大したとき、
その負荷が解消されるまで突出移動力を付与したまま上
部ストッパー5を当接位置p2に保持するように構成さ
れている。
すように、待機位置p1から突出支持位置p4への切替
え時に、下部支持手段Aの下部ストッパー3に受止め支
持される複数種の収納予定商品Gのうちの最小商品G
(横断面形状が最小の商品)の上半部に対応し、かつ、
最大商品G(横断面形状が最大の商品)の上半部にも対
応する領域に向って斜め下方に突出移動するように構成
されているとともに、駆動機構Dは、待機位置p1から
突出支持位置p4に突出移動される上部ストッパー5が
最下端商品Gの上半部と当接して負荷が増大したとき、
その負荷が解消されるまで突出移動力を付与したまま上
部ストッパー5を当接位置p2に保持するように構成さ
れている。
【0064】すなわち、下部支持手段Aの下部ストッパ
ー3に受止め支持された最下端の商品Gを払い出すと
き、駆動機構Dによって収納搬送通路S外の待機位置p
1にある上部ストッパー5を突出支持位置p4に切替え
作動させると、上部ストッパー5は、下部支持手段Aの
下部ストッパー3に受止め支持された最下端商品Gの上
半部に対応する領域に向い斜め下方に突出移動して最下
端商品Gの上半部に当接し、この当接に伴って負荷が増
大すると、その負荷が解消するまで上部ストッパー5が
当接位置p2に保持される。
ー3に受止め支持された最下端の商品Gを払い出すと
き、駆動機構Dによって収納搬送通路S外の待機位置p
1にある上部ストッパー5を突出支持位置p4に切替え
作動させると、上部ストッパー5は、下部支持手段Aの
下部ストッパー3に受止め支持された最下端商品Gの上
半部に対応する領域に向い斜め下方に突出移動して最下
端商品Gの上半部に当接し、この当接に伴って負荷が増
大すると、その負荷が解消するまで上部ストッパー5が
当接位置p2に保持される。
【0065】その後、下部支持手段Aの下部ストッパー
3に受止め支持されていた最下端の商品Gが下方へ払い
出されると、その払い出しに連れ上部ストッパー5は当
接位置p2から突出支持位置p4に突出移動して最下端
から二番目の商品Gを受止め支持する。そして、最下端
に位置していた商品Gの払い出しが完了すると、駆動機
構Dによって突出支持位置p4にある上部ストッパー5
が収納搬送通路S外の待機位置p1に切替え作動され、
これにより、上部ストッパー5に受止め支持されていた
商品Gが下部支持手段Aの下部ストッパー3上に落下供
給される。
3に受止め支持されていた最下端の商品Gが下方へ払い
出されると、その払い出しに連れ上部ストッパー5は当
接位置p2から突出支持位置p4に突出移動して最下端
から二番目の商品Gを受止め支持する。そして、最下端
に位置していた商品Gの払い出しが完了すると、駆動機
構Dによって突出支持位置p4にある上部ストッパー5
が収納搬送通路S外の待機位置p1に切替え作動され、
これにより、上部ストッパー5に受止め支持されていた
商品Gが下部支持手段Aの下部ストッパー3上に落下供
給される。
【0066】また、上部支持手段Bには、待機位置p1
(具体的には上記の当接位置p2)から突出支持位置p
4に突出移動する上部ストッパー5と最下端から二番目
に位置する商品Gとの当接により上部ストッパー5を待
機位置p1の側に押し返す力が生じたとき、その押し返
し力を逆向きの抗力に変換してその押し返し力による上
部ストッパー5及び駆動機構Dの逆動を阻止するととも
に、その押し返し力を受止めてその押し返し力の駆動機
構Dへの伝達そのものを阻止する押し返し阻止機構35
が備えられている。
(具体的には上記の当接位置p2)から突出支持位置p
4に突出移動する上部ストッパー5と最下端から二番目
に位置する商品Gとの当接により上部ストッパー5を待
機位置p1の側に押し返す力が生じたとき、その押し返
し力を逆向きの抗力に変換してその押し返し力による上
部ストッパー5及び駆動機構Dの逆動を阻止するととも
に、その押し返し力を受止めてその押し返し力の駆動機
構Dへの伝達そのものを阻止する押し返し阻止機構35
が備えられている。
【0067】払出ユニットUの払出フレーム2は、図1
〜図4に示すように、収納搬送通路Sの一部を形成する
上側ガイド壁面2aを備えた上側フレーム部2Aと、壁
部1の一部を形成する下側ガイド壁面2bを備えた下側
フレーム部2Bとから構成されているとともに、上側ガ
イド壁面2aと下側ガイド壁面2bとの間には、上部ス
トッパー5が収納搬送通路Sに向って突出する突出口2
Cが形成されている。
〜図4に示すように、収納搬送通路Sの一部を形成する
上側ガイド壁面2aを備えた上側フレーム部2Aと、壁
部1の一部を形成する下側ガイド壁面2bを備えた下側
フレーム部2Bとから構成されているとともに、上側ガ
イド壁面2aと下側ガイド壁面2bとの間には、上部ス
トッパー5が収納搬送通路Sに向って突出する突出口2
Cが形成されている。
【0068】次に、下部ストッパー3の取付け構造につ
いて詳述すると、図1〜図5に示すように、払出フレー
ム2の下側フレーム部2Bの構成部材で、収納搬送通路
Sとは反対側に折り曲げ形成された一対の取付け側板2
Dに、それに形成された長孔11を介して上下方向の一
定範囲内で移動自在な第1支軸10が横架され、この第
1支軸10には、下部ストッパー3のボス部3Aと、下
部ストッパー3を支持するストッパー受け部3Bのボス
部とが夫々、回動自在に取付けられているとともに、ス
トッパー受け部3Bに横架された第2支軸12にロアー
リンク14の上端ボス部14Aが、かつ、下側フレーム
部2Bの両取付け側板2Dの下端側に横架された第3支
軸13にロアーリンク14の下端ボス部14Bが夫々回
動自在に取付けられている。
いて詳述すると、図1〜図5に示すように、払出フレー
ム2の下側フレーム部2Bの構成部材で、収納搬送通路
Sとは反対側に折り曲げ形成された一対の取付け側板2
Dに、それに形成された長孔11を介して上下方向の一
定範囲内で移動自在な第1支軸10が横架され、この第
1支軸10には、下部ストッパー3のボス部3Aと、下
部ストッパー3を支持するストッパー受け部3Bのボス
部とが夫々、回動自在に取付けられているとともに、ス
トッパー受け部3Bに横架された第2支軸12にロアー
リンク14の上端ボス部14Aが、かつ、下側フレーム
部2Bの両取付け側板2Dの下端側に横架された第3支
軸13にロアーリンク14の下端ボス部14Bが夫々回
動自在に取付けられている。
【0069】また、第3支軸13には、弾性付勢体4の
一方の構成部材で、ロアーリンク14を収納搬送通路S
側に突出付勢する捻じりコイルバネ4Aが装着されてい
るとともに、第1支軸10と第3支軸13との間には、
弾性付勢体4の他方の構成部材で、第1支軸10を長孔
11の下端側に移動付勢する引張コイルバネ4Bが装着
されている。
一方の構成部材で、ロアーリンク14を収納搬送通路S
側に突出付勢する捻じりコイルバネ4Aが装着されてい
るとともに、第1支軸10と第3支軸13との間には、
弾性付勢体4の他方の構成部材で、第1支軸10を長孔
11の下端側に移動付勢する引張コイルバネ4Bが装着
されている。
【0070】そして、ロック機構Cがロック解除される
と、自重落下する最下端商品Gの荷重を受けて、下部ス
トッパー3のボス部3Aに挿通された第1支軸10が、
引張コイルバネ4Bの弾性付勢力に抗して長孔11の上
方側に移動すると同時に、ロアーリンク14が、捻じり
コイルバネ4Aの弾性付勢力に抗して第3支軸13周り
で下側フレーム部2内に引込み揺動し、下部ストッパー
3が受止め位置から放出位置に切替えられる。
と、自重落下する最下端商品Gの荷重を受けて、下部ス
トッパー3のボス部3Aに挿通された第1支軸10が、
引張コイルバネ4Bの弾性付勢力に抗して長孔11の上
方側に移動すると同時に、ロアーリンク14が、捻じり
コイルバネ4Aの弾性付勢力に抗して第3支軸13周り
で下側フレーム部2内に引込み揺動し、下部ストッパー
3が受止め位置から放出位置に切替えられる。
【0071】最下端商品Gの払い出しが終了すると、下
部ストッパー3のボス部3Aに挿通された第1支軸10
が、引張コイルバネ4Bの弾性付勢力で長孔11の下端
側に移動すると同時に、ロアーリンク14が、捻じりコ
イルバネ4Aの弾性付勢力で収納搬送通路S側に突出揺
動し、下部ストッパー3が放出位置から受止め位置に切
替えられる。
部ストッパー3のボス部3Aに挿通された第1支軸10
が、引張コイルバネ4Bの弾性付勢力で長孔11の下端
側に移動すると同時に、ロアーリンク14が、捻じりコ
イルバネ4Aの弾性付勢力で収納搬送通路S側に突出揺
動し、下部ストッパー3が放出位置から受止め位置に切
替えられる。
【0072】ロック機構Cについて詳述すると、図1〜
図6に示すように、第1支軸10に、下部ストッパー3
の受止め位置から放出位置への切替え作動に連動して、
下側フレーム部2B内の移動通路に沿って上方に移動す
る上方突出姿勢のロックリンク20が相対回動自在に外
嵌装着されているとともに、下側フレーム部2B内の上
部には、第1支軸10と平行な枢支軸21周りでの揺動
により、ロックリンク20の上端に当接して下部ストッ
パー3の放出位置への切替え作動を阻止するロック位置
(図6(イ)に示す位置)と、ロックリンク20の上方
への移動を許容するロック解除位置(図6(ロ)に示す
位置)とに切換えられるロックブロック22が枢着され
ている。
図6に示すように、第1支軸10に、下部ストッパー3
の受止め位置から放出位置への切替え作動に連動して、
下側フレーム部2B内の移動通路に沿って上方に移動す
る上方突出姿勢のロックリンク20が相対回動自在に外
嵌装着されているとともに、下側フレーム部2B内の上
部には、第1支軸10と平行な枢支軸21周りでの揺動
により、ロックリンク20の上端に当接して下部ストッ
パー3の放出位置への切替え作動を阻止するロック位置
(図6(イ)に示す位置)と、ロックリンク20の上方
への移動を許容するロック解除位置(図6(ロ)に示す
位置)とに切換えられるロックブロック22が枢着され
ている。
【0073】また、ロックリンク20の上端部には、下
部ストッパー3の放出位置から受止め位置への切替え作
動に連動して下方に移動するとき、図6(ハ)に示す如
くロックブロック22のボス部に設けた突片22aに係
合して、ロック解除位置にあるロックブロック22をロ
ック位置に強制的に切換え揺動させる強制戻し片20a
が形成されている。
部ストッパー3の放出位置から受止め位置への切替え作
動に連動して下方に移動するとき、図6(ハ)に示す如
くロックブロック22のボス部に設けた突片22aに係
合して、ロック解除位置にあるロックブロック22をロ
ック位置に強制的に切換え揺動させる強制戻し片20a
が形成されている。
【0074】更に、ロック位置にあるロックブロック2
2と下側フレーム部2B内に固定されたロックガイド部
23との間に、駆動機構Dに連係されたロック操作プレ
ート24が上下方向から係入する凹部25を形成して、
この凹部25内にロック操作プレート24が係合してい
る状態では、ロックブロック22のロック解除位置への
揺動を阻止し、かつ、凹部25からロック操作プレート
24が引抜かれた状態では、下部ストッパー3の放出位
置への切替え作動に伴うロックリンク20の上昇移動に
より、ロックブロック22をロック解除位置に切換え揺
動させるように構成されている。
2と下側フレーム部2B内に固定されたロックガイド部
23との間に、駆動機構Dに連係されたロック操作プレ
ート24が上下方向から係入する凹部25を形成して、
この凹部25内にロック操作プレート24が係合してい
る状態では、ロックブロック22のロック解除位置への
揺動を阻止し、かつ、凹部25からロック操作プレート
24が引抜かれた状態では、下部ストッパー3の放出位
置への切替え作動に伴うロックリンク20の上昇移動に
より、ロックブロック22をロック解除位置に切換え揺
動させるように構成されている。
【0075】次に、収納搬送通路Sの構造について詳述
すると、図1、図2に示すように、収納搬送通路Sを形
成する壁部1のうち、上部ストッパー5の突出移動箇所
に対向する部位、換言すれば、突出支持位置p4にある
上部ストッパー5の先端部に相対向する部位には、収納
搬送通路Sの内方へ突出する凸部16Aが設けられてお
り、押し返し阻止機構35により押し返し力が受止めら
れときの上部ストッパー5の先端位置p3(以下、ブロ
ック位置と称す)と凸部16Aとの商品長手方向視での
離間寸法H(図14(ロ)参照)を、上部ストッパー5
による商品Gの受止め支持が可能な上限寸法(当該実施
形態では上部ストッパー5による角ペットボトル商品の
受止め支持が可能な上限寸法であって、例えば、H=5
0.93)にしてある。
すると、図1、図2に示すように、収納搬送通路Sを形
成する壁部1のうち、上部ストッパー5の突出移動箇所
に対向する部位、換言すれば、突出支持位置p4にある
上部ストッパー5の先端部に相対向する部位には、収納
搬送通路Sの内方へ突出する凸部16Aが設けられてお
り、押し返し阻止機構35により押し返し力が受止めら
れときの上部ストッパー5の先端位置p3(以下、ブロ
ック位置と称す)と凸部16Aとの商品長手方向視での
離間寸法H(図14(ロ)参照)を、上部ストッパー5
による商品Gの受止め支持が可能な上限寸法(当該実施
形態では上部ストッパー5による角ペットボトル商品の
受止め支持が可能な上限寸法であって、例えば、H=5
0.93)にしてある。
【0076】また、収納搬送通路Sを形成する壁部1の
うち、上記凸部16Aよりも上方の部位には、収納搬送
通路Sにおいて上部ストッパー5の突出移動箇所よりも
上方に位置する商品Gを収納搬送通路Sの幅方向で上部
ストッパー5の配備側へ弾性付勢力をもって寄せる商品
寄せ具16Bを設けてある。
うち、上記凸部16Aよりも上方の部位には、収納搬送
通路Sにおいて上部ストッパー5の突出移動箇所よりも
上方に位置する商品Gを収納搬送通路Sの幅方向で上部
ストッパー5の配備側へ弾性付勢力をもって寄せる商品
寄せ具16Bを設けてある。
【0077】上部ストッパー5は、図1〜図5に示すよ
うに、商品Gの全長よりも大なる長さに構成された商品
受け部5Aと、該商品受け部5Aの商品長手方向両端部
から上方に延びる一対のアーム部5Bとから構成されて
いるとともに、払出ユニットUの払出フレーム2の構成
部材で、上側フレーム部2Aの商品長手方向両側から収
納搬送通路S内に突出する両側板部材2Eのうち、収納
搬送通路Sの幅方向中央近傍で、かつ、最下端から二番
目に位置する商品Gの受止め位置よりも上方に偏位した
部位に、上部ストッパー5の両アーム部5Bが、第2横
軸芯X2を構成する第2枢支軸30周りで揺動自在に枢
着されている。
うに、商品Gの全長よりも大なる長さに構成された商品
受け部5Aと、該商品受け部5Aの商品長手方向両端部
から上方に延びる一対のアーム部5Bとから構成されて
いるとともに、払出ユニットUの払出フレーム2の構成
部材で、上側フレーム部2Aの商品長手方向両側から収
納搬送通路S内に突出する両側板部材2Eのうち、収納
搬送通路Sの幅方向中央近傍で、かつ、最下端から二番
目に位置する商品Gの受止め位置よりも上方に偏位した
部位に、上部ストッパー5の両アーム部5Bが、第2横
軸芯X2を構成する第2枢支軸30周りで揺動自在に枢
着されている。
【0078】なお、第2横軸芯X2を構成する第2枢支
軸30は、払出フレーム2の両側板部材2Eの枢支位置
にバーリング加工された第1筒軸部と、各側板部材2E
の収納搬送通路S側に取付けられる内カバー2Jの枢支
位置にバーリング加工された第2筒軸部とから構成され
ていて、両側板部材2Eの第1筒軸部が、上部ストッパ
ー5の各アーム部5Bに形成された枢支孔に内嵌されて
いるとともに、前記両内カバー2Jの第2筒軸部が、上
部ストッパー5の両アーム部5Bの第2横軸芯X2方向
での移動を規制した状態で両側板部材2Eの第1筒軸部
に内嵌されている。
軸30は、払出フレーム2の両側板部材2Eの枢支位置
にバーリング加工された第1筒軸部と、各側板部材2E
の収納搬送通路S側に取付けられる内カバー2Jの枢支
位置にバーリング加工された第2筒軸部とから構成され
ていて、両側板部材2Eの第1筒軸部が、上部ストッパ
ー5の各アーム部5Bに形成された枢支孔に内嵌されて
いるとともに、前記両内カバー2Jの第2筒軸部が、上
部ストッパー5の両アーム部5Bの第2横軸芯X2方向
での移動を規制した状態で両側板部材2Eの第1筒軸部
に内嵌されている。
【0079】上部ストッパー5の商品受け部5Aは、突
出支持位置p4から待機位置p1に切換え作動されたと
き、払出フレーム2の突出口2Cを通して格納空間2F
内にほぼ縦向き姿勢で格納されるように構成されている
とともに、待機位置p1から突出支持位置p4への切換
え移動時には、下部ストッパー3に受止められた最下端
商品Gの上半部のうち、最下端商品Gの中心位置から二
番目に位置する商品Gの底部位置までの範囲に相当する
領域に向って円弧軌跡を描きながら斜め下方に突出移動
するように構成されている。
出支持位置p4から待機位置p1に切換え作動されたと
き、払出フレーム2の突出口2Cを通して格納空間2F
内にほぼ縦向き姿勢で格納されるように構成されている
とともに、待機位置p1から突出支持位置p4への切換
え移動時には、下部ストッパー3に受止められた最下端
商品Gの上半部のうち、最下端商品Gの中心位置から二
番目に位置する商品Gの底部位置までの範囲に相当する
領域に向って円弧軌跡を描きながら斜め下方に突出移動
するように構成されている。
【0080】また、上部ストッパー5の商品受け部5A
の上面(すなわち、上部ストッパー5の商品受止め面)
には、その面上における受止め商品Gの座りを不安定化
する膨出部5a設けてある。
の上面(すなわち、上部ストッパー5の商品受止め面)
には、その面上における受止め商品Gの座りを不安定化
する膨出部5a設けてある。
【0081】次に、前記駆動機構Dについて詳述する
と、図4,図5に示すように、払出フレーム2の上側フ
レーム部2Aの背面側に、ロック機構Cのロック解除作
動及び上部ストッパー5の突出支持位置p4への切替え
作動を司るソレノイド31と、ロック機構Cのロック作
動を司る引張コイルバネ利用のロック用戻しバネ32A
と、上部ストッパー5の待機位置p1への切替え作動を
司る引張コイルバネ利用の上部ストッパー用戻しバネ3
2Bとが設けられており、ソレノイド31のプランジャ
ー31Aに連結されたソレノイドプレート31Bにはロ
ック操作プレート24が枢支ピン29を介して上下方向
姿勢で連動連結され、一方、駆動機構Dと上部ストッパ
ー5とを結ぶ上部ストッパー用の連係機構としてソレノ
イドプレート31Bと上部ストッパー5とを連係する連
係機構33が設けられている。
と、図4,図5に示すように、払出フレーム2の上側フ
レーム部2Aの背面側に、ロック機構Cのロック解除作
動及び上部ストッパー5の突出支持位置p4への切替え
作動を司るソレノイド31と、ロック機構Cのロック作
動を司る引張コイルバネ利用のロック用戻しバネ32A
