JP2003322954A - ハーフトーン型位相シフトマスクブランク及びハーフトーン型位相シフトマスク - Google Patents

ハーフトーン型位相シフトマスクブランク及びハーフトーン型位相シフトマスク

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JP2003322954A
JP2003322954A JP2003036825A JP2003036825A JP2003322954A JP 2003322954 A JP2003322954 A JP 2003322954A JP 2003036825 A JP2003036825 A JP 2003036825A JP 2003036825 A JP2003036825 A JP 2003036825A JP 2003322954 A JP2003322954 A JP 2003322954A
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Masao Ushida
正男 牛田
Minoru Sakamoto
稔 坂本
Naoki Nishida
直樹 西田
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Hoya Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハーフトーン型位相シフトマスクにおける欠
陥或いは異物をより確実に検出できるようにする。 【解決手段】 透明基板上に、半透光膜パターン、及び
遮光膜パターンをこの順に積層してなるハーフトーン型
位相シフトマスクを、検査光に対する透明基板、半透光
膜パターン、及び遮光膜パターンの各反射率が、当該検
査光をこのマスクに照射した際の反射光に基づいて、半
透光膜パターン及び遮光膜パターンを検出できる程度の
相違を示すように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハーフトーン型位
相シフトマスクブランク及びハーフトーン型位相シフト
マスクに関し、特に高精度な検査が可能なハーフトーン
型位相シフトマスクブランク及びハーフトーン型位相シ
フトマスクに関する。
【0002】
【従来の技術】位相シフトマスクとしては、例えば、特
許文献1に開示されるような所謂ハーフトーン型の位相
シフトマスクがある。このハーフトーン型位相シフトマ
スクは、半透光膜パターンにおいて、露光光の位相をシ
フトせる機能と、露光光を実質的に遮る機能とを兼ねる
ので、構成が簡素で済むと云う特徴を有していた。とこ
ろが、この種のハーフトーン型位相シフトマスクにあっ
ては、縮小露光投影装置(ステッパ)のマスク(レチク
ル)として繰り返し使用した場合に、被覆部材(アパー
チャ)の光透過領域とレチクルの転写領域とのズレなど
に起因して、本来なら露光されるべきでない領域におい
て、実質的に露光されたのと同等の現象が起こり、パタ
ーン欠陥その他の不都合が生じ易いと云う問題を生じて
いた。
【0003】そこで、この問題を解決する技術が本出願
人により、特許文献2として既に出願されている。これ
らの技術によるハーフトーン型位相シフトマスクは、位
相シフト膜(半透光膜)パターンに加え、クロムを主成
分とする遮光膜パターン(遮光帯)を転写領域の外周部
に更に備えており、ステッパのレチクルとして繰り返し
使用した場合でも、露光されるべきでない領域を遮光膜
パターンによって確実に遮光できると云う効果を奏する
ものであった。
【0004】また、転写領域内においても半透光膜パタ
ーンの光透過性に基づく悪影響を防止するために、例え
ば、特許文献3に開示されているように、転写領域内に
おける半透光膜パターンの位相シフト効果に寄与しない
領域に遮光膜パターンを形成したものも提供されてい
る。
【0005】さらに、ハーフトーン型位相シフトマスク
においては、半透光膜パターン内に不要な光強度ピーク
(サイドロープ光)が現れることが知られている。特
に、近年においては、半透光膜の透過率が従来主流であ
った6%付近から9%付近、さらには15%付近へ高透
過率化する傾向にある。その場合、サイドロープ光の光
強度が大きくなるため、その影響が無視できなくなる。
そのため、転写領域内の半透光膜パターン上における、
少なくとも位相シフト効果に影響を与えず、かつサイド
ロープ光の光強度を低減するような位置に遮光膜パター