と、上部ストッパー5の待機位置p1への切替え作動を
司る引張コイルバネ利用の上部ストッパー用戻しバネ3
2Bとが設けられており、ソレノイド31のプランジャ
ー31Aに連結されたソレノイドプレート31Bにはロ
ック操作プレート24が枢支ピン29を介して上下方向
姿勢で連動連結され、一方、駆動機構Dと上部ストッパ
ー5とを結ぶ上部ストッパー用の連係機構としてソレノ
イドプレート31Bと上部ストッパー5とを連係する連
係機構33が設けられている。
【0082】そして、それらのうちソレノイド31及び
ロック操作プレート24が上側フレーム部2Aに対して
商品長手方向の一側部に、かつ、連係機構33が上側フ
レーム部2Aに対して商品長手方向の他側部に位置する
状態で横並びに配設されるとともに、前記連係機構33
には、ソレノイド31の作動ストロークを拡大して上部
ストッパー5に伝達するストローク拡大手段34が設け
られている。
ロック操作プレート24が上側フレーム部2Aに対して
商品長手方向の一側部に、かつ、連係機構33が上側フ
レーム部2Aに対して商品長手方向の他側部に位置する
状態で横並びに配設されるとともに、前記連係機構33
には、ソレノイド31の作動ストロークを拡大して上部
ストッパー5に伝達するストローク拡大手段34が設け
られている。
【0083】前記連係機構33は、ソレノイドプレート
31Bの下端部に形成された係合片部31bの上面に一
端が上方から当接係合し、かつ、通路幅方向に沿う水平
軸芯周りでシーソー揺動自在なストローク拡大手段とし
てのストローク拡大レバー34と、上部ストッパー5の
基端部に相対揺動自在に枢支連結された中継リンク36
と、ストローク拡大レバー34の他端と中継リンク36
との間に介在された前記押し返し阻止機構35とから構
成されている。
31Bの下端部に形成された係合片部31bの上面に一
端が上方から当接係合し、かつ、通路幅方向に沿う水平
軸芯周りでシーソー揺動自在なストローク拡大手段とし
てのストローク拡大レバー34と、上部ストッパー5の
基端部に相対揺動自在に枢支連結された中継リンク36
と、ストローク拡大レバー34の他端と中継リンク36
との間に介在された前記押し返し阻止機構35とから構
成されている。
【0084】前記ストローク拡大レバー34は、ソレノ
イド31側に片寄った状態で枢支ピン39を介して払出
フレーム2に枢着されていて、枢支ピン39からソレノ
イドプレート31Bとの係合位置までのレバー長さと、
枢支ピン39から押し返し阻止機構35との連結位置ま
でのレバー長さとのレバー比により、ソレノイド31の
作動ストロークを設定倍数(例えば2.5倍程度)に拡
大するように構成されている。
イド31側に片寄った状態で枢支ピン39を介して払出
フレーム2に枢着されていて、枢支ピン39からソレノ
イドプレート31Bとの係合位置までのレバー長さと、
枢支ピン39から押し返し阻止機構35との連結位置ま
でのレバー長さとのレバー比により、ソレノイド31の
作動ストロークを設定倍数(例えば2.5倍程度)に拡
大するように構成されている。
【0085】ストローク拡大レバー34の一端をソレノ
イドプレート31Bにおける係合片部31bの上面に上
方から当接係合させるのに対し、ロック機構Cのロック
作動を司る前記ロック用戻しバネ32Aは、その上端を
ソレノイドプレート31Bの上端部においてソレノイド
プレート31Bとロック操作プレート24とを連結する
前記枢支ピン29に連結し、かつ、下端を固定部として
の払出フレーム2に連結してあり、これにより、通電に
よってソレノイド31のプランジャー31Aが上方に吸
着作動するときには、ロック用戻しバネ32A及び上部
ストッパー用戻しバネ32Bの戻し付勢力に抗して、ソ
レノイド31の電磁吸着力によりストローク拡大レバー
34が上部ストッパー5を待機位置p1から突出作動さ
せる側に揺動操作(図上において右回りに揺動操作)さ
れるとともに、それと一体的にロック操作プレート24
がソレノイド31の電磁吸着力により上方(すなわち、
ロック機構Cのロック解除側)に引き上げ操作される
が、ソレノイド31の通電を停止したときには、ソレノ
イドプレート31Bの係合片部31bとストローク拡大
レバー34の一端との当接係合部において上部ストッパ
ー5の側とは縁を切った状態で、ロック用戻しバネ32
Aの戻し付勢力によりロック操作プレート24が独立に
下方へ引き下げ操作されて、ロック機構Cのロック作動
が俊敏に行なわれるようにしてある。
イドプレート31Bにおける係合片部31bの上面に上
方から当接係合させるのに対し、ロック機構Cのロック
作動を司る前記ロック用戻しバネ32Aは、その上端を
ソレノイドプレート31Bの上端部においてソレノイド
プレート31Bとロック操作プレート24とを連結する
前記枢支ピン29に連結し、かつ、下端を固定部として
の払出フレーム2に連結してあり、これにより、通電に
よってソレノイド31のプランジャー31Aが上方に吸
着作動するときには、ロック用戻しバネ32A及び上部
ストッパー用戻しバネ32Bの戻し付勢力に抗して、ソ
レノイド31の電磁吸着力によりストローク拡大レバー
34が上部ストッパー5を待機位置p1から突出作動さ
せる側に揺動操作(図上において右回りに揺動操作)さ
れるとともに、それと一体的にロック操作プレート24
がソレノイド31の電磁吸着力により上方(すなわち、
ロック機構Cのロック解除側)に引き上げ操作される
が、ソレノイド31の通電を停止したときには、ソレノ
イドプレート31Bの係合片部31bとストローク拡大
レバー34の一端との当接係合部において上部ストッパ
ー5の側とは縁を切った状態で、ロック用戻しバネ32
Aの戻し付勢力によりロック操作プレート24が独立に
下方へ引き下げ操作されて、ロック機構Cのロック作動
が俊敏に行なわれるようにしてある。
【0086】なお、ソレノイド31の通電を停止する
と、ストローク拡大レバー34は、ロック用戻しバネ3
2Aによるソレノイドプレート31B及びロック操作プ
レート24の上記の如き引き下げ操作に追従する形態
で、上部ストッパー用戻しバネ32Bの戻し付勢力によ
り上部ストッパー5を待機位置p1へ戻す側に復帰揺動
操作(図上において左回りに揺動操作)される。
と、ストローク拡大レバー34は、ロック用戻しバネ3
2Aによるソレノイドプレート31B及びロック操作プ
レート24の上記の如き引き下げ操作に追従する形態
で、上部ストッパー用戻しバネ32Bの戻し付勢力によ
り上部ストッパー5を待機位置p1へ戻す側に復帰揺動
操作(図上において左回りに揺動操作)される。
【0087】ソレノイドプレート31B、ロック操作プ
レート24、ストローク拡大レバー34、押し返し阻止
機構35の夫々は、払出ユニットUの収納搬送通路側表
面、つまり、上側ガイド壁面2a及び下側ガイド壁面2
bに沿う姿勢に構成されているため払出ユニットUの厚
みが薄くなり、かつ、ストローク拡大レバー34を横向
き姿勢で配置することによって、ソレノイド31の横側
部で、かつ、ストローク拡大レバー34の上方位置に、
背中合わせ状態で取付けられる他の払出ユニットUのソ
レノイド31が入込み可能な窪み部2Gを形成できるこ
とから、特に、二つの払出ユニットUを背中合わせ状態
で組付けたときの厚みを薄くすることができる。
レート24、ストローク拡大レバー34、押し返し阻止
機構35の夫々は、払出ユニットUの収納搬送通路側表
面、つまり、上側ガイド壁面2a及び下側ガイド壁面2
bに沿う姿勢に構成されているため払出ユニットUの厚
みが薄くなり、かつ、ストローク拡大レバー34を横向
き姿勢で配置することによって、ソレノイド31の横側
部で、かつ、ストローク拡大レバー34の上方位置に、
背中合わせ状態で取付けられる他の払出ユニットUのソ
レノイド31が入込み可能な窪み部2Gを形成できるこ
とから、特に、二つの払出ユニットUを背中合わせ状態
で組付けたときの厚みを薄くすることができる。
【0088】次に、押し返し阻止機構35について詳述
すると、押し返し阻止機構35は、図4,図5及び図7
〜図11に示すように、連係機構33において上部スト
ッパー5との連動状態で上下に往復動的に移動動作し、
かつ、突出移動する上部ストッパー5と最下端から二番
目に位置する商品Gとの当接で上部ストッパー5を待機
位置p1の側に押し返す力が生じたときにその押し返し
力により非係止姿勢から係止姿勢に切替わる係止具35
Aと、上部ストッパー5の待機位置p1の側への移動に
伴う係止具35Aの上昇移動動作(すなわち復動作)に
おいて非係止姿勢にある係止具35Aの通過は許すのに
対し係止姿勢にある係止具35Aの通過を係止具35A
との当接により阻止するように係止具35Aの移動動作
経路の途中に設けられた当接部35Bとを備えており、
この当接部35Bでの当接による係止具35Aの通過阻
止により、押し返し力を当接部35Bで逆向きの抗力に
変換してその押し返し力による上部ストッパー5及び駆
動機構Dの逆動を阻止し、また、その押し返し力を当接
部35Bで受止めてその押し返し力の駆動機構Dへの伝
達そのものを阻止する。
すると、押し返し阻止機構35は、図4,図5及び図7
〜図11に示すように、連係機構33において上部スト
ッパー5との連動状態で上下に往復動的に移動動作し、
かつ、突出移動する上部ストッパー5と最下端から二番
目に位置する商品Gとの当接で上部ストッパー5を待機
位置p1の側に押し返す力が生じたときにその押し返し
力により非係止姿勢から係止姿勢に切替わる係止具35
Aと、上部ストッパー5の待機位置p1の側への移動に
伴う係止具35Aの上昇移動動作(すなわち復動作)に
おいて非係止姿勢にある係止具35Aの通過は許すのに
対し係止姿勢にある係止具35Aの通過を係止具35A
との当接により阻止するように係止具35Aの移動動作
経路の途中に設けられた当接部35Bとを備えており、
この当接部35Bでの当接による係止具35Aの通過阻
止により、押し返し力を当接部35Bで逆向きの抗力に
変換してその押し返し力による上部ストッパー5及び駆
動機構Dの逆動を阻止し、また、その押し返し力を当接
部35Bで受止めてその押し返し力の駆動機構Dへの伝
達そのものを阻止する。
【0089】さらに具体的には、押し返し阻止機構35
は、ストローク拡大レバー34の揺動に連動して上下動
するように背面側でストローク拡大レバー34の他端に
係合連結した駆動機構側連係部材としての外側連係プレ
ート50、その外側連係プレート50との上下方向での
相対移動のみを許すように外側連係プレート50に対し
内嵌状に係合させた状態で下端部を中継リンク36に連
結した上部ストッパー側連係部材としての内側連係プレ
ート51、上部の第1枢支部aを内側連係プレート51
に形成の縦向きの長穴51aを通じて外側連係プレート
50に形成の係合穴50aに対しピン52により係合さ
せ、かつ、第1枢支部aに対して対角位置にある下部の
第3枢支部bを内側連係プレート51に連結した係止具
35Aとしての菱形構造の4節リンク53、両側縁部を
ガイド54aとして内側連係プレート51及び外側連係
プレート50の上下移動動作を案内(換言すれば、4節
リンク53の上下移動動作を案内)するように払出フレ
ーム2に連結固定したガイドプレート54、並びに、そ
のガイドプレート54における両側縁部のガイド54a
に形成した当接部35Bとしての段部55で構成してあ
る。
は、ストローク拡大レバー34の揺動に連動して上下動
するように背面側でストローク拡大レバー34の他端に
係合連結した駆動機構側連係部材としての外側連係プレ
ート50、その外側連係プレート50との上下方向での
相対移動のみを許すように外側連係プレート50に対し
内嵌状に係合させた状態で下端部を中継リンク36に連
結した上部ストッパー側連係部材としての内側連係プレ
ート51、上部の第1枢支部aを内側連係プレート51
に形成の縦向きの長穴51aを通じて外側連係プレート
50に形成の係合穴50aに対しピン52により係合さ
せ、かつ、第1枢支部aに対して対角位置にある下部の
第3枢支部bを内側連係プレート51に連結した係止具
35Aとしての菱形構造の4節リンク53、両側縁部を
ガイド54aとして内側連係プレート51及び外側連係
プレート50の上下移動動作を案内(換言すれば、4節
リンク53の上下移動動作を案内)するように払出フレ
ーム2に連結固定したガイドプレート54、並びに、そ
のガイドプレート54における両側縁部のガイド54a
に形成した当接部35Bとしての段部55で構成してあ
る。
【0090】そして、当接部35Bとしての段部55
は、上部ストッパー5の待機位置p1の側への移動に伴
う4節リンク53の上昇移動動作(復動作)において押
し返し力により第2枢支部cと第4枢支部dとの離間寸
法が大きくなった幅広の4節リンク53の通過を第2枢
支部c及び第4枢支部dとの当接により阻止するものに
してあり、また、上部ストッパー用戻しバネ32Bは、
その下端を外側連係プレート50に連結し、かつ、上端
を固定部としての払出フレーム2に連結してある。
は、上部ストッパー5の待機位置p1の側への移動に伴
う4節リンク53の上昇移動動作(復動作)において押
し返し力により第2枢支部cと第4枢支部dとの離間寸
法が大きくなった幅広の4節リンク53の通過を第2枢
支部c及び第4枢支部dとの当接により阻止するものに
してあり、また、上部ストッパー用戻しバネ32Bは、
その下端を外側連係プレート50に連結し、かつ、上端
を固定部としての払出フレーム2に連結してある。
【0091】さらに、ガイドプレート54において4節
リンク53の移動動作経路を形成するのに、段部55よ
りも下側の経路部分は4節リンク53の幅広係止姿勢へ
の切替わりを許す大きな幅寸法L2の経路とするのに対
し、段部55よりも上側の経路部分は第2枢支部c及び
第4枢支部dとの当接により4節リンク53の幅広係止
姿勢への切替わりを阻止する小さな幅寸法L1の経路に
してあり、これにより、上部ストッパー5の突出支持位
置p4の側へ移動に伴う4節リンク53の下降移動動作
(往動作)において4節リンク53が段部55に至る
(すなわち、係止具35Aが当接部35Bに至る)まで
は4節リンク53を幅狭の非係止姿勢に保つようにして
ある。
リンク53の移動動作経路を形成するのに、段部55よ
りも下側の経路部分は4節リンク53の幅広係止姿勢へ
の切替わりを許す大きな幅寸法L2の経路とするのに対
し、段部55よりも上側の経路部分は第2枢支部c及び
第4枢支部dとの当接により4節リンク53の幅広係止
姿勢への切替わりを阻止する小さな幅寸法L1の経路に
してあり、これにより、上部ストッパー5の突出支持位
置p4の側へ移動に伴う4節リンク53の下降移動動作
(往動作)において4節リンク53が段部55に至る
(すなわち、係止具35Aが当接部35Bに至る)まで
は4節リンク53を幅狭の非係止姿勢に保つようにして
ある。
【0092】つまり、図7は上部ストッパー5が待機位
置p1にあるときの押し返し阻止機構35の状態を示
し、また、図8(ロ)において二点鎖線で示した4節リ
ンク53は上部ストッパー5が待機位置p1からの突出
移動で下部ストッパー3に受止め支持されている最下端
商品Gに当接して当接位置p2にあるときの4節リンク
53の状態を示し、いずれも4節リンク53は小幅寸法
L1の経路により幅狭の非係止姿勢に保持されている。
置p1にあるときの押し返し阻止機構35の状態を示
し、また、図8(ロ)において二点鎖線で示した4節リ
ンク53は上部ストッパー5が待機位置p1からの突出
移動で下部ストッパー3に受止め支持されている最下端
商品Gに当接して当接位置p2にあるときの4節リンク
53の状態を示し、いずれも4節リンク53は小幅寸法
L1の経路により幅狭の非係止姿勢に保持されている。
【0093】図8は上部ストッパー5が当接位置p2か
ら突出支持位置p4に向かって突出作動しているときの
押し返し阻止機構35の状態を示し、この状態ではソレ
ノイド31の吸着力がストローク拡大レバー34を介し
て外側連係プレート50に作用する反面、上部ストッパ
ー5の重量が中継リンク36を介して内側連係プレート
51に掛かるため、4節リンク53は幅狭の非係止姿勢
ないしそれに近い姿勢にある。
ら突出支持位置p4に向かって突出作動しているときの
押し返し阻止機構35の状態を示し、この状態ではソレ
ノイド31の吸着力がストローク拡大レバー34を介し
て外側連係プレート50に作用する反面、上部ストッパ
ー5の重量が中継リンク36を介して内側連係プレート
51に掛かるため、4節リンク53は幅狭の非係止姿勢
ないしそれに近い姿勢にある。
【0094】また、図9は上部ストッパー5が突出支持
位置p4にあるときの押し返し阻止機構35の状態を示
すが、上部ストッパー5が突出支持位置p4にあるとき
にはストローク拡大レバー34を介して外側連係プレー
ト50に作用するソレノイド31の吸着力により4節リ
ンク53は幅広の係止姿勢になっている。
位置p4にあるときの押し返し阻止機構35の状態を示
すが、上部ストッパー5が突出支持位置p4にあるとき
にはストローク拡大レバー34を介して外側連係プレー
ト50に作用するソレノイド31の吸着力により4節リ
ンク53は幅広の係止姿勢になっている。
【0095】一方、図10は当接位置p2から突出支持
位置p4へ向かって突出移動する上部ストッパー5と最
下端から二番目に位置する商品Gとの当接により上部ス
トッパー5を待機位置p1の側へ押し返す力が生じて、
その押し返し力により幅広の係止姿勢になった4節リン
ク53が上方への若干の戻り移動途中で段部55により
通過阻止された状態を示し、この状態において上部スト
ッパー5はブロック位置p3で保持される。
位置p4へ向かって突出移動する上部ストッパー5と最
下端から二番目に位置する商品Gとの当接により上部ス
トッパー5を待機位置p1の側へ押し返す力が生じて、
その押し返し力により幅広の係止姿勢になった4節リン
ク53が上方への若干の戻り移動途中で段部55により
通過阻止された状態を示し、この状態において上部スト
ッパー5はブロック位置p3で保持される。
【0096】図11は上部ストッパー5が上部ストッパ
ー用戻しバネ32Bの復帰付勢力により突出支持位置p
4から待機位置p1へ戻されるときの押し返し阻止機構
35の状態を示し、この状態では上部ストッパー用戻し
バネ32Bにより外側連係プレート50が引き上げられ
ることで4節リンク53は幅狭の非係止姿勢になってい
る。また、押し返し力の発生でブロック位置p3に保持
された上部ストッパー5が上部ストッパー用戻しバネ3
2Bの復帰付勢力により待機位置p1に戻される際に
も、これと同様に4節リンク53は幅狭の非係止姿勢に
なる。
ー用戻しバネ32Bの復帰付勢力により突出支持位置p
4から待機位置p1へ戻されるときの押し返し阻止機構
35の状態を示し、この状態では上部ストッパー用戻し
バネ32Bにより外側連係プレート50が引き上げられ
ることで4節リンク53は幅狭の非係止姿勢になってい
る。また、押し返し力の発生でブロック位置p3に保持
された上部ストッパー5が上部ストッパー用戻しバネ3
2Bの復帰付勢力により待機位置p1に戻される際に
も、これと同様に4節リンク53は幅狭の非係止姿勢に