ンを形成した構成のハーフトーン型位相シフトマスクの
必要性が高まっているのが現状である。
【0006】
【特許文献1】特開平4-136854号公報
【特許文献2】特開平6-282063号公報
【特許文献3】特開平7-128840号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、位相シフト
マスクを使用する際に用いられる露光光としては、現在
i線(波長365nm)或いはKrFエキシマレーザ
(波長248nm)が主流であるが、それらよりも波長
の短いArFエキシマレーザ(波長193nm)或いは
F2エキシマレーザ(波長157nm)へと推移しつつ
ある。このように、使用する露光光が短波長化するに伴
い、パターンの微細化が可能となるが、その一方でマス
クの検査をさらに厳しく行うことが望まれる。
【0008】すなわち、上記のような遮光膜パターンを
具備するタイプのハーフトーン型位相シフトマスクにお
いては、当該位相シフト膜上の遮光膜をパターニングし
た際に、その遮光膜パターンにピンホールが形成されて
しまったり、或いは遮光膜が余剰に残ってしまうこと等
によって欠陥が生じることがあるので、その欠陥を確実
に検出することが望まれている。
【0009】しかしながら、従来のパターン欠陥の検査
として用いられている、検査光に対する透過光を用いた
検査装置(例えば、KLA300シリーズ)においては、位相
シフト膜(半透光膜)と遮光膜の透過率差を区別して認
識することが困難なので、位相シフト膜上における遮光
膜の欠陥を必ずしも全て確実に検出できるとは云い難か
った。
【0010】一方、従来主にマスク上の異物を検査する
装置として、検査光に対する反射光を用いた検査装置や
検査光に対する透過光と反射光を用いた検査装置(例え
ば、米国KLA-Tencor社製のSTARlight)がある。このよ
うな異物検査装置を用いた場合には、位相シフト膜と遮
光膜の反射率が異ならないと、遮光膜の余剰欠陥が検出
できないという課題があった。さらに、転写領域内に遮
光膜パターンが形成されている場合は、位相シフト膜パ
ターンと遮光膜パターンが区別して認識されなければ検
査ができないという課題があった。
【0011】ここで、フォトマスクの検査装置で使用す
る検査光の波長は、一世代前の露光波長が用いられるの
が実情であり、現在ではg線(波長488[nm])が
主流であるが、波長364[nm]の光、波長266
[nm]の光、および波長257[nm]の光へと推移
しつつある。
【0012】本発明の目的は、ハーフトーン型位相シフ
トマスクにおける欠陥或いは異物をより確実に検出でき
るようにすることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
れば、透明基板上に、露光光に対して所定の透過率及び
位相シフト量を有する半透光膜パターンと、この半透光
膜パターンの上に形成された遮光膜パターンと、を有す
るハーフトーン型位相シフトマスクにおいて、検査光に
対する前記透明基板、半透光膜パターン、及び遮光膜パ
ターンの各反射率が、当該検査光をこのマスクに照射し
た際の反射光に基づいて、前記半透光膜パターン及び遮
光膜パターンを検出できる程度の相違を示すように構成
されていることを特徴とするハーフトーン型位相シフト
マスクが提供される。
【0014】ここで、前記検査光としては、前記露光光
の波長よりも長い波長を有し、例えば200ナノメート
ルよりも波長の長い光が用いられる。具体的には、検査
光として、波長が364ナノメートルの光や、波長が2
66ナノメートルの光や、波長が257ナノメートルの
光等が用いられる。
【0015】本発明の具体的な態様によれば、第1の態
様によるハーフトーン型位相シフトマスクにおいて、前
記検査光に対しては、前記透明基板と前記半透光膜パタ
ーンとの反射率の差、前記半透光膜パターンと前記遮光
膜パターンとの反射率の差、及び前記透明基板と前記遮
光膜パターンとの反射率の差が何れも3パーセント以上
となるように構成されていることを特徴とするハーフト
ーン型位相シフトマスクも提供される。なお、前記遮光
膜パターンや前記半透光膜パターンにおける反射率の波
長依存性は、例えば当該各パターンの材料及び膜厚によ
って制御することができる。
【0016】本発明の具体的な態様によれば、露光光に
対し、3〜40パーセントの透過率を有し、位相シフト
量が略180°となるような半透光膜パターンを有する
ハーフトーン型位相シフトマスクも提供される。
【0017】本発明のさらに具体的な態様によれば、上
記何れかの態様によるハーフトーン型位相シフトマスク
において、前記露光光に対しては、前記透明基板、半透
光膜パターン、及び遮光膜パターンの各反射率が何れも
30パーセント以下となるように構成されていることを
特徴とするハーフトーン型位相シフトマスクが提供され
る。
【0018】本発明の第2の態様によれば、上記何れか
の態様によるハーフトーン型位相シフトマスクにおい
て、前記露光光が200ナノメートル以下の波長の光で
あることを特徴とするハーフトーン型位相シフトマスク
が提供される。具体的には、前記露光光としては、波長
が193ナノメートルの光や、波長が157ナノメート
ルの光などを用いることができる。
【0019】本発明の第3の態様によれば、上記何れか
の態様によるハーフトーン型位相シフトマスクにおい
て、前記遮光膜パターンが、転写領域内の前記半透光膜
パターン上に形成されていることを特徴とするハーフト
ーン型位相シフトマスクが提供される。
【0020】本発明の第4の態様によれば、上記何れか
の態様によるハーフトーン型位相シフトマスクにおい
て、前記半透光膜パターンが8〜30パーセントの透過
率を有するように構成されていることを特徴とするハー
フトーン型位相シフトマスクが提供される。この第4の
態様のように、半透光膜パターンを高透過率化する場合
には、当該マスクの転写領域内にも前記遮光膜パターン
を形成するのが好ましい。
【0021】本発明の第5の態様によれば、上記何れか
の態様によるハーフトーン型位相シフトマスクにおい
て、前記遮光膜パターンの最表側がクロムと酸素とを含
んで構成されていることを特徴とするハーフトーン型位
相シフトマスクが提供される。
【0022】この第5の態様においては、前記遮光膜パ
ターンの最表側に、さらに窒素を含有せしめてもよく、
その場合は当該窒素の含有量によって、前記遮光膜パタ
ーンにおける反射率の波長依存性を制御できる。
【0023】本発明の好ましい態様によれば、上記何れ
かの態様によるハーフトーン型位相シフトマスクにおい
て、前記遮光膜パターンの最表側が、クロムと酸素とを
含み且つ窒素を含まずに構成されていることを特徴とす
るハーフトーン型位相シフトマスクも提供される。
【0024】なお、前記遮光膜パターンは、前記半透光
膜パターンとの組み合わせにおいて、前記露光光に対し
充分な遮光性を発揮するように構成すればよい。従っ
て、本発明の具体的態様によれば、上記何れかの態様に
よるハーフトーン型位相シフトマスクにおいて、前記遮
光膜パターンの膜厚が60ナノメートル以下とされてい
ることを特徴とするハーフトーン型位相シフトマスクを
提供する。又、本発明の別の態様によれば、上記何れか
の態様によるハーフトーン型位相シフトマスクにおい
て、前記露光光に対し、前記遮光膜パターンと前記半透
光膜パターンとの積層膜の透過率が0.1パーセント以
下であることを特徴とするハーフトーン型位相シフトマ
スクを提供する。
【0025】本発明の第6の態様によれば、上記何れか
の態様によるハーフトーン型位相シフトマスクを製造す
る為の素材として用いられるハーフトーン型位相シフト
マスクブランクも提供される。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、実施の形態によるハーフ
トーン型位相シフトマスクブランクの構成を示す断面概
略図である。このハーフトーン型位相シフトマスクブラ
ンクは、透明基板1と、この透明基板1上に形成された
半透光膜2と、この半透光膜2上に形成された遮光膜3
とを有してなる。
【0027】半透光膜2は、露光光に対して所定の透過
率及び位相シフト量を有する。具体的には、半透光膜2
は、露光光に対して3〜40パーセントの高透過率を示
すように構成されている。
【0028】遮光膜3は、この遮光膜3と半透光膜2と
を積層した場合に、露光光に対して充分な遮光性を発揮
するように構成されている。具体的には、遮光膜3の膜
厚は50nm以下とされている。また、遮光膜3の最表
側には、適宜厚みの反射率調整部3aが形成されてい
る。この反射率調整部3aは、クロムと酸素を少なくと
も含んで構成されてあり、露光光に対しては反射防止機
能を発揮する。又、反射率調整部3aの厚み及び組成に
よって遮光膜3全体の反射率に対する波長依存性を制御
できる。