なる。
【0097】次に、上述の如く構成された商品払出装置
の払出作動について説明する。先ず、払出指令信号(販
売指令信号)が出力されていない待機状態では、図12
(イ)に示すように、下部ストッパー3はロック機構C
によって商品受止め位置にロックされているとともに、
上部ストッパー5は、払出フレーム2の格納空間2F内
の待機位置p1に格納されている。
の払出作動について説明する。先ず、払出指令信号(販
売指令信号)が出力されていない待機状態では、図12
(イ)に示すように、下部ストッパー3はロック機構C
によって商品受止め位置にロックされているとともに、
上部ストッパー5は、払出フレーム2の格納空間2F内
の待機位置p1に格納されている。
【0098】このとき、下部ストッパー3の先端側で受
止められている最下端商品Gが壁部1に形成された凸部
16Aに当接して、この凸部16Aの突出代だけ最下端
商品Gが上部ストッパー5の配備側(すなわち、払出フ
レーム2の側)に寄せられるため、下部ストッパー3に
受止め支持される商品Gの上半部に対応する突入領域が
上方に偏位し、その分だけ上部ストッパー5の突入高さ
位置を高く設定して、特に、角ペットボトル商品の払出
時における挟み込みを抑制することができるとともに、
上部ストッパー5の作動ストロークが同一の条件下にお
いては、凸部16Aが設けられていない場合に比して収
納可能な最小商品Gの外径が小さくなるから、販売可能
な商品Gの種類が増加することになる。
止められている最下端商品Gが壁部1に形成された凸部
16Aに当接して、この凸部16Aの突出代だけ最下端
商品Gが上部ストッパー5の配備側(すなわち、払出フ
レーム2の側)に寄せられるため、下部ストッパー3に
受止め支持される商品Gの上半部に対応する突入領域が
上方に偏位し、その分だけ上部ストッパー5の突入高さ
位置を高く設定して、特に、角ペットボトル商品の払出
時における挟み込みを抑制することができるとともに、
上部ストッパー5の作動ストロークが同一の条件下にお
いては、凸部16Aが設けられていない場合に比して収
納可能な最小商品Gの外径が小さくなるから、販売可能
な商品Gの種類が増加することになる。
【0099】次に、払出指令信号(販売指令信号)が出
力されると、図12(ロ)に示すように、通電によって
ソレノイド31のプランジャー31Aが吸着作動し、ロ
ック操作プレート24が凹部25から引抜かれてロック
機構Cがロック解除されると同時に、ストローク拡大レ
バー34が図中時計方向に揺動し、待機位置p1にあっ
た上部ストッパー5が、第2横軸芯X2を構成する第2
枢支軸30を支点として、下部ストッパー3に受止めら
れた最下端商品Gの上半部に相当する領域に向って円弧
軌跡を描きながら斜め下方に突出移動する。
力されると、図12(ロ)に示すように、通電によって
ソレノイド31のプランジャー31Aが吸着作動し、ロ
ック操作プレート24が凹部25から引抜かれてロック
機構Cがロック解除されると同時に、ストローク拡大レ
バー34が図中時計方向に揺動し、待機位置p1にあっ
た上部ストッパー5が、第2横軸芯X2を構成する第2
枢支軸30を支点として、下部ストッパー3に受止めら
れた最下端商品Gの上半部に相当する領域に向って円弧
軌跡を描きながら斜め下方に突出移動する。
【0100】そして、この突出移動途中で上部ストッパ
ー5の先端が、下部ストッパー3に受止められた最下端
商品Gの上半部に当接し、この当接に伴って負荷が増大
すると、ソレノイド31の特性により、その負荷が解消
されるまで突出支持位置p4への突出移動力を付与した
まま上部ストッパー3が当接位置p2に一時的に保持さ
れる。
ー5の先端が、下部ストッパー3に受止められた最下端
商品Gの上半部に当接し、この当接に伴って負荷が増大
すると、ソレノイド31の特性により、その負荷が解消
されるまで突出支持位置p4への突出移動力を付与した
まま上部ストッパー3が当接位置p2に一時的に保持さ
れる。
【0101】その後、図12(ロ)から図13(イ),
(ロ)に示すように、自重落下する最下端商品Gの荷重
を受けてロック解除された下部ストッパー3が放出位置
に揺動するとともに、最下端商品Gの下方への払い出し
に連れて上部ストッパー3が当接位置p2から突出支持
位置p4へ突出移動し、最下端から二番目の商品Gを下
方から掬うように受止め支持する。
(ロ)に示すように、自重落下する最下端商品Gの荷重
を受けてロック解除された下部ストッパー3が放出位置
に揺動するとともに、最下端商品Gの下方への払い出し
に連れて上部ストッパー3が当接位置p2から突出支持
位置p4へ突出移動し、最下端から二番目の商品Gを下
方から掬うように受止め支持する。
【0102】また、当接位置p2から突出支持位置p4
へ向かって突出移動する上部ストッパー5と最下端から
二番目に位置する商品Gとの当接により上部ストッパー
5を待機位置p1の側へ押し返す力が生じた場合には、
図12(ロ)から図14(イ),(ロ)に示すように、
押し返し阻止機構35の作用により上部ストッパー5は
若干戻り動作してブロック位置p3に保持される。
へ向かって突出移動する上部ストッパー5と最下端から
二番目に位置する商品Gとの当接により上部ストッパー
5を待機位置p1の側へ押し返す力が生じた場合には、
図12(ロ)から図14(イ),(ロ)に示すように、
押し返し阻止機構35の作用により上部ストッパー5は
若干戻り動作してブロック位置p3に保持される。
【0103】このとき、押し返し阻止機構35により押
し返し力が受止められときの上部ストッパー5の先端位
置p3(ブロック位置)と凸部16Aとの商品長手方向
視での離間寸法を、上部ストッパー5による商品Gの受
止め支持が可能な上限寸法にしてあることから、商品G
は上部ストッパー5がブロック位置p3に保持された状
態にあっても、その上部ストッパー5と凸部16Aとの
協働で確実に受止められる。
し返し力が受止められときの上部ストッパー5の先端位
置p3(ブロック位置)と凸部16Aとの商品長手方向
視での離間寸法を、上部ストッパー5による商品Gの受
止め支持が可能な上限寸法にしてあることから、商品G
は上部ストッパー5がブロック位置p3に保持された状
態にあっても、その上部ストッパー5と凸部16Aとの
協働で確実に受止められる。
【0104】最下端商品Gの払い出しが終了すると、図
15(イ),(ロ)に示すように、下部ストッパー3が
放出位置から受止め位置に復帰し、それと同期した状態
で先の通電開始から一定時間後にソレノイド31への通
電が切られると、ロック用戻しバネ32Aの戻し付勢力
によりロック操作プレート24が下方に引き下げ操作さ
れて、そのロック操作プレート24の下端が凹部25内
に係合することでロック機構Cがロックされる。
15(イ),(ロ)に示すように、下部ストッパー3が
放出位置から受止め位置に復帰し、それと同期した状態
で先の通電開始から一定時間後にソレノイド31への通
電が切られると、ロック用戻しバネ32Aの戻し付勢力
によりロック操作プレート24が下方に引き下げ操作さ
れて、そのロック操作プレート24の下端が凹部25内
に係合することでロック機構Cがロックされる。
【0105】また、上部ストッパー用戻しバネ32Bの
戻し付勢力により、ストローク拡大レバー34の図中反
時計方向への復帰揺動を伴い、押し返し阻止機構35及
び中継リンク36が上方に引き上げ操作されて、突出支
持位置p4又はブロック位置p3にあった上部ストッパ
ー5が、第2横軸芯X2を構成する第2枢支軸30を支
点として、収納搬送通路S脇の払出フレーム2の突出口
2Cに向って円弧軌跡を描きながら斜め上方に揺動し、
払出フレーム2の突出口2Cを通して格納空間2F内に
ほぼ縦向き姿勢で格納される。
戻し付勢力により、ストローク拡大レバー34の図中反
時計方向への復帰揺動を伴い、押し返し阻止機構35及
び中継リンク36が上方に引き上げ操作されて、突出支
持位置p4又はブロック位置p3にあった上部ストッパ
ー5が、第2横軸芯X2を構成する第2枢支軸30を支
点として、収納搬送通路S脇の払出フレーム2の突出口
2Cに向って円弧軌跡を描きながら斜め上方に揺動し、
払出フレーム2の突出口2Cを通して格納空間2F内に
ほぼ縦向き姿勢で格納される。
【0106】(第2実施形態)図16〜図30に示す本
願発明の自動販売機の商品払出装置の第2実施形態は、
断熱壁で囲繞されるキャビネットの庫内に、飲料缶や飲
料瓶、ペットボトル等の複数の商品Gを下方に払い出し
可能な状態でほぼ上下方向に沿って横向き姿勢で積重ね
収納する複数の収納搬送通路Sが区画形成されるととも
に、各収納搬送通路Sの下部には、最下端に位置する商
品Gを受止め支持する下部支持手段Aと、最下端から二
番目に位置する商品Gを受止め支持する上部支持手段B
とが配設され、商品払出指令信号(販売指令信号)に基
づき最下端から二番目に位置する商品Gを受止めながら
最下端に位置する商品Gを一つずつ払い出すように構成
されている。
願発明の自動販売機の商品払出装置の第2実施形態は、
断熱壁で囲繞されるキャビネットの庫内に、飲料缶や飲
料瓶、ペットボトル等の複数の商品Gを下方に払い出し
可能な状態でほぼ上下方向に沿って横向き姿勢で積重ね
収納する複数の収納搬送通路Sが区画形成されるととも
に、各収納搬送通路Sの下部には、最下端に位置する商
品Gを受止め支持する下部支持手段Aと、最下端から二
番目に位置する商品Gを受止め支持する上部支持手段B
とが配設され、商品払出指令信号(販売指令信号)に基
づき最下端から二番目に位置する商品Gを受止めながら
最下端に位置する商品Gを一つずつ払い出すように構成
されている。
【0107】収納搬送通路Sの両側壁に横架された上下
二本の支持杆SPに収納搬送通路Sの外壁1に対向する
状態で取り付けられる板金製の払出フレーム2に、下部
支持手段A及び上部支持手段Bを組付けて、収納搬送通
路Sが隣接する場合には背中合わせ状態で組付け可能な
払出ユニットUが構成されている。
二本の支持杆SPに収納搬送通路Sの外壁1に対向する
状態で取り付けられる板金製の払出フレーム2に、下部
支持手段A及び上部支持手段Bを組付けて、収納搬送通
路Sが隣接する場合には背中合わせ状態で組付け可能な
払出ユニットUが構成されている。
【0108】下部支持手段Aには、最下端の商品Gの受
止め位置に対応する高さ位置又はその近くの商品長手方
向に沿う第1横向き軸芯X1周りでの揺動により、収納
搬送通路Sにほぼ水平姿勢で突出して最下端の商品Gを
受止め支持する受止め位置と前下がりのほぼ縦姿勢にな
って受止め商品Gを自重落下させて放出する放出位置と
に切り換え自在な下部ストッパー3と、この下部ストッ
パー3を受止め位置の側に復帰付勢する下部ストッパー
用の弾性付勢体4とが備えられるとともに、下部ストッ
パー3を受止め位置でロックするロック機構Cが備えら
れている。
止め位置に対応する高さ位置又はその近くの商品長手方
向に沿う第1横向き軸芯X1周りでの揺動により、収納
搬送通路Sにほぼ水平姿勢で突出して最下端の商品Gを
受止め支持する受止め位置と前下がりのほぼ縦姿勢にな
って受止め商品Gを自重落下させて放出する放出位置と
に切り換え自在な下部ストッパー3と、この下部ストッ
パー3を受止め位置の側に復帰付勢する下部ストッパー
用の弾性付勢体4とが備えられるとともに、下部ストッ
パー3を受止め位置でロックするロック機構Cが備えら
れている。
【0109】上部支持手段Bには、最下端から二番目に
位置する商品Gの受止め位置よりも上方に偏位した部位
の商品長手方向に沿う第2横向き軸芯X2周りでの揺動
により、最下端から二番目の商品Gを掬うように円弧軌
跡を描きながら収納搬送通路S内に突出移動して商品G
を受止め支持する突出支持位置p4と収納搬送通路S外
にほぼ縦姿勢となって待避する待機位置p1とに切り換
え自在な上部ストッパー5と、この上部ストッパー5を
待機位置p1と突出支持位置p4とに切り換え操作する
とともに、上部ストッパー5の切り換え操作に連係して
ロック機構Cをロック状態とロック解除状態とに切り換
え操作する駆動機構Dとが備えられている。
位置する商品Gの受止め位置よりも上方に偏位した部位
の商品長手方向に沿う第2横向き軸芯X2周りでの揺動
により、最下端から二番目の商品Gを掬うように円弧軌
跡を描きながら収納搬送通路S内に突出移動して商品G
を受止め支持する突出支持位置p4と収納搬送通路S外
にほぼ縦姿勢となって待避する待機位置p1とに切り換
え自在な上部ストッパー5と、この上部ストッパー5を
待機位置p1と突出支持位置p4とに切り換え操作する
とともに、上部ストッパー5の切り換え操作に連係して
ロック機構Cをロック状態とロック解除状態とに切り換
え操作する駆動機構Dとが備えられている。
【0110】上部ストッパー5は、図27〜図30に示
すように、待機位置p1から突出支持位置p4への切り
換え時に、下部ストッパー3に受止め支持される複数種
の収納予定商品Gのうちの最小商品G(横断面形状が最
小の商品)の上半部に対応し、かつ、最大商品G(横断
面形状が最大の商品)の上半部にも対応する領域に向っ
て斜め下方に突出移動するように構成されており、駆動
機構Dは、待機位置p1から突出支持位置p4に突出移
動する上部ストッパー5が最下端商品Gの上半部と当接
して負荷が増大したとき、その負荷が解消されるまで突
出移動力を付与したまま上部ストッパー5を当接位置p
2に保持するように構成されている。
すように、待機位置p1から突出支持位置p4への切り
換え時に、下部ストッパー3に受止め支持される複数種
の収納予定商品Gのうちの最小商品G(横断面形状が最
小の商品)の上半部に対応し、かつ、最大商品G(横断
面形状が最大の商品)の上半部にも対応する領域に向っ
て斜め下方に突出移動するように構成されており、駆動
機構Dは、待機位置p1から突出支持位置p4に突出移
動する上部ストッパー5が最下端商品Gの上半部と当接
して負荷が増大したとき、その負荷が解消されるまで突
出移動力を付与したまま上部ストッパー5を当接位置p
2に保持するように構成されている。
【0111】すなわち、下部ストッパー3に受止め支持
された最下端の商品Gを払い出すとき、駆動機構Dによ
る待機位置p1から突出支持位置p4への切り換え操作
により、上部ストッパー5は、下部ストッパー3に受止
め支持された最下端商品Gの上半部に対応する領域に向
って収納搬送通路S外の待機位置p1から斜め下方に突
出移動して最下端商品Gの上半部に当接し、この当接に
より負荷が増大すると、その負荷が解消するまで上部ス
トッパー5はその当接位置p2に保持される。
された最下端の商品Gを払い出すとき、駆動機構Dによ
る待機位置p1から突出支持位置p4への切り換え操作
により、上部ストッパー5は、下部ストッパー3に受止
め支持された最下端商品Gの上半部に対応する領域に向
って収納搬送通路S外の待機位置p1から斜め下方に突
出移動して最下端商品Gの上半部に当接し、この当接に
より負荷が増大すると、その負荷が解消するまで上部ス
トッパー5はその当接位置p2に保持される。
【0112】その後、下部ストッパー3に受止め支持さ
れていた最下端の商品Gが下方へ払い出されると、その
払い出しに連れ上部ストッパー5は当接位置p2から突
出支持位置p4に突出移動して最下端から二番目の商品
Gを受止め支持する。そして、最下端に位置していた商
品Gの払い出しが完了すると、駆動機構Dにより上部ス
トッパー5が突出支持位置p4から待機位置p1に切り
換え操作され、これにより、上部ストッパー5に受止め
支持されていた商品Gが次の払出予定商品として下部ス
トッパー3上に落下供給される。
れていた最下端の商品Gが下方へ払い出されると、その
払い出しに連れ上部ストッパー5は当接位置p2から突
出支持位置p4に突出移動して最下端から二番目の商品
Gを受止め支持する。そして、最下端に位置していた商
品Gの払い出しが完了すると、駆動機構Dにより上部ス
トッパー5が突出支持位置p4から待機位置p1に切り
換え操作され、これにより、上部ストッパー5に受止め
支持されていた商品Gが次の払出予定商品として下部ス
トッパー3上に落下供給される。
【0113】また、上部支持手段Bには、当接位置p2
から突出支持位置p4への突出移動過程にある上部スト
ッパー5と最下端から二番目に位置する商品Gとの当接
により上部ストッパー5を待機位置p1の側に押し返す
力が生じたとき、その押し返し力を受止めて押し返し力
による上部ストッパー5及び駆動機構Dの逆動を阻止す
る押し返し阻止機構35が設けられている。
から突出支持位置p4への突出移動過程にある上部スト
ッパー5と最下端から二番目に位置する商品Gとの当接
により上部ストッパー5を待機位置p1の側に押し返す
力が生じたとき、その押し返し力を受止めて押し返し力
による上部ストッパー5及び駆動機構Dの逆動を阻止す
る押し返し阻止機構35が設けられている。
【0114】払出ユニットUの払出フレーム2は、図1
6〜図19に示すように、収納搬送通路Sの外壁1に対
向する上側ガイド壁面2aを備えた上側フレーム部2A
と、同じく収納搬送通路Sの外壁1に対向する下側ガイ
ド壁面2bを備えた下側フレーム部2Bとから構成され
るとともに、上側ガイド壁面2aと下側ガイド壁面2b
との間には、上部ストッパー5を収納搬送通路Sに向っ
て突出させる突出口2Cが形成されている。
6〜図19に示すように、収納搬送通路Sの外壁1に対
向する上側ガイド壁面2aを備えた上側フレーム部2A
と、同じく収納搬送通路Sの外壁1に対向する下側ガイ
ド壁面2bを備えた下側フレーム部2Bとから構成され
るとともに、上側ガイド壁面2aと下側ガイド壁面2b
との間には、上部ストッパー5を収納搬送通路Sに向っ
て突出させる突出口2Cが形成されている。
【0115】下部ストッパー3の取り付け構造について
は、図16〜図21に示すように、払出フレーム2の下
側フレーム部2Bにおいて収納搬送通路Sとは反対側に
折り曲げ形成された一対の取付け側板2D夫々に縦長の
長孔11を形成し、これら長孔11に下部ストッパー用
揺動支軸として横向きの第1支軸10を一定範囲内での
上下移動が自在な状態で横架し、この第1支軸10に、
下部ストッパー3の基端ボス部3Aと、下部ストッパー
3を支持するストッパー受け部3Bの基端ボス部とを回
動自在に取り付けてある。
は、図16〜図21に示すように、払出フレーム2の下
側フレーム部2Bにおいて収納搬送通路Sとは反対側に
折り曲げ形成された一対の取付け側板2D夫々に縦長の
長孔11を形成し、これら長孔11に下部ストッパー用
揺動支軸として横向きの第1支軸10を一定範囲内での
上下移動が自在な状態で横架し、この第1支軸10に、
下部ストッパー3の基端ボス部3Aと、下部ストッパー
3を支持するストッパー受け部3Bの基端ボス部とを回
動自在に取り付けてある。
【0116】また、下部ストッパー3の連設部材である
ストッパー受け部3Bに第1支軸10と平行な横向きの
第2支軸12を横架するとともに、下側フレーム部2B
の両取付け側板2Dの下端側に第1支軸10と平行な姿
勢で第1支軸10の下方に位置する横向きの第3支軸1
3を横架し、これに対し、下部ストッパー3の下方に配