【0029】この反射率調整部3aは、単独の層(膜)
として形成するのが好ましいが、遮光膜3の全体又は一
部を当該膜厚方向に向かって組成が連続的に変化するよ
うに構成する場合には、その連続膜の一部であってもよ
い。以下、実施例1〜3により、このハーフトーン型位
相シフトマスクブランクの製造方法と、このハーフトー
ン型位相シフトマスクブランクを用いたハーフトーン型
位相シフトマスクの製造方法について具体的に説明す
る。
【0030】〔実施例1〕先ず、石英からなる基板を鏡
面研磨し所定の洗浄を施すことにより、縦6インチ×横
6インチ×厚み0.25インチの透明基板1を得た。
【0031】次いで、得られた透明基板1を静止対向型
スパッタリング装置内にロードし、モリブデン(Mo)
とシリコン(Si)の混合ターゲット(Mo:Si=
8:92[mol%])を用いて、アルゴン(Ar)、窒素
(N2)、及び酸素(O2)の混合ガス雰囲気(Ar流量
=10[sccm]、N流量=31[sccm]、O2流量=5[scc
m]、ガス圧力0.050[Pa])中で、反応性スパッタリ
ングを行うことにより、該透明基板1上に膜厚74[nm]
のMoSiON系の半透光膜2を成膜した。
【0032】その後、ホットプレート型アニ−ル装置を
用い、200[℃]にて10分間熱処理を行った。得られ
た半透光膜2は、露光光に対する透過率が9%、位相角
(位相シフト量)は略180°であった。
【0033】次いで、静止対向型スパッタリング装置を
用い、半透光膜2の上に、第1遮光膜31と、反射率調
整部3aとしての第2遮光膜32とを成膜することによ
り、遮光膜3を構成し、実施例1によるハーフトーン型
位相シフトマスクブランクを得た。
【0034】詳細には、先ず静止対向型スパッタリング
装置において、クロムターゲットを用い、ArとN2
混合ガス雰囲気(Ar流量=18.2[sccm]、N2流量
=7.8[sccm]、ガス圧力0.040[Pa])中で反応性
スパッタリングにより、半透光膜の上に膜厚400[Å]
のCrN(クロムと窒素を含むことを意味し、その含有
量を規定するものではない。以下、同様。)からなる第
1遮光膜31を形成した。このとき、スパッタリングパ
ワーは、1.5[kw]とした。
【0035】そして、静止対向型スパッタリング装置に
おいて、クロムターゲットを用い、ArとCO2の混合
ガス雰囲気(Ar流量=20[sccm]、CO2流量=3
3.3[sccm]、ガス圧力0.126[Pa])中で反応性ス
パッタリングにより、第1遮光膜の上に膜厚60[Å]の
CrCOからなる第2遮光膜32を形成した。なお、こ
のときスパッタパワーは1.0[kw]とした。
【0036】次いで、遮光膜3の上に、ポジ型電子線レ
ジスト(ZEP7000:日本ゼオン社製)4をスピンコート
法により膜厚が500[nm]となるように塗布した(図2
(a)参照)。次いで、ポジ型電子線レジスト4に対
し、所望のパターンをETEC社製のMEBESによって電子線
描画し、現像して第1レジストパターン41を形成し
た。
【0037】次いで、第1レジストパターン41をマス
クにして、遮光膜3を、塩素と酸素を使用したドライエ
ッチングによってパターニングすることにより、第1遮
光膜パターン311及び第2遮光膜パターン321を形
成した(図2(b)参照)。
【0038】次いで、第1レジストパターン41、第1
遮光膜パターン311、及び第2遮光膜パターン321
をマスクとして半透光膜2を、CF4/O2の混合ガスを
用い、圧力:0.4[Torr]、RFパワー:100[W]の条
件でドライエッチングして、半透光膜パターン21を形
成した(図2(c))。
【0039】次いで、第1レジストパターン41を剥離
して第1段階までパターンニングされたハーフト−ン型
位相シフトマスクの中間生成体を得た(図2(d)参
照)。
【0040】次いで、フォトレジスト(AZ1350:シプレ
イ社製)5をスピンコート法により膜厚500[nm]とな
るように塗布してベークした(図2(e))。次いで、
転写領域外周部の遮光帯及び転写領域内の半透光膜パタ
ーン上の遮光膜パターンとなるプログラムをETEC社製の
ALTA3000にて重ねて露光し、現像して第2レジストパタ
ーン51を形成した(図2(f)参照)。
【0041】次いで、第2レジストパターン51をマス
クにして、第1遮光膜パターン311及び第2遮光膜パ
ターン321を硝酸第2セリウムアンモニウムと過塩素
酸からなるエッチング液を用いてさらにパターニング
し、第1遮光膜パターン3111及び第2遮光膜パター
ン3211を完成した(図2(g)参照)。なお、これ
ら第1遮光膜パターン3111と第2遮光膜パターン3
211とで遮光膜パターンを構成する。この半透光膜上
の遮光膜パターンは、マスクの転写領域内においては、
サイドロープ光を低減することができ、かつ所望の位相
シフト効果を発現できるように、半透光膜の端部を露出
して形成されている。次いで、第2レジストパターン5
1を剥離し、しかる後、所定の洗浄を施して実施例1に
よるハーフトーン位相シフトマスクを得た(図2(h)
参照)。
【0042】〔第2実施例〕第1実施例の変形例とし
て、反射率調整部3aとしての第2遮光膜32の構成の
みを変えた。すなわち、第2実施例のハーフトーン型位
相シフトマスクブランクにおいては、静止対向型スパッ
タリング装置にて、クロムターゲットを用い、ArとO
2の混合ガス雰囲気(Ar流量=20[sccm]、O2流量=
50[sccm]、ガス圧力0.127[Pa])中で反応性スパ
ッタリングにより、第1遮光膜31の上に膜厚50[Å]
のCrOからなる第2遮光膜を形成した。なお、このと
き、スパッタパワーは、1.0[kw]とした。そして、こ
のハーフトーン型位相シフトマスクブランクを用い、実
施例1と同様の方法で、実施例2によるハーフトーン型
位相シフトマスクを得た。
【0043】〔第3実施例〕第1実施例の変形例とし
て、反射率調整部3aとしての第2遮光膜32の構成の
みを変えた。すなわち、第3実施例のハーフトーン型位
相シフトマスクブランクにおいては、静止対向型スパッ
タリング装置にて、クロムターゲットを用い、Ar、N
2、及びCO2の混合ガス雰囲気(Ar流量=20[scc
m]、N2流量=23.9[sccm]、CO2流量=9.4[scc
m]、ガス圧力0.092[Pa])中で反応性スパッタリン
グにより、第1遮光膜31の上に膜厚160[Å]のCr
CONからなる第2遮光膜を形成した。なお、このと
き、スパッタパワーは、1.0[kw]とした。そして、こ
のハーフトーン型位相シフトマスクブランクを用い、実
施例1と同様の方法で、実施例3によるハーフトーン型
位相シフトマスクを得た。
【0044】〔光学特性の測定結果〕実施例1〜3で得
たハーフト−ン位相シフトマスクの各々について、試験
光を照射して、透明基板1、半透光膜2(又は半透光膜
パターン、以下同じ。)、及び遮光膜3(又は遮光膜パ
ターン、以下同じ。)の反射率を測定した。なお、反射
率の測定には、日立分光光度計U-4000を用いた。
【0045】測定結果は、図3に示されている。同図
は、縦軸に反射率(%)をとり、横軸に試験光の波長[n
m]をとった反射率カーブを示す。同図中、符号A,B,
Cは、それぞれ実施例1,2,3による遮光膜3の反射
率カーブを示す。符号HTは、半透光膜2の反射率カー
ブを示す。符号QZは、透明基板1の反射率カーブを示
す。なお、半透光膜と透明基板は、実施例1〜3の全て
において共通している。
【0046】図3から分かるように、各実施例によるハ
ーフト−ン位相シフトマスクは、透明基板と半透光膜パ
ターンとの反射率の差、半透光膜パターンと遮光膜パタ
ーンとの反射率の差、及び透明基板と遮光膜パターンと
の反射率の差が何れも3パーセント以上となるような第
1の波長域が存在するように構成されている。
【0047】本発明者の研究によれば、このように透明
基板、半透光膜パターン、及び遮光膜パターンの各反射
率の差が3パーセント以上であれば、検査装置におい
て、当該各反射率の相違を認識できることが分かってい
る。なお、各反射率の差は、好ましくは5パーセント以
上であり、さらに好ましくは10パーセント以上であ
る。具体的には、透明基板と半透光膜パターンとの反射
率の差が3パーセント以上(好ましくは5%以上、さら
に好ましくは10%以上)あれば、検査装置において半
透光膜パターンを確実に検出できる。又、半透光膜パタ
ーンと遮光膜パターンとの反射率の差が3パーセント以
上(好ましくは5%以上、さらに好ましくは10%以
上)あれば、検査装置において遮光膜パターンを確実に
検出できる。その結果、検査装置においてこのマスクの
欠陥を確実に検出できる。
【0048】前記第1の波長域は、実施例1,2につい
ては、波長が略200[nm]以上の領域である。従っ
て、実施例1,2によるハーフトーン型位相シフトマス
クについては、200[nm]以上の波長を有する光を