したロアーリンク14の上端ボス部14Aを第2支軸1
2に回動自在に取り付け、かつ、ロアーリンク14の下
端ボス部14Bを第3支軸13に回動自在に取り付けて
ある。
ストッパー受け部3Bに第1支軸10と平行な横向きの
第2支軸12を横架するとともに、下側フレーム部2B
の両取付け側板2Dの下端側に第1支軸10と平行な姿
勢で第1支軸10の下方に位置する横向きの第3支軸1
3を横架し、これに対し、下部ストッパー3の下方に配
したロアーリンク14の上端ボス部14Aを第2支軸1
2に回動自在に取り付け、かつ、ロアーリンク14の下
端ボス部14Bを第3支軸13に回動自在に取り付けて
ある。
【0117】そして、第3支軸13には、ロアーリンク
14を第3支軸13周りで第1支軸10からの離間側
(すなわち、収納搬送通路Sの側)に回転付勢する下部
ストッパー用弾性付勢体4としての捻じりコイルバネ4
Aを装着し、また、第1支軸10と第3支軸13とにわ
たっては、第1支軸10を長孔11の下端側に付勢する
同じく下部ストッパー用弾性付勢体4としての引張コイ
ルバネ4Bを装着してありる。
14を第3支軸13周りで第1支軸10からの離間側
(すなわち、収納搬送通路Sの側)に回転付勢する下部
ストッパー用弾性付勢体4としての捻じりコイルバネ4
Aを装着し、また、第1支軸10と第3支軸13とにわ
たっては、第1支軸10を長孔11の下端側に付勢する
同じく下部ストッパー用弾性付勢体4としての引張コイ
ルバネ4Bを装着してありる。
【0118】つまり、ロック機構Cがロック状態からロ
ック解除状態に切り換え操作されると、自重落下する最
下端商品Gの荷重を受けて、下部ストッパー3の基端ボ
ス部3Aに挿通された第1支軸10が引張コイルバネ4
Bの弾性付勢力に抗して長孔11の上方側に移動すると
同時に、ロアーリンク14が捻じりコイルバネ4Aの弾
性付勢力に抗して第3支軸13周りで下側フレーム部2
内に引込み揺動し、これらの動作を伴って下部ストッパ
ー3が水平姿勢の受止め位置から前下がり縦姿勢の放出
位置へ第1支軸10周りでの揺動により切り換わる。
ック解除状態に切り換え操作されると、自重落下する最
下端商品Gの荷重を受けて、下部ストッパー3の基端ボ
ス部3Aに挿通された第1支軸10が引張コイルバネ4
Bの弾性付勢力に抗して長孔11の上方側に移動すると
同時に、ロアーリンク14が捻じりコイルバネ4Aの弾
性付勢力に抗して第3支軸13周りで下側フレーム部2
内に引込み揺動し、これらの動作を伴って下部ストッパ
ー3が水平姿勢の受止め位置から前下がり縦姿勢の放出
位置へ第1支軸10周りでの揺動により切り換わる。
【0119】また、最下端商品Gの払い出しが終了する
と、逆に、下部ストッパー3の基端ボス部3Aに挿通さ
れた第1支軸10が引張コイルバネ4Bの弾性付勢力で
長孔11の下端側に移動すると同時に、ロアーリンク1
4が捻じりコイルバネ4Aの弾性付勢力で収納搬送通路
Sの側に揺動し、これらの動作を伴って下部ストッパー
3が前下がり縦姿勢の放出位置から水平姿勢の受止め位
置へ第1支軸10周りでの揺動により切り換わる。
と、逆に、下部ストッパー3の基端ボス部3Aに挿通さ
れた第1支軸10が引張コイルバネ4Bの弾性付勢力で
長孔11の下端側に移動すると同時に、ロアーリンク1
4が捻じりコイルバネ4Aの弾性付勢力で収納搬送通路
Sの側に揺動し、これらの動作を伴って下部ストッパー
3が前下がり縦姿勢の放出位置から水平姿勢の受止め位
置へ第1支軸10周りでの揺動により切り換わる。
【0120】ロック機構Cには、図16〜図21に示す
ように、下部ストッパー3と連動するロックリンク20
の上方移動を阻止して下部ストッパー3の放出位置への
切り換わりを阻止する図21の(イ)に示す如き倒れ姿
勢とロックリンク20の上方移動を許して下部ストッパ
ー3の放出位置への切り換わりを許す図21の(ロ)に
示す如き立ち姿勢とにわたって横向きの枢支軸21周り
で揺動自在なロックブロック22と、下部ストッパー3
の受止め位置への切り換わりに伴うロックリンク20の
下方移動過程でロックブロック22下端部の突片22a
に係合することによりロックブロック22を下部ストッ
パー3と連動させて倒れ姿勢に切り換わり作動させる連
動切換具としてのロックリンク20上端部の強制戻し片
20aと、アクチュエータとして駆動機構Dに備えられ
る後述ソレノイド31の非駆動状態への切り換え時(す
なわち通電停止時)にロック用弾性付勢体としてのロッ
ク用戻しバネ32Aの付勢力によるロックブロック22
上方からの下方移動でロックブロック22の立ち姿勢位
置に介入してロックブロック22の立ち姿勢への切り換
わりを阻止するロック操作具としてのロック操作プレー
ト24とが備えられている。
ように、下部ストッパー3と連動するロックリンク20
の上方移動を阻止して下部ストッパー3の放出位置への
切り換わりを阻止する図21の(イ)に示す如き倒れ姿
勢とロックリンク20の上方移動を許して下部ストッパ
ー3の放出位置への切り換わりを許す図21の(ロ)に
示す如き立ち姿勢とにわたって横向きの枢支軸21周り
で揺動自在なロックブロック22と、下部ストッパー3
の受止め位置への切り換わりに伴うロックリンク20の
下方移動過程でロックブロック22下端部の突片22a
に係合することによりロックブロック22を下部ストッ
パー3と連動させて倒れ姿勢に切り換わり作動させる連
動切換具としてのロックリンク20上端部の強制戻し片
20aと、アクチュエータとして駆動機構Dに備えられ
る後述ソレノイド31の非駆動状態への切り換え時(す
なわち通電停止時)にロック用弾性付勢体としてのロッ
ク用戻しバネ32Aの付勢力によるロックブロック22
上方からの下方移動でロックブロック22の立ち姿勢位
置に介入してロックブロック22の立ち姿勢への切り換
わりを阻止するロック操作具としてのロック操作プレー
ト24とが備えられている。
【0121】つまり、下部ストッパー3の受止め位置へ
の切り換わり時にロックブロック22をロックリンク2
0の強制戻し片20aにより下部ストッパー3と連動さ
せて倒れ姿勢に切り換わり作動させ、それとタイミング
を合わせて、ソレノイド31の非駆動状態への切り換え
によりロック操作プレート24をロックブロック22上
方からの下方移動でロックブロック22の立ち姿勢位置
に介入させてロックブロック22の立ち姿勢への切り換
わりを阻止することにより、ロックリンク20の上方移
動を阻止して下部ストッパー3を受止め位置にロックす
る。
の切り換わり時にロックブロック22をロックリンク2
0の強制戻し片20aにより下部ストッパー3と連動さ
せて倒れ姿勢に切り換わり作動させ、それとタイミング
を合わせて、ソレノイド31の非駆動状態への切り換え
によりロック操作プレート24をロックブロック22上
方からの下方移動でロックブロック22の立ち姿勢位置
に介入させてロックブロック22の立ち姿勢への切り換
わりを阻止することにより、ロックリンク20の上方移
動を阻止して下部ストッパー3を受止め位置にロックす
る。
【0122】また、商品Gの払い出し時には、ソレノイ
ド31の駆動状態へ切り換えることでロック操作プレー
ト24をソレノイド31の電磁吸着力によりロック用戻
しバネ32Aの付勢力に抗し上方移動させて、この上方
移動によりロックブロック立ち姿勢位置への介入状態を
解除し、これにより、ロックブロック22の立ち姿勢へ
の切り換わり作動を許すとともにロックリンク20の上
方移動を許して、商品重量による下部ストッパー3の放
出位置への切り換わりを許す。
ド31の駆動状態へ切り換えることでロック操作プレー
ト24をソレノイド31の電磁吸着力によりロック用戻
しバネ32Aの付勢力に抗し上方移動させて、この上方
移動によりロックブロック立ち姿勢位置への介入状態を
解除し、これにより、ロックブロック22の立ち姿勢へ
の切り換わり作動を許すとともにロックリンク20の上
方移動を許して、商品重量による下部ストッパー3の放
出位置への切り換わりを許す。
【0123】収納搬送通路Sの構造については、図1
6、図17に示すように、収納搬送通路Sの外壁1のう
ち上部ストッパー5の突出移動箇所に対向する部位、換
言すれば、突出支持位置p4にある上部ストッパー5の
先端部に相対向する部位には、収納搬送通路Sの内方へ
突出する凸部16Aを設けてあり、押し返し阻止機構3
5により押し返し力が受止められときの上部ストッパー
5の先端位置p3(以下、ブロック位置と称す)と凸部
16Aとの商品長手方向視での離間寸法H(図29
(ロ)参照)を、上部ストッパー5による商品Gの受止
め支持が可能な上限寸法(当該実施形態では上部ストッ
パー5による角ペットボトル商品の受止め支持が可能な
上限寸法であって、例えば、H=50.93)にしてあ
る。
6、図17に示すように、収納搬送通路Sの外壁1のう
ち上部ストッパー5の突出移動箇所に対向する部位、換
言すれば、突出支持位置p4にある上部ストッパー5の
先端部に相対向する部位には、収納搬送通路Sの内方へ
突出する凸部16Aを設けてあり、押し返し阻止機構3
5により押し返し力が受止められときの上部ストッパー
5の先端位置p3(以下、ブロック位置と称す)と凸部
16Aとの商品長手方向視での離間寸法H(図29
(ロ)参照)を、上部ストッパー5による商品Gの受止
め支持が可能な上限寸法(当該実施形態では上部ストッ
パー5による角ペットボトル商品の受止め支持が可能な
上限寸法であって、例えば、H=50.93)にしてあ
る。
【0124】また、収納搬送通路Sの外壁1のうち、上
記凸部16Aよりも上方の部位には、収納搬送通路Sに
おいて上部ストッパー5の突出移動箇所よりも上方に位
置する商品Gを収納搬送通路Sの幅方向で上部ストッパ
ー5の配備側へ弾性付勢力をもって寄せる商品寄せ具1
6Bを設けてある。
記凸部16Aよりも上方の部位には、収納搬送通路Sに
おいて上部ストッパー5の突出移動箇所よりも上方に位
置する商品Gを収納搬送通路Sの幅方向で上部ストッパ
ー5の配備側へ弾性付勢力をもって寄せる商品寄せ具1
6Bを設けてある。
【0125】上部ストッパー5は、図16〜図20に示
すように、商品長手方向の寸法が商品Gよりも長尺の商
品受け部5Aと、この商品受け部5Aにおける商品長手
方向の両端部から上方に延設した一対の揺動アーム部5
Bとで構成してあり、その取り付けについては、収納搬
送通路Sの両側壁部を形成する側板フレームとしての側
板部材2Eを主装置フレームとしての上側フレーム部2
A及び下側フレーム部2Bにおける商品長手方向の両端
部から収納搬送通路Sの側に突設するとともに、それら
側板部材2Eの収納搬送通路S内方側に内カバー2Jを
取り付けて、この内カバー2Jに形成した筒軸部30b
と側板部材2Eに形成した筒軸部30aとの嵌合により
軸芯方向が商品長手方向に沿う枢支軸30を形成し、こ
の枢支軸30に対し揺動アーム部5Bを内カバー2Jと
側板部材2Eとの間に介在させた状態で揺動自在に連結
してある。
すように、商品長手方向の寸法が商品Gよりも長尺の商
品受け部5Aと、この商品受け部5Aにおける商品長手
方向の両端部から上方に延設した一対の揺動アーム部5
Bとで構成してあり、その取り付けについては、収納搬
送通路Sの両側壁部を形成する側板フレームとしての側
板部材2Eを主装置フレームとしての上側フレーム部2
A及び下側フレーム部2Bにおける商品長手方向の両端
部から収納搬送通路Sの側に突設するとともに、それら
側板部材2Eの収納搬送通路S内方側に内カバー2Jを
取り付けて、この内カバー2Jに形成した筒軸部30b
と側板部材2Eに形成した筒軸部30aとの嵌合により
軸芯方向が商品長手方向に沿う枢支軸30を形成し、こ
の枢支軸30に対し揺動アーム部5Bを内カバー2Jと
側板部材2Eとの間に介在させた状態で揺動自在に連結
してある。
【0126】上部ストッパー5の商品受け部5Aは、突
出支持位置p4から待機位置p1に切り換え操作された
とき、払出フレーム2の突出口2Cを通して格納空間2
F内にほぼ縦向き姿勢で格納されるように構成してあ
り、待機位置p1から突出支持位置p4への切り換え操
作時には、下部ストッパー3に受止められた最下端商品
Gの上半部のうち、最下端商品Gの中心位置から二番目
に位置する商品Gの底部位置までの範囲に相当する領域
に向って円弧軌跡を描きながら斜め下方に突出移動する
ように構成してある。
出支持位置p4から待機位置p1に切り換え操作された
とき、払出フレーム2の突出口2Cを通して格納空間2
F内にほぼ縦向き姿勢で格納されるように構成してあ
り、待機位置p1から突出支持位置p4への切り換え操
作時には、下部ストッパー3に受止められた最下端商品
Gの上半部のうち、最下端商品Gの中心位置から二番目
に位置する商品Gの底部位置までの範囲に相当する領域
に向って円弧軌跡を描きながら斜め下方に突出移動する
ように構成してある。
【0127】また、上部ストッパー5の商品受け部5A
の上面(すなわち、上部ストッパー5の商品受止め面)
には、その面上における受止め商品Gの座りを不安定化
する膨出部5a設けてある。
の上面(すなわち、上部ストッパー5の商品受止め面)
には、その面上における受止め商品Gの座りを不安定化
する膨出部5a設けてある。
【0128】駆動機構Dには、図19,図20に示すよ
うに、払出フレーム2の上側フレーム部2Aの背面側
に、ロック機構Cのロック解除作動及び上部ストッパー
5の突出支持位置p4への切り換え作動を司るアクチュ
エータとしてのソレノイド31と、ロック機構Cのロッ
ク作動を司る捻りコイルバネ利用のロック用戻しバネ3
2Aと、上部ストッパー5の待機位置p1への切り換え
作動を司る引張コイルバネ利用の上部ストッパー用戻し
バネ32Bとが備えられており、ソレノイド31のプラ
ンジャー31Aに連結されたソレノイドプレート31B
にはロック操作プレート24が連結軸29’を介して一
体的に連結され、一方、駆動機構Dと上部ストッパー5
とを結ぶ上部ストッパー用の連係機構としてソレノイド
プレート31B及びロック操作プレート24と上部スト
ッパー5とを連係する連係機構33が設けられている。
うに、払出フレーム2の上側フレーム部2Aの背面側
に、ロック機構Cのロック解除作動及び上部ストッパー
5の突出支持位置p4への切り換え作動を司るアクチュ
エータとしてのソレノイド31と、ロック機構Cのロッ
ク作動を司る捻りコイルバネ利用のロック用戻しバネ3
2Aと、上部ストッパー5の待機位置p1への切り換え
作動を司る引張コイルバネ利用の上部ストッパー用戻し
バネ32Bとが備えられており、ソレノイド31のプラ
ンジャー31Aに連結されたソレノイドプレート31B
にはロック操作プレート24が連結軸29’を介して一
体的に連結され、一方、駆動機構Dと上部ストッパー5
とを結ぶ上部ストッパー用の連係機構としてソレノイド
プレート31B及びロック操作プレート24と上部スト
ッパー5とを連係する連係機構33が設けられている。
【0129】そして、それらのうちソレノイド31及び
ロック操作プレート24が上側フレーム部2Aに対して
商品長手方向の一側部に、かつ、連係機構33が上側フ
レーム部2Aに対して商品長手方向の他側部に位置する
状態で横並びに配設されるとともに、連係機構33に
は、ソレノイド31の作動ストロークを拡大して上部ス
トッパー5に伝達するストローク拡大手段34が設けら
れている。
ロック操作プレート24が上側フレーム部2Aに対して
商品長手方向の一側部に、かつ、連係機構33が上側フ
レーム部2Aに対して商品長手方向の他側部に位置する
状態で横並びに配設されるとともに、連係機構33に
は、ソレノイド31の作動ストロークを拡大して上部ス
トッパー5に伝達するストローク拡大手段34が設けら
れている。
【0130】連係機構33は、連結軸29’を介してソ
レノイドプレート31Bとロック操作プレート24とに
一端が係合連結され、かつ、通路幅方向に沿う水平軸芯
周りでシーソー揺動自在なストローク拡大手段としての
ストローク拡大レバー34と、上部ストッパー5の基端
部に相対揺動自在に枢支連結された中継リンク36と、
ストローク拡大レバー34の他端と中継リンク36との
間に介在された押し返し阻止機構35とから構成されて
いる。
レノイドプレート31Bとロック操作プレート24とに
一端が係合連結され、かつ、通路幅方向に沿う水平軸芯
周りでシーソー揺動自在なストローク拡大手段としての
ストローク拡大レバー34と、上部ストッパー5の基端
部に相対揺動自在に枢支連結された中継リンク36と、
ストローク拡大レバー34の他端と中継リンク36との
間に介在された押し返し阻止機構35とから構成されて
いる。
【0131】ストローク拡大レバー34は、ソレノイド
31側に片寄った位置で枢支ピン39により払出フレー
ム2に枢着されていて、枢支ピン39からソレノイドプ
レート31B及びロック操作プレート24との係合位置
までのレバー長さと、枢支ピン39から押し返し阻止機
構35との連結位置までのレバー長さとのレバー比によ
り、ソレノイド31の作動ストロークを設定倍数(例え
ば2.5倍程度)に拡大する。
31側に片寄った位置で枢支ピン39により払出フレー
ム2に枢着されていて、枢支ピン39からソレノイドプ
レート31B及びロック操作プレート24との係合位置
までのレバー長さと、枢支ピン39から押し返し阻止機
構35との連結位置までのレバー長さとのレバー比によ
り、ソレノイド31の作動ストロークを設定倍数(例え
ば2.5倍程度)に拡大する。
【0132】ストローク拡大レバー34の一端側をソレ
ノイドプレート31Bとロック操作プレート24と共に
連結軸29’で係合連結してあるのに対し、ロック機構
Cのロック作動を司るロック用戻しバネ32Aは、スト
ローク拡大レバー34の枢支ピン周部34aに環装さ
れ、ロック用戻しバネ32Aの一端が連結軸29’に掛
止され、他端が固定部としてストローク拡大レバー34
の上方で払出フレーム2に係止固定されていて、これに
より、通電によってソレノイド31のプランジャー31
Aが上方に吸着作動するときには、ロック用戻しバネ3
2A及び上部ストッパー用戻しバネ32Bの戻し付勢力
に抗して、ソレノイド31の電磁吸着力(すなわち駆動
力)によりストローク拡大レバー34が上部ストッパー
5を待機位置p1から突出作動させる側に揺動操作(図
上において右回りに揺動操作)されるとともに、それと
一体的にロック操作プレート24がソレノイド31の電
磁吸着力により上方(すなわち、ロック機構Cのロック
解除側)に引き上げ操作される。
ノイドプレート31Bとロック操作プレート24と共に
連結軸29’で係合連結してあるのに対し、ロック機構
Cのロック作動を司るロック用戻しバネ32Aは、スト
ローク拡大レバー34の枢支ピン周部34aに環装さ
れ、ロック用戻しバネ32Aの一端が連結軸29’に掛
止され、他端が固定部としてストローク拡大レバー34
の上方で払出フレーム2に係止固定されていて、これに
より、通電によってソレノイド31のプランジャー31
Aが上方に吸着作動するときには、ロック用戻しバネ3
2A及び上部ストッパー用戻しバネ32Bの戻し付勢力
に抗して、ソレノイド31の電磁吸着力(すなわち駆動