検査光として使用できる。又、実施例3については、前
記第1の波長域は、波長が略290[nm]以上の領域
である。従って、実施例3によるハーフトーン型位相シ
フトマスクについては、290[nm]以上の波長を有
する光を検査光として使用できる。
【0049】また、同図から分かるように、各実施例に
よるハーフト−ン位相シフトマスクは、前記第1の波長
域においては、遮光膜パターンの方が、半透光膜パター
ンよりも高い反射率を示すように構成されており、これ
によって、クロム残りやピンホールなどの欠陥検査に特
に好適となっている。
【0050】また、同図に示すように、各実施例による
ハーフト−ン位相シフトマスクは、透明基板、半透光膜
パターン、及び遮光膜パターンの各反射率が何れも30
パーセント以下となるような第2の波長域がさらに存在
するように構成されている。
【0051】露光光に対する各反射率が30パーセント
以下であれば、該露光光に対する定在波の発生が防止さ
れて、転写パターンの精度を向上できる。また、このハ
ーフトーン型位相シフトマスクをレチクルとして使用し
た場合でも、ステッパによる露光時に光の乱反射による
悪影響が抑えられる。
【0052】さらに、このハーフトーン位相シフトマス
クを用いてパターン転写を行う際の露光光のみならず、
前述したポジ型電子線レジスト4に対するレーザ描画の
光源に使用するレーザ光に対する各反射率が30パーセ
ント以下であれば、ハーフトーン型位相シフトマスクそ
のものの寸法精度を向上できるようになる。
【0053】前記第2の波長域は、何れの実施例におい
ても波長200[nm]以下の領域である。従って、こ
の場合、露光光としては、具体的には波長193[nm]若
しくは波長157[nm]又はそれよりも波長の短い光を使
用できる。さらに、実施例3においては、460[nm]付
近以下の領域においても第2の波長域である。従って、
レーザ光をとして460[nm]以下の波長、具体的には3
64[nm]、266[nm]、257[nm]等について好適に用
いることができる。
【0054】〔遮光膜の反射率カーブについて〕図3に
示すように、実施例1〜3による遮光膜は、露光波長域
に対する反射率よりも、検査波長域に対する反射率の方
が大きくなるように構成されている点で類似する。しか
し、実施例1,2の遮光膜の反射率カーブA、Bでは、
波長の増大と共に、200[nm]付近から反射率が急峻に
立ち上がっている一方、実施例3の遮光膜の反射率カー
ブCでは、波長の増大に伴って反射率がブロードな立ち
上がりを示している点で両者は相違している。
【0055】そこで、実施例1,2の遮光膜と実施例3
の遮光膜とを比較すると、既述のように前者の反射率調
整部3aには窒素を全く含有せしめていないが、後者の
反射率調整部には窒素を含有せしめてある。このことか
ら、遮光膜における反射率の波長依存性は反射率調整部
3aに含有せしめる窒素の量で制御できると考えられ
る。
【0056】なお、実施例1、2による遮光膜の反射率
カーブA、Bは急峻な立ち上がりを示すので、こ実施例
1,2のハーフトーン型位相シフトマスクでは、波長3
64[nm]の光は勿論、波長257[nm]の光も検査光とし
て使用して好適である。一方、実施例3による遮光膜の
反射率カーブCはブロードな立ち上がりを示すので、実
施例3のハーフトーン型位相シフトマスクでは、波長2
57[nm]の光を検査光として使用する場合には、検査装
置が遮光膜パターンと半透光膜パターンのコントラスト
を認識できない懸念がある。そこで、欠陥検査波長にお
いて遮光膜と半透光膜とのコントラストを大きくとると
云う観点からは、反射率調整部3aには窒素を含有せし
めないのがよい。
【0057】以上、図3を参照して実施例1〜3につい
て考察したが、この図3から読み取れる具体的な数値を
次の表1、2に掲げる。表1は、透明基板(QZ)と半
透光膜(HT)について、波長と反射率の関係を示した
ものである。これらは実施例1〜3において共通する。
【表1】
【0058】表2は、実施例1〜3の遮光膜(A,B,
C)について、波長と反射率の関係を示したものであ
る。
【表2】
【0059】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明はこれに限られない。例えば、本発明の
ハーフトーン型位相シフトマスクブランクにおいては、
バッチ式或いは枚葉式の静止対向型スパッタリング装置