力)によりストローク拡大レバー34が上部ストッパー
5を待機位置p1から突出作動させる側に揺動操作(図
上において右回りに揺動操作)されるとともに、それと
一体的にロック操作プレート24がソレノイド31の電
磁吸着力により上方(すなわち、ロック機構Cのロック
解除側)に引き上げ操作される。
【0133】そして、ソレノイド31の通電を停止した
とき(すなわち非駆動状態への切り換え時)には、上部
ストッパー用戻しバネ32Bの戻し付勢力及びロック用
戻しバネ32Aの戻し付勢力によりストローク拡大レバ
ー34が復帰揺動操作(図上において左回りに揺動操
作)されて上部ストッパー5が突出支持位置p4から待
機位置p1に切り換えられるとともに、それと連動し
て、ロック操作プレート24が下方へ引き下げ操作され
てロック機構Cのロック状態への切り換えが行われる。
とき(すなわち非駆動状態への切り換え時)には、上部
ストッパー用戻しバネ32Bの戻し付勢力及びロック用
戻しバネ32Aの戻し付勢力によりストローク拡大レバ
ー34が復帰揺動操作(図上において左回りに揺動操
作)されて上部ストッパー5が突出支持位置p4から待
機位置p1に切り換えられるとともに、それと連動し
て、ロック操作プレート24が下方へ引き下げ操作され
てロック機構Cのロック状態への切り換えが行われる。
【0134】ソレノイドプレート31B、ロック操作プ
レート24、ストローク拡大レバー34、押し返し阻止
機構35の夫々は、払出ユニットUの収納搬送通路側表
面、つまり、上側ガイド壁面2a及び下側ガイド壁面2
bに沿う姿勢に構成されているため払出ユニットUの厚
みが薄くなり、かつ、ストローク拡大レバー34を横向
き姿勢で配置することによって、ソレノイド31の横側
部で、かつ、ストローク拡大レバー34の上方位置に、
背中合わせ状態で取付けられる他の払出ユニットUのソ
レノイド31が入込み可能な窪み部2Gを形成できるこ
とから、特に、二つの払出ユニットUを背中合わせ状態
で組付けたときの厚みを薄くすることができる。
レート24、ストローク拡大レバー34、押し返し阻止
機構35の夫々は、払出ユニットUの収納搬送通路側表
面、つまり、上側ガイド壁面2a及び下側ガイド壁面2
bに沿う姿勢に構成されているため払出ユニットUの厚
みが薄くなり、かつ、ストローク拡大レバー34を横向
き姿勢で配置することによって、ソレノイド31の横側
部で、かつ、ストローク拡大レバー34の上方位置に、
背中合わせ状態で取付けられる他の払出ユニットUのソ
レノイド31が入込み可能な窪み部2Gを形成できるこ
とから、特に、二つの払出ユニットUを背中合わせ状態
で組付けたときの厚みを薄くすることができる。
【0135】押し返し阻止機構35は、図19,図20
及び図22〜図26に示すように、連係機構33におい
て上部ストッパー5との連動状態で上下に往復動的に移
動動作し、かつ、突出移動する上部ストッパー5と最下
端から二番目に位置する商品Gとの当接で上部ストッパ
ー5を待機位置p1の側に押し返す力が生じたときにそ
の押し返し力により非係止姿勢から係止姿勢に切替わる
係止具35Aと、上部ストッパー5の待機位置p1の側
への移動に伴う係止具35Aの上昇移動動作(すなわち
復動作)において非係止姿勢にある係止具35Aの通過
は許すのに対し係止姿勢にある係止具35Aの通過を係
止具35Aとの当接により阻止するように係止具35A
の移動動作経路の途中に設けられた当接部35Bとを備
えており、この当接部35Bでの当接による係止具35
Aの通過阻止により、押し返し力を当接部35Bで受止
めてその押し返し力の駆動機構Dへの伝達そのものを阻
止する。
及び図22〜図26に示すように、連係機構33におい
て上部ストッパー5との連動状態で上下に往復動的に移
動動作し、かつ、突出移動する上部ストッパー5と最下
端から二番目に位置する商品Gとの当接で上部ストッパ
ー5を待機位置p1の側に押し返す力が生じたときにそ
の押し返し力により非係止姿勢から係止姿勢に切替わる
係止具35Aと、上部ストッパー5の待機位置p1の側
への移動に伴う係止具35Aの上昇移動動作(すなわち
復動作)において非係止姿勢にある係止具35Aの通過
は許すのに対し係止姿勢にある係止具35Aの通過を係
止具35Aとの当接により阻止するように係止具35A
の移動動作経路の途中に設けられた当接部35Bとを備
えており、この当接部35Bでの当接による係止具35
Aの通過阻止により、押し返し力を当接部35Bで受止
めてその押し返し力の駆動機構Dへの伝達そのものを阻
止する。
【0136】さらに具体的には、押し返し阻止機構35
は、ストローク拡大レバー34の揺動に連動して上下動
するように背面側でストローク拡大レバー34の他端に
係合連結した駆動機構側連係部材としての外側連係プレ
ート50、その外側連係プレート50との上下方向での
相対移動のみを許すように外側連係プレート50に対し
内嵌状に係合させた状態で下端部を中継リンク36に連
結した上部ストッパー側連係部材としての内側連係プレ
ート51、上部の第1枢支部aを内側連係プレート51
に形成の縦向きの長穴51aを通じて外側連係プレート
50に形成の係合穴50aに対しピン52により係合さ
せ、かつ、第1枢支部aに対して対角位置にある下部の
第3枢支部bを内側連係プレート51に連結した前記係
止具35Aとしての菱形構造の4節リンク53、両側縁
部をガイド54aとして内側連係プレート51及び外側
連係プレート50の上下移動動作を案内(換言すれば、
4節リンク53の上下移動動作を案内)するように払出
フレーム2に連結固定したガイドプレート54、並び
に、そのガイドプレート54における両側縁部のガイド
54aに形成した前記当接部35Bとしての段部55で
構成してある。
は、ストローク拡大レバー34の揺動に連動して上下動
するように背面側でストローク拡大レバー34の他端に
係合連結した駆動機構側連係部材としての外側連係プレ
ート50、その外側連係プレート50との上下方向での
相対移動のみを許すように外側連係プレート50に対し
内嵌状に係合させた状態で下端部を中継リンク36に連
結した上部ストッパー側連係部材としての内側連係プレ
ート51、上部の第1枢支部aを内側連係プレート51
に形成の縦向きの長穴51aを通じて外側連係プレート
50に形成の係合穴50aに対しピン52により係合さ
せ、かつ、第1枢支部aに対して対角位置にある下部の
第3枢支部bを内側連係プレート51に連結した前記係
止具35Aとしての菱形構造の4節リンク53、両側縁
部をガイド54aとして内側連係プレート51及び外側
連係プレート50の上下移動動作を案内(換言すれば、
4節リンク53の上下移動動作を案内)するように払出
フレーム2に連結固定したガイドプレート54、並び
に、そのガイドプレート54における両側縁部のガイド
54aに形成した前記当接部35Bとしての段部55で
構成してある。
【0137】そして、前記当接部35Bとしての段部5
5は、上部ストッパー5の待機位置p1の側への移動に
伴う4節リンク53の上昇移動動作(復動作)において
前記押し返し力により第2枢支部cと第4枢支部dとの
離間寸法が大きくなった幅広の4節リンク53の通過を
第2枢支部c及び第4枢支部dとの当接により阻止する
ものにしてあり、また、上部ストッパー用戻しバネ32
Bは、その下端を外側連係プレート50に連結し、か
つ、上端を固定部としての払出フレーム2に連結してあ
る。
5は、上部ストッパー5の待機位置p1の側への移動に
伴う4節リンク53の上昇移動動作(復動作)において
前記押し返し力により第2枢支部cと第4枢支部dとの
離間寸法が大きくなった幅広の4節リンク53の通過を
第2枢支部c及び第4枢支部dとの当接により阻止する
ものにしてあり、また、上部ストッパー用戻しバネ32
Bは、その下端を外側連係プレート50に連結し、か
つ、上端を固定部としての払出フレーム2に連結してあ
る。
【0138】さらに、ガイドプレート54において4節
リンク53の移動動作経路を形成するのに、段部55よ
りも下側の経路部分は4節リンク53の幅広係止姿勢へ
の切替わりを許す大きな幅寸法L2の経路とするのに対
し、段部55よりも上側の経路部分は第2枢支部c及び
第4枢支部dとの当接により4節リンク53の幅広係止
姿勢への切替わりを阻止する小さな幅寸法L1の経路に
してあり、これにより、上部ストッパー5の突出支持位
置p4の側へ移動に伴う4節リンク53の下降移動動作
(往動作)において4節リンク53が段部55に至る
(すなわち、前記係止具35Aが当接部35Bに至る)
までは4節リンク53を幅狭の非係止姿勢に保つように
してある。
リンク53の移動動作経路を形成するのに、段部55よ
りも下側の経路部分は4節リンク53の幅広係止姿勢へ
の切替わりを許す大きな幅寸法L2の経路とするのに対
し、段部55よりも上側の経路部分は第2枢支部c及び
第4枢支部dとの当接により4節リンク53の幅広係止
姿勢への切替わりを阻止する小さな幅寸法L1の経路に
してあり、これにより、上部ストッパー5の突出支持位
置p4の側へ移動に伴う4節リンク53の下降移動動作
(往動作)において4節リンク53が段部55に至る
(すなわち、前記係止具35Aが当接部35Bに至る)
までは4節リンク53を幅狭の非係止姿勢に保つように
してある。
【0139】つまり、図22は上部ストッパー5が待機
位置p1にあるときの押し返し阻止機構35の状態を示
し、また、図23(ロ)において二点鎖線で示した4節
リンク53は上部ストッパー5が待機位置p1からの突
出移動で下部ストッパー3に受止め支持されている最下
端商品Gに当接して当接位置p2にあるときの4節リン
ク53の状態を示し、いずれも4節リンク53は小幅寸
法L1の経路により幅狭の非係止姿勢に保持されてい
る。
位置p1にあるときの押し返し阻止機構35の状態を示
し、また、図23(ロ)において二点鎖線で示した4節
リンク53は上部ストッパー5が待機位置p1からの突
出移動で下部ストッパー3に受止め支持されている最下
端商品Gに当接して当接位置p2にあるときの4節リン
ク53の状態を示し、いずれも4節リンク53は小幅寸
法L1の経路により幅狭の非係止姿勢に保持されてい
る。
【0140】図23は上部ストッパー5が当接位置p2
から突出支持位置p4に向かって突出作動しているとき
の押し返し阻止機構35の状態を示し、この状態ではソ
レノイド31の吸着力がストローク拡大レバー34を介
して外側連係プレート50に作用する反面、上部ストッ
パー5の重量が中継リンク36を介して内側連係プレー
ト51に掛かるため、4節リンク53は幅狭の非係止姿
勢ないしそれに近い姿勢にある。
から突出支持位置p4に向かって突出作動しているとき
の押し返し阻止機構35の状態を示し、この状態ではソ
レノイド31の吸着力がストローク拡大レバー34を介
して外側連係プレート50に作用する反面、上部ストッ
パー5の重量が中継リンク36を介して内側連係プレー
ト51に掛かるため、4節リンク53は幅狭の非係止姿
勢ないしそれに近い姿勢にある。
【0141】また、図24は上部ストッパー5が突出支
持位置p4にあるときの押し返し阻止機構35の状態を
示すが、上部ストッパー5が突出支持位置p4にあると
きにはストローク拡大レバー34を介して外側連係プレ
ート50に作用するソレノイド31の吸着力により4節
リンク53は幅広の係止姿勢になっている。
持位置p4にあるときの押し返し阻止機構35の状態を
示すが、上部ストッパー5が突出支持位置p4にあると
きにはストローク拡大レバー34を介して外側連係プレ
ート50に作用するソレノイド31の吸着力により4節
リンク53は幅広の係止姿勢になっている。
【0142】一方、図25は当接位置p2から突出支持
位置p4へ向かって突出移動する上部ストッパー5と最
下端から二番目に位置する商品Gとの当接により上部ス
トッパー5を待機位置p1の側へ押し返す力が生じて、
その押し返し力により幅広の係止姿勢になった4節リン
ク53が上方への若干の戻り移動途中で段部55により
通過阻止された状態を示し、この状態において上部スト
ッパー5は前記ブロック位置p3で保持される。
位置p4へ向かって突出移動する上部ストッパー5と最
下端から二番目に位置する商品Gとの当接により上部ス
トッパー5を待機位置p1の側へ押し返す力が生じて、
その押し返し力により幅広の係止姿勢になった4節リン
ク53が上方への若干の戻り移動途中で段部55により
通過阻止された状態を示し、この状態において上部スト
ッパー5は前記ブロック位置p3で保持される。
【0143】図26は上部ストッパー5が上部ストッパ
ー用戻しバネ32Bの復帰付勢力により突出支持位置p
4から待機位置p1へ戻されるときの押し返し阻止機構
35の状態を示し、この状態では上部ストッパー用戻し
バネ32Bにより外側連係プレート50が引き上げられ
ることで4節リンク53は幅狭の非係止姿勢になってい
る。また、前記押し返し力の発生でブロック位置p3に
保持された上部ストッパー5が上部ストッパー用戻しバ
ネ32Bの復帰付勢力により待機位置p1に戻される際
にも、これと同様に4節リンク53は幅狭の非係止姿勢
になる。
ー用戻しバネ32Bの復帰付勢力により突出支持位置p
4から待機位置p1へ戻されるときの押し返し阻止機構
35の状態を示し、この状態では上部ストッパー用戻し
バネ32Bにより外側連係プレート50が引き上げられ
ることで4節リンク53は幅狭の非係止姿勢になってい
る。また、前記押し返し力の発生でブロック位置p3に
保持された上部ストッパー5が上部ストッパー用戻しバ
ネ32Bの復帰付勢力により待機位置p1に戻される際
にも、これと同様に4節リンク53は幅狭の非係止姿勢
になる。
【0144】上述の如く構成された商品払出装置の払出
作動について説明すると、先ず、払出指令信号(販売指
令信号)が出力されていない待機状態では、図27
(イ)に示すように、下部ストッパー3はロック機構C
によって受止め位置にロックされているとともに、上部
ストッパー5は、払出フレーム2の格納空間2F内の待
機位置p1に格納されている。
作動について説明すると、先ず、払出指令信号(販売指
令信号)が出力されていない待機状態では、図27
(イ)に示すように、下部ストッパー3はロック機構C
によって受止め位置にロックされているとともに、上部
ストッパー5は、払出フレーム2の格納空間2F内の待
機位置p1に格納されている。
【0145】このとき、下部ストッパー3の先端側で受
止められている最下端商品Gが外壁1の凸部16Aに当
接して、この凸部16Aの突出代だけ最下端商品Gが上
部ストッパー5の配備側(すなわち、払出フレーム2の
側)に寄せられるため、下部ストッパー3に受止め支持
される商品Gの上半部に対応する突入領域が上方に偏位
し、その分だけ上部ストッパー5の突入高さ位置を高く
設定して、特に、角ペットボトル商品の払出時における
挟み込みを抑制することができるとともに、上部ストッ
パー5の作動ストロークが同一の条件下においては、凸
部16Aが設けられていない場合に比して収納可能な最
小商品Gの外径が小さくなるから、販売可能な商品Gの
種類が増加することになる。
止められている最下端商品Gが外壁1の凸部16Aに当
接して、この凸部16Aの突出代だけ最下端商品Gが上
部ストッパー5の配備側(すなわち、払出フレーム2の
側)に寄せられるため、下部ストッパー3に受止め支持
される商品Gの上半部に対応する突入領域が上方に偏位
し、その分だけ上部ストッパー5の突入高さ位置を高く
設定して、特に、角ペットボトル商品の払出時における
挟み込みを抑制することができるとともに、上部ストッ
パー5の作動ストロークが同一の条件下においては、凸
部16Aが設けられていない場合に比して収納可能な最
小商品Gの外径が小さくなるから、販売可能な商品Gの
種類が増加することになる。
【0146】次に、払出指令信号(販売指令信号)が出
力されると、図27(ロ)に示すように、通電によって
ソレノイド31のプランジャー31Aが吸着作動し、ソ
レノイドプレート31Bと連結してあるロック操作プレ
ート24が引き上げ操作されてロック機構Cがロック解
除されると同時に、ストローク拡大レバー34が図中時
計方向に揺動し、待機位置p1にあった上部ストッパー
5が、第2横向き軸芯X2を構成する枢支軸30を支点
として、下部ストッパー3に受止められた最下端商品G
の上半部に相当する領域に向って円弧軌跡を描きながら
斜め下方に突出移動する。
力されると、図27(ロ)に示すように、通電によって
ソレノイド31のプランジャー31Aが吸着作動し、ソ
レノイドプレート31Bと連結してあるロック操作プレ
ート24が引き上げ操作されてロック機構Cがロック解
除されると同時に、ストローク拡大レバー34が図中時
計方向に揺動し、待機位置p1にあった上部ストッパー
5が、第2横向き軸芯X2を構成する枢支軸30を支点
として、下部ストッパー3に受止められた最下端商品G
の上半部に相当する領域に向って円弧軌跡を描きながら
斜め下方に突出移動する。
【0147】そして、この突出移動途中で上部ストッパ
ー5の先端が、下部ストッパー3に受止められた最下端
商品Gの上半部に当接し、この当接に伴って負荷が増大
すると、ソレノイド31の特性により、その負荷が解消
されるまで突出支持位置p4への突出移動力を付与した
まま上部ストッパー3が当接位置p2に一時的に保持さ
れる。
ー5の先端が、下部ストッパー3に受止められた最下端
商品Gの上半部に当接し、この当接に伴って負荷が増大
すると、ソレノイド31の特性により、その負荷が解消
されるまで突出支持位置p4への突出移動力を付与した
まま上部ストッパー3が当接位置p2に一時的に保持さ
れる。
【0148】その後、図27(ロ)から図28(イ),
(ロ)に示すように、自重落下する最下端商品Gの荷重
を受けてロック解除された下部ストッパー3が放出位置
に揺動するとともに、最下端商品Gの下方への払い出し
に連れて上部ストッパー3が当接位置p2から突出支持
位置p4へ突出移動し、最下端から二番目の商品Gを下
方から掬うように受止め支持する。
(ロ)に示すように、自重落下する最下端商品Gの荷重
を受けてロック解除された下部ストッパー3が放出位置
に揺動するとともに、最下端商品Gの下方への払い出し
に連れて上部ストッパー3が当接位置p2から突出支持
位置p4へ突出移動し、最下端から二番目の商品Gを下
方から掬うように受止め支持する。
【0149】また、当接位置p2から突出支持位置p4
へ向かって突出移動する上部ストッパー5と最下端から
二番目に位置する商品Gとの当接により上部ストッパー
5を待機位置p1の側へ押し返す力が生じた場合には、
図27(ロ)から図29(イ),(ロ)に示すように、
押し返し阻止機構35の作用により上部ストッパー5は
若干戻り動作してブロック位置p3に保持される。
へ向かって突出移動する上部ストッパー5と最下端から
二番目に位置する商品Gとの当接により上部ストッパー
5を待機位置p1の側へ押し返す力が生じた場合には、
図27(ロ)から図29(イ),(ロ)に示すように、
押し返し阻止機構35の作用により上部ストッパー5は
若干戻り動作してブロック位置p3に保持される。