ではなく、インライン型のスパッタリング装置を用いて
遮光膜3を形成してもよい。その場合、遮光膜3は、そ
の厚み方向に向かって当該成分が連続的に変化するよう
構成される。
【0060】又、ハーフトーン型位相シフトマスクは、
検査光に対して半透光膜パターンの方が遮光膜パターン
よりも反射率が高くなるように構成してもよい。
【0061】その他、遮光膜パターンや半透光膜パター
ンの材料なども特に実施例に限定されるものではない。
【0062】半透光膜2は、金属、シリコン、窒素及び
/又は酸素から実質的になる単層、若しくはそれを積層
したもので構成できる。又、半透光膜2は、高透過率層
と低透過率層の多層構造によって構成してもよい。この
場合、高透過率層は、シリコン及び窒素、及び/又は酸
素から実質的になるもの、或いはこれにクロム、モリブ
デン、タンタル、タングステン、ジルコニウム、ハフニ
ウム等の金属を微量含めたもので構成できる。又、低透
過率層は、マグネシウム、アルミニウム、チタン、バナ
ジウム、クロム、イットリウム、ジルコニウム、ニオ
ブ、モリブデン、スズ、ランタン、タンタル、タングス
テン、シリコン、ハフニウムから選ばれる1種又は2種
以上の材料で構成できる。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、ハーフトーン型位相シ
フトマスクの欠陥或いは異物をより確実に検出できるよ
うになる。又、本発明によれば、ハーフトーン型位相シ
フトマスクの検査を、検査装置を用いて厳格にしかも容
易に行えるようになる。その結果、歩留まりよく安定し
てハーフトーン型位相シフトマスクを提供できるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態によるハーフトーン型位相シフトマ
スクブランクの構成を示す断面概略図。
【図2】実施例によるハーフトーン型位相シフトマスク
の製造方法を説明するための図。
【図3】実施例によるハーフトーン型位相シフトマスク
の反射率波長依存性を示す図。
【符号の説明】
1 透明基板 21 半透光膜パターン 3111 第1遮光膜パターン(遮光膜パターン) 3211 第2遮光膜パターン(遮光膜パターン)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西田 直樹 東京都新宿区中落合2丁目7番5号 HO YA株式会社内 Fターム(参考) 2H095 BB03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明基板上に、露光光に対して所定の透過
    率及び位相シフト量を有する半透光膜パターンと、この
    半透光膜パターンの上に形成された遮光膜パターンと、
    を有するハーフトーン型位相シフトマスクにおいて、 検査光に対する前記透明基板、半透光膜パターン、及び
    遮光膜パターンの各反射率が、当該検査光をこのマスク
    に照射した際の反射光に基づいて、前記半透光膜パター
    ン及び遮光膜パターンを検出できる程度の相違を示すよ
    うに構成されていることを特徴とするハーフトーン型位
    相シフトマスク。
  2. 【請求項2】前記露光光が200ナノメートル以下の波
    長の光であることを特徴とする請求項1記載のハーフト
    ーン型位相シフトマスク。
  3. 【請求項3】前記遮光膜パターンが転写領域内の前記半
    透光膜パターン上に形成されていることを特徴とする請
    求項1又は2記載のハーフトーン型位相シフトマスク。
  4. 【請求項4】前記半透光膜パターンが8〜30パーセン
    トの透過率を有するように構成されていることを特徴と
    する請求項1乃至3の何れか記載のハーフトーン型位相
    シフトマスク。
  5. 【請求項5】前記遮光膜パターンの最表側がクロムと酸
    素とを含んで構成されていることを特徴とする請求項1
    乃至4の何れか記載のハーフトーン型位相シフトマス
    ク。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5の何れか記載のハーフトー
    ン型位相シフトマスクを製造する為の素材として用いら
    れるハーフトーン型位相シフトマスクブランク。
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