【0150】このとき、押し返し阻止機構35により押
し返し力が受止められときの上部ストッパー5の先端位
置p3(ブロック位置)と凸部16Aとの商品長手方向
視での離間寸法を、上部ストッパー5による商品Gの受
止め支持が可能な上限寸法にしてあることから、商品G
は上部ストッパー5がブロック位置p3に保持された状
態にあっても、その上部ストッパー5と凸部16Aとの
協働で確実に受止められる。
し返し力が受止められときの上部ストッパー5の先端位
置p3(ブロック位置)と凸部16Aとの商品長手方向
視での離間寸法を、上部ストッパー5による商品Gの受
止め支持が可能な上限寸法にしてあることから、商品G
は上部ストッパー5がブロック位置p3に保持された状
態にあっても、その上部ストッパー5と凸部16Aとの
協働で確実に受止められる。
【0151】最下端商品Gの払い出しが終了すると、図
30(イ),(ロ)に示すように、下部ストッパー3が
放出位置から受止め位置に復帰し、それと同期した状態
で先の通電開始から一定時間後にソレノイド31への通
電が切られると、ロック用戻しバネ32Aの戻し付勢力
によりロック操作プレート24が下方に引き下げ操作さ
れて、そのロック操作プレート24の下端がロックブロ
ック22の立ち姿勢位置に介入することでロック機構C
がロック状態に切り換えられる。
30(イ),(ロ)に示すように、下部ストッパー3が
放出位置から受止め位置に復帰し、それと同期した状態
で先の通電開始から一定時間後にソレノイド31への通
電が切られると、ロック用戻しバネ32Aの戻し付勢力
によりロック操作プレート24が下方に引き下げ操作さ
れて、そのロック操作プレート24の下端がロックブロ
ック22の立ち姿勢位置に介入することでロック機構C
がロック状態に切り換えられる。
【0152】また、上部ストッパー用戻しバネ32Bの
戻し付勢力により、ストローク拡大レバー34の図中反
時計方向への復帰揺動を伴い、押し返し阻止機構35及
び中継リンク36が上方に引き上げ操作されて、突出支
持位置p4又はブロック位置p3にあった上部ストッパ
ー5が、第2横向き横軸芯X2を構成する枢支軸30を
支点として、払出フレーム2の突出口2Cに向い円弧軌
跡を描きながら斜め上方に揺動して突出口2Cを通じ格
納空間2Fにほぼ縦向き姿勢で格納される。
戻し付勢力により、ストローク拡大レバー34の図中反
時計方向への復帰揺動を伴い、押し返し阻止機構35及
び中継リンク36が上方に引き上げ操作されて、突出支
持位置p4又はブロック位置p3にあった上部ストッパ
ー5が、第2横向き横軸芯X2を構成する枢支軸30を
支点として、払出フレーム2の突出口2Cに向い円弧軌
跡を描きながら斜め上方に揺動して突出口2Cを通じ格
納空間2Fにほぼ縦向き姿勢で格納される。
【0153】次に、上記装置の細部構造についてさらに
詳説すると、図31,図33に示す如く、第1支軸10
を上下動自在に支持する長孔11における下部ストッパ
ー側の孔縁11aには、その上部に長孔上端側ほど下部
ストッパー寄りになる傾斜部60を設け、また、下部に
長孔下端部を下部ストッパー3の側に広げる段部61を
設けてある。
詳説すると、図31,図33に示す如く、第1支軸10
を上下動自在に支持する長孔11における下部ストッパ
ー側の孔縁11aには、その上部に長孔上端側ほど下部
ストッパー寄りになる傾斜部60を設け、また、下部に
長孔下端部を下部ストッパー3の側に広げる段部61を
設けてある。
【0154】つまり、ロアーリンク14がその下端部側
の第3支軸13周りで捻りコイルバネ4Aにより第1支
軸10からの離間側に回転付勢されることから、下部ス
トッパー3の受止め位置から放出位置への揺動による切
り換わりにおいて第1支軸10は長孔11における下部
ストッパー側の孔縁11aに押し付けられた状態で長孔
11の下端部から上端部へ上昇移動するが、上記傾斜部
60を設けておくことにより、ロアーリンク13の揺動
角度θaを極力小さくしながら下部ストッパー3の揺動
角度θb(換言すれば、放出位置への開き角度)を大き
く確保できるようにして、その分、捻りコイルバネ4A
の影響の少ない状態で下部ストッパー3を放出位置の側
へ迅速かつ大きく開き揺動させる得るようにし、これに
より、大径商品の払い出しも円滑に行なえるようにす
る。
の第3支軸13周りで捻りコイルバネ4Aにより第1支
軸10からの離間側に回転付勢されることから、下部ス
トッパー3の受止め位置から放出位置への揺動による切
り換わりにおいて第1支軸10は長孔11における下部
ストッパー側の孔縁11aに押し付けられた状態で長孔
11の下端部から上端部へ上昇移動するが、上記傾斜部
60を設けておくことにより、ロアーリンク13の揺動
角度θaを極力小さくしながら下部ストッパー3の揺動
角度θb(換言すれば、放出位置への開き角度)を大き
く確保できるようにして、その分、捻りコイルバネ4A
の影響の少ない状態で下部ストッパー3を放出位置の側
へ迅速かつ大きく開き揺動させる得るようにし、これに
より、大径商品の払い出しも円滑に行なえるようにす
る。
【0155】また、下部ストッパー3の放出位置から受
止め位置への揺動による切り換わりにおいて第1支軸1
0は長孔11における下部ストッパー側の孔縁11aに
押し付けられた状態で長孔11の上端部から下端部へ下
降移動するが、このことに対し上記段部61を設けてお
くことにより、段部61を過ぎて長孔11の下端部へ下
降移動した第1支軸10が段部61により形成される長
孔下端部の下部ストッパー側への広がり部に落ち込む状
態になって、第1支軸10が再び段部61を超えて上昇
移動することが難しくなるようにし、これにより、受止
め位置へ戻った下部ストッパー3の上下振動を抑止す
る。
止め位置への揺動による切り換わりにおいて第1支軸1
0は長孔11における下部ストッパー側の孔縁11aに
押し付けられた状態で長孔11の上端部から下端部へ下
降移動するが、このことに対し上記段部61を設けてお
くことにより、段部61を過ぎて長孔11の下端部へ下
降移動した第1支軸10が段部61により形成される長
孔下端部の下部ストッパー側への広がり部に落ち込む状
態になって、第1支軸10が再び段部61を超えて上昇
移動することが難しくなるようにし、これにより、受止
め位置へ戻った下部ストッパー3の上下振動を抑止す
る。
【0156】図35に示す如く、下部ストッパー3の裏
面側には、下部ストッパー3の放出位置への切り換わり
に連動して下部ストッパー用弾性付勢体4としての引張
コイルバネ4Bをその側部への当接により屈曲変形させ
る付勢増強具62を設けてあり、この付勢増強具62に
より引張コイルバネ4Bを屈曲変形させることで、引張
コイルバネ4Bを実質的に一層大きく伸長変形させたの
と同様の形態にして、放出位置の下部ストッパー3に対
する受止め位置側への戻し付勢力を大きく確保するよう
にし、これにより、下部ストッパー3の受止め位置から
の切り換わり作動の際の戻し付勢力の影響は小さくして
商品Gの落下放出を円滑なものにしながら、放出位置の
下部ストッパー3に対する戻し付勢力を大きく確保して
放出位置にある下部ストッパー3の戻し付勢力による受
止め位置側への切り換わり作動を迅速かつ確実にする。
面側には、下部ストッパー3の放出位置への切り換わり
に連動して下部ストッパー用弾性付勢体4としての引張
コイルバネ4Bをその側部への当接により屈曲変形させ
る付勢増強具62を設けてあり、この付勢増強具62に
より引張コイルバネ4Bを屈曲変形させることで、引張
コイルバネ4Bを実質的に一層大きく伸長変形させたの
と同様の形態にして、放出位置の下部ストッパー3に対
する受止め位置側への戻し付勢力を大きく確保するよう
にし、これにより、下部ストッパー3の受止め位置から
の切り換わり作動の際の戻し付勢力の影響は小さくして
商品Gの落下放出を円滑なものにしながら、放出位置の
下部ストッパー3に対する戻し付勢力を大きく確保して
放出位置にある下部ストッパー3の戻し付勢力による受
止め位置側への切り換わり作動を迅速かつ確実にする。
【0157】図21に示す如く、ロック機構Cを構成す
るのに、ロックブロック22の枢支軸21を立ち姿勢に
あるロックブロック22の上端部よりもロックブロック
22の反倒れ姿勢側に偏位させて配置するとともに、ロ
ックブロック22の上面部をロックブロック22が立ち
姿勢にある状態において反倒れ姿勢側に少しだけ下降傾
斜する傾斜面にしてあり、これにより、ロックブロック
22とロック操作プレート24とを、ロック操作プレー
ト24がその下方移動において立ち姿勢にあるロックブ
ロック22の上面部に当接したときロック操作プレート
24の下方移動力によりロックブロック22を倒れ姿勢
の側に操作するカム機構構造63にしてある。
るのに、ロックブロック22の枢支軸21を立ち姿勢に
あるロックブロック22の上端部よりもロックブロック
22の反倒れ姿勢側に偏位させて配置するとともに、ロ
ックブロック22の上面部をロックブロック22が立ち
姿勢にある状態において反倒れ姿勢側に少しだけ下降傾
斜する傾斜面にしてあり、これにより、ロックブロック
22とロック操作プレート24とを、ロック操作プレー
ト24がその下方移動において立ち姿勢にあるロックブ
ロック22の上面部に当接したときロック操作プレート
24の下方移動力によりロックブロック22を倒れ姿勢
の側に操作するカム機構構造63にしてある。
【0158】つまり、通常時の適正動作としては、図2
1に示す如く、下部ストッパー3の受止め位置への切り
換わり時にロックブロック22をロックリンク20によ
り下部ストッパー3と連動させて倒れ姿勢に切り換わり
作動させ、それとタイミングを合わせて、ソレノイド3
1の非駆動状態への切り換えによりロック操作プレート
24をロックブロック上方からの下方移動でロックブロ
ック22の立ち姿勢位置に介入させるが、この連係動作
において何らかの原因で各部の動作タイミングに微妙な
誤差が生じ、そのタイミング誤差のためにロック操作プ
レート24が図36の(イ)に示す如くその下方移動に
おいて立ち姿勢にあるロックブロックの上面部に当接
し、そのことでロック操作プレート24がロックブロッ
ク22の立ち姿勢位置に適切に介入できない事態が生じ
たとしても、その当接時に上記カム機構構造63により
ロックブロック22が倒れ姿勢の側に操作されること
で、図36の(ロ)に示す如くロックブロック立ち姿勢
位置へのロック操作プレート24の介入が可能になっ
て、ロック機構Cのロック状態への切り換わりが実現さ
れようにしてある。
1に示す如く、下部ストッパー3の受止め位置への切り
換わり時にロックブロック22をロックリンク20によ
り下部ストッパー3と連動させて倒れ姿勢に切り換わり
作動させ、それとタイミングを合わせて、ソレノイド3
1の非駆動状態への切り換えによりロック操作プレート
24をロックブロック上方からの下方移動でロックブロ
ック22の立ち姿勢位置に介入させるが、この連係動作
において何らかの原因で各部の動作タイミングに微妙な
誤差が生じ、そのタイミング誤差のためにロック操作プ
レート24が図36の(イ)に示す如くその下方移動に
おいて立ち姿勢にあるロックブロックの上面部に当接
し、そのことでロック操作プレート24がロックブロッ
ク22の立ち姿勢位置に適切に介入できない事態が生じ
たとしても、その当接時に上記カム機構構造63により
ロックブロック22が倒れ姿勢の側に操作されること
で、図36の(ロ)に示す如くロックブロック立ち姿勢
位置へのロック操作プレート24の介入が可能になっ
て、ロック機構Cのロック状態への切り換わりが実現さ
れようにしてある。
【0159】また、ロックリンク20における連動切換
具として強制戻し片20aは、図36の(ロ)に示す如
く、ロックブロック22が倒れ姿勢に至った後、ロック
ブロック22下端部における突片22aとの係合を解い
て下部ストッパー3とロックブロック22との連動を解
除した状態で、下部ストッパー3を受止め位置に切り換
わり作動させる構成にしてあり、これにより、ロックブ
ロック22との連動が作動抵抗となることで下部ストッ
パー3の受止め位置への切り換わりが遅くなることを回
避するようにしてある。
具として強制戻し片20aは、図36の(ロ)に示す如
く、ロックブロック22が倒れ姿勢に至った後、ロック
ブロック22下端部における突片22aとの係合を解い
て下部ストッパー3とロックブロック22との連動を解
除した状態で、下部ストッパー3を受止め位置に切り換
わり作動させる構成にしてあり、これにより、ロックブ
ロック22との連動が作動抵抗となることで下部ストッ
パー3の受止め位置への切り換わりが遅くなることを回
避するようにしてある。
【0160】払出フレーム2は、主装置フレームとして
の上側フレーム部2A及び下側フレーム部2Bと収納搬
送通路Sの両側壁部を形成する側板フレームとしての側
板部材2Eとの間へのスペーサ64の介装により、対象
商品Gの長さの違いに応じて両側板部材2Eの商品長手
方向における離間寸法を変更する構造にしてあり、短尺
商品Gを対象とする場合には、図37に示す如く、スペ
ーサ64を介在させずに側板部材2Eをネジ65により
上側フレーム部2A及び下側フレーム部2Bに連結固定
して、両側板部材2Eの離間寸法を小さくし、一方、長
尺商品Gを対象とする場合には、図19に示す如く、上
側フレーム部2A及び下側フレーム部2Bと側板部材2
Eとの間にスペーサ64を介在させた状態で、ネジ66
により側板フレーム2E及びスペーサ64を上側フレー
ム部2A及び下側フレーム部2Bに連結固定して、両側
板部材2Eの離間寸法を大きくする。
の上側フレーム部2A及び下側フレーム部2Bと収納搬
送通路Sの両側壁部を形成する側板フレームとしての側
板部材2Eとの間へのスペーサ64の介装により、対象
商品Gの長さの違いに応じて両側板部材2Eの商品長手
方向における離間寸法を変更する構造にしてあり、短尺
商品Gを対象とする場合には、図37に示す如く、スペ
ーサ64を介在させずに側板部材2Eをネジ65により
上側フレーム部2A及び下側フレーム部2Bに連結固定
して、両側板部材2Eの離間寸法を小さくし、一方、長
尺商品Gを対象とする場合には、図19に示す如く、上
側フレーム部2A及び下側フレーム部2Bと側板部材2
Eとの間にスペーサ64を介在させた状態で、ネジ66
により側板フレーム2E及びスペーサ64を上側フレー
ム部2A及び下側フレーム部2Bに連結固定して、両側
板部材2Eの離間寸法を大きくする。
【0161】図38,図39に示す如く、スペーサ64
におけるネジ孔67の内部には、ネジ孔67に挿入され
たネジ66をクランプする突片67aを設けてあり、こ
れにより、ネジ66のネジ込み操作にあたりネジ66を
ネジ孔67に保持できるようにして、そのネジ込み操作
を容易に行なえるようにしてある。
におけるネジ孔67の内部には、ネジ孔67に挿入され
たネジ66をクランプする突片67aを設けてあり、こ
れにより、ネジ66のネジ込み操作にあたりネジ66を
ネジ孔67に保持できるようにして、そのネジ込み操作
を容易に行なえるようにしてある。
【0162】また、スペーサ64には、側板部材2E、
上側フレーム部2A、下側フレーム部2Bの夫々に形成
されている係合孔68への係入によりスペーサ64の取
り付け姿勢を適切な一姿勢に規定する姿勢規定用の突起
69を設けてある。
上側フレーム部2A、下側フレーム部2Bの夫々に形成
されている係合孔68への係入によりスペーサ64の取
り付け姿勢を適切な一姿勢に規定する姿勢規定用の突起
69を設けてある。
【0163】側板部材2Eに対する内カバー2Jの取り
付けについては、図38,図40に示す如く、内カバー
2Jに形成の筒軸部30bと側板部材2Eに形成の筒軸
部30aとを嵌合させた状態における筒軸部軸芯X2周
りでの内カバー2Jと側板部材2Eとの相対回転により
相互係合して内カバー2Jと側板部材2Eとを連結状態
にする連結用係合部として、内カバー2Jには複数の係
止片70を設け、一方、側板部材2Eには、両筒軸部3
0a,30bを嵌合させるように内カバー2Jと側板部
材2Eを重ね合わせた状態において内カバー2Jの各係
止片70を挿通させ、かつ、その後の内カバー2Jと側
板部材2Eとの相対回転により内カバー2Jの各係止片
70を孔縁に係合させる係入孔71を形成してある。
付けについては、図38,図40に示す如く、内カバー
2Jに形成の筒軸部30bと側板部材2Eに形成の筒軸
部30aとを嵌合させた状態における筒軸部軸芯X2周
りでの内カバー2Jと側板部材2Eとの相対回転により
相互係合して内カバー2Jと側板部材2Eとを連結状態
にする連結用係合部として、内カバー2Jには複数の係
止片70を設け、一方、側板部材2Eには、両筒軸部3
0a,30bを嵌合させるように内カバー2Jと側板部
材2Eを重ね合わせた状態において内カバー2Jの各係
止片70を挿通させ、かつ、その後の内カバー2Jと側
板部材2Eとの相対回転により内カバー2Jの各係止片
70を孔縁に係合させる係入孔71を形成してある。
【0164】また、この連結用係合部70,71により
内カバー2Jを取り付けた状態にある側板部材2Eを上
側フレーム部2A及び下側フレーム部2Bに連結する連
結操作に伴い相互係合して内カバー2Jの筒軸部軸芯X
2周りでの回転を不能にする廻止用係合部として、内カ
バー2Jには突片72を設け、一方、上側フレーム部2
A、スペーサ64の夫々には内カバー2Jの突片72を
係入させる係入孔73を設けてある。
内カバー2Jを取り付けた状態にある側板部材2Eを上
側フレーム部2A及び下側フレーム部2Bに連結する連
結操作に伴い相互係合して内カバー2Jの筒軸部軸芯X
2周りでの回転を不能にする廻止用係合部として、内カ
バー2Jには突片72を設け、一方、上側フレーム部2
A、スペーサ64の夫々には内カバー2Jの突片72を
係入させる係入孔73を設けてある。
【0165】つまり、両筒軸部30,31を嵌合させた
状態における筒軸部軸芯X2周りでの内カバー2Jと側
板部材2Eとの相対回転操作、及び、その後の上側フレ
ーム部2A及び下側フレーム部2Bに対する側板部材2
Eの連結操作だけで、上記連結用係合部70,71によ
る内カバー2Jと側板部材2Eとの連結、及び、上記廻
止用連結部72,73による内カバー2Jの廻り止めを
もって、内カバー2Jを側板部材2Eに対し容易に連結
固定できるようにしてある。
状態における筒軸部軸芯X2周りでの内カバー2Jと側
板部材2Eとの相対回転操作、及び、その後の上側フレ
ーム部2A及び下側フレーム部2Bに対する側板部材2
Eの連結操作だけで、上記連結用係合部70,71によ
る内カバー2Jと側板部材2Eとの連結、及び、上記廻
止用連結部72,73による内カバー2Jの廻り止めを
もって、内カバー2Jを側板部材2Eに対し容易に連結
固定できるようにしてある。
【0166】図41はロック機構Cにおけるロックブロ
ック22を示し、同図に示す如くロックブロック22の
上面部には、ロック操作プレート24を当接させる凸部
22tを形成してある。つまり、ロックブロック22を
面圧が大きいほど摩擦抵抗が小さくなる樹脂材(PO
M)で構成することに対し、上記の如くロック操作プレ
ート24を小面積の凸部22tに当接させることで、ロ
ックブロック22とロック操作プレート24との摩擦抵
抗を小さくし、これにより、ロックブロック22を円滑
に動作させる。
ック22を示し、同図に示す如くロックブロック22の
上面部には、ロック操作プレート24を当接させる凸部
22tを形成してある。つまり、ロックブロック22を
面圧が大きいほど摩擦抵抗が小さくなる樹脂材(PO
M)で構成することに対し、上記の如くロック操作プレ
ート24を小面積の凸部22tに当接させることで、ロ
ックブロック22とロック操作プレート24との摩擦抵
抗を小さくし、これにより、ロックブロック22を円滑
に動作させる。
【0167】図42は下部ストッパー3を示し、同図に
示す如く、下部ストッパー3の商品受止部における商品
受止側の面には、幅広の凹部3uを商品長手方向に並べ
て形成してあり、払い出し商品Gとの摩擦抵抗を小さく
して大径の商品Gについても円滑に払い出せるようにし
てある。 〔別の実施形態〕次に別実施形態を列記する。
示す如く、下部ストッパー3の商品受止部における商品
受止側の面には、幅広の凹部3uを商品長手方向に並べ
て形成してあり、払い出し商品Gとの摩擦抵抗を小さく
して大径の商品Gについても円滑に払い出せるようにし
てある。 〔別の実施形態〕次に別実施形態を列記する。
【0168】上述の第1及び第2実施形態では、上部ス
トッパー5を横向き軸芯X2周りでの揺動により待機位
置p1と突出支持位置p4とにわたって切替えるように
したが、上部ストッパー5の待機位置p1と突出支持位
置p4とにわたっての切替えは揺動に限られるものでは
なく、上部ストッパー5を直線的な動作や屈折を伴う動
作により待機位置p1と突出支持位置p4とにわたって
切替えるようにしてもよい。
トッパー5を横向き軸芯X2周りでの揺動により待機位
置p1と突出支持位置p4とにわたって切替えるように
したが、上部ストッパー5の待機位置p1と突出支持位
置p4とにわたっての切替えは揺動に限られるものでは
なく、上部ストッパー5を直線的な動作や屈折を伴う動
作により待機位置p1と突出支持位置p4とにわたって
切替えるようにしてもよい。
【0169】上述の第1及び第2実施形態では、駆動機
構Dにおけるアクチュエータとしてのソレノイド31の
電磁吸着力により上部ストッパー5を待機位置p1から
突出支持位置p4へ突出動作させるようにしたが、モー
タやシリンダなどのソレノイド31以外の駆動手段を用
いて上部ストッパー5を待機位置p1から突出支持位置
p4へ突出動作させるようにしてよい。
構Dにおけるアクチュエータとしてのソレノイド31の
電磁吸着力により上部ストッパー5を待機位置p1から
突出支持位置p4へ突出動作させるようにしたが、モー
タやシリンダなどのソレノイド31以外の駆動手段を用
いて上部ストッパー5を待機位置p1から突出支持位置
p4へ突出動作させるようにしてよい。
【0170】下部ストッパー用弾性付勢体4A,4B、
上部ストッパー用弾性付勢体32B、ロック用弾性付勢
体32Aには、前述の捻りコイルバネや引張コイルバネ
に限らず、板バネやゴムなど種々のものを採用できる。
上部ストッパー用弾性付勢体32B、ロック用弾性付勢
体32Aには、前述の捻りコイルバネや引張コイルバネ
に限らず、板バネやゴムなど種々のものを採用できる。
【0171】下部ストッパー3及び上部ストッパー5の
具体的構造は、前述の第1及び第2実施形態で示した構
造に限らず種々の変更が可能であり、また、ロック機構
Cの具体的構造も前述の第1及び第2実施形態で示した
構造に限らず種々の変更が可能である。
具体的構造は、前述の第1及び第2実施形態で示した構
造に限らず種々の変更が可能であり、また、ロック機構
Cの具体的構造も前述の第1及び第2実施形態で示した
構造に限らず種々の変更が可能である。
【0172】アクチュエータ31の駆動力により、上部
ストッパー5を上部ストッパー用弾性付勢体32Bの付
勢力に抗して突出支持位置p4に切り換えるとともに、
ロック機構Cをロック用弾性付勢体32Aの付勢力に抗
してロック解除状態に切り換え、また、アクチュエータ
31の非駆動状態への切り換え時には、上部ストッパー
5を上部ストッパー用弾性付勢体32Bの付勢力により
待機位置p1に切り換えるとともに、それとは独立にロ
ック機構Cをロック用弾性付勢体32Aの付勢力により
ロック状態に切り換える構成を採用する場合、そのため
の駆動機構Dの具体的構造は、第1実施形態で示した構
造に限られるものではなく、種々の構成変更が可能であ
る。
ストッパー5を上部ストッパー用弾性付勢体32Bの付
勢力に抗して突出支持位置p4に切り換えるとともに、
ロック機構Cをロック用弾性付勢体32Aの付勢力に抗
してロック解除状態に切り換え、また、アクチュエータ
31の非駆動状態への切り換え時には、上部ストッパー
5を上部ストッパー用弾性付勢体32Bの付勢力により
待機位置p1に切り換えるとともに、それとは独立にロ
ック機構Cをロック用弾性付勢体32Aの付勢力により
ロック状態に切り換える構成を採用する場合、そのため
の駆動機構Dの具体的構造は、第1実施形態で示した構
造に限られるものではなく、種々の構成変更が可能であ
る。
【0173】駆動手段Dと上部ストッパー5とを結ぶ連
係機構33の具体的構造は、前述の第1及び第2実施形
態で示した構造に限らず種々の構成変更が可能であり、
また、押し返し阻止機構35の具体的構造も、上部スト
ッパー5との連動状態で往復動的に移動動作し、かつ、
突出移動する上部ストッパー5と最下端から二番目に位
置する商品Gとの当接で上部ストッパー5を待機位置p
1の側に押し返す力が生じたときにその押し返し力によ
り非係止姿勢から係止姿勢に切替わる係止具35Aと、
上部ストッパー5の待機位置p1の側への移動に伴う係
止具35Aの移動動作(復動作)において非係止姿勢に
ある係止具35Aの通過は許すのに対し係止姿勢にある
係止具35Aの通過を係止具35Aとの当接により阻止
するように係止具35Aの移動動作経路の途中に設けら
れた当接部35Bとで押し返し阻止機構35を構成する
に代え、種々の構成変更が可能である。
係機構33の具体的構造は、前述の第1及び第2実施形
態で示した構造に限らず種々の構成変更が可能であり、
また、押し返し阻止機構35の具体的構造も、上部スト
ッパー5との連動状態で往復動的に移動動作し、かつ、
突出移動する上部ストッパー5と最下端から二番目に位
置する商品Gとの当接で上部ストッパー5を待機位置p
1の側に押し返す力が生じたときにその押し返し力によ
り非係止姿勢から係止姿勢に切替わる係止具35Aと、
上部ストッパー5の待機位置p1の側への移動に伴う係
止具35Aの移動動作(復動作)において非係止姿勢に
ある係止具35Aの通過は許すのに対し係止姿勢にある
係止具35Aの通過を係止具35Aとの当接により阻止
するように係止具35Aの移動動作経路の途中に設けら
れた当接部35Bとで押し返し阻止機構35を構成する
に代え、種々の構成変更が可能である。
【0174】押し返し阻止機構35を上記係止具35A
と上記当接部35Bとで構成する場合、係止具35Aは
前述の第1及び第2実施形態で示した4節リンク53に
限らず、どのような構造のものであってもよく、また、
当接部35Bも係止具35Aの構造に応じて種々の構造
のものを採用できる。
と上記当接部35Bとで構成する場合、係止具35Aは
前述の第1及び第2実施形態で示した4節リンク53に
限らず、どのような構造のものであってもよく、また、
当接部35Bも係止具35Aの構造に応じて種々の構造
のものを採用できる。
【0175】請求項1に係る発明では、押し返し力の駆
動手段Dへの伝達そのものを押し返し阻止機構35によ
り阻止するが、請求項2に係る発明では、押し返し力の
駆動手段Dへの伝達そのものは必ずしも阻止する必要は
なく、押し返し阻止機構35は少なくとも押し返し力を
逆向きの抗力に変換してその押し返し力による上部スト
ッパ5及び駆動手段Dの逆動を阻止するものであればよ
い。
動手段Dへの伝達そのものを押し返し阻止機構35によ
り阻止するが、請求項2に係る発明では、押し返し力の
駆動手段Dへの伝達そのものは必ずしも阻止する必要は
なく、押し返し阻止機構35は少なくとも押し返し力を
逆向きの抗力に変換してその押し返し力による上部スト
ッパ5及び駆動手段Dの逆動を阻止するものであればよ
い。
【0176】付勢増強具62は、前述の第2実施形態で
示した下部ストッパー3の裏面側に設ける凸状構造のも
のに限らず、下部ストッパー3の放出位置への切り換わ
りに連動して下部ストッパー用弾性付勢体としての引張
コイルバネ4Bをその側部への当接により屈曲変形させ
るものであれば、どのような構造のものであってもよ
い。
示した下部ストッパー3の裏面側に設ける凸状構造のも
のに限らず、下部ストッパー3の放出位置への切り換わ
りに連動して下部ストッパー用弾性付勢体としての引張
コイルバネ4Bをその側部への当接により屈曲変形させ
るものであれば、どのような構造のものであってもよ
い。
【0177】ロック機構Cを、下部ストッパー3の放出
位置への切り換わりを阻止する倒れ姿勢と下部ストッパ
ー3の放出位置への切り換わりを許す立ち姿勢とにわた
って横向き軸芯周りで揺動自在なロックブロック22
と、下部ストッパー3の受止め位置への切り換わり時に
ロックブロック22を下部ストッパー3と連動させて倒
れ姿勢に切り換わり作動させる連動切換具20aと、駆
動機構Dによるロック状態への切り換え時にロック用弾
性付勢体32Aの付勢力によるロックブロック上方から
の下方移動でロックブロック22の立ち姿勢位置に介入
してロックブロック22の立ち姿勢への切り換わりを阻
止するロック操作具24とで構成する場合、ロックブロ
ック22の具体的構造は種々の変更が可能であり、ま
た、連動切換具も前述の第1及び第2実施形態で示した
強制戻し片20aの如き構造のものに限らず、さらに、
ロック操作具も前述の第1及び第2実施形態で示したロ
ック操作プレート24の如き構造のものに限らず、夫
々、種々の構成変更が可能である。
位置への切り換わりを阻止する倒れ姿勢と下部ストッパ
ー3の放出位置への切り換わりを許す立ち姿勢とにわた
って横向き軸芯周りで揺動自在なロックブロック22
と、下部ストッパー3の受止め位置への切り換わり時に
ロックブロック22を下部ストッパー3と連動させて倒
れ姿勢に切り換わり作動させる連動切換具20aと、駆
動機構Dによるロック状態への切り換え時にロック用弾
性付勢体32Aの付勢力によるロックブロック上方から
の下方移動でロックブロック22の立ち姿勢位置に介入
してロックブロック22の立ち姿勢への切り換わりを阻
止するロック操作具24とで構成する場合、ロックブロ
ック22の具体的構造は種々の変更が可能であり、ま
た、連動切換具も前述の第1及び第2実施形態で示した
強制戻し片20aの如き構造のものに限らず、さらに、
ロック操作具も前述の第1及び第2実施形態で示したロ
ック操作プレート24の如き構造のものに限らず、夫
々、種々の構成変更が可能である。
【0178】ロックブロック22とロック操作具24と
は、ロック操作具24がその下方移動において立ち姿勢
にあるロックブロック22の上面部に当接したときロッ
ク操作具24の下方移動力によりロックブロック22を
倒れ姿勢の側に操作するカム機構構造63にする場合、
そのカム機構化のための具体的構造は前述の第2実施形
態で示した如きロックブロック枢支軸21の偏位配置と
ロックブロック上面部の傾斜面化に限らず、種々の変更
が可能である。
は、ロック操作具24がその下方移動において立ち姿勢
にあるロックブロック22の上面部に当接したときロッ
ク操作具24の下方移動力によりロックブロック22を
倒れ姿勢の側に操作するカム機構構造63にする場合、
そのカム機構化のための具体的構造は前述の第2実施形
態で示した如きロックブロック枢支軸21の偏位配置と
ロックブロック上面部の傾斜面化に限らず、種々の変更
が可能である。
【0179】収納搬送通路Sの両側壁部を形成する側板
フレーム2Eを主装置フレーム2A,2Bにおける商品
長手方向の両端部から収納搬送通路Sの側に突設する構
造において、主装置フレーム2A,2Bと側板フレーム
2Eとの間へのスペーサ64の介装により両側板フレー
ム2Eの離間寸法の変更を可能にする場合、スペーサ6
4の具体的構造及び形状は前述の第2実施形態で示した
構造、形状に限らず、種々の変更が可能であり、また、
前述の第2実施形態では、1種のスペーサ64のみを示
したが、複数種のスペーサ64の選択使用により両側板
フレーム2Eの離間寸法を3段階以上に変更できるよう
にしてもよい。
フレーム2Eを主装置フレーム2A,2Bにおける商品
長手方向の両端部から収納搬送通路Sの側に突設する構
造において、主装置フレーム2A,2Bと側板フレーム
2Eとの間へのスペーサ64の介装により両側板フレー
ム2Eの離間寸法の変更を可能にする場合、スペーサ6
4の具体的構造及び形状は前述の第2実施形態で示した
構造、形状に限らず、種々の変更が可能であり、また、
前述の第2実施形態では、1種のスペーサ64のみを示
したが、複数種のスペーサ64の選択使用により両側板
フレーム2Eの離間寸法を3段階以上に変更できるよう
にしてもよい。
【0180】側板フレーム2Eの収納搬送通路内方側に
取り付ける内カバー2Jを設けて、この内カバー2Jに
形成した筒軸部30bと側板フレーム2Eに形成した筒
軸部30aとの嵌合により軸芯方向X2が商品長手方向
に沿う上部ストッパ用の枢支軸30を形成する構成にお
いて、両筒軸部30a,30bを嵌合させた状態におけ
る筒軸部軸芯X2周りでの内カバー2Jと側板フレーム
2Eとの相対回転により相互係合して内カバー2Jと側
板フレーム2Eとを連結状態にする連結用係合部70,
71を内カバー2Jと側板フレーム2Eとに設け、か
つ、この連結用係合部70,71により内カバー2Jを
取り付けた状態にある側板フレーム2Eを主装置フレー
ム2A,2Bに連結する連結操作に伴い相互係合して内
カバー2Jの筒軸部軸芯X2周りでの回転を不能にする
廻止用係合部72,73を主装置フレーム2A,2B又
はスペーサ64と内カバー2Jとに設ける場合、それら
連結用係合部や廻止用係合部は、前述の第2実施形態で
示した係止片70,係止孔71,突片72,係入孔73
などに限らず、種々の構成変更が可能である。
取り付ける内カバー2Jを設けて、この内カバー2Jに
形成した筒軸部30bと側板フレーム2Eに形成した筒
軸部30aとの嵌合により軸芯方向X2が商品長手方向
に沿う上部ストッパ用の枢支軸30を形成する構成にお
いて、両筒軸部30a,30bを嵌合させた状態におけ
る筒軸部軸芯X2周りでの内カバー2Jと側板フレーム
2Eとの相対回転により相互係合して内カバー2Jと側
板フレーム2Eとを連結状態にする連結用係合部70,
71を内カバー2Jと側板フレーム2Eとに設け、か
つ、この連結用係合部70,71により内カバー2Jを
取り付けた状態にある側板フレーム2Eを主装置フレー
ム2A,2Bに連結する連結操作に伴い相互係合して内
カバー2Jの筒軸部軸芯X2周りでの回転を不能にする
廻止用係合部72,73を主装置フレーム2A,2B又
はスペーサ64と内カバー2Jとに設ける場合、それら
連結用係合部や廻止用係合部は、前述の第2実施形態で
示した係止片70,係止孔71,突片72,係入孔73
などに限らず、種々の構成変更が可能である。
【図1】上部ストッパーが待機位置にあるときの商品払
出装置の側面視断面図
出装置の側面視断面図
【図2】上部ストッパーが突出支持位置にあるときの商
品払出装置の側面視断面図
品払出装置の側面視断面図
【図3】払出ユニットの下部の正面図
【図4】払出ユニットの背面図
【図5】連動系を示す分解斜視図
【図6】ロック機構の拡大断面図
【図7】押し返し阻止機構の作動説明図
【図8】押し返し阻止機構の作動説明図
【図9】押し返し阻止機構の作動説明図
【図10】押し返し阻止機構の作動説明図
【図11】押し返し阻止機構の作動説明図
【図12】商品払出装置の作動説明図
【図13】商品払出装置の作動説明図
【図14】商品払出装置の作動説明図
【図15】商品払出装置の作動説明図
【図16】第2実施形態における上部ストッパーが待機
位置にあるときの商品払出装置の側面視断面図
位置にあるときの商品払出装置の側面視断面図
【図17】第2実施形態における上部ストッパーが突出
支持位置にあるときの商品払出装置の側面視断面図
支持位置にあるときの商品払出装置の側面視断面図
【図18】第2実施形態における払出ユニットの下部の
正面図
正面図
【図19】第2実施形態における払出ユニットの背面図
【図20】第2実施形態における連動系を示す分解斜視
図
図
【図21】第2実施形態におけるロック機構の作動説明
図
図
【図22】第2実施形態における押し返し阻止機構の作
動説明図
動説明図
【図23】第2実施形態における押し返し阻止機構の作
動説明図
動説明図
【図24】第2実施形態における押し返し阻止機構の作
動説明図
動説明図
【図25】第2実施形態における押し返し阻止機構の作
動説明図
動説明図
【図26】第2実施形態における押し返し阻止機構の作
動説明図
動説明図
【図27】第2実施形態における商品払出装置の作動説
明図
明図
【図28】第2実施形態における商品払出装置の作動説
明図
明図
【図29】第2実施形態における商品払出装置の作動説
明図
明図
【図30】第2実施形態における商品払出装置の作動説
明図
明図
【図31】第2実施形態における下部ストッパー支持構
造を示す側面視断面図
造を示す側面視断面図
【図32】比較例の下部ストッパー支持構造を示す側面
視断面図
視断面図
【図33】第2実施形態における下部ストッパー支持部
の作動説明図
の作動説明図
【図34】比較例における下部ストッパー支持部の作動
説明図
説明図
【図35】第2実施形態における下部ストッパー部の拡
大断面図
大断面図
【図36】第2実施形態におけるロック機構の作動説明
図
図
【図37】第2実施形態におけるスペーサを用いない払
出ユニットの背面図
出ユニットの背面図
【図38】第2実施形態における側板フレームの取付構
造を示す分解部
造を示す分解部
【図39】第2実施形態におけるスペーサの正面図とネ
ジ孔の拡大図
ジ孔の拡大図
【図40】第2実施形態における内カバーの取付手順を
示す側面図
示す側面図
【図41】第2実施形態におけるロックブロックの側面
図、平面図、背面図
図、平面図、背面図
【図42】第2実施形態における下部ストッパーの受止
面視図と縦断面図
面視図と縦断面図
1 壁部
2A 主装置フレーム
2B 主装置フレーム
2E 側板フレーム
2J 内カバー
3 下部ストッパー
3B 連結部材
4 下部ストッパー用の弾性付勢体
4B 引張コイルバネ
5 上部ストッパー
5A 商品受止部
5B 揺動アーム部
5a 膨出部
10 揺動支軸
11 長孔
11a 下部ストッパー側の孔縁
14 ロアーリンク
16A 凸部
16B 商品寄せ具
20a 連動切換具
22 ロックブロック
24 ロック操作具
30 枢支軸
30a 筒軸部
30b 筒軸部
31 アクチュエータ
32A ロック用弾性付勢体
32B 上部ストッパー用弾性付勢体
33 連係機構
35 押し返し阻止機構
35A 係止具
35B 当接部
50 駆動機構側の連係部材
51 上部ストッパー側の連係部材
53 4節リンク
54a ガイド
55 段部
60 傾斜部
61 段部
62 付勢増強具
63 カム機構構造
64 スペーサ
70 連結用係合部
71 連結用係合部
72 廻止用係合部
73 廻止用係合部
A 下部支持手段
B 上部支持手段
C ロック機構
D 駆動機構
G 商品
H 離間寸法
S 収納搬送通路
a 第1枢支部
b 第3枢支部
c 第2枢支部
d 第4枢支部
p1 待機位置
p4 突出支持位置
X1 横向き軸芯
X2 筒軸部軸芯
フロントページの続き
(72)発明者 竹山 一郎
茨城県竜ヶ崎市向陽台五丁目6番 株式会
社クボタ竜ヶ崎工場内
(72)発明者 河合 勇
茨城県竜ヶ崎市向陽台五丁目6番 株式会
社クボタ竜ヶ崎工場内
(72)発明者 八角 隆
茨城県竜ヶ崎市向陽台五丁目6番 株式会
社クボタ竜ヶ崎工場内
Fターム(参考) 3E046 CA11 DA01 EA08
Claims (18)
- 【請求項1】 複数の商品を下方に払い出し可能な状態
で積重ね収納する収納搬送通路の下部に、最下端に位置
する商品を受止め支持する下部支持手段と、最下端から
二番目に位置する商品を受止め支持する上部支持手段と
を配設して、最下端から二番目に位置する商品を受止め
ながら最下端に位置する商品を一つずつ払い出すように
構成してある自動販売機の商品払出装置であって、 前記上部支持手段には、収納搬送通路内の商品を受止め
支持する突出支持位置と収納搬送通路外に位置する待機
位置とに切替え自在に構成された上部ストッパー、及
び、この上部ストッパーを待機位置と突出支持位置とに
亘って切換え作動させる駆動機構が備えられるととも
に、 待機位置から突出支持位置に突出移動する上部ストッパ
ーと最下端から二番目に位置する商品との当接により上
部ストッパーを待機位置の側へ押し返す力が生じたと
き、その押し返し力を受止めてその押し返し力の駆動機
構への伝達を阻止する押し返し阻止機構が備えられてい
る自動販売機の商品払出装置。 - 【請求項2】 複数の商品を下方に払い出し可能な状態
で積重ね収納する収納搬送通路の下部に、最下端に位置
する商品を受止め支持する下部支持手段と、最下端から
二番目に位置する商品を受止め支持する上部支持手段と
を配設して、最下端から二番目に位置する商品を受止め
ながら最下端に位置する商品を一つずつ払い出すように
構成してある自動販売機の商品払出装置であって、 前記上部支持手段には、収納搬送通路内の商品を受止め
支持する突出支持位置と収納搬送通路外に位置する待機
位置とに切替え自在に構成された上部ストッパー、及
び、この上部ストッパーを待機位置と突出支持位置とに
亘って切換え作動させる駆動機構が備えられるととも
に、 待機位置から突出支持位置に突出移動する上部ストッパ
ーと最下端から二番目に位置する商品との当接により上
部ストッパーを待機位置の側へ押し返す力が生じたと
き、その押し返し力を逆向きの抗力に変換してその押し
返し力による上部ストッパー及び駆動機構の逆動を阻止
する押し返し阻止機構が備えられている自動販売機の商
品払出装置。 - 【請求項3】 前記上部ストッパーは、待機位置から突
出支持位置への切替え時に、下部支持手段に受止め支持
された最下端商品の上半部に対応する領域に向って斜め
下方に突出移動するように構成され、 前記駆動機構は、待機位置から突出支持位置に突出移動
する上部ストッパーが最下端の商品と当接して負荷が増
大したとき、その負荷が解消されるまで上部ストッパー
を当接位置に保持するように構成されている請求項1又
は2記載の自動販売機の商品払出装置。 - 【請求項4】 前記駆動機構は、ソレノイドの電磁吸着
力により上部ストッパーを待機位置から突出支持位置に
突出移動させるように構成されている請求項1〜3のい
ずれか1項に記載の自動販売機の商品払出装置。 - 【請求項5】 前記押し返し阻止機構は、駆動機構と上
部ストッパーとを結ぶ連係機構において上部ストッパー
との連動状態で往復動的に移動動作し、かつ、前記押し
返し力により非係止姿勢から係止姿勢に切替わる係止具
と、 上部ストッパーの待機位置の側への移動に伴う係止具の
移動動作において非係止姿勢にある係止具の通過は許す
のに対し係止姿勢にある係止具の通過を係止具との当接
により阻止するように係止具の移動動作経路の途中に設
けられた当接部とで構成されている請求項1〜4のいず
れか1項に記載の自動販売機の商品払出装置。 - 【請求項6】 前記係止具の移動動作経路を、上部スト
ッパーの突出支持位置の側への移動に伴う係止具の移動
動作において係止具が前記当接部に至るまでは係止具の
係止姿勢への切替わりを阻止して係止具を非係止姿勢に
保つ構造にしてある請求項5記載の自動販売機の商品払
出装置。 - 【請求項7】 前記係止具として、第1枢支部を連係機
構における駆動機構側の連係部材に連結し、かつ、第1
枢支部に対して対角位置にある第3枢支部を連係機構に
おける上部ストッパー側の連係部材に連結した状態で、
それら連係部材どうしを連結する菱形構造の4節リンク
を設け、 上部ストッパーの移動に伴う4節リンクの往復動的な移
動動作を案内するガイドを設け、 前記当接部として、上部ストッパーの待機位置の側への
移動に伴う4節リンクの移動動作において前記押し返し
力により第2枢支部と第4枢支部との離間寸法が大きく
なった幅広の係止姿勢にある4節リンクの通過を第2枢
支部及び第4枢支部との当接により阻止する段部を前記
ガイドに設けてある請求項5又は6記載の自動販売機の
商品払出装置。 - 【請求項8】 前記収納搬送通路を形成する壁部のうち
上部ストッパーの突出移動箇所に対向する部位に収納搬
送通路の内方へ突出する凸部を設け、 前記押し返し阻止機構により前記押し返し力が受止めら
れたときの上部ストッパーの先端位置と凸部との間の商
品長手方向視での離間寸法を上部ストッパーによる商品
の受止め支持が可能な上限寸法にしてある請求項1〜7
のいずれか1項に記載の自動販売機の商品払出装置。 - 【請求項9】 前記収納搬送通路において上部ストッパ
ーの突出移動箇所よりも上方に位置する商品を収納搬送
通路の幅方向で上部ストッパーの配備側へ弾性付勢力に
より寄せる商品寄せ具を設けてある請求項1〜8のいず
れか1項に記載の自動販売機の商品払出装置。 - 【請求項10】 前記上部ストッパーの商品受止め面
に、その面上における受止め商品の座りを不安定化する
膨出部を設けてある請求項1〜9のいずれか1項に記載
の自動販売機の商品払出装置。 - 【請求項11】 前記下部支持手段には、最下端の商品
を受止め支持する受止め位置とその受止め商品を自重落
下させて放出する放出位置とに切り換え自在に構成され
た下部ストッパーと、この下部ストッパーを受止め位置
の側に付勢する下部ストッパー用の弾性付勢体と、下部
ストッパーを受止め位置でロックするロック機構とが備
えられ、 前記駆動機構は、上部ストッパーを待機位置と突出支持
位置とに切り換え操作するとともにロック機構をロック
状態とロック解除状態とに切り換え操作する構成にし、 この駆動機構は、駆動力により上部ストッパーを上部ス
トッパー用弾性付勢体の付勢力に抗して突出支持位置に
切り換えるとともに、ロック機構をロック用弾性付勢体
の付勢力に抗してロック解除状態に切り換えるアクチュ
エータを備える構成で、 アクチュエータの非駆動状態への切り換え時には、上部
ストッパーを上部ストッパー用弾性付勢体の付勢力によ
り待機位置に切り換えるとともに、それとは独立にロッ
ク機構をロック用弾性付勢体の付勢力によりロック状態
に切り換える構成にしてある請求項1〜10のいずれか
1項に記載の自動販売機の商品払出装置。 - 【請求項12】 前記下部支持手段には、最下端の商品
を受止め支持する受止め位置とその受止め商品を自重落
下させて放出する放出位置とに切り換え自在に構成され
た下部ストッパーと、この下部ストッパーを受止め位置
の側に付勢する下部ストッパー用の弾性付勢体と、下部
ストッパーを受止め位置でロックするロック機構とが備
えられ、 前記駆動機構は、上部ストッパーを待機位置と突出支持
位置とに切り換え操作するとともにロック機構をロック
状態とロック解除状態とに切り換え操作する構成にし、 下部ストッパーを、それが受止め位置でほぼ水平姿勢と
なり、かつ、放出位置で前下がりのほぼ縦姿勢となる揺
動構造にするのに、 下部ストッパーの基端部を連結した横向きの揺動支軸を
縦長の長孔に上下動自在に支持し、 下部ストッパーの下方にロアーリンクを配置して、ロア
ーリンクの下端部を前記揺動支軸と平行な姿勢で揺動支
軸の下方に位置する横向き軸芯周りで回転自在に支持
し、かつ、ロアーリンクの上端部を下部ストッパーの基
端部と先端部との間で下部ストッパー又は下部ストッパ
ーの連設部材に対し揺動支軸と平行な横向き軸芯周りで
回転自在に連結するとともに、 ロアーリンクをその下端部側の横向き軸芯周りで下部ス
トッパー用の弾性付勢体により揺動支軸からの離間側に
回転付勢し、 前記長孔における下部ストッパー側の孔縁の上部に、長
孔上端側ほど下部ストッパー寄りになる傾斜部を設けて
ある請求項1〜11のいずれか1項に記載の自動販売機
の商品払出装置。 - 【請求項13】 前記下部支持手段には、最下端の商品
を受止め支持する受止め位置とその受止め商品を自重落
下させて放出する放出位置とに切り換え自在に構成され
た下部ストッパーと、この下部ストッパーを受止め位置
の側に付勢する下部ストッパー用の弾性付勢体と、下部
ストッパーを受止め位置でロックするロック機構とが備
えられ、 前記駆動機構は、上部ストッパーを待機位置と突出支持
位置とに切り換え操作するとともにロック機構をロック
状態とロック解除状態とに切り換え操作する構成にし、 下部ストッパーを、それが受止め位置でほぼ水平姿勢と
なり、かつ、放出位置で前下がりのほぼ縦姿勢となる揺
動構造にするのに、 下部ストッパーの基端部を連結した横向きの揺動支軸を
縦長の長孔に上下動自在に支持し、 下部ストッパーの下方にロアーリンクを配置して、ロア
ーリンクの下端部を前記揺動支軸と平行な姿勢で揺動支
軸の下方に位置する横向き軸芯周りで回転自在に支持
し、かつ、ロアーリンクの上端部を下部ストッパーの基
端部と先端部との間で下部ストッパー又は下部ストッパ
ーの連設部材に対し揺動支軸と平行な横向き軸芯周りで
回転自在に連結するとともに、 ロアーリンクをその下端部側の横向き軸芯周りで下部ス
トッパー用の弾性付勢体により揺動支軸からの離間側に
回転付勢し、 前記長孔における下部ストッパー側の孔縁の下部に、長
孔下端部を下部ストッパー側に広げる段部を設けてある
請求項1〜12のいずれか1項に記載の自動販売機の商
品払出装置。 - 【請求項14】 前記下部支持手段には、最下端の商品
を受止め支持する受止め位置とその受止め商品を自重落
下させて放出する放出位置とに切り換え自在に構成され
た下部ストッパーと、この下部ストッパーを受止め位置
の側に付勢する下部ストッパー用の弾性付勢体と、下部
ストッパーを受止め位置でロックするロック機構とが備
えられ、 前記駆動機構は、上部ストッパーを待機位置と突出支持
位置とに切り換え操作するとともにロック機構をロック
状態とロック解除状態とに切り換え操作する構成にし、 下部ストッパーの放出位置への切り換わりに連動して下
部ストッパー用弾性付勢体としての引張コイルバネをそ
の側部への当接により屈曲変形させる付勢増強具を設け
てある請求項1〜13のいずれか1項に記載の自動販売
機の商品払出装置。 - 【請求項15】 前記下部支持手段には、最下端の商品
を受止め支持する受止め位置とその受止め商品を自重落
下させて放出する放出位置とに切り換え自在に構成され
た下部ストッパーと、この下部ストッパーを受止め位置
の側に付勢する下部ストッパー用の弾性付勢体と、下部
ストッパーを受止め位置でロックするロック機構とが備
えられ、 前記駆動機構は、上部ストッパーを待機位置と突出支持
位置とに切り換え操作するとともにロック機構をロック
状態とロック解除状態とに切り換え操作する構成にし、 ロック機構には、下部ストッパーの放出位置への切り換
わりを阻止する倒れ姿勢と下部ストッパーの放出位置へ
の切り換わりを許す立ち姿勢とにわたって横向き軸芯周
りで揺動自在なロックブロックと、下部ストッパーの受
止め位置への切り換わり時にロックブロックを下部スト
ッパーと連動させて倒れ姿勢に切り換わり作動させる連
動切換具と、前記駆動機構によるロック状態への切り換
え時にロック用弾性付勢体の付勢力によるロックブロッ
ク上方からの下方移動でロックブロックの立ち姿勢位置
に介入してロックブロックの立ち姿勢への切り換わりを
阻止するロック操作具とが備えられ、 ロックブロックとロック操作具とは、ロック操作具がそ
の下方移動において立ち姿勢にあるロックブロックの上
面部に当接したときロック操作具の下方移動力によりロ
ックブロックを倒れ姿勢の側に操作するカム機構構造に
してある請求項1〜14のいずれか1項に記載の自動販
売機の商品払出装置。 - 【請求項16】 前記下部支持手段には、最下端の商品
を受止め支持する受止め位置とその受止め商品を自重落
下させて放出する放出位置とに切り換え自在に構成され
た下部ストッパーと、この下部ストッパーを受止め位置
の側に付勢する下部ストッパー用の弾性付勢体と、下部
ストッパーを受止め位置でロックするロック機構とが備
えられ、 前記駆動機構は、上部ストッパーを待機位置と突出支持
位置とに切り換え操作するとともにロック機構をロック
状態とロック解除状態とに切り換え操作する構成にし、 ロック機構には、下部ストッパーの放出位置への切り換
わりを阻止する倒れ姿勢と下部ストッパーの放出位置へ
の切り換わりを許す立ち姿勢とにわたって横向き軸芯周
りで揺動自在なロックブロックと、下部ストッパーの受
止め位置への切り換わり時にロックブロックを下部スト
ッパーと連動させて倒れ姿勢に切り換わり作動させる連
動切換具と、前記駆動機構によるロック状態への切り換
え時にロック用弾性付勢体の付勢力によるロックブロッ
ク上方からの下方移動でロックブロックの立ち姿勢位置
に介入してロックブロックの立ち姿勢への切り換わりを
阻止するロック操作具とが備えられ、 連動切換具は、ロックブロックが倒れ姿勢に至った後、
下部ストッパーとロックブロックとの連動を解除した状
態で下部ストッパーを受止め位置に切り換わり作動させ
る構成にしてある請求項1〜15のいずれか1項に記載
の自動販売機の商品払出装置。 - 【請求項17】 前記収納搬送通路の両側壁部を形成す
る側板フレームを主装置フレームにおける商品長手方向
の両端部から収納搬送通路の側に突設し、 上部ストッパーを、商品長手方向の寸法が商品よりも長
尺の商品受止部と、その商品受止部における商品長手方
向の両端部から延設した一対の揺動アーム部とで構成
し、 これら揺動アーム部を両側板フレームに対し商品長手方
向に沿う横向き軸芯周りで揺動自在に連結する装置構成
において、 主装置フレームと側板フレームとの間へのスペーサの介
装により両側板フレームの商品長手方向における離間寸
法の変更が可能な構造にしてある請求項1〜16のいず
れか1項に記載の自動販売機の商品払出装置。 - 【請求項18】 前記収納搬送通路の両側壁部を形成す
る側板フレームを主装置フレームにおける商品長手方向
の両端部から収納搬送通路の側に突設し、 上部ストッパーを、商品長手方向の寸法が商品よりも長
尺の商品受止部と、その商品受止部における商品長手方
向の両端部から延設した一対の揺動アーム部とで構成
し、 側板フレームの収納搬送通路内方側に取り付ける内カバ
ーを設けて、この内カバーに形成した筒軸部と側板フレ
ームに形成した筒軸部との嵌合により軸芯方向が商品長
手方向に沿う枢支軸を形成し、 この枢支軸に対し揺動アーム部を内カバーと側板フレー
ムとの間に介在させた状態で揺動自在に連結する装置構
成において、 内カバーに形成の筒軸部と側板フレームに形成の筒軸部
とを嵌合させた状態における筒軸部軸芯周りでの内カバ
ーと側板フレームとの相対回転により相互係合して内カ
バーと側板フレームとを連結状態にする連結用係合部を
内カバーと側板フレームとに設け、 この連結用係合部により内カバーを取り付けた状態にあ
る側板フレームを主装置フレームに連結する連結操作に
伴い相互係合して内カバーの筒軸部軸芯周りでの回転を
不能にする廻止用係合部を主装置フレーム又は前記スペ
ーサと内カバーとに設けてある請求項1〜17のいずれ
か1項に記載の自動販売機の商品払出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002179982A JP2003323669A (ja) | 2002-02-26 | 2002-06-20 | 自動販売機の商品払出装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002049617 | 2002-02-26 | ||
JP2002-49617 | 2002-02-26 | ||
JP2002179982A JP2003323669A (ja) | 2002-02-26 | 2002-06-20 | 自動販売機の商品払出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003323669A true JP2003323669A (ja) | 2003-11-14 |
Family
ID=29551978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002179982A Withdrawn JP2003323669A (ja) | 2002-02-26 | 2002-06-20 | 自動販売機の商品払出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003323669A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115978495A (zh) * | 2023-01-04 | 2023-04-18 | 深圳市尚为照明有限公司 | 可移动照明灯塔 |
-
2002
- 2002-06-20 JP JP2002179982A patent/JP2003323669A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN115978495A (zh) * | 2023-01-04 | 2023-04-18 | 深圳市尚为照明有限公司 | 可移动照明灯塔 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060821 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20060821 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 |